アトピーになりやすい人はアトピー素因を持つことが特徴とされています。皮膚を清潔に保ち、保護や保湿をすることに加え、食事を見直すことで改善が見込めるといわれています。アトピーを改善する食事や皮膚への対策について見てみましょう。アトピーになりやすい人の特徴アトピーになりやすい人の大きな特徴として、アトピー素因を持つことがあげられます。アトピー素因とは、家族や本人にアレルギー皮膚炎や気管支喘息、アレルギー性結膜炎の既往歴があることや、両親にアトピー性皮膚炎の既往歴があるなどの遺伝的要素を持つこと、IgE 抗体を生成しやすい要素を指すといわれています。IgE 抗体とは、アレルゲンと結合することによって、肥満細胞から炎症を生じさせる化学伝達物質を放出させてアレルギー反応を発症させるタンパク質とされています。アトピーを改善する食事アトピーの改善には、油の摂り方が重要と考えられ、摂取する油の種類に注意が必要です。アトピーに影響をおよぼす油や食品には以下のものがあります。αリノレン酸αリノレン酸を多く含む食品には、えごまなどの野菜や果物、青魚や海草類などがあります。油では、あまに油やエゴマ油、しそ油などがあり、αリノレン酸の油にはアトピー抑制効果を持つと考えられます。また、DHAやEPAのサプリを摂取することも、アトピー性疾患の改善に効果があるとされています。オレイン酸調理油にはアトピー性疾患において中立で酸化しにくい、オレイン酸を含有しているオリーブオイルを使用しましょう。しかし、オリーブオイルの加熱使用にはアトピー性疾患を悪化させるトランス脂肪酸が発生することがあるため天ぷらなどの揚げ物での調理は控えて、できるだけ少なめに使用することをおすすめします。動物性の食品魚魚に含まれるEPAやDHAはアトピー喘息の抑制や改善効果があると考えられます。特に、EPAの摂取によってアトピー性の疾患の予防や改善に期待が持てます。EPA、DHAの作用アトピー性皮膚炎や喘息、花粉症などの抑制や脳の活性化、血液さらさら効果、脳血栓や動脈硬化の予防、コレステロール低下作用などが考えられます。EPA、DHAを多く含む魚は主に青魚であり、いわしやサバ、アジなどがあります。玄米アトピー性の疾患の改善や予防効果が期待できる主食として玄米があげられます。玄米は体内の酵素を豊富にすることや白米よりもマグネシウムは6倍、ナイアシンは14倍多く含まれておりアトピー性疾患の予防や改善に有効であると考えられます。アトピーを改善するために避けたい食事リノール酸必須脂肪酸であるリノール酸は、大豆油、コーン油、ベニ花油などに含まれています。酸化しやすくアトピー性疾患を悪化させる危険性もあるため調理油としての使用は控えましょう。リノール酸は、通常の食事で不足になることはなく、必要量の約6倍摂っているといわれます。マーガリンマーガリンは、化学溶解剤のヘキサンによって抽出されてトランス脂肪酸が大量に含有される油に水素を添加し、固体化させた消化に悪く身体にとって危険な油と考えられます。欧米諸国では、マーガリンは毒物の扱いを受けており、食べ続けることでアトピー性皮膚炎や喘息の発症が悪化する可能性があります。また、最近の研究において、トランス脂肪酸はアトピーを含むアレルギー性の疾患だけでなくさまざまな健康被害への関与が明らかになっています。動物性の食品肉肉に含まれるアラキドン酸には、アトピー性皮膚炎や喘息を悪化させるといわれています。アトピーの改善策アトピー性皮膚炎の改善策として、皮膚を清潔に保ちスキンケアなどで保湿することによって皮膚の機能異常を正すことが大切です。毎日の入浴やシャワーで皮膚を清潔に保つ強くこすらないように気をつけて、汗や汚れをすみやかに落としましょう。清潔といっても、石けんの使用する程度で十分とされています。消毒薬などによる清潔と誤解しないようにしましょう。皮膚に付着しているさまざまな物質や真菌、細菌などを取り除くためにも入浴やシャワーは有効とされています。石けんやシャンプーは洗浄力の強いものは避け、洗い残しのないように十分にすすぐことが大切です。しかし、タオルなどでゴシゴシと擦りながら洗うことは皮膚を刺激するため控えましょう。また、高い温度のお湯はかゆみを誘発することがあるので避け、入浴後にほてりを生じさせるような入浴剤や沐浴剤を使用しないように心がけましょう。肌の保湿や保護皮膚の保湿や保護を目的とした外用薬は皮膚の乾燥を防止することに有効とされています。必要に応じて入浴やシャワーの後に塗布しましょう。その際の外用薬は使用感が好みのものを選んでも構いませんが、製品によって接触性皮膚炎を引き起こすことも考えられるため、症状の経過を注意し観察しながら使うことが大切です。また、軽い皮膚炎は、保湿や保護を目的とした外用薬の使用だけでも改善することがあります。その他の改善策新しい肌着を着用するときは、使用する前に洗濯をしましょう。洗濯の際の洗剤はできるかぎり界面活性剤の含有率が低いものを使用しましょう。患部を掻かないように短く爪を保つことや、包帯や手袋などで保護することも有用だと考えられます。また、適温や適湿などの室内環境を整えることもアトピー性皮膚炎の改善に大切な要素といえるでしょう。監修:小谷和弘
2017年05月01日「デブ菌」を減らす体質改善モニター募集ダンワールドが全国で展開している「イルチブレインヨガ」のスタジオで11月1日~30日の間、体質改善モニターを募集している。キャンペーン期間中の入会で1ヶ月以内に体重マイナス3kg、腹周りマイナス5cm、体温プラス0.5℃以上のいずれかの変化が見られたら、クリスタルマッサージバーや今治タオルなどのプレゼントが用意されている。「イルチブレインヨガ」は、東洋の伝統的なトレーニングと最新脳科学を統合した脳ヒーリングヨガを行っている。初心者・上級者関係なく同じレッスンを行い、自分の状態を意識することで、バランスや不調を整え、自然に健康な状態に戻すヨガプログラムが組まれている。また東洋医学を取り入れたエクササイズは、腸の動きを活発にしてデトックスを促すので「デブ菌」を減らし、腸からの体質改善が期待できる。「デブ菌」とは2006年に米国ワシントン大学の研究チームが行った「肥満と腸内細菌の関係」の調査で判った「ファーミキューテス類」の細菌のこと。調査で肥満の人の腸内細菌には、「ファーミキューテス類」が多いことが判明。また、カロリー制限で体重を減らすと減少することも判明した。さらに肥満の人には「バクテロイデス類」の細菌が少なく、体重を減らすと「バクテロイデス類」の細菌が増えることから「バクテロイデス類」は「やせ菌」と呼ばれている。デブ菌撃退デブ菌を減らしやせ菌を増やす第一歩は、腸内環境を整えること。自律神経のバランスを整えて腸をリラックスさせると理想的な状態へ近づける。「イルチブレインヨガ」は、腸周りの筋肉を刺激し、血液と気エネルギーの流れ(気血循環)をスムーズにすることで腸の働きを活発にするエクササイズを実践している。下半身や下腹部を内側から温めることで、腸をリラックスさせデブ菌を撃退する。秋から冬にかけての時期は、基礎代謝が活発になるためダイエットに最適なタイミング。イルチブレインヨガで腸内環境を整えてやせ体質を手に入れたい。【参考】※イルチブレインヨガキャンペーン
2016年11月12日様々な不調の原因とされる「ストレス」。かといって、なにもかもを「ストレス」のせいにするのは「逃げ」と「言い訳」です。そしてそれをしていると、根本の改善が永久にできず、負の連鎖が生じます。悪循環を断ち切るために!「ストレス」を言い訳にしない向き合うべき事柄とは?衝動買い・浪費ついつい不要なものまで買ってしまう。毎日違う服を着ても着きれないほどの服を所持しているのにまだ買う。何に使ったか記憶にないがお金がない。<ストレス以外の原因として考えられるのは?>「満たされていないこと」の存在・恋人や好きな人に大事にされていない・仕事で認めてもらえないなど、何か心が満たされないことがあるとき、人は心を買い物によって満たそうとします。つまり「欲しいものを手に入れる」ことで、心の隙間を埋めようとしているのです。あなたが本当に満たしたい欲求と、向き合うことが必要となります。食べすぎ・太っていること暇な時間を見つけては食べ物に手を伸ばしてしまう。最近太り始めた、なかなか痩せられない。暴飲暴食がやめられない。<ストレス以外の原因として考えられるのは?>何事も我慢ができない弱い意志太っている人、つい食べてしまう人は、単純に何事にも我慢が足りていない場合があります。例えば・おなかが空いたときに必要な量を食べるようにする・1日に食べて良い間食の量を決めるなど、自分なりの我慢の道を見つけましょう。人に優しくできない家族、恋人、友人に八つ当たりをしてしまう。つい言葉尻がきつくなってしまう。<ストレス以外の原因として考えられるのは?>優しくされたい誰かに優しくされていない人に優しくできないのは、あなたが本当に優しくされたい人に優しくされていないからです。関係のない人に冷たくしたり、場合によっては「優しくしてほしい相手」にわざときつく当たってしまったりはしていませんか?よく考えて!それではまさに負の連鎖を招くだけ。まずは、自分自身が歩み寄ってみて!なんでもストレスのせいにするのはとても簡単ですし、確かにストレスのせいなのでしょう。だけど、そのストレスがなぜ発生しているのかに、真実は潜んでいます。まずは心の浄化をはじめませんか?
2016年10月11日初めてシベリア人参でのむくみ改善を実証株式会社資生堂は2016年7月5日、シベリア人参エキスについて、一回の摂取で脚のむくみを著しく改善する効果があることを発見したと発表。これらは今回の試験を実施したことで判明したもので、シベリア人参でのむくみの改善をヒトで実証したのは今回が初めてとなる。また、世界で初めてシベリア人参に含まれる成分「エレウテロシドE」がリンパ管を強化し機能を改善することを明らかにした。リンパ管は水分や老廃物を回収する働きをすることから、シベリア人参がリンパ管を強化し脚のむくみを改善すると見られる。この発見がもたらすのは体内からの健康・美容の大きな可能性だ。研究成果はアメリカの栄養学術誌「Nutrition Research」2016年7月号に掲載される。受容体「タイツー」に着目血管・リンパ管の機能をコントロールする大事な働きをする受容体タイツー。シベリア人参の成分がタイツーにどう作用するか調べる際に対象者となったのは20~30代の女性50名。シベリア人参エキス100ミリグラムを含む飲料と、水を摂取した場合の脚のむくみを測定した。摂取から2時間ごとに脚の体積を測定。水を摂取した時に比べシベリア人参摂取の場合2時間後、4時間後と6時間後に著しくむくみが改善した。摂取後4時間経過後は水の摂取後に比べ約3割改善。「むくみの改善」だけでなく、脚の「疲労」や「冷え」も改善されたという声もあった。資生堂の研究で分かってきたこと資生堂がこれまで明らかにしてきたことは、加齢で毛細血管の機能が落ちると皮膚への栄養供給が遅くなること、紫外線の影響や年齢を重ね皮膚のリンパ管がもろくなると、水分や老廃物の排出が滞り、水分が蓄積してむくみが起きること。そしてリンパ管の機能低下が進むと皮下脂肪がリンパ管から漏れ出して脂肪が蓄積し、長期的なたるみが引き起こされること。今回の結果では、受容体タイツーの活性化で、血管だけでなくリンパ管も強化されてむくみが改善されたと考えられる。シベリア人参の有効成分についての研究資生堂はシベリア人参に含まれる有効成分エレウテロシドEの機能を調べるため、培養したヒトのリンパ管内皮細胞へエレウテロシドEを添加。エレウテロシドEが受容体タイツーを活性化し、接着因子VE-カドヘリンを細胞膜に引き寄せ、リンパ管の内皮細胞同士がしっかり接着するという作用を発見した。リンパ管の内皮細胞同士を隙間なく密着させ漏れにくいリンパ管へする。シベリア人参のエレウテロシドEには、受容体タイツーの活性化で一酸化窒素を作り出すため、むくみ改善の即効性があることも確認済み。受容体タイツーを活性化する美容素材の可能性は様々で、2015年から資生堂や大学・病院の研究者による「タイツー・リンパ・血管研究会」が発足。資生堂は毛細血管・リンパ管に関する研究を今後もさらに進める。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社資生堂プレスリリース
2016年07月09日「寝つきが悪い、眠れない」「便通がすっきりしない」「なにを試しても肌のトラブルが改善しない」理由のはっきりしないこんな不調、もしかしたらグルテンが原因かもしれません。そのヒントになるのが『2週間、小麦をやめてみませんか?』(フォーブス弥生著、三五館)。欧米で広がり、日本でも注目されはじめている「グルテンフリー」という食べ方について解説した本です。「グルテンフリーって、小麦粉アレルギーの人のための食事療法?」と思った人もいらっしゃるかもしれません。しかし実際には、冒頭にあるようにもっと多くの人にとって意義のある食事法なのです。本書を参考に、まだ日本では馴染みの薄いグルテンフリーとその効果について、見てみましょう。■グルテンフリー本が今ベストセラーに「グルテン」とは小麦、大麦、ライ麦などの麦類に含まれるタンパク質。このグルテンを含む食品を口にしないのがグルテンフリーと呼ばれる食事法で、グルテンとの関連性が強く疑われる「セリアック病」や「グルテン過敏(不耐)症」などの対策としてはじめられました。最近では、グルテン過敏症を患うテニスプレイヤーのノバク・ジョコビッチ選手がグルテンフリーの食生活を明かした書籍『ジョコビッチの生まれ変わる食事』(ノバク・ジョコビッチ著、三五館)が10万部を超えるヒットとなるなど、日本でもグルテンフリーという言葉が認知され始めています。■不調の原因を気づいていないケースもこれらの疾患は、発見が難しいことでも知られています。とくにグルテンに含まれるグリアジンに身体が過剰反応して起こるグルテン過敏症は、潜在患者数の多い疾患。アメリカでは20人に1人が患っているという説もあり、しかもその8割は診断を受けておらず、不調の原因がグルテンだと気がついていないといわれています。下痢や便秘、腹痛、疲労感、肌荒れや不眠などがおもな症状ですが、有効な医薬品などはなく、対策は「グルテンを摂取しない」ことしかないのが現状。日本でも診断が増えている一方で、まだまだ認知度は十分とはいえません。なんとなく身体の不調を感じるけれど、検査でもどこにも異常が見つからない、処方された薬を飲んでいるけれど症状が改善しない――そんな場合、グルテンが原因である可能性も考えられるのです。■健康な人が試しても嬉しい効果があるその一方で、近年はグルテンフリーを「より健康になるため」実践する人も増えています。じつは、著者のフォーブス弥生さん自身、グルテン関連疾患の患者ではないのにもかかわらず、グルテンフリーの食事で“効果”を感じたひとり。7年前にグルテン過敏症のご主人とともにグルテンフリーを導入し、2週間後には20代のころから悩まされてきた肌トラブルが改善。さらに、風邪をひかなくなったり、疲れにくくなったりという変化があったといいます。さらに、アメリカやヨーロッパではグルテンフリーを体重維持やダイエットのために取り入れる人も増えています。というのも、グルテンの主成分であるグリアジンには、とりすぎると食欲を増進させたり、血糖値を急上昇させたりする作用があるというのです。トップアスリートのジョコビッチ選手をして3か月間で5kgの減量になったそうなので、ダイエットへの効果もおおいに期待できそうです。■2週間のグルテン抜きで効果を確認!疾患の有無にかかわらず、多くの人にとって一考の価値がある、このグルテンフリー。本書でフォーブスさんは「2週間、一切のグルテンをとらない」ことを勧めています。グルテンフリーが身体に合っていれば、この“お試し期間”に体調に何らかの効果を感じられるとのこと。急に「一切のグルテンをとらない」なんてハードルが高いように感じる人もいるかもしれません。でも、じつは食材としての小麦をあまり使わない日本食はグルテンフリーを取り入れやすい料理。一般に売られているしょうゆや味噌、酒、みりんにもグルテンが含まれているケースが多いものの、グルテンフリーの無添加調味料に置き換えるだけでグルテンを除去することができます。しらたきが欧米で“ゼンパスタ”と呼ばれ、そばとともにパスタの代用品として注目されているなど“グルテンフリー向き”の食材も多くあります。本書では、グルテンフリーのしょうゆや万能つゆ、米粉パスタなどの商品情報のほか、米粉や大豆粉を使ったシチューや蒸しパン、パンケーキなどのレシピも公開。すぐ取り組める工夫が施されています。*本書を貫くのは、「誰でもその人なりのベストな食事があり、それを知っているのは自分自身の身体と心である」というメッセージ。「食事」というものが人の身体にどれだけ大きな影響を与えるかがひしひしと伝わってきます。グルテンそのものの影響を知るだけでなく、自分自身にとっての「ベストな食事」を見つめ直すきっかけとしても、本書を手に取ってみてはいかがでしょうか。(文/よりみちこ) 【参考】※フォーブス弥生(2016)『2週間、小麦をやめてみませんか?』三五館
2016年05月23日貧血や便秘、風邪や花粉症による鼻づまり、精神的な不安やストレスなど、病院に行くほどではないけれど、なんとなく不調なときってありますよね。そんなときには、不調を改善する作用があると言われているお茶を試してみませんか。種類豊富な健康茶のなかでも、とくにおすすめのものを紹介します。■むくみ、貧血のときに飲みたい「コーン茶」顔や手足のむくみが気になるときに飲んでいただきたいのがコーン茶です。コーン茶とは、その名のとおり、とうもろこしを煎って煮出したもの。カリウムを多く含むとうもろこしには利尿作用があり、むくみを改善する働きがあると言われています。鉄分も豊富なので、疲れやすい、めまい、立ちくらみなどの鉄欠乏性貧血の症状に悩まされている人も試してみるといいでしょう。さらに食物繊維も豊富で、便秘改善も期待できます。女性に必要な栄養素がつまったコーン茶は、韓国では美容のためのお茶として広く日常的に飲まれているそうです。■鼻炎持ちの人は要チェックの「なたまめ茶」なたまめは、古くから中国で漢方薬として用いられてきたマメ科の植物。膿を排出したり、炎症を抑えたりする作用があることから「膿とり豆」とも呼ばれているそう。副鼻腔に膿がたまる副鼻腔炎(蓄膿症)や、歯肉に炎症を起こす歯周病の改善、口臭予防などにいいと言われています。習慣的に飲むことで、花粉症によるくしゃみ、鼻水、鼻詰まりといった鼻炎の症状が緩和されたという人も多いようです。■ガンコな便秘、ダイエットには「プーアール茶」脂肪の分解を促進する作用を持つことから、ダイエット茶として定評のあるプーアール茶。もともとは中国茶の一種で、緑茶を長期間発酵させています。ミネラル豊富で、腸内環境やお通じを改善する作用もあるそうなので、便秘がちで痩せにくい人には最適ですね。■肌の状態が気になるときには「黒豆茶」最近お肌にハリがない、肌荒れが気になる、というときは、アンチエイジングのための習慣として黒豆茶を取りいれてみましょう。黒豆には、強い抗酸化作用や新陳代謝を促す働きをするポリフェノールの一種、アントシアニンが豊富に含まれています。そのため、シミ・シワの予防、肌荒れや紫外線によるダメージの改善が期待できるのだとか。■不安な気持ちを鎮めてくれる「カモミールティー」仕事や育児で緊張が続いて気持ちが張りつめているときや、不安で寝付けない夜には、リラックスできるハーブティーを。ハーブティーのなかでもポピュラーなカモミールティーには鎮静作用があり、ストレスを和らげて心身をリラックスさせると言われています。寝る前に飲むと、安眠できるかも。上記のお茶は、ドラッグストアやスーパーのほか、インターネットショップなどで購入できます。薬ではないので、気軽に飲めるのがうれしいポイント。お茶の作用・効能については個人差があるようですが、気になる方は試してみてくださいね。
2016年05月14日初対面で目を合わせた瞬間に「あなた貧血でしょう?」とか、握手する手を見ただけで「タンパク質をあまり食べてませんね?」などと指摘され、それがぴったり合っていたら驚きますよね。それが医師ならなおさらのこと!斎藤糧三先生は、まさにそんなドクター。専門は「機能性医学」という新しい医療です。海外ではすでに定着しつつあるこの「機能性医学」、一体どのようなものなのでしょう。根本原因を探り、生活改善で治す 「機能性医学」とは?機能性医学… 日本ではあまり聞き慣れない言葉ですが、おおまかに言えば「よくある慢性的な病気や原因不明の不調に対して、薬などの対症療法に頼らず、根本原因を探って生活改善によって治す」という考えに基づくもの。もう少し詳しく、先生にお話を伺いましょう。「機能性医学は、1990年にアメリカのジェフリー・ブランド博士が提唱した新しい医学です。アメリカではここ20年ほどで定着し、かなりポピュラーになってきました。熱があるから解熱剤を出し、咳が止まらないから咳止めを処方するというのではなく、熱や咳の原因を調べ、その原因を取り除くことで健康を取り戻す方式ですね。アメリカではもう、従来の投薬に重きを置いた対症療法では無理だと国民が気づいただけ。日本は保険制度が完備されていて、誰もが平等に医療が受けられるしくみが整っていますが、アメリカは、病気になったから治療を受けたのでは高額の治療費がかかる。知恵のある人はいかに病気を避け、病院に頼らない方法を追求する傾向があります。機能性医学が広く受け入れられる下地があったわけです」(斎藤先生)近年は日本でも、機能性医学が求められているはず。生活習慣病などの慢性病(治療が長引き、慢性の経過をたどるさまざまな病気)が、日本の医療費に占める割合はおよそ8割だからです。花粉アレルギーや、アトピー、うつ病、頭痛、冷え症、ぜんそく、蕁麻疹、リウマチ、便秘、糖尿病などは、多くの人が悩む慢性病の代表的なもの。学校へ行けないとか仕事を休まなくてはならないというほどひどくはないけれど、仕事や勉強の能率を著しく下げてしまうような病気が増え続けていることは、社会が抱える重大な問題です。最近では、ガンさえも生活習慣によるものと言われていること、見逃せません。病気は “医者に治してもらう” のでなく患者さんと医師が「一緒に」治すもの「多くの人が医者から処方された薬を飲み続けています。それでも治らない。その結果ドクターショッピング(あちこちの病院、さまざまな科、主治医を転々と変えること)をし、時間もお金も使ってしまう。対症療法でなく、症状の原因に目を向けて診断すると、その方が栄養バランスが悪かったり、病気を呼ぶような環境にいることがわかったりします。栄養の偏りを正したり、足りない栄養素を補ったりするだけで症状が軽くなる人が多く、中には何十年も苦しめられていた頑固な持病がすっかり治ってしまうケースもあるほど。『先生のように、私の生活の中に原因があるのではないかと探ってくれた医者は今までいなかった』と感謝されると、本当に良かったなと思いますよね」(斎藤先生)斎藤先生が機能性医学と出会ったのは、自分が長年悩んでいた花粉症をこの医学が治してくれたからでした。そもそもアンチエイジングに力を注ぐ医師でありながら、慢性疾患になすすべがない従来型の医療に疑問を感じていた先生は、2006年、うっかりカビの生えた燻製肉を食べたことがきっかけで、腸の調子が悪くなりました。お腹の張り、ガス、下痢などに散々悩まされた挙げ句、1カ月後に症状は全身に広がり、手のひらや足の裏にまで炎症が起こり、膝にはリウマチを思わせるような関節痛まで生じてしまったのです。なぜ、カビ毒からそんな全身の症状が引き起こされるのか、従来型の医療では説明がつかない。何かないのだろうか… と考えていたところ、アンチエイジングの国際学会の仕事をしていた折りに、腸と全身疾患の関係を解いた『機能性医学』というものを知り、急に興味を持ちました。2007年からは、アメリカで機能性医学のプログラムに参加し、この医学を系統的に学び、日本人として初めて「機能性医学認定医」の資格をアメリカで取得。日本ではまだ紹介されていなかった機能性医学研究所を設立します。そして2008年、機能性医学の底力を自ら体感するターニングポイントがやってきたのです。「その年の機能性医学のトピックのひとつがビタミンDだったのですが、機能性医学では、ビタミンDを“免疫系を整えるのに必須の栄養素”ととらえているんです。そこで『小さいときから抱えているアトピーや花粉症などのアレルギー疾患は、ビタミンDの慢性的な欠乏によるものかも』と思うようになりました。そして、実際にビタミンDを摂取することで自分の花粉症が治ってしまったんですよ。ほんとに、これだ! と思いましたね」(斎藤先生)「生活」を変えるのは、患者さん本人病気には「遺伝的要因」と「環境的要因」の2つがあります。遺伝的な要素は両親から受け継いだものなので生涯変化しませんが、環境的なものは食生活などの生活習慣や、その人の置かれている生活環境によってコントロールが可能です。遺伝子に関わらず最大の健康を得るためには、生活習慣・生活環境を最適化することが大切。もちろん、人の体は代謝ひとつとっても十人十色。なので、一人一人に合わせた見極めも必要です。「日本人は『病気になったら病院で薬をもらって治してもらおう』という発想に陥りがちですが、生活を変えるのは患者さん本人。医者にはできません。医師と患者さんが二人三脚で疾病に立ち向かうこと。治してもらうのではなく、一緒に治すという気持ちを持ってもらうことも大切なんですよね」(斎藤先生)慢性病を改善するための「5つの習慣」機能性医学では、これまでとは全く違ったアプローチで原因を特定していきます。例えば、精神的な悩みにも栄養不足を疑ったり、頭痛であれば肝機能の低下を疑う、など。女性に多いむくみや冷え症はタンパク質不足が原因であることが少なくないのだそうです。「普通の医師ならばたいして深く注意を払わないような対人関係や、睡眠環境といった領域まで、聞き出すこともありますね。それも、機能性医学においては慢性病を治す上で欠かせないポイントなんですから」(斎藤先生)そして慢性病を改善するために「5つの習慣」を提案します。1:栄養精製糖や白い穀物を控えて、良質のたんぱく質・脂質をしっかり摂り、ビタミンやミネラルが不足しないように気をつけること2:ストレスと対処力置かれている状況を把握したうえで、ストレスを味方にするようなものの考え方をする3:運動と活動30分ほどの速歩や自宅で行える簡単な筋トレを取り入れるだけで、メタボもロコモも防げて、認知症リスクが下げられる4:睡眠と休息栄養状態を整えると同時に、光をコントロールし、睡眠時無呼吸症候群などにも対処5:家族とソーシャルネットレジャーや運動などを介して人とのつながりを増やすことが、それぞれの慢性疾患のリスク軽減これらはすべて、治療薬を飲み続けるよりも低コストでできること。患者さんにできそうなものから薦めますが、5つのなかでも要となるのは1つめの「栄養」。1日3回、無意識のうちに口にしている食事の中身(=栄養バランス)、これを整えるだけで、慢性疾患のリスクが下げられるためです。食生活を整える「ファンクショナル栄養学」機能性医学に基づく栄養の考え方は「ファンクショナル栄養学」と言われます。従来の栄養学が慢性病を招いているのだとしたら、それを予防する食事法が必要。これが「ケトジェニックダイエット」と呼ばれるものです。勘違いされがちなのですが、「ダイエット」とは、日本ではこの30年ほどの間に「減量」を指す言葉になってしまいました。そもそも英語では「食事法」という意味です。現代人には必要のない糖質の過剰摂取をやめ、栄養のバランスを考えたケトジェニックダイエットを広めるため、斎藤先生は2013年、「一般社団法人 日本ファンクショナルダイエット協会」を立ち上げました。全米では、名門病院クリーブランド・クリニックにも2014年に機能性医学の外来が開設。全米から患者さんが殺到して、常に200人以上のウエイティングリストができているそうです。アメリカで広まりつつある機能性医学は、医療費がパンク状態の日本においても、近い将来、不可欠な医療になると考えられているのです。斎藤糧三先生 プロフィール1973年東京都生まれ。医師。1998年に日本医科大学を卒業後、産婦人科医に。現在、日本機能性医学研究所所長、一般財団法人日本ファンクショナルダイエット協会副理事長、サーモセルクリニック院長、ナグモクリニック東京・アンチエイジング外来医長。機能性医学をいち早く日本に紹介し、日本人として初めての機能性医学認定医に。栄養療法、アレルギーの根本治療、ケトジェニックダイエットの啓蒙・指導、更年期症候群の治療、アスリートの栄養管理など、得意分野は多岐に渡る。著書に『慢性病を根本から治す「機能性医学」の考え方』(光文社新書)。『スーパーフード事典 BEST50―栄養素、効能、おいしい食べ方がわかる』(監修/主婦の友社)。そして話題の新刊『糖質制限+肉食でケトン体回路を回し健康的に痩せる!ケトジェニックダイエット』(講談社)が2月24日発売に。
2016年03月26日現代人が悩まされがちな、睡眠障害や腰痛といった慢性的な苦痛は、幸福感を大幅に低下させる原因のひとつであると考えられているそう。思い当たることがあるひとは、自分のカラダやココロと向き合うことから始めてみましょう。何が不調で、原因は何か…とひとつずつ探り、生活を変えていくことで、改善できることは多いはず。そこで今日は、健康管理を続けていくための5つのポイントをご紹介しましょう。1. 簡単なことから始めるやるなら徹底的にと、ハードルを高くしてしまうのはNG。毎日でも実施しやすいことから始めましょう。簡単なことでも、毎日続けることで意欲の向上や自信につながります。2. お気に入りのアイテムを手に入れる例えばジョギングやヨガを始めるのであれば、お気に入りのウエアをそろえてみます。身に付けたときにわくわく、気分が上がるとベストです。3. 記録をつける自分の不調や気づいたこと、改善のために行ったことを、簡単でいいので記録していきましょう。カレンダーや手帳、スマートフォンのアプリなど方法は何でもいいのでとにかく記録を残すこと。原因不明の不調が、じつは生活習慣の何かと関連していた、なんてことが分かるかもしれません。記録がたまっていくのを見ることで、続けていこう! という気持ちが増していく効果も期待できます。4.ごほうびを用意する健康管理をつづけられた自分への、ごほうびを用意するのも効果的です。・3か月続けたら、小旅行に行く・不調が改善したら、エステサロンで普段利用しない豪華なコースを試すなど、何かのきっかけがないとやらないことにすると、やる気アップにつながるでしょう。5. さぼったら、言い訳せずに自己分析さぼりたくなるときはあって当たり前。新たな習慣を定着させるのは簡単ではありません。ただ、自分で決めたことに反したときには、なぜそうしたのかを分析しましょう。逃げずに向き合うことで、継続するためのヒントが見えてくるはずです。このように主体的に健康管理に取り組むと、幸福感もアップし10年後、20年後の体力や美しさにも大きな差が出ます。早速何か取りかかって、あなたも幸せな未来を手に入れませんか?
2015年11月22日ストレッチとは、スポーツをする前にケガの予防として行うものと思っている方も多いでしょう。しかし、ストレッチはあらゆる身体の不調を改善に導いてくれ、健康維持に適した運動とも言われているんです。特に注目したいのは、肩こりとの関係。肩こりの原因とそれをストレッチで解消する方法をご紹介します。肩こりの主な原因4つをまず把握肩こりは、複数の要因が重なり合って起こると言われています。よく言われるのは、「寒さ」「目の疲れ」「姿勢の乱れ」「ストレス」の4つ。寒い時期には、身体の血流が悪化し筋肉がこり固まってしまいがちです。また、寒さいからとつい肩に力が入り、縮こまったような体勢になることも肩こりを悪化してしまいます。これは、冬だけでなく冷房により身体が冷えやすいこれからの時期にも起こり得ます。また、パソコン作業やデスクワークが中心の人は、目の疲れからくる肩こりの可能性もあります。目を酷使し続けると、全身の筋肉に負荷がかかると言われていて、ひどい場合は、首から肩、腕にかけての筋肉が疲労し、しびれを感じることも。また、疲れた身体に精神的なストレスが加わると、余計に血流が悪くなって肩こりが悪化するという悪循環に陥る可能性もあります。朝起きたときから倦怠感があると重症通常の肩こりは、これらの行動をしたあとに感じるものだと言われています。運動や仕事のあとに疲労感を感じても、夜はぐっすりと眠れて翌朝には解消できているという方は、まだ軽傷と考えてよいでしょう。しかし、肩こりが慢性化して重症になった場合、朝起きた瞬間から頭痛や倦怠感に悩まされる可能性もあり安栖。しっかり睡眠をとったはずなのにベッドから起きあがるのが辛いといった症状が見られる場合は、身体が悲鳴をあげているサインかも。肩こりがひどいと、仕事や家事が億劫になるなど、日常生活にも支障が出てしまうので、生活習慣を改善して少しでも緩和する努力をしましょう。就寝前のストレッチで肩こり予防・改善をそんな肩こり解消法のひとつに、寝る前のストレッチがあります。お風呂から出たあとに、ゆっくりと呼吸をしながらこり固まった筋肉を伸ばしてみましょう。肩甲骨を意識してゆっくり肩を回したり、頭の上で両手をそろえグーッと上の方に伸ばしたり。無理に動かすと筋肉を痛めてしまうので、負担がない程度の軽めの動きからはじめるのが長続きのコツ。毎晩数分のストレッチをするだけでも、朝の不快感が緩和されるはずですよ。また、ストレッチのときに行う深い呼吸は、心をリラックスさせるので熟睡できると言われています。慢性的な肩こりに悩んでいる方や身体が疲れてだるさを感じている方は、寝る前のストレッチ習慣をはじめてみてはいかがでしょうか?Photo by pixabay
2015年07月03日季節の変わり目や湿気が多い時期は、どうしても体調を崩しやすいものです。寝込むまではいかなくても、なんとなくダルかったり、便秘気味になったりと、ちょっとした不調が気になる時だってありますよね。 そんなときには普段飲んでいるお茶を少し変えてみませんか?今回はさまざまなお茶とその効能を紹介します。 まず、風邪気味やお肌の不調などでビタミンCを多く摂りたいときには、柿の葉茶がおすすめです。ほかにも、ローズヒップやクコ茶も美肌に効果的です。また、暖かい時期とはいえ冷えが気になる場合もあります。そんな時には、コーン茶や小豆茶で体を温めると同時に利尿作用や便秘解消効果で浮腫みをオフしましょう。 むずむずとした皮膚の不調や花粉症やぜんそくにはルイボスティーも効果的です。また、就寝前のカモミール・ミルクティーはリラックス効果を高め、寝付きを良くしてくれますよ。 夏にはとくに多くの家庭で飲まれている麦茶にもミネラルと食物繊維が含まれています。また、自宅で簡単にできるお茶の作り方をお教えします。たとえば黒豆茶や小豆茶を作りたい場合には、黒豆や小豆をから煎りしたものを5、6粒カップに入れたところにお湯を注ぎ、蒸らすだけです。ほんのり香ばしい香りがしておいしくいただけます。 気になる症状を改善につながるお気に入りのお茶を見つけてみるのはいかがでしょうか?
2015年05月10日○PMSの原因は「女性ホルモンの急激な変化」生理が始まる前の約1~2週間の間に女性の体と心に起こる、肌荒れ、便秘、頭痛、イライラ、憂うつ……といったさまざまな不調のことを、PMS(月経前症候群)と言います。特に理由もなくイライラする症状に悩まされている女性は多いはず。原因として考えられているのは、排卵後の女性ホルモンの急激な変化です。ガマンできないほどつらいときは婦人科で、漢方薬などを処方してもらうことができますが、少し生活を変えてみるだけでPMSが大きく緩和・改善する場合もあります。悩んでいる人は、以下のような対策を試してみてくださいね。○食べ物に気をつかう朝食をきちんととり、毎回の食事の栄養バランスに気を配りましょう。PMSを緩和してくれるのは、緑黄色野菜や果物、玄米、豆類、海草類のような、ビタミン・ミネラルが豊富に含まれた食べ物です。最近は野菜がたっぷり含まれているメニューを取り扱うレストランも増えているので、リフレッシュも兼ねて友達と出掛けてみては?○軽い運動を楽しむじっと動かずにいると、余計に体調や気分の悪さが気になってしまいがち。もちろん体調の悪いときに無理は禁物ですが、大丈夫そうであれば、散歩、サイクリング、ジョギングなどの軽い運動をすると気分転換できます。血行もよくなり、むくみや便秘の改善につながることも。外に出られないときは、部屋でストレッチする程度でもかまいせん。○とにかくリラックスするお風呂、マッサージ、音楽鑑賞などで頭を空っぽにして、心身を解放してあげましょう。アロマテラピーにも、イライラを解消したり心を落ち着かせたりする効果があると言われています。映画やドラマ、マンガなど好きな趣味に夢中になるのもいいですね。○仕事は無理せずマイペースで生理前は集中力が落ちる人も多いので、無理に頑張らず、できれば定時で切り上げるなど負担を減らす工夫を。家族がいる人は、不調であることを伝えて家事などを手伝ってもらうのもアリです。○NG行動にも注意!おすすめ行動のほかに、「これをやるとPMSが悪化する! 」というNG行動もあります。例えば、甘いものや塩分のとりすぎには注意。生理前は甘いお菓子がほしくなるかもしれませんが、糖分をとりすぎると血糖値が急激に上下するため、かえって気分が不安定になります。どうしても間食したいときは、昆布やナッツなど、甘くないものを選ぶといいでしょう。また塩分はむくみの原因になるので、いつもより控えめに。ほかにも、ストレス、不規則な生活、睡眠不足、飲酒、喫煙もPMSを助長するので気をつけて。イライラなどの不調を放置しておくと、仕事が手につかなかったり、パートナーや仕事仲間に当たってしまったりと、生活に影響が出ることがあります。周囲のためにも、自分自身のためにも、生理前の不調は最小限に食い止めましょう!※画像は本文と関係ありません○善方裕美医師日本産婦人科学会専門医、日本女性医学会専門医1993年高知医科大学を卒業。神奈川県横浜市港北区小机にて「よしかた産婦人科・副院長」を務める。また、横浜市立大学産婦人科にて、女性健康外来、成人病予防外来も担当。自身も3人の子どもを持つ現役のワーキング・ママでもある。主な著書・監修書籍『マタニティ&ベビーピラティス―ママになってもエクササイズ!(小学館)』『だって更年期なんだもーん―なんだ、そうだったの?この不調(主婦の友社)』『0~6歳 はじめての女の子の育児(ナツメ社)』など
2014年12月24日歌手のMay J.が13日、東京・丸の内で行われたクリスマスイベント『Bright Christmas2014』のイルミネーション点灯式に出席。この日、喉の不調を訴えていたMay J.は、映画『アナと雪の女王』の日本語版主題歌「Let it go~ありのままで~」をショートバージョンで披露。不調に苦しみながらもステージに立ち、涙ながらにファンのために熱唱した。<画像>涙を浮かべて謝罪するMay.J会場には『アナ雪』をイメージしたクリスマスツリーが出現。雪のように真っ白なミニドレス姿で登場したMayJ.は、時折苦しそうな表情を浮かべつつ、音程をアレンジしながら歌唱。「このイベントを本当に楽しみしていた」と悔しさをにじませ、最後には涙に声をつまらせながら「ベストなコンディションで迎えることができず、本当にごめんなさい」と頭を下げた。同イベントはディズニーのファンタジックな世界をテーマに、東京、横浜の各所でさまざまな企画を展開。昨年は1000万人が来場するなど好評を集め、今年は神奈川県の商業施設・MARK IS みなとみらい(横浜市西区)、横浜ランドマークタワー(同)にもエリアを拡大している。同所では、丸ビルのマルキューブに設置された“アナ雪ツリー”のほか、丸の内ブリックスクエアには映画『ふしぎの国のアリス』のツリー、新丸ビルに映画『塔の上のラプンツェル』の名シーンを再現したランタンのディスプレイが登場。ディズニーの人気キャラクターをイメージした数々のイルミネーションで、道行く人々を楽しませる。開催期間はいずれも12月25日まで。
2014年11月13日(画像はプレスリリースより)ゲインが調査した、夏による体の不調と『秋バテ』調査!株式会社ゲインは『夏による不調と秋バテ』に関連する、今の時期に役立つ調査を行った。調査の対象となったのは仕事を持つ社会人で、何かしら体の不調(夏バテ)や、体調の不良を感じている(あるいは感じた)人あわせて800名である。最初に『今年の夏、食欲不振の経験があったか?または現在あるか?』の質問について、【あった】(約35%)と【多少はあった】(約36%)が同じくらいの割合で、全体の7割以上の人が夏バテが原因で食欲不振の経験をしている。次に『夏バテによって、食生活について通常に比べどのような変化があるか?』に対して【栄養のバランスが、かたよっている】と感じている人が7割以上、また【食事をする回数が低下している】と実感している人は46%以上である。現在の体調不調は『秋バテ』かも?さらに『夏バテ対策をしていたか?』について、【特にしていない、しなかった】と【あまり対策をしていない、しなかった】を合わせると、全体の8割以上の人は具体的な対策を実施していないことが示された。そして『秋頃の体の不調(秋バテ)や、体調の不良を経験したか?』の質問では、【経験があった】と【経験があったように感じる】を合わせると、程度の差はあっても全体の半数以上の人が、体調不良あるいは秋バテを感じていることがわかった。また『例年の夏バテや夏の体調不良が改善する時期は?』について【9月前半】が一番多かった。『秋バテ』とは?『秋バテ』は夏バテの症状が暑い夏の時期が終わっても改善しないで、疲労感や食欲不振、無気力などが続く状態。また秋の時期になり少しずつ気温が下がってきて、寒暖の差で体調を崩してしまう状態も含まれるという。【参考】・株式会社GAIN プレスリリース
2014年09月24日(画像はプレスリリースより)自然音を聞いて、心の不調を改善世界文化社から、自然の音を聞き副交感神経の働きを高め、心の不調を改善するCD付きの本「森のセラピー音で薬いらず!病気知らず!」が2014年8月23日に発売されました。現代人は、長引く不況や、長時間の労働による過労、人間関係、経済的な問題でストレスとは無縁でいられなくなってきています。ストレスを抱えると、精神が不安定になり免疫力が落ち、病気にもかかりやすくなってしまい、「不眠」や「うつ」、「イライラ」など、心や体に気になる症状が現れると、薬に頼ってしまう人が多いのが現状です。この本は、薬を使わず、食養や量子医学、解毒療法によって精神疾患の治療に取り組んでいる医師、内海 氏によって監修され、内海氏は「自然を身近に感じ生命力を高める一つの方法が、五感を刺激すること」と言い、「五感を研ぎ澄ませ、自然を身近にして生活することは、森の自然音を活用することが有効」だと提案しています。人気の癒やしスポットの自然音を収録この本には、「屋久島」「白神産地」「奥入瀬」などの人気の癒やしスポットで収録した自然音が収録されたCDが付いていて、自然音を聞きながらできる、ストレッチやツボ、呼吸法や内海式デトックスが本の中で紹介されています。「森のセラピー音」を聞きながらイメージして、ストレスに負けないメンタルを手に入れてみませんか?「森のセラピー音で薬いらず!病気いらず!」は、定価1,300円(税抜き)で、販売されています。【参考】・株式会社 世界文化社プレスリリース/PRTIMES
2014年08月28日ジメジメと湿度が高かったり、ひんやり寒かったり何かと体調を崩しやすい季節ですね。思い当たる方は、カラダを整えるチャンスです。こんにちは。ゆる体質改善アドバイザーの佐々木メグミです。ストイックに短期的にではなく、ゆるーく続けられる体質改善を広めています。梅雨の不調を解決するために、暖かくして過ごしたり、寝る前にリラックスするように心がけている方も多いと思います。忙しくて時間のないときは、ケアした方が良いと分かっていても、なかなかできないのが現状ではないでしょうか。梅雨は日照時間が少なく、低気圧の影響を受けます。そのためカラダは副交感神経が優位になります。なんとなく元気がなかったり、だるさを感じる方も多いことでしょう。休みの日ならいいですが、仕事の日は元気に集中したいですよね。■短時間の軽い運動で、交感神経を刺激! 交感神経が優位の状態とは、活発に活動したり興奮している状態です。梅雨の時期、元気がないときは、ゆっくり過ごすのではなく、あえて活動して交感神経を優位にしてみましょう。集中力が増すので、仕事をする前の軽めの運動が効果的です。一駅歩いて出社したり、休憩時間にウォーキングして仕事に戻ってみましょう。東洋医学では、梅雨時の不調は、「湿邪(しつじゃ)」が原因であると考えます。湿邪とは、余分な水分のことです。雨の日や湿度が高い時は、私たちのまわりに水分が沢山あります。そのような環境では汗腺を覆ってしまうため、汗をかきにくいのです。カラダで調子の悪い部分があったり、代謝が悪いと、余分な水分を上手く排出できません。カラダはむくみ、冷えを伴ったり、カラダが膨張している状態なので、関節が痛んだりと様々なトラブルを抱えることになります。適度な水分は私たちに必要なものですが、多すぎても良くないのです。湿邪は下に流れ、停滞しやすい性質があるため、腰や足のだるさ、痛みなど下半身のトラブルが現れやすいのです。■簡単ツボ押し1分でむくみ、だるさを解決!水分(すいぶん)というツボがあります。ツボの位置は、おへその真上で、親指の幅1本分上にあります。3秒押して3秒やすむ。これを1分程度行いましょう。水分というツボは、水分代謝、血流を促し、むくみやだるさを解消します。ツボ押しのあとは、入浴で汗をかくようにしましょう。相乗効果でカラダのむくみや冷えがより改善され、次の日は、カラダのラインがほっそり引き締まっていることでしょう! 梅雨でも不調知らずのキラキラ女子を目指しましょう。次回も「ゆる体質改善」をお伝えします。お楽しみに。
2014年05月31日忙しい毎日、今日は「体調がイマイチだな」というときはありませんか? その不調な日が実は先月の同じころにあったと思い返してみると気付くかも。 こんにちは。ゆる体質改善アドバイザーの佐々木メグミです。ストイックに短期的にではなく、ゆるーく続けられる体質改善を広めています。女性は、毎月生理のリズムに影響を受け、男性よりも不調を感じやすいものです。忙しさに流されて、その時その時を何となく我慢して過ごしてしまうことも多いと思います。毎月同じようなことをくり返しているだけでは、翌月もまた同じことに。仕事やプライベートに忙しい人にとって体調管理は必須ですよね。自分の傾向を簡単につかんで、未来の対策を考えましょう。具体的にどうしたらよいのでしょう。やり方は簡単。今月と来月の2か月、頭痛やめまい、月経周期中の不調を感じたら記載していきます。その際に、いつものスケジュール帳に書くのがポイント。どのような生活をしたときに、体調が悪かったかがわかるからです。たとえば締め切りの前日で徹夜した、会議で緊張した、カラダが冷えていたなど原因をつきとめましょう。天気の悪い日、晴れた日など天候の変化も書きましょう。2ヶ月把握するとあなたの傾向が見えてきます。■3か月未来カレンダーをつくろう体質改善は3ヶ月を一区切りにして考えます。カラダの細胞が3ヶ月で入れ替わるからです。過去の傾向をふまえ、今後3ヶ月の過ごし方を変えます。締め切り前は食事もきちんと食べていないなどがあれば、未来の締め切り日にチェックを入れます。「たんぱく質を食べる」など未来の予定を書き込みます。睡眠時間が少なくなりがちな週末は「PC控えめにすぐ寝る」と記載。冷房が効いている場所に行く予定の日は、「湯船につかりしっかりあたたまる」と書くといいでしょう。雨や湿度の高い日は気分が落ち込んでしまうことがあれば、事前に気持ちが上がるようなグッズを用意しておくなど、とてもシンプルなことですが、書き記すことが大事なのです。カラダは毎日ちょっと気をつけると、その積み重ねで変わるものなのです。東洋医学では、人間も自然の一部と考えています。都会で生活していると実感がありませんが、四季の移り変わり、朝から夜にかけての1日の変化、月の満ち欠け、気温や湿度など自然の影響を受けています。そのため体質改善をする際に、それらをとても大切にします。■体質は、変えられる東洋医学でいう体質とは、ひとりひとり生まれ持っているものに、その後食べ物や生活習慣によって形つくられ、年齢とともに変化していくもの、と考えられています。過ごし方を変えるなど、飲食に気をつけることで体質が改善されてきます。自分でできるケアとして、3ヶ月未来カレンダーで傾向をしっかり把握し、生活全体を見直してみましょう。意識がかわり、良くなるための一歩を踏み出せることでしょう。
2013年07月18日生理前になると下腹が重くなり、だるさや腰痛、便秘、むくみなど不快な症状が次々と押し寄せてきます。そのうえ大人ニキビやクマ、むくみが気になるし、頑張ってダイエットしても体重計の針はまったく変化なし。気持ちも沈みがちで、ちょっとしたことでイライラが募ります。そうかと思えば、生理が終わったころからお肌はツヤツヤになって、なんだか気分も軽くなってくる。1カ月のうちに、私たちの心と体はどうしてこんなにコロコロと変化するの? その答えはすべて、「女性ホルモン」にあります。そもそも心臓や胃、手足などと違い、実際に目に見える「形」がないのがホルモンという存在。だからぼんやりとしたイメージしか持てないのですが、実は人間が生きていくのに欠かせない物質なのです。現在分かっているだけでも、人間の体内には70種類以上のホルモンがあるのだとか。脳の視床下部や下垂体、甲状腺、卵巣などで分泌されて血流に乗って運ばれ、それぞれ決まった器官で役目を果たします。量は多すぎても少なすぎてもダメ。ホルモンは、「バランス」が第一なのです。中でも女性ホルモンは、私たちにはなくてはならないキレイと健康のもと! 脳の視床下部が出した指令を下垂体が受けると、卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンという性腺刺激ホルモンを分泌します。これらが卵巣に働きかけ、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という2つのホルモンの分泌を促進します。このエスちゃん(エストロゲン)とプロちゃん(プロゲステロン)こそ、私たちの心と体にさまざまな影響を与え、一喜一憂させる張本人。でも逆に言えば、彼女たちの働きをきちんと把握することで、不調の原因を理解して対策を立てることができるし、好調の波を利用してさらに美を磨いたり、人生の可能性を広げたりすることもできるのです。 協力:ホルモンを整えて潤い美女になる! 1日1ケアメンテBOOK監修:関口由紀 ・ホルモンを整えて潤い美女になる! 1日1ケアメンテBOOK ・女性向けコミック満載!無料WEBマガジン<コミックエッセイ劇場>
2013年07月13日じめじめと雨の続く梅雨の季節がやってきました。だるさや、倦怠感、眠気、疲労感などを何となく感じがちではありませんか。実際に、屋内にこもりがちで運動不足になったり、雨の中の通勤が憂鬱に感じられたりと、ストレスの原因になることも多いかもしれません。また、体にも変化が起きているようです。そういった症状の原因として、「内湿」という身体の中にも湿気が溜まってしまう状態にある可能性が考えられるそうです。東洋医学では、体の内外で過剰になって問題となるものを「邪気(じゃき)」と呼ぶとか。「内湿」とは、体内の、水湿の種類の邪気という意味で、つまりは体内の余分な水(水分の中の老廃物)のことだそう。具体的に「内湿」の症状を挙げると、体内に余分な水分が停滞することによるむくみ、だるさ、倦怠感、眠気、疲労感など、梅雨時季によく感じる症状があります。また、体に溜まる余分な水が肌トラブルの原因になり、たるみやシワなども引き起こしてしまうともいわれているから、気をつけたいですね。体内に湿気を溜めないようにするには、食生活が重要です。余計な水分を排出させる効果のあるもの(西瓜、キュウリなど)や、胃腸機能を高めるもの(南瓜、大豆など)を食べるとよいそうです。また、胃腸の状態を正常に保ったり、老廃物の排出を助けるため、電解水素水の飲用も良いかもしれません。電解水素水を生成するものに、整水器があります。国内整水器メーカーでマーケットシェアナンバーワンである日本トリムの整水器は、厚生労働省所管の薬事法に規定された家庭用医療機器であり、機器から生成される電解水素水は胃腸症状の改善に効果・効能があると認められているそう。胃腸を正常に保ち、老廃物の排出を助ければ、「内湿」を改善し、梅雨症状の改善を期待できるかもしれません。また、抗酸化作用がある水素を含んだ電解水素水を飲むことで、アンチエイジングや肌トラブルの改善も期待できるかもしれません。食生活を改善するなど、体のことを意識して、梅雨を健やかに乗り切りたいですね。・日本トリム 公式サイト
2013年06月18日“ゆる体質改善アドバイザー”佐々木メグミが送る、習慣化させて体質改善する「ゆる体質改善」。日常の習慣を少し変えるだけの簡単なものを紹介する連載コラムの2回目。前回の記事は こちら から。■「デトックス」に高価なドリンクや、ムズカシイことはいらないお肌のトラブルや、お腹のトラブル。 それらは、カラダに余計なものが溜まっているのが原因かもしれません。 カラダに溜まった余計なものを取り除くのに、おすすめなのが「デトックス」です。「デトックス」というと、高級エステで、高価な混合ドリンクなどを買うみたいなものから、病院で腸内洗浄して宿便を取り除くといった、ハードルの高いことなどを想像される方が多いようですが、実はとても身近なもので「デトックス」できるのです。 それは、「水」。 水をあなどってはいけません。あまりにも近くにありすぎるため、 そのありがたみを忘れてしまいがちですが、私たちのカラダの60%以上は水分です。質の良い水を効果的に摂取することで、カラダにある余計なものを どんどん外に出すことができるのです。 あるデータによれば、私たちは普通の生活をしているだけで、知らないうちに毎日10gの保存料や添加物を摂取しています。保存料や添加物は、食べる前までは腐らないようにしたり、見た目や味をよくしたりしてくれますが、カラダに入ったとたん、余計な物質となります。 では、それらの余計な物質を水で「デトックス」するにはどうしたらよいのでしょうか?■100円ちょっとで「デトックス」●●を水に変えるだけある30代の患者さんは甘い炭酸飲料が大好きで、十数年ものあいだ毎日飲んでいました。一方で飲酒後の肌にでてくる小さな発疹やかゆみと長年つきあっていました。ご本人からすると、そこに関係性があるとは思ってもいなかったことでしょう。わたしは、ジュースをやめて一日に500mlの水を2本飲むように勧めました。初めはフシギそうな顔をして聞いていましたが、とりあえずということで実行されたのです。3週間ほどしたときに、その方から「発疹が出にくくなった」と連絡がありました。1ヶ月もすぎた頃、「今までがうそだったかのように、お酒のあとの発疹やかゆみがなくなった」と報告がありました。このエピソードは、添加物の入ったジュースをやめ、ミネラルウォーターに切り替えたことで明らかに体質が変わったことを実感できた良い例です。 ただし、ここで注意をしたいのは、絶対にジュースを飲んではいけない、というわけではありません。飲みたい時は飲みましょう。ストイックになるとストレスを感じて続かなくなるからです。飲みたい時は楽しく飲み、それ以外のときはミネラルウォーターに切り替えればよいのです。 後日談ですが、ご本人からするといつも味のついたジュースしか買わなかったため、味のついてない「水を買うこと」に、100円ちょっと出すことに初めは抵抗があったとのこと。ですが、私からするならこの方は、水ではなく「健康を買った」のです。たったの100円ちょっとで。 さらに、体質が変わると、水の美味しさがわかるようにもなります。ジュースで満たされていたような、「美味しい」という感覚と同じものを、水でも感じるようになれます。 ジュースを水に変えるだけの簡単「デトックス」。早速、あなたが今日買うジュースを、水に変えてみませんか? 次回も「ゆる体質改善」をお教えします。お楽しみに。お問い合わせ:表参道ホリスティック鍼灸院 tel.03-6419-7224 公式サイト 東京都港区南青山5-16-3 メゾン青南702open.11:00〜19:00(新規の患者さまは土曜のみ)木、日、祝定休表参道駅より徒歩7分(佐々木 メグミ)
2012年11月29日うつ病の症状改善を目的としたWebサービス「U2plus」は12日、有料ユーザーを対象としたアンケート調査において、93.4%がうつ病の改善に効果があると感じていると発表した。調査は8月時点での有料登録ユーザー150人に対して行われ、有効回答率は49.7%だった。「U2plusはうつ病の症状改善に効果があると感じるか?」という設問に対して、28.9%が「効果があると感じる」、64.5%が「どちらかといえば効果があると感じる」と回答。合計93.4%のユーザーが、U2plusはうつ病の症状改善に効果を感じていることがわかった。このWebサービスは、認知行動療法の専門家である千葉大学小堀修先生の監修のもと、うつ病患者が自宅等で1人で利用することを想定。ユーザーの負荷を抑えたプログラム設計、およびうつ病特有の孤独感を緩和するコミュニケーション設計がなされているという。詳細は「U2plus」へ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月15日花王が運営する「血めぐり研究会」は、「梅雨不調」に関する調査を行った。同調査は、2月に1都3県(東京、神奈川、千葉、埼玉)在住の20~64歳の女性930名(各年代186名ずつ)を対象に実施された。梅雨時の不調の症状は、1位が「だるさ」(30.2%)、2位「肩こり」(22.6%)となった。さらに、入梅から梅雨明けまでの約2カ月間ずっと「梅雨不調」を感じ続けている女性は、約3割に上る。2011年の関東地方の梅雨は、5月末から7月10日までとなっており、平年と比較すると長い梅雨となっていた。同研究会代表である東京女子医大付属青山自然医療研究所クリニック所長・川嶋朗氏は、「入梅前および梅雨時は、低気圧配置により副交感神経が優位になり、多くの人が『だるい』『やる気がでない』といった症状を感じやすく、活動量が減ることで『血めぐり』が悪くなる」と語る。気圧の低い状態は、炎症物質(発痛物質)であるヒスタミンの分泌が多くなると言われており、そのため、肩こり、片頭痛、腰痛などがひどくなる人も増加。また、ヒスタミンは身体を緊張させる交感神経を刺激するため『ストレス』を感じやすくなり、末梢血管が収縮し、手足の先の冷えにつながるという。同研究会では、梅雨不調を解消するため「こまめに身体を動かす」、「こまめに温める」、「こまめに衣服で調整する」の3つを提唱している。■「こまめに身体を動かす」外に出られず運動不足になったり、同じ姿勢でパソコンワークを続けたりすると、首と肩の筋肉を緊張させ、硬くなった筋肉が血管を圧迫し、血のめぐりを悪くする。筋肉に栄養や酸素が運ばれず、排出されるべき老廃物や発痛物質がたまってしまい、肩こりの原因に。肩こりを和らげるために、こまめに(目安は1.5~2時間に一度)身体を動かすことが重要となる。■「こまめに温める」「肩」「首」「腰まわり」「太もも」「二の腕の裏側」「ひざの裏」などは、血管が密集していたり、大きな筋肉があることから、効率的に身体全体を温めることが可能。特にこりのひどい肩には、肌に直接貼ることができる「温熱シート」が有効。40℃くらいの温熱(蒸気を伴った熱)により、熱をじんわりと身体の奥まで届けることができるので、血のめぐりを良くする。■「こまめに衣服で調整する」梅雨の時期は、気温の温暖差が激しかったり、雨に打たれた時に身体を冷やしてしまう。体温調整が簡単にできる、薄手のカーディガンやストールを常に携帯したり、かさばらない温熱シートをバッグの中に常備しておくことが推奨されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月13日国内外の著名人や、芸能人も数多く通う早野実希子のサロン「ABSOLU HERBEEN」。彼女の施術は体の声を聞くこと。体を触れれば、その人の性格や生き様がわかるという。そんな彼女の書籍「早野実希子の連動マッサージ『美の宝箱』」より、部位別のお悩み解決法を伝授しよう。◆ 今回のお悩みはこちら『顔や身体のむくみを改善したい』ポイント:腕・足の経絡活性&リンパ改善、温冷刺激による血管覚醒でむくみと決別!!◆ はじめにむくみとは体内の水分がうまく代謝されず、皮下で、血管と細胞をつなぐ組織に水分が停留してしまう状態だ。むくみを引き起こす原因は、濃い味付けやインスタント食品等による円分の摂りすぎ、運動不足による代謝の低下や筋力不足、また女性に多いのは、冷え・血管不良やホルモンバランスの乱れなどだ。まずは上手に水分を排出できるよう、身体の機能を高める工夫をしましょう。経絡とリンパですが、極端にいうと、経絡は東洋医学にいう、“気”“血”“水”と呼ばれるエネルギーの通り道。一方リンパは上下と免疫に関わる大切なシステムです。リンパ管は全身に巡り、身体の“下水道”として役割を担い、不要な老廃物や水分を排出し、また、異物からの身体の防御も行っています。身体のむくみ・リンパの流れをよくすることでむくみ知らずになれるのだ。◆ マッサージをしてみよう【1】目の中央のました(目の周りの骨のキワ)にある「承泣(ほうきゅう)」のツボをプッシュする。【2】頬から口元を顔のサイドから手で包み込むように持ち上げ、顔全体が大きく動くように円を描いてマッサージ。【3】手のひらの付け根でむくみが気になる部分を押し上げるようにプッシュ。【4】頭を前に倒して、手のひらを顔全体に強めに押しつける。【5】4の状態から「いないいないばー」をするように閉じた両手をぐっと開いていく。フェイスラインを押し上げ、リフトアップするイメージで。このとき、親指を動かさないようにする。◆ ポイント・心のバランスを整える脳内伝達物質「セロトニン」は必須アミノ酸のトリプロファンから作られます。トリプトファンを多く含むシラス、マグロ、チーズ、納豆、バナナなどを食べましょう。。・早起き、適度な運動、そしてバランスのよい食事など、規則正しい生活をしましょう。・ユーモアの感覚を持ち、どんな状況下でもそのシーンを楽しめる心の余裕を持ちましょう。協力:「早野実希子の連動マッサージ『美の宝箱』」 (詳細はこちら) サロン: ABSOLU HERBEEN (薬剤師 兼 内外美容研究家)サロンの代表を務める傍ら、医学的薬学的知識を生かし、美容・健康・漢方・医食・スパに至るまで、多くの女性誌やWeb上での執筆など幅広く活躍。
2011年12月29日5回目の報告生命保険各社による業務改善状況の発表が相次いでいる。当ニュースでもすでにアフラックや太陽生命、富国生命の改善状況をお伝えしたが、朝日生命も同様の報告を行っている。『業務改善計画の実施状況について』と題された今回の発表は、平成20年8月1日付で金融庁に提出した、業務改善計画の進捗状況を明らかにしているもので、今回で5回目となった。主な内容は下記の3点からなっている。1.経営管理(ガバナンス)態勢の改善及び強化2.内部監査態勢等の改善及び強化3.保険金等の支払漏れ等に係る再発防止策等の必要な見直し及び改善※画像はイメージ適切な支払いと顧客サービスのために1の項目については、平成19年4月に、社長を委員長とする「契約業務改革委員会」を設置して以降、通算19回の開催によって、契約業務の全般に及ぶ一貫した業務改革を行っていること。また「支払審査審議会」の機能を強化したことなどを挙げた。2については、平成21年から社長直轄の組織にするなど監査の独立性を重視し、「支払監査室」は平成20年10月から2年ほどの間に、合計5回の重点監査を実施したことを挙げる。さらに社外専門家も参加する審議会や、経営会議にも状況を報告する体制を構築したという。3については、過去に行ってきた改善策の詳細が述べられた。同社はこの発表において、下記のような今後の決意を述べた。引き続き、再発防止策を確実に実行するとともに、深度ある内部監査に努め、その実効性を定期的に検証し、必要な見直し・改善を図ってまいります。
2011年02月07日