システム・テクノロジー・アイは3月29日、マイクロソフトが提供するクラウド版グループウェア・サービス「Office 365」とシステム・テクノロジー・アイの学習管理システム「iStudy Enterprise Server」をクラウドにより連携させるサービスを2016年5月より順次提供すると発表した。。「iStudy Enterprise Server」は集合研修管理やeラーニングの実践、学習結果管理、受講案内など、人材育成に必要な機能をすべてパッケージ化されている。大規模ユーザーへの対応として複雑な組織管理ができることに加え、システム・テクノロジー・アイが持つ200以上の学習コンテンツを利用することが可能。独自のコンテンツを作成することもでき、柔軟な社内教育や研修環境の実現に貢献するという。連携の第1弾となるサービスとして、Excel Online上で学習コース情報の「iStudy Enterprise Server」への一括登録を可能とするモジュールをOffice ストアにて提供する。Office 365ユーザーは同モジュールを無償で利用することができ、教育計画を設計後に個別入力するといった煩雑な作業の軽減を見込める。今後は、マイクロソフトのクラウド型認証基盤 「Azure Active Directory」を利用した、「Office 365」から「iStudy Enterprise Server」へのシングルサインオンによる研修の受講、テストの開催などの予約情報の「Outlook Online」スケジュールへの登録といった連係機能を順次開発していくという。また、「iStudy Enterprise Server」のインフラを、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」へ移行する計画。
2016年03月29日日本ユニシスとシステム・テクノロジー・アイは28日、両社の製品を用いてセキュアな企業内教育をサポートする両社サービスの共同販売を開始することを発表した。業務効率化や働き方の多様化など、自宅や出張・外出先と働く場所を選ばないワークスタイル変革に取り組む企業が増えている。かたや、IT環境の変化や新事業への取り組みなど、企業内での教育環境の重要性も、従来以上に増している。そんな中、企業が社員に対してどこからでも充実した研修を実施できるように日本ユニシスとシステム・テクノロジー・アイが提携し、互いのメリットを活かせる共同販売を4月1日から開始する。日本ユニシスが提供する「SASTIKサービス」はUSBメモリ型認証キーを挿すだけでセキュアな認証と通信を確保してクラウド環境への接続を実現する。認証には、格納されたデバイスID + 鍵情報(アカウントID、パスワード)による二要素認証、通信にはSSLやリバースプロキシを使ったアクセスを用いる。SASTIKキーを抜くと自動的にローカルPCのキャッシュを削除、特定グループに登録したWebのみに利用を制限できるなど、手軽にセキュアなクラウドへのアクセス環境を構築する。システム・テクノロジー・アイの「iStudy Enterprise Server」は、独自のe-ラーニングコンテンツも作成できる総合学習管理システムでスキル診断、管理から学習までトータルに企業内教育をサポートできるシステム。オプションでのIT系資格取得コンテンツを200以上揃えるなど大規模な企業での導入事例も数多く、同社Webサイトに掲載してある。今回の共同販売により、日本ユニシスの「SASTIKサービス」から、システム・テクノロジー・アイの「iStudy Enterprise Server」へと接続する環境を提供。自社のサービスやノウハウを含む機密事項が含まれた場合であっても、充分にセキュアな社外環境での企業内研修が可能になる。
2016年03月28日ファイア・アイは2月1日、ネットバンキングを狙ったマルウェア「URLZone」が日本国内で増えていることを受けて注意喚起を行った。URLZone(別名「Shiotob/Bebloh」)は、ネットバンキングのユーザーを標的としたトロイの木馬で、2009年に初めて発見された。URLZoneが端末に感染すると、金融機関の情報を含む構成ファイルをダウンロードし、Webインジェクションによって、ユーザーの銀行の認証情報を窃取する。攻撃方法には特徴があり、攻撃者は一定の期間、特定の地域を標的としている。また、メールは対象地域の言語で書かれており、アカウント・ドメインもその地域に属したものが使われる。最近は日本のネットバンキングユーザーを標的にしたものが多く、同社の調査では、2015年12月16日、21日に大量のスパムメールが送信されている。メールの内容には複数のパターンがあり、件名は英語と日本語、本文は短い日本語で記述されているものがあった。メールの多くは、日本国内の無償のWebメール・アカウントを送信元としており、ドメインはsoftbank.jpとyahoo.co.jpが大半を占めた。メールには、ZIPファイルが添付されてり、その中にはURLZoneのバイナリを格納していた。バイナリはDOCやJPGを偽装しており、二重拡張子が使用されていた。マルウェアは、プロセスホローイング(正規のプロセスをマルウェア自身に置き換える手法)によって、自身が実行されていることを隠蔽する。コマンドライン・パラメータとして「_section」を追加することで、explorer.exeまたはiexplorer.exeを装うプロセスが、マルウェア本体の子プロセスとして生成される。このプロセスは、一時停止の状態で起動され、エントリポイントに悪意のあるコードが書き込まれる。必要なコードが書き込まれると、一時停止中のプロセスを再開して、悪意あるペイロードを実行する。続いて、偽装したプロセスが64ビットの場合や、ウィンドウがある場合(iexplore.exeを偽装している場合)、このプロセス内で、悪意あるルーチンを実行する。別のパターンは、システム上で実行中の正規のexplorer.exeに自らをインジェクトし、悪意あるルーチンを実行する。マルウェアは端末に感染した後に「コンピュータ名」「OSのメジャー/マイナー・バージョンと、インストール日」「偽装しているプロセスの名前、バージョン、タイムスタンプ」「IPアドレス」「キーボード構成」を取得する。また、Windows Address Book(WAB)内に保存されているメールアドレスを窃取する。その際、まずレジストリ内のwab32.dllとWABファイル名の両方を検索し、次にライブラリを使用してWABファイルを解析し、ランダムに生成されるレジストリキーとレジストリ値、/SOFTWARE//内に情報を保存する。さらに、一般的に使用されているネットワーク接続用プログラムに悪意あるコードをインジェクトさせて、WebやFTPの情報を窃取する。プログラム上で特定の悪意あるルーチンをインジェクトし、ネットワーク・トラフィックの送受信で使用される特定のライブラリをフックする。Internet ExplorerやFirefox、SmartFTPなどのアプリケーションの存在を常に確認し、プロセス名に応じて、特定のフック関数をインジェクトする。FTP/電子メール・アプリケーション(WinSockのフックを実施)の場合、ws2_32.dllから「ws2_32_send」「ws2_32_connect」「ws2_32_close」と3つのAPIをフックする。具体的には、ws2_32_connectに渡されるパラメータに対して、「FTP」と「MAIL」の文字を確認して、FTP/MAILトランザクションを監視する。FTP/MAILサーバのアドレスと接続ハンドルは、このフックによって窃取される。ws2_32_sendフックは、ユーザーの認証情報を窃取するため、「USER」と「PASS」の文字列を確認して、認証リクエストをキャプチャする。WinInetを使用するWebアプリケーションの場合、付録で示されたAPIをフックし、HTTP/Sセッションを監視する。フックによって、マルウェアの構成ファイルで指定された文字列を探す。そして、これらの文字列から金融機関の情報が見つかった場合は、マルウェアは情報をC2サーバに送信する。ドメイン生成アルゴリズム(DGA)が使用されており、最初のシードとなるC2のURLにはマルウェア本体内に暗号文字列としてハードコードされている。ハードコードされたURLと通信が確立しない場合、マルウェアはDGAを使用して適切なURLを見つける。まずgoogle.comに接続してインターネットに接続し、次にSSLv3ハンドシェイクを通じて生成されたURLが証明書に対応しているかを確認する。これは有効なURLが見つかるまで継続して行われる。DGAは、前回使用したURLをシードとして、別のドメイン名を生成する。持続性を保持するために、レジストリ構成を消去する方法がログオフ、再起動、シャットダウンの時に限られる。その際、「WM_QUERYENDSESSION」のウィンドウメッセージを監視するウィンドウプロシージャが用いられる。レジストリの消去は、次のような方法で行われる。まず所定の文字列リストからランダムに生成されたファイル名を使用し、%ProgramFiles%(Windows XPの場合)、%AppData%(Windows Vistaの場合)にコピーを作成する(以下%dropfilepath%)。次にウィンドウメッセージの監視用にウィンドウプロシージャを登録し、最後にウィンドウプロシージャがシステムに送られるウィンドウメッセージを確認し、悪意のあるルーチンを実行するため、WM_QUERYENDSESSIONのウィンドウメッセージを待機する。また、ランダムなファイル名の生成が行われており、ユニークなアルゴリズムを使用していることもわかった。多くのトロイの木馬は、ドロップされたファイル名に、でたらめな文字列を使うが、URLZoneの場合、ドロップされたファイルの名前の生成には、文字列の配列が使われている。ランダム文字列の生成アルゴリズムにエントロピーを付加するため、RDTSC命令と他の算術演算を組み合わせてランダムバイトを生成するサブルーチンを用意している。URLZoneの攻撃を検知するため、setupapi.dllから事前に計算した文字列のハッシュにより、SetupDi APIを解決する、これらのAPIを使用することで、デバイスの情報を取り出す、取得したデバイス名に「vm」の文字列が含まれているかを確認するといった方法がある。
2016年02月02日東京・三軒茶屋の三角地帯に集点をあてた展覧会「三軒茶屋 三角地帯 考現学」が16年1月30日より、三軒茶屋・生活工房ギャラリーで開催される。三角地帯とは世田谷通りと玉川通り(国道246号)に挟まれた区画で、江戸時代には大山詣の休憩所としても栄えた場所。終戦後にはバラッグ街となり、現在は飲食店で賑わう歓楽街となっている。同展は、昭和の面影が残る三角地帯の調査・記録を試みたもの。考現学の提唱者である、建築研究家・風俗研究家の今和次郎の手法にならい、店舗の営みや人々の様子をイラストや図にまとめた。同展のために調査した現在の三角地帯にある全店舗を網羅するマップを展示するほか、三角地帯を通行する人を調査し、どのように移動しているのかをまとめたルート調査の結果も展示する。また、店舗のメニュー、看板、間取りの調査や通行量調査、世田谷在住のエッセイスト・しまおまほによる三角地帯のレポートや、三角地帯の移り変わりを知る商店街の方へのインタビュー記事なども見ることができる。また、16年2月6日の15時から16時30までは関連イベントとして、土地の文化や風俗を紹介してきた編集者の都築響一が都市化、近代化とともに失われつつある風景や大衆文化を記録・記憶することの意味について話すイベント「都築響一のフィールド・ノート― 記録し、記憶すること」が開催される。このほか16年2月28日の15時から16時30分までは、しまおまほと編集者の草なぎ洋平に、地元人ならではの“世田谷の歩き方”を紹介してもらう「セタガヤ・ローカルの歩き方」も行われる。(イベントはともに参加費500円、定員は先着60名)【イベント情報】「三軒茶屋 三角地帯 考現学」会場:生活工房ギャラリー住所:東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー3階会期:16年1月30日~16年2月28日(会期中無休)時間:9:00~20:00
2016年01月02日ファイア・アイは12月21日、2016年のセキュリティ予測を発表した。記者説明会にはファイア・アイ 執行役副社長の岩間 優仁氏が登壇し、詳細な説明を行った。予測の多くはここのところ、盛んに言われている「経営と情報セキュリティ」に関するもの。会社が保有する個人情報や重要情報が漏えいし、それが報道されることで会社の信用が低下し、回復するための費用も大きくかかってしまう。つまり、インシデントが発生することによってバランスシートに影響を与えかねないという。このため、情報セキュリティはIT部門だけが関わるものではなく、「CISO(Chief Information Security Officer:最高情報責任者)を通じて経営課題として検討しなければならない」という経営リスクになりつつある。一方で、CISOやIT部門がただ存在するだけでなく、彼らの説明能力やIT部門が「どれほどの事態になったら、経営層に対してどのようにわかりやすく情報を説明するか」といったことを事前に検討する必要があるとしている。また、セキュリティ関連の人材不足から、自社で人員を抱える事ができず、必然的に専門家に頼ることになるため、Security as a Serviceのニーズが高まるという。特に日本ではセキュリティ人材の不足が取り沙汰されており、2020年の一大イベントも控えているため、大きな問題になるとのことだ。当初に指摘したインシデント関連の問題としては、「サイバー保険」がある。この保険に加入することで、インシデント発生時の追加負担を抑えられるようになる。単に復旧費用だけでなく、顧客や広報対策費用や裁判のための証拠集めの費用などがかさむため、保険の認知度は上がりつつあるという。さらに、最近多いM&Aとセキュリティ侵害にも話は及んだ。M&Aは相手が抱える知財を取得する手段として有効だが、重要知財が流出していれば価値が落ちる。このため、買収前に対象会社のセキュリティ状況を確認する必要性を説いていた。○攻撃手法が"移り変わり"?具体的な攻撃の話では"パターン"が変わりつつあるという。比較的セキュリティレベルが高いとされるiOS/OS Xデバイスも、シェアが高まってきたことや、「(重要情報を持っている)エグゼクティブが使っている」ことで攻撃の対象になりつつある。さらに、IoT機器の普及が進みつつある現状だが、現在のIoT機器は"非統一な開発下"にあることから、セキュリティ上の危険性があるという。一方で、セキュリティが担保された統一環境を用意する動きもあることから、「杞憂に終わるかもしれない」という観測も示している。また、「クラウド時代」というキーワードを引き合いに出し、攻撃グループが1カ所に集まって攻撃用機材を用意していた過去とは異なり、ソーシャルメディアを使ってチームを地理的に分散し、攻撃機材も盗んだVM管理キーを悪用してパブリッククラウドサービスを使う可能性もあると指摘していた。
2015年12月22日アイ・ラーニングは12月16日、米Pluralsightと戦略的業務提携を開始したことを発表した。アイ・ラーニングでは、企業のIT研修から人財開発研修まで幅広い研修サービスを提供しており、テクノロジーの進歩に合わせてペーパーレス、バーチャルクラス、サテライトクラス、e-ラーニング、モバイルラーニングなど、新しい研修スタイルの創出に取り組み、「自ら学び・考え・行動する人財」の育成をモットーに、専門教育を誰もがどこからでも受けられることを目指している。新たに業務提携を開始するPluralsightは、IT、デザイン、ゲーム、3D CAD、ビジネスなど幅広い分野の4,500以上のコースを150カ国以上、200万人を超えるユーザーに向けて提供している。Pluralsightが提供する「Pluralsight」は、すべてのコースを英語で受講できる定額制オンライントレーニングサイト。すべてのコースは、各分野の専門的な技能・知識を持ったエキスパートにより作成され、受講者はスキルレベルに合わせて自分のペースでどこからでも好きな時に学習ができる。本提携により、Pluralsightが展開している4,500以上のオンラインコースとアイ・ラーニングのクラス・ルーム研修を組み合わせて、日本企業向けのトレーニングコースを提供する。また、先端技術やトレンドに基づき、最新のコースを追加していく予定。
2015年12月16日ファイア・アイは12月11日、OS起動前に実行されるマルウェアを使用してカード決済情報を狙う攻撃を確認したと発表した。攻撃は、「ブートキット(bootkit)」と呼ばれる特殊な手法を使用しており、下位レベルのシステムコンポーネントにマルウェアを感染させるというもの。端末によるマルウェアの特定・検出は非常に困難であり、万が一端末が感染した場合、OSの再インストールを実施してもマルウェアを削除できないという。同社は、「システム管理者がブートキットで感染したシステムの完全な物理的消去を実行してから、OSを再ロードする必要がある」と説明している。攻撃は「FIN1」と呼ばれるグループによって行われている。このグループは、悪意あるファイルやユーティリティを多数展開しており、「Nemesis(ネメシス)」と呼ばれるマルウェア・エコシステムの構成要素となっている。マルウェアが端末に侵入すると、まずシステムチェックを実施する。BOOTRASHインストーラのコピーがシステム上で実行されていないか、マルウェアの必須コンポーネントであるMicrosoft NET 3.5フレームワークがシステムにインストールされているかをチェックする。インストーラがすでに実行中の場合や、.NETフレームワークがインストールされていない場合、マルウェアは停止するという。システムチェック後に問題がないようなら、BOOTRASHは独自のカスタム仮想ファイルシステム(VFS)を作成して、Nemesisエコシステムのコンポーネントを保存する。マルウェアはファイルシステムの位置を特定し、ファイル構造に見合うだけの十分な領域がシステムに存在するかを確認する。インストールに必要な領域スペースを特定するため、マルウェアはWindows Management Instrumentation(WMI)を使用して、システムの起動ディスクとパーティションに問い合わせる。その後、32ビットまたは64ビットのコンポーネントの合計サイズを計算し、システムのパーティション間の空き領域の中に、カスタムファイルシステム用の十分な領域があることを確認する。ここからブートセクタのハイジャックを実施する。インストーラは、まず正規のブートセクタをメモリに読み込み、パーティションの開始から0xEのセクタにVBRコードの符号化されたバックアップコピーを保存する。続いてマルウェアは、その後のインテグリティ・チェックのために、正規のブートセクタに2つのアルゴリズムを適用する。正規のブートセクタが保存されると、マルウェアは組み込みリソースの1つから新たなブートストラップ・コードを解読し、既存のブートストラップ・コードを上書きすることで、感染システムの起動プロセスを効果的にハイジャックする。今度はNemesisコンポーネントのインストールする。ブートキットの作成とインストールを担当する3つのコンポーネント(vbr.bin、vbs.bin、bootldr.sys)の保存に際して、インストーラは仮想ファイルシステムを使用する。それ以外のコンポーネントについては、仮想ファイルシステム内に保存される場合と、HKCU.Default\Identitiesレジストリキー内のバイナリデータとして保存される場合がある。これらのコンポーネントは、ファイル転送、画面キャプチャ、キーロガー、プロセス・インジェクション、プロセス操作、タスク・スケジューリングなどを担当している。感染した端末を起動すると、システムのMBRによって悪意あるBOOTRASHブートストラップ・コードによって上書きされている起動パーティションのVBRのロードが試みられる。このコードは、カスタム仮想ファイルシステムから、Nemesisブートキット・コンポーネントをロードする。ブートキットは次に、インストール・プロセス中にディスクに保存された、正規のブートセクタにコントロールを渡す。この段階から、起動プロセスはOSのソフトウェアのロードと実行を継続する。ブートキットは、いくつかのシステム割り込みを傍受することで、起動プロセス中のNemesisの主要コンポーネントのインジェクションを手助けする。ブートキットは、さまざまなシステムサービスを担当するBIOS割り込みをハイジャックし、関連する割り込みベクターテーブルのエントリーにパッチを適用することで、OSローダーがコントロールを得た後のメモリのクエリを傍受できるようになる。ブートキットはその後、正規のVBRにコントロールを渡し、起動プロセスの継続を許可し、OSのロード中にも、ブートキットは割り込みの傍受を行い、リアルモードからプロテクト・モードへとCPUを移す固有の命令を探して、OSのローダメモリをスキャンする。これにより、CPUがリアルモードからプロテクト・モードへと変わるその都度、ブートキットは記述子テーブルにパッチを適用できる。このパッチには、修正版割り込みハンドラーが含まれており、特定アドレスが実行されるたびにブートキットにコントロールをリダイレクトする。この結果、ブートキットは、OSのローダー実行の特定ポイントを検出・傍受して、通常のカーネルのロードの一環としてNemesisコンポーネントをインジェクトできる。
2015年12月14日日本マクドナルドは17日より期間限定で、あたたかなデザートメニュー「三角チョコパイ」を、「マクドナルド」店舗(一部店舗を除く)で販売する。○日ごと寒くなる季節にぴったりの、体も心も温まるサクサクパイ同商品は、ココアを練りこんだサクサクのパイ生地で、アーモンドの粒の入ったとろけるチョコクリームを包み込んだ温かいパイ。2007年2月の初登場以来、秋から冬にかけての期間限定商品として好評の、寒い季節に向く人気デザートメニューとなっている。ミルク感のある温かいチョコクリームは、コーヒーやカフェラテはもちろん、11月17日から3月下旬まで期間限定販売する「ホットココア」「抹茶ラテ」との相性も抜群で、ほっこりした気分を味わうことができるという。価格は100円(税込)。販売期間は 11月17日~2016年1月上旬(予定)。
2015年11月13日ファイア・アイは11月12日、次世代MVXアーキテクチャと、セキュリティ情報提供ツール「FireEye Threat Intelligence Engine」「Forward Deployed Analyst」の2サービスを発表した。ファイア・アイのMVXアーキテクチャは、サンドボックス型の仮想環境を採用するセキュリティ対策ソリューション。サンドボックスは、外部から侵入した未知の脅威を保護された仮想環境の中で動作させ、その脅威の挙動を解析し、解析から得られた情報を基に的確な駆除を行う。次世代MVXアーキテクチャでは、侵入した脅威への対応にかかる時間を短縮し、検出精度向上を図った。ファイア・アイによると、従来品と比べ、セキュリティ侵害から保護にかかる時間が3分の1に短縮した一方で、脅威が最も弱い初期段階で検出する能力が従来より5倍に向上したという。また、フロントライン・インテリジェンスの自動化機能も搭載した。インテリジェンスドリブンの検出フレームワークは、同社の「FireEye Threat Intelligence(DTI)」機能と連携して、新たな検出モジュールの早期リリース・調整が可能になった。ほかに、新種マルウェアへの対応も強化しており、多数のセンサーからなる同社ネットワークの能力や、インシデント・レスポンスから得られたインテリジェンス、ファイア・アイの脅威研究と、機械学習やビッグデータの分析機能などを活用して対処する。顧客は脅威アクターのツール、手法、手順(TTP:Tools, Techniques and Procedures)の変化に迅速・正確に対応できる。これ以外にもMVXエンジン・アーキテクチャは、社内のネットワーク環境で利用しているAndroid/iOSデバイスの感染によるコールバックの検出と防御も可能となっている。ファイア・アイは同時に、セキュリティ情報提供ツール「FireEye Threat Intelligence Engine」も発表している。これは、脅威情報を検知・処理・分析したセキュリティデータを顧客に提供するもので、今後の同社の脅威対策製品・サービスの基盤になるという。これにより、導入企業は脅威情報が管理・利用しやすくなる。このFireEye Threat Intelligence Engineの提供に合わせて、「Forward Deployed Analyst」という、同社のアナリスト経由で情報提供を受ける個別対応型のサービスもスタートする。アナリストはサイバー脅威をコンテキスト化し、ソースデータをファイア・アイの脅威情報と相互に関連付け、戦術・運用・戦略に関する知見を顧客に提供する。
2015年11月13日ITホールディングスグループのアイ・ユー・ケイは10月19日、バックアップ自動化ソリューション「IUKSYNC(アイ・ユー・ケイシンク)」バージョン1を10月20日より販売開始すると発表した。価格はオープン。同ソリューションは、「設定した時間」や「ファイル更新時」などの運用に合わせたタイミングで、対象のフォルダの状況を自動で検知してバックアップ先に送信する。送受信モジュールと管理モジュールだけでファイルの送受信が行えるなど、簡素化されたシステム構成により顧客の課題を解決し、ファイルのバックアップ運用に関するワークロードを軽減。また、バックアップソフトウェアの二重投資や運用の複雑性を排除して使用ネットワーク環境を有効活用するため、動的・静的帯域制御にはプロトコル「Skeed Silverbullet Protocol」を高速ファイル転送テクノロジーとして採用している。同ソリューションはWindowsとLinuサーバ環境で利用でき、使用可能帯域の上限により100Mbps、1Gbpsの2種類から選択可能だ。さらに、新ソリューションブランド「INeS :IUK New era-Solution」としてインフラソリューションとサービスの組み合わせにより、現場に近いソリューションを提供していく。2015年度は10社、来年度以降は年間50社への提供を目指す。
2015年10月20日今冬にリリース予定となっているiOS/Android向けゲームアプリ『I -アイ-』を、『ニブンノワン! 王子』の中村世子氏が「花とゆめ」でコミカライズすることが決定した。スマートフォン用ゲームとコミカライズ企画が同時期に連動するのは業界初の試みという。iOS/Android向けアプリ『I -アイ-』は、"個性豊かなキャラクターと共に島でスローライフを送りながら、隠された謎を解き明かす…"という、KEYROUTE開発のミステリーゲームで、主題歌は、映画『ゲド戦記』や『コクリコ坂』の主題歌などで知られる歌手・手嶌葵が、このゲームのために書き下ろした「輝きの庭~ I’m not alone~」となっている。一方、中村世子氏によるコミカライズは、『I -アイ- はこにわぐらし』として12月5日発売の「花とゆめ1号」より連載スタート予定。本企画の詳細は、10月20日発売「花とゆめ22号」や『I -アイ-』公式サイトなどをチェックしてほしい。(C) KEYROUTE CO.,LTD(C) KEYROUTE CO.,LTD /中村世子・白泉社
2015年10月15日MediBangは、カジ・コーポレーションが運営する複合カフェ「アイ・カフェ グループ」41店舗のPC1,000台に、同社の無料イラスト・マンガ制作ソフト「MediBang Paint Pro(メディバンペイント プロ)」が搭載されると発表した。導入開始は9月15日から。このたび「MediBang Paint Pro」を「アイ・カフェ」グループへ提供した狙いとして、同社は「インターネットカフェに同ソフトが導入されることで、パソコンを持っていない若い世代がデジタルでイラスト・マンガが描くことができる」、「家では作品を集中して描けない人でも、外出先で創作活動ができるため、より効率的に創作活動を進めることができる」といった理由を挙げている。また、同ソフトと併せて使用する想定の上、同日よりワコムのペンタブレットが店舗に設置される。なお、「MediBang Paint」では、今後ユーザーが制作したブラシやトーンの素材を、無料で共有できるサービスを実装予定ということだ。
2015年09月15日博報堂アイ・スタジオは9月8日、ネット動画マーケティングソリューション「再生商店」と、livepassが提供するパーソナライズド動画制作サービス「livepass Catch」が連携し、動画を活用して顧客一人ひとりのコンバージョンを最大化する「One to One 動画マーケティングソリューション」として新たにサービスの提供を開始した。同サービスは、顧客一人ひとりに最適化されたネット動画を配信することで、コンバージョンの最大化を目指すもの。ネット動画とCRMデータなどのパーソナルデータを組み合わせることで、個人のステータスにあった動画を生成する。また、マルチプラットフォームへの対応も可能なOne to One 動画マーケティングソリューションとして、戦略立案・KPI設計からコンテンツの企画制作、効果測定、改善提案までをワンストップで提供する。活用例としては、航空会社が飛行機のフライト予約状況を知らせる音声付き動画を予約者一人ひとりに配信し、ビジネスクラスへのアップグレードや提携クレジットカードの利用を勧めるなどが考えられるという。
2015年09月09日ファイア・アイとPFUは5月12日、エンタープライズ向け次世代サイバー攻撃対策で協業すると発表した。FireEyeでは、入り口・出口対策ソリューションを提供しており、FireEye NXシリーズがマルウェアを検知してアラートを出す。一方で、PFUのiNetSecがそのアラートに基づいて、感染端末からの通信を遮断することで、内部ネットワークにおける感染拡大の防止を行う。PFUはかねてより社内ネットワークのセキュリティ強化ソリューションを提供。北米でもセキュリティアワードを獲得するなど、日本発の数少ないセキュリティベンダーとしても展開している。両社の協業は、日本だけでなく、北米やその他地域においても、5月末より製品の展開を行う。なお、13日から15日に東京・有明の東京ビッグサイトで行われるJapan IT Weekの情報セキュリティExpo(春)でソリューションの参考展示を行う予定。
2015年05月12日博報堂アイ・スタジオは2月26日、昨年末から実施していた「チャリティー年賀状 学生デザインコンテスト 2015」の受賞者を対象に表彰式を行った。この「チャリティー年賀状」は、全国の学生が作った年賀状デザインを商品化し、東北の被災校の児童を支援することを目的に博報堂アイ・スタジオが、同社のCSR活動として一般社団法人ウェブベルマーク協会の協力を得て実施したもの。2015年度の募集作品テーマは「メッセージや写真で近況を伝えられ、受取った方を元気にする年賀状のデザイン」。30校461作品(前年度の224%増)の応募作の中から106点を商品化し、サイト上で販売した。はがきへの印刷は1枚あたり78円、基本料金などはかからない。また、1枚利用するごとに10円をウェブベルマークへ支援金として寄附。岩手、宮城、福島の震災被害を受けた小中学校の設備、備品、教材の購入に充てられる。今回の売上枚数は11万642枚(前年度の172%増)。110万6,420円が一般財団法人ウェブベルマーク協会へ寄付された。博報堂アイ・スタジオ社長、平林誠一氏は「本年度は枚数、募金金額、デザインの質ともに大きな成果が出たと思う。年賀状は人と人との思いをつながるツール。日本が元気を取り戻し、復興するまで活動を継続しつづけることが大切だ。来年度以降も地道ではあるが被災地の、そして子供たちの生の情報も合わせて発信し続けていきたい」とコメント。続けて、「近年はPCだけではなく、スマホを使った年賀コミュニケーションも大きな広がりになっている。そんななかで若いデザイナー達が、年賀状という古来からのツールをさまざまアプローチから使用することにより、デザインの力で被災地との絆を深めていけるというのは大変意義のあることだと思う。この受賞経験をこの後の活躍に大いに役立ててほしい」と語った。○受賞作品紹介同コンテストにおいて、「大賞」を獲得したのは、松江総合ビジネスカレッジの向井ちひろさん。総販売枚数は2万4,266枚。雲を羊になぞらえて作った作品となっている。向井さんは「今回、大賞に選んでいただきとても嬉しい。震災は自分が高校生の時で、絆の大切さについて考えさせられた。こういう形で役に立てて本当によかった」とコメントした。続く、「準大賞」には山形デザイン専門学校の前田夢花さんが選ばれた。二匹の羊が正面で正座をしている作品で、総販売枚数1万524枚だった。前田さんは「素晴らしい賞をいただき感謝している。たくさんの人に自分のデザインが認められ、それが義援金となって東北を支援できるのは嬉しい」と緊張した面持ちで挨拶した。ほか、「日本郵便賞」は穴吹デザインカレッジ 坂元麻美さん、「ゲッティ イメージズ賞」には麻生情報ビジネス専門学校北九州校 末綱麻衣子さん、「CG-ARTS賞」は東京工芸大学 本田葵さんが、それぞれ受賞した。○「チャリティー年賀状」に込められた想い東日本大震災から5年目を迎えたが、震災で校舎に被害を受けた小中学校のうち、約7割がいまだに元の校舎に戻れていないのが東北の現状だ。プレハブ校舎や廃校となった学舎、企業からスペースを間借りして授業を行っているところも依然として多く、復興には長い時間が必要な上、被災校における子どもたちを取り巻く教育環境は復旧にはほど遠い状況ともいえる。現状を伝える情報が日に日に少なくなっている今、「チャリティー年賀状」には記憶を風化させず、一日でも早い復興を願い、被災地の小中学校の現状を伝えていきたいという想いが込められている。ネットショッピングで支援金を寄附できるウェブベルマークを運営する一般社団法人ウェブベルマーク協会の今宿裕昭氏は、「ベルマークは学校で集めるものなので、ベルマークを通じて、すべての学校の現状を把握している。昨年は震災で流されてしまったボールやマット、運動着、楽器、ストーブなどを支援でき、これも皆さんのご支援のおかげだ。災害支援というのは「緊急期(72時間)」、「復旧期(6カ月)」そして「復興期(1~20年)」にわたり行っていくことが大切で、今は「復興期」にあたる。復興というのは「元よりも良くしていこう」という支援であるため、単発ではなく長く継続的な活動が必要だ。そのためウェブベルマークのWebサイトでは、クリックするだけで気軽に3円の支援ができる「1クリック募金」も始めている」と説明する。「支援」と言い切ってしまうと何やら大変なことのように感じるかもしれないが、「チャリティー年賀状」やウェブベルマークなど、このような活動をきっかけに自分が被災地のためにできることを、今こそ考えてみてほしい。撮影:伊藤圭
2015年03月11日博報堂DYホールディングス(博報堂DYIS)は2月26日、博報堂アイ・スタジオが提供する動画マーケティングソリューション「再生商店」との連携を開始し、動画WebPRサービス「VPR」における動画制作領域を強化すると発表した。「VPR」とは、Webメディアへのプロモーション動画の露出と、ソーシャルメディアでの拡散を促進するWebPRサービス。一方「再生商店」は、ソーシャルメディアなどデジタル領域にて活用するプロモーション動画の企画立案やKPIの策定、制作、効果測定をワンストップで支援するソリューションとなる。今回の連携により、動画制作領域をより一層強化し、WebPRサービス全体の質を高めることができるという。
2015年02月27日ソフトバンク・テクノロジー(SBT)とファイア・アイは、 業務協業を行い、 ファイア・アイがクラウド型で提供している標的型攻撃メール対策ソリューション「FireEye Email Threat Prevention(以下ETP)」の国内販売を開始すると発表した。ETPは、 メールを利用した高度な標的型サイバー攻撃からネットワークを保護するクラウド型のソリューション。 メールがETPに自動的に転送され、 特許技術のFireEye Multi-Vector Virtual Execution(MVX)エンジンを利用して、 シグネチャ・マッチングに依存せずにすべてのメール添付ファイルと本文中のURLを解析し、 攻撃をリアルタイムで検知して防御する。今回の協業により、 SBTはETPの販売および一次サポートを行うとともに、 Microsoft Office 365やGoogle Appsなどクラウド型のメールシステムとETPを連携させるシステム構築サービスを、 2月より提供する。ETPと一次サポートの参考提供価格は、 1,000ユーザーの利用で月額440円/ユーザー(税別、3年一括購入の場合)。
2015年01月28日ファイア・アイ(FireEye,Inc.)は、1月22日(米国時間)、企業のセキュリティ・アラート管理の実態に関する調査レポート「The Numbers Game: How Many Alerts is too Many to Handle?(数の駆け引き:処理しきれないアラートの数は?)」と題したレポートを発表した。米調査会社IDCに委託し、日本を含むアジア、北米、中南米、欧州の大企業500社以上を対象に実施した本調査レポートでは、タイムリーかつ効果的な形でセキュリティ・アラートを管理し、対策を講じることがいかに困難であるかが浮き彫りとなった。レポートの作成にあたり、日本、米国、ブラジル、メキシコ、コロンビア、英国、フランス、ドイツ、オーストラリア、韓国、インド、中国、シンガポールの13カ国を対象に、ディレクター以上の役職に就くITセキュリティ担当者への調査が実施された。調査は、アラート管理業務の現状についてより正確に把握することを目的に行われ、セキュリティ管理コンソール、ベンダーの構成、運用のアウトソーシング、予算に関する回答が収集された。調査によると、ITセキュリティ分野の支出に関する質問では、回答者の70%以上がセキュリティ管理に割り当てられる予算は全体の半分以下と答えており、アラートを増やすテクノロジーや、予期せぬ事態に対する予算が残されている。一方、日本企業についてみると、半数近くの企業がITセキュリティ分野の支出の中でセキュリティ管理に割り当てている予算は25%以下という結果となり、世界から見ると低い結果となった。セキュリティアラートの件数は、調査対象となった企業の37%が毎月10,000件以上(1日で換算すると300件以上、1時間では14件以上)のアラートを受けており、さらに、この大量のアラート件数のうち、約半数以上が誤検出であり、また3分の1以上が複数の脅威検出プラットフォームを利用していることによる重複検出であるとの調査結果が出ている。この中で、回答者の約50%がアラートの質を向上し、量を削減するため、セキュリティ製品の構成を評価する時間を毎月確保しているとし、その一方、約80%はアラートの品質について「素晴らしい」または「おおむね素晴らしい」と感じており、アラートの品質に対する認識には溝があることが表れている。また、セキュリティ管理業務のアウトソーシングによって、セキュリティ体制が向上すると考えている割合は、回答者全体の4分の3以上に上り、その一方、回答者の56%がこれらの業務を社内で実施していると答えた。日本企業についての調査結果では、33%の企業がセキュリティ・アラートの量が増加傾向にあるとしているものの、アウトソースサービスの利用は36%と依然低い結果となり、一方、同じアジア圏の韓国では65%の企業がセキュリティ管理をアウトソースするという高い数字の回答となった。また、アウトソースサービスを利用している企業の92%が、その採用理由についてコストではなく、セキュリティ対策の向上が理由と回答している。
2015年01月27日映画『アイ・フランケンシュタイン』のブルーレイ&DVDの発売に合わせ、ポニーキャニオンの作品のPRを担当する“グラドル映画宣伝部”が稼働することとなったが、新メンバーとして日本大学芸術学部映画学科卒業のグラドル、清水みさとが加入することが決定!1月6日(火)、メンバーの高崎聖子、倉持由香、鈴木咲と共に宣伝イベントに臨んだ。その他の画像アーロン・エッカート主演の本作の舞台は天使と悪魔が戦いを繰り広げる現代。誕生から200年もの時を経ても生き続けていたフランケンシュタインが運命に翻弄されつつ戦う姿を描き出す。“みさと先生”の愛称で人気の清水は「ずっと“グラドル宣伝部”に入りたかった」とのことで「お話をいただいたときは本当に嬉しかったです」とニッコリ。日芸の映画学科演技コース卒業の知識と肉体を駆使して「頑張ります!」と奮闘を誓っていた。改めて本作について、高崎はフランケンシュタインの衣裳や造形に着目。「原作の頭にネジが刺さって顔が四角くて…というイメージをもっていたけど、そういうのはなくて人間味あふれるフランケンシュタインが登場します。動きも速いし服装もGパンにパーカーで、いい意味で期待を裏切られました」と語る。倉持は“天使対悪魔”という戦争の設定について「中二病心がグッとくすぐられる設定です!」と興奮気味。「キレキレのアクションに注目してほしい」とアピールした。鈴木は「あの『アナと雪の女王』を抜いて、全米でDVDチャート1位を獲得しているので自信をもってお勧めします!」とデータを用いてアピール。さらに、美大に在籍した経験を生かして、劇中でフランケンシュタインが使う大きなナイフのような武器を作ってくる熱の入れようだった。そして新入りの清水はやや緊張した口ぶりながらも「1994年のロバート・デ・ニーロ版の『フランケンシュタイン』と通じるものがある」と早速、蓄積された映画知識を駆使して作品の見どころを解説した。イベントの最後には倉持が自慢のお尻で尻文字によって今年の抱負「ろしゅつ」を発表!「メディアでの露出を増やしていきたいし、4人で映画に出たり、外国映画の吹き替えに挑戦したりいろいろやりたい!」とセクシーポーズで宣言した。『アイ・フランケンシュタイン』1月7日(水)発売Blu-ray:4700円(税別)DVD:3800円(税別)発売・販売元:ポニーキャニオン
2015年01月06日日本マクドナルドは11月24日、期間限定メニュー「三角チョコパイ」を全国のマクドナルド店舗(一部店舗を除く)で発売する。同商品は、2007年2月に初登場した期間限定のサイドメニュー。ココアを練りこんだサクサクのパイ生地に、アーモンドの粒が入ったとろけるチョコクリームを包み込んだ。ミルク感のある温かいチョコクリームは、コーヒーやカフェラテとの相性も良いという。2011年~2013年にかけては120円で期間限定販売していたが、今回は手頃な価格で気軽に楽しんでもらえるよう、100円で提供する。販売は2015年1月上旬までを予定している。※価格は税込
2014年11月20日「さよなら三角またきて四角……」の英語版とも言える、「さよなら」を言う時の面白い表現がこちら。「See you later, alligator. After a while, crocodile.」。だじゃれのようで、リズムもよく楽しいですね。まだまだ「Bye-bye butterfly. Give a hug, ladybug……」などといろいろなバージョンで続くのも、「さよなら三角」と似ています。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年01月03日セブン&アイ・ホールディングスとサッポロビールは27日、共同開発した「セブンプレミアム 100%MALT」(350ml198円、500ml258円)を「セブン-イレブン」の酒類取扱店舗1万4,471店(10月末現在)とセブン&アイグループ各社の店舗で発売する。同商品は、セブン-イレブンのプライベートブランド(PB)である「セブンプレミアム」初のビールとなる。サッポロビールの協働契約栽培の原料を100%使用。麦芽100%による凝縮した麦のうまみ、氷点下熟成による雑味のないキレ味を実現したという。さらに、ガス圧を高めに設定することで、刺激・ドライ感を高め、コクとキレを両立したとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月19日日本マクドナルドは12日、「三角チョコパイ」(120円)を全国の「マクドナルド」約2,200店舗で発売する。1月下旬までの期間限定販売予定。同商品は、アーモンドの粒の入ったチョコクリームをココア味のパイ生地で包み込んでいる。ミルク感のある温かいチョコは、コーヒーとの相性も抜群とのこと。「小腹がすいたとき、ほっと一息つきたいとき、食後のデザートとしてなど、さまざまなシーンでお楽しみいただければ」と同社。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月08日フロイトとユング、そして2人にとって“運命の女”とも言える存在の美女・ザビーナ。心理学界最大のスキャンダルと呼びたい秘密の三角関係については、前回のコラムでご紹介しましたが、作品を面白くしているのは、キャスティングの妙によるところも大いにあります。常に思い悩んだ表情を見せるユングには、マイケル・ファスベンダー。これまで『ジェーン・エア』や『SHAME−シェイム−』などで、気品を感じさせながらも、様々な種類の苦悩を演じてきた彼ですから、今回は適役中の適役と言えるでしょう。デヴィッド・クローネンバーグをして「マイケルは贈り物だと思った。髭とメガネを付けると、昔の写真で見たことがあるような気がしてくる誰かを、僕たちは必要としていたからだ。それに彼の身のこなしや言葉遣い。マイケルは本当に素晴らしい、美しくも繊細な演技。マイケルのもつ幅を人々に気づいてほしいんだ」と大絶賛しています。面白いのはフロイトにはヴィゴ・モーテンセンという配役。クローネンバーグとは『ヒストリー・オブ・バイオレンス』、『イースタン・プロミス』と立て続けに組んでいるいわば監督のお気に入り。これまで、どこか野性的な魅力を覗かせることが多かったヴィゴですが、今回はセクシーでワイルドな魅力を封印。フロイト役で、すでに名声を確立した精神分析学の大家を想像以上に堂々と演じ、俳優としての優れた才能を改めて見せつけました。「ヴィゴは恐れない。いったん役に入り込むと、何物も彼を止めることはできない。完全無欠で非常に深い演技だ」という監督の言葉からも、その信頼関係の深さが見て取れます。監督にとっては、意外な配役でも何でもなかったということでしょう。ザビーナを演じたキーラ・ナイトレイも、このキャスティングについて話しています。「彼がフロイトを演じると聞いて興奮したわ。最高の俳優ですもの。こういう役を演じるなんてとてもエキサイティングだわ。だってフロイトをヴィゴ・モーテンセンが演じるなんて思わないでしょ。でも、性格描写が素晴らしいわ。リサーチする人が大好きだし、発見したことを聞くのも好きだわ。喜びだった。ワンシーンで共演したとき『どんな本を読んだの?』って聞いたわ。彼はフロイトが書いた本の完全なリストをくれたの。私はフロイトの伝記を読む余裕がなかったし、ヴィゴが読んだ本なら完ぺきだって思ったわ」。そう話すキーラ自身もかなり殻を破った演技を披露しています。ヒステリー症状の患者の苦しみを表現するため、美しい顔を歪めたり、奇声を発したり、泥の池で戯れたり。こういった演技は、表面的な真似事や小手先の演技だった場合、かえって興ざめになることも。でも、彼女の演技を見れば、以下の監督の言葉にも納得できるはず。「彼女はよく準備している。完ぺきな準備だ。そういう人がシーンに入り、動きのあるシーンに投げ込まれて突然変化する。野原の中央に立って話す代わりに、濡れた髪で池の中に入り、体中を泥だらけにする。彼女はそれを好んでやる。彼女は騎馬兵以上だ。しかも義務感からやるわけではない。あふれんばかりに快活にやってのける。信じられないくらいにね。そうできる俳優もいれば、できない俳優もいる。彼女は本当にやってのけるんだ。彼女との仕事で、最初にヴィゴとした経験と同じ経験をした。彼女が素晴らしいのは分かっていたが、彼女があれほど優秀だとは気づかなかった。彼女は卓越している。才気あふれる女優だ。世界最高の女優たちと仕事をしてきた中で、これまで仕事をしたどの女優にも劣らない」。鬼才に“世界最高の女優のひとり”と称される彼女ですが、「彼女を演じる上で難しかったのは、ザビーナがとても気難しく、強烈で、人にとっては脅威にもなり得る人間でありながら、彼女が病人で、犠牲者でもあるという奇妙な線を行き来することだった」とのこと。そんな難しい役柄を演じる際に、衣装は大いに助けになったそう。「衣装が大きな役割を担っているわ。彼女にピッタリのものを何とか見つけられたから良かった。彼女は着るものにうるさくないし、あの時代としては完ぺきな身なりとも言えない。自分のことを汚らわしく、下品だと思っていたら、自分を着飾ったり、髪を整えたりしないでしょ。人に自分を見られたくないし、自分にうんざりしているのだから」。キーラが言うように、衣装は本作で、ザビーナの内面の変化を映し出すかのように、変わっていきます。冒頭に登場する彼女は、自分を否定している人物ですからかなり乱れた姿をしていますが、治療が功を奏し気持ちが安定してくると、当時の裕福な家庭の女性らしく、髪を乱れなく結い、帽子を手にし、優雅な淑女へと変身を遂げていきます。特にラストで見せる威厳ある淑女然とした姿には、彼女の人生における苦悩の軌跡を見て来た者として、ある種の感慨に襲われることでしょう。危うい関係にあった3人が魂をぶつけ合うさまを見事に演じた俳優たち。その競演を、単に“息の合った演技”と称するのでは何かが足りない気がして仕方ありません。あの凄まじい会話の応酬、感情のやり取りを観ていると、もしかすると互いに讃え合う3人の俳優たちの中には、フロイト、ユング、ザビーナに緊張関係があったように、やはりどこかに似たようなせめぎ合いがあり、それを経て生まれた互いへの敬意が賞賛を生んだのではないかとさえ思うのです。そしてもしかすると、誰か2人が演技合戦を展開しケミストリーを生んだと思えば、残る1人がちょっと羨望に似た感情を迸らせるというような、三角関係に似たものもあったのかもしれないとも。よく、“キャスティングで、映画が成功するかどうかは80%決まってしまう”と言いますが、この3人が選ばれたときから、クローネンバーグが表現したかった独特の緊張感と切なさが、成功裏にスクリーンに焼き付けられることは決まっていたと言えるのでしょうね。(text:June Makiguchi)特集:愛と心理学の三角関係■関連作品:危険なメソッド 2012年10月27日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2011 Lago Film GmbH Talking Cure Productions Limited RPC Danger Ltd Elbe Film GmbH. All Rights Reserved.
2012年10月19日セブン&アイグループは5月より、SMAPを起用した「2012年 セブン&アイ夏ギフト」のプロモーションを展開。そのテレビCMのオンエアが15日からスタートした。テレビCMは、SMAPメンバー5人が国会の議長席を取り囲み、国会審議さながらに激論を繰り広げながらおすすめギフトを決定するユニークな作品に仕上がった。楽曲には、テレビCM曲として書き下ろされた、SMAPの新曲「gift」を使用。作詞・麻生哲朗、作曲・菅野よう子という、ニューシングル「さかさまの空」と同じコンビが手掛け、夏にふさわしい軽快なリズムに仕上がっているという。「夏ギフト」では、SMAPによる「史上最大の試食会」開催を経て、日本全国の旬の味覚や名産品、全2,500点の中からメンバー5 人が厳選した15品を選び抜き、カタログギフトの配布、予約受付を行っている。なお、CM本編とメイキング動画は、セブンネットショッピング内の特設ページで見ることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月18日セブン&アイ・ホールディングスは23日、映画「HOME 愛しの座敷わらし」(28日全国公開)とのコラボレーション商品「豆腐ぷりん ワサビ風味」を発売した。販売店舗は、グループのイトーヨーカドー約150店舗(北海道エリア、ザ・プライスを除く)、ヨークベニマル約170店舗、ヨークマート約70店舗。同商品は、同作品の劇中、商品開発に熱い思い入れを持つ主人公が開発を担当した「豆腐ぷりん ワサビ風味」が突然大人気となるエピソードをもとにしており、イトーヨーカドーのオリジナル商品として開発した。つるんとした食感で、ほんのりワサビの風味が香るという。価格は150円。映画上映期間のみ限定販売。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月25日演出家・宮本亜門のデビュー作にして芸術祭受賞作となる『アイ・ガット・マーマン』が2012年1月、東京・シアタークリエにて上演される。『アイ・ガット・マーマン』のチケット情報その才能を愛され、ブロードウェイ黄金期に不動の地位を築き、“ブロードウェイの女王”と呼ばれた、エセル・マーマンの生涯を描いた本作。1987年に振付家として活躍していた宮本が初めて作・演出を手掛けた作品で、10年ぶりの上演となる。出演は、初演キャストの田中利花、諏訪マリー、中島啓江の「オリジナルキャスト」、エリアンナ、シルビア・グラブ、浦嶋りんこという実力派女優たちがそろう、「ファビュラス・キャスト」、そして、先日全員卒業が発表されたSDN48のメンバー西国原礼子や樹里咲穂、Mizといった今回オーディションで選ばれた「ニューキャスト」の9名。なお、「オリジナルキャスト」は25周年を記念した特別コンサート版『Tribute to Merman』を上演する。公演は、2012年1月3日(火)から19日(木)まで東京・シアタークリエにて。チケットぴあでは、10列目までの席となる、良席保証販売! チケットの先行抽選「プレリザーブ」を実施。受付期間は10月22日(土) 11:00から26日(水) 11:00まで。
2011年10月21日コーヒーやカフェラテとの相性も抜群!マクドナルドの秋限定スイーツ「三角チョコパイ」は、10月7日(金)より発売開始。「三角チョコパイ」は、ココアを練りこんだサクサクのパイ生地に、アーモンドの粒の入ったチョコクリームを包み込んだデザート。午後2時以降の時間限定で、「プレミアムローストコーヒー」や「カフェラテ」とセットになったお得な価格の「コンビ」セットも登場。ランチタイムのデザートとして、ほっと一息つきたい昼下がりなど、様々なシーンで楽しめそうだ。三角チョコパイ期間:2011年10月7日(金)~11月上旬(予定)価格:単品¥120お問い合わせ: マクドナルドお客様サービス室
2011年10月04日ロッテより、手を汚さずに食べられるチョコ菓子『シャルロッテ・アイ〈とろけるショコラ〉』、『シャルロッテ・アイ〈シャルドネソース〉』、『シャルロッテ・アイ〈苺のコンフィチュール〉』が、2011年9月27日(火)より全国で発売される。〈とろけるショコラ〉は、チョコの中に口どけ滑らかなチョコレートクリーム入りの2層タイプ。しっかりとしたカカオの香りと、とろけるチョコの味わいが口の中に広がる。〈シャルドネソース〉は、チョコの中に白ワインの原料にもなる、シャルドネのソースを入れた2層タイプ。華やかなぶどうの香りがチョコのまろやかな風味を引き立てる。〈苺のコンフィチュール〉は、チョコの中に甘酸っぱい苺ソースを入れた2層タイプ。まろやかなチョコと、酸味のある苺ソースが口の中で溶け合い、爽やかな風味が楽しめる。お菓子のコンセプトをそのままに、1人で何役もこなしながら前向きに頑張るアラサー女子に、ぜひ食べてほしい。
2011年09月01日