一戸建てを買うのがステータスとなっていた時代は過ぎ、最近では中古物件をリノベーションする人が増えています。壊れた部分や老朽化しているところを直すリフォームと違い、既存の物件にプラスの価値を生み出すために行われるリノベーションは、より住む人の希望に沿った形を実現することが可能です。しかし、よく知らないまま進めてしまうと思わぬデメリットに悩まされることも。今回は、物件のリノベーションをする際に知っておきたいメリットとデメリットをご紹介します。●リノベーションのメリット●(1)好みの部屋にできる『完全に自分の理想通りの部屋を探すのって難しいですよね。ここは良いけどあそこがダメとか。それなら全部をリノベーションして完璧な家にする方が絶対に満足度の高いものになると思います。大きな買い物ですし、少しも妥協したくないですからね』(40代女性/事務)既存の新築物件では、万人受けするようなデザインの部屋になっていることが多く、デザイン性の高いものは少ない傾向にあります。しかし、こだわりが強ければそれでは満足できないということも多いはず。そんなときにリノベーションすれば、間取りからインテリアなど、あらゆる面で希望に近づける ことができます。また立地についても、新築マンションを探すより中古物件を探す方が数が多く、希望のエリアに住めるということもあるでしょう。●(2)新築より費用が抑えられる『住むところにはこだわりが強い夫婦だったため、お互いの希望をすべて叶えようとすると新築には手が届きませんでした。リノベーションなら費用が抑えられるし、満足できる住空間が手に入ると思います』(30代女性/販売)新築物件とリノベーションを比較すると、同じ条件の場合、2〜3割ほど安く、時には5割ほど安く購入できることもあります。「新築じゃないとイヤ」という人もいるかと思いますが、リノベーションで費用を抑えることで家具などにお金をかけて贅沢な住空間にする ことも可能です。●(3)資産価値のアップ『空き家になっていた物件があったのですが、おしゃれにリノベーションしたことで買い手がつきました。放置していたらどんどん資産価値は下がっていくだけですからね』(50代男性/不動産)これは住む人ではなく、物件の持ち主側のメリットです。リノベーションすることで付加価値があがり、賃貸であれば家賃のアップ が期待できたり、売る場合にも売却価格のアップが見込めたりするでしょう。●リノベーションのデメリット●(1)住み始めるまでに時間がかかる『リノベーションの打ち合わせに思ったより時間がかかり、考えていた住み始めの時期を大幅に超えてしまいました。譲歩できずにムダに時間がかかった部分もあるので、余裕を持ってスケジュールを立てた方がいいと思います』(30代女性/編集)新築マンションはもちろん、中古住宅にそのまま住むという場合には、受け渡しを行うことで比較的早く住み始めることができますが、リノベーションではさまざまな作業が発生します。業者との打ち合わせに加え、建物の検査や工事期間を考えると、完成までに多大な時間を要することもあるでしょう。しかし、完成を急ぐあまり打ち合わせがおざなりになってしまっては本末転倒。余裕のあるスケジュール を立てておくことが大切です。●(2)想定した金額より高くなりがち『頼む前にしっかりと見積もりをとり、納得したうえでリノベーションしたのですが、追加の作業が発生して思ったより高額になってしまいました。途中でやめるわけにもいかないし、あらかじめ予算は多めに考えておいたほうがいいですね』(30代男性/アパレル)工事前に見積もりをとっておいても、追加の作業が発生することは珍しくありません。「手をつけてみたら追加の工事が必要になった」というのはもちろん、「壁紙を変更したい」「キッチンに食洗機を追加したい」などこちらの希望が二転三転すること もあるはず。スケジュールと予算は余裕を持って準備しておくことが鉄則です。●(3)ローンの金利が高くなることがある『リノベーションの費用もかなり高額ですが、住宅ローンが使えなくて困りました。意外と金利が高くて、もっときちんと調べておくべきでしたね』(30代女性/主婦)リノベーションでローンを組む場合、住宅ローンは適用されず、リフォームとしてのローンしか使えないということがあります。リフォームローンは住宅ローンと比べて金利が高くなる 傾向にあり、しっかりと資金の計画をしておく必要があるでしょう。ただし、“リノベーション済み物件”の購入であれば、住宅ローンを使うことができます。----------いかがでしたか?大きな買い物となるだけに、後悔しないような選択をしたいですね。メリットを活かし、デメリットを受けないような計画を立てれば、満足いくリノベーションが実現できるはず。ひとつずつ不安を消していくことがリノベーション成功の秘訣です。●文/パピマミ編集部●モデル/倉本麻貴(和くん)
2017年08月05日誠文堂新光社から、7月14日(金)に、『セルフリノベーションの教科書』が刊行されました。「塗る」「貼る」「つける」「飾る」〜シンプルで真似しやすい4つの手法〜海外のドラマや映画で、主人公が部屋をペイントしたり、壁紙を貼ったりしているシーンを見たことありませんか?「海外では普通なんだなぁ」で終わる事なかれ!いま日本でもそんなセルフリノベーションがどんどんやりやすくなってきているんです。壁紙もペンキも買いやすくなりましたし、賃貸でも、自分好みに手を入れられる物件が増えてきました。本書は、そんな時代の要請をうけてマンションやシェアハウスなどのリノベーションで大活躍している、夏水組の坂田夏水氏によるセルフリノベ術をまとめた一冊です。素人も真似しやすい「塗る」「貼る」「つける」「飾る」の4つの手法別に紹介しています。自分で、またはプロに賢く依頼しながら内装に手を入れる具体的な方法とアイデア、そして予算もよくわかります。アイディア実例の写真はなんと120以上も掲載されています。巻末では、夏水組が開講している、大家・不動産屋向けの教室「内装の学校」の講義をダイジェストで紹介。物件力がアップし、部屋の価値がグンとあがるリノベーションとはなにか、夏水組流の発想とその手段を紹介しています。空室対策に悩んでいる、大家さん、不動産関係の方も必見です。壁の一面が好きな色や柄になるだけで、キッチンの取っ手が可愛くなるだけで、日々の暮らしは変わります。自分の好きを集めたお部屋で暮らすことの喜びを、この本を読んでぜひ見つけて下さい!書籍概要書名:『セルフリノベーションの教科書』著者:坂田夏水仕様:B5判、224ページ定価:2000円+税配本日:2017年7月14日(金)ISBN:978-4-416-61728-1書籍のご購入はこちら紀伊国屋書店楽天ブックスヨドバシ.comオムニ7問い合わせ先株式会社誠文堂新光社〒113-0033東京都文京区本郷3-3-11HP
2017年07月24日トイレをタンクレス風にDIYする方法をご紹介していきます!作り方はもちろん、賃貸でも原状回復可能な事例まで幅広く公開していきます。ぜひ、お家のトイレをタンクレス風にDIYされてみてはいかがでしょうか?タンクレストイレ風DIYのビフォーアフターをご紹介!@atelier.oyuki_tさんは、カラーボックスを再利用してDIYに挑戦されました。@atelier.oyuki_tさんのアイデアをもっと見る流木やグリーンが目を引くタンクレストイレです。@atelier.oyuki_tさんは、一体どのように作ったのでしょうか。まず着手したのは、トイレの床と壁のDIY。新聞紙で型をとり、それに合わせてカットしたフロアマットを敷いていきます。通常は両面テープなどで貼り付けますが、厚みがあるものはそのまま敷くだけでも問題ありません。@atelier.oyuki_tさんは、タンクを隠す素材としてカラーボックスを使用しています。タンクと壁の間に収まるようカットし、取り付けていきます。カラーボックスの下に発泡スチロールを敷くなどして、水漏れに備えておくと、後の手間を防ぐことができます。レバーは、リモコンに変更。リモコンキットは、ネットなので簡単に購入することができます。取り付けもそこまで難しくはないので、誰でも手軽に変更することができます。壁は、モザイクタイルで統一!まずはパソコンで図案を起こしてからタイルを貼っていきます。そうすることでミスを防げるだけでなく、完成イメージを明確にした上で完成へと近づけることができます。▼@atelier.oyuki_tさんのアイデアはこちら▼チャレンジ!タンクレス風DIY木目のおしゃれなタンクレストイレのDIY事例MayuInoueさんは、たくさんの木材を組み合わせてタンクレストイレをDIYされました。Mayu Inoueさんのアイデアをもっと見るメインの材料に木材のみを使用した、タンクレストイレのDIY事例です。トイレのサイズに合わせて木材をカットし、組み合わせていきます。枠組みができたら、板を貼ってタンクを隠せるような形に仕上げます。上に乗せる板には穴を空け、手洗い管と水受けを設置できるようにします。最後にトイレに設置し、おしゃれなインテリアを飾って完成です。MayuInoueさんは、水受け皿として鉢植えを設置しています。受け皿のタイプを変えれば雰囲気が変わるので、定期的に受け皿を変えてみるのもよいかもしれません。木材だけでもこんなにおしゃれなタンクレストイレが完成します。ぜひ参考にしてみてください。▼MayuInoueさんのアイデアはこちら▼うちのタンクレストイレ賃貸でも原状回復可能なタンクレストイレDIYあーつんさんは、単純な作業のみでタンクレストイレをDIYされました。あーつんさんのアイデアをもっと見る完成したタンクレストイレがこちら。壁のグレーと至るところに見えるピンクの色合いがマッチした、とてもおしゃれなトイレに仕上がっています。では、作り方を見ていきましょう。まずは、トイレの床をDIYするための作業から取り掛かります。床のサイズを計るために使用するのは、新聞紙です。クッションフロアなどの素材そのもので計るのは困難なため、まずは新聞紙でおおよそのサイズを確認しましょう。その後、新聞紙をもとに素材をカットしていきます。このとき、ハサミを斜めに傾けながらカットすると敷いたときにトイレや壁とフィットしやすくなるそうです。次は壁のDIYです。ベニヤ板にメインの色を塗り、乾いたらマスキングテープを縦に貼り、白いペンキを塗っていきます。白いペンキが乾いたら、マスキングテープを横に貼り、再度塗っていきます。こうすることで、均一な格子柄を描くことができるのです。そして、タンクレスにするための枠組みをふたつ作ります。木材をトイレのサイズに合うようカットしたら、上記の画像のような形にしていきます。作った枠組みは、トイレのサイドに設置します。この上にベニヤ板などを乗せたり貼ったりするので、少し頑丈に作っておくとよいかもしれません。レバー部分はベニヤ板で隠してはいけません。穴を開けいつでも操作できるような状態にすることが大切です。また、ここに写真フレームを組み合わせるなど、一工夫を加えるとよりおしゃれなタンクレストイレに仕上がります。難しい工程はなく、簡単な作業のみでタンクレストイレをDIYしたあーつんさん。このDIYアイデアもぜひ参考にしてみてくださいね。▼あーつんさんのアイデアはこちら▼【簡単DIY】賃貸のトイレも高級に!タンクレストイレ風に大変身!古いトイレでもこんなにおしゃれになっちゃいます!mina33rさんも、タンクレストイレのDIYに挑戦されています。mina33rさんのアイデアをもっと見る昭和っぽさがあふれるトイレも、タンクレスにDIYすることで、おしゃれに大変身!mina33rさんが使用したのは、木材とベニヤ板のみです。まずは、自宅のトイレのサイズに合わせてカットしていきます。木材をカットしたら、トイレのタンクを囲むように配置します。事前に寸法を計ってから木材をカットしないと、ここにきてサイズが合わないということになってしまう恐れもあるので寸法はきちんと行いましょう。枠組みが完成したら、タンクを隠すためにベニヤ板を設置します。デザイン性を高めたい方は、ベニヤ板にリメイクシートを貼るなどして一工夫加えましょう。mina33rさんの自宅のトイレタンクには手洗い管があるため、ベニヤ板に穴を空けて対応しています。トイレのレバーなど頻繁に使用する箇所は他にもあります。そこまでベニヤ板で隠してしまわないよう、気をつけましょう。mina33rさんの作業工程を参考に、ぜひタンクレストイレDIYに挑戦してみてくださいね。▼mina33rさんのアイデアはこちら▼やってみたよ!タンクレストイレ!まとめ殺風景なトイレをあっという間におしゃれな空間にする、タンクレストイレ風DIY。今回ご紹介した4つのDIYアイデアを参考に、ぜひお試しください♪タンクレストイレのアイデアをもっと見るのアイデアをもっと見るリミア)のアプリが便利です!(sponsored)LIMIA(リミア)は住まい・暮らしのアイデア満載の情報アプリです。DIY・インテリア・100均・収納・家づくり・手作り雑貨・料理レシピなどの記事を毎日お届けします。 インストールはこちら LIMIA [PR]
2017年07月03日リミア編集部のアカウントにて予告した記事にもある通り、DIY住宅を扱うUR都市機構とLIMIAのコラボレーション企画として、DIYリノベーション連載「DIYリノベプロジェクト」がここにスタート!人気のDIYクリエイターも参加してマンションの1室をDIYでフルリノベするという超大作!!連載第1回目の今回はプロジェクトのメインメンバー紹介と下準備の様子をお伝えします☆「正直発言がモットー」の私なので、ちょっと辛口テイストの意見もあるかもしれません。本音100%のレポで進めたいと思います!!今回施工する築31年のマンション1室…BeforeDIYのターゲットとなるのは、東京都江東区木場にある築31年の大型マンションの1室。ここを舞台に、参加メンバーの手によって驚きの技が次々と繰り広げられるわけですが、まずはBeforeがどのような状況だったのかを見ていただきたい。しっかりとBeforeをその目に焼き付けて、これから展開されるDIYリノベーションの奇跡をビシビシと感じてください!!※この物件はLIMIA企画用に使用するため、通常の修繕工事を行っていません。実際の入居時には壁紙や床、設備等に必要な修繕工事を行ったクリーンな状態で貸し出されます。まず、玄関の扉を開けると視界に入る風景がこちら。奥にある部屋へと続く、廊下です。窓を開けて光が入り込んでいる状況にあるにも関わらず、なんとなく暗い……。31年という歴史がそうさせるのか……?入って左手にある扉を開けると……。寝室にちょうど良いサイズの部屋を発見。サイズ感はちょうどいいけれど……、やっぱりなんだか暗い。イマドキのマンションはデザインを重視した作りの部屋が多くなってきたせいもあり、そういう物件を見慣れてしまった為にそう感じてしまうのかもしれない。この状態でもしっかり光が差し込むのだから、手を加えて、もっと明るい雰囲気を演出できる予感!クローゼットもあって、洋服を収納するスペースとしても最適。でもこの、どことなく暗く寂しい雰囲気の中では、ウキウキと日々の洋服を選べないような気がします。廊下を挟んで向かい側にあるのが、洗面所とバスルーム。バスルームも洗面台も、いわゆる「THE普通」。たんたんと手や顔を洗い、体を洗う場所という感じで、「うわあー♬」とテンションが上がる要素はありませんよね。洗面所から廊下に出て右手にあるトイレ。やはりこちらもお世辞でも「オシャレ」とは言えない普通のトイレ。トイレ内の収納機能もゼロなので、トイレットペーパーのストックはどこに置くのだろうか……。あなたは経験したことがありますか?外出中、急にトイレに行きたくなり公衆トイレに駆け込んでギリギリピンチを乗り切ったのに、その安堵もつかの間。「紙がない」という罠に。私はあります。その悲壮感ったらもう、他に例えようがない。その悲しみを自宅でも経験するなんて事態に陥ったら、立ち直れません。なので、私はトイレには厳しい。トイレ内にトイレットペーパーのストックを欠かしたくないのです。つい熱くなってしまいましたが、トイレを拝見させていただき、「トイレットペーパーの棚はぜひ作りたい」と強く思った次第でございます。廊下を進んだ一番奥が、こちらの空間。家族が集まる場所でもあるリビング的な空間と、その奥にもう一部屋。そしてキッチンと和室があります。小さく区切られた部屋はなんとなく圧迫感が……。和室とキッチン、どちらから覗いてみようかしら。まず、女性としては気になるのがキッチン。キッチン……狭いですね。食器棚を置いたら、移動は「カニ歩き」という事なのでしょうか……。お腹いっぱい食べておなかがパンパン状態になったら、私はここで「ぎゅっ」と挟まる自信があります。とにかくこの、背面のでっぱりが邪魔ですよね。このでっぱり、和室にある物置(押入れ)部分なのだそう。和室の感想も、他の部屋と同様で「暗い」。和室って、年月のダメージが出やすいですから、古い印象が一気にアップします。そして部屋は残すところあと1部屋。…と、その時。和室から出ようとした際、ゴリッとカカトから滑り落ち、その痛さに、思いっきり悶絶したいところでしたが他の人の目もある為必死に耐え、心の中で悶えつつ、冷静を装いながら奥の洋室へ入ろうとしてつまづく私。どんなトラップが仕掛けられているんだ!と足元に目をやると……。犯人はコレ。憎っくき存在『段差』である。でも、古いタイプの物件に段差は付きものと言っていいぐらい、当たり前のもの。年配者には、この段差でも踏み越えるのがしんどいに違いない。今年39歳になる、年配者への扉を開けつつある私でさえ、豪快につまづいたのでこれは危険。なんとかしてあげたい。とはいえ、昔はこのくらいの間取りがスタンダードだったんですよね。現段階で、一つ一つの部屋はコンパクトでも、全体的には充分な広さがあるし。ただ、最近は空間を広くとって開放感のある雰囲気作りが流行っているので、見る方もつい目が肥えてしまって、細かく区切られた部屋の壁が気になってしまう……。広げてみたい、この間取り。それと、先ほども指摘した、段差。ここから見ても、段差の高さが気になりますね。さて、これでBefore紹介は以上になります。UR×LIMIA「DIYリノベプロジェクト」でどのようなコンセプトの部屋を目指すのか、気になりますよね。目指すAfterのイメージはこんな感じ!20代〜30代の夫婦が入居することを想定して、夫婦だけの時期と子どもが生まれた時期、どちらのシチュエーションでも使い方を変えられるように工夫された部屋を目指します。もちろん、機能性だけではなく、オシャレ度アップも忘れません!!360度と3DでBefore状態をチェック!完成した時と比較するために、今回360度で見れるお部屋全体の写真も撮影しましたよ!そしてなんと間取り図も3Dでチェックできます。このビフォアーの状態をしっかり覚えておいてくださいね〜ここからどんどん進化するのであります☆☆360度で見るBefore状態☆リノベーション前の間取りも3Dでチェック!×LIMIA「DIYリノベプロジェクト」人気の女性DIYクリエイターが参戦!!◆SWARO(スワロ)さん日本最大の部屋のインテリア実例共有サイト「RoomClip」を始め、ブログやSNSでもちろん我がLIMIAでも自身のアカウントを通して日々DIYやセルフリノベーションなどのネタを発信しているヘビーユーザー。また、自身のプロダクトを販売するWEBショップ【S.W.R-vintagealphabet-】も運営。若い自作派ユーザーにとって憧れの存在となっている、カリスマクリエイターなのです。DIYが人生を変えた!話題の女性DIYクリエイター〜SWAROさん〜◆Runtenさん家具をDIYするのは当たり前、お部屋のDIYも内壁の模様変えはもちろん、新しく仕切り壁を作って自在にレイアウトを変化させる創作だってお手の物の行動派クリエイター。小さなモノから大掛かりな家具、リフォームに至るまで、全て制作できるRuntenさんは本格派DIYの強い味方なのだ!!"簡単!本格DIYアイデア×7+α"〜行動派クリエイターRuntenさん〜我らがLIMIA編集部からは、ペニー氏が代表として全面サポートします!!もちろんその他LIMIA編集部メンバー、UR-DIY部の方々も協力して一致団結!!!フルDIYリノベーションに挑みます。DIYリノベも料理と同じで下準備が大切。壁紙を剥がしてみた何事も下準備が大事。料理も仕込みで美味しくなる。DIYリノベも下準備でスムーズに。今回の大掛かりなプロジェクトの準備が整ったら即DIYリノベーションが開始できるよう、できることは進めておかないと。そこでまず気になったのが、壁紙。剥がれてる箇所もあったし、タバコのヤニ等で壁紙がかなり黄ばんでいたわけです。そのままだと塗装がしずらい予感。その行為がはたして正解なのかどうかはさて置き、この状態の壁紙の上から塗っても表面がボコボコになってしまうに違いない。悩んだ結果、思い切って壁紙を剥がす事を決意。そんなわけで、綺麗にピリピリと剥がしてみました。いざ!!築31年という歴史を刻む中、張り替えを繰り返して積み重なった壁紙を剥がしましょう。スクレーパーを使って、丁寧に丁寧に……。ベリッと時には大胆に……。天井も忘れずに。長年、部屋の壁を守ってきてくれた壁紙に敬意を表し、剥がしていきます。まるで、この部屋が生まれ変わる為の脱皮の如く、床にの上には剥がした後の壁紙が積み重なる……。キュートな魔法使い、URに降臨☆ さあ、どうなる!?連載第一回目の記事は以上です。今回の記事は、これから繰り広げられる展開に向けての準備運動。これから先、どんどん明らかになっていくスペシャルな内容のレポートをお楽しみに♬↓↓ DIY住宅の魅力はこちらの記事をチェック!↓↓連載② なに?部屋が狭い??ならば壊してしまいましょう! 〜壁 破壊編…UR×LIMIA「DIYリノベプロジェクト」有名DIYクリエイター参加のDIYリノベ連載、UR×LIMIA「DIYリノベプロジェクト」始動!壁、壊してもいいの!? "原状回復義務不要"のDIY賃貸で自分暮らしを思いっきりカスタム!ー UR DIY住宅 ー:ayatasoPhoto:LIMIA編集部☆「UR×LIMIA DIYリノベプロジェクト」協賛企業☆協賛企業一覧(五十音順)・株式会社オークローンマーケティング(ショップジャパン)・株式会社秀和建工・シンコールインテリア株式会社・立川ブラインド工業株式会社・株式会社ハンディ・クラウン・株式会社ビビッドヴアン・フクビ化学工業株式会社・平安伸銅工業株式会社(ラブリコ)・ポップリベット・ファスナー株式会社(ブラック・アンド・デッカー)・株式会社ラドンナ・リンナイ株式会社
2017年05月19日総合インテリア販売の大塚家具とリノベーションマンションの供給を行うスター・マイカがコラボレーションし、5月2日より「リノベーション×リユース」をコンセプトとした「家具付きリノベーション住居」の販売が始まっていますよ。得意分野を持ち寄り合うコラボレーション体制スター・マイカが、自社保有の中古マンションにて、住む方々のライフスタイルを想像して、間取り変更、バス・キッチンの交換、内装工事など、最適なリノベーションを行います。その後、大塚家具のインテリアコーディネーターがリノベーションのコンセプトに合わせて家具を選定・設置します。「良いものを永く使い継ぐ」ことを重視し、住宅を購入される方が末永く住み続けられるよう、実際の住みやすさ、使いやすさを考慮したライフスタイルを提案しています。「リノベーション×リユース家具(※)」なライフスタイル提案型住居のポイント中古住居・リノベーション住居の販売において、家具などを設置し、生活イメージを具現化する「ホームステージング」という手法が広まっています。一方で、現実感に乏しいケースも多いホームステージングの現状を踏まえ、今回のコラボレーションでは、“憧れの生活を手に入りやすい価格で実現できる”家具付きリノベーション住居であることが大きなポイントです。●リノベーションのコンセプトに合わせた、「リユース家具」をプロの手でインテリアコーディネート●内覧時のイメージそのままに新生活をスタートできる「家具付き住居」での提案※リユース家具は、大塚家具が買取り・下取りしているユーズド家具を状態に合わせてメンテナンスを行い、再販売している商品です。大塚家具による1年保証付なので、安心して使えますね。販売物件コンセプト例●パシフィックニュー自由が丘(世田谷区深沢)2LDK”ヴィンテージ+快適性”●日商岩井東品川マンション(品川区東品川)1LDK”子育てハウス”●オリゾンマーレ(江東区有明)1SLDK”LuxuryModernStyle”●アルス音羽(文京区音羽)1LDK”旅するように暮らす家”●ロイヤルシャトー川崎(神奈川県川崎市)2LDK”ScandinavianModernStyle”パシフィックニュー自由が丘の詳細については、下記リンク先のホームページに詳しく載ってます。物件情報詳細今後、販売物件の詳細は、スター・マイカ・レジデンスのホームページ上で順次公開となる予定です。
2017年05月19日子どもの事故は未然にふせぎたいもの。外出中は危ない場所に近づかないよう、走って飛び出さないようわが子の行動に注意している人も、家の中では気がゆるんでしまうこともあります。小さな子どもをもつ保護者向けに行われたアンケートから、意外な結果がみえてきました。そこで明らかになった転落・転倒の多い事例と対策についてご紹介します。■1~2歳児の転落・転倒事例でダントツ多いのは?東京都の情報サイト「東京くらしWEB」がおこなった乳幼児を持つ保護者3,000人を対象にしたアンケート調査「 乳幼児の転落・転倒による危険 」で、乳幼児の転落・転倒の多い事例が明らかとなりました。実際に転落・転倒した、しそうになった年齢で最も多かったのは1~2歳のとき。なんと、全体の6割を記録しています。●製品等別 転落・転倒経験の有無 転落・転倒した製品としては、「乳幼児用でない椅子」「ソファ」が1位、2位にランクイン。椅子は「立ち上がる」動作で、ソファーは「遊んでいて」転落、転倒する事例が目立っているようです。■事故はこうして起きていた!具体的には日常のどんなシーンで転落、転倒の危険があるのでしょうか。体験者からの投稿によると、次のような事例が寄せられています。●椅子(乳幼児用でないもの)の主な事例・上の兄弟 2 人が椅子に座って、パソコンラックで YouTube を見て いたとき、2 歳の男の子も一緒に見たくて椅子の座面に立っていた。そ れでバランスを崩して腕から落下し骨折した。・ダイニングテーブルセットの回転する椅子が楽しく、ぐるぐる回っていたら椅子がぐらっと傾いた。・ハイチェアを買っていなかったので、椅子の上に子供用ローチェアを 置いて、その上に座らせていた。固定していなかったので目を離してい たら椅子の上のローチェアの上で飛び跳ねていて、ローチェアがだんだんずれていった様で、そこから落下した。出典:東京くらしWEB「 乳幼児の転落・転倒による危険(報告書) 」(PDF:1.06MB)また、ソファでは、ソファ自体で遊んでいるときに事故が起こったものが最多でした。●ソファの主な事例・娘が5歳の時、ソファに後ろ向きに座って遊んでいた。振り返ったときにバランスを崩し、前のリビングテーブルで口を打った。上と下の歯 で下唇を挟み、下唇の下を6針、口の中を2針縫った。 ・友人の子供(男の子・2 歳)を自宅で預かったとき、娘(5 歳)と一緒にソ ファの背もたれの部分に乗っては降りるという遊びをしていたとき、バキッという音とともに突然ソファの背もたれが後ろに倒れてケガをし そうになった。出典:東京くらしWEB「 乳幼児の転落・転倒による危険(報告書) 」(PDF:1.06MB) 椅子やソファでの事故は、不注意によるものが多くみられます。そこで次のような対策を検討してみましょう。<椅子やソファで事故が起こらないために実施したい対策>・椅子やソファでは遊ばせない・遊びだしたら注意する、・ソファの背もたれは、壁につける、・ソファーでは寝かせない・可能なら低いソファに買い替え、もしくはソファの下にコルクマットを敷く■知っておきたい意外な転落・転倒スポット●転落・転倒により医療機関の受診が多い製品等アンケートでは0~6歳までの転倒・転落経験、しそうになった経験について調査がおこなわれました。そのなかで、1歳児以降すべての回答に含まれていたのが「家の階段」です。調査によると家の階段から転落、転倒した際に医療機関を受診している人が多く、保護者自身も家の階段を「危ない場所」と認識している人が多くいました。じつは、私の息子も4歳のときに家の階段からすべりおちた経験があります。たった3段でしたが、大人の半分にも満たない小さな体には大きな衝撃があったようです。ケガこそありませんでしたが、横倒しになって全身で落ちてきたので、本当にヒヤッとした記憶があります。家の階段でおこる事故の状況としては「踏み外す」場合が最も多く、ついで「滑る」となっています。小さいなうちは子どもが1人で階段を使わないよう、ゲートをつける、子どもを抱っこしたまま階段を使用しない、などの対処が事故を未然に防いでくれるのではないかと思います。大人にとってはなんてことのない場所・場面も、小さな子どもにとっては大きなケガにつながる危険がひそんでいるかもしれません。転落・転倒は普段の日常のなかにあることを、意識しておきたいですね。<参考サイト>・東京くらしWEB ヒヤリ・ハット調査 「 乳幼児の転落・転倒による危険 」・東京くらしWEB ヒヤリ・ハットレポートNo.11「 乳幼児の転落・転倒 事故防止ガイド 」(PDF:4,825KB) ・東京くらしWEB 「 乳幼児の転落・転倒による危険(報告書) 」(PDF:1.06MB)
2017年03月24日リフォームを検討中の方のためにリフォームに関する様々な情報をご紹介します。費用・相場はもちろん、ローンや場所別の事例まで!この記事を読んで賢くリフォームしましょう!リフォームの前に知っておきたいことリフォームをする際に、最近よく聞く「リノベーション」との違いを知っておきましょう!しっかりと区別するとリフォームする際に戸惑うことがなくなります。まずリフォームとは古くなった建物を新築の状態に戻すことを指します。外壁の取り換えやクロスの張替え、水回りの取り換えなど古くなった特定部分を新築の状態の戻す意味として使われますが、大規模な改修や増築をする際にはフルリフォームと言われます。またオール電化など新しく設備を追加する際にも使われます。そしてリノベーションとは古くなった建物を新築の時よりも性能や価値を高めることを指します。間取りを大幅に変えたり、デザイン性をよくする意味として使われます。双方の意味をきちんと理解して、自分が考えているのが「リフォーム」なのか「リノベーション」なのかを把握し、適切な業者に問い合わせましょう!リフォーム箇所ごとの価格帯はいくら?壁紙のリフォームは6畳間で4~6万円、10畳間で7~10万円程度で比較的低予算で部屋の雰囲気が変えられるので人気です!しかし選ぶ素材や既存のものを剥がす費用などの諸費用もかかってきます。これはリフォーム会社によって異なるためあらかじめ確認しておきましょう!フローリングの張替えは集成材フローリングの場合は6畳で55,000円~10万円、無垢材フローリングの場合は6畳で12~25万円程度です。また畳からフローリングの張替えは8畳で20~30万円程度となっています。ドアは交換であれば3〜5万円程度、塗装補修は2〜3万円、ダイノックシートを貼る修理であれば4〜6万円程度でできます。和室から洋室へのリフォームは壁・床・天井・ドア・家具など全て変えるとしたら8畳で55~90万円程度です。この場合はかなり高額になってくるので予算に合わせてリフォームを行う箇所を決めると良いでしょう。内装リフォームにかかる費用・相場を徹底解説リフォームの費用見積もりポイントは?リフォームをする際にとりあえずドアだけ、とりあえず壁だけというように部分的にリフォームを行うケースが多くみられます。しかし別々にリフォームすればするほど、材料費や人件費が増え、まとめてリフォームをするよりも割高になってしまうことがあります。お得にリフォームをするなら部分的にやるのではなく、全体リフォームをオススメします!リフォームをする箇所が決まったら、まずは相場を知りましょう。相場を知ることで不当に高い費用を見積もる業者から身を守ることができます。その後、複数の業者から見積もりをとりましょう。その際、一社一社見積もると大変なので一括見積もりをオススメします!見積もりが出たら内訳を把握しましょう。しっかり把握することで適切な値段交渉を行うことができます。そして値段交渉です。これは工事日程を業者さんに合わせるので安くしてほしい、他の箇所と一緒にリフォーム工事を依頼するので安くしてほしいなど、ポイントを絞って交渉してみましょう。資金計画を立てましょう。リフォームを行う際に、見積もり通りにいかない場合もあります。フローリングの張り替え時に床を開けてみたら下地が傷んでいて、急遽下地補修工事費用がかかるなんてことは珍しくありません。なので、資金計画を立てる際に追加料金が発生する可能性をきちんと視野に入れて計算しましょう。トイレリフォームの費用見積もりポイント4選!損のないリフォームにするコツリフォームローンって何?リフォームローンは改装や増築、修繕などのリフォームに適用されるローンのことです!大規模のリフォームの場合、多くの費用がかかることもありますよね。そんな時に頼れるのが金利負担の少ないリフォームローンです。有担保リフォームローンは借入額を大きく設定できるので、大規模リフォームに向いています。一般的に、住宅金融支援機構などのような公的機関と銀行などでも取り扱いがあります。無担保リフォームローンは比較的に手続きが簡単で抵当の必要がないのがメリットです。しかし無担保のため金利が高いので、短期間で返済できる小規模リフォームに向いています。主に銀行での取り扱いです。借入額が300万以下の場合はクレジットカードのリフォームローンを検討してみてはいかがでしょうか。実質金利は銀行ローンよりも高めですが必要書類を取得する必要がない上に、ローン審査の時間も短くでスピーディーに借りることが可能です。なので小規模リフォームやすぐにリフォームが必要な場合に便利です。リフォームローンとは?金利や手間はどれくらいかかる?賢くリフォームローンを活用する方法を大公開リフォームローンを申し込んだら避けては通れないのが審査です。まず、リフォームローンの審査は「仮審査(事前審査)」と「本審査」の2段階に分けて行われます。仮審査で通っても本審査で通らないという可能性もゼロではありません。抵当の必要がない無担保のリフォームローンの場合は、仮審査の結果は大体、当日~翌日中に、本審査も早ければ翌日中に回答が来ることがあります。有担保のリフォームローンの場合も審査期間は基本的に短めで、本審査の結果が出るまで1~2週間程度です。リフォームローンの審査期間はどれくらい?審査が遅いときは不利なの?補助金制度国が行う支援の対象になる「長期優良化リフォーム」って知っていますか?国では「長期優良住宅化リフォーム推進事業」というものが行われています。「長期優良住宅」というのは地震に強く、耐久性があり、管理が容易で、リフォーム時には簡単に施工ができ、断熱性が高い省エネ対策の取れている、安全性・機能性ともに高い住まいが推奨されています。この「長期優良住宅」を目指す上でのリフォームならなんでも助成の対象になるわけではありません。個人の好みによって行われる外壁工事や、壁紙や床の張り替えなどの内装工事、システムキッチンの設置や交換、家具や設備機器の設置や交換などは補助対象外となります。長期優良化リフォームとは?補助金対象となるリフォームの条件や補助内容を徹底解説次に耐震リフォームにおける補助金です。こちらの補助金は自治体や国から支給されるもの。これも補助を受けられる対象の条件があります。それは新しい耐震基準に達してないこと、木造住宅であること、所有者個人で居住していることが挙げられます。また、自治体の予算を超過していたり、税金の滞納があると補助を受けられないこともあるのでチェックしておきましょう。頻発する地震に備えて、補助金で耐震リフォームをしよう!最後はマンションリフォームにおける補助金です。マンションリフォームを行う際に受けられる補助金はバリアフリーリフォーム補助金、省エネリフォーム補助金、耐震リフォーム補助金です。また自治体によってはそのほかにも補助金制度を設けているところもあるので、チェックしてみてくださいね♪補助金制度を利用して、お得にマンションリフォームをしよう!実際のリフォーム例を部位別にチェック♪ここでは実際のリフォーム例を部位別にご紹介いたします。リフォームする場所が決まっている方は参考にしてみてはいかがでしょうか?まだ決まってない!なんて方も、実例を見てリフォームする場所を決めてもいいかもしれません♪トイレこちらの例は、タンクレストイレに変え、壁クロスをレンガ模様にし、新しくドレッサーをつけることでおしゃれ空間へと変わりました♪2階も1階同様にタンクレストイレにし、既存の手洗い器に扉を取り付けることで、こちらもおしゃれにリフォームされています。トイレリフォームの費用相場は大体20〜60万円です。便座交換だけなら安くすみますが、くみ取り式の和式トイレから水洗の和式トイレへリフォームする場合は最低でも80万円かかると言われています。トイレを、”お洒落なレストルーム”に変身させませんか?トイレをリフォーム!費用の相場はどのくらい?事例別にご紹介お風呂こちらは浴室と一緒に脱衣室も一緒にリフォームされています。タイル張りだった浴室から、木に変わり、脱衣室も木になったことで温かみが感じられる素敵な空間になりました。実は古いお風呂をリフォームするといくつかメリットがあります。バスタブは従来に比べ性能が上がり、お湯の温かさが続くようになっていたり、安全性が高くなっています。また新しくすることでガス代も安くなるんです!お風呂のリフォームの相場は90〜300万円です。幅が広い理由として、柱や床の痛み、水漏れなどは解体しないとわからないため、はじめてから追加費用がかかる場合があるからです。最初から柱などの補強工事などを考えておくと想定外の出費を抑えることができるので、見積もり時に気にしてみてくださいね♪スタッフおすすめ浴室改修!心地いいお風呂であったかスッキリ。在来工法で浴室リフォーム!費用・相場はどれくらい?キッチンこちらはマンションのキッチンをフルリフォーム!お部屋の雰囲気合わせて無垢の木でのオーダーキッチンだそうです。収納も増え、電子コンベックも入りました。キッチンのリフォーム費用はリフォームの仕方によって大きく変わってきます。ミニキッチンの場合は交換が25万円程度、新設は100万円程度、キッチンを移動する場合は同一階で80万円以上、違う階で200万円以上です。また、オープンキッチンにする場合は壁撤去の他に場所を移動するかしないかでまた費用が変わってきます。キッチンをリフォームする際は気をつけて見積もりを行ってください!無垢の木でつくるキッチンリフォームキッチン移動にかかるリフォームの費用・相場って?気になる工事内容もチェック!ミニキッチン(コンパクトキッチン)のリフォーム費用・相場はいくら?オープンキッチンリフォームのメリットと費用・相場は?具体的な工事内容や事例もご紹介玄関ドア強風によって歪んでしまった玄関の取り替えです。同型から選び、使える旧部品(子扉、鍵、ドアクローザー、ドアノブ)を使用しているそうです。費用を抑えるには素材のグレードダウンなどが挙げられますが、きちんとあったものを選ばないとグレードダウンしたがゆえに他をリフォームしなければならなくなり、余計に費用がかかってしまうこともあるので注意して選びましょう!玄関ドア部分交換玄関ドアリフォームの費用を抑えるコツをご紹介!激安・格安の施工をしよう♪外壁外壁塗装は築後10年前後が塗り替えの目安です。外観の美しさはもちろんですが、紫外線などから建物を保護することで建物の寿命が伸びるそうです!塗装でお住まいが新築のように甦ります!マンションリフォームの相場は?期間は?マンションのフルリフォームをする際に気になるのは相場はもちろん、近隣の居住者の方に配慮しながら行わなければならないので期間も気になりますよね!マンションの水回りやキッチンを含めた全室を含めてリフォームした場合の相場は200万円から800万円と言われ、中心の価格帯は300〜400万円台だそうです。費用と手間をかけてできるリフォームもありますが、定額パックがあり比較的安い値段でフルリフォームを行うこともできます。次に気になる期間ですが、戸建てのリフォームに比べて長くかかるのがマンションのフルリフォームです。理由として申請や手続きを管理者経由で行うため手間がかかるのと、共同住宅ゆえに騒音・振動への配慮で工事できる日程や時間が限られているからです。工事にかかる期間は内容によって異なりますが、大体10〜40日ほどと言われています。そのほかにも管理者への連絡や近隣への挨拶を含めると着工までに2〜4ヶ月かかると言われています。これらの準備期間を含めて計画を立てると良いでしょう!マンションのフルリフォームにはいくらかかる?相場の傾向や工事の内訳別費用をチェックマンションリフォームにはどのくらいの期間がかかる?目安はどれくらい?最後に実例のご紹介です!こちらは築16年の中古マンションをリフォームしたそうです。住居内の間取りやインテリアをいちから計画できる完全オーダーメイドのリフォーム。みなさんも参考にしてみてはいかがでしょうか?「中古購入+リフォーム」という選択肢まとめいかがだったでしょうか?リフォームと一口に言ってもたくさんの事例がありましたね!みなさんもリフォームを計画する際に、ぜひ参考にしてみてくださいね♪リフォームのアイデアをもっと見る
2017年03月24日DIY住宅を扱うUR都市機構とLIMIAのコラボレーション企画として、2017年3月よりDIYリノベーション連載企画をスタートします!有名DIYクリエイターも参加してマンションの1室をDIYでフルリノベするという、前代未聞の注目連載。お楽しみに!!そしてその物件の入居者も同時募集中ということで、気になる方は是非問い合わせてください!築31年のマンションの1室をフルDIYリノベーション!!東京都江東区木場にある築31年の大型マンションの1室をLIMIA編集部、人気のDIYクリエイター、UR-DIY部の方々で協力してフルDIYリノベーションを予定!各種DIYアイテムやプロ用資材を使用し、お部屋丸ごとリノベーションを行い、その様子を連載企画としてLIMIAでご紹介します。施工内容(予定)・壁の撤去・壁の塗装・木目調フロアカーペット張り・カーペット貼り・壁紙貼り・モールディング(天井)・バスルーム床加工・カウンター造作・タイル張り・棚造作・電気工事(スイッチ移設・追加等※DIYでは行いません。)など※あくまで現段階での予定です。このプロジェクトに参加予定の人気DIYクリエイターこのプロジェクトに参加してくれるのは、今雑誌やテレビでも話題のDIYクリエイター、SWAROさんとRuntenさん。もちろん我がLIMIAでも定期的に注目のDIYアイデアを紹介してくれている人気のお二人なのだ!SWAROさんのページさんのページ生活イメージと間取りはこんな感じです。夫婦2人で過ごしても良し、お子さんがいらっしゃる家族の空間としても十分なスペース。当プロジェクトの詳細や入居希望者用の内覧等に関するお問合せ専用窓口は後日開設いたしますので、興味がある方はこのページをチェックしてくださいね。DIY住宅の魅力はこちらの記事をチェック!壁、壊してもいいの!? "原状回復義務不要"のDIY賃貸で自分暮らしを思いっきりカスタム!ー UR DIY住宅 ー
2017年01月18日●キッチンを家の中心にリノベーションという言葉を聞く機会が多くなった。既存の建物に大規模な工事を行うことで新築時以上の性能や価値を生み出すリノベーションは、新築より住まいのコストを抑えられる魅力的な選択肢だ。しかし、実際にリノベーションに踏み切るにはいくつものハードルを越えなければならない。漠然とした憧れを抱いてはいても、なかなか一歩を踏み出せないという人は少なくないのではないだろうか。今回は、東京・表参道で行われたHouzz JAPANによるトークショー「iPhone、iPadでつながる、幸せな家づくり」から、リノベーションで理想の家を作るために必要なことを紹介する。○温泉街の「検番」を住まいに決めたトークショーに登壇したのは、デザイン会社PUDDLE代表の建築家・デザイナーである加藤匡毅(かとうまさき)氏と、城崎国際アートセンター館長兼広報・マーケティングディレクターの田口幹也(たぐちみきや)氏。加藤氏は、2015年11月~2016年1月末にかけて住宅デザインプラットフォーム「Houzz」にて行われた「LIXIL×Houzz "キッチンで暮らす"施工事例コンテスト」で金賞を受賞。田口氏は、受賞作品のオーナーとなる。田口氏が加藤氏にリノベーションを依頼した物件は、兵庫県・城崎(きのさき)温泉にある「検番(けんばん)」だ。検番とは、花街において芸者の営業を仲介していた連絡事務所で、芸者の待機場所や伎芸の稽古場も兼ねていた場所である。まずは、施工後の姿を紹介しよう。今回受賞を果たした空間は、仕切りがなく開放的なワンルームで、3階に位置する。中央にはグレーを基調としたアイランドキッチンがあり、高い天井には存在感のある梁が渡されている。キッチンには食器が整然とディスプレイされ、炊事場というよりは1つの家具のようだ。この空間が完成するまでにどのような経緯があったのだろうか。田口氏は2011年、東京から出身地である兵庫県豊岡市に移り住んだ。「地方で地に足着けることへの抵抗」から別荘地である神鍋高原に居を構えていたが、縁あって2015年に城崎温泉に移住を決定。その住まいとして見出したのが、既に役割を終えた「検番」だったという。「城崎という街は、街自体が1つの温泉旅館として見立てられています。各旅館を居室、道路を廊下とし、街を浴衣で歩きながら温泉をめぐる"外湯めぐり"が名物です。今はいないのですが、昭和40年代までは芸者さんがいました。その芸者さんが帰る場所を検番といいます。どこから声がかかってもすぐに行けるよう、街の中心地に位置しています。川のそばに建っているのですが、川沿いの家には一家にひとつの橋が渡されており、非常に風情のある光景です」と、田口氏は検番の周辺環境を語った。観光客が絶えず訪れる、変化の多い土地柄に惹かれたという。○3階を"皆が気持ちよく過ごせる場所"に田口氏が見つけた検番は、往時そのままの姿で残されていた。3階にロフトのような空間が付いた「3.5階建て」の構造で、玄関の前には川が流れ、建物の裏側には竹林が広がり、山がそびえる。「ちょうど建物の裏側に竹林と山があるのですが、そちらが南なので、光があまり入らない立地なのです。なので、まず最上部のロフトを取っ払ってしまおうと考えました。それから階段の位置も変えて、家の真ん中に光が通るような吹き抜けも作ろうと、その程度のイメージはありました。まずそれを加藤さんに伝えましたね」と田口氏。要望を聞いた加藤氏は、田口氏の友人でもある。「とりあえず見に行こう」と城崎の検番を訪れ、イメージを膨らませた。検番の3階は40畳ほどの大広間となっており、南側の奥には伎芸の稽古が行われたであろう、低い舞台が備えられていた。「日本海側の城崎は、冬は寒いですし、南側には竹林と山があります。必然的に、長く家族がいる場所は日が当たりやすい3階になるので、3階をメインに家全体の設計を考えました。窓がある3階の北側に立つと、川の向こうに城崎の景色を一望できます。ここを皆が気持ちよく過ごせる場所、そして奥さんの仕事場として設定しました」と加藤氏。ちなみに田口氏の妻は漫画家で、仕事は基本的に在宅で行うという。そして、加藤氏の中で大まかな構想が固まった。「田口さんも料理を作りますし、皆が過ごす場所から一番近い所にキッチンを置くことにしました。外の景色を望む仕事場と、そのすぐ横に寄り添うように位置する、部屋全体を見られるようなアイランドキッチン、というのが最初に思い浮かんだ構想です」。こうして、キッチンを中心とした空間づくりが行われることとなった。次のページでは、検番を生まれ変わらせた数々の工夫を紹介する。→次ページ: 検番を解体して出てきた"宝物"とは?●キレイにしすぎると空間が死ぬ○解体して出てきた"宝物"このリノベーションを語る上で欠かせないエピソードがある。「ロフトを取っ払ってしまおう」という田口氏の方針のもと、3階の天井を解体すると大きな梁が姿を現した。無視できない存在感を放つ梁だったが、加藤氏と田口氏はその存在を「宝物が出てきたね」と喜んだという。「梁はそのままにしてほしい」と提案したのは田口氏だ。同氏は、「この空間が検番だったということを残しておきたいと考えました。作業をしてくれる方に特に指示をしないと、昔の建材は削られたり、クロスをかぶせられたりして、キレイに化粧されてしまうことがあります。しかし僕は『この梁をキレイにすると空間が死んでしまう』と思ったのです。梁以外にも、南側の奥にあった舞台もそのまま使っています」と語った。伎芸の稽古が行われていた奥の舞台は、リノベーション後には子どもが遊べる小上がりとして活用されている。○土地の空気に適応させる城崎の気候に加え、竹林と山を背にし、正面には川を臨む特殊な立地もあって、この家では空調にも数々の工夫が凝らされている。まず、天井が非常に高いため、冬場の暖房はエアコンでは間に合わない。外気は氷点下にもなるが、木造住宅が立ち並ぶ城崎では、暖炉などの火を使った暖房には危険が伴う。そこで導入したのが、室内に設置したパイプに温水を巡らせることで、放射熱によりフロア全体を自然に暖める「放射暖房システム」だ。外気が氷点下2度の日も室内は18度と、「はだしでいられる暖かさ」だったという。川と山に挟まれた立地から、湿気対策も大きな課題となった。湿気がこもりやすい2階の内壁には、調湿機能を持つ珪藻土を使用。竹林と山に接している3階の南側にも窓を設けることで、建物の東西南北に気の流れを作った。こうして、見た目や雰囲気を磨いただけではなく、その土地の空気や周辺環境にも適応した住まいが仕上がった。○リノベーションを成功させるためには温泉街の検番という、独特の風情と歴史を持った建物。その持ち味を殺さず、快適で洗練された空間を生み出した今回のリノベーションは、特別で例外的な事例なのだろうか。成功の秘密を探ってみよう。建築家・デザイナーとして、古い建物のリノベーションで大切にしていることを加藤氏に聞くと、こう答えてくれた。「現場に足を運ぶことですね。集中して物件の周囲の景色を見て、実際に歩き、時間の経過とともにそこから失われたものを感じることが大切です。また、ある程度の解体を行い、いらないものを剥がしていく作業も必要だと思っています。建物の状況を一度リセットすることで、空間そのものとの対話ができるようになるからです。今回の件で言えば、解体した天井から梁が現れたのがそれですね」。また、依頼主である田口氏にも、リノベーションを進めていく上で心掛けたことを聞いてみた。「温泉ならではの雰囲気を生かし、建物が持つ歴史は変えないように心掛けました。今回は梁に手を加えないようにお願いしましたが、何でも残せばいいというものでもなく、そのジャッジはプロに任せるのもいいと思います」とのことだ。既にある建物を生まれ変わらせるリノベーション。その成功のためには、自分たちの生活と同時に、建物が持つ歴史やストーリーにも意識を向けることが大切なのかもしれない。
2016年04月05日ファイルメーカーは、iPadとFileMakerのビジネス導入事例を発表した。愛知県豊田市に拠点を置く豊田信用金庫では、渉外係やマネーアドバイザーが情報活用するために使用するカスタムアプリをFileMakerプラットフォームで構築し、iPadで運用しているとのことだ。導入による効果として、業務効率化による時間短縮、顧客満足の向上、コミュニケーションの活性化、コスト削減などが報告されている。豊田信用金庫では、業務効率化による時間短縮や顧客満足の向上、コミュニケーションの活性化など、多くの導入効果を上げているとのことで、その様子の映像をこちらから視聴することができる。地域に根差した金融機関である豊田信用金庫の渉外係は、顧客のもとに直接足を運び、ヒアリングすることで緊密な信頼関係を築いているという。以前よりハンディ端末を採り入れるなど、最新技術の導入に積極的に取り組んできたが、さらなる渉外活動の高度化と効率化により上質な金融サービスを提供することで他金融機関との差別化を図ることを目的とし、iPadとFileMakerを採用する運びとなった。導入されたiPadは全台がセルラーモデルで、無料のiOSアプリ「FileMaker Go」がインストールされており、事前に登録されているiPadのみが、安全なVPN接続を通して本部のFileMaker Serverにアクセスできるようになっている。電子ペーパー化された販売商品のパンフレットやインターネットに公開されているマーケット情報へもiPadからすぐにアクセスできるよう集約されており、必要な情報をいつも手元のiPadで確認できるとのこと。渉外係が訪問先で専門的な質問を受けたときは、マネーアドバイザーとその場ですぐにFaceTimeで面談して回答するなど、迅速かつ正確な情報提供で顧客満足の向上に役立っている模様だ。
2016年02月24日EMCジャパンは2月15日、都内で記者向けにオールフラッシュ製品「XtremIO」の優位性と最新事例の説明会を開催した。冒頭、EMCジャパン XtremIO 事業部 シニア システムズ エンジニアの市川基夫氏が近年のオールフラッシュストレージの動向について「2015年7月のIDCの調査によると、アジア・パシフィック地域でオールフラッシュストレージを使用、または今後1年以内に導入予定がある企業は72%となっている。XtremIOは昨年の後半から引き合いが多くあり、2015年第3四半期のオールフラッシュアレイ市場におけるワールドワイドのシェアは39%、日本国内では28%とともにシェアNo.1を獲得した」と胸を張った。XtremIOの特長について同氏は「スケールアウト型であり、安定した性能、インライン&インメモリ、コピーデータ管理が挙げられる。また、設置スペースや消費電力が削減できるほか、運用は数分で行える。オールフラッシュ製品は高価なものだと考えられがちだが、イニシャルコストを含めたコストを削減することができる。他社のオールフラッシュ製品は継続して使用すれば2~3年で性能が不安定になるが、XtremIOは常に一定のパフォーマンスが期待できる」と強調した。さらに「スケールアウト型オールフラッシュアレイであり、16アクティブ・コントローラーにより200万IOPSの性能を発揮し、フラッシュに書き込む前にデータが削減されるデータ削減機能により余分なディスクが必要なく、物理ディスク容量をセーブしストレージコストを削減することができる。また、性能面ではスパイクが発生しないため一貫して安定しているほか、使用量に関係なくIO性能を維持することが可能で容量と性能を満たすストレージだ」とXtremIOの優位性を訴えた。続いて、IDCフロンティア カスタマーサービス本部 プラットフォームサービス部 クラウドグループの金井崇氏が同社の北九州データセンターの西日本リージョンを新設し、XtremIOを導入した背景を語った。同氏は「クラウドのストレージは容量と負荷増大の戦いであり、われわれは2011年に『EMC VNX』と『FAST VP』による自動階層化を採用した。しかし、ユーザーからデータがHDDに乗ると遅くなり、コントロールできないとの指摘を受け、XtremIOの採用に至った」と述べた。また、同氏はオールフラッシュが提供する機能と価値として「容量を目的にしているわけではなく、インライン重複排除とリアルタイム圧縮でキャッシュの効率利用によるVMディスク性能の向上のほか、コントローラのソフトウェアで高速なVM作成の支援を重視しており、そのような観点からXtremIOは、われわれの要求とマッチした」と説明。そのほか、金井氏は性能安定試験で一貫したレイテンシを実現したことや通信量限界負荷試験ではネットワーク帯域160Gbpsで1万2121MB/sのパフォーマンスを得たことなどを紹介したほか、ストレージ性能試験では西日本と東日本のリージョン間でDATAディスクが2倍、rootディスクが40倍、データベース性能試験では3.77倍の差が出たと主張した。今後、IDCフロンティアでは東日本リージョンも次期ゾーンからオールフラッシュの採用を決定しており、近日中にリリースを予定している。
2016年02月16日自分のライフスタイルに合わせて思い通りの住まいを作れるリノベーションは、都心を中心に年々人気が高まっている。新築よりもむしろリノベーション物件を狙っているという人もいる。雑誌やWebでも施工事例など、さまざまな情報が得られるリノベーションだが、「実際のところ、住み心地ってどうなの?」、「興味はあるけれど相談できる相手が見つからない」と思っている人も多いはず。そこで今回紹介したいのが、マンションリノベーションのパイオニアである「インテリックス」が、一軒の住まいを想定してリノベーションし、ショールームとして公開している「青山リノベーションスタジオ」だ。昨年オープンした「青山リノベーションスタジオ」は、フルリノベーションした1軒の住まいを再現したフロアや、リノベーションのセミナーや個別相談会が開かれるフロア、各メーカーの設備や建具、床材などが集まっていて比較してみることができるフロアの3つのコンテンツを用意。各フロアをまわりながら、導線を考えた空間の作り方や、照明の使い方、限られた空間を広く見せるリノベーションの工夫、こだわりのアイテムなど、流行りのリノベーション手法やアイデアを知ることができる。フルリノベーションされているフロアは、そのビフォーアフターぶりに、エレベーターが開いた瞬間から、リノベーションの効果が感じられる。別のフロアと比べながら、リノベーションでどこまで空間が変わるのかを実感できるような作りになっている。ショールーム内には、カフェ風のインテリアで揃えた休憩スペースもあって、ここには古材×鉄脚のテーブルやチェア、足場板を貼った床など、ユーズド感のあるレトロな雰囲気のインテリアが並んでいて、お洒落な住まいづくりの参考にもなりそう。より詳しくリノベーションについて相談したいと思えば、随時個別相談会が開かれているほか、実際のリノベーション施工現場で、施工前から完成まで見学しながらリノベーションを体感・学べる見学会なども行われている。もちろん、まったく具体的なプランがなくて、ただリノベーションに興味があるだけという人も気軽に訪れることができる。リノベ―ションのイロハからトレンドまで丸わかりになる新スポットとして、今年、引っ越しを考えている人などは、一度チェックしてみてはいかが?(text:Miwa Ogata)
2016年01月13日グーグルは11月24日、伝統的工芸品産業振興協会が行ったYouTubeを利用して行ったデジタルマーケティングの事例を紹介するセミナーを、東京・六本木の本社で開催。セミナーでは、グーグル 新規顧客開発本部 Account Executive 田島弘教氏が、同社の広告商品や国内のデジタルマーケティングの市場について説明した。田島氏は、まず、同社のデジタルマーケティングプラットフォームには、検索連動型広告、Google Display Network(GDN)、YouTube TrueViewの3つがあり、GDN、YouTubeは広く一般に認知してもらうプラットフォームとして、検索連動型広告は興味を持つユーザー向けた広告として効果があると説明した。最近の消費者の動向について田島氏は、テレビを見ながらオンラインデバイスを利用するなど、さまざまなデバイスを同時に利用しており、オンラインユーザーの92%がスマートフォン、PC、タブレット、テレビなどのスクリーンメディアを利用しているという調査結果を紹介した。また、スクリーンメディアの中心はこれまでテレビであったが、2015年現在では、インターネットがテレビを逆転。インターネットは2010~2015年で64%増加しているという。年代別に見ると、上にいくほどインターネットの割合が低く、男性より女性のほうがテレビに接触する比率が高い。ただ、高齢者に対するメディアとしてテレビのほうかいいのかといえば、60歳以上のシニア層のインターネット利用も直近5年で16%伸びているという。そのほか、セブン&アイ、Google、インテージの3社が共同で行った、動画コンテンツを視聴したユーザーが、店舗でより多くの商品を購入するという調査データを示し、「デジタルマーケティングはパーソナライズされたデバイスであるモバイルと、動画に注目する必要がある」(田島氏)と指摘した。その上で、デジタルマーケティングのメリットとして、ターゲット(年齢、地域、性別、時間など)が絞れる点と、数字で可視化できるため、数字を見て、次の展開を考えることができる点を挙げた。そして、伝統的工芸品産業振興協会のYouTubeを使ったデジタルマーケティング事例を紹介した。伝統的工芸品産業振興協会は、全国の伝統的工芸品産業の振興促進と、伝統工芸 青山スクエアの運営を行っている。同協会は、従来、新聞を中心に広告を展開していたが、50歳以上中心という広告・宣伝による訴求ターゲットが狭い点と、情報量が限られている点が課題だったという。そこで、若年層と外国人への認知拡大のため、YouTubeでの動画広告を開始、モバイル対応するHPリニューアル、ツイッター/YouTube/facebook/Google+などのソーシャルメディアの活用、イベントの動画中継、青山スクエアをバーチャル体験できるGoogleインドアビューの導入などの施策を行ったという。伝統的工芸品産業振興協会 企画部 福田直樹氏は、「私どもは、50歳以上など、これまでターゲットを絞っていたわけではありません。オンラインにすることで、広告の結果を見たい点ことで1昨年から、動画を使った広告を開始しました。それによって、想像以上に幅広い年齢層の方にクリックいただいています」と効果を語った。
2015年11月25日キーエンスはこのほど、寸法測定・検査にかかる時間の短縮を実現した事例を集つめたウェブサイト「寸法測定“超”時短辞典」を公開した。 一般的な測定器は測定する点を1カ所ずつ測る必要があるため、複雑な形状のものほど測定箇所も多くなり、測定に要する時間もかかる。また、最近ではCADの普及に伴い、図面上の測定指示が増えており、製造業にとっては寸法測定・検査に要する時間が増加傾向にあるのが課題の1つとなっている。「寸法測定“超”時短辞典」は寸法測定の課題と解決事例を、歯車やスプールバルブなど製品ごとに掲載。事例はすべて実績に基づいており、今後も随時事例を追加していくとしている。
2015年10月09日タブレット端末のビジネス利用において、事例数ではiPadが70%、導入台数ではAndroidが74%とそれぞれ多数を占めている実態が、シード・プランニングが9月7日に発表した調査結果で浮かび上がった。同調査は、同社が把握するタブレット端末のビジネス利用380事例・222万5,000台と支援ソリューション270事例を対象に、2015年6月に実施したもの。対象分野は、教育、小売業、金融・保険・サービス業など9分野。2010年6月の調査における利用事例は端末導入と支援ソリューション事例の合計で28事例であり、5年間で23倍に増えている。2012年6月時点の調査では、ビジネス利用事例が181件、支援ソリューションが132件であり、3年間で2倍強に増えた。導入事例380件を分析すると、事例数に占めるiPadの導入は7割、導入台数ではAndroidが74%の163.8万台となっている。利用分野別の導入台数では教育が最多であり、全導入台数の68%(151.8万台)を占める。以下、金融・保険の同11%(23.2万台)、サービス業の同8%(18万台)と続く。支援ソリューションの対象となる端末をOS別に見たところ、iPadが単体OSとしては最多だった。一方でOSを選ばないマルチOS化も進んでおり、今回の調査では43%がマルチOS対応となっている。
2015年09月08日Tooは、Adobe DPSの最新情報と活用事例を紹介するセミナー「生まれ変わったAdobe DPSによるコンテンツ配信の新たな展開 -Adobe Digital Publishing Solution最新情報と活用事例-」を開催する。日時は9月16日 16:00~17:30(受付開始 15:30)。会場は東京都・虎ノ門のToo本社内 The Gallery Too。受講料は無料(事前予約制)同セミナーは、2015年7月末に刷新された、マーケターとデザイナーがコーディングすることなくモバイルアプリを作成できるソリューション「Adobe Digital Publishing Solution」(以下、Adobe DPS)の活用事例をはじめ、Adobe DPSでリリースされたアプリやAdobe DPSを選択するポイントなどを、アドビ システムズの担当者が詳しく紹介するもの。講師は、アドビ システムズの秋山直人氏とTooの川上奈緒子氏が務める。参加希望者は、セミナーの特設ページに用意された送信フォームより申し込む。定員は30名で、申し込み多数の場合は抽選となる。また、9月2日 17:15からは、上記セミナーに参加する前に予備知識をつけておきたい人向けのウェビナー「生まれ変わったAdobe DPS - 最新のモバイルマーケティングコンテンツ作成 -」が配信される。Adobe DPSがどのような進化を遂げたのかを紹介する15分間のミニ番組となっている。視聴方法などの詳細は、同ウェビナーのWebページで確認してほしい。
2015年08月26日JALは7月31日、シンガポール時間の7月12日にシンガポール発羽田着JAL38便の767-300(JA606J)が誘導路にて離陸操作を開始するという事例が発生した件で、シンガポール当局および国土交通省航空局より重大インシデントと認定されたことを発表した。同便は管制承認を得て地上走行を実施し、滑走路からの離陸許可を得ていたが、副操縦士が誘導路を滑走路と誤認し、誘導路上にて離陸操作を開始した。誤認に気付いた機長が離陸操作中断を指示し、直ちに副操縦士が離陸操作を中断、ほぼ同時に管制から停止の指示を受けた。同件は7月12日に発生したものだが、JALは7月23日にシンガポール航空当局から同便の運航状況について問い合わせを受けて初めて同件を認識し、同日速やかに国土交通省航空局へ報告したという。7月23日より同便の機長および副操縦士を乗務停止とし、事実関係の調査を進めているという。また、今後についてはシンガポール当局による調査に全面的に協力するとともに、「このような事例を2度と発生させることのないよう、安全意識の再確認と一つひとつの作業の確実な実施を徹底してまいります」としている。
2015年08月03日リックソフトは6月16日、同社がアトラシアン製品の技術支援を提供しているヤフーの全社約7,000人が利用する情報共有システム「Confluence」の事例を公開した。Confluenceは、アトラシアンが開発する企業向けの情報共有フレームワークで、チームがコンテンツを作成、共有、議論するためのナレッジ共有・管理ツール。プロジェクト、ドキュメンテーション、ファイル、アイディア、議事録、仕様、図、モックアップなどをチームで効率的に共有できる。ヤフーでは、数年前より全社の約7,000人がConfluenceを利用し、1日あたり1万5,000ページの情報が追加・更新され、共有・活用されている。また、ヤフー独自開発の標準アカウント管理システムとConfluenceのアクセス制御(ACL)機能を連携することで、人事異動があった場合でも Confluence側に自動的に反映できるという。ヤフーは今後、Confluenceの「社内FAQ」機能や、プロジェクト管理ツール「JIRA」との連携も視野に入れ、活用範囲を広げていく予定だ。
2015年06月16日5月22日、東京都目黒区において「徹底解説!ケイト・スペード様AWS全面構築事例」と題したセミナーが開催される。セミナーは、基幹系を含むシステムのAWS(Amazon Web Services)への完全移行事例をつぶさに紹介するもので、ファッションブランド"katespade"を展開するケイト・スペードジャパンの移行事例が対象となる。ケイト・スペードは、1993年にニューヨークで産声を上げ、張りのある素材やカラフルな色が特徴的なバッグ、時計やジュエリーなど世界に向けてブランドを展開しており、日本においても銀座に旗艦店をオープンさせるなど、著しい成長を見せている。同社は、アパレル関連などSKU単位でのデータ構造にも強いERP「Infor M3」を導入しており、Infor M3を含む基幹システムのAWSへの全面移行を実現した。当日は、ケイト・スペードジャパン取締役副社長/COO 竹林朋毅氏を講師に迎え、「経営者が語る!ケイト・スペードのAWS全面構築事例」と題したセッションが予定されており、基幹システムという会社業務の幹とも言える部分をクラウドへと移行する不安から解き放たれ、製造管理、生産日程スケジューリングやサプライチェーン需給計画などの戦略・計画、購買・外注や在庫・ロット管理などに連動した財務会計や財務統制を実現した同社の変革の経緯が、竹林氏から述べられる。詳細は以下の通り。○徹底解説!ケイト・スペードAWS全面構築事例共催 インフォアジャパン株式会社/アマゾン データ サービス ジャパン株式会社/株式会社ジェーエムエーシステムズ費用 無料(事前登録制)会場 アマゾンデータサービス ジャパン セミナールーム(東京都目黒区下目黒1-8-1 アルコタワー19F)定員 120名(先着順)日時 2015年5月22日(金) 14:30~17:10(受付開始14:00~)プログラム詳細はWebサイトにて
2015年05月13日○日本市場におけるBoxの展開や最新導入事例などを紹介株式会社Box Japan(ボックスジャパン)は、クラウド上でのコンテンツ管理やコラボレーションを行うコンテンツ・プラットフォームを導入、または検討している企業を対象としたイベント「Box World Tour Tokyo 2015」を開催する。開催日時は6月17日(水) 13時30分~18時。会場は渋谷ヒカリエホール(東京都渋谷区渋谷2-21-1)参加無料(事前登録制)。クラウドベースのコンテンツ・プラットフォーム「Box」。近年、実にさまざまなオンラインストレージやファイル共有サービスが登場しているが、これらとBoxが提供する「コンテンツ・プラットフォーム」サービスの大きな違いは、法人での利用に最適化されている点にある。コンテンツを総合的に管理するプラットフォームとして、ストレージ機能はBoxのほんの一部に過ぎない。コンテンツを社内外のメンバーと共有してプロジェクトなどを進めるコラボレーション機能、スマホやタブレットでファイルを見たり編集する機能 、企業の情報を守る万全のセキュリティ、APIを用いた業務アプリケーションとの統合、メタデータや自動化ルールを用いたワークフローの提供などのエンタープライズ向け機能を搭載。そのユーザー企業数は世界で27.5万社以上、ユーザー数は3400万人以上に上る。さらに、米フォーチュン誌が年1回発行する、全米の上位500社の総収入をランキングした「Fortune500」にランクインしている企業の99%が利用しているという実績がある。イベント当日は、Boxの共同創業者でありCEO 兼 Co-founderを務めるアーロン・レヴィ氏が来日。「未来のワークスタイル:セキュリティ、コネクト、コラボレーション」と題し、ビジネスを変える新たなワークスタイルについて語る予定だ。また、同社では今年から日本市場への本格展開をスタートしており、日本市場での最新の情報は、株式会社Box Japan 代表取締役社長の古市克典氏による「Box 日本戦略とビジネスアップデート」、そしてSEディレクターの坂本真吾氏による「Box新機能紹介と製品ロードマップ」で明かされることとなる。さらに今回は、最新のユーザー導入事例も紹介されるとのことだ。こちらは、グリー 取締役 執行役員常務 最高技術責任者の藤本真樹氏、第一三共 管理本部IT企画部 推進グループ主査の泉貴浩氏、楽天 CIO Office, コーポレート情報技術部 執行役員 コーポレート情報技術部部長の早瀬千善氏という、いずれも各界でトップクラスの企業を代表する3名が登壇。さらに教育機関では、早稲田大学への導入事例を同大学 情報企画部 副部長 理工学術院教授 酒井哲也氏が紹介する。Box World Tour Tokyoイベント概要■Box講演13時30分~15時30分・未来のワークスタイル:セキュリティ、コネクト、コラボレーションBox Inc 最高経営責任者(CEO)アーロン・レビィ氏・Box 日本戦略とビジネスアップデート株式会社Box Japan代表取締役社長 古市 克典氏・Box新機能紹介と製品ロードマップ株式会社Box Japan SEディレクター 坂本 真吾氏■Boxユーザー様導入事例 ご講演者(社名50音順敬称略)・グリー株式会社取締役 執行役員常務 最高技術責任者 藤本真樹氏・第一三共株式会社管理本部IT企画部 推進グループ主査 泉貴浩氏・楽天株式会社CIO Office コーポレート情報技術部執行役員コーポレート情報技術部部長 早瀬千善氏・早稲田大学情報企画部 副部長 理工学術院教授 酒井哲也氏
2015年04月27日「YVC-1000」の導入事例として最も多いのは、会議用のツールとしての用途だろう。特に大人数が参加する会議に置いて、しっかりと声を収集し、聞き取りやすい形で伝えることのできる「YVC-1000」が大きな力を発揮している事例をこれまでも紹介してきた。しかし、多対多という会議の場だけでなく、1対多となるような使い方もある。セミナーや遠隔教育では、講師が話す内容を多拠点に配信することが必要となる。そうした場でも「YVC-1000」は活躍する。○地域医療を発展させるコミュニケーションに「YVC-1000」を採用医療法人社団創生会 町田病院は、一般病床120床の総合病院だ。町田市忠生地区で東京都二次指定救急医療機関として、地域に根ざした医療を目指して活動している。その一貫として、2013年12月に発足した「相模原町田地区介護医療圏インフラ整備コンソーシアム」にも参加している。コンソーシアムでは、医療拠点や会議施設をスムーズに連携させることで、地域医療を充実させようとしている。その中で必要とされたのが、遠隔会議システムだ。システムを整えることで、離れた施設間でも研修やワークショップに参加できるようにすることが狙いで、会議システムは「RICOH Unified Communication System(以下RICOH UCS)」が採用された。テスト段階ではいろいろなマイクスピーカーシステムを試用したが、話者の声が聞き取りづらい、質問をしたい時にはマイクの近くまで移動して大声で話さなければならないなど、課題が多かったという。そこで導入されたのが、ヤマハの「YVC-1000」だ。導入のポイントは、すぐれた集音能力や音量・音質のほか、操作が簡単で使いやすいという部分だ。またマイクとスピーカーがセパレート構造であるため、それぞれ最適な位置に配置できることも重要だったという。「およそ月3回、RICOH UCSと組み合わせてYVC-1000を活用しています。導入してからは快適に研修会が実施できているので、感動しています。一度使えば操作は簡単に覚えられますし、マイクが手もとに置けて、ミュート操作もすぐできるのが便利です。他会場の方も聞き取りやすいという反応で、YVC-1000に興味があるようです」と語るのは、医療法人社団創生会 町田病院 医療相談員 社会福祉士 介護支援専門員である小澤奈穂美氏だ。月に2度開催される5拠点から総勢20名が出席する事務局会議や運営会議、13拠点から総勢150名ほどが参加する研修会など、現在や研修会やワークショップを中心とした活用が進められている。将来的には症例カンファレンスでの活用も視野に入れているという。○遠隔姉妹校の授業中継はディスカッションに「YVC-1000」を利用聖心女子学院は、1908年から東京都において女子の小中高一貫教育を行ってきた学校法人だ。キリスト教教育を行う学校でもあり、国内に聖心女子大学、聖心女子専門学校、札幌聖心女子学院、不二聖心女子学院、小林聖心女子学院、聖心インターナショナルスクールといった姉妹校が存在する。この7つの姉妹校が互いに協力し、さまざまな会議や公開授業・訪問授業を行うなど連携を深めてきた。そうした中、札幌聖心女子学院が2014年3月に文部科学省からスーパーグローバルハイスクールに指定された。これを受けて大学の授業は行事の一部を札幌聖心女子学院に中継し、質疑応答を受けたいという遠隔システムへの要望が出てきたという。大学の情報化推進プロジェクトチームが要望に応えるべく、さまざまなシステムを試用した結果、選択したのが、Web会議システム「LiveOn」と、その推奨マイクスピーカーである「YVC-1000」だった。導入にあたっては姉妹校との会議やプロジェクト等の打ち合わせ、パワーポイント等の資料を用いた学校説明会などでトライアルを実施。そこで評価されたのは、「YVC-1000」のマイクとスピーカーが分かれた構造であるため臨場感のあるコミュニケーションができることと、音質がクリアであることだった。これによって遠隔会議であることを意識せずに参加でき、Web会議のストレスを感じさせれなかったという。また、設定や操作、配線も簡単であり、イニシャルコストとランニングコストが安価であったことも決め手となった。「遠隔学習について研究する中でさまざまなシステムを使ってきましたが、映像中心のものが多く音声に関しては実用性に欠けるものがほとんどでした。授業や会議は音声が重要なため、音質が良いLiveOnとYVC-1000を連携させたシステムでは双方向の授業やセミナーといった使い方に道を開くものと考えられます。ようやく遠隔協同学習を実施できるレベルに達したものが出てきたのではないかと、その可能性を高く評価しています」と語るのは聖心女子大学文学部教育学科 教授である永野和男氏だ。姉妹校の中で東京の聖心女子大学、北海道の札幌聖心女子学院、静岡の不二聖心女子学院、兵庫の小林聖心女子学院の4校は、特に教員も事務も連絡や交流が盛んだという。その交流に「LiveOn」と「YVC-1000」を使用すれば、経費の削減や時間のロス、教職員の業務の軽減につながるだろう。今後は大学に要望されている出張授業を遠隔授業として行うことも視野に入れているという。また、音質の良さを活かした語学学習での活用も予定しており、留学生の日本語スピーチを高校に中継するといった活用や、文系でよく行われる少人数でディスカッションするような授業での利用など、聖心女子学院ではこのシステムに大きな可能性を感じているという。
2015年03月12日テクマトリックスが主催するビッグデータ事例セミナー「ビッグデータはもう特別じゃない!? Pentaho で実現するビッグデータ分析」が、来週3月18日に開催される。同社が提供するビジネスアナリティクス「Pentaho」を使ったビッグデータ分析の活用方法、構築事例など、実際にビジネスに活かせる内容を中心に展開するセミナーだ。会場はテクマトリックス東京本社、参加受付は先着順で、参加費は無料。Pentahoは、ルフトハンザ、NASDAQ OMX、EMCなど海外の先進企業の導入実績が豊富なビッグデータ分析ツールで、その特徴は高いコストパフォーマンスや導入スピード。さまざまな異なるデータを組み合わせて分析できる「データブレンディング」も強みで、Pentahoでは単一データに他のデータを組み合わせて、関連性を分析できる機能が充実しており、これにより、他の製品では及ばない深い分析を行うことができる。今回のセミナーでは、Pentahoの豊富な導入実績の中から厳選したビッグデータ活用事例を紹介。そして、Pentahoを使ったビッグデータ分析の課題解決法、ビッグデータ分析術・活用手法を解説。ビックデータを活用したい企業に向けて、最初の導入のヒントから、その後のビジネスへの適用のイメージまで、順を追って知ることができる。セミナー開催概要は以下のとおり。・日程 3月18日 (水)・時間 15:30~17:00 (15:00受付開始)・場所 テクマトリックス株式会社 東京本社3階セミナールーム・定員 30名(先着順、1社につき2名まで)・対象 システム担当者、経営企画担当者、システムインテグレータ、ITソリューション企業・費用 無料・セミナー内容の詳細はこちら・申込はこちら
2015年03月11日日本マイクロソフトは12月11日、ローソンにおけるWindows 8.1タブレットの導入事例を公開した。ローソンは、このほど社員が利用する端末6500台をWindows 8.1に刷新し、それぞれにMicrosoft Office 2013 ProPlusを導入した。スーパーバイザー(SV)用の端末1500台には、ディスプレイとキーボードが着脱できるコンバーチブルタイプのWindows 8.1タブレット「Lenovo ThinkPad Helix」を採用。業務支援用アプリを開発し、業務の効率化や生産性の向上を図った。ローソンは、これまでも積極的にスマートフォンやタブレットを活用した施策を行ってきた。2012年にはSV用にAndroidタブレットを導入し、情報共有やコミュニケーションの向上を図った。AndroidタブレットでVDIを入れてひと通りの業務を行えるようになったが、Microsoft ExcelやMicrosoft PowerPointを活用する文書作成業務が困難であった。Windows 8.1タブレットの導入は、PCとタブレットの機能を使い分けることで、これまで両方を持ち歩いていたSVの負担を軽減、活用率の向上が狙いだ。また、既存のWindows環境でデータ管理が行え、アプリ配信を容易に行えることにも期待を寄せた。その目論見は的中。Windows 8.1 タブレットに自社開発した情報の一元管理するアプリ「SV Pit」に導入したことで、SVが業務の優先順位を付けやすくなり、効率的かつスピーディに施策立案、店舗巡回、情報の吸い上げなどのPDCAを実現できるようになった。SVにもWindows 8.1タブレットは好評だ。通常の社内業務と外回りの両方で使え、キーボード入力が得意な人はノートPCとして持ち歩き、キーボード入力が不得意な人はタブレットにペンで手書き入力して印刷して店舗オーナーに渡すといった使い方がされている。また、SV Pitを業務の起点となるような動線を作る取り組みを開始した。販売戦略の実績と目標を確認でき、また後方業務を効率よく実施できるようなアプリへと改善する。Excel 2013のPower BIを使った分析を行えるようにすることも新たな取り組みの1つ。SVが店舗巡回時に実施するオペレーション確認業務の実施状況などを、支社や支店の管理職が Power BIを通じて可視化できるようにした。「Power BIの画面を見ると、みんな驚いて、いろんな活用案が出る」と社内でも好評のようだ。
2014年12月15日Facebookは12月2日、Parse関連の技術文書と導入事例を、中国語(簡体字および繁体字)、日本語、韓国語、ロシア語にローカライズしたことを発表した。Parseは、Facebookが昨年買収したモバイルアプリ開発向けのBaaS(サービスとしてのバックエンド)。具体的には、モバイルデバイスに対し、データストア、プッシュ通信、ユーザー管理、ソーシャルメディアとの連携、位置サービスとの連携など、バックエンドの機能をクラウドサービスとして提供する。同社によると、アジアはParseにとって重要な市場であり、急速に利用が拡大しているという。それを示す数値として、「アジアにおけるParseを利用するアプリの数は2014年上半期で90%の急増」「APACにおいて、Parseの3製品(Parse Core、Parse Push、Parse Analytics)すべてを利用 したアプリ数は2014年上半期で90%の増加」「Parse 用アプリ数上位15カ国のうち、6カ国はアジア」が挙げられている。日本語による技術文書、導入事例はいずれもWebサイトで公開されている。
2014年12月02日ユニットコムは20日、「iiyama PC」ブランドの各種PCに関して、ビジネスユースにおける導入やリプレースなどの導入事例サイトを公開した。公開時点では、一般企業、病院、学校といった事例が紹介されている。ニーズに合わせた製品導入、データ共有に関する問題解決、ペーパーレス化への取り組み、サポート面の評価といった具体的な事例を知ることができる。
2014年11月21日日本マイクロソフトは11月19日、みずほ信託銀行によるMicrosoft Dynamicsの新規導入事例をWebページで公開した。みずほフィナンシャルグループでは、銀行、信託、証券が一体となった「銀・信・証連携」を掲げており、この実現に向けた体制作りという点でも、膨大な顧客情報を相互に連携できるシステムインフラの整備は急務であった。みずほ信託銀行は、これまで自社開発の不動産仲介システムを利用していたが、操作性などのユーザービリティに問題が多く、現場から敬遠されていたという。そうなると、現場の従業者がグループウェアやファイルサーバー上にデータを保存することになり、結果として効率的なデータ共有/活用ができない状態が続いた。Microsoft Dynamics CRMを採用した理由は、主な開発要件がパッケージの基本機能でカバーできることに加え、導入実績の豊富さ、Microsoft Officeとの連携が容易であったことだという。今後は、Microsoft Dynamics CRM をさらに広い範囲のシステムに応用、展開する。行内には、不動産業務にかかわるさまざまなシステムがサイロ型に構築されており、これらを Microsoft Dynamics CRM に集約、再構築することで管理の一元化とさらなるコストの低減を図るとしている。
2014年11月20日11月26日、東京都千代田区において「IT活用はTCOではなくROIで選ぶ時代 導入事例に学ぶデータ活用によるアップセル・クロスセルの勘所」(主催 マイナビニュース)と題したデータ活用セミナーが開催される。セミナーでは、デジタルテクノロジーで消費者にユニークな体験を提供する電通レイザーフィッシュの事例も紹介される予定だ。電通レイザーフィッシュは、消費者との相互コミュニケーションを通じ、ビジネスを成功に導こうという新しいソリューションサービス「次世代コミュニケーションプラットフォーム(NGCP)」を展開している。KinectやLeapMotionなどのセンサー、iBeaconやNFCなど最新のテクノロジーをうまく組み合わせることで、"ユニークな体験"を消費者に提供する。同社のWebサイトには、そのテクノロジーの一端が紹介されている。たとえば、デルタ航空とのコラボレーションでは、タッチスクリーン上の写真やキーワードをタッチすると映し出された世界各都市の選りすぐりの映像や写真が表示される。スマートフォンでQRコード情報を撮影することで予約まで結びつくシステムも披露されている。この「次世代コミュニケーションプラットフォーム(NGCP)」にも当然ビッグデータの力が欠かせない。当日は、株式会社電通レイザーフィッシュ テクノロジーダイレクター 坂田 英宣氏から「ビッグデータをどう活用? オムニチャネルに必須のビッグデータ」をテーマに事例講演が行われる。そのほか、株式会社ゼンク 代表取締役 増田 芳憲氏による統合型顧客管理・営業支援システム「SugarCRM」、マップアール・テクノロジーズ株式会社 三原 茂氏による「MapR」の導入事例が紹介される。Talend株式会社 マーケティングディレクター 寺澤 慎祐氏からは、「ROIを向上させるビッグデータ統合テクノロジーのご紹介」というセッションが予定されており、ビッグデータの活用事例からテクノロジーの技術動向まで幅広く情報を得る機会が得られる。○開催概要タイトル:「IT活用はTCOではなくROIで選ぶ時代 導入事例に学ぶデータ活用によるアップセル・クロスセルの勘所」日時:2014年11月26日(水) 13:30(開場 13:00)~16:20会場:パレスサイドビル 東コア2F マイナビルームS 東京都千代田区一ツ橋1-1-1申し込み締め切り:2014年11月25日(火) 18:00まで主催:株式会社マイナビ マイナビニュースセミナー運営事務局協賛:株式会社ゼンク、マップアール・テクノロジーズ株式会社、Talend株式会社
2014年11月11日今はひとり暮らし用の賃貸のマンションに住んでいても、将来結婚したら、もっと大きな部屋にと思い描いている人も多いはず。そのときは、やっぱり新築のお部屋がいいなぁと思ったりもしますよね。でも、実際には予算などが理由で手が出ないかも。そこで、中古マンションのリノベーション済み物件が注目されてきているのだとか。今からリノベーションについて知っておいてもよさそうです。リノベーション済みマンションを購入されて、とても快適に過ごされているという東京都足立区にお住まいのOさんご夫婦にお話を聞いてみましょう。おふたりは、お子さんができた機会に、住んでいた1LDKの賃貸マンションよりも広いマンションに引っ越しできたらとインターネットでお部屋探しを始めたとか。そこで見つけたのが、インテリックスのリノベーション済みの中古マンションの売り出し物件。お部屋の見学に行ってみたら、内装のほとんどが新しく施工してあり、新築とほとんど変わらない部屋に驚いたそうです。それでも、築約20年の中古マンションなので、価格はお手頃で、ローンと管理費・修繕積立金を払っても、毎月の支払いはそれまでの家賃より安くなるとのこと。最初は、賃貸物件を探そうとしていたご夫婦も「これなら買ってもいいかも!」と即決だったとか。リノベーションで一から新しくされたお部屋は、キッチンの広さや風通しのいい間取りなど、とても満足しているそう。さらに、家具付き物件として付いていた机やソファーなどもとても気に入って使っているのだとか。また、この物件にはアフターサービス保証がついており、細かな不具合箇所を直してもらったので、現在のお住まいには不満がないそうです。ただ、実際に生活が始まると、エレベーターやエントランスなどの共有部のことも気になりますよね。そういった共有部設備のメンテナンス状態や今後の修繕計画については、中古マンションの知識が豊富な担当者が、事前にきっちり説明してくれたこともよかったとのこと。そのような中古マンション選びのポイントやリノベーションの基本的なところを、リノベーション会社のセミナーでも聞くことができるそうです。マンション購入はちょっと先のことと考えている人も、まずはセミナーに参加して、“リノベーション”を知ることで将来の選択肢が増えるといつかきっと役に立つはずです。ぜひ足を運んでみては?・インテリックス住宅販売 公式サイト セミナーのご案内は こちら から
2014年10月24日東京・大阪でリノベーション賃貸の仲介・工事を手がけるグッドルームはこのほど、「ヘヤカツ印のリノベーション賃貸」をスタートした。○「掃除の流れのある部屋」のノウハウを取り入れた部屋づくり同サービスは、発行部数3万部突破の人気書籍「部屋を活かせば人生が変わる」(岩崎夏海著)の「ヘヤカツ・部屋を考える会」とコラボレーション。入居希望者は、書籍の中でも紹介されたノウハウを取り入れた部屋づくりを希望の物件で実施できる。「ヘヤカツ・部屋を考える会」は、仕事でも恋愛でも、人生がうまくいかず悩んでいる人に、部屋を変え、人生を変えていくための方法「ヘヤカツ」を伝授すべく結成された。代表は、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の著者、岩崎夏海氏。岩崎氏の考える、人生を変えていくための「掃除の流れのある部屋」のノウハウを取り入れ、毎日を気持ちよく暮らすための部屋づくりを、同社が協力して行う。岩崎氏がプロデュースを行い、入居希望者は、"ヘヤカツキッチン"や"ヘヤカツ収納"、"ヘヤカツカウンター"などのノウハウを希望の物件で実施できる。ベースとなるのは、同社が工事を手がける無垢フローリングのリノベーション賃貸物件。都内約200カ所の候補物件から選んでもらい、工事を進める。なお、同サービスを実際に体感してもらうため、「ヘヤカツ印のリノベーション賃貸 六義園」公開を実施。10月17日と18日の2日間、駒込の賃貸物件をモデルルームとして公開する。時間は13時~18時。場所は、東京都文京区本駒込6-15-11 六義園第五コーポ402号室。内覧は予約制となる。
2014年10月16日コンタクトセンターとフィールドワーカーをつなぐ業務にiPadを導入した事例が広がっている。iPadのGPS機能を活用してコールセンターがフィールドワーカーの現在地を特定したり、iPadを通してフィールドワーカーと詳細な顧客情報を共有するなど、効果的な業務フローが可能になる。コンタクトセンター業務のアウトソーシングを展開するプレステージ・インターナショナルは、iPadを活用したコールセンターとフィールドワーカーの連携システムを積極的に構築している。小売企業やメーカー、ECサイトなどを顧客に持ち、コンタクトセンター対応に加えて、フィールド業務にも対応するのが特徴で、業務特化のグループ会社がフィールドワークに対応する。○コンタクトセンターの問い合わせ対応から、現地障害サポートを一気通貫に対応パークアシスト事業においては、「ゲートバーが開かない」「精算機器が故障」といったエンド・ユーザーからの問い合わせを同社のコンタクトセンターが対応し、緊急度が高いものについては、パーキング保守をカバーするグループ会社のプレミアパークアシストへ取り次ぎ、全国に展開するフィールドスタッフが24時間365日の駆け付け保守対応をする仕組みだ。「クレームになるケースも多く、顧客企業(パーキング事業者)の信用を低下させてしまう恐れがあるため、とにかく現場に早く駆け付け、正確な作業ができることがパーキング運営の一番大切なポイント」と語るのは、パーキング事業責任者の日岡氏だ。そこで同社が力を入れているのが、コンタクトセンター業務とフィールド対応(駆け付け対応)のICT化である。コンタクトセンターとフィールドスタッフ、データ分析などを統合した独自システムを構築する同社では、全フィールドスタッフにiPad miniを配付して迅速な駆付け対応を可能にしている。エンド・ユーザーから、コンタクトセンターに問い合わせが入ると、コールスタッフは、システム上からフィールドスタッフのGPS位置情報を確認し、障害場所に最も近いスタッフに緊急出動を依頼する。コールスタッフが受け付けた問い合わせ内容、障害状況などは、システムを介してフィールドスタッフのiPad miniに情報共有される。フィールドスタッフはコールセンターからの出動依頼を受けると、「PARSシステム」(同社の独自開発アプリ)を起動し名称か地図画面で駆け付け先のパーキングを検索し、問い合わせ内容や現場設備状況、過去障害履歴を即時に確認して現場に向かう。GPSを利用した駆け付け時間の短縮や、コールセンターと全国に展開するフィールドスタッフの情報共有による障害対応前の情報確認により、エンド・ユーザーの満足度を高めるのが狙いだ。○報告書をすべて現場で完結し、対応現場の過去履歴も検索可能「日報や報告書は、事務所に戻ってから作成するという従来型ではなく、現場で報告書を作成し、即日中に顧客企業への保守完了報告が可能です」(日岡氏)現場では、保守作業を行いながら画面ボタンをタップすれば、「どのような作業をしたか」を簡単に作業報告書として作成できる。文字では表現しづらい説明についてはiPad miniのカメラ機能で撮影し、システム上の報告書にそのまま取り入れることもできる。「機械の保守操作など、覚えることの多いフィールドスタッフが負荷なく使えるものを目指しました。分厚いマニュアルを読まなければ使えないものは現場に浸透しません。iPad miniは直感的に操作を覚えられるので、フィールドスタッフも興味を持って活用してくれています」(日岡氏)保守業務終了後、その場ですぐに報告書を送付できるので、事業主へのレスポンスが格段に早くなるほか、事務所に戻ってからの報告書作成が不要となり、フィールドスタッフの業務負荷も低減できている。さらに、現場のフィールドスタッフに「どんなボタンがいいか?」などヒアリングを行い、キーボードを使わなくても報告書が作成できるよう、音声入力機能を取り入れるなど工夫したという。個々のフィールドスタッフごとに既存の業務スタイルがあるので、いかにタブレットの利用が負担にならないようにするかが重要で、直感的に利用できるiPad miniはシステムとの親和性が高い。○データ蓄積による「予測の活用」また、同社が力を入れているのはデータ分析だ。コールセンターについては、独自システムにより問い合わせ内容、顧客管理などシステム管理を10年前より構築してきたが、現場でのデータ積み上げは実は非常に難しかったという。iPadアプリを導入することで、報告書を作成すると「いつ到着したか」「作業時間はどの位だったのか」といった測定しづらいタイムデータが自動で記録できるようになり、現場の貴重なデータの蓄積が可能になった。「今まで現場でやっていた見えない作業が今後は全部データ化できます。どんなトラブルが多いのか、パーキングごとにどんな特性があるかを分析することで、今後の保守対応の予測が可能となり、サービス付加価値を上げられます。また、どの作業員が一番早く作業しているかといった情報がよりピンポイントに分析でき、ノウハウの横展開を行い業務効率向上できる下地が整いました」(日岡氏)○新人とベテランの平準化を可能にするツールフィールドスタッフは、緊急な対応を求められる現場へ1人で駆け付けるため、熟練者と新人のスキルの差も課題の1つだ。フィールドスタッフを統括し、多忙の際は現場に出ることもあるというデイビス アリキサンダー武氏はこう語る。「現場への到着時間から差が出ます。ベテランはすぐに場所を把握して駆け付けられますが、新人は地図を眺めて位置を確認するところからスタートします。現場でも分からないことが多いので、電話で質問をしていましたが、なかなか解答にたどり着けず、解決が遅れてしまうこともありました」(デイビス氏)iPad miniは、新人スキルの底上げができる心強いツールになった。PARSがあれば、目的地までのルートを簡単に検索できるので到着時間が短縮できる。パーキングごとの過去の対応履歴もPARSに記録されているので、「今では、電話をする前にiPad miniから対応履歴を検索して、ベテランのフィールドスタッフの対応方法を確認する方法に変わってきています。iPad miniなら自分で調べてすぐに回答を得られるので、現場の作業時間も短縮しています」(日岡氏)フィールドスタッフは、保守作業のマニュアルをバイクに積んで現場に向かうが、今後はiPad miniにすべてのマニュアルを入れて、どの現場のマニュアルもiPad miniから閲覧可能にしたり、作業動画を入れるなど、動画を見ながら現場で作業ができるなど支援ツールとしても役立てたいと日岡氏はいう。「早く到着できても、すぐに解決できなければ意味がありません。パーキングを素早く稼働可能な状態に復帰させることは、利用顧客様からのクレームを抑えるほか、事業主様にとってはパーキングの稼働率向上となり、顧客満足の向上に繋がります」(日岡氏)夜間作業時には、iPad用のライトも持参されるというが、独自のシステムとiPadの活用により、多くの企業の裏方業務を日々支える同社の改善は続く。
2014年10月15日