NHKの和久田麻由子アナウンサーが28日、メインキャスターを務めてきた報道番組『ニュース7』(後7:00)の最終出演を終えた。番組のエンディングで、ともにキャスターを務めた瀧川剛史アナ、今井翔馬アナとともに並んだ和久田アナは「さて、『ニュース7』、この3人でお伝えするのは最後です」とあいさつ。「皆さんのよりどころのなるニュースを目指してお伝えしてきました。どうもありがとうございました」と感謝の言葉を伝えた。4月からは副島萌生アナウンサーと糸井羊司アナウンサーがキャスターを務めることが発表されている。副島アナは、これまで大分、名古屋に勤務し、現在は『おはよう日本(キャスター)』、『レジェンドの目撃者(MC)』を担当。糸井アナはこれまで福島、名古屋、アナウンス室、札幌に勤務し、現在は『正午ニュース』、『映像の世紀バタフライエフェクト(語り)』を担当している。
2024年03月29日新しい年を迎えて早一ヶ月。寒くて暗い日が多く、なかなか晴れやかな気持ちにならない方もいることでしょう。この時季気を付けたいのが、うつ病です。うつ病と言うと、精神的なストレスや、メンタルの弱さなどが原因と思われがちですが、実はフィジカル面が影響する病でもあります。何かと憂鬱な気分になりやすいときだからこそ、覚えておきたいうつ病の予防法について紹介します。うつ病は他人事じゃないうつ病の認知度は高くなっていますが、どこか他人事みたいに感じている人は未だに多いのでは?自分は精神的に強いから大丈夫?いいえ、うつ病はいわゆる”心の弱い”人だけがなる特別な病気ではありません。特に現代人は、うつ病を発症する可能性は大。そこには、ある生活習慣が関係しています。悪習慣と知りつつも、誰でも心当たりがあるであろう習慣なのですが……。夜更かしはうつ病の元その悪習慣とは、夜更かしです。毎日の残業や、深夜のテレビやネット利用で、就寝時間が12時を超えてしまう人は少なくないでしょう。その結果睡眠時間が削られて、慢性的な睡眠不足に陥っている人は多いのだとか。この睡眠不足が、うつ病の引き金になっているという説があります。浦添総合病院検診センターの講演会において、久田友一郎医師は「うつで眠れないのではなく、眠れないからうつになる」として、「どんなに疲れていても、人間関係に悩んでいても、ぐっすり眠ることでうつ病は防げる」と、睡眠の重要性を訴えています。久田医師によれば、短時間睡眠をしている人のほとんどが「眠れていない」という自覚がないことが問題なのだそう。深夜まで起きていることに慣れてしまうと、短時間睡眠でもしっかり眠れたと錯覚してしまうので、自覚がないまま軽度の睡眠障害を起こす「かくれ睡眠不足」になっていると指摘します。かくれ睡眠不足を繰り返すうちに、疲労感が取れず肩こりなどの体調不良を感じるようになり、いずれは目覚めが悪くなったり、仕事への意欲が失われてしまったり……。うつ症状かもしれないと、不調を自覚したときには、すでに眠ることが困難になっている可能性があります。睡眠不足がなぜうつ病の引き金になるのか食事のバランスや運動以上に、睡眠は健康を保つための大切な要素。睡眠をとることで、細胞が修復されて疲れが取れたり、自律神経やホルモンのバランスを整えたりすることができます。特に自律神経を正常に働かせることは、うつ病対策にとても大切です。自律神経は、起きている間優位に働く交感神経と、寝ている間優位になる副交感神経をバランスよく働かせることで、心身の健康を調整しています。うつ病の前段階として、自律神経失調症という症状がありますが、これは交感神経が過剰に働いて、副交感神経があまり機能しなくなることで起こります。交感神経を優位に働かせる原因になるのが、パソコンやスマホの影響や睡眠不足などです。つまり、起きている時間が長くなるほど、緊張状態が続き交感神経が優位に働いてしまうということ。この状態を続けると、いずれは自律神経が正常に機能しなくなり、うつ病になってしまうことも。自律神経を働かせるためには、とにかく眠ることが大切です。眠れないからとスマホを見続けてばかりでは、どんどん眠りからは遠ざかってしまうだけ。目を閉じているだけの方が、何倍もマシです。気持ちが不安定になっているときこそ、意識して睡眠をとるようにしましょう。不安も悲しみも寝て解消睡眠不足だけがうつの原因になるというのは、ちょっと極端かもしれませんが、一因であることは事実です。実際、冬の寒さで眠りが妨げられると同時に、不安感が強くなるという人もいます。ストレスは次から次へと襲ってくるし、悲しみや不安に苛まれる夜だってあるでしょう。でも、そんなときこそ、眠りましょう。目覚めたとき、現実は何も変わっていないかもしれないけれど、眠った後には、そんな現実に向き合う元気は出てくるかもしれませんよ。
2017年02月07日