三菱重工業は三菱航空機が開発を進めている「MRJ」(三菱リージョナルジェット)に関して4月9日、報道されている初飛行延期が三菱重工業および三菱航空機によって発表されたものでないことをコメントした。あわせて、「3月に何らかのトラブルで一定期間、試験を中断したとみられる」という一部報道については、試験用治具の調整等に時間を要しているものの、トラブルにより試験を中断したものではないとしている。MRJのスケジュールについては、初飛行の具体的日程も含め、製造・試験状況を踏まえて検討を進めており、本日の4月10日に三菱重工業および三菱航空機から発表される。
2015年04月10日三菱電機は、同社の液晶テレビ「REAL(リアル)」シリーズにおいて受信不具合が発生したことを受けて、不具合を解消するソフトウェア更新を行う。ソフトウェアは自動で更新されるため、ユーザーによる設定や操作は必要はない。このたびのソフトウェア更新は、2010年から2015年3月までに製造されたREALシリーズ120機種で、2015年3月29日0時から12時にかけて発生した不具合を受けて行われるもの。デジタル放送(地上とBS)の電波に含まれる特定の放送データを正常に処理できずに、視聴中または録画中のテレビが電源オン・オフを繰り返すという現象が起きた。対象製品のソフトウェア更新は4月13日から順次行う。自動でソフトウェア更新を行う初期設定になっているため、設定を変更していない場合、ユーザーは特に操作しなくてよい。テレビの電源コードが差し込まれた状態で、テレビを使用していない時にソフトウェア更新が行われる。
2015年04月09日三菱東京UFJ銀行はこのたび、ミャンマー連邦共和国(以下ミャンマー)のミャンマー中央銀行より、外国銀行による支店開業認可を取得したと発表した。これにより、ヤンゴン支店開業に向けた最終的な準備を進め、開業は4月22日を予定しているという。ミャンマーは、2011年3月のミャンマー政府の民政移管により民主化が加速しており、また、同国の広い国土、豊富な人口と労働力、恵まれた天然資源、今後期待される内需の拡大を背景に、アジアの新たな成長市場として、日系企業を含めた海外の企業から大いに注目を浴びているという。三菱東京UFJ銀行は、1954年にラングーン駐在員事務所(現ヤンゴン出張所)を開業して以来、顧客に対して現地の投資環境等の情報を提供するほか、日本政府のミャンマーへの円借款や無償援助をエージェント銀行として支えてきたという。今後は、近く開業するヤンゴン支店を通じて、現地における預為・融資・外国為替等、フルバンキングでの業務が可能となるという。より一層充実した金融サービスにより、顧客の事業展開をサポートするとともに、ミャンマーの経済発展に貢献していくとしている。
2015年04月08日三菱化学は4月2日、同社の子会社である三菱化学メディアが4月中旬より、「Verbatim(バーベイタム)ブランド」にて3Dプリンタ用フィラメントの新製品「プリマロイフィラメント」を発売すると発表した。同製品は、三菱化学が開発・製造したポリエステル系熱可塑性エラストマー「プリマロイ」を用いた材料押出方式対応の3Dプリンタ用フィラメントで、従来のABS、PLA素材とは異なる柔軟性のある造形物の作製を可能とするものとなる。プリマロイは、三菱化学がエラストマー設計技術と樹脂変成技術により工業化に成功した、ラバー素材のようなしなやかさを持つポリエステル系熱可塑性エラストマー。耐油性・耐熱性・耐候性・印刷塗装適正に優れており、これまでにボールペンのラバーグリップ部分など、多くの工業製品に採用されてきた実績がある。このプリマロイフィラメントはそうした特長をそのままに、多くの材料押出方式3Dプリンタで使用できるように設計されているとのことで、ラバーのようなしなやかさと各種の機能性を兼ね備えた造形物を作製することを可能とするという。なお三菱化学メディアでは、今後も多くのプリンタで使用可能な汎用性樹脂フィラメントから、独創的な特長を持った機能性樹脂まで、三菱ケミカルホールディングスグループの知見を生かした高品質3Dプリンタ用フィラメントを展開していく予定だとしている。
2015年04月03日三菱東京UFJ銀行は15日、三菱東京UFJダイレクトワンタイムパスワードカードの提供を開始した。ワンタイムパスワードとは、一定時間ごとに自動的に新しいパスワードに変更され、しかも、1度しか使うことが出来ないパスワードのこと。一般的な固定パスワードに比べて、不正な送金被害などにあうリスクを低減させることができるという。○ワンタイムパスワードの特徴顧客によるワンタイムパスワードの変更作業は必要ないワンタイムパスワードは、一定時間が経過するごとに自動的に変更され、第三者に詐取されてしまった場合にも不正な送金被害等にあうリスクを低減する同じワンタイムパスワードは利用することができない取引に使用したり、一定時間が経過したワンタイムパスワードは、再度利用することができないことから、よりセキュリティの高いパスワードとなるワンタイムパスワードはすべて無料で利用できるワンタイムパスワードカードの紛失・盗難時の再発行には所定の手数料(1,080円(消費税込)) がかかる○ワンタイムパスワードの種類三菱東京UFJダイレクトでは、状況に応じて2種類のワンタイムパスワードを利用する。確認番号表にかわって顧客の預金を守るワンタイムパスワード(アプリまたはカードによるワンタイムパスワード)振込などの取引では、確認番号表のかわりとしてワンタイムパスワードを利用する。契約カードに記載の固定の確認番号表と異なり、ワンタイムパスワードは取引に使用したり、一定時間経過すると自動的に変更されるため、誤ってフィッシングサイトなどで詐取された場合にも悪用されるリスクを低減できる。利用方法:専用のスマートフォンアプリやカード型の専用端末でワンタイムパスワードを取引に利用できる。インターネットバンキングにログインのうえ、申し込み手続きをする不正なアクセスから守るワンタイムパスワード普段と異なる環境からインターネットバンキングにアクセスしていると同行が判定した場合、届出のEメールアドレスにワンタイムパスワードを通知する。
2015年03月17日三菱重工業(三菱重工)は3月10日、2月24日に兵庫県神戸市で無線送受電技術の地上実証実験を行い、送電ユニットから10kWの電力をマイクロ波で無線送電し、500m離れた受電ユニット側に設置したLEDライトをその電力の一部を使って点灯させる事に成功したと発表した。無線送電技術は宇宙に設置した太陽光発電システムから地球に向けて無線で電気を送る、宇宙太陽光発電システムの中核となる技術。3月8日には 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が同様の試験を行なうなど、新たな送電技術として注目が集まっている。同技術は災害などの緊急時や、洋上風力発電からの送電など、地上でも幅広い用途での応用が可能だ。同社の防衛・宇宙ドメイン宇宙事業部宇宙利用推進室設計課 主席の安間健一氏によれば、その実現のためには「コスト」「精度」「小型化」「信頼性」という4つ課題があるという。これらの課題のうち、今回安間氏らは「コスト」「精度」面の克服にフォーカスした技術を開発した。まず「コスト」について。無線伝送技術は電気をマイクロ波として送電するため、電波を発生させる発振器が必要となる。安間氏らは発振器に電子レンジに使用されるマグネトロンを採用した。マグネトロンは本来加熱を目的としているため、送電に用いると不要な周波数の電波が発信されてしまうが、注入同期技術を適用することでこの問題をクリアした。そのほかにも、アンテナの数を減らすために送電パネルを市松模様に並べる「スキャッタードシステム方式」や、受電装置の面積を減らすために電力を虫眼鏡の様に集中させる「焦点化アンテナ方式」を採用するなどの工夫によりコストの削減に成功した。「精度」では、ビームの形状を制御する「位相同期技術」や「PAC法」、ビームの方向を制御する「レトロディレクティブ法」「クローズドループ法」などを用いることで、0.1度単位(500m先で1m程度の誤差)のビーム制御を実現した。安間氏は「今後は4つの課題のうち残りの2つ(「小型化」「信頼性」)に取り組んでいかないといけない。長距離送電の実用化は5年後以降が目標となるが、電動車両への無線充電など、より近距離への応用はもっと早い時期に製品化できるのではないか」と語った。
2015年03月12日YS-11以来約50年ぶりの国産旅客機かつ初の国産ジェット旅客機「MRJ」(三菱リージョナルジェット)を開発している三菱航空機は3月11日、4月1日付の役員人事を決定した。3月31日付で代表取締役 会長最高経営責任者(CEO)の江川豪雄氏、代表取締役社長 最高執行責任者(COO)の川井昭陽氏が退任し、三菱重工業から執行役員 森本浩氏が代表取締役社長に就任する。なお、三菱航空機の常務執行役員 篠原裕一も退任となるが、4月1日より三菱重工業に復職する。森本氏は京都大学経済学部を卒業後、昭和52年(1977)に三菱重工入社。海外戦略本部海外事業管理部長を経て、同社の米国法人社長を務めた。三菱重工に復帰後は、エネルギー・環境ドメインの営業戦略統括部長などを経て、2015年1月に交通・輸送ドメインの副ドメイン長に就任した。なお、同じ4月1日より総務部および経営企画部を廃止し、各グループおよび東京支社を本部直轄へ変更。また、カスタマーサポート企画部を廃止し、プロジェクトマネジメント部を新設する。MRJは今年第2四半期に初飛行を予定しており、順調に進めば、2017年上期の型式証明取得、同年第2四半期に初号機引き渡しを計画している。
2015年03月12日三菱自動車は6日、軽商用車「ミニキャブ バン」と軽乗用車「タウンボックス」をフルモデルチェンジし、20日に発売すると発表した。なお、いずれのモデルもスズキからのOEM供給車となる。今回のフルモデルチェンジでは、ホイールベースの拡大などにより、軽キャブバン・軽キャブワゴンでクラストップレベルの室内・荷室空間を確保しながら、吸気可変バルブタイミング機構を採用した新型エンジン、クラッチおよびシフト操作を自動で行う「5速自動マニュアルトランスミッション(5AMT)」の搭載(ミニキャブ バン)、車体の軽量化などにより、クラストップレベルの低燃費を実現。また、先進予防安全技術「e-Assist」を採用し、安全性能を向上させている。新型ミニキャブ バンは、クラストップレベルの荷室長・荷室幅・荷室高に加え、テールゲート開口部と後席スライドドア開口部の拡大、フラットな荷室床面、スクエアなエクステリアデザインと合わせ、高い積載性を確保。また、軽量化した車体に新型エンジン・新型トランスミッションを搭載したことで、力強い走りとJC08モードで20.2km/Lという低燃費を両立している。新型ミニキャブ バンの価格は、93万9,600円~150万2,280円(いずれも税込)。新型タウンボックスは、クラストップレベルの室内長・室内幅・室内高を実現し、日常からレジャーシーンまで幅広く対応する広さを確保。ワンタッチ電動スライドドア、車速連動式オートドアロック、オートライトコントロール、エンジンスイッチ+キーレスオペレーションシステムなどの便利機能も充実させている。また、全車に新型ターボエンジンを搭載し、高速走行・長距離移動でもたのもしく力強い走りと、JC08モードで16.2km/Lのという低燃費を両立した。新型タウンボックスの価格は、160万9,200円~181万4,400円(いずれも税込)。
2015年03月06日三菱UFJニコスはこのたび、三菱地所リテールマネジメント運営のショッピングセンター「アクアシティお台場」に、訪日外国人向けの外貨建てによるカード決済サービス「DCC(ダイナミック・カレンシー・コンバージョン)決済サービス」導入を決め、3月1日に同施設各テナントで取り扱いを開始したと発表した。「アクアシティお台場」は、臨海副都心エリアに位置し、お台場海浜公園に隣接した大型複合商業施設。2000年4月に開設され、「ショッピング」「グルメ」「シネマ」の各ゾーンを有し、レインボーブリッジまで一望できる観光スポットとして、国内外からのたくさんの来場客に憩いのひとときを提供しているという。同社は、著しく増加している訪日外国人へのサービス拡充(インバウンド施策)に注力しており、このたび「アクアシティお台場」の各テナント(ファッション、雑貨、レストラン、カフェなど)約100店に、外貨建てによるカード決済サービスの導入を決めたという。DCC決済サービスは、日本国内において海外発行カード(VisaとMasterCard)による自国通貨建てでの決済を可能とする仕組みであり、同社は2013年10月から取り扱っている。対応通貨は、米ドル、韓国ウォン、豪ドル、台湾ドル、ユーロ、香港ドル、シンガポールドル、英ポンド、タイバーツ、カナダドルの10通貨。
2015年03月05日三菱東京UFJ銀行は23日、個人向けインターネットバンキングである「三菱東京UFJダイレクト」をより安心・安全に利用してもらえるよう、ワンタイムパスワードを表示する携帯可能なカード型パスワード生成機の提供を3月15日より開始すると発表した。昨今、同行を装った偽メールや偽画面により、第三者が顧客のパスワードなどを詐取し、不正に送金を行う事件が断続的に発生しているという。三菱東京UFJ 銀行では、不正送金被害の抑制を目的に、これまで、ウィルス対策ソフト「Rapport(ラポート)」の提供や、利用限度額変更手続きの見直し、テレビCM・新聞広告等による注意喚起、ワンタイムパスワードを生成するスマートフォンアプリ「ワンタイムパスワードアプリ」やコンピュータウィルス感染による被害を低減する「クラウドダイレクト」を提供するなど、インターネットバンキングのセキュリティ対策を進めてきた。そしてこのたび、スマートフォンを持っていない顧客にも、ワンタイムパスワードで取引きできるように、「ワンタイムパスワードカード」の提供を開始し、セキュリティのさらなる強化を図るという。三菱東京UFJ 銀行では、今後も顧客に安心・安全にインターネットバンキングを利用してもらうため、より一層セキュリティの強化やサービスの向上に努めていくとしている。
2015年02月25日三菱電機は2月17日、研究開発成果披露会を開催し、17件の成果展示を行った、新規の開発案件として、「レーダーによる津波監視支援技術」が発表された。同技術は、海表面の流速から津波成分を抽出して津波流速を可視化することで、監視員による津波検知時間の短縮を実現するとともに、津波の早期検出により避難時間を確保し、沿岸地域の防災・減災に貢献する。加えて、レーダー向けに拡張した津波の方程式(浅水長波理論)により津波の波高をリアルタイムに推定することで、津波の規模把握を支援し、避難時間の確保に貢献する。同社は2015年度以降に、同技術を製品化する予定。
2015年02月18日三菱電機は2月13日、次世代の住環境を提案する「三菱電機スマートホーム」コンセプトを発表した。家電や住宅設備を最適に制御するだけでなく、家族全員の"ココロとカラダ"の状態を把握して生活をサポートする。具体的な製品化については未定だが、家電製品群への展開を目指して今後も研究開発を進めていく。○家族の体調を考えて献立を提案してくれる冷蔵庫今回発表されたのは、家電・IT業界で昨今のトレンドになっている"IoT"(Internet of Things、モノのインターネット化)の概念を、住宅を基盤に展開していく指針だ。住宅メーカーが中心となって進めているスマートハウスの概念は、家電や住宅設備をネットワークで接続し、"HEMS(Home Energey Management System)"と呼ばれる機器をハブにして、「エネルギーの見える化」を目指したものが主流となる。しかし、三菱電機の提案するコンセプトはエネルギーの見える化を実現するだけではない。発表会でコンセプトを説明した三菱電機 デザイン研究所 ホームシステムデザイン部の河村玲永子氏は「三菱電機では"心理的なストレスを感じない、快適で気持ちのいい生活"をキーワードにした新たな価値を提供していきたい」と話し、新コンセプトの立案に至る経緯を解説。家族の"ココロとカラダ"の状態変化に着目した家電製品の開発を目指すという。今回の説明会では3つの事例が参考展示とともに紹介された。1つめが玄関ドア。人が玄関のドアに近づくと、カメラが家族を認証して解錠を行う。その後、ドアのハンドルから体温や脈拍などの生体情報を取得し、体調のセンシングを実行する。さらにその結果や家族の予定などを玄関内部の壁面に表示する、というものだ。2つめが冷蔵庫。冷蔵庫に入っている食材の情報と、他の機器を通じて集積された家族の体調などの生体情報を参照し、オススメの献立メニューを冷蔵庫の扉に表示する。そして3つめがシステムキッチン。先述の冷蔵庫が選んだメニューの調理手順やポイント、進行に合わせた時間の調整などを調理台に投影して、最適な調理フローをアシストする。また、キッチンカウンターの一部に設けた非接触給電エリアでは、フードプロセッサーや炊飯器など調理家電をケーブルレスで使える。そのほか、調味料用のミニ冷蔵庫を備えるなど、これまでにはない新しい発想のシステムキッチンを提案した。○気になる製品化について記者説明会には、三菱電機 デザイン研究所長の杉浦博明氏も出席。社内における同研究所の立ち位置や理念、製品開発のプロセス、取り組みなどを紹介した。記者からの質疑応答において、杉浦氏は今回の発表はあくまで"コンセプト"であることを強調。具体的な実用化のめどやロードマップについては「例えば無線給電についても、技術仕様の標準化や電波法などの法整備の問題があって、これからクリアしていかなければならない課題が多い」とし、現段階では製品化について明言できないと説明。しかしその一方で「今後は住宅メーカーやキッチンメーカーなどとの提携も視野に入れている」と、他業界と協力して横軸で展開していく考えも明らかにした。
2015年02月13日米IBMと三菱東京UFJ銀行は2月2日、コグニティブ・システム「IBMWatson」を活用した銀行・金融サービス業務の変革を検討することについて、新たに合意したと発表した。Watsonは、第三者のアプリケーションやシステムと人がより自然に交流し、大量のデータを分析し、自然言語による複雑な質問を理解し、根拠に基づく回答を提案し、意思決定を支援するシステム。同行は、Watsonの活用により、コールセンター、支店、Webサイト・バンキング・サービス、顧客向けコンサルティング・サービスなど、オムニ・チャネルにおける顧客のエンゲージメントの向上を目指す。将来的には、「顧客の資産管理や財務アドバイス」、「コンプライアンスなどの内部管理」などの分野においても、Watsonの活用が検討されている。昨年11月には、三井住友銀行がWatsonを活用してコールセンター業務における品質向上に取り組むこと、みずほ銀行がWatsonを用いてコールセンターや銀行窓口での顧客対応などでタイムリーに有益な情報を提示するシステムを構築することを発表している。
2015年02月03日三菱東京UFJ銀行は2月2日付で、IBM Corporation(以下米国IBM)が提供するWatson(複雑な質問や会話等を理解・学習し、予測することができるコグニティブ・システム)と関連技術の活用について合意したと発表した。三菱東京UFJ銀行では、従来から人工知能を活用した要素技術の研究(音声テキスト化、マイニング分析、画像解析、自動応答等)を進めるとともに、米国IBMとWatsonの金融業務への適用方法について検討を重ねてきたという。このたびの取り組みを通じて、三菱東京UFJ銀行は、オムニチャネルの実現に向け、Webサイト、コールセンター、店舗などにおける「お客さまからのお問合せへの対応」や「行員の業務支援」等にICT(Information and Communication Technology)を活用し、顧客へのサービス向上を図っていくとしている。また、将来的には、米国IBMとWatsonの更なる活用領域として、「顧客の資産管理や財務アドバイス」、「コンプライアンス等の内部管理」等の分野でも検討を深め、様々な分野で金融サービスの革新を目指していくという。三菱東京UFJ銀行では、最先端のICTを活用し、今後も更なるサービスの向上に努めていくとしている。
2015年02月03日三菱自動車は、3月3日~15日の期間にスイスで開催される『第85回ジュネーブ国際自動車ショー』において、同社独自の次世代先進技術「@earth TECHNOLOGY(アット・アース・テクノロジー)」を搭載したコンパクトSUVのコンセプトカーを世界初披露すると発表した。同コンセプトカーは、プラグインハイブリッドでトップクラスの低CO2排出量を実現する、軽量・小型・高効率のPHEVシステムを採用したコンパクトSUV。エクステリアは、ハイパワーモーターによるパワフルな走りがもたらすアーバンクロスオーバーの躍動感を、洗練されたアスリートフォルムのシルエットやエッジを効かせたボディサイドのキャラクターラインで表現しているとのこと。また、同社はジュネーブモーターショーに関する様々な情報を発信していくスペシャルサイトも開設している。
2015年01月28日三菱電機は28日、特定家庭用機器再商品化法(以下、家電リサイクル法)に基づく特定家庭用機器廃棄物の再商品化などに必要な行為に関する料金(以下、リサイクル料金)のうち、家庭用ルームエアコン、冷蔵庫・冷凍庫および洗濯機・衣類乾燥機のリサイクル料金を2015年4月1日から引き下げると発表した。家庭用ルームエアコンのリサイクル料金(1台当たり・税抜、以下同)は、現行の1,500円を1,300円に、冷蔵庫・冷凍庫については、内容積170リットル以下の場合は3,600円を3,400円に、同171リットル以上の場合は4,600円を4,300円に、洗濯機・衣類乾燥機は2,400円を2,300円にそれぞれ引き下げる。同社は、家電リサイクル法が施行された2001年4月より、使用済み家電製品に含まれる資源の有効な利用拡大に取り組んでいる。中でも同社製の家庭用ルームエアコン、冷蔵庫・冷凍庫および洗濯機・衣類乾燥機は、処理工程の改善などが進み、再商品化率は家庭用ルームエアコンで95%、冷蔵庫・冷凍庫で82%、洗濯機・衣類乾燥機で94%を達成。今回は将来のさらなるコスト削減の可能性も考慮し、家電リサイクル法の第20条に基づき、リサイクル料金を改定したとしている。
2015年01月28日三菱電機は1月28日、同社製「家庭用ルームエアコン」「冷蔵庫・冷凍庫」「洗濯機・衣類乾燥機」の3品目において、特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)にもとづくリサイクル料金を引き下げると発表した。リサイクル料金の改定が実施されるのは4月1日から。家庭用エアコンは旧価格の1,500円から1,300円に、内容積170L以下の冷凍庫・冷蔵庫は旧価格の3,600円から3,400円に、内容積171L以上の冷蔵庫・冷凍庫は旧価格の4,600円から4,300円に、洗濯機・衣類乾燥機は旧価格の2,400円から2,300円に引き下げられる(価格はいずれも税別)。このたびのリサイクル料金引き下げは、処理工程の改善が進んだため決定した。三菱電機製品の再商品化率は、家庭用ルームエアコンで95%、冷蔵庫・冷凍庫で82%、洗濯機・衣類乾燥機で94%まで達している。
2015年01月28日三菱化学は1月27日、マツダと共同で、自動車の外装意匠部品にも無塗装で使用可能なバイオエンプラ「DURABIO」の新グレードを開発したと発表した。「DURABIO」は、再生可能な植物由来のイソソルバイドが原料のバイオエンプラで、耐衝撃性、耐熱性、耐候性などにおいて、一般的なエンプラより優れた性能を有している。また、発色性が良く、透明度も高いので、顔料を配合するだけで、つややかな光沢のある表面を作ることができる。さらに、表面が堅くて丈夫なので、擦り傷が付きにくい。このため、塗装工程が不要になり、塗料から出るVOC(揮発性有機化合物)排出をなくすことも可能という。今回、マツダが自動車内外装意匠部品への適用に向けた加工技術の最適化を主導して実施し、三菱化学が「DURABIO」の材料特性の最適化を主導して実施することで、自動車の内装意匠部品に加え、外装意匠部品にも使用できるグレードの開発に成功した。これにより、従来の塗装にはなかった新たな質感を実現したとしている。なお、新グレードは、2015年にマツダから発売予定の新型「マツダロードスター」の内装意匠部品として採用され、その後順次、量産車の外装意匠部品にも展開される予定。
2015年01月28日三菱UFJニコスはこのたび、スクールアイドルプロジェクト「ラブライブ!」の題材を券面デザインにしたクレジットカード「VIASOカード(ラブライブ!デザイン)」の発行を決め、22日に会員募集を開始した。「ラブライブ!」は、ある伝統校の統廃合の危機に女子生徒9人が立ち上がり、アイドルグループを結成、仲間やファンとの絆を深めながら、学校の存続を成し遂げていく青春学園ドラマ。2013年1月から3月にかけてTVアニメ1期、2014年4月から6月に2期が放送され、好評を博し、アニメーションPV(プロモーションビデオ)付音楽CDリリースの他、インターネットラジオやライブイベント、雑誌、トレーディングカードゲームなど、様々なメディアを巻き込んだ展開も行っているという。このたび発行するカードの券面デザインは、TVアニメ2期のオープニングの衣装を着たメンバー9人が華やかに麗しく寄り添う、同カード限定の"描き下ろし"イラストとなっている。また、新規入会特典(新カード会員対象)として、券面とは別デザインのステッカーをもれなくプレゼントするという、ファンには嬉しい一枚となっている。なお、「VIASOカード」は、専用のネット通販ポータルサイト(約420店が出店)での支払いで、ポイント還元が最大で10%上乗せになり、また、所定の携帯電話やPHSの通信・通話料金、プロバイダー料金などの支払いでポイントが2倍になる独自のポイント制度が特長。なお、貯まったポイントでキャッシュバックが受けられ、年会費無料というお得感もあり、ネットユーザーから定評があるという。同社は昨年から既に、「浦和レッズVIASOカード」「マイメロディVIASOカード」「VIASOカード(くまモンデザイン)」「VIASOカード(ふなっしーデザイン)」「VIASOカード(けいおん!デザイン)」「VIASOカード(トランスフォーマーデザイン)」の6種類の新デザイン「VIASOカード」(提携カード含む)を発行。このラインアップを拡充しており、このたびの新カードもその一環となるもの。今後も成長著しいネット決済市場を見据え、「VIASOカード」会員を拡充し、様々なネットユーザーの期待に応えていきたいと考えているとしている。なお、同社では同カードの会員獲得目標を初年度1万名としている。
2015年01月27日フィッシング対策協議会(運営・事務局 JPCERT/CC)は23日、三菱東京UFJ銀行をかたるフィッシングメールが出回っているとして、緊急情報を公開するとともに注意を喚起した。該当のフィッシングメールに掲載されている偽サイトは11時現在稼動しているうえ、今後類似サイトが公開される可能性もあり、同協議会はフィッシングサイトに契約番号やパスワードなどのアカウント情報を入力しないよう注意を喚起している。また、誤ってログイン情報を入力した場合は、三菱東京UFJ銀行のインターネットバンキング不正利用相談ダイヤルに問い合わせるよう呼びかけている。同協議会が公開した緊急情報によると、フィッシングサイトのURLには、下記のようなものが報告されている。■フィッシングサイトのURL●●●●.com/puls/i/index.htm●●●●.cn/js/●●●●.com/ibg/dfw/APLIN/loginib/login.htm?_TRANID=AA000_001
2015年01月23日三菱電機は1月15日、兵庫県尼崎市の先端技術総合研究所敷地内に「新実験棟」を建設すると発表した。同研究所は、三菱電機グループ全体の事業に関わる最先端技術の開発拠点で、基礎基盤研究から新製品開発、さらには将来の新事業に向けた技術まで、幅広い分野の研究開発が行われている。今回、新たに「新実験棟」を建設し、老朽化した実験設備の更新に合わせて点在している実験施設を統合することで、研究開発力の強化を図る。2015年2月に着工し、2016年2月から順次稼動する予定で、投資総額は約18億円になるという。
2015年01月15日三菱航空機は1月13日に初めて行った、「MRJ」(三菱リージョナルジェット)飛行試験機初号機右舷エンジンの試験運転の写真を公開した。MRJは今年第2四半期に予定しているYS-11以来約50年ぶりの国産旅客機かつ初の国産ジェットで、13日より初飛行に向けた本格的な各種試験が始まった。エンジンの初運転によって、機体に搭載されたエンジンなどの動力系統、各種システム(油圧・燃料・空調・電気系統など)が機体として総合的に作動したことが証明されたという。今回の全機静強度試験は、設計・製造された機体の強度が航空機を安全に飛行させるために必要な基準を満たしていることを検証する機体構造試験のひとつ。あらゆる飛行条件の中で想定される最大の力を負荷するもので、予測通りの試験結果が得られたという。
2015年01月14日ソリッドアライアンスは1月13日、冷蔵庫保管型ガジェット「Fridgeezoo(フリッジィズー)24」を発売した。直販サイト「APPARE STORE(アッパレストア)」での販売価格は2,400円(税込)となっている。Fridgeezoo24は、冷蔵庫に入れておくフィギュア。光センサーを内蔵しており、ユーザーが冷蔵庫のドアを開けると、あいさつや問いかけなどセリフをしゃべる。「24-twenty four-機能」によって、朝昼晩や起床時、帰宅時など、時間帯に応じたセリフを選択可能。用意されているセリフの数は約40種類だ。このたびラインナップに追加されたのは「ゴリラ」「ブル(闘牛)」「トラ」「ライオン」の4種類。それぞれしゃべる内容が異なる。声の担当はゴリラがKIBA氏(Gargoyle)、ブルがSEMMY氏(SMRYTRPSなど)、トラが五阿弥瑠奈氏(Ajysytz)、ライオンがカワバタトモキ氏(onjo)となっている。本体サイズはW51×D48×H78mm、重量は約65g。電源は単4形電池×2本。
2015年01月13日三菱東京UFJ銀行は5日、三菱東京UFJダイレクト限定で、外貨定期の金利を優遇する「外貨定期金利優遇キャンペーン」を開始した。○三菱東京UFJダイレクト限定 外貨定期金利優遇キャンペーンの概要キャンペーン期間/1月5日(月)0:00~3月31日(火)23:59受付完了分利用できる人/個人の顧客対象取引/円貨による預入れに限定申込方法/三菱東京UFJダイレクトインターネットバンキング対象商品/外貨定期預金「ホット定期」・インターネット外貨定期対象通貨/米ドル・オーストラリアドル預入期間/3カ月、1年申込み金額/ 10万円相当額以上。1回あたりの利用限度額は円で1,000万円・外貨で10万米ドル相当額以下。また、1日あたりの利用限度額はインターネットバンキング・モバイルバンキング・テレフォンバンキング(自動音声応答)での円貨から外貨預金への入金取引のすべてを合わせ1,000万円以下となる。
2015年01月08日三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下MUFG)の子会社である三菱東京UFJ銀行は5日、関係当局の承認を得て、連結子会社であるBank of Ayudhya Public Company Limited(以下アユタヤ銀行)との間で締結した2013年9月18日付支店統合契約(Conditional Branch Purchase Agreement)に基づき、三菱東京UFJ銀行バンコック支店(以下旧バンコック支店)とアユタヤ銀行を統合したと発表した。三菱東京UFJ銀行は、2013年9月18日付でアユタヤ銀行との支店統合契約を締結後、タイ中央銀行による規制(One Presence Policy)への対応、ならびにアユタヤ銀行との広範な戦略的協業関係の最大化を企図し、このたび、旧バンコック支店とアユタヤ銀行を統合するに至ったという。統合後はアユタヤ銀行のタイにおけるリテール・中小企業の顧客基盤とMUFGおよび三菱東京UFJ銀行のグローバルコーポレートバンキング業務における金融商品・サービスのノウハウを融合し、幅広い顧客に対し高付加価値の金融サービスをワンストップで提供できる体制を構築するとしている。○三菱東京UFJ銀行バンコック支店とアユタヤ銀行の統合の概要統合の方法三菱東京UFJ銀行が旧バンコック支店の事業をアユタヤ銀行に対して現物出資し、旧バンコック支店とアユタヤ銀行を統合。三菱東京UFJ 銀行はその対価として、アユタヤ銀行の普通株式1,281,618,026株を取得価格1株につき40.49バーツで受領した。統合後の三菱東京UFJ銀行のアユタヤ銀行の普通株式所有株式数は5,655,332,146株となり、株式所有割合は76.88%となる。旧バンコック支店機能のアユタヤ銀行への継承及び統合後の組織について(1)旧バンコック支店の窓口業務および預金、タイ国内決済業務旧バンコック支店所在地に新設されるアユタヤ銀行バンコックサトーン支店(BangkokSathorn Branch)が引き継ぎ担当する。なお、既存の顧客の口座店呼称は同支店名に変更となる(2) 旧バンコック支店の法人営業業務日系企業取引、グローバル企業取引および大手グローバル金融機関取引は、同バンコックサトーン支店所在地に新設されるJapanese Corporate / Multinational Corporate BankingGroup に継承され、原則、引き続き現営業担当者が業務を担当する体制をとる。また、タイ系企業取引も、一部を除き同バンコックサトーン支店所在地に新設されるCorporate Banking Group に継承され、引き続き現営業担当者が業務を担当する。なお、旧バンコック支店の派遣行員は、5日よりアユタヤ銀行への出向となり、また現地採用スタッフは同行に転籍し、業務に従事する統合後のポジショニング統合後のアユタヤ銀行はMUFGおよび三菱東京UFJ銀行のタイにおける唯一の商業銀行プラットフォームとなる。アユタヤ銀行のタイ国内における営業基盤・ローカルネットワークと、MUFGおよび三菱東京UFJ銀行が有するグローバルネットワークを併せ持つ新たな銀行として、付加価値を提供していく。具体的には、日系の顧客に対し、タイ国内ネットワークの拡充による決済事業およびビジネスマッチングの拡充、タイ地場の顧客に対しては、MUFGおよび三菱東京UFJ銀行のネットワークを活用したトレードファイナンスや海外進出支援等を提供する。旧バンコック支店は、1962年の開設以来50年以上に亘り、主に法人の顧客の支援に従事しており、2014年3月末時点でタイにおける外国銀行の中で最大の資産規模を有しているという。アユタヤ銀行はタイにおいて 69年の歴史を有し、同国第5位の資産規模を誇る商業銀行。タイ全国における600を超える支店を通して、個人の顧客から中小・大企業の顧客に対して、法人金融、消費者金融、投資、資産運用等の包括的な金融サービスを展開している。また、子会社を通じ、620万口座を有するタイ国内最大のクレジットカード発行体であり、その傘下には、近年急成長を遂げている資産運用会社Krungsri Asset Management Co., Ltd.およびマイクロファイナンスを営むCFG Services Co., Ltd.などを有しているという。旧バンコック支店の事業のアユタヤ銀行に対する現物出資を含む同統合が、MUFGおよび三菱東京UFJ銀行の業績に与える影響は軽微としている。
2015年01月07日三菱航空機は1月5日より、YS-11以来約50年ぶりの国産旅客機かつ初の国産ジェット旅客機「MRJ」(三菱リージョナルジェット)に対して、今後本格化する飛行試験や量産準備を見据え、現社屋(名古屋市港区)から県営名古屋空港(愛知県西春日井郡)ターミナルビルに本社の全機能を移転し、業務を開始した。MRJの最終組み立て、地上試験、飛行試験のいずれも、県営名古屋空港とそこに隣接する三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所小牧南工場で行われる。そのため、県営名古屋空港ターミナルビルに本社機能を移転することで、効率的な業務遂行ができる体制を整える。同社は今回の本社機能の移転を機に、さらなる受注・開発に向け、全社一丸となって取り組んでいくという。MRJは三菱航空機が開発する70~90席クラスの次世代民間旅客機。世界最先端の空力設計技術、騒音解析技術などの適用と、最新鋭エンジンの採用により、大幅な燃費低減と騒音・排出ガスの削減を実現する。また、優れた運航経済性と環境適合性により、エアラインの競争力と収益力の向上に寄与する機体となっている。機内は1列4席の配置、大型のオーバーヘッド・ビンの装備などの採用により、これまでのリージョナルジェット機にはない快適な客室空間を実現する。移転先概要愛知県西春日井郡豊山町 名古屋空港内
2015年01月05日三菱自動車は、ミニバン「デリカD:5」に、ナビゲーションを標準装備し上質感ある内外観としながら、購入しやすい価格とした特別仕様車「シャモニー(CHAMONIX)」を設定し、2015年2月16日に発売すると発表した。シャモニーは、クリーンディーゼルエンジン搭載グレード「D-Power package(8人乗り)」をベースとした特別仕様車。7インチWVGAディスプレイメモリーナビゲーションMMCSを標準装備したほか、運転席パワーシート(スライド、リクライニング、ハイト、チルト)を採用して利便性を高めている。ボディカラーは、2トーンが「ウォームホワイトパール / クールシルバーメタリック」「クールシルバーメタリック / アイガーグレーメタリック」の2色、モノトーンが「ウォームホワイトパール」「ダイヤモンドブラックマイカ」の2色を設定した4色展開となる。内装は、人気の高いブラック内装、本木目&本革巻ステアリングホイール、各種木目調パネル、リラックスルームイルミネーション(ホワイト天井照明)を採用し、上質感あるインテリアとした。デリカD:5 シャモニーの価格は、378万円(税込)。
2014年12月26日パナソニックは25日、50~60代をメインターゲットとしたブランド「Jコンセプト」から、506Lの冷凍冷蔵庫「NR-JD5100V」を発表した。発売は2015年2月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別350,000円前後だ。NR-JD5100Vは、2014年9月に発表されたパナソニックのシニア世代向けブランド「Jコンセプト」の冷凍冷蔵庫。紙パック式掃除機、エアコンとともに第1弾の製品群として予告されていたものがこのたび正式に発表された。Jコンセプトシリーズは、シニア世代にとっての使いやすさを追求した製品ラインナップとなっている。NR-JD5100Vは、特にレイアウトにこだわって開発された。日本人女性の身長に合わせてドアの高さを低めに設定し、重い食品を出し入れやすくしている。コンプレッサーを最上段に配置することで、手の届きにくい最上段のものも取り出しやすくした。そのほか、50代以上の女性の床からひじまでの高さが平均で約90cmであることから、床上約88cmの位置に野菜室を設置。腰をかがめずに野菜室を引き出せる。同社独自の機能も搭載。適切な湿度を保つ「シャキシャキ野菜室」、鮮度を長持ちさせる「微凍結パーシャル」、奥に入れたものを取り出すやすい「ワンダフルオープン」、生活パターンを学習して自動で節電する「エコナビ」を備える。サイズはW685×D699×H1,828mm、重量は104kg。冷蔵室容量は283L、冷凍室容量は119L、野菜室容量は104L。カラーはハーベストホワイト。
2014年12月26日三菱UFJニコスはこのたび、タカラトミーの人気玩具「トランスフォーマー」の映画に登場するメーンキャラクターを券面デザインにしたクレジットカード「VIASOカード(トランスフォーマーデザイン)」の発行を決め、15日に会員募集を開始した。「トランスフォーマー」は、タカラトミー(当時:タカラ)が作り出した"日本の玩具発"コンテンツで、自由自在に変形できるロボットが宇宙を舞台に戦う、壮大なストーリーで展開されているという。1984年に米国で玩具発売後、現在では世界130以上の国と地域で販売個数5億を超える実績を持つ、世界中で大人気のキャラクターとなっているという。2007年、スティーブン・スピルバーグ氏の製作総指揮のもとハリウッドで実写映画化され世界中で大ヒット、誕生30周年を迎える2014には、第4作目「トランスフォーマー/ロストエイジ」が公開された。新カードは、「トランスフォーマー」ファンには嬉しいデザインを券面に施している。具体的には、宇宙をイメージした黒基調の背景に、同映画シリーズの人気キャラクターである「オプティマスプライム」(赤・青)と「バンブルビー」(黄)を配し、同作品の壮大な世界観を醸しているという。なお、「VIASOカード」は、専用のネット通販ポータルサイト(約420店が出店)での支払いで、ポイント還元が最大で10%上乗せになり、また、所定の携帯電話やPHSの通信・通話料金、プロバイダー料金などの支払いでポイントが2倍になる独自のポイント制度が特長だという。なお、貯まったポイントでキャッシュバックが受けられ、年会費無料というお得感もあり、ネットユーザーから定評があるという。同社は今年になって既に5種類の新デザイン「VIASOカード」(提携カード含む)(「浦和レッズVIASOカード」「マイメロディVIASOカード」「VIASOカード(くまモンデザイン)」「VIASOカード(ふなっしーデザイン)」「VIASOカード(けいおん!デザイン)」)を発行し、このラインアップを拡充しており、このたびの新カードもその一環となるもの。今後も成長著しいネット決済市場を見据え、「VIASOカード」会員を拡充し、様々なネットユーザーの期待に応えていきたいと考えているという。なお、同社では同カードの会員獲得目標を初年度5000名としている。
2014年12月17日皆さんは1日何回くらい冷蔵庫を開けていますか? 一般的な家庭の平均回数として、なんと35回というデータがあるそうです。毎日何度も開け閉めして、自分や家族の健康を支える食事をしまっておいてくれる場所である、冷蔵庫。この場所がスッキリと使いやすく整ったら、どうでしょう? 毎日食事の支度をする気持ちも楽しくなりますよね。そこで今回は、ハッピー冷蔵庫アドバイザーとしてご活躍の大野多恵子さんに、冷蔵庫整理のコツを伺いました。■冷蔵庫をスッキリ片付ける3つのコツとは大野さんによると、冷蔵庫を片付けることは、クローゼットや本棚を片付けるほど大変ではないとのこと。なぜなら「食べられる」「食べられない」というように、捨てるかどうかを判断する基準が明確だからです。では、どうすると使いやすい冷蔵庫になるのか。スッキリさせるための3つのポイントを教えていただきました。■冷蔵庫を整理するコツ(1)分けるギューギューに詰め込まれた冷蔵庫の奥のほうには、「いつ入れたのかしら…」と思うようなものが眠っていることもあります。そういったものがなくなるように、まずは分けましょう。分ける基準は、「処分(ゴミ)」「ギリギリ」「美味」という3つです。そして、この時に1つ大事なポイントがあります。それは、処分(ゴミ)になってしまうものは、なぜゴミになってしまったのかを考えること。安いから…と買い過ぎたせいなのか、奥に置かれて見えなかったせいなのか。ちょっと考えることで自分が食品を無駄にしやすい傾向が見えてきます。■冷蔵庫を整理するコツ(2)見せる冷蔵庫は奥行きがあるので、奥に入ってしまうと食材が取りにくくなりますし、存在を忘れやすくもなります。そのため、冷蔵庫に食材を収納する時は、「見せる」ことを意識しましょう。自分だけでなく、家族にとってもわかりやすいように見せます。この時、先ほど「ギリギリ」に分類した食材は、目線の高さにくる段の手前部分に置きましょう。さらに、保存容器を透明なものにすれば在庫も一目でわかりますし、重ねられるタイプであれば、収納スペースも節約でき、掃除も簡単にできますね。■冷蔵庫を整理するコツ(3)愛情を込めるちょっと意外なコツですが、大野さんいわく、「買う → 一時保管 → 食べる」このサイクルがくるくると回るように愛着をもって使うこと=愛情を込めることだそうです。たしかに、冷蔵庫は私たちの大事な食料をしまっておいてくれる場所。愛情を込めて使いたいものです。ちなみに大野さんは冷蔵庫を「レイコちゃん」と呼んでかわいがっているとのこと。というのも、「冷」「蔵」「庫」という漢字には、物をしまって保管するという意味の文字が「蔵」と「庫」の2つ入っています。この字面からは、冷蔵庫に物がとどまってしまいそうな重々しさが漂ってきます。そのため、1字取って「冷庫(レイコ)」にしようと思い立ったそうです。冷蔵庫の機能は、あくまでも「一時保管場所」。ずっと物をしまっておく場所ではないのです。■冷蔵庫整理は、生ごみの減少にもつながる大野さんが冷蔵庫整理に力を入れ始めたのは、ご自身の体験とフードロス・チャレンジ・プロジェクト(※)に関わったことがきっかけだったそうです。日本での、家庭における1人当たりの食品ロスは、1年間で約15kgと試算されています(平成21年度農林水産省推計)。決して少ないとはいえません。私たちが冷蔵庫=レイコちゃんの整理に取り組むことは、自分や家族にとっても使いやすくなることはもちろん、フードロスの減少にもつながります。(※)フードロス・チャレンジ・プロジェクト:フードロス(食料廃棄やロス)をテーマに、生活者、企業、行政、生産者、NPO、学識者など、さまざまなプレーヤーがお互いの知見やリソースを持ち寄って、「フードロス問題」の啓発と解決、社会変革を志す、実践型プロジェクト。最後に大野さんのモットーをご紹介。「食べ物を ゴミにしないで 美味にして」(読み手:ハッピー冷蔵庫アドバイザー 大野多恵子)後回しになりがちな冷蔵庫整理ですが、愛情を持ってぜひ取り組んでみてはいかがでしょう。・取材協力:大野多恵子さん 「もったいない」から始める上質生活 ・参考: フードロスチャレンジプロジェクト
2014年11月29日