7月、8月に比べると過ごしやすくなってきたものの、夏の疲れがどっとでてくる時期。気候の変化や自律神経の乱れから、疲れを感じたり、やる気喪失してしまう人が多いそう。中医学士で漢方薬剤師の大久保愛先生が、必要な栄養素を消耗させ、自律神経を乱してしまうNG習慣と対策を教えてくれます!真夏の後遺症でぐったりしていませんか?【カラダとメンタル整えます愛先生の今週食べるとよい食材!】vol. 230まだまだ暑いですが、灼熱の夏と比べると外を歩くのも少しずつ楽になってきましたね。エネルギーを吸い取られるような日差しを見上げる回数は減ってきましたが、今度は真夏の後遺症が少しずつ表面化し始めている人も多いのではないでしょうか。カップ麺やレトルトなどインスタント食品に頼りきりになったり、暑苦しくて睡眠が十分にとれなかったり、運動量が減ったりという行動が習慣となっている人はとくに注意が必要です。夏バテだと言い訳してだらだらと過ごし続けていると疲労感、だるさ、やる気喪失、風邪の後の長引く咳、自律神経の乱れなどを感じてしまうこともあるかもしれません。数週間前と比べると、体を動かしやすい環境になっているので、今週はぐったりしてしまう疲労感の対策となる食薬習慣を紹介していきます。今週は、疲労感の対策となる食薬習慣あー疲れた、あーだるい、めんどくさい…などの言葉、クセになっていませんか?本当は、やることはたくさんあるはずなのに、心と身体はついていかず、楽なほうへとどんどん現実逃避してしまい、最終的に自分で未来の自分を追い込むことになっているということもあるかもしれません。過酷な7、8月の生活環境を乗り越えてきた今、私たちの体が疲弊し、疲れを感じてしまうことは、仕方ないことです。自分に「お疲れ様!」と応援の言葉を投げかけながら、気持ちを切り替えていくことも大切。夏の疲れに対して、そっぽを向いていられる時間はもうおしまいです。疲れを解消したい人は、今週から早速食薬を実践してみてくださいね。漢方医学では、疲れがたまりやすい人を『気虚』といいます。そして、慢性疲労で、横になりたいくらいだるいという状態を『腎虚』といいます。そこで今週は、『気虚』や『腎虚』にならないよう、『補気』する食材を取り入れつつ、『気』を消耗してしまう食材を控えてみましょう。今週食べるとよい食材は、『気』を補う【キムチと納豆の玉子焼き】。逆にNGな習慣は、『気』の材料にもなるビタミンBを消耗してしまう【カップ麺などインスタント食品】です。食薬ごはん【キムチと納豆の玉子焼き】今回のレシピに使う食材は、コンビニで買うことのできるもの。材料を全部まぜて、単純にチヂミのように焼き上げたら完成という、超絶簡単レシピです。購入から調理して食べるまで時間は、インスタント食品と大きな差はないかと思います。少しだけ意識を変えることで、インスタント食品で不足しがちなタンパク質や食物繊維もしっかりと摂ることができるので、寝不足ぎみで疲労がとれないという人はぜひお試しください。<材料>納豆1パック玉子2個キムチ50g醤油小さじ1あれば大葉6枚(刻む)<作り方>全部混ぜて焼いたら完成。盛り付けるときにキムチと大葉を添えてもキレイ。NG行動【疲労感MAXなときのインスタント食品】疲れた、気力がない、面倒…という日には、すぐに味覚とお腹を満足させてくれる、カップ麺などのインスタント食品を手にする機会が増えますよね。おいしい食事を瞬時に食べることができる画期的な食品です。ですが、疲労感がMAXなときこそ、体がエネルギーを作り出すことができるようにさまざまな食材を取り入れることが大切。また、インスタント食品は糖質が多く、必要な栄養の補給は不十分、さらには代謝ビタミンとも呼ばれるビタミンBを消耗してしまいます。必要な栄養を補えず、消耗されてしまうのは死活問題。疲れたときだけでも気をつけてみてくださいね。夏の終わりが見えてきましたが、今まで暑さで睡眠の質が落ちていた人は、夏の疲れを強く感じていることだと思います。異常で強烈な暑さは収まりつつあるので、そろそろ重い腰をあげ、食事内容の見直しを始めても良い時期だと思います。元気になるための第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。そのほかにも心と体を強くするレシピは、『不調がどんどん消えてゆく食薬ごはん便利帖』(世界文化社)で紹介しています。もっと詳しく知りたい方がぜひご覧ください。※食薬とは…『食薬』は、『漢方×腸活×栄養学×遺伝子』という古代と近代の予防医学が融合して出来た古くて新しい理論。経験則から成り立つ漢方医学は、現代の大きく変わる環境や学術レベルの向上など現代の経験も融合し進化し続ける必要があります。近年急成長する予防医学の分野は漢方医学と非常に親和性が高く、漢方医学の発展に大きく寄与します。漢方医学の良いところは、効果的だけどエビデンスに欠ける部分の可能性も完全否定せずに受け継がれているところです。ですが、古代とは違い現代ではさまざまな研究が進み明らかになっていることが増えています。『点』としてわかってきていることを『線』とするのが漢方医学だと考えることができます。そうすることで、より具体的な健康管理のためのアドバイスができるようになります。とくに日々選択肢が生じる食事としてアウトプットすることに特化したのが『食薬』です。Information<筆者情報>大久保 愛 先生漢方薬剤師、国際中医師。アイカ製薬株式会社代表取締役。秋田で薬草を採りながら育ち、漢方や薬膳に興味を持つ。薬剤師になり、北京中医薬大学で漢方・薬膳・美容を学び、日本人初の国際中医美容師を取得。漢方薬局、調剤薬局、エステなどの経営を経て、未病を治す専門家として活躍。年間2000人以上の漢方相談に応えてきた実績をもとにAIを活用したオンライン漢方・食薬相談システム『クラウドサロン®』の開発運営や『食薬アドバイザー』資格養成、食薬を手軽に楽しめる「あいかこまち®」シリーズの展開などを行う。著書『心がバテない食薬習慣(ディスカヴァー・トゥエンティワン)』は発売1か月で7万部突破のベストセラーに。『心と体が強くなる!食薬ごはん(宝島社)』、『食薬事典(KADOKAWA)』、「食薬ごはん便利帖(世界文化社)」、「組み合わせ食薬(WAVE出版)」、「食薬スープ(PHP)」など著書多数。公式LINEアカウント@aika『1週間に一つずつ心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー)。『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』(KADOKAWA)体質改善したい人、PMS、更年期など女性特有の悩みを抱える人へ。漢方×栄養学×腸活を使った「食薬」を“五感”を刺激しつつ楽しく取り入れられる。自分の不調や基礎体温から自分の悩みを検索して、自分にあった今食べるべき食薬がわかる。55の不調解消メソッドを大公開。©VectorRocket/Adobe Stock文・大久保愛
2023年09月08日生理がなかなか来なかったり、本来の生理期間を過ぎてもダラダラと出血が続いたり…。周期の乱れには、さまざまな病気が潜んでいることも。便利なツールを利用して正しい周期で生理が来ているのか、自分で管理しよう。周期乱れには深刻な病気が隠れていることも。生理周期の乱れの原因は、多岐にわたる。ストレス、寝不足、急激な体重変化などによっても起こりがちだが、深刻な病気が原因になっている場合も少なくないそう。「生理が止まってしまう背景には、多嚢胞性卵巣症候群や甲状腺の病気が潜んでいることも。多嚢胞性卵巣症候群は、卵子が卵巣に詰まってしまう病気で、いわば卵子が渋滞している状態。放置しておくと不妊につながる可能性もあります」(産婦人科医・竹元葉さん)さらに、本来卵巣から分泌されているはずの女性ホルモンの分泌異常も原因として考えられるそうだ。このホルモンは、生理を起こすだけでなく、骨や皮膚などを健康に保つ作用もあるので、骨がもろくなって骨粗しょう症につながったり、肌あれの原因にも。「生理が長い期間来ない場合はもちろん、コンスタントに2~3か月空いてしまったり、月の半分以上出血しているのであれば、婦人科に相談へ」(竹元さん)周期の乱れアプリでセルフ管理を習慣化。放っておくと、こんなリスクが!・多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこんぐん)・甲状腺の病気・骨粗しょう症管理サービスもさまざまに進化!4MOON生理日や排卵日の予測、基礎体温グラフなどの体調記録はもちろん、ひとつの画面でスケジュールの管理もできるので使いやすい。記録項目を自分でカスタマイズも可能。ペアケアアプリのダウンロード不要で、LINE公式アカウントを友だち追加するだけで利用が可能。家族やパートナーに、自分の体の状況を間接的に共有する機能もある。妊娠を意識していなくても、生理不順に悩む人は基礎体温を記録しよう!妊活のためという印象が強い基礎体温だが、記録していると排卵が起きているかが分かるので、周期の把握にも役立つ。朝、目覚めたら、布団の中で婦人体温計を口にくわえて計測。起きて動き回ると正しく測れなくなるので注意が必要です。就寝中に、自動で温度リズムを測定してくれる。わたしの温度(デバイス+専用ナイトブラ1着)¥19,250(TOPPANエッジ TEL:0120・626・194)※「わたしの温度」は、体温計(医療機器)ではありません。自己の健康管理をサポートするヘルスケアデバイス&アプリです。竹元 葉さん産婦人科医。女性のすべてのライフステージにおけるかかりつけ医として2019年に女性スタッフのみで診療を行う「sowaka women’s health clinic」を開業。※『anan』2023年5月3日‐10日合併号より。取材、文・音部美穂(by anan編集部)
2023年04月30日夏はちょっとした疲れが抜けない、寝つきが悪い、食欲がないといった悩みを抱えやすい時期です。それは自律神経の乱れが原因かもしれません。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が、毎日できて簡単に「自律神経の乱れを整える簡単習慣」をご紹介します。夏は自律神経が乱れやすい?夏は疲れやすく、食欲が減ることもありませんか?そんな悩みの数々は自律神経の乱れが原因となっているかもしれません。自律神経は、内臓器官や血管の働き、呼吸法、全身の体温調節や胃腸の働きをコントロールしている大切な神経。外気と室内の温度差が激しかったり、猛暑日が続いたりするこの季節は、特に自律神経が乱れやすいと言われています。自律神経を整えるためにやっておくべきこと自律神経を整えるには、腸の働きや呼吸を整えることが大切だと言われていて、呼吸は自らでコントロールもしやすいでしょう。ちなみに、呼吸が浅いと体内に新鮮な酸素が十分に行き渡らず、体がこったり、疲れやすくなったりといった悩みにつながる可能性も。そのため、普段から深い呼吸を意識することが大切ですが、体の硬さや背中、腰回りなどのコリが原因となって浅い呼吸となってしまうことも考えられます。深い呼吸を可能にするためにも、適度なストレッチを生活に取り入れることが必要です。寝る前たった3分でできる!【自律神経の乱れ】を整える「ふくらはぎほぐし」今回は、寝る前にベッドでできるふくらはぎほぐしを紹介します。第二の心臓とも言われるふくらはぎは、動かすことで下半身におりた血液を心臓に戻す役割があります。ふくらはぎの動きをよくするためには、足の裏や足首周りも同時にほぐしていくことが大切です。無理のない範囲で挑戦してみてくださいね。1.仰向けの姿勢で寝る2.両膝を曲げる3.右膝の上に左の足首をのせ、右脚の力を抜く4.右膝を軸に、左の足首からふくらはぎとの境目を前後に動かしながらほぐす5.4の動きを30秒~1分ほど行うふくらはぎの広範囲をほぐすために、少しずつ位置を変えながら動かしてください。6.ふくらはぎの真ん中あたりから、ひざ裏までにかけて右膝でしごくようにほぐす7.ふくらはぎの内側、外側、真ん中部分ど部位をわけて30秒~1分程度続ける8.反対側も同様に行うストレッチが終わったら…痛みがあるところや張っているところ、コリがあると思うところは丁寧に行ってください。また、このストレッチを終えたら、リラックスして体の変化に意識をむけてみましょう。ほぐれたふくらはぎに温かさを感じたり、血が流れているようなスッとした感覚、足先までポカポカした感覚があるかもしれません。その感覚を心地よく感じられるようになると、自然と体の緊張が緩み呼吸が深くなっていくはずです。心地よくなったら、そのままベッドで眠ってしまって構いません。質のいい睡眠も自律神経を整えるのには大切なこと。ぜひ毎晩の日課にしてみてくださいね。©Boy_Anupong/gettyimages文 / 上村由夏
2022年08月23日「自律神経」とは…まずは「自律神経とは何か」についてお伝えしていきましょう。「神経」は大きく「中枢神経」と「末梢神経」の2つに分けられます。中枢神経は「脳」と「脊髄」で構成され、末梢神経には運動神経と知覚神経から成る「体性神経」と、今回お伝えする「自律神経」があります。「自律神経」には、生命維持のために消化や体温調節などをコントロールする役割があります。「自律神経が乱れる」とはどういうことか?自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つから成ります。交感神経は心拍数や血圧を上げる他、消化器の働きを抑制し、心身は緊張した状態になります。それに対し、副交感神経は心拍数や血圧を下げる以外にも消化機能を活性化させ、心身はリラックスした状態になります。交感神経は身体活動が盛んな日中に優位に働き、副交感神経はカラダを休ませる夜間に優位になります。電気に喩えると、交感神経はスイッチが「ON」の状態で、副交感神経はスイッチが「OFF」の状態と言えます。「自律神経が乱れる」というのは、この交感神経と副交感神経のバランスが乱れた状態のことを言います。自律神経が乱れる「原因」ではなぜ自律神経のバランスが乱れてしまうのでしょうか。その主な原因として2つ挙げられます。1.ストレス悩みや不安、過労などといった心身へのストレスが過剰になると、交感神経にスイッチが入りっぱなしとなってしまうため、自律神経のバランスが大きく乱れてしまいます。また、音や光、温度なども、カラダには大きなストレスとなります。例えば大きな気温差(寒暖差)はカラダへのストレスが大きく、自律神経の大きな乱れをもたらします。2.不規則な生活習慣先程お伝えしたように、本来は交感神経は日中に、副交感神経は夜間に優位に働きます。しかし、昼夜が逆転したり不規則な食生活をしたりしていると、このリズムが大きく崩れてしまうので、自律神経の乱れにつながってしまいます。出典:byBirth自律神経が乱れることで起こりうる「不調」自律神経のバランスが乱れると、「疲労感」や「だるさ」、「肩こり」、「頭痛」、「手足のしびれ」、「動悸」、「めまい」、「不眠」などといった不調が起こりやすくなります。いかがでしょうか。ここまでお読みになって心当たりありませんか?日常生活の中でできる!自律神経を整える「3つの方法」このような自律神経の乱れによって生じるカラダの不調は、自律神経のバランスを整えることで解消につなげることができます!そこで、ここでは「日常生活の中でできる、自律神経のバランスを整える方法」を3つご紹介しましょう。1.軽くカラダを動かすことウォーキングやストレッチなどで軽くカラダを動かすことで、「セロトニン」というホルモンが分泌されるようになります。このセロトニンには、自律神経のバランスを整える働きがあると言われています。あくまで、「軽くカラダを動かす」ということがポイントです!例えば、朝日を浴びながらウォーキングと動きを伴う動的ストレッチを行うとよいでしょう。「朝日を浴びる」という行為も、セロトニンの分泌を促す効果が期待できると言われています。早起きをして軽くカラダを動かすことが難しい場合は、通勤時間の中でウォーキングを行うことをお勧めします。出典:byBirth2.湯船に浸かることお風呂で湯船に浸かることも、自律神経を整える上で有効な方法と言えます。その際のポイントは、38~40℃程度のぬるめのお湯に10分以上浸かるようにすることです。そうすることで副交感神経が優位に働くようになるからです。するとリラックス効果がもたらされ、質の良い睡眠につなげることができます。逆に熱めのお湯は、交感神経が優位になってしまうため、自律神経を整えることができません。出典:byBirth3.良質な睡眠をとること質の良い睡眠をとることも、副交感神経が優位に働き自律神経のバランスを整える効果が期待できます。「快眠」を得るために1つ心がけておきたいことがあります。それは、就寝前のスマホチェックは避けるようにすることです。なぜならスマホのブルーライトには、睡眠を促す「メラトニン」の生成を抑制する働きがあると言われているからです。また、ブルーライトの光によって交感神経が刺激されてしまうとも言われています。このような理由から、良質な睡眠をとるためにも寝る前のスマホチェックは避けるべきと言えます。出典:byBirth日常生活の中で「自律神経のバランスを整える努力」を!出典:byBirth今回は自律神経が乱れてしまう原因と、それを整える方法をご紹介しました。ご紹介した3つの方法はいずれも日常生活の中でできるもので、それを実践することで自律神経のバランスを整えることができ、カラダの不調を解消させることができます!自律神経の乱れは目に見えるものではないので、カラダに不調が起こるまではなかなか気づきにくいものと言えます。しかし、生活習慣が不規則なものになってしまったり、心身が外から大きなストレスを受けていたりする場合は、自律神経が乱れている可能性が高いと考えられます。その場合はカラダに不調が現れる前に、自律神経のバランスを整えるように努めていきましょう!
2020年12月25日富士フイルムは6月18日、ツヤのある肌は肌内部の細胞構造の乱れが少ないことを確認したと発表した。今回の研究では、ヒトを若々しく見せる要素である「視覚的ハリ感」に注目。20~50代の女性被験者の肌内部の状態を解析し、肌がどのような構造になっていればツヤがあるように見えるのかを調査した。その結果、ツヤの目視評価が高い被験者ほど、肌内部における細胞構造の乱れが少ないことがわかった。また、肌表面について、マイクロスコープを用いて肌画像を取得し、皮溝の幅や肌の密度などキメ形態の定量解析を実施。従来から知られている通り、肌表面の凹凸形状であるキメが荒くなると肌のツヤが減少することを確認した。さらに、肌のツヤを再現できる独自開発の光学画像シミュレーションシステムを用いて、細胞構造の乱れの程度やキメ形態をそれぞれ変化させた複数の肌モデルを作成し、ツヤの状態を可視化したところ、微細な細胞構造の乱れを抑制することでしっかりとしたツヤになることを実証することができたという。同社は「今回の光学画像シミュレーションおよび解析結果により、肌表面だけでなく肌内部の細胞構造の乱れを整えることでツヤがある肌になり、『視覚的ハリ感』が向上することが示唆されました。今回の研究結果で導き出した条件を満たすことで肌のツヤを向上させ、視覚的ハリ感を生むスキンケア化粧品の開発に応用していきます。」とコメントしている。
2015年06月18日今の時期は気温が高いのに体が冷え、むくみが気になったり生理不順になったりと、さまざまな不調を感じやすい季節。女性には特有の体のリズムやバランスがあり、特にアラフォー世代が気になりつつある女性ホルモンバランスの乱れは、さまざまな不調の遠因に。ご存じのように女性ホルモンは、卵巣から分泌されて体中をめぐり、肌や髪をうるおしてつややかに保ち、精神を安定させる働きをしています。女性ホルモンの分泌量は10代で増加し20代で安定、30代後半から徐々に減少していきます。毎月、排卵や月経をリズムよく繰り返し、バランスを保っていればよいのですが、加齢やさまざまなストレス、生活習慣などによっても女性ホルモンのリズムやバランスが崩れてきます。その結果30代ごろから不眠やイライラ、シミやシワ、むくみやほてりなど、更年期障害のような不調を感じる女性が増えているといいます。そこで私が最近飲みつづけているのが、不調なリズムやバランスを整えて、きちんとホルモンをめぐらせるための女性の味方、美容サポート飲料「めぐり美人 月のリズム」。大正製薬「めぐり美人 月のリズム」(290ml)\2,800(税抜き) 1日、10~15ccが1回量の目安。約1か月分。女性のリズムを整える和漢植物を製薬会社ならではの最適な比率でブレンド。使われているのは中国で古くから貴族女性たちが、美のためにこぞって使っていたという貴重な和漢素材の阿膠(あきょう)をはじめ、その働きをサポートする、紅花(こうか)、乾姜(かんきょう)、桂皮、人参という5種のめぐり素材が配合されています。さらに最近静かなブームのザクロ、ビタミンCやミネラル、ポリフェノールを豊富に含むラズベリー、うるおいを保つバラといった、美容にうれしい3種の自然素材もプラスされています。「めぐり美人 月のリズム」10~15ccを水やお湯で5~6倍に薄めて飲むのが基本ですが、ハーブティーにプラスしたり、ブランマンジェやプリンなどのスイーツにそのままかけて、というアレンジも美味。また、豆乳で薄めて飲むのもオススメ。ほんのり桃色でほっこりします。私は上品な甘酸っぱさが気に入って、チキンを焼く前のマリネ液や、サラダのドレッシングなどにも利用しています。その他、旅行や出張の際に便利なスティックタイプもあります。こちらはトライアルにもぴったりです。毎月のリズムがなんとなく不安定、あるいはつややハリが足りない、寝ている時についた跡がとれにくい…、などと感じているなら試してみるのもいいでしょう。
2014年07月18日