ドラえもん生誕50周年×映画40作目を記念する『映画ドラえもん のび太の新恐竜』が、8月7日(金)に公開される。この度、公開に向けた新ビジュアルとスペシャル映像が公開された。『映画ドラえもん のび太の新恐竜』は、『のび太の宝島』に続く、今井一暁監督と脚本・川村元気のコンビによる作品。1980年の映画1作目『映画ドラえもん のび太の恐竜』とは異なる、全く新しいオリジナルストーリーで贈る。のび太が出会った双子の恐竜キューとミューの仲間の恐竜たちを探して、6600万年前の白亜紀を舞台にのび太たちが大冒険を繰り広げる。ゲスト声優は木村拓哉と渡辺直美。木村は10年ぶりのアニメ映画出演で、怪しい猿の姿をした謎の男・ジルを、渡辺はのび太たちの冒険を密かに監視する怪しい女・ナタリーを務め、それぞれのび太たちの運命のカギを握る役を演じる。さらに、主題歌はMr.Childrenが描き下ろしたW主題歌「Birthday」「君と重ねたモノローグ」となる。公開された新ビジュアルは、キューとミューとともに空を飛ぶドラえもんとのび太たち。そして、恐竜のタルボサウルスやシノケラトプスなど多くの恐竜が登場。青空をバックにした夏らしい風景に、恐竜たちと進んでいくドラえもんとのび太たちの壮大な冒険を思わせるものとなっている。また、「スペシャル映像~いよいよ始まる大冒険ver.~」は、『映画ドラえもん』歴代作品が登場し、50周年のお祝いムードあふれる始まりとなった。「みんな、待っててくれてありがとう!」というドラえもんのセリフとともに、公開を待ち望んでいた観客を出迎える内容となっている。このスペシャル映像は、映画公式サイトに加え、7月18日(土)17時より放送のアニメ『ドラえもん』(テレビ朝日系列)内でも放映される。そしてこの度、販売を停止していた前売券が7月17日(金)より販売再開されることも発表された。『映画ドラえもん のび太の新恐竜』8月7日(金)公開
2020年07月14日来月、8月に公開される『映画ドラえもん のび太の新恐竜』より、新ビジュアルとスペシャル映像が到着した。本作は、のび太が双子の恐竜キューとミューに出会って始まる物語。『のび太の宝島』でシリーズ史上最高興行収入を打ち立てた監督・今井一暁と脚本・川村元気が再タックを組み、ゲスト声優には木村拓哉と渡辺直美を迎え、さらに「Mr.Children」が描き下ろしたW主題歌が起用されている話題作。公開に先駆けて今回到着した新たなビジュアルには、キューとミューと共に空を飛ぶドラえもんとのび太たち、そして多くの恐竜たちも登場。夏らしさ感じられる一枚だ。さらに同時に到着した映像は、映画シリーズの歴代作品が登場し、「みんな、待っててくれてありがとう!」と、ドラえもんからメッセージも到着している。『映画ドラえもん のび太の新恐竜』は8月7日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:映画ドラえもん のび太の新恐竜 2020年8月7日より全国東宝系にて公開© 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2020
2020年07月14日「SoftBank 5G」と「ドラえもん」がコラボした新TVCM「のび太登場」篇が7月1日(水)より全国でオンエア。“のび太”には、堺雅人と鈴木福が扮している。ブルース・ウィリスがドラえもんを演じている本TVCMシリーズ。その新作となる今回の新CMでは、前回引っ越し先を間違えたドラえもんが破壊してしまった白戸家の屋根から、タケコプターで出てくるところからスタート。そして、引っ越しの荷物を新居に運んでいた鈴木さん扮する15歳ののび太、のび太のパパ(小手伸也)、ママ(渡辺江里子)たちと合流。そこへドラえもんを追いかけてきた白戸家の家族も外に出てきて、お隣さんとなった白戸家、野比家の両家初顔合わせがついに実現。さらに、「これ、タイムマシン?」とアヤ(上戸彩)が聞いたその瞬間、堺さん演じる45歳ののび太が飛び入り参加。そんな混乱状態で締めくくられる。2月某日に撮影されたという本CM。撮影では、タイムマシンになっている机の引き出しからドラえもんたちが出てくる、漫画やアニメでもお馴染みのシーンで、「あ、あれ? あ、、、」となかなか引き出しから出てこれない様子を演じる堺さんを見て、カットがかかると思わず白戸家メンバーも大爆笑。白戸家と野比家が入り乱れて言い合いになるラストカットでは、全員一斉にアドリブで会話するシーン以外に、1人だけセリフを発声し、ほかの人は口パクで演じるという撮影を1人ずつ順番に行ったそうで、よりカオスな状態を演出したいという監督の意向で、次第に周りの共演者がパントマイムで面白い動きをして、1人だけセリフを発声しているメンバーを笑わせようとする流れに。特に、堺さんがその場で相撲の四股を踏み始めた場面では全員、お芝居どころではなくなり、大爆笑となった。のび太役に挑戦してみて堺さんは「ドラえもんは子供の頃からとても好きな番組だったので光栄です。こんな日も来るんだと。タイムマシンがあったら、当時の自分に教えてあげたいですね」と喜び、鈴木さんは「髪を切って、衣装を着て、メガネをかけたら、自分でも『あ、のび太だ』と思いました(笑)。特にメガネをかけると、自分がのび太という別のキャラクターになる感じがして、すごく楽しかったです」と演じてみた感想を語る。「監督からあんまり原作に寄せ過ぎないとうかがったので、そこまでパパらしさは意識しませんでした」という小手さんだが、渡辺さんは「でも、小手さんの背中のラインとか、なで肩のフォルムがのび太のパパにすごく似ている」と反応。そして「私も元々のび太のママに似ていると言われたことがあって。メガネを外すと目が数字の『3』になっちゃうところとか、私もド近眼なので、シンパシーを感じていたんですけど、こういう形でのび太のママ役をさせていただいて、ものすごくうれしく思っています」と参加を喜んだ。ソフトバンク 5Gって ドラえもん?新テレビCM「のび太登場」篇(15秒・30秒)は7月1日(水)より全国にて放送開始。(cinemacafe.net)
2020年06月30日俳優の堺雅人が、7月1日より放送されるソフトバンクのテレビCM「5Gって ドラえもん?」シリーズ最新作「のび太登場」篇(15秒・30秒)に、45歳の野比のび太役として出演。さらに、15歳の野比のび太役を鈴木福、のび太のパパ役を小手伸也、ママ役を阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子が演じている。5G(第5世代移動通信システム)のブランドである「SoftBank 5G」と『ドラえもん』がコラボレーションしたテレビCM「5Gって ドラえもん?」シリーズ。主人公のドラえもん役としてハリウッド俳優のブルース・ウィリスを迎え、第1弾の「登場」篇では、お馴染みの白戸家のメンバーである樋口可南子、上戸彩、ダンテ・カーヴァー、お父さんと共演した。その続編となる今回の「のび太登場」篇は、前回、引っ越し先を間違えたドラえもんが破壊してしまった白戸家の屋根からタケコプターで出てくるところから物語がスタート。その後、引っ越しの荷物を新居に運んでいたのび太たちと合流すると、そこへドラえもんを追いかけてきた白戸家の家族も外に出てきて、お隣さんとなった白戸家、野比家の両家初顔合わせが実現する。「引っ越してきた野比のび太です」「父です」「母です」とあいさつする野比家の3人に、「じゃ、ホントにドラえもん一家がお隣に?」とうれしそうな表情を浮かべるお母さん(樋口可南子)。すっかりテンションが上がったアヤ(上戸彩)とお兄ちゃん(ダンテ・カーヴァー)も、引っ越し中ののび太の机を指差し、「これ、タイムマシン?」と反応する。次の瞬間、ふいに机が振動し、引き出しの中からメガネ姿の男性が登場。白戸家のお父さんが「誰だ! お前は!」と尋ねると、なかなか引き出しから出られず、あたふたしていた男がようやく「45歳の、のび太です」と自己紹介し、思いも寄らない展開に、「えー!!」と一斉に声を上げて驚く両家。最後は「複雑だ!」「キャラ多すぎ!」「ちょ、ちょっと一回整理しましょう…」などと、混乱状態の両家を映し出したカットで締めくくられる。「あ、あれ?あ、、、」となかなか引き出しから出てこれない様子を演じる堺を見て、カットがかかると思わず白戸家メンバーも大爆笑。さらに、監督から堺に対して「あ、どうも! みたいな軽いノリで出てくると面白そうですよね」という演技プランの説明が出た際にも、「よっ、ほっ、よっ」と言いながら、まごまごして引き出しから出られずに前に倒れてしまうという、危なっかしい演技を披露。派手にこけてしまうドタバタ劇で、どじなのび太のキャラクターを見事に演じきると、周りのスタッフも大笑いしながら、堺のコミカルなお芝居を見つめていた。堺は、のび太役について「ドラえもんは子供の頃からとても好きな番組だったので光栄です」と喜び、「こんな日も来るんだと。タイムマシンがあったら、当時の自分に教えてあげたいですね。大人になったら、のび太の役をすることになるよと。アニメも見ていましたが、特に漫画は繰り返しコミックスを読んでいました」とドラえもん愛を告白。また、「もしもドラえもんのひみつ道具が使えるとしたら?」という質問に、「『タイムトンネル』とか、『タイムふろしき』とか、『タイムマシン』とか、時間を行き来するひみつ道具を使ってみたいですね」と答え、「死んだ人に会いに過去へ行ったり、生まれて来る子供の将来をのぞくために未来へ行ったり知りたいような、知ると怖いようなところもありますけどね。自分のことで言うと、どの食べ物に気をつけないとこの病気になってしまうとか、そういうのが詳しく分かりそうです。あの時に食べた物が良くなかったから病気になったとか、あの時に腰をねじったから今も痛いんだとか」と語った。
2020年06月30日テレビ朝日系では2月29日(土)、昨年公開され大ヒットした「映画ドラえもん」シリーズ39作目となる『映画ドラえもんのび太の月面探査記』をオンエアする。「鍵のない夢を見る」「かがみの孤城」などの作品で知られる直木賞作家の辻村深月が映画の脚本に初挑戦した本作は、“月”を舞台にしたSF冒険ファンタジー。月面探査機が捉えた白い影が大ニュースに。のび太はそれを「月のウサギだ!」と主張するが、みんなから笑われてしまう…。そこでドラえもんのひみつ道具<異説クラブメンバーズバッジ>を使って月の裏側にウサギ王国を作ることに。そんなある日、不思議な少年・ルカが転校してきて、のび太たちと一緒にウサギ王国に行くことに。そこでのび太は偶然エスパルという不思議な力を持った子どもたちと出会う。すっかり仲良くなったドラえもんたちとエスパルの前に謎の宇宙船が現れる。エスパルはみんな捕えられ、ドラえもんたちを助けるためにルカも捕まってしまい…。ドラえもん役の水田わさび、のび太役の大原めぐみ、しずか役のかかずゆみ、ジャイアン役の木村昴、スネ夫役の関智一らレギュラー声優陣はもちろん、本作でも豪華なゲスト声優陣が参加。謎の転校生・ルカ役には「テニスの王子様」の越前リョーマ役などで知られる皆川純子。ルナ役には『AI崩壊』がヒットするなか「トップナイフ」も好評の広瀬アリス。ゴダート役には『泣くな赤鬼』『ザ・ファブル』などの柳楽優弥。キャンサー役には「ロッチ」中岡創一。クラブ役には「サバンナ」高橋茂雄。ディアボロ役には「おっさんずラブ」シリーズや『カイジ ファイナルゲーム』吉田鋼太郎といった豪華な声優、俳優陣の共演も見どころだ。そして待望のシリーズ最新作にして劇場版40作記念作となるのが『映画ドラえもん のび太の新恐竜』。のび太が恐竜博の化石発掘体験で見つけた1つの化石を“タイムふろしき”で元に戻すと、それは双子の新種恐竜だった。のび太に似てちょっと頼りないキューと、おてんばなミュー。愛情たっぷりに育てるのび太だったが、やがて2匹が現代で生きていくには限界がきてしまう。キューとミューを元の時代に返すことを決心したのび太は、ドラえもんや仲間たちと共に6600万年前へと出発する…というストーリー。木村拓哉と渡辺直美がゲスト声優を務め、「Mr.Children」が「Birthday」と「君と重ねたモノローグ」という2曲をW主題歌として提供する。『映画ドラえもんのび太の月面探査記』は2月29日(土)18時56分~テレビ朝日系でオンエア。(笠緒)■関連作品:映画ドラえもんのび太の月面探査記 2019年3月1日より全国東宝系にて公開© 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2019
2020年02月29日国民的キャラクター「ドラえもん」50周年に全く新しいオリジナルストーリーとして登場する『映画ドラえもん のび太の新恐竜』。この度、木村拓哉がゲスト声優として『映画ドラえもん』に初参加することになった。最近は、高視聴率を記録したドラマ「グランメゾン東京」や「教場」での熱演が話題を呼ぶなど、長年に渡り幅広い層から絶大な人気を集める木村拓哉。2004年にスタジオジブリ・宮崎駿監督『ハウルの動く城』のハウル役で鮮烈な声優デビューを果たし、今作はその後の『REDLINE』に続き10年ぶり3度目のアニメ映画出演となる。木村さんが演じるのは、白亜紀という時代に存在するはずのない“猿”の姿をした謎の男・ジル。「謎の島」に関する秘密を握っており、のび太たちの行動を監視している、運命のカギを握る大切な役どころとなっている。情報解禁に合わせて行われた取材では、「ドラえもんの横に立つとなったら、やっぱり色は合わせたいでしょ!」と、ドラえもんカラーである青色の服で登場した木村さん。今回のオファーに、「もし『映画ドラえもん』の出演依頼が来たら、木村拓哉はどんな反応をする?」というドッキリ企画かと思ったほど「驚きました(笑)」という。幼少の頃から「ドラえもん」の漫画を読み育ち、「僕たちが弱気になった時、『ドラえもんが助けてくれたらなぁ~』と想像するだけで、一瞬でも寄りかかれるような存在でした。僕たちが歳をとっても、彼らは不変です。慣れ親しんできた、僕ら日本人のDNAの中にあるような感じ」とその思いをコメント。小さい頃から大の恐竜好きで、『のび太の恐竜』(’80)も観たという木村さんは新しい恐竜の物語を描く『のび太の新恐竜』に巡り合ったことに、運命を感じている様子。40作目の今作が掲げたテーマは、さらなる未来へ向けた「進化」。長年エンターテインメントの第一線を走りながら、先日ソロアルバムをリリースするなど、常に新しいことに挑戦し「進化」を続ける木村さんとの強力タッグに注目だ。『映画ドラえもん のび太の新恐竜』は3月6月(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画ドラえもん のび太の新恐竜 2020年3月6日より全国東宝系にて公開© 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2020
2020年01月16日『映画ドラえもん』シリーズ最新作『映画ドラえもん のび太の新恐竜』の公開直前となる2月1日(土)~3月5日(木)の期間、シリーズ過去作を上映する「ドラえもん映画祭2020」が神保町シアターにて開催されることが決定した。漫画「ドラえもん」は、「幼稚園」などで1970年1月号から連載を開始し、2020年1月には連載開始50周年を迎える。また、映画は1980年3月公開の第1作『のび太の恐竜』以来多くの観客を魅了し続け、来春の『のび太の新恐竜』で40作目となる。そんな長きに渡り愛され続ける「ドラえもん」。最新作公開直前に行われるこの映画祭では、『映画ドラえもん』シリーズより『のび太の恐竜』(’80)から『のび太の月面探査記』(’19)まで過去作39作品、さらに併映された藤子・F・不二雄原作の14作品を一挙上映!なお、2010年以前に公開された作品は35mmフィルムで上映。39作品を34日間連続で楽しめるこの貴重な機会、詳細は神保町シアターの公式サイトにて順次発表される予定だ。最新作『映画ドラえもん のび太の新恐竜』は、今井一暁監督&脚本・川村元気という『のび太の宝島』コンビが贈る、愛らしい双子の恐竜との物語。『のび太の恐竜』とは異なる、全く新しいオリジナルストーリーが誕生する。「ドラえもん映画祭2020」は2020年2月1日(土)~3月5日(木)神保町シアター(東京)にて開催。『映画ドラえもん のび太の新恐竜』は2020年3月6日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:映画ドラえもんのび太の新魔界大冒険〜7人の魔法使い〜 2007年3月10日より全国東宝系にて公開©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2007映画ドラえもんのび太と緑の巨人伝 2008年3月8日より全国東宝系にて公開© 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2008映画ドラえもん新・のび太の宇宙開拓史 2009年3月7日より全国東宝系にて公開© 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK2009映画ドラえもん のび太の人魚大海戦 2010年3月6日より全国東宝系にて公開© 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK2010映画ドラえもん新・のび太と鉄人兵団〜はばたけ 天使たち〜 2011年3月5日より全国東宝系にて公開© 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK2011映画ドラえもんのび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー〜 2012年3月3日より全国東宝系にて公開© 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK2012映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム) 2013年3月9日より全国東宝系にて公開© 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2013映画ドラえもん 新・のび太の大魔境〜ペコと5人の探検隊〜 2014年3月8日より全国東宝系にて公開© 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK2014神様のカルテ2 2014年3月21日より全国東宝系にて公開© 2014「神様のカルテ2」製作委員会映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ) 2015年3月7日より全国東宝系にて公開© 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2015映画ドラえもんのび太の南極カチコチ大冒険 2017年3月4日より全国東宝系にて公開© 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ動画・ADK 2017映画ドラえもんのび太の月面探査記 2019年3月1日より全国東宝系にて公開© 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2019映画ドラえもん のび太の新恐竜 2020年3月6日より全国東宝系にて公開© 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2020
2019年12月03日『映画ドラえもん』シリーズ40作目『映画ドラえもん のび太の新恐竜』が2020年3月6日(金)に公開される。この度、本作の主題歌が、Mr.Childrenが本作のために書き下ろした『Birthday』に決定。あわせてMr.Childrenの桜井和寿より、コメントが寄せられた。本作は、のび太が双子の恐竜キューとミューに出会って始まる物語で、伝説の映画1作目『映画ドラえもん のび太の恐竜』とは異なる、全く新しいオリジナルストーリー。キューとミューの仲間の恐竜たちを探して、6600万年前の白亜紀を舞台にのび太たちが大冒険を繰り広げる。『のび太の宝島』でシリーズ史上最高興行収入53.7億という大ヒットを打ち立てたコンビの監督・今井一暁と脚本・川村元気が本作を手がける。ドラえもん×Mr.Childrenのタッグは、50周年&映画40作目となるメモリアルな年に、制作陣がかねてより念願であったMr.Childrenへ熱烈なアプローチをしたことがきっかけ。40作目の映画ドラえもんが掲げたテーマは、さらなる未来へ向けた「進化」。その想いが合致したMr.Children側が快諾したことにより、今回のタッグが実現し、ともに1970年生まれで同い年のドラえもんと桜井和寿が運命の再会を果たした。主題歌『Birthday』は、出会いと冒険を描く物語に寄り添うような明るく壮大なメロディーで、のび太たちを勇気づけ応援するような楽曲に仕上がっている。また、タイトル『Birthday』は、誕生から50年の節目を迎える『ドラえもん』の歴史、そしてさらに続く未来、そして「進化」を感じさせる。また、11月23日(土)の『ドラえもん』レギュラー放送では、90秒の予告映像が初公開される。今回の発表に際して、桜井から寄せられたコメントは下記の通り。●桜井和寿(Mr.Children)コメントハッキリと覚えている。小学4年生の時、両親が僕にドラえもんを買ってきてくれた。家に帰り、自分の部屋のベットに寝転ぶと、頭上にある小さな棚に1巻から5巻がきれいに並んで置かれていた。そしてそれを僕は複雑な思いで受け取った。なぜなら、当時僕は勉強を全くしない子供だった。宿題なんかした事がない。漢字も書けなければ、読書もした事がなかった。当然、通知表に刻まれる数字は体育以外は1と2で埋まった。それを見兼ねた両親はきっと「しっかり勉強しなさい」そう言いたかっただろう。でも、そう言ったところで、素直に勉強するはずがない事をわかっていて、「宿題しなさい」でも、「読書しなさい」でもなく、「まずはここから始めましょうね。はい、ドラえもん」そんな気持ちで買ってきたのだろう。そして、その複雑な親の心情を子供ながらにキャッチした僕は、逃げ場をなくした気持ちになって、しばらく読みも開きもせず、並んだ背表紙の1から5の数字を眺めていた。警戒心の強い猫にオモチャを与えた時のそれのように、僕は3日後くらいにドラえもんを恐る恐る開き、その後、我を忘れ夢中で読みふけった。僕にとってはじめての読書。はじめて好きになった本。はじめて感動で泣いた本。それ以来、背表紙の数字は増えていき、棚に入りきらないくらいのドラえもんが並んだ。中2の夏に音楽と出会うまで。本当はその後も、僕の人格形成に関わるドラえもんとのエピソードがあるのですが、長くなるのでこの辺でやめておきます。ドラえもん50周年、そして僕も50歳となる年に、運命の再会ができた事に心から感謝です。のび太にとってのドラえもんのように、「ドラえもんという存在が、ストーリーが、プロジェクトそのもの」が、弱く情けない自分に寄り添ってくれているのだと、改めて噛み締めながら、音楽でドラえもんに携わらせてもらいました。絶対観てくださいね。聴いてくださいね。『映画ドラえもん のび太の新恐竜』2020年3月6日(金)全国公開
2019年11月19日ドラえもんの映画シリーズ最新作『映画ドラえもん のび太の新恐竜』が、2020年8月7日(金)に公開される。シリーズ40作目『のび太の新恐竜』「ドラえもん」の連載開始から50年を迎え、映画第1作目が公開された1980年から、本作で40作目を迎える『映画ドラえもん』シリーズ。これまでの全39作累計で、1億2448万人もの入場人員を記録している。のび太&恐竜の新たな物語『映画ドラえもん のび太の新恐竜』では、のび太が愛らしい双子の恐竜のキューとミューに出会って始まる新たな物語を描く。劇場版第1作目となる『のび太の恐竜』や、2006年『のび太の恐竜2006』とはまた異なる、全く新しい、のび太と恐竜の物語が展開される。<あらすじ>のび太が恐竜博の化石発掘体験で見つけた1つの化石。絶対に恐竜のたまごだ!と信じたのび太が、ドラえもんのひみつ道具“タイムふろしき”で化石を元の状態に戻すと……生まれたのは双子の恐竜!しかも、未発見の新種だった。のび太に似てちょっと頼りないキューと、おてんばなミュー。個性の違いに苦労しながら、親のように愛情たっぷりに育てるのび太だったが、やがて2匹が現代で生きていくには限界がきてしまう。キューとミューを元の時代に返すことを決心したのび太は、ドラえもんや仲間たちと共に6600万年前へと出発!キューやミューの仲間の恐竜たちを探す旅がはじまった。ドラえもんのひみつ道具や恐竜たちの力も借りながら、恐竜の足跡を追って進むのび太たちが辿り着いたのは謎の島。恐竜が絶滅したとされる白亜紀で待ち受ける、キューとミュー、そしてのび太たちの運命とは―――?!今井一暁と川村元気が再タッグ、最高ヒット作『のび太の宝島』のコンビ『映画ドラえもん のび太の新恐竜』を手掛けるのは、『映画ドラえもん のび太の宝島』で『映画ドラえもん』シリーズ史上最高興行収入53.7億という大ヒットを打ち立てた、監督・今井一暁と脚本・川村元気のコンビ。2015年から「シリーズドラえもん」の絵コンテ・演出を担当してきた今井一暁は、『映画ドラえもん のび太の新恐竜』に際し「ドラえもん生誕50周年、さらに、オリンピックイヤーという特別な年に、映画ドラえもんを監督することに、大きなプレッシャーと共に感謝を感じております。」とコメントしている。また、『電車男』『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』『君の名は。』など数々の話題作の製作も手掛けた川村元気は、「2020年、多様性が叫ばれる中、それが綺麗事ではなく、人類の進化への歩みであることを語りたい。他と違う、欠点だらけに見える弱い少年・のび太と、ちいさな新恐竜が、進化・成長への第一歩を踏み出す。そのことの尊さと、紛れもない真実を(中略)この映画で語れたらと願っています。」と語った。ゲスト声優に木村拓哉木村拓哉がゲスト声優として『映画ドラえもん』に初参戦。のび太たちの運命のカギを握る、怪しい猿の姿をした謎の男・ジルを演じる。なお、木村のアニメ映画出演は、スタジオジブリ・宮崎駿監督『ハウルの動く城』、2010年の『REDLINE』に続く10年ぶり3度目となる。幼いころから自身もコロコロコミックで漫画を読むなど、「ドラえもん」を“日常のように”感じていたという木村。今作出演に関して、以下のように述べた。「最初は“もし『映画ドラえもん』の出演依頼が来たら、木村拓哉はどんな反応をする?”というドッキリ企画かと思ったほど、驚きました(笑)。僕が生まれる前から存在し、幼少の時からずっと楽しんできた「ドラえもん」の世界に自分が入り、ひとつのキャラクターになれるという事が、正直まだ信じられません。―(中略)―アフレコ時、声の演技では監督のOKを信じるしかないのですが、今回はドラえもんやのび太たち、声優の方々の声に引っ張ってもらえた気がします。また、現段階でも絵のクオリティが凄く、未完成にも関わらず感動しました。とにかく完成が楽しみです。」渡辺直美も出演ジルと通信する怪しい女・ナタリーを演じるは、お笑い芸人として活躍する渡辺直美。木村拓哉と同じく、本作が『映画ドラえもん』初参加となる。これまで『リメンバー・ミー』など、有名作品でも声を当ててきた渡辺直美。声優について聞かれると、「実はすごく苦手です。アフレコに向けて発声練習をして、台詞だけでなく、ナタリーの表情から感情をくみ取り、きちんとナタリーの想いを声で届けられるよう頑張りました。アフレコはかなり緊張したのですが、ヘッドフォンから聞こえる木村拓哉さんの声に癒されながら、何とか乗り切れました。」と語ってた。また、作品について、「ドラえもんやのび太、それにナタリー、皆それぞれに意見や正義があって、それが溢れて、ぶつかり合いながら冒険をしてく、めちゃくちゃ熱い物語になっています。」とコメントしている。ドラえもん×Mr.Children映画の主題歌を務めるのは、人気バンド Mr.Children。ドラえもんと同じく1970年生まれのボーカル・桜井和寿が制作陣からのオファーを快諾し実現に至った。先んじて主題歌「Birthday」の起用が公開されていたが、それに続く“2曲目”の主題歌として「君と重ねたモノローグ」を公表。『映画ドラえもん』の歴史の中でもW主題歌を起用することは史上初であり、Mr.Childrenにとっても主題歌を2曲書き下ろすことは初の出来事となる。なお少年時代からドラえもんに夢中だったという桜井は、「ドラえもん50周年、そして僕も50歳となる年に、運命の再会ができた事に心から感謝です。」と、喜びのコメントを寄せている。【詳細】『映画ドラえもん のび太の新恐竜』公開日:2020年8月7日(金)※2020年3月6日(金)より公開を予定していたが公開延期。※既に購入済みの前売り券は8月7日(金)~利用可能。原作:藤子・F・不二雄監督:今井一暁脚本:川村元気出演:水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一、木村拓哉、渡辺直美
2019年07月07日国民的アニメ「ドラえもん」のキャラクター、ドラえもんとのび太が、吉本新喜劇にサプライズ出演を果たした。シリーズ39作目となる『映画ドラえもんのび太の月面探査記』が来月1日公開を迎え、また同日吉本新喜劇は60周年を迎える。さらに舞台を「月」にした映画と、新喜劇の公演が行われている「なんばグランド花“月”」、“月”で繋がることから、今回この2つのコラボレーションが実現した。“月”にちなんだウサギにまつわる物語「ウサギ追いし土管公園!?」という演目に登場したドラえもんとのび太。舞台上には土管が置かれ、お馴染みの空き地に似た雰囲気のセットに。座長の酒井藍演じる小学生・藍ちゃんが助けたウサギの仲間として登場したドラえもんとのび太。登場するやいなや、酒井さんに向かってのび太が「あ!ドラミちゃんだ!なんだかちょっとイメージ変わった?」と声をかけると、酒井さんも「そーそー、私ドラミよ。うふ。…て、私人間ですねん!」とツッコミ。すかさずドラえもんが「のび太くん失礼だよ!この人、ドラミよりず~っと丸いよ」と続けると、酒井さんがドラえもんとのび太の頭をグーでど突く場面も。さらに「助けて、ドラえもーん!」とのび太が酒井さんに抱きつくシーンもあるなど、約10分間の出番で何度も笑いの渦を巻き起こし、2人の吉本新喜劇初出演は幕を閉じた。終了後、ドラえもんは「吉本新喜劇に出られて、ホンマ夢みたいやわぁ!(関西弁)ちょっと緊張したけど、お客さんにもいっぱい笑ってもらえて、とっても楽しかったです」と出演した感想を語り、「のび太くんも練習では失敗ばかりしていたけれど、最後は『アンキパン』を使って台詞を覚えて、本番はばっちり!大成功でした」とコメントしていた。また今回、2017年に女性初かつ最年少で吉本新喜劇の座長に就任した酒井さんが、映画にゲスト声優として出演していることが明らかに。劇中でドラえもんたちが訪れるカグヤ星に住むおばさん、カイア役で声優に初挑戦しているという酒井さんは「出演の話を聞いたときは、本当に信じられなかったです。私、映画の中でジャイアンと話してるんですよ!?」と言い、「しかも役名の『カイア』も私の名前『さカイアい』からとっていただいて、本当に感激です」と出演を喜んだ。『映画ドラえもんのび太の月面探査記』は辻村深月が初めて映画の脚本を担当し、神秘的でロマン溢れる“月”を舞台に、ドラえもんたちの新たな冒険を描く、「ドラえもん」史上最大のSF冒険ファンタジー。広瀬アリス、柳楽優弥、吉田鋼太郎らがゲスト声優として参加していることでも話題だ。『映画ドラえもんのび太の月面探査記』は3月1日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:映画ドラえもんのび太の月面探査記 2019年3月1日より全国東宝系にて公開© 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2019
2019年02月18日長崎・ハウステンボスでは、『映画ドラえもん のび太の月面探査記』の公開を記念したイベント「わくわくムーンアドベンチャー in ハウステンボス」を、2019年3月1日(金)から5月6日(月)までの期間開催する。ドラえもんやのび太といったおなじみのメンバーが、月を舞台に大冒険を繰り広げる『映画ドラえもん のび太の月面探査記』。イベントでは、映画をテーマにしたフォトスポットやスタンプラリーなど、作品の世界を楽しめるコンテンツが登場する。会場には、3つのトリックアートスポットを設置。まるで映画の世界に入り込んだような写真を撮影できる。ちょっと不思議で面白い写真を来場記念に撮影してみて。また、場内5か所のスタンプを集めるとオリジナルのバッジがもらえるスタンプラリーも開催。さらに、ドラえもんとハイタッチができるスペシャルグリーティングや、ハウステンボスでしか買うことのできない限定グッズなど、ファンはもちろん家族で楽しめるイベントとなっている。【詳細】期間:2019年3月1日(金)~5月6日(月)場所:ハウステンボス住所:長崎県佐世保市 ハウステンボス町1-1■スペシャルグリーティング開催日:2019年3月23日(土)~4月7日(日)、4月27日(土)~5月6日(日)場所:アトラクションタウン「ホライゾンアドベンチャー・プラス」【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル)TEL:0570-064-110
2019年02月08日今年もやってきました、映画『ドラえもん』の季節! 3月3日(土)公開の『映画ドラえもん のび太の宝島』は、大長編劇場版シリーズ38作目。太平洋上に現れた謎の宝島を目指し、ドラえもんたちが史上最大の冒険に出かけます。今回は、ドラえもん役の水田わさびさん、のび太役の大原めぐみさんにインタビュー。子どものころに抱いていたドラえもんのイメージ、そして声優を務めるようになった今、あらたに感じる作品への思いを語っていただきました。■今回の映画は「親子の愛情の温度差」がテーマ――まずは、映画『ドラえもん』ならではの魅力について聞かせてください。大原めぐみさん(以下、大原):仲間と協力することのすばらしさを描いていることもそうですが、『のび太の宝島』に関していうと、テーマとして「親子愛」があります。親は、良かれと思って子どもにいろいろと言ってしまうことが多いじゃないですか。本当は見守ることも大切だとわかってはいるけれど、つい先回りして言いたくなってしまうんですよね。それが、子どもの「僕たちの気持ちを尊重してくれない」という気持ちとぶつかってしまう…でも、それってどちらも愛情なんですよね。今作は本当の悪者がいなくて、描かれているのは“子どもが欲している愛情”と、“親が与えている愛情”にある温度差のようなもの。子どもと一緒に観ると、子どもの頃に感じていた親への思い、自分が親になって感じること、その両面の感覚で観ることができるというのが魅力になっていると思います。―――私も作品を拝見して、「子どものため」と思い込みすぎることで、子ども自身が見えなくなっていることがあるのではとハッとさせられました。では、お二人が思うテレビアニメ版と劇場版の違いを教えてください。水田わさびさん(以下、水田):映画では、キャラクターのすべての人物が主人公になれるように描かれていると思います。テレビだと、どうしても毎週のび太くんが主人公になってしまう。でも、劇場版ではゲストのキャラクターも含めて、みんなの心理状態をそれぞれ追える形になっているかと。逆にドラえもんは、映画になると一歩引いているような感じがありますね。――たしかに、ドラえもんとのび太くんの立ち位置が変わる感じはありますよね。大原さんは、演じる上で意識の違いなどはありますか?大原:自分がのび太を演じる上で、“のび太くんの気持ちの流れ”を的確に捉えられてるかなとは常に思っています。でも、それはテレビ版でも同じこと。ふだんはドラえもんに助けてもらっている印象が強いですが、だからこそ自分ができるときには「助けてあげたい」。そんな気持ちも、(テレビも映画も)すべてつながっていると思うんです。「ドラえもんを大切に思っている」というところをベースに、そのときの感情を乗せて発しているだけなので、あまり変わらないですね。――水田さんは、演じる上での違いについてはいかがでしょう。水田:収録時間が長いので、燃費を悪くしないようには気をつけています。収録は2日間なのですが、待ち時間がほとんどなくずっと演じ続けているので、すごく濃い2日間なんです。体調管理はとにかく大事にしていて、劇場版の収録が終わったら「ふっ」と一息つく感じはありますね。――ほかに、『映画ドラえもん』で大切にしていることはありますか?水田:スタジオの空気の話になりますが、やはりゲスト声優の方をあたたかく受け入れる雰囲気作りを大切にしています。自分も逆の立場のとき、先輩に声をかけてもらったことがうれしかったという経験があるので。とくに、番組が長く続いていれば続いているほど緊張してしまうものだと思うので、私は休憩時間にはゲスト声優の方に近づいたりして、話しかけたりしています(笑)。■メッセージ性がすごい! 『ドラえもん』の奥深さ――10年以上『ドラえもん』の声優を続けられていますが、子どものころからいまに至るまでで『ドラえもん』に対する思いの変化はありますか?大原:子供のころは、「こんな道具があったらいいな」とか「ドラえもんがいたらいいな」とか「私がのび太くんだったら、こんな道具の使い方はしない(笑)」とか、そんな感覚で観ていました。でも、のび太役をやらせていただく立場になって、『ドラえもん』ってこんなにたくさんの方が携ってるんだなっていうのを感じました。映画のエンドロールで流れるテロップの名前の多さに驚いたんです。私はこのチームの一員なんだと鳥肌が立つほどうれしかったのを覚えていますし、その喜びはいまも変わらないですね。――水田さんは、いかがですか?水田:子供のころは、「金曜夜7時に猫型ロボットが出てきて、“のび太くんがまたダメだったよ~”」という起承転結のあるわかりやすいアニメとして観ていました。でも、いま観るとヒューマンドラマがとてつもなく詰まっていて。『ドラえもん』がこんなに奥深い作品だと思いませんでした。地球の環境問題とか、スマホが発明されるとか、藤子・F・不二雄先生は当時からわかっていたんじゃないかと思うほど、メッセージ性がすごいです。ギャグ要素もあるのに単なる子ども向けではなく、深いんですよ、この作品は。■夫に言われた本気のひとこととは――それは演じれば演じるほどに感じますか?水田:もう、本当に! うちの夫は私より年上で、リアルタイムで『ドラえもん』を読んできた世代なので、その当時の記憶がすごいんです。その方たちがいま、大人になっているわけですから、私なんかよりもっとドラえもんの奥深さをみなさん知っているので、軽率なことを言えないですよね。――でも、そんなドラえもん役に奥さまが抜擢(ばってき)されるなんて、旦那さまもびっくりですね。水田:そうなんですよ。発表になったとき、「やめてくれる?」って、本気で言われましたからね(笑)。「 俺は、藤子・F・不二雄先生が大好きで愛してる。だから、やめるならいま。申し訳ないけれど、おまえには務まらないからやめてくれ」って。でも、私自身もクビになると思っていたんです。1クール終わった、2クール終わった…って安堵(あんど)しながらやってきて。『映画ドラえもん のび太の恐竜 2006』ができたときに、ようやく「これは続けさせてもらえるかな?」と思うようになりました。それまでたくさんアルバイトもしてきたし、つねに危機感を抱いていたんです。もともと役者をやりたくて上京したので、毎週芝居ができるなんて、こんなにうれしいことはないと思っていました。ただ、自分が楽しくても評価するのは皆さまなので…。身内にすら、「やめて」と言われてしまいましたからね(笑)。でも、できるところまでやってみようという気持ちは持っていました。――大原さんは、お子さんを出産されてから声優として活動を始めたのですよね? 子どもを産んでから、自分自身もあらたな道を歩み始めるって、すごくパワフルだと驚きました。大原:そうなんですよね。でも、難しいことは何も考えていなかったんだと思います(笑)。自分が本当にやってみたいことだったので、自然と行動を起こせたんです。こうしてお仕事ができて、すごくありがたいことだと思っています。■のび太の衣装がオシャレに進化!?――子どもの頃にも『ドラえもん』をご覧になっていたとのことですが、当時といまで、何か変わっていると感じることは?大原:う~ん…服にいろんなバリエーションが増えましたね!水田:たしかに、衣装替えは結構あるよね。パーカー着ちゃったり!大原:そうそう。模様が増えたり、色が変わったり。「白襟と黄色の服だけじゃないぞ!」っていう(笑)。――なるほど(笑)。『映画 のび太の宝島』の中で、いままでにない新しさはありますか?大原:今回は、音楽が印象的でしたね。楽しいシーンは、踊り出したくなるくらいワクワクする音楽で、気分が盛り上がります。反対に緊迫するシーンは、恐怖感を音楽であおるようなところもあって…ぜひ、音楽に注目してください!――それでは最後に、映画を楽しみにしている子どもたちにメッセージをお願いします。大原:すごくテンポが良くてスピード感もあって、内容がギュッと凝縮されているお話です。乗り越えられないようなできごとも、「みんなで協力することで、乗り越えられるんだ!」と伝わればうれしいです。水田:劇場に行く前にはきちんとお手洗いに行って、最後まで楽しんでくれれば、それだけで褒めてあげちゃう! だって、劇場でじっと観てるって、それだけで子どもにとっては大変なことじゃないですか。あとは…最後の最後まで、ちゃんと見てほしいと思います。なにか、いいことがあるかもしれないからねっ!『映画ドラえもん のび太の宝島』3月3日(土)全国東宝系にてロードショー「宝島を見つける!」とジャイアンたちに宣言したのび太は、ドラえもんのひみつ道具“宝探し地図”を使って宝島を探すことに。地図が指し示した場所は、なんと太平洋上に突然現れた新しい島だった…。公式サイト:
2018年03月01日3月3日公開の『映画ドラえもん のび太の宝島』の大人だけの先行試写会が19日、都内で行われ、本作でゲスト声優を務めた大泉洋、サバンナの高橋茂雄、脚本を担当した川村元気が出席した。『映画ドラえもん のび太の宝島』の大人だけの先行試写会に出席した高橋茂雄と大泉洋(左から)人気アニメ『ドラえもん』の劇場版第38弾となる本作。例年、春休みのファミリー映画として公開され、大人気を博しているが、ここ2年連続で40億円超えを果たすなど、大ヒットを記録している。そんな同シリーズの最新作に、のび太たちを襲う海賊船の船長キャプテン・シルバー役の声を大泉洋、海賊の一味・トマト役を高橋茂雄が担当。公開に先駆けて行われたこの日の舞台あいさつに、脚本を担当した川村元気とともに登壇した。テレビで放送されているアニメ版は見たことがあるものの、映画版を劇場で見たことがないという大泉は「大人になってから(映画の)『ドラえもん』は泣けると聞いていたんですけど、シルバーが良いんですわ!」と自分が担当したシルバー役を自画自賛するも、「『青天の霹靂』(2014年公開)でお世話になった川村くんはどういう人間か分かっています。この男が書いたかと思うと、感動させられて悔しいなと思ってね。『クソッ!』と思いましたけど感動しました」と川村の脚本を絶賛。また、『映画ドラえもん』史上初めて2年連続でゲスト声優を果たした高橋は「去年は『のび太たち! 何するんだ! 止めてくれ!』(古代語で)って書いてあったんですよ。古代語ってなんやろうな? と(笑)。言葉じゃなくてパッションでやらせてもらいました(笑)」と苦笑しつつ、今回演じた海賊のトマトは昨年よりもセリフがあったようで「トマトは、太った海賊。どこに出ていたんだろうと思いながら見てほしいです」とアピールしていた。また、見どころについて大泉は「ダメなのび太くんがあんなにも変わって。のび太くんの勇気に泣けました。この世であんなに格好良い人はないですね」と話し、これを受けて高橋が「今回の平昌(五輪)で数々のメダリストが生まれましたけど、その人たちクラスですか?」と大泉に投げ掛けると、大泉は「のび太くんこそ金メダリスト! パッと見たらあっさり静香ちゃんも同じことしてましたけど、静香ちゃんは銀メダリスト。とにかく僕はのび太くんの大ファンですね。格好良かった~!」とのび太推しのようだった。『映画ドラえもん のび太の宝島』は、3月3日より全国公開。
2018年02月20日ドラえもんの映画シリーズ最新作『映画ドラえもんのび太の宝島』が、2018年3月3日(土)に公開される。新たな舞台は“宝島”1980年に第1作目が誕生し、『映画ドラえもんのび太の宝島』でシリーズ38作品目を迎える。前作『映画ドラえもんのび太の南極カチコチ大冒険』に続き、舞台は大自然。ただ、寒い南極とは異なり、光り輝く大海やどこまでも広がる青い空、白い雲が印象的な”宝島”が舞台となる。ドラえもん・のび太・しずか・ジャイアン・スネ夫、人気のキャラクターたちが、満ち溢れた笑顔で登場する先には、海賊船ともとれる大きな船の姿が。ここから大海原を駆け巡る大冒険が始まるのだろうか…。監督は今井一暁、脚本は『君の名は』の映画プロデューサー川村元気。シリーズで初めてメガホンをとる今井一暁。脚本は、『君の名は。』『バケモノの子』などの映画プロデューサー川村元気。河村は「世界から猫が消えたなら」「四月になれば彼女は」などを生み出した、小説家としても知られている。『映画ドラえもん』シリーズに加わることで、川村は「21世紀の子どもたち、そしてかつて子どもだった大人たちへ、新しくも王道のドラえもんを届けたいと思いました。そこでモチーフとしたのが「宝島」でした。ずっと読み継がれ、語り継がれてきた冒険物語をドラえもんの世界で描く。そして太平洋に誕生した「新しい島」のニュースがそれに結びついた時に、ひとつの物語が浮かびました。」とコメント。藤子・F・不二雄を一番尊敬している人物だと話す川村は、『君の名は。』製作時にも藤子・F・不二雄の世界観を指標としていたそうだ。ゲスト声優に大泉洋や長澤まさみ船長キャプテン・シルバー(声:大泉洋)『映画ドラえもん』シリーズ38作品目を彩る声優陣は豪華だ。俳優・大泉洋が、のび太たちを襲う海賊船の船長キャプテン・シルバー役を担当。フィオナ(声・長澤まさみ)長澤まさみが声を担当するのは、船長キャプテン・シルバーの妻・フィオナ。科学者としてばりばり働きながらも2人の子どもを持つお母さんでもある。病弱だが、優しくたくましい女性で物語の鍵を握る大切な役どころになるという。また「弱虫ペダル」で人気の山下大輝、「BLEACH」の折笠富美子など人気声優も参加する。主題歌・挿入歌は星野源が書き下ろし主題歌・挿入歌は、自身も以前からドラえもんファンだという星野源が担当する。38年続く「映画ドラえもん」シリーズの歴史の中で、同一アーティストが2曲書き下ろすのはシリーズ史上初。注目の主題歌タイトルは、なんと「ドラえもん」。歌詞、メロディー全てにおいて星野のドラえもん愛が込められているという。そして、挿入歌となる新曲「ここにいないあなたへ」は心温まるバラードだそう。新シングルCDには、同楽曲をはじめ、思春期の女の子をイメージして描いた歌詞ち生演奏で魅せる「The Shower」、そして星野の作品ではおなじみの自宅録音“House ver.”による「ドラえもんのうた」のカバー、計4曲が収録されている。なお、初回限定盤に付属するDVD『ViVi Video(ビビ ビデオ)』は、2本立ての内容となっており、ひとつめは星野源のツアーでも大活躍のあの男“ニセ明”が、世界進出に向けて制作を行った“PR映像”とそのメイキングを収録。もうひとつは、2016年に開催された「テレビ朝日ドリームフェスティバル」にて披露した、一夜限りのライブ厳選映像を収録。さらに、星野と彼の友人によるオーディオコメンタリーも収録されるなど約140分の充実した内容が詰まっている。星野は「大好きな『ドラえもん』の長い長い歴史の中に音楽家として参加できることを、とても嬉しく思います。今回の新作映画『のび太の宝島』、そして『ドラえもん』という作品そのもの、すべてを生み出した藤子・F・不二雄先生に向けて主題歌・挿入歌を書かせていただきました。ファンとしても公開の日を楽しみにしております。」と述べている。なお、特報では楽曲の一部が流れている。コールドストーン×ナムコのどら焼き風アイスコールド・ストーン・クリーマリー、ナムコとコラボレーションした、どら焼き風アイス「DORASANDO どらサンド」が登場。2018年3月10日(土)から、ナムコ直営ゲームセンター約190店舗限定で、クレーンゲームの景品として提供される。「DORASANDO どらサンド」は特製の小倉あんを使用した上品な味わいで、子供だけでなく大人も楽しめるアイスクリームに仕上げられている。フレーバーはカット苺を贅沢に使用した「スイート アイスクリーム」と桜風味の「サクラモチ アイスクリーム」の2種類が用意された。ストーリー「宝島を見つける!」とジャイアンたちに宣言したのび太は、ドラえもんのひみつ道具“宝探し地図”を使って宝島を探すことに。地図が指し示した場所は、なんと太平洋上に突然現れた新しい島だった・・・。ノビタオーラ号と名付けられた船で宝島に向かったのび太たちは、あと少しで島に上陸というところで海賊たちから襲われる!急にあらわれた敵に立ち向かうのび太たちだったが、戦いのドタバタの中でしずかが海賊船にさらわれてしまう。海賊に逃げられた後、のび太たちは海に漂う一人の少年フロックとオウム型ロボットのクイズと出会う。フロックは海賊船から逃げ出したメカニックで宝島の重要な秘密を知っていた!はたしてのび太たちは海賊からしずかを助けることができるのか!?そして宝島に眠る財宝に隠された秘密とは一体!?【作品概要】「映画ドラえもんのび太の宝島」公開時期:2018年3月3日(土)原作:藤子・F・不二雄監督:今井一暁脚本:川村元気CAST:ドラえもん:水田わさび、のび太:大原めぐみ、しずか:かかずゆみジャイアン:木村昴、スネ夫:関智一© 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2018■星野源 11thシングル『ドラえもん』2018年2月28日(水)発売初回限定盤(CD+DVD) 1,800円+税、通常盤(CD) 1,200円+税・CD収録内容(初回限定盤・通常盤 共通)1. ドラえもん『映画ドラえもんのび太の宝島』主題歌2. ここにいないあなたへ『映画ドラえもんのび太の宝島』挿入歌3. The Shower4. ドラえもんのうた(House ver.)■初回限定盤特典DVD 『ViVi Video』約70分・ニセ明をスキーに連れてって。・厳選弾き語りライブ映像(テレビ朝日ドリームフェスティバル)収録収録曲:化物/地獄でなぜ悪い/恋/SUN※星野源と友人によるコメンタリー付■「DORASANDO どらサンド」<クレーンゲーム景品>展開日:2018年3月10日(土)より順次場所:ナムコ直営ゲームセンター宅190店舗
2017年06月17日国民的ヒーロー“ドラえもん”の物語、その舞台版が約9年ぶりに再登場する。舞台版ドラえもん『のび太とアニマル惑星(プラネット)』の脚本・演出を手掛ける鴻上尚史は、「子供向けの舞台と思われるだろうけど、初演の時は観客の7割が大人でした」と当時を振り返った。舞台版ドラえもん『のび太とアニマル惑星(プラネット)』チケット情報「9年前はまだ2.5次元(アニメや漫画を原作とした舞台作品)という言葉が一般的でなかったから、『着ぐるみのキャラクターが出てくるの?』なんて誤解されたりして(笑)。でも蓋を開けてみたら、大人の観客が実に喜んでくれたんですよ。ドラえもんは、大人が読んで涙する作品ですからね。子供の頃に出会い、大人になって再発見する、という感じかな」(鴻上)今回の再演で主人公のび太を演じるのは、『テニスの王子様』や『弱虫ペダル』などの舞台で活躍した小越勇輝だ。鴻上の「2.5次元の雄、と紹介されました」という言葉に、照れくさそうに肩をすくめる。その端麗な笑顔と、のび太のイメージとのギャップに戸惑うが…。「よくそう言われてしまって…。う~ん、のび太としてはマイナスかな?でも自分の武器でもあるかな?とかいろいろ悩んでます。“イケメンのび太”なんて言われたりもするけど(苦笑)、そうじゃないところを舞台の上で見せられたらなと」(小越)鴻上は、小越の真剣な表情を微笑ましく見ながら「大丈夫。初めて会った時、ぼ~っとしてたよね。あ、のび太だ、と思ったよ(笑)。かっこいいんじゃなくて「チャーミングなのび太」になれると思うよ」と勝算のうなずきを見せた。「のび太は、僕らが一番感情移入しやすいキャラクター。自分の中にある怠け癖や向上心や負けん気といったものを平均的に持っている男の子なんです。さらにしずかちゃん(樋口日奈)やジャイアン(皇希)、スネ夫(陳内将)など、周囲の人の思いを受けとめるキャッチャーみたいな存在でもある。小越君ならいけるな、と。でも俺、演出家を三十数年やってきて、初めて主演俳優に『そんなにカッコよく踊るな』って言いましたよ(笑)。男のお客さんに『なんかのび太って、俺と地続きじゃん』と思ってもらわないとダメだからね。たぶん今回で、小越君には男性のファンがつくと思いますよ」(鴻上)「はい。すごく面白い挑戦だと感じているので、いろんな方に見ていただきたいです。物語に込められた人との絆や助け合いの心、真っ直ぐな熱といったものを、自分の体でしっかりと伝えられたら。何か温かいものを届けられたらいいなと思っています」(小越)歌とダンスも盛り込んだ快活な音楽劇には、環境問題への鋭い視点も潜む。老若男女の心に響くメッセージが込められた、ドラえもんの宇宙の旅がまもなく発進する。「楽しくて夢のある物語の中に、大切な問題をしっかりと描く。それは原作の藤子・F・不二雄先生が長く持ち続けてきたポリシーだと思います。子供劇となめて来てもらってもいいですけど(笑)、おっ!と驚かされると思いますよ」(鴻上)舞台は3月26日(日)より開幕。取材・文上野紀子
2017年03月17日『ドラえもん』は、言わずと知れた藤子・F・不二雄原作の大人気マンガ。テレビ放送を毎週観ているという人はもちろん、春休みの恒例行事として『映画ドラえもん』を観に行くというファミリーも多いですよね。現在、シリーズ37作目となる『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』が公開中! ということで今回は、『映画ドラえもん』が世代を超えて愛され続ける理由について、東宝・映画宣伝プロデューサーの土肥直人さんにお話を伺いました。■『映画ドラえもん』の歴史『映画ドラえもん』は、1980年3月に公開された『ドラえもん のび太の恐竜』から35年以上も続く人気シリーズ。通常のコミックとは別に描かれていた、藤子・F・不二雄さんの「大長編ドラえもん」が原作だと聞いています。土肥「映画の原作として大長編を『月刊コロコロコミック』で連載し、ほぼ同時進行で映画製作をするという流れを1997年の『のび太のねじ巻き都市冒険記』まで続けていたそうです。そこからは、先生の意思を継いだスタッフたちが物語を作ってきました」――2005年には、ドラえもんの声優が大山のぶ代さんから水田わさびさんに交代となりました。土肥「そうですね。映画は1年お休みをして、2006年に声優が代わってから初めての長編作品『のび太の恐竜2006』が公開されました」――1980年公開の映画第1作目も『のび太の恐竜』でしたが、このタイミングでリメイクするということにはどんな意味があったのでしょうか?土肥「声優が代わるタイミングで、監督や脚本家など制作陣も代わったこともあり、新しく始めるのにふさわしい題材はやはり『のび太の恐竜』しかなかったんじゃないかと思います。映画に限らず、長く続いてきたドラえもんの声が代わるということで当時色々なご意見がありましたが、子どもたちは違和感なく受け入れてくれたと思います」 ■時代背景を反映しつつも、変わらない本質『のび太の恐竜2006』は大きなターニングポイントだと思いますが、土肥さん自身が転機になったと感じる作品はありますでしょうか?土肥「個人的に2011年の『新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜』は、公開直後に東日本大震災があったので印象に残っています。この作品は、大人も感動して泣ける映画でしたが、震災直後は“泣ける・感動する作品”より、“気持ちが明るくなれる作品”が好まれるようになった気がして…。翌年の『のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー〜』や翌々年の『ひみつ道具博物館(ミュージアム)』は、主題歌の曲調も明るかったですし、元気が出る作品に見えるよう、宣伝は心がけました。2014年の『STAND BY ME ドラえもん』は、ドラえもんの良さを再認識してくれた人が多い作品になりました。ドラえもんのすばらしさに改めて気づいた人たちが、春の映画も観に行こうという流れができたことは嬉しかったですね」――“地球を大切に”といったテーマで描かれている作品が多いように感じるのですが、今昔の映画で変化している部分はあるのでしょうか?土肥「技術面での進歩はありますけど、根底にあるものは変わっていないと思います。たしかに『のび太とアニマル惑星』(90年)や『のび太と雲の王国』(92年)など、地球を大切にしてほしいというメッセージが強く込められているものもありますし、その時代時代に合ったストーリーになっているのだと思います。でも、キャラクターの性格など根本的なところは変わっていないのではないでしょうか」――変わらないということもまた、大人のファンが多い理由かもしれませんね。土肥「もちろん、子どもが楽しんでくれることは大前提ですが、大人が観ても感動できるクオリティだと思います。今では、世の中的にアニメを大人が観ることに抵抗がなくなってきているということもありますし、子どものときにドラえもんが好きだった人が、卒業をせずにずっと観続けられるものにしていきたいっていうのはありますね。『映画ドラえもん』は入場者プレゼントがありますが、数量限定ではなく入場者全員、しかも子どもだけでなく大人にも配り続けています。こんな作品はなかなか無いですし、コレクションしている方もたくさんいるので、今後も手は抜けないですね」■大人が観るとグッとくる…ハイセンスなポスターが話題に今回、映画のポスターも大きな話題を呼んでいますが、子ども向け作品とは思えない大人っぽい印象を受けます。土肥「このポスターは、もともと高橋敦史監督の中にあるイメージを、イラストレーターの丹地陽子さんとヒョーゴノスケさんが描いたイメージボードでした。夏にティザーポスターを作る際、たくさんあるイメージボードの中から、氷山を見上げているシーンに決めたものの、残っていたイメージボードもどうにか世に出せないかとデザイナーの浜辺明弘さんとも話していて…。そんな中で、新宿地下通路に大きな広告を出すことになったんです。イメージボードは本来、製作陣が映画のイメージを共有するためのものですが、結果としてそれをポスター用にアレンジした感じですね。昔ドラえもんが好きだった方が、子ども時代の気持ちを思い出すような、大人が心を惹かれるポスターになっていると思います」――たしかに、表舞台に出さずにいるのは勿体ないクオリティです。しかも、キャラクターが後ろ姿だけというのもおもしろいですよね。土肥「ドラえもんの強みは、後ろ姿を見ただけでもわかる造形にあると思います。ありがたいことにイメージボードはものすごく反響があり、はじめは新宿と六本木ヒルズだけの予定でしたが、今後は各劇場に貼られるかもしれません」 ■レギュラーアニメとは違う、映画ならではの魅力ポスター1枚で私たちの心を掴むドラえもんですが、映画ならではの魅力はどこにあると感じますか?土肥「テレビアニメは基本的にギャグアニメなので、ジャイアンが結構ひどいことをしたりするんですよね(笑)。でも、映画になるとそんなジャイアンがすごく良いヤツに描かれていたりして、友情とか、子どもたちに大事にしてもらいたい基本的なことが詰まっていると思います。レギュラーのアニメより、映画のほうがのび太の優しさが際立つエピソードが多いというのも魅力のひとつですね。映画だと、肝心なところでひみつ道具が使えなかったり、ピンチに陥ったりするのも特徴です。ひみつ道具を使うのももちろん楽しいけれど、道具だけに頼らず自分たちで頑張って解決していくっていうのは、映画ならではのおもしろさだと思います。今年はドラえもんのピンチを救う、のび太の頑張りに注目です」――レギュラーアニメと映画の違いは、意識して作られているのでしょうか?土肥「藤子・F・不二雄先生が大長編を描かれていたときから、友情が強く感じられたり、様々なところに大冒険に出かけたりといった部分は変わっていません。やはりF先生が描いてきたドラえもんの世界観から逸脱するようなことは起こらないというのは、大事にしている部分なんだと思います。根本が変わらないというのは、親御さんからすると、ものすごく安心できることですよね。『映画ドラえもんって、こういうものだよね』というイメージを持って、お子さんを映画館に連れて行っていると思うので。親世代になった人が、自分が子どものときにドラえもんを観て感じた原体験みたいなものを、お子さんにも味わわせてあげたいなっていうのがあるんじゃないかと。新作を作るときは、その普遍性にプラスして今の時代に合うものをエッセンスとして取り入れています。例えば今回は“スノーボールアース”(昔、地球は丸々凍っていたことがある)という仮説がもとになっていますが、『のび太の恐竜』が公開された当時は恐竜が隕石で絶滅したというのは真説ではなかったように、その時代の子どもたちにワクワクしてもらえるようなお話作りを心がけていると思います」――正直、『映画ドラえもん』のストーリーは子どもにとって少し難しい部分もある気がするのですが…?土肥「僕自身もちょっと難しいんじゃないかと思う部分はありますが、実際にはお子さんがすごく真剣に観ていて、終わった後も『おもしろかった!』と言っているんですよね。おそらく、物語の中で理解していない部分もあると思います。でも、それが逆に親子としての会話に繋がっていくと思うので、それはそれでいいんじゃないかなって」――同じ作品なのに、親子で感じ方が違うというのもおもしろいですね。土肥「僕が思うに、『映画ドラえもん』の魅力は“日常から始まり、非日常なことが起こって、日常で終わる”ということ。子どもたちにとってドラえもんは、テレビで観るのが日常。だから映画館に行くということ自体が非日常なんですよね。そんな映画の中でドラえもんが非日常に行くことで、子どもたちも大冒険できる気がするんです。ドラえもんたちと一緒に日常から非日常に行って、日常に帰ってくる…。春休みの良い思い出になると思うので是非お子さんを映画館に連れて行ってあげてほしいし、家族で観てもらいたいです。パパ・ママはドラえもんの良さをわかっているはずですからね。何世代にも渡り、これからも繋がっていってほしいと思っています」『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』3月4日(土)全国東宝系ロードショー!■原作:藤子・F・不二雄■監督・脚本・演出:高橋敦史(『青の祓魔師 ―劇場版―』)■CAST:ドラえもん:水田わさび のび太:大原めぐみ しずか:かかずゆみ ジャイアン:木村昴 スネ夫:関智一■主題歌:平井堅「僕の心をつくってよ」(アリオラジャパン)■公式サイト (C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ動画・ADK 2017
2017年03月17日『映画ドラえもん』シリーズ37作目となる3月公開の映画『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』。この度、本作の舞台となった南極にドラえもんとのび太が実際に上陸した写真が到着した。真夏の暑さに耐えかねたのび太たちが向かったのは、南太平洋に浮かぶ巨大な氷山。ひみつ道具「氷細工ごて」で遊園地を作っていたのび太たちは、氷漬けになっている不思議なリングを見つける。調べてみたところ、そのリングが埋まっていた氷は、人が住んでいるはずもない10万年前の南極のものだった。南極へと向かうドラえもんたち。その前に、氷の下に閉ざされた巨大な都市遺跡が姿を現す――。映画第1作目が公開された1980年から、今回で37作目を迎える『映画ドラえもん』シリーズ。2年ぶりのオリジナルストーリーとして描かれる今回は、南極を舞台に氷の下の古代都市、さらにはスノーボールアース理論など、原作者の藤子・F・不二雄の得意とするS(すこし)・F(ふしぎ)が満載の大冒険を繰り広げる。また主題歌には、平井堅の「僕の心をつくってよ」が決定し、さらに本作のスペシャル応援隊「南極カチコチ隊」として織田信成と浅田舞が就任しており、こちらも話題となっている。日本から約1万4,000km離れた極寒の地・南極。そんな南極へ向けて、今回2人がまず訪れたのはアルゼンチン。外務省よりアニメ文化大使を任されているドラえもんたちは、日本大使館主催のイベント会場を訪れ、現地の人々に挨拶し、パオパオダンスも披露。昨年までテレビアニメが放送されていたこともあり、アルゼンチンの子どもたちにも大人気で、現地メディアからの取材も受けるほどの盛況ぶりを見せていた。そして、事前に子どもたちから募集した南極に関する疑問を解くため、アルゼンチンからはサウスジョージア島をまわりながら南極に向かう船旅に。途中、島に上陸しペンギンたちと記念撮影を行いつつ、ついに南極に上陸!南極では子ども達から寄せられた「ペンギンは走るのと滑るの、どっちが速い?」「南極に人は住んでる?」など様々な疑問を解くため奔走。さらにはドローンなど最新技術を使い、南極の地を撮影した。なお、この模様は1月27日(金)より毎週「南極大冒険クイズ」としてテレビアニメ放送にて放送予定となっている。『映画ドラえもんのび太の南極カチコチ大冒険』は3月4日(土)より全国東宝系にて公開。テレビアニメ「ドラえもん」は毎週金曜日19時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:映画ドラえもんのび太の南極カチコチ大冒険 2017年3月4日より全国東宝系にて公開(C) 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ動画・ADK 2017
2017年01月16日『映画ドラえもん』シリーズ最新作『映画ドラえもんのび太の南極カチコチ大冒険』が、2017年3月4日(土)より全国の劇場で公開される。映画第1作目が公開された1980年から37作目を迎える『映画ドラえもん』シリーズ。2016年3月に公開された『映画ドラえもん新・のび太の日本誕生』は興行収入41.2億円を記録し、シリーズ36作目にして新シリーズ初の40億円という節目を突破。その人気はますます加速している。南極を舞台にした本作には、原作者の藤子・F・不二雄が得意とする“SF(すこしふしぎ)”要素が満載だ。真夏の暑さに耐えかねたのび太たちが向かった南太平洋に浮かぶ巨大な氷山。その下に閉ざされた、巨大な古代都市をめぐる冒険が展開される。劇中の印象的なシーンをピックアップしたイメージボードポスターは柔らかいタッチで描かれ、素朴な印象を受ける。また、コピーの一文と相まってなぜか惹きこまれてしまう不思議な魅力を放つ。監督は、『千と千尋の神隠し』(2001年)にて監督助手を担当、『青の祓魔師 ―劇場版―』(2012年)で監督デビューを飾った高橋敦史。原点回帰とも言える題材を扱う本作で、自身初の『映画ドラえもん』をどう手がけるか期待が高まる。また本作のゲスト声優として、声優初挑戦となるフィギュアスケーターの織田信成と浅田舞が参加する事が決定。2人は劇中に登場する象に似た二足歩行の動物“パオパオ”の内のそれぞれ1匹ずつを担当する。さらに、ドラえもん好きなお笑い芸人・サバンナ高橋茂雄、そして相方である八木真澄も声優に挑む。また、映画の公開を記念し、カフェ「ドラえもんKACHI KOCHI Café」が2017年2月4日(土)から東京ソラマチにオープン。さらに同日から、映画の舞台である南極の氷上に合わせ、東京スカイツリータウン アイススケートパーク」とのコラボ企画も行われる。会場では、劇中に登場する秘密道具を着たドラえもんや、東京スカイツリーが背景となる「どこでもドア」のフォトスポットが設置され、映画の世界観を楽しむことできる。【作品情報】『映画ドラえもんのび太の南極カチコチ大冒険』公開日:2017年3月4日(土)原作:藤子・F・不二雄監督・脚本・演出:高橋敦史(『青の祓魔師 ―劇場版―』)CAST:水田わさび(ドラえもん)、大原めぐみ(のび太)、かかずゆみ(しずか)、木村昴(ジャイアン)、関智一(スネ夫)©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2017【ストーリー】真夏の暑さに耐えかねたのび太たちが向かったのは、南太平洋に浮かぶ巨大な氷山。ひみつ道具「氷細工ごて」で遊園地を作っていたのび太たちは、氷漬けになっている不思議なリングを見つける。調べてみたところ、そのリングが埋まっていた氷は、人が住んでいるはずもない10万年前の南極のものだった。南極へと向かうドラえもんたち。その前に、氷の下に閉ざされた巨大な都市遺跡が姿を現す―。■期間限定カフェ「ドラえもんKACHI KOCHI Café」期間:2017年2月4日(土)~5月7日(日)会場:東京ソラマチ4階 イーストヤード Café Ho Fame内 (カフェ・オ・ファーメ)住所:東京都墨田区押上1-1-2営業時間:10:00~22:00 (21:00ラストオーダー)※メニューは随時発表。■「東京スカイツリータウン アイススケートパーク」とのコラボ企画期間:2017年2月4日(土)~3月5日(日)会場:東京スカイツリータウン4階 スカイアリーナ 住所:東京都墨田区押上1-1-2開催時間: 11:00~20:00 ※金・土・日・祝は21:00迄(最終受付は30分前)滑走料: 大人 1,600円、小人(中学生以下) 900円 ※貸靴付 ※全て税込み ハイタッチ会:2月5日(日) 13:00~、15:30~ / 2月26日(日) 13:00~、15:30~
2016年10月31日35周年という節目を終え、新たなステージへと進む『映画ドラえもん』シリーズ最新作『映画ドラえもん新・のび太の日本誕生』。この度、本作の主題歌のために曲を書き下ろしたアーティスト・山崎まさよしのコンサートツアー東京公演に、サプライズでドラえもんとのび太が登場!集まった3,500人の観客を前に主題歌「空へ」を初生披露した。家出を決心したのび太たち5人は、タイムマシンで、誰もいない7万年前の日本に行くことに。原始時代の日本で、自分たちだけのパラダイスを作り、たっぷり遊んだのび太たちは、いったん家に帰ることにしたが、なぜか現代で原始人のククルと出会う。どうやら時空乱流に巻き込まれて現代に来てしまったらしい。そして、ククルの家族がいるヒカリ族は、精霊王ギガゾンビとクラヤミ族に襲われたという。ククルとともに原始時代に戻った5人は、ヒカリ族を救うため立ち上がる!史上最大の家出から、史上最大の冒険が始まる!!“映画ドラえもんシリーズ”35周年記念作品として公開された前作『映画ドラえもんのび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』が、観客動員数351万人、興行収入39.3億円という記録を打ち立て、ファミリー映画の金字塔として常に進化を続ける本シリーズ。ファン待望の最新作は、1989年に公開され、シリーズ歴代1位の動員数420万人を誇る人気作「のび太の日本誕生」。ゲスト声優には、新日本プロレス所属、No.1イケメンレスラー”棚橋弘至選手、“スイーツ番長”で知られる真壁刀義選手、さらに“日本一ベビーカーの行列ができる芸人”として子どもたちに大人気の小島よしおが参加する。本作の主題歌を担当するのは、昨年デビュー20周年という大きな節目を向かえた山崎さん。昨年10月より20周年記念ライブ「Twenty First Century Men”TOUR 2015-2016」を開催しており、去る2月17日にはNHKホールにて同ライブの東京公演を行った。ライブでは「去年は紅白の選考に漏れました。ライブばかりしていたので…。今日はその追加公演です(笑)」と茶目っ気溢れるトークで会場の笑いを誘いつつ、豪華なセットリストでファンを魅了。アンコールでは人気楽曲「セロリ」の大合唱が行われ、さらにダブルアンコールで会場は大いに盛り上がったそう。全ての演目を終え、山崎さんがステージからはけようとすると、ドラえもんとのび太の声が会場に聞こえ、驚く様子の山崎さんを押し戻すようにドラえもんとのび太がステージにサプライズ登場!会場が大いに沸く中、本作の主題歌「空へ」をピアノの弾き語りで初めて生披露した。横で聴いていたドラえもんとのび太は山崎さんの心地よい歌声にうっとりと曲の世界観に浸っており、会場内も「空へ」のテーマとなっている“飛翔感”が広がる壮大な空気に包まれたという。演奏を披露した山崎さんは「ドラえもんたちが横にいるなんてスペシャルすぎて!生で披露するのもこれがほんとに初めてなので緊張しました!」と興奮気味に語った。また、感動した思いの丈を必死に伝えるドラえもんとのび太に対し、山崎さんが本映画をアピールするよう促すというお茶目な場面も見られ、ファンは大喜び。会場からの拍手喝采がしばらく鳴り止まず、大盛況のうちに本公演は終了した。主題歌「空へ」は、3月2日(水)よりリリース。先駆けて、本日2月18日より先行配信がスタート。『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』は3月5日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月18日2016年春公開の“映画ドラえもんシリーズ”36作目が、『映画ドラえもん新・のび太の日本誕生』に決定した。家でも学校でも叱られてばかりののび太は、家出をしようと思い立つが、どこに行っても持ち主のいない土地はないことを知る。そして、ドラえもん、しずか、ジャイアン、スネ夫もそれぞれの理由で家出を決心。みんなで行くところがなく途方に暮れていた。それならばいっそのことまだ誰も住んでいない太古の日本へ行こうと思い立ち、史上最大の家出へと出発することに…。今年3月に公開された『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』は、6月末時点で観客動員数347万人、興行収入38.9億を記録し、35周年を迎えたいまもファミリー映画の金字塔”として不動の地位を確立している“映画ドラえもんシリーズ”。このほど公開が決定した36作品目となる本作は、1989年に公開されたシリーズ歴代1位の動員数420万人を誇る人気作『のび太の日本誕生』のリメイク作品。監督は、『新・のび太の大魔境』を手掛け、丁寧なキャラクター描写に定評のある八鍬新之介が担当する。さらに、本日7月10日(金)より原画展「のび太の日本誕生と時空の旅」が川崎市の藤子・F・不二雄ミュージアムで開催。藤子・F・不二雄先生がライフワークとして取り組んでいた「大長編ドラえもん」シリーズの中でも、記念すべき映画第10作目となった特別な作品である「のび太の日本誕生」を中心に、「見ならいT・P」(T・Pぼん)、「片道タイムマシン」(キテレツ大百科)、「あいつのタイムマシン」(SF短編)など、藤子・F・不二雄作品の中で“時空の旅(タイムトラベル)”が登場する話の原画が特集展示される。また、ミュージアムショップでは限定商品を発売するほか、ミュージアムカフェで「のび太の日本誕生」に登場するひみつ道具“畑のレストラン”を再現する。この特別展から、来春公開の新作への期待を膨らませてみて。『映画ドラえもん新・のび太の日本誕生』は2016年3月、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月10日ミクシィが展開するスマートフォン向けアクションRPG『モンスターストライク』と、3月7日に公開されるアニメーション映画『映画 ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』が、3月6日~20日の期間限定でコラボレーションすることが明らかになった。今回のコラボでは、ドラえもんとのび太が使用キャラクターとしてゲーム内に登場し、期間中は「タイトル画面」「背景画面」「ボス出現画面」など、ゲーム内が『ドラえもん』仕様に。また、クエスト内の背景には、映画の舞台となるポックル星や見覚えのある土管が配置された"空き地"が登場、さらに回復アイテムがドラえもんの大好物「どら焼き」になるなど、ゲーム内のさまざまな場所をドラえもんがジャックするという。キャラクターの入手方法はそれぞれ異なり、ドラえもんは「曜日クエスト」「亀クエスト」をクリアすると一定確率でドロップ、もしくは「フレンドガチャ」で一定確率で排出。のび太はSNSで投稿されるミッションをクリアすることで入手でき、獣神玉も同時に配布される。そしてコラボがスタートする3月6日からは「モンスターストライク×映画ドラえもん」のTVCMが全国で放送され、"ひっぱってはじく"という『モンスト』のアクションを『ドラえもん』らしい世界観で表現したCMに仕上がっている。『モンスターストライク』は、2013年10月から提供開始、自分のモンスターを指で引っ張って弾き、敵のモンスターに当てて倒していくターン制のアクションRPG。壁やモンスターへの"跳ね返り"や"ぶつかり"を上手く活用し、さまざまなクエストを攻略していく。最大4人まで同時に遊べる協力プレイ(マルチプレイ)により、人気を博している。。対応機種は、iOS 6.0以降、Android 2.3.3以降。そして、3月7日に公開となる『映画 ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』は、宇宙の平和を守るヒーロー映画を作ろうと、ひみつ道具を使って撮影を始めたドラえもんやのび太たちが、本物のヒーローと間違われ、一緒に宇宙にでかけるという物語。ゲスト声優として、宇宙海賊の首領・イカーロス役に市村正親、気性の激しい女海賊・メーバ役に観月ありさが演じるほか、爆笑問題の田中裕二、声優の井上麻里奈や能登麻美子らが出演する。(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2015
2015年03月06日