ANAインターコンチネンタルホテル東京36階のMIXX(ミックス) バー&ラウンジでは、”日本のお伽話”をイメージしたカクテル「日本のお伽話カクテル」を展開。2017年5・6月は「一寸法師」、その後「桃太郎」「かぐや姫」「笠地蔵」と続く予定だ。1つのカクテルを2ヶ月ごとに提案し、年間を通して6杯のカクテルと6つの物語を綴る「日本のお伽話カクテル」シリーズ。それぞれの物語へのイメージを高められるように、陶器や漆器、木箱、竹、稲穂、布、和紙など特別な器で提供されている。5・6月に登場する「一寸法師」は、日本酒にレモンジュース、レモンの皮、ミントの葉を加えたさっぱりとした味わい。朱色の器にドリンクを入れ、上から抹茶のアイスクリームを添えた。7・8月は、サクラリキュールとピーチリキュールで表現した「桃太郎」が、9・10月は梅酒と日本酒を合わせた「かぐや姫」が登場。1年を締めくくる11・12月には、焼酎にライムジュースと柚子の皮を組み合わせた「笠地蔵」が並ぶ。バーテンダー西村和也の「今一度お伽話を思い起こして大切なメッセージに触れて欲しい」という願いが込められたドリンクは、どれも味わい深い一杯。大切な人と訪れて、素敵な夜を堪能してほしい。【アイテム詳細】日本のお伽話カクテル 2,300円+税※サービス料別、全品統一価格取扱店舗:NAインターコンチネンタルホテル東京36階MIXX(ミックス) バー&ラウンジ住所:東京都港区赤坂1-12-33営業時間:月~木曜/土・日曜 11:30~25:00、金曜 11:30~26:00、祝日 11:30~24:00 <メニュースケジュール>5・6月 一寸法師(日本酒/シロップ/レモンジュース/レモンの皮/ミントの葉/抹茶のアイスクリーム)7・8月 桃太郎(ズブロッカ/サクラリキュール/ピーチリキュール/ピーチネクター/ライムジュース)9・10月 かぐや姫(梅酒/日本酒/ライムジュース/グレナデンシロップ/卵白)11・12月 笠地蔵(焼酎/コアントロー/ライムジュース/柚子の皮)【問い合わせ先】レストラン予約センターTEL:03-3505-1185
2017年05月21日auのCMで一寸法師を演じ、話題になった前野朋哉さん。前代未聞の時代劇『石川五右衛門』で演じているのは、五右衛門の盗賊仲間の“足柄の金蔵”。太い眉毛がトレードマークの、お調子者キャラ。「いつもおちゃらけてるんですけど、町に出て情報収集をしていたり、忍具を作っていたり…、実は陰の立役者なんです。男勝りな女泥棒“堅田の小雀”、手裏剣や撒き菱(まきびし)きの名手“三上の百助”と4人でチームを組んでいるんですが、金蔵は戦隊ものでいうなら黄色っぽいキャラ。ちょっと太ってて力持ち、そして主役である赤を尊敬しているキャラ、ですね」主役の五右衛門を演じるのは、歌舞伎界の大スター、市川海老蔵さん。「海老蔵さんって本当に色っぽいんです!!撮影中ふとモニターを見たとき、海老蔵さんの目元がアップで映っていたりすると、もう、ドキドキしちゃうんですよ(笑)。目だけであんなに色気のある芝居ができる人はいないと思う。女性的には、そこはかなり見どころだと思います」時代劇に出演するのは2度目という前野さん。でも京都の撮影所での仕事は初。相当緊張したとか…?「最初はかなり構えていたんですが、行ってみたらすごくアットホームな現場でした。五右衛門チームで百助を演じる山田純大さんに殺陣を教えていただいたり、海老蔵さんと純大さんとともに、小雀役の高月彩良さんの人生相談に乗ったり…(笑)。和気あいあいの撮影でしたね」善と悪を分かりやすく描くのが、時代劇の良いところ。このドラマはさらに、現代劇的なエンタメ感も満載。世代を超えて楽しめる一作です。「最初に台本を読んだ感想は、友情、努力、勝利、的な要素が溢れていて、“少年ジャンプ”みたいな物語だな、と。映像になったら、音楽がバンバンかかってテンポがすごく良くて。どこか“ヒーローもの”っぽいんです。実際に、五右衛門は悪と戦うヒーローですしね。時代劇というと時代考証や史実に忠実に…というイメージがありますが、このドラマの世界観はファンタジーの部分も多い。冷静に見ると、海老蔵さんの印象的な目元や僕の太い眉毛など、“それ、正体バレバレだろ!”って感じですが、そこはあえて乗っかって、ツッコミながら楽しんでもらいたいです」◇まえの・ともや俳優、映画監督。’86年生まれ、岡山県出身。大学在学中に俳優デビューし、監督を務めた作品では、数々の映画賞も受賞。主演映画『エミアビのはじまりとはじまり』が公開中。◇時は戦国。“白波夜左衛門一座”として庶民に人気の劇団は、実は天下の大泥棒・石川五右衛門の世を忍ぶ仮の姿&仲間であった。権力者・豊臣秀吉と五右衛門の戦いが始まる!毎週金曜20:00~、テレビ東京にて放送中。※『anan』2016年10月26日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・河野友紀
2016年10月22日『舟を編む』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞した渡辺謙作が監督を務めた『エミアビのはじまりとはじまり』の初日舞台挨拶が9月3日(土)、都内で行われ、渡辺監督をはじめ、森岡龍、前野朋哉、新井浩文、山地まりが出席した。突然相方を亡くした漫才師と残された人々の再生を、ユーモアを交えて描く本作。漫才コンビ「エミアビ」の海野(前野さん)が同乗者の雛子(山地さん)とともに自動車事故で急死。相方の実道(森岡さん)はマネージャーの夏海と雛子の兄である黒沢(新井さん)に訪ねる。「エミアビ」にとって、元お笑い芸人の黒沢は先輩であり、恩人だった。高校時代に漫才をやっていたという森岡さんは「腕が鳴りました。しっかり漫才を仕上げようと思った」とプロ顔負けの意気込み。“パイセン”役の新井さんは「愛きょうがあって魅力的だけど、テキトーで調子がいい。酔っぱらって、わしの肩にもたれかかることもあって『ナメられてるんだな』と思った」と森岡さんのお茶目な素顔を明かした。一方、前野さんと山地さんは劇中で恋人役を演じており、「好きになる努力?しました。どうにか好きになろうと、前野さんのアップを携帯の待ち受けにしていた」と山地さん。この発言に対し、前野さんは「僕もそれを感じていたので、本当に好きになられたら、どうしようと思った」のだとか。「好きでした」(山地さん)、「僕も大好きです!」(前野さん)と相思相愛ぶりを披露していた。『エミアビのはじまりとはじまり』はヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年09月03日昔話の主人公たちが共演するauのCM"三太郎"シリーズの最新作「雷おこし」篇が、あす10日から放送される。今回は、桃太郎(松田翔太)、浦島太郎(桐谷健太)、金太郎(濱田岳)が、一寸法師(前野朋哉)にフェス会場に連れてこられたところからスタート。一寸は「フェスだー!」と盛り上がるが、その様子はどう見ても夏祭り会場で、そんな中で屋台を構えている鬼(菅田将暉)を発見する。8人の子どもを持つ鬼は、副業として屋台を出しているそう。浦島がカゴに並ぶお菓子を食べると、突然雷が鳴り響き、三太郎らは一様に驚くが、鬼は「雷おこしっす!」と、食べると雷を起こせるというお菓子であることを説明。これを聞いて、お調子者の一寸は「お~れも♪」とお菓子をつまむが、突然小さくなってしまい、鬼は「当たり引いちゃいましたね」と陽気に解説する。この撮影のために、シリーズ最多となる100人のエキストラが参加し、実際に太鼓や笛の演奏もあって、本当の夏祭りのような雰囲気に。鬼の「雷おこし屋さん」以外にも、さまざまな屋台が立ち並び、浦島太郎と金太郎が「あっ、団子だー!」「お面も売ってるー!」と走り出してしまう、お祭りを楽しむアドリブもあった。
2016年08月09日いよいよ夏本番。今回のau「三太郎」新CMでは、夏らしく流しそうめんを楽しむ桃太郎(松田翔太)、浦島太郎(桐谷健太)、金太郎(濱田岳)、そして一寸法師(前野朋哉)の4人。そこへ、桃太郎の妻・かぐや姫(有村架純)が登場し、“女子あるある”の定番(?)ともいえる「今日は何の日?」と2人だけの記念日を問いただすことに。「いくよー!」と一寸法師の軽快な掛け声と共に、流しそうめんを始めようとしていた三太郎。そこへ「桃ちゃん、今日は何の日か分かる?」とかぐや姫がやってくる。突然の問いに「えっ…?」と首をかしげる桃太郎。その後ろでは、「でたー!」「“今日は何の日?”攻撃~!」と、金太郎&浦島太郎が仲良くツッコミを入れる中、桃太郎は「結婚記念日?」と恐る恐る尋ねるも、違ったようで、「オイ!」と“鬼嫁”なツッコミがかぐや姫からすぐさま炸裂。「じゃなくて…」とすぐに訂正するも、見当がつかないのか、桃太郎の視線はキョロキョロ…。そこへ一寸法師が「付き合って1,000日記念」と助け舟を出し、「だよね~」と桃太郎が尋ねると、「ピンポーン!」とかぐや姫。一寸法師はその隙に「これあげて!」と包みを桃太郎に手渡す。桃太郎は戸惑いながらも「あ、プレゼント」と包みを渡すと、「うそ、うれしい!」。プレゼントまで用意していた一寸法師に浦島太郎は驚き、「一寸、すげー!」と尊敬の眼差しを向けると、一寸法師は「まっ、付き合い長いから」と、いつもの(?)得意気な表情でニッコリ。金太郎も「神対応!」と合いの手を入れる。プレゼントの包みを開き「ねぇ、これ欲しかったやつ!」と嬉しそうなかぐや姫とは裏腹に、桃太郎はどうしたものかと戸惑うばかり。「え?何あれ?」という金太郎に「ガラスの靴」と一寸法師。浦島太郎からも「オシャンティー!」と飛び出すも、「でもこれサイズ合わない…」と真顔になるかぐや姫に、タジタジの桃太郎なのだった…。今回の撮影は、みんなで流しそうめん。実は小麦100%にこだわった高級そうめんを使用していたそうで、実際に食べたキャスト陣やスタッフ一同は、その美味しさにビックリ。これはフードコーディネーターからの計らいで、現場に笑顔を届けたい、超多忙な最旬キャスト陣に気持ちよく演技してもらたい、との心配りから提供されたものだそう。一気に現場が活気づいた中での撮影では、テンポの良い会話劇とアドリブ合戦でいつも以上に白熱した様子だった。au 三太郎シリーズ新CM「記念日」篇は7月30日(土)よりOA開始。(text:cinemacafe.net)
2016年07月28日先日からオンエアされているau“三太郎シリーズ”「プロポーズ」篇で、浦島太郎(桐谷健太)のみならず一寸法師(前野朋哉)からもプロポーズを受けた菜々緒演じる乙姫。今回、シリーズ本編のサイドストーリーとして、白髪姿になった乙姫が未来の“旦那様”に語りかける新WEBムービー「未来の乙姫」篇が公開された。今回はなんと、すっかりおばあちゃまになった未来の乙姫が登場。目の前の旦那様に向かって、三太郎との思い出話に花を咲かせながら、時折“ドS”で“ツンデレ”なキャラクターも覗かせ、人生をふり返っている。また、あの一寸法師も画面のどこかにひっそりと姿を現し、乙姫の語りを聞いているというが…。竜宮城の客間にいる白髪姿の乙姫。窓辺に花を飾りながら、「私たち、結婚してどれくらいたつのかしら。最近思い出すのよ、あの頃のこと」と、目の前にいる旦那様相手に、やさしい眼差しを向ける。「桃ちゃん、金ちゃん、浦ちゃんとか、みーんなで」と言いかけ、胸の前に広げた左手を右手で手刀を切るような仕草を繰り返し、「あれ、なんだったっけ、パッコーンじゃなくて、ポッコーンじゃなくて…」と、何かを思い出したいけれど、思い出せない様子。「あ、パッカーンだ。パッカーン。うふふ、楽しかったわねぇ」と懐かしんでいる。窓辺をつがいのカメが這う中、「いまはみんな、結婚したり、家族が増えたり」と現在の三太郎の様子(!)を語り、「私もほんのちょっと老けちゃったけど」と言った直後、すっとこちらを向き「何みてんだよ」と相変わらずのドSぶり。そのあまりの迫力に、思わず首をすくめて後ずさりするカメたち。再び穏やかな表情に戻った乙姫が、「でも、みんな、あのころのまんま」と口にした瞬間、いつの間にか若返っており、「ねぇ、変わらず一緒にいてくれてありがとう。結婚してくれてありがとう」と微笑む。「そろそろ、みんな来るころじゃない」と言う乙姫は、「隠れてないで出てきたら」とどこかにいる(?)一寸に向かって呼びかけるのだった。今回の舞台は、未来の竜宮城。 あの美しい菜々緒さんの乙姫が、今回は特殊メイクですっかりおばあちゃまに変身。いつも賑やかな三太郎の撮影現場は、今回は菜々緒さんの一人語りということもあり、落ち着いた穏やかな雰囲気に。ただ、やはりそこは菜々緒さんの“乙ちゃん”。おしとやかな台詞のなかに怒気のこもったセリフが出ると、とたんにいつもの姿に豹変し、スタッフも笑いに包まれた。豹変する乙ちゃんにおののく、キュートなカメたちの演技にも注目だ。au三太郎新WEBムービー「未来の乙姫」篇はauホームページ、au公式YouTubeチャンネルにて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年07月12日昔話の主人公たちが共演するauのCM"三太郎"シリーズで、話題のキャラクター・一寸法師が出演する新CM2本が、10日から全国で放送される。今回の新CM「キーマン」編では、桃太郎(松田翔太)、浦島太郎(桐谷健太)、金太郎(濱田岳)、鬼(菅田将暉)に加え、一寸法師(前野朋哉)がキーマンとして登場。男5人で談笑しているが、一寸は他のメンバーから「誰だっけ?」「まだ帰んないの?」といじられまくる。そこで一寸は名誉挽回すべく、三太郎にまつわるエピソードに、自身が関わっていたことをアピール。川上から流れてきた大きな桃に、桃太郎のおばあさんが気付いた理由や、浦島太郎を竜宮城へ導いたカメの飼い主など、意外な秘密を次々に明らかにし、自身が三太郎の人生を後押ししてきた"キーマン"であることを主張する。この撮影で、鬼と一寸との共演は初めてだったが、すぐにいつものアドリブ合戦に発展。前野は常に全力で演技し、夏のライティングということもあって汗だくだった。もう1本は「フェス」編。夏を前に思いを馳せる三太郎たちに、一寸はみんなで音楽フェスに行こうと提案。フェスを知らない三太郎に対し、お調子者の一寸は「それはパラダイス」「行けばわかる」とグイグイ押していく。撮影ではジャンプするシーンがあり、どうやってジャンプするのが一番面白いかをみんなで相談。監督から「陸上選手みたいにジャンプできる?」とむちゃぶりされても、三太郎たちは、一寸法師よりも先に「できます!」と応えていた。
2016年06月10日『桐島、部活やめるってよ』や放送中のドラマ「重版出来!」(TBS)にも出演している個性派俳優の前野朋哉が、「au」のCMにて新キャラの一寸法師を演じることが5月31日(火)の「au発表会 2016 Summer」にて発表された。発表会には桃ちゃん(桃太郎)こと松田翔太、金ちゃん(金太郎)役の濱田岳、乙ちゃん(乙姫)の菜々緒も出席した。一寸法師の存在に関しては、これ以前のCMの中にも小さな人間の影が所々で映りこんでおり、ネットなどを中心に「一寸法師がいる!」「誰だ?」と話題を呼んできたが、ついにその正体が判明した。前野さんが登場する新CMは、庭先で桃ちゃんらが“大きくなる灰”で遊んでいたところ、一寸法師がその灰をかぶって大きくなる。当惑する桃ちゃんらをよそに「ずっとそばにいたよ」と親しげに話しかける一寸法師だが、みんなから「誰?」と返される。この日の発表会でも、前野さんはノリノリで刀を抜いたり、クールにポーズを決めて登場するも、松田さん、濱田さん、菜々緒さんは微妙な反応。CMと同じように「誰?」とすげないリアクションで、菜々緒さんに至っては親しげに話しかけられるも「知らないっつってんだろうがっ!」となぜかブチ切れる。そんな反応にも負けず、前野さんは「(CM撮影を)すごく楽しみにしてました!探りながら一寸を演じることができました」と充実感いっぱい。濱田さんは「勝手ながら、一寸法師は美男子だと思ってて、ジャスティン・ビーバーあたりが来るかと」と失望感をあらわにする。それでも、前野さんが俳優としての活躍に加え、監督としても活動していることが紹介されると、菜々緒さんはこれまでの態度から一転「監督もされるんですか?ぜひご贔屓に!竜宮城にも遊びに来てください」と売り込み、前野さんはデレデレ。2人は今回の新CMでは共演してないが、菜々緒さんが「次が楽しみです。どれだけドSでいくか期待してください!」と語ると、前野さんも「怒られるのが楽しみです」と笑っていた。(text:cinemacafe.net)
2016年05月31日幼いころ、絵本やアニメでいろいろな童話や昔話に出会いました。日本では、桃太郎、かぐや姫、一寸法師などが有名ですが、海外ではどのようなお話が定番なのでしょう?日本に住む20人の外国人に聞いてみました。■うさぎとかめ(ミャンマー/30代前半/女性)■「勤勉で、時間を惜しまない働き者になりましょう」という勤勉なアリの話(インドネシア/40代前半/女性)■グリム童話が一番知られている、イソップ物語なども有名(アメリカ/30代後半/男性)童話や寓話と言えば、ドイツのグリム童話、ギリシャのイソップ物語、デンマークのアンデルセン童話。世界中で語り、読み継がれていることが分かりますね。■「大きなカブ」。一族の人間や動物が力を合わせて大きなカブを抜く話(ロシア/20代後半/女性)日本でも有名なロシア民話です。カブを抜く時の「うんとこしょ、どっこいしょ」という掛け声は、原文のロシア語でも物語全体にリズムを持たせる重要な役割を果たしているそうです。■お姫様とドラゴン。心のきれいなお姫様と魔法にかけられてドラゴンにされてしまった王子の話(スペイン/ 30代前半/男性)バラを愛するお姫様の優しく美しい心が、王子の魔法を解き幸せになったというこのお話、フランスの民話「美女と野獣」に似ていますね。似ていると言えば、次のような回答も。■「ライラとカイス」。ライラとカイスは愛し合っていて結婚したいが、家同士が対立していたため結婚できなかったという話。「ロミオとジュリエット」と似たストーリーですが、それよりも1,000年前の昔話(エジプト/40代前半/男性)「ライラとマジュヌーン」として知られるイスラム諸国では有名な悲劇。絵画などにもよく描かれます。マジュヌーンとは狂人の意味で、カイスはライラへの愛が激しすぎたために、人々からマジュヌーンと呼ばれるようになります。アラビア版・ロミオとジュリエットとも言われますが、更に深い愛と悲しみが全編に漂います。■エルサ・ベスコフという作家。自然と関わる話が多く、素敵な童話、絵本を書いている(スウェーデン/40代前半/女性)女性童話作家で、代表作は、少年が自分で世話をしている羊の毛で新しい服を作る「ペレのあたらしいふく」や、季節の移り変わりを描いた「いちねんのうた」。美しい絵と楽しいお話で愛され続けています。■ナスレッディン・ホジャ物語。面白いけどよく考えたら深い意味があり、考えさせられる昔話(トルコ/30代後半/男性)ナスレッディン・ホジャが主人公で、笑い話、とんち、皮肉など様々な種類の話があります。少し変わったスタイルで、昔話というよりは知恵話、小話といった感じです。■「秘密」。昔、子供がいないおじいさんとおばあさんは木から子供をもらい、絶対秘密にするように言われるが、おばあさんはある日ピーナッツソースのご飯が食べたくて秘密を話してしまう。すると、子供は消えてしまったという話(マリ/30代前半/男性)「鶴の恩返し」を思い出しました。約束を破ってはいけないという教訓や、人間の誘惑に弱い愚かさを描いた物語はどこの国にもあるのですね。ほかには下記のような回答がありました。■「虎姑婆」。おとなしく話を聞かない子供が、夜に虎姑婆という悪い人にさらわれる(台湾/40代前半/男性)■ピノキオ。人間になりたい人形の話。悪役に夢の実現を邪魔されるが、あきらめなかったピノキオは本物の子供になる(イタリア/30代前半/男性)■星の王子さまや、ジャン・ド・ラ・フォンテーヌの童話。リアリティがあり、モラルを子供たちに教えるための童話(フランス/20代後半/女性)簡潔で分かりやすい物語の中に込められたメッセージや教訓。お国は違えど、伝えたいことは同じみたいですね!【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年05月11日