三菱自動車は20日、先行予約の受付を4月10日より開始していた特別仕様車「ランサーエボリューション ファイナルエディション」が限定台数1,000台を完売し、同日より納車を開始したと発表した。納車は、全国の系列販売会社を通じて開始し、2016年3月までに順次納車する予定。本モデルをもって「ランサーエボリューション」は生産終了となる。ランサーエボリューション ファイナルエディションは、高性能4WDセダン「ランサーエボリューションX」の特別仕様車であり、1992年10月の初代「ランサーエボリューション」誕生から約23年にわたる歴史の最後を飾るモデル。「ランサーエボリューションX GSR」の5MT車をベースとして、精悍さをいっそう引き立てながらプレミアム感を高めた内外観としている。また、エンジンの改良により最高出力・最大トルクを向上させ、歴代のランサーエボリューション最高の動力性能を実現。中高速域で伸びのある出力特性とするとともに、この動力性能を余すことなく路面に伝える高性能仕様のサスペンション、ブレーキ、タイヤを採用することにより、誰もが気持ちよく安心して高い次元の走りを楽しめる、シリーズ集大成モデルにふさわしい特別仕様車として仕上げている。
2015年08月20日三菱東京UFJ銀行は9日、銀行になりすました「パスワード等の入力を促す偽Eメール」や「コンピュータウィルス」などによる、インターネットバンキングを悪用した不正送金事件が断続的に発生していることから、更なるセキュリティ強化策として、三菱東京UFJダイレクトのサービス内容を改定した。○ワンタイムパスワード(アプリまたはカード)の利用が必須8月9日以降、新たに三菱東京UFJダイレクトを契約した顧客は、振込などの取引でワンタイムパスワード(アプリまたはカード)の利用が必須。ワンタイムパスワード(アプリまたはカード)を利用しない場合、振込などの資金移動の取引は利用できない。また、ワンタイムパスワード(アプリまたはカード)を利用中で同日以降にワンタイムパスワード(アプリまたはカード)の利用を解除した顧客も振込などの資金移動の取引は利用できない(確認番号表(乱数表)で取引することはできない)。ワンタイムパスワード(アプリまたはカード)が必要となる取引インターネットバンキング:振込、外国送金、税金・各種料金払込(Pay-easy:ペイジー)、振込等の利用限度額の変更、ネット決済サービス(eペイメント、ネット振込(EDI))、Suicaチャージ(スマートフォンのみ)○スマートフォンアプリの統合について8月8日をもって、「ワンタイムパスワードアプリ」は各種アプリストアへの提供、および利用登録の新規受付を終了。すでに「ワンタイムパスワードアプリ」の利用登録が完了している顧客は引き続き利用できるが、その後、機種変更などを行った場合、「三菱東京UFJ銀行」アプリで再度利用登録を行ってほしいとしている。「三菱東京UFJ銀行」アプリからの振込アプリからの振込ではワンタイムパスワードの入力が不要になった。PC、スマートフォンブラウザからの振込「三菱東京UFJ銀行」アプリでワンタイムパスワードを表示できるようになった。○ワンタイムパスワード設定用番号の自動音声案内の提供開始について8月9日以降、ワンタイムパスワードの利用登録に必要な「設定用番号」の案内方法を、電話による自動音声案内に変更した。今後は設定用ハガキの到着を待つことなく、ワンタイムパスワードの利用登録ができる。顧客にとって、より見やすく使いやすいインターネットバンキング、スマートフォンアプリとなるよう引き続き改善を行っていくとしている。
2015年08月11日三菱電機は8月6日、キャニスター型サイクロン掃除機「風神」の新モデルとして「TC-ZXE30P」を発表した。排気を利用してゴミを吹き飛ばすエアブロー機能を持つ。発売は9月1日。価格はオープンで、推定市場価格は税別80,000円前後だ。TC-ZXE30Pは、本体上部の吸込口から、ゴミを直接サイクロンボックスに吸い込む新構造を採用したキャニスター型サイクロン掃除機。本体ホース差し込み口からサイクロン旋回室までの風路を短縮したことで、本体がよりコンパクトになった。また、新アルミフレームモーターを採用したことによって、本体重量約2.9kgと、従来モデルの「TC-ZXD30P」に比べて約21%の軽量化を実現している。排気にもこだわっており、本体内部にHEPAフィルターとULPAフィルターを搭載。0.3μm以上の微細なゴミを99.999%捕らえる。また、ゴミをためる集じん部とゴミを遠心分離するサイクロン部を別にした独自構造によって、たまったゴミが風の旋回でかく拌・粉砕されるのを抑制し、排気のニオイを低減。従来モデルと比較して、約66%低減できたという。排気のきれいさを活かした「エアブロー機能」を新たに搭載。本体背面に専用のエアブローノズルを装着し、強い勢いの排気を吹き出すことで、玄関に入ってしまった砂や落ち葉、サッシレールに入り込んだ砂などを吹き飛ばす。回転ブラシを引き抜くだけで、絡みついた髪の毛などを除去できる「毛がらみ除去機能」や、メインとサブの2つのグリップを採用した「フィジ軽グリップ」、スマートフォンと連動して消費カロリーなどを確認できる「カロナビ」などの機能を引き続き備える。サイズはW223×D333×H270mm、重量は2.9kg、総重量は4.5kg。ダストカップ容量は0.7L。吸込仕事率は200W~約120W。2WAYロングノズル、ふとんブラシ、エアブローノズル、お手入れブラシが付属する。カラーはシャインホワイト、カッパーオレンジ。三菱電機は同日、エアブロー機能を省略した「TC-ZXE20P」も発表した。発売は9月1日。推定市場価格は税別60,000円前後だ。カラーはビオラレッド。
2015年08月06日三菱航空機は8月3日、米国ワシントン州シアトル市に子会社である米国三菱航空機の技術部門としてシアトル・エンジニアリング・センター(SEC)を開設し、本格的に業務を開始したと発表した。世界的な航空機産業の一大集積地であるシアトルに開発拠点を設けることで、航空機開発におけるエキスパートの知見を最大限に活用し、MRJの開発を加速するとしている。同日、SECの開所式典が行われ、式典には、ワシントン州のジェイ・インスリー知事、在シアトル日本国総領事館の大村昌弘総領事、パートナーである米AeroTECのリー・ヒューマン社長、三菱航空機から森本浩通社長、SECから本田健一郎所長などが出席したという。SECでは、米AeroTEC社との協働の下、適合性証明活動の加速、来年第2四半期から実施予定の同ワシントン州モーゼスレイク市に所在するグラント・カウンティ国際空港を拠点とした飛行試験の支援に取り組む。また、地元を中心に約100名のエンジニアを採用し、日本から派遣する約50名のエンジニアと合わせ、約150名のメンバーで運営していく。
2015年08月04日三菱自動車はこのほど、タイにおける生産・販売会社ミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)のラムチャバン工場で生産しているミッドサイズSUV「パジェロスポーツ」を7年ぶりにフルモデルチェンジし、8月1日に同国にて世界初披露したと発表した。今秋からタイで販売を開始し、その後、豪州、アセアン、中東、アフリカ、中南米、ロシアなどに順次展開を拡大し、先代モデルと同様に約90カ国での販売が計画されている。新型パジェロスポーツは、「パジェロ」ブランドを継承した本格オフロードSUVでありながら、洗練された上質なデザイン、上質な走りと快適な居住空間、クラストップレベルの環境性能、先進の予防安全装備などを持ち合せた新世代のミッドサイズSUV。外観は歴代パジェロで培ったデザインを継承・進化させた新しいフロントフェイスデザインコンセプト「ダイナミック・シールド」を採用し、従来のクロスカントリー系SUVと一線を画す、スポーティさとダイナミックさを併せ持つ上質でスタイリッシュなデザインとした。内装は上級SUVに相応しいハイコンソールプロポーションを採用し、ダイナミックなシルバー加飾や立体的な造形のシートなどにより高級感を演出している。サスペンションの見直しやボディマウントの改良により、操縦安定性、乗り心地、静粛性を同時に向上させるとともに、新ディーゼルエンジンの採用やボディの遮音性能強化によって静粛性も高めた。エンジンは、2.4L MIVECディーゼルターボエンジンを新たに採用し、パジェロスポーツ用に新開発された8速AT(三菱車初)と組み合わせることで、先代モデルに対して燃費を約17%向上。また、衝突安全強化ボディRISEと合計7つのSRSエアバッグによる優れたパッシブセーフティに加え、衝突被害軽減ブレーキシステム、後側方死角警報システム(三菱車初)、誤発進抑制制御システムなど先進の予防安全装備のほか、電動パーキングブレーキ(三菱車初)、マルチアラウンドモニター、前席左右の温度調整オートエアコンなど、従来の枠を超えた先進装備を多数採用している。4WDシステムは三菱自動車独自の「スーパーセレクト4WD-II」を搭載し、路面状況に応じて走破性と安定性を高めるオフロードモード制御(三菱車初)やヒルディセントコントロール(三菱車初)を採用。さらに渡渉性能の向上により、パジェロブランドならではの悪路や冠水路の走破性を実現した。
2015年08月03日三菱化学とパイオニアは7月30日、ブルーライトレス塗布型有機EL照明モジュールを開発し、8月1日よりサンプル出荷を開始すると発表した。ブルーライトは波長380~495nmの光で、可視光線の中で最もエネルギーが強く、ほぼ減衰すること無く網膜に達するため、目の疲れなどの原因になる。また、就寝前に大量のブルーライトを浴びる睡眠を司るホルモンの分泌が抑制され、睡眠の質が低下すると考えられている。近年、パソコンやスマートフォンなど、ブルーライト成分を多く含む光源を採用した機器の使用時間が増えていることから、長時間浴びることへの注意喚起がなされている。両社が開発したブルーライトレス塗布型有機EL照明モジュールは、有機ELパネルに青色素子を使用しておらず、光の中にごくわずかなブルーライト成分しか含んでいない。また、色温度1900K、ろうそく色タイプの同モジュールは、寝室などの照明や、医療現場での照明のほか、光による損傷が懸念される文化財や絵画などの保管用照明にも適しているとしている。
2015年07月30日三菱自動車は29日、軽商用電気自動車「MINICAB-MiEV VAN(ミニキャブ・ミーブ バン)」及び「MINICAB-MiEV TRUCK(ミニキャブ・ミーブ トラック)」を一部改良するとともに、電気自動車の普及促進のため、車両本体価格を値下げして販売を開始した。今回の一部改良では、普通充電に比べて充電時間が短い「急速充電機能」を、MINICAB-MiEV VAN及びMINICAB-MiEV TRUCKの全車に標準装備。高速道路のサービスエリア、コンビニ、道の駅、宿泊施設などへ急速充電器の設置が進んでいるため、同機能装備よって外出先での短時間充電が可能となる。また、電気自動車の普及促進のため、MINICAB-MiEV VANで最大約24万円、MINICAB-MiEV TRUCKで約12万円の車両本体価格を値下げを実施。これにより価格は、MINICAB-MiEV VANが179万9,280円~245万520円、MINICAB-MiEV TRUCKは158万2,200円(いずれも税込)とした。MINICAB-MiEV TRUCKに関しては、クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金(上限11万円)を適用することで、実質負担額が150万円を下回る購入しやすい価格となっている。
2015年07月29日三菱UFJニコスは22日、MasterCardグループのアクセスプリペイドジャパン(以下アクセスプリペイド)と提携し、海外でのショッピングやATMからの現地通貨の引き出しに使える海外専用プリペイドカード「トラベラーズカレンシーカード」の会員募集(カード発行はトラベレックスジャパン)を30日にスタートすると発表した。○予め入金通貨を選択しておけば現地で為替レート変動の心配なく利用できる「トラベラーズカレンシーカード」は、渡航前に入金(チャージ)しておけば世界210ヶ国以上のMasterCard加盟店での支払いやMasterCard対応ATMでの現地通貨の引き出しに利用でき、入金時の利便性と安心なサービスが特長だという。具体的には1枚のカードに最大7通貨(米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、日本円)の入金が可能で、予め入金通貨を選択しておけば、現地で為替レート変動の心配なく利用できるという。また渡航先での万一のカード盗難・紛失に備え、入会時に「スペアカード」も提供するとしている。なお、「トラベラーズカレンシーカード」はアクセスプリペイド社が入会受付業務及びサービス提供を担い、トラベレックスジャパンが資金移動業者としてプリペイドカード発行業務に当たるもので、三菱UFJニコスはクレジットカード会員などに向けた海外渡航関連サービスの一環として、ホームページなどで利用者を募るという。また、アクセスプリペイド社のトラベルプリペイドカード「キャッシュパスポート」の仕様やスペック(機能・特典など)を採用、券面は新デザインとしている。三菱UFJニコスは「トラベラーズカレンシーカード」デビューを記念し、7月30日から12月25日までに入会のうえ10,000円以上チャージ(入金)した人にもれなく、1,000円分のボーナスチャージをプレゼントするキャンペーンを実施する。なお、会員獲得は初年度5,000名を目指している。○「トラベラーズカレンシーカード」の概要国際ブランド:MasterCard年会費・発行手数料:無料諸手数料:入金時手数料は入金額の1%、帰国後の払い戻し手数料は500円(税別)発行対象年齢:年齢制限なし(本人確認あり)入金対応通貨:7通貨(米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、日本円)
2015年07月23日三菱自動車は16日、オールラウンドSUV「パジェロ」に、三菱車として初めて「オートマチックハイビーム」を採用するなどの一部改良を施して発売した。今回の一部改良では、ロングボディの「SUPER EXCEED」「EXCEED」グレードと、ショートボディの「VR-II」グレードに、ヘッドライトシステム「オートマチックハイビーム」を標準装備。同システムは、夜間走行時に周辺状況や先行車・対向車の有無によって、ハイビームからロービームへの切り替えやハイビームへの復帰を自動的に行い、自動切り替えによる利便性と夜間走行時の視認性を向上させ、安全性を高めている。エクステリアでは、上記3グレードのボディカラーに「ディープレッドマイカ」を新たに追加し、ロングボディで全7色(「GR」は3色)、ショートボディで全4色(「VR-I」は3色)の展開とした。また、ガソリン車ロングボディの「GR」グレードとショートボディの「VR-I」グレードのアルミホイールを7本スポークの17インチアルミホイールに変更し、より高級感のある外観としている。インテリアにおいては、インストルメントパネル素材にソフトな触感の新表皮素材を採用して質感を向上させた。なお、パジェロのクリーンディーゼル車は、エコカー減税及び自動車税のグリーン化特例の対象となり、自動車取得税や自動車重量税が免税となるほか、新規登録された翌年度の自動車税が概ね75%軽減される。また、CEV補助金の対象となり、制度を利用した場合は最大14万円の交付が受けられる。パジェロの価格は、292万6,800円~495万1,800円(いずれも税込)。
2015年07月16日三菱電機は7月14日、冷凍冷蔵庫「置けるスマート大容量」シリーズの新製品発表会を開催した。発表されたのは、ドアにガラス材を使用した「WX」シリーズと、ドアに鋼板材を使用した「JX」シリーズ。WXシリーズは475Lから705Lまでの4タイプ、JXシリーズは475Lから605Lまでの3タイプが発売される。○冷蔵庫も「時短」がキーワードに製品発表会では、三菱電機 静岡製作所所長の松本匡氏が登壇し、冷蔵庫のニーズや製品開発の背景について説明した。現在、共働き世帯が増加しており、家事にかけられる時間は減少している。そのため、「時短」に対するニーズが高まっているという。2011年の社会生活基本調査によると、「主婦の一日の家事時間構成」の約6割を「炊事」と「買い物」が占める。この炊事と買い物の時間を減らすため、忙しい共働き世帯では食材のまとめ買いや作り置きをすることが増えている。こうした背景もあり、核家族化により世帯人数は減少傾向にあるものの、冷蔵庫は大容量化が求められているそうだ。また、三菱電機で冷蔵庫の不満に関するアンケートを実施した結果、おもな不満は電気代と、容量、製氷室の衛生面、そしておいしく冷凍できないという点だった。三菱電機では、従来から「置けるスマート大容量」「まるごとクリーン清氷」を採用。そこで、今回の新製品では「おいしく冷凍できない」という不満に注目したほか、コンパクトタイプのラインナップを拡充した。○おいしく冷凍、おいしく解凍三菱電機の冷蔵庫は、「過冷却現象」を利用した冷凍機能を搭載しているのが特徴。これは、氷点下を過ぎても凍らない現象だ。過冷却現象を利用している機能は「氷点下ストッカー」と「切れちゃう瞬冷凍」。氷点下ストッカーは、食材を氷点下(約-3℃から0℃)に冷やしつつも、凍らせずに保存するというもの。切れちゃう瞬冷凍は、冷凍した食材がサクッと切れるというもの。食材全体に一瞬で氷核を形成して均一に冷凍することで細胞破壊を抑え、解凍しても食材の食感やうまみ成分を維持する。氷点下ストッカーよりも低温(約-7℃)で長期保存が可能だ。新製品では、氷点下ストッカーに解凍機能が追加され、「氷点下ストッカーD」として進化した。「D」は「Defrost(解凍)」に由来する。タッチパネルで「氷点下保存・解凍モード」に設定すると、カチコチに冷凍した食材も約90分で包丁が入れられるかたさまで解凍できる。氷点下ストッカーDでは、氷点下で解凍するため、食材からドリップが出にくい。冷蔵室や電子レンジを使った解凍方法よりも、食材のうまみをキープしたまま解凍できるという。また、解凍といっても、氷点下ストッカーDではチルド室よりも低温(-3℃から0℃)で保存するため、そのまま保存しても鮮度が長持ちしやすい。「急な予定で解凍した食材を使わなくなった」あるいは「食材の一部だけ利用したい」といった場合にも役立つ。○大容量でも省スペース「置けるスマート大容量」シリーズの冷蔵庫は、断熱材に独自の「薄型断熱構造 SMART CUBE(スマートキューブ)」を採用することで、大容量をキープしたまま省スペース化を図っている。2014年モデルでは、奥行きサイズが73.8cmと69.9cmの2種類しかなかった。三菱電機の調査によれば、奥行き70cmの冷蔵庫を設置できる家庭は約68%だが、奥行き65cmの冷蔵庫ならば84%と、奥行きを5cm短縮することで、より多くの家庭で設置できるようになるそうだ。特に、マンションなどで見られるシステムキッチンなどは、奥行きが65cmのサイズが多く、奥行きがそれより長い冷蔵庫はキッチンのデザインを損なってしまう。そこで、新製品では、奥行きが65cmタイプの「MR-WX48Z」(容量475L)もラインナップに追加した。MR-WX48Zは、2006年に発売された「MR-G40J」とほぼ同じ奥行き、幅は3.5cmコンパクトになったにもかかわらず、容量は74L増えている。○湿度センサーによる省エネ機能もちろん、冷蔵庫の不満点のトップに挙げられた「電気代」についても改善。従来は温度センサーのみで室温をセンシングしていたが、新製品には湿度センサーも搭載。低湿度時の無駄な発熱を抑制し、結露防止用の冷媒の流し方も効率化できたという。外気の温度と湿度、両方の環境に合わせてコンプレッサーを効率的に運転し、余計な電力を使う必要がなく、省エネ性能をアップさせた。
2015年07月14日三菱電機は7月14日、同社の冷凍冷蔵庫フラッグシップモデルとなる「WXシリーズ」を発表した。8月26日から順次発売する。価格はオープンで、推定市場価格は定格内容積が705Lの「MR-WX71Z」が430,000円前後、605Lの「MR-WX61Z」が380,000円前後、525Lの「MR-WX53Z」が340,000円前後、475Lの「MR-WX48Z」が330,000円前後(いずれも税別)。WXシリーズは、新たに「氷点下ストッカーD」機能を搭載した冷凍冷蔵庫。氷点下ストッカーDは、2014年度モデルに搭載された「氷点下ストッカー」をさらに進化させたもの。食品の内側と外側の温度差を抑えることで過冷却状態を作り出し、氷点下(-3℃~0℃)で食材を凍らせずに保存する氷点下ストッカー機能を継承しながら、このたび、細かく温度制御しながら、冷凍した食材を解凍する機能を追加した。温度を制御しながら低温で解凍することによって、解凍時のドリップの流出を抑制。食材のうまみを逃さず解凍できる。解凍してから約90分で、包丁で切れる硬さに解凍可能だ。断熱材にはさらに薄型化した「薄型断熱構造 SMART CUBE(スマートキューブ)」を採用。これにより、設置幅や高さを抑えながらも、容量アップを実現した。MR-WX48Zは幅65cm×奥行き65cmに設置でき、コンパクトさと定格内容積475Lの大容量を両立したとする。瞬冷凍室では「切れちゃう瞬冷凍」を引き続き搭載。食品全体に一気に氷核を形成して均一に凍結する冷凍技術で、食品の細胞破壊を抑えるというものだ。野菜室は、3℃~4℃の低温を維持して乾燥を抑える「うるおう野菜」モードも継承している。また、三菱電機は同日、氷点下ストッカーDを搭載し、ドア材に鋼板を採用した「JXシリーズ」も発表した。推定市場価格は定格内容積605Lの「MR-JX61Z」が340,000円前後、525Lの「MR-JX53Z」が320,000円前後、475Lの「MR-JX48LZ」が300,000円前後(いずれも税別)。発売はWXシリーズのMR-WX71ZとMR-WX61Z、MR-WX53Zが8月26日、MR-WX48Zが8月30日、JXシリーズのMR-JX61ZとMR-JX53Zが9月15日、MR-JX48LZが9月30日となっている。カラーはWXシリーズがクリスタルホワイト、クリスタルロゼ、クリスタルブラウンの3色、JXシリーズがローズゴールドとロイヤルウッドの2色。
2015年07月14日三菱東京UFJ銀行の全額出資子会社である三菱東京UFJ銀行(中国)有限公司は、このたび中国銀行業監督管理委員会より福州支店開設準備申請に対する認可を取得。今後、現地当局の諸手続きを経て、三菱東京UFJ銀行(中国)有限公司福州支店として開業すべく準備を行っていると発表した。○福州市には台湾系や香港系を初めとした外資系企業が数多く進出福州市は、中国東南部に位置する福建省の省都で、地理的に台湾や香港に近いことから、台湾系や香港系を初めとした外資系企業が数多く進出しているという。中国の国家戦略である「一帯一路」(中国が提唱している、「シルクロード経済ベルト(一帯)」と「21 世紀海上シルクロード(一路)」の構築を目指す新経済圏戦略。新興国中心にインフラ投資を行ないつつ、貿易・投資の自由化を促進)の重点地域に指定されている福建省には、4月には自由貿易試験区(貿易・金融の規制緩和等を試験的に実施しているパイロット区。6月現在、中国の上海、天津、 広東、福建に設置されている)が設置されており、福州市は、その省都として更なる発展が期待されているとしている。三菱東京UFJ銀行は、2007年7月に中国現地法人を開設して以来、中国各地に所在する顧客へのサービス強化を進めてきた。このたび認可を取得した福州支店の開設により、中国大陸内拠点網(香港地区を除く)は、三菱東京UFJ銀行(中国)有限公司の13支店、6出張所の19拠点体制となる予定だという。今後も邦銀最大というネットワークを活用し、これまで以上に顧客のニーズに応えていくとしている。○三菱東京UFJ銀行(中国)有限公司の支店と出張所支 店:深圳、上海、大連、北京、天津、無錫、広州、成都、青島、武漢、 瀋陽、蘇州、福州(計13ヵ所)出張所:天津濱海、大連経済技術開発区、広州南沙、 上海虹橋、北京経済技術開発区、上海自貿試験区(計6ヵ所)
2015年07月13日三菱自動車工業と三菱商事は10日、フランス電力公社(以下 EDF)、EDFが出資する蓄電システム製造会社Forsee Power(以下 Forsee)、PSAプジョー・シトロエン(以下 PSA)と、電動車両の使用済みリチウムイオンバッテリーを再利用した蓄電システムの実証プロジェクトを5社共同で開始することに合意したと発表した。2015年9月をめどに、パリ郊外にあるForsee新社屋に実証プラントを設置する。同実証プロジェクトは、電力需要に応じて蓄電・発電・系統電力の運用を最適化することにより、効率的なエネルギーマネジメントと経済性の検証を目的とする。電動車両の導入が進む日本やフランスにおいて、使用済みリチウムイオンバッテリーの再利用は、資源の有効活用と持続可能な社会の構築に向けた重要な取組みとなっている。電動車両分野において協業する三菱自動車とPSAの販売実績、蓄電システムの構築で実績のあるForseeの技術力、そして電力事業をグローバルに展開するEDFと三菱商事の知見を合わせ、規模感のある事業モデルの確立を狙うとしている。まずはフランスを中心とした欧州において、使用済みリチウムイオンバッテリーを再利用した蓄電システムの事業化を検討していく。各社の役割及び担当業務は、EDFが事業モデルの検討、Forseeがプロジェクトマネジメント / システムの構築及び運用 / 事業モデルの検討、三菱自動車とPSAが使用済みリチウムイオンバッテリーの提供 / 電動車両(EV、PHEV)の提供、三菱商事がプロジェクトマネジメント / 新品リチウムイオンバッテリーの提供 / 事業モデルの検討となっている。
2015年07月10日三菱東京UFJ銀行はこのたび、8日付でアラブ首長国連邦ドバイ首長国の金融当局(theDubaiFinancialServicesAuthority)より、外国銀行によるイスラム金融兼業認可を取得したと発表した。○利子の禁止などのイスラム金融サービスの提供が可能4月の本邦金融監督指針変更に伴う銀行本体によるイスラム金融業務取り扱い解禁以降、銀行本体での海外当局の認可取得は、邦銀では初となるという。これにより、ドバイ支店は、従来の金融サービスに加え、イスラム金融サービスを提供することが可能となるとしている。イスラム金融は、利子の禁止や豚肉・酒類などへの出融資の禁止などを特徴とするイスラム教の教義に準拠した金融取引であり、金融商品やサービスの発展とともに、イスラム教国にとどまらず、世界の多極において急速に拡大しているという。三菱東京UFJ銀行は、2008年の銀行法施行規則改正による銀行子会社でのイスラム金融業務取り扱い解禁に伴い、いち早く現地法人であるマレーシア三菱東京UFJ銀行にて貸出・預金を中心とするイスラム金融サービスの提供を開始し、ノウハウを蓄積してきた。三菱東京UFJ銀行は、2007年にドバイ出張所(現ドバイ支店)を開業して以来、中東地域を中心とする顧客に対して貸出やプロジェクトファイナンス、その他付随する各種金融サービスを顧客に提供してきたという。ドバイ支店は、今後これらの従来の金融サービスに加え、マレーシア三菱東京UFJ銀行で培ったノウハウを最大限に活かしながら、欧州・中東・アフリカ地域における弊行のイスラム金融のハブ拠点として金融商品・サービスを充実させ、より多様できめ細かい金融サービスの提供により、顧客の事業展開をサポートしていくとしている。
2015年07月10日三菱東京UFJ銀行は、ビジネスコンテスト「三菱東京UFJ銀行 Fintech Challenge 2015」の最終審査会である"DEMO DAY"を19日に開催し、受賞者を決定したと発表した。同コンテストは、主にベンチャー企業や個人の人から技術・ビジネスモデル・サービスアイデアを広く募集し、ICTを活用した「お客さまに選ばれる新しい金融サービス」を創造することを目的として、2月より実施してきたという。"DEMO DAY"では、選考に勝ち残った計11組の参加者が、それぞれのアイデアについてプレゼンテーションを行い、審査員による最終審査を経て大賞および優秀賞を決定した。なお、"DEMO DAY"当日の様子は、「Fintech Challenge 2015」のWebサイトにて後日公開する予定だという。三菱東京UFJ銀行は、顧客により価値のあるICTサービスを提供すべく、引き続きオープンイノベーションへの取り組みを推進していくとしている。
2015年06月25日三菱電機(三菱電)は6月23日、高精度GPS移動計測装置であるモービルマッピングシステム(MMS)の新技術として、リアルタイムレーザー点群生成技術を開発したと発表した。MMSは車両にGPSアンテナ・レーザースキャナー・カメラなどの機器を搭載し、走行しながら道路周辺の3次元空間位置データ(レーザー点群)を高精度で取得するシステム。道路の維持管理に必要な道路台帳附図作成業務をはじめとした公共測量や路面調査、トンネルの調査点検などに活用されているが、従来法では取得したデータをGPS位置補正情報と組み合わせる事後処理が必要となり、計測結果がすぐに確認できないという課題があった。同社が開発した新技術では、車で走行しながらリアルタイムに3次元空間位置データを作成することができるため、測量現場での確認が可能となり、測量業務の効率化を図ることができる。また、短時間のデータの差分を抽出することができ、イベント会場などでの不審物の早期発見に活用することもできるという。今後、同技術を従来のMMSが活用されてきた測量分野に加え、災害対策、警備・監視、社会インフラ管理、ITSなどの新たな分野に展開し、顧客ニーズに合わせて今年度から順次製品化する予定だ。
2015年06月24日三菱東京UFJ銀行は20日、ICT(情報通信技術(Information and Communication Technology)の略称)を活用した新しいマーケティング施策の一環として、Googleの社内スタートアップ(新たなビジネスモデルで新しく立ち上げた創業間もない事業(者))であるNiantic Labs が提供している位置情報を活用したスマートフォン用ゲームアプリ「Ingress」とのパートナーシップによるマーケティングを開始した。Ingressはモバイル向けの革新的なMMO(Massively Multiplayer Online Role-Playing Game、多人数が同時に参加できるオンラインゲーム)で現実世界と仮想世界を融合させた陣取りゲーム。プレーヤーは、ゲーム開始時に「Enlightened(エンライテンド)」と「Resistance(レジスタンス)」と呼ばれる2つのチームから1つを選び、神秘的なエネルギーが溢れる、隠れた「ポータル」という拠点を繋いでテリトリーを拡大していく。ポータルは現実世界の芸術作品やランドマークとリンクしており実際にそれらの場所を訪れ特定のアクションを起こすことで、ポータルを自陣に取り込める仕組みとなっているという。全世界のIngressプレーヤーは、200ヶ国に渡りダウンロード数は合計で1,100万回以上を記録。実際に、外に出歩く必要があるというアプリケーションの特性により、複数の地方公共団体の地域振興策の一つとしても活用が進んでいるとしている。同件は、三菱東京UFJ銀行の支店・ATM(一部を除く)を、「Ingress」上で「ポータル」として登場させるほか、「Ingress」上で、MUFGブランドを冠した独自アイテムを提供することで、三菱東京UFJ 銀行をより身近な存在として、顧客に認知してもらうことを目的としているという。また、同件は、銀行業として世界初という取り組みとなり、今後はグローバル展開も視野に、様々な取り組みを行っていくという。三菱東京 UFJ 銀行では、顧客ひとりひとりの人生に寄り添う銀行として、最先端のICTを活用した先進的な商品・サービスの提供に努めていくとしている。
2015年06月23日三菱自動車は18日、プラグインハイブリッドのSUV「アウトランダーPHEV」と、SUV「アウトランダー」のフロントデザインを一新したほか、パワートレイン、ボディ、シャシーなどを大幅改良することで、静粛性、加速性、操縦安定性、乗り心地、燃費などの向上を図り、新型アウトランダーを6月18日から、新型アウトランダーPHEVを7月9日から販売すると発表した。アウトランダーPHEVおよびアウトランダーの一新したフロントフェイスは、同社の新しいフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」のもとにデザイン。パワー・パフォーマンスを表現するセンターのブラック部を左右から包み込むバンパーサイドの造形により、人とクルマを守る機能をダイナミックで力強い形として表現した。また、LEDポジションランプを搭載したLEDヘッドライト、LEDリヤコンビランプにより先進的なイメージを演出し、バンパー下部にスキッドプレート形状を採用してSUVらしい力強さと安定感を表現している。インテリアは、アウトランダーPHEVのシート表皮デザインや素材を変更するなどして、上質でラグジュアリーな空間を演出。アウトランダーでは、ファブリックシートの表皮デザインを変更するなどして、シックで落ち着きのある上質さとスポーティ感にこだわったインテリアとしている。その他には、ボディ剛性を向上するなどして操縦安定性と乗り心地を向上、吸音材や遮音材・制振材・ダイナミックダンパーの追加などによる静粛性のさらなる向上、アウトランダーPHEVのプラグインハイブリッドEV制御最適化やエンジンのフリクション低減によるハイブリッド燃料消費率の向上、アウトランダーに新世代CVTを搭載し、エンジン制御とCVT制御の協調制御を最適化することで燃料消費率を向上するなどの改良が加えられている。価格は、アウトランダーPHEVが359万6,400円~459万円、アウトランダーが251万9,640円~321万1,920円(いずれも税込)。また、10月22日~24日にポルトガル東部のポルタレグレ県で開催されるクロスカントリーラリー『バハ・ポルタレグレ500』に、世界唯一のツインモーター4WD プラグインハイブリッド車「アウトランダーPHEV」での参戦も発表。参戦車両は、量産車をベースにラリーカーとして必要とされる改造を施している。駆動用バッテリーは量産セルを流用し、構成を変更することで大容量化と高出力化を実施し、モーターは制御を変更することで高出力化を実現。発電系は量産品をベースに、ジェネレーターやエンジンの制御を変更することで高出力化し、車体に関してはロールケージ等の安全装備に加えて、悪路走破性向上を目指した改良が加えられた。
2015年06月18日三菱東京UFJ銀行は17日、個人向けインターネットバンキングである「三菱東京UFJダイレクト」をより安心・安全に利用できるよう、8月9日以降に「三菱東京UFJダイレクト」を新たに契約するすべての顧客について、振り込みなどの取引(振り込み、ネット決済などの資金移動取引が対象。対象外の取引では引き続き、契約カードの確認番号を利用)を実施する際の本人認証を、セキュリティの高いワンタイムパスワード(ワンタイムパスワードは利用の都度新しいパスワードに変更され、一定時間経過すると無効となるため、第三者による不正送金のリスクを低減できる。同行ではワンタイムパスワードの利用方法としてスマートフォンアプリ、または、専用カードによる二通りのサービスを提供している)のみとすると発表した。また、顧客がワンタイムパスワードを利用する際の利便性向上のため、同行公式スマートフォンアプリとして提供している「三菱東京UFJ銀行」アプリにワンタイムパスワードの機能を追加し、一つのアプリで利用できるようにするとしている。昨今、金融機関を装った偽メールや偽画面により、第三者が顧客のパスワードなどを詐取し、不正に送金を行う事案が断続的に発生している。三菱東京UFJ銀行では、不正送金被害の抑制を目的に、これまで、ウィルス対策ソフト「Rapport(ラポート)」の提供や、利用限度額変更手続きの見直し、テレビCM・新聞広告などによる注意喚起、ワンタイムパスワードを生成する「ワンタイムパスワードアプリ」「ワンタイムパスワードカード」の提供など、インターネットバンキングのセキュリティ対策を進めてきたという。このたび、さらなる強化策として、「三菱東京UFJダイレクト」で振り込みなどの取引を実施する際には、スマートフォンアプリまたは専用カードでのワンタイムパスワードの利用を必須とするという。当面は、新たに契約した顧客が対象となるが、既に契約している顧客へもワンタイムパスワードへの切り替えを積極的に推奨し、2016年度前半を目処に、振り込みなどの取引時にはワンタイムパスワードの利用を必須とする予定だという。三菱東京UFJ銀行では、今後も顧客に安心・安全にインターネットバンキングを利用してもらうため、より一層セキュリティの強化やサービスの向上に努めていくとしている。
2015年06月18日三菱航空機はフランス時間の6月17日、パリ・エアショーにおいて次世代のリージョナルジェット機であるMRJ(Mitsubishi Regional Jet)に関するメディアブリーフィングを実施した。会場では同社の森本浩通社長よりMRJの進捗を発表。飛行試験機初号機は6月8日に走行試験(Low Speed Taxiing Test)を開始するなど、種試験ならびにフィードバックを実施中であり、続く2号機は全機の機能・技術試験を、3号機は脚の取り付けを終えて艤装作業を、4号機は翼胴結合作業を、5号機は胴体結合を終えてANAカラーの塗装が完了していることを伝え、9~10月に予定されている初飛行に向けて開発は順調に進んでいることをアピールした。MRJは現在、日米とアジアの航空会社から合計407機(確定223機、オプション160機、購入権24機)を受注している。飛行試験機初号機による走行試験の様子(c)2015 MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES, LTD. All Rights Reserved.
2015年06月18日三菱重工業(三菱重工)と川崎重工業(川崎重工)は6月15日、英ロールス・ロイスがエアバスの新型ジェット旅客機「A330neo」向けに開発している新型エンジン「Trent 7000」の共同開発事業に参画すると発表した。三菱重工は同社グループ会社の三菱重工航空エンジンが燃焼器部品と低圧タービンブレードを、川崎重工が中圧圧縮機(IPC)モジュールを担当する。「Trent 7000」は、「A330neo」への独占供給が決定しており、既存のTrent 700に比べて燃費効率を10%改善し、騒音の半減を実現する高バイパスエンジン。推力クラスは6万8000~7万2000ポンドとなっている。「A330neo」は、累計受注1300機を超える中型旅客機「A330」の派生型機で、2017年後半の初号機納入、商用運航開始が予定されている。
2015年06月16日三菱東京UFJ銀行は9日、LINE公式アカウントを開設したと発表した。LINEアカウント名は、三菱東京UFJ銀行で、銀行やお金にまつわるお役立ち情報などを届けるという。7月7日(火)から、人気クリエイターカナヘイさんがデザインしたスタンプを配信予定としている。○友達になる方法QRコードから:LINEアプリの友だち追加画面からQRコードを読み込み、追加ボタンをタップするLINEアプリから:「その他」⇒「公式アカウント」を選択し、画面上部にある「名前またはID検索」のエリアに「三菱東京UFJ銀行」と入力のうえ、追加ボタンをタップする○Facebookページ名:三菱東京UFJ銀行「顔の見える銀行」をテーマに、普段見ることのできない行員の姿や、店舗の紹介、キャンペーン情報などを幅広く届ける○Twitterアカウント名:@btmu_officialキャンペーン情報や店舗の紹介に加え、Twitterならではのリアルタイム性の高い情報も届ける○YouTubeチャンネル名:BTMURetailChannel最新のTVCMやそのメイキング映像、各取扱商品等の動画を公開している
2015年06月10日DEEPCOOLのブースで目立っていたのは、まるで「三菱型」とでも言えるような奇抜なデザインを採用したMini-ITXケース「Tristellar」。3つの格納スペースに、PCパーツが分散して配置されており、ハイエンドグラフィックスカードの利用が可能であるなど、見た目がユニークなだけではなく、案外実用的な製品に仕上がっている。まず気になるのは、各コンポーネントがどのように格納されているのかということだろう。マザーボードは、右下のケースに設置されている。ここには同時に、120mmサイズのラジエータも設置できるようになっており、デモ機では実際にオールインワン型の水冷CPUクーラーが取り付けられていた。左下のケースは、リア側が電源スペースとなっており、奥行き160mmまでのATX電源を格納することができる。フロント側はドライブベイで、3.5インチHDD×2とスリム光学ドライブの利用が可能だ。そして上のケースには、拡張スロットが用意されている。長さは320mm、3スロットのスペースがあるので、ハイエンドのグラフィックスカードにも対応。デモ機では、トリプルファンのGeForce GTX 980カードが動いていた。またその裏側には、2.5インチベイも3つ用意されており、SSDの搭載が可能だ。マザーボード、グラフィックスカード、電源ユニットが別々に格納され、エアフローがそれぞれ独立しているため、冷却性能に優れるのが大きな特徴。この製品は現在、米国などで販売中とのことだが、ハンドメイドのため、大量生産ができないという。日本での発売も期待したいところだ。
2015年06月03日三菱重工業は5月22日、同社が55.2%を出資する湘南モノレールの全持株を、交通事業支援会社のみちのりホールディングスに譲渡することで合意し、同社に100%出資する経営共創基盤を加えた3社で株式譲渡契約を締結したと発表した。同様に、三菱電機、三菱商事がそれぞれ有する18.4%の株式も譲り受ける。これにより、湘南モノレールはみちのりホールディングスが株式の92.0%を保有するグループ会社となる。今回の株式譲渡は、経営資源をコア事業に集中するためにグループ会社の再編などを進めている三菱重工業と、地域交通事業の活性化に取り組むみちのりホールディングスの思いが一致したことによるものだという。湘南モノレールは、湘南地域の住宅開発に伴い同地域の交通利便向上を図る目的で、懸垂型モノレール(サフェージュ式)鉄道車両の初号機を納入した三菱重工業、三菱電機、三菱商事などにより1966年に設立された。大船駅-湘南江の島駅間(6.6km)でモノレールの運行などを手掛けている。みちのりホールディングスは今後、これまでの伝統を引き継いでいくことに加え、同社グループ各社が注力してきた首都圏全域からの誘客や訪日外国人観光客の利用促進のための諸施策を導入することにより、利用者の増加による事業の成長を目指す。
2015年05月25日ドメティックは5月15日、冷凍冷蔵庫「ポータブル 2way ハイブリッド フリーザー/クーラー CK40D Hybrid」(以下、CK40D Hybrid)を発売した。家庭の一般的なAC電源では冷凍・冷却、車から得られるDC電源(12V)では保冷ができる。価格はオープンで、推定市場価格は46,000円前後だ(税別)。CK40D Hybridは、クーラーボックス型の冷凍冷蔵庫。一般的な家庭用コンセントに接続した場合、コンプレッサーを使用して安定した冷凍・冷却が可能で、-20℃から+12℃までの範囲で温度を設定できる。また、車のシガーソケットに接続した場合は保冷が可能だ。DC電源接続時はペルチェ素子を使用し、周囲の温度よりも最大20℃低い温度にキープできる。家庭内の予備冷凍冷蔵庫として使えるほか、ドライブやアウトドアなどのために持ち運んで使える。サイズはW520×D510×H455mm、重量は約19kg。内容積は約39Lで、2Lペットボトルを8本収納できる。
2015年05月15日三菱電機は5月12日、自動車用パワー半導体モジュール「J1シリーズ」の新製品として、大型EVやハイブリッドバス・トラックなどの大容量モーターを駆動するインバーターに用いる2品種(650V/1000A、1200V/600A)のサンプル提供を10月より順次開始すると発表した。同製品はCSTBT構造を採用した第7世代IGBTの搭載とパッケージ構造の最適化によって、小型パッケージを実現。従来の2in1製品を6台使用した場合に比べ、実装面積を約60%に縮小し、インバーターの小型・軽量化に貢献する。また、第7世代IGBTの搭載により、コレクタ・エミッタ間飽和電圧を従来製品比約10%低減し、インバーターの消費電力を抑えることができる。さらに、高速スイッチングに対応した低インダクタンスパッケージを採用し、従来製品比で内部インダクタンスを約30%低減。加えて冷却フィン一体の直接水冷構造により、従来製品比で放熱特性を約30%向上させ、インバーターの小型化と高信頼性に寄与する。
2015年05月12日楽天銀行は27日、三菱東京UFJ銀行とATM提携を開始した。楽天銀行のキャッシュカードを持っている顧客は、三菱東京UFJ銀行の全国各支店及び駅前や商業施設などにある約8000台の三菱東京UFJ銀行のATMで、土曜・日曜・祝日を含む365日、引き出し・預け入れ・残高照会が利用できる。このたびの提携により、楽天銀行のキャッシュカードは、セブン銀行、イーネット、ローソンATM、みずほ銀行、イオン銀行、Patsat、ゆうちょ銀行をあわせて全国約9万台以上のATMが利用できるようになった。ハッピープログラムにエントリーの顧客は、会員ステージに応じて所定の回数、ATM利用手数料が無料になる。上記手数料は消費税を含む。楽天銀行は今後も、顧客にとって利便性の高いサービスの提供を続けていくとしている。
2015年04月28日三菱自動車は23日、スーパーハイトワゴンタイプの軽乗用車「eKスペース」に一部改良を施して発売した。「eK」シリーズは、同社と日産自動車との合弁会社であるNMKVが企画・開発を行っている商品。今回の改良では、自然吸気エンジン搭載車のアイドリングストップ機能でコーストストップ領域を9km/hから13km/hへ拡大する変更を行い、JC08モード燃料消費率を0.2km/L向上。これにより、「E」「G」「カスタムG」の2WDでは26.2km/Lを実現した。ターボエンジン搭載車は、アイドリングストップ機能を新たに採用することで2WD・4WDともに、JC08モード燃料消費率を1.8km/L向上させ、「カスタムT」の 2WD車では24.0km/Lを実現。こうした改良により、全車でエコカー減税の対象となっている。エクステリアは、ボディカラーにルーフ及びドアミラーをボディと異なるカラーとした「2トーンスタイル」を設定したほか、カスタムモデル専用のボディカラーとして、「チタニウムグレーメタリック(モノトーン)」を新たに設定。カスタムモデルでは、フロントグリル・ヘッドライトアクセント・フォグランプベゼル・テールゲートガーニッシュをダーククロームメッキ化した「アーバントーンスタイル」をメーカーオプションとして設定した。eKスペースの価格は、125万9,280円~187万8,120円(いずれも税込)。
2015年04月24日三菱重工業(三菱重工)のグループ会社である三菱重工交通機器エンジニアリングは4月22日、列車の扉数・扉位置が異なる車両にも正確に対応する改良型マルチドア対応ホームドア「どこでもドア」を開発したと発表した。停車位置のずれ幅への適応力と安全機能を高めるとともに、扉の軽量化・据付期間の短縮などにより設置から運用にわたるトータルコストを削減したものだという。同製品では、2段伸縮の入れ子方式の扉を導入することで戸袋幅を縮めると同時に、開閉幅を広げた戸袋付ドアを採用した。支柱(戸袋なし)タイプのドアと組み合わせることで、より大きい停車位置のずれに対応することが可能となった。また、安全対策としては、エリア検知センサにより人やモノを感知し、音声による注意勧告を行うとともに、扉の開閉動作を抑止する。加えて、開閉機構が内蔵された支柱にプロジェクターまたはLEDを設置し、扉の強化ガラス部に警告文字を映したり、光による警告を表示することができる。現在、三菱重工は三原製作所 和田沖工場内に試験設備として模擬車両とともに約30mのプラットホーム状スペースに戸袋付ドアと支柱タイプドアを組み合わせて設置。2016年3月末まで検証を続けるとしている。
2015年04月22日三菱重工業は、同社グループのPWパワーシステムズ(PWPS)が米国を拠点とする事業開発会社であるMiami Capital Holdingより、ギニア共和国向けガスタービン発電機「FT8 MOBILEPAC」3ユニットを受注したと発表した。同受注は、ギニアの首都コナクリに新設される発電所の中核機器となるもので、1ユニットあたりの出力は2万5,000kWとなっている。PWPSは機器製造・供給と技術サポートを行い、据付けなど現地工事は、MKH Engineerigが手掛けるほか、ベルギーのTractebel Engineeringがその検査および評価を実施する。また、発電所はMiami Capital傘下の欧州電力会社K-Energieが運転管理する計画だという。FT8 MOBILEPACは、米国の航空機用エンジンメーカーPratt & Whitney(P&W)が供給するエンジンを動力源とする航空機エンジン転用型ガスタービン発電機で、燃料は天然ガスおよび液体燃料が利用可能。パッケージ型となっているため、どこにでも迅速に移動・設置でき、すでに第1ユニットはギニアに空輸されたという。また、据付期間が短いのも特徴で、運転時の短時間起動も可能であることから、長期的な発電需要に対応するだけでなく、緊急需要対応型の電源としても利用が可能だという。なお三菱重工では、今後もPWPSと密接に連携し、定置用ガスタービンと航空機エンジン転用型ガスタービンの双方の長所を生かしながら、その相乗効果で、エネルギーの有効利用と環境負荷の低減に貢献するガスタービンのグローバル展開を加速させていきたいとコメントしている。
2015年04月16日