女優・松坂慶子が28日、都内で行われた映画『空海―KU-KAI―』(2018年公開)の製作報告会見に登壇した。会見には他に中華人民共和国駐日本国特命全権大使 程永華、内閣官房副長官 萩生田光一、KADOKAWA 取締役会長 角川歴彦、東宝 代表取締役 島谷能成、原作の夢枕獏が出席した。同作は作家・夢枕獏の『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』(角川文庫/徳間文庫)を原作に、陳凱歌監督がメガホンを取る。構想5年、総制作費は150億円となり、これまでにない規模の日中共同製作映画として注目を受けていた。7世紀の唐を舞台に、遣唐使として送られた空海(染谷将太)が、詩人・白楽天(黄軒)とともに歴史の謎と対峙する。松坂は日本から唐に渡った女性・白玲を演じ、空海&白楽天が追い求める「楊貴妃の謎」を解く秘密を知る重要な人物となる。長年憧れていたという陳監督作品出演を「夢のよう」と語る松坂は、「オファーを頂いたのが4月1日で、エイプリルフールですし、夢なら醒めないでと思いました」と振り返った。また、主演の染谷については「お若いのに落ち着いていて、天才と言われた空海の若き時代に本当にぴったりだなと思いました」と絶賛。「撮影中も細やかにアドバイスしてくださったり、『”用意スタートは”この言葉でかかりますよ』とか、大変頼りがいがありました」と、異国での撮影で大女優をリードする染谷の姿を伝えた。撮影中の染谷はビデオメッセージで登場。すでに3カ月間中国で撮影を進めているが、陳監督が「6年間かけた」という広大なセットに「毎日ここで撮影しているだけでワクワクします」と興奮を表す。「早くみなさまのところへ届けたいです。大唐の街でお待ちしています」とメッセージを送った。
2016年10月28日シンガーソングライターにして俳優の中川晃教が、デビュー15周年を迎え精力的に活動している。7月にはミュージカル『ジャージー・ボーイズ』で実在するシンガー、フランキー・ヴァリ役を熱演。この後も『マーダー・バラッド』『フランケンシュタイン』と出演作が目白押しだ。そんな中、この夏には自身のルーツである“音楽”に焦点を当てたライブコンサートも立て続けに開催。中川に話を訊いた。チケット情報はこちら8月8日には東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団とともにコンサートを行った。「やっぱり(歌手として出発した)デビューを振り返ると“音楽”というものが一番、僕の核になっていると思うんです。その音楽で、デビューの月に皆さんと触れ合えることが出来た。僕にとっても本当に特別な一夜でした。あの日はフルオーケストラならではの音楽の中で、僕がこの15年で培った経験が歌声として表現できたらと思ってやりました」。あの日オーケストラをバックに届けられた中川の歌声はどこまでも透明で美しく、感動的だった。その感想を伝えたところ「嬉しい!」と少年のような顔で笑う。「でも客席の一番後ろまで届くような濁りのない歌のイメージというのは、ミュージカルをやったことによって自分が得ることできた歌唱だと思っています。僕自身、最初の誰に教わったわけでもない音楽家としての第一歩の歌い方が“1stボイス”、その後ミュージカルなどの出演を経て、テキストや譜面の中で求められる声に、自分の個性をどう乗せていくかという経験からの歌声が“2ndボイス”と位置づけているのですが。今“3rdボイス”という次のステージを見始めています。それは『ジャージー・ボーイズ』のフランキー役に出会ったことが本当に大きい。彼特有の“トワング”という発声を含め、その声の出し方を取得することで、これだけの音楽性が自分の中で広がるんだということを実感しています。それは一言で言えば“みんなから愛される声”かな(笑)? その声を聞いたらみんなが「中川晃教ね」って思ってもらえる、その声を極めていきたいです」。すでにボーカリストとして、ミュージカル俳優として唯一無二の立ち位置を確立している彼だが、さらに高みを目指しているようで、そのあくなき向上心に驚かされる。さて、彼が次に開催するのは、音楽を追求する“I Sing”シリーズのオールタイム・ベストコンサート『I Sing~Crystal~』。「15年僕と共に歩んでくれた人、1か月前に僕を知ってくれた人、すべての人にとっての“中川晃教の最高の今”をお届けしたいです。バンドでやるのも2年ぶり。だから8月のコンサートともまったく違うものになりますよ! みんなで一緒に楽しめるもの…“一体感”を大切に作りたいです」。アニバーサリー・イヤーをまさに止まらない勢いで駆け抜けている中川。最後に、彼にとって音楽とは? と訊いたところ「成長していくもの。すごくのびしろがあるもの」と即答した。まだまだ、彼の飛翔は終わらない。コンサートは9月18日(日)に東京国際フォーラム ホールCにて開催。
2016年09月12日漫画『ドラえもん』と奈良の老舗「中川政七商店」のコラボレーション商品が登場。2016年8月17日(水)より、全国の「中川政七商店」ブランド直営店および公式オンラインショップにて発売する。「のび太くんのメガネ」は30本限定のアイテム。『ドラえもん』の連載が始まった1970年に用いられていたメガネの製造加工で作り上げることで、作品が誕生した時代を切り取り、現代に伝えることに挑戦した。のび太のかけている丸メガネを再現したようなデザインだ。「しずかちゃんのバスソルト」は、彼女が憧れる牛乳風呂をイメージした、牛乳由来成分配合のバスソルト。海塩が溶けたあとは、メッシュ袋をやさしく揉むとラベンダーの香りが楽しめる。さらに、ドラえもんのひみつ道具の一つ、タイムふろしきを和風の色調にデザインした「お弁当のためのタイムふろしき」も登場。他にも、陶製のドラえもんフィギュアの中に、名言集が入っている「ドラえもんしるべ」が展開される。名言は全5種のうち、いずれか1種が入っている。【詳細】ドラえもん×奈良の老舗 中川政七商店発売日:2016年8月17日(水)価格:・のび太くんのメガネ 45,000円+税<30本限定>・しずかちゃんのバスソルト 1,400円+税・お弁当のためのタイムふろしき 3,000円+税・ドラえもんしるべ 450円+税取り扱い:全国の「中川政七商店」ブランド直営店、公式オンラインショップ※「のび太くんのメガネ」展示販売店舗東京本店、表参道店、札幌ステラプレイス店、エスパル仙台店、東京ミッドタウン店(中川政七商店街)、ルミネ新宿店、LACHIC店、ラクエ四条烏丸店、ルクアイーレ店、アミュプラザ博多店
2016年08月07日創業300周年の中川政七商店が会社名を冠して展開する自社ブランド、中川政七商店が8月17日から30日まで、藤子・F・不二雄による漫画『ドラえもん』とのコラボレーションによる企画展「これからをつくろう 1716→2016→2116」を開催する。同企画では、“『ドラえもん』で描かれる22世紀の未来に日本の工芸がドラえもんのひみつ道具をつくっていますように”という願いを込めて、数量限定のコラボレーションアイテムを製作。会期中に全国の中川政七商店ブランド直営店、公式オンラインショップにて貴重なグッズの数々を販売する。ドラえもんのひみつ道具「タイムふろしき」を和風の色調にデザインした「お弁当のためのタイムふろしき」(3,000円)は、保冷材を入れられるポケット付きでお弁当を包むのにぴったり。「ドラえもんしるべ」(450円)では、陶製のかわいらしいドラえもんフィギュアの中に、ドラえもんの名言5種がランダムで入れられた。しずかちゃん憧れの牛乳風呂をイメージした、牛乳由来成分配合の「しずかちゃんのバスソルト」(5個入り 1,400円)も販売される。その他、ペットボトルカバー(1,700円)やギャザーポーチ(1,800円)、がま口ポーチ(3,200円)、マグネットしおり(800円)など、中川政七商店の定番人気のアイテムにドラえもんの後ろ姿を刺繍したアイテムも登場。赤ちゃんの玩具となる柔らかいボール(2,500円)や、にぎにぎ(2,000円)、色違いのベビースタイ(1,800円)、赤ちゃんのおくるみにもちょうどいいサイズの蚊帳ケット(3,800円)にもドラえもんが刺繍された。また、14年の発売以来、中川政七商店で累計約7万枚を売り上げている「ドラえもんふきん」(500円)に加え、同じ生地で作られた長いサイズの蚊帳タオル「1,200円」も合わせて発売される。また、『ドラえもん』の連載が始まった1970年によく用いられていたメガネの耳部分の加工法・縄手(なわて)を採用した「のび太くんのメガネ」(4万5,000円)を一部店舗にて限定発売。日本最大のメガネ産地である福井県鯖江市に残る資料をもとに産地の知恵と技の集結で作られた、世界に30本しかないメガネとなっている。取り扱い店舗は、東京本店、表参道店、札幌ステラプレイス店、エスパル仙台店、東京ミッドタウン店(中川政七商店街)、ルミネ新宿店、LACHIC店、ラクエ四条烏丸店、ルクアイーレ店、アミュプラザ博多店。
2016年08月06日ニューエスト・モデルの結成30周年を記念して、7月6日(水)にベスト盤、8月3日(水)にトリビュートアルバムがリリースされる。同バンドの中心人物、中川敬がぴあのインタビューに答えた。【チケット情報はこちら】1985年に結成され、日本のロック・シーンに大きな影響を与えたバンド、ニューエスト・モデル。その後、盟友バンド、メスカリン・ドライヴと1993年、同時に解散。ふたつのバンドを統合し、ソウル・フラワー・ユニオンが結成され現在に至る。「30年経った感覚なんてまったくないですよ。もちろんニューエスト・モデルは違うバンドやねんけども、いまとなっては、奥野(真哉)と30年やってる、ひと続きのバンドの感じがある。だからニューエストは初期ソウル・フラワー・ユニオンっていう感じやね、俺の中では」インディで活動し、レーベルごとメジャーと契約するなど、音楽性だけでなくバンド環境の先駆でもあった彼ら。「若さに溢れてて、例えば、パンク・バンドがメジャーから出すのはかっこ悪いとか、若気の至りで大企業の太鼓持ちはしたくないとか、相棒の(メスカリン・ドライヴの)伊丹英子も似たような考えでね。一緒にレーベル立ち上げて、メジャーから誘いがあったときに、ヒデ坊と条件を決めた。大阪に住み続けること、2バンドでレーベル契約できること、作品を出す時期は自分で決める、外部プロデューサーをつけない、と。この無茶な条件を飲んだ会社が1社あった」阪神淡路大震災の際にはソウル・フラワー・モノノケ・サミットとして出前慰問ライブを展開。「来れる人間だけ来ればいいって決めたのに、毎回、メンバー全員ちゃんと来る。いい仲間やと思ったよ。みんな音楽人生の転機になったと思う。本業をバリバリやりながら、3年間で200回以上やったよ」その活動から多くのミュージシャンからリスペクトを受ける彼ら。トリビュート盤にも、BRAHMAN、大森靖子、岸田繁(くるり)、スピッツ、仲井戸麗市、など、若手、同世代、先輩まで個性溢れる面々が参加した。「俺、全部好きやね。ありがたいし嬉しいよ。ワクワクしながら聴かせてもらってる。それぞれの持ち味でやってくれてるしね」ソウル・フラワー・ユニオンは6月に大阪、東京、宮城で30周年記念ツアーを敢行したばかり。7月から8月にかけて中川敬の弾き語りツアーを展開し、9月にもバンドで福岡、大阪、東京とツアーを廻る。「ニューエスト初期の曲を選んで演ってる。お客さんにとっては意外やと思うけど、今の俺にとっては愛すべき音楽の原風景でね。俺はここから始まったんやなっていう。2年後はソウル・フラワー・ユニオンの結成25周年やし、原点回帰的なアルバムを作りたいな。結構怒ってるしね、世の中に(笑)。ちょっとうるさいのをやりたい感じがあってね」9月のツアー、チケットの一般発売は7月23日(土)午前10時より。取材・文:浅野保志(ぴあ)
2016年07月05日フリーアナウンサーの川田裕美、小島慶子、神田愛花、上田まりえが、23日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『ネプリーグ』(毎週月曜19:00~19:57)に出演し、高学歴らしからぬイージーミスを連発する。それぞれ元読売テレビ、TBS、NHK、日本テレビ出身の4人は、その名も「フリーアナウンサーチーム」として登場。英語で出題される人や物の名前を解答するクイズではまさかのミスを連発し、川田は「ちゃんと勉強してこんかい!」と関西弁でツッコミを入れる。しかし、そんな川田も、さまざまなモノの割合を答えるゲームで予期せぬ事態に陥り、先輩の小島から「この世間知らず!」と一喝。神田は「付き合っていない男性と手をつないだことがある女性は何%?」という問題で驚きの解答を披露し、恋愛遍歴が浮き彫りになる。フリーアナウンサーチームと対決するのは、デヴィ夫人、デーモン閣下、山村紅葉という"合計11万84歳"のベテランを擁する大御所チーム。白熱のバトルが繰り広げられる。
2016年05月20日漫才コンビ「中川家」の中川剛(兄)と礼二(弟)が『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』にゲスト出演することになり5月18日(水)、アフレコ収録の模様を報道陣に公開した。劇場版第28弾となる本作には、おもちゃの星からやってきたお姫様ルンダと体が大きくてやさしいロボットでルンダに付き従うナンダが登場!礼二さんはナンダ役を演じ、剛さんは海を守る巨大な主・ヌラの声を担当している。アフレコでは剛さんは、低音を響かせヌラの役を熱演!礼二さんはセリフは「ナンダ」だけだが、状況によって声色を変えていくつもの「ナンダ」を繰り出す。今回のオファーについて剛さんは「正直に言うと、もうちょっと早めにやりたかった。もう子どもが13歳になるので…」とすでに子どもたちが『アンパンマン』を卒業していることがちょっぴり残念なよう。双子のパパである剛さんだが、子どもたちが小さかった頃は「アンパンマンに囲まれていました」と懐かしむ。「双子だから、(グッズやおもちゃを)2つずつ買わないといけない苦労がありました。人気があるから(売り切れで)おもちゃ屋で困りました」とふり返る。一方、礼二さんは「うちの娘は6歳なのでギリギリの間にこの仕事をいただいてよかったです!お父さん、こんな仕事したんだぞと自慢できます!」と嬉しそう。実際、娘さんに伝えたところ「台本を見て『ナンダ』しか言わないので、これで全部やるの?とビックリしてました(笑)」と明かす。娘さんと共に『アンパンマン』を見ていて、大人ながらに感動してしまうこともあるそうで「エンディングの曲を聴いて泣きそうになることもあります」と強い思い入れを口にした。アフレコでは、出番の少ない剛さんは「10分くらいで終わった」と涼しい顔だが、礼二さんはタイトルにも登場する重要キャラとあって「2時間くらい『ナンダ』しか言ってない!この状況が何だ?っていう感じ」と苦笑いを浮かべる。自分なりの「ナンダ」や笑いの要素を散りばめているかと思いきや「そうすると、絶対にやり直しになると学んだので、監督の指示に全て従ってます!」と過去の声優経験からの教訓を語っていた。個性的なキャラクターたちが魅力の『アンパンマン』だが、中川家の2人が新キャラを作るなら?という問いには「おっさんマン」と「おばちゃんマン」を提案!おっさんマンは、タンの絡んだイヤ~なせきをゲホゲホとするおっさんで、おばちゃんマンは、大阪の世話好きのおばちゃんが原型とのこと。2人はその様子をリアルなミニコントで実演し、スタジオは爆笑に包まれた。礼二さんは、「快傑えみちゃんねる」に出演しており、同番組にて共演者の加藤晴彦が40万円の飲み代をあるお笑い芸人にたかられたと告白し、その後、その芸人がオモロー山下であることが判明したことが話題となっているが、どちらに“アンパンチ”を食らわせたいか?と尋ねられると「先輩ですけどオモロー山下さんですね」と即答!収録をふり返り「会場が『先輩芸人って?』と期待して前のめりになったけど、オモロー山下って聞いて『だれ?』と後ろに引いた(笑)。晴彦くんが一番かわいそう」と冗談交じりに語り「しっかりせぇ!」と一喝!剛さんは「名前出て、本人は喜んでいるんじゃ?」とシニカルに分析してた。『それいけ!アンパンマンおもちゃの星のナンダとルンダ』は7月2日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月18日東京にはオシャレなカフェがあふれているけど、ときにはレトロな「喫茶店」を楽しんでみるのもいいかも。俳優の中川大志さんが、レトロ喫茶を満喫してきました。中川さんが訪れたのは南青山にある『ウエスト青山ガーデン』。ホテルのラウンジのような落ち着いた店内は、少しオトナなデートにおすすめ。気持ちのいいテラス席も、これからの季節にもってこい。20分かけて焼き上げるホットスフレや、店頭販売している焼き菓子にもファンが多いのだとか。今回中川さんがいただいたのは、外はサクサク、中はしっとり柔らかな『ウエスト青山ガーデン』のホットケーキ(+100円でチョコレートバターホイップをつけることも可能。1枚¥648)。直径18cmと大きめだが、ペロリといける。「ツヤツヤで厚みがあって丸くて…、こんなにきれいなホットケーキ、見たことないです。想像以上に生地がフワフワしていて、口当たりが軽い。これまで食べたなかで、いちばん美味しいかも!バターだけでも十分満足できるし、メープルシロップをかけて甘めでいくのもいいし。家の近所にあったら間違いなく通います。でも、絶対にニヤニヤしながら食べると思うんですよ、僕。ひとりだと周りの人に“気持ち悪!”って思われそうだから、デートで来るのがよさそう。“半分こ”するのも、楽しそうじゃないですか?」◇なかがわ・たいし俳優。1998年6月14日生まれ。主演映画『通学シリーズ 通学途中』が11月21日に公開。今年11月~放送予定のドラマ『南くんの恋人~my little lover~』(フジテレビ系)に出演。■ウエスト青山ガーデン港区南青山1‐22‐1011:00~20:00無休 TEL:03・3403・1818※『anan』2015年9月30日号より。写真・柳原久子スタイリスト・吉本知嗣ヘア&メイク・大野彰宏文・重信 綾
2015年09月23日オタク女子のカリスマ、中川翔子と、コアなオタク6人のアイドルユニット・でんぱ組.incが“しょこたん※でんぱ組”(しょこたんだいすきでんぱぐみ)として初のコラボユニットを結成。しかも共演曲は7人にぴったりのアニソンだ。 「ずっとコミュ障の“ぼっち”でいた私が、20 代ラストに、いまをときめく歴史を作っているでんぱ組と共演できるなんて、ミラクル。しかもオタ属性の6人と一緒なんて、心の底から喜んでいます」(中川) でんぱ組からすればしょこたんは心からリスぺクトする憧れの存在。いままで国内外のフェスで同じステージに立ったことはあるが、このコラボでさらに距離が縮まったよう。 「オタ女子の先輩、パイオニアのしょこたん。私たち全員尊敬しています。オタク=気持ち悪いというイメージを“かわいい”に変えてくれた人。ずっと憧れています」(夢眠) 「しょこたんと一緒に歌ったり撮影されたりしていると、これは現実!?とふと思っちゃいます。そして知れば知るほど、オタクとして『この人は本物だぁ!』と思うことばかりです」(藤咲) コラボ曲『PUNCH LINE!』は深夜アニメ『パンチライン』の主題歌。何度も繰り返される“パ ・パンチラ☆パンチライン!”という歌詞、一度聴いたら頭から離れないはず。作詞・作曲は多くのアイドル作品を手がけるヒャダインさん。 「アニソンで、振り切ったお祭り感があり、女の子の尊さと恥じらいがてんこ盛り。しかもノリノリではっちゃけて、これだけ盛り上がる曲ってそうそうないですよ。ヒャダインさんの女子力が炸裂している曲です。パンチラは人を笑顔にするなぁ、と思いました(笑)」(中川) 「ヒャダインさんに曲をお願いすると、6人それぞれのモノマネで仮歌を入れてくれるので、今回はしょこたんパートを聴くのが楽しみでした。すごい似てたーー(笑)。でんぱ組にはないタイプの、コラボらしい曲になったと思います」(古川) 「そうそう。いつも6人の声の個性を生かして曲を書いてくれるんですけど、この曲はしょこたんが入って、さらに厚みが出ました。歌の部分で私たちが持ってないものを、新たにはめてくれた感じですね」(成瀬) 「6人の声を聴く度に愛おしくなってくる。この個性ってすごいなぁと思っていたけど、意識して歌っていたんだね。実は私もアニメのアフレコみたいな気持ちで歌いました。いつもはサラリと歌って、ライブのときにガラリと変えるんです」(中川) 「以前、フェスでご一緒したとき、ステージに上がるや否や、そのパワ フルな爆発力にびっくり。『お前らー!』と言いながらセミのぬけ殻投げ始めて(笑)。ぼくたちもスイッチが入ると一気に盛り上がるので、そういう部分も似ている気がしています。いまから一緒のステージに上がるのがすごい楽しみ」(最上) 5月4・5日には「中川翔子超☆貪欲生誕祭30だお!全員集合!!」 に、でんぱ組.incがゲスト出演し、唯一の共演ライブが実現。なお、逆バージョンの“でんぱ組※しょこたん”の続編ナンバーもリリースされるので乞うご期待です。 ◇『PUNCH LINE!』(フジテレビ深夜“ノイタミナ”枠TVアニメ『パンチライン』主題歌)【初回生産限定盤】CD+DVD¥1,574【通常盤】CD¥1,204【期間生産限定盤〈アニメ盤〉】CD+DVD¥1,574(SONY MUSIC RECORDS) ※ユニット名の「※」は本来、ハートマーク。 写真・佐山順丸 ※『anan』2015年5月13日号より
2015年05月07日ジョンソン・エンド・ジョンソン コンシューマー カンパニーはこのほど、お笑い芸人・中川家を起用したWEB限定ムービー『中川家のキズパワー劇場』を特設サイトにて公開した。同ムービーは、同社が販売するキズケア製品「バンドエイド キズパワーパッド」の使用法を紹介することを目的として制作された。同商品を普段から愛用しているという中川家が日常生活で起こりやすいシチュエーションを絡めたオリジナルコントを披露する内容となっている。撮影は、1日で複数本のムービーを撮影するという過酷なスケジュールだったが、常に笑いの絶えない現場だったという。また、普段からお互いに本番まではセリフを秘密にしており、今回の撮影も同様に行ったとのこと。中川家は「キズパワーパッドが日常生活のアイテムなため、定番コントの設定の中でスムーズにできました。オリジナルコントもリアルな笑いを楽しんでもらえると思います」と自信をのぞかせた。同ムービーは、全9篇。3月27日より第1弾として、「元駅員の漁師」「おかん」「OL」「ゴルフ」「海の家」の5篇を公開している。中川家の剛さんが演じるとぼけたキャラクターに礼二さんから鋭い突っ込みが入るといったやり取りのほか、礼二さんが得意とする駅員のモノマネも楽しめる。残りの4篇は、4月21日より公開予定。
2015年04月01日タレントの中川翔子が、ミュージシャンの細野晴臣と新ユニット「しょこたん・はるおみ」(読み:しょこたんだいすきはるおみ 「・」はハート)を結成することが明らかになった。楽曲は、3月31日よりNHKEテレにて放送される、中川が原案を務めたTVアニメ『おまかせ!みらくるキャット団』(毎週火曜18:45~18:54)のオープニングテーマとして使用される。楽曲のタイトルは「ネコブギー」。細野が作曲を担当した「心のアンテナ」(2009年)以来、約6年ぶりのコラボレーションとなる。今回は作詞、作曲、さらには歌唱まで細野が参加しており、より細野のカラーが濃い楽曲に仕上がっている。公開されたアーティスト写真は、1973年に細野がリリースしたアルバム『HOSONO HOUSE』のアナログ盤を胸に抱える中川と、中川の自伝『ねこのあしあと』(マガジンハウス)を手に取る細野が並んだもの。細野は中川と同じく猫好きで、中川のファンでもあったという。4月29日には、アイドルグループ・でんぱ組.incとのコラボユニット「しょこたん・でんぱ組」(読み:しょこたんだいすきでんぱぐみ 「・」はハート)として新曲「PUNCH LINE!」をリリースする中川だが、レベル30を目前に、さらに貪欲さを増す創作活動にも注目が集まる。新アニメ『おまかせ!みらくるキャット団』は、中川原案の、少女と家族と猫のほんわかドタバタコメディー。原作をギャグ漫画家のルノアール兄弟と吉盛が担当している。(C)ルノアール兄弟・吉盛 / みらくるキャット団
2015年03月19日“しょこたん”こと中川翔子が6月29日(日)、都内で米映画『トランスフォーマー ロストエイジ』の公開アフレコを行った。東京・中野区生まれの中川さんは「ロボットに変身して逃げてほしい。もったいないもん!」と発表されたばかりの中野サンプラザ解体を嘆いた。中川さんは日本語吹き替え版でヒロイン・テッサ役の声優を務め、ハリウッド映画のヒロイン役に初挑戦。「責任感と緊張感、喜びと興奮が一気にあふれている」とアフレコを前に武者震いだ。もともと『トランスフォーマー』の大ファンだと言い、「オプティマス・プライム様と共演できて、私の“中二脳”が爆発しそう」と興奮しきりだが、「あちらのティーンエイジャーは大人っぽいので、テンションは抑えてクールに大人っぽく…。でも難しいですね」と役作りを語った。また、亡くなった父親の中川勝彦さんは生前、ロボットアニメの声優を務めたことがあるといい「導いてくれた亡き父のDNAに感謝したい」としみじみ語る場面も。映画はスティーブン・スピルバーグ×マイケル・ベイという2大ヒットメーカーが手がけたシリーズ3部作からキャストを一新した最新作。この週末、世界37か国で封切られ、全米では『GODZILLA ゴジラ』のオープニング記録を上回る4,160万ドルを稼ぎ出し、本年度の記録を更新。また、中国で洋画史上最大のオープニング記録を樹立するなど、早くも旋風を巻き起こしている。「宇宙最先端の映像で、未知の興奮に出会うことができる。この映画は人類の進化の形!自分の命や思いを犠牲にしても、大切なもののために戦うオプティマス・プライム様を劇場で応援して。見なきゃ人生、損するよ」と大熱弁の中川さん。すっかり感化されたのか「テッサのように、私も自分で戦う力をもったヒロインになりたい。強くならなきゃ」と話していた。『トランスフォーマー ロストエイジ』は8月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:トランスフォーマーロストエイジ 2014年8月8日より全国にて公開(C) 2014 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2014年06月30日歌手でタレントの中川翔子が11日、都内で行われた『ポケモン・ザ・ムービーXY「破壊の繭とディアンシー」』の公開アフレコに参加した。アフレコ前日に、自身のブログで喉が腫れ、声が出ないことを明かしていた中川は「声帯がやられています」と事情説明。それでも「本番ではクリアボイスになっております。ポケモン映画に参加するのは8年連続。メガ進化した姿をお見せしたい」と気合いを入れていた。その他の写真この日は、同時上映される短編『ピカチュウ、これなんのカギ?』のナレーションを務めるAKB48の渡辺麻友も出席。先日の選抜総選挙で1位に輝いたばかりで、ブース内の演出スタッフから「さすがに1番の声ですね」と褒められ、ニッコリ。「子どもの頃から見ていたポケモンの映画に自分が出演するなんて、夢にも思っていなかった。子どもたちの今年一番の思い出になれば」と期待を寄せていた。人気アニメ「ポケットモンスター」の劇場版シリーズ17作目にあたる本作は、2013年に放送を開始したテレビアニメシリーズ「ポケットモンスターXY」初の劇場版。滅亡の危機にさらされた“ダイヤモンド鉱国”のお姫様であるディアンシーが、サトシとピカチュウとともに、聖なるパワーを授けるポケモン・ゼルネアスを探す旅に出る。公開アフレコには中川と渡辺に加えて、ゼルネアス役で芸歴54年にして声優に初挑戦した女優・三田佳子、17年連続出演で劇場版シリーズ皆勤賞の人気声優・山寺宏一、アニメ声優に初挑戦の漫才コンビ「中川家」、タレントの足立梨花、湯山邦彦監督が顔を揃えた。『ポケモン・ザ・ムービーXY「破壊の繭とディアンシー」』7月19日(土)より全国東宝系にて公開取材・文・写真:内田 涼
2014年06月11日映画『綱引いちゃった!』が11月23日(祝・金)に公開を迎え、主演の井上真央を始め、松坂慶子、玉山鉄二、浅茅陽子、西田尚美、ソニン、渡辺直美、中鉢明子、水田伸生監督が都内劇場で舞台挨拶に登壇した。かつては正式オリンピック競技だったこともある綱引きを題材にした本作。大分市のPR、市の給食センター存続を目的に綱引きに励むことになった8人の女性たちのドラマをコミカルに描き出す。昨年11月に大分で撮影が行われたが、井上さんは「1年前にみんなで綱引きを頑張って、その後もいろんな方の力をお借りしてここまでたどり着けたと思います」と公開に万感の思い。この日も壇上では映画さながらにワイワイガヤガヤと賑やかに語り合うチーム“綱娘”たちの姿が見られたが、井上さんは「最初からこのままの感じでいろんな話をしたりしました。みんなが揃うと女子高のようで楽しかったです」と笑顔を見せた。綱引きのコーチを務めるシイタケ農家の青年を演じた玉山さんは「“シイタケボーイ”の玉山です(笑)」と挨拶。「普段はトリッキーで毒のある役や二枚目の役が多いんですが(笑)、今回は日々ものすごく役作りを頑張ってシイタケボーイになりました。感無量です」とおどけて笑いを誘っていた。女性陣の中で男性一人とあって、さぞや居心地が悪かったかと思いきや「僕は姉が3人いて、女性のキタナイ話は聞いて慣れてます」とケロリ。「渡辺さんのワキ汗がひどくて、バスで1時間ワキ汗の話を聞かされたこともありました」と“告発”し客席は笑いに包まれた。その渡辺さんはビシッと決まった(?)派手な衣裳で登場し「“女優”の渡辺直美です」とアピールするも、さっそく玉山さんから「ちょっとポップなバスガイドという感じ」とツッコミが…。「シリアスなシーンが多くて…」と現場で体感した役柄へのアプローチの難しさを明かすも、共演陣は一様に首をかしげる。さらに井上さんから「泣くシーンで笑ってスタッフさんに怒られていた」と暴露され苦笑いを浮かべていた。西田さんは難しい年頃の息子に悩む母親を演じたが「息子がすごくかわいくて、演じながら泣きそうになっちゃって『泣いちゃいけない!』と思いながら演じたことを鮮明に思い出しました」と感慨深げに語った。この日は大分を舞台にした『綱引いちゃった!』にちなんで、登壇陣一人一人が、特定の場所を舞台に「○○を○○しちゃった」という次回作の構想を発表する「大喜利」を開催。登壇陣からは「なぜここで大喜利!?」とムチャぶりに対してブーイングも出たが、さすが個性豊かな“綱娘”&シイタケボーイの面々とあって、次々と珍解答が飛び出した。「(日本で最も訪問客が少ないとされる)島根を舞台にゴスペル合唱団を組んで『韻ふんじゃった!』」と提案したのは中鉢さん。最近、釣りにハマっているという浅茅さんは、自身の出身地・静岡を舞台にした『アジ釣っちゃった!』を希望。玉山さんは「マグロ漁船で『ツナ釣っちゃった!』がいい。井上真央主演で健気に彼女を待つ夫役を演じたい」と配役の希望まで伝える周到ぶりを見せた。劇中の自身の「ムラムラしてきた」というセリフが気に入ったという松坂さん。ちなみにこのセリフに関しては、松坂さんに井上さんの母親役をオファーする前に監督やスタッフが「このセリフを理由に松坂さんに断れらるのでは?」と懸念し、会議まで開かれたとか。だが、予想に反して松坂さんにとっては「かなり好きなセリフ」になったという。そんな松坂さんは“ムラムラ”するような作品を作るべく「みんなで草のスカートにココナッツブラをして、ワイキキで『フラしちゃった!』がいい」と提案した。井上さんは「次にやるなら芸人さんの役をやりたい」と語り、「『(ヨシモト)∞ホールでネタ披露しちゃった!』でどうですか?」と希望を発表。「チケット売ります!」とやる気満々だった。『綱引いちゃった!』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:綱引いちゃった! 2012年11月23日より全国東宝系にて公開© 2012「綱引いちゃった!」製作委員会
2012年11月23日今年、公開された映画の中で「ベスト親子賞」を選ぶなら井上真央と松坂慶子が『綱引いちゃった!』で演じた娘と母は有力候補となること間違いなしである。井上さんにとってはNHKの連続テレビ小説「おひさま」後に出演した最初の作品。「おひさま」では愛情あふれる家族の絆が描き出されたが、本作でも母と娘の2人ながらも「おひさま」に負けず劣らず温かい親子の姿が映し出される。かつてはオリンピックの正式種目だったという歴史を持つスポーツ“綱引き”を題材にした本作。「いつかご一緒させていただきたいと思っていたけれど、初共演でまさか一緒に綱を引くことになるとは…(笑)」とふり返る松坂さんとの共演を始め、大分で行われた撮影、本気で挑んだ綱引きなどについて井上さんが語ってくれた。井上さんが演じた千晶は大分市の広報課職員。市長の命令で市のPRを目的に女性だけの綱引きチームを結成する。「最初は綱引きと聞いて、スポ根映画をイメージして、綱引きをガムシャラにやる汗と涙の結晶という感じだろうと思いましたし、映画になるのかな?という思いもありました」と井上さんはふり返る。千晶という役柄については「私と結構、近かったかもしれない。だからこそ難しかったのかな?」とも。だが「役づくりは、綱引き!」と語る通り、役の内面については事前に作り込むことはせず、現場で方向性を決めていったという。「千晶を明るく演じるのか?それともしっかり者のキャリアウーマンとして演じるのか?すごく難しかったですが、ずっと大分にいて大分弁を話す中で段々と『こんな感じかな』という形が出来上がっていきました。何より、綱引きを一生懸命やって技術がアップしてチームも一つになっていく過程が、お芝居にリンクしていけばいいなと思っていましたので。だから現場では、いかに姿勢を保つかとか、どうやって綱を引っ張るかといった話し合いをみんなでしていましたね」。ちなみに綱引きのシーンに関しては「全てガチです!」。劇中のチーム「綱娘」さながら毎日トレーニングを積んで撮影に臨んだ。「最初にみんなで大会を見に行ったら、想像以上にパワフルで地面に着くんじゃないかってくらい低い姿勢なんですよ。松坂さんも最初、綱引き部分にはスタントがいると思っていらしたみたいです(笑)。『あの姿勢を?』と思いつつやってみたら、1人や2人で引くのと8人で引くのとでは全く違って、体力だけでなく全員で息を合わせる大変さがありました。やっていくうちに1日でも綱を引かないと落ち着かなくて(笑)、感覚を忘れないよう『早く引きたい!』って気持ちでした」。「相当、インパクトのある作品じゃないと『おひさま』の陽子役は抜けきらないと思った」という井上さんは、『舞妓 Haaaan!!!』や『なくもんか』といったコメディ映画を世に送り出してきた水田伸生監督の下で新たなスタートを切った。千晶はどちらかと言えば、周囲のボケにビシバシとツッコミを入れる役柄だが、水田監督が求める独特の笑いを存分に楽しんだようだ。「水田監督は結構、その場で思いついたことを提案して、たまたま見た人がクスっと笑ってしまうような小さな笑いを散りばめるので、笑いを堪えるのが大変でした。お芝居をしている本番の最中に監督の笑い声が響いて、音声さんが『シーっ!』って怒っているような現場でした(笑)。逆に感動的なシーンでフッと監督を見たら、号泣されているんです(笑)。監督が一番のお客さんでしたね」。しっかり者としてツッコミを入れるだけでなく今後、コメディエンヌとしてボケ倒す井上さんを見てみたい気もするが…。「どうでしょう…(笑)?笑いのツボはみんなそれぞれ違うので、難しくもありますがコメディは楽しいですね。面白いと思ってやっていても『あれ?』となることもあるから、脚本を読んで面白ければ面白いほどプレッシャーもあります。テンポがちょっと違うだけで面白くなくなったり、セリフ一つ削るだけで面白くなったり、本当に難しい。でも現場で笑いが起きるのはやっぱり楽しいです。私もどちらかというと思い切り笑わせるというよりも、地味に小さく笑えるようなものが好きなので、そういう作品もやれたらいいですね」。そして、ギャグシーンではないのに観ているだけで思わずクスっと笑ってしまうのが井上さんと松坂さんの母娘のやりとりだ。年の功でチーム「綱娘」をまとめる精神的な支柱であり、家ではまるで友達のように娘・千晶と何でも言い合える母・容子。井上さんは「小さい頃から映画館で観てきた作品に出ていた大好きな女優さん」という松坂さんとの共演をこうふり返る。「チームメイトであり親子でもあるという2人の距離が、緊張や遠慮もなく自然にできたと思います。松坂さんは誰に対しても壁を作られることが全くないので、一緒にいたら甘えたくなっちゃうような本当に優しいお母さん。家での2人のシーンのときは『こないだウチの娘がね』と娘さんやお母さまの話をしてくださったり。『おひさま』を見てくださっていたのでその話をしたりもしました」。特に家で松坂さんとマッサージをし合うシーンは、井上さんにとってもお気に入りになったようだ。「日常の親子の雰囲気が好きですね。台本には『マッサージをし合う』とは書いてなかったんですが、松坂さんが私の上に乗ってきたので、その場で思わず『重い~!』とアドリブで言ってしまいました。後で考えると、とても失礼なセリフなんですが、私自身が実際に母とそういうやり取りをしたことがあったので。完成した映画を観たら、ウチの母とのやり取りに近くて、自然にできた良いシーンになっていました」。多くの俳優が、朝ドラや大河ドラマへの出演をきっかけに成長や変化を感じると口にしている。井上さんは慎重に言葉を選びながら「確かに10か月も同じ役をやるというのは大きなことです」とうなずく。自らの変化を知覚するのはこれからかもしれないが、ハッキリと感じるのは周囲の反応の変化だ。「いままでは若い人に声を掛けられることが多かったのですが、最近は、おじいちゃんやおばあちゃん、お父さんの世代の方にも『見ていました』と言っていただけて嬉しいです。大分でも『陽子ちゃん、陽子ちゃん』と声を掛けていただきました(笑)」。そして、最後にこうつぶやいた。「何より震災があった年にあの作品に出られたというのが一番大きなことかもしれません」。年が明けて少し経てば26歳になる。20代の後半戦、女優・井上真央はどのような道を歩んでいくのか?楽しみに待ちたい。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:綱引いちゃった! 2012年11月23日より全国東宝系にて公開(C) 2012「綱引いちゃった!」製作委員会
2012年11月20日向田邦子の名作ドラマを原作にした舞台『阿修羅のごとく』の製作発表が11月5日、都内で行われ、主人公の四姉妹を演じる浅野温子、荻野目慶子、高岡早紀、奥菜恵をはじめ、 母親役の加賀まりこ、父親役の林隆三らが揃って会見に出席した。「阿修羅のごとく」公演情報年老いた父親に愛人と子どもがいることを知った四人の娘たち。それを機に一見平穏に見えた彼女たちの日常は揺らぎ始める。様々な秘密が露呈していく中、家族間に密かに渦巻く嫉妬や猜疑心を繊細に描いていく。原作は、和田勉演出により1979年からNHKで放映されたドラマで、2003年には森田芳光監督により映画化もされている向田作品の中でも人気の一作だ。夫に先立たれ華道の師匠として生活、出入りの料亭主人と不倫中の長女・綱子役に浅野温子。浅野は「名作に出させていただけるだけでもう十分。あとは、舞台があたるよう体当たりでやらせていいただくしかないと思っております」と決意表明。銀行員の夫の浮気を疑いノイローゼ気味の次女・巻子役には荻野目慶子。荻野目は、中学生の時にドラマ版パート2に巻子の娘役で出演していたことを明かし、「その時、憧れの女優たちを見て、興奮したのを覚えている。八千草薫さんの役をやらせていただくのだと思うと感慨無量です。修羅場をくぐって女優を続けてきてよかった」と笑顔で喜びを語った。恋愛下手で潔癖症、独り身の三女・滝子を演じる高岡早紀は、「これまで先輩の女優さんとやらせていただく機会が少なかった。今回はすばらしい女優さんからお勉強させていただく」と意気込みを語り、喫茶店でバイトしながらボクサーの卵と同棲中の四女・咲子を演じる奥菜恵は「このような豪華な顔ぶれの中、家族の一員として参加できて光栄です」と期待に胸を高鳴らせた。公演は、来年1月11日(金)より東京・ル テアトル銀座 by PARCOで幕開け。その後、1月31日(木)から大阪・森ノ宮ピロティホール、2月9日(土)より愛知・名鉄ホールでも上演。チケットの一般発売はいずれも11月17日(土)より。なお、チケットぴあでは東京公演のインターネット先行先着「プリセール」も実施中。11月9日(金)18時まで受付。
2012年11月06日パンとお菓子のレシピ投稿サイト「キッチン」では、料理家の中川たまさんの特集がスタートした。季節の野菜やフルーツの素材を活かしたレシピを提案している、料理家の中川たまさん。さまざまなハーブが育つ広い庭のあるご自宅に伺い、食へのこだわりと、今おすすめのスイーツレシピを教えていただいた。今回中川さんがご提案してくれたのは、「桃とトマトのビネガーコンポートとグラニテ」と「黒糖寒天とパイナップルのジンジャーマリネ」のレシピ。まだまだ続きそうな蒸し暑い日には、こんなひんやりデザートはいかがだろうか。 中川たまさんのすてきな暮らし方、オリジナルのデザートレシピはこちら!「キッチン」中川たまさんインタビューへ ≫ 【お知らせ】 中川たまさん イベント情報 日常展日時:2011年8月27日(土)~9月4日(日) 営業日:木・金・土・日 11:00~17:00場所:12月(じゅうにつき) 横浜市青葉区鉄町1265 5周年展 日時:2011年9月9日(金)~17日(木)営業日:金・土 13:00~17:00場所:aterier303 横浜市中区北仲通4-49万国ビル303 取材/キッチン編集部
2011年09月05日「古き良き遊びごころ」をコンセプトに、手紡ぎ手織り麻をベースとした商品を展開している和の生活雑貨ブランド“遊 中川”。その商品を、ものづくりの産地に焦点をあてて品揃えしているのが“遊 中川 日本市”というお店だ。ecute東京店に続き、この“遊 中川 日本市”2号店目となる“遊 中川 日本市 羽田空港第2ターミナル店”が、7月24日(日)にオープンとなる。オープンを記念し、“日本市”のオリジナルロゴを配した「遊 中川 日本市 オリジナルエコバッグ」が同日より発売。また、オープニングキャンペーンとして、オープン当日より7月31日(日)までの期間に税込5,250円以上お買い上げのお客様に、奈良特産の蚊帳生地を用いた「花ふきん」がプレゼントされる。 「都会に出て自分の地元のモノを見ると、とても懐かしい気持ちになります。自分の地元の産業が日本一であったり、特別なものだったりと、その歴史を知ることでちょっと誇らしく胸をはった気持ちになってほしい。そして、日本の産業・工芸に興味を持っていただきたい。そんな思いで店づくりをしています」という、“遊 中川 日本市”の店舗コンセプト。日本の古き良き習慣を、現代の暮らしに取り入れるヒントを探しにお出かけしてみては?遊 中川 日本市 羽田空港第2ターミナル店東京都大田区羽田空港3丁目4番2号 羽田空港第2ターミナルビル駅地下1階営業時間:8:00~20:00TEL:03-3747-0460 取材/おうちスタイル編集部
2011年07月20日