女優のアンジェリーナ・ジョリー(40)は、毎日のように難民たちのため尽力しているのだという。15年前に国連の親善大使に任命され、現在は国連難民高等弁務事務所の特使であるアンジェリーナは、さまざまな会議やディベートに出席するだけでなく、その裏でもさまざまな活動を行っているようだ。アンジェリーナは「ほとんど毎日のある部分で、国際的な問題に尽力しているの。同僚とニュース、その要因、どのように言及される必要があるか、今携わっている問題の今後について話したり、現地訪問やスピーチの準備なんかでね」「興味深く、私とは反対の視点を持っている人たちに会おうと試みるのよ。そうすることで、私は学べるからね」と話す。また、夫ブラッド・ピットとの間に6人の子供を持つアンジェリーナは、子供たちが難民に関わる仕事をしている自身に興味を持ってくれていることに誇りを持っており、長男のマドックス君(14)の出身国カンボジアのポル・ポト派の政権下を描いたアンジェリーナの監督作『ファースト・ゼイ・キルド・マイ・ファーザー』の制作には、マドックス君も参加してくれたようだ。アンジェリーナは、英版ハロー!誌に「マドックスがこの映画を作るきっかけになったの。マドックスは脚本から編集まですべての過程に彼は携わったのよ」と語っていた。(C)BANG Media International
2016年06月05日ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリー夫妻がスペインのマヨルカ島の豪邸を購入したようだ。夫妻は、ブラッドの新作『Allied』(原題)の撮影で滞在した同地をすっかり気に入り、イタリアの不動産王のアレッサンドロ・プロト氏に物件探しを依頼したという。広い庭園とスウィミングプールがあり、ベッドルーム8室という豪邸で、価格は265万ポンドだという。プロト氏は『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の主人公、クリスチャン・グレイのモデルは自分だと主張していることで知られ、マーティン・スコセッシ監督が彼のサクセス・ストーリーを映画化する企画も一時あった。レアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウド出演の話もあったが、スコセッシが依頼を撤回、ロナウドが高額の違約金を受け取ったという説が昨年10月に流れ、ロナウドが否定。プロト氏はそれを受けて、「私の人生についての映画に彼は必要ない」「彼が自分に価値がないと感じたなら気の毒に思う」などと発言していた。プロト氏はマヨルカの地元紙に「ブラッドは新作映画の撮影後、バレアリック諸島が大好きになり、私にマヨルカで家を探すようにリクエストしました」と語った。しかしながら、プロト氏は昨年7月、アメリカの投資家ウォーレン・バフェット氏とギリシャの島を共同購入すると報道されたものの、バフェット氏がこれを「でっち上げだ」と否定した経緯もあるので、今回の豪邸購入についても本人たちのコメントが出るまで真偽は不明だ。ロバート・ゼメキス監督がメガホンをとる『Allied』(原題)は今年2月からロンドンで撮影が始まり、5月からはスペインで撮影中。ブラッドは第二次世界大戦時代の二重スパイを演じる。(text:Yuki Tominaga)
2016年06月02日アンジェリーナ・ジョリー・ピットが監督・主演を務め、夫ブラッド・ピットと約10年ぶりの共演を果たした『By The Sea』(原題)が、『白い帽子の女』との邦題で9月に日本公開されることが決定、ティーザービジュアルと場面写真が解禁となった。舞台は1970年代。アメリカ人小説家ローランドと、その妻ヴァネッサはヴァカンスに、南フランスの浜辺にあるリゾート・ホテルを訪れる。だが、ローランド(ブラッド・ピット)は村の小さなカフェに入り浸り、妻のヴァネッサ(アンジェリーナ・ジョリー・ピット)はほとんどの時間をホテルの部屋で過ごしていた。2人の人生にもたらされた思いがけない不幸に、向き合うことができず、夫婦の間には距離ができていたのだった。ある日、ホテルの隣の部屋に、ハネムーンの若いカップル(メルヴィル・プポー&メラニー・ロラン)がやってくる。ヴァネッサは自分たちと対照的な輝かしい2人を、嫉妬と好奇心のまなざしで見つめるのだが――。2014年夏にハネムーンとしてマルタ島を訪れたブラッドとアンジェリーナが、その地で創りあげたのが本作。2人の運命的な出会いとなった『Mr. & Mrs. スミス』以来、10年ぶりの共演作となる。メガホンをとったのは、アカデミー賞女優であり、積極的に人道支援を行い、病と闘うパワフルな人物として、その一挙手一投足が世界の注目を集めるアンジェリーナ。彼女が1人の女性として、妻として抱える想いを赤裸々にさらけ出し、オリジナルストーリーを書き上げた。また、彼女は本作から名前を「アンジェリーナ・ジョリー・ピット」とクレジット。ブラッドは、妻の映画制作を役者兼製作者として全面的にサポートを行っている。共演者には、『イングロリアス・バスターズ』『人生はビギナーズ』のメラニー・ロラン、グザヴィエ・ドラン監督作『わたしはロランス』で熱演を見せたメルヴィル・プポーとフランスの注目俳優に、セザール賞の常連である『戦火の馬』などのニエル・アレストリュプと『イヴォンヌの香り』などのリシャール・ボーランジェといった豪華な個性派俳優たちが脇を固めている。併せて解禁となったティーザービジュアルは、本作の舞台となる南仏の避暑地の雰囲気を伝えるもの。「まだ、ここに愛はあるの?」とのキャッチコピーとともに、作家のローランドとその妻が訪れるリゾート地の海辺の景色、瀟洒なバルコニーに置かれた男女のそれぞれの帽子が、実際はそう寄り添うことのできない大人の恋愛物語を期待させるビジュアルとなっている。『白い帽子の女』は9月、シネスイッチ銀座、渋谷シネパレスほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月11日アンジェリーナ・ジョリーが『マレフィセント』の続編に出演することが明らかになった。「眠れる森の美女」を映画化した『マレフィセント』でタイトル・ロールを演じたアンジェリーナ・ジョリーだが、2017年公開の続編『Maleficent 2』(原題)に再登場することが、同作を製作するウォルト・ディズニー・ピクチャーズによって、25日(現地時間)に発表された。アンジェリーナは『マレフィセント』が公開された2014年に女優引退のうわさがあったが、本人は来日記者会見で「完全に引退するつもりはありません」と発言、今後は監督業や人道支援をメインに活動していきたいと話していた。『マレフィセント』以後は、自身が監督を務めた『By the Sea』(原題)で夫のブラッド・ピットと共演したが、『カンフー・パンダ』シリーズ第3作に声の出演をした以外は女優の仕事をしていない。『Maleficent 2』については、脚本を前作のリンダ・ウルヴァートンが続投することは発表されたが、それ以上の詳細は明らかになっていない。ウォルト・ディズニー・ピクチャーズはこのほかに『101匹わんちゃん』のスピンオフ作で、悪役のクルエラをフィーチャーした『Cruella』(原題)にエマ・ストーンが主演すること、リース・ウィザースプーン主演のティンカーベルの実写映画、ティム・バートン監督の実写版『ダンボ』、エミリー・ブラント主演の『メアリー・ポピンズ』、夏に日本公開予定の『ジャングル・ブック』の続編企画が進められていることも発表した。(text:Yuki Tominaga)
2016年04月27日女優のアンジェリーナ・ジョリーが、『マレフィセント』続編に出演することが決定した。『眠れる森の美女』に登場する悪役の魔女マレフィセントを題材にした2014年作の第1弾で主役を演じたアンジェリーナが、再び続編にも登場することになったとディズニーが発表している。第1弾の脚本を手掛けたリンダ・ウールヴァートンが続編の脚本も担当する。アンジェリーナは以前、同作品の続編製作は必要ないのではないかと話していたため、続編出演のニュースはファンにとって驚きの展開だろう。アンジェリーナは続編製作について尋ねられた際、「わからないわ。撮影はとても楽しんだわよ。でも、1つの作品でやり遂げたような感じがするから、もう1作品を作ることはないと思うの。これだって思えたからね。もし私がディズニーの作品に出るとするならば、まさにこの作品こそやりたかったものなの」とコメントしていた。ディズニーは現在、日本で今年8月11日から公開がスタートする『ジャングル・ブック』の続編、『101匹わんちゃん』のスピンオフ作品でエマ・ストーンが主演を務める『クルエラ』を製作することを発表している。そのほかにも、マデレイン・レングル著作『五次元世界のぼうけん』の映画化作、『くるみ割り人形』が原作の『ザ・ナットクラッカー・アンド・ザ・フォー・レルムス』、リース・ウィザースプーン主演の『ティンカー・ベル』、ドウェイン・ジョンソン主演の『ジャングル・クルーズ』、ティム・バートン監督の『ダンボ』、エミリー・ブラント主演の『メリー・ポピンズ』続編も進行しているところだ。(C)BANG Media International
2016年04月27日アンジェリーナ・ジョリーが夫のブラッド・ピットとおそろいのタトゥーを入れたことが分かった。バンコクを拠点にしているタトゥー・アーティスト、アジャーン・ヌー・カンパイ氏が明らかにした。2003年と2004年にも同氏がデザインしたタトゥーを肩に入れたアンジェリーナは現在、監督としての新作『First They Killed My Father』(原題)の撮影でカンボジアに滞在中。氏をタイからカンボジアに呼び寄せて、ブラッドと共に新たにタトゥーを入れたという。もともとアンジェリーナの首の付け根と左肩下の背部にタトゥーはあったが、新たに3つ増えて、11年越しのタトゥーが完成。背中の大半を覆う形状になった。イギリスの大衆紙「Daily Mail」によると、デザインはヤントラ(ヒンドゥー教で瞑想に用いる幾何学的図形)のようで、平和と愛、豊かな人生を祈る内容らしい。アンジェリーナのタトゥーの数は、これで判明しているだけで17個になった。ブラッドは左肩と腹部に仏教のシンボルを入れたという。『First They Killed My Father』は1970年代のカンボジアでポル・ポトの恐怖政治下を生き抜いた作家ルオン・ウンの著書「最初に父が殺された飢餓と虐殺の恐怖を越えて」の映画化。アンジェリーナの長男でカンボジア生まれのマドックスもスタッフとして参加している同作は、Netflixで独占配信される予定。(text:Yuki Tominaga)
2016年02月12日アンジェリーナ・ジョリーが監督を務める『不屈の男 アンブロークン』の13分45秒にものぼるメイキング映像が、このほど解禁となった。1936年のベルリン・オリンピック5000mで驚異的なタイムをたたき出したルイ・ザンペリーニは、第二次世界大戦で空軍爆撃手となる。彼を乗せた爆撃機が海に不時着し、47日間の漂流の末、日本軍に見つかって捕虜として収容所に送られてしまう。収容所では、彼に対して病的な執着を見せる渡辺伍長による執拗な虐待を受けるが、ザンペリーニは不屈の精神で耐え抜き、終戦によって遂に解放されるのだった。2014年に惜しまれながらもこの世を去ったルイ・ザンペリーニの半生を描く本作。このほど解禁となったメイキング映像は、「私たちの中には闘士がいる。自分をどれほど無力に感じたとしても闘う心は消えない」というアンジェリーナの言葉から始まり、彼女をはじめキャスト陣のインタビューを含む見応えのある映像に仕上がっている。1956年から映画化の構想があったという本作の主人公ルイ・ザンペリーニは、2010年に彼の半生を描いた小説を刊行し、ベストセラーを記録。その後本を手にしたアンジェリーナが心を動かされ、今回の映画化が実現した。映像冒頭、「私はルイの人生の物語にとても深い感銘を受けたの」と話すアンジェリーナのナレーション。「彼はウィットの持ち主で魅力的な人柄よ。完璧な人間ではないけれど情熱家なの。ルイの物語には誰もが共感できるはずよ。彼はあらゆる苦悩と挫折から何度も立ち直ってきた」と、収容所での撮影シーンと本編映像を交えながらアンジェリーナは本作への思いについて語る。「ルイはいつか、映画にしたいと願っていた。50年後、夢が実現したのよ」。続く映像では、ルイ・ザンペリーニ本人が登場。彼のアルバムを見てアンジェリーナは「素敵なご両親ね」と話す彼女に対して「ろくでなしは私だけ」と冗談で返すルイの姿が印象的だ。ルイが自身の人生ふり返ると、悪事を働くルイ少年の本編映像がオーバーラップされる。「私はどうしようもない不良少年だった。根性が腐ったろくでなしで、怠け者だった。いつもぶらぶらしていて、問題を起こす」。さらに、主演を務めたジャック・オコンネルも映像に登場。「とても光栄だった。僕が演じることで彼の人生を永遠のものにできる。波乱に満ちた人生を送った人だ。どうやってあれだけの忍耐力を得たのか、ルイの思いをたどった」と役作りへの思いを語った。そして、本作の渡辺伍長役でハリウッドデビューを果たしたMIYAVIについてアンジェリーナは、「渡辺は病んでいたけれど、高学歴で知的な人物だったの。本の中ではモンスターとして描かれている。演じる俳優はあえて正反対の雰囲気の人を選んだわ。悪役を演じることを楽しむような人ではなく、深く掘り下げてくれる人よ」と語る。MIYAVIさんも「ルイを友人のように考えたが同時に恐れてもいた。渡辺も苦しんでいたんだと思う。自分の弱さを隠していたんだ。だから、僕も渡辺の人間らしさを出すようにした」と自身の役柄について語っている。ほかにも、47日間の漂流シーンや、捕虜全員にルイを殴らせるために渡辺伍長が罵声を飛ばすシーンなど、本編とメイキング映像が満載。情熱を持って本作の監督に挑んだアンジェリーナのインタビューや撮影風景も映し出され、映像のラスト、「耐え忍ぶことは大事だ。諦めず挑戦を続けていれば道は開けるものさ」とルイは語る。日本に向けてアンジェリーナは「この映画は政治的なメッセージを持った作品ではありません。生き抜くとはどういうことかを観てもらえれば嬉しいです」とコメント。“不屈の男”を描くために奮闘した人々の“不屈の精神”を、この映像から感じて欲しい。『不屈の男 アンブロークン』は2月6日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月05日アンジェリーナ・ジョリーが、元オリンピック陸上選手にして先の大戦中に日本軍の捕虜となったルイ・ザンペリーニの激動の半生を映画化した『不屈の男 アンブロークン』。いよいよ2月6日(土)に迫った日本公開を前に、“監督”アンジェリーナのインタビュー映像が到着。共に映画化を喜び、製作を進めた実在の“不屈の男”ルイについて、アンジェリーナが涙を見せながら語ってくれた。本作の主人公、ルイ・ザンペリーニ(ジャック・オコンネル)はカルフォルニア州トーランス出身でイタリア移民。手の施しようのない不良だった彼は、兄の勧めで陸上を始め、高校生で1936年のベルリンオリンピック5000m競技に出場、アメリカの記録を更新し、一躍英雄となった。彼の夢は1940年に予定されていた幻の東京オリンピック出場だった。だが、その後、第二次世界大戦で爆撃手として搭乗していた飛行機がエンジントラブルに見舞われ、サメが多数現れる危険な太平洋を47日間にわたり漂流、日本軍に見つかり捕虜という皮肉な形で東京の地へ足を踏み入れることに。だが、東京の収容所で待っていたのは、ルイに対し病的ともいえる執着を見せる渡辺伍長(MIYAVI)による虐待。ルイはそれを不屈の精神で耐え抜き、やがて終戦を迎える――。数奇な運命に翻弄されながらも、自らが信じる道を文字通りの不屈の精神で進んだルイの半生を映画化したアンジェリーナ。原作を読み、「私の中で火がついてどうしても映画化したいと思うようになったの。スタジオを必死に説得したわ」と当時の気持ちを語り、まずは“私には絶対できる”と自分に自信を持つことから始めたという。さらに、「ルイに会おうとしたら実はご近所さんだった」と語るアンジェリーナ。「私の寝室の窓から見える家に住んでいたのよ。数週間後、監督に決まりルイに会いに行ったら『私は長くないぞ、急いでくれ』と言われたの」と、ルイ本人との初対面をふり返った。「予算や配役が決まるまで製作の“ゴーサイン”が出ない。だから、急いで俳優選びを始めて、予算を詰めロケ地を選びやっとゴーサインをもらうことができたの。ルイには事前に『製作が決定したら旗で合図する』と約束してた」と話し、ご近所だからこそ分かる合図を決めていたことを告白。「彼が60年間待っていた日だから。すぐブラッド(・ピット)に電話して『旗を揚げて』と頼んだわ。ルイは旗を見てとても喜んでくれた」と笑顔を見せた。しかし、ルイについて質問されると、「ダメだわ、やっぱり泣いてしまうわね…。素晴らしい人だった」と思わず涙を浮かべるアンジェリーナ。「彼にはキャストの選定の段階から相談していたし、各シーンが仕上がると見てもらっていたの。全部の編集が終わった時は入院していたから、まだ音楽も入ってない映像をパソコンに入れてベッドの上で再生し彼に見せてあげたの」と明かし、「そのときの目の輝きを思い出すわ。彼はもう97歳だった。この世との別れが近づいたときに自分の人生を振り返っているように見えたわ。対空砲火の迫力に驚き、ママの料理に笑顔を浮かべてた。陸上競技の場面も気に入ってくれたわ」と思い出を語った。「最後にはすべてを見直すことができて、心安らかに逝けたと思うの。自分の人生に誇りをもったはずよ」と涙を見せながらも笑顔を浮かべるアンジェリーナ。戦争という極限状態でどちらかを断罪することなく、人間個人の尊厳を見事に描きった彼女のメッセージは、戦後70年の現在にも通ずるルイの不屈の精神として、受け継がれていくことだろう。『不屈の男 アンブロークン』は2月6日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月03日アンジェリーナ・ジョリー監督作『不屈の男 アンブロークン』の東京シアター・イメージフォーラムでの公開日が2月6日に決定したことが26日、わかった。また、全国から上映の問い合わせやリクエストが多数寄せられたことにより、各地での上映も決定し、東京に続き順次公開となる。本作は、第二次世界大戦で日本軍の捕虜となったオリンピック・アスリート、ルイ・ザンペリーニの半生を描いた実話。1936年のベルリン・オリンピック5,000mで驚異的なタイムをたたき出したルイ・ザンペリーニは、第二次世界大戦で空軍パイロットとなり、乗っていた爆撃機の不時着によって、47日間の漂流の末に日本軍に見つかり捕虜として収容所に送られてしまう。収容所では、ワタナベ伍長による執拗な虐待を受けるが、2年におよぶ捕虜収容所での地獄を不屈の精神で耐え抜き、終戦によってついに解放される。ローラ・ヒレンブランドの『シービスケット』を原作に、ジョエル&イーサン・コーエンらが脚本を手掛けた本作は、第87回アカデミー賞で、撮影賞、録音賞、音響編集賞にノミネートされた。ルイ・ザンペリーニを演じるのは、『ベルファスト71』のジャック・オコンネル。そのほか、ドーナル・グリーソン、MIYAVI、ギャレット・ヘドランド、フィン・ウィットロックらが出演する。このたび、東京シアター・イメージフォーラムでの公開日が2月6日に決定し、以降に公開される地方上映館も明らかに。また、公式サイトもオープンした。『不屈の男 アンブロークン』地方上映館神奈川:横浜ニューテアトル群馬:シネマテークたかさき北海道:ディノスシネマズ札幌劇場岩手:盛岡ルミエール宮城:フォーラム仙台山形:MOVIE ON やまがた長野:長野ロキシー富山:フォルツァ総曲輪石川:シネモンド愛知:伏見ミリオン座静岡:シネマe_ra大阪:シネマート心斎橋京都:京都シネマ岡山:シネマ・クレール広島:広島サロンシネマ福岡:KBC シネマ佐賀:シアターシエマ熊本:Denkikan長崎:長崎セントラル劇場大分:シネマ5沖縄:ミハマ7プレックス(C)2014 UNIVERSAL STUDIOS
2015年11月26日アンジェリーナ・ジョリー&ブラッド・ピット夫妻の息子2人は、両親と同じ映画界で働くことを考え始めているようだ。アンジェリーナが「People」のインタビューに語った話によると、長男のマドックス(14)と次男のパックス(12)はそれぞれ彼女の作品にスタッフとして参加しているという。アンジェリーナは現在製作中の監督最新作『First They Killed My Father』(原題)の現場で「パックスはスチルをたくさん撮っているのよ」と明かした。1970年代のカンボジア内戦を生き抜いた女性作家の回顧録を映画化する作品で、映画は子どもの視点から描かれるという。また、ブラッドとの共演も話題になっている監督作『By the Sea』(原題)ではマドックスが製作アシスタントを務めた。その日に撮影するシーンについて、人知れず脚本をじっくり読み込んで準備に当たっていたらしい。ある日、アンジェリーナに「本当にいい脚本だね、ママ」と話しかけたそうだ。マドックスはカンボジア出身であり、『First They Killed My Father』の撮影にも、毎日下校後に参加することになっている。(text:Yuki Tominaga)
2015年11月24日最新監督&主演作で夫のブラッド・ピットとラブシーンを撮ったアンジェリーナ・ジョリーが「とても気まずかった」と語った。アンジェリーナは「Entertainment Weekly」誌のインタビューで、最新作『By the Sea』(原題)でブラッドとラブシーンを撮った経験を「この世で最も奇妙なこと」とふり返る。「自分の姿が映ってるiPadを手に、バスタブに裸で入りながら、ドアのところにいる夫を演出するのよ。バスタブに入って、私と愛し合うようにって。カメラを持った何人もの男性たちの目の前で」。「ラブシーンは、そもそも奇妙なものだけど」と言うアンジェリーナは、実際の夫婦がラブシーンを演じるには、敢えてその奇妙さを大っぴらに話すことで気まずさを打ち消すしかないとも語る。1カット撮り終えて、裸でモニターを見に行くわけにはいかないので、そのときはブラッドがタオル係になって、妻の体を包んでいたそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年11月13日2014年クリスマスに全米公開され、第87回アカデミー賞「撮影賞」ほか3部門にノミネートされながらも、日本では劇場公開に至らなかったアンジェリーナ・ジョリーの2度目の監督作『不屈の男 アンブロークン』(原題:UNBROKEN)。この度、本作が2016年2月、シアター・イメージフォーラムを皮切りに全国順次公開されることが決まった。1936年、ベルリン・オリンピックの5,000m走競技で驚異的なタイムをたたき出したルイ・ザンペリーニ(ジャック・オコンネル)は、やがて第二次世界大戦で空軍パイロットとなる。だが、彼らを乗せた爆撃機が海に不時着、数人の兵士とともに47日間の漂流した末、日本軍の捕虜となり収容所に送られてしまう。収容所では、彼に対して病的な執着を見せるワタナベ伍長(MIYAVI)による執拗な虐待を受けるが、ザンペリーニは不屈の精神で耐え抜こうとする――。本作は、第二次世界大戦で日本軍の捕虜となった実在のオリンピック・アスリート、ルイ・ザンペリーニの半生を、監督のアンジェリーナをはじめ、脚本にジョエル&イーサン・コーエン兄弟が参加、撮影を『ショーシャンクの空に』『007 スカイフォール』のロジャー・ディーキンスが務めるなど、ハリウッドの一流スタッフが結集して製作。主演を務めるのは、アンジェリーナも絶賛を贈る英国俳優ジャック・オコンネル。今年は主演作『ベルファスト71』『名もなき塀の王』が相次いで日本公開され、「プラダ(PRADA)」の2015年春夏コレクションの広告モデルに抜擢、GQメン・オブ・ザ・イヤー「ヴェルチュ・ブレイクスルー・アクター賞」を受賞するなど、注目度が上昇中。さらに、役名は未発表だが『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にも出演する『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』のドーナル・グリーソン、今年『ミッション・インポッシブル/ローグ・ネーション』とのコラボを行ったギタリストのMIYAVI、『PAN~ネバーランド、夢のはじまり~』の若き日のフック役ギャレット・ヘドランドら、ブレイク必至のキャストたちが名を連ねている。本国では大ヒットを記録し、話題を呼んだものの、その内容からこのまま日本での劇場公開はないとされてきた。だが、今回、製作のユニバーサルと配給のビターズ・エンドが舞台となる日本で公開されないことに違和感を感じ、また、本作が戦争を背景に1人の男に降りかかる苦難を“不屈の精神”で生き抜く様を力強く描いた素晴らしいドラマであるという点から合意に至り、渋谷のミニシアター、シアター・イメージフォーラムの賛同も得て、日本での公開が決定。同劇場はこれまで、『ショアー』『蟻の兵隊』『鬼が来た!』『シャトーブリアンからの手紙』など、ドキュメンタリー、劇映画とわず、さまざまな戦争の形を描いた作品を数多く上映してきている。まさに“不屈の精神”が呼び込んだ待望の日本公開。1人の男の壮絶な“生きざま”を描いた物語に注目していて。『不屈の男 アンブロークン』は2016年2月、シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月22日2014年クリスマスに全米公開となり大ヒットを記録したアンジェリーナ・ジョリー監督作『不屈の男 アンブロークン』が2016年2月に日本公開されることが22日、わかった。本作は、第二次世界大戦で日本軍の捕虜となったオリンピック・アスリート、ルイ・ザンペリーニの半生を描いた実話。1936年のベルリン・オリンピック5,000mで驚異的なタイムをたたき出したルイ・ザンペリーニは、第二次世界大戦で空軍パイロットとなり、乗っていた爆撃機の不時着によって、47日間の漂流の末に日本軍に見つかり捕虜として収容所に送られてしまう。収容所では、ワタナベ伍長による執拗な虐待を受けるが、2年におよぶ捕虜収容所での地獄を不屈の精神で耐え抜き、終戦によってついに解放される。ローラ・ヒレンブランドの『シービスケット』を原作に、ジョエル&イーサン・コーエンらが脚本を手掛けた本作は、第87回アカデミー賞で、撮影賞、録音賞、音響編集賞にノミネートされた。ルイ・ザンペリーニを演じるのは、『ベルファスト71』のジャック・オコンネル。そのほか、ドーナル・グリーソン、MIYAVI、ギャレット・ヘドランド、フィン・ウィットロックらが出演する。映画の舞台が日本でもあるにも関わらず日本で公開されないことに違和感があるとし、「戦争を描くいろいろな形の映画があるべき」、「戦争を背景に一人の男に降りかかる苦難を不屈の精神で生き抜く様を力強く描いたドラマ」であるという点から、製作のユニバーサルと配給のビターズ・エンドが公開を決断した。『不屈の男 アンブロークン』は2016年2月、シアター・イメージフォーラムを皮切り全国公開。(c)2014 UNIVERSAL STUDIOS
2015年10月22日アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピット夫妻がロンドンで新居を探しているという。関係者が「Us Weekly」誌上で「アンジーは、少しずつEUの政治に関わっていきたいと考えているんです」とその理由を語った。アンジェリーナは今年6月、国連難民高等弁務官(UNHCR)の特使として英国の外務・英連邦省の代表者たちとの昼食会出席のためにロンドンを訪れたが、合間を縫ってブラッドと一緒に物件を探していた。ウエストミンスターにあるベッドルーム7室の豪邸をチェックしたが、購入はしなかったという。この訪英時、2人はケンジントン宮殿にウィリアム王子とキャサリン妃夫妻を訪ね、お茶を楽しんだことも伝えられた。11月にはブラッドと共演する監督・主演作『By The Sea』(原題)のアメリカ公開を控え、女優業から監督業へキャリアをシフトさせつつあるアンジェリーナ。今後の拠点はヨーロッパになりそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年08月28日アンジェリーナ・ジョリーが、国連の定めた世界難民の日(6月20日)に合わせて、トルコの難民キャンプを訪問、娘のシャイロも同行した。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の特使であるアンジェリーナは19日(現地時間)、9歳の娘・シャイロを連れてレバノンに降り立ち、アンジェリーナが昨年の訪問時に知り合った12歳の孤児の少女と対面した。シャイロは数年前から、母親が行なっている難民支援活動に関心を寄せていて、現場に同行したいと言い続けていたそうだ。シャイロから難民について質問攻めにされたアンジェリーナは、戦争や難民の厳しい現実について説明するのは大変なことだったとしながらも、訪問後にシャイロが「悲しい気持ちになったけど、行くことが出来てよかった。また訪ねたい」と話していたと「People.com」に語った。20日、母娘はトルコ南東部で隣国のシリアやイラクから避難してきた難民が生活しているキャンプを訪れた。UNHCRによると、トルコ国内にはシリアからの難民が177万人余りいると見られている。アンジェリーナは世界中で「6,000万人近い人々が難民になっています。地球上に暮らす人類の122人に1人が難民という計算になります。私たちの世界はかつてないほど豊かで健康的で、進歩しています。同時に、これほど多くの人々が難民になり、基本的な人権を奪われたこともありません」と語り、国際社会に向けて、さらなる支援を訴えた。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月22日ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが6日(現地時間)、フランスのパリからニースへの移動の際、エコノミー・クラスに搭乗した。「Daily Mail Online」によると、夫妻は13歳の長男・マドックス、11歳の次男・パックス、10歳の長女・ザハラ、9歳の次女・シャイロ、そして6歳になる双子のノックスとヴィヴィアンも一緒にL.A.からパリに降り立った。その後、ニース行きの国内便に乗り継いだが、搭乗までの2時間も他の旅行客と一緒に待ち時間を過ごしていたという。プライベートジェットも使わず、ファースト・クラスにも搭乗せず、子どもたちに地に足のついた感覚を教えたいという夫妻の意向らしい。家族全員、乗務員や空港スタッフに頼らずそれぞれ自分の荷物を持ち、機内ではブラッドや年長の息子たちが荷物を頭上の収納スペースにしまうなど、一般の家族旅行客と何ひとつ変わらない様子を居合わせた乗客が撮影している。一家の南フランスの拠点、シャトー・ミラヴァルの最寄りであるニースの空港に到着後は空港スタッフの先導で、用意された車まで向かい、空港を後にした。子どもたちがまだ小さかった頃は大勢のナニーも一緒の大移動だったが、今回同行したナニーは1人だけ。ボディガードもなしという身軽な旅行だった。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月09日子ども向け専門のケーブルTVチャンネル「ニコロデオン」主催の「キッズ・チョイス・アワード」が28日(現地時間)発表になり、アンジェリーナ・ジョリーがお気に入り悪役賞を受賞、授賞式に一緒に出席した娘2人と喜びを分かち合った。ロサンゼルスのザ・フォーラムで行なわれた授賞式に、アンジェリーナは10歳の娘・ザハラちゃんと8歳の娘・シャイロちゃんを伴って出席。昨年の主演作『マレフィセント』で、お気に入り悪役賞を受賞した。アンジェリーナの名前が呼ばれると、両脇に座っていた娘たちは歓声を上げてママに抱きつき、アンジェリーナもうれしさいっぱいの表情でハグをした。トロフィーを受け取ったアンジェリーナは「変わっているのはいいことです。だから、合わせようとなんてしないで」とスピーチ。そして「もし誰かに『あなたは変わってる』と言われたら、笑顔で顔を上げて、誇りをもってください」と疎外感を覚えている子どもたちにメッセージを送った。そして最後は「あなたたたちの悪役として言わせてもらうとすると…ちょっと問題を起こしてみなさい。あなたのためになるわよ」といたずらっぽく締めくくった。(text:Yuki Tominaga)
2015年03月30日アンジェリーナ・ジョリーが3月24日(現地時間)、「ニューヨーク・タイムズ」紙に寄稿、卵巣と卵管の切除手術を受けたことを公表した。遺伝子検査を受けた際、がん発症リスクが高いことが判明したことから、2年前に乳房切除手術を公表したアンジェリーナ。乳がんのリスクは87%、卵巣がんは50%だったが、母親と祖母、叔母をがんで亡くしていることから、決断したという。2週間前、年に1度受けている血液検査で気になる点があった。PET/CT検査を受けた結果、異常なしだったが、この時に決意し、1週間前に手術を受けた。同様のリスクを抱えた女性たちと情報を共有したいと考えていたアンジェリーナは、術後の自分に更年期の症状が訪れていることや、肉体的な変化が起きるだろう、と綴っている。切除手術以外にも選択肢はいくつかあることを強調したうえで、アンジェリーナは「アドバイスを求めて、選択肢について学んで、自分にとって正しい判断をすることはできます。知識は力です」と締めくくっている。(text:Yuki Tominaga)
2015年03月24日アンジェリーナ・ジョリーが、愛娘・ザハラちゃんの生まれ故郷となるエチオピアを舞台に挑んだプロデュース作『DIFRET』(原題)が、2015年秋、日本公開されることが発表された。舞台となるのは、エチオピア。首都アディスアババから郊外へ3時間。14歳の聡明な女子中学生ハイラットが下校途中、男たちにさらわれた。彼女はライフルを手に軟禁生活からの逃亡を図るが、誤って強引に結婚させられそうになった男を射殺してしまう。彼女の村には、結婚のために娘を“誘拐”するという、伝統的なしきたりがいまだに残っていたのだ…。アンジーがエグゼクティブ・プロデューサーを務める本作は、エチオピア最古の生活文化として“略奪婚”がいまだに残る村を舞台にした、実話に基づく物語。現地では社会現象を巻き起こし、2014年1月に行われた米・サンダンス映画祭では見事「観客賞」を受賞するという快挙を達成。さらに、2015年2月に授賞式が行われるアカデミー賞で「外国語映画賞」エチオピア代表作品にも選出されている。エチオピアの孤児院から生後まもないザハラちゃんを家族の一員に迎えて9年。母として、また映画人としても、アンジーが渾身で挑んだトゥルー・ストーリーは、ここ日本でも注目を集めそうだ。また、配給元であるピクチャーズ・デプトでは、カンヌ国際映画祭、ベネチア国際映画祭など三大映画祭のみならず、日本の映画ファンをも虜にした『わたしはロランス』『トム・アット・ザ・ファーム』のカナダの天才イケメン監督、グザヴィエ・ドランの最新作『MOMMY』(原題)が2015年4月25日に公開。さらに、世界で一番美味しいステーキを探すため、全世界20か国、250店のステーキハウスをめぐる究極の“肉ドキュメンタリー”『STEAK (R)EVOLUTION』(原題)が2015年夏に公開される予定という。『DIFRET』(原題)は2015年秋、公開予定。(text:cinemacafe.net)
2014年12月08日アンジェリーナ・ジョリーがニューヨークでファン・サービス中、興奮状態に陥ったファンの1人を助けていたことが分かった。アンジェリーナは4日(現地時間)、ジョン・スチュワートが司会を務めるTV番組「The Daily Show」に出演するためにニューヨークのコメディ・セントラル局のスタジオを訪れたが、スタジオ前には彼女を一目見ようとファンが大勢つめかけていた。ファンからのサインのリクエストには必ず応じると定評のあるアンジェリーナは、この日も1人1人に丁寧にサインしてあげていた。すると、その場にいた女性1人が突然叫び始め、パニック発作を起こしたと訴えた。アンジェリーナはすぐにボディガードを呼んで、この女性を群衆の中から救出させると、自ら彼女のそばに行って体調を気遣った。アンジェリーナは女性の持っていた雑誌にサインしてあげた。泣きじゃくっていた女性の涙をぬぐってあげると、ツーショットの撮影して、自分の車に戻って行ったという。(text:Yuki Tominaga)
2014年12月08日アンジェリーナ・ジョリーが乗っていた車がスリップ、タイヤ2つがパンクする事故を起こしたことが明らかになった。事故は先月30日(現地時間)午後6時45分頃、ビヴァリーヒルズで発生。アンジェリーナの最新監督作『Unbroken』(原題)のロサンゼルス・プレミアが行なわれた後のことだ。アンジェリーナが乗っていたのは運転手付きの黒のSUV車。道が濡れていてスリップして縁石に激突、タイヤ2つがパンクした。アンジェリーナは急いでいたのか、車はかなりのスピードを出していたようで、目撃者はゴシップサイト「X17」の取材に「アンジェリーナはほかの車と衝突したと思ったんじゃないでしょうか」「(アンジェリーナの乗った車が)大事に至らなかったなんて奇跡的です。彼女がムチウチ症になってもおかしくないくらいでした」と事故の様子を生々しく語った。アンジェリーナは、事故が起きた車と同じカー・サービスの会社が差配した別の車で無事に帰宅したそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2014年12月03日アンジェリーナ・ジョリーが夫のブラッド・ピットに、結婚を記念して300万ドル以上の価値がある腕時計を贈ったという。アンジェリーナがブラッドにプレゼントしたのはパテック・フィリップの1952年製のプラチナの時計で希少な製品。2人は現在、アンジェリーナが監督も務める夫婦共演作『By The Sea』(原題)を撮影中で、ロケ地であるマルタ共和国・ゴゾ島に6人の子供たちと滞在しているが、友人に頼んで時計を付近の宝飾店に持ち込んだことから、高価なプレゼントのことが明らかになった。時計にはアンジェリーナのリクエストで「ローリーへ、ネッサより」と刻まれたが、これは『By The Sea』で2人が演じている役名だそう。ゴゾ島近くの島で宝飾店を経営するジョージ・ファルージャ氏はイギリスの「Daily Mail」紙の取材に、自分が時計に刻印したこととその時計が希少価値の高いものだと語った。ちなみに婚約した2012年にはブラッドがアンジェリーナに、やはりパテック・フィリップのミニッツ・リピーターを贈っている。(text:Yuki Tominaga)
2014年10月01日輝く女性達の理由に迫る連載インタビュー企画、第1回はアンジェリーナ・ジョリーさんが登場。後編では、彼女の着こなし哲学をファッションジャーナリストの宮田理江さんが解き明かします。レッドカーペットの究極ゴージャスなロングドレスから、人道支援活動での凛々しくノーブルなパンツルックまで、どれも自在に着こなすアンジェリーナ・ジョリー。女優であり、監督、プロデューサー、しかも6人の子供を育てる母親で、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の特使も務めるアンジェリーナは立場やシーンに合わせて巧みに装いをアジャストして見せる。映画『マレフィセント』のワールドプレミアでは妖しい艶めきを帯び、たっぷりドレープを効かせたドレスで登場。邪悪な妖精役にふさわしいミステリアスなムードを漂わせた。両腕には長いスパイクが突き出たゴールドのブレスレットを着けてパンキッシュなスパイスも加えている。日本で行われたファンイベントでは「アトリエ・ヴェルサーチ(Atelier Versace)」のブラックベルベットの細身ドレスに身を包んだ。全体的にスレンダーなシルエットでありながら美しく肌を見せ、タイトな仕立てがグラマラスボディーの優美な曲線を強調する。一方、パンツスタイルもお得意。「スモーキング」をユニセックスのアイテムとして新たな解釈でよみがえらせた「サンローラン(SAINT LAURENT)」の現代スモーキングを、上手に着崩してこなれ感を引き出している。あえてタイをほどいてデコルテをさらし、袖をまくって手首を露出。男性的な装いと重ね合わせた肌見せのバランスは絶妙だ。ボウタイブラウスと極太ワイドパンツの「マイケル・コース(Michael Kors)」ルックは彼女らしい選択。紛争下の性的暴力廃絶という重いテーマにふさわしく、気品と威厳をグッドバランスで響き合わせた。オールホワイトの出で立ちでも白ジャケットと膝下フレアスカートを重ね、誠実さとたおやかさを両立。共通しているのは、ポインテッドトゥでシャープな印象を引き立てているところ。マニッシュな着こなしにも「ジミー チュウ(Jimmy Choo)」のピンヒールを合わせ、凛とした美しさを湛える。アンジーの着こなしには、自立した女性像の芯の強さと華のあるエレガンスが同居する。自分流のおしゃれ哲学を貫き、マスキュリンな服やコンサバティブな着姿にも程良い色香を忍び込ませ、フェミニンを忘れない。ハイソサエティーの品格とリラクシングな艶やかさも交じり合う。騒々しい色や柄を避け、ミニマルで遊ぶ彼女のスタイリングは多くの大人女性にとってなぞり甲斐のあるお手本と言えるだろう。
2014年07月05日アンジェリーナ・ジョリーが、デイムの称号を使用するためナミビア共和国の市民権を取得する話が出ているようだ。アンジェリーナは先日、イギリスでエリザベス女王から名誉デイムの称号を授与されたばかり。彼女は2012年からイギリスのヘイグ外務大臣とともに「紛争下での性的暴力を防止するイニシアチブ(PSVI)」活動を始めたが、それを評価されてのことだが、イギリス国籍ではないため、正式ではない名誉称号となった。イギリス連邦加盟国であるナミビア共和国の市民権を取得すれば、デイムの称号を正式に使用することができるようになる。アンジェリーナはこの称号が今後のチャリティ活動に活用できるのではないかと考えているという。実は婚約中のブラッド・ピットとの間に誕生した第1子・シャイロを2006年に出産したのもナミビアで、アンジェリーナにとって縁ある国。ナミビア共和国側は早くも歓迎ムードだが、果たしてアンジェリーナはどんな決断を下すだろうか?(text:Yuki Tominaga)
2014年06月20日アンジェリーナ・ジョリーの叔母で61歳のデビー・マーティンさんが、5月26日(現地時間)に乳がんのため、カリフォルニア州の病院で亡くなっていたことが明らかになった。デビーさんは、乳がんのリスクを高める遺伝子変異が見つかり、両乳房の切除・再建手術を受けたことを公表したアンジェリーナの母方の叔母で、アンジェリーナと同様の遺伝子変異が見つかっていたという。2004年にがんと診断され、9年間の闘病生活の末に逝去。アンジェリーナの母親もがんで約7年の闘病生活を送り、2007年に56歳で他界している。アンジーの叔父でデビーさんの夫ロン・マーティンさんは、米エンタメ情報サイト「etonline.com」でアンジーと彼女の兄ジェームズ・ヘイブンに感謝を述べている。「アンジェリーナは、毎週、何度も連絡をしてくれて、ジェームズは毎日のように支えに来てくれた。2人ともデビーをとても愛してくれていたんだ」、「アンジェリーナとデビーはずっとメールで連絡を取り合ってたが、最後の数か月はそれも難しくなってしまった」とロンさんは語っている。また「eonline.com」によると、アンジェリーナはすぐには病院に駆け付けることができなかったものの、愛情のこもった支援をしてくれたとコメントしている。「デビーが乳がんと診断されてから何度かアンジェリーナと会っている。彼女の家族が僕らと同じような苦しみを味わなくて済むよう、両乳房切除手術を受けたことをデビーも僕も誇りに思ったよ。アンジーの父親ジョン・ヴォイトも素晴らしいサポートをしてくれた。先週の日曜日はデビーに会いに来て、一日中彼女と話をしてくれた。妻はとても楽しい時間を過ごしていたよ」とロンさんはふり返っている。そして「同じ血筋をひくアンジェリーナは、とても賢い選択をしたと思う。女性にとって、乳房を切除するという選択は本当に難しいだろうと思うからね」とコメントを加えた。(text:Mieko Nakaarai)
2013年05月28日アンジェリーナ・ジョリーが『Unbroken』を監督することになった。第二次大戦を舞台にした実話で、ユニバーサル・ピクチャーズが製作する。『Unbroken』は、第二次世界大戦中に日本軍の捕虜になった元オリンピック選手ルイス・ザンペリーニの信じられない体験を映画化するというもの。『シービスケット』の原作者でもあるローラ・ヒレンブランドが書いた原作は、108週間もニューヨーク・タイムスのベストセラーリストにランク入り。ユニバーサル・ピクチャーズが長い間映画化の企画を温めてきたが、監督が決まったことで、一気に実現にはずみがついたようだ。ジョリーは自ら脚本も書き下ろした『In the Land of Blood and Honey』(日本未公開)ですでに監督デビューを果たしているが、メジャースタジオの作品を手がけるのは初めて。この作品の監督の候補はほかにも何人かいたにも関わらず、ジョリー本人が積極的に売り込んで手にしたようだ。ザンペリーニという人物にどうアプローチするかというジョリーなりの視点が、プロデューサーたちの心を動かしたらしい。「ヒレンブランドの本を読んで感激しました。ルイスは勇気とヒューマニティ、信仰心をもった真のヒーローです。このすばらしい物語を語る機会をいただいたことを光栄に思います」とジョリーはコメントしている。ザンペリーニは、来年1月で96歳になる。文:猿渡由紀
2012年12月21日アンジェリーナ・ジョリーが、「子どもたちが10代になったら女優業はあきらめる」という意志を表明した。イギリスのチャンネル4ニュースに対して語ったものだ。ジョリーには、マックス(11)、パックス(9)、ザハラ(7)、シャイロ(6)、双子のノックスとヴィヴィアン(4)の6人の子どもがいる。「子どもたちが10代になったら、家のことが大変になるだろうから。女優の仕事は楽しんできたし、この仕事には感謝している。この仕事を通じて、意義のある物語を語ることもできてきた。でももしこの仕事が明日なくなってしまったら、私は喜んで家で子供たちと時間を過ごすわ」というのが理由だ。また、慈善活動のためにももっと時間を使いたいという気持ちも表明。「母親として朝起きて、ニュースをつけると、世の中ではどんなことが起きているのかを知らされる。私はポジティブな形でこの世界に関わっていきたい」と語った。ジョリーの次回作『マレフィセント(原題)』は『眠れる森の美女』の実写版。日本公開は、2014年GWの予定だ。文:猿渡由紀
2012年12月05日アンジェリーナ・ジョリーが今月16日(現地時間)、内戦状態が続くシリアから大量の難民が押し寄せているイラク北部のクルド自治区を、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の特使として訪問した。アンジェリーナはトルコ、レバノン、ヨルダンの難民キャンプを歴訪中で、11日(現地時間)にはヨルダンのシリア難民キャンプを訪問、シリアとの国境に近いザータリのキャンプで「ヨルダン、国境周辺国に感謝します。シリアで死の危機に直面する人々の命を救ってくれたからです。本当に素晴らしいことです。ここで暮らす人々(シリア難民)がいつか故郷に帰る日まで、国際社会の支援をお願いします」と訴えた。その後、イラクに赴いたアンジェリーナは、首都・バグダッドではゼバリ外務大臣と面会、シリア難民の置かれている状況について話し合った。外相によると、シリアからイラクへの難民は2万1,000人にもおよび、その多くがイラク西部のアンバル州、北部のドホーク州で生活しているという。また、シリア在住だった自国民3万1,000人が帰国しているそうだ。悪天候のためにバグダッドからの出発は1日遅れたが、アンジェリーナは自治区の首都・エルビルの空港に降り立つと、ドホーク州の難民キャンプに向かい、そこに暮らす人々と面会した。(text:Yuki Tominaga)© ロイター/AFLO■関連作品:Maleficent (原題)In the Land of Blood and Honey (原題)
2012年09月18日アンジェリーナ・ジョリーの魅力は唇と美肌米国の人気女優、アンジェリーナ・ジョリーの魅力は何と言っても、あのプックリ唇と豊かなバスト。でも、今年で37歳を迎えたとは思えない透明感のある美しい素肌が魅力だという人も多い。写真.Amazonアンジーの美肌の秘密?「世界一セクシーな女優」として魅了するアンジーだが、その美肌についてMailOnlineがドラゴンズ・ブラッド(Dragon’s Blood)という化粧品を愛用しているからだと報じている。竜の血!ドラゴンズ・ブラッド記事には「アンジーは彼女の名声を保つために、張りのある水々しい肌や、若々しい輝きをキープしなくてはならず、睡眠不足や世界各国へ旅するライフスタイルはヒアルロン酸を著しく減少させる原因となっている。ヒアルロン酸が失われた肌は、疲労乾燥し、艶がなく見える。これらの肌の老化現象は全ての30代の女性にも当てはまる。」とある。ドラゴンズ・ブラッドはアンジーの肌にしっとり感を与え、十分な睡眠をとったかのように見せる事ができ、あの美しい頬骨にボリュームを持たせ、さらに魅力的に見せている。老化と皮膚のたるみを軽減し、肌を保護しながらふっくらと持ち上げるという。何処の製品?アンジーが愛用しているというドラゴンズ・ブラッドはイギリスにある自然派化粧品の会社Radialが出している製品で、クリームは、あのレディー・ガガも愛用しているという。Radialは日本ではマイナーなメーカーだが、アンジーやガガが愛用しているならと、これから急速に人気が出るコスメになるのでは?元の記事を読む
2012年09月02日アンジェリーナ・ジョリーがおとぎ話の悪の魔女を演じることで注目を集めている、「眠れる森の美女」のバックストーリーの映画化『Maleficient』(原題)で、愛娘・ヴィヴィアンと初の親子共演を果たすことが分かった。22日(現地時間)、製作元のウォルト・ディズニー・スタジオは、4歳になるヴィヴィアンが本作でカメオ出演することを明かした。気になるのは彼女の役どころだが、どうやらエル・ファニング扮するオーロラ姫の幼少期を演じるそう。ちなみに、母・アンジーが演じるタイトルロールのマレフィセントは、オーロラ姫と敵対する魔女で、生まれたばかりの姫に呪いをかける悪役。劇中では、親子の間に因縁の対決の構図が生まれるというわけだ。マレフィセントの若き日の役には、新星インディア・アイズリーが扮する。母・アンジーも弱冠7歳にして父で俳優のジョン・ヴォイトの出演作『大狂乱』(’82/未)でスクリーン・デビューを果たしたが、娘・ヴィヴィアンはそれを塗り替える若さでスクリーン・デビューすることとなる。「The Sun」誌によれば、関係者は「アンジェリーナはこの経験は娘にとってきっと楽しい経験になると捉えているようです。一方、ほかの子供たちも両親に同じようなチャンスをおねだりしているようですが」と語っているという。祖父、両親に続き、3代目のハリウッド・スターの誕生となるのか?同作は2014年3月14日より全米公開を予定している。© BIG PICTURES/AFLO■関連作品:Maleficent (原題)
2012年08月23日