ジョニー・デップの娘で女優のリリー=ローズ デップが、2017年2月24日(金)にパリで開催された「セザール賞」で、シャネル(CHANEL)2017年春夏オートクチュールコレクション着用した。シャネルのアンバサダーでありN゜5ローの顔でもあるリリー=ローズ デップ。フランスにおける映画賞「セザール賞」に新人賞としてノミネートされた。刺繡が施された黒とネイビーのチュールスカートに、シルクドレスをコーディネートしたルックを着用。ネイビーブルーのシルクドレスは、コレクションとはプロポーションを特別に変えて作られたものだ。ファインジュエリーは18Kホワイトゴールドにダイヤモンドをあしらった“カメリア コレクション”のイヤリングを着用し、華やかなスタイルを披露した。
2017年03月04日ミュージシャンで女優のソーコ、ジョニー・デップの愛娘リリー=ローズ・デップが出演し、第69回カンヌ映画祭「ある視点部門」に正式出品、第42回セザール賞でも6部門ノミネートを受けた『La Danseuse』(英題:The Dancer)が、『ザ・ダンサー』として6月3日(土)より公開されることが決定した。闇の中から光の花が現れた――。世紀末パリ、あるひとりの女性の踊りに「フォリー・ベルジェール」の観客は熱狂した。バレエの殿堂オペラ座で踊るという夢を叶えるため、アメリカからひとり、海を渡ったロイ・フラー。その“モダンダンスの祖”ロイ・フラーの伝記を基に、写真家のステファニー・ディ・ジューストがメガホンをとり映画化。女性によるダンスが卑しいものとされた時代に、ドレスや光、鏡を用いた新たなダンスを創作、夢を実現するために闘ったロイの強い信念に心揺さぶられる、愛と友情のドラマが誕生した。19世紀アール・ヌーヴォーの時代に一世を風靡したロイは、シルクの布を纏い、棒をつかって花のように舞った。さらに当時、初の試みであった照明という演出でダンスに新たな時代を切り開いた女性。彼女を追うことで、華やかな舞台の裏にある芸術家の苦悩や生き様が見えてくるかのよう。また、本作でのダンスシーンは、舞台鑑賞だけでは味わうことのできない、観る者の感情を呼び起こす美しさを映像から放っている。伝説のダンサー、ロイ役を務めるのは、ミュージシャンとしても活躍するソーコ。ロートレックやロダンなど時代を代表する芸術家のミューズであり、自身でダンスを創作したロイを彼女は熱演。美しいダンスシーンは必見の瞬間となっている。また、そのロイが見出した才能、ライバルのイサドラ・ダンカン役には、ジョニーとヴァネッサ・パラディの愛娘であるリリー。ロイを愛したルイ役には、グザヴィエ・ドラン監督の『たかが世界の終わり』でセザール賞主演男優賞を受賞した美形俳優ギャスパー・ウリエルが務めている。『ザ・ダンサー』は6月3日(土)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月27日シャネル(CHANEL)が、3月17日に発売する新作リップグロス「ルージュ ココ グロス」の広告ビジュアルとフィルムを公開した。シャネルのグローバル クリエイティブ メークアップ&カラー デザイナーのルチア・ピカが手掛けた「ルージュ ココ グロス」(3,600円)は、単色はもちろん、色をレイヤードすることでニュアンスの変化を楽しめる新発想のリップグロス。美しい発色とみずみずしく軽やかなテクスチャーが特徴で、透明のガラスビーズを含んだフォーミュラが弾けるように輝き、光をさまざまな方向に拡散。唇にミラーのように艶やかな光沢をもたらし、ふっくらと魅惑的な印象に仕上げる。カラーバリエーションは、ヌーディーカラーからインテンスカラーまで全27色。今回のキャンペーンに抜擢されたのは、次世代のスタイルアイコンとして注目を集めるリリー=ローズ・デップ(Lily-Rose Depp)。すでに同ブランドのフレグランス「N°5 ロー」のミューズとしてもおなじみの彼女が、フィルムの中でおどけるようにポーズを決めながら、時折ミステリアスな視線を投げかけ、圧倒的な存在感とフレッシュな魅力を披露している。撮影はマリオ・テスティーノが担当。春風を纏ったようにハッピーなオーラが溢れるビジュアルが完成した。さらに、3月中旬からはテレビCF放映がスタート予定。彼女の弾けるようにまばゆい笑顔と、「ルージュ ココ グロス」で仕上げた艶のあるふっくらとした唇が、世界中で多くの人を魅了するはず。動画引用元: (シャネルオフィシャルYouTube:
2017年02月21日ジョニー・デップの愛娘リリー=ローズ・メロディ・デップが映画初主演を務めた『Yoga Hosers』(原題)が、『コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~』の邦題で、7月1日(土)より順次公開されることが決定した。コリーン・コレット(リリー=ローズ・メロディ・デップ)とコリーン・マッケンジー(ハーレイ・クイン・スミス)は、大のヨガ好きJK(女子高生)。怪しいヨガの先生(ジャスティン・ロング)に教えを請いながら、怠惰なハイスクールライフを送っていた。ある日、2人は店長不在のバイト先のコンビニで学校のモテ男子とパーティを行おうとするが、誤って地下に眠っていた邪悪なミニナチ軍団を呼び起こしてしまう。長い眠りから覚めたミニナチ軍団は、巨大な怪物を解放し、世界侵略へと動き出す。2人の女子高生VSミニナチ軍団。いま、世界を守る戦いの火ぶたが切って落とされる――コンビニで。本作は、授業もバイトもやる気がない、でもヨガだけは好きなJK2人が、「ミニナチス軍団」を呼び覚ましてしまい、世界侵略へと動き出してしまった彼らを止めるべく、地球の命運をかけて壮大なバトルを繰り広げるという、超豪華ぶっ飛びキャストで送るホラー・コメディ。監督には、『チェイシング・エイミー』や『ドグマ』などでカルト的な人気を博す、ケヴィン・スミスが務める。主演を務めるのは、ジョニーとヴァネッサ・パラディの娘リリー。本作では、やる気のないコンビニバイト店員コリーン・コレットを演じる。そして、親友で同じコンビニでバイトするコリーン・マッケンジー役を、スミス監督の娘であるハーレイ・クイン・スミスが務める。なお、本作ではジョニーの出演もあり、『Mr.タスク』以来の父娘の共演シーンも気になるところだ。『コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~』は7月1日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2017年02月10日俳優のジョニー・デップの娘リリー=ローズ・メロディ・デップが映画初主演を務めた『Yoga Hosers』(原題)が、『コンビニ・ウォーズ~バイトJK VS ミニナチ軍団~』の邦題で7月1日より日本公開されることがこのほど、明らかになった。ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの娘リリーが演じるのは、やる気のないコンビニバイト店員コリーン・コレット。親友で同じコンビニでバイトするコリーン・マッケンジーを、『チェイシング・エイミー』や『ドグマ』などで知られる本作の監督ケヴィン・スミスの娘、ハーレイ・クイン・スミスが務める。ジョニー・デップの出演もあり、『Mr.タスク』以来の父娘共演を果たす。リリー演じるコリーン・コレットとハーレイ演じるコリーン・マッケンジーは、授業もバイトもやる気がないが、ヨガだけは好きな女子高生(JK)。ある日2人は、店長不在のバイト先のコンビニで学校のモテ男子とパーティを行おうとするが、誤って地下に眠っていた邪悪なミニナチ軍団を呼び起こしてしまう。長い眠りから覚めたミニナチ軍団は巨大な怪物を解放し、世界侵略へと動き出す。彼らを止めるべく、2人は地球の命運をかけて壮大なバトルを繰り広げる。(C)2015 YOGA HOSERS, LLC All Rights Reserved.
2017年02月10日東京発ロリータポップ×大人ガーリーを掛け合わせたブランド「ローズマリーソワール(RoseMarie seoir)」からキッズサイズの新ライン「ローズマリーフィーユ (RoseMarie fille)」が登場。また、2017年2月1日(水)から7日(火)までは、伊勢丹新宿店のTOKYO解放区にてアイテムが先行で披露される。デザイナー&ディレクターの渡邉あゆみが手掛けるブランド「ローズマリーソワール」は、“大人になる為に少し背伸びをした女の子たちのヒミツの空間”をコンセプトに2015年よりスタート。2016年に登場した新ライン「ローズマリーフィーユ 」は、ローズマリーソワールに憧れる女の子(fille)に向けて、可愛らしいデザイン・雰囲気はそのままに、キッズサイズで展開していく。先行で披露されるTOKYO解放区では、「女の子の(fille‘s)のお部屋(chambre)」をイメージした空間。親子で着用できるように、お揃いのテキスタイルや、まるで人形のようなシルエットのワンピースなどを、2つのブランドで紹介する。また、サンリオキャラクターとのコラボ商品など、今回の企画で先行発売となる商品も店頭に並ぶ。【概要】RoseMarie filleデビュー:2016年【期間限定イベント】fille’s chambre by RoseMarie seoir @TOKYO解放区期間:2017年2月1日(水)~2月7日(火)場所:伊勢丹新宿店本館2階=センターパーク/TOKYO解放区住所:東京都新宿区新宿3-14-1
2017年02月03日リリーブラウン(Lily Brown)がバービー(Barbie)とコラボレーションしたアイテムが2017年3月1日(水)より発売される。バービーとのコラボレーションは2016年10月のコラボレーション第一弾に続き2度目。今回は、バービーのヴィンテージプリントをフューチャーし、ブランドの今シーズンのイメージソースでもあるメキシコシティーの要素を取り入れたコレクションを提案する。バービーとボーイフレンドの様々な様子がコミカルなタッチで描かれたプリントは、ショート丈のタンクトップとフレアスカートのセットアップになった。同柄で、チェーンのショルダーバッグとミュールも登場するので、全身をコーディネートすることもできる。他に、バービーの世界から飛び出したかのようなオフショルダーのドレスや、レトロなアーガイル柄がデザインされたニットワンピースなども揃っている。【アイテム詳細】Lily Brown meets Barbie発売日:2017年3月1日(水)取扱店舗:リリーブラウン直営店舗、公式オンラインショップ【問い合わせ先】株式会社マッシュスタイルラボTEL:03-5778-2165
2017年02月03日SABON(サボン)から、春限定のボディケアシリーズ「ローズティーシリーズ」が登場。2017年2月11日(土)から数量限定で販売される。「ローズティーシリーズ」は、バラの紅茶をイメージした香りとパッケージ。バラの豊かでエレガントな甘い香りの中に、クリーンな爽やかさを忍ばせた。肌をしっかりと整えながら、春の華やかで透き通るような空気で全身を包み込んでくれる。また、淡いピンクやゴールドを使ったボトルは、飾るだけで空間を華やかに彩ってくれる。今シリーズから、ボディスクラブとシャワーオイル、ミルキーソープ、ボディオイル、そして、ボディローションが展開。シャワーオイルは、オイルベースのボディソープで、保湿効果のあるホホバやアボカドのオイルが、毛穴の奥の汚れまでしっかり取り除きながら、同時にしっとりとした肌へと仕上げてくれる。さらに、ミルキーソープは、バスタブに入れれば甘いバラの香りが溢れるバブルバスとしても使っても楽しい。さらに、植物から抽出された数々の植物性オイルを配合したボディローションは、シルクのような滑らかな肌を実現。ライトな使用感で、ベタつかずに、持続性のある保湿効果でいつまでも潤いを保ってくれる。また、ローズの甘美な香りが心と体をリラックスさせ、バスタイムの後の至福のひと時を演出する。【詳細】サボン Rose Tea Series発売日:2017年2月11日(土) ※数量限定販売店舗:全国のサボン■アイテムボディスクラブ ローズティー 600g 5,500円シャワーオイルローズティー500ml 3,400円ミルキーソープ ローズティー 200ml 3,300円ボディオイル ローズティー 100ml 3,000円ボディローション ボトル&ジャー ローズティー 各200ml 3,700円※全て税込み【問い合わせ先】SABON JapanTEL:0120-380-688
2017年01月26日人気風水師、李家幽竹さんの著書「李家幽竹の幸せ風水 2017年版」によると、2017年のラッキーフラワーはローズなのだそう。へえ…といっているだけでは、ラッキーは手に入りません! そこで、幸せを引き寄せるローズの上手な取り入れ方を、ローズの専門家にお聞きしました。■ローズは年齢を重ねるごとに好きになる花!?今回ご協力いただいたのは、100%オーガニックにこだわったローズオイル・ローズトリートメントを考案したローズコンサルタントの今井通子さん。ローズコンサルタント 今井通子(いまいみちこ)ローズリンク(株)代表、ハートネット(有)代表、ローズドレナージュ専門エステサロン「Rose de Mi ~ローズ ド ミイ~」代表、MIボーテビューティーアカデミー校長・Sophy's Rose開発者、ローズドレナージュトリートメント法開発者。取得資格英国認定オーラソーマ社プラクティショナー/JLMS(リンパマッサージ)認定セラピスト/メディカルアロママスター/AEAJアロマテラピー検定1級/INFAエステティシャン国際ライセンス/インターナショナルエステティシャン ゴールドマスター/サードメディスンプロジェクト1、2修了「ローズは、ただ見た目が華やかなだけでなく、花を構成する成分のなかに、女性の体のめぐりにはたらきかけるものがあることから、女性を象徴する花という印象が持たれるようになりました」そういえば、若いときは柑橘系の香りが好きだったのに、最近はローズの香りに惹かれます。もしかしたら、これも年齢とともに変化する女性の体と関係しているのでしょうか。「私たちの体は本来とても優秀で、健やかに生きるために必要なものを自ら自然に欲するようにできています」具体的には…・神経を使って疲れたら、心のバランスを整えてくれる「糖分」がほしくなる・飲み過ぎた翌日には、肝臓のはたらきを助ける成分が豊富な味噌汁が飲みたくなる など。「だからこそ年齢を重ねるにつれ、女性の体のはたらきを助けるローズの香りを好きになる、という傾向があるのかもしれませんね」■求める効果に合わせてローズの取り入れ方を決めるさっそく、ローズを生活に取り入れる、おすすめの方法を聞いてみました。ポイントは「ローズになにを求めるか」のようです。・ストレス、不安、興奮状態をしずめたいとき=フレグランスで取り入れる「ストレスを感じたとき、不安を感じたとき、気持ちが高まりすぎているときなどに、ローズの香りを嗅いで深く深呼吸をするとよいでしょう。天然ローズの高揚・沈静にはたらく力が、気持ちのバランスを整えてくれてくれます。また、夜寝る前のローズ深呼吸は特におすすめです。眠りの質を変えてくれるので、翌朝の目覚めが変わり、心も体もスッキリと軽くなります。生花は、その心地いい香りや見た目の華やかさで、嗅覚と視覚で幸せな気分に導いてくれます。とくに香りは脳に直結するため、ダイレクトに届きます。脳から伝達されると、全身のあらゆる器官にめぐっていきます」・美肌、臭いのエチケットに=口から取り入れる「お茶やオイルなどで口から取り入れると、消化器官を通り、血流にのって全身にめぐります。一般的にローズは体臭ケアや美肌に役立つといわれています。香りも同時に感じられるので、嗅覚からもローズの力を取り込むことができます」・スキンケア、エイジングケア、リラックス= 肌に塗布する「天然ローズには、収れんや皮膚弾力にはたらきかける成分が含まれているといわれます。そのため、毛穴をひきしめたり、キメ・ハリを整えたりするスキンケアに適しているとされ、また、体の緊張をほぐすときにも使われています。精油のローズは、そのまま塗ると濃度が高すぎるため、お好きなキャリアオイルなどにプラスして塗ってください。化粧水などで、肌に水分をじゅうぶん与えてからオイルを塗ると、水分と油分のバランスがとれた、しっとり潤いのある仕上がりになります」■やっぱり無農薬がいいの? ローズ選びのコツ使うシチュエーションによって、ローズ製品の選び方がことなる、と今井さん。「生花以外の、たとえばローズのオイルやエキスは、純度100%のものから人工成分のみで作られたものまでさまざまあります。フレグランスとして取り入れる場合は比較的何を選んでもいいと思いますが(アレルギーなどをお持ちの方は除く)、口から入れるものに関しては、無農薬の植物成分のみで作られたものを召し上がっていただくことを、私はふだんおすすめしています」最後に今井さんより、こんなメッセージをいただきました。「女性が年齢を重ねると、さまざまな不調を感じやすくなることも。だからこそ、いつもの生活に積極的にローズを取り入れて、心や体を軽くし、快適な毎日を送ってくださいね」ちなみに私はこの取材を機に、ローズオイルを毎日飲むようにしました。いちばん変化を感じているのは、肌。ピンク色のローズみたいに、頬がふわっと色づいた雰囲気になったので、コンシーラータイムが大幅減。かえって隠したくない肌感になりました。取り入れる人によって変化の感じかたは違うと思いますが、キレイになったり体の調子が良くなれったりすれば、気分も一緒にハッピーになります。ああ、だからローズは女を幸せにするのですね。
2017年01月16日主演のリリー・フランキーを始め、亀梨和也、佐々木蔵之介ら豪華キャストが出演する映画『美しい星』。この度、本作の特報映像が解禁された。ある日突然、自分たちは宇宙人であると覚醒した平凡な家族。彼らはその手に「美しい星・地球」を救う使命があると信じ、それぞれに奮闘しはじめる――。大杉重一郎は予報が“当たらない”ことで有名なテレビ気象予報士。悪くない仕事、悪くない暮らし、悪くない家族関係(妻・息子・娘)、悪くないはずの人生。そんなある日、重一郎はあるものと遭遇する。それは空飛ぶ円盤!?「自分は火星人。世界を救うためにこのホシに遣わされたのだ」重一郎のなかに“火星人”が覚醒する。覚醒は止まらない。息子の一雄が水星人、娘の暁子が金星人として次々目覚める。それぞれの母星から使命を受け取った家族はそれぞれのやり方で世界を救おうと奮闘しだすが、やがて様々な騒動に巻き込まれ、傷ついていく…。三島由紀夫が1962年に発表した異色の同名SF小説を原作に、『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督が映画化。前々から映画化したいと思っていたと言う監督は、「映画監督になりたいというより、『美しい星』を監督したいと思っていました」と熱を込めて語ており、本作では、映画の舞台を現代に置き換えるという大胆不敵な脚色に挑んだ。キャストには、主役の“当たらない”ので有名なお天気キャスター・大杉重一郎(火星人)役のリリーさんを始め、その長男でフリーターの一雄(水星人)役に亀梨さん、長女で美貌の女子大学生・暁子(金星人)役に橋本愛、専業主婦の妻・伊余子(地球人)に中嶋朋子、大杉一家に近づく謎の代議士秘書・黒木克己役に佐々木さんが出演する。このほど到着したのは、大杉家の家族がある日突然、宇宙人として覚醒する様が描かれる特報映像。父の重一郎は火星人、長男の一雄は水星人、妹の暁子は金星人に。地球の為に、地球の為にとうるさい3人に苦言を呈するのは重一郎の妻・伊予子。なぜか彼女は地球人のままだ。そして、「地球に救う価値はありますか?」と地球を背景に意味深なナレーションが投げかけられ映像終了。一体今後どのように展開していくのか?またどんな結末を迎えるのだろうか…?『美しい星』は5月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年01月13日ディプティック(diptyque)が、バレンタインの季節に毎年発売する人気の「ローズコレクション」よりニューパッケージを発売する。2017年版の「ローズコレクション」では、壁紙や壁画の修復活動に情熱を注ぐ3人の若きアーティストとコラボレーション。3人の若者が共同で「ドミノペーパー」と呼ばれる壁紙作りの伝統を再現し、ローズが生き生きと鮮やかに描かれたフローラルな雰囲気と、シンプルな力強さが特徴のパッケージを制作した。アイテムは、最も香り高く貴重とされるダマスクローズとケンティフォリアがフルーティで爽やかなフレグランス「ロサ ムンディ(ROSA MUNDI)」は、キャンドルと香りのオーバルで登場。キャンドルを飾る2つのデザインのフローラルモチーフは、グリーンとピンクを基調にロマンチックではじけるような爽やかさを表現している。また、ボディミストやルームフレグランスなど様々な使い方が出来るフレグランスウォーターの「オー ドミノテ(eau dominotee)」も登場。庭の草木を思わせるグリーン系のノートとともに、ローズが本来持つ上品さが香り立ち、最後にはパチョリがかすかに香るフレグランスに仕上げられた。さらに、2011年に発売以来フレグランスの中でベストセラーとして親しまれているケンティフォリアとダマスクローズの2つの香りを組み合わせた「オー ローズ(EAU ROSE)」も用意。ライチやハチミツ、シダーウッドが、時間とともにその香りをより鮮やかに、壮麗に、魅惑的に表現する。「ロサ ムンディ」を始め、「ローズコレクション」の限定アイテムはディプティックのブティックにて1月2日に、その後全国のディプティック取り扱い店舗にて1月7日に発売される。
2016年12月27日かつて「シャネル(CHANEL)」の香水「COCO」のイメージモデルを務めた母・ヴァネッサ・パラディの背中を追うように、「No.5 ロー」やサングラスのモデルに就任。すっかり「シャネル」の顔のリリー=ローズ・デップが、モデルとしてランウェイデビューを果たした。「シャネル」のデザイナー・カール・ラガーフェルドのお気に入りのリリー。「People」誌によると、いままでに「シャネル」のファッションショーには何度も招待されてきたものの、モデルとして本格的にランウェイを歩くのはこれが初めて。パリで行われた2016-17年メティエダールコレクション「パリ コスモポライト」にモデルとして参加したリリーは、ゴールドのスパンコールが散りばめられたクロップドトップと同じ素材のミディ丈スカート、頭には大きなヘッドドレスを付けて登場。2回目の出番ではショルダー部分と裾がチュールであしらわれているブラックドレス姿を披露した。リリーのほかにはソフィア・リッチーや歌手のファレル、カールと親交が深いカーラ・デルヴィーニュもランウェイを歩いた。リッツホテルで行われたこのショーは、リリーが笑顔をふりまき、気さくなカーラは観客に声を掛けたりステップを踏んだりと和やかな雰囲気の中で行われたようだ。(Hiromi Kaku)
2016年12月07日やはり、女性は、1年中「ぷるるん」とする唇でいたいですよね。それを叶えてくれるアイテム「ローズリップ」!この2016年の秋冬は、流行のカラーでもあります。今回は、おすすめの「ローズカラー」のリップをご紹介します。おすすめのローズリップ①ジバンシイ/ルージュ・ジバンシイ 4,968円(税込)出典:@cosmeよりひと塗りで、まるで時間をかけてメイクしたかのような唇に仕上がるリップスティック。「すべての女性を美人にする“絶対効果”を備えた究極のリップスティック。」と称されているように、一度使うと手放せなくなるほど満足のいく仕上がりを見せてくれます。また、保湿成分を存分に配合しており、ベタつかずライトでセミマットな仕上がりを長時間キープしてくれる優れもの。おすすめのローズリップ②イヴ・サンローラン・ボーテ/ルージュ ヴォリュプテ シャイン 4,428円(税込)出典:@cosmeより甘く美味しいマンゴーの香りと、ひとつひとつのルージュについた恋にまつわるジンクスが人気の「快感リップスティック」。グロスのような軽やかさ、美容液のようなトリートメント効果、そしてジューシーで鮮やかな発色は、このリップスティックのキャッチ通り、「キスしてるみたい」な満足感を与えてくれます。おすすめのローズリップ③コフレドール/プレミアムステイルージュ2,700円(税込)出典:@cosmeよりこのリップを付けた瞬間からみずみずしい感触が分かります。また、リップクリームがいらないぐらい潤うのに、色・つやまでも落ちにくい口紅です。コフレドール独自の色・うるおい高密着処方。色味は6色。パールが入った冬の特別なカラーが揃っていますよ。おすすめのローズリップ④SUQQU(スック)/エクストラ グロウ リップスティック4,320円(税込) 出典:@cosmeよりひと塗りで、大人の純度をあげる唇に仕上げることができます。また、純ツヤ・純発色・軽やかな使用感をSUQQU独自の方法で追及。高い発色を実現するため「ピグメント」を厳選しています。ノンパール処方による透明度の高い色づきで唇を満たし、表情までも生き生きとした表情に仕上げてくれるでしょう。そして、7種の保湿オイル配合で、うるおいに満ちあふれたリッチなツヤ感とふっくらとした立体感を演出します。まろやかなテクスチャーが唇の上をとろけるように軽やかにのび広がり、ぴたりと唇にフィットしますよ。おすすめのローズリップ⑤NARS/オーデイシャスリップスティック3,888円(税込)出典:@cosmeより強烈なフルカバレッジを実現する、創設20周年記念のリップスティック。伊勢丹新宿店、阪急うめだ本店、西武百貨店 池袋本店で先行発売されたリップです。どんな色調でも見たままの発色で唇にのせることができ、ソフトマットに仕上げることができますよ。また、超微粒の保湿成分がぷっくりとふくよかな印象の唇を演出。乾燥が気になるこの季節に、ちょうどいい口紅なのです。唇になめらかさと潤い、ボリューム感を与える成分配合で、贅沢かつロングラスティングな処方です。ぜひ、今回ご紹介した「ローズリップ」を試してみてくださいね。
2016年11月28日シャネル(CHANEL)が、新作フレグランス「N°5 ロー(L' EAU)」の広告フィルムを制作。現在、日本のテレビでも放映されている。シャネルが9月23日に新発売した「N°5 ロー」は、、専属調香師オリヴィエ ポルジュがメゾンの特別な香りを新たに解釈したフレグランス。始めにシトラスとアルデヒドがふわりと香り立ち、やがて爽やかでいきいきとしたジャスミンとイランイランがローズと溶け合う。最後には、ヴェチヴァーとセダーのウッディノートで幕を閉じる。同フレグランスの広告フィルムの顔を務めるのは、リリー=ローズ デップ。撮影を手掛けたのは、ミュージックビデオの分野で広く知られるヨハン レンク。一貫したストーリーはなく、物語の断片を切り取った“スナップ写真”のようにイメージを用いることで、世界観やスピリット、アイデンティティを表現し、現代に生きる人々のライフスタイルを映し出した。同フィルムについてヨハン レンクは、「私がまだ若かった頃、フレグランスの広告はとても大胆でした。そのことを、捉え直してみました。現代では、人との“違い”をアピールすることが、インパクトを与える唯一の手段となっています。そのことを、フィルム全体のテーマに据えました。私自身、時々『N°5 ロー』を身につけるうちに、この香りに夢中になってしまいました。『N°5 ロー』はミステリアスで官能的で、そして信じられないほどパワフルです」と語っている。動画引用元: (シャネルオフィシャルYouTube: )
2016年11月04日スタージュエリー(STAR JEWELRY)から、クリスマスに向けたホリディコレクションが登場。70周年アニバーサリーを締めくくるホリディコレクションのテーマは「FLOWER & STARS」。ブーケや夜空をイメージした可憐なジュエリーが多数展開される。FLOWER & LEAVES花をモチーフにした「FLOWER & LEAVES」シリーズのクリスマス限定バージョンが登場。真っ赤なクリスマスローズや可愛らしいリリーの真ん中には、ホワイトトパーズやアコヤパールがきらめく。イヤリングはイヤーカフとして着けるのもおすすめ。ETERNAL STAR SET RINGスパークする星のようなイエローゴールドの2連風フォークリングの間に、ホワイトトパーズがきらめくシルバーリングを組み合わせたセットリング「ETERNAL STAR SET RING」。分けて、それぞれ別の指につけても楽しめる。PEARL ASTRONOMY天体望遠鏡からのぞいた夜空をイメージした「ASTRONOMY」シリーズから、艶めくアコヤパールにダイヤモンドの流れ星が輝くネックレス「PEARL ASTRONOMY」が登場。STAR GLOBE惑星の軌道をイメージしたネックレス「STAR GLOBE」は、ダイヤモンドが星の中心で浮かんでいるかのよう。動くたびにきらきらと輝き、サイズの違うブルートパーズがリズミカルな惑星の動きを楽しげに演出する。期間限定ショップ横浜髙島屋と阪急うめだ本店では12月7日(水)から25日(日)まで期間限定ショップがオープン。期間中、スタージュエリー専属のクラフトマンが常駐し、元町の自社工房さながらに、ジュエリーカスタマイズの工程を実演する。さらに、ここでしか買えない限定商品の販売や先行発売なども。横浜髙島屋では、ドルフィンシリーズが復刻販売され、オプションでダイヤモンドをセッティングすることが可能に。またネックレスのチェーンには、イニシャルなどを刻印したプレートをセットしてくれる。さらに、自分の筆跡によるサインやメッセージをそのままレーザー刻印するサービスも。一方、阪急うめだ本店では、刻印サービスのほか、クリスマス限定ネックレスに誕生石をセッティングするサービスを実施。さらに、それぞれの店舗では、バラをモチーフとしたエナメル製の“クラシックローズ”のピアスが限定カラーで復刻するほか、カップルズジュエリーの新作もラインナップする。【詳細】ホリディコレクション2016<数量限定>発売日:2016年10月29日(土)から展開中価格:・FLOWER & LEAVESイヤリング 22,680円、32,400円 / ピアス 19,440円、29,160円・ETERNAL STAR SET RING 37,800円・PEARL ASTRONOMY ネックレス 49,680円、66,960円・STAR GLOBE ネックレス 20,520円、30,240円※価格はすべて税込<期間限定ショップ>・横浜髙島屋期間:12月7日(水)〜25日(日)場所:1F正面入口前住所:神奈川県横浜市西区南幸1-6-31・阪急うめだ本店期間:12月7日(水)〜25日(日)場所:1階コトコトステージ 11住所:大阪府大阪市北区角田町8-7【問い合わせ先】スタージュエリーカスタマーサービスTEL:0120-120-722
2016年10月16日江戸時代の俳諧師・小林一茶の知られざる半生を描く『一茶』が、来年公開されることが決定。主演にはリリー・フランキーを迎え、伊藤淳史、石橋蓮司、佐々木希、水川あさみ、中村玉緒ら豪華キャストも集結するという。感性と環境によって人は作られる。かつて、環境に根差した感性を武器に、無常を生き抜いた日本人がいた。稀代の俳諧師、小林一茶。牧歌的な人物として語られがちな彼の生涯は、孤独と苦悩に満ちたものだった。継母との折り合いが悪く、家に居場所がなかった一茶は江戸へ奉公に出される。どこの奉公先でも長続きしない一茶だったが、やがて俳句の世界に独自の感性を表現する術を見出し、俳諧師となった。しかし、能力を認められる一方で、耽美な表現を評価する当時の俳諧において一茶の句は田舎俳諧と揶揄され、彼の生活は貧しいものだった。やがて父が逝去し、その遺言を巡って一茶は自らの家族と争うことになる。確執を遺しながらも故郷に戻って家庭を持った一茶だったが、若い妻と幼い子に相次いで先立たれてしまう。深い失意の中でも尚、一茶は自らの性分に突き動かされ、句を詠み続けた。その姿勢は鬼気迫るものであっても、悲壮なものではなかった。何故、句を詠み続けたのか。如何にして「天才」は露の世を生き抜いたのか。そして、人の世に何を見出したのか。ときに憎しみ、ときに悲しみに打ちのめされながらも、最後には笑うことを選んだ彼の感性は、時代を超え、海を越え、現在に至っても多くの人々を感化している。250年前、この世を確かに生き抜いた文人の半生が、いま観るべき物語として語られる――。2016文化庁文化芸術振興基金助成作品として制作される本作は、没後20周年を迎える藤沢周平が遺した傑作「一茶」(文春文庫)を基に映画化。監督は、ドラマ「かぶき者 慶次」「ナイフの行方」「テンペスト」などを手掛けた吉村芳之が務め、『武士の献立』『武士の家計簿』など時代劇を得意とする柏田道夫が脚本を担当する。主演・一茶を演じるのは、『シェル・コレクター』『SCOOP!』『聖の青春』など2016年も出演作が相次いだリリーさん。そのほか、一茶との確執を持ちながらも、彼の作品に強い影響を与え続けた母・さつを中村さん。一茶思いの異母弟・仙六を伊藤さん。父・弥五兵衛を石橋さん。最初の妻・菊を佐々木さんが演じる。さらに、水川さん、立花美優、高橋かおり、内野聖陽、奥田瑛二ら実力派俳優が勢揃いしている。リリーさんは「一茶の句が、何故、いまも人々に愛されるのかを、自分なりに考え、一茶自身の愛しさを伝えることができたらと、恐縮しながら、真摯に向き合いたい」と意気込み。また「一茶のように、低い目線で、人間臭く生きてゆくこと。その在り方と、挫けない気持ちを少しでも定着できるよう、無欲の欲で、作品に献身したい」とコメントした。松田貢エグゼクティブ・プロデューサーは「この映画を見て若者は『一茶』の生き様に衝撃を覚え、中年は困難な人生に前向きに生きることを再認識し、老年は自分の欲求の追及に自信を深めます。全ての人が感銘する映画になることを確信しております」と自信を見せ、「来年モントリオール映画祭に出品する予定です。日本人の素晴らしさを海外で分かってもらえる作品になることと思います」と早くも海外進出への意欲を語った。すでに先月からクランクインしている本作。一茶の故郷である長野県を中心に撮影を行い、11月にクランクアップ予定となっている。『一茶』は2017年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年10月16日スチームクリームから新製品SC. Cosmetics 株式会社は、同社が展開するブランド「STEAMCREAM」より、「スチームクリーム ローズアブソリュート」を2016年11月9日(水)に発売する。シアバターとローズオイルの入ったリッチなクリーム今回発売する製品は、同ブランドの人気アイテム、全身用保湿クリーム「スチームクリーム」にシアバターとダマスクローズのエッセンシャルオイル“ローズアブソリュート”を加えた新製品。ダマスクローズの蒸留水が肌のキメを整え、天然由来成分が肌に優しい処方となっている。もちろん従来のスチームクリームと同様、体・顔・髪にと、全身に使えるのが嬉しい。STEAMCREAM Rose Absolute(数量限定)スチームクリームローズアブソリュート【全身用保湿クリーム】75g税抜 2,300円 / 税込 2,484円天然由来成分 98.5%天然香料 100%日本製(引用:プレスリリースより)バラの香りがリッチなスチームクリームは数量限定販売。公式オンラインストア、スチームクリーム直営店などで取り扱い予定。(画像はプレスリリースより)【参考】※SC. Cosmetics 株式会社 プレスリリース/PR TIMES
2016年10月13日ロクシタンから、ホイップクリームのようなテクスチャーで華やかなローズが香り立つ「ホイップシア ローズ」シリーズを10月19日より数量限定発売。ロクシタンの原点ともいえる「シア」から革新的技術で誕生し、冬の乾燥対策のマストアイテムとなった“ホイップシア”からローズの香りが新登場。とろけるように肌にすっとなじみダマスクローズとセンティフォリアローズのエキスが肌をしなやかに整えるボディクリーム、手肌をホイップクリームでデコレーションするかのようにケアできるハンドクリーム、乾燥するボディを柔らかな泡が優しく包こみしっとりと洗い上げるシャワーフォームの全3品のラインナップで販売する。「ホイップシア ローズ」シリーズ概要■シア ホイップボディクリーム(ローズ)125mL 4,200円(税込4,536円)■シア ホイップハンドクリーム(ローズ)30mL 1,400円(税込1,512円)■シア ホイップシャワーフォーム(ローズ)150mL 2,700円(税込2,916円)公式ページ
2016年10月13日女優のエヴァンジェリン・リリーが、第4弾『アベンジャーズ』に出演することが発表された。2015年作『アントマン』でハンク・ピムとジャネット・ヴァン・ダイクの娘ホープ・ヴァン・ダイクを演じたエヴァンジェリンは、同役で再びマーベル・シネマティック・ユニバースへ戻ってくることになるようだ。しかし、『アントマン』の製作チームは続編となる『アントマン・アンド・ザ・ワスプ』でエヴァンジェリン演じるホープの新たなコスチュームをお披露目したいと考えていることから、2018年公開予定のマーベル作品で2部作となる『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』への第1部への出演はしないと、エヴァンジェリンはウェブサイト、ブラスターのインタビューの中で語っている。以前エヴァンジェリンは、もっとたくさんのマーベル映画に出演したいと意気込みを語っていたことから、今回その夢が叶うことになりそうだ。(C)BANG Media International
2016年10月11日公開初日を迎えた映画『お父さんと伊藤さん』の舞台あいさつが8日、東京・新宿バルト9で行われ、主演の上野樹里をはじめ、リリー・フランキー、藤竜也、タナダユキ監督が出席した。主演した上野は「本当に予想を遥かに超えていて、元々単館系で公開される映画だと聞いていたんですが、このような大きな劇場で公開されて本当にうれしいです」と客席を埋め尽くした観客に感謝の言葉を述べながら「ストーリーに大きな仕掛けがある訳ではないですし、日常を描いた映画です。素晴らしいキャストの皆さんやスタッフさんと自分のペースで作らせていただき、すごく有意義な時間でした。映画だからこそ、こういうアプローチで出来たと思います」と満足げ。本作は、公開前から話題を集めているが、あまりの評価の高さに不安を抱く藤に対して上野が「藤さんがここで言ったらけなされまくりですよ」と安心させるも、リリー・フランキーが「こんな地味な映画をけなす人は絶対に呪われますよ」と会場の笑いを誘った。相手役のリリーとは、1度共演したことがあるものの、ここまでガッツリ絡んで演技をしたのは初めてという上野。「最初この役がリリーさんにキャスティングしたと聞いて安心感が多かったですし、一緒にやっていて独特の不思議な空気感をスルスルっとこなしていくので安心感がありました」と絶賛。また、上野扮した彩の父親役を演じた藤はリリーに対して「大事にしてくださいね。娘はまだ若いから、定期的にお医者さんに行って下さい」と本作同様に父親目線でアドバイスを送っていた。中澤日菜子の同名小説を『百万円の苦虫女』(2008年公開)や『ふがいない僕は空を見た』(2012年公開)のタナダユキ監督が映画化した本作。2013年公開の映画『陽だまりの彼女』以来、3年振りの主演映画となる上野樹里を主演に迎え、30代独身女性の彩(上野樹里)と20歳年上の彼氏・伊藤さん(リリー・フランキー)、そして息子夫婦に追い出された彩の父(藤竜也)の奇妙な共同生活を描く。
2016年10月09日マイペースに生きる34歳の彩(上野樹里)は、バイト先のコンビニで出逢った冴えない54歳の伊藤さん(リリー・フランキー)と同棲をしていた。そこに息子夫婦の家を追い出された74歳のお父さん(藤竜也)が急に訪れ、共同生活が始まった。長年教員をしていた頑固者のお父さんと、彩より20歳も年上でフリーターの伊藤さんとの共同生活は、当然一筋縄ではいかない。「小説を読んだ感じだと、シリアスにもなり得る作品だと思った」と上野が言うように、綺麗事では済まされない現実もリアルに描かれている。その他の画像「お父さんは伊藤さんのことを聞きたいんだろうな、ってわかるから、逆に堂々とかわしちゃう。そういう娘の生意気なところが、父からすると憎いと思うんですよ」と上野が言うと、藤は「お父さんは、娘の自我が強くなっていった時代も見ているから、それは慣れているんじゃないかな。それなのに、頭で決め過ぎちゃっていて嫌なオヤジだなって思ったよ」と応える。そんなふたりを俯瞰しながら、「愛おしい家族ですよね」と穏やかに微笑むリリーは、さながら伊藤さんのようだ。「伊藤さんは最後までこの親子を静観しているところがあると思うんですよね。家族としてのあり方に対して、飲み込めない部分もあれば、可愛いなと思う部分もあったり。伊藤さんは両者ともに近寄りすぎていないんです」。「結局、伊藤さんが3人の架け橋だったから。伊藤さんの反応をお父さんも彩も頼りにしていたから、途中のシーンで伊藤さんがいなくなったときの不安感、あれはたまらなかったね」と話す藤に、上野は何度も頷いた。撮影現場での休憩中も絶えず話しをしていたという3人。「カットがかかっても、そのまま自然と話をしてたんですよね。お父さんは優しくなりますけど」とリリー。藤も、「心理的にも全然切れ目がなかった。カチンコは鳴るんだけど、休憩時間からそのままの感じで劇のおしゃべりが始まって、終わってからも何気ない話をたくさんしました」と楽しそうに笑う。それに対し、上野は「自然に役に入っていけたのは、藤さんやリリーさんが普段から役とのギャップを見せなかったんです。おふたりに、すっかりすがっていました」と話した。「家族って普遍的なテーマだと思うので、あるあるっていう風景はたくさんあると思う」(上野)「小学生の子でも感覚的にわかると思うんです。人の家に行ったときに感じる匂いを感じてもらえる作品だと思います」(リリー)。ぶつかることもあるけれど、それもまた、家族だからこそ。家族の愛情がたっぷりと詰まった、くすっと笑えて、心が解きほぐされる作品だ。『お父さんと伊藤さん』10月8日(土)より、新宿バルト9ほか全国ロードショー取材・文・写真:小杉由布子
2016年10月04日ナタリー・ポートマンとリリー=ローズ・デップの初共演となる映画『プラネタリウム』が、2017年9月23日(土)に全国の劇場で公開される。ナタリー・ポートマンとリリー・ローズ・デップが、死者と交信ができる美しき姉妹という奇妙な役どころを演じる本作。1930年代のフランス・パリを舞台に、二人のに美女がショービジネスの世界に入り込んでいく過程をミステリアスに、そして美しい映像と共に描き出す。妹役のリリー・ローズ・デップは、2016年度カンヌ映画祭の「ある視点部門」に出品された『ザ・ダンサー/TheDancer』で主人公を惑わすダンサー役で出演し、若干16歳の若さでカンヌデビューを果たした新星。ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの愛娘でもある彼女は、シャネルのキャンペーンモデルに抜擢されるなど、その美貌と圧倒的なオーラでスターダムを駆け上がる、今最も注目の若手女優のひとりだ。メガホンをとったのは、レア・セドゥ主演の『美しき棘』で監督デビューした女性監督・レベッカ・ズロトヴスキ。過去手掛けた長編2作品は、カンヌ国際映画祭の監督週間・ある視点部門とそれぞれ出品されており、本作への期待も高まっている。【作品情報】『プラネタリウム』公開時期:2017年9月23日(土)原題:PLANETARIUM監督:レベッカ・ズロトヴスキ出演:ナタリー・ポートマン、リリー・ローズ・デップ、ルイ・ガレルほか【ストーリー】1930年後半。アメリカ人のローラ(ナタリー・ポートマン)とケイト(リリー・ローズ・デップ)の姉妹は、降霊術のツアーでパリに来ていた。ケイトは霊感が強く、死者を呼び戻すことが出来るという。姉妹はある夜、フランスの大手映画会社のプロデューサー、アンドレ・コルベンと出会う。本当に霊に出会うというショッキングな体験をし、姉妹の才能の魅了されたアンドレは、二人を主人公に映画を制作すれば、正真正銘のゴースト映画が出来ると確信する。そこで二人と映画の出演契約を結び、自分の家に住まわせ、映画の撮影がスタートするが、彼女たちの運命の歯車はすでに狂い始めていた―。
2016年09月10日現在イタリアにて開催中の「第73回ヴェネチア国際映画祭」にて、9月9日(現地時間)、「PLANETARIUM」(原題)のワールドプレミアが上映され、本作で姉妹を演じたナタリー・ポートマン、リリー・ローズ・デップらが参加した。本作は、レア・セドゥ主演の『美しき棘』で監督デビューし、過去手掛けた長編2作品は、カンヌ国際映画祭の監督週間・ある視点部門とそれぞれ出品され、本作への期待も高い女性監督、レベッカ・ズロトヴスキが手掛けている。『スター・ウォーズ』シリーズ、『マイティ・ソー』などに出演するナタリーと、ジョニー・デップの愛娘で本年度のカンヌ映画祭の「ある視点部門」に出品された『ザ・ダンサー/The Dancer』で主人公を惑わすダンサー役で出演し、若干16歳の若さでカンヌデビューをしたリリーが、死者と交信ができる美しき姉妹を好演する。1930年代のフランス・パリを舞台に、ショービジネスに入り込んでいく世界をミステリアスに、そして美しい映像と共に描いた物語だ。この日、レッドカーペット&公式上映に、監督はエメラルドグリーン、ナタリーは純白、リリー・ローズは黒いドレスで登場。レッドカーペットでは、リリーとナタリーの息をのむ美しさで写真を撮る観客が周りに殺到し、時間がオーバーしてしまうという事態が発生。また、上映後は5分ほど拍手が鳴り止まず、写真を撮る人が再び殺到していた。記者会見でナタリーは「リリー・ローズとの競演はすばらしい体験だった、やさしく、プロ意識が高く、才能にあふれている女優さんです」とリリーを絶賛。さらにリリーも「この作品に呼んでもらえて本当にラッキーだった。ナタリーとはとても気が合って、姉妹のフリをする必要がなかった」と本当の姉妹のように演じられたと語った。そんなリリーは自身の役柄について「若い女優は大抵セクシーで魅惑的な役を演じることが求められる。私の役は子どもっぽいけど、特別なパワーを持っていて、大人が気づかないようなことも分かる。そうやって家族や姉を守っているの。これまでにない役柄よ」とコメントした。また、ナタリーは25年の女優人生で女性監督と働くことは初めてと告白。アメリカでは女性監督が活躍できる場がまだ少なく、今回のように多くの女性と仕事を出来たことを嬉しく思っているとも語っていた。『PLANETARIUM』(原題)は2017年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年09月09日シャネル(CHANEL)が、アイコンフレグランス「シャネル N°5」より新作「N°5 ロー(L'EAU)」を発売。これに合わせて9月1日、女優のリリー=ローズ デップを起用したキャンペーンフィルムのティージング、及びビジュアルを公開する。ヨハン レンクが監督を務めた同キャンペーンフィルムでは、女優のリリー=ローズ デップ扮する「N°5」のイメージを持つ若い女性が登場。フィルムの中でその女性は、次々と新しい表情を見せていく。今回は、フィルムのティージング(2バージョン/各10秒)及び、カリム サルディが撮影を手掛けた広告ビジュアルが公開された。なお、フィルムの本編(30秒・60秒)は今秋に公開を予定している。
2016年09月04日ロクシタン(L’OCCITANE)の「ロクシタンローズ」シリーズより、「ローズオリジネル」が登場。2016年8月31日(水)より販売される。「ローズオリジネル」のベースになっているのは、世界中のローズの原種の1つ、「ロサガリカ」。その、華麗なローズの香りに、爽やかさと甘美なスミレをブレンドした。上品で甘い芳香の中に、フレッシュさがそっと寄り添う。つける人によって、香りが様々に変化するのも魅力だ。販売されるアイテムは、オードトワレ、シャワージェル、ボディミルク、ハンドバームの4種類。やわらかく豊かな泡が立つシャワージェルは、肌を優しく洗い上げ、流した後もほんのりとローズが香る。ハンドバームは肌をみずみずしく保ち、そしてハンドバームはネイルケアや外出先でも活躍する。バスタイムから出掛ける時まで、上質なローズの香りが日常を彩ってくれるだろう。【商品詳細】ローズオリジネル発売日:2016年8月31日(水)価格:ローズオリジネル オードトワレ 75mL 5,900円+税ローズオリジネル シャワージェル 250mL 2,800円+税ローズオリジネル シルキーボディミルク 250mL 3,600円+税ローズオリジネル ハンドバーム 30mL 1,400円+税
2016年09月02日実写とアニメをミックスして映画化される『ピーターラビット』に、『ブライズメイズ史上最悪のウェディングプラン』のローズ・バーンが出演することになった。その他の情報ほかに、ジェームズ・コーデンが声の出演をすることが決まっている。監督は、『ステイ・フレンズ』『ANNIE/アニー』のウィル・グラッグ。ソニー・ピクチャーズが製作配給する。撮影は来年1月にオーストラリアでスタート予定。『ピーターラビット』は、イギリスの絵本作家ビアトリクス・ポターによる絵本シリーズ。これまでに全世界で1億5000万部が売れている。2006年には、レネ・ゼルウェガーが、『ミス・ポター』で、原作者の半生を演じている。バーンはシドニー出身で、最新作は『X-MEN:アポカリプス』。文:猿渡由紀
2016年09月02日リリーブラウン(Lily Brown)は、5周年を記念した限定ドレス「ブルーミング リリー ドレス(Blooming Lily DRESS)」を2016年9月17日(土)より発売する。「ヴィンテージフューチャードレス」をコンセプトに、ヴィンテージ感あふれるデザインにトレンド要素を融合させて、モダンなファッションを届けている、リリーブラウン。今回は、アイコンの一つである刺繍をふんだんに使用した、スペシャルな一着を提案する。ベアマキシドレスには、ヴィンテージ風のフラワー刺繍をたっぷりと散りばめた。華やかでありながら、どこか懐かしみのある、温かな雰囲気が魅力だ。「ブルーミング リリー ドレス」は、世界50着限定展開となるので、気になる人は早めにチェックを。【アイテム詳細】リリーブラウン5th ANNIVERSARY LIMITED ITEM「Blooming Lily DRESS」55,000円(税込)発売日:2016年9月17日(土)取扱い店舗:全国リリーブラウン ショップ、公式オンライン ショップ
2016年08月26日リリーブラウン(Lily Brown)がバービー(Barbie)とコラボレーション。2016年10月中旬より、リリーブラウン直営店舗にてウェア&アクセサリーが発売予定だ。2016年秋5周年を迎える、リリーブラウンのコンセプトは「ヴィンテージ フューチャー ドレス」。今回は、この趣あるクラシックなスタイルに、バービーのポップなロゴやヴィヴィッドカラーを組み合わせた。ツイードセットアップ風のカーディガン&スカートは、ホワイトとピンクの2色展開。ポケットや襟のラインにのせたアクセントカラーがポイント。インナーにロゴ入りTシャツをあわせれば、バービーのような‟ドールルック”が完成する。アクセサリーラインからは、カーディガン&スカート同様に、ミックスカラーの素材で仕上げったバッグがラインナップ。持ち手はチェーン仕上げで、クラシックムードを纏わせた。さらに、スターモチーフを中央にあしらったパールネックレスも揃う。また8月23日(火)より約4週間、世界初のバービーコラボレーションスタンプをウサギオンライン(USAGI ONLINE)公式LINEアカウントにいて無料配布。バービーは、コレクションウェアを纏って登場し、様々な表情をみせてくれる予定だ。【アイテム詳細】Lily Brown meets Barbie発売時期:2016年10月中旬※8月23日(火)よりウサギオンラインにて先行受注開始。取り扱い店舗:リリーブラウン直営店舗<アイテム例>・カーディガン 11,400円+税・スカート 10,400円+税・バッグ 8,400円+税・ネックレス 3,800円+税■LINE公式「バービーコラボレーションスタンプ」配布日:8月23日(火)※友達追加した人全員に、約4週間期間限定で無料配布。※事前告知なしに変更になる可能性有。
2016年08月20日名作恋愛小説の世界が、謎のウイルスに“感染”してしまう映画『高慢と偏見とゾンビ』。このほど、主演のリリー・ジェームズをはじめとする、ゾンビたちを華麗に成敗する美しき5人姉妹の、セクシー&デンジャラスな“お支度”写真がシネマカフェに到着した。18世紀イギリス。謎のウィルスが蔓延し、感染したものはゾンビとなって人々を襲っていた。片田舎で暮らすベネット家の5人姉妹は、裕福な人との結婚を夢見ながら、得意のカンフーでゾンビと戦う日々を送っている。そんなある日、屋敷の隣に大富豪の騎士ダーシー(サム・ライリー)が引っ越してくる。姉妹は狂喜乱舞するが、次女エリザベス(リリー・ジェームズ)だけは、初対面でみせた彼の高慢な態度に嫌悪感を抱いていた。やがて、人類とゾンビの最終戦争が勃発!共に戦うことになった2人は、互いの偏見に徐々に気づきはじめ…。ジェイン・オースティンによる恋愛小説の金字塔「高慢と偏見」の舞台を、謎のウィルスに感染した終末世界に置き換えるという大胆な試みで、200万部越えの大ベストセラーとなった原作を映画化した本作。主人公のベネット家の次女エリザベスを演じるのは、ディズニー映画『シンデレラ』で世界中の老若男女を魅了、英国貴族と使用人たちの人生模様を描いた人気TVドラマ「ダウントン・アビー」のローズ役でも知られるリリー・ジェームズ。華奢で可憐な姿とは裏腹に、『キル・ビル』さながら得意のカンフーを駆使し、ゾンビたちを華麗に倒していく。今回到着したのは、そんなエリザベスをはじめとする美しい5人姉妹の、ちょっぴりセクシー&デンジャラスな“お支度”場面写真。玉の輿を強く願う母の猛プッシュもあり、紳士で裕福なお相手との出会いを求め、当時の適齢期の男女にとっての一大イベント、舞踏会へ向かう身支度に励む姉妹たち。ランジェリー姿で一列に並び、互いのコルセットをしめ合い、せっせとお支度をするその様子は実にキュート。「高慢と偏見」の映画化『プライドと偏見』(’06)でもお馴染となっているシーンだ。しかし、本作でのお支度シーンは様子がちょっと違う。美しいドレスの下、そしてブーツの中に忍ばせているのは、“恥じらい”ではなく、闘うための武器の数々。だって、舞踏会で待っているのは運命の人だけでなく、紳士淑女を狙うゾンビたちもいるに違いないから!本家「高慢と偏見」ファンも納得のオマージュシーン満載ながら、マッシュアップ作品らしいデンジャラスなスパイスがピリリと効いているところも見どころの1つとなっている本作。舞踏会に足を踏み入れた5人姉妹に、いったいどんな展開が待っているのか?想像すればするほど、いまからドキドキが止まらない新写真となっている。『高慢と偏見とゾンビ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月16日上野樹里主演、『ふがいない僕は空をみた』『ロマンス』のタナダユキ監督で贈る映画『お父さんと伊藤さん』。このほど、リリー・フランキーが演じる主人公・彩の“年上彼氏”、54歳のマイペースな伊藤さんに、本作をいち早く鑑賞した女性ライター陣が軒並み胸キュンしていることが判明。上野さん、タナダ監督からもコメントが到着した。ある日突然、彩と伊藤さんが暮らすアパートに「この家に住む!生活費は自分で払う!」とお父さんがやってきた!とんかつにかけるソースの味を巡り、激論を交わす夕食。うすい壁1枚で仕切られた隣の部屋にいるお父さんの存在に、あたふたする夜。お父さんが持ってきた謎の小さな箱の中身は?付き合っていてもなかなか明かされない伊藤さんの過去にはいったい何があったのか?ヒミツばかりのお父さんと伊藤さんに囲まれながら、3人が少しずつ家族のようになってきた矢先、ある事件が起きて…。これまで、さまざまな女性たちの生きざまを描いてきたタナダ監督が、大切なのに煩わしい、キレイごとだけでは済まされない家族の関係にスポットを当てて描く本作。自分のペースで、日々の暮らしを大切に生きる主人公の女性・彩役に上野さん。そんな彩の20歳年上の彼氏で、ウイットに富み、ひょうひょうと生きる伊藤さん役にリリーさん。さらに、頑固ながらも愛くるしい一面を持つ“お父さん”には、北野武監督作『龍三と七人の子分たち』でも絶大な存在感を示した藤竜也と実力派が集結。3人の軽快な会話の掛け合いが、くすりとした笑いを含みながらも、ほろりと涙を誘う物語を展開する。なかでも、リリーさん演じる伊藤さんは、“給食のおじさん”として働く54歳。出世願望はまるでなく、家庭菜園で野菜を育てるのが趣味のマイペースなオトナ。奇妙な3人の共同生活にも自然と馴染み、むしろ彩のお父さんと少しずつ仲良くなって、思わず彩が嫉妬することも。そんなひょうひょうとした伊藤さんには、女性誌ライターたちから「まさに理想の彼氏像!」「私が今すぐ結婚したい!」「もうあれは、フェアリー!」という絶賛コメントが続出中とか。また、主演の上野さんも、伊藤さんを演じたリリーさんには、「脚本を読んで(リリーさんの)イメージ通りで、『この映画は面白くなる』と思いました」と全幅の信頼を寄せていたことを明かす。「ただ、54歳で結婚もしていなくて、子どもを産むつもりもなく、20歳年下の彼女と同棲…って最初はその設定がなかなか飲み込めなかったんですが、この小説が多くの方に読まれていると聞いて、いまの世の女性に響く、共感する題材なんだと感じました」と、あえて“結婚”を選ばず、互いに自立した男女がひとつ屋根の下、共に暮らすというスタイルの現代性についてもコメント。「彩と伊藤さん関係は、どちらかが甘えすぎることなく、持ちつ持たれつの関係なんです。先に仕事に出かける伊藤さんが、彩のために朝食を作ってラップをかけて用意してくれていたり、さりげない優しさがあるんです。伊藤さんの存在が彩の生活を充実させてくれたんだろうなあと思います。彩は何もしなくても、伊藤さんが家庭菜園をやってくれて、その野菜が食卓に並んだり…。年が近い年齢だったら難しいと思うのですが、伊藤さんは、彩とお父さんをうまく繋ぎ止めてくれていて、バランスをとってくれる。1人の方が楽かもしれないですが、この映画の2人は、お互いいい刺激を与えながら、生きていけるカップルだと思います」と上野さん。まさにいい感じに肩の力が抜けた、バランスのとれた2人の掛け合いは、本作の見どころの1つとなっている。メガホンをとったタナダ監督も、「リリー・フランキーさんは、いままで正しくきちんと傷ついてきた人なんじゃないか、というふうに勝手に想いました。この映画で、伊藤さんが手を差し伸べるところと、差し伸べないところの加減が、リリーさんが演じているからこその絶妙のバランスに落ち着いたんじゃないかと思います。藤竜也さんとリリー・フランキーさんの共演は、枯れ専、というとお2人に非常に失礼ですが(笑)、ダンディな年上好きの女子にもたまらないと思います(笑)」と、女子の萌えのポイントを的確についていることにも自信をのぞかせている。一見、何も考えていなように見えて実は思いやりにあふれている、リリーさん演じる伊藤さんの脱力感、そして、藤さん演じるお父さんとの“心の交流”にも要注目だ。『お父さんと伊藤さん』は10月8日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月08日