BSIグループジャパン株式会社(所在地:横浜市西区みなとみらい、代表取締役社長:漆原 将樹)は、TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPANエッジ株式会社(所在地:東京都港区東新橋、代表取締役社長:添田 秀樹)に対し、PAS 2060:2014(※1)に基づいたカーボンニュートラルの達成(2022年4月1日から2023年3月31日)及びコミットメント(2023年4月1日から2024年3月31日)に対する検証を実施し、完了しました。2023年12月6日に行われた授与式にて昨今、我々の経済活動に伴う二酸化酸素などの温室効果ガスの排出量増加に伴い、地球温暖化や気候変動をはじめとする地球規模の問題が深刻化しています。そのため、国際社会でも1995年より国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)が開催されています。その中では実効的な温室効果ガス排出量削減の実現にむけた議論が継続されており、直近では2021年に英国で実施されたCOP26において、2030年頃には平均気温上昇を工業化以前の水準に比して1.5℃に抑える努力を追求することが明記されました。これを受け、各国は今まで以上に二酸化炭素排出量削減に向けた取り組みを加速しています。BSIグループでは、カーボンニュートラルを実証するための基準PAS 2060を策定しました。また、その検証業務をグローバルで展開しています。今後、地球温暖化対策のため、それぞれの組織が温室効果ガスの削減を促進し、ネットゼロに取り組む活動は避けて通れないテーマであり、積極的にカーボンフットマネジメント、カーボンニュートラルの実証を推進することは、企業価値向上においてもより一層求められています。- 注記 -※1:PAS 2060:2014はカーボンニュートラル実証の仕様■TOPPANエッジ株式会社 代表取締役社長 添田 秀樹様のコメントTOPPANグループは脱炭素社会の実現を目指し、2021年に策定した地球環境課題への長期的な取り組み方針である「TOPPANグループ環境ビジョン2050」に掲げた目標達成に向け活動を推進しています。近年のデジタルシフトにより、インターネットを経由した電子商取引や実店舗でのキャッシュレス決済が増加しており、クレジットカードを始めとする各種カードの需要は高まっています。TOPPANエッジでは、カード事業において従来から環境配慮カードの開発・推進を行っており、脱炭素社会の実現に向けた取り組みをさらに進めるべく、現在クレジットカードにおいて流通量が拡大しているデュアルインターフェースクレジットカードのカーボンニュートラル化を実施しました。今回、国際的な規格であるPAS 2060によって第三者検証を完了したことで、正確で信頼性のある取り組みであることが表明できました。今後も環境負荷の低減をはじめとした社会課題に対し誠実かつ積極的に取り組みを進め、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。■BSIグループジャパン株式会社 代表取締役社長 漆原 将樹のコメント日本において、年間の発行枚数が3,000万枚を超えるクレジットカード。1人あたり平均して2.36枚保有していると言われています。そのクレジットカードの製造・発行において、カーボンニュートラルの保証に挑戦されたTOPPANエッジ様。その挑戦は、脱炭素社会に多大な影響を与えることは言うまでもありません。TOPPANエッジ様は、2023年4月に社名を変更されました。社会の先頭を走る「最尖端企業」としてエッジの効いたソリューションを提供し続けると社長の添田様も仰っていましたが、今回のPAS 2060への取り組みは、まさにエッジの効いた、業界のみならず社会をリードする活動であると考えます。環境に配慮したクレジットカードの選択をすることは、我々1人1人の環境に対する意識を行動に移すことでもあり、それはサステナビリティな社会の実現に近づく大きな一歩となります。そのような一歩を、TOPPANエッジ様と一緒に踏み出せたことをまことに光栄に思います。■BSI(英国規格協会)とBSIグループジャパンについてBSI(British Standards Institution:英国規格協会)は、ビジネス改善と標準化を推進する機関です。設立以来1世紀以上にわたって組織や社会にポジティブな影響をもたらし、信頼を築き、人々の暮らしを向上させてきました。現在、195カ国、77,500社以上のお客様と取引をしながら、専門家、業界団体、消費者団体、組織、政府機関を含む15,000の強力なグローバルコミュニティと連携しています。BSIは、自動車、航空宇宙、建築環境、食品、小売、医療などの主要産業分野にわたる豊富な専門知識を活用し、お客様のパーパス達成を支援することを自社のパーパスと定めています。気候変動からデジタルトランスフォーメーションにおける信頼の構築まで、あらゆる重要社会課題に取り組むために、BSIはさまざまな組織と手を取り合うことによって、より良い社会と持続可能な世界の実現を加速し、組織が自信を持って成長できるよう支援しています。BSIグループジャパンは、1999年に設立されたBSIの日本法人です。マネジメントシステム、情報セキュリティサービス、医療機器の認証サービス、製品試験・製品認証サービスおよび研修サービスの提供を主業務とし、また規格開発のサポートを含め規格に関する幅広いサービスを提供しています。URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月15日一般社団法人Co-production of art Works-M主催、『 Center line art festival Tokyo 2023 岩渕貞太「リバーズ・エッジ」』が2023年10月22日 (日)に座・高円寺2(東京都杉並区高円寺北2-1-2)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。カンフェティにてチケット発売中 公式ホームページ Twitter photo_MILLA2021年から始まった即興シリーズ第三弾。第二弾から引き続き舩橋陽とのパフォーマンス。音とダンサーのあいだ、音と観客の間、ダンサーと観客の間、空間とそれぞれの間。そこにいるわたしたちは、それぞれの間に横たわる川越しに見つめ合う。まぐわいのセッション。10月22日(日)座・高円寺2(東京都杉並区高円寺北2丁目1−2)にて、岩渕貞太「リバーズ・エッジ」を上演いたします。座・高円寺2の素舞台、地明かりのみで上演される60分。岩渕貞太のダンスと舩橋陽の演奏が紡ぎ出す瞬間の創作を、是非ご体感ください。photo_MILLAphoto_MILLA公演概要『 Center line art festival Tokyo 2023 岩渕貞太「リバーズ・エッジ」』公演日:2023年10月22日 (日)会場:座・高円寺2(東京都杉並区高円寺北2-1-2)■出演者ダンス:岩渕貞太演奏:舩橋陽■公演スケジュール2023年10月22日 (日)14:00~2023年10月22日 (日)18:00~※開場は、開演の30分前です。■チケット料金(全席自由・税込)前売一般:2,000円学生:1,500円当日一般:2,500円学生:2,000円 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月17日東急フードショーエッジ 渋谷スクランブルスクエア店から、2023年クリスマスケーキが登場。2023年10月1日(日)から12月15日(金)まで予約を受け付け、12月23日(土)および24日(日)の2日間で受け渡し予定だ。東急フードショーエッジでしか出会えない限定ケーキも東急フードショーエッジでは、2023年クリスマスに向けて36種類のケーキが勢ぞろいする。中でもひときわ目を惹くのが、イベント限定の華やかなケーキ。アトリエ アニバーサリーが用意する「フォレストチョコレート」だ。ビターで濃厚なチョコレートスポンジに2種類のクリームが相性抜群で、控えめな甘さがチョコレートの繊細さを引き立てる“生”チョコレートケーキに仕上がっている。丁寧な職人技の光る「ノエル・くまさん」インパクトのあるくまさん型のチョコレートが乗った「ノエル・くまさん」は、スマイルラボのパティシエがひとつひとつ丁寧に仕上げた一品。トップのくまさん型チョコレートの下には、チェリーやフランボワーズな4種類の赤いベリーを使用したフロマージュムースが重なる。ベリーの酸味と濃厚なチョコレートの組み合わせを楽しんで。“梅×抹茶”がユニークな「ノエル テ ヴェール」パティスリー ノリエノリからは、「ノエル テ ヴェール」が登場。日本庭園を模したようなこのケーキでは、斬新な“梅×宇治抹茶”のコンビネーションが楽しめる。京都産宇治抹茶と露茜の酸味が絶妙な大人のテイストを引き立て、さらに黒糖を忍ばせた紅はるかの濃厚なムースがあっさりしたケーキにアクセントを添えている。クリスマスの主役にぴったりのリースケーキローラズ・カップケーキ 東京が準備する「クリスマスリース」では、パッと目を惹く華やかなリースの中からサンタクロースが挨拶している“クリスマスらしい”ケーキだ。しっとりとしたチョコとココアの生地に爽やかなチーズクリームのアイシングを施したケーキは、聖夜を彩るのにぴったりだろう。【詳細】東急フードショーエッジ 2023年クリスマスケーキ取り扱い数:ケーキ36種(東急フードショーエッジ限定8種含む)受付期間:10月1日(日)0時~12月15日(金)17時まで(ネットにて受付)受け渡し期間:12月23日(土)・24日(日)※一部商品を除く受け渡し場所:渋谷スクランブルスクエア 地下2階/1階 東急フードショーエッジメニュー例:・<アトリエ アニバーサリー>フォレストチョコレート 7,020円・<スマイルラボ>ノエル・くまさん 5,616円・<パティスリー ノリエノリ>ノエル テ ヴェール 7,400円・<ローラズ・カップケーキ 東京>クリスマスリース 4,968円
2023年10月02日「ティファニー エッジ」ラージ サークル ペンダント (プラチナ、18Kイエローゴールド、ダイヤモンド)税込275万円ティファニーは、新作コレクション「ティファニー エッジ(Tiffany Edge)」を発表いたします。ダイヤモンド ジュエリーをコンテンポラリーな視点で再解釈した本コレクションは、ラウンド ブリリアント カット ダイヤモンドが織り成す層を束ねる18Kイエローゴールドのデザインがアクセントとなっています。クリーンなラインと眩いダイヤモンドの輝きが、18Kイエローゴールドとの大胆なコントラストを演出しています。一点でも、レイヤード スタイルでも、その魅力を最大に引き出すことができます。新作「ティファニー エッジ」コレクションは、ティファニーの限定店舗で展開をしています。スモール サークル ペンダント (プラチナ、18Kイエローゴールド、ダイヤモンド)税込165万円フープ ピアス (プラチナ、18Kイエローゴールド、ダイヤモンド)税込151万8,000円ワイド バイパス リング (プラチナ、18Kイエローゴールド、ダイヤモンド)税込116万6,000円ナロー バイパス リング (プラチナ、18Kイエローゴールド、ダイヤモンド)税込75万9,000円@tiffanyandco
2022年11月15日オペラ(OPERA)の「リップティント N」から、2021年夏の限定色が登場。2021年5月19日(水)より数量限定で発売される。ほどよくエッジー“ラメ入り”ヌードカラーリップオペラの人気リップスティック「リップティント N」に、ヌードカラーの限定色が仲間入り。カラーラメを配合することで、ほどよいエッジーさをプラスした限定色は、纏うだけで女性の官能性を引き立ててくれる。ラインナップは選べる2色。「108 グラムベージュ」は、肌なじみのよいヌードカラーに、ピンクのピグメントとイエローラメを加えて温かみのある印象に仕上げた。唇にのせると、微熱を感じる色っぽさが感じられおしゃれな表情に。一方、「109 ヌードオランジェ」は、ヌードトーンのオレンジにピンクラメを忍ばせた“粘膜カラー”。さりげない色気と自然な可愛らしさを共存させた、万能なカラーとなっている。落ちずに続く“自然な血色感”いずれも“濃く” 感じさせない、透けるような質感でナチュラルな血色感をプラス。リップクリームのようにスルスル広がるストレスフリーな塗り心地も心地よく、ひと塗りでうるおいが長く続く。ティント処方なので、唇そのものが内側から色づいたような血色感を長く楽しむことができる。【詳細】オペラ リップティント N 限定2色 各1,500円+税発売日:2021年5月19日(水)数量限定発売取扱店舗:全国のバラエティショップ・イミュ公式オンラインストア【問い合わせ先】イミュカスタマーセンターTEL:0120-371367
2021年03月13日VINTAGE(過去)×STREET(今)をコンセプトに、伝統的な物にユースカルチャーの要素を落とし込んだコンテンポラリーなデザインを展開するROSE BUDのストアブランド【CREOLME】 最新コレクションのテーマは -NEW CLASSIC- ヴィンテージライクなオリジナルのバンダナ柄など、クラシカルなムードにコンテンポラリーなグラフィックやシャイニーな素材を加え、適度なエッジが心地よいラインアップ。 天然素材や半袖のデザイン等、7月の暑い時期から活躍するアイテムを展開します。▼ROSE BUD OFFICIAL ONLINE STORE▼ PRINTED T-SHIRT 9,000円 +TAX LONG DRESS 1万8,100円 +TAXBANNDANA PATTERN SHIRT DRESS 2万3,000円 +TAX TUCK PANTS 1万8,100円 +TAXMULTI WAY SLEEVE SHEER TOP 1万1,500円 +TAX SATIN WORK SKIRT WITH BELT 1万5,400円 +TAXBANNDANA PATTERN SHIRT 1万8,100円 +TAX SATIN CAMISOLE 7,000円 +TAX TUCK PANTS 1万8,100円 +TAXCREOLME 2020 early Autumn -NEW CLASSIC-ROSE BUDオンラインストア・店舗にて7月21日より販売▼ROSE BUD OFFICIAL ONLINE STORE▼ CREOLME“ルールには囚われない”自由に楽しめる権利があるならば自分の着たい様に着る事がすべて。VINTAGE(過去)×STREET(今)混在したルーツから生まれる新たなるインスピレーション。伝統的な物にユースカルチャーの要素を落とし込んだコンテンポラリーなデザインを展開。年齢やスタイルを定義することなく直感・本能でファッションを楽しむ女性に向けて、CREOLME(クレオルム)はアトラクティヴなスタイルを提案します。<instagram>@creolme_official#CREOLME<BRAND PAGE>▼instagram LIVE▼7月22日(水)20:00~ROSE BUDオフィシャルアカウント(@rosebud_official_)のインスタライブにCREOLMEのデザイナーが登場! 最新コレクションの着こなしをご紹介します。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年07月22日アメリカ・カリフォルニア州州アナハイムにあるディズニーランド・リゾートの新エリア「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」に登場する、新しい大型アトラクションをご紹介します。映画『スター・ウォーズ』の世界を再現した空間で、登場人物になったような気分を楽しんでみませんか?「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」とは2019年5月31日(金)カリフォルニア州 ディズニーランド・リゾート内に、ディズニーパーク史上最大級のスケールで登場する、映画『スター・ウォーズ』の世界観をモチーフとした新しいテーマランドです。エリア内には、全く新しい2つの大型アトラクションのほか、ダイニングやギフトショップが登場。また、BB-8やチューバッカ、レックス、ファースト・オーダーのメンバーなど、映画に登場するキャラクターたちにも出会うことができます。アトラクション「ミレニアム・ファルコン:スマグラーズ・ラン」ハン・ソロ船長の愛機「ミレニアム・ファルコン」に、パイロットとして乗り込み極秘任務を達成するアトラクション。ブラスターを発射したり、ハイパースペースへの移動準備をしたり、本物さながらの体験は『スター・ウォーズ』ファンにはたまらないはず。アトラクション「スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス」8人乗りのライドに乗って、スター・デストロイヤーのハンガーベイでの戦いに参加。ファースト・オーダーとレジスタンスによる壮絶な戦いを、かつてないスケールで体験できますよ。驚きの連続に大興奮間すること違いなしのアトラクションです。「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」 概要エリア名Star Wars:Galaxy’s Edge(「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」)場所カリフォルニア ディズニーランド・リゾート(アメリカ)オープン日2019年5月31日(金)※2019年8月、フロリダ「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」にもオープン予定エリア面積14エーカー(56656平米)スポット情報スポット名:カリフォルニア ディズニーランド・リゾート住所:1313 Disneyland Dr, Anaheim, CA 92802 アメリカ合衆国電話番号:+1 714-781-4636©Disney/Lucasfilm
2019年04月19日映画化もされた「リバーズ・エッジ」や「ヘルター・スケルター」など、80~90年代にかけて多くの人気作を手掛け、いまなお熱狂的な支持を受ける漫画家・岡崎京子が1994年に発表した青春物語を、門脇麦、成田凌、寛一郎、玉城ティナ、村上虹郎ら若手実力派キャストで映画化した『チワワちゃん』。とはいえ、本作で描かれる青春は、まったく“キラキラ”していない。学校生活を舞台に男女の恋愛模様を描く映画が王道となり、多くの作品が作られている昨今。その一方で、圧倒的にリアルに若者の世界を描き、あまりにリアルすぎるがゆえに胸が痛くなるような青春映画も存在している。そんなエッジの効いた青春映画たちに連なる『チワワちゃん』をはじめとする、燦然と輝く傑作青春映画をご紹介!■誰もが共感!! 豪華キャスト競演『桐島、部活やめるってよ』(’12)青春の負の側面を描きつつも、最後に圧倒的にエモーショナルな瞬間を描くことで大きな話題となった作品といえば『桐島、部活やめるってよ』。帰宅部も含めた様々な部活の若者たちによる人間模様は、かつて高校生というものを経験した人であれば誰もが劇中に自分の姿を見出すことができそう。神木隆之介が主演を務め、東出昌大、橋本愛、山本美月、松岡茉優、太賀、鈴木伸之ら豪華キャストが出演。■カルト的人気を誇る青春映画『リリイ・シュシュのすべて』(’01)岩井俊二監督がメガホンを取り、当時10代半ばの市原隼人、蒼井優をはじめ、大沢たかお、高橋一生、勝地涼まで、いま第一線を走る役者たちが出演している点が見どころであるものの、いじめ、性暴力など“あの頃”の残酷さをこれでもかと描写するストーリーテリングや、映像、音楽は圧巻。そのあまりの強烈さゆえに作品を拒絶してしまう人もいる一方で、多くの人たちの救いともなっているカルト的な作品。■自殺した少年の目から見る人間模様『カラフル』(’10)一度死んだ魂が自殺した中学生の身体を借りて、中学生として人生をやり直す物語。自殺した少年の目から見えるのは、少年自身も含めた様々な人たちの弱い部分。それは誰にでも起こり得ることばかりで、主人公だけでなく観ている側も、世界がカラフルからはほど遠いものに思えてくる。直木賞作家・森絵都のベストセラー小説を、『クレヨンしんちゃん』シリーズや『河童のクゥと夏休み』の原恵一監督が映画化。声の出演には宮崎あおいや麻生久美子も。■“普通”の生徒が抱える心の問題『映画 鈴木先生』(’13)運動神経が良くてモテたり、あるいは不良で目立っていたり、といった“特別”な生徒ではなく、ごく“普通”の生徒の些細な問題から生徒たちが抱える奥深い問題を見出し、先生と生徒が対話の中で道を探っていく。長谷川博己や土屋太鳳の出世作としても知られる。『カラフル』も同様だが、青春がイケメンや美女だけでなく、誰にでも平等に訪れ、時に長くて辛い時間を与えることを教えてくれる。しかし、その中で現れる一瞬の光を同時に描き出し、最後には希望を示して観る人の心を打つ。■20代の若者たちが描き出す青春映画の新路線!『チワワちゃん』(’19)こうした青春映画の流れを受け継ぎつつも、全く新しい世界観で“青春の終わりと始まり”を描き出すのが『チワワちゃん』。青春映画といえば、学生時代を描いたものが主流だが、本作は若者を描いてはいるものの、大学生だったり、働いていたり、何をしているのか分からなかったり(?)と様々。それでも劇中の若者たちの持つ“上辺だけの付き合い”、“その場のノリが全て”、“見えない未来”、“至るところにある人生の落とし穴”、“それでも続く平坦な日常”といった要素は年齢に関わらず、『リリイ・シュシュ』で描かれた頃の若者の姿から何も変わらない。26歳の二宮健監督が「江戸時代だってそうだったんじゃないかな(笑)」と語るように、時代に問わず普遍的なものとして描かれている。『チワワちゃん』は2019年1月18日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カラフル 2010年8月21日より全国東宝系にて公開© 2010森絵都/「カラフル」製作委員会桐島、部活やめるってよ 2012年8月11日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「桐島」映画部©朝井リョウ/集英社映画 鈴木先生 2013年1月12日より、角川シネマ新宿、丸の内TOEI、渋谷TOEI ほか全国にて公開© 2013 映画「鈴木先生」製作委員会チワワちゃん 2019年1月18日より全国にて公開Ⓒ2019「チワワちゃん」製作委員会
2018年12月25日プラダ(PRADA)より、2018年夏の新作アイウェアが登場。レディース新作モデル大胆なシェイプ&エッジが特徴2018年春夏コレクションに登場した「ウルトラヴォックス」スペシャルコレクション。コミックの世界から着想を得て誕生したという同コレクションは、アクティブで野心に満ちた女性像をイメージし、大胆なシルエットとシャープなエッジを特徴とする。中でも「SPR64U」は、ランウェイのみならず広告キャンペーンにもピックアップされた注目モデル。華奢なメタルフレームに、シャープなエッジをきかせたアイウェアは、フューチャリスティックなムードを放っている。またレンズは、カーボンとブラウンシェードの2色を展開。シンプルなカラーを採用することで、余分な要素を省き、その特徴的なフォルムを引き立たせてくれる。女性らしさを香らせるワイドレンズブランドのアイコニックな「シネマ」アイウェアコレクションにも新作が登場。「SPR12U」は、煌めくアイブローバーを配したワイドサイズのレンズが、女性らしさを香らせるアイウェア。トーン・オン・トーンのカラーレンズを採用したことで、日差しを浴びる角度によっても、様々な異なる表情をみせてくれる。レンズカラーには、インクカラーのグレー、コーヒー、ダークブラウングラデーションを揃えた。メンズ新作モデル特徴的なフォルムをポップなカラーで引き立ててメンズラインでは、2018年春夏コレクションで登場した「ゲーム」スペシャルコレクションがお目見え。コミックの世界とヴァーチャルリアリティの世界、そしてテクノロジーと人間性にインスピレーションを得て制作された「ゲーム」からは、シンプルなラインに、鮮やかなカラーを組み合わせたポップなアイウェアを展開する。「SPR15U」は、フラットなレクタングルフロントのフォルムが特徴のアイウェア。アイキャッチなアセテートラインを配したレンズ上部とテンプル、そして敢えて留め具を露出させたフロントなど、モデルの随所に遊び心を散りばめている。カラーは、ブラックやミントグリーン、イエロー、ライトブルーなど、個性溢れる色彩を用意した。アセテートのダブルブリッジで華やかにメンズサングラスコレクションからは、ティアドロップ型レンズの「SPR62U」が登場。ポイントとなるのが、リムレスレンズに配したアセテート仕様のダブルブリッジ。存在感溢れるディテールは、モデルに華やかな印象を与えてくれる。カラーは、ブラック、ライト、クラシックなべっ甲、ミディアムべっ甲カラーなど全4色を取り揃えている。【詳細】プラダの2018年新作アイウェア価格/販売時期:■レディース・SPR64U 46,000円/6月中旬発売(ブティックのみ先行発売)・SPR12U 39,000円/発売中■メンズ・SPR15U 39,000円/発売中・SPR62U 39,000円/6月中旬発売【問い合わせ先】ミラリ ジャパンTEL:03-3514-2950
2018年06月01日「ヘルタースケルター」「リバーズ・エッジ」で知られる漫画家・岡崎京子の1994年に発表された傑作青春物語「チワワちゃん」が、この度、女優・門脇麦を主演に迎え、実写映画化されることが決定。3月23日(金)よりクランクインし、現在撮影中だという本作は、来年2019年の公開を予定している。■岡崎京子作品3作目の映画化!東京でありったけの若さを謳歌する男女のグループ。そのマスコット的存在だった“チワワちゃん”が、ある日バラバラ遺体となって東京湾で発見された。残された仲間たちが集まり、それぞれがチワワとの思い出を語りだすが、分かったことは誰もがチワワの本名も境遇も本性も知らないまま一緒にバカ騒ぎしたり、恋愛したり、エッチしたりしていたということだった――。原作は、80年代~90年代にかけて時代を代表する多くの人気作を手掛け、2004年に「ヘルタースケルター」で手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。いまなお熱狂的な人気を誇る岡崎氏が1994年に発表した作品。今回は、原案・監督・脚本を務めた、桜井ユキ&高橋一生出演作『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTYーリミット・オブ・スリービング ビューティー』で商業映画デビューを果たした二宮健が、監督&脚本を務め映画化する。原作が大好きだと語る二宮監督は、「絶対に自分が映画化する!と目標を掲げてやってきました。素晴らしいスタッフ・キャストたちと共に、新たな青春映画のバイブルをお届けできるよう、全力を尽くさせて頂きます!」と思いを語っている。■主演は門脇麦! 「精一杯頑張ります」チワワを取り囲む若者たちの回想を軸に進む本作。主人公のミキを演じるのは、先日放送終了したドラマ「トドメの接吻」でのヒロイン役も話題となった門脇麦。また、『愛の渦』や『闇金ウシジマくん Part2』、『オオカミ少女と黒王子』、連続テレビ小説「まれ」などで様々な役どころを演じ分け、そして2018年エランドール賞では新人賞にも選ばれた注目の若手実力派女優だ。本作への出演に関して「若いって楽しくて自由で滅茶苦茶で、でも寂しくて苦しくて不安定で痛くて。そんなたくさんの想いをみんなと現場で詰め込むことができればと思います」とコメントし、「二宮監督と力強い共演者たちと、この『チワワちゃん』という岡崎京子さんの青春の物語を一緒に創れること、とても嬉しく思います。精一杯頑張ります」と意気込みを語っている。■成田凌&村上虹郎ら注目の若手が参加! チワワ役は新人が抜擢またチワワの元カレ・ヨシダ役には、「人は見た目が100パーセント」「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season」や「わろてんか」で連続テレビ小説初出演を果たした成田凌が演じるほか、ヨシダの親友カツオ役を佐藤浩市の息子で『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に出演した寛一郎、チワワの親友ユミ役をモデル・女優として活躍し、「わたしに××しなさい!」で主演を務める玉城ティナ、チワワに想いを寄せるナガイ役を「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「仰げば尊し」の村上虹郎が扮する。そしてチワワ役には、「クズの本懐」「花にけだもの」に出演する新人・吉田志織が大抜擢された。そのほか、ライターのユーコ役に栗山千明が友情出演。カメラマンでチワワの新しい恋人・サカタ役に浅野忠信と、実力派俳優が脇を固める。■キャストコメント到着! 成田「役を愛し、生きたい」、村上「ふわふわワクワク」成田凌生きづらい世の中のちょっとした救いの映画になれば、と思います。プロデューサーが、革命を起こそうと言いました。起こせる気がします。何がどう革命なのかは、二宮健監督が分かっていて、僕たち俳優部は監督を信じてただ前だけをみて仲間を信じてこれからの毎日を生きます。素敵なスタッフやキャストの皆様とこの映画を作れることがとても嬉しいです。役者をやっていてよかったと言える作品になることを願い、ヨシダという役を愛し、生きたいと思います。寛一郎まず岡崎京子さん原作の実写に出れることを嬉しく思います。最近こういった青春映画は少ないので撮影が楽しみです。原作にはそれぞれのキャラクターの詳細がほとんど書かれてないので、脚本を読むのが楽しかったです。カツオ、皆とコミュニュケーションを取りみんなのことを考えてるいい奴です。玉城ティナ私はユミ役を演じさせてもらいます。岡崎京子さんの作品も、10代前半からずっと読んでいるので、この「チワワちゃん」に携われることが不思議なのと同時にとても光栄に思っています。チワワがいた。そういう瞬間や空気をほかのキャストの皆さんと協力しつつ、嘘なく漂わせていければいいなあと思います。初の二宮組、ドキドキしていますが濃密にいい時間を過ごせますように!吉田志織今回、チワワが決まってから乗り越えて行かなくちゃいけない壁があり毎日緊張感がある日々を過ごしてきました。チワワをどんどん知っていくとチワワは何にでも瞬発力が凄くて好きか嫌いかではなく、好きか大好き、の中で生きていて本当に真っ直ぐな女の子なんだと思いました。そんなチワワを全身で、全力で演じきりたいと思っています。村上虹郎内容が想像もつかずすぐに原作を手に取りました。初の岡崎京子さん作品にふわふわワクワクしました。僕が演じるナガイは原作にも登場しますが、映画では少し違います。鮮やかでスケールのおおきい映画づくりをする二宮監督と、強烈な"毒物"をみなさんにお届けしたいと思います。栗山千明引き込まれるシナリオで映像になるのが楽しみです。率直にそう思える作品に参加できて嬉しく思います。チワワちゃんという女性を探ると見えてくる人間関係。そこに愛情や嫉妬、、、人間らしさを感じました。私の役は鑑賞して下さるお客様と同じような視点です。撮影はこれからですが精一杯、務めさせていだだきます。どうぞ楽しみになさってください。浅野忠信二宮監督の作品に出れることが楽しみで仕方ありません!『チワワちゃん』は2019年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年03月28日岡崎京子原作、行定勲監督、二階堂ふみ×吉沢亮主演『リバーズ・エッジ』が第68回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門で国際批評家連盟賞を受賞した。批評家たちに革新性の高さを認められたこの映画は、1993年に発表されて人気を博した漫画を原作にしている。その時代は、阪神淡路大震災も、9.11アメリカ同時多発テロも、3.11東日本大震災もまだ起こっておらず、高校生である登場人物たちの身に降り掛かっていたのは、華やかなりしバブル景気の終わった残骸であった。もっとも高校生たちには直接バブルは関係なく、作品のなかに具体的に描かれてはいない。ただただ得体の知れない閉塞感だけが執拗に描かれている。それを映画では「平坦な戦場」と呼ぶ。○病んだ登場人物たちが描かれる登場人物はほぼ全員病んでいる。ざっと紹介すると、主人公の若草ハルナ(二階堂ふみ)はそれほど好きでもない男の子とつきあっている。一事が万事その調子で何に対しても冷めている。ボーイフレンドの観音崎(上杉柊平)はやたら暴力的でハルナ以外の人間をそのはけ口にしている。ハルナと友人にもかかわらず、ひそかに観音崎とセフレ関係にあるルミ(土居志央梨)は妻子ある男性ともつきあっている。観音崎に暴力をふるわれている山田一郎(吉沢亮)は、ゲイであることを世間に隠していて、いじめや自分の本心を明かせないストレスをある秘密で凌いでいる。その山田が好き過ぎて、半ばストーカー気味になっていく田島カンナ(森川葵)、山田のある秘密を共有する吉川こずえ(SUMIRE)は過食と嘔吐を繰り返している。いわゆる、精神的に病んでいると言われる症例の代表のようなひとたちの集まりだ。あるとき、ハルナは、観音崎に酷い目に遭った山田を助け、その御礼に、川べりの原っぱの中に隠した山田の宝物を見せてもらう。それは白骨化した死体だった。これを見ると癒される山田をはじめとして、登場人物たちはみんなそれぞれ何かしらで心の安定を図ろうとしていて、それは過剰なセックスであったり暴力であったり食事であったりする。だがそれだけでは足りなくなって、じょじょに気持ちが溢れ、ついには誰も彼もが決壊していく。表面的にはみんなおしゃれで肌なんかすべすべで旺盛な性欲含めて若いエネルギーを放ちまくっているけれど中身は、まるで、彼らの街を流れる淀んだ川のようだというお話を、行定監督はあえて、4:3のスタンダードサイズの画面にして、彼らの閉塞感を表した。「インスタグラム時代ですから、むしろ現代的だと受け入れられるはず」(文春オンラインのインタビューより)とさえ語っていたが、その四角い画面には「インスタ映え」なんていう言葉とは真逆の、くすんだ感情や行為が映っている。○物語の中で救済を見せた吉沢時代も、環境も、いまとは違うというのに、ぐいぐいと心の内に迫ってきて窒息しそうな物語のなかで、唯一の救済は、吉沢亮だった。主人公を演じた二階堂ふみも、この映画企画の発端でもあって、ひじょうにすばらしいが、彼女は、2013年にベネチア国際映画祭で最優秀新人賞にあたるマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞するなどすでに俳優として確実な実績があるので、ここでは、これからが期待できる吉沢亮について積極的に書きたいと思う。『リバーズ・エッジ』で吉沢亮の何が良かったかというと、眼帯がみごとに似合っていたことだ。眼帯とは多分にフェチ心をくすぐるアイテムであり、漫画やアニメには眼帯キャラが登場することが多い。原作は漫画であることも手伝って、いじめられっ子の山田一郎の肉体はどんどん傷つけられていき、頬にバンドエイドをしたあとは、眼帯をするまでに至る。漫画やアニメに眼帯キャラが多いといっても、男性の眼帯キャラは強いキャラが多い。しかも、キャプテンハーロックとか伊達政宗とか、黒いものをしていることが。それはたいてい名誉の負傷という強さの現れだ。だが、山田一郎の場合は白い医療用の眼帯でそれらとは違う。どちらかといえば、綾波レイ的な……つまり、どこか欠損したところに人は惹かれてしまうというようなものだ。吉沢亮は、山田一郎の欠落の美を完璧に仕上げた。映画がはじまってからずっと、山田は虚ろな瞳をしていて、その瞳がある瞬間、ものすごい威力を発揮するのがクライマックスだ。そこに行くまでのすこしの間ではあるが、眼帯は、いい架け橋となっている。○男子の憧れも女子の理想もまるで、あの世とこの世の間の幽玄の美の域を演じたかのような吉沢亮、本人は、身体的には儚げではなく、わりとがっしりしている。映画のなかで身体をさらす場面で、それがよくわかる。なにしろ、剣道2段の腕前で、映画『銀魂』(17年)で真選組一番隊隊長の沖田総悟役を颯爽と(ときどき面白く)演じていたし、出世作はヒーローアクションもの『仮面ライダーフォーゼ』(11年)の仮面ライダーメテオである。身体能力の高さと並び、端整な顔だちを生かして、ライダー以降は『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(13年)、『アオハライド』(14年)、『オオカミ少女と黒王子』(16年)など少女漫画原作恋愛ものにもよく出ていて、次回作は、大人気少女漫画『ママレード・ボーイ』(4月27日公開)も控えている。アクションもので男子たちの憧れ、少女漫画もので女子たちの理想と、2本柱でやってきた吉沢が、『リバース・エッジ』ではキラキラや健やかさを封印して、心によどみを抱え、二重の距離が少し空いた、空洞みたいな大きな瞳をキープし続けながら、猫と好きな男の子を見るときだけは、自然に顔をほころばせる。それが吉沢亮の放つ、この映画、最大の救済のように思えた。それこそが、平成も終わろうとしている2018年に提示する、「平坦な戦場」で生き残る、冴えたやり方なのではないか。生きている実感の、やわらかさ。それがあるから、生きていきたい。吉沢亮の存在に、それを見た。(C)2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2018年03月01日女優の二階堂ふみが2月18日(日)、都内で行われた主演作『リバーズ・エッジ』の公開記念舞台挨拶に出席。主題歌を手がけた小沢健二からメッセージが届くと「感無量です。思いをぶつけた作品を、皆さんにお披露目できてうれしく思います」と喜びをかみしめた。女子高生の若草ハルナ(二階堂さん)は、いじめから救った同級生・山田一郎から、「河原に放置された人間の死体」という秘密を打ち明けられる…。90年代を代表する岡崎京子の傑作漫画を実写映画化した本作。岡崎氏と親交が深い小沢さんが、映画主題歌として初めて書き下ろした「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」も大きな話題を集めている。また、2月15日(現地時間)に開幕した第68回ベルリン国際映画祭にて、本作がパノラマ部門のオープニングを飾り、二階堂さんをはじめ、一郎役の吉沢亮、行定勲監督がレッドカーペットに登場したのは既報の通り。舞台挨拶では、帰国したばかりの3人が、現地での様子を報告した。上映後には観客とのティーチインもあったそうで、二階堂さんは「逆に私たちが気づかされることもあって、たくさんの発見をした。1つの映画がこれほど多面的に捉えられるのも、海外ならではで、刺激的な体験だった」と回想。吉沢さんは海外の映画祭に初参加し「敷居が高いんじゃないかと思っていたが、文字通り“お祭り”で熱気がすごかった。上映中はドキドキしましたが、意外なシーンで笑いが起こったりして…」とふり返った。舞台挨拶には二階堂さん、吉沢さん、行定監督に加えて、共演する森川葵、上杉柊平、SUMIRE、土居志央梨が出席した。(text:cinemacafe.net)
2018年02月18日映画『リバーズ・エッジ』の公開記念舞台挨拶が18日、都内で行われ、二階堂ふみ、吉沢亮、森川葵、上杉柊平、SUMIRE、土居志央梨、行定勲監督が出席した。同作は漫画家・岡崎京子の代表作を実写映画化し、行定勲監督がメガホンをとる。若草ハルナ(二階堂)は、彼氏の観音崎(上杉柊平)がいじめる山田(吉沢)を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ、腐りかけた死体を目にする。さらに、宝物として死体の存在を共有しているという摂食障害のモデル・吉川こずえ(SUMIRE)が現れ、3人は友情とは違う歪んだ絆で親しくなっていく。ベルリン国際映画祭から帰国したばかりだった二階堂、吉沢、行定監督。吉沢は「すごい楽しかったです。会場の熱気とかもすごくて」と語り、二階堂は「緊張しました。ものすごく」と振り返りつつ「本当に幸せだなと感じながら歩かせていただきました」とレッドカーペットの思い出を明かした。舞台挨拶では、サプライズで主題歌『アルペジオ』を担当した歌手の小沢健二からの手紙が読み上げられた。原作・岡崎と戦友とも言える間柄の小沢の手紙に真剣に聞き入る出演者陣。二階堂は「感無量です。嬉しいです」と言葉少なに心境を表し、「撮影自体も、クランクインするときにみんなで色々『自分はこう感じる』と話したり、監督も含めキャスト全員で話して考えて、それぞれの思いや気持ちをぶつけた作品だと思いますので、皆さんにお披露目できて本当に嬉しく思います」と語った。吉沢も「本当に、感無量です」と続け、「僕はふみちゃんと初めてご一緒した作品のときに『リバーズ・エッジって知ってる?』と言われた時からなので、僕もこの作品を思い始めてからは3年くらい経っているなと思って」とこれまでの日々を振り返る。「公開してるのが、不思議な感じ」と語った。○小沢健二手紙「もうずっと前の冬の夜」もうずっと前の冬の夜、岡崎京子さんの家に行くために東京の路上で二階堂ふみさんを待っていると、真っ暗な中に、ふみさんが一人で現れました。療養中の京子さんに負担をかけないために、一人でいらしたのだと思います。ふみさんとぼくは暗い坂を登って、京子さんの家に入りました。ふみさんが『リバーズ・エッジ』の映画化にかけた熱量は、小宇宙を創れるくらいのものです。それをふみさんは静かにたたえて、京子さんに話をしていました。そこから流れ出した水がこうやって、映画となってみなさんに届きました。ラッシュを見た時は、ふみさんの顔が京子さんそっくりに見える場面があり、驚きました。あれはなんなのだろうと、今も思っています。吉沢亮くんのあの横顔から川を鳥が飛んでいくシーンは、記憶して、再生して、何度も考えて、音にしていきました。ぼくにとってのヒントは、ふみさんの肩でした。そうやってできた主題歌『アルペジオ』に声を入れるスタジオでは、ふみさんは言葉の感情を音楽にして、逆に亮くんはすっきりとリズムに凛々しく、録音していました。ぼくは『アルペジオ』については、「若い人にどう聞こえるか」とか「若い人がどうのこうの」は一切考えませんでした。そういうのは、漫画を描いていた頃の京子さんや、その頃のぼくは嫌いだったし、今も嫌いです。当然。笑世田谷の小さな空間から流れ出した水が、大きな川になって、流れています。本当に大きなものって、実は結構個人的で、小さくて、かっこ悪くて、理屈が合わなくて、それでも自然に体が動いてできるのではないかと思います。自然に体が動く方向へ、思い切って飛んで、がんばって。本当に良かったです、『リバーズ・エッジ』。
2018年02月18日日本一高いビル「あべのハルカス」に、地上300mの断崖絶壁スリル体験アトラクション「エッジ・ザ・ハルカス(EDGE THE HARUKAS)」が2018年3月7日(水)オープン。「あべのハルカス」開業5年目を迎えるにあたって、展望台「ハルカス300」に誕生する「エッジ・ザ・ハルカス」は、地上300mのビル最頂端部となる外周ガラスの上部に新設される幅約60cm、長さ20mのデッキの上を、命綱を装着して歩くアトラクション。“屋外で”、“外壁のない”、“地上300mを真下に見下ろせる”、といった場所でのアトラクションは日本初の試みだ。利用者は、専用ユニフォームを着用し、ハーネスと安全ベルトを装着。超高層ビルから真下をのぞくことができるぎりぎりの場所に身一つで立ち、さえぎるものが何もない状態で360度の絶景と、眼下に広がる街並みを全身で体感できる。また、アトラクション時、記念写真が撮影され、その写真は当日データで受け渡される。【詳細】エッジ・ザ・ハルカス(EDGE THE HARUKAS)オープン日:2018年3月7日(水)場所:あべのハルカス「ハルカス300」住所:大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43営業時間:10:00~18:00料金:ひとり1,000円※アトラクション参加料および記念写真1枚・写真データ含む。※年齢に関わらず同額。※別途展望台入場料必要。※購入後の払い戻しはなし。利用制限:身長145cm以下または200cm以上の人は参加不可。■利用上の諸注意・雨天時、降雪時、荒天時には中止。・外装ガラス清掃のため、実施を休止する場合あり。・小学生以下は保護者同伴。(1名につき、18才以上の1名)・その他、安全に利用できないと判断した場合、参加を断る場合あり。
2018年02月18日2月16日(金)より全国公開される『リバーズ・エッジ』で共演している女優の二階堂ふみと俳優の吉沢亮が、2月13日(火)深夜オンエアされる日本テレビ系「ウチのガヤがすみません!」にゲスト出演。ガヤ芸人たちの“裏の顔”に驚愕(!?)する。本番組はヒロミと「フットボールアワー」後藤輝基の2人が司会を務め、総勢50名を超えるガヤ芸人たちがゲストを個性あふれる“おもてなし”で迎える新スタイルトークバラエティ。『オオカミ少女と黒王子』『SCOOP!』などの映画から大河ドラマ「西郷どん」まで、いま最も注目される女優の1人、二階堂さん。昨年『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』など大ヒット作に立て続けに出演、ドラマ「トモダチゲーム」で主演も務めて大ブレイクした吉沢さん。今夜この2人を迎えてお届けするのは新企画「ガヤ芸人副業収入ランキング!」。様々な“副業”で稼いでいるガヤ芸人たちの副業収入に二階堂さんと吉沢さんも思わずあ然。またヤンキーが大好きだという二階堂さんが元ヤン芸人を見破るゲームに挑戦するほか、吉沢さんは氷室京介のモノマネで踊りまくり、謎のポニーテールゲーム対決で大奮闘。そのほか恐怖のアスレチックをVR体験するなど、今夜もスタジオは大盛り上がり。今夜のゲストである二階堂さんと吉沢さんが出演している映画『リバーズ・エッジ』は2月16日(金)より全国東宝系にて公開。「ヘルタースケルター」など数々の作品で知られる岡崎京子の代表作を、『GO』『ピンクとグレー』の行定勲監督が映画化。二階堂さん、吉沢さんのほか、森川葵、上杉柊平、SUMIREら若手キャストが集結し、どうしようもない欲望と孤独を持て余し、生きることにもがく若者たちの姿を鮮烈に描き出す。ガヤ芸人の裏の顔が丸裸になる今夜の「ウチのガヤがすみません!」は2月13日(火)24時9分~日本テレビにて放送。(笠緒)
2018年02月13日映画「リバーズ・エッジ」の完成披露試写会が1月31日、都内で開催。主演の二階堂ふみ(23)と吉沢亮(23)、監督を努めた行定勲監督(49)が登壇した。 岡崎京子(54)の同名漫画を実写映画化した本作。吉沢が務めるのは、イジメられっ子でゲイの「山田」。河原で見つけた腐りゆく死体を心の拠り所にする、という難役だ。吉沢は自身の役柄について、こう分析する。 「掘り下げれば掘り下げるほど底が見えなくなっていく。ずっと悩んでいましたが、すごく面白い男です」 吉沢といえば、二階堂も絶賛するほどの美形。2016年5月に公開された映画「オオカミ少女と黒王子」で2人は初めて共演しているが、二階堂は同作のイベントや番宣などで「平成のアラン・ドロンのような輝き」「国宝級」と吉沢の“美しさ”を絶賛していた。 吉沢はその美貌だけでなく、近年は演技力でも高く評価されている。キッカケは20歳直前に主演を努めた舞台「ぶっせん」だったと昨年6月、インタビューで明かしている。 「主演だと自分の芝居以外にも舞台全体の事を把握してまとめていかないといけない。これがまったくできなくて……」 当時の吉沢は俳優という仕事に対して、「いつ辞めてもいい」と考えるほど消極的だった。しかし「ぶっせん」での失敗は吉沢のやる気に火をつけたようだ。 「きちんと“仕事だ”と思い始めたら、ダメなところをよくするためにどうすればいいかを考えて行動するようになりました。そうしたら、ドラマや映画などの作品が次々と繋がっていくようになったんです」 「リバーズ・エッジ」は第68回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門で、オープニング上映されることが決定している。映画祭に参加することが初めてという吉沢は、「映画祭って、そもそも何をするもの?」という疑問を行定監督にぶつけたそうだが――。 “常連”になる日は近い?
2018年02月01日2月16日公開の映画『リバーズ・エッジ』の完成披露試写会が1月31日、東京・六本木のTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、主演の二階堂ふみをはじめ、吉沢亮、森川葵、上杉柊平、SUMIRE、土居志央梨、行定勲監督が出席した。若者たちの心の揺らぎを描いてきた人気漫画家・岡崎京子の代表作とも言える同名漫画を、『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004年公開)の行定勲監督が映画化した本作。淀んだ日常が流れる閉ざされた学校を舞台に、欲望と焦燥の中で爆発寸前な若者たちの姿をリアルに描き出す。初めて観客に披露することとなったこの日は、主演の二階堂ふみらキャスト陣と行定勲監督が勢揃いして上映前に舞台あいさつ。行定監督が「二階堂さんの『「リバーズ・エッジ」に興味あります?』という一言から始まりました」と明かし、二階堂は「私が『ヒズミ』(2012年公開)を撮っていた時に、美術スタッフの方から貸してくださり、初めてこの作品に出会いました。その時は映画化にしたいという気持ちよりも衝撃が強く、自分の中に傷跡が残った感覚で、その半年後に企画が立ち上がりました」と映画化への経緯を説明。続けて「若い人が抱えるモノだったり、10代は生きることを疑問に思ったりする頃だと思いますが、それが普遍的なテーマとして描かれています」と解説し、演じた生きる実感が希薄なハルナ役について「私も10代の頃は結構あったんじゃないかな? と演じて思いました。リアルタイムじゃないからこそ、俯瞰して自分のキャラクターと自分を重ねながら現場でいることができたので、そこは多いにあったと思いますね」と役とはリンクしていたようだ。そんな本作は、2月15日から開催される「第68回ベルリン国際映画祭」のパノラマ部門のオープニング作品として上映されることが決定。日本映画としては、2007年の山田洋次監督作品『武士の一分』以来、11年ぶりの快挙となる。二階堂は「本当に行定監督のお陰で行けることが出来ました。ありがとうございます」と感謝しきり。ベルリン国際映画祭に行きたかった理由として「力強い魂のこもった作品になったと思うので、海外の方にも観ていただきたいと思いました。それに岡崎京子さんの原作をもっとたくさんの方々に知っていただきたい気持ちがあります。プレッシャーになってすみません(笑)」と行定監督に詫びていた。映画『リバーズ・エッジ』は、2月16日より全国公開。
2018年02月01日岡崎京子による代表作の映画化『リバーズ・エッジ』の完成披露試写会が1月31日(水)、都内にて行われ、出演する二階堂ふみ、吉沢亮らと行定勲監督が舞台挨拶に登壇した。■吉沢亮、映画祭初参加に「何をするんですか?」「第68回ベルリン国際映画祭」のパノラマ部門に正式出品も決まっている本作。5度目のベルリンとなる行定監督だが、「二階堂ふみからのプレッシャーがすごくて…“ベルリン行きたいな、行きたいな”って言われて(笑)。相手が選んでくれて行けるもので、お金を渡せば行けるわけではないので、身内からのプレッシャーでした」と苦笑いを見せた。これには、当の二階堂さんが「純粋な気持ちで発言していました(笑)。本当にありがとうございます。せっかく力強い魂のこもった作品になったと思うので、ぜひ海外の方にも観ていただきたいんです」と心を込めた。同映画祭には吉沢さんもレッドカーペットを歩くとのことだが、実は吉沢さんは「映画祭」と名のつくものに参加すること自体初めてだそう。舞台裏では、行定監督に「“映画祭って何をするんですか?”と聞いた(笑)」と笑顔を見せた吉沢さんは、「僕自身、挑戦的な作品になったので、本当にすごく光栄です」と感謝を伝えた。■映画化発案は監督ではなく二階堂ふみ!『リバーズ・エッジ』は、「ヘルタースケルター」をはじめとする岡崎さんのエッジの効いた作品の中でも、最高傑作の呼び声が高く、青春漫画の金字塔として支持を集める原作の同名映画化。若草ハルナ(二階堂さん)は彼氏の観音崎(上杉柊平)がいじめる山田(吉沢さん)を助けたことをきっかけに、夜の河原で放置された死体を見せられ、秘密を共有される。その日を境に、ふたりのゆがんだ絆が結ばれ、思わぬ現実がふりかかる。93~94年に連載された漫画がときを経て映画化される意図について、行定監督は「僕からの発案よりも、二階堂ふみからの発案だったんです。“やる”とも何とも答えていないけど“興味あるよ”と言ったら“OK、じゃあ話しましょう”とスタートした」と経緯を語り、「『リバーズ・エッジ』のタイトル通り、岸に少年少女たちはたたずんで、ふんばって生きている。生きるテーマが見えてきたので、いまの人たちにささるんじゃないかと取り組みました」と、原作への敬意と普遍のテーマ性を感じたことを語る。■森川葵、演じたキャラクターは自分にピッタリ?強烈なキャラクターが数多く出てくるが、中でも森川葵演じるカンナは山田が好きで、愛が空回りストーカーのようになっていく女性。だが、森川さんは「(自分が)カンナと性格自体、すごい近いんですよ」と衝撃(?)発言をすると、キャスト陣や行定監督は「そんなこと言って大丈夫?」とニヤニヤ&おろおろ。しかし森川さんは、「そんな変な女の子じゃないと思うんで大丈夫だと思う…。人のことを好きになるけど、好きすぎてどんどん離れていっちゃうの、カンナっぽいな、自分。自分カンナだなって思っていました」と改めて「自分はカンナ」発言で場内をざわつかせていた。そのほか、舞台挨拶には上杉柊平、SUMIRE、土居志央梨も出席した。『リバーズ・エッジ』は2月16日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinamacafe.net)
2018年01月31日どうしようもない欲望と孤独を持て余し、生きることにもがく若者たちの姿を鮮烈に描く岡崎京子原作の映画『リバーズ・エッジ』の公開日が来年2月16日(金)に決定。あわせて二階堂ふみや吉沢亮ら若手キャストが登場する予告編と場面カットが公開された。到着した予告編では、二階堂さん演じる若草ハルナと吉沢さん演じる山田一郎が、河原で偶然みつけた死体を共通の秘密として、いびつな友情を結んでいく様子が描かれる。また映像では、2人を取り巻くクラスメートたちも衝撃的なシーンと共に登場。山田がハルナの恋人である観音崎(上杉柊平)から激しく殴られる場面や、摂食障害を抱えるモデル・こずえ(SUMIRE)がハルナにキスをするシーン、ハルナの親友・ルミ(土居志央梨)が密かにハルナの恋人と関係を持っている様子などが映し出され、大人になろうともがく若者たちの姿が刻まれた映像に仕上がっている。涙するハルナと不穏な笑みを浮かべる山田、一体その表情の訳とは…。『リバーズ・エッジ』は2018年2月16日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月05日「へルタースケルター」などで知られる岡崎京子の漫画を、二階堂ふみ主演で映画化した『リバーズ・エッジ』。この度、本作の主題歌に小沢健二の新曲「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」が起用されることが分かった。今年2月に19年ぶりとなるシングル「流動体について」をリリースし、フジロックフェスティバルへ初出演、「SEKAI NO OWARI」とのコラボレーションなどで話題となっている小沢さんだが、今回は自身初となる映画主題歌を本作のために書き下ろし。映画化決定にあたり、かねてより原作者の岡崎氏と親交があり、その固い絆で知られる小沢さんへ映画製作サイドが依頼し、夢のタッグが実現した。また今回の楽曲には、メインキャストである若草ハルナ役の二階堂さんと、山田一郎役の吉沢亮が参加していることが発表されている。二階堂さんは楽曲について「まるで、問いかけるように、思い出を語らうように、寄り添うように、明日に向かう曲を聴きました。『リバーズ・エッジ』へと導く小沢さんの唄は、懐かしい新しい、現在進行形の作品だと思います」とコメント。吉沢さんは、「映画のラストでこの曲が流れて来たとき、大切な何かが過ぎ去っていくのをただじっと見守っているような、切なさと温かさが入り混じった感覚に自然と涙が流れました」と明かし、「初めてデモを聴いたときから今日まで、毎日気が付くと頭の中で流れています」と楽曲に魅了されていると語っている。また行定勲監督も「僕たちの予想を軽々と裏切ってくる楽曲をとてもすばらしく思いました」と満足のコメントを寄せている。なお、楽曲の歌詞全文が小沢さんのオフィシャルサイト「ひふみよ」にアップされたものの、音源の解禁・発売に関しては未発表となっている。『リバーズ・エッジ』は2018年2月、TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月01日岡崎京子による漫画『リバーズ・エッジ』が実写映画化。主演に二階堂ふみを迎え、2018年2月16日(金)に全国で公開される。原作・岡崎京子、若者たちの生と欲望を鮮烈に描く繰り返されるリアルなセックスや暴力、日常を生きることに対する違和感など、若者たちの心の揺らぎをその作品の中で描いた岡崎京子。中でも雑誌「CUTiE」で1993〜94年にかけて連載された『リバーズ・エッジ』は、青春漫画の金字塔として熱狂的な支持を集める代表作の1つだ。若草ハルナ役に二階堂ふみ、山田役に吉沢亮自由に生きる女子高生・若草ハルナ役に二階堂ふみ、執拗なイジメに遭い、河原の死体を心の拠り所にしている同性愛者の山田役に吉沢亮、そして、死体の存在を共有するモデル・吉川こずえ役にSUMIREと、これからの日本映画の新時代を担う若手俳優たちが出演。そのほか、ハルナの恋人で山田をイジメる観音崎役の上杉柊平、山田への異常な愛を加速させる田島カンナ役の森川葵ら個性溢れる顔ぶれが、欲望と孤独を持て余し、生きることにもがく高校生たちのリアルな姿に体当たりで挑む。『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲が監督メガホンを取るのは、窪塚洋介が主演を務めた伝説的な作品『GO』や、社会現象も引き起こした恋愛小説の実写化作品『世界の中心で、愛をさけぶ』などで知られる行定勲監督。原作に深く魅了されたという行定監督は、映画の中にオリジナルの仕掛けを加えるとともに、新しい岡崎ワールドを披露する。主題歌は小沢健二による書き下ろし小沢健二が、自身初となる映画主題歌を担当する。楽曲は、完全書き下ろしの「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」。かねてより原作者の岡崎京子と親交があったことにより、夢のタッグが実現した。また、楽曲にはメインキャストの二階堂ふみと吉沢亮も参加している。なお映画『リバーズ・エッジ』は、第 68 回ベルリン国際映画祭においてパノラマ部門で正式出品される事が決定している。ストーリー「若草さん、今晩ヒマ?僕の秘密の宝物、教えてあげる」。若草ハルナ(二階堂ふみ)は、カレシの観音崎(上杉柊平)がイジメる山田(吉沢亮)を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ、腐りかけた死体を目にする。さらに、宝物として死体の存在を共有しているという摂食障害のモデル・吉川こずえ(SUMIRE)が現れ、3人は友情とは違う歪んだ絆で親しくなっていく。その一方で、父親のわからない子どもを妊娠するハルナの友人・ルミ(土居志央梨)と同姓愛者であること隠した山田に好意を寄せるクラスメイト・カンナ(森川葵)は過激な愛情を膨らませていく。作品情報映画『リバーズ・エッジ』公開時期:2018年2月16日(金)出演:二階堂ふみ、吉沢亮、上杉柊平、SUMIRE、土居志央梨、森川葵監督:行定勲脚本:瀬戸山 美咲原作:岡崎京子『リバーズ・エッジ』(宝島社)主題歌:小沢健二「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」©2018「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
2017年11月10日二階堂ふみと吉沢亮による映画『リバーズ・エッジ』(2018年2月公開)の特報、及び場面写真が10日、公開された。同作は漫画家・岡崎京子の代表作を実写映画化し、行定勲監督がメガホンをとる。若草ハルナ(二階堂)は、彼氏の観音崎(上杉柊平)がいじめる山田(吉沢)を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ、腐りかけた死体を目にする。さらに、宝物として死体の存在を共有しているという摂食障害のモデル・吉川こずえ(SUMIRE)が現れ、3人は友情とは違う歪んだ絆で親しくなっていく。今回公開された特報は、映画の舞台になっている都会の夜の河原のシーンから始まり、ハルナがこずえに抱きしめられながら号泣するシーンや、観音崎が山田を殴るシーン、田島カンナ(森川葵)が「山田君!」と呼びかけるシーンなど、原作の中でも印象的なシーンが凝縮された特報となっている。さらに原作でもキーとなる「ボクの秘密の宝物 教えてあげる」という山田のセリフで締め括られる。場面カットでは、主要キャストが学校の黒板の前に整列。二階堂以外は、それぞれが別の方向を見つめ、映画のテーマになっている"青春の孤独"を感じさせる写真となっている。
2017年11月10日行定勲監督のもとに二階堂ふみ、吉沢亮ら実力派若手俳優が集結し、岡崎京子の代表作の映画化に挑む『リバーズ・エッジ』。時代・世代を超えて熱い注目を集める本作の特報映像と、象徴的な場面写真が解禁された。繰り返されるリアルなセックスと暴力、日常を生きることの違和感といった、若者たちの心の揺らぎを描き、熱狂的な支持を集めた漫画家・岡崎京子。その代表作であり、最高傑作との呼び声が高い「リバーズ・エッジ」が発表から20年の時を経て、満を辞して映画化される。このほど解禁となった特報は、 とある都会の夜の河原を舞台に、若草ハルナ(二階堂ふみ)がこずえ(SUMIRE)を抱きしめながら号泣する様や、観音崎(上杉柊平)が山田一郎(吉沢亮)を殴るシーン、田島カンナが「山田君!」と呼びかけるシーンなど、原作の中でも印象的なシーンが、行定監督ならではの映像美と、不穏な空気をたたえて表現されている。そんな映像のラストを締めくくるのは「ボクの秘密の宝物 教えてあげる」という山田のセリフという、原作ファンには堪らない構成になっている。また同時に解禁された場面写真では、二階堂さん、吉沢さん、森川さん、上杉さん、SUMIREさんが学校の黒板の前に整列。ハルナを演じる二階堂さん以外は、それぞれが別の方向を見つめ、本作のテーマとなる“青春の孤独”を深く感じさせるカットとなっている。どうしようもない欲望と孤独を持て余し、生きることにもがく高校生たちの姿を鮮烈に浮かびあがらせる本作。日本映画の新時代を担っていく華やかな若手キャストたちが魂をぶつけ合う様を、まずはこちらの映像から堪能して。『リバーズ・エッジ』は2018年2月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月10日90年代に発表され、いまもなお熱狂的な支持を集める岡崎京子の伝説漫画を、『ナラタージュ』の行定勲監督が満を持して映画化する『リバーズ・エッジ』。このほど、主演の二階堂ふみと吉沢亮が河辺にたたずむ、原作カバーを彷彿させるティザービジュアルと、場面写真が解禁された。このほどお披露目されたティザービジュアルでは、工場地帯に隣接する河辺に、この場所に拠り所を求める二階堂さん演じるハルナと、吉沢さん演じる山田の2人が配置され、力強い眼の光を放っている。作品タイトルと「平坦な戦場で、僕らは孤独になる」というキャッチコピーが躍るが、2人がたたずむ光景は、どこかで見た覚えが…?なんと原作のオリジナル復刻版(宝島社刊)のカバーを再現した、原作ファンにはなんとも嬉しいビジュアルになっている。さらに今回併せて公開された場面写真には、二階堂さん、吉沢さんのほか、森川葵、上杉柊平、SUMIREら、日本映画の新時代を担っていく華やかな若手キャストたちの姿も。『世界の中心で、愛を叫ぶ』『ナラタージュ』など恋愛映画の大作を手掛ける傍ら、『パレード』『ピンクとグレー』など、若者たちのひずみを鋭く切り取り、独特の映像美で高い人気を誇る行定監督がその魅力を余すところなく発揮した数々のシーンから、美しい本編を垣間見ることができる。どうしようもない欲望と孤独を持て余し、生きることにもがく高校生たちの姿を鮮烈に描く本作。20年の時を超えてスクリーンに浮かびあがる彼らの物語を楽しみにしていて。『リバース・エッジ』は2018年2月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月27日「フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」(フロリダ州オーランド)の「ディズニー・アニマルキングダム」にて開催中の夜の大人気ショー「リバーズ・オブ・ライト」が、8月22日(現地時間)20時40分にライブストリーミング(#DisneyParksLIVE)される。公式ブログなどで報じている。日本では約14時間の時差(サマータイム中の現在は、約13時間)の関係で、8月23日(水)の9時40分に同生中継を楽しめる予定だ。この「リバーズ・オブ・ライト」は、動物をテーマにした光と水のナイト・エンターテインメントショー。サンセット後にディスカバリー・リバーで開催され、ふたつの神秘的なホストがライト(光)のパワーを授かって舞い降りるセレモニーで幕開けするショーだ。光と水の感動的なパフォーマンスと動物たちの古代から伝わるストーリーなどが楽しめる。なお、「リバーズ・オブ・ライト」のネット生中継は、8月上旬に行われたカリフォルニア ディズニーランド・リゾートの「ファンタズミック!」の同生中継後に告知されていた。「リバーズ・オブ・ライト」のネット生中継は、8月22日(現地時間)20時40分にスタート。日本では、8月23日(水)の9時40分に始まる。公式ブログをチェックして。As to Disney photos,logos,properties:(C)Disney※取材時の状況に基づいて記事化しています。ショーの内容など異なる場合もあり得ます。※紹介したイベント、メニューなど、すべての情報は予告なく変更になる場合があります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2017年08月22日1993年~1994年にかけて雑誌「CUTiE」(宝島社)にて連載されていた、岡崎京子の漫画「リバーズ・エッジ」が映画化されることが決定。主演には女優・二階堂ふみ、相手役を吉沢亮が務め、来年公開されることが分かった。河口にほど近く、広く、ゆっくりと澱む河。セイタカアワダチソウが茂るその河原で、いじめられっこの山田(吉沢亮)は、腐りゆく死体を発見する。過食しては吐く行為を繰り返すモデルのこずえもまた、この死体を愛していた。ふたりは、いつも率直で“かわいい”ハルナ(二階堂ふみ)にだけは心を許している。山田を執拗にいじめ抜くハルナの恋人・観音崎、一方通行の好意を山田に寄せるクラスメイト・田島カンナ、父親のわからない子どもを妊娠するハルナの友人・ルミ。それぞれにリアルな状況を抱えた高校生たちが、感情も愛情も体も絡ませ合いながら、不器用にストレートに物語は進行していく。そして、新たな死体がひとつ生まれる――。原作はバブルが弾け、世紀末を間近に控えた90年代が舞台。それまでの“少女マンガ”とは対照的な、リアルなセックス描写、愛や暴力を描写し、都市に生きる若者たちの欲望や不安、焦燥感といった現実を果敢に描き続け、20年以上の月日が経た現代においても全く色あせず、いまなお新しい読者を獲得し続けている人気作だ。若草ハルナ役を演じる二階堂さんは、10代の頃に原作と出会っていたそうで、「10代でこの作品に出会えたことが財産だと思っています」と語るほど深く惹きつけられた作品だと明かしている。今回彼女が演じるハルナは、母と2人暮らしで同い年の彼氏もおり、イマドキの女子高生で生活に特に不満はないが、どこか生きづらさを感じているという役どころ。そんなハルナの印象について、二階堂さんは「“実感”に程遠い、若さと強さを纏った女の子。彼女の目線の先を、つい想像してしまいます」とコメント。一方、吉沢さん演じる山田一郎は、ゲイであることから学校に馴染めず、いじめにあっているがどこか達観しているミステリアスな男子高校生。「90年代の高校生が、抱える虚無感や何か大きな波にのみこまれて身動きが取れないでいる姿が、現代の若者となんら変わらないと感じました」と原作を読んだ印象を語る吉沢さん。また山田一郎という人物については、「生きている実感が持てず、死体という絶対的な存在にすがることしか出来ない山田くんの感情は、どこか共感してしまうところがありました」と明かした。本作のメガホンをとるのは、『世界の中心で、愛をさけぶ』『ピンクとグレー』の行定勲監督、脚本は『アズミ・ハルコは行方不明』の瀬戸山美咲が担当する。本作が初の漫画原作の映画化となる行定監督は、「ずっと漫画の映画化に抵抗してきた。しかし、岡崎京子さんの名作はあまりにも魅力的でついに手を染めてしまった」と原作への思いを吐露。またキャスト2人については「主演の二階堂ふみは、この作品に魅了され映画化に奔走した。その姿は逞しく若草ハルナそのもの。吉沢亮は最もキィになる山田一郎として独自の憂いのある雰囲気で存在してくれています」と話し、「90年代が鮮烈に描かれた傑作を、未来ある若い俳優たちと共にいまの時代を生きる人たちに届く作品にしたいと思っています」と意気込みを語っている。『リバーズ・エッジ』は2018年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年03月22日ケンコー・トキナーは4日、米Lensbaby製の交換レンズ「レンズベビー コンポーザープロIIエッジ50」を発表した。発売は2016年1月30日。ニコンFマウント用、キヤノンEFマウント用、ソニーAマウント用、ソニーEマウント用、ペンタックスKマウント用、富士フイルムXマウント用、マイクロフォーサーズ用を用意。価格はオープンで、推定市場価格(税別)は52,000円前後。35mmフルサイズをカバーする焦点距離50mmの交換レンズ。最大15度までのティルト撮影が可能で、レンズを傾けるとピントの合ったシャープなエリアが、ボケで縁取られたように切り取られる。ティルトさせずにレンズをまっすぐ前に向ければ、一般的な単焦点レンズと同様に使用できる。鏡胴は金属製で、先端の絞りリングを回すことで開放F3.2からF22まで調整可能。レンズを引き出すとマクロ撮影モードになり、レンズ先端から最短203mmまで接近して合焦できる。なお、電子接点を持たないマニュアルフォーカスレンズだ。レンズ構成が6群8枚(マルチコーティング)、フィルター径が46mm、絞り羽枚数が9枚。本体サイズは全長63.5×最大径82.5mm、重量は約283.5g。○レンズベビー Velvet 56 Limited Editionケンコー・トキナーは、2015年6月に発売された米Lensbaby製の交換レンズ「レンズベビー Velvet 56」の限定カラーモデル「レンズベビー Velvet 56 Limited Edition」も発表した。ニコンFマウント用とキヤノンEFマウント用を用意。発売は12月11日。価格はオープンで、推定市場価格(税別)は74,000円前後。世界で400本(ニコン用とキヤノン用合わせて)のみの限定モデルで、「Velvet 56」のシルバーモデルがベースとなっている。レンズキャップと絞りリング、をカッパーカラーのアルマイト加工で仕上げている。さらに、アメリカで手作りされた木製のギフトボックスに封入されて届けられる。レンズとしての機能や仕様は、既発売のVelvet 56と同様だ。
2015年12月04日東京糸井重里事務所は、9月1日に発売される「ほぼ日手帳2016」の「WEEKS」シリーズとして、マンガ家・岡崎京子氏の絵をモチーフにした「岡崎京子 リバーズ・エッジ」を発売する。販売店は、Webショップ「ほぼ日ストア」およびロフト、東急ハンズ、紀伊國屋書店、丸善、Amazon、楽天ブックスなど、ほぼ日手帳 WEEKS 取り扱い書店。価格は3,240円(手帳本体+クリアカバー+下敷き)。今回発売される「岡崎京子 リバーズ・エッジ」は、漫画家・岡崎京子氏の代表作「リバーズ・エッジ」の鉛筆画が表紙になった、ほぼ日手帳「WEEKS」シリーズの新ラインナップ。デザインは、2015年はじめに開催された「岡崎京子展」を手がけたコズフィッシュのブックデザイナー・祖父江慎氏と鯉沼恵一氏が担当。表紙に描かれている鉛筆画は、「リバーズ・エッジ」初版本のカバーに使われていたもので、 原画の汚れやノイズが積極的に活かされている。真っ白な布地の裏表紙には男の子も印刷され、しおりや見返しの模様にも、通常のWEEKSとは異なる白を際立たせる仕様が施されている。また、特典として、岡崎京子氏の物語集 「ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね」からの一文が印刷されたクリアカバーと、「ヘルタースケルター」のイラストが入った特製の下敷きがもれなく付属する。なお、WEEKSシリーズは、1週間分のスケジュールを見開きに収めた週間タイプの手帳。スーツの内ポケットやズボンの後ろポケット、女性用かばんのポケットにも収まる、携帯しやすいウォレットサイズで、全240ページのボリュームがありながら厚みは約10ミリ、重さは130~140グラムとスマートフォンと同程度となっている。一週間にひとつずつ「ほぼ日」のコンテンツから厳選した「週の言葉」を掲載されるほか、全国主要都市のJR、地下鉄、私鉄の路線図が1枚にまとまった「ほぼ日の路線図 2015」のミニサイズ版が標準装備されている。
2015年08月21日「ぴあ」調査による2015年3月13日、14日のぴあ映画初日満足度ランキングは、咲坂伊緒の人気コミックを福士蒼汰と有村架純の共演で実写化した『ストロボ・エッジ』がトップに輝いた。2位にプリキュアたちが総出演する最新作『映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』が、3位に新世代のウルトラヒーローが集結する『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』が入った。その他の写真1位の『ストロボ・エッジ』は、学年一の人気者に恋してしまった女子高生・仁菜子を中心に“登場人物全員が片思い”の切ない恋模様を描いた学園ラブストーリー。出口調査では「歌が流れる最後のシーンで涙が出た。これから進学するので恋愛に憧れをもった」(12歳)、「原作マンガが違和感なく再現されていてビックリ!ラストにたまらない告白シーンがあってときめいた」(16歳)、「女の子に共感して、切なかったり、嬉しかったり、泣きそうになった。原作の台詞を福士くんが言うだけで、こんなにはずかしい気持ちになるんだとドキドキした!」(16歳)、「現実離れしていないストーリーなので、自分と重ねて観ることができてすごくドキドキした!」(17歳)、「蓮くんが仁菜子ちゃんの後ろからパーカーの袖をまくってあげるシーンにキュンキュンした」(17歳)など、10代の女子から圧倒的な支持を集めた。2位の『映画 プリキュアオールスターズ…』は、現在、放送中の『Go!プリンセスプリキュア』のメンバーを含む総勢40名のプリキュアが登場するシリーズ最新作。劇場では子どもたちから「踊りのところが楽しかった!キュアフローラが大好き!」(4歳)、「プリキュアが踊って、みんなが出てくるのが楽しかった。キュアハニーとシャイニールミナスが好き!」(5歳)、「歴代のオープニング曲やエンディング曲を入れていて感動した!過去のキャラが勢揃いするので懐かしくて和んだ」(10歳)、「プリキュアたちが奮闘する姿は観ていてスカッとする。歌が多いので、詳しくない人でも楽しめる」(10歳)などの声が上がり、人気を集めた。(本ランキングは、3月13日(金)、14日(土)に公開された新作映画11本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2015年03月16日咲坂伊緒の同名コミックを映画化した『ストロボ・エッジ』が3月14日に全国295スクリーンで封切られた。同日13時の集計で、昨年12月に公開された同じ咲坂原作の『アオハライド』(295スクリーン・興収18.6億円)と比較し159%の好スタート。配給の東宝は「興収20億円突破は確実で、30億円も目指せる」とヒットに期待を寄せている。ハート型ケーキを作る福士蒼汰ら男性陣の写真同日、リニューアルしたばかりの東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで初日舞台あいさつが行われ、ダブル主演を務める福士蒼汰と有村架純、共演する山田裕貴、佐藤ありさ、入江甚儀、黒島結菜、メガホンをとった廣木隆一監督が出席した。ホワイトデーにあたるこの日、福士ら男性陣が、有村たちに手作りのハート型ケーキをプレゼントする場面も。サプライズの粋な計らいに、有村が「感激です。味ですか?とってもおいしいし、感動しています」と大喜びすると、福士は「喜んでもらえると、作った甲斐がある。僕も嬉しいです」とガッツポーズを見せた。学校中の女子が憧れるイケメン同級生の蓮(福士)に恋心を抱くヒロイン・仁菜子(有村)を軸に、”登場人物全員が片思い”というシチュエーションで青春時代の淡い恋愛模様を描く。原作コミックの大ファンだった福士は「言葉に言い表せない」と公開初日に感無量の面持ち。「恋愛に大切なのは、相手の気持ちを考えて、一歩を踏み出す勇気を持つこと。待っているだけでは、前に進まないので」とアピールした。有村も「自分の気持ちに正直に。この映画が皆さんにも幸せを分けられれば」と話した。『ストロボ・エッジ』全国東宝系にて公開中取材・文:内田 涼
2015年03月14日