くらし情報『三軒茶屋の三角地帯を記録した「三軒茶屋 三角地帯 考現学」展が開催』

2016年1月2日 17:00

三軒茶屋の三角地帯を記録した「三軒茶屋 三角地帯 考現学」展が開催

三角地帯に集点をあてた展覧会「三軒茶屋 三角地帯 考現学」が開催

三角地帯に集点をあてた展覧会「三軒茶屋 三角地帯 考現学」が開催

東京・三軒茶屋の三角地帯に集点をあてた展覧会「三軒茶屋 三角地帯 考現学」が16年1月30日より、三軒茶屋・生活工房ギャラリーで開催される。

三角地帯とは世田谷通りと玉川通り(国道246号)に挟まれた区画で、江戸時代には大山詣の休憩所としても栄えた場所。終戦後にはバラッグ街となり、現在は飲食店で賑わう歓楽街となっている。

同展は、昭和の面影が残る三角地帯の調査・記録を試みたもの。考現学の提唱者である、建築研究家・風俗研究家の今和次郎の手法にならい、店舗の営みや人々の様子をイラストや図にまとめた。同展のために調査した現在の三角地帯にある全店舗を網羅するマップを展示するほか、三角地帯を通行する人を調査し、どのように移動しているのかをまとめたルート調査の結果も展示する。また、店舗のメニュー、看板、間取りの調査や通行量調査、世田谷在住のエッセイスト・しまおまほによる三角地帯のレポートや、三角地帯の移り変わりを知る商店街の方へのインタビュー記事なども見ることができる。

また、16年2月6日の15時から16時30までは関連イベントとして、土地の文化や風俗を紹介してきた編集者の都築響一が都市化、近代化とともに失われつつある風景や大衆文化を記録・記憶することの意味について話すイベント「都築響一のフィールド・ノート― 記録し、記憶すること」

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