富士フイルムは11月26日、製造ラインの製品検査や計測などで使用するマシンビジョンカメラ用レンズ「FUJINON HF-XAシリーズ」を12月中旬に発売すると発表した。価格はオープン。今回発表した「HF-XA」は、2/3型の大型センサー・3メガピクセルに対応した高性能固定焦点レンズで、焦点距離の異なる5機種が用意されている。画像の中心部から周辺部まで均一かつ高い解像性能を発揮し、撮影距離や絞り値の変動による解像力低下も抑制し、製造現場の多様な設置・撮影条件下でも、高い解像性能を実現できる。また、同社は「HF-XA」は、全5機種で外径寸法φ29.5mmと、一般的な小型マシンビジョンカメラと同等のサイズを実現しているため、システムの小型化に貢献するとしている。同シリーズの製品名と焦点距離は以下の通り:
2015年11月26日ライカカメラジャパンは11月11日、ブランドアクセサリー「0.95」シリーズを発表した。0.95という名称は、ライカMレンズ「ライカ ノクティルックスM f0.95/50mm ASPH.」に由来する。12月以降にライカストアにて発売。0.95シリーズの誕生に際し、フランスのエス・テー・デュポンとのコラボレーションが実現した。エス・テー・デュポンが手がける「S.T.Dupont for 0.95」は、万年筆、ローラーボールペン、ボールペンの筆記具3種類、ライター、キーリングをラインナップする。それぞれ「0.95」のロゴは手作業で施されているほか、強度の高い「セラミウム A.C.T.」を用いているのも特徴だ。また、0.95シリーズの発売を記念して、特別バージョンの「ライカ ノクティルックスM f0.95/50mm ASPH. "Edition 0.95"」も2016年1月以降に発売する。開放F値を表す「0.95」の文字をホワイトで、そのほかの数値や単位を光沢のあるダークグレーで刻印。鏡筒とレンズキャップには特殊なローレットと光沢仕上げを採用する。
2015年11月12日シャトレーゼはこのほど、新酒の樽出し生ワインと新米と新豆で作る大福、おはぎの和菓子を発売した。○新酒生ワインと新米、新豆スイーツを発売「樽出し生ワイン シャトレーゼヌーヴォー甲州 白」は、グループ会社「シャトレーゼベルフォーレワイナリー」にて自社畑で育てた日本固有のぶどうの品種「甲州種」を使用。柑橘系の香りと程良い酸味が特徴の、フルーティーな味わいを楽しめる2015年の新酒ワインとなる。価格は740円(740ml、税込)で、1店舗80本限定発売。ボトル代は1本154円(税込)で、2回目以降ボトル代はかからない。一部のワイン取扱い店でのみの販売となる。また、新酒の発売に加えて「新米」と「新豆」を使用した和菓子、「塩豆大福」と「小豆たっぷり田舎風おはぎ」を発売。「塩豆大福」は今年収穫したばかりの新米を自社で精米した生地で、北海道十勝産の生産者を限定した新豆の自家炊き餡を包んだ、風味の良いヌーヴォースイーツとなる。「豆たっぷり田舎風塩豆大福」(東日本地域・粒餡)は宮城県産のみやこがねもち米で搗き上げた大福生地を、「豆たっぷりやわらか塩豆大福」(西日本地域・こし餡)は滋賀県産の羽二重もち米で搗き上げた大福生地を使用。ともに、大福生地には自家炊き製法でふっくらやわらかく炊き上げ、塩味の効いた北海道産の赤えんどう豆をふんだんに使用し、中身は北海道十勝産の風味豊かな小豆を使用した餡の甘味と塩味が特徴的な商品となる。価格は各129円(税込)。「特撰小豆たっぷり田舎風おはぎ」は、自家精米したはくちょうもち米のおはぎ生地で、生産者限定十勝産小豆使用の塩入り自家炊き粒餡を包んだ田舎風おはぎを、3個詰め合せた。餡は小豆の風味が感じられるよう、あっさりとした甘さに仕上げた。自家精米したもち米を使用し蒸し上げることで、米本来の風味をより強く感じることができるという。素材の風味を最大限に引き出し、1つ1つ丁寧に手包みしている。3個入りで、価格は388円(税込)。
2015年11月09日オリンパスは11月6日、最大40,000円をキャッシュバックする「OM-D & M.ZUIKO DIGITAL レンズ キャッシュバックキャンペーン」と、ミラーレス一眼カメラなどが当たる「for PaPa for MaMa どっちもうれしいオリンパス プレゼントキャンペーン」を実施すると発表した。○OM-D & M.ZUIKO DIGITAL レンズ キャッシュバックキャンペーン2015年11月7日から2016年1月31日までの期間中に、対象製品を購入した応募者にもれなくJCBギフトカードでキャッシュバックを行う。対象製品は、「OLYMPUS OM-D E-M1」「OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II」「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark II」のボディと各レンズキット、レンズが「M.ZUIKO DIGITAL PRO」「M.ZUIKO DIGITAL PREMIUM」。キャッシュバック金額は以下の通り。カメラボディまたはレンズキットで10,000円、M.ZUIKO DIGITAL PRO レンズ1本で10,000円、2本で30,000円、M.ZUIKO DIGITAL PREMIUM レンズ1本で3,000円、2本で6,000円。M.ZUIKO DIGITAL PRO レンズ 1本 + M.ZUIKO DIGITAL PREMIUM レンズ 1本の組み合わせで13,000円、カメラボディまたはレンズキット + M.ZUIKO DIGITAL PRO レンズ 1本の組み合わせで20,000円、カメラボディまたはレンズキット + M.ZUIKO DIGITAL PRO レンズ 2本の組み合わせで40,000円。カメラボディまたはレンズキット + M.ZUIKO DIGITAL PREMIUM レンズ 1本の組み合わせで13,000円、カメラボディまたはレンズキット + M.ZUIKO DIGITAL PREMIUM レンズ 2本の組み合わせで16,000円、カメラボディまたはレンズキット + M.ZUIKO DIGITAL PRO レンズ 1本 + M.ZUIKO DIGITAL PREMIUM レンズ 1本の組み合わせで23,000円。応募は1人1回のみだが、複数製品を購入した場合は同時に応募があれば受け付ける。ただし、レンズのキャッシュバックは1人2本まで(レンズキットのレンズは除く)。同じレンズを複数購入した場合はキャッシュバックの対象外となる。保証書とレシートのコピー、製品パッケージのバーコード部分をキャンペーン事務局に送付して応募する。申し込み期間は2015年11月7日~2016年2月15日(当日消印有効)。○for PaPa for MaMa どっちもうれしいオリンパス プレゼントキャンペーン応募期間は2015年11月7日~12月7日まで。期間中、同社運営の写真投稿コミュニティ「Fotopus(フォトパス)」より応募できる。Fotopusの会員登録と、Fotopusの会員ポイント150ポイントが必要だ。なお、Fotopusに新規会員登録(無料)をすると、自動的に150ポイントが付与される。応募者から抽選で1名に「OM-D E-M10 MarkII 14-42mm EZ レンズキット(ブラック)」、3名に「BRUNO コンパクトホットプレート(レッド)」、50名に「mont-bell club ポイントギフトカード 3,000円分」をプレゼントする。
2015年11月06日ファミリーマートとユーグレナは3日、「ユーグレナ2色の豆パン」と「お米+ユーグレナ1合分」(無洗米)を、「ファミリーマート」店舗で発売する。なお、商品によって発売地域が異なる。○59種類の栄養素を含む"ユーグレナ"を使用両商品は、ユーグレナが生産する「石垣産ユーグレナ」(和名:ミドリムシ)を使用した新商品。"ユーグレナ"は、植物と動物の両方の特徴と、ビタミン類やミネラルなど59種類の栄養素をバランスよく含む藻の一種で、日々の食生活では足りない栄養素を補う未来食材として注目を集めている。ユーグレナは、2005年に世界で初めて、食用として"ユーグレナ"の屋外大量培養に成功。現在、多くの機能性食品、化粧品の原料等として、"ユーグレナ"を石垣島で生産しているという。ファミリーマートでは、2014年9月から"ユーグレナ"を使用したオリジナル商品として、デザートやパンを発売。のべ約10種類の商品を発売している。「ユーグレナ2色の豆パン」は、"ユーグレナ"入りのパン生地に、うぐいす豆と赤えんどう豆の甘納豆を合わせた。1包装当たり約300mgの"ユーグレナ"を含有している。価格は135円(税込)。販売は、北海道、沖縄県を除く。「お米+ユーグレナ1合分」は、ユーグレナを配合した、1合炊き用の無洗米。1合分の個包装した、手軽に調理できる一品となっている。価格は159円(税込)。販売は、北海道、東北・中国・四国・九州地方を除く。沖縄県では10月20日より発売中で、価格は170円(税込)。
2015年11月02日ケンコー・トキナーは10月28日、600mm F4の超望遠レンズを装着したままカメラを収納できる「aosta トレジャーズ TRRK01-BK」を発表した。発売は11月5日。価格はオープンで、推定市場価格は税別30,000円前後だ。TRRK01-BKは、レンズやカメラの型式、組み合わせにもよるが、カメラに600mm F4の超望遠レンズを装着した状態で収納できるリュック。メイン材には衝撃や摩擦に強い1680デニールナイロンを採用。底面にはEVA(エチレン酢酸ビニル共重合樹脂)を使用し、リュック内部に水が染み込みにくい構造になっている。そのほか、YKK製のジッパー、ニフコ製のバックルを採用している。天面にレリーズ、フィルター、携帯電話などを収納できるポケット、側面に一脚ホルダーを持つ。両サイドにはネットポケット、マチ付きジッパーポケットを備え、ドライバーやレンズプレート、照準器、テレコンバーターなどを収納可能だ。そのほか、リュックを背負う際に役立つハンドグリップ、可動式のチェストベルト、また、内部に可動式の仕切り1枚、着脱可能な高さ調整クッション1枚などを備える。主な仕様は外寸法が約W250×D280×H540mm、内寸法が約W195×D220×H500mm。重量は約1.6kg。リュック全体を覆う簡易レインカバーが付属する。
2015年10月28日富士フイルムは21日、ミラーレスカメラ「Xシリーズ」用の交換レンズとして、焦点距離35mmの単焦点「フジノンレンズXF35mmF2 R WR」を発表した。ブラックとシルバーの2色を用意。11月19日から発売し、価格はオープン、推定市場価格は税別45,000円前後。35mm(35mm判換算53mm)の焦点距離で撮影できる標準画角の単焦点レンズ。レンズ構成は6群9枚で、2枚の非球面レンズを採用した光学設計により、シャープで解像感に優れる画質が得られるとしている。インナーフォーカス方式とステッピングモーターを搭載し、オートフォーカスも0.08秒と高速。外装全面に金属製パーツを使用。高級感を高めつつ堅牢性にも優れ、防塵、防滴、-10℃の環境にも耐えるタフネス設計とした。重量が170gと軽量なので扱いやすく、普段持ちのレンズにも適している。主な仕様は、焦点距離が35mm(35mm判換算:53mm相当)、最小絞りがF16。レンズ構成は6群9枚(非球面レンズ2枚)。絞り羽枚数は9枚(円形絞り)、ステップ段差は1/3ステップで全19段、画角は44.2度、撮影距離範囲は35cm~、最大撮影倍率は0.135倍、フィルターサイズは43mm。本体サイズは最大径が約60mm、長さが45.9mm(先端よりマウント基準面まで)、重量は170g。レンズフードが同梱する。
2015年10月21日ユニットコムは16日、スマートフォンのカメラ機能向けとなるクリップ式の拡張カメラレンズ「スーパーワイドレンズ0.4X」(N101-LQ-002)シリーズを、パソコン工房の通販サイト内雑貨店「Nantena」にて発売した。本体カラーは、レッド、シルバー、ブラックの3色を用意。価格は1,599円(税込)。スマートフォンのカメラレンズ部分に、本体のクリップで挟んで使う。クリップ式であるため、AndroidスマートフォンやiPhoneなど、多くの端末に取り付け可能。レンズの倍率は0.4倍と、装着時はかなり広角になる。レンズの直径は約28mm、重量は24g。収納ポーチとレンズキャップが付属する。
2015年10月16日コシナは9月11日、独カールツァイスと共同で開発した一眼レフ用交換レンズZEISS「Milvus(ミルバス)」シリーズの6モデルを発表した。それぞれキヤノンEFマウント用の「ZE」と、ニコンAi-Sマウント用の「ZF.2」を用意。発売日は未定で、価格(税別)は124,000円から。Milvusシリーズはデジタル撮像素子に最適化され、ハイアマチュア・プロ向けのレンズとして設計されている。ZF.2マウントには絞りリングのクリック有無を切り替えられるデクリック機構を装備。シリーズ全体で均一化された光学性能によりコントラストの再現性にも優れる。シーリングによる防塵防滴性能を持つ。○Milvus 2.8/21「Milvus 2.8/21」は、焦点距離が21mmの一眼レフ用交換レンズ。希望小売価格は208,000円(税別)。主な仕様は、焦点距離が21mm、開放絞りがF2.8、最小絞りがF22、レンズ構成が13群16枚、撮影距離が0.22m~∞、最近接範囲が120×180mm、最大撮影倍率が1:5となっている。フィルターサイズは82mm。本体サイズは最大径が95.4mm、全長はZEが87.3mm、ZF.2が84.8mm、重量はZEが約800g、ZF.2が680g。○Milvus 2/35「Milvus 2/35」は、焦点距離が35mmの一眼レフ用交換レンズ。希望小売価格は124,000円(税別)。主な仕様は、焦点距離が35mm、開放絞りがF2、最小絞りがF22、レンズ構成が7群9枚、撮影距離が0.3m~∞、最近接範囲が128×191mm、最大撮影倍率が1:5.3となっている。フィルターサイズは58mm。本体サイズは最大径が77.2mm、全長はZEが73.5mm、ZF.2が72.8mm、重量はZEが約625g、ZF.2が580g。○Milvus 1.4/50「Milvus 1.4/50」は、焦点距離が50mmの一眼レフ用交換レンズ。希望小売価格は148,500円(税別)。主な仕様は、焦点距離が50mm、開放絞りがF1.4、最小絞りがF16、レンズ構成が8群10枚、撮影距離が0.45m~∞、最近接範囲が162×245mm、最大撮影倍率が1:6.7となっている。フィルターサイズは67mm。本体サイズは最大径が83mm、全長はZEが86.3mm、ZF.2が83.8mm、重量はZEが約840g、ZF.2が790g。○Milvus 1.4/85「Milvus 1.4/85」は、焦点距離が85mmの一眼レフ用交換レンズ。希望小売価格は205,000円(税別)。主な仕様は、焦点距離が85mm、開放絞りがF1.4、最初絞りがF16、レンズ構成が9群11枚、撮影距離が0.8m~∞、最近接範囲が190×285mm、最大撮影倍率が1:7.9となっている。フィルターサイズは77mm。本体サイズは最大径が90.2mm、全長はZEが96.9mm、ZF.2が94.4mm、重量はZEが約1,160g、ZF.2が1,120g。○Milvus 2/50M「Milvus 2/50M」は、焦点距離が50mmのマクロレンズ。希望小売価格は151,000円(税別)。主な仕様は、焦点距離が50mm、開放絞りがF2、最小絞りがF22、レンズ構成が6群8枚、撮影距離が0.24m~∞、最近接範囲が48×72mm、最大撮影倍率が1:2となっている。フィルターサイズは67mm。本体サイズは最大径が80.8mm、全長はZEが66.7mm、ZF.2が64.2mm、重量はZEが約640g、ZF.2が570g。○Milvus 2/100M「Milvus 2/100M」は、焦点距離が100mmのマクロレンズ。希望小売価格は214,500円(税別)。主な仕様は、焦点距離が100mm、開放絞りがF2、最小絞りがF22、レンズ構成が8群9枚、撮影距離が0.44m~∞、最近接範囲が48×72mm、最大撮影倍率が1:2となっている。フィルターサイズは67mm。本体サイズは最大径が80.7mm、全長はZEが96.5mm、ZF.2が94mm、重量はZEが約766g、ZF.2が725g。
2015年09月14日タムロンは9月2日、一眼レフ用の新作交換レンズ2本の発表会を開催した。この日発表されたのは、「SP 35mm F/1.8 Di VC USD」(Model F012)と「SP 45mm F/1.8 Di VC USD」(Model F013)。会場内には、さっそく試写を行えるタッチ&トライコーナーも設置され、その画質やフォーカスフィーリングなどを体験できた。○タムロンの顔、SPレンズ最初に登壇したのは、タムロン 専務取締役の大瀬英世氏。2015年で65周年を迎えるにあたり、タムロン製品の中でも秀でた光学性能と高機能、持つ喜びを満たす「SP(=SUPER PERFORMANCE)レンズ」を刷新すると発表した。タムロンのSPレンズ、と聞いて誰しも思いつくのが90mmマクロだろう。1978年登場の「SP90mm F2.5(Model 52B)」以来、90mmマクロはタムロンを代表するレンズとなった。また、2012年以降には、F2.8シリーズを発売。MTF(レンズ性能を評価する指標のひとつ)の全数検査を行うなど、品質への徹底した姿勢が好評を博した。そのSPシリーズを今回リニューアルする理由を、タムロン 上席執行役員 千代田路子氏は次のように語る。「現在、市場におけるデジタル一眼レフカメラの高画素化といった性能向上やユーザーの裾野の広がりに伴い、光学性能、アクチュエーターの進化、防振など新機能の搭載、デザインの向上といった開発課題がより重要性を増しています。そこで、SPレンズの強化をさらに推進する必要があると考えました」(千代田氏)また、「今後はSPの称号を高性能レンズとして確たるものにしたい」とも。そのため、今回のリニューアルでは外観にも力を入れたという。10年間にわたって親しまれたトレードマークの金リングも、意匠を変えた。「タムロンは他にないレンズの開発を常に念頭に置いています。オリジナリティを尊重し、写真ファンに新たな選択肢を提供することがレンズ専門メーカーの役目だと思っています」と、千代田氏は語る。確かに、35mmと45mm、それもF1.4ではなくF1.8のレンズを同時発売するなど、前代未聞かもしれない。○3つの特長「キレイ、寄れる、ブレない」続いて、タムロン 商品企画部 部長の佐藤浩司氏が登壇。各製品について説明した。まず、今回発表した「SP 35mm F/1.8 Di VC USD」と「SP 45mm F/1.8 Di VC USD」に共通する特長として「開放から使える高い描写性能」「新しい映像表現を可能にする短い最短撮影距離」「高画素機で目立ちやすいブレを抑える大口径用手ブレ補正機構の搭載」の3点を挙げ、佐藤氏は「キレイ、寄れる、ブレない」と言い換えてみせた。続いて、35mmと45mmという近い焦点距離のレンズを同時発表したことについて、以下の3つの理由を挙げた。タムロンはこれまで標準域の単焦点レンズを開発してこなかった。そこで、基本に立ち返ろうと考えた単焦点は標準域がほしいという要望が多かったフルサイズ用として考えると広角好き、標準好きどちらのユーザーにも常用レンズとして選んでもらえる。APS-C機で使えば、35mmは54mmの標準レンズとして、45mmは72mmの中望遠ポートレートレンズとしておすすめできる余談だが、質疑応答で千代田氏は、45mmという珍しい焦点距離について「50mmはすでに銘玉が数多く存在するが、他にないレンズの開発を目指しているタムロンとして、45mmのレンズを開発した」「開発者が45mm好き、というのもある」と、半分ネタのようなコメントも述べている。また、開放絞り値をF1.4ではなくF1.8とした理由について、佐藤氏は以下のように述べた。「前出の特長(キレイ、寄れる、ブレない)と、使いやすいサイズをベストなバランスで作り上げるためF1.8としました。特に防振については、大口径用の手ブレ補正ユニットをいかに収めるかに苦心しました。光学設計と機構設計のせめぎ合いを、工夫を重ねて乗り切っています。結果、非常に実用性の高いレンズとして仕上がったと思います」(佐藤氏)。手ブレ補正の効果については、SP 35mm F/1.8 Di VC USDが3.0段、SP 45mm F/1.8 Di VC USDが3.5段(ともにCIPA基準)とのこと。各製品の詳細な仕様等については、こちらの記事をご参照いただきたい。○新しいアイコン、ルミナスゴールドのリング千代田氏の言葉にもあったように、今回のSPレンズのリニューアルでは、その外観デザインも重要な要素となっている。デザインを担当したタクラム デザイン エンジニアリング代表 田川欣哉氏は、タムロンの開発者約50人と密に対話を繰り返し、以下の3つのポイントを導き出したという。高品質でトータルバランスの良いデザインひと目見てタムロンの製品と判るアイデンティティレンズキャップやボックスも含め、統一された世界観の構築特に、2つめのアイデンティティについては、ユーザーにお馴染みの金リングを一歩進める形で新たなデザインに昇華。新たなルミナスゴールドのリングとして、レンズ下端(マウント縁)に配置し、新たな意匠とした。「普通、こういったブランドリングは4~5mm幅ですが、今回はこれを8mmとしました。このブランドリングは、SPレンズの新たなアイコン(象徴)であると同時に、その位置からカメラとの結合性や、ユーザーとタムロンの契約、クオリティなどを表現したものでもあるんです」(田川氏)なお、このリング部分にはわずかに丸みを帯びた逆テーパーが付けられている。カメラを構えてレンズに左手を添えたとき、この逆テーパーが気持ちよく指に沿うのだ。また、AF/MF切り替えスイッチと手ブレ補正のON/OFFスイッチも親指の幅に合わせており、今までにない形であるだけでなく、ファインダーをのぞき込んだままのブラインド操作も可能にしている。○タッチ&トライ会場にはタッチアンドトライコーナーが設置され、多くの試用実機が用意された。筆者も実際に試写させてもらったが、フォーカスの迷いのなさ、静音性、手ブレ補正効果ともに十分納得できるレベル。開放値のピントに関しても、会場に用意されたフルサイズ機では見事な精度を見せてくれた。装着したカメラ個体とのマッチングによる精度アップの可能性を差し引いても、その実力は十分に期待できそうだ。
2015年09月03日タムロンは9月2日、フルサイズデジタル一眼レフカメラ対応の交換レンズとして、大口径広角レンズ「SP 35mm F/1.8 Di VC USD(Model F012)」と大口径標準レンズ「SP 45mm F/1.8 Di VC USD(Model F013)」を発表した。両レンズとも手ブレ補正機構を搭載する。発売はキヤノン用とニコン用が9月29日。ソニー用は順次発売する。希望小売価格はいずれも税別90,000円。なお、今回発表されたSP 35mm F/1.8 Di VC USD(Model F012)とSP 45mm F/1.8 Di VC USD(Model F013)から、タムロンはSPシリーズを刷新。描写性能の向上だけでなく、外観デザインや機能性、操作性においても全面的にリニューアルした。デザインコンセプトは、各所に曲線を取り入れた「ヒューマンタッチ」というもの。レンズとカメラボディの間にルミナスゴールドの「ブランドリング」を配置したほか、「SP」エンブレムを施すなどデザインを一新した。AF/MFの切り替え、手ブレ補正VCのオン・オフを切り替えるスイッチの形状においても改善が図られている。○SP 35mm F/1.8 Di VC USD(Model F012)GM(ガラスモールド非球面)レンズ2枚とLD(Low Dispersion:異常低分散)レンズ1枚、XLD(eXtra Low Dispersion)レンズ1枚を含む9群10枚で構成される。2枚のGMレンズによって像面湾曲を補正し、平坦性を確保しながら、球面収差やコマ収差も補正。LDレンズとXLDレンズによって、大口径レンズで発生しやすい色収差も良好に補正し、色にじみを抑えたクリアな描写を実現する。一般的に大口径レンズでは周辺光量が低下しやすいが、絞り開放でも画面全体で豊富な光量を確保した。手ブレ補正機構「VC(Vibration Compensation)」を搭載(※)。低照度下での撮影をサポートするほか、高画素カメラで目立ちやすい細かなブレも抑えられるという。最短撮影距離は0.2m、撮影倍率は1:2.5。マクロレンズのように被写体へ寄って撮影可能だ。静粛性に優れ、スピーディーにピント合わせを行えるリング型超音波モーター「USD」を搭載する。 ※:ソニー用は手ブレ補正機構「VC」非搭載。そのほか、反射防止性能を発揮する「eBAND(Extended Bandwidth & Angular-Dependency)コーティング」や「BBAR(Broad-Band Anti-Reflection)コーティング」を採用。ゴーストやフレアの原因となる光の反射を抑え、クリアな描写を実現する。最前面のレンズには撥水性、撥油性に優れるコーティングも施す。主な仕様は、焦点距離が35mm、開放絞りがF1.8、最小絞りがF16。レンズ構成は9群10枚。絞り羽枚数は9枚(円形絞り)。最短撮影距離は0.2m、最大撮影倍率が1:2.5。フィルター径は67mm。本体サイズはキヤノン用が最大径80.4mm×長さ80.8mm、ニコン用が最大径80.4mm×長さ78.3mm、重量はキヤノン用が480g、ニコン用が450g。花型フード、レンズキャップが付属。シーリングによる簡易的な防滴性能を持つ。○SP 45mm F/1.8 Di VC USD(Model F013)レンズ構成は、GM(ガラスモールド非球面)レンズ2枚とLD(Low Dispersion:異常低分散)レンズ1枚を含む8群10枚。SP 35mm F/1.8 Di VC USD(Model F012)と同様、諸収差を良好に補正する。キヤノン用とニコン用は、手ブレ補正機構「VC(Vibration Compensation)」を採用。フルサイズ対応の単焦点標準レンズ(45mmと50mm)として世界で初めて、手ブレ補正機構を搭載した(タムロン調べ)。そのほか、USDの搭載やeBANDコーティングとBBARコーティングの採用、周辺光量落ちの低減などはSP 35mm F/1.8 Di VC USD(Model F012)とほぼ同様だ。主な仕様は、焦点距離が45mm、開放絞りがF1.8、最小絞りがF16。レンズ構成は8群10枚。絞り羽枚数は9枚(円形絞り)。最短撮影距離は0.29m、最大撮影倍率が1:3.4。フィルター径は67mm。本体サイズはキヤノン用が最大径80.4mm×長さ91.7mm、ニコン用が最大径80.4mm×長さ89.2mm、重量はキヤノン用が540g、ニコン用が520g。花型フード、レンズキャップが付属。シーリングによる簡易的な防滴性能を持つ。
2015年09月02日パナソニックは9月2日、マイクロフォーサーズ規格に準拠した単焦点レンズ「LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.」(H-H025)を発表した。ブラックとシルバーの2色を用意。発売は10月23日で、希望小売価格は37,000円だ(税別)。マイクロフォーサーズ規格に準拠した焦点距離25mm(35mm判換算時:50mm)の大口径単焦点レンズ。7月16日に開発発表されていたものが正式に発表されたかたちとなる。これまで、焦点距離25mmの単焦点レンズとしてパナソニックからは「LEICA DG SUMMILUX 25mm / F1.4 ASPH.」が発売されていた。LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.のレンズ構成は非球面レンズ2枚とUHRレンズ1枚を含む7群8枚。中心から周辺までクリアな描写をしつつ、小型・軽量化を実現した。240fps駆動の高速&高精度コントラストAFに対応し、動体に対してもすばやくピントを合わせられる。主な仕様は、焦点距離が25mm(35mm判換算で50mm)、開放絞りがF1.7、最小絞りがF22。レンズ構成は7群8枚(非球面レンズ:2枚、UHRレンズ:1枚)。絞り羽枚数は7枚(円形虹彩絞り)。撮影可能範囲(撮像面より)は0.25m~、最大撮影倍率が0.14倍(35mm判換算で0.28倍)。フィルター径は46mm。本体サイズは最大径60.8mm×長さ52mm、重量は約125g。レンズフード / レンズキャップ / リアレンズキャップが付属する。
2015年09月02日キヤノンは8月27日、撮影レンズ向けの新光学素子「BR光学素子」を開発したと発表した。自然光はさまざまな波長(色)の光で構成されており、波長によってレンズを通過する際の屈折率が異なるため、結像面上の一点に集光しない。この光のズレが色のにじみとなって画像に現れることを色収差と呼ぶ。同社が今回開発したBR光学素子は、これまで1点に集光することが特に難しかった青色(短い波長域)の光を大きく屈折させる特徴を持ち、色収差を高度に補正する優れた結像性能を持つ。なお、同社はこのBR光学素子をガラスレンズで挟み合わせた複合レンズ「BRレンズ」を採用した広角の大口径単焦点レンズ「EF35mm F1.4L II USM」を2015年10月に発売する予定だ。
2015年08月28日ケンコー・トキナーは、同社の交換レンズ購入者を対象とした「秋冬キャンペーン」を9月1日から実施する。9月1日から12月31日までの期間中に、対象のレンズを購入した応募者には、もれなく一脚やカメラバッグなどがプレゼントされる。9月1日から12月31日の期間中に、交換レンズ「AT-X 24-70 F2.8 PRO FX」「AT-X 11-20 PRO DX」「AT-X 70-200mm F4 PRO FX VCM-S」「AT-X 12-28 PRO DX」「AT-X 16-28 F2.8 PRO FX」「AT-X 17-35 F4 PRO FX」「AT-X 116 PRO DX II」「AT-X 107 DX Fisheye」「AT-X M100 PRO D」「レンズベビー Velvet 56」を購入した人が対象のキャンペーン。応募者にプレゼントされる製品は、全高1,775mmの自立する一脚「スリック スタンドポッド」、非球面レンズを使用した「双眼鏡 プロフィールド 7×32」、帆布製の「aosta トートバッグ DETT01-HBE」のいずれか1点。なお、プレゼント品は数量限定のため、応募多数の場合は別の製品に変更されることがある。対象レンズに添付される「ご愛用者カード」の左下空きスペースに、希望商品名を書きこみ、投函することで応募できる。また、レンズベビー Velvet 56での応募のみ、販売店のレシートのコピーと、外箱のバーコードの添付も必要となる。応募締め切りは12月31日(消印有効)。同一機種を複数本購入した場合、応募は1本分のみ有効となる。詳細はキャンペーンサイトを参照のこと。
2015年08月28日ドスパラは27日、被写体にカメラを向けずに撮影するためのスマートフォン用レンズ「DN-13156」を、同社直営の「上海問屋」にて発売した。価格は税込999円。DN-13156は、スマートフォンのインカメラに取り付けて使用するレンズ。とらえた映像を、レンズ内部の鏡で反射させ、インカメラに届ける仕組みとなっている。スマホを寝かせたままの角度だとインカメラのレンズは上を向くが、DN-13156を取り付けるとレンズの向きが90度変わり、水平方向を向く。そのため、スマートフォンを普通に置いた自然な状態で、子どもやペットにレンズを向けることなく写真を撮れる。また、DN-13156をスマートフォンのライト発光部に取り付けると、ライトをスマートフォンと平行に照射する。本体サイズはW20×D20×H25mmで、重量は約13g。DN-13156とスマートフォンを取り付けるためのリング型マグネットが付属する。
2015年08月27日サンコーは、小顔効果が得られるスマートフォン向けレンズ「小顔になる 自撮りレンズ」を発売した。価格は税込み2,480円。「小顔になる 自撮りレンズ」は、スマートフォンに取り付けるだけで自分撮り時に小顔効果が得られるレンズアクセサリ。これまで、小顔に移るためにユーザーが工夫してきた、角度や立ち位置、髪型などのテクニックは必要ないという。パッケージには、小顔レンズのほか、0.67倍の広角レンズ、近くにある小さな被写体の撮影に適したマクロレンズも付属する。サイズ/重量は、小顔レンズが直径約20mm×高さ約11mm/約3g、広角レンズが直径約19mm×高さ約13mm/約10g、マクロレンズが直径約11mm×高さ約5mm/約2g、クリップ部分が幅約19mm×高さ約66mm×奥行き約25mm/約10g。対応機種は、厚さ20mm程度、端末の外周からレンズ中心までの距離が35mmまでのスマートフォンやタブレット。
2015年08月22日BLaKPIXELは8月19日、GoWing社の「レンズホルダー・キャップ付(クイックエクスチェンジ方式) マイクロフォーサーズレンズ用」を発売した。直販価格は税込11,000円。上下に2つマウントを備えた、マイクロフォーサーズ規格のレンズに対応するホルダー。すばやくレンズ交換できるのが特徴だ。ホルダーに1本、カメラに1本と合計2本のレンズを携行できる。レンズ交換は、カメラボディからレンズを外してホルダーに取り付けた後、反対側に取り付けられていたレンズをホルダーから外してカメラへ装着する。ホルダーの両側にレンズを取り付けておくことも可能だ(その場合は上記以外のレンズ交換方法となる)。突起部を除く外径は58.5mm、厚さは33.7mm、重量は84gだ。マウント面へのホコリ侵入を防ぐレンズホルダーキャップ、専用ストラップが付属する。キヤノンのEF-S / EFマウント用、ニコンのFマウント用、ソニーのAマウント用、Eマウント用についてはすでに販売されており、価格は税込8,980円。フリーサイズで、レンズの口径や長さを問わずに使用できるが、ショルダーストラップでの持ち運びが困難となりそうな全長400mmを超えるレンズなどは使用不可とする。また、焦点距離の長いレンズは両面装着できない場合がある。
2015年08月20日ケンコー・トキナーは5日、レンズベビー「Velvet 56」のラインナップに、ミラーレス用として、ソニーEマウント用、富士フイルムXマウント用、マイクロフォーサーズ用を追加することを発表した。発売日は8月12日。価格はオープンで、推定市場価格は56,000円前後(税別)。Velvet 56は、ソフトで立体感のあるボケ描写を得られる交換レンズ。レンズ中心部では芯のあるしっかりした描写をしながら、周辺に行くほどソフトで立体感のあるボケ描写を実現した。3群4枚のレンズ構成で、高次球面収差を出すことにより、ソフト効果を演出している。なお、電子接点がないため、マニュアルフォーカスでの撮影となる。すでに、ニコンFマウント用、キヤノンEFマウント用、ソニーAマウント用、ペンタックスKマウント用が発売済みだ。今回のミラーレス用Velvet 56は、レンズ群を鏡筒先端部に配置した設計となっており、専用レンズフードが付属。この専用レンズフードは、一眼レフ用のVelvet 56には使用できない点に注意(ケラレが生じる)。主な仕様は、焦点距離が56mm、開放絞りがF1.6、最小絞りがF16、レンズ構成が3群4枚、画角が43.3度、絞り羽根が9枚、最短撮影距離が13cm、マクロ最大倍率が1:2、フィルターサイズが62mm。本体サイズは最大径72mm×全長85.25mm、重量は410g。
2015年08月05日大分キヤノンは8月4日、デジタルカメラおよび交換レンズの生産技術力強化を目的として、大分キヤノン安岐事業所内に総合技術棟を新設すると発表した。2016年内の稼働を目指す。高性能かつ高品質の製品を継続して生産するために、キヤノンでは生産の国内回帰や内製化を推進し、カメラ生産技術をさらに高めていく必要があるとしている。こうした状況を踏まえ、大分キヤノンでは総合技術棟を建設することを決定。2016年年初に着工し、稼働予定は2016年第4四半期内だ。総合技術棟には生産技術部門、製品技術部門、生産工機部門などを集結させ、効率性の高い生産体制の確立を目指す。
2015年08月04日富士フイルムは、富士フイルムサービスステーションで実施している「レンズレンタルサービス」のラインナップに、Xマウント用「フジノンレンズ XF90mmF2 R LM WR」を追加した。8月1日からレンタルを開始している。レンタル実施場所は、富士フイルム東京サービスステーション、富士フイルム大阪サービスステーション、富士フイルム福岡サービスステーション。レンタル期間は最大7泊8日まで。当日返却する場合は無料で借りられる。貸し出しの条件は以下の通り。詳細は富士フイルムのWebページを参照のこと。東京/大阪/福岡サービスステーションの店頭で貸し出しと返却が可能なユーザーアンケートへの記入身分証明書(顔写真付き)とクレジットカードの提示(所有していない場合は、保証金として10,000円を預ける)レンタルサービス利用規約への同意フジノンレンズ XF90mmF2 R LM WRは、焦点距離90mm(35mm判換算137mm)の焦点域で撮影できる大口径単焦点レンズ。異常分散(ED)レンズを採用し、絞り開放からでもシャープな描写が可能。また、円形絞りと組み合わせることで、口径食を最小限に抑えた美しいボケ味を表現できる。開放F値は2.0と明るく、最短撮影距離も60cmと短めなので、ポートレート撮影時の中望遠レンズとして適している。2015年7月16日に発売しており、価格はオープン。推定市場価格は110,000円前後(税別)。
2015年08月03日ニコンは7月28日、同社製レンズ交換式カメラ用「NIKKOR(ニッコール)」レンズの累計生産本数が7月中旬で9,500万本を達成したと発表した。日本光学工業(現:ニコン)から、1959年に一眼レフカメラ「ニコンF」と同時発売された「NIKKOR-S Auto 5cm f/2」などが最初のNIKKORレンズとなる。それ以来、日本光学工業およびニコンは一眼レフカメラ用、ミラーレス一眼カメラ「Nikon 1」用の交換レンズを投入。今回、7月中旬に累計生産本数9,500万本を達成した。
2015年07月28日オアシスティーラウンジが展開する台湾カフェ「春水堂(チュンスイタン)」は7月21日、豆花(トウファ)シリーズから「マンゴーかき氷豆花」と「タピオカかき氷豆花」(各税込700円)を夏季限定で発売した。販売は9月30日まで。「豆花」は台湾の伝統的な豆乳スイーツ。夏になると、豆花の上にシャリシャリのかき氷をかけて食べるのが一般的であるという。「マンゴーかき氷豆花」は、マンゴーの甘酸っぱさが特徴とのこと。「タピオカかき氷豆花」は、オリジナルのタピオカを使用しており、もちもちした食感が楽しめるという。なお両商品、しっとりと炊きあげた十勝産大納言小豆をトッピングしている。販売店舗は、ルミネ新宿店を除く全店舗。
2015年07月21日エレコムは、スマートフォンのカメラレンズにセットすることで、広角、超広角、魚眼など通常時とは異なった写真が撮影できるレンズ「P-SL04シリーズ」、「P-SL067シリーズ」、「P-SLFシリーズ」を7月下旬より発売する。「P-SL04シリーズ」、「P-SL067シリーズ」は、スマートフォンを手に持ったままで、広範囲の自分撮りができる広角レンズ。「0.4x超広角タイプ」の「S-SL04シリーズ」では、最大10人までを同時に撮影できる。「P-SL067シリーズ」では、前面の広角レンズを取り外すことで、小さな被写体に焦点を合わせて撮影できるマクロレンズとしても使用可能となっている。価格は、「P-SL04シリーズ」が税込み3,618円、「P-SL067シリーズ」が税込み3,251円。「P-SLFシリーズ」は、特殊効果のある写真を撮影できる魚眼レンズ。約235度の超広角レンズにより、ペットの顔をアップで撮影し、デフォルメ効果のある写真にしたり、日常の景色を球体に写したような、写真の撮影が可能となっている。価格は税込み4,903円。そのほか、「0.67x広角タイプ」「魚眼レンズ」「マクロレンズ」の3点がセットになった「P-SLMシリーズ」も用意する。価格は税込み6,961円。
2015年07月18日エレコムは14日、スマートフォンのカメラに装着する自分撮り向けレンズを発表した。7月下旬より発売する。ラインナップと税込価格は、0.4倍率の超広角レンズ「P-SL04シリーズ」が3,618円、0.67倍率の広角レンズ「P-SL067シリーズ」が3,251円、魚眼レンズ「P-SLFシリーズ」が4,903円。これらとは別に、広角レンズと魚眼レンズをセットにした「P-SLMシリーズ」も用意され、税別価格は6,361円。スマートフォンのカメラに装着すると、いつもとひと味違う写真が撮れるレンズアクセサリー。レンズ位置を合わせて装着しやすいフレックスクリップを採用し、幅広い端末に取り付けられる。いずれのレンズも、光の反射や映り込みを防ぐAR加工や、ケラレを低減するマルチレンズ構造を採用。ゴミや汚れの付着を防止するレンズキャップが付属している。○0.4x超広角レンズ「P-SL04シリーズ」広範囲を写し込める0.4倍率の超広角レンズ。カラーは、ブラック、ゴールド、レッド、シルバーの4色。iPhone 6で使用した場合、自撮りで最大10人まで同時に写れるという。レンズの汚れを拭き取れるマイクロファイバー素材の専用ポーチが付属。○0.67x広角レンズ「P-SL067シリーズ」本体前面のレンズを取り外すと、マクロレンズとしても使える0.67倍率の広角レンズ。カラーは、ブラック、ゴールド、レッド、シルバーの4色。iPhone 6で使用した場合、自撮りで最大5人まで同時に写れるという。レンズの汚れを拭き取れるマイクロファイバー素材の専用ポーチが付属。○235度魚眼レンズ「P-SLFシリーズ」景色を球体に写したような写真を撮れる、画角が約235度の魚眼レンズ。カラーはブラック、レッドの2色。レンズの汚れを拭き取れるマイクロファイバー素材の専用ポーチが付属。○広角、魚眼、マクロの3種類のレンズが付いたセット「P-SLMシリーズ」マクロレンズにもなる0.67倍率の広角レンズと、画角が180度の魚眼レンズがセットになったモデル。カラーはブラックとレッドの2色。レンズを収納して持ち運べるカラビナ付きケースとクリーニングクロスが付属する。
2015年07月14日ロモグラフィーは8日、Nikon Fマウント用とCanon EFマウント用のレンズ「New Petzval 58 Bokeh Control Art Lens」の予約販売を開始した。2016年6月の発送を予定している。カラーは2色で、価格はブラックが100,000円、真鍮ゴールドが89,000円(いずれも税別)。このレンズは、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で開発資金を募ったプロジェクト。2015年7月6日のプロジェクト終了時には、支援総額が1,500万円を超え、CAMPFIREで最も支援を集めたプロジェクトとなった。予約販売の特典として、星形などの絞りプレートが4枚付属し、一般販売前にレンズが入手できる。New Petzval 58 Bokeh Control Art Lensは、19世紀に誕生したペッツバールレンズを再現したレンズ。ピントが合った中央部はシャープに写り、ピントが外れる背景部には渦を巻いたようなボケが現れる。レンズ本体にボケ調節リングを搭載し、ボケ具合を7段階で調節できる。この渦巻くボケは、被写体と背景の距離や光の加減などにより、差異が出るそうだ。本体は、真鍮製のボディにギア式マニュアルフォーカスなどの機能を搭載し、ヴィンテージ風のデザイン。絞りは、レンズの横にあるスリットから穴の空いた板を差し込むウォーターハウス式だ。焦点距離は58mm(35mm換算)、絞り開放値はF1.9の明るいレンズとなっている。そのほか主な仕様は、絞りがf/1.9~16(f/1.9、f/2.8、f/4、f/5.6、f/8、f/11、f/16)、イメージサークルが44mm、画角が41度、レンズ構成が3群4枚、最短撮影距離が0.6m、フィルターサイズが52mm。フォーカスはギア式マニュアルフォーカスで、電子接点はなし。ウォーターハウス式絞りプレート一式、スペシャル絞りプレート4枚、レンズキャップ、レンズリアキャップ、フォトブックが付属する。
2015年07月13日フェローズジャパンは10日、モバイルアクセサリーブランド「OPTRIX」からiPhone 6専用のカメラレンズ「EXOLENS for iPhone 6」を発表した。7月17日より発売する。価格は税別19,800円。EXOLENS for iPhone 6は、本体に取り付けるアルミニウム合金フレームとレンズをセットにしたiPhone 6専用カメラレンズ。フレームは、高級感があるマットな質感のデザインで、撮影時にフレームやレンズがズレにくい設計となっている。また、iPhone本体を傷付けないよう、フレーム内側に薄いパッドを貼付しており、スムーズに取り付けることが可能だ。レンズは透明度が高く、光の透過性に優れている高品質のガラスレンズを使用。望遠レンズと広角レンズの2種類を付属している。Telephoto 3x Lensは、撮影倍率が3倍になる望遠レンズ。ポートレート撮影にも適している。165°Wide-Angle Lensは、画角が165度の広角レンズ。ビデオ撮影やタイムラプス、自撮りなどに使用できる。本体サイズと重量は、フレームがH97×W80×D15mm / 20g。望遠レンズは37×16mm / 40g、広角レンズが37×16mm / 30g。レンズバッグ、望遠レンズ用レンズフード、レンズキャップ(インナー用とアウト用)が付属する。
2015年07月10日ロモジャパンは、クラウドファンディングで開発資金を募っていたレンズ「New Petzval 58 Bokeh Control Art Lens(以下New Petzval 58レンズ)」の予約販売を開始した。価格は、真鍮ゴールドが8万9,000 円(税抜)、ブラックが10万円(税抜)。「New Petzval 58レンズ」は、渦巻く形状の「ボケ」を調節できるペッツバールレンズ。クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」にて開発資金を募っていたもので、開始後12分で目標支援額(100万円)を達成。7月6日のプロジェクト終了時には1500万円を越える支援を集めた。同製品は、前世代の「New Petzval 85mmレンズ」に新機能「ボケ調節リング」を加え、ボケの渦巻き具合を7段階で調節できるようにしたもの、焦点距離は用途の広い58mmに変更し、絞り解放値もはより明るいf/1.9を採用した。プレオーダー(予約販売)の特典として、星型などのユニークな形の絞りプレートが4枚付属するほか、一般発売前にNew Petzval 58レンズを受け取ることが可能(2016年6月発送予定)とのこと(発送は予約受付順)。
2015年07月10日キヤノンは、「EOS」シリーズ用の交換レンズ「EFレンズ」が、2014年6月22日で累計生産1億1,000万本に達したと発表した。1億1,000万本目に生産したレンズは「EF11-24mm F4L USM」だったという。EFレンズは、銀塩方式のAF一眼レフカメラ「EOS」シリーズ用の交換レンズとして、1987年にキヤノンの宇都宮工場で生産が開始されて以来、台湾キヤノン、キヤノンオプトマレーシア、大分キヤノンの4拠点で生産が行われてきた。1995年に累計生産1,000万本、2009年に5,000万本、2014年4月に1億本を達成した。
2015年07月08日アイウエアブランド「スーパー バイ レトロスーパーフューチャー(SUPER BY RETROSUPERFUTURE)」が7月17日、ボディにもレンズ素材を使用したサングラス「テュトレンテ(TUTTOLENTE)」を国内ではグレイト(GR8)とリステア(RESTIR)の2店舗限定で発売する。ブランドにおける人気の6型をベースに、革新的な技術によって2つの部品のみで製作された同サングラス。フレーム、アームにはZEISS社製の最高級レンズを使用した一枚レンズを採用。接続部分には金属製パーツが用いられ、軽量で壊れにくい。同サングラスは、カラフルなミラーフィニッシュ・シリーズ(3万4,000円)と、エレガントなスタンダードカラーであるオールブラック・シリーズ(2万9,000円)の2種展開。世界でも有数のセレクトショップでのみ取り扱われる。また同「テュトレンテ」シリーズから、エレクトロダンスミュージック界のレジェンド、ジョルジオ・モロダーとのコラボレーションモデル「SUPER & GIORGIO MORODER」(3万6,000円)を全世界200本限定でリリースする。日本でも 「テュトレンテ」取扱い店舗にて発売される。
2015年07月08日サンコーは、スマートフォンなどのインカメラに装着することで、明るい自分撮りができる広角レンズ付きライト「クリップ式自分撮りリングライト」を発売した。価格は税込み2,980円。「クリップ式自分撮りリングライト」は、8つのLEDリングライトで顔を照らすことで、明るい自分撮りができる製品。付け替えが可能な「クリア」「ホワイト」「オレンジ」の3つのフィルターが用意されている。広角レンズが付属しており、より広い範囲での自分撮りも可能となっている。リングライトは「Low」と「Hi」の2段階で明るさを調整できる。Lowは約4時間、Hiは約45分の連続使用が可能。充電は、付属のmicroUSBケーブルで行う。サイズ/重量は、幅約44mm×厚さ約28mm×高さ約88mm/約33g(レンズ含まず)。本体カラーはホワイトとブラックの2色。
2015年06月27日