サンコーは、スマートフォンに装着して使う広角レンズ「クリップ式超広角セルカレンズ」を発売した。サンコーレアモノショップでの直販価格は1,980円(税込)。クリップ式超広角セルカレンズは、スマートフォンのカメラで広角の写真を撮影できるクリップ式のレンズ。そのため、自撮り棒などを使用しなくても、手持ちの自撮りで、背景まで入れて撮影することができる。撮影倍率は0.4倍。通常画角が70度のスマートフォンのカメラに取り付けた場合、画角は約140度になる。また、マクロ撮影も行える。対応機種は、厚さ20mm程度までで、機器の外周からレンズの内側までの距離が35mmまでのスマートフォンやタブレット。(iPhone 5、iPhone 6、iPhone 6Plus、iPadなどに対応)。本体サイズはW18×D65×H22mm、重量は34g(レンズとクリップの合計)。レンズキャップとポーチが付属する。
2015年06月19日富士フイルムは、「X-T1 XFレンズキャッシュバックキャンペーン」を6月25日から実施する。デジタルカメラ「FUJIFILM X-T1」と交換レンズ「XFレンズ」を購入した応募者に、最大50,000円のキャッシュバックを行う。購入対象期間は6月25日から8月31日まで、応募締め切りは9月14日(当日消印有効)だ。購入した製品によってキャッシュバック金額は異なる。対象となる「XFレンズ」は「XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR」「XF16-55mmF2.8 R LM WR」「XF56mmF1.2 R APD」「XF56mmF1.2 R」「XF23mmF1.4 R」「XF14mmF2.8 R」「XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR」「XF10-24mmF4 R OIS」「XF60mmF2.4 R Macro」「XF35mmF1.4 R」「XF27mmF2.8」「XF18mmF2 R」「XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS」「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」の計14本。「X-T1」ボディ単体(ブラック)、「X-T1 18-135mmレンズキット」「X-T1 18-55mmレンズキット」「X-T1 グラファイトシルバーエディション」もキャッシュバックの対象となる。これら4点のうち1つと「XF16-55mmF2.8 R LM WR」「XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR」どちらか、もしくは両方の同時購入でもキャッシュバックを行う。キャンペーンサイトからダウンロードできる専用応募封筒に必要事項を記入のうえ、郵送して応募する。富士フイルム発行の保証書コピー、レシートか領収書のコピー、製品箱のバーコード部分の同梱が必要。キャッシュバックは、郵便為替証書で行う。キャッシュバック金額などの詳細は特設ページを参照のこと。
2015年06月18日なとりはこのほど、「チーズ鱈 えだ豆」を発売した。8月31日までの期間限定販売の予定。○なめらかな"うらごしえだ豆"をふんだんに使用同商品は、暑い季節に飲むビールに向くという、風味豊かな"チーズ鱈"。なめらかにうらごしされた"えだ豆"をチーズ部分にふんだん使用。あっさりながらコクもある北海道産チェダーチーズの塩味がえだ豆本来の甘味を引き立て、風味豊かな仕上がりとなっている。北海道産チェダーチーズのチーズに占める割合は70%以上とした。また、えだ豆の風味をしっかりと感じられるよう、通常の「チーズ鱈」よりも厚めにカット。通常の112%の厚みとなる。えだ豆の風味豊かなチーズと鱈シートが絶妙なバランスと合わさり、口の中で広がるという。内容量57gで、参考小売価格は300円(税別)。
2015年06月07日ケンコー・トキナーは、レンズベビーシリーズの交換レンズ「Velvet 56」を6月12日に発売する。ニコンFマウント用、キヤノンEFマウント用、ソニーAマウント用、ペンタックスKマウント用を用意。価格はオープンで、推定市場価格は税別56,000円前後だ。Velvet 56は5月8日に発表された、ソフトで立体感のあるボケ描写を得られるレンズベビーの新モデル。発表当初、6月中旬とされていた発売日がこのたび正式に決定した。焦点距離は56mmで、開放絞りはF1.6と明るい。レンズ構成は3群4枚で、高次球面収差を出すことによってソフト効果を得られる。電子接点を持たないため、マニュアルフォーカスでの撮影となる。なお、同日発売のシルバーモデル「Velvet 56 SE」はニコンFマウント用とキヤノンEFマウント用のみ。推定市場価格は税別65,000円前後だ。
2015年06月01日これまで、「 一眼レフカメラの選び方 」や、「 カメラと一緒に購入すべきもの 」をご紹介してきました。それらを読んで、一眼レフカメラを買ったという人も中にはいるかもしれませんね。一眼レフに慣れてくると、新しいレンズが気になってきます。けれど、まったく知識のないままいきなりお店へ新しいレンズを買いに行くのは、戦場に丸腰で乗り込むようなもの。そこで今回は、そんな時のために「新しいレンズを買う時は、これを知っていれば大丈夫」というポイントをご紹介します。■35mm単焦点レンズは、一眼レフカメラの入口単焦点レンズとは、その薄さから「パンケーキレンズ」とも呼ばれ、「焦点距離の変更、つまりズームができないレンズ」のことをいいます。ズームの代わりに、自分の足で動いで撮影するため、初心者にとっては構図の勉強になりやすいレンズといえます。比較的安価な上、暗い場所でもシャッタースピードを稼ぎやすいためブレにくく、近い距離から子どもを撮る時に重宝します。また、背景のボケが作りやすいので、料理を撮ってもおいしそうに写すことができますし、ペットの毛の立ち上がりも、今にも触れそうな距離感で撮ることができます。それに何よりレンズ自体が薄くて軽い! 1本は持っていたいレンズ、それが35mm単焦点レンズです。■一眼レフカメラのレンズの種類と選び方ですが、「大きな公園や運動会でも使えるズームレンズが欲しい」「集合写真や建物全体が写るレンズが欲しい」と、撮りたいものが明確になってきたら、選ぶレンズは変わってきます。レンズを選ぶ時にはまず、レンズ周りに書いてある「mm」の数値を見てください。これは焦点が合う距離を示しています。フィルムカメラ時代は、フィルムの大きさは35mmが基準でした。そのため、今もその名残で、35mm判換算の数値でレンズの型番が定められています。数値が低い方からどんなレンズがあるか並べてみると…・8mm 超広角レンズ(高層ビルや遊園地を近くから撮影しても広範囲が写るレンズ)・12mm 魚眼レンズ(犬の鼻のアップ写真などに使う、画像が丸くゆがむレンズ)・18mm~30mm 広角レンズ(お店の内観や集合写真を撮るのに向いているレンズ)・35mm~85mm 標準レンズ(人の視界と最も近い感覚で撮れるレンズ)・10mm~300mm 望遠レンズ(運動会や入園式で活躍する望遠レンズ)・300mm以上 天体撮影によく使われるほどの高い望遠能力。ほとんどのコンパクトデジタルカメラは広角レンズと同じ、少し広めの範囲が写る規格になっています。集合写真で全員を写しやすい利点もありますが、撮った写真は実際に目で見えているより小さく写るため、リアリティーが薄く感じられるというデメリットがあります。その点、標準レンズは一眼レフならではの「被写体に触れそうな距離感」で撮れるので、コンパクトデジタルカメラとの差を肌で感じられます。そして望遠レンズは1つ持っておくと、300mmであれば30m先くらいの距離まで自在にズームできるので、便利です。運動会では遠くで踊るお子さんの、発表会でのお子さんの表情まで撮ることができるようになります。このように、数値だけで見てもレンズにはたくさんの種類があります。また、お値段もそれなりにします。「子どもの良い表情を撮りたいけれど、できるだけ安価に、少ない本数で収めたい。」レンズ選びはいつもこの思いと数値のせめぎ合いです。中には24mm~120mmなど、広角から望遠まで広範囲でカバーできるレンズもありますが、「近くから教室全体くらいまで撮ることができる18mm-55mmのレンズくらいが手頃かも!」など、撮影環境や予算によってレンズを選ぶのも、一眼レフの楽しみのひとつ。家族でワクワクしながら、一眼レフカメラとレンズを選べるとよいですね。次回はママならではの距離感から、子どもの生き生きとした表情を撮るため、実際に使えるテクニックをご紹介します。
2015年05月24日独ライカカメラは5月22日(現地時間)、Mシステム用の交換レンズとして、大口径広角レンズ「ライカ ズミルックス M f1.4/28mm ASPH.」を発表した。発売は6月で、価格は税込810,000円。ライカ ズミルックス M f1.4/28mm ASPH.は、開放F値がF1.4と明るい焦点距離28mmの広角レンズ。レンズ構成は7群10枚。そのうち、7枚は異常部分分散ガラスを採用しており、色収差の補正を図っている。球面レンズと非球面レンズを採用したことで、本体サイズのコンパクト化も実現した。主な仕様は、焦点距離が28mm、最小絞りがF16。レンズ構成は7群10枚。画角は対角75度、水平65度、垂直46度。撮影距離範囲は0.7m~。最大撮影倍率が1:21.9。本体サイズは最大径が約61mm、長さが67mm(レンズフードなし)、重量は約440g。
2015年05月22日コシナは5月20日、マイクロフォーサーズ規格の超広角単焦点レンズ「フォクトレンダー NOKTON 10.5mm F0.95」を発表した。発売は6月下旬で、希望小売価格は148,000円(税別)。焦点距離21mm(35mm判換算)の大口径単焦点レンズ。開放F値は0.95と明るく、浅いピントと美しいボケを活かした撮影に最適だとしている。非球面レンズ2枚3面を含む10群13枚のレンズ構成。絞り開放でも、周辺部まで十分な解像力を確保した。新設計の「絞りクリック切換え機構」によって、クリック音を発生させることなく無段階で絞りリングを開閉可能だ。総金属製ヘリコイドユニットは、適度なトルクを生み出す高品質グリスと合わせて、なめらかなフォーカシングを提供する。主な仕様は、焦点距離が10.5mm、最小絞りがF16、レンズ構成が10群13枚、絞り羽根枚数が10枚、画角が93度、撮影距離範囲が0.17m、最大撮影倍率が1:8.2となっている。フィルターサイズは72mm。花形レンズフードが付属。本体サイズは最大径が77mm、全長が82.4mm、重量は約585g。
2015年05月21日リコーイメージングは、Kマウントのデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-3 II」の「16-85WR レンズキット」を6月19日に発売する。公式オンラインストアでの直販価格は税込210,200円。4月23日の発表当初、近日発売とされていた「16-85WR レンズキット」の発売日が、このたび6月19日に決定した。16-85WR レンズキットには、K-3 IIボディに交換レンズ「HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6ED DC WR」が付属する。PENTAX K-3 IIは、2013年11月に発売されたデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-3」の後継モデルで、Kシリーズのフラッグシップ機に当たる。手ぶれ補正機構の改良や超解像技術「リアル・レゾリューション・システム」の搭載、GPSユニットの内蔵など大幅なブラッシュアップが図られた。
2015年05月20日ファーウェイ・ジャパンは20日、背面に2つのレンズを搭載したSIMフリーAndroidスマートフォン「honor6 Plus」を6月中旬より発売すると発表した。楽天市場内の公式オンラインストア「Vモール」にて購入でき、端末価格は税別45,800円。「honor6 Plus」は、5.5インチサイズのSIMフリーAndroidスマートフォン。同社初のデュアルSIMモデルとなる。機能面では背面に2つの800万画素カメラレンズを搭載しており、写真の撮影後、焦点や絞りを変更できるほか、レンズの視差による約0.1秒の高速ピント調整などを実現している。また、2つのレンズの解像処理により、1,300万画素のシングルレンズを超える高画質写真の生成が可能だという。デザイン面では、ベゼル幅2.8mmという狭額縁設計により画面占有率78.2%を実現したほか、背面には星屑模様を浮かび上がらせる6層構造を採用している。ボディは流線型デザインで、5.5インチというサイズながら持ちやすいように配慮されている。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 4.4。CPUは、Hisilicon Kirin 925(オクタコア、1.8GHz+1.3GHz)。内蔵メモリは3GB。ストレージは32GB。外部ストレージはmicroSD(128GB)。ディスプレイ解像度は1,080×1,920ピクセル。サイズ/重量は、幅約75.7mm×高さ約150mm×厚さ約7.5mm/約165g。バッテリー容量は3,600mAh。背面には800万画素×2、前面には800万画素のカメラを内蔵する。SIMカードの規格は、microSIMとnanoSIM。カラーバリエーションは、ホワイト、ブラック、ゴールドの3色。通信面では、FDD-LTE(B1/B3/B7)、TDD-LTE(B38/B39/B40/B41)、UMTS(B1/B6/B8/B19)、TD-SDCMA(B34/B39)、GSM(900MHz/1800MHz/1900MHz)をサポート。そのほか、Bluetooth 4.0、IEEE802.11a/b/g/nに準拠したWi-Fi、NFCなどに対応する。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年05月20日ロア・インターナショナルは20日、スマートフォンに装着して使う広角レンズ「セルカレンズマウント SURPASS-i 広角レンズセット」を発売した。同社オンラインショップでの価格は税込7,549円。「セルカレンズマウント SURPASS-i 広角レンズセット」は、スマートフォンのカメラに装着する広角レンズ。レンズ構成は2枚で、撮影倍率は0.65倍。静止画の撮影画角が65度のカメラを持つスマートフォンに取り付けた場合、画角は90度となる。カメラレンズメーカー製作の、画面の歪曲を抑えたガラスレンズを採用する。レンズ表面には透過性を高める多層コーティングを施し、ケラレの発生を防ぐ。同製品とスマートフォンを固定するクリップには、強度の高いアルミニウム素材を使用する。対応機種は、厚さ12mm以内で、カメラレンズの位置が端末の端から25mm以内のスマートフォン。カラーはゴールド、レッド、ピンク、シルバー、ブラックの5色を揃える。本体重量は34g。付属品として、広角レンズのふた、バウチ、マイクロファイバータオルを同梱する。また、オプション品として「交換用レンズ 魚眼レンズ&マクロレンズ」を同時発売する。価格はこちらも税込7,549円。
2015年05月20日富士フイルムは5月18日、ミラーレスカメラ「X-A2」のキットレンズ「フジノンレンズ XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II」と「フジノンレンズ XC50-230mmF4.5-6.7mm OIS II」を単品で発売すると発表した。シルバーモデルにブラックモデルを追加し、6月25日に発売する。価格はオープンで、推定市場価格はXC16-50mmF3.5-5.6 OIS IIが39,500円前後、XC50-230mmF4.5-6.7mm OIS IIが42,500円前後だ(いずれも税別)。○フジノンレンズ XC16-50mmF3.5-5.6 OIS II富士フイルムのレンズ交換式ミラーレスカメラ「FUJIFILM X-A2」のキットレンズとして提供されていた焦点距離16~50mmの標準ズームレンズ。35mm判換算で広角24mmから76mmの中望遠までの焦点距離をカバーする。同日に発表されたミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T10」に合わせて、このたびブラックモデルを追加し、単品でも発売する。従来モデル「XC16-50mmF3.5-5.6 OIS」で30cmだった最短撮影距離が、このたび15cmを実現し、近接撮影にも力を発揮する。主な仕様は、焦点距離が16~50mm(35mm判換算:24~76mm相当)、最小絞りがF22。レンズ構成は10群12枚(非球面レンズ3枚、異常分散レンズ1枚)。絞り羽枚数は7枚(円形絞り)、ステップ段差は1/3ステップで全17段。画角は83.2~31.7度。撮影距離範囲は標準で0.6m~(ズーム全域)、マクロがワイド端で15cm~10m、テレ端で35cm~10m、最大撮影倍率が0.2倍(ワイド端)。フィルターサイズは58mm。本体サイズは最大径62.6mm×長さ65.2mm(ワイド端)~98.3mm(テレ端)、重量は約195g。○フジノンレンズ XC50-230mmF4.5-6.7mm OIS II焦点距離50~230mmの望遠ズームレンズで、35mm判換算で76mmから350mmの焦点域をカバーする。同じくブラックモデルが追加された。従来モデルよりも手ブレ補正性能が向上し、約3.5段分の補正効果を持つ。主な仕様は、焦点距離が50~230mm(35mm判換算:76~350mm相当)、最小絞りがF22。レンズ構成は10群13枚(非球面レンズ1枚、異常分散レンズ1枚)。絞り羽枚数は7枚(円形絞り)、ステップ段差は1/3ステップで全15段。画角は31.7~7.1度。撮影距離範囲は標準で1.1m~(ズーム全域)、マクロが1.1m~3m。最大撮影倍率が0.2倍(テレ端)。フィルターサイズは58mm。本体サイズは最大径69.5mm×長さ111mm(ワイド端)~177mm(テレ端)、重量は約375g。
2015年05月18日シグマは11日、一部キヤノン用レンズで、キヤノン「EOS 8000D」「EOS Kiss X8i」のライブビュー撮影機能が使えない現象について、ファームウェアの無償アップデートサポートと対応済み製品の出荷を開始したことを発表した。シグマは4月21日に、キヤノン用レンズの一部製品において、ライブビュー撮影機能が使用できない現象を確認し、5月11日から無償アップデートの対応を行なうことを発表していた。対象製品は以下の通り。現行製品旧製品対象製品をヤマト運輸、またはゆうパックの着払いでシグマ宛へ送付するか、カスタマーサポートへ直接持ち込むと、1週間前後で新ファームウェアに更新した製品がユーザー宅へ返送される。上記のシリアルナンバー以外でも過去に修理を行なった製品はアップデート対象になる場合がある。なお、今後出荷される対応済み製品に関しては、製品の化粧箱の左下に目印として白いシールが貼られる。詳細はシグマWebサイトを参照のこと。
2015年05月11日タムロンは5月8日、一部のキヤノン用レンズにおいて無償修理を実施すると発表した。キヤノンのデジタル一眼レフカメラ「EOS 8000D」と「EOS Kiss X8i」でライブビュー撮影をした際、一部製品でオートフォーカスが正常に動作しない不具合があったため。同日から受付を開始している。このたびのサービスは、タムロンのキヤノン用交換レンズ6製品を「EOS 8000D」と「EOS Kiss X8i」に装着した際、ライブビュー撮影時のオートフォーカスが正常に動作しない現象が発生したことを受けて開始された。サービスに申し込むと、ライブビュー時のオートフォーカスが正常に動作するようになる。同サービスは無償で行う。対象となるタムロンのキヤノン用交換レンズは以下のとおり。ただし、2015年5月11日以降の出荷・製造分は、すでにライブビューAFに対応しており、無償修理の対象外となる。SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012)SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD (Model A009)SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(Model F004)28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010)16-300mm F/3.5-6.3 DiII VC PZD MACRO (Model B016)サービスを希望するユーザーは、東京修理窓口へ製品を送付するか、直接持ち込む。詳細はWebページを参照のこと。
2015年05月09日ケンコー・トキナーは5月8日、レンズベビーシリーズから、フルサイズ対応の交換レンズ「Velvet 56」を発表した。ニコンFマウント用、キヤノンEFマウント用、ソニーAマウント用、ペンタックスKマウント用を用意する。発売は6月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別56,000円前後だ。ソフトで立体感のあるボケ描写を得られるレンズベビーの新モデル。焦点距離は56mmで、開放絞りはF1.6と明るい。レンズ構成は3群4枚で、高次球面収差を出すことによってソフト効果を得られる。電子接点を持たないため、マニュアルフォーカスでの撮影となる。主な仕様は焦点距離が56mm、開放絞りがF1.6、最小絞りがF16、レンズ構成が3群4枚、画角が43.3度、絞り羽根が9枚、最短撮影距離が13cm、マクロ最大倍率は1:2。前玉が繰り出すフォーカス方式となっており、フィルターサイズは62mm。本体サイズは最大径72mm×全長85.25mm、重量は410g。カラーはブラック。また、シルバーモデル「Velvet 56 SE」も同時に発売する。シルバーモデルはニコンFマウント用とキヤノンEFマウント用のみ。推定市場価格は税別65,000円前後だ。
2015年05月08日ケンコー・トキナーは1日、衝撃や汚れに強いレンズフィルターシリーズ「Zéta Quint」から、「Zéta Quint C-PL」を発売した。希望小売価格(税別)は、37mm口径の14,000円から82mm口径の33,500円まで。Zéta Quint C-PLは、高透過率偏光膜を採用したサーキュラーPLフィルター。透過光量は、通常のサーキュラーPLフィルターより約1EV明るい。露出倍数は1.7~2.2倍(約2/3絞り~1絞り分)。従来製品よりもレンズに固定する部分を広く取っており、フィルターの取り外しをしやすい構造となっている。Zéta Quintシリーズ共通の仕様として、材質には強化ガラスを使用する。フィルター枠には硬度の高いジュラルミンを採用。フィルターの被写体側にはダストフリーコートを施し、汚れが付いても簡単にふき取れる。レンズ取付面に施した反射防止コートは、ガラス面における反射率を片面0.6%以下にする。フィルターガラスの外周には黒塗り加工を行い、内面反射を防止する。フィルター口径は37mm / 39mm / 40.5mm / 43mm / 46mm / 49mm / 52mm / 55mm / 58mm / 62mm / 67mm / 72mm / 77mm / 82mmを用意。ポリカーボネート樹脂製の専用フィルターケースが付属する。
2015年05月07日ドスパラは13日、拡大レンズ付き作業台「DN-12632」を、同社直営の「上海問屋」にて発売した。価格は1,999円。基板に部品をハンダ付けする際に便利なアームやLED、拡大レンズを備えた作業台。2つ一組のクリップで部品を固定し、拡大レンズで確認しながら細かい作業が行える。レンズは直径約9cmで倍率10倍のメインレンズに加えて、直径約3cmで倍率5倍と8倍のサブレンズが付属する。サブレンズを取り付けるレンズアームの下には部品をつかむ2つ一組のクリップがあり、厚さ8mm程度のものまで固定できる。台座の左側には5つのLEDライト、右側にはハンダごて置きを搭載。電源には単3形乾電池×3本を使用する。本体サイズはW95×D120×H170mm、重さは約510g(電池含まず)。
2015年04月14日ソニーは6日、デジタル一眼カメラ「α」シリーズのEマウント用レンズとして、35mmフルサイズ対応の単焦点レンズ「FE 28mm F2」(SEL28F20)と、専用コンバーター2モデルを発表した。「FE 28mm F2」の発売は4月17日で希望小売価格は65,000円(税別)。○FE 28mm F2「FE 28mm F2」は焦点距離28mmの広角単焦点レンズ。フルサイズ対応のFEレンズで、9枚羽根の円形絞りを採用。高度非球面AAレンズ 1枚を含む非球面レンズ / EDガラス / マルチコートにより、美しいボケ味とシャープな描写を提供する。本体もコンパクトなため、日常のスナップ撮影にも最適だ。主な仕様は、焦点距離が28mm、レンズ構成が8群9枚、開放絞りがF2、最小絞りがF22、絞り羽枚数が9枚(円形絞り)、最大撮影倍率がAF時:0.13倍、MF時:0.16倍。画角は35mm判で75度、APS-Cで54度。最短撮影距離はAF時で0.29m、MF時で0.25m。フィルター径は49mm。本体サイズは最大径が64mm、長さが60mm、重量は約200g。花形バヨネット式のレンズフードが付属する。また、専用コンバーターを自動検知するセンサーを搭載。コンバーターを装着した際は、その状態のレンズ情報がExifに記録される。○SEL075UWC「SEL075UWC」はFE 28mm F2専用のウルトラワイドコンバーター。4月17日に発売し、希望小売価格は38,000円(税別)。倍率は0.75倍で、これをFE 28mm F2に装着すると21mmの焦点距離で撮影できる。装着時のレンズの開放F値はF2.8となる。主な仕様は、レンズ構成が4群4枚、開放絞りがF2.8、最小絞りがF22、最大撮影倍率がAF時:0.15倍、MF時:0.2倍、画角が35mm判で92度、APS-Cで68度、最短撮影距離がAF時で0.24m、MF時で0.2m。本体サイズは最大径が72mm、長さが51mm、重量は約267g。フードは花形固定式。○SEL057FEC「SEL057FEC」はFE 28mm F2専用のフィッシュアイコンバーター。5月22日に発売し、希望小売価格は45,000円(税別)。倍率は0.57倍で、これをFE 28mm F2に装着すると16mmの焦点距離で撮影できる。開放F値はF3.5となる。主な仕様は、レンズ構成が4群5枚、開放絞りがF3.5、最小絞りがF22、最大撮影倍率が0.14倍、画角が35mm判で180度、APS-Cで105度、最短撮影距離が0.22m。本体サイズは最大径が89mm、長さが58.5mm、重量は約418g。フードは花形固定式。
2015年04月06日ソニーは6日、デジタル一眼カメラ「α」シリーズのEマウント用レンズとして、35mmフルサイズ対応の大口径単焦点レンズ「Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA」(SEL35F14Z)を発表した。6月に発売し、価格は220,000円(税別)。焦点距離35mmの大口径単焦点レンズ。35mmフルサイズ対応のFEレンズで、独自の高度非球面AAレンズ×1枚を含む非球面レンズ3枚により、画面中心からシャープな描写を提供する。ZEISS「T*コーティング」仕様なので、フレアやゴーストを抑えた高コントラストな描写も楽しめる。新開発のダイレクトドライブSSMを搭載することで、フォーカスは静粛性に優れ精度も高い。また、絞りリングのクリック感のオンオフを切り替え可能で、静止画や動画の撮影に合わせて切り替えると効果的としている。防塵・防滴に配慮した設計もなされている。主な仕様は、焦点距離が35mm、レンズ構成が8群12枚、開放絞りがF1.4、最小絞りがF16、絞り羽枚数が9枚(円形絞り)、最大撮影倍率が0.18倍。画角は35mm判で63度、APS-Cで44度。最短撮影距離は0.3m。フィルター径は72mm。本体サイズは最大径が78.5mm、長さが112mm、重量は約630g。花形バヨネット式のレンズフードとレンズフロントキャップ、レンズリアキャップが付属する。
2015年04月06日パナソニックは4月6日、マイクロフォーサーズ規格の単焦点レンズ「LUMIX G 42.5mm / F1.7 ASPH. / POWER O.I.S.」(H-HS043)を発表した。発売は4月23日で、希望小売価格は税別50,000円だ。LUMIX G 42.5mm / F1.7 ASPH. / POWER O.I.S.は、35mm判換算時の焦点距離が85mmとなる中望遠の単焦点レンズ。2015年2月に海外発表されていたものが、このたび正式に国内でも発表された。レンズ構成は非球面レンズ1枚を含む8群10枚構成だ。開放F値1.7の大口径レンズながら、最大径55mm×長さ50mm・重量130gの小型軽量なボディを実現した。また、240fps駆動の高速AFに対応し、高精度かつすばやい合焦が可能だ。光学式手ブレ補正機構「MEGA O.I.S.」を搭載している。主な仕様は、焦点距離が42.5mm(35mm判換算で85mmの画角に相当)、開放絞りがF1.7、最小絞りがF22、絞り羽枚数が7枚(円形虹彩絞り)、最短撮影距離が0.31m、最大撮影倍率が0.2倍(35mm判換算で0.4倍)。フィルター径は37mm、カラーはブラックとシルバー。
2015年04月06日パナソニックは4月6日、マイクロフォーサーズ規格の単焦点レンズ「LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.」(H-HS030)を発表した。発売は4月23日で、希望小売価格は税別57,000円だ。LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.は、35mm判換算時の焦点距離が60mmとなるマクロレンズ。2015年2月に海外発表されていたものが、このたび正式に国内でも発表された。レンズ構成は非球面レンズ1枚を含む9群9枚構成だ。最短撮影距離は10.5cmで、風景撮影から等倍マクロ撮影まで幅広く使用できる。開放絞りはF2.8と明るく、マクロ撮影のみならず通常撮影においても美しいボケ味を発揮するという。また、240fps駆動の高速AFに対応し、高精度かつすばやい合焦が可能だ。光学式手ブレ補正機構「MEGA O.I.S.」を搭載している。主な仕様は、焦点距離が30mm(35mm判換算で60mmの画角に相当)、開放絞りがF2.8、最小絞りがF22、絞り羽枚数が7枚(円形虹彩絞り)、最短撮影距離が0.105m(撮像面より)、最大撮影倍率が1倍(35mm判換算で2倍)。フィルター径は46mm、本体サイズは最大径が58.8mm、全長が63.5mm、重量は180g。
2015年04月06日プロントコーポレーションは4月1日、全国の「カフェ&バー プロント」のコーヒーメニューをリニューアルした。同店は、2013年4月にコーヒー豆をリニューアルし、ワイン醸造技術により、コーヒー豆をシャンパン酵母で発酵することで生み出されるコーヒー豆「アロマティックフォーチュンブレンド」を販売している。今回は、近年における利用者のコーヒーに対する志向の変化に合わせてリニューアルしたとのこと。価格はそのままに、「新アロマティックフォーチュンブレンド」を導入し、コーヒーメニューをブラッシュアップしたという。通常コーヒーチェリーの中には2つの豆が入っているが、まれに1粒だけ入っているものがあり、「ピーベリー」と呼ばれている。新アロマティックフォーチュンブレンドは、香りを高めるためにマイナス20℃で氷点下熟成させたシャンパン酵母豆にピーベリーをブレンド。雑味のない深いコクとまろやかさ、すっきりとした味わいが実現したとのこと。「ホットコーヒー」(Rサイズ220円 / Mサイズ270円 / Lサイズ320円)と「アイスコーヒー」(Rサイズ240円 / Mサイズ290円 / Lサイズ340円)をはじめ、他のエスプレッソ豆使用商品も変更した。同コーヒー豆を使用したエスプレッソは、焙せんにこだわることで、深いコクのある味わいに仕上がるとのこと。また、ふわふわしたフォームミルク「エアクリーム」との相性も良く、香り高いカフェラテが楽しめるという。なお4月1日~10日の期間で、「ホットコーヒー / アイスコーヒー」のRサイズを注文した人にはMサイズで提供するキャンペーンを実施中。※表示価格はすべて税込
2015年04月02日2015年1月に発売された、ニコンの「AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR」は、NIKKORレンズでは初めてのPFレンズ(フレネルレンズ)を搭載した小型軽量の望遠レンズ。手振れ補正機能のVRはノーマル時で約4.5段分の補正効果があり、従来のレベルを超えた反射防止効果を持つナノクリスタルコートにより、ゴーストやフレアを抑えてよりクリアな描写力を発揮する。AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRは、300mmの望遠レンズとは思えないぐらい小さく、手に取るとびっくりするほど軽い。全長は約147.5mmで、重量は755g。レンズの薄肉化や比重の小さいガラス材を使用することで軽量化を進め、従来の「Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED」に比べ、重さは半分近くに(約42%・545g減)。長さもおよそ3分の2(75mm減)にコンパクト化された。D750やD5500のように最近はデジタル一眼レフカメラが小型軽量化しているので、ボディとレンズのバランスを考えるとこれぐらいのサイズ感がちょうどいいと思う。ニコンが開発したPFレンズは、光の回折現象を利用し、高い色収差補正能力を提供する。また、ナノクリタルコートによる光学性能や手振れ補正が優れているので、逆光時や暗い場面などでの撮影においても安定感がある。手振れ補正VRには「NOMAL」に加えて、動きや変化が激しい被写体の撮影に適した「SPORT」モードがあり、流し撮りでも有効に使える。AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRは、フルサイズセンサーのFXフォーマット向けレンズだが、APS-CサイズのDXフォーマットのデジタル一眼レフカメラでも使える。FXフォーマットでは300mmの焦点距離だが、DXフォーマットでは450mm相当になり、1.3倍クロップ機能と組み合わせると585mm相当まで伸びる。コンパクトなのに、大砲のような超望遠レンズ並みの写真を撮ることができるレンズだ。
2015年03月31日ドスパラは27日、スマートフォン用7倍率望遠レンズ「DN-12739」を同社直営の「上海問屋」にて販売開始した。価格は税込2,999円。スマートフォンのカメラレンズに装着すると、7倍の望遠で撮影できるアタッチメントレンズ。カメラレンズに挟み込むように装着するクリップ式のため、多くの機種で使用できる。保護ケースが付属する。本体サイズは、直径4.5×厚さ3.1cm(※クリップホルダー含まず)、重さは78g。
2015年03月30日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!今日の献立は「豆ご飯」を含めた全4品。豆ご飯に里芋の煮っころがし、だし巻き卵と和食の基本を思い出させてくれる献立です。 豆ご飯 ホクホクのエンドウ豆がたっぷり入ったご飯。もち米を入れるのがポイント。 牛肉と里芋の煮物 里芋は冷凍を使って皮をむく時間を短縮! だし巻き卵おろし添え 大根おろしと一緒に食べるとサッパリおいしいですよ。 豆腐のあったかくずし汁 ショウガ汁が入った身体がぽかぽか温かくなるお汁です。 ⇒今日の献立一覧はこちら
2015年03月28日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!今日の献立は「ソラ豆入りホクホクコロッケ」を含めた全4品。ソラ豆や菜の花。味わえる時期が限られているからこそ、旬の味を楽しんで♪ ソラ豆入りホクホクコロッケ ソラ豆のグリーン色がキレイなコロッケです。 菜の花とゴボウ天のサッと煮 ゴボウ天以外のお好みの練り物でもOKです! ブロッコリーのピーナッツ和え すり白ゴマにピーナッツを加えるだけで、いつもと違ったひと味が楽しめます! 麩と豆腐のみそ汁 麩は色々な種類があるのでお好みの物でどうぞ! ⇒今日の献立一覧はこちら
2015年03月25日ライカカメラは3月18日、ブラッククロームで仕上げた特別限定レンズ「ライカ ズミクロンM f2/35mm ASPH. ブラッククローム」と「ライカ ズミルックスM f1.4/50mm ASPH. ブラッククローム」を発表した。発売は4月以降。各500本限定で販売する。価格は明らかになっていない。いずれのレンズもブラックアルマイトとシルバークロームのみだったが、このたびブラッククロームがラインナップに追加された。フィート表示の距離指標は赤文字。金属製の丸型レンズフードとレンズキャップが付属する。○ライカ ズミクロンM f2/35mm ASPH. ブラッククロームライカ ズミクロンM f2/35mm ASPH. ブラッククロームは、焦点距離が35mmの単焦点レンズ。絞り開放からシャープさとコントラストに優れた画像を得られるとする。サイズはコンパクトで、どのM型カメラに装着しても使いやすい。○ライカ ズミルックスM f1.4/50mm ASPH. ブラッククロームライカ ズミルックスM f1.4/50mm ASPH. ブラッククロームは、焦点距離が50mmの単焦点レンズ。使いやすい焦点域で自然な画角を得られるほか、開放絞りがf1.4と明るいため定常光での撮影やボケを活かした作画などに力を発揮する。Mシステムで使用する最初のレンズに最適だという。
2015年03月18日○135mm以上が望遠レンズ今回は「望遠レンズ」について解説しましょう。焦点距離で言えば、135mm以上のレンズが望遠レンズになります。数字が200mm、400mm、500mmと大きくなるほど遠くの被写体を写すことができ、なかには1000mmという超望遠レンズもありますが、一般的な用途では200~400mm程度あればほとんどカバーできます。○遠くを写すには望遠レンズがないとはじまらない望遠レンズを使うと、遠くにある被写体を大きく写すことができます。「遠くのものをよく見たい」、これは昔から人が持っている願望ですね。双眼鏡であったり望遠鏡であったりと、人はいろいろな道具を発明して対応してきました。それはカメラでも同様で、被写体を間近で見たように写せるのが望遠レンズの一番の特徴です。○写せる範囲は狭く、背景をボカしやすい望遠レンズは被写体を大きく撮影できる反面、画角が狭いので被写体の周囲はあまり広く写りません。たとえば、300mmの焦点距離だと画角は約8度ほどしかありませんので、撮影の際はしっかりと構図を決める必要があります。そして焦点距離が長くなることにより、ピントの合う範囲(被写界深度)も狭くなります。どういうことかと言うと、ピントを合わせた部分以外は大きくボケやすいということです。画角が狭いことから少しのズレやブレでもピントがはずれるので、しっかり構えて撮らなくてはいけません。でも、そのボケを上手に活かしたり、背景を整理することで被写体をより印象的に見せることができるのも望遠レンズの面白いところです。○遠くも近くもみんなまとめる「圧縮効果」望遠レンズの特徴には「圧縮効果」もあります。圧縮効果とは、実際には距離が離れている被写体が、互いに近くにあるかのように前後の距離が凝縮されて写るものです。たとえば、道路のすぐ後ろに山があるような風景写真、密集して咲くお花畑の写真などが代表的なものです。望遠レンズならではの特色を活かすには、「狙って撮る」という心構えや動作が必要になります。広角レンズに比べるといくぶんテクニックを求められますが、カメラをはじめると欲しくなる、いや必携になるレンズと言えます。
2015年02月25日○焦点距離35mm以下が広角レンズ広角とは字のごとく「広い画角」を表します。カメラのレンズは、焦点距離の数字が小さくなれば画角が広くなっていき、数字が大きくなると画角が狭くなって望遠になります。一般的に焦点距離35mm以下のレンズを「広角レンズ」、さらに24mm以下のものを「超広角レンズ」と呼びます。画角の広さだけで言えば、周囲180度を写せる「魚眼レンズ」がありますが、こちらは特殊なレンズなのでまた別の機会にご紹介しましょう。○大パノラマを一枚に写せる画角の広さ広角レンズの特徴はなんといっても、広い範囲を写せることです。景色を大きく切り取れるので風景撮影にはもってこいのレンズといえるでしょう。旅先で出会った雄大な山並みやどこまでも続く大海原、歴史的な建造物などを一枚の写真として収めてくれるので、とっても重宝します。というより、筆者にとっては無いと困るレベルです。レンズキットに付属する標準ズームレンズが必ず広角の焦点距離に対応しているのもそのためです。○誇張される遠近感を利用して広角ならではの一枚にもう一つの特徴は、遠近感(パースペクティブ)が誇張されることです。人の目でも、近いものは大きく、遠くのものは小さく見えますが、これがことのほか強調され、広角レンズならではの奥行きのある写真になります。誇張される度合も35mmよりは28mm、28mmよりは24mmというように、画角が広くなるにつれ大きくなります。この特性を活かせば、たとえばそれほど大きな橋や道路でなくても、果てしなく続くようなイメージで写すことができます。周辺が歪むので人物写真には向きませんが、手足を上手に入れて撮ってあげると通常よりも長~く見えるので撮影者の株が上がるかもしれません。○ブレに強いのでスナップにも最適ブレに強いのも広角レンズの特徴と言えます。焦点距離が短いのでピントの合う範囲が大きく、被写体一つ一つが小さく写るので、ブレたりボケたりしていても目立ちにくいためです。サッと構えて素早く撮れる、そのことからも人の目よりも少し広い画角である28~35mmのレンズはスナップ撮影用として人気があります。次回は「望遠レンズ」について解説します。
2015年02月24日ライカカメラジャパンは2月24日、ライカTカメラシステム用の広角レンズ「ライカ スーパー・バリオ・エルマーT f3.5-4.5/11-23mm ASPH.」と望遠レンズ「ライカ アポ・バリオ・エルマーT f3.5-4.5/55-135mm ASPH.」の発売日および価格を発表した。ライカ スーパー・バリオ・エルマーT f3.5-4.5/11-23mm ASPH.とライカ アポ・バリオ・エルマーT f3.5-4.5/55-135mm ASPH.は、2014年9月開催のカメラ展示会「Photokina 2014」にて発表された。発表当初、2015年中とされていた発売日がこのたび正式に決定。いずれのレンズも2015年3月1日に発売し、価格は税込243,000円だ。ライカ スーパー・バリオ・エルマーT f3.5-4.5/11-23mm ASPH.は、35mm判換算で約17mm-35mmの焦点距離をカバーする広角ズームレンズ。本体は高級感のあるブラックアルマイト仕上げだ。広域撮影で優れた鮮明度を発揮する。ライカ アポ・バリオ・エルマーT f3.5-4.5/55-135mm ASPH.は、35mm判換算で約80mm-200mmの焦点距離をカバーする望遠ズームレンズ。ポートレート撮影やスポーツなどのアクションを撮影するのに適している。
2015年02月24日パナソニックは2月23日、マイクロフォーサーズ規格の単焦点レンズ「LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.」と「LUMIX G 42.5mm / F1.7 ASPH. / POWER O.I.S.」を海外発表した。日本での発売については明らかになっていない。○LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.LUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.は、35mm判換算時の焦点距離が約60mmとなるマクロレンズ。ステッピングモーターの採用によって、高速かつ静粛なAFが可能となった。LUMIX Gシリーズとの組み合わせにおいては、240fpsの合焦検知スピードに対応する。主な仕様は、焦点距離が30mm(35mm判換算で60mmの画角に相当)、開放絞りがF2.8、最小絞りがF22、絞り羽枚数が7枚(円形絞り)、画角が40度、最短撮影距離が0.105m、最大撮影倍率が1倍(35mm判換算で2倍)。光学式手ブレ補正機構「MEGA O.I.S.」を搭載。フィルター径は46mm、本体サイズは最大径が58.8mm、全長が63.5mm、重量は180g。レンズキャップ、レンズリアキャップ、収納用ケースが付属する。○LUMIX G 42.5mm / F1.7 ASPH. / POWER O.I.S.LUMIX G 42.5mm / F1.7 ASPH. / POWER O.I.S.は、35mm判換算時の焦点距離が約85mmとなる中望遠のポートレートレンズ。速くて小さい動きだけでなく、ゆっくりで大きな動きも補正する光学手ブレ補正機構「POWER O.I.S.」を採用している。AFシステムについてはLUMIX G MACRO 30mm / F2.8 ASPH. / MEGA O.I.S.と同様だ。主な仕様は、焦点距離が42.5mm(35mm判換算で85mmの画角に相当)、開放絞りがF1.7、最小絞りがF22、絞り羽枚数が7枚(円形絞り)、画角が29度、最短撮影距離が0.31m、最大撮影倍率が0.2倍(35mm判換算で0.4倍)。フィルター径は37mm、本体サイズは最大径が55mm、全長が50mm、重量は130g。レンズキャップ、レンズリアキャップ、レンズフード、デコレーションリング、収納用ケースが付属する。カラーはブラックとシルバー。
2015年02月24日