ケースレーインスツルメンツは、出力850WのハイパワーなDC電源「2268」シリーズを発表した。同シリーズは、同社の電源ラインアップで最も大きな電力が得られる電源でありながら、高密度の自動テストシステムの構築においてスペースが節約できる小型・軽量サイズとなっている。具体的には、全6機種がラインナップされており、20V/42Aから150V/5.6Aの機種までまざまな電圧、電流の出力が選択できる。また、大きなシステム構築の場合と同様の機能を備えながら、1Uの高さ、ハーフ・ラックの幅と小型・軽量を実現している。ハーフラックを採用して760W以上を出力できる製品は、同シリーズのみであるという。さらに、LAN、USB、GPIB、RS-232、RS-485といった5種類のデジタルインタフェースを標準で装備しているため、アプリケーションに最適なインタフェースを選択することができる。しかも、15Vと5Vのアナログ制御出力を備えているため、リレーを制御したり、テストフィクスチャやコンポーネントハンドラとのインタフェースにも使用できる。加えて、テストシステムに機器を追加する必要がない。アナログ信号で電源出力を制御するようなアプリケーションの場合、絶縁アナログ入力により、存在的なグランドループを最小にすることができる。他社製品にはこういった機能はないという。この他、オートシーケンスプログラムモードにより、コマンドリストを実行することができる。複数のコマンドはダウンロードして電源のメモリに保存でき、コントローラからの1つのコマンドで実行できる。さらに、プログラムは特定の回数または連続して繰り返すことができる。また、PCバスを経由して個々のコマンドを送る際に発生する遅延を防ぐことができ、テスト時間の短縮につながるとしている。なお、価格は27万4000円(税抜き)。
2015年01月19日Keysight Technologiesの日本法人であるキーサイト・テクノロジーは1月19日、ハイパワーDCアプリケーション用ラック・システム電源を発表した。同ラック・システム電源では、オートレンジDC電源「N8900」シリーズを6台まで並列に組み込み、最大90kW、最大電圧1500V(電流180A時)、最大電流3060A(電圧80V時)を供給可能な単一大容量電源として構成することができる。これにより、面倒なシステム設計を行うことなく、大容量アプリケーションに最適な電源ソリューションを簡単に構築できる。一方で、試験用のハイパワー電源システムを設計する際に、高電圧に対応できるようにシステムのデザイン、デバッグ、安全性などの課題を考慮しなければならない。同ラック・システム電源は使用するパーツも含め、ハイパワーに対応しながら、ラックの背面にはプラスチック製の安全カバーが付属するなど、安全面の課題も解決している。さらに、オートレンジ機能により、広範囲の電圧でフルパワー出力を実現できるのに加え、ラック・システム電源内の1台の電源がマスター電源となり、各電源との通信やラック・システムとの通信が行える。この他、インタフェースはLAN(LXI Core)、USB、GPIBを使用でき、すべてシステムに標準装備されている。なお、価格は、208 VAC入力モデルが211万7150円(税抜き)から、400 VAC入力モデルが200万2727円(税抜き)から。出荷開始時期は、400 VACモデルが2月、208 VACモデルが6月となっている。
2015年01月19日人気海外ドラマ『スキャンダル』のダイジェスト映像とファン必見のNG集が公開になった。本作は。ワシントンDCで活躍する大物フィクサー、オリヴィア・ポープが巨大な陰謀に巻き込まれながら事件を解決していく様を描いた大ヒット作だ。関連動画本作の主人公オリヴィア・ポープは、大物政治家やホワイトハウス、大企業を顧客にもつフィクサーで、クライアントが起こしたありとあらゆるスキャンダルを封印する。彼女には弁護士やリサーチに長けた仲間がおり、事件をかぎつけたマスコミや刑事の追跡をかわし、政界や財界にうごめく陰謀を察知しながらスキャンダルを封印するべく奔走する。誰を敵に回してもひるむことなく立ち向かうオリヴィアは視聴者の人気を集め、アメリカでは全米視聴率ランキングで2位を獲得。オリヴィアを演じたケリー・ワシントンの人気も上昇中で、ピープル誌でベストドレッサーに選ばれるなど注目を集めている。日本ではシーズン1の全話とシーズン2のPart1と2のDVDがすでにリリースされており、7日(水)にシーズン2のPart3がリリースになる。『スキャンダル』シーズン1全話シーズン2 Part1、2発売中シーズン2 Part31月7日(水)発売※レンタル、オンデマンドあり
2015年01月06日ON Semiconductorは、力率改善(PFC)制御を搭載した2つの高性能LED照明用オフラインAC-DCドライバを発表した。「NCL3008x」ファミリに加わった「NCL30085/6/8」の3品種は、高い力率を必要とする最大60Wのシングルステージ設計に対応している。また、「NCL30030」は、既存のソリューションを拡張したものであり、低い光振動と幅広いLED順電圧バリエーションを必要とする高電圧(最大150W)の2ステージトポロジーをサポートしている。「NCL30085/6/8」は、力率改善電流制御アルゴリズムを使用することで、フライバック、バックブーストおよびSEPICトポロジーに適したものになる。また、擬似共振モードで動作することにより、幅広いラインおよび負荷レベルで最適な効率性を実現できる。さらに、独自の制御方法を用いることにより、一次側からのみ電流を通常2%以内で細かく制御できる。そして、3品種のうち、「NCL30088」は非調光型である。「NCL30086」は、平均LED電流を制御するシングルインプットによりアナログおよびパルス幅変調(PWM)調光をサポートして、スマート調光を可能にする。「NCL30085」は、70%、25%、5%の3段階のログステップ調光をサポートする。これにより、ACスイッチのオン・オフを切り換えてコントローラに信号を出し、LED電流ポイントを下げることで照明の出力を削減する。3品種は、すべてユーザーによる設定が可能な電流サーマルフォールドバックの仕組みを備えているため、過熱を防止すると同時に、メーカーは長寿命を保証することができる。なお、パッケージは「NCL30085/8」がSOIC-8、「NCL30086」がSOIC-10。価格は1万個単位で0.35ドルから。もう一方の「NCL30030」は、2ステージPFCコントローラと擬似共振フライバックコントローラを備え、中電力および高電力のLED照明アプリケーションに最適化されており、低ベイ、高ベイ、街灯など商業用の照明に最適である。さらに、独自のマルチプライヤアーキテクチャを使用することにより、低い高調波歪みと100%に近い力率を達成すると同時に臨界モード型(CrM)で稼働する。そして、SOIC-16パッケージで提供され、高電圧用に間隔を空けるために1個のピンが取り外されている。価格は1万個単位で0.65ドルから。
2014年12月18日Texas Instruments(TI)は12月2日、DC結合アプリケーションに高いAC性能を提供し、システム性能を向上する2つの完全差動アンプ(FDA)「LMH3401」と「LMH5401」を発表した。LMH3401はゲインが16dBで、類似FDA製品と比較して、性能の向上と同時に、サイズと消費電力の各30%低減を可能にするほか、16dBゲイン時に7GHzの-3dB帯域幅、18,000V/μsのスルーレート、500MHz時に-77dBcの高調波歪み特性を提供する。一方のLMH5401は、6dB以上のゲインに設定可能で、12dBゲイン時に6.2GHzの-3dB帯域幅を提供するほか、17,500V/μsのスルーレート、200MHzで-90dBcの高調波歪み特性と-90dBcのIMD3特性などの性能を提供するという。なお、2製品ともに2.5mm角の14ピンQFNパッケージで供給され、1000個受注時の単価(参考価格)は、LMH3401が8.95ドル、LMH5401が7.95ドルとなっている。また、2製品の評価モジュールも、それぞれ単価(参考価格)149ドルで供給だという。
2014年12月02日TDKは11月4日、超小型マイクロDC/DCコンバータ「B30000P80」シリーズを発表した。同製品は、実装面積が2.9mm×2.3mm、高さが1mmであり、小型基板に6MHzの電源スイッチを埋め込んだ一体型電源モジュールでは、従来のディスクリート品と比べ、実装面積を最大で35%削減でき、省スペース化を実現しているという。また、同シリーズは2.2V~5.5Vの入力電圧で、1.10V~2.80Vの8品種の出力電圧がラインアップされており、最大出力電流は600mAとなっている。さらに、過負荷・過熱保護機能を備え、過熱検出時には自動的に電流を遮断する。そして、コンバータは主にバッテリ駆動デバイスに搭載されるため、変換効率が重要になるが、92%という高効率変換を達成している。加えて、イネーブル入力機能によるオンオフ制御が可能で、オフ時の待機電流は1µA以下と、消費電力を大幅に低減する。また、軽負荷時は、PFM(パルス周波数変調)制御による節電モードで運転し、自己消費電流もわずか24µAと低電力を実現している。この他、負荷過渡応答特性にも優れているのに加え、リップル電圧・電流が低く、軽負荷であればフィルタの追加も不要であるとしている。これらにより、ウェアラブルデバイスやスマートウォッチ、WLAN、GPS、Bluetoothなどの関連機器への搭載に適しているという。高効率であるため、カメラやセンサモジュール、光モジュール、メモリカード、その他のバッテリ駆動デバイスにも搭載できるとしている。
2014年11月05日『ジャンゴ繋がれざる者』『Ray/レイ』のケリー・ワシントンが、大物政治家やセレブ、そしてホワイトハウスまでも顧客に持つ凄腕フィクサー(危機管理コンサルタント)を演じる、全米で話題沸騰のTVドラマシリーズ「スキャンダル」。知的でエレガント、しかも超仕事ができる主人公オリヴィア・ポープを演じるケリーが、現代のファッション・アイコンとしても注目を集めている本作から、シーズン1の見どころを4分間にギュギュッと凝縮したダイジェスト映像が到着した。本作は、実在の人物をモデルに「グレイズ・アナトミー」のプロデューサー、ションダ・ライムズが製作総指揮を務めた大人気TVシリーズ。ヒロインのオリヴィア・ポープは、大物政治家、セレブなどの著名人や、世界的大企業、そしてホワイトハウスまでも顧客にする、ワシントンDCでは知らない人がいない超大物“女性フィクサー”。そんな彼女が、ひと癖もふた癖もある仲間たちと共に、顧客が抱える“明るみになってはならない”あらゆる難問を解決していく。ダイジェスト映像は、どこかで見たような大統領のスキャンダル封じから始まり、幾重にも重なる事件やワケありな人間関係、そしてオリヴィア自身と大統領が抱える、この物語最大のスキャンダルをも暴露。まるでジェットコースターのような予想を超える展開とスリルが散りばめられている。知らない間に引き込まれる、現実と交錯するかのような小気味よいテンポのストーリーと驚きの連続に、全米では年間ドラマ視聴率ランキング2位を記録。シーズンが進むたびに視聴者数もうなぎのぼりとなり、ケリーの出産後となる、待望のシーズン4の放送も今秋に控えている。ケリーは、あのミシェル・オバマ大統領夫人もファンを公言するほど、いま最も話題を集める女優のひとり。米ピープル誌の2013年度「世界で最も美しい女性」では2位に、同「ベストドレッサー」にも選出され、タイム誌の2014年版「世界で最も影響力のある100人」にはビヨンセらと共に選ばれており、本作でエミー賞にもノミネート。彼女が劇中で使用した「プラダ(PRADA)」のバッグは、“オリヴィア・バッグ”と称され、「アルマーニ(ARMANI)」のジャケットや、「エスカーダ(ESCADA)」のトレンチ、「モバード(Movado)」の腕時計など、彼女が劇中で身につけたアイテムは放送のたびに大反響に。ケリー自らがアドバイザーを務めたオリジナルのアパレルライン「オリヴィアルック」も登場したほどだ。美しくもタフで、知的でエレガント。女性が憧れるすべてを兼ね備えた彼女は、まさに全米を代表するファッション・アイコン。彼女を一気にスターダムにのし上げた「スキャンダル」に、あなたもハマってしまうはず。「スキャンダル」シーズン1&2DVDは12月3日(水)より順次レンタル&発売開始(※オンデマンド同日配信開始)。(text:cinemacafe.net)
2014年10月30日池田泉州DCと三菱UFJニコスはこのたび、池田泉州DCの法人顧客向けクレジットカードで最上位クラスとなる「池田泉州DCカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」の発行で合意、24日に会員募集を開始した。池田泉州銀行グループの池田泉州DCは、「DCカード」ブランドのカード業務を三菱UFJニコスに委託しており、既に法人顧客向けに「DC法人カード(一般・ゴールド)」を発行している。このたび、両社はこの法人カードのラインアップに、グローバルなネットワークとT&E(トラベル&エンターテインメント)分野の充実したサービスに定評があるアメリカン・エキスプレスのブランドで、ワンランク上の特典やサービスを備えた"プラチナ"仕様の新カード発行を決めたもの。新カードの主な特徴は、利用者(経営者や役員・部長級等)による出張や接待、消耗品購入などの代金の支払いに便利で、法人口座から一括引き落としとなるため、経費精算の合理化が図れること。なお、具体的な特典として、オフィス用品や宅配便、レンタカーなどの優待サービス「ビジネス・アドバンテージ」や「WEB明細データダウンロードサービス」を付帯しているという。また、プラチナならではのサービスとして、海外出張で役立つ各種予約代行などの「プラチナ・コンシェルジュサービス」、空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」のほか、「手荷物空港宅配サービス」などが付く。さらに国内厳選のレストランの所定コースメニュー1名分が無料(複数人で利用の場合に限定)になるグルメ優待などを用意しているという。新カードは、MUFGカードブランドの「提携カード方式」で発行し、会員募集を池田泉州DCが、入会審査や発行業務などを三菱UFJニコスが担う。なお、三菱UFJニコスが2011年12月から発行している法人カード「MUFGカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」の仕様やスペック(機能・特典等)を採用している。
2014年10月27日ブリティッシュ・エアウェイズは10月2日より、ロンドン・ヒースロー空港とワシントン・ダレス国際空港間でA380の運航を開始した。ロンドン=ワシントン間の直行便でA380を導入した航空会社はブリティッシュ・エアウェイズが初めてとなる。ブリティッシュ・エアウェイズのA380は、Club World(ビジネスクラス)の97シート、First(ファーストクラス)の14シートを含む4つのキャビンクラスで、最大469名の乗客を搭乗できる。現在、同社はワシントンに加えて、ロサンゼルス、香港、ヨハネスブルグ路線にてA380を運航しており、また、10月28日よりシンガポール路線、2015年4月よりサンフランシスコ路線にて運航を開始予定。
2014年10月07日IDC Japanは10月1日、国内データセンター(DC)サービス市場の予測を発表した。同発表によると、2014年の国内DCサービス市場は前年比8.2%増の9682億円となる見込みで、2013~2018年の年間平均成長率は6.6%になると予測している。自社サーバルームから事業者DCへシステム移設する事例や、既存DCから耐震性能の高いDCへのマイグレーション事例が増えたことが主な要因とする。またオンラインゲーム、映像配信、SNS、ネット通販などの「ネットビジネス」市場成長に合わせてサーバ能力が増強されていることも、DCサービス市場の拡大に寄与しているという。DCサービスをサーバ設置スペースを顧客に貸し出す「コロケーション」と、DC事業者が所有するサーバを顧客に貸し出す「ホスティング」の2種類に分けた場合、成長率が高いのはホスティング。ホスティングには、近年急速に利用が拡大しているクラウドサービスの一部が含まれており、特に業務システムのサーバで利用されるケースが増えている。なお2014年の国内市場シェア内訳を見ると、SI事業者/ITベンダーのシェアが64.7%、通信事業者のシェアが20.8%、DC専業事業者のシェアが14.5%。このうち2014年に売上拡大が最も顕著なのは、クラウドIaaSビジネスの急成長が特に著しいDC専業事業者で、IDC Japanは2014年の前年比成長率が13.7%になると予測している。2012年から2013年にかけて国内で大規模なDC新設/増設が相次いだため、DCサービス市場では競争が激化。サービス価格や設備仕様/サービス品質に関する顧客企業の要求は厳しくなる傾向にあるという。同時に建設コストの上昇や電気料金の上昇により、DCの設備投資や運用コストの金額が膨らんでいる。IDC Japan ITサービス リサーチマネジャーの伊藤未明氏は「競争激化と事業コスト上昇によって、DC事業者はこれまで以上にサービス差別化と価格競争力強化が求められる」と分析している。
2014年10月01日村田製作所は9月29日、次世代高速通信用小型基地局(スモールセル)向けを主とした2×4インチサイズ(50.8×101.6mm)の標準AC/DCコンバータ「MVAD160-125/245/485」3品種を発表した。2015年1月から量産を開始する。急増するモバイルトラフィックへの対応として、スモールセルと呼ばれる小型基地局の増強が注目されている。スモールセルは、基地局のカバーエリアを小さくして、1つのセルが収容するユーザー数を少なくすることで端末1台あたりのデータ容量拡大を図るものである。今後は、マクロセル(従来の携帯電話基地局)に代わり、スモールセルが街中に設置され、通信インフラとして重要な市場を形成することが見込まれている。今回、このスモールセルに要求される、屋外設置に耐えられる動作温度の広範囲化と、基地局の小型化に対応する小型・高効率を実現した標準AC/DCコンバータを商品化した。同製品は、コンダクションクーリングによる積極的な筐体放熱に適した部品レイアウトにより-40℃~+85℃の動作温度範囲と、トランス構造を一から見直した回路の最適化により、93%の電力変換効率を実現した。また、「MVAD160-125/245/485」のメイン出力電圧はそれぞれ12V、24V、48Vで、無負荷時の消費電力は3品種とも0.3W未満となっている。
2014年09月29日JR西日本は9月14日から12月13日まで開催される「和歌山デスティネーションキャンペーン」(和歌山DC)に合わせ、自己充電型バッテリー車両「Smart BEST」を使用する新たな観光列車を運行する。「Smart BEST」が営業運転を行うのはこれが初めてとなる。「Smart BEST」は、近畿車輛が開発した非電化路線向けの充電型バッテリー電車。最小限の充電用小型ディーゼル発電機と大容量バッテリーを搭載し、車両搭載の発電機で充電したバッテリーからの電力を主体に、モーターを駆動させて走行する。これまでJR西日本・JR四国管内で走行試験を行ってきたが、営業運転を行うのは今回が初となる。運転区間は、西日本でも屈指の美しい海岸線が楽しめるきのくに線(紀勢本線)新宮~串本間。運転区間の約4分の1を占める海岸線の眺めを堪能してもらうため、海側の座席はすべて窓向きに設置するという。発電・充電状況を表示するエネルギー表示ディスプレイや、観光情報などを放映する大型ディスプレイも車内に設置。観光イベントやおもてなしを実施するためのイベントスペースも設けられる。外観には、海外でも人気の「ハローキティ」が紀南エリアの観光地を紹介するイメージのラッピングを施す。2両編成で、定員は48名の予定(全席指定席)。列車名については、公募の実施の有無も含め、後日発表となる。「Smart BEST」による観光列車は、和歌山DC期間中の土休日(計33日)に、快速列車として1日4本を運転する予定。運転時刻は、新宮駅発が9時30分頃と13時頃。串本駅発が11時頃と15時頃。途中、那智駅、紀伊勝浦駅、湯川駅、太地駅、古座駅の各駅に停車する。所要時間は約1時間30分となる見込み。営業運転前の展示会や試乗会も計画されており、JR西日本では内容が決まり次第、発表するとしている。
2014年02月12日先日ノミネーションが発表された第70回ゴールデングローブ賞で主演男優賞にデンゼル・ワシントンがノミネートされ、史上初の3度目のオスカーに期待がかかる名演を見せている『フライト』。数々の名優たちが出演している本作だが、中でも『オーシャンズ11』シリーズで知られるドン・チードルらとデンゼルの渋みの効いた名優対決にも注目が集まっている。高度3万フィートで、ウィトカー機長(デンゼル・ワシントン)が操縦する飛行機が不慮のエンジントラブルを起こすが、機長の咄嗟の判断で緊急着陸に成功し大惨事を逃れ、多くの命を救った。人々はどんな一流パイロットにも不可能な“奇跡の着陸”を称え、彼は一躍国民的なヒーローとなる。しかし、その後の調査で彼の血液中からアルコールが検出されてしまい…。多くの人々の命を救い、一躍“時の人”としてもてはやされるも、血液中からアルコールが検出されたことをきっかけに、“疑惑のヒーロー”となったひとりの男の葛藤と高度3万フィートで起きた真実を描く本作。主演のデンゼルとドンは、1995年のカール・フランクリン監督の『青いドレスの女』以来、実に17年ぶり。本作でドンは、主人公ウィップ・ウィトカーが飛行機の不時着事故の過失を問われる際、助言を与えるために起用されたシカゴを活動拠点とする弁護士ヒュー・ラングを演じる。ドンは、「デンゼルのような人がウィップのような役に起用されると、かなり居心地の悪い場所へ本気で行くだろうと予想がつく。誰だって人には好かれたいし、善人だと思われたいものだが、ウィップは邪悪な部分を解き放たなければならないから、その過程では観客により醜い部分を見せることになるんだ。本作は、本当の自分と対決する話。対決の場で、安易な方へ堕落していくのか、それとも苦難の選択をし、心の安らぎと解放を見つけるのか?」と分析。デンゼルとの演技合戦をたっぷりと楽しんだようだ。ドンのほかにも、『ザ・ファイター』でアカデミー賞助演女優賞を獲得したメリッサ・レオ、『アーティスト』のジョン・グッドマン、「シャーロック・ホームズ」シリーズのケリー・レイリーら演技巧者な実力派俳優たちによる豪華な演技合戦から目が離せない!『フライト』は2013年3月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フライト 2013年3月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開(C) 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.第70回ゴールデン・グローブ賞 [アワード] 2012年12月13日(現地時間)にノミネート発表、2013年1月13日に授賞式開催
2012年12月27日今秋、日本公開され大ヒットを記録した映画『デンジャラス・ラン』のブルーレイ&DVDの発売を記念して、主演のデンゼル・ワシントンが、米の名門ユニバーサル・スタジオの名作について語ったインタビュー映像が公開された。これまで俳優として数々の名演を披露し、自身も監督として活動するワシントンは映画史に残る名作をどのように見ているのだろうか?特別動画このほど公開された動画は、ワシントンがアルフレッド・ヒッチコック監督の『鳥』、マーティン・スコセッシ監督の『カジノ』などの作品について、ざっくばらんに語っている模様を収録したもの。ワシントンは、ブライアン・デ・パルマ監督の『スカーフェイス』について「自分の演技はあの映画に影響されている。この前もアル・パチーノのセリフを拝借したよ」と、新作『フライト』での自身の演技との共通点について解説し、後に『モ’・ベター・ブルース』でタッグを組むスパイク・リー監督の『ドゥ・ザ・ライト・シング』を初めて見た時のエピソードを披露する。また、スティーヴン・スピルバーグ監督の名作『E.T.』の好きなシーンをマネをして見せ、幼少期に観た『大アマゾンの半魚人』について語るひと幕も収められている。印象的なのは、ワシントンが終始、本当に楽しそうに映画について語っていることで、彼が生粋の映画人でありながら、同時に現在も大の“映画ファン”であることが伝わってくる。その一方で彼は「昔に見たな」と言いつつも作品の細部や俳優のちょっとした仕草まで記憶しており、入念な準備を重ねて細部まで役作りをするというワシントンの“演技の原点”を垣間見ることができる。そんな彼がユニバーサル100周年の記念すべき年に主演を務めたのが『デンジャラス・ラン』だ。本作でワシントンは、国家を裏切り指名手配を受けた元CIAの男(ワシントン)を演じ、彼の護衛についた新米エージェント(ライアン・レイノルズ)との32時間にわたる逃避行を繰り広げている。『デンジャラス・ラン』発売中ブルーレイ+DVDセット4190円(税込)DVD3360円(税込)発売・販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
2012年12月27日今秋、日本公開され大ヒットを記録した映画『デンジャラス・ラン』のブルーレイ&DVDが19日(水)に発売されるのを記念して、主演のデンゼル・ワシントンからコメントが届いた。その他の写真本作は、国家を裏切り指名手配を受けた元CIAの男(ワシントン)と、彼の護衛についた新米エージェント(ライアン・レイノルズ)との32時間にわたる逃避行を描いたサスペンス・アクション。本作で主演と製作総指揮の二役を務めたワシントンは、出演のきっかけについて「この作品は、今は亡き私のエージェントがとってもやりたがっていたんだ。でも私が制作のチャンスを得る前に亡くなってしまって、彼に対する感謝の意を表すためにやりたかった」と明かす。兵士、刑事、天使やギャングと、さまざまな役を幅広く演じてきたワシントンだが、本作では過去作『トレーニング デイ』『アメリカン・ギャングスター』よりもさらに“悪”に染まった役柄を演じた。「すべて演技なので、みんなは私の演技の一部を見ているだけで、私自身がどんな人物であるかは誰にもわからないんだ。ある時、怒りが何であるのか、何が人を追い詰めるのかに触れることはあっても、結局は演技なんだよ。私は俳優だから自分の仕事は真剣にやるけど、自分自身としては真剣になり過ぎないようにしてるんだ」と飄々と語る。これまでに監督として2本の映画を撮っているワシントン。今後の活動について「またカメラの後ろに立ち、監督をすることを楽しみにしているんだよ。できればこの1、2年のうちにできたらいいな。いつかは、ステージにも立ちたいと思ってるよ。歩み続けるのが好きなんだ」とコメントを残している。『デンジャラス・ラン』12月19日(水)発売ブルーレイ+DVDセット4190円(税込)DVD3360円(税込)発売・販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
2012年12月13日藤田観光は1日より、2013年秋に開業予定の「広島ワシントンホテル」において、地元「広島県」をテーマにした客室「ひろしまルーム」を制作するとともに、同客室のデザインを広島県出身、または広島県在住者から募集している。「ひろしまルーム」は、広島県が誇る文化や風情など地域の魅力や特色を内装のデザインに反映させ、ホテル利用者に客室内でも「広島県らしさ」を感じてもらうことを目的とした取り組みとなる。今回の募集は、2013年12月開業予定の仙台ワシントンホテルの「みやぎルーム」に続くもの。地元広島県の若手デザイナーはもちろん、これからデザイナーを志す人たちに対し、新たな発表の場を用意することで地域文化の発展に貢献していく、としている。募集テーマは、「広島県が感じられる客室」。選考基準は、客室コンセプトが明確であり、広島県の魅力が上手に表現できていること。採用数は1件以上で、優れたデザイン多数の場合は複数採用する場合もある。採用作品に対し、各20万円のデザイン料が支払われる。応募資格は広島県出身、または広島県在住のデザイナー、デザイナー志望者。応募受付期間は、11月1日~12月27日。その他、詳しい募集内容については、ワシントンホテルのホームページまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月05日『トレーニング デイ』(’01)でアカデミー賞主演男優賞に輝いたオスカー俳優デンゼル・ワシントンを主演に、『フォレスト・ガンプ/一期一会』でアカデミー賞作品賞を含む計6部門を獲得したロバート・ゼメキス監督が贈る衝撃と感動のサスペンス大作『フライト』。このたび、本作の日本公開が来年の3月1日(金)に決定!それに先駆けて10月14日(現地時間)、歴史ある第50回ニューヨーク映画祭にてワールド・プレミアが行われ、デンゼルとゼメキス監督を始め、ケリー・ライリー、ジョン・グッドマンらがレッドカーペットイベントに登場した。高度3万フィートで、ウィトカー機長(デンゼル・ワシントン)が操縦する飛行機が不慮のエンジントラブルを起こすが、機長の咄嗟の判断で緊急着陸に成功し大惨事を逃れ、多くの命を救った。人々はどんな一流パイロットにも不可能な“奇跡の着陸”を称え、彼は一躍国民的なヒーローとなる。しかし、その後の調査で彼の血液中からアルコールが検出されてしまい…。“疑惑のヒーロー”となった男の栄光と影、そして高度3万フィートで起きた真実を描き出す本作。オスカー受賞経験を持つ、デンゼルとゼメキス監督の初タッグ作とあって、早くも現地では2013年度のオスカー最有力との呼び声も高く、この日のワールドプレミアには多くのファンと報道陣が駆けつけた。ニューヨークのアリス・タリー・ホールに颯爽と現れたのはデンゼル。ファンの大歓声に応えながら、記者から本作への出演理由を問われると「とてもいい脚本だった。役者として探究するのに面白い世界があった。それと『フライト』は、亡くなった僕のエージェントが、僕のテーブルに置いてくれた最後の脚本だったんだ。義務を感じたとは言わないけど、彼のためにもやりたいと思ったんだ。それにロバート・ゼメキスが加わった。『すごい!』って思ったよ」と明かした。ゼメキス監督も初タッグとなるデンゼルへの称賛を惜しまない。「デンゼルが主演だからこそ、可能になった作品だ。彼の演技の全ての瞬間に驚かされたよ。この映画を作る楽しみは、仕事に行ってデンゼルの演技を見ることだったよ。本当にワクワクしたんだ!」と熱っぽく撮影当時をふり返った。しかし、オスカーへの意気込み聞かれると「それは、どうかな(笑)」と交わしつつも、自信に満ちた笑みを浮かべていた。共演したキャストたちもその思いは同じようで、特に女優陣は「デンゼルにはアカデミー賞をとってもらいたい!彼は取るに値するから」(メリッサ・レオ)、「デンゼルとの撮影はかなりハードで強烈だったわ!」(ケリー・ライリー)と名優に手放しで称賛を送っていた。果たして、来年のアカデミー賞の台風の目となれるか?期待して2013年を待ちたい。『フライト』は2013年3月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:フライト 2013年3月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年10月18日ロバート・ゼメキス監督がデンゼル・ワシントンを主演に迎えて描くサスペンス大作『フライト』が、第40回ニューヨーク映画祭のクロージング作品として現地時間14日(日)に初上映された。その他の写真ゼメキス監督×ワシントンという、オスカー受賞コンビの初タッグ作品とあって、会場のアリス・トゥリー・ホールには、多くのファンと報道陣が駆けつけた。レッド・カーペットに夫婦そろって登場したワシントンは、「『フライト』は、亡くなった僕のエージェントのエド・リマートが、僕のテーブルに置いてくれた最後の脚本だったんだ。義務を感じたとは言わないけど、彼のためにやりたいと思ったんだ。それにロバート・ゼメキスが加わった。『すごい!』って思ったよ」と出演理由をコメント。一方、予定より30分以上も早く会場入りをする気合いの入れようだったというゼメキス監督は、アカデミー賞獲得への自信を聞かれると「それは、どうかな(笑)。デンゼルが主演だからこそ、可能になった作品だよ。彼の演技のすべてに驚かされたよ。あまりに素晴らしくて信じられないくらいだった。この映画を作る楽しみは、仕事に行って、デンゼルの演技を見ることだったよ。本当にワクワクしたよ」と、ワシントンの演技を大絶賛した。映画祭にはふたりのほか、ケリー・ライリー、ジョン・グッドマン、ドン・チードルら出演者とスタッフも登壇した。『フライト』は、高度3万フィートから緊急着陸を成功させ、多くの乗客を救い、一躍国民的なヒーローとなるも、ある疑惑によって一瞬にして非難にさらされることになってしまった機長の物語。『フライト』2013年3月1日(金)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年10月18日9月7日(金)より公開中の『デンジャラス・ラン』の続編製作が早くも決定した。ユニバーサル・ピクチャーズはデンゼル・ワシントン主演の同作の続編製作に既に着手している模様で、第1作目でも脚本を務めたデヴィッド・グッゲンハイムを再び起用しているという。舞台は南アフリカのケープタウン。ライアン・レイノルズ演じる新米CIA、マット・ウェストンが管理を任されているCIAの収容施設に、CIAを裏切り36か国で指名手配を受け10年間逃亡を続けていたデンゼル扮する元エージェント、トビン・フロストが収監され、謎の傭兵部隊によって襲撃を受けるというハード・アクション大作である。第2作目が1作目の前の話となるか、もしくは続編となるのかは未定だが、ライアンの続投は見込まれている。第1作目は今年初めに公開されて以来、全米だけでも1億2,600万ドル(約99億円)、全世界では2億200万ドル(約159億円)の興行収入を叩き出し大ヒットを記録している。■関連作品:デンジャラス・ラン 2012年9月7日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2012年09月07日デンゼル・ワシントンが悪役を演じ全米で大ヒットを記録した『デンジャラス・ラン』が7日(金)より日本公開されるのに先駆け、本作の監督を務めたスウェーデン出身の新鋭ダニエル・エスピノーサのコメントが届いた。その他の写真本作は、元CIAのスゴ腕だったが今は裏切り者となった大物犯罪者と、手柄を立てたくてウズウズしている若手CIA局員という対照的なふたりが、隠れ家から隠れ家へと命がけの逃走を繰り広げるというロードムービー調のアクション映画。もともとハリウッドで“優秀な未制作脚本”に挙げられるほど注目される脚本だったが、それを手にしたプロデューサーが監督にと白羽の矢を立てたのは、1977年生まれのスウェーデン人、エスピノーサだった。「母国で撮った『イージーマネー』という映画がベルリン映画祭で好評を受けて、それ以来、我が家の郵便箱にアメリカからたくさんの脚本が送られてくるようになったんだ。その中にあったのがこの映画の脚本だった」とエスピノーサは振り返る。かくしてハリウッドデビューを飾ることになったエスピノーサだが、キャスティングにあたり、主役である謎めいた犯罪者フロスト役にと切望したのが、名優ワシントンだった。「デンゼルは根本的には正直で、もちろん善人だ。だが、人間は誰でも闇の部分を持っているもので、それは決して表には出さないものだけど、デンゼルがその部分をチラリと覗かせたとき、その瞬間がとても美しいんだ!」そんな想いを胸に、50代後半の重鎮ワシントンを昼食に招き、ドキドキしながらオファーを打ち明けたという30代前半のエスピノーサ。ワシントンは即座にこの若者の才能と熱意を見抜き、出演を即決したそうだ。しかも自らも製作総指揮に名を連ねるほどの力の入れようで、フロストという複雑な役柄の追求をスタート。名優の役作りの過程を目の当たりにすることになったエスピノーサは「彼は撮影に入る半年も前から自分の役について徹底的に研究していたんだ」と感嘆を隠さない。「だから、セットに入るとたとえ目の前でどんなことが起ころうと、フロストとして反応するんだ。これは映画監督にとってはとてもありがたいことだよ」すべてを知り尽くしたベテランと、それに感化され成長していく意欲あふれる若者。まさに本作の主人公ふたりと同じ関係性を築くことになったワシントンとエスピノーサ。全米大ヒットというポジティブな結果を出すことができたのは、そんな作り手の状況が物語とうまくリンクしたことも一因なのかもしれない。『デンジャラス・ラン』9月7日(金)より、TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー
2012年09月03日JR北海道函館支社は、「急行北海道DC号で行く青函トンネル吉岡海底見学と道南魅力発見プレミアムツアー」を発売した。7月より展開してきた北海道デスティネーションキャンペーンのクロージング企画として実施する札幌発着の2泊3日ツアー(1日目は車中泊)。同ツアーでは、機関車牽引の客車列車による急行「北海道DC号」に乗り、札幌駅から函館へ移動。函館駅で特急「スーパー白鳥」に乗り換え、青函トンネル内の吉岡海底駅で下車し、JR北海道社員の案内でトンネル内を見学する。お土産として、青函トンネル内で熟成された「はこだてワインWしばれワイン 白」(ハーフボトル)が1人1本もらえる。昼食には各地の名物が用意されており、2日目は松前町名物の松前まぐろの刺身と郷土料理、3日目は鹿部町名物のタラコが食べ比べで味わえる。このほか、当別トラピスト修道院や北海道唯一の国宝「中空土偶」が展示されている函館市縄文文化交流センター、ラムサール条約に登録されている大沼国定公園などの名所を巡り、北海道南部の魅力を堪能する。2日目の夜には函館山からの夜景見学も楽しめる(無料オプション・要予約)。旅行代金は5万5,400円~6万6,200円。募集定員は80名で、中学生以上は1名より申し込み可能。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月29日ブラッド・ピットとデンゼル・ワシントンが新作クライムスリラー『Candy Store』(原題)で共演する可能性が出てきた。2人の主役を配する本作は、ベテランおとり捜査官が、ブルックリンでパトロール巡査として潜入し、世界的な組織の不正を暴こうとするというストーリーで、ブラッドとデンゼルの2人は出演交渉の初期段階にあるという。2005年の映画『シリアナ』で脚本賞ノミネートを果たしているスティーヴン・ギャガン監督が脚本も手掛ける同作は、ライオンズゲート社が製作を担当する模様。本作にはブラッドとデンゼルの以前には、ジェイミー・フォックスが主人公のキャラクターに興味を示していたと言われているが、果たして今後どういう動きを見せるのか?スティーヴン・ソダーバーグ監督が2000年に手掛けた『トラフィック』でアカデミー脚色賞を受賞したギャガン監督は、ウィル・スミス主演で来年夏のSF超大作『After Earth』(原題)の脚本も担当している。■関連作品:デンジャラス・ラン 2012年9月7日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2012年08月27日60歳近くにも関わらず、衰えぬ力強いパフォーマンスで私たちを魅了する俳優デンゼル・ワシントンが極上の悪に扮する映画『デンジャラス・ラン』。危険極まる逃亡劇を繰り広げることになるデンゼルと共演のライアン・レイノルズが見どころを語るスペシャル映像が、公開に先駆けてシネマカフェに到着した。最果ての地・南アフリカにあるCIAの隠れ家に連行されてきた一人の男。彼の名はトビン・フロスト。36か国で指名手配を受けてきた極悪犯罪者にして、元CIAの最強エージェントである彼が収容されるや否や、完璧なはずの隠れ家が何者かに襲撃される。壊滅寸前の隠れ家からトビンを引き連れ、決死の脱出を試みる新米CIAエージェントで隠れ家の管理人・マット。こうして男2人の逃亡劇が始まる――。本映像の中でライアンが「退屈なマットの日々の中にある日“刺激”がやってきた」と表現するその“刺激”こそが、トビン・フロストという存在。「彼には倫理もモラルもない」という言葉通り、映像冒頭から容赦なく追っ手のエージェントを自らの手で殺めるシーンが登場する。何を考えているのか分からない危険な男・フロストとの逃亡劇を決意するマットだが、カー・アクションでは彼のくすぶっていたアドレナリンも爆発!大胆すぎる追走劇、銃撃戦ありのアクションシーンの一部がこちらの映像には収められている。そして、物語は意外な方向へ…。「内通者がいるのでは?」というフロストの囁きに惑わされ始めるマットに、「目を伏せるか、真実を見るか」というさらなる意味深な言葉が投げかけられる。「トビンは彼に見せるんだ」とデンゼルは語るが、“何を見せるか”については言及されていない。果たして、彼らを襲う本当の敵とは一体誰なのか?2人が口を揃えて「駆け引き」、「だまし合い」、「物語の全てに手がかりがある」と言うように、鑑賞中は一瞬たりとも気を抜くことができなさそうだ。『デンジャラス・ラン』は9月7日(金)よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:デンジャラス・ラン 2012年9月7日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2012年08月24日映画監督トニー・スコットの訃報を受けて、デンゼル・ワシントン、トム・クルーズら、親しかった人々が悲しみのコメントを寄せている。また、ABCニュースはスコットが脳腫瘍をわずらっていたと報道したが、遺族は否定、後に「脳腫瘍説には疑いがある」と訂正した。その他の情報スコット監督の最後の作品となった『アンストッパブル』をはじめ、5作品でコラボレーションをしてきたワシントンは、「トニー・スコットは偉大な監督で、すばらしい友人だった。彼がいなくなってしまったなんて信じられない。彼は人生と映画の芸術に情熱をもっていた。その情熱を僕たちと分かち合ってくれた。ご冥福をお祈りします」とコメントを発表。『トップガン』『デイズ・オブ・サンダー』で組んだクルーズも、「トニーは僕の大切な友達だった。彼がいなくなってしまって悲しい。彼は自分らしさを持ったクリエイティビティにあふれる人だった」とし、遺族への思いやりの言葉を添えた。弟の死の知らせを受けて、ロンドンで新作『The Counselor』を撮影していたリドリー・スコット監督は、急遽撮影を中断し、ロサンゼルスに向かっている。撮影は最低でも1週間中止になると見られるが、いつ再開されるかはわかっていない。同作品にはブラッド・ピット、マイケル・ファスベンダー、キャメロン・ディアス、ぺネロペ・クルスが出演する。スコット監督が撮影準備をしていたプロジェクトの運命も不明だ。『トップガン』続編は来年にも撮影を開始し、2014年の公開を目指していた。ほかにも、『Narco Sub』『Lucky Strike』、また1968年の西部劇『ワイルドバンチ』などの企画を抱えていた。これらのプロジェクトに関わる人々は、ここ数週間、スコット監督は「仕事への意欲にあふれており、変わったところはまったく見られなかった」と語っている。文:猿渡由紀(C)2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2012年08月22日デンゼル・ワシントン主演映画『デンジャラス・ラン』の本予告編とポスター画像がこのほど解禁となり、「お前は悪魔と逃げている」というキャッチコピーとともに睨みをきかせた見返り顔のデンゼルのビジュアルがお目見えした。予告編本作は、ライアン・レイノルズ演じる上昇志向の新米CIA職員マットが、36か国で指名手配中の危険人物トビン・フロスト(ワシントン)に翻弄されながらも南アフリカを舞台に共に逃亡する、全米で7週連続トップ10入りを記録したアクション・サスペンス劇。ワシントンは、前作『アンストッパブル』で暴走する列車を全力で止めようとする良き父親役から一転、悪に染まった指名手配人物を演じる。公開されたポスタービジュアルは南アフリカとおぼしき街が燃え上がっているようにも見え、予告編では、デンゼルは不敵な面構えや意味ありげなドヤ顔を見せ、その“悪魔”ぶりな役どころがうかがわれる。悪役のワシントンと言えば、『アメリカン・ギャングスター』の麻薬王フランク・ルーカスや、米アカデミー賞主演男優賞を受賞した『トレーニング・デイ』の刑事アロンゾを思い浮かべる向きが多いかもしれないが、本作では元CIAの凄腕エージェントながら追われる身となり、14の国籍を使い分けながら得意の心理戦で新米マットを巧みに操る得体の知れない人物を演じており、凶悪っぷりがワールドワイドにスケールアップしているようだ。なお、発売中の前売券には、物語の鍵を握るとされる秘密の情報が隠されたシークレットカプセルが特典として付いているので、物語の行方とともに、ワシントン史上最も悪い男!? な彼を映画館で確かめてみるのはいかがだろうか。『デンジャラス・ラン』9月7日(金)より、TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー
2012年07月02日三菱UFJニコスは、DCカードのテレビコマーシャルとして、俳優の中井貴一さんと人気子役の本田望結さんが共演する「新キャラ登場」編を製作し、5月31日から全国で放映すると発表した。CMの内容は、平成3年の初登場からDCカードのCMでおなじみの”トリオ”、中井貴一さんと”カッパとたぬき”の4年半ぶりの再会に、テレビでお馴染みの人気子役、本田望結さんがウェディング姿で花を添え、”信頼の一枚、DCカード”を訴求するストーリー。今回の本田望結さんの登場で、DCカードのイメージキャラクターとして、”カルテット”が誕生した。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月01日JR北海道は18日、「北海道デスティネーションキャンペーン」(以下、北海道DC)開催に合わせた夏の臨時列車の概要を発表した。北海道DCの開催期間は7月1日から9月30日まで。オープニングを飾る列車として、「昔懐かしい汽車旅」をコンセプトに、DD51形機関車牽引、客車5両(14系座席車3両、24系寝台車2両)の急行列車が登場する。7月1日は函館~札幌間で急行「北海道一周ニセコ号」が運転され、長万部駅から「山線」を経由して蘭越駅、ニセコ駅、倶知安駅、小樽駅に停車する。翌2日は、札幌~釧路間を滝川駅経由で走る「北海道一周狩勝号」を運転。3日は釧路駅から釧網本線・石北本線経由で札幌駅へ向かう「北海道一周大雪号」を、4日は札幌~函館間を千歳線・室蘭本線経由で走る「北海道一周エルム号」を運転する。各列車とも全車指定席で、寝台車も普通車指定席として扱う。7月の3連休には急行「まりも」も復活。客車5両(14系座席車3両、24系寝台車2両)をDD51形が牽引する。20日は札幌駅から釧路駅まで石勝線経由で運転し、寝台車はB寝台として発売。22日は釧路駅から札幌駅まで滝川駅経由で運転し、こちらは全車指定席(寝台車も座席扱い)となる。また、8月6日~31日には、「山線」経由で函館~札幌間を結ぶ特急「ヌプリ」も登場。根室本線釧路~根室間、通称「花咲線」では7月21日~8月31日、快速「北太平洋 花と湿原号」(詳細は本誌既報の通り)が運転される。その他、「旭山動物園号」「富良野・美瑛ノロッコ号」「くしろ湿原ノロッコ号」「SL函館大沼号」など、毎年おなじみの観光列車も運転される予定だ。9月末には、北海道DCのクロージングに合わせて客車急行列車が再登場。客車5両、DD51形牽引で、札幌発函館行が9月28日に、函館発札幌行が9月30日に運転される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月19日2月に全米公開され大ヒットを記録したデンゼル・ワシントン主演最新作『デンジャラス・ラン』の日本版特報とポスター画像が到着した。日本版特報動画本作は、CIAが取り調べなどを行う“隠れ家”の管理を任されていた新人工作員(ライアン・レイノルズ)が、何者かに命を狙われる大物犯罪者(ワシントン)を連れて危険な逃避行に出る羽目になってしまうというサスペンスアクション。全米では7週連続トップ10入りを果たすロングヒットを達成し、ワシントンの主演作としては『アメリカン・ギャングスター』に次ぐ歴代2位の興収を記録している。本作でワシントンが演じるトビン・フロストは、かつて伝説のCIAエージェントとして名を馳せたが、現在は最高機密情報を世界中に売り歩いているという、悪に染まってしまった男。このほど公開されたポスター画像でも、“世界36か国で指名手配”“14の国籍を使い分け、人の心を操る天才”“アメリカ国家の裏切り者”などとフロストのキャラクターが強くアピールされており、なぜ彼が“悪人”へと変わってしまったのか、という点が物語のカギとなりそうだ。ワシントンといえば、真面目で優等生的な役柄の印象が強い演技派だが、近年では積極的に悪役にも挑戦しており、強烈な悪徳刑事を演じた2001年の『トレーニング・デイ』では、念願のアカデミー主演男優賞を受賞している。本作はまさにその系譜に連なる作品であり、今回の特報でもデンゼルの“悪のカリスマ”ぶりを存分に確認することができる。『デンジャラス・ラン』9月TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー
2012年05月01日ナショナル・ボード・オブ・レビューで最優秀作品賞と監督賞を獲得した、マーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』が、ワシントンDC映画批評家協会賞でも監督賞と美術賞の2冠を獲得したことが分かった。その他の写真本作は、ブライアン・セルズニックのベストセラー小説『ユゴーの不思議な発明』が原作。1930年代のパリを舞台に、父親を亡くし時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺したからくり人形に隠された、運命を変えてしまうほどの秘密を探る壮大な冒険が繰り広げられる。『タクシードライバー』『グッドフェローズ』『ディパーテッド』など、数々の名作を送り出してきたスコセッシ監督。68歳にして、初のファンタジーと3D映画に挑戦した彼は「ずっとやりたいと思っていた。3D撮影は私の夢だった」と明かしているが、見事4冠を達成した本作に対して、ジェームズ・キャメロン監督は「Masterpiece(最高傑作)!構成、色彩、そしてストーリーがかつてない最高の3D表現で描かれた作品だ」と太鼓判を押している。12月2日(金)に発表されたサテライト賞でも、作品賞と監督賞に加え、撮影賞、美術賞、視覚効果賞の5部門でノミネートされており、現在ゴールデン・グローブ賞とアカデミー賞へ向けてスタートしたばかりの賞レースにおいて“大本命作品”としての存在感と注目度を確固たるものとしたと言えるだろう。現在、全米では限定公開されながらも、公開1週目には週末オープニング成績を5位で飾っており、劇場数を563館に増やした2週目には3位にランキングを上げている。本日9日(金)からの拡大公開と共に、これから迎えるクリスマス・ホリデーシーズンに向けて更なる伸び率が期待出来るだろう。また、かねてからの夢を実現させたスコセッシ監督の強い思いもあってか、全米では劇場売上げの75%が3D版からとなっており、3Dで観るべき映画としてのポジショニングが確立されていることが伺える。日本では2012年3月より全国公開される。『ヒューゴの不思議な発明』2012年3月9日(金)TOHOシネマズ 有楽座ほか全国ロードショー※3D/2D同時公開(C)2011 Paramount Pictures. All Rights Reserved
2011年12月09日11日、ノルウェーのオスロにあるスペクトラムでノーベル平和賞記念コンサートが行われ、デンゼル・ワシントンとアン・ハサウェイが司会を務めた。毎年開催のコンサートの司会はハリウッド・スターが務めることが多く、昨年はウィル・スミス&ジェイダ・ピンケット・スミス夫妻が起用されている。ハービー・ハンコック、ジャミロクワイ、バリー・マニロウらが出演したコンサートに先駆けて行われたノーベル平和賞授賞式にもデンゼル、アンはもちろん出席した。ポーレッタ夫人を伴い、現在中国で獄中にあり出席できなかった劉暁波氏の功績をほかの出席者と共に讃えたデンゼルは「ノーベル平和賞記念コンサートに参加できて光栄です。歴史に残るこのイベントは世界平和のメッセージを広げるものです」とコメントした。(text:Yuki Tominaga)写真はデンゼル・ワシントンとアン・ハサウェイも出席したノーベル平和賞授賞式。© AP/AFLO■関連作品:アンストッパブル 2011年1月7日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 TWENTIETH CENTURY FOX■関連記事:オスカー有力『キングズ・スピーチ』が全米で1館あたりの平均今年No.1のスタートわずかな希望を胸に暴走列車に挑む『アンストッパブル』試写会に15組30名様ご招待
2010年12月13日