サイボウズは10月13日、同社のグループウェアである「サイボウズ Office」において、スマートフォン専用画面やカスタムアプリのリマインダー通知機能などを導入した最新バージョン「サイボウズ Office 10.4」を提供開始した。なお、クラウド版の「サイボウズ Office on cybozu.com」は10月11日に最新版へアップデート済み。新たに搭載したスマートフォン専用画面はブラウザ経由でサイボウズOfficeを利用するため、端末にデータが残らず紛失・盗難時のリスクを抑えることができる。またスケジュール、メール、メッセージ、掲示板、ワークフロー、通知一覧の各機能において、スマートフォンからの閲覧や登録、コメントの書き込みを可能とした。リマインダー通知機能は、「カスタムアプリ」機能内で設定した期限になるとリマインド通知できる機能であり、「最新情報」に表示される。なお、同機能はクラウド版のみで提供する。同社は、サイボウズ Officeにおいて今後もモバイル機能の強化に注力していくとしており、第2弾としてクラウド版サイボウズ Office on cybozu.comの契約ユーザーを対象に、サイボウズ Officeの新着通知を受け取れるiPhone専用の無料アプリケーション「サイボウズ Office 新着通知 for iPhone」を2015年秋に提供する予定だ。
2015年10月14日アパレルブランド「NATURAL BEAUTY BASIC(ナチュラル ビューティ ベーシック」は、16歳でパリコレデビューを果たした人気モデル松岡モナを起用し、“今着たい”全30スタイリングを打ち出すスペシャルサイトを10月2日(金)よりオープン。スペシャルサイトでは、松岡さんのコンテンツを中心に、「JJ」、「AneCan」、「sweet」、「美人百花」など人気ファッション雑誌モデルによるスタイリングや、毎日更新される「NATURAL BEAUTY BASIC」の店舗スタッフによるよりリアルスタイリングなど、トレンドを押さえた最旬のスタイリングコンテンツが楽しめるので、秋のファッションコーディネートの参考になること間違いなし。今シーズンのトレンドカラーは、キャメルやレッド。松岡さんがクールでスタイリッシュな表情で着こなす「NATURAL BEAUTY BASIC」の今らしいアイテムを使った30スタイリングは必見。また店頭でも松岡さんの着こなし例を見られるタブロイドを配布するなどのプロモーションが展開されるので併せてチェックしてみてはいかが。(text:Miwa Ogata)
2015年10月02日ソニーマーケティングは、ハイレゾ対応のヘッドホン「h.ear」と「ウォークマン A」シリーズの新イメージキャラクターに、松岡モナさんらを起用することを発表。9月8日よりスペシャルWebサイトにて、4名が出演するコンセプトムービー「圧縮しない、この快感。」を公開した。コンセプトムービーでは、ハイレゾ音源がもたらす「ゾクゾクする」快感や、いつもの音楽が劇的に変わる悦びを4名の表情でみせる。モノクロ映像の中に鮮やかなカラーの「h.ear」と「ウォークマン」が映える。映像で流れる楽曲には、スタイリッシュな世界観を盛り上げるエンタメジャズバンド、カルメラの『犬、逃げた。』を用いた。10月10日からは、全国の家電量販店、ソニービルおよびソニーストアにて、「Hi-Res Tasting Spot」キャンペーンを展開。イメージキャラクター4名が選んだ楽曲を含め、数十曲のハイレゾ楽曲が試聴できるコーナーを設置する。
2015年09月09日スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ちます。ですから、スペック表を見れば専門用語のオンパレード……これではおいそれと比較できません。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「感圧タッチ」についてです。***感圧タッチ(Force Touch)とは、指先やスタイラスペンで押す力の強弱を利用した操作体系で、感圧センサーを利用したパネル(感圧方式)により実現されます。Apple Watchの液晶パネルやMacBookのトラックパッドに採用されたことで注目を集め、今後各社のスマートフォン/タブレットに採用されることが期待されています。従来の液晶パネルは、その多くがタッチセンサー技術として静電容量方式が採用されてきました。人体が発する静電気を感知する静電容量方式は、軽く触れただけで反応するため手書き入力しやすく、複数点の検出が可能(マルチタッチ)などのメリットがある反面、誤作動しやすいというデメリットがあります。感圧タッチを採用することのメリットには、操作バリエーションの増加が挙げられます。画面を軽くタッチしたときにはスタート、強めに押し込んだときはキャンセル、などとタッチの強弱でスマートフォン/タブレットの反応を変えることができます。たとえば、2015年8月にファーウェイが発表したAndroid端末「Ascend Mate S」は、操作時の指の力の入り方を感知し、画面の端を軽くスワイプしたときはムービー再生位置の調整、強くスワイプしたときは音量の調整と、同じ操作であるにもかかわらず力の入り具合で反応が異なります。ただし、感圧タッチのユーザインターフェイスは、Android OSでは正式にサポートされていません。公式発表されてはいませんが、前述したAscend Mate Sはファーウェイが持つ独自のユーザインターフェイス(Emotion UI)により感圧タッチを実現していると推測され、一般デベロッパーによる感圧タッチ対応のアプリは開発できないものと考えられます。いずれこの機能に完全対応したイラスト作成アプリが登場すれば、肉筆に近いタッチで描けるようになることでしょうが、それにはOSレベルでのサポートが待たれます。
2015年09月07日スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ちます。ですから、スペック表を見れば専門用語のオンパレード……これではおいそれと比較できません。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「生体認証」についてです。***個人情報のかたまりともいえるスマートフォンは、セキュリティに対する市場の要求がますます高まりつつあります。かつてはロック解除時にパスコードやパターンを入力する程度でしたが、スマートフォンに資金決済の役割が期待されるようになった背景もあり、体の一部を判断材料とすることでより厳密に個人を特定できる「生体認証」をサポートする端末が増えています。現在スマートフォンで利用される生体認証は、「指紋認証」が主流です。高精度センサーで指紋を読み取ることで、端末の正統な所有者かどうかを判定します。以前はAndroid端末にもメーカー独自機能として採用されていましたが、指を押さえたままで認証する技術を持つ企業がAppleに買収されたことにより、Galaxy S6シリーズなど一部を除き、Android端末での採用事例は急減しました。バージョン4以降のAndorid OSでは顔認証もサポートされていますが、Android 5.0 Lollipopでは「トラステッドフェイス」として機能強化されました。登録済の顔とインカメラで映した顔が一致するかどうかで認証する技術で、まばたきしなければ認証が通らない(顔写真でだませない)などの改良が施されていますが、認証に時間がかかるうえ暗い場所では使えないため、あまり普及していません。Android OSの次期バージョン「Marshmallow」では、OS標準の機能として指紋認証をサポートします。指紋認証用センサーの搭載が条件にはなるものの、端末のロック解除はもちろんGoogle Playでの支払いなどにも利用できるようになります。今後はAndroid端末でも、指紋認証をサポートする機種が増えそうです。メーカー独自の技術も進展しています。富士通がARROWS NX F-04Gで採用した「虹彩認証」は、ひとりひとりで異なるとされる虹彩(瞳孔の周縁部分)のシワを検出、個人を特定します。最初の登録に時間がかかる、ロック解除以外使えないなど改良の余地はありつつも、認識精度の高さは指紋認証を上回るとされる技術ですから、今後普及する可能性は大です。
2015年08月31日スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ちます。ですから、スペック表を見れば専門用語のオンパレード……これではおいそれと比較できません。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は『MIL規格』についてです。***MIL規格は、米軍が調達する物資の規格/評価ガイドラインです。その対象は武器や大型運搬機、腕時計やスマートフォンなどの精密機器/電子機器、被服やアクセサリ類まで多岐にわたります。極端な気温の上下やほこりの多い場所など、過酷な条件下での使用に耐えうる製品であることの裏付けとなります。その規格番号は「MIL-○○○」の部分には標準を意味する「STD」、仕様を意味する「SPEC」などが入れられ、「△△△」の部分には規格番号、「□」の部分にはリビジョンがアルファベットで入れられます。「MIL-STD-810G」を例にすると、米軍標準810号の第7版ということがわかります。スマートフォンや小型電子機器に関係するMIL規格としては、耐環境性試験の規格であるMIL-STD-810、MIL-STD-188(電気通信)、MIL-STD-202(電子部品)などがあります。そのうちMIL-STD-810には、低高温環境での動作や許容範囲、湿度や水分/塩分に対する耐久力を測定するための基準とテスト方法が示されています。たとえば、京セラが2015年2月に発表したAndroid端末「DIGNO U」は、耐衝撃/耐振動/防湿/温度耐久/塩水耐久など複数のテストをクリアし、MIL-STD-810G準拠の製品として販売されています。そのうち耐衝撃性については、テスト方法(516.6:Shock-ProcedureIV)を示したうえで、製品を1.22mの高さから合板に26方向で落下させたことが明らかにされています。定められたテストのすべてをクリアする必要はなく、取得した認証についてテストの手順と結果を示せば足ります。MIL規格の詳細は、国防総省標準化プログラムのWEBサイト(下記)から参照できます。
2015年08月15日スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ち、様々な部品や技術が搭載されています。そんなスマートフォンのカタログを見たときに、専門用語 のオンパレード……と思ったことはないでしょうか。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「インカメラ」についてです。***現行モデルのスマートフォンは、その多くが2台のカメラを搭載しています。1台は背面に、もう1台は液晶パネル側に搭載することで、自分が見る景色と手前方向の両方をスマートフォンの向きを変えることなく撮影できます。そのうち手前方向を撮影するカメラが「インカメラ」で、ビデオ通話や自撮り(セルフィー)が主な目的です。基本的には、それなりの水準で撮影できればいいという扱いのカメラであり、風景や人物を美しく撮ることが求められる背面側のカメラ(アウトカメラ)と比較すると、スペック的には劣後したものが採用されてきました。具体的には、アウトカメラのほうが解像度が高く、レンズのF値も少ない(少ないほど明るい)傾向にあります。アウトカメラにはほぼ確実に用意されているフラッシュも、インカメラでは見かけません。鏡が取り付けられたセルフィー用の棒(自撮り棒)が販売されていますが、これは画質に優れるアウトカメラでセルフィーするための仕掛けです。しかし、セルフィーの需要が高まるにつれ、インカメラの性能/画質が重視されるようになりました。日本より早くセルフィー人気が定着した海外ではその傾向が顕著で、アウトカメラ並の画素数を持つインカメラを備えたAndroid端末が多数発売されています。日本におけるセルフィー需要は高まりつつあり、国内メーカーも動き出しました。ソニーモバイルが8月に発表したXperiaの新モデル「Xperia C5 Ultra」(国内発売未定)は、イン/アウトとも画素数が同じ1300万画素の「Exmor RS for Mobile」センサーを採用、そのうえインカメラ側にもオートフォーカス機能とフラッシュを装備しています。インカメラの画質に不満を感じている消費者が多いという調査報告も出ていますから、今後インカメラの性能を重視した新製品が増える可能性は高いといえそうです。(記事提供: マイナビニュース・携帯ch)
2015年08月14日スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ちます。ですから、スペック表を見れば専門用語のオンパレード……これではおいそれと比較できません。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「AOSP」についてです。***AOSPとは「Android Open Source Project」、すなわちオープンソースプロジェクトとしてのAndroid全体の開発活動を意味します。たとえば、Google内部で開発を進めるAndroidの次期バージョンに相当するプログラムは、その時点では外部ユーザがソースコードを閲覧することはできませんが、AOSPとして公開されるとオープンソースソフトウェアライセンスが適用され、自由に閲覧/再利用できるようになります。見方を変えると、AOSPはAndroid OSの「標準形」ということができます。Android OSは、端末メーカーがGoogleとのライセンス契約の範囲内で改変することが可能ですが、その基準となるのがAOSPです。端末メーカーが手を加える前の、いわば"すっぴん"の状態のAndroid OSがAOSP、と言い換えてもいいでしょう。端末メーカーによっては、最新版のAOSPが動作するよう必要最低限の自社端末向け改変をくわえ、ソースコードを公開しています。たとえば、SONY Mobileは2014年秋にXperia Z1/Z2/M2向けにAOSP版 Android 4.4(KitKat)のソースコードを公開し、ユーザの手でコンパイル(ソースコードから実行形式のファイル/アプリを生成する作業)できるようにしています。ただし、ブラウザを指していう場合、AOSPという言葉のニュアンスは変わってきます。Android 4.3まで、Android OSには「Chrome」と「ブラウザ」という2つのWEBブラウザが標準装備されてきましたが、そのうち後者は「AOSPブラウザ」と呼ばれることがあります。Android OSの一部として開発が進められてきましたが、すでに開発は終了され、KitKat以降は最新のウェブ技術に対応した「Chrome」がメインのWEBブラウザとなっています。
2015年08月02日Marshall Headphonesは7月17日、音楽に特化したスマートフォン「Marshall London」を発表した。事前予約を受け付けており、同社のWebサイトでの販売価格は549ユーロ。8月下旬より出荷される。Marshall Londonは、ギターアンプなどで有名なMarshallブランドならではのスマートフォン。ウォルフソンのオーディオハブチップ「WM8281」を搭載しており、192kHz/24bitまでのハイレゾ音源を再生できる。フロントには13×18mmのスピーカーを2基搭載。付属するイヤホンも当然、Marshall Headphones製だ。φ3.6mmステレオミニジャックを2基装備しており、2人のユーザーが同時に音楽を聴くことができる。上部には、音楽再生機能を呼び出すためのハードウエアボタン、側面にはホイールタイプのボリュームコントローラーを装備している。2本のマイクを内蔵しており、4chレコーディングアプリLoopStackもプリインストール。今年後半には、DJアプリも用意される予定だ。OSはAndroid 5.02、CPUはQualcom Snapdragon 410(1.2GHz/4コア)。ディスプレイサイズは4.7型で、本体サイズはW70.4×D9.8×H140.4mm。Bluetooth 4.1、aptXコーデックもサポートする。バッテリー容量は2,500mAh。同社製のスピーカーなどと統一感のあるデザインも特徴だ。
2015年07月21日スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ちます。ですから、スペック表を見れば専門用語のオンパレード……これではおいそれと比較できません。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「Quick Charge 2.0」についてです。***Quick Charge 2.0は、米Quallcommが開発したスマートフォン/タブレットの高速充電規格です。同規格に対応した端末(対応チップを搭載した端末)と充電器(ACアダプタ)を組み合わせて利用することにより、従来より高速に充電を行うことができます。2015年6月現在、Quick Charge 2.0に対応するスマートフォンはAndroid端末のみです。2014年夏モデルから市場に投入されはじめ、auとソフトバンクでは同じ「Quick Charge 2.0」、NTTドコモでは「急速充電2」という名称で端末と充電器が展開されています。USB 2.0/3.0の規格では、電圧は5V、電流は500mA(USB 2.0)と900mA(USB 3.0)が上限とされていますが、Quick Charge 2.0は電圧を9Vまたは12Vにすることで"時間あたりの電力"を増やします。電流を変えなくても、電圧を変えれば充電速度を高めることができるのです。たとえば、1.8A出力可能なACアダプタがあるとします。従来方式では5V×1.8Aで9Wの出力が上限でしたが、電流が同じ1.8Aでも9Vならば16.2W、12Vならば21.6Wになります。この場合のW(ワット)は1秒あたりに流れる電力を意味しますから、時間あたりの電力が増すことがわかります。なお、Quick Charge 2.0対応端末にはバッテリー前段に降圧回路が搭載されており、バッテリーに供給される電圧は4.2Vです。電圧を下げたぶんバッテリーに流れる電流は増えるため、充電速度がアップするのです。降圧は9V→4.2Vと12V→4.2Vだけでなく、5V→4.2Vに対しても行われますから、Quick Charge 2.0非対応の従来型充電器も利用できます。Quick Charge 2.0対応の充電器も、9V/12V非対応の従来型端末で利用できます。充電開始時はUSBの規格上問題ない5Vを利用し、その後端末側がQuick Charge 2.0対応(9V/12V対応)であることを確認できれば、電圧を9V/12Vに切り替えて充電を再開するしくみです。充電速度は端末の仕様にもよりますが、従来の充電方式よりおおむね20、30%ほど高速化されています。ただし、バッテリー容量上限に近づくと電流が減る仕様ですから、バッテリー残量が60%を超えるあたりから速度差は減ってきます。Quick Charge 2.0の強みが生きるのは、バッテリー残量が下限に近い状態からの急速充電と言っていいでしょう。
2015年06月28日オリックス銀行は4日、個人向けインターネット取引専用預金「eダイレクト預金」において、顧客向けスマートフォンサイトの運営を開始した。同スマートフォンサイトでは、文字サイズや行間隔を拡大し、顧客にとって必要な情報を見つけ出しやすく、使いやすいデザインとしているという。スマートフォンでの利用に最適化した操作性の高い画面にて、定期預金作成や残高照会、振り込み手続きなどのサービスが利用できる。2014年12月に発売開始した「eダイレクト2週間定期預金」など、短期で満期を迎える定期預金の振り替えなども、場所を選ばずスマートフォンで行うことができるとしている。○アクセス方法スマートフォンからオリックス銀行ウェブサイトにアクセスし、「ログイン」画面から「eダイレクト預金」を選択の上、ログインする○推奨環境iPhone標準のSafari(iOS7.1、iOS8.0、iOS8.1)Android搭載端末標準のブラウザ(Android4.2、Android4.4、Android 5.0)○画面イメージ「eダイレクト預金」は2001年3月の発売以来、多くの顧客に利用されているという。オリックス銀行は、今後も顧客の幅広いニーズに応えることができるよう、利便性を高めるサービスの拡充に努めていくとしている。
2015年06月06日京都銀行は18日、京銀ダイレクトバンキングの「スマートフォンバンキング」の機能を拡充した。同行では、2012年4月に、スマートフォンで「残高照会」「入出金明細照会」「振込・振替」を終日(24時間)利用できる「スマートフォンバンキング」の取り扱いを開始した。このたび、新たに「投資信託のお取引」や「税金・各種料金の払込み」などのメニューを追加し、サービス・機能を拡充したという。さらに、これまでよりも見やすく分かりやすい画面にリニューアルし、顧客はより一層便利に利用できるようになったとしている。利用できるのは、京銀ダイレクトバンキングのインターネットバンキングを契約している顧客で、「スマートフォンバンキング」の利用登録をしている人。今後も、多様化する顧客のニーズに応えるため、利便性と安全性を兼ね備えた質の高いサービスの提供を目指していくとしている。○機能拡充の内容についてスマートフォンバンキングのサービスメニューを拡充スマートフォンバンキングで「投資信託のお取引」や「税金・各種料金の払込み」などの取扱いを新たに開始する。インターネットバンキングと同等のサービスメニューが利用できるスマートフォンバンキングの画面をリニューアルスマートフォンでも操作しやすいよう、見やすく、分かりやすい画面にリニューアルする
2015年05月19日佐川急便は5月8日、4月よりスマートフォンを利用した「電子サイン」を一部エリアで開始したことを発表した。これにより、スマートフォンの画面に専用のタッチペンでサインするだけで荷物の受領が可能になる。今まで受領印データの提供は配達日翌日以降の対応となっていたが、電子サインにより、最短5分で確認が可能となる。また、複数個の荷物に対しても一括サインができるため、顧客の時間を短縮できる。同社は、2017年度までに全国の配達員5万人にスマートフォンを配備することを想定している。配達員にスマートフォンを持たせることで、顧客に新商品や新サービスの情報を画面で見てもらい、その場で提案するといったことも可能になるという。
2015年05月09日グリーアドバタイジングは3月27日、ドイツのモバイルアナリティクス企業「adjust」とパートナーシップ契約を締結し、adjustが提供しているスマートフォン向けアナリティクスツール「adjust」の正規販売代理店としてサービスの提供を開始したと発表した。同ツールは広告出稿に対して、売上、イベント数、セッション数、インストール数、クリック数といった定量データに加え、コホート分析に基づいて、広告がどのような効果をもたらしたかを可視化して提供するもの。FacebookおよびTwitterのモバイルメジャーメントパートナーであり、そのほか国内外の主要300社以上のメディアと連携している。グリーアドバタイジングは、グリーのグループ会社で、国内およびグローバルに展開する広告主のプロモーション活動支援をするグローバルエージェンシー。モバイル領域におけるグリーグループのノウハウを活用し、広告主向けにはマーケティングキャンペーンの最適化を、媒体社向けには、媒体収益の最大化を行っている。今回、adjustの認定パートナーとなったため、国内外の広告主やアプリケーションデベロッパーに対し、高度な分析、費用対効果の高い広告出稿が可能になる同ツールを提供することとなった。
2015年03月30日iPhoneに付属のイヤフォン「EarPods」には、ケーブルの中ほどに小さなリモコンが用意されている。刻印されているのは「+」と「-」のみ、その間にはグレーの凹みが見えるばかり。一見すると音量調整しかできなそうだが、実はかなり多機能だ。中間のグレー部分はクリック感のあるボタン(以下、中央ボタン)になっており、1回押せば音楽を再生/一時停止することができる。次の曲にスキップする場合は中央ボタンをすばやく2回、前の曲に戻る場合はすばやく3回押せばいい。早送り/巻き戻しにも利用できる。中央ボタンをすばやく2回押し、押したままにしておけば曲を早送りできる。すばやく3回押してそのままにすれば、巻き戻しだ。iPhoneの画面をタッチしなくても、かなりの曲操作が可能なことがわかるはずだ。Siriに命令するときにも使える。iPhone本体を耳もとにあてなくても、ホームボタンを押さなくても、リモコンの中央ボタンをしばらく押せばOK。ププッと音がしてSiriが起動するので、なにか命令すればいい。リモコンには極小のマイクが内蔵されているので、iPhoneの位置を意識しながら話す必要はない。あまり知られていないが覚えておくと便利な機能は「着信拒否」だろう。電話の着信があったとき中央ボタンを2~3秒ほど長押ししてから離すと、呼び出し音が鳴り止み着信拒否したことがわかる。なお、クリック(短く押す)では着信に応答してしまうことになるので、2秒以上押すことを心がけよう。
2015年03月14日スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ちます。ですから、スペック表を見れば専門用語のオンパレード……これではおいそれと比較できません。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「eMMC」についてです。eMMC(Embedded Multi Media Card)は、NANDフラッシュメモリと制御回路からなる記憶装置の1種です。その名のとおりメモリカード規格「MMC」(SDカードの基礎となったメモリカード)に由来しますが、現在ではもっぱら基板に実装されたフラッシュメモリにMMC互換の接続性を持たせるために利用されているため、外見はカード型ではありません。フラッシュメモリを利用した記憶装置といえば、パソコンなどを中心にSSDが普及していますが、eMMCはSSDほど高速ではありません。しかしハードディスク(HDD)に比べると構造がシンプルで、より高速に読み書きできるため、スマートフォンやタブレットでの採用が進んでいます。いわゆる内蔵メモリ/ストレージ、Android端末の場合は内蔵ROMとも呼ばれる部分にeMMCが活用されているのです。SSDに比べ小型化が容易なことと消費電力が低いことも、スマートフォンやタブレットでの採用が進む理由といえます。大量・大容量のファイルを高速に読み書きする性能が求められるパソコンに比べ、データ転送性能への要求がシビアではないことも理由です。eMMCの規格はJEDEC(電子素子技術連合評議会)で策定され、バージョンが上がるごとに最大転送速度が向上しています。eMMC 4.5からは最大200MB/秒のHS200モード、eMMC 5.0からは最大400MB/秒のHS400モードがサポートされるようになりました。より高速なUFS(Universal Flash Storage)が後継規格として期待され、サムスンなどの企業が量産を開始していますが、スマートフォン/タブレットにおいてはeMMCが主流という状況はもうしばらく続くことでしょう。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月13日スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ちます。ですから、スペック表を見れば専門用語のオンパレード……これではおいそれと比較できません。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「ワイヤレス給電」についてです。***ワイヤレス給電は、非接触/無接点で電力を供給する技術の総称です。金属接点を使わないため、端子やコネクタ、電源ケーブルが不要なことが最大の特徴でありメリットです。電動歯ブラシなど消費電力が小さい機器向けには以前から実用化が進んでいますが、従来技術ではスマートフォン向けとしては供給電力が小さく、より大きな電力を供給できる規格の策定が進められてきました。民生機器向けワイヤレス給電の技術は、「電磁誘導方式」と「磁気共鳴方式」に大別できます。前者はすでに製品化が進められており、ワイヤレス・パワー・コンソーシアム(WPC)が中心となり策定された「Qi(チー)」と、パワー・マッターズ・アライアンスの規格(PMA)が知られています。スマートフォンの分野では、ここ日本ではQiが先行しています。Nexusシリーズに採用されているほか、NTTドコモがAndroid端末に「おくだけ充電」として採用を進めています。WPCには多くの日本メーカーが参加しており、飲食店にQi対応の非接触充電マットを設置する試みも行われています。MR方式では、アライアンス・フォー・ワイヤレス・パワー(A4WP)が策定した規格が有望視されてきましたが、2015年中頃をめどにPMAとの統合が発表されています。PMAとA4WPは基づく技術方式が異なりますが、単一規格とはせずそれぞれの長所をオプション化し、利用シーンに応じて最適な技術を選択できるようにする方針です。しかし、NTTドコモの2014-2015春冬モデルに「おくだけ充電」対応端末が見られなかったように、急速に普及する気配はありません。これは、需要が少ないというより、現行のQi規格が急速充電に対応していないため、大容量バッテリーの充電には時間がかかってしまうことが原因と推測されます。もっとも、Qiを例にすると、15W給電を可能にする新仕様(Volume II Middle Power)が策定され、2014年末には対応チップの提供も開始されていますから、再び対応端末が増える可能性はあります。他の方式/技術も給電力の増強に力を入れていることから、長期的にはワイヤレス給電が普及していくと見てよさそうです。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年03月12日スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ちます。ですから、スペック表を見れば専門用語のオンパレード……これではおいそれと比較できません。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「ネットワーク利用制限」についてです。***ネットワーク利用制限とは、スマートフォンを含む携帯電話機に割り当てられた固有ID(製造番号)を携帯キャリアのシステムに登録することで、その端末の利用を制限する機能のことです。端末がネットワーク利用制限されてしまうと、一定の条件に当てはまる場合、通信/通話ができなくなります。2015年2月現在、日本ではNTTドコモとau/KDDI、ソフトバンクモバイル(系列のEMOBILEとY!mobileを含む)が本機能を導入しています。この機能が導入された背景には、携帯電話の不正利用対策および犯罪防止があります。端末の固有IDを利用して制限するため、SIMカードを入れ替えても通信/通話はできません。ネットワーク利用制限が適用される例としては、ユーザーから盗難被害の申し出があった場合、契約時の本人確認書類が偽造されたものと確認された場合、分割購入の支払いが一定期間遅延している場合などが挙げられます。端末がネットワーク利用制限されているかどうかは、携帯電話会社のWEBサイトで確認できます。端末の設定メニューや貼られているシールなどに記載されている「IMEI」(au/KDDIの場合「MEID」も使用可)を入力すると、すぐにネットワーク利用制限の状況が表示されます。いずれの携帯電話会社も、ネットワーク利用制限されている端末には「×」、されていない端末には「○」を表示します。分割購入中の端末や支払い方法が窓口払いに変更された端末など、今後制限される可能性がある端末は「△」が表示されますが、その基準は携帯電話会社によって多少の違いがあります。なお、各社とも一度「×」を設定した端末はネットワーク利用制限解除には応じない方針です。「△」であったとしても、元の持ち主の状況によっては「×」に変わる可能性もありますから、中古品を入手する場合は事前にじゅうぶん確認する必要があります。
2015年02月25日外出時はもちろん、寝るときも肌身離さず身につけている――財布よりも大事といっても大げさではないかもしれないスマートフォン。思い出の写真、大事なメッセージのほか、仕事でのやりとりも保存されているという人もおられるだろう。つまり、スマートフォンに万が一のことがあると大変なわけだ。では、皆さんのスマートフォンの安全対策は大丈夫だろうか? Hongkiat.comの記事「5 Simple Steps To Keeping Your Smartphone (And Data) Safe)」を参考に、スマートフォンを安全に守る5つの簡単な方法をおさらいしよう。○ロック画面を使いこなすAndroidでもiPhoneでも、ほぼすべてのスマートフォンに備わるロック画面は、最も基本的なセキュリティ対策と言える。もし、スマートフォンでメッセージ画面を開いている時に急な用事で離席することになったら、机の上に置きっ放しにしたとしても、一定時間後に画面が自動的にロックされる。これなら、隣の席の人や通りかかった人に見られることはない。よって、自動ロックを無効にしているのなら、有効にしよう。設定からパスコードロックの設定画面を開くと、「1分後」「2分後」など、自動ロックがかかるまでの経過時間を選択できる。だが、ロック画面で入力するパスコードは、総当たり攻撃(あらゆる数の組み合わせを試すハッキング手法)により(時間さえかければ)破ることができる。そこで、iPhoneでは違うパスワードが一定回数入力されるとデータを消去するという機能を提供している。これも、パスコードロックからデータの消去を選択すればよい。このほか、パスコードを定期的に変えることも有効なセキュリティ対策だ。この場合もパスコードロック画面から行える。これを機に、設定画面でどのようなことができるのかをチェックしておくのも悪くなさそうだ。Androidユーザーの場合、データ削除機能はデフォルトでは提供されない。だが、同じようなデータ削除機能を提供するアプリによって対策が可能だ。その1つが無料アプリの「Locker」「Locker」で、Android 4.1以上に対応している。○使っていない機能はオフにするBluetooth、NFC、位置情報サービス、Wi-Fiなどの無線通信機能は、使っていない時はオフにするのが望ましいという。攻撃者によって無線経由で知らない間にアクセスされるおそれがあるからだ。特にBluetoothと位置情報は、ユーザーが知らない間にアプリが位置情報データを取得する可能性があることなどから、使っていない時はオフにするよう呼びかけている。これは、バッテリー持続時間の改善にもつながるという副産物も生むので実行したい。○怪しいアプリはダウンロードしないアプリの中には、ユーザーの許可なくユーザー情報を不正取得するものもある。Google PlayはAppleのApp Storeと比べると審査が緩いというのは有名な話だ。Androidユーザーは、ダウンロードする前に提供元をちゃんと確認するなど、十分注意しよう。どこの会社が作っているのか、聞いたことのない会社なら検索して他にどんなアプリを公開しているのかをチェックする。また、他のユーザーが残したレビューでも情報を得られることがあるので、目を通しておこう。もちろん、Google Play外からのアプリダウンロードは、上級者ではない限りしないほうが無難だろう。○フィッシングやウイルスに注意するPCの脅威として散々警告されてきたウイルスだが、モバイルの世界でも現実のものとなりつつある。ここでもやはり、Androidは要注意だ。外部アプリを簡単にインストールできてしまう自由さは、裏を返すと危険が高いことを意味する。だが、ウイルスあるところにセキュリティソフトあり――PCで言う「ウイルス対策ソフト」のようなスキャンアプリがAndroid向けに存在する。PCでおなじみのセキュリティベンダーはだいたいAndroid向けの製品を提供しており、なかには無償のものもある。iPhoneは、Appleの審査の厳しさ(=自由のなさ)から「差し迫った必要性はないだろう」としている。だが、見知らぬ人からのSMSやメールにリンクが入っている場合はクリックしないように。○盗難・紛失対策を打っておく最後のステップは端末が手元になくなった時だ。「落とした」「忘れた」はもちろん、海外なら「盗まれた」も多い。iPhoneもAndroidも、デバイスの所在地を特定できる機能を提供している。この機能の使い方は、キャリアも教えてくれるはずだ。いざという時のために、まだスマホが手元にある今、機能を把握しておこう。
2015年02月16日2015年1月、京都にある彫刻家・名和晃平が主宰するプラットフォーム「サンドイッチ(SANDWICH)」でファッション撮影が行われた。モデルは松岡モナ。フォトグラファー・鈴木親が、名和制作の全高約4.8mに及ぶ、松岡をモチーフにしたアート作品と共に生身の彼女を次々にシューティングしていった。2014年最も活躍した日本人モデルであろう、松岡。撮影を終えたばかりの彼女にモデルという仕事を聞いた。ここ数年の躍進は目覚ましい。転機は二つある。「モデル事務所『イマージュ(image)』に所属したことと、伊勢丹新宿店リモデルのミューズに選ばれたこと」という。「2年前の伊勢丹リモデルビジュアル撮影で、カメラマンの篠山紀信さんと初めて出会いました。紀信さんは、変態おじさん(笑)。だけと、女性の魅力を引き出すのはすごく上手。1カット数枚しか撮らないので、すごくスピーディーな撮影なんです。でも、完成した作品を見た時、短い時間だったけど実は構図などすごく考えて撮影していたことに気づかされました」と当時を振り返る。イマージュに入ってからは、海外での仕事が増えた。そして、海外ブランドのコレクションショーに出られる16歳になった2014年春夏シーズンでは、「ケンゾー(KENZO)」「シャネル(CHANEL)」「ミュウミュウ(MIUMIU)」など、名だたるブランドのランウエイを歩くことになる。凛々しく大舞台をウォーキングする彼女を、まさに世界中の人が目にすることとなったのだ。コレクションシーズンが始まると1ヶ月に渡り、オーディション、キャットウォークと、移動を繰り返しながら各国を回るハードなスケジュールが続く。プロのモデルとして、慣れない土地での食事やスキンケア、モデルなりの体型維持には気をつけているという。普段から肌の保湿を欠かさず、食事もオーガニックなものを取ったりしているそうだ。「最近はケールを食べるようになりました。青山のTHREE CAFEにあるケールのサラダもお気に入りだし、ファーマーズマーケットで見つけた野菜を使って自分で料理することもありますね」■自分に負けないことモデルの仕事は「ショーに行くまでの準備期間が大事」と語る彼女。ランウエイショーはわずか15分ほどの間に50近いルックが現れる。モデル1人ひとりにとっては、一瞬ともいえるウォーキングの瞬間。その一刻における緊張感は計り知れない。どうメンタルをコントロールしているのだろう?「私の大好きな人が見ているから、という思いが強くしてくれます。例えば、アナ・ウィンターの目に触れる機会だし、他にも有名な編集者やカメラマンとかいろんな人が見に来る場だから、その人達が見ていると思うことで頑張れる」とを強い意志を垣間見せる。そんな彼女が表現者として憧れる女性は、「小学生の頃から水原希子さんが憧れです。それから、シャルロット・ゲンズブールも尊敬しています。また、最近一緒に撮影をした沢尻エリカさんも大好きになりました。人間らしくて、自分を持っている素敵な女性で、自然体で話せたことが嬉しかった」と撮影時のエピソードを交えて話してくれた。これからの活躍がますます楽しみな松岡。彼女自身も「自分がどれだけ自分に負けないかが楽しみ」とにこやかに、しかし確かな口調で話してくれた。「時間があればどんどん新しいことをやってみたい。将来色んな仕事ができるように、そのための勉強です」と締めくくった。
2015年02月14日Linuxディストリビューション「Ubuntu」の開発で知られる英Canonicalは現地6日、初のUbuntuスマートフォン「BQ Aquaris E4.5 Ubuntu Edition」を発表した。SIMフリー版のほか、スペイン、スウェーデン、ポルトガル、イギリスの4カ国でオペレーターからも提供される。CanonicalはUbuntuのスマートフォン分野拡大に向けて開発を進めており、Aquaris E4.5 Ubuntu Editionは初のUbuntuスマートフォンとなる。開発したBQはスペインのモバイル端末メーカーで、2014年にUbuntuスマートフォン開発でCanonicalと提携を結んでいる。Aquaris E4.5 Ubuntu Editionは、4.5インチ画面を搭載したスリムなデザインを持つスマートフォン。差別化となるのが、Canonicalが開発したHTMLベースのUI「Scopes」だ。音楽、ソーシャル、Web、写真などをホーム画面に直接表示するもので、さまざまなコンテンツとサービスを集めて統一した体験を提供できる。開発者はアプリの代わりとして、UIツールキットで容易に開発できるScopesを作成してユーザーに提供でき、オペレーターはScopesを利用して容易に端末をカスタマイズできる。ローンチ時、CanonicaとBQはさまざまなScopesを用意するという。このほかの特徴としては、8GBのストレージ、デュアルフラッシュ搭載・1080p動画撮影可能の8メガピクセルのメインカメラと5メガピクセルのフロントカメラを搭載した。プロセッサは1.3GHz動作のMediaTek Quad Core Cortex A7プロセッサを採用し、RAMは1GBでデュアルSIMをサポートした。価格は169.90ユーロで、欧州で提供する。Canonicalによると、今後数週間以内にBQ.comのWebサイトでフラッシュセールとして発売される予定で、具体的な時期とURLは来週にもUbuntu(@Ubuntu)とBQ(@bqreaders)のTwitterアカウント、Facebookなどのソーシャルメディアを通じて発表するとしている。これに加えて、スペイン(amena)、スウェーデン(3 Sweden)、ポルトガル(Portugal Telecom)、イギリス(giffgaff)の4カ国のオペレーターからは、SIMをバンドルした形でも提供されるという。
2015年02月09日スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ちます。ですから、スペック表を見れば専門用語のオンパレード……これではおいそれと比較できません。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「デュアルSIM」についてです。***デュアルSIMとは、文字どおりSIMを2枚挿ししている状態、あるいはSIMスロットを2基装備した端末をいいます。1台の端末で異なる2つの電話番号を持つことができるほか、必要に応じて携帯電話会社のネットワークを切り替えられるため、プライベートとビジネス、国内と海外など異なる環境でも携帯電話を2台持ちすることなく利用できます。このデュアルSIMに対応したスマートフォンは、本邦メーカーから発売されていないこともあり、国内で見かけることはほとんどありません。しかし、海外、特にアジア諸国では比較的ポピュラーな存在で、デュアルSIM対応の端末も数多く発売されています。このような機能が普及したきっかけは、GSM(2G)から3Gへの過渡期に、2Gの電話番号を活用しつつ高速な3Gのデータ回線を使いたいというニーズがあったところ、携帯キャリアの3G基地局を設置するスピードが追いつかなかったことが一因とされています。一方日本では3Gが急速に普及したこともあり、デュアルSIMの必要性は相対的に低かったといえます。もうひとつ、日本では携帯キャリアが端末販売を戦略的に進めてきたという事情もあります。携帯キャリアが扱う端末はSIMロックが原則で、他社のSIMを利用する余地は最近までありませんでした。デュアルSIM端末は、通信設備が異なる、すなわち通信エリア/通信速度に差がある携帯キャリアのSIMを併用することが前提としてありますから、SIMフリーでなければなりません。もっとも、2015年5月以降は日本国内で販売される端末にSIMロック解除が義務づけられますから、状況が変化する可能性は大です。デュアルSIM端末を購入すると、一方に長年利用してきた通信キャリアのSIMを挿して通話用とし、もう一方に格安SIMを挿してデータ通信用とするといった使い方が可能になりますから、発売されれば人気化するかもしれません。
2015年02月04日スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ちます。ですから、スペック表を見れば専門用語のオンパレード……これではおいそれと比較できません。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「Wi-Fi Calling」についてです。***Wi-Fi Callingとは、無線LAN/インターネットを経由してSIMに依存する各種処理を利用できる機能です。セルラー回線の電波が届かない建物内部や山間地でも、無線LAN環境さえ整っていれば携帯電話の発着信やSMSの送受信が可能になります。携帯電話の通信圏を無線LANで補強/拡大するための機能、と言ってもいいでしょう。この機能の最大のメリットは、たとえ海外にいても無線LAN環境さえあれば、ふだん使っている電話番号を利用できる点にあります。通常、セルラー回線が利用できない場所(圏外)では音声通話できませんが、Wi-Fi Callingに対応したスマートフォンがあれば、そのような制約はありません。海外にいるときでも、無線LAN環境さえあれば電話の発着信が可能になりますから(国内料金/国内通話プランの範囲内)、国際ローミング費用の節約になります。Wi-Fi Callingは、Unlicensed Mobile Access(UMA)という技術に対応したゲートウェイの設置が必要になる都合上、通信キャリアのサービスとして提供されます。米国ではT-Mobile USが2007年から、Sprintが2014年から提供しており、一部のAndroid端末やWindows Phoneで利用できます。ただしOS組み込みの機能ではなく、専用アプリを利用して音声通話やSMSを行います。Appleも、iOS 8から標準の機能としてWi-Fi Callingをサポートしました。対応機種はiPhone 5s/5c/6/6 Plusに限定されますが、Wi-Fi Callingをサポートする通信キャリアのSIMが挿入されていれば、専用アプリなしにWi-Fi Callingの機能を利用できます。ただし、2015年1月時点でWi-Fi Callingをサポートする日本の通信キャリアは存在しません。利便性の高い機能なだけに、早期の導入を期待したいところです。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月03日スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ちます。ですから、スペック表を見れば専門用語のオンパレード……これではおいそれと比較できません。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「Google Cast」についてです。***Google Castは、音楽や動画をストリーミングデータとして他のデバイスに配信する機能(ソフトウェア)です。ディスプレイのHDMI端子に挿して利用する小型メディアストリーミング端末「Chromecast」にあわせて公開され、AndroidやiOS向け再生アプリに組み込まれる形で利用されています。アプリ以外にも、WEBブラウザ「Google Chrome」の拡張機能(プラグイン)としても配布されており、特別なハードウェア要件は存在しないため、Google ChromeがサポートするOS(Windows/Mac/Linux/Chrome OS)で動作します。ただし、動画のように表示する側の処理能力が問われるコンテンツも扱うため、ある水準以上のCPU/GPU性能が求められます。Google CastはAppleの「AirPlay」によく似ていますが、動画や静止画、音楽といったコンテンツは送信側の端末(スマートフォン/パソコン)にあるものだけが対象ではありません。WEB上にあるデータをChromecastなどGoogle Cast対応デバイスに再生指示できるため、YouTubeのような動画サイトのコンテンツも事前にダウンロードすることなく再生できます。Google Castは仕様とソフトウェア開発キットが公開されているため、サードパーティー製アプリの開発も可能です。実際、「dビデオ」や「Hulu」などの動画サービス視聴アプリは、Google Castに対応しています。Google Castを受信できるデバイスはChromecastやNexus Playerなど種類が少ないため、アプリ紹介時には"Chromecast対応"と表現されがちですが、機能としてはGoogle Castが利用されているのです。1月時点ではGoogle製品しか販売されていないGoogle Cast対応デバイスですが、2015年中にはテレビなど家電に組み込まれる形で登場します。日本メーカーではSONYやSHARPが採用を表明している「Android TV」は、Chromecast相当の機能が標準装備されるため、より手軽に動画や音楽を楽しむことができそうです。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年01月14日スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ちます。ですから、スペック表を見れば専門用語のオンパレード……これではおいそれと比較できません。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「サファイアガラス」についてです。***ほぼすべてのスマートフォンが、ディスプレイ表面に透明なガラスを貼っています。タッチ式が半ば前提とされているだけに、安定した誘電率と高い電気絶縁性を求められることはもちろんですが、キズが付きにくい/割れにくいという"タフさ"も求められています。そのタフさで注目されているのが「サファイアガラス」です。高純度のアルミナ(α-Al2O3)を人工的に巨大結晶化したもので、アルミナとシリカを主成分とする一般的な化学強化ガラス(アルミノケイ酸ガラス)とは組成が異なり、正確には「ガラスのように無色透明なサファイア」といえます。サファイアガラスの特徴は、「硬度」と「強度」です。宝石のサファイアと変わらない化学特性により、引っかきキズが付きにくいうえに割れにくく、耐摩耗性にも優れています。アルミノケイ酸ガラスと比べると製造コストは嵩みますが、そのタフさはスマートフォンに適しています。タッチディスプレイの表面以外では、すでにスマートフォンへの導入が進んでいます。iPhone 6/6 Plusはその好例で、リアカメラのレンズ部分とホームボタンの素材(Touch IDセンサーの保護用)にはサファイアガラスが採用されています。タッチディスプレイ表面での採用も期待されますが、2014年12月現在サファイアガラスを採用した端末は日本国内で発売されていません。しかし、米国では4.5インチ液晶表面にサファイアガラスを採用した「Brigadier」が8月に発表され、いよいよディスプレイでの採用が始まりました。日本でもサファイアガラス採用端末が発売される日は、そう先のことではないでしょう。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月28日MMDLaboはこのほど、「2014年スマートフォンでの健康データ管理に関する調査」の結果を発表した。同調査は12月1日~3日、スマートフォンを所有している20歳以上の男女562人を対象に、同社が運営するWEBサイト「MMD研究所」にて実施したもの。健康への気遣いについて聞いたところ、「普段から気遣っている」が32.2%。「気遣っている」の39.5%と合わせると71.7%の人が健康に気遣っていることがわかった。スマートフォンで健康に関する記録をしているかどうかという質問をしたところ、「現在記録している」と回答した人が19.2%だった。「過去に記録をしていた」人の11.0%と合わせると、30.2%の人が健康に関する記録をした経験があることがわかった。また「現在記録をしている」と回答した人の30.4%が「普段から健康に気遣っている」と回答し、健康志向が高いことが明らかとなった。スマートフォン連携の健康管理や活動記録ができるグッズについて聞いたところ、「知っており、利用している」が10.1%、「知っており、過去に利用していた」が5.5%、「知っているが利用していない」が50.5%となり、合わせて認知度は66.1%という結果となった。なお、昨年行った同様の調査と比較すると18.7ポイント増えている。
2014年12月22日スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ちます。ですから、スペック表を見れば専門用語のオンパレード……これではおいそれと比較できません。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「プロジェクトAra」についてです。***「プロジェクトAra」は、Googleが推進するハードウェア規格です。Android端末を機能ごとにモジュール化し脱着可能な構成とすることで、自由に機能の入れ替えができることが最大の特徴です。カメラやディスプレイなど主要部分もモジュール化されるため、自分好みのオリジナル端末を作りあげることが可能です。Araではモジュールの寸法が規格化されています。1辺が20ミリのモジュールは、エンドスケルトン(Endoskeleton、内骨格の意)と呼ばれるフレームパーツに装着され、共通の高速シリアルインターフェイス「UniPro」で接続されます。最新の仕様(v0.11)では、エンドスケルトンのサイズは大/中/小の3種類が用意され、大は91x164x9.7mmで装着できるモジュールの個数が横4×縦7、中は68x141x9.7mm/横3×縦6、小は45x118x9.7mm/横2×縦5とされています。Araをスタートさせた理由としてGoogleは、新しい技術をより速くスマートフォンに採り入れるられることを挙げています。サードパーティーにモジュール開発キット(MDK)を公開することで、ハードウェアにおける自由で開かれたプラットフォームを提供し、モジュールマーケットを通じて販売することでエンドユーザの利便性も追求します。エンドスケルトンを提供する企業がGoogleのみなこともポイントです。Googleは生産設備を持たないため、製造は他企業に委託しますが、設計はGoogleが管理します。これはプラットフォームの細分化を避けるためと考えられ、中核部分をGoogle1社で開発しているAndroid OSと同じです。表現を変えれば、Araは"Androidのハードウェア版"といえるでしょう。もっとも、現時点でAraは商用段階ではなく、研究/開発段階という位置付けです。2015年1月には試作機第2弾が発表される予定ですが、エンドユーザが手にできるのはその先のこととなります。
2014年12月21日スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ちます。ですから、スペック表を見れば専門用語のオンパレード……これではおいそれと比較できません。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「MVNO」についてです。***MVNOとは「Mobile Virtual Network Operator」、日本語では「仮想移動体サービス事業者」を指します。携帯電話回線などの無線通信基盤を他の通信事業者から借り受け、独自のサービスをくわえて提供する企業のことです。その多くが携帯電話会社との直接契約よりも割安なモバイル通信サービスであることから、MVNOという言葉は「格安SIM」という意味合いで利用されています。無線通信で利用できる電波の帯域には限りがあるため、無線通信サービスの免許を受けることができるのは日本にかぎらず数社ですが、MVNOはその許認可を受けた事業者の設備を利用するため、当局から免許を受けていない企業でも参入できます。日本では、データ通信とは切っても切れない関係のインターネットサービスプロバイダやパソコンメーカーを中心に事業展開が進められています。スマートフォンでMVNOを利用する場合、サービスを提供する事業者と契約のうえSIMカードを入手します。そのため、利用する携帯電話回線に制約がない(どの通信会社のSIMでも利用できる)「SIMフリー端末」がベストですが、MVNO事業者の多くはNTTドコモの回線を借り受けており、SIMロック端末であってもNTTドコモのものであれば利用できるケースが多いようです(3G契約のSIMカードがLTE端末で利用不可という例外はあります)。MVNOが割安な理由としては、携帯電話会社と直接契約したときに比べ、期間あたりのデータ通信量の制約が厳しいことが挙げられます。サービスによっては、音声通話がサポートされない、データ通信速度に制限がある、SMSが利用できない、といった機能制限もあります。サービス内容は事業者やプランによってまちまちですから、料金とデータ速度/容量、そして機能を秤にかけ、自分に適したMVNOサービスを選ぶといいでしょう。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月13日「ダイアン フォン ファステンバーグ(DIANE von FURSTENBERG)」が、コスチュームジュエリーで有名なニューヨークの「ハスケル ジュエルズ(Haskell Jewels)」とのコラボレーションにより初ジュエリーラインを発表した。2015年3月より同ブランド路面店(銀座・六本木ヒルズ)にて発売予定。15SSコレクションとデザイナーのダイアンが世界中で見つけたジュエリーからインスパイアされたコレクションは、アイコニックなハートやリップなどのモチーフでグラマラス、セクシーな雰囲気。チェーン編みのネックレスやブレスレットは同ブランドのアイコンであるラップドレスからインスパイアされたもの。価格はピアス9,000円、バングル1万2,000円、リップ型リング1万4,000円、ネックレス2万8,000円など。「ジュエリーは最高のスパイスのようなもの。既に存在するものをより輝かせる。ずっとファッションジュエリーをデザインしたいと考えていた」とダイアンは語っている。
2014年12月01日デザイナー、ダイアン・フォン・ファステンバーグ(Diane von Furstenberg)の自叙伝『THE WOMAN I WANTED TO BE』(4,000円)が刊行された。販売はダイアン フォン ファステンバーグ路面店(銀座・六本木ヒルズ)。自叙伝は、ダイアンが掲げる「Love is Life is love(愛こそすべて)」というテーマに基づき、人生やパーソナリティーの重要な要素となる“The Woman I am”と、彼女の伝説的なキャリアを年代順に描いた“The Business of Fashion”の2セクションから構成される。彼女のビジネスに対する並外れた能力、人生におけるメッセージなど、時代のアイコンになるまでの過程に学んだ刺激的な教えから、夢に描いた人生の築き方のヒントが見つかるかもしれない。ダイアン・フォン・ファステンバーグは、1946年ベルギー出身。アイコンアイテム・ラップドレスは2014年に40周年を迎えた。
2014年11月30日