上半身のもたつきやバストまわりの悩みを本気で解決したいときに取り組みたいのが、肋骨=リブにアプローチする通称“リブトレ”。2週間毎日続ければ、アンダーバストすっきり&バストアップ効果も。今日から肋骨にアプローチ!2週間の肋骨トレで上半身全体を整える。「リブ」とは「肋骨」のこと。実は上半身のシルエットのカギを握っているのがこの肋骨、と言うのはトレーナーの森拓郎さん。「肋骨を中心に上に頭、下に骨盤、横に肩と腕があります。しかも肋骨は息を吸えば広がり、吐けば閉じる、アコーディオンのように動かすことができる部位。つまり、上半身のスタイルを整えるには肋骨の柔軟性を養ってしっかり動かすことがポイントです」長時間のデスクワークで肋骨が固まってしまうと、反り腰や猫背の原因に。反り腰はバストトップより肋骨が前にせり出すのでアンダーバストが広がり、猫背は背中が丸まることでバストが下垂。見た目だけでなく、不良姿勢は肩こりや腰痛などの不調の原因にも。「今回は前半をストレッチ、後半はトレーニング中心の2週間の肋骨トレ=リブトレで上半身全体を整えていきます。1週間で呼吸が深くなり、2週間でバストアップなどの効果が期待できます」【TARGET】・肋骨(ろっこつ)鎖骨下からへそあたりまで広範囲にわたっている肋骨。胸の高さにある12個の背骨に左右一対で連なっている。鳥カゴのような構造で骨の間は筋肉が繋いでいる。POINT肋骨をしっかり動かすことで姿勢が改善。1週間続けると呼吸が深くなり、肩こり・腰痛が楽に。2週間後にはウエストが引き締まり、バストアップ。まずはセルフチェック。まずは頭、肋骨、骨盤の3つの“だんご”で姿勢をチェック。次に両手を真上に伸ばして“美リブ”なのかをチェック!CHECK1【姿勢】正しい姿勢は頭、肋骨、骨盤の3つの“だんご”が地面に対してまっすぐ串に刺さっている状態。前から見ても上半身が引き上がって、ウエストのくびれがある。NG骨盤が前に出て、肋骨が後ろにズレている猫背姿勢。デコルテの部分に骨が浮かんでバストが下垂しやすくなる。くびれもほとんど見られない。骨盤が前に傾いているため、一番下の“だんご”が後ろにズレている。肋骨が前に飛び出すのでアンダーバストが広がり、くびれがなくなる。CHECK2【リブ】今度は自分の肋骨の状態をチェック。部屋の角に立って柱にお尻の割れ目、頭と背中をつける。両手でバンザイして手がまっすぐ上がったら、“美リブ”の証拠。NG腰と柱の空間が広く、手が頭より後ろに行く場合は反り腰、肩が前に出て両手がまっすぐ上がらない場合は猫背。どちらもリブが硬いということ。リブトレ呼吸息を大きく吸って大きく吐き、呼吸と肋骨を連動させる。呼吸をしているとき、肋骨は無意識に動いている。ただし、日常生活の呼吸は横隔膜が上下するだけの小さな呼吸。一方、運動をするときは肋骨の間の筋肉などが使われて、より大きく肋骨が動く、いわば“リブトレ呼吸”。「リブトレ呼吸では息を吸ったときに肋骨の上部が上に、下部が横に膨らみ、吐くときに肋骨が閉じます。肋骨の柔軟性が高まれば、この動きが自然にできるようになります」リブトレの前にまずは呼吸で肋骨を動かし、ウォーミングアップを。1、息をめいっぱい吸う。左右の手をバストの下のわき腹部分にある肋骨の上に置く。鼻から思い切り息を吸い込み、限界まで吸い続ける。このとき肋骨が横に膨らむはず。2、息をすべて吐き出す。手の位置はそのまま今度は口から息を限界まで吐き続ける。膨らんでいた肋骨が元に戻ったら最後は腹筋の力を使って残りの空気を絞り出す。リブトレ前半1週間デスクワークで固まった肋骨まわりをほぐす。リブトレ前半は、肋骨の間やその周辺にある筋肉をほぐす、ストレッチメインの5種目を毎日行う。おすすめのタイミングは朝。その日一日の始まりに姿勢を整えると効果がよりアップ。壁押しストレッチ長時間のパソコンやスマホ操作で前かがみの姿勢がクセになると胸の前側の肋骨まわりの筋肉が縮み、呼吸も浅くなりがち。壁を使ったストレッチで胸の前を伸ばし、深い呼吸を。1、壁に手をつき、逆の手で鎖骨を押さえる。両足を揃え、壁と平行に立ち、片手を壁につける。小指だけ壁についていればOK。ひじが肩と同じ高さになるように。逆の手を壁側の鎖骨の上に置く。2、肩を後ろに引き、胸を前に出して胸の筋肉を伸ばす。足の位置はそのまま、上半身を壁と逆側に捻り、肩を後ろに引く。同時に鎖骨の上に置いた手で皮膚を引っ張りながら胸を前につき出す。30秒キープ(反対側も同様に)。背中スライドわきと背中の筋肉が固まっていると肋骨の動きが制限されて脂肪が溜まり、ブラの上にハミ肉が。わきから背中にかけてしっかりストレッチをし、肋骨をダイナミックに動かそう。1、よつばいの姿勢で片腕を斜め前方に伸ばす。床によつばいになり、片手をカラダの斜め前方に伸ばして床につける。手の小指側が床につけばOK。反対側の手は最初の位置のままで。2、上半身を外側にスライドさせてキープ。床についたひざと手の位置はそのまま、上半身を外側にスライドさせる。伸ばしたほうの腕の下に頭を潜り込ませるようなつもりで姿勢を30秒キープ(反対側も同様に)。NG頭が腕の上に乗ると、わきが伸びない。背中丸めストレッチ肋骨の柔軟性を高め肋骨の下側をすぼめれば、自然にくびれが作れる。背中を丸め左右の肩甲骨を離すことで肋骨の下部が引き締まり、アンダーバストからお腹のラインがすっきり。1、床に座って片手で反対側の足をつかむ。床に座って片方のひざを曲げ、逆の手でひざを曲げたほうの足をつかむ。このとき手は逆手にしてクロスさせるように外側からつかむこと。2、足を上げて前に押し出し、背中を丸めて引っ張り合う。ひざを曲げたまま足を上げ背中を丸める。上げた足は前に押し出し、丸めた背中と引っ張り合うようにして背中をストレッチ。左右の肩甲骨が離れるのを感じよう。30秒キープ(反対側も同様に)。NG肩が上がると左右の肩甲骨が離れない。横向き肩まわしリブチェックで手が上がらなかった人は、肋骨まわりだけでなく肩の筋肉も縮こまっていることが原因。デコルテのたるみも起こりやすいので、肩まわしでリセットを。1、床に横向きに寝て骨盤をしっかり立てる。床に横向きに寝て、骨盤が床に対して垂直になるよう立てる。上側の脚を前に出してひざを曲げ、床につける。両腕は肩の高さで重ねて前に伸ばす。2、手のひらで床をこすりながら手を頭の上まですべらせる。上側の手のひらで床をこするようにして頭上まですべらせる。骨盤位置はそのまま、ひざが床から浮かないように。2秒キープし床をこすりながら元の姿勢に。2秒キープ×10回(反対側も同様に)。あご引きエクササイズ前半のプログラムの最後の種目は、ストレッチではなくエクササイズ。きれいな首のS字カーブが手に入れば上半身のシルエット作りにも役立つ。首のたるみの改善にも。1、背すじを伸ばして立ち、前方を見る。後頭部から首の後ろにかけての凹んだ曲線が首のS字カーブ。この曲線を意識して背すじを伸ばして立ち、視線をまっすぐ前に向ける。肩に力を入れないこと。2、あごを手前に引いてあえて二重あごにする。背すじを伸ばし、視線をまっすぐ前に向けたまま、あごをできるだけ手前に引く。どんなに痩せていてもほぼ全員二重あごになるはず。3、首の後ろを縮めながら視線を真上に向ける。首の後ろの筋肉を縮めて首の前側を伸ばすつもりで顔と視線を真上に向ける。あごを引いて二重あごに戻したら、元の姿勢に。10回繰り返す。NGカラダごと後ろに倒したり、顔をしっかり真上に向けないと首の前側が伸びない。森 拓郎さん運動指導者、フィットネストレーナー、ピラティス指導者、整体師、美容矯正師。主宰するスタジオ「rinato」でボディメイクやダイエットを指導。的確かつきめ細かい指導でモデルや俳優などから厚い信頼を得る。トップス¥10,450レギンス¥13,200(共にジュリエ ヨガ アンド リラックス TEL:03・5720・8256)※『anan』2023年12月13日号より。写真・中島慶子スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・浜田あゆみイラスト・中川原 透モデル・中嶋杏里沙取材、文・石飛カノ(by anan編集部)
2023年12月08日またこの季節がやってきました。寒いけど、暑い冬。下半身は氷のように冷たいのに上半身は燃えるような感覚。私にとっては不快でしかないこの季節を、どう乗り切るかについて私の体験談をお伝えします。インナーウエアにこだわるここでいう「こだわる」というのは値段が高いものにするということではなく、上半身と下半身を別と考え、インナーウエアにこだわることです。上半身は吸汗速乾性にすぐれたものにし、下半身は保温性のあるインナーを取り入れ、暑さと寒さのバランスを取りました。小物の活用上半身が暑いときは、ミニ扇風機や保冷剤の活用、下半身が冷えるときはカイロや暖かい靴下、腹巻きをそろえました。夏と冬が同時に自分にきているような感覚になり混乱しそうですが、こうすることにより、かなりストレスが軽減されるのを感じます。最近では、さまざまな冷えや暑さ対策グッズが登場しており、毎年いろいろなメーカーから出るのでチェックするのが楽しみになっています。運動と食事を工夫運動で血流を良くし、体を温めることも意識しています。無理のない範囲で毎日ウォーキングを15分し、スクワットで筋肉を落とさないように気を付けています。食事ではしょうがを取り入れています。味噌汁や飲み物に入れたり、しょうが焼きにしたりと簡単で自分が続けられそうなことをしています。また、冬でもアイスクリームをストックしておき、自宅でホットフラッシュになると食べるようにしています。好きなアイスを選んでおくとホットフラッシュになるとアイスが食べられるという楽しみとして切り替えられ、気持ちもラクになりました。まとめ冬はとても体が冷えるのに、更年期になると同時に暑さも感じるという頭が混乱する症状に悩まされます。事前にそれを理解し、準備しておくことでかなりストレスが減り、結果症状も治まるという良い循環になるよう今後も前向きに捉えていきたいです。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/伊達 敦子(50歳)3児の母。会社員の傍ら、化粧品検定2級、1級を取得し、コスメコンシェルジュの認定を受けたエキスパート。人々の美しさと自信を引き出すため、日々活躍中。
2023年11月27日40代後半のある日、突然、上半身だけかゆいという症状が起きました。もともと肌は強くてアレルギーなどの悩みはなく、食事によるもの、加齢による乾燥など、いろいろと原因を探ってみましたが、はっきりとしたことはわかりませんでした。じんましんや湿疹のような目に見えるものはなく、あちこちがかゆいだけなので、「一時的なものだろう」と楽観的に様子を見ることにしました。なるべくなら病院には行きたくない肌の状態を観察しても変化はなく、かゆみだけでした。そのため病院に行くという考えはなく、とにかく市販のかゆみ止め薬や保湿クリームを塗れば落ち着くだろうと思いました。しかし、一時的にかゆみが治まるだけで、2~3日たってもかゆみは治まりません。ただ、かゆみの範囲が広がっていくというわけではないので「自力で治したい」と思いました。正直なところ、「病院にいくのは面倒くさい」という気持ちも強く、かゆみで睡眠をじゃまされるというほどでもなかったので、自力で何とかしようと試行錯誤しているうちに1週間が過ぎていました。自力で原因を把握したいとりあえずかゆみの原因を突き止めなくてはと思った私。それまで使用する洗剤や素材によって肌トラブルが起きた経験はありませんでしたが、試しに敏感肌用のボディーソープとコットン100%の下着に替えてみました。するとボディーソープを変えた時点でかゆみが減り、その後下着を変えたらもっと効果が見られたのです。しかし下着を変えてからも日によってはかゆみがひどいこともあり、完治には至りませんでした。結局は病院に行くことに約1カ月は試行錯誤していたと思います。かゆみのない日もあったのですが、かゆみのひどい日が続いたことで再び悩み始めることに。そして、とうとう皮膚科の受診を決意。医師に「更年期症状の一つで、加齢や体質の変化、ストレスの影響でかゆみが出ることがある」と言われ、私の場合は「自律神経の乱れが大きいかもしれない」との診断で「加味逍遥散」(かみしょうようさん)という漢方薬を処方してもらいました。服用を始めると、少しずつ症状が軽減していきました。私は40代後半でしたが、それまでは特に更年期の自覚がありませんでした。ただ、今回「更年期症状の一つ」と言われたことで婦人科を受診すると、皮膚科と同じ診断をされました。まとめまさか突然のかゆみの原因が、更年期だとは思いませんでした。市販薬では完治に至らず、日によって症状が変わることも不可解だったので、受診によって原因がわかってよかったです。今後は、何かあったらもう少し早めに専門家に相談しようと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著者/mikeko(55歳)大学生の子ども2人が1人暮らしをして夫婦だけの生活になり4年。まだ寂しいけど趣味の刺繡を再開。50歳から美容も暮らしもナチュラル&シンプルを目指すインドア派主婦。
2023年09月16日2022年秋「カラダにいいもの大賞」から、“カラダにいいもの いいこと”をお届け。ここでは、肩コリを撃退するべく、エイジングデザイナー・村木宏衣先生の上半身リセット術を伝授!肩コリを撃退!村木宏衣先生の上半身リセット術。日常的なPC作業やスマホいじりは、肩が悲鳴を上げる原因に。「肩が前に出た姿勢が続くと、巻き肩になりやすくなります。すると血流が滞って筋肉が固まり、肩コリが引き起こされるのです」と、エイジングデザイナーの村木宏衣先生。また、現代人の肩コリは腕のねじれとも関わりがあるそう。「そもそも現代人は肘を伸ばす機会が少なく、何かをつかんだり押す時に親指を使うことが多い。そのため、腕の筋肉が親指側に引っ張られ、腕自体がねじれています。結果として肩甲骨が開き、肩が前に出て、巻き肩や猫背につながるのです。ただ巻き肩と比べて、腕のねじれはなかなか気づきにくいもの。手のひらを上に向けた時に親指が内側に入る人は腕がねじれているので、ぜひセルフチェックしてみてくださいね」ねじれを改善して巻き肩と肩甲骨の位置を正すという一連のプロセスが、肩コリの根本解決には不可欠。「動作中に呼吸が止まると肋骨や背中が固まり血流不足に。常に息を止めないことで効果的に行えます」村木流3か条1, 頻度は2時間に一回が理想。2, “イタ気持ちいい”感覚を追求。3, 吐く息により意識を向ける。こまめに行えばコリは未然に防げる。“イタ気持ちいい”くらいの強さを意識。吐く息に注目すると、息をたっぷり吸えて呼吸が深まる。ねじれ腕リセット筋肉が親指側に引っ張られると、腕がねじれて、巻き肩はエスカレート。ぐるぐる腕を回してねじれを解き、肩コリを根本解決。STEP1 ほぐす1, 片腕を伸ばし、手のひらを上に向ける。腕の親指側と小指側の2本の大きな骨の間に、反対側の手の指を入れ、肘までよく揉みほぐす。2, 一度1の最初の状態に戻り、手首から指をすべらせて、指が止まった位置を押さえる。ここでも骨の間を十分にほぐしておく。STEP2 前腕のねじれ解消1, STEP1の2で見つけた肘下側のくぼみを握る。握られた腕の手のひらは体に向け、小指は少し内側に曲げる。2, 肘から先が伸びた状態を保ちながら、前腕を回す。肘をしっかり伸ばすことを意識。逆回しと反対の腕も同様に。内回し・外回し各10回。STEP3 上腕のねじれ解消1, STEP2より上の部分、肘の上側を握る。ここでは、上腕のねじれを解消する。2, STEP2と同じく手のひらを体に向け、小指を少し内側に曲げて前腕を大きく回す。逆回しと反対の腕も同様に。内回し・外回し各10回。巻き肩リセット猫背などの悪姿勢が原因でクセになりやすい巻き肩が、肩コリに直結。肩甲骨が外に開いて肩が前に出た状態から正しい位置に調整。テーブルを用意。両手はパーの形で指の間は広げた状態に。指先を体の方に向けて手のひら全体をテーブルにつけてキープ。肩が肘よりも前に出ないように手の位置を調整しつつ、体を後ろに引いて行おう。10秒×2回。【チャレンジ】椅子に浅く座り、手を体の後ろで組んで座面につけ、肘が曲がらないように腕を伸ばす。お腹を突き出さないように注意しつつ、胸を開いて肩甲骨をぎゅっと寄せ、体をゆっくり左右に動かす。視線は斜め上に。左右20回。肩甲骨リセット猫背になると肩甲骨まわりの筋肉が使えず、固まりがち。腕を回す動作中も肩甲骨から大きく動かし、筋肉のバランスを整えよう。STEP1 肩甲骨から回す1, 頭の上で組んだ手を裏返し、手のひらを天井に向けて、腕全体で大きな丸をつくる。2, 腕でつくった丸をキープしたまま、肩甲骨から腕を動かし、1周8カウントで回す。8カウント3周。3, 反対側も同様に。背すじを伸ばした状態で行う。足を腰幅より広げて行うと姿勢が安定。STEP2 肋骨から回す1, STEP1の1の姿勢から手を組んだまま肘を曲げて、手の甲を頭の上につける。2, 手の甲を頭につけたまま、肋骨から上半身を1周8カウントで大きく回す。8カウント3周。3, 反対側も同様に。腰は動かさずに、肋骨から上だけを回すように心がける。村木宏衣先生エイジングデザイナー。サロン『Amazing beauty』主宰。独自の美容メソッド「村木式整筋」を確立させ話題に。『魔法の顔ほぐし』(宝島社)など著書多数。ブラトップ¥8,500レギンス¥12,800(共にルルレモン TEL:0800・080・4090)※『anan』2022年11月23日号より。写真・中島慶子スタイリスト・仮屋薗寛子ヘア&メイク・浜田あゆみモデル・中嶋杏里沙取材、文・門上奈央(by anan編集部)
2022年11月22日お母さんもまぜてくれ。そんなひと言を添えてTwitterに4枚の写真を投稿したのは、なみそ(@omochi_nam01)ある日なみそさんは、こたつの中に上半身を入れている、息子さんたちの姿に気付きました。きっと息子さんたちが何をしているのか、気になったのでしょう。なみそさんがこたつの中を確認すると…。お母さんもまぜてくれ。 pic.twitter.com/WO9rFQaRPB — なみそ【今日も猫だまり12/1】 (@omochi_nam01) November 2, 2021 仲がよさそうに、毛繕いをし合う2匹の猫がいたのです!そんな猫たちを優しく愛でる、2人の息子さん。体に顔を付けたりなでたりと、猫が大好きだということが伝わってきますね。息子さんも猫も大切に育てるなみそさんにとっては、とても幸せな光景。「まぜてほしい」と思う気持ちにも納得です。写真を見た人たちからは、「幸せな空間」「ここは天国ですか?」「うらやましい」などの声が上がっていました。今日もなみそさん一家は、複数の猫たちに癒されながら、幸せな時を過ごしていることでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年11月05日この漫画は書籍『筋トレざせつ女子が行き着いた 1分やせストレッチ』(たかツキなほり、鈴木孝佳)の内容から一部を掲載しています(全9話)。■前回のあらすじまずはストレッチに大切な呼吸法から。ねこのびをすることで呼吸が楽になります。外出先でもできるので、ぜひ試してください!上半身がラクになるいらっしゃーい1.頭を枕に乗せ横になる2.両手をまっすぐ前にして両足を直角に曲げる3.上の手だけを大きく円を描くように反対側へ倒し基本の呼吸を4回×左右1セット【NG】ひざが離れている、床から浮いている立ってもできるよ!1. 柱や壁につかまる2. 自分のカラダをまっすぐ前にして1・2歩前へ3. 気持ちいい場所で止まり基本の呼吸を4回×左右1セット下半身がラクになる ひざねじり1. 頭を枕に乗せ横になる2. 上のひざを曲げて下のひざを押さえる3. 上の手で下の足をつかみかかとをお尻に近付ける4. 上半身と頭を天井に向けて基本の呼吸を4回×左右1セット腰をひねるとイタイ!! という方は1.の姿勢のまま基本の呼吸を4回×左右1セット次回に続く(全9話)「筋トレざせつ女子が行き着いた 1分やせストレッチ」連載は8時更新! 『筋トレざせつ女子が行き着いた 1分やせストレッチ』 たかツキなほり、鈴木孝佳(KADOKAWA) ¥1,210(税込) \ この後どうなる!? /書籍「筋トレざせつ女子が行き着いた 1分やせストレッチ」はこちら ダイエットやスタイル維持のために意を決して筋トレを始めたものの、なかなか思うように効果が出ず、モチベーションが下がり長続きしない…。こういった悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか? 姿勢がよくなれば、カラダの不調が消えて、やせやすいカラダになれる! 筋トレを始める前に必読の姿勢改善コミックエッセイです。
2021年10月30日在宅ワークやデスクワークによって運動不足や長時間同じ姿勢が続く、寒い季節になると肩がギュッと縮こまった姿勢になるなど、上半身のしんどさや背中や肩、首回りのこりや疲労感を感じていませんか?血液やリンパの流れが悪い状態を放置していると、不要な老廃物を体内に溜め込んだままとなることで、いつまでも体がスッキリしない、疲れが取れにくい、呼吸が浅くなるなどの原因にもなります。今回は、エステティシャンである筆者が日頃から取り入れている上半身疲労解消ストレッチの仕方と、普段愛用している疲労解消グッズについてご紹介します。上半身疲労解消ストレッチ法寒い季節になると、肩がギュッと縮こまっていて、背中や肩周りの筋肉が収縮していると感じたり、また、長時間同じ姿勢でパソコンやスマートフォン操作をして、肩や首に負担をかけていませんか?筋肉の収縮や冷えによって首から顔周りの血行が悪くなり、肩や首の凝りやだるさ、上半身や全身がだるい、疲れが取れにくいなどの体のコンディションの不調や、血行不良による肌のくすみ、老廃物の蓄積によるむくみ、筋力の低下によるたるみなどにも影響します。そうならないためにも、休憩時間やお風呂上がりに肩や首、上半身の筋肉をほぐし、血行促進を意識して重さやだるさをその日のうちにリセットすることが大切です。(1)脚を肩幅に広げて立ち、腕をまっすぐ伸ばして頭上で手を組み、下腹を引き締めて深呼吸を約5回おこないます。ついつい猫背になりがちな背中を伸ばし、肩の付け根を大きく動かすだけでストレッチ効果があります。出典:byBirth(2)(1)で組んだ手を頭の後ろに回し、ひじを少し後ろに引いて肩甲骨を寄せるのを5回繰り返します。肩甲骨周りがかたくなると、背中の張りや肩周りのコリや張りを感じやすくなるので、肩甲骨を動かす習慣をつけましょう。出典:byBirth(3)体のうしろで手を組み、腰が反らないように下腹を引き締めて、上げられるところまで腕を持ち上げて20秒キープを3セット繰り返します。猫背になるとデコルテラインが閉じてしまい呼吸が浅くなりがちになるため、デコルテを開いて背中と腕を伸ばす効果があります。出典:byBirth(4)右手の親指を左手でつかみ、腕を伸ばし、体をゆっくり左に傾けて右半身を伸ばし、10秒キープを3セットおこないます。逆側も同じように、左手の親指を右手でつかみ、腕を伸ばし、体をゆっくり右に傾けて左半身を伸ばし、10秒キープを3セットおこないます。脇の下にあるリンパや肋骨まわりの筋肉がストレッチされてきもちいいですよ。出典:byBirth(5)手のひらを合わせて両腕をまっすぐ伸ばし、肩からひじまではまっすぐ伸ばしたまま、ひじから手のひらをうしろに曲げて伸ばすを20回繰り返します。たるみやすい二の腕にも効果的です。出典:byBirth(6)イスの背もたれに向かい合わせに座り、背筋をまっすぐ伸ばして下腹を引き締め、背もたれに右手を置き、ゆっくり息を吐きながら体を左にねじり10秒キープします。逆側も同じように、背筋をまっすぐ伸ばして下腹を引き締め、背もたれに左手を置き、ゆっくり息を吐きながら体を右にねじり、10秒キープを交互に2セット繰り返します。出典:byBirthエステティシャンおすすめ疲労解消グッズ出典:byBirth桐灰「あずきのチカラ 首肩用」出典:byBirth桐灰から発売されている「あずきのチカラ 首肩用」は、肩と首をつつむ形状になった枕の中にあずきがたっぷり入っていて、500Wのレンジで約2分温めると、じんわり温かくなります。休憩時間などに疲労感を感じる肩と首にのせるだけで、温熱効果によってジワジワと肩や首のこりがほぐれてすっきり感があります。20分ほど温かさが持続する上に繰り返し使えるので、経済的なのも良いところ。フィットしやすい形状になっていて、あずきの重みによってずれ落ちることもありません。出典:byBirthそのまま肩にのせて使うのもおすすめですが、10分ほど経ち、少し熱が冷めてきた頃に、肩と首の疲れている部分に「あずきのチカラ」を敷くようにあお向けに寝転ぶと、首周りがスッキリします。デスクワークの合間や、帰宅後テレビを見ながらなど、レンジで温めるだけで簡単に使えるので、ひとつあるだけで重宝するアイテムです。出典:byBirth無印良品「ツボ押し・山型」出典:byBirth無印良品から発売されている「ツボ押し・山型」は、先端が丸く尖った形状をしていて、肩や首周り、頭皮、足裏やふくらはぎ、太ももなどのこりやむくみなどをほぐすアイテム。出典:byBirth使い方は簡単!腕の付け根の少し内側にあるくぼむ部分から、首の付け根に向かってスライドするように、痛きもちいいくらいの強さで押します。出典:byBirth首の骨の外側にある筋を、首の付け根から頭の付け根に向かって、痛きもちいいくらいの強さで押します。出典:byBirth頭の付け根のくぼみがこりやすい人は、ゆっくりあごをあげて頭をうしろに倒すと、「ツボ押し・山型」の先端がはまりやすくなります。出典:byBirth「ツボ押し・山型」は、お風呂でも使える素材なのでゆったりつかりながら疲れた部分をほぐしたり、休憩時間やテレビを見ながら一日の終わりなどにも活用できます。肩こりや首こりは放置してもなかなかすっきりしないので、休憩時間やお風呂上がりにストレッチをして筋肉をほぐしたり、温めやツボ押しなどでほぐすケアを取り入れましょう。ストレッチ法やほぐしグッズなども参考にしてみてくださいね。
2020年11月22日肩こりで肩周りが重い、または背中に贅肉がついてきて後ろ姿がもったりとしてきたなど、上半身に関する悩みがあるという方も多いのではないでしょうか。今回は、簡単に上半身をスッキリさせるエクササイズ法をご紹介していきます。肩や背中のもたつきを感じる原因座っているときや、立っているときに猫背姿勢になりがちになっていると、どんどん背中が丸くなってしまいます。そうなることで背中周りの筋肉が衰え、肩甲骨の動きが悪くなり、肩こりや背中のもたつきを感じやすくなります。もたつきを感じたら、まずが背中を伸ばして、肩甲骨を動かすストレッチを取り入れて、背中を引き締めていきましょう。関連記事寝る前の1分ケア!肩と背中のコリをほぐす美習慣簡単にできる上半身エクササイズ1. フェイスタオルを用意します。股関節を開いて座り、肩幅より少し広めにフェイスタオルを持ち、上体をまっすぐ伸ばしましょう。2. 息を吸いながら両腕をゆっくりあげれるところまであげ、10秒キープしましょう。3. 両ひじを曲げてタオルを頭の後ろに回し、両腕をゆっくり伸ばし、そのまま10秒キープしましょう。4. 2と3を繰り返し5回行いましょう。5. 壁に背中をつけて片腕をまっすぐ伸ばし、左手で右ひじをつかみストレッチしましょう。6. 腹筋をグッと引き締めたまま体を右側にひねり、ウエストをねじり10秒キープします。7. 反対側も同じように片腕をまっすぐ伸ばし、右手で左ひじをつかみストレッチしましょう。8. 腹筋をグッと引き締めたまま体を左側にひねり、ウエストをねじり10秒キープします。9. 7と8を繰り返し5回行いましょう。肩こりや背中のもたつきをすっきりさせよういかがでしたか。このストレッチは簡単にできるので、朝の起床時や寝る前など、1日の始まりや終わりに取り入れると、さらに効果的です。ぜひ背中や肩の筋肉をストレッチさせて、もたつきを解消していきましょう。寒川あゆみエステサロンオーナー、美容家、美容ライター
2020年01月18日