5~6時間の睡眠しか取らなかった運転者は交通事故のリスクが約2倍に、睡眠時間4~5時間の運転者は交通事故リスクが4倍以上にも上ることが、米自動車協会交通安全財団(本部・米ワシントンD.C.)の研究で明らかになりました。同財団が2016年12月6日、研究レポート「睡眠不足と交通事故の関係」として発表しました。 睡眠不足は飲酒運転による事故リスクと同程度研究は、2005~2007年に発生した交通事故4,571件に関与した運転者7,234人と睡眠時間の関係を分析。睡眠時間が過去24時間で6~7時間だと、睡眠時間7時間以上の運転者と比べて事故リスクは1.3倍、5~6時間だと1.9倍、4~5時間だと4.3倍、4時間以下だと11.5倍にもなりました。このリスクのレベルは、米幹線道路交通安全局(NHTSA)が公表している飲酒運転が引き起こす交通事故のリスクと同程度だということです。 死亡交通事故の21%は眠気運転が関係睡眠不足は、刺激に対する反応を遅らせ、反応の正確さも減少させる結果、運転すれば交通事故の危険をもたらします。同財団によるこれまでの研究で、死亡交通事故の21%が運転者の眠気と関係していることが分かっていましたが、睡眠時間と交通事故リスクの数量的な関係を突き止めたのは今回が初めてです。 7時間以上の睡眠を取らずに運転するのは危険米疾病対策センター(CDC)の調査によると、米国の自動車ドライバーの35%が、7時間の睡眠を取れていませんでした。同財団によれば、運転者の97%が、眠気のある状態で運転する人はほかのドライバーの安全を脅かしており、許せないと考えている一方、運転者3人のうち1人は、過去1か月以内に非常に疲れて目を開けているのがつらい状態でも運転したことがあると答えたそうです。同財団では、7時間以上の睡眠を取らずに運転すれば、死亡事故に結びつく危険があると、ドライバーたちに警告しています。 出典:米自動車協会交通安全財団プレスリリース米自動車協会交通安全財団研究報告書 by Gary Knight
2016年12月18日周りが結婚や出産などで賑やかであればあるほど、つい焦りを感じてしまうのが女性というものです。今付き合っている彼との将来がどうなるのか分からず、不安を抱えている方も多いかもしれませんね。30代の女性といえば、仕事の面でもやりがいが出てきたり、責任ある立場につくようになる頃でしょう。恋愛と仕事のバランスを上手く保てなくなるケースも多くなってきてしまいます。 A子(35歳)キャリアウーマンがとったリスクA子の恋人のM男はA子より5歳年下の30歳。付き合い始めの頃は年の差も気になる事なく、2人で過ごせる時間が何より楽しかったもの。しかし、時が経つに連れ次第にA子は焦り始めます。 「"愛してる"と言ってくれるけど、プロポーズはいつしてくれるのかしら?」「仕事も楽しいし、今すぐ結婚したい訳じゃないけど... 早くしなきゃ子供が産めなくなるかもしれない... でも、こんな話を切り出して重たく思われるのは嫌だわ...。」 こんな風に悩み始めたA子。 そんなある日のこと。M男から「転職する事にしたんだ、それで急なんだけど来月から海外勤務に決まったんだ」 と告げられます。折にも、この日は新しいプロジェクトリーダーに抜擢された事を上司から報告された日でし た。 「A子、俺と一緒に行く?」「一緒に行くって...それって私は会社を辞めなきゃいけないじゃない...。」「うん、そうだよな...わかってるよ、無理強いはできない事は。」「無理強いとかじゃなくて...一緒に行くって事は...結婚したいって事なの?」「結婚?あ...そうか。うん、そうだね。」「そうだねって...。結婚するならあなたについて行くわ。」「わかった...結婚しよう!」 意外にもあっさりと結婚する事になり、A子は動揺しました。 「せっかく大きなプロジェクトリーダーに抜擢されたっていうのに辞めなきゃいけないなんて...。でも、ここでM男の転勤について行かないなら結婚できなくなっちゃうわ。 どうしたらいいのかしら?」  悩みに悩んだ挙句、A子は会社を辞めてM男について行く事に。頭を切り替えて、結婚式の日取りやスタイルなどに集中する事にしました。今までは出来合いのもので済ませた夕食も今では毎日作るようになり、会社で得られる達成感や、やりがいは無くともA子は主婦業を楽しむようになってきました。そんな中、M男は新しい職場や仲間に囲まれ、やりがいのあるプロジェクトを任され、家に帰る時間が日に日に遅くなるようになってきました。 「浮気...してるんだわ。仕事を辞めてまでついてきたのに、結婚式の前に浮気するなんて... 。」 問いただしたい気持ちがあるものの、結婚式をキャンセルする勇気もなく、また、まだ愛してるという思いから、浮気を黙認する日々が続きました。そんなある日のこと。M男はA子の気持ちを先読みしたのか 「俺は君を愛してる。愛してるけど、浮気はする。きっとこの先もする。」と言い放ちました。A子は大きく動揺するものの「男は浮気するものなのよ、そんな事気にしてたら結婚できないわ。」A子はそう自分に言い聞かせました。しかし、そんなA子が別れをついに決意する日がやってきました。 A子が別れを決意した理由それはM男の母の病気。長い間、癌を患っていた母の末期を知らせる連絡がM男の実家から入り、M男はしばらく実家に帰る事に。こんな時だからこそ、家族の一員として役に立てることがをしたいというA子の申し出をM男は断ったのです。そう、A子の別れの決意の決め手は大好きな仕事を辞める事でもM男の浮気ではなく、家族として、パートナーとしての絆。楽しい時も辛い時も、共に支えあえる関係が何より大事な事だと改めて実感したのです。 別れた時のA子は38歳。 「あの時、会社を辞めずに別れをもっと早く選んでいれば... 。」そう思うこともありました。しかし、その時その時に出せる答えを必死で考え、苦しみながらも歩んできたからこそ、別れのリスクを納得して受け止めることができたのだと思います。A子はその後、海外の企業へと転職し新たな仕事を楽しんでいるようです。 「今は自分を取り戻せて嬉しいの。独身である事を楽しんでるわ。あの頃は本当に悩んでばかりだったけど、本気で愛して本気で悩んだからこそ、別れを選んだ事を悔やんでないわ。 逆に世間体を気にして結婚しなくて良かったと思ってるわ。」 そう笑顔で語るA子はキラキラ輝いて見えました。 あなたにどうですか?別れ際、自分で見分けられますか?別れのリスク、背負えますか? 大人の女性の定義とは…"自分の出した答えに責任を持つ"という事ではないでしょうか。どんな事情があっても、会社を辞める事も恋人との関係を続けることも、そして、別れを決める事も。そんな積み重ねを経て、自分の人生で何が大事な事なのかが見えてくるのだと思います。 
2016年10月24日いまや社会的な問題となっている肥満。最近では大人だけでなく、子どもの肥満の問題も増加傾向にあるようです。小さいうちからの生活や食事の習慣が、将来の肥満リスクを招く原因になることもあるのだとか。気づかないうちに子どもの肥満リスクを高めてしまっていないか、普段の生活習慣を見直してみましょう。■夜更かし&睡眠不足子どもの健やかな成長には、睡眠が大きな関わりをもつということはよく知られています。さらに睡眠は、子どもの将来の肥満リスクにも影響するのだとか。睡眠不足になると、食欲や、脂肪の蓄積を抑制する「レプチン」というホルモンの分泌が低下し、反対に食欲を増進させるホルモン「グレリン」の分泌が増加するといわれます。また、夜更かしをして起きている時間が長くなると、それだけ間食を食べる機会も多くなりがちです。子どもの肥満防止のためには、生活リズムを整え、きちんと睡眠をとることがとても大切だといえます。■おやつを袋ごと与えるおやつにスナック菓子などを食べるとき、大きな袋ごと子どもに渡してはいませんか?お菓子を袋ごと渡してしまうと適量が分からずに食べすぎてしまい、一度に全部食べきってしまった、なんてことも。市販のお菓子は袋ごと与えずに、食べる分だけを皿などに取り分けるようにしましょう。子どものうちは、間食も食事の一部。栄養バランスをとるために、スナック菓子ばかりではなく、乳製品やフルーツなどと組み合わせるのもおすすめです。また、お菓子などの買いだめはできるだけ避けて。子どもがいつでもお菓子に手が届く環境をつくらないようにしましょう。■家のお手伝いをさせていない現代の子どもは、昔に比べて運動量が減っているといわれています。環境によっては外遊びができる場所も少なく、友達と遊ぶ際もテレビゲームなど座ったまま、ということも珍しくありません。さらに、子どもにあまり家のお手伝いをさせていないと、運動不足に拍車をかけることになってしまいます。「お手伝いよりも勉強」と考える家庭もあるかもしれませんが、少しでも体を動かすため、役割を決めて積極的にお手伝いをさせるようにしてみましょう。運動不足が続くと、体を動かすことそのものが億劫になってしまいます。ポストまで郵便を取りに行く、お風呂掃除をする、など、まずは簡単なお手伝いからはじめてみてはいかがでしょうか。■整理整頓の習慣がない部屋が汚い人は太りやすいといわれます。それは、「面倒だから後回しにしよう」という気持ちが食生活にもあらわれるほか、散らかった部屋が知らず知らずのうちにストレスになって食べすぎてしまうからなんだとか。子どものうちからきちんと整理整頓をする習慣をつけておかないと、大人になっても部屋が汚いままになってしまう可能性も。また、リビングなど家族の共有スペースがいつも散らかっていると、その状態を「当たり前」と思いながら育ってしまい、片づけられない大人になってしまうかも。小さいうちからきちんと、「使ったものは片づける」という習慣づけができるように心がけましょう。子どもが片づけやすいように、収納の場所や高さも工夫してあげるのも効果的です。子どもの肥満リスクには、食事の内容や量だけでない、意外な要因が関係していることも。子どもの将来の健康のために、思い当たる点がないかチェックしてみてくださいね。(かとうともみ)
2016年09月30日結婚すると、どうしても恋人同士のときのようなトキメキはなくなってしまいます。それは、心が冷めてしまったのではなく、“恋”から“愛”に変わったため。家族になってしまったからなのですね。そうはわかっていても『トキメキを得るために不倫してしまう』という人が後を絶たないのも事実。目先の幸せだけを求めて不倫に走ってしまうと、後々大きなトラブルに巻き込まれてしまうリスクが付いて回ってきます。では、どのようなリスクが考えられるのでしょうか。1:病気が感染してしまうリスク性行為をするということは、もしも相手がなんらかの病気を持っていたときに、感染してしまうというリスクが考えられます。多くの人は『自分に限ってそんなこと起こり得ない』という根拠のない自信があるので、実際に感染する可能性については考えないのです。また、『コンドームを付けているから大丈夫』と言う人もいるかもしれませんが、その油断が禁物です。もしそのような避妊具を付けていたとしても、病気が100%感染しないとは言い切れません。妊娠もまた然りです。夫以外の男性とそういう関係になるということは、このような重大なリスクがあるということを絶対に忘れてはいけません。下手すると、命に関わるような病気かもしれないということも頭に入れておきましょう。2:家族を失うリスク不倫は結婚相手を裏切ったということ。バレてしまえば、もちろん“離婚”というワードが出てきてしまいますよね。離婚するということは、もう家族ではなくなるということです。相手に対して、愛情がないというのならいいのかもしれませんが、もしお子さんがいらっしゃるのなら、そのお子さんとも離れなければいけなくなる可能性があるのです。お子さんと離れるリスクを考えても、まだ不倫相手のことを愛し、会い続けますか?自分の結婚相手とお子さんを傷つけてまで、愛さなければいけない存在なのか、心に手を当てて考えてみると良いでしょう。また、自分が築いてきた家族だけでなく、親や兄弟、親戚からも“不倫した人”という目で見られてしまいます。一度貼られたレッテルは、なかなか剥がすことは出来ません。親戚で集まるたびに、肩身の狭い思いをすることになるでしょう。。3:お金に関するリスク不倫がバレて離婚することになれば、当然慰謝料が請求されてしまいますよね。まだ小さなお子さんがいる場合は、それに加えて養育費も払わなければいけなくなってしまいます。全てのケースにおいて慰謝料と養育費が請求されるというわけではありませんが、かなりの確率で請求されるということをお忘れなく。慰謝料と言っても金額は様々。一般的な相場として、・単に浮気をしただけ(離婚も別居もせず,夫婦関係を継続する場合)なら50万円~100万円・浮気が原因で別居に至った場合は100万円~200万円・浮気が原因で離婚に至った場合は200万円~300万円と、浮気・不倫による損害が大きければ大きいほど、慰謝料も高くなる傾向にあるようです。いかがでしたか?不倫をするということは、単純にこれだけのリスクが考えられます。今回は代表的な以上の3つについてまとめましたが、もっと深くまで掘り下げればまだまだ出てくる不倫のリスク。“トキメキを得るため”だけにこれらのリスクを冒すのか、それとも、“トキメキ”はないけど“安心感”をとり、現実の中で幸せを見つけるのか…。どちらにしても、その場の感情だけで行動しないように気をつけましょう。
2016年09月14日彼氏が浮気をしないよう、女性は誰しも何らかの対策を行っています。最も、浮気防止の対策は色々ありますが、中には全く逆効果になってしまう間違った対策もあるのです。一見、浮気対策として効果的なはずが逆に浮気を招く要因になる、そんなやってはいけない浮気対策をここで紹介していきます。連絡する時間を固定する付き合ったばかりのカップルにありがちなミスがこれです。彼氏が浮気しないよう、決まった時間に連絡してしまうのは非常に危険です。確かに、こうしたルールを作ることで彼氏は絶対に浮気できない時間が生まれます。ただそれは、同時に絶対に浮気できる時間を作ることにもなるのです。仮に、毎日午後9時から午後10時まで電話することを二人の約束にしたとします。こうすることで、この時間以外のタイミングで電話が掛からなくなるため、むしろ彼氏は安全に浮気できてしまうのです。お揃いのグッズを身に付ける夫婦で例えるなら結婚指輪のようなもので、お揃いのグッズを身に付けることで、他の女性からの接触を避けることができます。しかし、グッズは指輪とは違うため、一見それが彼女とお揃いのものだとは誰も分かりません。と言うことは、誰もその男性のことを彼女持ちだとは気づかないわけです。これでは結婚指輪同様のけん制効果はなく、浮気防止対策としては全くの無意味なのです。このため、もしお揃いのグッズを身に付けるというなら、明らかに女性がチョイスしたセンスのものをお揃いで身に付けるべきでしょう。スマホをチェックするもし、チェックした結果彼氏が潔白だとして、さらにチェックしたことがバレた場合は、確実に浮気されてしまいます。この場合、スマホを見たことで女性は謝罪するしかないですし、当然女性の心理を考えると、それ以降二度と彼氏のスマホはチェックしないでしょう。つまり、今後彼氏はいくら他の女性と連絡をとったところで、それを彼女に知られてしまう危険性がなくなってしまうわけです。いかがでしたか?浮気防止の対策を考える場合、必ず何らかのルールを作ることになります。ここで注意しなければならないのは、ルールが生まれたということは、ルールの抜け穴も生まれたことになるのです。この抜け穴をおろそかにしてしまうことで、逆に彼氏の浮気を招いてしまうのです。
2016年05月16日オプトは2月29日、TVCM×Web広告最適化コンサルティングサービスパッケージ「BLEND.TxD(ブレンド)」の提供を開始したと発表した。同社では2015年より、TVCM出稿におけるターゲット含有率やリーチ単価、有効フリークエンシ―調査から、ターゲットリーチ・態度変容効果最大化と最適なプロモーション予算配分までを分析する「TV×Web広告の統合分析」を提供してきた。BLEND.TxDでは、統合効果分析の調査結果をもとにしたプロモーションの全体プランニング、 Web専用クリエイティブ制作・広告配信の最適化、予算配分モデル構築まで一気通貫したサービスをパッケージで提供する。同社では、「BLEND.txd」を通して、複雑化するコミュニケーションデザインにおける様々なデータや手法を統合し、企業様のブランディング戦略における課題解決ソリューションを提供していくという。
2016年02月29日佐川急便は1月21日、営業開発部内にロジスティクス・コンサルティング課を新設し、ロジスティクス・コンサルティング業務を開始したと発表した。同社では、商品ライフサイクルの短期化やサービス競争の激化、ビジネスのグローバル化といった市場環境の変化に対応するため、全国ネットワークとグループ事業会社の倉庫・流通加工や国際・IT・決済機能など多様なリソースを融合させたグループ横断の営業開発チーム「GOAL(GO Advanced Logistics)」を2014年4月に立ち上げ、ロジスティクスソリューションを提供している。最近では、チームGOALに対する相談内容も多岐にわたり、物流業務受託だけにとどまらず、自社物流のオペレーション見直し等の依頼も増えているという。そこで同社では、グループの総合力を活用した海外調達から国内での流通加工、さらには最終消費者へ届けるまで国内外を一貫して物流全体をコーディネートできるノウハウとインフラの活用により、ロジスティクス・コンサルティングを提供する。
2016年01月22日プラスは1月8日、オフィス用の家具販売から内装工事までトータル・コンサルティングを手掛けるというオフィスコムとの間で全株式を取得して子会社化することに合意し、2015年12月28日に譲渡契約書を締結したと発表した。オフィスコムは2007年の創業。一般企業を中心に個人顧客層も対象とし、自社開発したオフィス家具をインターネットなどを通じて販売・物流まで自社で手掛けており、家具以外にも電話・LAN工事からオフィスの内装工事までトータル・コンサルティングを提供しているとのこと。また、業界初という24時間電話受付サービスを提供するなど、顧客志向に徹することで毎年着実な成長を果たし、オフィス移転の対応実績も累計3万件以上に上るという。現在プラスは、主力事業としてオフィス家具の製造・販売を手掛けているが、今回のオフィスコムの株式取得に伴い、これまでオフィス家具メーカーとして培った経験・技術を生かし、製品企画・調達・物流などでシナジー効果を発揮し、オフィスコムの一層の成長を目指すとしている。また、プラスが展開するSOHO市場向けのブランドである「Garage(ガラージ)」及び、2015年12月に2016年の事業継承を発表した家具・インテリアの通販ブランドである「暮らしのデザイン」と共に、インターネット家具通販の分野での総合的な展開、成長・拡大を図っていくという。
2016年01月12日三井物産クレジットコンサルティングは12月14日、海外企業との取引(貿易取引・現地取引)におけるクラウド型リスクマネジメントサービスツール「みんなの海外取引 CONOCER(コノサー)」を正式に運用開始した。同ツールは、取引先所在国、取引の形態、自社の立場(買い手か売り手)をプルダウンで選択、クリックすることで取引のリスクポイントがわかり、さらに海外取引(貿易取引・現地取引)における情報収集、分析、判断が可能なクラウド型サービスとなる。取引先の決算書(財務諸表)を基に格付が提供されるほか、「国」・「形態」・「自社の立場(売り・買い)」「決済条件等」という4つの質問に答えてクリックすることで、取引パターンに応じた「取引の特徴・注意点」の概要を把握することが可能。また、法人情報を登録すると、4段階のカントリーランクを確認することができるという。さらに、取引に関して収集した情報を「チェックシート」に入力、保存することで、情報整理が可能となり、整理した内容を基に取引の問題点や評価点を比較分析することで、取引推進可否判断の根拠を可視化し、蓄積することを可能としている。加えて、チェックポイントに対する回答やコメントを入力した結果を、レポート(PDF)として出力可能なほか、海外固有のリスクであるカントリーレポート、アジア・マーケット情報、海外企業調査レポートなど、取引パターン、取引内容に即した情報を取得することができる。
2015年12月14日HARMONYは、アクセス解析ツール「Googleアナリティクス」の設定コンサルティングサービス「Googleアナリティクス設定コンサルティング」を発売した。企業ホームページの目標を明確化し、それに基づいて各社にオリジナルの設定をアドバイスすることで、ホームページを見える化や目標を向上するために役立つレポートが得られるようするという。「Googleアナリティクス設定コンサルティング」では、1社ごとにヒアリングを行い、その会社自身が気づいていないところまでホームページの目的を明らかにし、その目標を達成・向上させるために管理すべき指標描き出すという。イベントトラッキングやクロスドメイン設定、ウェブマスターツール連携などを「基本設定」として取り入れ、「基本+拡張設定」を選べば、さらにカスタムレポート、アドバンスセグメントなどの上級機能を使い、メール設定によるKPI管理も可能になるという。提供メニューは、「コンサルティング」、「運用開始後メニュー」、「オプションメニュー」で構成。「コンサルティング」では、目標設定、イベントトラッキング、クロスドメイン設定、キャンペーン効果測定、ウェブマスターツール連携、ユーザー管理・権限設定等を提供する「基本コンサルティング」や、これに加え、クロスデバイス計測、参照元除外リスト、カスタムレポート作成、アドバンスセグメント作成、インテリジェンスイベント(KPI設定)等を提供する「基本+拡張コンサルティング」がある。「運用開始後メニュー」では、「Googleアナリティクス 相談・アドバイス」や専門家が毎月GAデータを抽出しレポート化し、直すべき点、伸ばすべき長所の指摘から具体的な改善方法までアドバイスする「独自レポート作成(月1回)」を提供する。「オプションメニュー」では、ヒアリングにより目標のマップを描き、KPIを整理する「目標立案コンサルティング」を提供する。
2015年12月07日日立コンサルティングと日立システムズは11月26日、企業のIoT導入を支援するサービス「IoT導入支援パック」を販売開始したと発表した。同サービスは、日立コンサルティングが提供してきたIoT構想策定支援を行うコンサルティングサービスと日立システムズが提供するクラウド型のデータ収集/管理/分析環境をトライアルパックとして提供するもの。同サービスの活用により、IoTのビジネス活用に向けたテーマ設定、計画立案、検証、検証結果に基づく計画見直しといった一連のプロセスを短期間・低コストで行うことができる。また、データ収集/管理/分析環境は、日立システムズの「ファシリティ・モニタリングサービス」を活用し、セキュリティの確保された日立システムズのデータセンターから管理対象数、利用期間に応じたクラウド型で提供するため、大きな初期投資を行うことなく計画策定から効果検証までを実施できるという。同サービスの利用後には、IoT本格導入にあたってのM2Mネットワークの構築や制御系システムセキュリティ、大規模データの保管といったニーズに日立システムズが対応する。両社は主に工場やプラント設備を持つ製造業向けに同サービスを拡販し、2018年度末までに累計50社への販売を目指すとしている。
2015年11月26日日立コンサルティングと日立システムズは11月26日、企業のIoT導入を支援するサービスの「IoT導入支援パック」を販売開始した。同サービスは、日立コンサルティングのビジネス計画の策定を支援するコンサルティングサービスである「IoTビジネス構想策定コンサルティング」と、日立システムズの設備の稼働状況やエネルギー利用状況を集中管理する「ファシリティ・モニタリングサービス」のトライアルパックとして提供する。価格は個別見積。同サービスはIoTのビジネス活用に向けたテーマ設定、計画立案、検証、検証結果に基づく計画見直しといった一連のプロセスを短期間・低コストで行うことができる。また、データ収集/管理/分析環境は、日立システムズのファシリティ・モニタリングサービスを活用し、セキュリティの確保された同社のデータセンターから管理対象数、利用期間に応じたクラウド型で提供するため初期投資の抑制につなげ、計画策定から効果検証までを実施することが可能だという。さらに、同サービスの利用後はIoT本格導入にあたってのM2Mネットワークの構築や制御系システムセキュリティ、大規模データの保管といったニーズにも日立システムズが対応し、顧客のIoT活用全体をサポート。今後、両社は連携し、IoTへの取り組みを強化するとともに、IoTを活用した顧客の新たな利益を生み出すビジネスモデル創出を支援していく。両社は主に工場やプラント設備を保有する製造業向けに新サービスを拡販し、2018年度末までに累計50社への販売を目指す。
2015年11月26日インテル セキュリティは10月1日、同社が実施した2015年版「インターネット検索で最もリスクの高い有名人(Intel Security Most Dangerous Celebrities)」の結果を発表した。「インターネット検索で最もリスクの高い有名人」は今回で、9年目を迎え、これまでもハリウッド俳優やコメディアン、ミュージシャンなどポップカルチャーの有名人のインターネット検索リスクを調査し、その結果を発表してきた。今年の調査では、ミュージシャンとコメディアンのインターネット検索がウイルスやマルウェアに感染するリスクが高いことが明らかになっている。今回の調査では、昨年第1位の米国の人気司会者ジミー・キンメルに代わって、エレクトロニック・ダンス・ミュージック(EDM)のDJであるアーミン・ヴァン・ブーレンがトップにランキング。アーミン・ヴァン・ブーレンは、2008年の俳優のブラッド・ピット、2014年のジミー・キンメルに続いて第1位にランクされた3人目の男性となり、そしてDJとしては初めてトップになった(2014年は第2位)。また、ミュージシャンのアッシャーが、カントリーミュージック歌手のルーク・ブライアン(第2位)、ブリトニー・スピアーズ(第4位)の間の第3位にランクイン。その他、上位10人には、女性コメディアンのエイミー・シューマー(第7位)、女優のベティ・ホワイト(第8位)、シンガーソングライターのロード(第9位)、女優のニーナ・ドブレフ(第10位)がランクイン。上位10人のうち、EDM、カントリー、ヒップホップ、ポップを含むミュージシャンが7人ランクインしている。サイバー犯罪者は、さまざまな賞の授賞式、TV番組、新作映画、音楽アルバムのリリース、有名人カップルの破局などのポップカルチャー イベントへの一般人の関心を悪用する方法を常に探している。このようなサイバー犯罪者は、一般人の関心を悪用して、マルウェアを潜ませたサイトに誘い込み、パスワードや個人情報を盗む。調査では、音楽の無料ダウンロードやミュージックビデオの検索が特にリスクが高いことが判明。有名人の名前と"無料mp4"や"HD(高画質)ダウンロード"、"Torrent(トレント、ファイル配布ソフトウェア)"といった単語の組み合わせは、インターネットで最も頻繁に使用される検索用語。公式サイト以外から提供されている音楽を検索すると、デジタルライフとデバイスの両方を危険にさらすことになる。
2015年10月05日「 どうして資産運用が必要なの? 」の続きです。「投資にはリスクがある」とよく耳にしますよね。その「リスク」という言葉に、あなたはどんな印象を持ちますか?先日、イギリス人の友人と話をした時のことです。彼は、投資を「リスク」「ギャンブル」という言葉で説明しました。インベスト=リスク=ギャンブルと理解しているのですね。昨年、日本でもスタートしたNISA(少額投資非課税制度)のお手本にしたのは英国のISA(Individual Savings Account 個人貯蓄口座)です。ISAの保有率は、国民の4割にのぼり、認知度はかなり高いと聞いていたので、イギリス人の彼でもそうなんだ、と私は少し驚きました。 以前のコラム でも書きましたが、「投資は怖い」というイメージを持っている人は、リスク=危険と思っているからなのですね。リスクは「危険」ではないたしかに、日常生活の中で「リスク」という言葉は「危険」と同意語で使われます。たとえば、よく使われる例ですが、「100回乗って100回事故を起こすタクシーと、100回乗ったら1回だけ事故を起こすタクシーなら、どちらのほうが、リスクが高いと思いますか?」という質問。さて、皆さんはどちらだと思いますか?恐らく、多くの人は、「100回乗って100回事故を起こすタクシーのほうがリスクが高い」と考えるでしょう。しかし、投資の世界で言う「リスク」は、「結果が不確実であること」を意味します。ですから、100回乗って100回事故を起こすタクシーは、100%確実に事故を起こすので、リスクはゼロ。100回乗ったら1回だけ事故を起こすタクシーは、いつその1回にあうかわからないので、不確実性が大きい、つまりリスクが高いということなのです。リスクとは振れ幅の大きさのこと、具体的には、投資の結果、得られる収益(リターン)のばらつきを指します。皆さんもニュースで、「今日の日経株価は、前日より145円12銭高い、1万8,171円60銭でした」というのを聞いたことがあるでしょう。株の値段は取り引き時間中、常に動いているんですね。上がったり下がったりしています。投資をすれば、期待以上に収益(リターン)を得ることもあれば、予想に反して損をする可能性もあります。明日の株価がどうなるのかは誰にもわかりません。リスクゼロの商品とリスクのある商品金融商品には、定期預金のように、「約束した期間保有すれば、利息のつくもの」があります。これらを「元本確保型の商品」といいます。リスクゼロの商品です。たとえば、商品Aが1年間で5%の利子のつく定期預金だとすると、100万円の元本は、1年後には105万円になります。リターンは5%です。 一方、Bという商品は、元本の100万円が、1年後に125万円になるかもしれないし、85万円になるかもしれません。元本を割る可能性があるというわけですね。この時、125万と85万円の平均は105万円と考えて、リターンは、Aと同じ5%になります。どちらもリターンは同じなのですが、Bの方は、リスクのある、つまり元本確保型ではない商品です。同じリターンなら、もちろんAのほうがいいですよね。しかし、残念ながら、今の定期預金の金利は、5%もありません。高いものでも0.1%くらいです。大変金利が低いので、100万円を200万円にするのに、約720年かかります。お金を増やすスピードを速くするためには、ある程度リスクをとる必要があります。一般的に、リターンが大きい商品は、大きなリスクがあります。お金を2倍近く増やすこともできるかもしれないけれど、半額になることもあるということです。リスクのある商品には、株式などがあります。株式は、長い期間持っていると、株式市場の平均的なリターンを結果的に得る確率は高まります。しかし、10年後に資産が2倍になっても、その翌年に半分になることもあります。もちろん、さらに上がる可能性もあります。将来どうなるかはわからないのです。ですから、資産運用をスタートするには、まず、自分がどのくらいリスクをとれるのかを考えなければなりません。リスクとリターンの話は、次回に続きます。(岩城みずほ)
2015年10月05日『この人好きじゃないんだけど告白されたしどうしよっかな』と心が揺らいだことのある人はいませんか?でも好きでもない人と付き合うにはそれなりのリスクもあるようです。そこで今回は女性に『好きでもない人に告白されたときに起こりうるリスク』についてアンケートを取りました。■1.恋愛体質になりやすい「ちょうど好きな人に告白して振られた時期に、彼に告白されて付き合いだしました。初めての付き合いだったこともあり、いつの間にか彼にどっぷり浸かり恋愛体質に・・・。彼のこと特に好きでもなかったのに自分が少し怖くなりました。」(19歳/短大生)「大して好きでもない人でも、一緒にいることに安心感を覚えてしまう。結果、隣に誰かいないと寂しいと感じるようになり、恋愛依存に発展していくんだと思うんだよね。好きでもない人と無理やり付き合わない方が良いと思う。一人でいる期間も大切。」(24歳/歯科助手)なるほど。初めは彼氏がいなくても平気だった子が、段々と彼に依存していくことで男性なしでは物足りなさを感じてしまう傾向にあるようです。■ 2.自分を安売りしてしまう「その当時他に好きな人がいたけれど、イケメンと良い流れになって付き合うように。でも月日が経つうちに『私何でこんなことしているんだろう』ってふと我に返って。やっぱり本当に好きだと思う人と付き合った方が幸せですよね。」(18歳/高校生)好きでもない相手と付き合って傷つくなんて元も子もありません。その時間で本当に好きな人にアタックしたり、新たに好きになれる人と出会うこともできたかもしれません。しかし、時間は戻ってきません。後悔するくらいなら初めから好きでもない人と付き合うべきではないでしょう。■3.周りから「誰でも良いんだ」と思われがち「告白された年上のバイト先の人と付き合ったのですが、友達からは『サークルの○○君がずっと好きって言ってたじゃん』と大ブーイング。『結局ちやほやしてくれる人なら誰でも良いんだね』とグループ内で孤立することになりました・・・。」(20歳/大学生)「SNSに季節が変わるごとに違う男との写メを載せている子はやっぱり誰でも良いんだって思いますよね。口にはしなくても、みんな心の中で思っていますよ。」(23歳/フリーター)あまりにも彼氏をコロコロ変えていたり、意外なところから彼が出来たりすると『軽い女』と思われがちなようです。この印象を持たれてしまうと、女性にとってダメージが大きいですよね。■ 4.相手に求めすぎてしまう「『お前のこと大切にするから』と半ば強引に付き合った元彼。でも付き合いだすとデートの計画も立ててくれない、連絡も来ない、何もしてくれないで本当につまらなかった。だからといって自分が彼に何かしてあげようとも思えなかったしね・・・。」(23歳/営業)「自分が好きで付き合う時と比べて、相手に求めることは確実に増えると思う。『私のこと好きなら何でこんなこともしてくれないの!』みたいな。結局向こうがそれに嫌気がさして別れるパターンが結構ある。」(24歳/アパレル)『釣った魚には餌をやらない』とはよく言ったものです。『相手が好きだって言ったから付き合ってやった』という考えは初めから捨てましょう。■おわりにいかがでしたか?自分が少しでも気になる人と付き合うなら良いですが『その場しのぎ』『どうせ別れるしいっか』という感覚で付き合うのはお互いのためにもやめておきましょうね。(和/ライター)(平尾優美花/モデル)(柳内良仁/カメラマン)
2015年10月04日UBICは9月25日、人工知能の成長を可視化することに成功、人工知能の成長過程を視覚的に把握し、テキスト解析の精度を効率的に向上するコンサルティングサービスの提供を開始すると発表した。同社は、人工知能によるEメール自動監査システム「Lit i View EMAIL AUDITOR(以下、EMAIL AUDITOR)」により、企業内の大量のメールを自動的に監査し、企業が防ぎたいリスクを発見するソリューションを提供している。「EMAIL AUDITOR」に搭載された人工知能「バーチャルデータサイエンティスト(以下、VDS)」が、豊富な経験をもつ監査人(社内外の監査スタッフや弁護士など)から不正を判断する特徴を学び、監査人がすべてチェックすることが不可能な大量の電子メールのテキストから、情報漏洩やカルテルなど不正行為への関与の疑いがあるコミュニケーションや行動を、監査人に代わって見つけ出すというものだ。今回提供開始となったサービスは、EMAIL AUDITOR導入企業に対するコンサルティングサービスとして提供される。人工知能の成長を測定するポイントは、監査人が「不正に“関連する”と判断した文書」と「不正に“関連していない”と判断した文書」が、正しくスコア付けされているかどうかで判断。成長プロセスは、「成長初期」、「成長期」、「成熟期」の3つの段階に分けることができ、成熟期に到達すると、安定したメール監査機能としての稼働が確認できたことになる。同社では、VDSの学習機能が適切に働いているかどうか分析するコンサルティングを行ってきたが、今回の可視化の手法を用いることによって、従来よりも、より直感的に人工知能の成長過程を把握することが可能になり、成長の精度やスピードが適正であるかどうかを容易に判断することができるようになったという。
2015年09月25日OKIコンサルティングソリューションズ(OCS)は7月22日、タブレット型端末対応のシンクライアント「Safario-IX(サファリオアイエックス)」を発売した。価格は1ライセンスあたり1万9,800円(税別)、今後3年間で4,000ライセンスの販売を目指す。新製品は、従来製品であるUSBトークン型のシンクライアント「Safario」の機能を引き継ぎ、クライアント機器認証やVPN、ファイルのダウンロード禁止などのセキュリティ機能を持ち、安全なリモート・アクセスを実現するとしている。USBトークン型は、タブレット端末ではUSBコネクタの形状違いやポート数の制限のため利用できなかったという。同製品により、外出先では携帯したUSBトークン型をPCに挿入することでシンクライアントを実現し、タブレット型端末を持ち歩く場合は事前にアプリケーションをインストールして利用できるとしている。また、テレワークなど決まった場所に設置したPCを使用する場合も、あらかじめアプリケーションをインストールすることで、USBトークンを使わずに利用可能になる。同製品はSafarioのゲートウェイと認証・管理システムを使用でき、それぞれの利点を活かした混在使用も可能としている。対応OSはWindows Vista/7/8/8.1で、Windows 10には今後対応予定。
2015年07月22日クックパッドは6月4日、明日の食が見えるビッグデータサービス「たべみる」を提供するトレンド調査ラボにおいて、6月より、コンサルティングサービスの提供を本格的に開始したことを発表した。たべみるとは、レシピサイト「クックパッド」の検索データを活用した、食品製造業・流通業・小売業向けのビッグデータサービス。食材・地域・季節・食用シーン(誕生日や運動会など)といったさまざまな切り口で分析を行うことができる。コンサルティングサービスは、2014年の「たべみる」リニューアル時より一部企業に提供していたもので、今後より多くの要望に応えられるよう組織体制を強化。検索データと購買データの統合的な分析を通じた戦略仮説の策定支援や、検索データや投稿レシピから生活者ニーズの抽出、ワークショップを通じた商品開発支援など、従来調査では実現できなかったコンサルティングを行っていく。
2015年06月05日欧州金融市場では2015年に入り、株式やハイ・イールド社債などリスク資産への資金回帰が鮮明になっています。2014年の欧州は、年末にかけて、ドイツなどで景気鈍化がみられたことに加え、ウクライナ問題や原油価格急落などが相次ぎ、国債や投資適格社債など比較的安全とされる資産が選好されました。しかしながら、ECB(欧州中央銀行)が量的緩和の導入を決定した2015年1月以降は、流動性拡大や景気押し上げ期待が高まり、欧州株式が大きく上昇して主要株価指数が最高値を更新したほか、利回り面での魅力が高まったハイ・イールド社債などへ資金が流入するなど、投資家が再びリスクを選好する動きが強まっています。経済面で明るさが戻り始めていることも相場を押し上げています。欧州では、原油安などを背景にデフレ懸念が継続していましたが、ECBによる量的緩和が奏功し、4月のユーロ圏消費者物価指数は前年同月比で横ばいと5ヵ月ぶりにマイナス圏を脱したことに加え、良好な景況感なども後押ししてデフレ懸念が後退しています。また、13日に発表されたユーロ圏の2015年1-3月期の実質GDP成長率は、前期比+0.4%と前期の伸びを上回り、8四半期連続のプラス成長と、緩やかな回復が続いていることが示されました。ユーロ安を背景とした輸出企業の業績回復などが雇用改善や賃金上昇につながったほか、原油価格の下落に伴なうガソリン安などが個人消費の拡大に繋がり、ユーロ圏の経済成長の原動力になったとみられています。各国の成長率に目を向けると、前期はドイツが全体を牽引したのに対し、今期はその他のユーロ圏主要国の経済成長が揃って加速しており、景気回復の兆しがユーロ圏全体に拡がりつつあると考えられます。今後についてもユーロ圏の経済成長率は、IMF(国際通貨基金)による4月の見通しで、原油価格の下落や量的緩和を受けた低金利環境、対米ドルでのユーロ下落などを背景に上方修正されており、2015年は1.5%、2016年は1.6%と、成長加速が予想されています。こうしたなか、欧州景気の回復が力強さを増すにつれて、欧州資産の投資魅力は一層高まっていくと考えられます。(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)(2015年5月21日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2015年05月21日ソフトバンク・テクノロジー(SBT)は5月13日、効率的な広告投資を支援するコンサルティングサービス「AdMetrics(アドメトリクス)」を提供開始すると発表した。同サービスは、広告やプロモーションなどの投資対効果(ROI)を計測し、事業戦略に応じた独自の統計モデルを開発、データをもとに客観的な視点で分析するコンサルティングサービス。同社のデータサイエンティストが、最先端の統計手法を駆使し、透明性・客観性の高い分析と継続性を高めるコンサルティングを行うことで、最も効率的な広告投資の実現を支援する。
2015年05月13日国立がん研究センターはこのほど、コーヒーと緑茶摂取に関する全死亡リスクおよびがんや心疾患、脳血管疾患などの死亡リスクとの関係について明らかにした。同センターは、コーヒーと緑茶摂取と死亡リスクについて検討するため、多目的コホート研究を実施。多目的コホート研究では、40~69歳の男女約9万人を対象として1990年または1993年から2011年まで追跡調査した。調査から得られた結果をもとに、緑茶とコーヒーの習慣的摂取と全死亡およびがんなどの主要死因死亡リスクとの関連を調べたという。約19年(平均)の追跡期間中に1万2,874人が亡くなったが、その内訳は5,327人ががん、1,577人が心疾患、1,264人が脳血管疾患、783人が呼吸器疾患、992人が外因による死亡だったとのこと。結果を解析したところ、緑茶を一日1杯未満飲むグループを基準として比較した場合、一日5杯以上摂取したグループの全死亡リスクは、男性が「0.87」、女性が「0.83」となっており、それぞれ13%、17%もリスクが低下していることになる。また、摂取量が増えるにつれてリスクが下がる「負の相関」が見られていた。死因別では、がん死亡との関連は男女とも見られなかったが、心疾患による死亡は男女ともリスクが低くなっており、脳血管疾患と呼吸器疾患については男性でのみ低いという結果だった。緑茶摂取で心疾患などによる死亡リスクの低下が確認された理由について、同センターは緑茶に含まれ、血圧や体脂肪、脂質の調整作用があると言われる「カテキン」の効果によるものではないかと推定している。コーヒー摂取と死亡リスクの関連についても、同コホート研究による追跡調査から明らかになっている。研究開始時のコーヒーを飲む頻度に関する質問への回答から、調査対象者をコーヒーを飲む量に応じて5グループ(「ほとんど飲まない」~「一日5杯以上飲む」)に分類し、その後の全死亡およびがんや心疾患などによる死亡との関連性を調べた。その結果、コーヒーをほとんど飲まないグループを基準として比較した場合、一日3~4杯飲むグループの全死亡リスクが最も低くなっていた(0.76)。すなわち、コーヒーを1日3~4杯飲む人の死亡リスクは、全く飲まない人に比べ24%低いことになる。また、飲む量が増えるほど死亡リスクが下がる傾向があることも統計的に有意だった。死因別についても心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患については、コーヒー摂取による有意なリスク低下が見られた。同センターは、血糖値を改善し、血圧を調整する効果があるとされているクロロゲン酸や、血管内皮の機能を改善する効果があるとされているカフェインがコーヒーに含まれていることが、今回の結果につながったのではないかと推測している。ただ、同センターは「一日4杯までのコーヒー摂取は死亡リスク低下と有意な関連があることが示唆されました」とする一方で、「この研究で用いた質問票では、缶コーヒー、インスタントコーヒー、レギュラーコーヒーを含むコーヒーの摂取頻度を尋ねており、またカフェインとカフェイン抜きコーヒーを分けてはいませんので、この点をご留意ください」としている。なお、詳細は国立がん研究センターのホームページで確認することができる。※画像はすべて国立がん研究センターより
2015年05月07日電通国際情報サービス(ISID)と子会社のISIDビジネスコンサルティング(ISIDBC)は4月15日、社会保障・税番号制度(マイナンバー制度)の運用開始に向けて企業の迅速かつ効率的な制度対応を支援するコンサルティング・サービスを提供開始した。価格は導入企業1社につき250万円(税別)。また、またISIDの統合人事パッケージ・ソフトである「POSITIVE」および「STAFFBRAIN」におけるマイナンバー対応機能を、2015年9月から順次提供開始する。新サービスは、両社が持つノウハウを元にISIDBCが開発したテンプレートを利用することで、迅速かつ効率的に対応を進めたいとの企業ニーズに応えるもの。制度・業務・システムに精通したコンサルタントが支援し、対応方針決定から実施までを企業が自社で遂行できるよう支援する。「マイナンバー制度対応テンプレート」と対面コンサルティングを2本の柱とし、テンプレートには個人情報保護規程(マイナンバーに関連する条項を取り入れた規程案)、マイナンバー制度対応スケジュール(マイナンバー制度対応のタスク一覧)、マイナンバー業務フロー(マイナンバーに関する業務フロー図)、マイナンバー影響帳票一覧(社会保険、税など、マイナンバーの記載が必要となる帳票一覧)などを含む。対面コンサルティングでは、スタート時のオリエンテーションや定期ミーティング、最新の制度情報提供など行う。POSITIVEおよびSTAFFBRAINのマイナンバー対応では、各システムの追加機能としてマイナンバーの収集や帳票出力、安全管理措置などに対応するための各種機能を提供予定だ。マイナンバー情報収集および年末調整業務への対応では、各製品の対象モジュールを利用している場合、ワークフロー・システムで従業員からのマイナンバー情報収集に対応し、収集業務に要する作業工数を低減するという。ワークフロー・システムを利用していない場合でもCSV形式などでデータを一括登録でき、環境に応じた柔軟な運用が可能としている。年末調整ワークフロー機能の併用により、年末調整の度に求められる本人確認で確認書類の提示が不要になり、さらなる工数低減に加えて書類紛失などのリスクも回避できるという。各種帳票への出力対応では、源泉徴収票や給与所得者の扶養控除等(異動)申告書、雇用保険被保険者資格取得届などの帳票へのマイナンバー出力に対応する。安全管理措置への対応では、担当者や項目ごとのきめ細かいアクセス制御、マイナンバーの暗号化等によるセキュリティ保全、監査ログ管理など、特定個人情報保護委員会が定める「特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン(事業者編)」に準拠する安全管理措置に必要な各種機能を提供する。
2015年04月15日いつも.は4月2日、「米国流オムニチャネル導入・構築コンサルティングサービス」を開始した。同サービスでは、オムニチャネルを実現したい小売業などを対象に、日本市場に合わせたオムニチャネル実現のための戦略策定や必要なシステムの選定・構築、運用アドバイスを実施。具体的には、「米国のオムニチャネル事例の紹介」や「日本のオムニチャネル事例の紹介」「オムニチャネル戦略策定」「事業計画・投資計画策定」「設計・要件定義・RFP作成」「ベンダー選定(システム・物流等)」「分析・運用レポート作成」を行う。特に、ベンダーやシステムの選定にあたっては、第三者として客観的にアドバイスするほか、選定する際に比較するプラットフォームは、国内主要システムをほぼカバーするという。
2015年04月03日東京スター銀行(以下同行)は3月30日、取引先への海外進出支援体制を拡充するため、東京コンサルティングファーム(以下同社)との間で、取引先が海外進出や海外への投資を行う際に必要となるさまざまなノウハウを提供することを目的とした業務提携契約を締結したと発表した。同社は、税務・会計面を中心に海外進出支援を手がけるコンサルティング会社で、企業の海外進出に関して、進出前の調査から進出計画の策定、海外拠点設立代行手続き、工場用地取得支援、人材の採用、進出後の会計税務顧問、法務対応といった一連の業務をワンストップで提供できる強みを持ち、インドやタイ、香港などアジアの新興国を中心に世界27の国や地域(インド、バングラデシュ、スリランカ、中国、モンゴル、香港、タイ、ベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマー、インドネシア、フィリピン、シンガポール、マレーシア、ロシア、メキシコ、ブラジル、ペルー、コロンビア、アラブ首長国連邦、トルコ、南アフリカ、モロッコ、ナイジェリア、ケニア、日本)に拠点を展開し、総勢約150名のスタッフを配置しているという。同社では、グループ内に弁護士法人、税理士法人、社会保険労務士法人を擁し、海外ビジネスにかかる諸問題への専門的な対応を行っており、これまでにアジア地域を中心に、国内のメーカーや商社・ホテル等の現地法人設立、IT企業や医薬品会社等による現地での人材採用、税務・労務・法務対応、M&A候補先企業の調査、および各地域での市場調査や事業の採算性調査など、数多くのプロジェクトをサポートしている。このたびの提携により、同行が取引先から海外進出に関する相談を受けた際に、同社と連携して、現地情報や法務・会計・税務などの専門知識や、現地法人設立など実務面でのきめ細かなサポートを提供することが可能になるという。また、すでに海外へ進出している企業へも支援していくとしている。我が国企業によるアジアを中心とした海外での積極的な事業展開に伴い、海外現地法人の資金調達ニーズが多様化する中、同行ではこれまでも、輸出信用保険付貸出、海外プロジェクトファイナンス、世界銀行グループとの協調融資等を通じて培ったノウハウを通じ、海外現地法人に対するクロスボーダーローン等にも積極的に取り組んでいるという。同行は、2014年6月に同行の株主となった台湾のCTBCBankの業務ノウハウおよび幅広いネットワークも活用しながら、外部専門家とのネットワークの拡充にも取り組み、今後も顧客の海外進出支援や、より魅力的な資金調達などのご提案を積極的に行っていくとしている。
2015年04月01日Webコンサルティング事業およびインターネットメディア事業を展開しているヴォラーレと、マーケティングプラットフォームの開発、販売を行うフリークアウトは3月23日、Webコンサルティング領域で戦略提携することを発表した。ヴォラーレは、Webコンサルティング事業において、SEOや、ユーザー行動観察などの技術やノウハウを基にしたコンサルティング、Webの運用支援を行っている。また、フリークアウトは、DSP、DMPをはじめとするインターネット広告技術を背景としたコンサルテーション、プロモーション施策を提供している。今回の戦略提携は、ディスプレイ広告・動画広告と自然検索領域の最適化において連携し、両社が得意とする領域を補完することで、企業のWebサイトがより多くのユーザーを獲得できるようになることを目的としたもの。ヴォラーレが実施するユーザー行動観察を併用し、ユーザーがWebサイトを比較・閲覧する際の行動や心理を発見することで、広告や自然検索からの流入改善に留まらず、ユーザー心理に基づいたサイト改善を行うことも可能となるという。
2015年03月23日Webサイトの投稿監視などを行うイー・ガーディアンは3月11日、サイバーセキュリティを専門とするHASHコンサルティングの全発行株式を取得し、完全子会社化することを発表した。株式の取得によりイー・ガーディアンは、HASHコンサルティングが提供する脆弱性診断サービスに加え、監視センター運営ノウハウや人材を活かしたセキュリティ監視やソフトウェアがセットで提供可能となる。HASHコンサルティングは、Webアプリケーションセキュリティを専門分野とし、脆弱性診断やセキュリティ教育、コンサルティング業務などを行っている。代表の徳丸浩氏は、京セラコミュニケーションシステム技術顧問、情報処理推進機構(IPA)非常勤研究員も務めるサイバーセキュリティ業界の第一人者。
2015年03月11日株式や債券などの資産には、上下の値動き(=リスク)があることを理解して投資を行なうことが求められています。これは「リターンの裏には必ずリスクがある」ことを認識するだけではなく、期待するリターンに対応するリスク量や、投資に際して取ることが可能なリスク量などを勘案した上で、投資先を決定し、投資を行なうことが重要であることを意味しています。日米の株式市場のリスク量の推移(下記グラフ)を見ると、一般に、安定性の高い資産とされている債券については、リスク量に変動はあるものの、株式に比べ小さかったことが分かります。また、リスクは「株式は高く、債券は低い」などと言われますが、資産毎に異なるだけでなく、同じ資産でも、市場の動向に応じて、大きくなったり、小さくなったりする傾向があり、同グラフからは、リーマン・ショックに揺れた2008年前後に急激にリスク量が大きくなっていたことが分かります。このように、資産毎、局面毎にリスク量は異なりますので、これらの特性やリスク量などを認識し、投資判断を行なうことが重要であると考えられます。また、リスク量からは市場心理も垣間見えるようです。最近の日米の株式市場のリスク量の推移を見た場合、米国の株式市場は、リーマン・ショック以降、欧州の債務危機時(2011年秋頃)に一時リスク量が増加したものの、その後は景気の改善を背景に減少傾向となっています。一方、日本は2012年末以降のアベノミクスによる金融緩和期待や、それに付随した円安進行により株価が急上昇する中でリスク量は増加し、足元でも高い水準となっています。こうした違いから、現状の日本の株式市場は、安定的な景気回復局面にある米国と異なり、景気回復への期待先行段階にあり、株価に実体経済が追い付いていない不安定な局面にあると見て取ることもできます。一方で、この先、日本経済が着実な回復を遂げるようになれば、米国株式同様に景況感を反映した推移となると見られ、リスク量が減少に転じ、安定した株価推移となることも期待されます。(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)(2015年3月10日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2015年03月11日欧州金融市場では2015年に入り、それまでの国債などの安全性資産を選好する動きから、株式やハイ・イールド社債などリスク資産への資金回帰がみられています。2014年の欧州は、年末にかけて、欧州主要国であるドイツなどに景気鈍化がみられたことに加え、ウクライナ情勢の緊迫化、原油価格急落などが相次いだことが嫌気され、国債や投資適格社債など比較的安全とされる資産が選好される傾向にありました。2015年に入ると、ECB(欧州中央銀行)は1月22日、政策理事会で量的緩和の導入を決定しました。その内容が、国債等の購入を月600億ユーロ相当の規模で、少なくとも2016年9月までの期間行なう、という市場予想を上回るものだったことから歓迎ムードが高まり、流動性拡大に伴なう景気押し上げへの期待感とともに、ドイツや英国では主要株価指数が最高値更新となりました。また、ECBによる国債買い入れを控えてユーロ圏主要国の国債利回りが過去最低水準となるなか、運用先を求める資金が、利回り面での魅力が高まったハイ・イールド社債などにも流入するなど、リスク資産への回帰の動きが顕著となりました。ファンダメンタルズ面でも欧州経済に明るさが戻り始めています。足元で、ドイツが堅調な内需やユーロ安に伴なう輸出増を背景に、景気の底堅さを取り戻しつつあることから、ユーロ圏の2014年10-12月期GDPは前期比+0.3%と、緩やかな加速がみられました。加えて、ECBの量的緩和実施の決定が追い風となって域内景況感も改善ペースを幾分強めており、ECBは、3月5日に発表した景気見通しで、2015年と2016年の成長率を上方修正してそれぞれ1.5%、1.9%としており、今後も緩やかな景気回復が進むと見込まれます。なお、為替市場では、利上げ開始が見込まれる米国との金融政策の違いなどから、対米ドルではユーロが売られやすい状況にあるものの、対円では、日銀の量的緩和を背景とした円安による下支え効果が期待されます。こうしたなか、欧州景気の回復が力強さを増すとともに、欧州資産への投資魅力は一層高まっていくと考えられます。(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。)(2015年3月6日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2015年03月06日インターナショナルSOSはこのほど、世界の医療リスクの把握が可能な「ヘルスリスクマップ2015年度版」を発行した。同社は世界最大手の医療とトラベルセキュリティーアシスタンスを提供する企業。ヘルスリスクマップの作成は今年で6年目を迎え、これまでに多国籍企業、政府、NGO、教育機関をはじめとする会員企業の事業展開拠点での医療リスク把握に役立てられてきた。今回は、医療リスクを「低度」「中程度」「高度」「極高度」と、新カテゴリー「国土が広く経済発展の目覚しい開発途上国」の5つに分けて表示した。新カテゴリーの国は、主要都市とその他の地域において医療水準の差が大きい中国、ブラジル、インドなどが該当する。同社の医療情報分析部門ディレクターであるダグ・クァリー医師によると、同社が担当した医療案件の40%以上は、「高度」あるいは「極高度」にあたる国々で発生しているという。2010年時にはこのカテゴリーにあたる国々での発生率は25%未満であったため、大幅な増加と言える。同医師は「渡航リスクの査定、知識と情報の収集、健康診断を含めた渡航前の準備が、渡航先での医療や健康上のトラブル防止に結びつきます。医療リスクが『高度』もしくは『極高度』の国へ渡航する場合には、特に準備が重要です。ヘルスリスクマップ2015を、海外への事業展開計画や渡航準備に役立ててほしい」とコメントした。また、同社では2014年度版からの大きな変更点として、アフリカの一部地域において、海外投資による医療インフラの改善がみられることを挙げている。そのため、エチオピアやケニア、マラウイ、モンゴル、ナミビア、ナイジェリア、ルワンダ、南アフリカでは医療リスクが改善しているという。
2015年03月04日いよいよ年末年始、忘年会に新年会、大掃除に帰省と、いつもと異なる生活が続きますね。華やかな楽しい行事も多いこのシーズンですが、思わぬところにさまざまなリスクがあることを知っていますか。特に、久しぶりに帰省するときに気をつけたいリスクを4つご紹介。くれぐれも気をつけて楽しい年末年始を過ごして。■暖差リスクあまり聞き慣れないリスクかもしれませんが、部屋と部屋の間の温度差が引き起こす健康上のリスクを「暖差リスク」といいます。例えば、暖かい居間とトイレや浴室などの寒い場所では、全く温度が違いますよね。暖差リスクによって引き起こされるのは、ヒートショック。これは、急激な温度差が原因で、血管が急激に収縮したり拡張したりして、血圧が乱高下すること。血圧が急変動すると、脳卒中や心筋梗塞、不整脈、失神の危険性を引き起こすなど、さまざまな健康被害が発生するとても恐ろしいものなのです。暖差リスクが生じるのは、たとえば暖かい室内から寒い浴室内へ行ったときなど。そしてさらに熱めの浴槽へ入れば、その暖差はとても激しいものになり、ヒートショックの可能性が高まってしまいます。特に古い家屋は断熱性が低い家が多く、暖差リスクが発生しやすくなります。暖差リスクを解消する方法としては、浴室、洗面トイレ、廊下といったところにも暖房をして、なるべくどの場所も同じ温度にしておくことや、保温性が高く外気温の影響を受けにくい家を選ぶこと、高断熱住宅へ建て替えることなどが有効だそう。この年末年始は、暖かい居間から急に寒い浴室に行くことなどは避けるよう、暖差リスクについて家族で話し合ってみるとよさそうですね。■餅リスクお正月に食べるものと言えば、おせち料理とお餅。年に一度の大切な行事食でもありますが、毎年お餅をのどに詰まらせて亡くなるお年寄りがいるのはとても悲しいことです。実家に帰って、おじいさんやおばあさんと一緒にお正月を迎えるという人は、少しずつよく噛んでゆっくり食べるように、きちんと見届けながら美味しくいただきましょう。■大掃除リスク年に一度の大掃除では、普段は手の届かないようなところまで念入りに掃除をする人も多いはず。その結果、たとえば階段や浴室などで転倒しそうになったり、台所でケガをしたりといったことになる場合も。また混ぜてはいけない洗剤もあるので正しく使うことも大切です。家の隅々まで大掃除をして気持ちよく新年を迎えたいものですが、そのためにケガをしたりしてはお正月が台無しです。十分に注意しましょう。■冬太りリスク忘年会に新年会、さらには寝正月と、太る理由には事欠かないこの季節、冬太りには十分注意しましょう。飲むときに注意したいのはおつまみなど、カロリーの高いものを食べ過ぎないようにすること。そしてお正月もダラダラと寝て過ごすのではなく、初詣や初売りに行くなど、行動的に過ごして少しでも運動量を増やすように意識しては?久しぶりに家族一同が顔を揃えるなど、せっかくの年末年始。さまざまなリスクに気をつけて、穏やかなお正月を迎えたいものです。・暖差リスク予防委員会 公式サイト
2014年12月26日