三谷幸喜脚本・監督の映画『ザ・マジックアワー』(’08)の中国リメイク版が、2022年中国映画興行収入ランキング3位という大ヒットを記録した。佐藤浩市、妻夫木聡、深津絵里、綾瀬はるか、西田敏行らが出演した『ザ・マジックアワー』は、暗黒界のボスの愛人に手を出した男が、命を助けてもらう代償に伝説の殺し屋を連れてくることを命じられ、売れない役者に映画の撮影だとウソをつき、殺し屋に仕立て上げたことから始まるオリジナル・ノンストップ・コメディー。興行収入39.2億円を記録した。日本のコメディー映画のリメイクを考えていた中国テンセントグループの大手映画配給制作会社・新麗伝媒が、本作に目をつけ製作。日本公開から14年の歳月を経て、『この殺し屋はクールじゃない』(日本語訳)として、昨年2月に公開。当時は1か月で上映終了の予定だったが、中国でもファンが多い三谷作品のリメイクということに加え、映画初主演となった魏翔(ウェイ・ショウ)が舞台俳優だったことがストーリーとリンクしていることも話題となり、7か月に渡って異例のロングランとなった。最終的な興行収入は26.27億元(約533.8億円)を記録。これまで中国リメイクされた日本映画で最もヒットしたのは、『鍵泥棒のメソッド』(監督:内田けんじ)のリメイクで、興行収入7.62億元(約140億円)だったが、本作はそれを大幅に上回る結果となった。(cinemacafe.net)■関連作品:ザ・マジックアワー 2008年6月7日より全国東宝系にて公開© 2008 フジテレビ 東宝
2023年02月07日三谷幸喜の代表作のひとつである『笑の大学』が、初めて三谷自身の演出により上演。そこで本作にかける想いを三谷に訊いた。1996年の初演、その2年後の再演(共に山田和也演出)以降、映画化、翻訳上演などを除けば一度も上演されてこなかった『笑の大学』。その理由を問うと…。「僕にとってはすごく特別な作品なんですよね。そんな大事な作品であるだけに、それを託せる俳優さんがふたり揃わなければやるべきじゃないし、やりたくないとも思っていて。それで25年もの年月が空いてしまったわけですが、このタイミングで信頼する内野聖陽さんと瀬戸康史さんに出ていただけることになり、それが今上演しようと思った一番の理由です」昭和15年を舞台に、警視庁検閲官の向坂と、喜劇を売りにする劇団・笑の大学の座付作家・椿の攻防を描いた本作。その誕生のきっかけは、三谷の実体験から。「もともと僕はなんの制約もない小劇場という世界にいたせいか、テレビドラマを初めてやった時に衝撃を受けたわけです。もう制約だらけで。ただそのいろんな制約をクリアしつつ、さらにプラスのものに作り変えていく。それはいまだ自分の仕事のやり方のような気がしています。つまり椿は僕自身であり、向坂は僕の前に立ちはだかる制約。それをひとりの人間に置き換えて作ったのがこの作品なんです」大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でも話題を呼んだ三谷だが、コロナ禍においてその制約はさらに厳しいものになったと言う。「一度書いた台本について、『今この人はコロナでお休みなので、今週撮影出来ません。書き直してください』といったことは当然出てくるわけです。その結果、自分の理想から遠ざかっていくのが耐えられない、という作家の方もいるとは思いますが、僕はなんだか嬉しくなっちゃうんですよね(笑)。それを逆手に取って、もっと面白くしてやろうと。椿のようにうまく出来たかどうかはわかりませんが、そういうことに知恵を絞るやり方が僕には向いている。それは25年前から変わらないと思います」そんな三谷の原点とも言える作品、さらにタイトルからテーマは“笑い”なのかと思いきや…。「笑いについての物語ではありますが、僕がここで描きたいのは、“ものを作る上での妥協とはなんなのか”ということ。それはどんな国、どんなモノ作りの現場でも起きていることで、だからこそ海外でも上演されている。笑いにこだわらない、普遍的なテーマがこの作品にはあると思っています」取材・文:野上瑠美子
2023年02月03日嵐の櫻井翔と脚本家の三谷幸喜氏が出演する、アフラック生命保険の新CM「からみあう不安」編が13日、「先は長い」編が23日より放送される。がんの経験者を取材する「櫻井翔の取材ノート」シリーズの最新作となる新CM。櫻井とCM初共演となる三谷氏が、櫻井と約4年ぶりに共演を果たす。2015年に前立腺がんと診断された三谷氏の当時の心境や現在の状況、これからの人生について櫻井が取材する。撮影は冒頭の三谷氏のセリフから3台のカメラを使い、長回しで実施。「不安が、からみあう状態なんですね」という櫻井のセリフの後は本編では使われない部分だったため、三谷氏は「もうからみまくりですね、糸こんにゃく状態です」とアドリブを披露した。すると、櫻井も「ほぐれなさそうですね」と乗っかり笑いを誘った。その後も、三谷氏は「ペペロンチーノ」、「脱水機の中のストッキング」、「テレビの後ろのコード」などからんだ状態の例えを次々と切り出し、それに対して櫻井も毎回アドリブで応酬。しかし、あるカットで三谷氏が急に「うん。そんな感じかな」とあっさりと終わらせると、突然の路線変更に櫻井は爆笑。「あきらめましたね、急に」と指摘し、笑顔を見せた。■櫻井翔&三谷幸喜氏インタビュー―――CM初共演になりますが、CM以外での共演は何年ぶりなんでしょうか?櫻井:およそ4年ぶりですね。僕たちの番組にお越しいただいて、壁を登っていただきました。三谷:はい。そこでちょっと肩を痛めちゃって、回復までに2年かかりました(笑)。櫻井:あれからもう4年も経ったのかということがちょっと驚きですが、共演はそれ以来になります。――初共演時の三谷さんに対する印象はいかがでしたか?櫻井:初共演はそれよりもっと前で、三谷さんが僕たちの番組に来ていただいた時、即興でお芝居をやるという企画があって、嵐の役柄をそれぞれつけて、演出してくださったんですよ。とても思い出深くて、楽しい時間でした。三谷:その場で設定、ストーリーを決めて、お芝居を作ったんですよ。すごく評判が良かったです。――三谷さんと久々の共演はいかがでしたか?櫻井:楽しかったです。アドリブというか、いろんな三谷さんの引き出しを見せていただきました。あと、撮影の途中で30分ぐらい、三谷さん自身がちょっとシュンとする時間もあって(笑)。三谷:見てますねぇ。ちょっとくじけた時があったんですけど、何とか立ち直りました。――三谷さんご自身はがんに関するひとつひとつの悩みや不安をどのように解決されたのでしょうか?三谷:やっぱり不安って、知らないから不安になるわけで、いろんな人に話を聞くとか調べるとか、自分の中で知識として蓄積していくことで不安を解消していくしかないなというふうに思って、積極的に人に話を聞いていましたね。――その中で特に気をつけたことは?三谷:あんまりネガティブにならないことですね。それがまたストレスになって、身体に良くなかったりするので、なるべく深刻にならならないようにというか。実際にがんというのは、早期発見さえすれば、そんなに深刻にならないケースもあるので、常にそこへ立ち返って、割と楽観的に過ごしていましたね。――CMで「180度人生観が変わりました」とお話されていましたが、生活の中で具体的に変えたこと、改善したことがありましたらお聞かせください。三谷:人生、永遠には続かないんだというのはわかってはいたんだけど、実際にリアルに体感することができたのは、大きなきっかけだったというか。櫻井さんもたぶん、ずっと生き続けるつもりでいらっしゃるでしょう?櫻井:三谷さんがおっしゃるような、直面した問題としては正直捉えられていないですよね。三谷:年齢的なこともそうだし、自分はあと何年、仕事ができるんだろうかということを、切実に考えるようになりました。やっぱり仕事が好きだし、楽しいので、来る仕事は何でも受け入れようという感じでしたが、今後は自分が本当にやりたいものができるように選択していくというか。昔はお世話になった方への恩返しで、また仕事を一緒にやったりしていましたが、今はもうそういう恩とか考えず、自己中心的にやっていこうという風に思っています(笑)。――がん以外のことで、櫻井さんが三谷さんにお聞きしたいことは?櫻井:今回の撮影中、時間がたくさんあったので、いろいろお聞きしましたが、特に僕が興味深かったのは、お仕事を朝やるのか、夜やるのかというお話です。朝早く起きて執筆に取りかかると伺って、へぇーと思いました。三谷:今まで、そんなお話したことなかったですもんね。櫻井:こういった形では、もうほぼゼロですよね。三谷:今はなんかもう、親友というか。櫻井:ははは。そうですよね。ギュンと距離が縮まりました。――アフラックダックはCMに毎回登場することが“お決まり”となっていますが、櫻井さんが毎年新年に必ず行う“新年のお決まり”は?櫻井:5、6年ほど前から、年明けのなるべく早いタイミングで伊勢神宮に行っていますね。22年はコロナの状況もあって、結局行けたのは10月ぐらいでしたが、ここ数年は1月とか2月とか、ちょっと早い段階でお伊勢参りをしています。――CMでも描かれる相談サービスは、アフラックにとって2023年の新たな挑戦となりますが、櫻井さんが2023年に挑戦したいことをお聞かせください。櫻井:今回、三谷さんとお話している最中に決まりました。朝から動き始めるということをやりたいと思っていて。2022年は本当によく寝ていた印象があって、10時間以上寝ていたこともあったんですよ。さすがに寝すぎだと思って。そうなると、一日がすごく短いんですよ。もったいないなと思って、本気で朝から動くと決めています。三谷:水を差すようですけど、寝るのが一番ですよ。いっぱい寝られるときに寝た方がいいです。櫻井:えー、2023年はなるべく長く寝るということに挑戦して、10時間超えを目指したいと、今思いました(笑)。――今回のCMは成人式の翌週から放送開始ということで、新成人に向けてメッセージをお願いします。櫻井:新成人の皆さん、成人おめでとうございます! およそ僕が倍ぐらい生きているわけですが、倍生きても、大人になるというのは何なのか、いまだにつかみきれていないところもありまして。新成人になると、「いよいよ大人だね」とか、「大人の自覚を持って」と言われる機会が多いかもしれないですけど、ゆっくり時間をかけながら、理想の大人像みたいなものを探し続けていいんじゃないかなと思います。あと、僕が20歳の時はちょうどドラマの撮影中で、成人式に出られなくて、ちょっと寂しい思いをしたので、つい先日の成人式にいろんな事情で参加できなかった皆さんにも、合わせてお祝いの言葉をお伝えしたいと思います。おめでとうございます!――実はアフラックダックも2023年、日本に来て20年となります。櫻井さんとの付き合いも13年目となりますが、長い歳月をともに歩んできたダックにメッセージをお願いします。櫻井:アフラックダックさん、日本に来て20年、誠におめでとうございます。そのうちの半分以上お付き合いできていることを、とても嬉しく感じています。これからも末永く僕と一緒に演技していただけたらと思っております。よろしくお願いします!
2023年01月10日HKT48の元メンバー、兒玉遥さん(26)は女優を中心に活動中。今年の3月にはYouTubeチャンネルを開設し、サウナ動画やグラビア撮影の未公開シーン動画などを投稿し人気を集めているようです。写真集の表紙を自身のインスタグラムに公開したところ反響を呼んでいるようです。早速チェックしてみましょう!下乳に写真集のタイトルをスタンプ!にファン悶絶 この投稿をInstagramで見る 兒玉 遥(@haruka_kodama919)がシェアした投稿 「兒玉遥写真集『Stay 25』表紙が解禁となりました!!かなり攻めてますが…この写真もまだまだ序の口です」と写真集の表紙を公開した遥さん。ヌードや、下乳チラリといった攻めた写真にファンは興奮気味な様子ですが、まだまだこの写真は序の口との文字が。ということはこれよりも攻めた写真があることが明らかになりファンはさらにヒートアップ!コメント欄には「すごいところに文字が♡」「今までで1番買って良かったと最後まで見て思った作品でした!これからも応援しています」「ヨコチチ様シタチチ様ありがたや~」と絶賛コメントが相次いで寄せられておりました。活動の幅を広げている遥さん。今後の活躍も楽しみですね!あわせて読みたい🌈板野友美さんが夫との2ショット公開「凄まじい美男美女」「お似合い」と反響
2022年12月13日脚本家の三谷幸喜氏が第70回菊池寛賞を受賞し、2日、都内のホテルで行われた贈呈式に、“菊池寛”の扮装で登壇した。文藝春秋の創業者・菊池寛が日本文化の各方面に遺した功績を記念するための賞として1952年に創設した同賞。三谷氏は「よく人から『君は菊池寛に似てるよね』と言われます。思い返せば中学生のときに、友人から『お前にそっくりな文豪がいるよ』と言われて、文豪というと悩めるカッコいい作家のイメージがあったので、ちょっとうれしかったんですけど、それで菊池寛先生の写真を見たのですが、ちょっと衝撃を受けました。こんな感じの文豪もいらっしゃるんだなと」と回想した上で、「今、菊池先生の人となりや作品に触れることによって、本当に僕は菊池寛賞を頂けて、光栄だなと思っております」と強調した。この贈呈式のために、髪型を変え、メガネを買い、眉毛も整えたという三谷氏は「ここまで菊池寛になりきろうとした受賞者が、今までいたでしょうか」とアピールし、会場からは笑いと拍手が。続けて、「菊池地先生がおっしゃっていたのは、『つまらない現実よりも面白いウソ』。これは、僕が大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を書くにおいて、一番のモットーでした。もちろん歴史モノなので。実際あったことを覆すことはできないんですけど、歴史の教科書や参考書にはしたくなかった。やっぱりドラマとして面白いものにしたかった。そのためには、多少のフィクションが必要だと思って、僕は1年間この脚本を書き続けました。きっと皆さんにも喜んでいただけたんじゃないかなと思っております」と胸を張った。さらに、「菊池先生は、大衆が何を考えているのか、ずっと考えていらっしゃったと思います。それは僕のテーマでもあります。僕もそんなクリエイターでいたいなと思っております。今は見た目しか真似できませんけれども、ゆくゆくは“第二の菊地寛”と呼ばれるようになるまで、頑張っていきたいなと思っております」と真剣に述べたかと思いきや、「今回ちょっと見た目でふざけてしまったので、真面目な感じでまとめてみました。どうもありがとうございました」と、やはり“三谷節”で締めくくった。
2022年12月02日内野聖陽と瀬戸康史の共演で上演される、三谷幸喜の傑作二人芝居「笑の大学」より、チラシビジュアルとポスタービジュアル、スポット映像が解禁された。さらに、三谷幸喜のコメント映像も到着した。戦時色が濃厚になる昭和15年を舞台に、厳格な検閲官と喜劇作家の間の攻防と不思議な友情を描く本作は、2004年に役所広司、稲垣吾郎の共演で映画化もされた人気作。日本のファンのみならず、海外でも特に評価の高い作品だが、1998年以来1度も日本で公演が行われてこなかった。本作の上演は四半世紀ぶりとなる。この度解禁となったのは、警視庁の取調室で2人が向かい合う緊張感の漂うチラシビジュアルとポスタービジュアル、主演の2人の攻防が映し出されるスポット映像。ビジュアル撮影では、お互いの印象について内野さんは「若いのに技術や魅力をたくさん持ってらっしゃる方なので、稽古中もクリエイティブないい稽古場になるような予感がしてすごくワクワクしています」と語り、瀬戸さんは「内野さんは無骨な役からコミカルな役まで幅広く演じられている印象なので、今作では内野さんと僕でしかできない掛け合いや空気感が出せればいいなと思います」と語るなど、緊張感のあるビジュアルとは裏腹に初共演ながらも和やかな雰囲気で撮影が行われたようだ。さらに、三谷幸喜が本作への思いを語ったコメント映像も到着。これまで再演されなかった理由を「この人だったら「笑の大学」を見てみたい、と思う人が揃わない限りは再演はしたくなかった」と語る三谷さんは、「内野さんの『向坂』が見たいと思った」と言い「この人しかいない」と内野さんのキャスティングについて明かしている。さらに椿役の瀬戸さんへは「(自分の作品に)毎回出て欲しいくらい」と深い信頼を寄せていると語り、「瀬戸さん以外には考えられなかった」とコメント。三谷さんの希望により実現した2人の俳優が起こす化学反応に注目したい。PARCO劇場開場50周年記念シリーズ「笑の大学」は2023年2月より上演。(text:cinemacafe.net)
2022年11月28日2022年11月7日から公演されている、脚本家として知られる三谷幸喜さんが作・演出を務める舞台『ショウ・マスト・ゴー・オン』。三谷さんが主宰する劇団が公演してから、28年の時を経て、令和の時代にリニューアルされたコメディです。総勢16名のキャスト陣で演じる予定でしたが、俳優の小林隆さんが左足筋損傷により、公演初日に出演の見合わせを発表。福岡公演、京都公演ともに、三谷さんが代役を務め、話題となりました。またもや三谷幸喜が代役として登場同月25日には、舞台製作を行っているシス・カンパニーが、小林さんの復活を報告しました。治療の甲斐あり、東京公演の初日より出演するとのこと。しかし、今度は、あずさ役の俳優であるシルビア・グラブさんが、体調不良のため出演見合わせとなったのです。緊急事態に立ち上がったのは、またもや三谷さんでした。「あずさ役」のシルビア・グラブが体調不良のため、本日11月25日(金)の出演を見合わせることになりました。つきましては、本日の同役は、三谷幸喜が代役を務めさせていただきます。直前のお知らせとなってしまい申し訳ございませんが、皆様のご理解をお願い申し上げます。度重なる不測の事態ではございますが、私どもスタッフ、キャスト一同、以前にも増して総力を結集し、皆様に楽しんでいただける舞台をお届けする所存です。皆様には、引き続きのご心配とご迷惑をおかけしてしまうこと、心よりお詫び申し上げます。シス・カンパニー ーより引用舞台のすべてを把握している三谷さんだからこそ、どの代役であっても務めることができるのでしょう。とはいえ、小林さんの時とは異なり、今度は女性の役という難しさがあります。舞台のタイトル『ショウ・マスト・ゴー・オン』の意味通り、「一度開いた幕は何があっても途中で降ろしてはいけない」という精神で困難に立ち向かう姿に、ネット上では称賛の声が続出しました。・もはや代役のプロ。・どういうことなの…すごいわ…。・まさに『ショウ・マスト・ゴー・オン』を地で行く三谷さん。・女性の代役も務めるとか、優秀すぎ。むしろ楽しみです!・誰が休んでも代役が三谷さんになる舞台とか、面白すぎるでしょ。舞台で三谷さんがどのように演じるのか、多くの人たちが興味を持っていることがうかがえます。東京公演も無事に乗り切れるよう、応援する人々の声は、きっと三谷さんに届いていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年11月25日草彅剛が主演を務める、「銭の戦争」「嘘の戦争」に続く戦争シリーズ第3弾となる連続ドラマのタイトルが「罠の戦争」に決定し、出演者として井川遥、杉野遥亮、小野花梨、高橋克典、片平なぎさ、岸部一徳が発表。2023年1月、カンテレ・フジ系の月曜22時から放送される。国会議員の“陰”となって奔走し、支援者たちの陳情をさばき、スキャンダルの種をつぶす。常に冷静沈着、何があっても感情を表に出さず、必要があれば誰にでも頭を下げてきた議員秘書。そんな議員秘書・鷲津亨(わしづ・とおる)を草彅さんが演じる。だが、国会議員である“先生”に長年尽くしてきた亨に、ある日、突きつけられたのは、息子が瀕死の重傷を負う事件と、“先生”からのその事件の“もみ消し”指示。自分を殺し、我慢を重ねてきた亨の中で何かが大きく変わる――。“弱い者には弱い者なりの闘い方がある”。草彅さん演じる亨は、長い秘書生活で培った政治の世界での知略と人脈と情報を駆使し、息子を重体にした“何者か”の真相を追いながら、権力を振りかざして事件を隠蔽しようとする国会議員へ壮絶な復讐を仕掛けていく。草彅剛を取り巻く豪華俳優陣が決定井川さんが演じるのは亨の妻・鷲津可南子(わしづ・かなこ)。休みなく働く亨の代わりに家事育児はワンオペ。亨が反旗を翻すことになったとき、その背中を押し、手を取り合う。裏に表に、亨と唯一無二の同志となり、共に修羅の道を進む。杉野さんが演じるのは蛯沢眞人(えびさわ・まさと)。大学院では植物学の研究を行っていたが、家庭の事情から退学。思いがけない出会いから亨と同じ議員事務所で秘書見習いとして働くことに。誰も知らない、胸に秘めたある思いがあり…。小野さんが演じるのは蛍原梨恵(ほとはら・りえ)。亨が仕える議員の後援会関係者の紹介で私設秘書として事務所で働いている。仕事ができて気が利き、亨に信頼されているが、高圧的な先輩秘書のパワハラに悩んでいる。高橋さん演じる竜崎始(りゅうざき・はじめ)は、若くして総理大臣の座まで上り詰めたが、民政党幹事長・鶴巻の力によるものであることを本人も自覚しており、強く出られない。片平さんが演じるのは鴨井ゆう子(かもい・ゆうこ)。大臣のポストに就く鶴巻派女性議員で、女性支援の活動を続け、初の女性総理大臣を狙っている。そして、岸部さんが演じるのは鶴巻憲一(つるまき・けんいち)。与党である民政党幹事長で鶴巻派のトップ。議員たちを自分のコマと考え、若くてもチャンスを与えるが、敵に回れば見切るのも早い、という役どころ。<井川 遥 「草彅さんと一緒に戦っていきたい」>“戦争シリーズ”第3弾は孤高の戦いをしてきた主人公が家庭を持ち、見えない敵と戦っていきます。私は草彅剛さん演じる鷲津亨の妻、可南子を演じます。人は何を背負い生きて行くのか。大切な人を守るため、大きな決断をする可南子は決して特別な存在ではなく、視聴者に1番近い存在なのかも知れない。そんな彼女が政治という現場にどのように関わっていくのかを丁寧に演じていきたいです。草彅さんの圧倒的なエネルギー、スリリングな展開と痛快さ。シリーズで私自身が楽しみに観ていた作品に関わらせて頂けて嬉しいです。亨の力が2倍、3倍になるように草彅さんと一緒に戦っていきたいと思います。<杉野遥亮 「もう一度、草彅さんと共演できる“嬉しさ”」>出演のお話をいただいたときに“嬉しさ”と“怖さ”がありました。「嘘の戦争」に出演させていただいた時は、まだドラマ出演経験も浅く、作品作りに真摯に向き合う緊張感のある“怖さ”も感じる現場という記憶があります。その時から、いくつかの経験を積み、演技が好きになり、もう一度、草彅さんと共演できる“嬉しさ”や「嘘の戦争」時のスタッフの方々も多く参加しているので、成長した姿を見せられたらなと思います。演じる蛯沢眞人は政治の世界を舞台にした中でさまざまなことに巻き込まれる役柄なので、人がどのように変わっていくのかを丁寧に表現できればと思っています。<小野花梨 「大胆かつ大切にそして楽しく演じていきたい」>出演が決まり、「銭の戦争」「嘘の戦争」を見返しました。改めて、草彅さんのとてつもない引力に心を吸い取られるような衝撃を受けました。傷つきながらも大事なものを守ろうと闘う鷲津と共に、そんな鷲尾にくらいつき奮闘する梨恵という女性がとても愛おしく、演じられる喜びを感じています。大胆かつ大切にそして楽しく演じていきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします!<高橋克典 「善悪兼ね備えた人間を魅力的に演じられたら」>政治の世界の役はあまり経験がありません。若くしてその地位を勝ち得た総理大臣。魑魅魍魎(ちみもうりょう)、有象無象の中で、一筋縄ではいかない、善悪兼ね備えた人間を魅力的に演じられたらと思います。ミステリーを兼ねた復讐劇のカタルシスをどうぞお楽しみください。<片平なぎさ 「どうも彼女には表の顔と裏の顔がありそうな気配」>厚生労働大臣・鴨居ゆう子。難しい役をいただきました。志高く、男社会の政界で、女性が大臣職にまで登りつめるには、どれだけの努力と犠牲を払ってきたのでしょう。どうも彼女には表の顔と裏の顔がありそうな気配を私は感じるのです。鷲津亨にとって、ゆう子は敵となるのか味方となるのか…。私自身これからの展開がとても楽しみです。このところの政界のニュースは、国民をがっかりさせる嘘や逃げばかりが目立ちます。現実はドラマの様にはいかない! かもしれまんせんが、悪事はいつか暴かれ、裁かれる!! と信じたくなるドラマです。<岸部一徳 「これこそが連続ドラマの魅力」>連ドラには1話ずつ完結するものと1話から最後まで続くものがありますが、このドラマは後者の方です。脚本は実に面白かったです。弱い立場の人間が真実に向かって政治の世界の大きな力に戦い続ける。これこそが連続ドラマの魅力だと思いました。みんなで良い作品になるよう頑張ります。「罠の戦争」は2023年1月16日より毎週月曜22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2022年11月15日女優の福原遥が出演する、旭化成ホームプロダクツ「冷凍貯金ラボ」の新CM「冷凍貯金はじまりはじまり」編が5日より放送される。新CMでは、新社会人役を演じる福原のもとに、冷凍貯金公式キャラクター「れいちょクマ」が登場。食材を冷凍してストックしておくことで、忙しい毎日の暮らしにゆとりをうむ新習慣「冷凍貯金」を伝授する。○■福原遥インタビュー――「冷凍貯金ラボ」アンバサダーに就任して約半年ですが、プライベートで「冷凍貯金」は実践していますか?しています! 本当に、アンバサダーを担当してCMに出演させていただけると聞く前から家族みんなも(サランラップやジップロックを)たくさん使っていて、お世話になっていたので、まずすごく嬉しくて、オフの日にごはんを炊いて、冷凍したり、肉じゃがとか、野菜炒めとか、いろんなものを作って「冷凍貯金」をしています。野菜をみじん切りに切って、あとでお湯に具材を入れるだけでおみそ汁ができる、作り置きをいっぱいして冷凍庫はパンパンです!――「冷凍貯金」を活用されているということなのですが、一番よく活用するレシピは?この間はトマト煮を作って何個も冷凍しておいたりとか、野菜も玉ねぎをいろんな切り方にして冷凍しておいて、ハンバーグを作りたいときに、みじん切りをすぐに使えたり、おみそ汁のときは薄切りを使うとか、そういう使い方で貯金しています!――今回のCMでは毎日忙しく過ごす新社会人役を演じましたが、女優以外にもやってみたかったお仕事は?昔からヘアメイクさんに憧れていて、本当になりたいって小さい頃思っていたので、ヘアメイクさんになってメイクしてあげる方をときめかせたいなと思います。メイクをしたりとか、メイク道具を集めたりするのが好きで、やってみたいです!――今回のCM「冷凍貯金はじまりはじまり」編にちなみ、福原さんが最近新しくはじめたこと、はじめてみたいことは?YouTubeをやらせていただいているんですけど、YouTubeの(登録者が30万人を突破した)記念で観葉植物をひとついただいて それをずっと育てていたら、観葉植物ってすごいエネルギーをもらえるなって思って、今お家で観葉植物が7個ぐらいあって 新入りを集めていっぱい育てています。毎朝のランニングとか筋トレとか継続するものをちゃんと始めて、現場にスッキリした状態で行ける朝を過ごせるようになりたいです。急いで起き上がって用意して家を出る生活なので、もっと優雅な朝を、紅茶とか入れながら過ごしてみたいなと思います。最短は5分で(家を)出られます。お弁当をたまに持って行くんですけど、お弁当のものを全部温めて詰めるだけなので、すごく(「冷凍貯金」で)助かっています!――今回、CM放映に合わせて豪華プレゼントが当たる「冷凍貯金キャンペーン」を実施しています。福原さんが今まででもらって一番嬉しかったプレゼントは?手紙です。私すごい手紙を書くのも、もらうのも好きで、もらった手紙は全部宝物ボックスみたいなものにしまっているんですけど、誕生日にもらったりしたものは嬉しくてとってあります! 手紙は疲れたときに読み返しています。お互いの思い出が書いてあったり、「遥ちゃん こういうことあると思うけど、頑張ってね」とか応援してくれるメッセージを見ると、嬉しいなと思います。――冷凍「貯金」にちなんで、貯金が貯まったら買いたいもの、してみたいことは?貯金が貯まったら、家族みんなが住める一軒家を買いたいです。将来お家を建てるのが夢なので、自分でデザインしたりして、一つだけの大切な温かいお家を作りたいなと思います。
2022年11月02日朝ドラ『舞いあがれ!』で、主人公の舞を演じている福原遥さん。これまでの芸能生活を振り返りながら、子供の頃から熱望していたという、ヒロイン役への想いを語ります。10月より放送がスタートした、NHKの連続テレビ小説『舞いあがれ!』。オーディションで、2545人の中から抜擢され、ヒロイン・岩倉舞を演じているのは福原遥さん。同局で’09年~’13年まで放送されていた、子供向け料理番組『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』(以下、まいん)で、主人公の柊まいん役を務め、「まいんちゃん」の愛称でも親しまれてきた福原さんが、新たなステージに踏み出しました。――幼少期の舞を務めているのは、子役の浅田芭路(はろ)さんですが、第1週の完成作をご覧になって、どんなお気持ちでしたか?毎日撮影をしながら、早く見たい!という気持ちがどんどん増していたので、オープニングを見ただけで嬉しくて、感動しました。第1週は子供時代の物語から始まるので、私はほとんど登場しないのですが、見てくださる方々を優しく包み込み、そっと背中を押すような物語が想像できて、ホッとしました。――舞は、環境を変えるために東大阪から、長崎県の五島列島へ行き、空に憧れるようになっていきますね。福原さんから見て、どんな女の子ですか?幼少期から病弱で、走ったりするだけですぐに熱が出て、学校を休まなければいけなくて。人の気持ちを考えすぎて、周りにいる家族や誰かを優先してしまい、言いたいことや本音を強く言えない女の子でした。いつも葛藤に苦しんでいるのですが、そんな姿は、私と重なる部分も多いです。実は私も昔から、強い主張や意見を伝えることができなかったし、いつも自信を持てずにいました。でも、幼い舞はだんだん、強い人になりたいと思うようになっていきます。そして成長するにつれ、その思いが今度は、自分自身が努力をすれば、絶対にできる、夢は叶うんだという、前向きで強いマインドに変わっていって。とにかく挑戦してみたい、もっともっと強くなって、みんなを笑顔にするようなことがやりたいと思うようになります。そんな舞に、根本の部分で共感できるからこそ、変わっていく様子が頼もしくてカッコよく映って。演じながら、一緒に成長できている感覚がすごく楽しいです。だから何より私が、舞から勇気や自信をもらい、助けられている気がしています。――福原さんの、そんな想いを知ったうえで見ることで、より舞を応援したくなりました。ありがとうございます!――以前から、いつか朝ドラのヒロインを務めたい、という強い想いを持っていたそうですね。その辺も舞と重なりますが、熱望していたのはなぜでしょうか。芸能界に入るきっかけまで遡るのですが…。子供の頃からダンスが好きで、ダンスレッスンができるスクールみたいなところを探していたんです。そんな時、友達が教えてくれたのが、子役事務所でした。当時は、ダンスができればよかったし、そもそも私は人見知りで、人と目が合わせられないぐらいの子供だったので、それを直せるならやってみようって。それで、小学1年生の時に、子役事務所に入りました。3~4年経った頃、まいんのオーディションを受けることになったのですが、もともとNHKの教育番組を見ていたし、料理番組も好きだったので、受かったらいいなぁと思っていました。――そうしたら、見事に合格したわけですね。はい。約4年間、まいんちゃんを務めさせていただいたのですが、当時はまだ自分がテレビに出ているという自覚はあまり持てなかったし、お仕事だという感覚はありませんでした。だから、ただ不思議な感じで。ようやく自覚し始めたのは、番組が終わる頃だったかもしれません(笑)。まいんをきっかけに、ファッション雑誌のモデルをやらせていただいたり、『キラキラプリキュアアラモード』で声優(キュアカスタード/有栖川ひまり役)や歌にもチャレンジさせてもらったことで、芸能のお仕事って楽しいな、という思いがどんどん強くなっていきました。――お話を聞いていると、順風満帆のようですが…。それが、中学生の頃、学校とお仕事の両立などで、仕事を続けるかどうか悩んでいた時期があって。その時に見ていたのが、朝ドラの『おひさま』でした。井上真央さん演じるヒロインの陽子が、いつも太陽のような笑顔で、明るく前向きに歩んでいく姿を見て、勇気をたくさんもらったし、私も何があっても前向きに頑張りたい、と思えるようになったのです。陽子の家族の温かさにも感動したし、自分の捉え方ひとつで、こんなにも人生は変えられるんだ、って知って。その後放送された『あまちゃん』や『ひよっこ』も大好きだったのですが、そのうち、見ているだけではなく、私もいつか朝ドラでヒロインを演じてみたい!と思うようになったのです。福原さんがヒロイン・岩倉舞を演じる連続テレビ小説『舞いあがれ!』は、空とパイロットに憧れる舞の成長物語。月~金曜8:00~8:15にNHKで放送中。出演:福原遥、浅田芭路〈幼少期の舞〉、横山裕(関ジャニ∞)、高橋克典、永作博美/高畑淳子ほか。作:桑原亮子、嶋田うれ葉、佃良太主題歌:backnumber「アイラブユー」語り:さだまさしふくはら・はるか1998年8月28日生まれ、埼玉県出身。2005年にドラマで子役デビュー。『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』で、主人公のまいんを演じて注目を集める。その後、『キラキラプリキュアアラモード』で声優を務めたり、CDをリリースするなど、幅広く活躍。放送中の連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK)に出演。ジャケット¥75,900パンツ¥40,700(共にPINKO/サン・フレール TEL:03・3265・0251)その他はスタイリスト私物※『anan』2022年10月19日号より。写真・岡田 潤(BE NATURAL)スタイリスト・津野真吾(impiger)ヘア&メイク・井手真紗子インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2022年10月13日女優の福原遥が出演する、シチズン時計「wicca(ウィッカ)」の新Web動画「A Taste of Love Moment」3編が12日より公開される。動画は全3本立てとなっており、「まるでスイーツのような感情を一つひとつ味わう」というコ ンセプトのもと、福原が恋愛の「甘い」「甘酸っぱい」「ほろ苦い」の3つの瞬間をテーマに恋の移ろいを表現。男性からサプライズで花束をプレゼントしてもらい、照れながらも幸せそうな笑顔や、相合傘にキュンキュンする姿、失恋してしまい涙を流す様子など、恋の移ろいの一瞬の表情の変化が描かれる。○■福原遥インタビュー――「Sweet & Sour Moment」編では、「好きだと、臆病になる。大好きだと、大胆になれる」という印象的なメッセージがあります。福原さんは日常で何か行動をする際、大胆ですか? それとも慎重派ですか?大胆なほうだと思います! “何をしたい! どこに行きたい!”と思ったらすぐに行動に移しているほうです!――今回の動画では恋する女の子の様々な気持ちを演じられましたが、今後挑戦してみたい役はありますか?今までに演じたことのないような役もやってみたいですし、キャリアウーマンの役や、料理人の役、アクションなど、いろんな役を演じてみたいです! 「wicca」の撮影ではカップルの自然な日常シーンなどもしてみたいです!――動画は、10月12日に公開です。10月と言えばハロウィンですが、ハロウィンで仮装するとした ら、どんな仮装をしてみたいですか?ゾンビの仮装をして友達を驚かせてみたいです(笑)!――今回「wicca」の時計を身につけての撮影でしたがお気に入りのデザインはありますか?「wicca」の時計はつけているだけで心がときめいて、ずっと見ていたくなるキラキラしたかわいらしい時計で、撮影中も色んな時計をつけさせていただき毎回キュンキュンしながら撮影させていただいていました!そのなかでも特にお気に入りなのが、「Sweet Moment」編で着用した、ショートケーキをモチーフにしたモデルです! ベルトと中の文字板がピンクゴールドになっていてとてもかわいらしく、洋服にも合わせやすく、肌馴染みも良くて、とくに大好きな時計です!
2022年10月12日第70回菊池寛賞が11日に発表され、フィギュアスケーターの羽生結弦氏、脚本家の三谷幸喜氏、作家の宮部みゆき氏、NHK『映像の世紀バタフライエフェクト』、信濃毎日新聞社「五色のメビウス」取材班が選ばれた。授賞理由は、以下の通り。■羽生結弦氏フィギュアスケートの男子シングルで五輪2大会連続金メダル、主要国際大会全制覇などの輝かしい記録を達成。本年プロ転向を宣言し、4回転半ジャンプなど、さらに高いステージを目指して挑戦を続ける。■三谷幸喜氏大学在学中に劇団「東京サンシャインボーイズ」を旗揚げ、以来40年にわたり、コメディから「鎌倉殿の13人」などのシリアスな歴史劇まで舞台、テレビドラマ、映画のすべてで優れた作品を生み出し続けている。■宮部みゆき氏デビューから35年、社会性を持つ現代ミステリーから、時代小説、ファンタジー、SF、ホラーまで数々の優れたエンタテインメント小説を発表。物語の力によって、老若男女問わず多くの人を読書にいざなう。■NHK『映像の世紀バタフライエフェクト』世界各国から収集した貴重なアーカイブス映像で現代史をたどる人気シリーズに、一人のささやかな営みが連鎖し世界を動かしたという新たな視点を導入、歴史の汲めども尽きぬ魅力を伝えている。■信濃毎日新聞社「五色(いつついろ)のメビウス」取材班コロナ禍の地域社会において外国人労働者、住民に丹念に取材、その過酷な状況、さらには国の技能実習制度や入管制度の問題を明らかにし、彼らと共存し多様性を尊重する社会の在り方を提言した。同賞は、文藝春秋の創業者・菊池寛が日本文化の各方面に遺した功績を記念するための賞として1952年に創設。菊池寛と生前関係の深かった文学、演劇、映画、新聞、放送、雑誌・出版、および広く文化活動一般の分野で、その年度に最も清新かつ業績をあげた人・団体、長年にわたり多大な貢献をした人・団体に贈られる。選考顧問は、阿川佐和子、池上彰、保阪正康、養老孟司。贈呈式は、12月上旬に都内で行われる。
2022年10月11日女優の福原遥が出演する、カルビー「じゃがりこ」の新CM「あげりこ 社会人」編、「あげりこ 女子高生」編が10日より放送される。パッケージのフタにメッセージを書くこともでき、身近な人に気軽に気持ちを伝える一つの手段として活用できる「じゃがりこ」。今回の新CMでは、日常のちょっとしたシーンで「じゃがりこ」をあげる「あげりこ」をテーマに、オフィスや学校など様々なシチュ エーションで 「あげりこ」する場面が描かれ、福原はオフィスで働く女性役を演じている。○■福原遥インタビュー(一部抜粋)――CMの感想を教えてください。楽しかったです!「じゃがりこ」のCMを昔から見ていて憧れていました。川口春奈さんのCMを見て友達と真似をして、動画を撮って遊んでいたくらい大好きなCMだったので嬉しいです!――普段「じゃがりこ」を食べますか?普段友だちと食べます! 友達とパーティーするときに「じゃがりこ」を食べます。――お気に入りのフレーバーはありますか?定番のサラダがお気に入りです。あと、たらこバターもすごく好きです!――最近気分が高まったエピソードを教えてください。最近誕生日があったのですが、誕生日を朝ドラの撮影中現場で撮影スタッフのみなさんにお祝いしてもらったことがすごく嬉しかったです! バースデーソングを歌ってくださって、プレゼントも頂きました。――「あげりこ」するなら誰にどんな言葉とともに渡しますか?この間朝ドラの現場に「あげりこ」をして、蓋のメッセージを書ける部分に「今日も頑張りましょう」とか「いつもありがとうございます」とか色んなメッセージを添えて、みなさんにプレゼントできました。メッセージを書いて、この「じゃがりこ」をあげられたことは嬉しかったです。――最後にCMを見る視聴者の皆さんに一言お願いします。プレゼントをもらうだけでもうれしいと思いますが、一言メッセージを添えて、普段の感謝とかを伝えてもらえると、嬉しいと思うし、温かい気持ちになれるプレゼントだと思うので、みなさんも大切な人に「あげりこ」してみてください!
2022年10月05日女優の福原遥が、10月4日発売の写真週刊誌『FLASH』(光文社刊)で表紙と巻頭グラビアページに登場している。10月3日からスタートしたNHKの連続テレビ小説『舞いあがれ!』でヒロイン・岩倉舞を演じる福原遥。10月4日発売の『週刊FLASH』の表紙と巻頭グラビアに登場し、赤いドレス姿などを披露した。インタビューでは「作品を通して強くなって、舞ちゃんのように人見知りの自分を変えたいです」と力強い意気込みも語っている。ほか、同誌ではデビュー10周年の岸明日香が10周年を記念した保存版のミニブック仕様のグラビアで迫力のある美ボディを披露し、戦隊ヒロイン出身女優・大久保桜子がレトロなホテルを舞台にイメージを覆す妖艶なグラビアに挑戦。『踊る! さんま御殿!!』(日本テレビ系)の出演で話題を集めている雪平莉左が世間を虜にしている美ボディを露わにしており、近日にFLASHデジタル写真集の発売を予定している井上咲楽の貴重な水着姿とインタビューを掲載している。また、デビューからわずか半年という異例のスピードで各誌引っ張りだこ状態の乙陽葵が見せたグラビアも見逃せない。
2022年10月04日現在放映中のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。俳優たちのハマり具合に加え、回を追うごとにディープさを増す展開、そして三谷幸喜の脚本の巧みさが話題になっているが、このドラマの中で視聴者の癒しポイントとなっていたのが、頼朝の異母弟・阿野全成。残念ながら8月中の放送で壮絶な最期を遂げたが、その全成を演じていたのが新納慎也だ。これまでにも数々の三谷作品に出演し、三谷の信頼も厚い彼が、大河ドラマに続き舞台『ショウ・マスト・ゴー・オン』に出演する。『ショウ・マスト・ゴー・オン』は三谷が率いる劇団、東京サンシャインボーイズが1991年に初演した傑作舞台。大物俳優が主演するシェイクスピア劇の舞台裏で起こる大小さまざまな事件を時に解決し、時に強引に片付け、時に一層大事件を引き起こしてしまったりしながらも、なんとか無事に公演を続行させようとする舞台スタッフたちの騒動を描くバックステージものだ。今回は最後の上演(1994年)から数えてなんと28年ぶりに、三谷自ら手掛けるリニューアル版として上演される。キャストは新納を含め鈴木京香、尾上松也、ウエンツ瑛士、シルビア・グラブ、浅野和之ら、豪華俳優16名。『ショウ・マスト・ゴー・オン』への出演を控える新納に、この作品の魅力はもちろん、『鎌倉殿の13人』について、三谷幸喜との仕事について、そしてコロナ禍でショウをゴー・オンすることに対する思いについて、話を聞いた。『鎌倉殿の13人』全成の反響は予想の倍以上! 今も可能な限りリアルタイムで観ています――全成さんの最期は圧倒されました。大きな話題にもなっていましたね。大河ドラマへのご出演は3回目ですが、今回の『鎌倉殿の13人』の反響をご自身ではどう感じていますか。『真田丸』(2016年)の時の方が、反響という意味では跳ね方は凄かったのですが、あの時は「あの俳優、誰?」というのも含め、話題にしていただいたと思うんです。今回は「『真田丸』で豊臣秀次をやっていた新納さんね」とわかって観てくださる方も多いだろうから、前回ほど話題にはならないだろうと思っていたのですが……自分の想像の倍ではきかないくらいの反響をいただき嬉しい限りです。全成の最期の回ではまた“全成ロス”なんてことも言っていただいて、本当にありがたいですね。――全成さん、可愛らしかったです。なんだかずっと、“あわわ、あわわ”していましたね(笑)。――秀次も全成も、歴史上のキャラクターとしてはどちらかというと黒いイメージの人ですが、ずいぶんチャーミングに描かれていました。三谷さんの中の新納さんのイメージが“優しい人”なのかな、新納さんが演じるからこそこういう描かれ方になったのかなと思ったのですが。ははは(笑)。三谷さんも最初は、全成さんは腹黒いタイプの男として考えていたようなんです。でも、そうじゃない方に勝手に筆が進んでいったと三谷さんがコラムで書かれていて。新納さんがやっている全成を見ているとこっちの方向ではないなと、思っていたのとは違う方向に新納さんが連れていってくれたとおっしゃってくださいました。僕も最初は色々と企みも張り巡らすタイプの男だと説明受けていたし、「秀次とは真逆のイメージ」と言われていたのに、来る台本来る台本、どんどんコメディみたいになっていくんです(笑)。「おいおい三谷さん、聞いていたのと違うぞ(笑)」と思ったのですが、三谷さん曰く「そういう風になっちゃった」だそうです。ただ、全成さんが眠るお墓がある静岡県の大泉寺の住職さんがその記事を読んで、「もしかしたら本物の全成さんが、僕は世で言われているような悪い人じゃないんだと、三谷さんと僕を“真実の阿野全成像”に導いたのではないか」とおっしゃっていて、そうだったら素敵だなと思っています。――宮澤エマさん演じる実衣さんとのご夫婦像も印象的でした。宮澤さんとはそれ以前から舞台共演もありますが、どんな相手役さんですか。三谷さんの『日本の歴史』で兄妹の役を演じています。昨年再演もありましたが、この初演(2018年)がエマちゃんとの初共演。この作品を初演から一緒に作り上げた、同志というか戦友。彼女には絶大な信頼を持っています。そんな間柄だから、夫婦と言われて照れくさいなと思ったのは最初の1シーン目くらいだけですね。相談せずとも「こういう夫婦像だよね」と方向性がバシっと見えたのは、長らく舞台を一緒にやってきたからこそだな、と思っています。今回の現場が初共演だったら、あの空気感は出せなかったんじゃないかな。――ちなみに今、『鎌倉殿の13人』はご覧になっている?観てます、観てます。可能な限りリアルタイム視聴していますよ!――どんな心境で、実衣さんのことを見ているのですか?ドラマ全体的には、もう一視聴者として見ているんです。全成退場後の台本ももらっていないから、話の展開も知らないですし。でも実衣ちゃんに関しては自分の妻だと思って見ています(笑)。まさにあの世から下界を見守っている心境。「赤が似合うね」「赤を着てくれ」と言ったけれど、そんな血みたいな赤じゃないんだよな~とか、そんな怖い顔しないで~「誰も恨んじゃいけないよ」って言ったでしょ、とか。「ちょっと、実衣ちゃーん!」って、ハラハラ心配しています(笑)。――素敵なエピソードです! そして新納さんは、三谷作品が続きます。次回出演舞台『ショウ・マスト・ゴー・オン』は脚本・演出ともに三谷さん。東京サンシャインボーイズの名作として知られていますが、作品はご存じでしたか。僕、たぶん28年前に観ている……と思います。ただこの作品、テレビで劇場中継をしているんですよね。だからテレビで観た記憶を劇場で観たと勘違いしている可能性もなきにしもあらずですが……でも観ているのは確かです。宝物のように大事にしている三谷幸喜からの言葉――28年前って、新納さんは何をされていた時期ですか。大学生でした。僕は演劇科だったので、芝居を観に行くことは今以上にしていたんです。当時は第三次くらいの小劇場ブームで、演劇好きとしては三谷さんの作品や東京サンシャインボーイズは絶対観たいものだった。大学は大阪なのですが、たしか仕事でちょうどその時期に東京に行く予定があったから、チケットを取った記憶もうっすらある。でもそれは別の記憶とごっちゃになっていて実はテレビで観たのかも、そのへんの記憶は曖昧ですが(笑)、でもわりと中身は覚えていて、ずっと笑い続けていたな、という印象です。――その作品を28年ぶりにリニューアル上演しますと出演のオファーがあった時の心境は。「まじですか、やったぜ!」ですね(笑)。あの作品に僕が出ていいの!? という感じ。自分が何役なのかといったことも考えずに、ただ嬉しかったです。――そして新納さんが演じるのが……。初演で梶原善さんが演じていた、小道具作りの名人です。梶原さんの役だというのは、すごいプレッシャーです。僕も一演劇好きとして、大好きだった前回上演を観た記憶を塗り替えたくない! と思うこともよくあるんですよ。だからそう思う方もいらっしゃるだろうなというのはよくわかりますし、比べられてしまうことは、仕方ないですね。ただ、とにかく参加できることが嬉しいので、「やらせていただけるんですか、ラッキー!」という気持ちです。――三谷さんとは、何か話をされていますか?していないです……あ、ちょこっとだけメールはいただきました。「次、『ショウ・マスト・ゴー・オン』よろしくお願いします。あ、梶原善さんがやっていた役ですよ」とだけメールが来て。「はい、知っています」で会話が終わりました(笑)。ドラマの時は「あの時のあの役のような感じで」とか「新納さんのこういう部分を出してほしい」というざっくりした情報はくださるのですが、舞台はわりといつも事前情報は“無”ですね。別の方が監督するドラマと違って、舞台は現場に三谷さんがいらっしゃるので、稽古に入ったら好きなだけディスカッションもできますから。――新納さんから見た三谷さんは、どういう方ですか。僕が今までやってきた演出家さんの中でも、穏やか度ではかなり上位に入ります。三谷さんの現場はいつも穏やかで笑いが絶えなくて楽しい。あと、三谷さんが選ぶ役者さんって、性格がいい人が多いんです(笑)。だから現場で揉めたりすることもなく、穏やかに時間が過ぎていく。でも三谷さんご本人は、もちろんとても頭がいい方なのですが……お葬式で笑い出しちゃう人っているじゃないですか。そういう方だと思います(笑)。頭の中でずっと、やっちゃいけないこと、言っちゃいけないことを考えていて、自分の中で可笑しくなっちゃう人なんだろうなと感じます。楽しい方なんですが、ちょっとブラックなところもある楽しさなんです。――三谷作品への最初の出演は舞台『恐れを知らぬ川上音二郎一座』(2007年)でした。この時からご自身が三谷さんに「ハマった」自覚はあったのでしょうか。ないです! まったくありませんでした。三谷さんが僕の芝居を見て爆笑しているようなこともあまりなかったし、僕もそこまでの手応えはなかった。千秋楽の日に「三谷さんの作品に出るのはこれが最初で最後だろうな」と思った記憶があります。実際、そういう方もいっぱいいるでしょ、1回出て次がない俳優さん(笑)。自分もそういう感じだと思っていました。でも2回目、3回目と呼んでいただいて。何作目かで初めて「僕のどこを評価してくださっているんですか?」とお聞きしました。それも恐れ多くてなかなかお聞きできなかったんです、ずっと「たまたま続いて呼んでもらっただけかも」と思って。――三谷さんは何と?「僕は新納さんの中にある悲しみが好きなんです。あなたの悲しみを抱えた感じと、繊細さが好きなんです」と言っていただいて。嬉しかったですね。僕はよく悪役やエキセントリックな役、女装する役柄を振られがちなんですが、三谷さんは「新納さんを飛び道具みたいにだけ使う演出家やプロデューサーは、あまり信用しない方がいいよ」とおっしゃっていた(笑)。「本当の新納慎也を見ている人は、悲しみを表現する役を回すはずだ」とおっしゃってくれた言葉を、僕は宝物のように抱きしめています。――それがあの、全成像に繋がっていくんですね。……さて『ショウ・マスト・ゴー・オン』ですが、この言葉は演劇人にとってはとても大切な言葉であり、さらにこのコロナ禍の数年は、多くの演劇人がこの言葉について考えた期間でもあったかと思います。この時期に、このタイトルの作品を上演すること自体にメッセージがあるようにも感じました。僕もまさに、最初に『ショウ・マスト・ゴー・オン』をやると主催のシス・カンパニーさんからご連絡いただいた時に「この時期だし、すごくいいと思う!!」と言いました!3つの“ショウ・マスト・ゴー・オン”『ショウ・マスト・ゴー・オン』チラシ――“ショウ・マスト・ゴー・オン”という言葉について新納さんが思うことを教えてください。今、3つの“ショウ・マスト・ゴー・オン”があると思っています。この劇中で言う“ショウ・マスト・ゴー・オン”は、幕が開いたら絶対に途中で下ろしてはいけないということ。これは僕らは演劇を始めた第一歩から叩き込まれたことです。“ショウ・マスト・ゴー・オン”は何があっても死守するというのが当たり前にあります。それから、当たり前だったこの言葉に改めて向き合った最初の出来事は3.11の東日本大震災。この時は地震があり津波があり、1・2日ですが劇場をいったん閉じざるをえなかった。その後も電力の問題などがあり様々な葛藤がある中でも演劇界は「こんな時こそ、今こそエンターテインメントをやらなければ」と“ショウ・マスト・ゴー・オン”という言葉を合言葉のようにみんなが口にしたし、この言葉の意味を深く感じていました。そしてこのコロナ禍では、この言葉はまた少し違う意味合いを持ってきています。こんな時こそエンタメの力を……という気持ちはもちろんあるんだけれど、人を集めてはいけない、人が集まることが害になるという状況になり、“ショウ・マスト・ゴー・オン”とは言っていられなくなってしまった。その無力感を僕たちは経験した。今は2020年の緊急事態宣言下のような状況よりは緩和されて劇場は動いていますが、それでも現在の第七波ではバタバタと公演が中止になっていて、まともに予定通りの形で上演できる舞台の方が少ないくらいです。それでも必死で僕たちは幕を開けようと、1カ月半とかの稽古をする。実際に一回も上演できずに終わる舞台もたくさんあるのに、“ショウ・マスト・ゴー・オン”の気持ちで次から次へと作品を作っている。その“演劇への愛”みたいなものを、この言葉に重ね合わせています。舞台人が舞台にかける思いを痛感している今だからこそ、この物語で描かれている「幕を降ろさないために演劇人たちがどんなに必死に舞台を作っているか」は、お客さまにもリアルなものとして伝わるのではないでしょうか。それに、ここで描かれているエピソードはめちゃくちゃなことなんだけど、意外とありえないことじゃないんですよ。実際、盆が止まらなくなってぐるぐる回り続けた俳優さんも僕は知っている(笑)。まだ劇場では声を出すことは控えていただいている状況ですが、でも少しずつ世の中も、屋外だったらマスクを外していいんじゃないかとか、コロナ対策を見直す方向になってきていますよね。声を出して劇場で笑える時期も近付いてきていると思う。すべてにおいてこの『ショウ・マスト・ゴー・オン』の上演がピタッとはまるタイミングなんじゃないかな、と思います。取材・文:平野祥恵撮影:源賀津己ヘアメイク=田中エミ(Rapport81)スタイリスト=津野真吾(impiger)衣装=ジャケット 価格未定(ZARNY / ZARNY.K.K TEL 03-4577-8515)・その他(スタイリスト私物)ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★新納慎也さんのサイン入りポラを抽選で2名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!★10月10日(月・祝)よりチケット一般発売開始!
2022年10月01日俳優の草なぎ剛と香取慎吾による2人芝居『burst!~危険なふたり~』の囲み会見が30日、東京・日本青年館ホールで行われ、草なぎと香取、作・演出の三谷幸喜氏が出席。三谷氏が2人のことを絶賛した。2015年に上演された舞台『burst!~危険なふたり~』が7年ぶりに復活。10月1日から26日に日本青年館ホールで上演される。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の脚本執筆を終えた三谷幸喜氏が作・演出を務め、三谷作品への出演は本作初演以来となる草なぎと、舞台『日本の歴史』(2021年)をはじめ多くの三谷作品に出演してきた香取が、再び2人芝居で魅せる。三谷氏は「今、僕が着ているスタッフジャンパーは初演のときのやつなんです。この作品が好きなので早くまたこのメンバーでやりたいなという願いを込めて7年前からずっと着ているスタジャン。夢がようやく叶ったという感無量な気分です」と感慨深げ。草なぎは「再演というのは何か意味があることだと思っていて、再演で完成することもたくさんあるので、初演のいいところもありつつ、また新たな発見もあるんじゃないかなと楽しみにしています」と期待し、香取は「三谷さんの作品に出られることもそうですが、草なぎ剛という、僕がとても好きな俳優さんなので、一緒に芝居できてとても楽しいです。古くからの付き合いですけど今改めてこうやって2人がぶつかり合えている時間がとっても楽しいです」としみじみと語った。三谷氏は、草なぎと香取のことを「最強のふたり」と表現し、「二人芝居って実はすごく難しくて、このお二人はそういうこと何も感じずにさらっとやられているけど、僕からするとよくこんなことができるなって思う。しかも普通の二人芝居ではなく、2人しか舞台に立てないけど2人が顔を合わせるのは1回だけ。あとはずっと2人とも違う方向を向いてしゃべっている。ものすごく演劇的に高度なことなんですよ」と絶賛。さらに、「相手の顔を見て呼吸を合わせないとできないことなんだけど、今回は遠隔操作みたいな感じで2人が遠くを見ながらしゃべっている。なおかつ呼吸がぴったり合って、綿密な構成でいい演劇的な空間が続く。そんなことって普通の俳優さんはできない。できたとしても、ものすごく稽古しなきゃいけないと思う。それをさらっとやっちゃった2人は本当にすごい2人だなと思います」と褒めちぎった。草なぎは「そうだったんですか。もっと早い段階で言ってくれたら自信持てたのに。三谷さんに褒めていただいてうれしいです」と笑顔。香取は「うれしいですけど、三谷さん自分で作った作品を褒めているみたいな」とツッコミを入れ、三谷氏が「僕の作品というより2人の作品だと思うので自画自賛できるのかな」と言うと、「ありがとうございます」と返した。三谷氏は最後に「僕はこのお二人の大ファンで、このお二人のために作品を作ることができたのがすごく光栄に思っています。だいたい1時間40分ありますけど、こんなに長く生の2人を見ていられるチャンスってあんまりないと思う。ずーっと出てますから、それはすごい機会だと思うので存分に楽しんで味わっていただきたいと思います」と語った。
2022年09月30日シネマ歌舞伎『三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち』のBlu-rayが、12月7日(水) にリリースされることが決定した。『決闘!高田馬場』に続き三谷幸喜が手がける新作歌舞伎2作目となる本作は、エンタテインメント性たっぷりに歌舞伎の古典的表現を存分に活かした冒険コメディ。令和元年6月に東京・歌舞伎座で上演されると、連日大盛況となりシネマ歌舞伎化。そして今回ファンからの熱望の声を受けてBlu-ray化されることとなった。原作は、2021年に逝去したみなもと太郎が1979年から約40年にわたり連載した歴史巨編漫画『風雲児たち』。その中から、見知らぬ異国の地ロシアに漂流し、様々な困難に直面しても日本へ帰ることを諦めず強い意志を持ち運命と闘い続けた伊勢の船乗り、大黒屋光太夫の物語を歌舞伎舞台化した。出演者は松本幸四郎のほか、三谷が脚本を手掛けるNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演している市川猿之助、片岡愛之助、坂東彌十郎、尾上松也、そして「義高ロス」を巻き起こした市川染五郎と、今をときめく歌舞伎俳優が勢揃いしている。Blu-rayには、みなもと太郎が本作のためだけに描き下ろした、貴重なイラストを基にしたオリジナルアニメーションを収録。映像特典には、稽古風景や稽古後囲み取材、完成披露上映会の舞台挨拶を収録している。シネマ歌舞伎『三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち』Blu-ray情報付き予告<リリース情報>シネマ歌舞伎『三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち』2022年12月7日(水) リリースBlu-ray:8,250円(税込)※デザイン・内容・仕様は予告なく変更となる可能性がございます。『三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち』Blu-rayジャケット【映像特典】・稽古風景 ※上演時・稽古後囲み取材 ※上演時・完成披露上映会舞台挨拶【予約&購入特典】松竹DVD倶楽部で予約&購入で、松本幸四郎・市川猿之助・片岡愛之助のオリジナルブロマイド3枚セットをプレゼント。詳細はこちら:<公演情報>シネマ歌舞伎『三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち』原作:みなもと太郎作・演出:三谷幸喜【出演】松本幸四郎 / 市川猿之助 / 片岡愛之助市川男女蔵 / 八嶋智人坂東新悟 / 中村種之助 / 市川青虎 / 中村鶴松 / 市川染五郎 / 大谷廣太郎松本錦吾 / 市川寿猿 / 片岡松之助 / 澤村宗之助坂東彌十郎 / 市川高麗蔵 / 坂東竹三郎松本白鸚語り:尾上松也【あらすじ】天明二年十二月十四日、駿河湾沖を嵐が襲い二十四隻もの船が犠牲になった。二十三隻が海の藻屑と消えたなか、一隻だけ生き残った船、それが、大黒屋光太夫らを乗せた商船「神昌丸」。船頭・光太夫を含む十七人の船乗りたちは八カ月間海原を漂流し、ロシア領アリューシャン列島アムチトカ島にたどり着く。そして、次々と仲間を失いながらも、光太夫たちはふるさと日本への帰国を目指し、ロシア大陸を奥へ奥へと進んでいく――。
2022年09月17日脚本・演出 三谷幸喜、出演 草彅剛・香取慎吾の3人による舞台『burst!〜危険なふたり~』が、7年ぶりに上演されることが決定した。本作は草彅剛と香取慎吾のみの二人芝居。香取は舞台『日本の歴史』(2021年)をはじめ多くの三谷作品に出演してきたが、草彅は本作品初演以来の三谷幸喜作品への参加となる。公演は、10月1日(土) から10月26日(水) まで日本青年館ホールにて上演予定。チケットの一般発売は、9月3日(土) 10時より開始される。■三谷幸喜 コメント大好きな作品の再演。一番楽しみにしているのは僕かもしれません。だってこんなに芝居がうまくて、こんなに格好良くて、こんなに仲のいい役者が揃った二人芝居って、そうはないですから。■草彅剛 コメント慎吾ちゃんとまた2人芝居できるのは嬉しいです。2人ならではのburst感を三谷さんが作ってくれました。張り切りマッスル!■香取慎吾 コメント大好きな三谷幸喜さんの頭から生まれた言葉たちで、大好きな俳優 草彅剛さんとburst!します。再び。<公演情報>『burst!〜危険なふたり~』2022年10月1日(土)~26日(水) 日本青年館ホール『burst!〜危険なふたり~』ロゴ脚本・演出:三谷幸喜出演:草彅剛 / 香取慎吾【チケット料金】S席:12,500円(税込)A席:7,500円(税込)一般発売日:2022年9月3日(土) 10:00~(予定)新しい地図NAKAMA先行受付:2022年8月11日(木・祝) ~(予定)公式サイト:
2022年07月26日女優の福原遥が出演する、旭化成ホームプロダクツ「冷凍貯金ラボ」の新WEBムービー「夏休みこそ!冷凍貯金クッキング!」が26日より公開される。WEBムービーでは、「冷凍貯金ラボ」アンバサダーの福原と、公式キャラクターの「れいちょクマ」が「冷凍貯金」を活用した時短レシピに挑戦。サランラップとジップロックを使って、「レンジにおまかせ彩りスープ」「かけるだけ!速攻ミートソースライス」 「寝ている間に味染みカレーチキン」の3品を調理していく。福原と「れいちょクマ」が、天の声にツッコまれながら、仲良く調理を進めていく様子にも注目だ。○■福原遥インタビュー――撮影の感想をお聞かせください。料理をする撮影というのを最近なかなかしてなくて、すごく久々だったので新鮮で昔を思い出しながらお料理しました。「れいちょクマ」くんがかわいすぎて終始癒されながら撮影していました。――撮影内で作ったレシピの中で、福原さんの一番のお気に入りはどれですか? 理由もあわせて教えてください。「かけるだけ!速攻ミートソースライス」が一番お気に入りです。ミートソースライスっていうのも新鮮で、食べたときに「こんなおいしいんだ」という感動と、ひき肉だったり手間暇かかる料理なのにあんなにおいしいものがすぐに作れるのって素敵だなって思いました。――福原さんが普段の生活の中で実践されている「時短テク」はありますか?髪が長いのでお風呂からあがった後に髪を乾かす時間が好きじゃなくて「もっと早く乾いたらいいのに」って思いながら、いつもドライヤーをかけているのですが、最近、前のドライヤーが古くなって壊れてきたので、新しいドライヤーを2台使いで乾かして、いつもより時短で乾くようになったので、よかったなって思っています。――この夏、時間がとれたら何をしたいですか?花火を見たいです。ずっとコロナ禍で花火が打ち上がらなかったりしたんですけど、今年はいろいろ気をつけながらも、きれいな花火を見れたらいいなと思っています。――今回忙しいママ・パパのための冷凍貯金活用レシピということで実演いただきましたが、福原さんはご両親に何か料理を振舞ったことはありますか?小さい頃、料理番組に出演していたときに、餃子の皮をピザにしてその上にケチャップとかチーズとかをのせて作る料理があったのですが、初めて家族に振る舞って「おいしい」と言ってもらえたのは記憶に残っています。うれしかったです。――夏休みの忙しいママ・パパに向けて応援メッセージをお願いします。夏休みは子どもの頃は楽しかったっていう記憶しかないんですけど、お母さんは毎日朝昼晩ってごはんを作ってくれたり、お父さんも毎日一緒に外で遊んでくれたりしたので、皆さんもきっと大変だったり、体力的にも忙しいと思います。ぜひ今回の「冷凍貯金」を使ってちょっとでも時短しながら家族とゆっくりした時間を過ごしてください。頑張ってください、応援しています。
2022年07月26日26歳の佐奈がCEOを務めるスタートアップ企業を舞台に、おじさんサラリーマンの小鳥が転職してくることから始まるドラマ『ユニコーンに乗って』。杉野遥亮さんは、佐奈のビジネスパートナーで優秀なエンジニア・須崎功を演じる。「須崎は、不動産業の父親の言うことに従ってきたけど、しっかり自立して、佐奈と一緒に会社を立ち上げ、小鳥さんの価値観に触れながら変わっていきます。このドラマを通じて、一番成長するんじゃないかな。小鳥さんの感性や考え方がすごくいいんです。40代になっても新しいものを取り入れようとしたり、大事なことはちゃんと伝えたり、今の世の中で大事なことが詰まっていて、僕自身、心を動かされています」その小鳥を演じるのは西島秀俊さん。小鳥のような柔らかさや温かさを持った方だそう。「バイオレンス作品のイメージが強くて、勝手にものすごいオーラを放っているんじゃないかと思っていたんです。もちろん風格があるんですが、相手への思いやりが自然と滲み出ている方で、現場での佇まいなど勉強させていただきたいです。佐奈役の永野芽郁さんは、現場で台本を読み込んでいる姿を見て、すごく役に集中している印象を受けました」役作りで起業家に会い刺激を受け、仕事への向き合い方に共感したそう。「既存の組織だと、やるべきタスクがある程度決まっていて、どうしてそれをやるのか理由を考えなくなってしまいそうですが、僕は、やるべき理由を知っておきたいんです。作業としてではなく、悩んだり、正解だと思ったことも壊したりしながら仕事をしたい。そうじゃなければやる意味がないと思っているので。そういった意味で、自分たちの手で立ち上げた会社を大きくするにはどうしたらいいか、考えて動くスタートアップ企業の方々は、とても素敵だなって。僕は、結構意見を言うタイプなので、サラリーマンだったらクビになっちゃいそうですし(笑)。俳優でなければ、地方で農業をやりたいです。以前、バラエティのロケで農家の方からお話を聞く機会があって、毎年、気候が変わって大変な中でも、いいものを作りたい、それにはどうしたらいいか、ものすごく考えてらっしゃったんです。自分で考えて、自分で作る。思えば、農業もスタートアップ企業的ですね」密かに思いを寄せているが、佐奈との関係を壊したくなくて、なかなか告白できない不器用な須崎…。二人の恋愛関係も見どころで、胸キュンシーンにも期待ができそう!「もどかしいと感じるほどピュアな行き違いがとても丁寧に描かれているので、二人の関係も楽しみにしていただきたいです。ただ、須崎が、恋愛と仕事がごっちゃになっていて、上手く線引きできないところは役として理解はできるんですけど、僕自身は、一緒に仕事している期間中に関係する人を好きになることはまず考えられないです。もちろん、仕事に対する向き合い方からでも人となりはわかりますが、仮に恋愛が始まるとしたら、その先にもっと中身を知ってから。プライベートで僕が胸キュンするものですか?実家で飼っている犬の動画!両親が定期的に送ってくれるんですけど、最近ちょっとキュンが不足しているんで、そろそろ新しい動画を送ってもらわないと(笑)」『ユニコーンに乗って』成川佐奈(永野)は、世間が注目する若きCEOだが、貧しい家庭環境を売りにするしかなく、行き詰まりを感じていた。そんな時、元・銀行マンの小鳥智志(西島)が面接を受けに来る。毎週火曜22:00~、TBS系にて放送中。すぎの・ようすけ1995年9月18日生まれ、千葉県出身。ドラマ『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』、映画『東京リベンジャーズ』など、多くの話題作に出演。映画『バイオレンスアクション』が8月19日全国公開。※『anan』2022年7月20日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・小泉咲子(by anan編集部)
2022年07月18日女優の川口春奈と福原遥が出演する、カルビー・シンポテトの新CM「はるなとはるか編 NEW塩Ver.」が、20日より放送される。新CMでは、初共演となる川口と福原が姉妹役で登場。姉の川口が、不安な表情を見せる妹・福原を「あんまり考えすぎるなーなななーな」と軽快な口調で励ます。打ち合わせからリラックスした様子で臨んだ2人は、撮影でも自然体な演技を披露。撮影の合間には、川口が福原をまるで本当の妹をかわいがっているように2人で話す場面も見られた。■川口春奈&福原遥インタビュー――今回が初共演となりましたが、いかがでしたか?川口:今まではずっと1人で撮影していたので、嬉しかったです! 今回は姉妹設定というのもあって、こんなにかわいらしい妹ができて嬉しいです。福原:私も嬉しかったです! (これまでにも)事務所で何度かご挨拶させていただくことはあったんですが、ゆっくり話したりはなかったのでいろいろ話しかけていただき嬉しかったです。――食べた感想を教えてください。川口:さっきも食べていたんですが、開けたらどんどん食べてしまって、とにかく食べやすくて軽い食感でいくらでも食べられて、おいしくいただきました!福原:2つの味があって、本当に違う味でやみつきになる味でした! チャックがついているポテトチップスもなかなかないので、撮影の合間にもバッグにいれられて嬉しいです。――最近「少しシンポ(進歩)したな!」と感じたこと、または「もう少しシンポ(進歩)したいな〜」と思うことを教えてください。川口:身体を動かすことや運動・トレーニングが苦手なんですが、体力作りの意味も込めて、「週に何度か体を動かそう!」と思えるようになったことがちょっとだけ進歩したなと思っています……!福原:台詞覚えがもともとすごく苦手な方だったんですが、最近は徐々に徐々に覚えられるようになってちょっとずつ進歩しているんじゃないかなと思っています。でも長文の台詞だと覚えるのにすごく時間がかかるので、もっと進歩してすぐに覚えられるようになりたいなと思います!
2022年06月16日遥海が、3年ぶりに開催されたアイスショー『Fantasy on Ice 2022』幕張イベントホール初日公演に出演した。『Fantasy on Ice 2022』は、羽生結弦選手や織田信成選手、荒川静香選手やステファン・ランビエル選手、ハビエル・フェルナンデス選手など、オリンピックや世界選手権で活躍するスケーターたちが一堂に会するアイスショー。遥海は、世界各国の一流スケーター達のパフォーマンスと共に配信リリースされたばかりの新曲「ZONE」を初披露。「ZONE」は、何かに挑戦したり頑張っている人にエールを送る力強い“応援歌”だ。写真:Fantasy on Ice オフィシャルそのほかにも、遥海は2022年北京オリンピックで金メダル、2018年平昌オリンピックで銀メダルを獲得したガブリエラ・パパダキス選手&ギヨーム・シゼロン選手ペアのパフォーマンスと共に、全編英語詞の楽曲「WEAK」を披露。そして残念ながら怪我で降板となってしまった樋口新葉選手と共に歌唱する予定だった「声」をソロで歌い上げた。遥海は、『Fantasy on Ice 2022』幕張全公演と名古屋全公演への出演が決まっており、生中継やライブビューイング、後日放送も予定されている。<リリース情報>遥海「ZONE」配信中「ZONE」配信ジャケット配信リンク:<イベント情報>『Fantasy on Ice 2022』5月27日(金) ~5月29日(日) 幕張イベントホール6月3日(金) ~6月5日(日) 日本ガイシホール6月17日(金) ~6月19日(日) 神戸ワールド記念ホール6月24日(金) ~6月26日(日) エコパアリーナ・特設アイスリンク公式HP:公式Twitter:<番組情報>ZIP-FM遥海レギュラー番組『Midnight Getaway』毎週月曜日深夜1:00~1:30放送中公式HP:関連リンク遥海 オフィシャルHP:遥海 オフィシャルInstagram:遥海 オフィシャルTwitter:遥海 オフィシャルTikTok:遥海 オフィシャルYouTube:
2022年05月28日三谷幸喜が手掛けるパルコ・プロデュース2022「VAMP SHOW ヴァンプショウ」がこの夏、上演されることが決定した。楽しく旅する5人組の吸血鬼。うっそうとした森に囲まれたさびれた山間の駅にたどり着く。駅には駅長と、電車を待つ女性が一人…。本作は、1992年にサードステージのプロデュース公演として初上演された伝説の舞台。2001年には、パルコ&サードステージ提携プロデュースとしてPARCO劇場にてキャストを一新し、池田成志演出で上演された異色のホラーコメディ。21年ぶりの復活となる今回は、2001年版の出演者、河原雅彦が演出のバトンを受け継ぎ、キャストには、現在放送中のドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」に出演する岡山天音、『今日から俺は!!』「インビジブル」の平埜生成、『銀魂』「勇者ヨシヒコと導かれし七人」の戸塚純貴、「獣電戦隊キョウリュウジャー」の塩野瑛久、「アンナチュラル」「シグナル」の尾上寛之が決定している。なお、チケットは7月2日(土)に一般発売が行われる。パルコ・プロデュース2022「VAMP SHOW ヴァンプショウ」東京公演は8月8日(月)~28日(日)PARCO劇場にて上演。※愛知、大阪、福岡公演あり(cinemacafe.net)
2022年05月27日福原遥が、1stアルバム『ハルカカナタヘ』を6月8日にリリースすることを発表した。4月よりNHKドラマ『正直不動産』に出演し、22年度後期の朝ドラ『舞いあがれ!』ヒロインに決定するなど女優として着実にステップアップを重ねている福原遥。アルバムタイトルの「ハルカカナタヘ」はアーティストとしても、もっと高みを目指すという思いを込めて福原自身が名付けた。『ハルカカナタヘ』は初回生産限定盤と通常盤の2形態でリリースされ、初回生産限定盤にはビジュアルブックを同梱。広告、雑誌など幅広い分野で人気のフォトグラファー今城純が撮り下ろしたTVなどで観る福原とは一味違う姿を、B5変形版全64Pの大ボリュームで収録。併せて、その中から新アーティスト写真も公開された。また、変態紳士クラブのGeGをプロデューサーに迎え、Hiplin、Rin音を客演に迎えたアルバムリード曲「道標 feat. Hiplin & Rin音(Prod. GeG)」が、本日24時より先行配信リリース。同曲のMusic Videoは、明日20時よりYouTubeでプレミア公開される。■福原遥 コメントこの度『ハルカカナタヘ』という私の初のアルバムをださせていただくことになりました!アルバムを出すことはひとつの夢でもあったので、とても嬉しく思い、たくさんの方に感謝の気持ちでいっぱいです。皆さんの心に寄り添えるような、ホッと一息つき明るい気持ちになって頂けるような、そんな歌を届けたいという思いで、心をこめて歌わせて頂きました!そしてなにより、素晴らしい方々とコラボさせていただいたりと、盛りだくさんなアルバムになっておりますので、是非楽しみに待っていてください!よろしくお願い致します!<リリース情報>福原遥1st Album『ハルカカナタヘ』2022年6月8日(水) リリース●初回生産限定盤【CD+ビジュアルブック(B5変形版全64P)】価格:5,500円(税込)●通常盤【CD Only】購入リンク:【予約特典】・応援店購入特典:オリジナルステッカー・タワーレコード購入特典:オリジナルクリアファイル・Amazon購入特典:メガジャケ・楽天購入特典:アクリルキーホルダー・セブンネット購入特典:内容未定・ファンクラブ限定購入特典:オリジナルアクリルスタンド対象期間:4月26日(火) 23:59まで詳細はこちら:<配信情報>「道標 feat. Hiplin & Rin音(Prod. GeG)」2022年4月13日(水) 0:00配信リリース「道標 feat. Hiplin & Rin音(Prod. GeG)」配信ジャケット配信リンク:福原遥「道標 feat. Hiplin & Rin音(Prod. GeG)」MV※4月13日(水) 20:00プレミア公開関連リンク福原遥 オフィシャルホームページ福原遥 MUSICオフィシャルホームページ福原遥 Instagram(@haruka.f.official)福原遥 Twitter(@haruka_staff)福原遥 Twitter(@haruka_music_s)福原遥 official YouTube Channel「福原遥とふくはらはるか」
2022年04月12日女優の福原遥が、6月8日に1stアルバム『ハルカカナタヘ』をリリースすることが12日、わかった。現在放送中のNHKドラマ『正直不動産』に出演し、2022年後期のNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』ではヒロインを演じる福原。アーティストとしても「もっと高みを目指す」という思いを込め、1stアルバムには自らタイトルを付けた。リード曲は、変態紳士クラブのGeGをプロデューサーに、Hiplin、Rin音を客演に迎えた「道標 feat.Hiplin & Rin音 (Prod. GeG)」として12日(24:00~)から先行配信をスタート。さらに13日(20:00)にはミュージックビデオを公開するほか、収録楽曲は後日発表される予定だ。また、初回限定盤には、フォトグラファーの今城純氏が撮り下ろした64ページのビジュアルブックが同梱される。コメントは以下の通り。■福原遥この度「ハルカカナタヘ」という私の初のアルバムをださせていただくことになりました! アルバムを出すことはひとつの夢でもあったので、とても嬉しく思い、たくさんの方に感謝の気持ちでいっぱいです。皆さんの心に寄り添えるような、ホッと一息つき明るい気持ちになって頂けるような、そんな歌を届けたいという思いで、心をこめて歌わせて頂きました! そしてなにより、素晴らしい方々とコラボさせていただいたりと、盛りだくさんなアルバムになっておりますので、是非楽しみに待っていてください! よろしくお願い致します!
2022年04月12日俳優の杉野遥亮が出演する、ポッカサッポロフード&ビバレッジ「ソイビオ豆乳ヨーグルト(SOYBIO)」の新CM「ボクはクセなし派編」 、「SOYBIOはクセなし編」が13日より放送される。杉野の自然体な様子で、同商品の特長であるナチュラルでクセのないおいしさを表現した今回のCM。台本を読み込む真剣な眼差しや、SOYBIOを一口ほおばって「うまビオ……」と思わず声を漏らしてしまう姿など、様々な表情を見せている。なおCMのラストで見せている「おいし〜よ」の演技は、杉野のオリジナルアレンジ。自分で言いながらも思わず口元が緩んで、はにかんでしまっていた。
2022年04月12日「三谷さんにはMCの経験がありません。それでも今回抜擢された背景には、“相棒”安住アナの意向があるんです」(TBS関係者)4月2日の放送から『情報7daysニュースキャスター』(TBS系)のMCを務めている三谷幸喜氏(60)。前任のビートたけし(75)の後を継ぎ、安住紳一郎アナ(48)と共に番組の進行を担う。現在放送中の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)も手掛けている人気脚本家の三谷氏と、TBSを代表するアナウンサーの安住アナ。異業種の2人だが、実は親交が深いようだ。「2人は’13年の『ぴったんこカン・カン』(TBS系)で初めて共演しました。以来、プライベートでも連絡を取り合う仲になったそうです」(前出・TBS関係者)交流を重ねるにつれ、「信頼関係が生まれていった」と前出のTBS関係者は続ける。「’19年7月放送の『ぴったんこカン・カン』で番組冒頭から“重大発表がある”と言い、後半までその内容を隠して煽っていました。視聴者は安住アナの結婚や退社を予想しましたが、重大発表とは“安住アナが東京五輪のキャスターに就任した”ということ。当時、視聴者として見ていた三谷さんは『ああいう演出はよくない』と安住アナに“クレーム”を送ったそうです。安住アナはそんな本音を包み隠さず言ってくれる三谷さんを頼もしく感じており、MC起用の決め手になったと聞いています」いっぽうの三谷氏がMCのオファーを引き受けたのには、“打算”があると芸能関係者は明かす。「三谷さんの『Nキャス』1本のギャラは80万円だそうです。前任のたけしさんのギャラは180万円から200万円ほどといわれているので、たけしさんの半額以下。それでも、MC初挑戦の文化人枠としては異例の高額なんです。大河の脚本のギャラは約2千万円で、映画は1本800万円から1千万円。大河は約2年間拘束される大仕事なので、三谷さんは収入減を心配していました。そんななか『Nキャス』のオファーは“渡りに船”だったそうです」三谷氏がギャラを重要視するのには、理由があるようだ。「三谷さんは’13年7月、19歳下の一般女性と結婚。そしてその翌年6月、52歳で初めてお子さんが生まれました。その後、前立腺がんが見つかり、’16年に手術することに。改めて『家族をなんとしても守っていかなくては』という気持ちが強くなったといいます」(前出・芸能関係者)『週刊文春』’21年12月30日号で、《(家庭をもつまで)ギャラが幾らかなんて考えたこともなかった。でも今は違う。三谷家のため、仕事を選ぶ基準はまずそこですから》と語っていた三谷氏。『Nキャス』での活躍次第では、“MC転身”で荒稼ぎする日が来るかも!?
2022年04月08日俳優の杉野遥亮が1日、都内で行われた「2022年Samantha Thavasa Japan Limited入社式」にサプライズ登場した。同社のプロモーショナルモデルを務める杉野は、同社新入社員にはサプライズで会場に登場し、驚きと拍手で迎え入れられると「めちゃくちゃ希望に満ちているんじゃないかなと思いますし、毎日を一生懸命生きていたらいいものが見られるんじゃないかなと思って一緒にワクワクしています。頑張ってください」とエールを送った。また、新入社員からの質問に答える企画も行われ、リフレッシュ法を尋ねられた杉野は「お風呂に入る(笑)」といい、「最近はお風呂に塩を入れて塩風呂に入ったり、水を浴びたりしています。こういう時期なのでサウナに行くのもあれなので、僕は家で楽しんでいたりしています。(家で)リラックスできる時間を過ごすようにしています」と回答。続けて、“仕事でやりがいを感じる瞬間は?”との問いには「自分が楽しめているとき、自分が楽しいなって思っているときで、その瞬間にやりがいを感じるというよりは、その瞬間のために頑張っているときかなと思います。自分が今、演技をして満足することってないけど、ある程度、自分的にいいものができたかなというときはやりがいを感じますけどね」と笑顔で語った。さらにMCから、初仕事をした際の思い出を聞かれると「めちゃくちゃ緊張しました。まだ大学在学中だったので、社会人になるということがあまり理解できていなかったんですよね。だからそのときは“仕事をする”というスイッチよりも、そこにいる人たちとどう関わっていくかとか、その関わりをどう楽しんでいくかということにフォーカスしていたので、どう見られるかということばかり気にして、仕事を楽しむという余裕はなかったですね」と振り返り、「でも、新しい経験ができたことに対するうれしさみたいなものはとてもありました」とコメント。この春に新たに挑戦しようと思っていることを尋ねられると「家のインテリアを整えようかなと思っています。こういう時期というのもありますし、できるだけ自分がホッとする空間だったり、安心する空間、自分自身に戻れる時間というのは、自分が年齢を重ねるごとに“大事だな”って思っています」と吐露し、「“それがあるから頑張れる”だったり、仕事で自分のパワーを発揮できるってことはあるなって日々実感しているので、自分が好きなものばかりを集めて、こだわってやっていきたいと思いますけどね。まあ、春は関係ないですけどね(笑)」と自分にツッコミを入れて笑わせた。そして、一緒に仕事をしたいと思う人を聞かれ「真面目な人」と答えた杉野は、「自分はけっこう真面目なんですよ(笑)。仕事をやっているときはそこに集中しちゃうし、それをやりに来ているというスタンスでいるので、その意識を持って一緒にやっている人は、僕からすると“いいものが作れるな”って実感があるし、同じ方向を向いていることにうれしく思って、それだけでも仕事をやっている意味はあるなと思います」と語り、「やっぱり何事も一生懸命だったり、毎日必死に生きている人と一緒に何かを作り上げていきたいなというのは、日々思いますけどね」としみじみと語った。
2022年04月01日杉野遥亮は、人と壁をつくらない。ふらっと取材場所に入ってきて、まるで教室の雑談に加わるみたいな気軽さで話しはじめる。選ぶ言葉も変にかしこまったりせず、正直で、飾りがない。その素直さは、彼のお芝居にもよく表れている。杉野遥亮が演じる役は、もちろんどの役もそれぞれ違う人物なのだけど、どこかで杉野遥亮という器がうまく役に機能しているようなところがある。杉野遥亮が演じるから、すっと観る人の心に入ってくるのだ。『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』の熱狂から約4ヶ月。ブレイクのさなかにいる彼は、今、何を考えているのだろうか。何かを選択するとき、あんまりジャンルにとらわれたくない大ヒットとなった『東京リベンジャーズ』以来、少し久しぶりに杉野遥亮がスクリーンに帰ってくる。4月1日公開(金)の映画『やがて海へと届く』は喪失をテーマに、人のささやかな心の動きを丁寧に描いたヒューマンドラマだ。これまでのフィルモグラフィーを振り返ると、どちらかと言えばエンタメ色の強い作品に出演することの多かった杉野遥亮にとっては、今までにない手ざわりの作品だとも言える。「何かを選択するとき、あんまりジャンルにとらわれたくなくて。だから、そこはなるべく意識しないようにしています。ただおっしゃる通り、この作品の持つトーンや手ざわりが今まで自分が参加してきたものと違うなっていうのは理解できます。でも、この作品に入ることにまぎれもなくワクワクしている自分がいたのも事実で。初めて台本を読んだとき、清々しいなって思ったんです。台本を開いたときからぱっと情景が浮かんで、この世界に自分も入りたいなと思った。それが決め手です」©2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会説明的な台詞が入ったり、扇情的な音楽が流れたりしない。ただ目の前で描かれたものを観客1人ひとりが読み取って、咀嚼していく。本作には、そんな豊かさが静かな海のように波打っている。「お芝居をしながら、これだけ間をあけていいんだろうかとか、そういう迷いはありました。けれどそこで思ったのが、自分にとってナチュラルかどうかより、作品の世界観を自分の中に取り込むことがまず必要なんだなと。これが違う作品だったら、こんなに間をとっていたら長いよって詰められただろうけれど。この作品に流れている空気感に自分を染み込ませていくと、これくらいの間がちょうど良かったりする。まだ全然自分でも正解を導き出せていないけれど、そういう発見がちょっとずつあった現場でした」『やがて海へと届く』は、引っ込み思案で人と打ち解けるのが苦手な真奈(岸井ゆきの)と、自由奔放で世渡り上手なすみれ(浜辺美波)という、対照的な2人の女性の物語だ。真奈とすみれは、友情とも憧れとも言えるような、けれど少しずつ違うような、名前のない感情で結ばれている。「確かに名前のない関係だから不思議です。僕からすると友達に憧れを抱くことがないので、それって恋じゃないの?と思ったりしたけれど。2人の関係が恋愛であろうと友情であろうと、2人のことを理解する立場でいたいなと思いながら演じていました」杉野が演じたのは、すみれの恋人・遠野。仲の良い女同士に、男性の恋人が加わると、微妙にバランスが危うくなる。心から通じ合えている同性の友達と、恋愛感情で結ばれた異性の恋人。秤にかけたとき、皿はどちらに傾くのか。3人を見ていると、ついそんなことを考えてしまう。「でも僕から見ると、遠野とすみれがつながっているようにはあまり感じられなくて。たぶん遠野の一方通行だったんだろうなって。そして遠野も一方通行だとわかった上で、それでもすみれとつながろうとしていたのかな、と。たぶん僕が遠野だったら、すみれとは付き合っていないと思います。明らかに自分じゃない人の方を向いているって感じてしまうので。でも、遠野はすみれと一緒にいたいという選択をした。そこが僕との違いです」ひとり旅が大好きだったすみれは、ある日旅に出て、そのままいなくなってしまう。それから5年、すみれの不在を抱きしめたままの真奈と、ひとつの区切りをつけようとする遠野。5年という月日が、2人の選択の違いをあらわにしていく。「本当は遠野もまだちゃんと消化できていないんだと思います。真奈にあれこれ言ったりするのも、まだ自分自身が乗り越えられていないから。真奈に言うことによって、自分の気持ちに整理をつけていたところはあると思います」亡くなった祖父とは流れている空気感が一緒だった作品全体に漂うのは、大切な人を失った喪失感。杉野自身も、その痛みにふれて思い出した人がいた。「祖父が亡くなったときはとても泣きました。忘れもしない高3のときです。ちょうど大学受験の直前で、もう無理無理ってなったのを覚えています。まさに絶望でした」決して湿っぽくならないように、努めて明るい口調で杉野は大切な人のことを振り返った。「たぶん自分の中でいちばんほっとする人だったなと思う。一緒にいると安心できた。それはおじいちゃんが優しいというのもそうだけれど、たぶん自分と流れている空気感が一緒だったのだと思います」いなくなった人には、もう会えない。でも、もう会えないけど、いなくなったわけじゃない。「今でもリアルに思います、見ててくれるかなって。なんか見てくれている気がするって感じる瞬間もあるし。でもだからと言って、いつまでもずっと引きずったりはしないです。おじいちゃんのこともその瞬間は泣いたけれど、時が経って、今こうして前を向いて話せているので。悲しみに引きずられない自分でいたいんです。暗い自分になると、周りが大変だから」そう自分の気持ちよりも先に、周りの人のことを考えるのが杉野遥亮らしい。「暗くなると、とめどなく暗くなってしまいます。でも、そういう自分をプライドが許さないというのはあるかな。暗くなると、精神的に人に寄りかかってしまうので、それが嫌なんです。常に自分の足で立っていたい。だから、悲しいことがあってもなるべくひとつずつ解消しながら生きています」杉野遥亮は決して悲観しない。『やがて海へと届く』に通底する、時が過ぎゆくことへの儚さにもまた杉野は自らのスタンスで向き合っている。「僕は変わっていくことをポジティブに変換するようにしています。だってしょうがないから。時間が止まらない以上、人は進むしかない。だから過去の自分にフォーカスを当てること自体、あんまりしないかもしれない。悲しいことがあっても、その場では思い切り悲しむけれど、次の瞬間には今に照準を向けるようにしている。それは幼い頃からずっとそう。たまに冷たいって言われることもあるけれど、仕方ない、それが自分だから」今の方が気兼ねなくデパートに行っていますそう語る杉野自身が、今まさに変化のときにある。2017年の俳優デビュー以降、着々と耕してきた土が、『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』の黒川森生という当たり役を得て見事に開花。今の杉野遥亮は水をあげればあげた分だけ伸びる、瑞々しい草花のようだ。「僕はエゴサーチをしなくなって。『恋です!』も撮影中は作品のことで精一杯でしたけれど、それでもすごく反響がいいということは伝わってきていて。特にいちばん実感したのは終わったあとかな。周りのスタッフさんとか家族とか友達とかが『知り合いが森生がすごくいいって言っていて、自分まで嬉しくなった』というようなことをすごい言ってくれて。そういうのってお世辞もあると思うけれど、そう言ってくれているんだっていうのが実感できて、うれしかったです」若い俳優にとって代表作を掴むということは、1枚のチャンスカードを得たようなものだ。そのカードを切っていくことで、さらに次の道が開けていく。今まで以上に、その名も、その顔も、広く知られるようになった。だけど、知名度が上がれば上がるほど、むしろどんどん自然体になっていると杉野は言う。「それこそもうちょっと前はSNSを気にして、プライベートで外に出るときも誰かに見られていないかいつもヒヤヒヤしていました。けれど、今は逆。普通に気兼ねなくデパートとか行っています。以前より周りを気にしなくなりました。それが森生役をやったおかげかなんなのかはわからないけれど、とっても生きやすくなりました」きっとそれは、もっと若い頃は評価や名声を求めて、周りの目ばかり意識していたからだろう。でも今、そんなところに杉野遥亮はいない。「そうかもしれないです。意識が周りに行っていたのが、自分にフォーカスできるようになった。だからあんまり今の状況を特別に感じていないのかな。作品を認めてもらえたうれしさだけはもらって、不安なものは一切もらっていないという感じです」それでも変わらないのは「正直でいたい」という気持ち伸びざかりの今、杉野遥亮は刻一刻と変化し続けている。変わることを恐れない彼は、前に進んでいくだけ。だから、成長も止まらない。「もう今、『恋です!』とか見られないです。もちろんそのときは良かったなあと思っていました。でも時間が経つと、『あそこはもっとああすれば良かった…』って気になってしまう。でもそれでいいんです。その瞬間にいいと思えるものをできるだけ多く残せたら、それでいいと思う、この仕事は」そういう意味では、ちょうど1年前に撮影したこの『やがて海へと届く』は、2021年の春を生きた杉野遥亮のタイムカプセルみたいな作品かもしれない。「たぶん演技の面で満足することはないと思う。でも今は、自分が目指すべき方向性だったり、こうやっていきたいっていうものがちょっと見えてきて、ここから自分がどう挑んでいくのか楽しみな時期ではあります。今言えるのは、映画というものに以前よりすごく欲が出てきました。2時間の中でその人の人生を生きる経験をもっともっとやっていきたい」そうやって変わり続ける杉野遥亮を定点観測できることが、応援する人たちの喜びでもあるのだ。「この1年、舞台もやって、『恋です!』もやって、役者としても、人間としても、大きくなれたなとは感じています。でも根本の考え方はあんまり変わっていないかな。自分の大事にしたいものは変わっていない気がする」杉野遥亮が変わらず大事にしたいものとは何か。そう尋ねると、彼がいつも決まって口にする言葉が返ってきた。「自分にも相手にも正直でいること。嘘をつかないってことかな」その答えに、なんだか胸がじんわりと温かくなる。変わり続けるところも、変わらないところも、すべて含めて杉野遥亮の魅力なのだ。「でも1年前に自分が同じように『正直でいたい』と言っていたときより、ちょっと理解は変わっている気がします。もちろんそのときも全力で『正直でいたい』と思っていたけれど、当時思っていた正直はまだまだ外側で。今、自分が口にしている正直はもう少し深い意味があるなって思う。その深さもちゃんと受け止めた上で、これからも『正直でいたい』。そう思います」そう笑ってインタビューを終えた彼の笑顔はヤンチャな小学生のようで、いつまでもこのままでいてほしいと願いたくなる無垢な輝きがあった。杉野遥亮、26歳。過去を振り返らない彼の現在地は、常に未来に向かって更新されていく。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント杉野遥亮のサイン入りポラを1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!『やがて海へと届く』4月1日(金)より、TOHO シネマズ日比谷ほか全国ロードショー!©2022 映画「やがて海へと届く」製作委員会撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明、ヘアメイク/後藤泰(OLTA)、スタイリング/Lim Lean Lee、衣装協力/トップス:UJOH / ウジョー/\39,600 ボトムス:UJOH / ウジョー/\47,300[問い合わせ先]・UJOHM / エム150-0001渋谷区神宮前3-18-2503-6721-0406
2022年03月30日女優の福原遥が出演する、カルビー・ポテトビッツの新CM「ギュ~顔」編が、28日より北海道から順次放送される。新CMでは、福原が様々な“ギュ~顔”で同商品の旨味や食感を表現する。ソファーに座った福原が「じゃん!」というセリフとともに登場。旨味が詰まっていることを「ぎゅ~!」といいながら3段階の表情を披露し、最後にはソファーに寝っ転がってしまう。現場では、本番前の打ち合わせから笑顔を絶やさない福原。撮影の休憩中には「ついつい食べてしまいました!」と照れた様子で話し、現場を和ませていた。
2022年03月25日