全身に著しく濃い体毛が生える「狼男症候群」。スペインのコスタ・デル・ソルで、16人の乳児にこの疾患に似た症状が現れたと英Daily Mail紙が報じている。16人はいずれも胃酸の逆流や消化不良の治療に使われるオメプラゾールを服用したことがわかっており、このオメプラゾールに発毛効果のある成分として知られるミノキシジルが混入していたという。スペインの医薬品・医療品庁は、オメプラゾールの製造元である製薬会社Farma-Quimica Surの製品の販売を差し止めた。同社はインドの卸業者と取引しており、汚染源はこのインドの業者だという。現在、Farma-Quimica Surはライセンスを停止され、医薬品の製造、輸入、販売ができない状態だ。被害に遭った赤ちゃんがオメプラゾールの服用を中止すると、症状は落ち着いたという。当局は問題のロットを全て回収し、販売済みのものも追跡を完了しているが、同じ薬を子どもに与えていた場合は念のため医療機関を受診するよう警告している。
2019年08月28日「みんなで人狼ゲーム(市民チームと人狼チームに分かれて、会話をしながら誰が人狼かを探るゲーム)とかしています」こう語るのは、放送中のドラマ『ゼロ一獲千金ゲーム』(日本テレビ系・日曜22時30分〜)で主人公・ゼロを演じる加藤シゲアキ(31)。日本一の資産家・在全無量(梅沢富美男)が建設中の施設に、極秘で集められたゼロをはじめとする若者たち。賞金1,000億円を巡り、命がけのゲームが繰り広げられる……。そんな、命がけのゲームをする物語とは裏腹に、楽屋では共演者の面々と和気あいあい。「僕以外はもともと顔見知りだったこともあり、最初からあまり壁のない現場でした。みんな役者さんだから、よく映画やドラマを見ていて、『あれ、見たよ〜』とか、『あれ、どうだった?』なんて話しています。小関くんはカメラが好きで、現場にも持ってきていたから、『何使ってるのー?』ってカメラの話で盛り上がっていました」(加藤・以下同)楽屋では楽しそうな加藤も撮影中は真剣そのもの。計算をするシーンでの、「(正解の)数字を書き写したら?」という監督からの提案にも「書き写すと嘘になるから」と自分で計算を。「あまりにも不条理な設定だから、戦うぞって決めてからは一生懸命。仲間のために戦うっていう目的がはっきりしているので、演じている感覚もなく、素直にそこに向かっていますね。どんどん感情が出て、人間的になってくるので、今後の展開が僕も楽しみです」
2018年09月09日俳優の役所広司(62)主演映画「孤狼(ころう)の血」(白石和彌監督)の続編が製作されると5月24日、配給元の東映が発表した。 同作は「警察小説×『仁義なき戦い』」と評された柚月裕子さんの同名小説が原作。昭和63(1988)年の広島の架空都市・呉原市が舞台。暴力団との癒着など黒いうわさが後を絶たない刑事・大上章吾(役所)と、松坂桃李(29)演じる新人刑事の日岡秀一が暴力団の抗争を阻止しようと奮闘するストーリーだ。 柚月さんの原作は全3作のシリーズもの。映画の続編は、第2弾の「凶犬の眼」(KADOKAWA刊)をベースに製作されるという。 「映画サイトのレビュー欄も高評価が続出。公開直後から続編製作を期待する声が殺到していました。このところヒット作に恵まれなかった東映としては、『仁義なき戦い』の路線を踏襲する同作で盛り返したい意向のようです」(映画業界関係者) 松坂といえば現在、男娼役を演じた映画「娼年」が話題を呼んでいる。今年2月に公開された「不能犯」でも主演をつとめていたが、これまでシリーズ化映画での主演作はない。 「『孤狼の血』では、新人刑事役が原作のイメージそのまま。それが、松坂さんとぴったりなんです。これまで演じてきた役柄とは違うかもしれませんが、躍進のきっかけになりうる作品。代表作になりうる可能性もあるでしょう」(芸能記者) さわやかなイメージが売りだった松坂だが、意外な作品がハマるのかもしれない。
2018年05月25日現在公開中の白石和彌監督作『孤狼の血』が、早くも続編の製作を決定。現在、撮影スタッフ・キャストの調整に入っていることが明らかになった。5月12日から公開されている、昨今の日本映画にはない熱量とバイオレンスが魂に焼き付く“血湧き肉躍る”映画 『孤狼の血』。いま最も注目されるミステリー作家のひとりである柚月裕子の小説を原作に描く本作は、昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島を舞台に、役所広司演じる暴力団との癒着をうわさされる刑事・大上章吾と、松坂桃李演じる“キャリア組”新人刑事・日岡秀一を中心に、刑事、やくざ、そして女が、それぞれの正義と矜持を胸に、生き残りを賭けて戦う生き様を描く。ほかにも、江口洋介、真木よう子、中村倫也、竹野内豊ら豪華俳優陣が集結した。そんな本作は、「新たな東映やくざ映画の金字塔」とまで言われ、映画公開前から業界内で大絶賛。公開後も瞬く間に賞賛の嵐となっている。また、各映画レビューサイトでは「期待度・満足度1位」を獲得し、公開後2週目にして観客からは「続編を切に希望します」「続編を見たい!」 など続編を熱望する声が。そんな期待の声に押される形で、今回本作の続編が東映にて製作決定。続編の物語のベースとなるのは、柚月氏による「孤狼の血」(角川文庫刊)の続編でもある「凶犬の眼」(KADOKAWA刊)。東映は、『孤狼の血』のスタッフ・キャストの続投を熱望しているという。『孤狼の血』で主演を務めた役所さんは、今回の決定を受け「続編は、第1作を遥かに超えるいい作品を期待しています」とコメントを寄せ、また「今後、色んな監督、脚本家、俳優たちがこのジャンルの映画で魅力が発揮される時代が来ると日本映画に活気が出るのではないでしょうか?」と期待を寄せている。そして原作者である柚月氏は、「続編は望外の喜びです」と心境を明かし、「持てる力すべてを注ぎ込んでくださった 東映とスタッフ、劇場に足を運んでいただいた観客の皆様には、感謝の言葉しかありません。あの狂熱と恍惚を、再び期待しております」と語っている。『孤狼の血』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会
2018年05月25日俳優の役所広司主演で現在公開中の映画『孤狼の血』の続編が東映にて製作されることが25日、明らかになった。同作は第69回日本推理作家協会賞受賞、『このミステリーがすごい! 2016年版』国内編3位に輝いたベストセラー小説を実写映画化。昭和63年を舞台に、広島の刑事・日岡秀一(松坂桃李)と、暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾(役所)が担当した、金融会社社員失踪事件の捜査から、対立する暴力団組同士の抗争が激化していく。役所をはじめ、松坂桃李、真木よう子、中村倫也、中村獅童、竹野内豊、音尾琢真、ピエール瀧、石橋蓮司、江口洋介など日本を代表する豪華キャストが集結し、「新たな東映やくざ映画の金字塔」と言われ、映画公開前から業界内で話題に。公開後も多くの賞賛を受け、続編に向けて撮影スタッフ・キャストの調整に入っていることが明らかになった。続編の物語のベースとなるのは、原作の続編でもある『凶犬の眼』(KADOKAWA刊)。東映としては映画『孤狼の血』のスタッフ・キャストの続投を熱望しているという。代表取締役社長 多田憲之氏は「『孤狼の血』は東映らしい作品となりました。このジャンルの映画を続けていかなくてはならないと思い、続編の決定を致します」と宣言した。○役所広司コメント続編は、第一作を遥かに超えるいい作品を期待しています。今後、色んな監督、脚本家、俳優たちがこのジャンルの映画で魅力が発揮される時代が来ると日本映画に活気が出るのではないでしょうか?○柚月裕子コメント「荒磯に波」の東映△マークを見るだけで、心が震えました。続編は望外の喜びです。持てる力すべてを注ぎ込んでくださった 東映とスタッフ、劇場に足を運んでいただいた観客の皆様には、感謝の言葉しかありません。あの狂熱と恍惚を、再び期待しております。
2018年05月25日●現場に入ったら私語厳禁桜庭ななみにはじまり、土屋太鳳、高月彩良、小島梨里杏、古畑星夏、浅川梨奈が主演を務めてきた映画『人狼ゲーム』シリーズ。「俳優の登竜門」とも称されるシリーズの集大成として、ドラマ『人狼ゲーム ロストエデン』と映画『人狼ゲーム インフェルノ』(4月7日公開・7月4日DVDレンタル開始・8月3日DVDリリース)が制作された。これまで誰も経験したことのないドラマと映画の2部構成。その主演に武田玲奈が抜てきされた。1年半前、オムニバス主演映画『TOKYO CITY GIRL』の取材で、「一番やりたいのは演技のお仕事です」と語っていた武田。その後、『咲 -Saki-』『ラストコップ THE MOVIE』『ポエトリーエンジェル』『パパのお弁当は世界一』などの映画を経た経験が、今作にはどのような形で注ぎ込まれているのか。キーワードは「自由」だった。○「シリーズ集大成」のプレッシャー――シリーズ1作目の桜庭ななみさんから取材を続けています。みなさん精神的な負担があったとおっしゃっていたんですが、武田さんはいかがですか?そうですね。去年の11月から12月かけての1カ月半、ドラマと映画を撮りました。しんどかった部分もありましたけど、共演者の方々が同年代で待機中はみんなで和気あいあいとやっていた感じだったので、精神的にふさぎ込むというより、撮影中はすごく集中してオンオフのある現場でした。スタッフさんがシリーズにずっと携わっている方ばかりなので、緊張感を作ってくださるのがすごくうまくて。本当に良い環境の中でやらせていただきました。――現場では私語が禁止になることもあったそうですね。投票のシーンは、現場に入ったら私語厳禁でした。今まで経験したことがなかったので、そういう部分も集中力につながったと思います。――桜庭ななみさんや土屋太鳳さんをはじめ、歴代の出演者の活躍から「登竜門」とも言われています。出演が決まった時はどのように思われましたか? ドラマと映画のW出演はシリーズで初めてのことです。ずっと続いている人気シリーズの7代目が無事に務まるのか。しかも、ドラマと映画というビッグプロジェクト。そこに対する不安もありましたが、楽しみの方が大きかったです。演じる側にとっては、お芝居の見せどころがたくさんある作品なので、現場がすごく楽しみでした。本読みの時に監督が「自由にやっていいよ」とおっしゃってくださって、今までそういうことを言われて臨む作品があまりなかったので、そこも楽しみの1つ。自分が試されている気がして、でもそういうワクワク感の中にもやっぱり不安はありました。――綾部監督いわく、本作は「シリーズの集大成」。その思いは感じましたか?今までの方々がその後も大活躍されていて、その7代目として集大成を任されるのは不安もありました。監督はもちろん、カメラマンさんをはじめスタッフさんも作品に対する愛がある方ばかりだったので、そういった意味でのプレッシャーは感じていたと思います。――プレッシャーはどのように乗り越えているんですか? これまでも数々の作品でそのような局面があったと思います。もう、やるしかない。あまり考え込まずに、自分のやらなきゃいけないことだけに集中して乗り切っています。――1カ月半の中でご自身の変化や成長はありましたか?徐々に自分の役と感情がシンクロしていって、初めて台本を読んだ時には湧き上がってこなかった感情が、現場で共演者の方々を前にすると自然とあふれ出てきました。そういう自分の新たな発見にもつながりましたし、すごく勉強になる現場でした。――ドラマのクランクアップは、映画の撮影が控えている武田さんにとっては中盤。映画のクランクアップは、どのようなお気持ちでしたか?さびしいような……でも無事に終わってホッとするような。解放感もありつつ、今まで味わったことがない不思議な感覚でした。最後の投票シーンを終えて、監督からは「得意なところを伸ばしていって、不得意なところも見つめながら頑張って」というお言葉をいただきました。○「やっぱりお芝居は難しい」――どのような得意、不得意がありますか。出演が決まった時、「殻を破りたい」というコメントも出されていましたね。得意と思うことは、正直あまりないです。これまで感情を爆発させる役がなかったので、そういう部分でちゃんとできるか不安でしたが、そういった意味では出演前と比べて殻を破ることはできたんじゃないかと思います。――1年半前にオムニバス主演映画『TOKYO CITY GIRL』で取材をさせていただきました。その時に、初舞台をきっかけに芝居に興味を持ちはじめたとおっしゃっていましたが、今回含めて数々の作品に出演されて、芝居との向き合い方に変化はありましたか?作品を重ねても、やっぱりお芝居は難しいと感じます。それはずっと変わらないんだろうなと……。●初の殺人演技「体力的にも負担」――劇中で幼馴染のルナが、武田さん演じる紘美を見て、「私の知っている紘美じゃない」と驚くシーンがありましたね。言葉ではなく表情で伝える演技を求められていた。その時にはすごく感情がシンクロしていたので、自分がその時に感じたままの表情だったのだと思います。すごく貴重な体験をさせていただきました。――しかも映画では「人狼」でした。もれなく人殺しの演技がついてきます。たまりませんよね(笑)。人を直接殺める演技もこれまで経験してこなかったんですが、今まで使ったことがない筋肉を使うんですよ。押さえつけたりもしたので、撮影翌日には筋肉痛になりました(笑)。感情的もそうですが、体力的にも負担がかかる作品でした。――殺し終えた後、現場はどのような雰囲気に。「大丈夫?」って話しかけたり(笑)。激しいアクションだったりするとケガをさせてしまわないかとか、すごく相手の方が心配になりました。――そうした苦労の末の試写をご覧になって、ご自身の演技についてはどのように思われましたか?DVDをいただいて自宅で観たんですが、やっぱり劇場で観たくなりました(笑)。感覚的にやり切った部分はあったので、「これが今の自分なんだ」と客観的に観ていました。○綾部真弥監督から与えられた「自由」――ドラマ版の冒頭では、「悩むのは変わりたいから」というナレーションがすごく印象的でした。実感することはありますか?「どうしよう……」と迷うこともあるんですけど、根がポジティブなのでそこまで深くは悩まないです。作品に臨む前よりも、現場で心が折れそうになることはあります。何度もテイクを重ねると「どうしよう……」って。監督からの指示に従って一生懸命やるだけなんですが、今回はそういうこともあまりありませんでした。――「自由に」というのは答えが定まっていないので、それはそれで難しそうですね。私は決まっている方がすごく難しいです。たとえば、振り向くタイミングだったり動きの面でも具体的な指定があると、そこに縛られるのが少し苦手です。だから、綾部監督が与えてくださった「自由」はすごくありがたかったです。その「自由」があったからこそ、役と気持ちが自然とリンクしていったんだと思います。『人狼ゲーム インフェルノ』8月3日にDVDリリース(4,700円税別) 7月4日レンタル開始。――ブログに「貴重な経験」とあったのは、そういうことも含めて。そうですね。アドリブ合戦だったり、ここまで集中できたこととか。キャストとスタッフ、みんなで作り上げた一体感があの現場にはありました。共演させていただいたみなさんも、すごくお芝居が好きな方ばかりだったので刺激にもなりました。――そういえば、前回取材させていただいた時からフォロワーが3万人増えていますね。本当ですか!? ファンの方の中には、作品の感想を送ってくださる方もいます。最近は直接触れ合える機会があまりないのですが、街で声をかけてもらえるのは素直にうれしいです。そんなに気づかれないんですけど(笑)。私が演じた紘美は、最終的にシンプルな生き方を選んでいます。役柄のそういうシンプルな生き方を通して、悩みがある方々の励みにもなればいいなと思います。■プロフィール武田玲奈(たけだ・れな)1997年7月27日生まれ。福島県出身。B型。「第2のくみっきー!発掘オーディション」でグランプリを受賞し、雑誌『Popteen』レギュラーモデルとして芸能活動をスタートし、2016年4月から『non-no』専属モデルに。2015年3月公開の映画『暗殺教室』で女優デビューを果たし、近年は『ラストコップTHE MOVIE』(17)、『ポエトリーエンジェル』(17)、『パパのお弁当は世界一』(17)などの映画、『咲-Saki-』(17)、『マジで航海してます。』(17)、『目玉焼きの黄色 いつつぶす?』(17)などのドラマに出演。現在、NHK BS時代劇『鳴門秘帖』、MBS・TBS系『やれたかも委員会』(18)に出演中。(C)2018「人狼ゲーム」製作委員会
2018年05月18日日曜朝にフジテレビ系で放送されている「ボクらの時代」の5月13日(日)放送回に、公開中の映画『孤狼の血』に出演している俳優の役所広司、松坂桃李と同作の白石和彌監督の3人が登場、この3人ならではの“語り合い”に注目。本番組は俳優、ミュージシャン、アーティスト、映画監督、学者、ビジネスマン、デザイナー、教師…そして政治家まで、ひとつのジャンルにとらわれることなく、多方面で活躍する3人のゲストがそれぞれの立場から自由気ままに語り合う番組。今回は90年代後半に『Shall we ダンス?』『失楽園』『うなぎ』を次々ヒットさせ、7年連続で日本アカデミー賞の優秀主演男優賞を受賞。日本映画界を代表する俳優となると、『SAYURI』『バベル』『シルク』など世界的な作品にも出演。海外でも高い評価を受け、最近では『関ヶ原』『三度目の殺人』などに出演している役所さん。『日本のいちばん長い日』で役所さんとも共演。昨年は『キセキ -あの日のソビト-』や『ユリゴコロ』『彼女がその名を知らない鳥たち』がヒット。今年に入ってからも『不能犯』では“凶気”に満ちた演技をみせ、『娼年』の“娼夫”役も話題となっている松坂さん。『ロストパラダイス・イン・トーキョー』を監督し鮮烈にデビュー。最近では『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』『彼女がその名を知らない鳥たち』などを立て続けに監督、今年に入ってからも『サニー/32』を発表するなど精力的に作品を撮り続ける白石監督。今回はこの3人が仕事、いまの時代に感じること、男で良かったと思うこと、さらには家族についてなど、この3人が集ったからこそ繰り広げられるトークを展開する。役所さん、松坂さんが出演し白石監督がメガホンを取った『孤狼の血』は現在全国公開中。昭和63年の広島が舞台となっており、役所さん演じる暴力団との癒着をうわさされる刑事・大上章吾と、松坂さん演じる“キャリア組”新人刑事・日岡秀一を中心に、刑事、やくざ、そして女が、それぞれの正義と矜持を胸に、生き残りを賭けて戦う生き様を描く“血湧き肉踊る”映画になっている。「ボクらの時代」は5月13日(日)7時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会
2018年05月12日日本を代表する俳優・役所広司が主演を務める『孤狼の血』が5月12日より公開された。暴力団対策法成立直前の広島の架空都市を舞台に、刑事、やくざ、そして女が、それぞれの正義と矜持を胸に、生き残りを賭けて戦う生き様を描く本作の情報をおさらい!■原作は“警察小説 ×『仁義なき戦い』”と称された柚月裕子のベストセラー2015年に発売され、瞬く間にベストセラーとなった柚月裕子の小説「孤狼の血」。醜悪なテーマを正統派のサスペンスに仕上げた「臨床真理」でデビューを飾り、同作で 「このミステリーがすごい!」大賞を受賞。上川隆也主演でドラマ化もされた「検事の本懐」では第15回大藪春彦賞を受賞するなど、丁寧な筆致で人間の機微を描きだす、いま最も注目されるミステリー作家・柚月氏。その中でも「孤狼の血」は暴力団組織間の激しい抗争を描いている故、“警察小説 ×『仁義なき戦い』”と称され、「第69回日本推理作家協会賞」受賞、「本の雑誌が選ぶ2015年度ベスト10」第2位、「このミステリーがすごい!」(2016年度版)第3位、さらに「第154回直木賞」にノミネートされるなど高い評価を受けている。映画化発表会見に登壇した柚月氏は「『仁義なき戦い』なくしてこの小説はありえなかった」と『仁義なき』シリーズを送り出した東映での映画化に感慨深げに語り、「活字でなくては成り立たないミステリーの部分、難しい表現が実現するのか?」と期待を口にしていた。監督を務めるのは『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』と犯罪や警察内部の腐敗を扱った作品を送り出してきた白石和彌。「R15+」指定をつけ、「変なコンプライアンスを気にしたり、自主規制をせず、やれることを逃げずにやる」と誓いを立てていた監督。本作はコンプライアンスを過度に重視する日本の映像業界と現代社会に対する新たなる挑戦となった。■あらすじ物語の舞台は、昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島。所轄署に配属となった日岡秀一は、暴力団との癒着をうわさされる刑事・大上章吾とともに、金融会社社員失踪事件の捜査を担当する。常軌を逸した大上の捜査に戸惑う日岡。失踪事件を発端に、対立する暴力団組同士の抗争が激化し――。■気になるキャストは?常軌を逸した捜査を行なう主人公・大上章吾役の役所広司と、大上とコンビを組む日岡秀一役の松坂桃李を始め、クラブのママ・高木里佳子に真木よう子、県警の監察官・嵯峨大輔に滝藤賢一、下部には所轄の刑事・土井秀雄に田口トモロヲ、暴力団・五十子会の組長・五十子正平に石橋蓮司、暴力団「尾谷組」の若頭・一之瀬守孝に江口洋介らが集結。そのほか、安芸新聞の記者・高坂隆文に中村獅童、全日本祖國救済同盟の代表・瀧井銀次にピエール瀧、加古村組の構成員・吉田滋に音尾琢真、尾谷組の構成員・永川恭二に中村倫也、暴力団五十子会若頭・野崎康介に竹野内豊が演じる。■警察じゃけん、何してもええんじゃ――血湧き肉踊る予告編役所広司演じる大上の衝撃的なセリフから、耳にこびりつく怒号と銃声…。吼え、叫び、抗う。日本が誇る豪華キャストによる魂と魂のぶつかり合い!命を賭けた男たちの熱き戦いが幕を開け、生き残るのは誰なのか。正義とは何なのか。喰うか喰われるかの世界で生きる男たちが描かれている。■アングラな世界を生きる男たちは情熱的で色気さえ感じる…「“血湧き肉踊る”映画」というコピーが表すように、怒号や銃声などが飛び交い、荒々しさが際立つ本作。映画公開決定から役所さん始め様々なビジュアルが公開されてきた。それぞれのキャラクターが内に秘めた静かな想いや、自身を奮い立たせているかのような真っすぐな視線…そんなビジュアルには“男の色気”さえも感じるのだ。■松坂桃李、劇中で役所広司が使用する“あるもの”を貰って大興奮!劇中では、役所さんが演じる大上刑事のzippoライターが登場するそうで、松坂さんは「今回、この作品で、役所さんのライターがあるのですが、それをもらったのです」とタキシードのポケットからzippoライターを取り出した。「まだ観ていない方はどういうことかはわからないと思うのですが、きっと観終わったときには、『うわあ、うらやましい』と思うような濃厚な関係性の中でやらせてもらえたことは僕の中では宝物でした」と役所さんとの共演に歓喜!それを受け、役所さんも「今回はほとんど一緒のシーンが多かったので楽しかったです。共演者として頼もしい俳優さんで、素晴らしい俳優さんだと思いました」と共演を振り返りながら、松坂さんを絶賛した。■ヒットすれば続編も?白石監督が語る先日行われた外国特派員協会会見では原作者・柚月氏と白石監督が参加。原作は3部作という点について、続編があるとしたら白石監督に監督してほしいか?という問いに柚月氏は「もちろんです」と即答。その言葉に白石監督も「柚月先生がこの原作を書いてくださったからこそこの映画ができましたし、『孤狼の血』がヒットしてくれれば是非続編も撮影したいと思います!」と話していた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会
2018年05月12日5月12日(土)より公開となる『孤狼の血』からこの度、役所広司、松坂桃李、江口洋介の個別新ビジュアルが解禁された。今回公開されたのは、所轄署の刑事である、大上章吾役の役所さん、日岡秀一役の松坂さん。そして暴力団の尾谷組と加古村組の若頭、一之瀬役の江口さんがモノクロで印象的に配置された写真に。「“血湧き肉踊る”映画」というコピーが表すように、怒号や銃声などが飛び交い、荒々しさが際立つ本作だが、いままでとは違ってシックな印象。それぞれのキャラクターが内に秘めた静かな想いを表現し、男の色気が薫り立つビジュアルだ。なお、このビジュアルを使用したポスターが東京メトロ東京・新宿・恵比寿・有楽町・六本木・虎ノ門ほか全23駅で順次掲出される。『孤狼の血』は5月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会
2018年04月29日映画 『孤狼の血』(5月12日公開)の完成披露試写会が25日に都内で行われ、役所広司、松坂桃李、真木よう子、中村倫也、音尾琢真、阿部純子、竹野内豊、伊吹吾郎、ピエール瀧、江口洋介、原作の柚月裕子、白石和彌監督が登場した。同作は第69回日本推理作家協会賞受賞、『このミステリーがすごい! 2016年版』国内編3位に輝いたベストセラー小説を実写映画化。昭和63年を舞台に、広島の刑事・日岡秀一(松坂)と、暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾(役所)が担当した、金融会社社員失踪事件の捜査から、対立する暴力団組同士の抗争が激化していく。キャスト陣が丸の内に現れると、集まったファンからも歓声が上がる。舞台挨拶では、マスコミ席を観客に発行してしまうというハプニングも。主催側の対応に怒った観客が「時間返せ!」「マスコミどけろ!」と強い言葉で迫り、急遽段取りが変更となった。約15分遅れで始まった舞台挨拶に、ピエールは「バタついてる現場が大好きなんです」とニヤリと笑みを見せた。改めて松坂は「役所さんとバディを組ませてもらったことが何よりの宝で。役所さんのライターをいただいた」とエピソードを披露。「きっと見終わった後には『うわ、うらやましい」とお思われるような濃厚な関係性の中でやらせていただいたことが幸せでしたね」と感謝を述べる。役所も「2度目の共演ですけど、ほとんど一緒のシーンだったので、楽しかったです」と振り返った。役所は「ちょっと元気のある作品を作りたいなと思いまして、キャストもスタッフも元気なものにしようと頑張りました」と語り、「これから公開始まりますので、どうぞ宜しくお願い致します」と頭を下げた。
2018年04月25日白石和彌監督がメガホンをとった“血湧き肉躍る、男たち渇望の映画“『孤狼の血』。役所広司をはじめ、松坂桃李、江口洋介、真木よう子ら豪華俳優陣が集結し話題となっているが、この度、本作に出演しいまや白石組にとっては欠かせないカメレオン俳優・音尾琢真の新場面写真が公開された。物語の舞台は昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島。本作で音尾さんが演じるのは、加古村組構成員・吉田滋。役所さん、松坂さん扮する大上章吾と日岡秀一が所属する呉原東署と対立する暴力団組織がこの加古村組で、組長の加古村(嶋田久作)や若頭の野崎(竹野内豊)など、個性的な面々が揃うが、中でも特に強烈な存在感を放っているのがこの吉田。劇中では、燻っていた尾谷組と加古村組の抗争の火種が激化していく原因を作るなど、本作において重要な人物だ。「白石監督作品に参加できることは僕の生き甲斐になっているので、この上ない幸せです」と、白石作品にはどんな役でも出演したいという音尾さん。今回到着した場面写真では、一之瀬(江口さん)が若頭を務める尾谷組のシマにある「クラブ梨子」のママ・リコ(真木さん)に迫り怪しげな笑みを浮かべる姿や、全裸でベッドに押さえられ、全身に刺青を入れた姿も披露。さらに役所さんが音尾さんの股間を握っている衝撃ショットも!どんな物語が展開されるのか、気になるワンシーンだ。『孤狼の血』は5月12日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会
2018年04月06日4月7日公開の映画『人狼ゲーム インフェルノ』の完成披露舞台あいさつが29日、東京・新宿のシネマート新宿で行われ、主演の武田玲奈はじめ、上野優華、勧修寺保都、吉原拓弥、久田莉子、時人、米本来輝、平松賢人、山地まり、大和孔太、都丸紗也華、貴志晃平、吉原雅斗、海田朱音、水野勝、綾部真弥監督出席した。映画『人狼ゲーム インフェルノ』の完成披露舞台あいさつに出席した上野優華、武田玲奈(左から)本作は、これまで桜庭ななみや土屋太鳳などを輩出してきた人気若手女優の登竜門的映画『人狼ゲーム』のシリーズ最新作。ストーリーは今年1~3月にテレビ埼玉ほかで放送されたドラマ『人狼ゲーム ロストエデン』の続編となるもので、クラスメイト10人で殺し合う"人狼ゲーム"に強制参加させられたヒロインの野々村紘美(武田玲奈)が、本当の終わりを目指してゲームを開始する。この日は体調不良で欠席した小倉優香以外のキャスト陣と綾部真弥監督の16人が登壇。同シリーズの7代目ヒロインに抜てきされた主演の武田は「すごく長いシリーズのヒロインということで、選ばれた時は素直にうれしかったんですけど、たくさんのファンの方がいると思い、最初は不安とプレッシャーがありました」と正直な胸の内を。撮影期間はドラマと本作合わせて1カ月半というハードスケジュールだったが、平松賢人からは「彼女はイケてましたよ。これぞ女優の鏡でした。本当に素晴らしかったですね」と称賛された。主演の武田や小倉とともに綾部監督から「体力的にも精神的にもきつかったと思います」とその頑張りを評価された上野は、本作で小倉や山地まり、都丸紗也華らにいじめられる女子高生役。「いじめられる役にすごい慣れちゃって、まりさんたちに雑巾を投げられたんですけど、それもカメラが止まるごとに『ごめんね!』と謝ってくれました。まりさんは雑巾を一発で顔に当ててくれて全然傷つくことなく終われましたし、技術に感謝しています。まりさんが慣れているということではないですよ(笑)」と山地に感謝。上野に褒められた山地は「都丸さんとは共演が多く、初めてのドラマもいじめる役でした。そういう意味では息が合っていじめられたかな(笑)」と振り返っていた。映画『人狼ゲーム インフェルノ』は、4月7日より全国公開。
2018年03月30日“警察小説×『仁義なき戦い』”と評される柚月裕子の小説を、役所広司主演で映画化する『孤狼の血』。暴力団対策法成立直前の広島の架空都市を舞台に、刑事、やくざ、そして女が、それぞれの正義と矜持を胸に、生き残りを賭けて戦う生き様を描く本作から、この度本予告映像が公開された。なお、この映像は3月1日(木)より順次劇場掛けを予定している。今回公開された予告編では、役所さん演じる大上章吾から衝撃的なセリフが飛び出し、怒号や銃声などが響きわたる。さらに、松坂桃李演じる日岡秀一をはじめ、江口洋介、石橋蓮司、真木よう子、滝藤賢一、中村獅童など豪華キャストたちの姿も確認できる。本作は、昨今コンプライアンスを過度に重視する日本の映像業界と現代社会に対する新たなる挑戦であり、数々の衝撃作を世に送り出してきた東映が放つ超衝撃作。今回の映像からもその衝撃が伺える。『孤狼の血』は5月12日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会
2018年03月01日ジンギスカン専門店の「羊狼館(ようろうかん)」が、2018年3月6日(火)に、福岡市中央区にてオープンする。普通のジンギスカンのお店と少し違うのは、大分県玖珠町のハンドメイドデニムブランド「キリカブジーンズ」がユニフォームや空間をデザインしているところ。”オシャレ”ジンギスカン専門店とでも言うべきか。「羊肉の食文化×デニムのファッション文化」のコラボレーションにより、ファッショナブルな空間で、カジュアルにラム肉を楽むことができるのだ。装飾は、「朽ちた花に美しさを纏う命を吹き込む花職人」というコンセプトで活動する「花処百白花」が担当。飲食店では珍しいアートな空間が至る所に存在する店内にも注目だ。羊狼館を手掛けるのは創業115年老舗精肉企業の橋本食品で、もちろんメニューにも力を入れる。もともとラムは、牛・豚・鶏に次ぐ第4の肉として注目されるお肉。美容効果が高いとされる栄養素を豊富に含み、太りにくい肉としても女性からも人気の食材だ。「羊狼館」は、今ブームとなっているラム肉を、食文化として根付かせたいという想いの元、カジュアルにラム肉を楽しめるお店として登場する。メニューには、有名イタリアンレストラン出身の料理人が厳選した、臭みの少ないニュージーランドラムを使用。独自に開発されたオリジナルの味付けを施し、ラム肉独特の臭みを抑え、深みのある味を楽しめるようアレンジしている。【詳細】羊狼館(ようろうかん)オープン日:2018年3月6日(火)住所:福岡市中央区春吉3-15-25 ラガッツァ ハルヨシ ドゥエ1-1メニュー例:・ジンギスカン(肩ロース/もも肉/バラ/焼き野菜)1人前 1,300円・羊狼館の塊肉 M(150g)/1,300円、L(300g)/2,500円・ラムちゃんサラダ(生野菜と羊ベーコンのサラダ) 800円・ホッピーセット 600円営業時間:17:00~24:00(L.O.23:00)定休日:水曜日TEL:092-791-7470
2018年02月24日役所広司をはじめ、松坂桃李、江口洋介、竹野内豊ほか超豪華俳優陣が顔を揃える、柚月裕子原作の映画『孤狼の血』。この度、本作で新境地に挑む中村倫也のアウトローな雰囲気全開な場面写真が公開された。今作で中村さんが演じるのは、尾谷組構成員・永川恭二。役所さん演じる大上章吾ににらみを利かせるほど血気盛んな若者で、白石和彌監督曰く「狂犬」。中村さん自身は「アウトローなりの正義」感を持つと語っているキャラクターだ。昨年の出演解禁時には、いままでとは違う雰囲気が大きな話題となった中村さん。初解禁となった場面写真では、ギラついた目で拳銃を携えた姿や、電話ボックスの中でタバコを吸うシーンが切り取られ、いままでとは異なる危険な色気を醸し出している。中村さんは、「こんな小動物みたいな顔した自分に務まるのか不安でした」とふり返っており、自身にとって新境地となった本役柄。劇中では新たな中村さんの魅力をより感じられそう。『孤狼の血』は5月12日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月07日作家・柚月裕子の小説を基に、白石和彌監督(『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』)がメガホンをとり、役所広司主演で映画化した『孤狼の血』。松坂桃李、江口洋介、中村獅童、ピエール瀧、音尾琢真、中村倫也ら豪華俳優陣が集結する本作だが、この度新たに竹野内豊が出演していることが明らかになった。今回竹野内さんが演じるのは、自身とって“史上初”となる役柄、バリバリの「呉弁」と「ド派手衣装&パーマ」が目を引く暴力団五十子会若頭・野崎康介。江口さん演じる一之瀬守孝が若頭を務める「尾谷組」と敵対する「五十子会」の若頭で、ストーリー冒頭から登場し強烈な存在感を放つという。10月公開の『彼女がその名を知らない鳥たち』で白石組に参加し、今回白石監督作品2作目となった竹野内さん。『彼女がその名を知らない鳥たち』の撮影直後、「白石監督から、『今度、竹野内さんに出て欲しい作品がある』と言われ、台本も読まずに、『はい』と返事をしていたので(笑)」と出演を即決したと明かし、「台本を読ませて頂いたときは、完成度の高さに『素晴らしい作品になる!』とわくわくしました。いままで、いい人だったり、エリート的な役が多かっ たので、また一つ、白石監督の現場で新たな役に挑戦出来ることが嬉しかったです」とコメント。また、この役柄に加え「呉弁」、そして「ド派手衣装&パーマ」は、本人にとっても初の挑戦。以前から方言のある役をとにかくやってみたかったと言う竹野内さんは、「呉弁は、抑揚が激しかったり、イントネーションを間違えると関西弁の様に聞こえてしまったりするので難しかったですが、呉出身のスタッフの方と確認しながら取り組めることが楽しかったです。自分の演じた野崎の呉弁は、暴力的な言い回ししかしないのですが、本来の呉弁は、とても温かみがあって、どこか人間臭さを含んでいます。また是非チャンスがあれば、呉弁を話す役柄に出逢いたいです」と苦労した点も明かす。さらに、衣装においては想像していたものと全く違ったそうで、「とにかく派手でした(笑)。ですので角刈りはやめ、衣装に合う髪型をヘアーメイクさんと話しながら作って頂きました」と初挑戦となったきつめのパーマをかけた経緯を語っている。『孤狼の血』は2018年5月12日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月01日アイドルグループ・SUPER☆GiRLSの浅川梨奈(18)が、シリーズ第6弾となる映画『人狼ゲーム マッドランド』(7月15日公開)で主演を務めることが3日、発表された。浅川にとっては、長編映画初主演作となる。2013年から毎年公開されている人気シリーズ。歴代の主演女優には桜庭ななみ、土屋太鳳、高月彩良、小島梨里杏、古畑星夏が名を連ね、本作をきっかけにその後の出演が増えることから、「女優の登竜門」として毎回の主演発表に注目が集まっている。浅川は、SUPER☆GiRLSのメンバーとして活躍する一方、"1000年に1度の童顔巨乳"としてグラビア界を席巻。映画・ドラマ『咲 -Saki-』(17年)、映画『14の夜』(16年)、ドラマ『幽かな彼女』(13年/関西テレビ・フジテレビ系)など、女優としての経験も積んでいる。今回の抜てきを受け、浅川は「錚々たる方々が出演してきた人狼ゲームシリーズの第6弾の主演をさせて頂けると聞いた時はものすごく嬉しかったですし、歴代の人狼ゲームシリーズが大好きだからこそ、この10人で歴代を超えたいと強く思いました」と座長としての覚悟をうかがわせる。また、「楽しみな感情の反面プレッシャーや不安、責任を感じながら正面から小池萌に精一杯向き合いたくて、綾部監督と何度も話をしながら萌を自分の中に落としていく作業をしたのですがとても難しくてたくさん悩み、考えました。ゲームが目の前で起こっている現実に戸惑いながらも強くなっていく萌に、演じながらいろんな感情を教えてもらっています」と役柄への熱い思いも語り、「今までの人狼ゲームシリーズとは違い、今回は『狂人村』。普通の人狼ゲームとはルールが異なるので今までとは違う感覚で楽しんで見て頂けるのではないかと思っています。ぜひ楽しみにしていてください」と呼びかけている。メガホンを取るのは、第3弾以降を手掛けている綾部真弥監督。監禁された10人の高校生たちは、本作でも1億円を巡る殺し合いを強いられる。参加者は村人側2人(用心棒1人、預言者1人)、人狼1人のほか、本作から新たに導入される「狂人」が7人。狂人は、「人狼の勝利」を条件に生存が約束される。主演の浅川のほか、脇を固めるのは松永有紗、門下秀太郎、飯田祐真、栗原吾郎、長谷川ニイナ、眞嶋秀斗、木下愛華、坂田将吾、佐奈宏紀。それぞれから意気込みのコメントが届いている。○出演者10人、監督コメント■浅川梨奈(あさかわなな:小池萌 役)錚々たる方々が出演してきた人狼ゲームシリーズの第6弾の主演をさせて頂けると聞いた時はものすごく嬉しかったですし、歴代の人狼ゲームシリーズが大好きだからこそ、この10人で歴代を越えたいと強く思いました。楽しみな感情の反面プレッシャーや不安、責任を感じながら正面から小池萌に精一杯向き合いたくて、綾部監督と何度も話をしながら萌を自分の中に落としていく作業をしたのですがとても難しくてたくさん悩み、考えました。ゲームが目の前で起こっている現実に戸惑いながらも強くなっていく萌に、演じながらいろんな感情を教えてもらっています。今までの人狼ゲームシリーズとは違い、今回は「狂人村」。普通の人狼ゲームとはルールが異なるので今までとは違う感覚で楽しんで見て頂けるのではないかと思っています。ぜひ楽しみにしていてください。■松永有紗(まつながありさ:佐藤彩乃 役)人気シリーズの「人狼」に出演できてとても嬉しいです!! 今回のマッドランドも、強制的に死に直面させられた高校生達の、生々しいズルさ、裏切り、そして逃げられない恐怖を、台本を読み込むにつれひしひしとリアルに感じて、撮影前からその場に居るような感覚でドキドキでしたが、最高の作品が出来るよう、全力で闘ってきますっ。人狼ゲームを楽しみにしていた皆さん! 今回のマッドランドは、新作ならではの新しい展開もあったりで今までにない人狼ゲームになると思うので、過去に負けないくらいのめり込める作品になると思います! 是非楽しみにしていて下さい。■佐奈宏紀(さなひろき:庄司蒼空 役)キャスト一人一人が「絶対に死にたくない、自分だけは生きたい」と本気で思っています。その剥き出しになったパワーみたいなものがガツンとくる作品になると思うので、最近刺激が足りないあなた! 僕たちが見せる生へのパワーをぜひ喰らってみて下さい!■門下秀太郎(かどしたしゅうたろう:周太樹 役)人狼ゲームは自分も見た事のある映画だったので、オーディションに受かり、出演が決まったと聞いた時はしばらく信じられませんでした。ただ、自分が役者として初出演する映画が人狼ゲームであるという事は凄く大きなチャンスを頂いたんだと思いました。この作品では周太樹としてどれだけ存在感を出せるか、そして人間の『死』に対する情感をどれだけリアルに表現できるかを追求し、ご覧になる方々の心を動かすような演技をしていきたいと思います。■飯田祐真(いいだゆま:中川未来 役)今まで見てきた人狼ゲームシリーズの映画の中で自分も生きられること、綾部監督の作品に出演できることがとても嬉しく光栄に思いました。未来は一見掴み所の難しい子に見えますが、自分の意思と輪郭ははっきりした女の子だと思います。非現実的な世界の中でも生き残りたい強い気持ちを持つ登場人物の一挙一動全てに注目していただきたいです。見てくださる方々にわたしたちのぶつける思いが届くことを願っています。■栗原吾郎(くりはらごろう:宇佐美慧 役)演技力重視のオーディションと聞いていたので、非常に嬉しかったです。決まった宇佐美役ですが、オーディション時の設定では強面・老け顔という設定だったので、自分はそんなに老けて見えるのかと老いを感じました。カップルでご覧いただいて、重た~いデートというのもたまにはいかがでしょうか。■長谷川ニイナ(はせがわにいな:根岸すず 役)以前から「人狼ゲームシリーズに出たい!」と憧れていたので、オーディションでは「この戦いは絶対に勝ち抜きたい!」という思いで臨みました。初めて台本を読んだ時も狂気じみた感覚にゾクゾクと鳥肌が立ち、この世界で生きるチャンスを貰えた事がとても嬉しく、撮影が楽しみで今からワクワクしています。残酷な世界で勝利を勝ち取りに行く姿に生命力とパワーを感じて頂きたいです!■眞嶋秀斗(ましましゅうと:加納蓮 役)決定の連絡をいただき「加納 蓮」の文字を見たときは、身が引き締まりました。同世代の役者さんが演じる映画『人狼ゲーム』シリーズを観てきて、「自分もいつかは」とずっと思っていました。この作品に参加させていただけること、本当に嬉しく思います。恐怖とどう向き合うのか。立ち向かえないほどの恐怖を感じたとき、人はどうするのか。劇場で皆様と一緒に体感できる日に向かって、皆様の心に残る作品になるよう、挑んでいきます。■木下愛華(きのしたまなか:三上優花 役)正直受かった当初は、シリーズとしてこれまで積み上がってきたものが大きすぎる作品なため、期待に応えられるのだろうかと強い不安を覚えました。ですが、人間味溢れる共演者の方々と会い、監督とプロデューサーさんの熱のこもった話で不安が消えて、今はもう楽しみでたまらないのと、これまでにない、観てくださる方が身震いしてしまうような衝撃作にしたいと思っています。人狼ゲームに興味がある方はもちろん、最近刺激が足りないなと思う方は、是非臨場感が味わえる劇場で観て欲しいです。よろしくお願いします!■坂田将吾(すぎもとはると:杉本陽翔 役)出演が決まった時は、驚きと共に「人狼ゲームの世界に浸る事ができる」という喜びがありました。狂人が7人という特殊ルールの下で「それぞれ何を考えながら人狼ゲームの閉鎖空間で生きているのか」が見所です!■綾部真弥監督今作でシリーズ6作目となる、映画『人狼ゲーム マッドランド』。まずは、またこうして新作を公開できるということに、喜びを感じております。シリーズ作を観て頂き、支えて頂いている皆さまに感謝致します。今までのシリーズ作にないゲーム展開で、"村人"の中から"人狼"を探すというセオリーが覆る本作。不条理な暴力の中で、生を実感し、もがく若者の生々しい感情と、混乱を極めるゲームの結末を、是非劇場でご覧下さい。(C)2017「人狼ゲーム マッドランド」製作委員会
2017年06月03日役所広司が主演する、来年春公開予定の映画『孤狼の血』。先日キャスト陣が登壇した本作の記者会見が行われたが、今回、その会見に当日出席できなかったキャストも含めた、メインキャスト画像が公開された。物語の舞台は昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島。所轄署に配属となった日岡秀一は、暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾と共に、金 融会社社員失踪事件の捜査を担当する。常軌を逸した大上の捜査に戸惑う日岡。失踪事件を発端に、対立する暴力団組同士の抗争が激化し…。本作は、第69回日本推理作家協会賞受賞、「このミステリーがすごい!2016年版」国内編3位に輝いた、柚月裕子の同名ベストセラー小説。<警察小説×『仁義なき戦い』>と評される子の原作を、今回『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』で日本映画賞を総なめした白石和彌監督が映画化。さらに役所さん、松坂桃李、江口洋介をはじめとする豪華キャストが集結し、熱き男たちの戦いを描く。圧倒的な存在感を放つのは、主人公・大上を演じる役所さん。また、上部には大上とコンビを組む日岡を演じる松坂さん、クラブのママ・高木里佳子役の真木よう子、県警の監察官役の滝藤賢一。下部には所轄の刑事役の田口トモロヲ、暴力団・五十子会の組長役の石橋蓮司、暴力団「尾谷組」の若頭・一之瀬役の江口さんが写し出され、キャストたちの目からは、本作にかけるそれぞれの情熱と、戦いへの“覚悟”がありありと伝わってくるようだ。『孤狼の血』は2018年春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年04月18日柚月裕子のベストセラー小説「孤狼の血」が映画化され、映画『孤狼の血』として、2018年5月12日(土)に公開される。昭和63年の広島を舞台に描く熱き男達の戦い物語の舞台は、昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島。所轄署に配属となった日岡秀一は、暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾とともに、金融会社社員失踪事件の捜査を担当するが、失踪事件を発端に対立する暴力団組同士の抗争が激化していくーー。メガホンを取るのは、『凶悪』、『日本で一番悪い奴ら』で日本映画賞を総嘗めした白石和彌。原作の舞台と同じく広島県・呉市で撮影を行うなど、リアルな世界観を追求しながら、熱き男達の戦いを描く。1973年公開の、暴力団の壮絶な抗争を描いた名作『仁義なき戦い』と警察小説を掛け合わせたような激しいストーリーが、ダイナミックな表現で展開されていく。『仁義なき戦い』『仁義なき戦い』は、1973年に公開されて以来、5作にわたって制作された、深作欣二監督による映画シリーズ。主演は菅原文太が務め、松方弘樹や田中邦衛、渡瀬恒彦など豪華俳優陣が出演している。日本の暴力団抗争史上最も多くの血が流れたといわれる、実際に起きた“広島抗争”を描くノンフィクションだ。『孤狼の血』が生まれる原点となっている。役所広司、松坂桃李を中心とした豪華キャスト飢えた狼のごとく強引に違法行為を繰り返す大上役を演じるのは、日本を代表する俳優の一人・役所広司。また部下として大上のやり方に戸惑いつつも、仁義なき極道の男たちに挑んでいく日岡役を、数多くの人気作に出演する若手実力派俳優・松坂桃李が務める。そのほか、真木よう子、滝藤賢一、田口トモロヲ、石橋蓮司ら豪華キャストが脇を固める。江口洋介、竹野内豊も参戦竹野内豊が演じるのは、バリバリの呉弁に、ド派手な衣装。そしてパーマが目を引く暴力団加古村組若頭・野崎康介。一方、江口洋介が演じるのは、それに敵対する尾谷組の若頭・一之瀬守孝。中村獅童、ピエール瀧も出演さらに、中村獅童、ピエール 瀧、音尾琢真、中村倫也の4人も出演する。4人とも、白石和彌監督作品『日本で一番悪い奴ら』にも出演していた、おなじみの顔ぶれだ。中村獅童は、悪い噂の絶えない大上章吾について嗅ぎ回る安芸新聞の記者・高坂隆文、ピエール瀧は、全日本祖國救済同盟の代表であり、大上や松坂桃李演じる日岡秀一の良き相談役である瀧井銀次を演じる。音尾琢真は、暴力団組織・加古村組に属する吉田滋役を演じ、全身に刺青を入れた凄みのある姿を披露。中村倫也は、尾谷組構成員・永川恭二役を担当し、ギラついた目で拳銃を携えたり、電話ボックスの中でタバコを吸ったりと、アウトローな雰囲気を纏った姿を見せている。警察小説×『仁義なき戦い』を描く物語製作発表会で原作執筆のきっかけについて尋ねられた柚月裕子は、『孤狼の血』について「何度もくりかえし観た不朽の名作『仁義なき戦い』があったからこそ生まれた作品です。あんな熱い物語を、いつか自分も小説で書きたいと、ずっと思っていました」と、原作の誕生秘話を明かしている。また監督の白石和彌も「男たちの情念がぶつかる熱い物語。これは、現代の日本ではなかなか見ることのできない衝撃です。かつて東映が率い、栄えた『男の物語』を今映画として蘇らせることを嬉しく思うと同時に、身が引き締まる思い」と、本作にかける思いを語っている。作品情報映画『孤狼の血』公開時期:2018年5月12日(土)キャスト:役所広司、松坂桃李、真木よう子、滝藤賢一、田口トモロヲ、石橋蓮司、江口洋介、中村獅童、ピエール 瀧、音尾琢真、中村倫也ほか原作:柚月裕子「孤狼の血」(KADOKAWA)監督:白石和彌配給:東映©2018「孤狼の血」製作委員会
2017年04月06日“警察小説×『仁義なき戦い』”と称され、日本推理作家協会賞に輝くなど高い評価を受けた柚月裕子の「孤狼の血」が映画化されることになり、主演の役所広司をはじめ、松坂桃李、真木よう子、石橋蓮司、江口洋介に白石和彌監督が記者会見に臨んだ。昭和63年の暴力団対策法の成立直前の広島県呉市を舞台にした本作。型破りの捜査方法で知られ、暴力団との癒着さえ噂される刑事・大上と彼とバディを組むことになった日岡が金融会社の社員失踪事件を担当することになるが、これをきっかけに対立する暴力団の抗争が激化し…。会見には原作者の柚月さんも出席したが、本作について「『仁義なき戦い』なくしてこの小説はありえなかった」と語り、『仁義なき』シリーズを送り出した東映での映画化に感慨深げ。「活字でなくては成り立たないミステリーの部分、難しい表現が実現するのか?」と期待を口にする。『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』と犯罪や警察内部の腐敗を扱った作品を送り出してきた白石監督は「韓国ノワールが全盛期を迎え、海外でもそういう作品が作られる中で、日本でなかなかそういう作品が作れないのは寂しい」と語り、4月中旬のクランクインを前に「変なコンプライアンスを気にしたり、自主規制をせず、やれることを逃げずにやると誓い、心を奮い立たせています」と闘志を燃やす。常軌を逸した捜査を行なう主人公・大上を演じる役所さんは「このテイストの映画をいま、日本でできるのは白石監督しかいない」と監督に全幅の信頼を寄せる。そして「僕も『仁義なき戦い』を若い頃に見てドキドキワククしました。このテイストは、東映で作らなければいけない。脚本を読んで、原作のカッコいいハードボイルドな世界に、白石監督の世界が足され、もっとアウトローになってます。警察もヤクザもみんな真剣に生きてて、人間くさいユーモアがあって魅力的です。大神はムチャクチャですが、彼なりの正義どれだけ伝わるか楽しみです」と撮影が待ちきれない様子。大上とコンビを組む日岡を演じる松坂さん。役所さんとはCM、そして映画『日本のいちばん長い日』でも共演してきたが、全編にわたってガッチリと共演するのはこれが初めて。「最初にお会いしたのが某CM(※ダイワハウス)で、最初は一瞬の絡みしかなくて、『そこまでだ、松坂!』と言われるんですけど、本名を呼ばれて嬉しくて、そのとき、いつかご一緒したいと思いました。今回、バディとして作品の中で生きられるのが嬉しいし、楽しみで仕方ないです」と笑顔を見せた。この日は、多くの会社や学校で入社式、入学式が執り行われたが、昭和の最後を生きる刑事を演じる松坂さんは、本作を現代の若者にどう見てほしいか?そして新社会人や新入生に向けてのメッセージを求められ「この作品を読んで、一人の男として胸が熱くなりました。これから違う環境に行く、新しい世代のみなさんも、熱い気持ちを持って、目の前にあることに向き合っていただければ!」とエール。役所さんは同じ問いかけに「映画が発する人間のエネルギーを感じてほしい。熱い人間を感じて、この世の正義について自分なりに考えて勉強してほしいと思います」と呼びかけた。真木さんは本作でクラブのママ・高木里佳子を、江口さんは暴力団「尾谷組」の若頭・一之瀬を、石橋さんは暴力団・五十子会の組長を演じる。このほか、所轄の刑事役で田口トモロヲ、県警の監察官役で滝藤賢一が出演することも発表された。映画『孤狼の血』は2018年公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月03日2015年に発売され、瞬く間にベストセラーとなった柚月裕子の小説「孤狼の血」が、この度、東映にて映画化されることが決定。日本映画界を代表するスタッフ・キャストが集結し映画化に挑むという。原作は、醜悪なテーマを正統派のサスペンスに仕上げた「臨床真理」でデビューを飾り、同作で 「このミステリーがすごい!」大賞を受賞。上川隆也主演でドラマ化もされた「検事の本懐」では第15回大藪春彦賞を受賞するなど、丁寧な筆致で人間の機微を描きだす、いま最も注目されるミステリー作家・柚月氏の小説。「孤狼の血」物語の舞台は、暴対法成立以前の広島・呉原市。暴力団系列の金融会社社員失踪事件をきっかけに捜査する警察。暴力団組織間の激しい抗争を描いている故、“警察小説 ×『仁義なき戦い』”と評されている作品だ。柚月氏が「『仁義なき戦い』なくしては生まれなかった作品。女が入ろうとしても入れない世界だからこそ格好いいというか、憧れました」と語る本作は、「第69回日本推理作家協会賞」受賞、「本の雑誌が選ぶ2015年度ベスト10」第2位、「このミステリーがすごい!」(2016年度版)第3位、さらに「第154回直木賞」にノミネートされるなど話題を独占。原作の魅力に取りつかれた読者からは、「アウトローがアウトローとして生きることを許された時代を背景に、もうひとつの正義に涙!」など絶賛の声があがっている。今回の映画化に際し、昨今の地上波、日本映画ではお目にかかることのできない熱き男たちの“カタルシス” と“ヴァイオレンス”は、観る者の魂をエモーショナルに揺さぶるに違いない。(cinemacafe.net)
2017年03月08日男性の中には、女性の心を弄んで遊び目的で付き合う男がいます。こういう悪い男に騙されないようにするためには、女性自身も男性の本心を見極める術を身につけなければなりません。それは一見難しく思うでしょうが、遊びで付き合う男にはそれならではの言動があるのです。その言動さえ知っておけば、もう騙される心配はありません。では、実際にどんな言動を見せるのかを挙げていきます。突然呼び出す「急に会いたくなった」…なんて言われれば、女性はキュンとしてしまうかもしれません。しかしそれは危険な罠、こうして急に呼び出す男性は女性を愛していないのです。この場合、裏ではこんな経緯が考えられます。男性がある女性と会う約束をしていた↓女性にドタキャンされた↓エッチする気満々だった男性は我慢できない↓急遽別の女性を呼び出してエッチしようと考えた…という流れです。そもそも、急に会いたくなるということ自体が不自然ですよね。しかし、元々の約束をキャンセルされて、急遽フリーになったために代わりを求めたと考えれば、その不自然な行動も理解できるのです。自分からは会いに行かない要するに面倒だからです。歩いて近い距離なら別ですが、車や電車で行くとなると手間も時間も掛かります。特に帰る時は、まるでレンタルDVDを返しに行く時のような何の楽しみもない面倒さがあります。それでも男性が女性に会いに行くのは、その女性を愛しているからです。逆に言ってしまえば、愛していない女性相手にそこまで面倒なことはしたくないわけです。甘い言葉を連呼する男性が女性に甘い言葉をなかなか言わないのは、何も勿体ぶっているわけではありません。単純に言うのが恥ずかしいのです。考えてみれば、好きな人に告白する時、気軽に「付き合って」と平然と言える人なんていないですよね。それは、相手のことが好きな分、愛の言葉を伝えることに慎重になりますし、恥ずかしさもあるからです。しかし、何とも思っていない相手にはそんな慎重さや恥ずかしさはありません。本心でないなら抵抗なく言えてしまうものです。だからこそ、甘い言葉を連呼する男性にはウソ臭さがあるのです。遊びで付き合う男の目的は、言うまでもなく女性のカラダです。エッチしたい気持ちが強いからこそ、例え突然でも女性を呼び出しますし、それを叶えるためならどんな甘い言葉も言います。そして、都合よく女性を扱っていることで、自分から会いに行かないという一面も見せるのです。これらの瞬間を見逃さなければ、女性も容易に騙されなくなるでしょう。
2016年12月08日女優で、Seventeen専属モデルとしても活躍中の古畑星夏が来年公開の映画『人狼ゲーム ラヴァーズ』に主演することが決定した。本シリーズはこれまで桜庭ななみ、土屋太鳳らが主演を務めており、古畑にも注目が集まりそうだ。その他の写真古畑は、モデルとして人気を集める一方で、2012年から女優としても活動を開始。ドラマだけでなく映画『1/11 じゅういちぶんのいち』『近キョリ恋愛』に出演するなど着実にキャリアを重ねている。本シリーズは2013年に映画1作目が公開され、これまでに桜庭ななみ、土屋太鳳、高月彩良、小島梨里杏が主演を務めてきた。5作目の主演に選ばれた古畑は「不安、というよりも楽しみのほうがはるかに上でした! 人狼ゲームを全話観させて頂き鳥肌が止まらなくてこれを今度は自分がやるんだ!って思ったら、ますます興奮度がぐわっとあがりました!」とコメント。新作ではゲームに“キューピッド”と“恋人”が追加され、主人公・高野蘭子は“人狼”だけでなく“恋人”の役職も得て、勝利を目指すことになるが、古畑は「みなさんが思っている人狼ゲームは、ゲームに勝って生き残る非現実的な世界だと思っている方が大半だと思いますが、この『人狼ゲーム ラヴァーズ』は、登場人物それぞれが家族、恋人、愛など、様々な事情を抱えていて、リアル世界での問題がぎゅっと濃縮されている作品です」と解説。サスペンス的な要素だけでなく人間ドラマもしっかりと描かれるようだ。本作は、古畑のほかにも池田純矢、佐生雪、平田雄也、溝口恵、前田航基、森高愛らが出演する。『人狼ゲーム ラヴァーズ』2017年1月28日(土)より新宿武蔵野館ほか公開
2016年11月19日2013年に公開された桜庭ななみ主演映画から始まった「人狼ゲーム」の実写化。この度、新たに主演に古畑星夏を迎え、『人狼ゲーム ラヴァーズ』として来年1月28日(土)より公開されることが決定した。「皆さんにはこれから人狼ゲームをプレイして頂きます。この中には2人の人狼役がまぎれこんでいます。それ以外は村人役。毎日二十時に、住人は自分が人狼だと思う相手に投票してください。最も多くの票を集めた住人が死亡します。人狼は零時から二時までの間に部屋を出て、村人の中から一人を選んで殺害してください」――。今回の参加者は、全員が過去にも同じような殺戮ゲームを勝ち上がった経験者らしい。高野蘭子も同じ。家族を借金から救うために、もう一度このゲームに勝たないといけない。新しく追加された「キューピッド」と「恋人」のルールで混迷する状況の中、「人狼」に加えて「恋人」の役職を得た蘭子は、見え隠れするゲーム運営側の気配を感じつつ完全勝利を目指す――。原作小説&コミカライズが、シリーズ累計70万部突破、アプリゲームもスマッシュヒットとなっている「人狼ゲーム」。実写映画化も桜庭さん主演『人狼ゲーム』(2013年)、土屋太鳳主演『人狼ゲーム ビーストサイド』(2014年)、高月彩良主演 『人狼ゲーム クレイジーフォックス』(2015年)、小島梨里杏主演『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』(2016年)と公開されれきた。そして今回は、これに続く第5弾『人狼ゲーム ラヴァーズ』が公開となる。メガホンを取るのは『人狼ゲーム』シリーズ第3・4弾に続き、鬼才・園子温作品の助監督として活躍する綾部真弥監督。監督は「蘭子を取り巻く人間関係は、シリーズの中でも特に濃密な関係を強いられる。ゲームとしての高度な駆け引きや、捨てきれない感情のうねりが、勝つこと、イコール生きることとして蘭子に迫る」と本作についてコメントを寄せている。そして、今回本作で主人公・高野蘭子を演じるのは、雑誌「Seventeen」専属モデルで女優としても活動する古畑さん。近年『近キョリ恋愛』や「時をかける少女」など話題作に出演し、さらに、実写化プロジェクトとしてドラマと映画が放送&公開予定の「咲-Saki-」や『一週間フレンズ。』にも出演が決定しており、これからの活躍が期待されている人物。今回映画初主演となる古畑さんは、「ものすごく嬉しかったです!不安…というよりも楽しみのほうがはるかに上でした!」と頼もしいコメント。また今回演じる蘭子については「外からみたらとても強い女の子ですが、実は人一倍辛い現実を背負っている子」と説明し、ストーリーについては「みなさんが思っている人狼ゲームは、ゲームに勝って生き残る非現実的な世界だと思っている方が大半だと思いますが、この『人狼ゲーム ラヴァーズ』は、登場人物それぞれが家族、恋人、愛など、様々な事情を抱えていて、リアル世界での問題がぎゅっと濃縮されている作品です」と話した。さらに、共演には「海賊戦隊ゴーカイジャー」や『ライチ☆光クラブ』の池田純矢、来年秋公開予定の『トリガール!』の出演も控える佐生雪、「ZIP!」で流行ニュースBOOMERS担当の平田雄也、モデルで女優の溝口恵、お笑いコンビ「まえだまえだ」の前田航基、「烈車戦隊トッキュウジャー」の森高愛ら、それぞれの分野で抜群の存在感を示す若手俳優たちが集結。今回の映画について、「バイオレンス描写や、映画的に派手な画作りもとても見応えがありますが、本質は若い役者の、いまこの瞬間でしか現れないだろう圧倒的熱量の芝居部分が見どころ」(池田さん)、「見どころは、まさにタイトルの『ラヴァーズ』にあると思います。様々なラヴァーズが作品内を包んでいます」(平田さん)、「見どころは大袈裟ではなく、みんなが魂を削って作り上げた空気が詰まった、濃密な時間が流れているところ」(前田さん)とそれぞれ語る。いま、最もフレッシュなキャストが集結した“極限のデスゲーム・ムービー”。ハードな役どころに挑戦する古畑さんの演技に注目だ。『人狼ゲーム ラヴァーズ』は2017年1月28日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月19日桜庭ななみ(24)、土屋太鳳(21)ら人気女優の登竜門ともいわれる映画『人狼ゲーム』シリーズの最新作『人狼ゲーム ラヴァーズ』(2017年1月28日公開)の製作が決定し、雑誌『Seventeen』専属モデルとしても活躍中の女優・古畑星夏(20)が主演を務めることが19日、発表された。公開されたビジュアルは、血まみれ制服姿の古畑を写し、包丁を手に鋭い視線を送っている。2009年、第13回ニコラモデルオーディションで1万4,076人の中からグランプリに選ばれ、芸能界デビュー。モデルのみならず、2014年には『近キョリ恋愛』や『青鬼』、2015年には『夏ノ日、君ノ声』などヒット映画のメインキャストとして出演するなど、女優としても活躍。そのほか、現在は日本テレビ系『Going!Sports&News』でお天気キャスターを務めるなど、活動は多岐にわたる。桜庭ななみ(24)、土屋太鳳(21)、高月彩良(19)、小島梨里杏(22)に続いて、5代目主演の大役を任された古畑。本作で映画初主演を飾ることを受け、「ものすごく嬉しかったです! 不安、、というよりも楽しみのほうがはるかに上でした!」と感激をあらわにし、「人狼ゲームを全話観させて頂き鳥肌が止まらなくてこれを今度は自分がやるんだ!って思ったら、ますます興奮度がぐわっとあがりました!」とコメントを寄せている。本作は、『人狼ゲーム』(13年)、『人狼ゲーム ビーストサイド』(14年)、『人狼ゲーム クレイジーフォックス』(15年)、『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』(16年)に続く作品。正体を隠しながら"村人"を皆殺しにしようとする"人狼"と、協力し合いながらその"人狼"を処刑しようとする"村人"との頭脳戦が繰り広げられる。古畑演じる高野蘭子は人狼ゲームの経験者で、家族を借金から救うために再び殺戮ゲームへと挑む。本作から、「キューピット」と「恋人」の新ルールが追加されている。メガホンを取るのは、第3弾と4弾につづいて綾部真弥監督。古畑のほか、池田純矢、佐生雪、平田雄也、溝口恵、前田航基、森高愛らが出演する。(C)2017「人狼ゲーム ラヴァーズ」製作委員会
2016年11月19日カルト的に愛されている1981年の『狼男アメリカン』がリメイクされることになった。監督、脚本家を務めるのは、オリジナルの監督兼脚本家ジョン・ランディスの息子であるマックス・ランディス。ジョン・ランディスもエクゼクティブ・プロデューサーに名を連ねる。その他の情報オリジナルでは、特殊メイクアーティストのリック・ベイカーが、キャリア初のオスカーを受賞している。ベイカーはその後メイクアップ部門に10回ノミネートされ、うち6回受賞した。オリジナルのキャストは、デビッド・ノートン、ジェニー・アガター、グリフィン・ダンら。リメイク版のキャストは未定だ。リメイク版の企画はずいぶん前からあり、実現に10年近くを要したとされる。文:猿渡由紀
2016年11月09日●撮影後は抜け殻状態に……桜庭ななみ(23)、土屋太鳳(21)、高月彩良(18)に続いて抜てきされる女優は一体誰なのか? 映画『人狼ゲーム』シリーズに出演後、桜庭は映画『進撃の巨人ATTACK ON TITAN』(15年)のサシャ役、土屋はNHK連続テレビ小説『まれ』(15年)のヒロイン、高月はTBS系『重版出来!』の東江絹役の好演で注目を集めた。3人が活躍すればするほど、「次は一体誰なんだ?」とそわそわ。1作目から取材を続けてきたのは、世界中で自分だけらしい。特に彼女たちに貢献したわけではないのだが、そんな事情で『人狼ゲーム』が特別な作品になってしまった。シリーズ4作目となる『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』(7月2日公開)の主演に抜てきされたのは、昨年から出演作が急増している女優・小島梨里杏(22)だった。拉致・監禁した12人の高校生たちに殺し合いをさせ、生き残った者には1億円を贈呈するという"人狼ゲーム"の中で、小島は殺戮の連鎖から抜け出そうと模索する朱莉(あかり)を、時には涙し、時には血しぶきを浴びながら精いっぱい演じている。彼女とは昨年夏に『みんな!エスパーだよ! ~欲望だらけのラブ・ウォーズ~』で取材する機会があった。不思議な縁である。せっかくだから同じカメラマンで約1年ぶりの再会に臨もう。この業界、わずか2回目の接触では覚えてもらえてないことがほとんどなのだが、対面した小島は「お久しぶりです」と2人に笑顔を見せてくれた。新作の配役が発表された際、「『人狼ゲーム』のバトンをしっかり受け継ぎ、力強い素晴らしい作品だったからこそ、打ち勝っていきたいと思います」とコメントを寄せた小島。ブログに書かれていた今年の目標「つなぐ」という言葉が、取材を終えた今だからこそ深く胸に残る。○監督の「ヨーーーー!」を聞きたくて――映画化決定の発表時、「『人狼ゲーム』のバトンをしっかり受け継ぐ」というコメントが印象的でした。桜庭ななみさんの1作目『人狼ゲーム』(13年)から今作まで続いてきたのは、土屋太鳳さんの『人狼ゲーム ビーストサイド』(14年)、高月彩良さんの『人狼ゲーム クレイジーフォックス』(15年)があったからこそ。出演した皆さんと共に、それぞれを観てくださった方のお陰なので、このシリーズを裏切りたくないという思いから出た言葉です。過去3作を観てそれぞれのキャラクター像や作品のテイストに違った魅力を感じたので、バトンをしっかり受け継ぎたいと思って今回挑みました。――それぞれの方に話をうかがってきましたが、みなさん口をそろえて「死んだ人から順に現場を去る」とおっしゃっていました。今回も同じです。知らない間にいなくなる人もいたので、最初は戸惑いました(笑)。一応、「お疲れ様でした」とあいさつはするんですが、すぐに次の撮影がはじまってしまいます。だいたいの現場では着替えてから改めてきちんとしたあいさつができるので、それがないとちょっと変な感じがします(笑)。撮影期間が短いのでギュッと詰まったような感じで、みなさんはそういう空気の中で役として生きていたと思います。撮影の合間には楽しい雰囲気もありましたが、できるだけ役から離れないように心がけていました。――撮影後、「抜け殻状態」になったとブログに書かれていましたね(2016年5月31日付の投稿)。スタッフの方々含め、短期間で多くの人と関わらせていただきました。朱莉は11人をよく観察するタイプだったので、投票で処刑を決める時でも常に周りを見ています。それだけ神経も使いますし、吸い取られるものもあれば、もらうものも。何よりも、人が息を引き取る瞬間を繰り返し見るのはすごくつらかったです。何の罪もない人が……。そして、いつ自分がそうなってもおかしくない。自分が生きたいという気持ちと共に、殺し合いをしてはいけないという気持ちとの葛藤があって、常にそういう迷いの中で参加しているのが朱莉でした。そういう気持ちになりきっていたからこそ、次々と犠牲者が出てしまっている状況に耐えるのは精神的に負担でした。撮影中はこんなふうに立ち止まって考えることができなかった。『人狼ゲーム』の撮影に入るにあたって、その時に起こるもの・瞬間を大事にしたいと思っていましたし、綾部監督も「その時に起こることこそリアル」という考えをお持ちだったので、自由にやらせていただきました。状況が変わるたびに皆さんの反応も変わる。そういう現場でした。――綾部真弥監督とはdTVドラマ『みんな!エスパーだよ! ~欲望だらけのラブウォーズ~』以来でしたが、再タッグは精神的に助かる部分もあったのでは?そうですね。全く世界観が違う作品ですが、綾部監督と一緒に作りながら、良い意味で期待も裏切りたいなと思いました。――監督から褒められることは?直接言葉ではなかったと思いますが……監督の反応は気にしていました。カットの掛け方で、監督の思いがなんとなく伝わるんです(笑)。「カット。はい、チェック」という”あっさりな”時と「ヨーーーー!」という”力が入っている”時。――だいぶ違いますね(笑)。「ヨーーーー!」の後に別の事情で撮り直しになると、心の中では「監督が良い声だしてたんだけどなぁ」と密かに思っていました(笑)。――エスパーの時から?どうだったんでしょう。今回は、より感じました。前回はすごく優しく見守ってもらえている感じで。今回は緊張感がありつつも、眼差しは前と同じですごく優しかったです。●ファンとの触れ合いで「もっとがんばらなきゃ」――いちばん心に残った「ヨーーーー!」は?静かなシーンで「ヨーーーー!」はあまりなかったような……やっぱり処刑投票の時に多い傾向? そんな私なりの分析です(笑)。ない時にすごく不安になった時があったので、ダメだったのかなと思って監督の顔を確認したら、言いたそうな表情だったことも。相馬くん(渡辺佑太朗)とのシーンでは、「ヨーーーー!」と言われた時に互いに顔を見合わせて静かにハイタッチしたこともありました(笑)。――物語の壮絶な展開とは打って変わって、とても楽しそうな現場ですね。良い雰囲気ではあるんですが、そんなに明るい感じでもなく。私も強い役ではなかったので、休憩の時に気持ちを解放するのが怖かったです。もちろん、普段の自分として会話することはありましたが、「閉じ込められた世界の中での朱莉」を保っていたかったので、明るく振る舞うことはできませんでした。――インスタグラムに、渡辺佑太朗さんとのツーショット写真を投稿されましたよね(2016年5月31日)。気持ちを解放しているようなポージングでしたよ(笑)。佑太朗さんのマネージャーさんに撮っていただいた写真です。なんとなくやってみたポーズで、現場ではそんなポーズをすることは全くなく……(笑)。投票シーンの部屋の隣に控室があって、私と佑太朗さんは互いに距離をとりながらいつも隅っこの方にいました。佑太朗さんはいつも体育座りをしているイメージだったんですが、共演の方から盗撮された2人の写真では私もしっかり体育座りしてました(笑)。○"つなぐ"の真意とは――物語自体は非現実的ですが、「何かを強いられること」は人生のさまざまなタイミングで直面する出来事だと思います。ラストシーンでは監督自ら脚本に手を加えられて、よりメッセージ性が伝わるシーンになったと思います。世の中には「何かを強いられる」状況がたくさんあって、それらに対する朱莉の強い思い。ゲームを続けることに迷いを感じ、翻弄された朱莉だからこそ……『人狼ゲーム』だけではなくて、世の中にも通ずる言葉だったと思います。――これまでたくさんの作品に出演されてきて、今回が映画初主演。ちょっと意外な気もしましたが、本人としては「ようやく」みたいな気持ちはありましたか。そういう感覚はなくて、単純にすごくうれしかったです。しかも、”バトン”をつなぐ役目を担えるのも幸せなこと。ただ、振り返ってみると誰かを支える役が多かったような気もします。『表参道高校合唱部!』(TBS・15年)ではいじめっ子役でしたが、そういう役がないと物語は動いていきません。だからこそ、今回の役は今までとは違う世界に入り込んでいけた役だったと思います。――『表参道高校合唱部!』以降、本作含め出演作が増えていますね。すごく良い流れだと思います。客観的に今の仕事状況をどのように受け止めていますか。もっといろんな作品に出させていただいて、作品に没頭したいです。もっと休みがほしいともあまり思わないです。――昨年12月には初となる単独ファンイベントを開催されたそうですね。直接ファンの方々と触れ合って、何を感じましたか。みなさんの温かさを感じました。イベント中の笑い声や盛り上がり、その後の握手会。いつもは文字でいただいている応援メッセージを直接言っていただくと……とってもありがたいなと。どんな作品で私を見たいのかとかを具体的におっしゃっていただける方もいて……もっとがんばらなきゃなと思いました。――ブログには今年の目標として「つなぐ」と書いてありました。ここにはどのような思いが込められているのでしょうか。今回でいうと綾部監督との「つながり」がありましたが、ファンの方々も含め人と人との「つながり」を大切にしていきたいと思ったんです。でも、これは達成されることでもなく、今年だけのものでもなく、終わりがあるものでもありません。私の中ではずっと、ずっと思い続けていくことです。■プロフィール小島梨里杏(こじま・りりあ)1993年12月18日生まれ。東京都出身。身長159センチ。ドラマや映画、舞台など女優業を中心に活動。2014年の映画『絶狼〈ZERO〉-BLACK BLOOD-』ではヒロイン・ユナ役で初のアクションにも挑戦。同年2月から翌年2月に放送されたスーパー戦隊シリーズ『列車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日系)でトッキュウ3号・ミオ役を演じた。昨年から今年にかけて、ドラマでは『表参道高校合唱部!』(TBS系)、『子連れ信兵衛1・2』(NHK BSプレミアム)、『朝が来る』(東海テレビ・フジテレビ系)、映画では『先輩と彼女』、『オオカミ少女と黒王子』など出演作が増えている。(C) 2016「人狼ゲーム プリズン・ブレイク」製作委員会
2016年07月01日チャールズ・ブロンソン主演でヒットした1974年のリベンジアクション映画『狼よさらば』を、ブルース・ウィリス主演でリメイクする企画が進んでいる。その他の情報監督には、イスラエル映画『オオカミは嘘をつく』アハロン・ケシャルスとナヴォット・パプシャドのコンビが決まっていたが、クリエイティブ面での意見の相違で先月、ふたりは降板。代わってイーライ・ロスが監督に決まった。ケシャルスとパブシャドの前には、脚本を書いたジョー・カーナハンが監督する予定だったが、彼も、同じく意見の相違で降板している。オリジナルの『狼よさらば』は、その後シリーズ化され全5作が作られたが、今回もシリーズ化を想定しているらしい。ウィリスは現在、中国との合作『The Bombing』を撮影中。第2次大戦中の1940年を舞台に、中国と日本軍の戦いを描く戦争映画だ。ほかに、コメディ『Going Under』の公開が控えている。文:猿渡由紀
2016年06月21日女優・小島梨里杏が主演する映画『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』(7月2日公開)の"血まみれ"場面写真が16日、公開された。拉致・監禁した高校生たちに殺し合いをさせ、生き残った者には1億円を贈呈するという"人狼ゲーム"。小島演じる朱莉はその中の1人で、ゲームを続けながらも、殺戮の連鎖から抜け出す方法を模索しはじめる。今回公開された場面写真は、その壮絶な展開を物語る。返り血を浴びて何かに怯え、今にも泣き出しそうな表情で殺害の対象者を指差す。そのほか、人狼が村人に襲いかかる窓越しの1枚など刺激的な描写が収められている。場面写真と合わせて公開された約1分30秒の予告編は、朱莉が目覚めてからの悪夢のような出来事を追う。モニターに表示された「ゲームの始まりです」から、鮮血に染まって泣きじゃくる朱莉。その後、ルール説明などを挟んで、狂人化していく高校生たちを映し出している。(C) 2016「人狼ゲーム プリズン・ブレイク」製作委員会
2016年06月16日桜庭ななみ(23)、土屋太鳳(21)、高月彩良(18)といった女優が主演を務めてきたことでも知られる映画『人狼ゲーム』シリーズの最新作『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』(7月2日)の製作が決定し、小島梨里杏(22)が主演することが26日、明らかになった。小島は本作で映画初主演を飾る。小島は、『烈車戦隊トッキュウジャー』(14年テレビ朝日系)のヒロインを経て、映画『先輩と彼女』(15年)、『オオカミ少女と黒王子』(16年)、ドラマ『表参道高校合唱部!』(15年TBS系)、『みんな!エスパーだよ!~欲望だらけのラブ・ウォーズ~』(15年)といった話題作に多数出演。さらに6月4日スタートの東海テレビ・フジテレビ系連続ドラマ『朝が来る』(毎週土曜23:40~)、今週放送のBS時代劇『子連れ信兵衛2』にヒロインとしての出演が決まるなど、次々とオファーが舞い込んでいる。本作は、『人狼ゲーム』(13年)、『人狼ゲーム ビーストサイド』(14年)、『人狼ゲーム クレイジーフォックス』(15年)に続く作品。正体を隠しながら"村人"を皆殺しにしようとする"人狼"と、協力し合いながらその"人狼"を処刑しようとする"村人"との頭脳戦が繰り広げられる。このシリーズを機に、桜庭は映画『進撃の巨人ATTACK ON TITAN』(15年)のサシャ役、土屋はNHK連続テレビ小説『まれ』(15年)に出演。高月も現在放送中のTBS系『重版出来!』の東江絹役の好演で、注目を集めている。乾朱莉役で映画初主演を飾る小島は、「『人狼ゲーム』のバトンをしっかり受け継ぎ、力強い素晴らしい作品だったからこそ、打ち勝っていきたいと思います」と気合十分だが、「人狼ゲームは正直苦手です」と吐露。「みんな望んでここに存在し、ゲームに参加しているわけではないのに生きていくために誰かを殺していかなくてはなりません。誰も悪くないのに」と不条理な展開に心を痛めながらも、「当たり前の葛藤を抱え、どう朱莉がみんなが変わっていくのか、どう人と向き合っていくのか、人狼ゲームとの戦いにいい結末を願っていてください」と見どころを交えて呼びかけている。メガホンを取るのは、前作に引き続き綾部真弥監督。共演には、フジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』の出演で話題になった雑誌『Seventeen』専属モデル・岡本夏美(17)をはじめ、渡辺佑太朗(22)、山谷花純(19)、清水尚弥(21)といったフレッシュな俳優陣が脇を固める。(C)2016「人狼ゲーム プリズン・ブレイク」製作委員会
2016年05月26日