最近耳にする機会が増えた“サステナブル”というワード。持続可能性という直接の意味からは、地球にも生き物にもやさしいアプローチを連想しますが、具体的にどんな暮らし方がサステナブルなのでしょう?イケアでは、今後3年間にわたり「より健康的でよりサステナブルな暮らし」と「気候変動への取り組み」をテーマにしたキャンペーンを実施。先日「イケア新三郷」で開かれたプレス説明会に参加して学んだことをもとに、今日からさっそく始められる、サステナブルな生活について考えてみました。■ 「なんだか難しそう…」いえいえ、意外と簡単なんです今回のプレス説明会の会場となったイケア新三郷店私たちが暮らすこの社会、すなわち地球は、過渡期を迎えているとよく言われます。温暖化を代表とする気候変動などの現象により、自然環境は常におびやかされている一方、生態系の変化や途上国に見られる人口増加など、人間や動物たちの生物界も今までのあり方では立ちゆかなくなっているのが現状です。地球環境や人間社会の文明・経済の持続可能性(維持して継続していくこと)、つまりサステナブルな暮らしをすることが、今の私たちには求められています。「イケアは“未来はいつもすばらしい”と考えます。前向きな姿勢でサステナビリティを追求していきます」と話すのはイケア・ジャパンの米倉さん。6月から始まる新コレクションでは、ポテトチップスの袋の生産時に出る廃材を原料としたバッグも発売予定イケアは創業時から“環境と社会への配慮”“連帯感”“刷新して改善する”など8つのバリューを主眼において、数々のアイテムを展開してきました。また店舗ごとにその地元とのつながりを感じられる取り組みを行うのも、イケアが大切にしていること。中にはトイレの洗浄水に雨水を使用したり、敷地内に畑を持ち、野菜などを栽培する店舗もあるそうです。使用済みペットボトルの再生素材。こちらを使用した寝具やキッチンなども人気商品■ ちょっと機転を利かせるだけで、サステナブル!“より健康的でサステナブルな暮らし”を今後さらに追求することを、今回のプレス説明会で表明したイケア。私たちの暮らしに親しみ深いイケアを活用しながら実現できるサステナブルなアプローチを、日刊Sumaiなりに考えてみました!これからやってくる夏、少しでもエアコンの使用を控えて、消費電力を減らしたいと考える人は多いのでは?ただし、いろんな電化製品に囲まれて暮らす私たちにとって、電気はなくてはならないものであることは確かです。例えば“炊飯器を土鍋に変える”など、今使っている電化製品を完全に封印することは正直ハードルが高い……なんて方も少なくないはず。1つ99円というプチプラも嬉しい今家にある白熱灯をイケアのLED電球「リーエト」に変えるのもサステナビリティにつながる考え方。LED電球は白熱灯よりも発熱量が低く、消費電力を85%もセーブできるので、夏の室内をより低く、また節約や省エネも同時に実現するのです。■ 作り置きのおかずを短時間で作れば省エネにも夏場の台所は蒸し風呂を超える過酷な暑さですよね。少しでも調理時間を短縮して、省エネはもちろん日々のストレスを減らすなら、作り置きのおかずを短時間で作ってしまうのがスマート。そんな時に使い勝手のいい保存容器があるととっても重宝します。収納しやすい正方形のシンプルなフォルムも魅力「イケア365+」の容器(199円)は、おかずの保存はもちろん、涼しげなガラスが美しいデザインなので、他の皿を用意せずにそのまま食卓にサービングしてもサマになります。食べきれなかったらラップではなく、プラスチックのふた(100円)をしてそのまま冷蔵庫へ収納すればOK。中に入っている量も確認しやすく、きちんと食べきることで残り物をダメにしてしまうリスクも軽減します。■ 食でもサステナブルな選択を食という観点から、サステナブルな暮らしを実践するのもいいでしょう。奥がコーヒー豆、手前がチョコレート。パッケージがキュート!イケアで売られているコーヒー豆とチョコレート「ベローニング」シリーズのカカオ豆は、いずれも2002年にオランダで設立されたUTZ認証を受けたもの。UTZとは、農作物のサステナブルな調達を実現するため、生産者の労働や生活の安全性が確認された製品のみに与えられる認証です。地球にも人にもやさしいコーヒーとチョコレートは、ひと息つきたいブレイクタイムにぴったり。■ サステナブルを第一に考案されたイケアの新メニューも登場買い物後のお楽しみであるビストロでも、サステナブルを第一に考案された新メニューが登場。続々種類を展開予定の「ベジドッグ」(現在は1種類のみ)。CO2の排出が少なく、地球にも身体にもやさしいプラントベース(食物由来)の食品を強化するというビジョンのもと、今月16日より発売スタートとなったのが「ベジドッグ」(各100円)です。豚肉を原料とする従来のイケアホットドッグと比較すると、排出されるCO2の量を10分の1に減らせるサステナブルな一品。ひよこ豆やグリーンピース、野菜をたっぷり使用したやさしい味わいです。また人気のソフトアイスにはバナナ果汁からつくられた100%植物由来のニューフレーバーが登場、こちらも注目です!プレス説明会で提供された、6/23まで開催の「シーフードフェア」で食べられるサーモンを使ったメニュー。イケアの魚介類もすべて持続可能な養殖水産物ないし漁業に与えられるASC認証またはMSC認証済みのもの想像以上に簡単に始められそうなサステナブルな暮らし。アイテム選びや食事の仕方から、一つひとつ、今の生活を見つめ直してみませんか?※イケアサステナビリティ・キャンペーン
2019年05月18日