9月3日、ワーナー・ブラザースがマット・リーヴス監督作『The Batman』の製作現場において、『メンバーの1人が新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たため、製作を一時中断します』と発表。濃厚接触者たちは隔離期間に入り、セットの準備は続けられていたが、撮影自体は完全にストップしていたという。それから約2週間が経った17日、イギリスでの撮影を再開したことを報告した。「メンバーの1人」が誰だったのか、ワーナー社は明らかにしていないが、主役のバットマンを演じているロバート・パティンソンだったとみられている。ちょうど撮影再開の知らせとともに、すっかり元気になったロバートがスキ・ウォーターハウスとデートしている姿も目撃された。2人でロンドンの公園のベンチに座り、お互いマスクをあごまで下げ、スキがロバートに寄りかかってキス。2年以上にわたる交際が順調そのものであることを見せつけた。ロバートはクリステン・スチュワート、FKAツイッグスと交際後、2018年7月頃からスキと交際し、現在は同棲中。スキはブラッドリー・クーパー、ディエゴ・ルナとの交際が報じられたことがある。『The Batman』はアメリカ、イギリスなどで2021年10月1日公開予定。(Hiromi Kaku)
2020年09月18日ガル・ガドット主演映画『ワンダーウーマン 1984』が、10月9日(金)から12月25日(金)へと公開を延期するとワーナー・ブラザース映画が発表した。7月、日本での新公開が10月9日(金)に決定したと発表されていたが、新型コロナウイルス感染症の影響によるアメリカ本国の公開日変更に伴い、今回日本での公開も12月25日(金)に変更に。ガル主演、パティ・ジェンキンス監督による『ワンダーウーマン』の続編となる本作は、タイトル通り1980年代を舞台にした物語。ガル演じるダイアナ/ワンダーウーマンのほかにも、クリステン・ウィグ、クリス・パイン、ロビン・ライト、ペドロ・パスカルらが出演している。『ワンダーウーマン 1984』は12月25日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーウーマン 1984 2020年12月25日より全国公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics
2020年09月14日クリストファー・ノーラン監督作『TENET テネット』の公開時期について、ワーナー・ブラザースが「これまで通りの世界同時公開作品としては扱わない」と表明していた通り、先週、全米公開を待たずカナダなど40か国以上の海外で公開された。新型コロナウイルスの影響により、客足が戻りきっていないという状況でも、オープニングの世界興行収入は5300万ドル(約56億円)と好調。アメリカでは3日に公開される。今週末にレイバーデー・ウィークエンドを迎えるアメリカでは、観客動員のためにAMCシアターズが国内70%の劇場で営業を再開すると発表した。木曜日に420か所の地域の劇場で営業を再開。そのうち140か所は新型コロナウイルスのパンデミックが起きてから初めての営業再開だという。地域によって、入場できる人数に制限が設けられており、たとえばサンディエゴ郡やニュージャージー州では定員の25%まで観客を入れることができる。劇場は密室で他人と一緒に数時間を過ごすという性質上、新型コロナ感染のハイリスクであると指摘する疫学者もいる。ニューヨーク州のクオモ州知事は、こうした理由で劇場の営業再開をまだ許可していない。AMCのCEOアダム・アーロンは営業再開にあたり、専門家らの助言を受けて万全な「セーフ&クリーンシステム」を取り入れ、観客に安心して足を運んでもらえるとアピールしている。(Hiromi Kaku)
2020年09月02日先週、ワーナー・ブラザースが『TENET テネット』の全米公開を8月12日から「2020年内のいつか」に延期することを発表。その際、アメリカに先行して海外で公開することを示唆していたが、実際に8月の終わりから70か国以上で先に公開することを決めたという。「Variety」誌によると、対象国となっているのはオーストラリア、カナダ、イタリア、ドイツ、日本、韓国、ロシア、イギリスなど。(日本は9月18日公開予定)。アメリカでは、一部の限られた地域で9月3日に公開されるが、現在のところ、どの地域になるかは確定していない。また、中国における公開予定は未定とのこと。中国では現在「上映時間が2時間を超えない映画」を上映するという条件のもと、映画館の営業が再開しており、上映時間が2時間30分の『TENET』は条件を満たさない作品となっている。ただ、最近上映時間が2時間を超える『ハリー・ポッターと賢者の石』や『インセプション』といった旧作の上映予約が劇場主から入っているといい、条件が緩和されつつあることが予想されている。ジョン・デヴィッド・ワシントン、ロバート・パティンソンらが出演する今作。ノーラン監督は「超秘密主義」として知られ、その内容はほとんどが謎に包まれたままだが、映画市場第1位のアメリカ以外で先行公開すると、ネタバレ発生によりアメリカでの興収に影響が出るのではという懸念もある。(Hiromi Kaku)■関連作品:TENET テネット 2020年9月18日より全国にて公開© 2020 W arner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved
2020年07月28日先週、新型コロナウイルスの影響により、ワーナー・ブラザースが『TENETテネット』、ディズニーが『ムーラン』や『アバター』続編、『スター・ウォーズ』最新作の公開延期を発表。これに続き、パラマウント・ピクチャーズも『トップガン マーヴェリック』と『クワイエット・プレイス PART II』の公開延期を発表した。『トップガン マーヴェリック』は当初アメリカで6月24日に公開予定だったが、4月に主演のトム・クルーズが「(前作から)34年も待ってくれたのに、残念なことにもう少し待たせることになった。12月に公開する」と発表。しかしそれは叶うことなく、今回新たに2021年7月2日に公開日が設定された。『クワイエット・プレイス PART II』の公開日は3月20日から9月への変更を経て2021年4月23日になった。パラマウントの重役クリス・アロンソンとマーク・ヴィアンは連名で「劇場で楽しむ映画鑑賞の体験に勝るものはないと信じています。私たちは、時が来れば観客たちが再びパラマウントの映画を大きなスクリーンで観て喜び、楽しんでくれるという自信がありますし、映画体験や劇場主に対して力を出し尽くす構えです」という声明を発表。コロナ禍では、『トロールズ ミュージック★パワー』のようにアメリカでの劇場公開を諦め、VOD配信に切り替えた作品もあるが、『トップガン マーヴェリック』と『クワイエット・プレイス PART II』に関しては必ず劇場公開をするという姿勢を見せている。(Hiromi Kaku)■関連作品:トップガン マーヴェリック 2021年、公開©2019 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.クワイエット・プレイス PARTⅡ 2020年、全国にて公開© 2019 Paramount Pictures. All rights reserved.
2020年07月27日数日前、新型コロナウイルス感染症の収束の兆しが見えないアメリカで、ワーナー・ブラザースがクリストファー・ノーラン監督作『TENET テネット』の3度目の公開延期(無期延期)を決めた。23日(現地時間)、ディズニーもワーナーに続く形で『ムーラン』の無期延期を発表。同作は、当初3月27日に全米公開を予定しており、その後7月24日、8月21日と公開日が変更されていた。ディズニーの広報は「ここ数か月の間、このような世界的な健康危機が起きている状況で、映画をどのように公開するのかを確定するのは難しいことです。そのため、『ムーラン』の公開を休止し、世界中の観客に対してどうすれば効果的にこの作品を観てもらえるかを考えたいと思います」とコメントしている。ディズニーでは『ムーラン』以外にも公開が先延ばしになった作品がある。前作からすでに10年以上の月日が流れた『アバター』もそのうちの1つだ。監督のジェームズ・キャメロンが、ツイッターに手紙を掲載。「新型コロナウイルスが発生するまではすべてが順調で、2021年12月に公開できる予定だった」と前置きをしたうえで、同作の制作に大幅な遅れが出ていることを伝え、「この遅れに対し、誰よりもがっかりしているのは私だ」と悲しんでいる様子をつづった。『アバター』2作目の公開は1年先の2022年12月、3作目は2024年、4作目は2026年、5作目は2028年になる見込み。また、『スター・ウォーズ』の新たな3部作についても1年先送りとなり、1作目が2023年12月、2作目が2025年、3作目が2027年になるという。(Hiromi Kaku)■関連作品:ムーラン(2020) 2020年9月4日(金)より全国にて公開© 2020 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.TENET テネット 2020年9月18日より全国にて公開© 2020 W arner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved
2020年07月24日コロナの影響で変更を続ける大作の公開日に、新たな動きがあった。ワーナー・ブラザースは、7月17日の北米公開日を死守し続けてきたクリストファー・ノーランの『TENET テネット』を、2週間後の7月31日に延期。17日には、ノーランの『インセプション』10周年記念上映が行われることになった。ワーナーはまた8月12日に予定していた『ワンダーウーマン 1984』を10月2日に延期している。『ワンダーウーマン』はもともと6月公開予定だったので、2度目の変更だ。ユニバーサルは、トム・ハンクス主演作『Bios』を、10月2日から来年4月16日に延期。一方で、ユニバーサルが世界配給を手がけるMGMの『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の北米公開は、11月25日から5日早めて11月20日に変更されている。アメリカではほとんどの州で映画館の再オープンが許可されたが、いつ、何が公開されるのかは、ギリギリまで変わり続けそうだ。文=猿渡由紀『TENET テネット』北米公開日:7月31日(金)
2020年06月15日『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY』をはじめ、ワーナー・ブラザースのブルーレイ&DVDリリース、デジタル配信される新作映画全5作品の本編冒頭10分が、公式YouTubeチャンネルにて順次無料公開。映画を観て過ごす“おうち時間”を応援する、ワーナー・ブラザース初の取り組みとなる。5月22日(金)よりデジタルセルが先行配信中の『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY』は、ジョーカーと別れたハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)がクセ者だらけの最凶チームを新結成。危険度MAX のアクション・エンターテイメントが3月の劇場公開から最速リリース。本編冒頭10分の映像では、あの"ジョーカー"と別れ、傷心したハーレイが思い出の場所で束縛から解かれる瞬間は必見!そのほか6月3日(水)に、英国が誇る名優ヘレン・ミレンとイアン・マッケランがぶつかり合うライアーゲーム『グッドライアー 偽りのゲーム』、6月17日(水)にマイケル・B・ジョーダン主演、司法の闇と闘う逆転劇を描いた“奇跡の実話”『黒い司法 0%からの奇跡』の本編冒頭10分を順次公開する。現在、クリント・イーストウッド監督が描く実話サスペンス『リチャード・ジュエル』、アカデミー賞俳優のエドワード・ノートン主演・監督・脚本・製作のクライム・サスペンス『マザーレス・ブルックリン』も公開中となっている。『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY』はデジタルセル先行配信中、6月10日(水)よりブルーレイ&DVD リリース、デジタルレンタル配信開始、デジタルセル先行配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY 2020年3月20日より全国にて公開©2019 WBEI and c&TM DC Comics黒い司法 0%からの奇跡 2020年2月28日より公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.リチャード・ジュエル 2020年1月17日より全国にて公開© 2019 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLCグッドライアー偽りのゲーム 2020年2月7日より全国にて公開© 2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND BRON CREATIVE USA, CORP./© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reservedマザーレス・ブルックリン 2020年1月10日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2020年05月23日ワーナー・ブラザース映画は、6月19日に公開を予定していた映画『とんかつDJアゲ太郎』の公開延期を発表した。テレビアニメ化もされた、原案:イーピャオ、漫画:小山ゆうじろうによる同名新鋭ウェブコミックを実写映画化する本作。主人公を北村匠海が演じコメディ初挑戦。ヒロイン役を山本舞香が演じるほか、伊藤健太郎、伊勢谷友介、加藤諒、浅香航大らが出演している。今回の延期決定に関して、ワーナー・ブラザース映画は「新型コロナウイルスの感染拡大防止およびお客様の健康と安全を第一に考え、製作委員会で協議した結果、公開延期を決定致しましたことをお知らせいたします」と説明。なお、新たな公開予定日については、決まり次第、改めて発表されるという。『とんかつDJアゲ太郎』は近日公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:とんかつDJアゲ太郎 近日公開©イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会
2020年04月22日イギリス・ロンドン近郊のリーヴスデンにあるワーナー・ブラザースのスタジオが、新型コロナウイルスと戦う国民保健サービス(NHS)のスタッフに粋な計らい。普段は同スタジオで行われている『ハリー・ポッター』のスタジオツアーの参加者を乗せるバスで、NHSのスタッフの無料送迎を行い始めたという。バスの運行会社は「ゴールデン・ツアーズ」。「Variety」誌が報じた。バスは、現在NHS関連の3つの病院間を走っている。「ウエスト・ハートフォードシャーNHSトラスト」のCPOは、「私たちのスタッフは、病気や自主隔離により激減しています。そのため、健康だけれど移動手段に問題を抱えているというスタッフが戻ってきてくれることは、非常に大切なのです」と困窮していた現状を明らかにし、その移動手段を提供することを決めたワーナーと運行会社に感謝を述べた。ワーナーのスポークスパーソンは、「このような状況において、バスの使用方法としてこれ以上のことはないと考えました。NHSのみなさんのお役に立てることを大変うれしく思います」とコメントしている。『ハリー・ポッター』のスタジオツアーは3月中旬から中止となっている。(Hiromi Kaku)
2020年04月16日新型コロナの影響で、ワーナー・ブラザースが複数の映画の公開延期を決めた。ひとつは6月5日に北米公開されるはずだった『ワンダーウーマン1984』。新たな公開日は8月14日。6月26日の北米公開が決まっていたミュージカル映画『イン・ザ・ハイツ』も延期になったが、新たな公開日は未定。ジェームズ・ワン監督のホラー映画『Malignant』も、8月の公開予定日から延期となっている。アニメ映画『Scoobe!』も同様に、新たな公開日が決まらない状態で延期となった。そんな中でクリストファー・ノーラン監督の超大作『テネット』だけは、現在も、当初の予定の7月17日から動いていない。文=猿渡由紀『ワンダーウーマン1984』公開延期
2020年03月25日ファンが長年待ち望んでいた「フレンズ」の特別番組の撮影が、延期になったという。「The Hollywood Reporter」が報じた。ワーナー・ブラザースが制作する同番組は、「フレンズ」の主要キャストのジェニファー・アニストン、コートニー・コックス、リサ・クドロー、マット・ルブランク、マシュー・ペリー、デヴィッド・シュワイマーが再集結し、台本なしで過去の思い出をふり返るという番組。来週の月曜日と火曜日に撮影が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、少なくとも5月まで延期せざるを得ないとのこと。Netflixも、先週アメリカとカナダで映画とドラマの制作を中断した。人気番組「ストレンジャー・シングス」もその1つで、シーズン4の撮影が開始してから現時点で1か月ほど。同番組のショーン・レヴィ監督によると「みんなが家族のような関係を築き、撮影は絶好調だった」という。キャストやクルーに具合の悪い人や症状のある人は出ていないが、Netflixと相談のうえ「念には念を。正しいことだと思う」として2週間の中断を決めた。ほかにも「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」(Hulu)、「ザ・モーニング・ショー」(Apple TV)などのドラマの制作が、新型コロナウイルスの影響で中断されている。アメリカ疾病予防管理センターは、現在50人以上が集まる行事などを見合わせるよう、勧告している。(Hiromi Kaku)■関連作品:フレンズ [海外TVドラマ]
2020年03月19日ワーナー・ブラザースが、『マトリックス』第4弾とDCコミックスのフラッシュ単独映画『The Flash』(原題)の公開日を発表した。それぞれ2021年5月21日と2022年7月1日。今夏、製作されることが発表されたばかりの『マトリックス』第4弾。オリジナルキャストのキアヌ・リーブス、キャリー=アン・モス、ジェイダ・ピンケット・スミスに加え、ニール・パトリック・ハリス、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、ジェシカ・ヘンウィックが出演することが決定している。数日前には「glee/グリー」のジェシー役、『アナと雪の女王』のクリストフ役声優として知られるジョナサン・グロフの出演決定も報じられた。公開日の2021年5月21日は、なんと『ジョン・ウィック』第4弾と同じ日でキアヌの主演作がぶつかり合うことに。フラッシュ単独映画『The Flash』は2014年10月から企画がスタートしたが、これまで監督の降板、脚本の書き直しなど様々なハプニングに直面し、一向に製作が始まっていなかった。現在のところ、主役のフラッシュ/バリー・アレンを演じるのはエズラ・ミラーに変わりなく、監督は『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』シリーズのアンディ・ムスキエティが務めることになっている。(Hiromi Kaku)
2019年12月12日講談社「good!アフタヌーン」にて2014年4月から連載中の大ヒット青春コメディ漫画「ぐらんぶる」が、ワーナー・ブラザース映画により実写映画化されることが決定。監督は、『ヒロイン失格』「賭ケグルイ」の英勉が務める。物語は、主人公の北原伊織が大学進学を機に海辺の町に引っ越してくるところから始まる。叔父が営むダイビングショップ「GRAND BLUE(グランブルー)」に下宿することになった伊織。きれいな海、かわいい幼なじみ…あこがれのキャンパスライフを前に、期待に胸を膨らませていた伊織を待っていたのは、男だらけのダイビングサークルだった!?登場シーンの半分が服を着ていないともうわさの原作は、11月22日発売の最新14巻で累計発行部数440万部を突破。2017年に映画化された「亜人」とならぶ同誌の看板コミックとなっている。原作の井上堅二は、「『実写化してイケメンの股間を見るんだ!』『ぐらんぶる』の構想段階から抱いていた、僕の純粋無垢で――青年誌で連載する作家の誰もが抱く大きな夢。それがついに叶う時が訪れようとしています」と計画通りに実写化が実現した(?)喜びを語りつつ、「協力してくれた関係者の皆様に感謝を、そして出演する被害者の皆様に心からの謝意を送ります」とまさかの謝罪表明も。また、漫画の吉岡公威は、「美しい海で繰り広げられる爽やかな若者たちの青春」と本当かウソか本作を説明。最新巻の帯でも「おいおい正気かワーナー・ブラザース!」とツッコミを入れられているが、「いよいよ実写化され、スクリーンで見られるんですね。本当にドキドキしてます。色々な意味で。本当に、色々な意味で!」と含みがある期待を寄せ、井上氏ともども茶目っ気たっぷりに実写化の喜びを語った。「男子ってバカねっ」って映画を作ろうと思ったんですが…本作のメガホンを取るのは英勉監督。デビュー作『ハンサム★スーツ』で鮮烈なコメディデビューをしたのち、『高校デビュー』『貞子3D』など幅広いエンタメ作品を手掛け、2015年の『ヒロイン失格』は興行収入24億円超えとなるヒットを記録、その年の実写邦画ランキングTOP5に入り、昨今の若者向け映画ブームの火付け役に。今年は、TVシリーズから手掛けてきた「賭ケグルイ」の劇場版でもメガホンをとった。そんな英監督は撮影を終え、「『男子ってバカねっ』って映画を作ろうと思ったんですが、『男子ってバカ!ほんとバカ!クズ!』って映画になっちゃいました」とコメント。映画化を予想する一部のファンからすでに「ぐらんぶる映画化説あるの草」「だって脱がないでしょ?」という声もある中で、そのハジけ具合に自信を見せた。「『ダイビングに賭ける青春と恋と友情。さあ、最高の海の世界へ』という宣伝が展開されると思いますが、違いますから。詐欺ですから」と、いつの世も作品をよく見せようとする宣伝に騙されないようにまさかの注意喚起も?原作の関係者から「本当に大丈夫ですか?」と心配される今回の映画化にあたり、エグゼクティブプロデューサーの関口大輔氏は、「昨今似たようなテーマの邦画が多いのは、『お客さんが好きなタイプの映画』に傾向があり、そのベストな期待に制作が行われているからでしょう」と前置きした上で、「圧倒的な異物感、圧倒的なバカバカしさ、そして圧倒的に熱苦しい男たち...。私はこの圧倒的な既視感のなさに心底惚れ込み、リサーチ全盛の時代の今だからこそ、数字では測り切れないこの作品を映画化したいと思いました」と、唯一無二の原作だからこそ映画化に踏み切ったことを告白。また、「原作の関係者から『本当に大丈夫ですか?』と心配される映画は『ぐらんぶる』くらいです」と笑い交じりにコメント。メガホンを取った英監督については、「監督は、英さん以外思いつきませんでした。何の制限もない振り切った演出を任せられる日本人監督は英さんしかいないでしょう」とその手腕に全幅の信頼を寄せる。今回の解禁では実写化、監督の名前のみが明かされており、キャスト陣をはじめストーリーやスタッフなどもベールに包まれている。ヒントはダイビングショップ「グランブルー」の前に、パンツ姿とオタTを巻いてたたずむ2人の青年の写真のみ。無駄にオシャレな外観のショップの前に鍛え上げられたカラダが印象的な1枚。このハジけた役をいったい誰がスクリーンで演じられるのか?関口氏は今後発表となるキャストについても、「キャスト陣の発表はこれからとなりますが、ほぼ素っ裸で作品に挑んでいますのでこちらも引き続き楽しみにしていてください」とその振り切った演技に自信のコメントを寄せている。『ぐらんぶる』は2020年初夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月20日1作目の公開から20周年を迎えた『マトリックス』が、4作目を製作するという。ワーナー・ブラザース・ピクチャーズの会長トビー・エメリッヒが発表した。主演のキアヌ・リーブスとキャリー=アン・モスが、ネオとトリニティーとして再び出演する。前3作はウォシャウスキー兄弟が監督と脚本を務めたが、4作目は兄(現在は姉)のラリー(現在はラナ)が両方を務める。また、ラナはシリーズ2作で製作総指揮を務めたグラント・ヒルとともにプロデューサーにも名を連ねる。「ラナは先を見通す力がある。豊かな才能とオリジナリティを持つ、クリエイティヴなフィルムメーカーです。彼女が監督、脚本家、プロデューサーとして『マトリックス』の世界の最新章を手掛けることを私たちはとても楽しみにしています」とエメリッヒはラナに対する期待を語っている。ラナは「20年前に私と弟(現在は妹)が掘り下げていた現実性に関するアイディアは、いまはもっと身近に感じます。私の人生に、あのキャラクターたちが戻ってくるのがすごくうれしいですし、素晴らしい友人たちとまた働くチャンスをいただけて、感謝しています」と語った。(Hiromi Kaku)
2019年08月21日ジェームズ・ワンが、タイトル未定のホラー映画を製作、監督することになった。世界配給はワーナー・ブラザースが手がけるが、資本は別から集めてきたインディーズ映画。低予算インディーズホラー『ソウ』で大ブレイクした彼が、ルーツに戻る作品とも言える。撮影はこの秋、L.A.で行う予定。話の設定、キャストは明らかになっていない。ワンはこの冬大ヒットした『アクアマン』の続編の監督にも決まっている。また、『死霊館』シリーズ次回作のプロデューサーも務める。さらに、クリス・ロックのアイデアで新たにローンチされることになった「ソウ」のエグゼクティブ・プロデューサーにも名を連ねている。文=猿渡由紀
2019年08月01日『IT/イット』シリーズや『死霊館』ユニバースなど、ワーナー・ブラザース映画のホラー作品をより多くの方に楽しんでもらうべく、「ワーナー ホラーエンターテイメント」が本日7月12日(金)より発足。『アナベル 死霊博物館』監督でもあるホラー界のヒットメーカー、ゲイリー・ドーベルマンからコメントが到着した。ワーナー・ブラザース(WB)のホラー映画の歴史は長く、第46回アカデミー賞脚色賞・音響賞を受賞したホラー映画の金字塔『エクソシスト』(’74)を筆頭に、誰もが知る恐怖のキャラクター、ジェイソンを生み出し、ホラー映画でのルールを提示したパイオニア的作品『13日の金曜日』(’80)、鉤爪を持ち夢の中に襲い来る殺人鬼フレディの恐怖を描き、“設定ホラー”の道を切り開いた『エルム街の悪夢』(’84)などの名作ホラーを世に贈り出してきた。近年では、アメリカの超常現象研究家が実際に体験した事件を元にした『死霊館』(’13)は、低予算ながら全世界で360億円以上の興行収入を上げる大ヒットを記録。以降、その世界観は受け継がれ、『死霊館』の恐怖のアナベル人形を描いた『アナベル 死霊館の人形』も誕生してユニバース化。『死霊館』シリーズは世界興行収入累計1,650億円を超える世界的人気ホラーエンタメとなっている。また、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(’17)は全米で興行収入777億円超えという異例の記録を打ち立て、R指定のホラー映画としては史上最大のヒットを記録!日本でも22億円超えのヒットとなり、社会現象化するほどの盛り上がりとなったことも記憶に新しい。そして2019年は、5月10日公開『ラ・ヨローナ ~泣く女~』が全米初登場1位を記録し、9月20日公開『アナベル 死霊博物館』も全米公開から5日間で興収3,100万ドルという大ヒットの快挙、今秋には『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の続編『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』が11月1日に公開を控えている。今回、「ワーナー ホラーエンターテイメント」の発足にともなって公式ロゴも完成。『IT/イット』を連想させる風船をシンボルにあしらったデザインからは、アトラクション満載の遊園地を想像できるロゴに。今後、WBが誇る数々の名作&劇場公開ホラー作品を包括的にプロモーションしていくことになるという。ゲイリー・ドーベルマン(『アナベル 死霊博物館』監督・『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』脚本)ホラー映画は映画館へ行って、知らない人たちと一緒に座って、みんなで一緒に怖がるもの。そういう体験をみんなにさせられるからホラー映画を作るのは大好きだ。日本でもホラー映画を見に行く人が増えると嬉しいな!土合朋宏(ワーナー ブラザース ジャパン合同会社 バイスプレジデント 上席執行役員 マーケティング本部統括)世界中でホラー映画が親しまれ、その存在感が日に日に増している昨今、世界に先駆けてホラーをエンターテイメント化し、シリーズの枠組みを超えた形で楽しんでいただくべく、「ワーナー ホラーエンターテイメント」を立ち上げられることを大変嬉しく思います。ハリウッドをはじめ、世界各国でホラー映画は、家族や友達と一緒に非日常を気軽に体験して楽しめる、身近な娯楽として認識されておりますが、日本でも『アナベル 死霊博物館』や『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』の公開を控える今、ホラー映画がより身近なエンタメとして多くの皆さんに楽しんでいただけるよう「ワーナー ホラーエンターテイメント」が大きく羽ばたいていくことを願っています。なお、公式Twitterアカウント「ワーナーホラー部」も始動。今後は、WBホラー過去作品の上映会や新作ホラー映画の試写会を予定しており、記念すべきホラー部活動第1回目は『エクソシスト』上映会に決定している。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アナベル 死霊博物館 2019年9月20日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights ReservedIT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。 2019年11月1日より全国にて公開©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2019年07月12日クリストファー・ノーランの次回作のタイトルが、『Tenet』だとわかった。ワーナー・ブラザースが、アメリカ時間水曜日に発表した。主演は『ブラック・クランズマン』で高い評価を得たジョン・デビッド・ワシントン。ほかに、ロバート・パティンソン、アーロン・テイラー=ジョンソン、マイケル・ケイン、ケネス・ブラナー、エリザベス・デベッキらが出演する。秘密主義のノーランにはいつものことだが、内容はいっさい明かされていない。撮影はすでに開始。ロケは世界7カ国で行われるという。北米公開は来年7月17日。文=猿渡由紀
2019年05月23日GU(ジーユー)より、ワーナー・ブラザースの人気キャラクターたちとのコラボレーションTシャツが登場。2019年4月1日(月)より全国のGU店舗およびオンラインストアで発売する。コラボレーションアイテムには、『トムとジェリー』や『ルーニー・テューンズ』などの人気キャラクターたちを、シンプルなワンポイントロゴや、ビンテージ風といったデザインで配した。トゥイ―ティーを前面にプリントしたビックTの他、ワンピースタイプも多数あり、カラーもホワイト、ブラック、オリーブなどバリエーション豊富だ。また、ウィメンズとキッズで用意しており、親子でリンクコーディネートをしておでかけも良いだろう。【詳細】GU×ワーナー・ブラザース コラボレーションTシャツ発売日:2019年4月1日(月)取扱店舗:全国のGU店舗、およびオンラインストア価格帯:・ウィメンズTシャツ 790~1,990円+税・キッズTシャツ 690円+税
2019年03月31日ワーナー・ブラザースが映画版「セサミストリート」の全米公開日が2021年1月15日に決定したことを発表した。タイトルは未定で、今年7月に撮影がスタート。「Deadline」などのメディアによれば、アン・ハサウェイが出演する方向で企画が進んでいるという。エルモ、ビッグバード、クッキーモンスターなどのキャラクターが人気の「セサミストリート」。今年、初放送から50周年を迎える長寿番組であり、これまでに『セサミストリート ザ・ムービー:おうちに帰ろう、ビッグバード!』と『エルモと毛布の大冒険』の2本の映画が製作されている。最新作となる3作目は「Portlandia」(原題)の共同監督や脚本を務めてきたジョナサン・クリゼルがメガホンを取る。ワーナーは、実写とアニメのハイブリッド映画版「トムとジェリー」の全米公開日も発表。こちらは2021年4月16日に公開予定とのこと。ウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラが作っていた1940年代から50年代の「トムとジェリー」の短編シリーズをベースとし、『ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]』などのティム・ストーリーが監督する。(Hiromi Kaku)
2019年03月13日世界で大ヒット中の『アクアマン』の世界興行収入が11億ドル(約1200億円)を超えた。ワーナー・ブラザースの作品で10億ドル(約1100億円)を突破したのは、2012年の『ダークナイト ライジング』以来初めてという快挙。そこで、ワーナーはすでに『アクアマン』の続編、『Aquaman 2』(仮題)の製作を決定し、動き出しているようだ。「Variety」誌などが報じた。脚本は、前作の脚本家のひとり、デヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリックが手掛けるという。前作のジェームズ・ワン監督はピーター・サフランとともにプロデューサーを務めるが、再びメガホンをとるかどうかは明らかになっていない。主演のジェイソン・モモアは、昨年「Total Film」誌に「『アクアマン』の撮影中から続編のアイディアをサフランやワーナーに売り込んだ」と語っていたほど続編に乗り気だった。ワン監督とサフランは、『アクアマン』のスピンオフ映画『The Trench』(原題)のプロデュースを行うことも発表されている。『The Trench』はほかのDC映画より低予算で作られるとのことで、『アクアマン』のメインキャラクターたちは出演しない。(Hiromi Kaku)■関連作品:アクアマン 2019年2月8日より全国にて公開© 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2019年02月13日香取慎吾(41)が9月28日までに自身のツイッターとインスタグラムを通じ、大手レコード会社「ワーナー・ミュージック」と契約したことを発表した。SNSに「We Join Warner Music Group family!! 」とつづった香取。さらには稲垣吾郎(44)や草なぎ剛(44)らと撮影した写真を掲載したのだ。「SMAP時代はビクターに所属していましたが、もともと3人のマネジメント会社社長がワーナーとも交流があったのです。その縁もあって、今回の契約に至ったようです」(レコード会社関係者)昨年9月、ジャニーズ事務所を退所した3人は同じマネジメント会社に所属。メインはあくまでも俳優業だが歌手活動も行っており、パラスポーツ応援チャリティーソング「雨あがりのステップ」をイベントで生披露していた。「外資系のワーナーだけに、アーティストには“稼げる”ということが求められます。その点、今年4月に香取さんと草なぎさんのユニット『SingTuyo』名義でリリースした『KISS is my life.』は配信チャートで大人気でした。そうしたことも、契約の決め手となったようです」(芸能記者)ファンが待ち望んでいた3人の音楽活動。今後3人での“CDデビュー”や本格的なライブ開催など、音楽活動での発表が注目される。
2018年09月28日先月、スティーヴン・スピルバーグ監督が初めてDCコミックスの作品(『ブラックホーク』)を監督することが発表されたが、ワーナー・ブラザースとDCコミックスはほかの製作予定作品のためにピーター・ジャクソン監督にもラブコールを送ったようだ。「TheOneRing.net」が報じた。映画版『ロード・オブ・ザ・リング』(『LOTR』)シリーズや、『ホビット』シリーズを手掛けたジャクソン監督は、Amazonが製作するドラマ版「LOTR」の製作総指揮のオファーも受けており、DC作品とどちらを取るべきか検討中だそうだ。少なくとも5シーズン製作されることがすでに決定しているドラマ版「LOTR」。1,000億円以上(10億ドル)の製作費をかけ、「Amazonの看板ドラマ」になることが予想されている。ファンからは「中つ国(『LORT』の舞台)を離れてDC作品に飛び込むべき!」とDCを推す声が多く、今後製作が予定されている『ジャスティス・リーグ・ダーク』(原題)や『グリーン・ランタン・コープス』(原題)など作品名を挙げてジャクソン監督にアピールも。自身が作りあげ慣れ親しんできた『LORT』を動画配信サービスという新たなプラットフォームで再び作るか、自身初となるアメコミ作品に足を踏み入れるのか、ジャクソン監督の選択に注目が集まる。(Hiromi Kaku)■関連作品:ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
2018年05月11日ワーナー・ブラザースが、『シャーロック・ホームズ』(2009)、『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』(2011)に続く『シャーロック・ホームズ』シリーズ第3弾を、2020年のクリスマスに公開すると発表した。同シリーズは前2作もクリスマスシーズンに公開され、興行収入が合わせて1,000億円を超えるほどの大ヒットを記録した。「The Hollywood Reporter」によれば、前2作を監督したガイ・リッチーが引き続きメガホンを取るかは未定とのことだが、シャーロック・ホームズ役のロバート・ダウニー・Jr.とワトソン医師役のジュード・ロウのコンビは続投。製作陣にもスーザン・ダウニー、ジョエル・シルバー、ライオネル・ウィグラムの前2作の面々が再集結する。脚本はドラマ版「ハンニバル」や「ナルコス」のクリス・ブランカトーに決定しているという。2020年のクリスマスシーズンには、ジェームズ・キャメロン監督の『アバター』(2009)の続編、『SING/シング』(2016)の続編も公開が予定されている。(Hiromi Kaku)■関連作品:シャーロック・ホームズ 2010年3月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2009 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2018年05月08日2月16日(金)今夜の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」は、『ハリー・ポッター』のワーナー・ブラザースが贈るピーター・パン誕生の秘密を描いた夢と魔法がいっぱいの感動ファンタジー『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』を地上波初放送する。本作は、まだ見ぬ母を待ち続けネバーランドにやってきた少年・ピーターを主人公に、原作やアニメなどでお馴染みのフック船長や、ティンカーベル、タイガー・リリーなど人気のキャラクターのほか、海賊・黒ひげも登場。人気キャラクターが勢ぞろいして、ピーターパンが自らの出生の秘密を知るまだ見ぬ母に巡り合うための冒険を繰り広げるという物語。主人公のピーター・パン役を務めるのは公開当時その美少年ぶりが大きな話題となったリーヴァイ・ミラー、ネバーランドを支配する冷酷極まる“黒ひげ”には『LOGAN/ローガン』や『グレイテスト・ショーマン』のヒュー・ジャックマン、若き日のフック船長には『トロン:レガシー』や『オン・ザ・ロード』のギャレット・ヘドランドといったキャストが名を連ね、『プライドと偏見』『つぐない』『アンナ・カレーニナ』のジョー・ライトがメガホンを取った。ピーターは生後まもなく母のメアリー(アマンダ・サイフリッド)に捨てられ孤児院で育つ。第二次大戦が激化するなか、孤児たちが夜のあいだにつぎつぎ姿を消していることに気が付いたピーターは、真相を探るが、ピーターの行動に気が付いた院長の手引きで、ある夜、海賊が孤児院に襲来。ピーターも捕まってしまう。空を飛ぶ不思議な海賊船による摩訶不思議な旅を経てピーターがたどり着いたのは、黒ひげが支配するネバーランドだった。そこでは世界中から集められた孤児たちが妖精の粉が宿る鉱石“ピクサム”を探すために働かされていた。到着早々トラブルに巻き込まれたピーターは処刑を言い渡されてしまい、谷底に突き落とされてもうだめだと思った瞬間、なぜかピーターの体が宙に浮く…という物語。魔法のような映像美、そしてドキドキが満載の冒険物語をテレビで堪能できる金曜ロードSHOW!『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』は2月16日(金)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2018年02月16日6人の若きニンジャたちが大活躍する、ワーナー・ブラザース映画のアドベンチャー・アニメ「レゴ(R)」ムービーシリーズ最新作『レゴ(R)ニンジャゴー ザ・ムービー』。日本語吹き替え版には山寺宏一、沢城みゆき、出川哲朗らが参加していることでも話題の本作から、この度「ジャニーズWEST」が務める日本語吹き替え版主題歌「もう1%」を収録した本予告映像が公開された。今回公開された予告編では、ハリウッド映画の日本語吹き替え版主題歌を務めるのが初となる「ジャニーズWEST」が歌い上げる、書き下ろし楽曲「もう1%」が挿入。思わず踊り出してしまいたくなる曲調、そして力強いメッセージが込められた歌詞が印象的な主題歌となっている。そして映像では、平和なニンジャゴーの世界に悪の支配者・ブラックガーマドンが出現!手下を従えて街を破壊し、逃げ惑う人々を見ながら高笑いする姿が映し出される。さらに、伝説のニンジャである主人公ロイド、仲間のカイ、コール、ジェイ、ゼン、ニャーも登場し、秘密兵器を搭載した巨大メカたちのアクションシーンも覗くことができる。『レゴ(R)ニンジャゴー ザ・ムービー』は9月30日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年09月07日巨匠マーティン・スコセッシが、DCコミックスのスーパーヴィラン“ジョーカー”を主役とした映画をプロデュースするため、ワーナー・ブラザースと交渉中であることが報じられた。「Deadline」によると、監督・脚本を『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』のトッド・フィリップス、共同脚本を『ザ・ファイター』のスコット・シルバーが担当することが決定しているという。ジョーカーといえば、いままでにシーザー・ロメロ、ジャック・ニコルソン、ヒース・レジャー、ジャレッド・レトと4人の俳優が演じてきた。このジョーカー単独映画では『スーサイド・スクワッド』でジャレッドが演じた最新版のジョーカーとは全く違ったジョーカーが描かれることから、「別のもっと若い俳優」を新たにキャスティングするようだ。物語の舞台は、1980年代のゴッサム・シティ。ジョーカーのオリジン(起源)に焦点を当て、いわゆる典型的なスーパーヒーローものの映画ではなく、「ハードボイルドなクライムドラマ」テイストを想定しているとのこと。(Hiromi Kaku)
2017年08月24日ワーナー・ブラザース映画のアドベンチャー・アニメ「レゴ(R)」シリーズの最新作となる『レゴ(R)ニンジャゴー ザ・ムービー』。この度、本作の日本語吹き替え版キャストとして、人気実力派声優の山寺宏一と沢城みゆきの出演が決定した。はるか遠い国、ニンジャゴーシティは、悪の帝王・ガーマドン軍に襲われて大ピンチに!特別な力を受け継ぐニンジャたち― ロイド、カイ、ジェイ、コール、ニャー、ゼン。この6人が世界を救うために巨大メカとともに立ちあがる――。師匠のウー先生に教わった、勇気とあきらめない心を信じ、それぞれのエレメント・パワーを駆使し、みんなの力が一つになるとき、世界の救世主となる最強チームが誕生する。めざめろ、ニンジャゴー!「レゴ(R)ニンジャゴー」は、日本では2012年にアニマックスで放送を開始し、その後2015年からはテレビ東京および系列局でTV放送され高視聴率を獲得している、6人の若きニンジャたちが大活躍する人気アニメ作品。英語版では、ニンジャたちの師匠であるウー先生の声を、ジャッキー・チェンが務めているほか、ジャスティン・セロー、デイブ・フランコ、オリビア・マン、フレッド・アーミセン、アビ・ジェイコブソン、クメイル・ナンジアニ、マイケル・ペーニャ、ザック・ウッズらが出演。そして今回、本作の日本語吹き替え版に、『LEGO(R)ムービー』『レゴ(R)バットマン ザ・ムービー』にも出演し、劇場版レゴ(R)シリーズには欠かせない存在、山寺さんと沢城さんが出演することが決定。“七色の声を持つ男”と呼ばれ、「それいけ!アンパンマン」「新世紀エヴァンゲリオン」など人気アニメキャラクターから、ウィル・スミス、エディ・マーフィ、ジム・キャリーと名ハリウッドスターまで華麗に演じ分ける山寺さん。『LEGO(R)ムービー』『レゴ(R)バットマン ザ・ムービー』ではバットマン役を演じていた山寺さんだが、今作では世界征服をもくろむ悪の帝王・ブラックガーマドンを演じる。また、「ルパン三世」の峰不二子役や、「ハリー・ポッター」シリーズのパーバティ・パチル役、「報道ステーション」のナレーターなど、幅広い演技で見る者を魅了する沢城さん。『LEGO(R)ムービー』ではワイルドガール、『レゴ(R)バットマン ザ・ムービー』ではバットガールを演じた沢城さんは、今回は主人公・ロイドの母であり、ガーマドンの妻・ココに扮する。なお、本作の特典付き前売り券が7月14日(金)より全国の上映劇場(一部劇場を除く)で発売開始されることも決定している。『レゴ(R)ニンジャゴー ザ・ムービー』は9月30日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年06月30日ワーナー・ブラザースが『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の続編『Fantastic Beasts and Where to Find Them 2』(原題)の製作にあたり、5人の若手俳優を募集している。J.K.ローリングのサイト「Pottermore」によれば、ワーナーは、ニュート・スキャマンダー、リタ・レストレンジ、ゲラート・グリンデルバルド、アルバス・ダンブルドア、そしてセバスチャンという名の役を演じるティーンエイジャーを公開オーディションで募集したいとのこと。具体的な条件は、年齢が、ニュート、リタ、セバスチャンは13歳から16歳、グリンデルバルドとダンブルドアは16歳から18歳であること。演技未経験者でも問題はない。しかし、イギリスで就業できることが必須条件なので、アメリカ人俳優には少々ハードルが高いかもしれない。撮影の拘束期間は今年8月から11月とされている。条件が合えば誰でも応募できるこのような公開オーディションは、いままでにもローリング原作の『ハリー・ポッター』シリーズ、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』でも行われてきた。『ハリー・ポッター』シリーズ5作目からルーナ・ラブグッドを演じたイヴァナ・リンチは、2006年の公開オーディションで1万5千人の応募者の中から選ばれた。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のモデスティ役フェイス・ウッド=ブラグローブも同じく公開オーディション出身だ。(Hiromi Kaku)
2017年06月07日ワーナー・ブラザース・テレビジョン製作の世界的人気ドラマ『コールドケース』が、日本版『連続ドラマW コールドケース~真実の扉~』として10月22日(土)より放映される。WOWOWがフォーマット権を獲得したことにより実現したこの日本版では、主演の吉田羊ら豪華キャストが集結し、未解決の殺人事件、通称“コールドケース”の真相究明に立ち向かう刑事たちのドラマが描かれる。本作でメガホンを執った、『SP』シリーズで知られる波多野貴文監督に話を聞いた。その他の写真フィラデルフィア市警の面々が未解決事件の捜査に臨むオリジナル版『コールドケース』は、2003年の全米放送開始から7シーズンにわたってオンエアされ、世界的な人気を博した。この本国版について、「とてもテンポ感があって、スピーディに次から次へと物語が展開していく。その中でもそれぞれのキャラクターの生きていた過去が見えてくるのが惹きつけられる魅力のひとつ」と語る波多野監督。「最後にはなぜ、こういう悲しき事件が起こってしまったのか、という真相や当時の人の心情がしっかりと伝わる心地よさがありますし、さらにその心情に当時の名曲が合わさり、スローモーションの中で余韻を残しながら人物像や時代背景を想像することができるんです」今回の日本版は舞台を神奈川に移し、神奈川県警捜査一課の刑事たちが未解決事件の捜査を行っていく。本国版のヒロインである女性刑事リリー・ラッシュに当たるのは、吉田羊が演じる石川百合というキャラクターだが、「吉田さんには逆に『本国版をあまり観ないでください』と話しました」と監督は言う。「真似をする必要はないですし、本国の刑事のスタンスと日本の刑事のスタンスも違いますから、日本人特有の心情に目を留めることや距離感、吉田さんや僕らの百合像を構築していくことが大事だと思いました」また、百合のキャラクター像に関してはさらにこう付け加える。「百合には過去のトラウマがあり、そのトラウマを乗り越え、今を生きているからこそ、様々な過去を抱えた人々と丁寧に寄り添える人物として描きました。しかし、時に自分の過去とリンクする事件と出会い、冷静になり切れず、感情の起伏が強く出ることもあります。百合という人物は、決して完璧ではなく、時に矛盾したり間違ったり揺れ動いたりする、そんな人間味のある姿に共感していただけたら嬉しいですね」『連続ドラマW コールドケース~真実の扉~』10月22日(土)夜10時よりWOWOWプライムにて放送(全10話、第1話無料放送)
2016年10月19日