Appleとスカイダンスの長編アクション・アドベンチャー映画に、ライアン・レイノルズとケネス・ブラナーが主演するという。Apple TV+が発表した。ライアンは製作陣にも名を連ねている。タイトルは『Mayday(原題)』。『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』の監督と脚本を務めたジョナサン・ゴールドスタインとジョン・フランシス・デイリーのデュオが、今作でも監督と脚本を担当。現在、全米脚本家組合によるストライキが行われているが、今作の脚本はストライキ前に完成しているとのこと。2人は『スパイダーマン:ホームカミング』の脚本執筆に参加したことでも知られる。映画ファンはゴールドスタイン&デイリーデュオの『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』を高く評価している人たちが多く、「2人が撮る映画ならすごく楽しみだ」「いいね。でも『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の続編もぜひ撮って!」などの声を上げている。今回のプロジェクトは、スカイダンスがAppleと締結したファーストルック契約の一環で、両社は4月にクリス・エヴァンス&アナ・デ・アルマス主演の『ゴーステッド』、今後Apple TV+で配信されるマーク・ウォールバーグ主演の『The Family Plan(原題)』、アニャ・テイラー=ジョイ&マイルズ・テラー主演の『The Gorge(原題)』も製作した。(賀来比呂美)
2023年06月09日アメリカで7月21日、日本で8月11日に公開される映画『バービー』でケンを演じているライアン・ゴズリング。ケンになりきるために、マーゴット・ロビー(バービー)からこんなサポートがあったと「VOGUE」誌に明かした。「マーゴットは撮影中、毎日“バービーからケンへ”とピンクのリボンがついたピンクのプレゼントをくれた。全部ビーチに関連するものだった。貝殻とか『Pray for Surf』と書かれた看板だったり。だって、ケンの仕事はまさにビーチだから。それがどういう意味なのかいまだにわからないんだけどね。彼女はプレゼントを通じてケンの理解を手助けしたかったんだと思うよ」と語った。ケンを演じることは「僕のバケットリスト(生きているうちにやっておきたいことリスト)には載っていなかった」というライアン。「まぁ、正直に言っちゃうと僕にはバケットリストはない。だから、やってみようかなと思ったんだ」と気軽な感じでオファーを引き受けた様子。しかし、マーゴットに「スクリーン上で見る最高版のライアン・ゴズリング」と言わしめるほどの仕上がりになっているという。映画ファンは「マーゴットのやることがかわいすぎる」「ライアンがケン役のオファーを受けてくれてよかった」「ますます楽しみになった」とライアンのコメントに感想を寄せている。(賀来比呂美)
2023年05月25日ジョーダン・ピール監督の大ヒット作『ゲット・アウト』で怪演をみせたアリソン・ウィリアムズがAI人形を開発した研究者を演じている『M3GAN/ミーガン』。出演の経緯や役柄についてコメントが到着した。今年1月6日に全米で公開されると、大作映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』に肉薄する2位のオープニングを飾る大ヒットを記録した本作。早くも続編の製作が決定するなど、大きな話題となっている。本作で、物語の鍵を握る、AI人形〈ミーガン〉の生みの親を演じる研究者ジェマを演じているのは、今年のアカデミー賞ノミネーション発表を務めたことでも話題のアリソン・ウィリアムズだ。テレビシリーズ「GIRLS/ガールズ」(12-17)のメインキャストとして起用されたのち、痛烈な社会批判をホラーとコミカルさで表現し、高い評価を得たジョーダン・ピール監督の映画『ゲット・アウト』(17)に出演。秘密を隠し持つ主人公の恋人役を演じ、その怪演ぶりに注目が集まった。その後もスリラー映画『パーフェクション』(18)や『元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件』(21)など様々な作品に出演し着実にキャリアを築いている。そんなウィリアムズが本作で演じるのは、世界有数の玩具会社ファンキ社のA.I玩具開発担当者、ジェマ。科学技術の進歩に貢献することを望んでいながらも、自身の優秀な頭脳が株主たちのさらなる富のために使われていることに日々葛藤をいだいているという役柄である。鬱屈な毎日を送っているさなか、姉夫婦が交通事故で亡くなり、唯一生き残った姪・ケイディの保護者になるという予期せぬ事態が発生する。そこで彼女は、両親の突然の死でトラウマを負ったケイディとの繋がりを構築するために、自身が開発したAI人形〈ミーガン〉の手を借りて、保護者としての役割とキャリアにおける野心も満たそうとするのだ。製作のジェームズ・ワンはジェマ役にウィリアムズを起用した理由について、本作と同じブラムハウス作品『ゲット・アウト』でみせた彼女の名演が決め手だったとふり返る。「野心に燃える研究者というキャラクターに信ぴょう性をもたらすことができる俳優が必要だった。おもちゃ会社で働いているけど、ジェマは科学者だ。それに彼女のもろさと、保護者になろうと奮闘する葛藤も表現する必要があった。アリソン・ウィリアムズに決まって本当に幸運だった」と納得のいくキャスティングであった旨を説明。さらに、本作の製作総指揮も務めているウィリアムズも、本作がテクノロジーと人間の関わりについて考察している点に惹かれたといい、「人間をテクノロジーや人間に似せたものに置き換えると、異様なことが起こり始める。この映画は、人間として相手のために何ができるかという点を熟考している」と語っている。また、ジェラルド・ジョンストン監督は、「アリソンはすごく面白くて知的で、素晴らしい仲間だった。彼女とは1年をかけて何度もじっくり話し合ったし、そのことがこの作品の進化にいい影響をもたらしてくれた。僕たちが物語の様々な側面を掘り下げようとしていることを彼女は理解していたし、ジェマのキャラクターに真実味を与えるためにAIの世界へ率先して飛び込んでくれたんだ」と役者と裏方、両方の面で本作に貢献したウィリアムズを称賛している。『M3GAN/ミーガン』は6月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:M3GAN/ミーガン 2023年6月9日より全国にて公開© 2022 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2023年05月10日プロテニスプレイヤーのセリーナ・ウィリアムズ選手(41)が、第二子の妊娠をInstagramで公表した。米国時間1日夜、ニューヨークのメトロポリタン美術館で毎年恒例のMETガラが開催され、ウィリアムズ選手は夫で実業家のアレクシス・オハニアン氏と連れ立って出席。Instagramに夫婦のツーショットを掲載し、キャプションに「(VOGUE編集長の)アナ・ウィンターがMETガラに私たち3人を招待してくれてとてもエキサイトしてる」と綴った。「3人」とあるが長女のオリンピアちゃん(5)の姿はない。3人目はお腹に宿った新しい命を指していたのだ。ウィリアムズ選手は’17年に長女のオリンピアちゃんを出産し、その直後に娘の父親であるオハニアン氏と結婚。’22年、米VOGUEでキャリアと子育てについて語ったエッセイでは2人目の子どもを熱望しながらも、「アスリートとして再び妊娠することは絶対に避けたい」と、プロテニス界の第一線から退くことを示唆していたという。しかし、それは「引退」ではなく「進化」であると強調し、母親として、また自ら創業した「セリーナ・ベンチャーズ」の経営者として、全力で前に進むことを誓っていた。
2023年05月03日親友同士のライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンが、ネットで恒例になっている「じゃれあい」を見せた。2017年の『LOGAN/ローガン』で、『X-MEN』シリーズで17年演じ続けたウルヴァリン役から卒業したヒュー。同役を再び演じることはないと思われていたが、親友のライアンに『デッドプール3』に出てほしいと頼まれるとあっさり快諾し、現在ウルヴァリン再演に向けて肉体改造に勤しんでいる。先週末、カナディアン・スクリーン・アワード授賞式に出席したライアンは「ET CANADA」の記者にトレーニングの進捗状況について聞かれ、「ぼくは頑張っている。ほら、ヒュー・ジャックマンって野獣みたいなものでしょう?間違いなく自分の身体に夢中だよね。あれだけ熱心な人についていくのは本当にチャレンジングなことだよ」とジョークを飛ばした。これに、ヒューは「固まっちゃったよ。自分はどうなんだ?」とツイッターで応戦した。ヒューのことをからかいながらも、ライアンは撮影の準備を楽しんでいるといい、「彼もぼくも本当にワクワクしている。だって、この10年やりたかったことだから。いま、その機会が巡ってきたというのは、不思議なことに完璧なタイミングだったと思う」と語っている。(賀来比呂美)
2023年04月18日マーゴット・ロビーとライアン・ゴズリングが共演する映画『バービー』より、予告編とUS版ティザーポスタービジュアルが公開された。バービーランド――そこは全てが完璧で、毎日がハッピーな夢のような世界。ピンクに彩られた世界で暮らす住人は、皆がバービーであり、皆がケンと呼ばれている。そこでバービーと恋人のケンが連日繰り広げるのはパーティー、ドライブ、サーフィン、デート。そんな完璧な毎日が続くバービーランドからある日、ふたりは完璧とは程遠い“人間の世界”(リアルワールド)に迷い込んでしまう…。マーゴットが、スタイリッシュなファッションと明るいキャラクターで、多くの女性を虜にしてきたバービー、ライアンがピュアすぎてちょっぴり暴走しがちなバービーのボーイフレンド・ケンを演じ、グレタ・ガーウィグが監督を務め、歌やダンスを織り交ぜながら、観客を夢のようなバービーランドの世界に連れていく最強のドリームファンタジー作品。予告映像には、ケンと何かと張り合うケン役として『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のシム・リウ、人間の世界で出会う玩具メーカー「マテル社」の社長役として『プロデューサーズ』、『主人公は僕だった』でゴールデングローブ賞ノミネートのウィル・フェレルも登場。ほかにも、ケイト・マッキノン、エマ・マッキー、ジョン・シナ、デュア・リパ、ヘレン・ミレンがキャストに名を連ねている。またポスターは、青空に映えるピンクの大きな《B》、そこにバービーランドへ誘うような笑顔のバービーと、ビーチでくつろぐかのように横たわるケンも姿を現し、インパクト抜群のビジュアルとなっている。『バービー』は8月11日(金)より公開。(cinemacafe.net)
2023年04月05日90年代に大人気を得た超常現象を扱うミステリードラマ『X-ファイル』が、ライアン・クーグラーによってリブートされるようだ。ショーランナーのクリス・カーターによると、多様性のあるキャストでのリブートになるとのこと。オリジナルの『X-ファイル』の主演はデビッド・デュカブニーとジリアン・アンダーソンで、いずれも白人。ドラマは全部で11 シーズン作られ、途中、映画化もされた。クーグラーの最近作は、『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』。現在アメリカ公開中の『クリード過去の逆襲』ではプロデューサーを務めている。文=猿渡由紀
2023年03月29日第95回アカデミー賞授賞式が2023年3月12日(現地時間)ロサンゼルスで開催され、主題歌「Applause」が歌曲賞にノミネートされた「私たちの声」(原題:Tell It Like A Woman)に出演した杏と、スティーヴン スピルバーグ監督作品「フェイブルマンズ」で主演女優賞にノミネートされたミシェル ウィリアムズ(Michelle Williams)が、シャネルを纏い登場しました。杏/Courtesy of CHANEL主題歌「Applause」が歌曲賞にノミネートされた「私たちの声」(原題:Tell It Like A Woman)に出演した日本人女優の杏は、ジュエルボタンとトリミングで装飾されたレッド、ブルー、ブラックとホワイトのツイードのトップと、羽根飾りやビーズが華やかなブラックのオーガンザ素材のスカートで構成されたドレスを着用し、18Kホワイトゴールドとダイヤモンドの「プリュム ドゥ シャネル」リング、18Kホワイトゴールド、18Kイエローゴールドとダイヤモンドの「プリュム ドゥ シャネル」リング、18Kホワイトゴールドとダイヤモンドの「プリュム ドゥ シャネル」イヤリング、シャネルのシューズをコーディネートしました。ミシェル ウィリアムズ/Courtesy of CHANELスティーヴン スピルバーグ監督作品「フェイブルマンズ」で主演女優賞にノミネートされたアメリカ人女優のミシェルは、後ろに白のサテンリボンが付いている、白のシルクシフォンとチュールからなる刺繍が印象的なカスタムされたビスチェドレスに、ジュエルボタンと刺繡が印象的な白のシルクチュールのケープを着用しました。2023年春夏 オートクチュール コレクションのルック47からインスパイアされたドレスのビスチェには、シルバーと白のシークイン、そしてパールを使用した刺繍、2023年春夏 オートクチュール コレクションのルック39からインスパイアされたドレスのスカートとケープには、ストラス、ストーン、キューブ、そしてシルバーの装飾からなる、星を散りばめたような刺繍が施されています。シャネルのシューズをコーディネートし、メークアップはシャネルによるものです。
2023年03月14日『フェイブルマンズ』で本年度アカデミー賞作曲賞にノミネートされたジョン・ウィリアムズ。『JAWS/ジョーズ』『スター・ウォーズ』から、6月30日(金)公開の最新映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』まで、アカデミー賞はノミネートだけでも50回を超え、受賞は5回、グラミー賞受賞25回など数々の受賞歴を持ち、アメリカ政府からは全米芸術勲章を授与されるなど、誰しもが認める映画音楽のレジェンドだ。そんな彼が手掛けた楽曲は、映画の枠を超え、テレビやラジオはもちろん、街のイベントや学校行事など様々な場所で多用されており、映画ファンのみならず、映画を観ていなくても「この曲は知っている」という場合も多い。今回は、そんなジョン・ウィリアムズが手掛けてきた作品を彩る名曲たちを紹介する。このヴィランを知らない人はいない!『スター・ウォーズ』シリーズより「帝国のマーチ」「遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。」から始まる、銀河を巡る壮大な冒険を描いた物語。オープニングのタイトルロゴとともに流れる楽曲「スター・ウォーズのテーマ」も有名だが、中でもやはり有名なのが、物語の重要登場人物であり、シリーズのヴィランでもあるダース・ベイダーのテーマ曲「帝国のマーチ」。強大なパワーを持ち、冷酷で残忍なダース・ベイダーの不気味さと恐ろしさを表現した楽曲。ジョン・ウィリアムズは、同年のアカデミー賞作曲賞とグラミー賞を受賞している。作品のファンはもちろんのこと、ダース・ベイダーという映画のアイコンともなったヴィランの根強いファンを獲得し、広く親しまれている。初めてパークを見たあの時を思い出す『ジュラシック・パーク』シリーズより「ジュラシック・パークのテーマ」現代に蘇った恐竜と人間たちの戦いを描いた大人気シリーズ。主人公・生物学者グラントが恐竜たちの生息するテーマパーク「ジュラシック・パーク」に初めて足を踏み入れるシーンを彩っているのが、ジョン・ウィリアムズが手掛けた「ジュラシック・パークのテーマ」。最新テクノロジーによってクローン再生され現代に生み出された恐竜たちが、自然の中で生活している様子をついにこの目で見ることができる。長年恐竜を研究してきたグラントのそんな気持ちの高まりを表現したこの楽曲が、映画を観ている観客をグラントと一緒に、パークへと連れて行ってくれる。聴けば何度でもその期待や興奮に満ち溢れた気持ちを思い起こさせてくれる1曲である。魔法ワールドといえばこの曲!『ハリー・ポッター』シリーズより「ヘドウィグのテーマ」ホグワーツ魔法魔術学校に入学したハリー・ポッターの仲間たちとの冒険と、闇の魔法使いとの戦いを描く大ヒットシリーズ。魔法ワールドを舞台とした、舞台「呪いの子」やゲーム「ホグワーツ・レガシー」なども続々登場しており、人気がとどまることを知らない。そんな世界中で愛されるシリーズのメインテーマ曲ともいえるのが、ジョン・ウィリアムズによる「ヘドウィグのテーマ」である。ヘドウィグとは、ハリーがホグワーツ魔法魔術学校に入学する際、ペットとして贈られたフクロウであり、ハリーにとって親友のような存在になる重要なキャラクター。自分が魔法使いであることを知り、ホグワーツに入学したばかりのハリーと一緒に初めて見る不思議な“魔法ワールド”をまるでヘドウィグが案内してくれているかのような楽曲。アドベンチャー映画の“原点”!冒険への出発の曲『インディ・ジョーンズ』シリーズより「レイダース・マーチ」考古学者にして冒険家の主人公インディ・ジョーンズが秘宝を求めて世界中を飛び回りながら、様々な危険や謎に立ち向かい冒険を繰り広げていく、不朽のアドベンチャー・シリーズ。ジョン・ウィリアムズによる楽曲「レイダース・マーチ」は世界中に知れ渡った楽曲。危険と隣り合わせの冒険の旅を、インディ・ジョーンズが勇敢に進んでいく様を表現しており、ジョン・ウィリアムズが手掛けてきた映画音楽の中でも特に力強い曲調で、秘宝を求めたら手にするまで止まらないインディ・ジョーンズというキャラクターの冒険への情熱を感じさせる。シリーズ最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』では、ジョン・ウィリアムズが再び音楽を担当。アポロの月面着陸計画を巡り、アメリカとロシアが激しい宇宙開発競争を繰り広げていた1969年を舞台に、インディ・ジョーンズが宇宙という未来の領域にその力を広げようという両国の間でうごめくナチス残党の陰謀を阻止するため、最後にして最大の冒険に挑んでいくこととなる。ハリソン・フォードがインディ・ジョーンズを演じるのは最後となる本作を、音楽によってどう盛り上げ、観客をワクワク・ドキドキの映画体験へと誘ってくれるのだろうか。スリル満点で描かれる冒険の旅はもちろんだが、唯一無二の冒険家であるインディ・ジョーンズというキャラクターの生き様を、映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズがさらに熱く昇華させてくれるに違いない。『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は6月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インディ・ジョーンズと運命のダイヤル 2023年6月30日より全国にて公開©2022 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.
2023年03月12日『ナチュラル・ボーン・キラーズ』『プライベート・ライアン』などで知られる名優トム・サイズモアが亡くなった。トムは2月19日に脳動脈瘤で重体となり入院。昏睡状態が続き、先週、家族が「生命維持装置を外す決意をした」と報じられていた。3日(現地時間)、トムの代理人が「大きな悲しみと嘆きと共にお伝えします。トーマス・エドワード・サイズモア(トム・サイズモア)61歳が、バーバンクのセント・ジョセフ病院で眠ったまま安らかに息を引き取りました」と声明を発表した。また、多くの俳優仲間から追悼メッセージが寄せられている。2018年に『Speed Kills』(原題)でトムと共演したジョン・トラボルタは「彼はすばらしい性格俳優でした。自分が演じているものを確実にとらえていました。彼と一緒に仕事をした経験はとても楽しかった。惜しい人を亡くしました」とインスタグラムで追悼。ヴィンセント・ドノフリオは「トム・サイズモアはイイやつでした。私たちは同世代の俳優だったんです。彼のことをよく知っているわけではないけれど、仲良くしていました。彼の作品は全部観ていた。すごく一生懸命仕事をしていたし、またすごく(演技が)うまかったから、いつも応援していたんです」とツイートした。トムのインスタグラムの最新かつ最後となった投稿は、1995年公開『ヒート』のキャストと撮影した画像。ロバート・デ・ニーロ、ヴァル・キルマー、ダニー・トレホらと笑顔で写る若きトムが見られる。(賀来比呂美)
2023年03月06日スティーヴン・スピルバーグ監督・脚本で贈る初の自伝的作品『フェイブルマンズ』より特別映像が解禁。長年自身の作品の音楽を担当してきたジョン・ウィリアムズとの思い出をふり返りつつ、その大きな功績について語っている。アカデミー賞でも受賞への期待が大きく寄せられている本作。この度解禁となったのは、本作で28作目のコラボレーションとなった、偉大なる作曲家ジョン・ウィリアムズとの歴史を紐解く特別映像。半世紀にわたって名作を生み出し続ける巨匠2人から、本作の製作秘話も明かされている。「ジョンとまた組めるなんて運命に感謝だ。彼とは50年の仲で“フェイブルマンズ”はそれを記念する作品だ」と開口一番にスピルバーグが語るシーンから始まる本映像。続けて、若かりし頃の2人の貴重な写真も流れる中、先日2月8日にめでたく91歳を迎えたウィリアムズについて「彼はこの地球の宝だよ」と語り、これまでに『シンドラーのリスト』『ジョーズ』『E.T.』など過去27作品ものタッグを組んできた名コンビの絆を覗かせる。そんなウィリアムズがスピルバーグに初めてピアノで聞かせたのは恐怖を煽る特徴的なメロディが特徴の『ジョーズ』の音楽だったそうで、当時を回顧しながら、インタビュー中に実際に弾いてみせる場面も。また、ほかにも『未知との遭遇』や『E.T.』など、いまも名作として語り継がれ、多くの人たちに愛される作品の秘話についても触れており、映画ファンは見逃せない貴重な映像となっている。公私ともに関係の深いウィリアムズが生み出す唯一無二の楽曲についてスピルバーグは「ジョンは私の映画に多大なる貢献をしてくれた。彼の音楽は映像に溶け込む。シーンにぴったり合うんだ。“良作”とされる映画では音楽が映像の邪魔をしてない。逆に映像が音楽より目立つこともない、音楽と映像の調和が絶対条件だ。音楽と脚本それぞれの物語が合致する必要がある。ある意味ジョンは脚本家だ。彼が音楽的な視点からリライトした脚本を私が映像化する」と語る。続けて「『インディ・ジョーンズ』の音楽もいいが『シンドラーのリスト』はジョンの最高傑作だ。彼の音楽は国境を越える。映画音楽という枠を超え生き続ける」と半世紀近い付き合いを持つ親友に対し、最上級の賞賛を送っている。また、本作の楽曲をスピルバーグが初めて聞いたときの話として「“母と子”をテーマにした曲を弾いた時にスティーヴンが無言になった。彼はそこに立って静かに涙を流していたよ。“不意を突かれた”と言っていた。その様子を見ていて私も感動したよ」という感動的なエピソードも披露。お互いに絶大な信頼を寄せあい、半世紀に渡って人々に感動を与え続けるまさに奇跡のような2人が新たに生み出した本作、そして彼が奏でる心の琴線に触れるような豊かなメロディをぜひ堪能してほしい。『フェイブルマンズ』は3月3日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フェイブルマンズ 2023年3月3日より全国にて公開© 2022 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年02月24日「ザ・クラウン」『僕の巡査』のエマ・コリンが、『デッドプール』第3弾に出演することが明らかになった。『デッドプール』シリーズに主演しているライアン・レイノルズが、ツイッターで「ファミリーに新しいメンバーが仲間入りしました!誤解のないように言っておくけれど、『デッドプール』ファミリーのことだよ。悪態をつくのが少ないということを除けば、本当のファミリーみたいだ。ようこそ、エマ・コリン!」と発表した。なお、数日前にライアンの妻ブレイク・ライヴリーがインスタグラムで第4子を出産したことを写真でほのめかしており、“リアルファミリー”にもメンバーが増えたようだ。エマもインスタグラムで『デッドプール』への出演を報告。「(ライアンが共同オーナーを務めるフットボールクラブ)レクサムAFCの入団テストを受けたのに、代わりに『デッドプール』に入れられちゃった?まじか!こんなヤバいファミリーの一員になれて光栄です。ライアン・レイノルズにショーン・レヴィ、私を招いてくれてありがとう。楽しみすぎる」とつづり、デッドプールを手のひらに乗せている画像を掲載した。ヒュー・ジャックマン扮するウルヴァリンの登場も決定している『デッドプール』第3弾は、2024年11月8日全米公開予定。(賀来比呂美)
2023年02月15日『glee/グリー』、『アメリカン・ホラー・ストーリー』シリーズなどの人気ドラマを手掛けてきたライアン・マーフィーが、第79回ゴールデングローブ賞でキャロル・バーネット賞を受賞する。キャロル・バーネット賞は2019年に創設。最初の受賞者であるキャロル・バーネットに敬意を表して名付けられた。ゴールデングローブ賞を主催するハリウッド外国人記者協会が、「画面上または画面外でのテレビへの優れた貢献」をした人を表彰する。2019年にキャロル、2020年にエレン・デジェネレス、2021年にノーマン・リアが受賞し、ライアンは4人目の受賞者となる。(2022年は映画会社や多数の俳優のボイコットにより受賞者の選出なし)。ファンから「まさに受賞にふさわしい人。キャリアがすごく長いというわけではないが、テレビ界の歴史に与えたインパクトはあまりにも大きい」「レジェンド!」「おめでとう!」と祝福メッセージが寄せられている。ライアンは来年のゴールデングローブ賞で自身のキャロル・バーネット賞受賞のほか、製作総指揮を務めたNetflixドラマ「ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語」で男優賞(エヴァン・ピーターズ)、助演女優賞(ニーシー・ナッシュ)、助演男優賞(リチャード・ジェンキンス)、作品賞にノミネートされている。(賀来比呂美)
2022年12月16日2022年東京文化会館、サントリーホールなどで開催した、ジョン・ウィリアムズの90歳を記念した「ジョン・ウィリアムズ」ウインド・オーケストラ・コンサートは瞬く間に完売となり、待望の次回公演がこの度2023年4月東京・5月兵庫にて開催が決定した。東京公演は4月7日(金)東京芸術劇場にて、兵庫公演は「スター・ウォーズの日」5月4日(木・祝) 兵庫県立芸術文化センターにて開催する。「スター・ウォーズ」をはじめ、「ジョーズ」「スーパーマン」「インディ・ジョーンズ」「E.T.」「ハリー・ポッター」など数え切れないほどの作品の映画音楽を60年以上に渡って作り続けてきたジョン・ウィリアムズは、アカデミー作曲賞においては、今までに52度のノミネート、5度の受賞、グラミー賞は驚異の25回受賞など数々の受賞歴を誇り、映画音楽以外でも、4つのオリンピック(1983夏ロサンゼルス、1988夏ソウル、1996夏アトランタ、2002冬ソルトレークシティ)のテーマ曲、ボストン・ポップス・オーケストラの音楽監督を14シーズン務め、ボストン・ポップス日本ツアーに際し、当時皇太子だった徳仁天皇陛下の結婚の儀(1993年)のために『雅の鐘』(Sound the Bells!) を作曲するなど、記憶にも記録にも残る数多くの功績を残している。2022年2月8日に90歳を迎え、今なお映画音楽界のトップランナーとして輝き続ける、巨匠「ジョン・ウィリアムズ」の名曲の数々を、ウインドオーケストラが奏でる極上の生演奏でぜひご体験ください!
2022年11月22日11月20日(現地時間)、「ウォーキング・デッド」がついに完結した。記念すべき最終話(シーズン11・24話)の放送中に、ライアン・レイノルズの製作会社「Maximum Effort」と放送局のAMCが制作した5つのCMが流れたという。CMでは、同番組の12年間の歴史で命を落とした人気キャラのミルトン・マメット(ダラス・ロバーツ)、アンドレア・ハリソン(ローリー・ホールデン)、ロドニー(ジョー・アンドー・ハーシュ)、ギャレス(アンドリュー・ウェスト)が復活し再登場。ライアン自身が出演したCMもある。ライアンは、「広告は楽しいものであるべきです。『ウォーキング・デッド』は過去10年、ほかのどんな作品よりも文化的な会話を生み出してきました。私たちはコンテンツ連動型のCMで、何人かのキャラを死から蘇らせることによって、それを称えたかったのです」とコメント。5つのCMは、ウォーカー(ゾンビ)ならではのユーモアにあふれた内容となっている。例えばフードデリバリーサービスの「ドアダッシュ」のCMでは、荒れた地で頭だけで転がっているロドニーが、配達人に「もうちょっとこっちに来て。大丈夫だよ、咬みつきやしない。いや冗談だ、咬んじゃうよ」とおどける。「最高におもしろい」「CMだけではなく最終話にもライアンにカメオ出演してほしかった」「最終話よりおもしろかった」などのファンの声が寄せられており、好評だ。(賀来比呂美)■関連作品:ウォーキング・デッド [海外TVドラマ]© 2010 American Movie Classic Company,LLC. All Rights Reserved.
2022年11月22日ライアン・レイノルズが「The Jess Cagle Show」に出演。娘のジェームズちゃん(7)、イネスちゃん(6)、ベティちゃん(3)が、テイラー・スウィフトが大スターであることを知った時の反応について語った。「3人は長い間、テイラーは(親戚の)“おばさん”みたいなもので、ママ(ブレイク・ライヴリー)とパパのすっごく仲のいい友だちで、家族みたいな人だと思っていたようなんだ。で、みんなでテイラーのコンサートに行った時に、『えええ?(歌うことは)ただの趣味ではなかったんだ』となったわけ。大興奮だったと思うよ」。テイラーといえば、先月最新アルバム「Midnights」をリリースしたばかり。ライアンによると3人娘はこのアルバムのリリースを大変喜び、パパと一緒に「Midnightsダンスパーティー」を開催すると張り切っていたという。ライアンとジェームズちゃんたちは、「Midnights」の曲に合わせて自宅のポーチで踊り狂うというのだが、ライアンが最も好きな瞬間は、わずか3歳のベティちゃんが曲の中に出てくるFワード(罵り言葉)を意味も知らずに放つことだという。テイラーとブレイクは以前から親しく、テイラーが「ベティ」という楽曲を歌ったり、ブレイクがテイラーのMV「I Bet You Think About Me」で監督デビューを果たしたりと公私ともに大の仲よしだ。(賀来比呂美)
2022年11月10日ライアン・レイノルズが今年のアメリカン・シネマテーク・アワードの受賞者に決定した。1984年に設立された非営利文化芸術団体アメリカン・シネマテークが発表した。同団体は1986年から毎年、映画芸術に多大な貢献をしている特別なアーティストにアメリカン・シネマテーク・アワードを贈っている。過去の受賞者にはスカーレット・ヨハンソン(2021)、スパイク・リー監督(2020)、シャーリーズ・セロン(2019)、アーノルド・シュワルツェネッガー(1998)、スティーヴン・スピルバーグ監督(1989)らがいる。今回の受賞者ライアンについては、「カナダの俳優、プロデューサー、脚本家、起業家。彼の作品で10億ドル規模の『デッドプール』シリーズでは、ゴールデングローブ賞とグラミー賞にノミネートされました。主演と製作を担当した『アダム&アダム』は、現在、Netflixの英語映画で歴代4位の再生回数を誇ります。レイノルズはNetflixの歴代トップ10に出演作が3作品(『レッド・ノーティス』『アダム&アダム』『6アンダーグラウンド』)入った唯一の俳優です」と公式ホームページで紹介している。アメリカン・シネマテーク・アワード授賞式は、11月7日にザ・ビバリー・ヒルトンで行われる。(賀来比呂美)
2022年10月18日ジョン・クラシンスキー主演「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」待望のシーズン3が12月21日(水)よりPrime Videoにて独占配信開始されることが決定した。大きな陰謀に巻き込まれて突然逃亡者となってしまったジャック・ライアン。彼が暴いてきた国際的な反社会的組織とCIAの両方に追われる身となる。ジャックは地下に潜伏することを余儀なくされながらも、ヨーロッパを横断しながら大規模な世界的紛争を事前に防ごうと奮闘するが…。主人公ジャック・ライアンは、アメリカのベストセラー作家トム・クランシーが生み出した人気キャラクター。シーズン1では中東のテロリストと戦い、シーズン2では南米武器密輸に絡む世界的陰謀を暴いたCIA分析官だ。最新シリーズでは時間との闘いに挑む。中東テロリストとの戦いを描いたシーズン1ジャック役はエミリー・ブラントとの夫婦共演や自ら監督も兼務した『クワイエット・プレイス』のジョン・クラシンスキー、ジャックの元上司ジェームズ・グリーア役に「THE WIRE/ザ・ワイヤー」のウェンデル・ピアース、前シーズンでもジャックとともに戦ったCIAエージェントのマイク・ノーベンバー役にマイケル・ケリー、そして今シーズンから『パージ:大統領令』のベティ・ガブリエルとドイツのベテラン女優ニーナ・ホス(『誰よりも狙われた男』)もレギュラーキャストに加わる。シーズン3はAmazon Studios、Paramount Television Studios、そしてSkydance Televisionの共同製作で、製作総指揮には主演のジョン・クラシンスキーと、彼とともに『クワイエット・プレイス』でプロデューサーを務めたアンドリュー・フォーム、アリソン・シーガー、ブラッド・フラーそしてマイケル・ベイ、さらに「プリズン・ブレイク」のヴォーン・ウィルモット、原作者でもあるトム・クランシー、『トップガン マーヴェリック』のデヴィッド・エリソン、『トゥモロー・ウォー』のダナ・ゴールドバーグ、「ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~」のビル・ボスト、『イコライザー』のメイス・ニューフェルド、「LOST」のカールトン・キューズというそうそうたる顔ぶれが名を連ねている。まさに最強プロデューサー軍団が贈る、エミー賞3度ノミネートの大人気シリーズ最新作に期待が高まる。「トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン」は12月21日(水)よりPrime Videoにて独占配信開始(全8話)。(text:cinemacafe.net)
2022年09月29日ライアン・レイノルズが、『デッドプール』第3弾にヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンが出演することをSNSで明らかにした。『X-MEN』シリーズで長年にわたってウルヴァリンを演じたヒューは、2017年の『LOGAN/ローガン』公開後、ファンから惜しまれながらも同役からの卒業を宣言していた。もう2度とヒューのウルヴァリンは見られないと思われていたところに、ライアンも「この件についてだまっているのは本当に大変だった」というビッグニュースが届いた。ライアンはSNSに投稿した動画で、先日行われたディズニーのファンイベント「D23 Expo」に参加できなかったのは「ものすごく悲しいことだった」といい、「でも、次の『デッドプール』にはかなり長い間、一生懸命取り組んできた」と珍しく真面目な姿を見せている。そこからしばらく感動的なBGMが流れる中、どれだけ『デッドプール』に真摯に接してきたかを語るライアン。しかし、デッドプールマークがついたマグカップに自身がオーナーを務めるジン・ブランド「アビエーション」のジンをなみなみ注いでさりげなく宣伝したり、トイレにこもるシーンを見せたりとライアン節が徐々に現われ始める。ライアンが頭を抱えたのは『デッドプール』シリーズは全て際立って目立つ作品にしたいが、「ぼくには何もない。頭はからっぽ。恐ろしいほどに」ということ。そこで1つのアイディアが浮かんだと話す。ソファに座るライアンの後ろを通り過ぎるヒューに、「ねえ、ヒュー。もう1回ウルヴァリンを演じてみない?」と聞き、ヒューは階段を上りながら「うん、そうだねライアン」となんでもないようにあっさりと承諾するのだった。『デッドプール』第3弾は2024年9月6日に全米公開予定。7年ぶりにヒューのウルヴァリンに会える。(賀来比呂美)■関連作品:デッドプール2 2018年6月1日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2022年09月28日マーゴット・ロビーとライアン・ゴズリングが、新たな『オーシャンズ11』映画で共演することになった。ロビーはプロデューサーも兼任する。監督はロビーが『スキャンダル』で組んだジェイ・ローチ。1960年代のヨーロッパを舞台にした話になるようだ。正式なゴーサインは出ていないが、来年春の撮影開始を目指しているらしい。ロビーとゴズリングは、来年夏公開予定の『Barbie』で共演したばかり。この映画で、ロビーはバービー、ゴズリングはケンを演じる。『オーシャンズ11』のオリジナルは、フランク・シナトラらが出演した1960年の『オーシャンと十一人の仲間』。2001年にスティーブン・ソダーバーグ監督により『オーシャンズ11 』としてリブートされ、続編2本が作られた。2018年には女性キャストの『オーシャンズ8』が公開されている。文=猿渡由紀
2022年08月22日ライアン・ゴズリングとエミリー・ブラントが『The Fall Guy』で共演することになった。80年代のテレビドラマ『俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ』をベースにしたアクション映画で、監督は『デッドプール2』『ブレット・トレイン』のデビッド・リーチ。ゴズリングはプロデューサーも兼任する。製作配給はユニバーサル。撮影はこの秋、オーストラリアでスタートの予定。北米公開は2024年3月1日。ゴズリングの最近作は、Netflixで配信中の『グレイマン』。ブラントの最近作はドウェイン・ジョンソンと共演した『ジャングル・クルーズ』。文=猿渡由紀
2022年08月16日インターナショナルギャラリー ビームス(International Gallery BEAMS)とイギリスの現代アーティスト、ライアン・ガンダーによる初のコラボレーションアイテムが、2022年7月8日(金)よりビームスの一部店舗で先行発売される。現代アーティスト「ライアン・ガンダー」とのコラボTom SachsやBarry McGee、Olafur Elliasson、村上隆など世界的に有名な現代アーティストとのコラボレーションを行なってきたビームス。今回は、オブジェ、インスタレーション、絵画、写真、映像など、幅広いジャンルの作品を発表してきたライアン・ガンダーとタッグを組み、Tシャツとトートバッグを展開する。各アイテムに落とし込まれたのは、『Ooooo』と『Didactease』の2つの作品。漫画の吹き出しのようにも見える真円の○文字を連ねた平面作品と、ライアン・ガンダーのスタジオの社名であり、会社のシンボルロゴとしても使用されているグラフィックを大胆にデザインした。なお、7月16日(土)から9月19日(月)までは、東京オペラシティ アートギャラリーでライアン・ガンダーの大規模個展「ライアン・ガンダー われらの時代のサイン」が開催される。ぜひこちらもあわせてチェックしてみてほしい。【詳細】ライアン・ガンダー × インターナショナルギャラリー ビームス発売日:2022年7月8日(金)発売店舗:インターナショナルギャラリー ビームス/ビームス 六本木ヒルズ/ ビームス 銀座/ビームス ハウス 名古屋/ビームス 梅田/ビームス ハウス なんば/ビームス 広島/ビームス公式オンラインショップ※東京オペラシティアートギャラリーのギャラリー5と太宰府天満宮では、展覧会初日以降に発売予定アイテム:・「Ooooo」Tシャツ 5,280円・「Didactease」Tシャツ 5,280円・「Ooooo」 トートバック 5,280円・「Didactease」トートバック 5,280円
2022年07月04日ジバンシィは、「サヴォアフェールという鏡越しに見る、コンテンポラリーなワードローブ」をテーマに、パリのエコール・ミリテールにおいてマシュー・M・ウィリアムズによる初のジバンシィメンズレディ・トゥ・ウエア単独ショーが開催され、現代のメンズウエアとメゾンの職人技が培われてきたアトリエとの融合が披露されました。2023年春夏メインコレクションのために、クリエイティブ・ディレクターであるウィリアムズは、オーセンティックなワードローブを構成する典型的なガーメントとアクセサリーを明確にし、パリの職人たちが誇るクラフツマンシップとテクノロジーの可能性を通して、こうしたアイテムの魅力を増幅させています。ジバンシィの歴史を物語るドレスコードに対する自らの世代らしいアプローチを反映させ、私生活やジバンシィでの仕事の中で、ウィリアムズを取り巻くアーティストやミュージシャン、デザイナーなどの男性たちにインスパイアされた、”コミュニティの装い”という自由で流れるような表現によって、サブカルチャー的な要素をあたかも”異花受粉”させるかのように組み込んでいます。音楽を担当し、ショーに影響を及ぼしたのが、過激なルックスと黒目を大きく見せるコンタクトレンズの着用で知られる、ジャマイカ出身のダンスホール&レゲエアーティスト、アルカライン。オートクチュールのレンズを通して脱構築を探求する中で、ウィリアムズはメゾンの洗練されたエレガンスを介して、彼の母国アメリカ社会を象徴する”ユニフォーム”を表現する術を模索するのです。ブラックとグレーのブレザーやコートには、ボリュームがありながらもリラックス感のある、斬新なテーラリングのシルエットが現れています。こうしたアイテムは、膝部分を破ってロゴで飾られたライニングを露出させたセットアップのパンツと合わせていますが、それはまさに、スクールボーイが制服をDIYでカスタマイズしたようなスタイル。タンやベージュのレザーで仕立てたブルゾンとカーゴショーツは、メゾンのレザー工場からアップサイクルされた未染色の端材をパッチワークし、ラミネート加工で丈夫なシルエットに仕上げています。また、ミントグリーンとブラックのクラシックなシェルジャケットに使われているのは、超軽量レザー。ミリタリーサープラス(軍放出品)を思わせるレザーのバーシティジャケットは、全体に刺繍が施され、ウィリアムズの脚に入っているタロットカードのタトゥーと同じモチーフがあしらわれています。デジタルプリントが施されたウォータープルーフ素材や、4Gロゴ入りの日本製デニムジャカードに細かいレーザーカットと手作業でダメージ加工を施したモスリンを重ねたブルゾンやタクティカルベスト、カーゴパンツは、カモフラージュモチーフを想起させます。カモフラージュ柄はまた、ホワイトとプリントのナイロンを重ねて手縫いし、手作業でサンド加工とウォッシュド加工を施したワークウエアでも表現されています。着用すると、チョークでオーバープリントされたリップストップナイロンの白いカモフラージュ柄がさらに引き立ちます。同様に、オーバーダイ(後染め加工)で落ち着いた色合いになったシェルジャケットやミリタリーパーカーのライニングには、もともとの蛍光色が採用されていることにも注目です。リフレクティブ・プリントを施したグレーとブラックのデニムパンツのフロントには、プリントプレスされる際に付くバックパネルの”模様”が残されています。アイウエアでは、角張ったG型のリムとテンプルでレンズを包み込む新作『Gカット』を提案。3Dプリントされたサングラスは、シャイニーブラック、マットグレー、シャイニークリア、グラデーション、そして本物のナチュラルウッドのカラーパレット。アクセサリーでは、メタリックシルバーとゴールド、ホワイト、ブラックエナメルのネックレスとブレスレットのチェーンの一部に新しいGロゴが繋がれています。パールのネックレスとスタッズのピアスは、ダークウッド、シャイニーホワイトエナメル、マザーオブパール、クリスタルペイブをラインアップ。Gロックは、ミニピアスとクロコエンボスレザーで加工されたラージペンダントに用いられています。チェーンには、格納式コーム、チェッカーゲーム、サイコロセット、Gロックやホーンの形をしたチャームなど、小さなオブジェがあしらわれています。シューズは、カーブしたソールとボール状のヒールが特徴のTKシルエットが中心。アッパーにメッシュとシンセティックレザーを掛け合わせた『TK-MXランナー』は、ホワイト、ブラック、シルバー&イエロー、シルバー&グリーン、ブラック&イエローがそろいます。ジバンシィのオールニットスニーカー『TK-360』に新しいテイストを加えた『TK-360-MID』は、前モデルよりも高さがあり、モノクロームカラーとケージパターンのリバースエディションが登場します。同じフォルムの新しいレインブーツは、バルカナイズド・ラバー(加硫天然ゴム)に、アーマーのディテールを重ね、ラバーで覆ったコルクソールを組み合わせています。スプレーペイントのリフレクティブ・グレーとホワイトに加え、グレー、ブラック、ホワイト、クリーム、コーラルで提案され、レース付きのタイプもそろいます。バッグは、オーバーサイズのトートバッグ、バックパック、トライアングルバッグ、『アンティゴナ』クロスボディバッグで、ガーメントと共通のサヴォアフェールが駆使されています。独自のクラフツマンシップにより、未染色の色合いやグレーのレザー端材をアップサイクルしてラミネート加工を施したパッチワークを用いてバッグを制作しています。『ピクセルカモ』バッグには、ウォータープルーフ素材にレーザーカットと手作業でダメージ加工を施したモスリンを重ねるという、ウエアと同じカモフラージュモチーフが採用されています。リップストップレザーのバッグはチョーク、リフレクティブ・チャコール、ラバーモールドのスキューバ。一方、軽量ナイロンのバッグは今シーズンのカラーパレットであるコーラル、グリーン、ブルー、イエローのパステルカラーで展開されます。「メンズウエアは、当然ですが私がファッションに興味を持つことになったきっかけそのものです。ジバンシィでの仕事において、私のメンズコレクションはそういった本能的な出発点から始まりました。このショーは、私自身や親しい友人、刺激を与えてくれるアーティストといった、私の身近にいる男性たちを反映したものであり、男性が日常的に着飾る方法―新しい世代が自身の進歩を通じて過去のドレスコードやファッションの原型を受け入れ、さらに進化させていく方法―を形作るための時間と文化の対話です。それはワクワクするような進化であり、私がジバンシィのためのメンズ単独ショーを決めた理由なのです。」ジバンシィクリエイティブ・ディレクター/マシュー・M・ウィリアムズ
2022年06月26日アクションスリラー映画『グレイマン』が、2022年7月15日(金)より全国公開。Netflix(ネットフリックス)の全世界独占配信に先駆けて、劇場公開される。主演はライアン・ゴズリング、監督はアンソニー&ジョー・ルッソ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』ルッソ兄弟によるアクション超大作映画『グレイマン』は、人気アクション小説シリーズ「暗殺者グレイマン」を原作としたノンストップ・アクションスリラー。世界的にヒットを飛ばした『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のアンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソが監督を務める超大作だ。グレイマン VS 暗殺者集団のハードなアクションバトルCIA工作員であり敏腕暗殺者の主人公“グレイマン”が組織の不正に関する情報を手にしたことから、逆に命を狙われることに。目的達成のためなら手段を選ばない仕事請負人が“グレイマン”の首をかけて送り込む暗殺者集団とのハードな戦いを、大迫力のアクションとともに描き出す。〈映画『グレイマン』あらすじ〉“グレイマン”ことコート・ジェントリー(ライアン・ゴズリング)は、“シエラ・シックス”のコードネームを持つCIA工作員。過去に連邦刑務所で服役していたところをCIA管理官のドナルド・フィッツロイ(ビリー・ボブ・ソーントン)にリクルートされ、エージェントに転身した。組織内屈指の凄腕暗殺者となったジェントリーだったが、ある一件をきっかけに事態は一転、自分がCIAから追われる羽目に。かつての同僚ロイド・ハンセン(クリス・エヴァンス)から世界各地で命を付け狙われる中、工作員のダニ・ミランダ(アナ・デ・アルマス)の助けを借り、ジェントリーは過酷な戦いに身を投じていく。ライアン・ゴズリングが“凄腕暗殺者”に映画『グレイマン』で主演を務めるのはライアン・ゴズリング。さらに、クリス・エヴァンスやアナ・デ・アルマスなど、豪華俳優陣が集結している。■主人公・コート・ジェントリー(=グレイマン)…ライアン・ゴズリング“シエラ・シックス”のコードネームを持つCIA工作員。組織の不正に関する情報を入手したことから、懸賞金付きでCIAから追われることになってしまう。演じるのは『ブレードランナー 2049』、『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリング。■ロイド・ハンセン…クリス・エヴァンスグレイマンのかつての同僚であり、グレイマンを追う冷酷な敵。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のキャプテン・アメリカでおなじみのクリス・エヴァンスが演じる。■ダニ・ミランダ…アナ・デ・アルマスグレイマンに手を貸す工作員。『ブレードランナー 2049』、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のアナ・デ・アルマスが演じる。■ドナルド・フィッツロイ…ビリー・ボブ・ソーントン服役中だったグレイマンをリクルートしたCIA管理官。この他、『マトリックス レザレクションズ』のジェシカ・ヘンウィックや、Netflix ドラマ「ブリジャートン家」にも出演しているレジェ=ジーン・ペイジといった俳優陣も登場し、脇を固める。本国版ポスターデザインのカードを入場者プレゼント上映劇場では、入場者プレゼントとして『グレイマン』の本国版ポスターデザインのオリジナルカードを配布。先着15,000名限定で、なくなり次第終了となる。【詳細】Netflix映画『グレイマン』公開日:2022年7月15日(金)※7月22日(金)~Netflixにて全世界独占配信開始。監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ脚本:ジョー・ルッソ、クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー原作:マーク・グリーニー「暗殺者グレイマン」シリーズ出演:ライアン・ゴズリング、クリス・エヴァンス、アナ・デ・アルマス、ジェシカ・ヘンウィック、ワグネル・モウラ、ダヌーシュ、ビリー・ボブ・ソーントン、アルフレ・ウッダード、レジェ=ジーン・ペイジ、ジュリア・バターズ、エミ・イクワーカー、スコット・ヘイズ■映画『グレイマン』上映劇場<⻘森県>シネマヴィレッジ 8・イオン柏<宮城県>フォーラム仙台、イオンシネマ新利府<山形県>イオンシネマ天童、フォーラム山形<群馬県>イオンシネマ太田<茨城県>イオンシネマ守谷<埼玉県>イオンシネマ浦和美園、イオンシネマ川口、イオンシネマ羽生、イオンシネマ熊谷、イオンシネマ春日部<千葉県>イオンシネマ市川妙典<東京都>ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、シネリーブル池袋、キネカ大森、イオンシネマ板橋、アップリンク吉祥寺、イオンシネマ日の出、イオンシネマむさし村山<神奈川県>イオンシネマ港北ニュータウン、イオンシネマ座間、kino cinéma 横浜みなとみらい、小田原コロナシネマワールド<新潟県>イオンシネマ新潟西<石川県>イオンシネマ白山<岐阜県>イオンシネマ各務原、大垣コロナシネマワールド<愛知県>センチュリーシネマ、イオンシネマ名古屋茶屋、イオンシネマ岡崎、イオンシネマ常滑、中川コロナシネマワールド<大阪府>シネリーブル梅田、イオンシネマシアタス心斎橋、イオンシネマ茨木、イオンシネマ四條畷、イオンシネマりんくう泉南<兵庫県>塚口サンサン劇場<和歌山県>イオンシネマ和歌山<京都府>アップリンク京都<三重県>イオンシネマ津南、イオンシネマ東員<福岡県>イオンシネマ戸畑、イオンシネマ筑紫野、kino cinéma 天
2022年06月11日国際的な注目を集めるイギリスの現代アーティスト、ライアン・ガンダー(1976~)の東京では初めてとなる大規模個展『ライアン・ガンダー われらの時代のサイン』が、7月16日(土)より東京オペラシティアートギャラリーにて開催される。オブジェ、インスタレーション、絵画、写真、映像など多岐にわたるガンダーの作品だが、その創作活動において一貫しているのが「見る」ということへの考察だ。同展では、私たちが普段見過ごしていること、あたりまえと片付けてしまっていることへの注目を促すガンダーの新旧さまざまな作品を組みあわせ、東京オペラシティアートギャラリーの大きな展示空間をひとつの作品として構築する。作品ひとつひとつのなかで提示されるのは、ガンダーが制作活動の初期から持ち続けてきた、時間、お金・価値、教育、など「よく見ないと見えないもの」について。私たち誰にとっても大切な、これらのものごとの本質とは?まじめに、少しのユーモアを交えて問いかけるガンダーの作品は、見る人の思考や創造力をかきたて、お決まりのものごとを今までと違った視点で考えるきっかけを与えてくれる。当初2021年に開催が予定されていた同展だが、コロナ禍により延期に。その代わりに、本人からの申し出により、同館の寺田コレクションをガンダーのキュレーションにより紹介する『ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展』が開催された。困難な状況においても、発想の転換でよいものを創り出すその姿勢は、「創造する力」を信じるライアン・ガンダーを象徴しているといえるだろう。今回の個展にあわせ、4階の展示室では、再び『ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵作品展』も開催される。ガンダー自身の個展と、ガンダーが選ぶ収蔵作品展、「ガンダーの視点」に注目するふたつの企画を通して、思わずハッとするような発見に出会えるだろう。《最高傑作》2013年公益財団法人石川文化振興財団蔵Courtesy the artist and TARO NASU photo: Martin Argyroglo《首にかけた重石(時間を無駄にしなかった証)》2019年Courtesy the artist and TARO NASUphoto: Stevie Dix《もはや世界はあなた中心ではない》2008年大林コレクション蔵Courtesy the artist and TARO NASUphoto:TARO NASU《時間の問題にすぎない》2020年Courtesy the artistCourtesy the artist and TARO NASU photo: Jon Gorrigan【開催概要】『ライアン・ガンダー われらの時代のサイン』会期:2022年7月16日(土)~9月19日(月・祝)会場:東京オペラシティ アートギャラリー時間:11:00~19:00(入場は18:30まで)休館日:月曜(祝日の場合開館、翌日休)、8月7日(日)入場料:一般1,400円、大高1,000円※『ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展』も同時開催美術館公式サイト:
2022年06月07日8月13日(土)に開催するサントリーホール公演が瞬く間に完売となった、ジョン・ウィリアムズの90歳を記念した「ジョン・ウィリアムズ」ウインド・オーケストラ・コンサート、待望の追加公演の開催が9月11日(日)東京文化会館にて決定した。追加公演にはヴァイオリンソロ・司会として、松本蘭のゲスト出演も決定している。「スター・ウォーズ」をはじめ、「ジョーズ」「スーパーマン」「インディ・ジョーンズ」「E.T.」「ハリー・ポッター」など数え切れないほどの作品の音楽を生み出したジョン・ウィリアムズは、2022年2月8日、90歳のお誕生日を迎えた。アカデミー賞においては、今までに52度のノミネート、5度の受賞を誇り、グラミー賞は驚異の25回受賞など数々の受賞歴を誇り、映画音楽以外でも、4つのオリンピック(1983夏ロサンゼルス、1988夏ソウル、1996夏アトランタ、2002冬ソルトレークシティ)のテーマ曲、ボストン・ポップス・オーケストラの音楽監督を14シーズン務め、ボストン・ポップス日本ツアーに際し、当時皇太子だった徳仁天皇陛下の結婚の儀(1993年)のために『雅の鐘』(Sound the Bells!) を作曲するなど、記憶にも記録にも残る数多くの功績を残している。作品の代名詞となるような映画音楽を60年以上に渡って作り続け、今なお映画音楽界のトップランナーとして輝き続ける、巨匠「ジョン・ウィリアムズ」の名曲の数々を、東京佼成ウインドオーケストラが奏でる極上の生演奏でぜひご体験ください!
2022年06月01日スティーヴン・キングの傑作小説の再映画化『炎の少女チャーリー』で、超能力少女チャーリーを演じるのは期待の新星ライアン・キーラ・アームストロング。その演技力は製作陣からも絶賛されている。“超能力少女映画(パイロキネシス)”の原点ともいえる、84年のオリジナル作品でチャーリーを演じたのは、当時天才子役と賞賛されたドリュー・バリモア。本作のオーディションで11歳のチャーリー役に抜擢されたライアン・キーラ・アームストロングは、『ブラック・ウィドウ』(21)や『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(19)などに出演している新星子役だ。製作陣は、“チャーリーが内側に抱えている不安や感情を見事に表現してみせた”と彼女の演技を見たときに度肝を抜かれたそう。「他にも演技がうまかった子は大勢いたが、ライアンの演技は実際に燃焼しているかのような激しさで、群を抜いていた。彼女の目にはチャーリーの葛藤や不安、怒りが宿っていたよ。彼女を見た瞬間、『この子だ』と確信した。状況説明的なセリフがなくても、チャーリーが超能力を抑制しようともがいている様子を完璧に表現できるんだ」と脚本のスコット・ティームズもライアンに賛辞を贈っている。監督をはじめ“この子しかいない”と製作陣満場一致でチャーリー役が決まった。ライアンにとって、今回の役はいままで演じたキャラクターとは大きく違ったようで、「今まで以上に今回は役作りにかけた時間が長かった。撮影に入る前に何ヵ月もかけて、チャーリーというキャラクターを理解し、彼女がどのように超能力を使って物を動かしたり頭の中で火を起こしたりするのかを考えていった」と役作りを明かす。劇中、彼女の目力は驚異的で突き刺すような印象を残す。「他の子供たちが自身の感情や知性を理解できないのと同様に、チャーリーもこの世界と自分の能力の関わり方が分からない。彼女にとっては非常に辛いし、気持ちのやり場がないはずだ」と製作のアキヴァ・ゴールズマンが語るように、チャーリーは思春期に差し掛かり、自分が何者なのか、居場所はどこなのかをもがきながら理解しようとする難しい役どころだ。ライアンはそんなチャーリーの複雑な感情を体現している。怒りの炎を秘めた少女の葛藤を見事に演じ切った、本作でのライアンの熱演に注目して欲しい。『炎の少女チャーリー』は6月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:炎の少女チャーリー 2022年6月17日より全国にて公開© 2022 UNIVERSAL STUDIOS. ALL Rights Reserved.
2022年05月28日ライアン・レイノルズが超一流ボディガードを演じるコメディアクション映画『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』より、ライアン扮するマイケルが父(モーガン・フリーマン)と感動の再会を果たす本編映像が公開された。ボディガードライセンスの失効以来、疎遠になっていた父。殺し屋のダリウス(サミュエル・L.ジャクソン)とその妻ソニア(サルマ・ハエック)と共に実家を訪ねたマイケルは、「まさかこんな形で戻るとは思わなかった。本当にごめん」と父に話しかける。伝説のボディガードと呼ばれるマイケルの父ブライス・シニアは「お前は世間的には資格を失った警護だが、ここではお前は俺の息子だ。ここはお前の家だ」と受け入れた。そんな彼の登場に驚きを隠しきれないダリウスの一方で、マイケルは涙を流し父と抱擁、感動の再会シーンとなった。 しかし、水を差すダリウスと、それに怒り狂うマイケル…全く噛み合わない掛け合いに注目だ。モーガンは、共演したサミュエルについて「すごい俳優だよ。今までに彼が出演したほとんどすべての映画を見てきたが、彼には俳優として才能がある。どんな役をやっていても、ハマっているんだ」と絶賛。ライアンについても「作品を通してでしか知らなかったがいい俳優だ。それに現場でも人当たりがよくて、落ち着いていて、献身的で、いい俳優たちを際立たせていた」と明かし、「それにサルマだね。私は仕事を楽しんでいる俳優と一緒に仕事をするのが好きだが、彼女はそういう女優なんだよ」とサルマの印象も語っている。『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』は4月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード 2022年4月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 Hitman Two Productions, Inc. All Rights Reserved.
2022年04月01日全米大ヒットアクションコメディの続編『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』より、ライアン・レイノルズ、サミュエル・L・ジャクソン、サルマ・ハエックらキャストのインタビューを収めた特別映像が到着した。本作は、2017年に公開され大ヒットとなった『ヒットマンズ・ボディガード』の第2弾。一流ボディーガードをライアン・レイノルズ、凄腕の殺し屋をサミュエル・L・ジャクソンが演じ、丁々発止の掛け合いも話題となった。この度解禁されたインタビュー映像では、ライアン・レイノルズ、サミュエル・L・ジャクソン、サルマ・ハエックの3人がお互いを絶賛する様子がおさめられている。ライアンは前作に引き続き共演したサミュエルについて、「サムが伝説的俳優というのには理由がある。彼はセットに来るとすぐにGoだ。ありがたいよね。サムとの相性は本当にユニークだ。相性って、作ろうと思って作れるものじゃないと思う。それに彼は際立って巧みで臨機応変な俳優だよ。僕にとってのボーナスだね」と尊敬のコメント。さらに、「彼は時々ちょっと不機嫌になるけど、僕は気難しい人が結構好きだ。サムは不機嫌でも魅力的なんだ。僕ならただの嫌なヤツにしか見えないよ」とライアン節のユニークな発言でサミュエルの魅力を語っている。一方、サミュエルも「前作でのライアンとの共演は素晴らしいものだった。これまで共演した中で、ライアンは一番反射神経の良い俳優のひとりだ。何か投げかけると、即座に返してくる。思う通りにみんなを動かすことができる。本当に頭の良い俳優だよ。共演がとても楽しいよ」とライアンを賞賛。サルマも2人について、「ライアンとサムよりもアクションコメディを上手くこなせる俳優を知らない。2人と共演できるなんて本当に特権よ。彼らを本当に尊敬しているし、共演したことで自分自身の発見もたくさんあった」と共演した喜びを語っている。また、映像にはメイキングの様子もとらえられており、3人の息の合ったやりとりや真剣なスタッフの様子など、撮影の裏側も垣間見ることができる。『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』は4月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード 2022年4月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 Hitman Two Productions, Inc. All Rights Reserved.
2022年03月28日ライアン・レイノルズ主演のコメディアクション『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』より、本編映像と監督コメントが解禁された。2021年6月に公開され全米初登場1位となった本作は、2017年に公開され全米で3週連続1位の大ヒットとなった『ヒットマンズ・ボディガード』の第2弾。ライアン・レイノルズ演じる超一流のボディガードと、サミュエル・L・ジャクソンが演じる最強の殺し屋の“水と油”コンビが再びタッグを組む。前作に引き続き、『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』のパトリック・ヒューズが監督を務めた。この度到着したのは、マイケル(ライアン・レイノルズ)が過去にダリウス(サミュエル・L・ジャクソン)とコンビで挑んだミッションについてふり返る本編映像。神経症の治療のためセラピーに通うマイケルは、セラピストに向かって「すべてを失うまで俺は完璧な要人警護だったんだ」と英国でナンバーワン“トリプルA”の称号を誇っていた過去の栄光を語り始める。しかし彼の運命は、殺し屋ダリウスの登場によって狂うことに。マイケルは「彼(ダリウス)が大事な顧客を殺した」、「彼が戦争犯罪裁判で証言をするために俺は彼の警護を行った。おかげで撃たれた」と思い出したくない過去を語る。そしてダリウスのせいで剥奪された“トリプルA”の称号を「法廷で取り戻してくる」と意気込むマイケルだが、その後“水と油コンビ”は再会し、またしてもマイケルは世界を救うためのミッションに巻き込まれていく。パトリック・ヒューズ監督は前作の編集中に本作のアイディアが浮かび始め、作品が成功を納めたことで続編製作の可能性を確信したそう。また、「『ヒットマンズ・ボディーガード』の続編を依頼されたとき、最初に電話をかけた相手がライアン。「いいね」って言ってくれたから、構想を進めて書いてまとめたんだ。みんな前回をすごく楽しんでくれたと思うから、考えるまでもなくチームを再結成したよ」と語っており、本作への期待が高まる。『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』は4月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード 2022年4月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2020 Hitman Two Productions, Inc. All Rights Reserved.
2022年03月23日