11月23日に31歳でこの世を去った写真家でミュージシャンの今井洋介。フジテレビ「テラスハウス」に出演したことで知られる今井さんを偲んで、追悼特別番組「テラスハウス特別編今井洋介と暮らした日々(仮)」が12月12日(土)深夜26時10分より放送されることが決定した。今井さんは、2012年に個展「こんにちワールド」で写真家デビュー。2013年7月からは「テラスハウス」に住人メンバーとして出演し、その個性的で誰からも愛されるキャラクターで人気を博した。その後は映画『テラスハウスクロージング・ドア』出演や、2014年にはシングルCD「もう一度、手をつなごう」で音楽家としてもデビューを果たし、「100kgだったボクがポジティブになれたやせごはん」という著書も発売するなど、アーティストとして個展やライブを中心にマルチに活動していた。この度放送される今井さん追悼特別番組「テラスハウス特別編今井洋介と暮らした日々(仮)」では、「テラスハウス」住人の“てっちゃん”こと菅谷哲也の目線で、今井さんのテラスハウスでの歴史をふり返る。菅谷さんと今井さんの出会いから、2人の友情が育まれていくシーンが描かれるという。「テラスハウス特別編今井洋介と暮らした日々(仮)」は12月12日(土)深夜26時10分よりフジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月08日満を持してのハリウッド進出作『ラスト・ナイツ』が公開中の紀里谷和明監督が、女性をメインターゲットにして、映像クリエイターを育成する「ラブストーリー・クリエイター・スクール」第1回の講義に講師として教壇に立った。紀里谷監督は、受講者たちに「極めて狭き門です。中途半端だと食っていけない」、そして「待っていたって絶対にチャンスなど来ません。自分から取りに行くしかない」など、シビアな言葉を投げかけた。最初は紀里谷監督からの問いに、返事すらしてなかった受講者たちも、彼らと真剣に向き合おうとする監督の姿勢に応えるように、次から次へと手を挙げて発言するようになっていく。紀里谷監督の「芸術家の定義は、自由の提示です」という力強い言葉が印象的だった。講義の後、紀里谷監督に単独インタビューをし、『ラスト・ナイツ』で得たことから、今後の新たな展望について話を聞いた。○くじけずに最後までいける人がどれだけいますか?受講者たちは、紀里谷監督がいかにしてハリウッド進出を果たせたのか、また、どうしたら映画監督として成功できるのかといったノウハウを聞き出そうとした。紀里谷監督は「多くの人は往々にして、すべてのことに正解があると思っている。『どうやったらみなさんが喜ぶようなものを作れますか?』と質問されても、それを知っていたら、みんながそれをやりますよね。もっとシンプルなことです。まずは、自分が描く絵を好きだと思えないといけない。たとえば、子どもが絵を描く時、お母さんが喜んでくれる絵は何だろうと思って描かないと思います。きっと、学校の先生なら『自分の好きな絵を描けばいいんじゃないの』と言いますよね」紀里谷監督は、毎回、監督の道は、そんなに甘いものではないと繰り返す。「くじけそうになった時、手を差し伸べて、そのままくじけずに最後までいける人がどれだけいますか? そんな簡単な話じゃない。成功、失敗という言葉自体、あまり好きじゃないのですが、手を差し伸べることは、本当にいいことなのかどうか、僕はわからないです。肝心なのは、その人がどれだけそれを欲しがっているかということで。本当にやりたいと思っている人は、手を差し伸べられなくてもやりますから」紀里谷監督は、『CASSHERN』(2004年)、『GOEMON』(2009年)、『ラスト・ナイツ』の3本を撮ってきた道のりは、本当にイバラの道だったと明かす。「本当に必死でした。それが人様にはなかなか伝わってないとは思うけど。きっと順風満帆で、やることがトントン拍子で運んでいったと思われていたんだと思う。でも、やっぱり死ぬほど努力しないと、先には行けない。僕はそれを才能とは言わない。能力だと思います。努力をする能力だったり、食い下がっていく能力、ダメと言われてもやるという能力です。それがない人は、人と似たようなものしか作っていない。誰だって頑張っているだろうけど、トップの人はもっと頑張っている。でも、世の中は、そういう正論を嫌うから、どうしようもない。『君たちは大丈夫。夢は信じていれば叶いますよ』と言うしかないんです」○劇場で苦戦しているのはなぜなのかクライヴ・オーウェン、モーガン・フリーマン、アン・ソンギ、伊原剛志と、国際的な大スターたちを迎えた『ラスト・ナイツ』は、「忠臣蔵」をモチーフにした力強い人間ドラマとなった。本作のプロモーションで、紀里谷監督は全国110カ所を行脚して、名刺を4万枚配り、335媒体の取材を受けた。でも、封切られてみると、映画は興行ランキングで初登場12位という苦戦を強いられた。紀里谷監督は、その理由について考え続けたと告白。「観てくださった方々の評価も高かったし、取材もとことん受けました。でも、これだけ劇場で苦戦しているのはなぜなのかということを、ずっと公開後に考え続けてきました。それで行き着いた結論は、圧倒的じゃないからかなと。もちろん、映画には、宣伝方法や、企画、キャスト、原作など、いろんな力学が作用するけど、僕はそこの話にはしたくない。そこの領域にはいたくないんです。とにかく、人様に観ていただくには、もっと圧倒的じゃなければいけないと思う。それが映画を作るということの本文分、ものを作る人間の本文だと思います」宣伝活動で、実際に紀里谷監督のサポーターたちはどんどん増えていったが、興行にはつながらなかった。「僕の本分は、作品を宣伝する人間ではないけど、今回はとことんやってみました。でも、公開後の結果を見て、悩み苦しんだ挙句に出した答えが、そこでした。やはり、評価の高さが圧倒的じゃなかったんです。だから、僕は作り手として、さらにもっと努力をしなきゃいけない。今回、死ぬかと思うくらいやったけど、それでも足りなかった。本当に厳しい世界です」○プロモーションをしなくてもいい映画を作っていきたいしかし、紀里谷監督は今後もひるまず、前を見続けていく。「キャパが足りなかったということです。でも、1つずつやることにより、キャパは拡張していくはずだし、拡張した分だけの努力ができるようになっていくはず。今回やれるだけのことはやったから、それが僕のキャパだったということで。それしか答えが見つからないです。もちろん、今回やったことで、以前よりは、また拡張できたと思っています」渾身の3作を描き終えた今、紀里谷監督は、作品を描くための絵筆や絵の具が、以前より揃ってきたという手応えは感じている。いわば監督としてのシーズン1が終わり、次なるシーズン2へとステージを上げていく。「たぶん、もうあまりインタビューは受けないと思います。これは、インタビューが好きとか嫌いとかいう話ではなくて、プロモーションをしなくてもいい映画を作っていきたいということです。もちろん告知は必要ですが、もっと圧倒的なものを作っていきたいんです。いろんな意味で、もっと自分が高みに向かっていくしかない。熱量がまだ足りないということを、今回突きつけられたので。だからこれからなんです!」そう語ってくれた紀里谷監督の表情は、戦い抜いて、ひと息ついた侍のよう。"圧倒的"というのは、紀里谷監督が今後手掛ける作品のキーワードとなりそうだ。この人が、この先、どこまで登りつめていくのか、今後も追っていきたい。
2015年12月04日紀里谷和明監督の最新作『ラスト・ナイツ』が11月14日(土)に公開を迎え、東京・TOHO シネマズ日本橋で、日本人俳優として参加した伊原剛志と共に初日舞台挨拶を行った。ついに公開を迎え、「命がけで作った映画です。皆さんに見ていただいて、これからもっと大きな映画に育っていくことを心から願います」と、紀里谷監督は深々とお辞儀した。『ラスト・ナイツ』はモーガン・フリーマン、クライヴ・オーウェンという豪華キャストを主演に迎え、5年の歳月をかけて完成させ紀里谷監督の記念すべきハリウッドデビュー作。忠誠を誓った主君の仇を打ち、復讐を誓う戦士の一団を描いた壮大なアクションに仕上がった。映像では俳優の吐く息が白く、聞けばCGではなく極寒のチェコで撮影したという。紀里谷監督は「本当に寒くて、僕は南極使用のスーツでやっていました。寒すぎて役者の口が回らなくて」と言うと、伊原さんは、「あまりに寒かったので、ちょっと時間があるときにバナナを置いてみました。数時間置いていたら本当にカチカチで(笑)」と、極限の寒さを表すエピソードを披露した。本作では世界各国の俳優陣が名を連ねているが、日本勢からは伊原さんただ一人の出演となった。伊原さんの起用に関して紀里谷監督は「僭越ながら」と前置きしながら、「僕は、役者というものは現場以外でどう生きているかが重要だと思います。その人の生きざまが芝居の上で見えてくると信じています。伊原さんとは10年来付き合っていますが、話していても考え方も含めて男なんです。武士道的な考えをもっているので、伊原さんだと思いました」と、べた褒め。伊原さんは「ありがとうございます」と照れくさそうに一礼し、名優らと渡り合ったことに対して、「とにかく参加するときにモーガン・フリーマンやクライヴ・オーウェンと映ったときに、自分の存在が負けないようにしたいと思っていました。モニターを見たとき、『俺も大丈夫じゃないかな』と思いました」と冗談を交えながら、撮影現場での経験を誇っていた。公開に伴い、紀里谷監督は全国津々浦々でプロモーションを展開。本日までおよそ110カ所で約4万枚にのぼる数のビラ代わりの名刺を配った。「本当にそれだけの媒体の人々にインタビューしてもらえること自体、ありがたいことです。よく『すごいですね』と言われますが、映画は自分の子どものように思っていますので、何でもします。全く苦にならないんです」と、深い愛情を見せた。『ラスト・ナイツ』は本日より、TOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:ラスト・ナイツ 2015年11月14日より全国にて公開(C) 2015 Luka Productions
2015年11月14日『CASSHERN』『GOEMON』で強烈なインパクトを与えた紀里谷和明監督が、5年の歳月をかけて完成させたハリウッド進出作『ラスト・ナイツ』が11月14日に公開を迎える。本作は、クライヴ・オーウェンとモーガン・フリーマンをキャストに迎え、不当な死をとげた主君の仇をとるために戦う騎士たちの"サムライ魂"を描いた作品。日本の『忠臣蔵』をベースに、国境を越えて人々の胸に響く物語が誕生した。10月下旬に東京国際映画祭でお披露目された時に「命をかけてこの映画を作ったつもりです」と、並々ならぬ思いを語っていた紀里谷監督。「あらゆる国籍の方と仕事をしたいと思った」「日本映画と世界映画が一つになっていけたら」などと、国籍の壁のない世界への思いも語っていたが、そもそも監督にはその概念がないという。本作では、多国籍なキャスト・スタッフが集結したが、それも監督にとってはごく当たり前のこと。今回のインタビューにおいても、国籍などにとらわれすぎている現代社会に対するメッセージが伝わってきた。――公開が近づいてきましたが、今どんなお気持ちですか?月並みですが、みなさんに見ていただきたい。事前情報や僕の作品への固定概念を横に置いて、見に来ていただきたいですね。――『CASSHERN』『GOEMON』では映像に驚かされましたが、本作では丁寧に描かれている感情の部分に心が動かされました。監督が本作で新たな挑戦として力を入れていたことを教えてください。"コントロールしない"ということでしょうか。監督というのは、何もかもコントロールできる"神"なんです。雪を降らせようと思ったらCGで降らせることができるし、宇宙にも行けるし、過去にも未来にも行ける。作品に参加している人たちに関してもコントロールできる立場であり、信じていないとコントロールしすぎてしまい、信じていればコントロールはそこまでしない。過去の作品ではコントロールしてしまっていたと思いますが、今回はコントロールしないように意識しました。それは、周りの人を信頼できるようになったということであり、また、自分のことも信じられるようになったのだと思います。――チェコの重厚な城や雪景色などの風景、そして俳優たちの表情に惹き込まれました。描くにあたって監督が特にこだわったことは?今回は美術や撮影、照明などは多分にスタッフにゆだね、演出に集中しました。そして、演出において何に注力したかというと"感情"。感情がモニター越しに伝わるのか、見てくださる方々にお届けできるのかということだけですね。――感情を引き出すにあたって、キャストの方たちにどのような働きかけをされていたのでしょうか。これだけのキャストなので、モーガン・フリーマンから何か引き出すこともないですし、みなさんそれをわかって現場にいらっしゃっているので、ほとんど何も言うことはないという感じでした。――なるほど。あまり口頭での指示というのはなかったんですね。アン・ソンギさんが後にインタビューで「お互いの目を見て成立していた。目を見れば監督が何を言おうとしているのかわかる領域での仕事だった」とおっしゃってくださっていて、すごくうれしかったです。モーガンもクライヴも、何をしようとしているのかみなさんわかっていました。僕としては、若い俳優さんに、自分が知らないことはやらないでくれと言いました。どういうことかと言うと、「自分はヨーロッパ人をやらなければいけないのか」と聞かれたことがあり、「そうじゃない。あなたの国にもこういう人はいるはずだ」と。武士道がいい例で、ヨーロッパだと騎士道になるし、アメリカだと自己犠牲の精神であり、しかもそれらは形があるわけではない。「自分の中にあるものにアクセスしてください」と強く言いました。――今回はキャストもスタッフもさまざまな国籍の方が参加されていますが、多国籍にした理由はそういった思いからでしょうか。そもそも自分自身に国籍という概念がないので、そういう思いはないです。悲しいかな現代社会、歴史上ずっと、常に線引きがされていて、それが当たり前だという社会になっています。そうではないことを言いたいというより、そもそもそうではないと。子供は国も人種もわからないし、上下関係や肩書もわからないけど、それがあるべき姿と思うんです。それが大人になるにつれて、洗脳されてそういうものだと思ってしまっているだけ。例えば、カブトムシの種類をいろいろ言われても、カブトムシはカブトムシですよね。それと同じだと思うんです。――監督が国籍を意識しないようになったのはなぜでしょうか。15歳からアメリカに行き、世界中旅をしているので、そもそもそういうものに希薄だったと思います。おそらく大人になっていないんですね。子供の時の感覚を引きずったままで。どうしてそういうものを強要されるのかと、学校に行っていた頃に思いましたし、そこから逃れるためにアメリカに行ったんです。アメリカでは緩かったですがやはり縛りはあるわけで、常に違和感を持って社会と対峙してきた感じはあります。――本作がハリウッド進出作となりましたが、映画作りに関して日本との違いはありましたか?特にないです。以前から海外でCMやPVを撮っているので、スタッフに関してもそんなに違いはないですし。ハリウッドにあこがれて行ったのではなく、単純に自分がやりたいことがあって、それを可能にしてくれるのがたまたま今は海外だったというだけで、それが中国であれば中国に行きますし、アフリカだったらアフリカに行きますし、日本でそれが可能であれば日本で撮ります。――現場で言葉の壁はなかったですか?ないですね。今回、CGチームとアクションチームが韓国のチームで、アクション監督は英語が片言でしたが、何も問題なかったです。CGチームにも英語が話せない人がいましたが問題ありませんでした。言葉が通じなくてもサッカーや野球ができるのと同じで、見ていればわかるんです。どこで撮影しても、映画の行程は同じですから。それに、同じ言語でしゃべっている日本人同士でも、伝わらないものは伝わらないです。何事も言葉ではないと思います。――確かにそうですね。最後に、映画を楽しみにしている人たちにメッセージをお願いします。デートで見てください。デートで見に行ったら女性は男の人のことを好きになると思うし、男性は女性のためにもっと強くなろうと思うと思います。好きな人と一緒に見てほしいです。■プロフィール紀里谷和明監督1968年、熊本県生まれ。15歳で単身渡米し、マサチューセッツ州にある全米有数のアートスクールでデザイン、音楽、絵画、写真などを学び、パーソンズ美術大学で建築を勉強。ニューヨーク在住時の1990年代半ばに写真家として活動を開始し、その後、映像クリエイターとして数多くのミュージックビデオなども制作。最近では、三代目 J Soul BrothersのPVが話題に。2004年に『CASSHERN』で映画監督デビューし、2009年には『GOEMON』を発表。監督第3作『ラスト・ナイツ』でハリウッドデビューを果たした。撮影:蔦野裕
2015年11月14日11月14日公開の最新作『ラスト・ナイツ』でハリウッド進出を果たした紀里谷和明監督。テレビ番組で映画批評家に対して痛烈な批判をしていた紀里谷監督に、批評家に対する本音を聞いた。15歳で単身渡米、デザインや音楽、絵画、写真、建築などを学び、ニューヨーク在住時の1990年代半ばに写真家として活動を開始し、その後、映像クリエイターとして数多くのミュージックビデオなどを手がけてきた紀里谷監督。2004年に『CASSHERN』で映画監督デビューし、2009年には『GOEMON』を発表、そして、5年の歳月をかけた渾身の第3作『ラスト・ナイツ』が完成した。過去2作品を振り返り、批評家に対して辛口な意見を発していた監督だが、その根底には、批評家が必要だからこそ役割をしっかり果たしてほしいとの思いがあるという。――テレビ番組で、映画批評家を批判されていましたが、本作においても批評家のコメントは意識しますか?まずはじめに、僕は批評家がいての業界だと思っています。そもそも、批評家がなぜ存在するかというと、「みなさん知らないと思いますが、こんなにすてきな作品がありますよ」と伝える機能を担っているんです。若手監督の作品でだれにも見てもらうチャンスがないものを、力のある批評家が推薦すると見てみようと思うかもしれない。その逆もあって、みんながすごいと言っているものを、そうではないと言うこともある。機能としては絶対に必要だと思います。ですから、批評家の存在自体を否定しているわけではなく、批評家自体が凝り固まってこうあるべきと言うのは、芸術という自由なものの可能性を狭めてしまうと心配しているんです。僕たちの仕事は、「こういう世界もあるのではないか」「こういう人間がいてもいいのではないか」「こういう考えがあってもいいのではないか」という自由の提案だと思います。なぜならば、現実社会は非常に不自由な社会であって、その中で苦しんでいる人に対して自由の提案をしているつもりなんです。例えば、自分はこういう人間でありたいという願いがあるのに、社会というものがそれを失速させていく。そこで、一人のキャラクターを使って「こういうことでしょ」と提案するわけです。そして、見た人が「そういうことなんだよ」って思ってくださるから、そこに感情移入していただいて、喜んでもらえる。そこには、圧倒的な自由がない限り、表現ができなくなってしまい、表現することはできてもお客さんに届けられないということになってしまう。批評家が「これはこういうものですよ」「こうでなければいけない」と言い始めたら、それはシステム的な人間です。そうなると、批評家の存在が逆に危ぶまれると思うんです。こちら側も批評家の存在が必要だからこそ、意見を述べたんです。これが何かのスタンダードに合致していないから違うと言われてしまうのは、どうなんだろうかと。自由を窒息させてほしくないですね。もちろん、今回の作品に関してもいろんな意見が出てくると思いますけど、届く人に届くといいなと思っています。撮影:蔦野裕
2015年11月13日紀里谷和明監督の最新作『ラスト・ナイツ』の女性限定試写会が11月5日(木)、都内で行われ、紀里谷監督をはじめ、大和悠河とホラン千秋が出席。女性陣の絶賛コメントに、紀里谷監督は「本当にうれしい。映画は自分の子どものようなもの」と喜びをかみしめた。紀里谷監督が初のハリウッド進出作として、「忠臣蔵」を題材に5年の歳月をかけて完成させた本作。架空の封建国家で、反逆罪に問われた師匠を自らの手で斬首した主人公が、忠誠を誓った主君の仇を討ち、堕落した権力者に反旗を翻す騎士道ファンタジー。クライヴ・オーウェン、モーガン・フリーマンら豪華なキャストが、日本人の心に宿る忠誠心、名誉、正義、尊厳といったテーマを体現する。「自分では意識していなかったが、試写を始めると女性から褒めていただくことが多い」と少し意外そうに語る紀里谷監督。一方、大和さんは「映画の至るところに、サムライ精神があふれている。外見はもちろん、ここまで内面がカッコいい男性はなかなかいない」、ホランさんは「心が癒され、目の保養にもなる。女性がこれほどドキドキできる映画はそうないはず」と女性目線で絶賛していた。大和さんといえば、王子役や騎士(ナイト)役として、多くの男役を演じてきた元宝塚歌劇団宙組トップスター。「以前は男性の演出家さんが『これが男の友情なんだ』と言っていても、よく理解できなかったけど、この映画を見ると、男性同士の熱い魂のつながりを知ることができる」と独自の視点で、魅力を語った。これにはホランさんも、「こんなにも相手を裏切らず、見返りも求めず、忠誠心を守る男性がいるなんてステキ」と乙女のまなざし。「さまざまな文化や人種が入りまじっているのに、違和感なくスッと世界観に入り込めるのは、すばらしい脚本と監督の演出があるからこそ」とうっとりしていた。そんな女性陣の発言に、「今日は(女性から支持される)ナゾが解けました」と納得顔の紀里谷監督。「大切なのはモノじゃなく、形にできないもの。言ってしまえば、愛を描いた映画。これからも人種や国籍、洋画や邦画といった、いろいろな“くくり”を取り払い、いい作品を世界中に送り届けていきたい」と国際的に活躍する映像クリエーターとしての決意を新たにしていた。『ラスト・ナイツ』は11月14日(土)、TOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラスト・ナイツ 2015年11月14日より全国にて公開(C) 2015 Luka Productions
2015年11月06日東京国際映画祭パノラマ部門作品『ラスト・ナイツ』(11月14日公開)の舞台挨拶が28日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、紀里谷和明監督と俳優の伊原剛志が出席した。『CASSHERN』『GOEMON』で知られる紀里谷監督のハリウッド進出作となる本作は、モーガン・フリーマンとクライヴ・オーウェンを主演に迎え、不当な死をとげた主君の仇をとるために戦う騎士たちの"サムライ魂"を描いた作品。舞台挨拶で監督は「脚本をいただいたのは6年前。実際に制作にとりかかり完成まで5年かかった」と語り、客席を見渡しながら「この光景を思い浮かべながら、そして、全世界30カ国で公開、日本で11月14日公開というこの日を夢見て頑張って来たと言っても過言ではありません」とあいさつすると、客席から拍手が起こった。また、本作について「ベースは日本の『忠臣蔵』。それをどのようにしてインターナショナルなマーケットで展開するのか考え、黒澤明監督の『乱』がシェイクスピアの『リア王』を戦国時代に置き換えてやってらっしゃったことを思い出し、その逆ができるのではないかと思った」と説明。「もう1つステップを進めようと、ありとあらゆる国籍の方と仕事をしたいと思った」と続け、その理由について「映画の作り方の可能性が広がるのではないかと思った」と語った。そして、映画は「自分の子供」であり、「子供を多くの優秀な方々と作って育てていく作業」と表現し、「今回、3人目の子供。マイナス20度、30度の中で1日12時間、雪の中で一生懸命戦って作り上げた子供です。この子を好きになってもらえればそれに越したことはありません」と切望。さらに、「命をかけてこの映画を作ったつもりです」と並々ならぬ思いを伝え、最後に「日本映画、世界映画が一つになっていけたら」と今後の日本映画の発展を願った。日本人で唯一出演した伊原は、紀里谷監督のことを「現場で戦っている戦士に見えた」と言い、「現場で役者たちとディスカッションもしていましたし、ほかのキャストも監督をリスペクトしていた」と説明。「日本人の監督で世界に出ていろんな役者を使ってできる監督はなかなかいない。紀里谷さんはきっと今後も、いろんな世界で活躍する監督。ぜひついていきたい」と絶賛すると、監督は「ありがたいお言葉」と感激し、「単純にものすごい優秀な方々に囲まれた。自分の力はささいなもので、どれだけ優秀な方に囲まれるかだと思う」と語った。
2015年10月28日『CASSHERN』『GOEMON』の紀里谷和明監督最新作にしてハリウッド進出作『ラスト・ナイツ』のポスターが完成。さらに、第28回東京国際映画祭パノラマ部門への正式出品がこのほど決定した。戦士の時代は終わりを迎え、よこしまな政治が栄誉に取って変わろうとしていた封建的な帝国。権力欲に取り憑かれた非道な大臣への不正な賄賂を堂々と断り、刀を向けたバルトーク卿(モーガン・フリーマン)は反逆罪に問われ、最も残忍な処刑による死罪を勧告される。それは、愛弟子であり、自身の後継者として信頼するライデン(クライヴ・オーウェン)による斬首。絶対に出来ないと断るライデンに対しバルトーク卿は、騎士の掟を全うし、自身亡き後の一族を守れと諭す。ライデンは震える手で主君の首を落とした。一年後。気高い騎士達は、その日が来るまで刀を捨て、身分を隠していた。隊長であるライデンは酒浸りの日々を過ごし、宿敵の目を欺く。すべては、忠誠を誓った主君バルトーク卿の仇を討ち、堕落し、不正がはびこる権力への報復のために…。『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞を受賞した名優モーガン・フリーマンと、英国アカデミー賞受賞とアカデミー賞ノミネートの経歴を持つ『クローサー』『シン・シティ』のクライヴ・オーウェンを主演に迎え、紀里谷監督が5年の歳月をかけて完成させた『ラスト・ナイツ』。このほど本作の正式出品が決定した東京国際映画祭パノラマ部門は、先日「Perfume」のドキュメンタリー映画の正式招待が報じられ話題にもなった、今年初めて新設される部門。人間ドラマから、ホラー、アニメーションなど、映画の多様性が体感できる刺激的かつ個性的な様々な作品が出品され、日本公開前の最新作がプレミア上映される。そして完成した最新ポスターには、江口洋介やGACKT、岩井俊二、MIYAVIなど、アスリートから役者、アーティストに至るまで、多くの各界著名人からの絶賛コメントが掲載させている。<『ラスト・ナイツ』ポスター掲載コメント>■第69代横綱白鵬 翔この台詞が気に入りました。名誉は持って生まれるもの、誰もそれを奪えず、与えもできない!失ってもならぬ、 敵は騎士の掟が絶対であることを思い知る!民と国の魂を再生させるのだ!人生は、我慢した者が勝つのだと教えてくれた気がします!■江口洋介(俳優)誇り高き伝統と忠誠心を奪われた瞬間の、男達の逆転劇を見逃すな。紀里谷監督が打ち出すサムライスピリットが、ハリウッドのスケールの中で爆発する。■GACKT(アーティスト)この作品を見よ。そしてこの日本の美しい魂を、見事に紀里谷監督がどうやって世界に届けているかを感じてみよ。そして何よりこの作品を通して、日本人として忘れてはならない魂を自らの心に呼び戻せ。■岩井俊二(映画監督)正義とは何か?それは人間の生きる美学だ。欲望のままに増殖し収奪し続ける悪しき強者に対するプロテスタント。弱きを助け強きを挫く。強くなければ生きられないが、優しくなければ生きる資格もないのだ。■SUGIZO(LUNA SEA、X JAPAN)信頼、忠誠、良心。漢として永遠に守るべき最重要な精神性が全編で光を放っている。世界に果敢に挑みをかける紀里谷監督のアティテュードを心から讃えたい。■武論尊(漫画「北斗の拳」原作者)映像の奇才に魂が舞い降りた。この作品は日本人の魂の源流が描かれている!■奥田瑛二(俳優・映画監督)日本人が失いかけている美しき心がここにある。壮大で優美な映像とドラマが騎士道と武士道の融合によって見事に蘇った。KIRIYA KAZUAKI ハリウッド監督誕生だ!さらに、現在、紀里谷監督を見つけたらチケットが抽選で当たるという大サービスも。明日19日(土)15:00ごろ、品川プリンスシネマ劇場ロビーにて紀里谷監督が訪問するとのことだ。『ラスト・ナイツ』は11月14日(土)、TOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月18日デジタルハリウッドは、 映画監督の紀里谷和明氏を招き、 同氏初のハリウッド進出作となる映画『ラスト・ナイツ』先行試写会と、紀里谷氏によるQ&Aセッションを開催する。開催日時は10月8日 19:30~22:30。会場は東京都・御茶ノ水のデジタルハリウッド 駿河台ホール。映画『ラスト・ナイツ』は、 『CASSHERN』『GOEMON』を手がけた紀里谷氏による、同氏初となるハリウッド進出作品。クライブ・オーウェンとモーガン・フリーマンが主演を務め、「忠臣蔵」をベースによこしまな政治が幅を利かせる封建的な帝国での騎士たちの物語が描かれている。このたびのイベントはデジタルハリウッドの在校生や関係者を対象に開催するものだが、一般を対象とした枠も設けており、先着30名を招待。また、映画監督や映画製作の仕事に就くことを目指している同学の学生からの質問に、紀里谷氏本人が答えるQ&Aセッションも予定されている。なお、参加時には名刺の提出(一般/同学関係者とも)あるいは同学の学生証(同学関係者のみ)が必要。申し込みはWebページより行える(同学関係者用フォーム、一般参加者用フォーム )。なお、イベントが深夜まで開催されるため、18歳未満の人は申し込むことができないため注意してほしい。
2015年09月17日『CASSHERN』『GOEMON』の紀里谷和明監督が名優モーガン・フリーマンとクライヴ・オーウェンを主演に迎え、5年の歳月をかけて完成させた、映画『ラスト・ナイツ』。この度、紀里谷監督自ら制作した最新予告編が公開された。戦士の時代は終わりを迎え、よこしまな政治が栄誉に取って変わろうとしていた封建的な帝国。権力欲に取り憑かれた非道な大臣への不正な賄賂を堂々と断り、刀を向けたバートック卿(モーガン・フリーマン)は反逆罪に問われ、最も残忍な処刑による死罪を勧告される。それは、愛弟子であり、自身の後継者として信頼するライデン(クライヴ・オーウェン)による斬首。絶対に出来ないと断るライデンに対しバルトーク卿は、騎士の掟を全うし、自身亡き後の一族を守れと諭す。ライデンは震える手で主君の首を落とした。一年後。気高い騎士達は、その日が来るまで刀を捨て、身分を隠していた。隊長であるライデンは酒浸りの日々を過ごし、宿敵の目を欺く。すべては、忠誠を誓った主君バルトーク卿の仇を討ち、堕落し、不正がはびこる権力への報復のために。死を覚悟し挑む、気高い騎士達の戦いがはじまる――。今回公開された予告編は、全編に渡りベートーヴェンの名曲「ピアノソナタ第14番『月光』」が使用され、その儚くも美しい旋律が本作のドラマとエモーショナル、そして壮厳かつ重厚な映像世界に寄り添いながら、展開される。アメリカをはじめ世界30か国以上での公開が決定している本作。紀里谷監督にとって初のハリウッド進出作ともあり、今回の予告編も紀里谷監督自ら制作したという。「零下20度に及ぶ極寒の地での非常に困難な撮影を経て『ラスト・ナイツ』は生まれました。この作品を信じ続けてくれたキャストやスタッフの弛まぬ努力に、そして、彼等の想いを代表して、この予告編を皆様に届けさせていただける光栄に心から感謝いたします」。本作には『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞を受賞した名優モーガンと、英国アカデミー賞受賞とアカデミー賞ノミネートの経歴を持つ『クローサー』『シン・シティ』のクライヴのほかにペイマン・モアディ、アン・ソンギ、アクセル・ヘニー、伊原剛志が出演している。こちらの映像から紀里谷監督がハリウッドで描いた“サムライの魂”をご覧あれ。『ラスト・ナイツ』は11月14日(土)、TOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月01日映画監督・紀里谷和明がハリウッドに進出し、5年の歳月をかけて完成させた最新作『ラスト・ナイツ』。本作で主演を務めたクライヴ・オーウェンのインタビューと貴重なメイキング映像を交えた特別映像が、いち早くシネマカフェにて解禁となった。先日、バラエティ番組で自ら明かしたように、紆余曲折を乗り越えた紀里谷監督にとって、初のハリウッド進出作であり、日本人監督としては類のない規模で世界展開される本作。架空の封建国家を舞台に、日本人の心に宿る忠誠心、名誉、正義、尊厳といったテーマを、民族や宗教などの枠にとらわれない設定のもとで追求し、世界中の観客に投げかけるという壮大な試みに挑んでいる。題材となったのは、あの「忠臣蔵」。2人のカナダ人が手がけ、心震える騎士たち(Knights=ナイツ)のドラマが描かれた脚本から製作が始まった。徹底的な時代考証の調査が施され、オリジナルの魂を忠実に受け継いでいたその脚本を読んだ紀里谷監督は、「民族や宗教、国籍や出自に関わらず、誰もが知っているものだと確信しました」と語り、その脚本を世界に向けて映画化することを決意。グローバルなコンセプトに基づいてキャスティングを進め、日本からは伊原剛志が参加するなど、監督の描く独創的なヴィジョンと脚本に魅了された名優たちが集結した。『シン・シティ』『トゥモロー・ワールド』といった話題作の主演を務め、ハードボイルドな男の魅力を匂い立たせてきた英国の名優クライヴ・オーウェンも、監督と同様に、脚本に深く魅了された者の一人。本作で演じるのは、腐敗がはびこる国の未来を憂う、高潔な心を持つ領主バルトーク卿(モーガン・フリーマン)の忠実な部下、騎士団の隊長ライデン。届いた映像の中で、クライヴは「カズ(紀里谷監督)は約束を守ったよ、初めて会ったときに言われたんだ。“国籍を気にせず世界の優れた役者を雇いたい”。“舞台はアジアでも欧米でもない自分の世界を創る”と」。そう監督との最初の出会いをふり返り、国籍や言語や肌の色にとらわれないキャスティングを行うことを考えていた紀里谷監督が描く映画の世界を「独創的な世界」と謳い、「楽しい“人種のるつぼ”だ」と表現する。『CASSHERN』『GOEMON』でも幻想的な架空の世界の全体像をデザインした紀里谷監督は、今回の企画について「過去の作品との違いは、現実に深く根ざしている点です。確かにこれは架空の世界の架空の王国の話であり、皆が異なる言語を話し、異なる肌の色をしています。でも、そこにある感情はリアルなんです。その点は企画が始まった当初から非常に重要でした。それこそがこの映画をつなぎとめる碇となるものでした」と語っている。初のハリウッド作品を手がけることになった紀里谷監督について、クライヴは「彼は求めていることをはっきり伝えてくれる。精神的にとても落ち着いているからいい監督だと思うよ。各シーンに何を求めているかはっきりと言ってくれる。撮影は非常に楽しかったよ」と称賛を贈る。忠誠を誓った主君の不当な死に報いるために、気高い騎士たちが立ち上がるーー。この秋、ついに世界に放たれる本作の神髄をクライヴが語る映像から目撃してみて。『ラスト・ナイツ』は11月14日(土)、TOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月24日『CASSHERN』『GOEMON』を手がけた紀里谷和明監督が、モーガン・フリーマンとクライヴ・オーウェンを主演に迎え、5年の歳月をかけてハリウッドで完成させた映画『ラスト・ナイツ』。なんと、本日8月3日(月)、テレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!! 2時間SP」にその紀里谷監督が登場。“思ったことを言いすぎて日本映画界から嫌われちゃった先生”として教壇に立ち、映画コメンテーター・有村昆氏と過去の評論をめぐって再び激突(!?)していることが分かった。『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー「助演男優賞」賞を受賞した名優、モーガン・フリーマンと、『クローサー』で英国アカデミー賞に輝いた英国俳優クライヴ・オーウェンを迎えた『ラスト・ナイツ』(11月日本公開)で、念願のハリウッド進出を果たした紀里谷監督。紀里谷監督といえば、1968年熊本県出身、現在47歳。写真家として有名アーティストのCDジャケットを数多く手がけ、32歳からはプロモーションビデオに進出。元妻・宇多田ヒカルの「traveling」「SAKURAドロップス」などで注目を浴び、2004年には処女作である伊勢谷友介主演『CASSHERN』を発表。続く2009年の江口洋介主演『GOEMON』では、自ら明智光秀役を演じたイケメン監督として知られている。「そんなにスゴイ人なのに何をしくじったの?」と、担任・若林正恭(オードリー)や生徒・吉村崇(平成ノブシコブシ)らから疑問の声が上がると、紀里谷“先生”は、「日本映画界を超バカにして、映画界から超嫌われちゃった」という、しくじりを告白!実は、映画監督になる以前から、日本映画界を否定する発言を思ったまま口にしてしまい、相当な反感を買っていたというのだ。いったい、どんな発言をしてしまったのか!?生徒たちからも「そりゃあ嫌われるわ!」と総スカンを食らうほどの、怖いもの知らずの発言とは!?さらに、『CASSHERN』の現場でも、映画界のしきたりをガン無視していたという紀里谷先生。映画は興行的にはまずまずだったものの、批評家からは酷評の嵐。今回、教室には、その『CASSHERN』を当時「映画として2時間もたない」とバッサリ斬った映画コメンテーター・有村昆の姿も。紀里谷先生は、生徒役の有村氏を指名し「ボクの映画、どうでしたか?」と自虐的に尋ねるが、直撃された有村氏の答えとは!?もしや、教室でかつてのバトルが再燃か…!?そして、その後の紀里谷先生を待ち受けていたのは、厳しい現実の数々。「日本映画をバカにした発言がきっかけとなり、結局10年間も撮りたい映画を撮ることができず、無駄な時間を過ごすことになってしまった」と、自身のしくじりを明らかにする。だが、そんな紀里谷先生を救ってくれたのは、ほかならぬ最新作『ラスト・ナイツ』に出演したモーガン・フリーマン。数々の名作、話題作で活躍を続ける大先輩の言葉は、有村氏を始め、生徒たちを唸らせる。紀里谷先生は、その名言の意味をひも解きながら、夢に向かって挑戦する人に向けたアドバイスを語りかけるが、よせばいいのに、時折ダジャレを挟み込み、ボケまくり!?紆余曲折をへて世界に進出した映画監督なのに、ゴールデンタイムのバラエティーに出演し、しかもボケ満載でしくじりを告白しちゃう紀里谷先生。貴重な授業を、見逃さないで。「しくじり先生 俺みたいになるな!! 2時間SP」は8月3日(月)19:00よりテレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年08月03日野村周平や古川雄輝、間宮祥太朗といった次世代を担う若手俳優たちが結集し、思春期の葛藤をテーマにしたカリスマ的人気コミック「ライチ☆光クラブ」が待望の実写映画化。<ダークサイド版イケメンパラダイス>ともいえる少年たちの愛憎劇を描く本作から、超特報映像とキャスト陣のコメントが到着した。独創的な世界観と圧倒的な画力で支持される鬼才漫画家・古屋兎丸のロングセラーコミック「ライチ☆光クラブ」。舞台は、黒い煙と油に塗れた町“蛍光町”と、“光クラブ”と呼ばれる廃工場の秘密基地。9人の少年たちの青春残酷劇を徹底して精緻に美しく描写した物語は、2012年、2013年と立て続けに舞台化され、全公演が即完売となるほど人気となった。舞台版DVDも異例の販売数を誇り、12月にも舞台公演が決まっている。今年、コミック発売から10周年を迎えるにあたり、満を持しての映画化となった。美しい少年同士の愛も描かれるセンセーショナルな作品であることから、映画化がアナウンスされたときから出演キャストに注目が集まっていた本作。大人になることを拒んだ、9人の少年たちを演じるのは、若手の中でも演技派の筆頭株として、『ビリギャル』『愛を積むひと』「恋仲」(フジテレビ)など出演作が目白押しの野村周平(21)を始め、漫画から飛び出したような9頭身の超ハイスペック俳優、『脳内ポイズンベリー』の古川雄輝(27)、ファースト写真集が異例の販売部数を誇り、人気急上昇中の「水球ヤンキース」の間宮祥太朗(22)。さらに、殺陣やアクロバットなアクションを得意とし、近年では舞台でも絶大な人気を博す池田純矢(22)、「仮面ライダー鎧武/ガイム」に出演し、主演舞台は即完売の動員力を誇る松田凌(23)、「仮面ライダーウィザード」で知られ、多くのドラマ、映画で活躍する戸塚純貴(22)、放送中のドラマ「デスノート」ほか『みんな!エスパーだよ!』と出演作がつづく柾木玲弥(20)、マーティン・スコセッシ監督『Silence』(原題)に出演が決まっている藤原季節(22)、そして『合葬』の公開を控える岡山天音(21)という、今後期待される20代の若手俳優たちばかりが揃った。メガホンをとったのは、衝撃作『先生を流産させる会』で脚光を浴び、オムニバスドラマ「リアル鬼ごっこ ライジング」にも参加、野村さんとは夏帆主演の『パズル』でもタッグを組んだ新進気鋭・内藤瑛亮。実存する廃工場で敢行された撮影により、独創的な世界観を実現させている。アミューズオーディションで3万5千人の頂点となった野村さん、ミスター慶応の古川さん、間宮さんを含む4名の「イケメン☆パラダイス」出演者に、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストの受賞者である池田さん、戸塚さん、柾木さんら、まさにイケメンの精鋭が揃ったダークな愛憎劇。今後の続報にも、引き続き注目していて。<以下、キャスト・原作者・監督コメント>野村周平現場では、若手キャストやスタッフの全員の仲がよかったので、それがいい形で映画に現れていると思います。 原作もそうですが、いま、こういった形で描かれることのない思春期の様子を描いて、とても刺激的な作品です。 普段の生活をしていたら絶対に交わることがない世界が描かれているので、いままで体験したことがない経験が必ずできると思います。古川雄輝舞台版を拝見したことがあり、とても好きな作品なので出演することができ嬉しく思っています。同世代の役者さんが多く、皆さんとのお芝居は刺激的で面白かったです。原作ファンの方々、そして初めてご覧になる方々にも映画化した「ライチ☆光クラブ」の独特な世界観を楽しんでいただきたいです。間宮祥太朗閉鎖的な街の中で、鋭角で狭い視野の中で、やみくもに自身にとっての光を探した少年達の狂気じみた思春期をぜひ観てください。この作品に関われたことを深く感謝しています。原作者:古屋兎丸映画企画が走り出してから数年、紆余曲折がありましたが、キャスト、スタッフ共に一流の方が集結してくれたことを嬉しく思います。内藤監督はその物腰の柔らかさからは想像のできないほどのマグマを内に秘めた監督さんで、その感性が本作で爆発しています。何度も脚本を書き直し、「ライチ☆光クラブ」と「ぼくらのひかりクラブ」を合わせた本を作ってくださったので、原作ファンの方々を裏切らない内容になっていると思います。この映画で光クラブのメンバーを演じられた役者さんたちは、皆さんそれぞれ個性を生かし、役に没入してくれました。富士の真冬の廃工場で連日連夜、熱い演技をしてくれた彼らの鬼気迫る姿はまさに光クラブでした。いままで見たことのない彼らの意外な面が見られると思います。監督・内藤瑛亮同士愛のシーンでは、昔読んだ「風と木の詩」を思い出しながら、歪んだ内面を抱えた者同士の哀しい繋がりであることを意識しました。キャスティングでは今回、キャラクターがもつ感情の核を体現してくれる俳優の方々に集まっていただき、彼らが演じる狂気に溺れ破滅していく少年たちを、一人一人抱きしめるようにスクリーンに映すことに務めました。『ライチ☆光クラブ』は今冬、新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月30日ニコニコ生放送で隔週木曜日放送されている「アニメぴあちゃんねる」。本日7月16日(木)のゲストに声優の内田雄馬が出演する。内田雄馬は現在放送中のテレビアニメ『Classroom☆Crisis』に出演中。また、7月24日(金)から26日(日)まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoで上演される舞台『ひと夏のアクエリオン』に出演する。番組では事前アンケートをもとに、トークを展開。視聴者からの質問にも答える。また今回は新企画として「みんなで新番組会議!」を行う。前回7月2日より、新MCに秦佐和子を迎えたことにちなみ、今後番組でどんな企画をやっていきたいかをレギュラー陣が話し合う。 視聴者のコメントも参考にするとのことなので、ぜひ、参加してみては。番組後半の【会員放送】では、恒例のセリフ読みコーナーを実施。秦佐和子は同コーナー初参加。設定「夏休み前の中学校によくある風景」でどのような演技を見せるのか。そのほか、「アニメぴあちゃんねるマンガ道場!」と題した、レギュラー陣が絵の腕前を競う企画も行なう。番組中では、シンガーLiSAからの「アニメぴあちゃんねる」へのコメントVTRも放送する予定だ。なお、現在YouTube「アニメぴあちゃんねる」ではオリジナル動画を公開中。前田玲奈と、怪しいゆるキャラ“がまぴぃ”がひとつのテーマについてトークを展開。現在公開されている動画では“前田玲奈になぜ彼氏がいないのか”という話題で盛り上がっているので気になる方はご確認を。■アニメぴあちゃんねる日時: 7月16日(木)午後8時30分~午後10時00分出演: 前田玲奈 / 秦佐和子 / タカオユキ / 美濃部達宏ゲスト: 内田雄馬
2015年07月16日『ダークナイト』シリーズのモーガン・フリーマン、『シンシティ』のクライヴ・オーウェンらが出演する、紀里谷和明監督初のハリウッド進出作『ラスト・ナイツ』の日本公開がこのほど決定。特報とティザービジュアルが公開となった。戦士の時代は終わりを迎え、よこしまな政治が栄誉に取って変わろうとしていた封建的な帝国。権力欲に取り憑かれた非道な大臣への不正な賄賂を堂々と断り、刀を向けたバルトーク卿(モーガン・フリーマン)は反逆罪に問われ、最も残忍な処刑による死罪を勧告される。それは、愛弟子であり、自身の後継者として信頼するライデン(クライヴ・オーウェン)による斬首。絶対に出来ないと断るライデンに対しバルトーク卿は、騎士の掟を全うし、自身亡き後の一族を守れと諭す。ライデンは震える手で主君の首を落とした。一年後。気高い騎士達は、その日が来るまで刀を捨て、身分を隠していた。隊長であるライデンは酒浸りの日々を過ごし、宿敵の目を欺く。すべては、忠誠を誓った主君バルトーク卿の仇を討ち、堕落し、不正がはびこる権力への報復のために…。『CASSHERN』『GOEMON』と、その独自の映像世界を展開する紀里谷和明監督が、5年の歳月をかけて完成させた本作。出演に、『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞を受賞した名優モーガン・フリーマンや、『クローサー』でアカデミー賞にノミネートされたクライヴ・オーウェンなど豪華キャストが名を連ね、紀里谷監督初のハリウッド進出作として大きな注目を集めている。今回公開となった特報では、これまでのCGが前面に押し出されていた紀里谷監督作品とは一変、名優たちの凜とした表情と、騎士たちの手に握られた剣が存在感を放つ、力強い映像が展開されている。同じく公開されたティザービジュアルでは、騎士の姿に身を包んだクライヴ・オーウェンと、「紀里谷和明監督最新作」という力強い文字が存在感を発揮している。『ラスト・ナイツ』は、「忠臣蔵」を題材に、二人のカナダ人によって描かれた騎士達のドラマ。徹底した時代考証と、オリジナルの魂を忠実に受け継いだその脚本を読んだ紀里谷監督は、世界に向けて本作の映画化を決意。「内なる声がシンプルに呼びかける。『これは正しいのか、それとも間違っているのか?』と。その答えは、民族や宗教、国籍や出自に関わらず、誰もが知っているものだ」とコメントしている。さらに、主演のクライヴ・オーウェンは「とてもエレガントで優れた脚本だった」とコメントし、モーガン・フリーマンは「非常に高潔な人物たちを描く、ほかに類を見ないストーリー。誰もが必ずや共感を得るはずだ」と語り、脚本への惜しみない賛辞を送っている。総勢17か国に及ぶ一流のキャストとスタッフが結集した本作だが、ただ一人日本人俳優として『硫黄島からの手紙』を始め、数々の海外作品にも出演している伊原剛志が、世界の名優たちと肩を並べている。クライヴ・オーウェン演じる主人公の最大のライバルにして一流の剣士イトーを演じる伊原さんは、「武士道を騎士道に変え、日本の役者として唯一この映画に参加しました。世界の役者達との共演で自分の可能性を確信した作品です」と、本作への手ごたえを語っている。本作は世界30か国以上での上映が決定し、日本人監督としては類をみないワールドワイドに展開をみせる。独自の地平を行く紀里谷監督の新たな一歩を、まずはこの映像から体感してみて。『ラスト・ナイツ』は11月、TOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月16日モデルで歌手の西内まりや、モデルの今井華らが6日、東京・六本木ヒルズ アリーナで行われた映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(7月10日公開)のジャパンプレミアに登場した。来日中の主演俳優シュワルツェネッガー、ヒロインのサラ・コナー役のエミリア・クラークを一目見ようと、会場には約600人が集結。熱気が高まる中、"ターミネーター30周年記念大使"を務める西内まりやがレッドカーペットに姿を現した。西内は、花柄のミニスカートのワンピース姿で、美脚を披露。カーペット沿いの観客に「まりやちゃん」などと声をかけられ、握手やサインに応じていた。フジテレビ系『テラスハウス』の元メンバーでモデルの今井華は、"ニューキャマー系美男子"として話題のGENKINGと共に登場。谷間をのぞかせたセクシーなドレスで、カーペットに華を添えた。そのほか、モデルの藤田ニコルと大倉士門、T-800ターミネーターへのオマージュが多くみられる『妖怪ウォッチ』のキャラクター"ロボニャン"らも登場。その後、エミリア・クラーク、最後にシュワルツェネッガーが現れると、会場の熱気はさらに上昇した。西内は、ステージ上にも登壇。子供の頃から憧れていたというシュワルツェネッガーに「ずっと自分の中でのヒーローでした」と思いをぶつけた。そして、シュワからのキス&ハグのプレゼントに、「胸がいっぱい」と感激しきりだった。(C)2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2015年07月06日広島県・中区の広島県立美術館は、原画や映像など様々な角度から、藤子・F・不二雄の世界を紹介する「生誕80周年記念 藤子・F・不二雄展」を開催する。会期は7月18日~9月6日。開館時間は9:00~17:00(金曜は20:00まで、入館は閉館の30分前まで、7月18日は10:00から)。料金は一般1,200円、高・大学生1,000円、小・中学生600円。同展は、46年に及ぶまんが家生活の中で、ドラえもん、パーマン、エスパー魔美、オバケのQ太郎など、数々の人気キャラクターを生み出し、こどもたちのために、SF(すこしふしぎ)な物語を描き続けた藤子・F・不二雄の生誕80周年を記念して制作された展覧会。原画や、少年時代に藤子不二雄Aと手描きで制作した自作まんが冊子「少太陽」をはじめ、室内型4Dプロジェクションマッピングを体感できる「SF(すこしふしぎ)シアター」、体験型フォトスポット「なりきりキャラひろば」などで、作品世界を体感することができる。展示内容の詳細は、「原画の部屋」コーナーにて「ドラえもん」、「オバケのQ太郎」、「パーマン」、「ウメ星デンカ」などの第1話を中心とした貴重な原画を展示。ほかにも、カラー原画やSF短編の扉絵特集コーナーなど、さまざまな作品を見ることができる。また、「オバケのQ太郎」の初期のモノクロアニメも上映される。また、藤子・F・不二雄が藤子不二雄Aと少年時代に制作した、貴重な自作まんが冊子「少太陽」が展示される。この冊子は、手彩色のカラー表紙に始まり、長編まんが、短編まんがをはじめ、絵物語、小説、さらには次号予告、広告、読者欄まで、全て手描きで制作されており、今回は、オリジナル冊子が展示されるほか、5月号と新年特大号の全頁を画像で鑑賞することができるようになっている。また、藤子・F・不二雄の仕事場をイメージした部屋に4Dプロジェクションマッピングを投影するアトラクション感覚の体感映像シアター「SF(すこしふしぎ)シアター」や、作品世界に入って、人気キャラクターと一緒に撮影できる体験型フォトスポットが用意されるなど、見るだけでなく体験して楽しむことができる展覧会となっている。そのほか、関連イベントとして、人気キャラクターとの握手会が開催される。開催日はドラえもんが7月18日・7月25日・8月12日、パーマンが7月19日・7月26日・8月29日、オバケのQ太郎が7月20日・8月11日・8月30日となっている。開催時間は各日、9:30、11:30、15:00の3回(7月18日と7月25日は11:30と15:00の回のみ)。各回先着50名で、30分前より1F受付で整理券が配布される。また、ホームページ、ブログ、ツイッター、フェイスブックなどで同展のPRに協力できる一般の観覧者は、7月24日17:00~19:30に限り同展へ無料で招待されるウェブレポーター企画も開催される。
2015年05月25日その格好良さ、その知的さ、その色っぽさ、イケメンという表現では足りないほどの魅力を持った俳優・古川雄輝。その類い稀なる魅力を活かし、すでに「イタズラなKiss~Love in TOKYO」(ドラマシリーズ)などで人気を博している彼が、新作映画『脳内ポイズンベリー』でこれまでとは少し違うイケメン役に挑んだ。演じるのはヒロイン・いちこ(真木よう子)が恋する相手、年下のアーティスト、早乙女23歳。似ているけど似ていない!?早乙女を通して見えてくる古川さんの素顔──。「台本を読んで感じた早乙女像は、子供っぽいところがある、つき合うにはいいけど結婚には向いてない、すぐに感情を表に出してムスッとしてしまう、連絡がテキトーなどですが、実はキャラクターとして共感できる部分もあるんです(笑)。僕もすごく子供っぽいところがあって…たとえば、ホイコーローを食べるシーンで早乙女はキャベツをよけて食べるんですけど、僕も20歳までまったく野菜が食べられなかった。ああ、一緒だなぁって(苦笑)。あとは、大人の男性なら顔に出さずにスマートに振る舞うところで感情を出しちゃったりするし、マイペースだし。そういうところは自分と一緒だったのでそのまま活かして演じています」。クールなイメージが強いだけに早乙女的な一面はかなり意外。けれど、好きな女性にすべてを“合わせる”ことは「ないですね」ときっぱり言えるのは何だか格好いい。「僕は僕なので、すべてを相手に合わせることはしないです。この映画でもいちこさんは早乙女に合わせすぎて、けっきょく疲れ果ててしまって、2人の関係は悪い方へ行ってしまう。だから無理矢理自分を変えることはしたくない。でも、もしも僕がいちこさんだったとしたら、早乙女ではなく断然、(恋敵である)越智さんを選びますね」。その理由を聞くと、子供っぽいと言うのはやはり謙遜で、いやいやどうして素敵な大人にしか見えない。そこから古川さんの恋愛観、結婚観が見えてきた。「女性の年齢によって付きあい方って変わってくると思うんです。いちこさんは30歳。一般的に30歳前後の女性とつき合うなら結婚を意識するべきだと僕は考えていて。というのも、僕がいちこさんと1年間つき合ったとすると、いちこさんの30歳から31歳までの時間を奪ってしまうわけですから、つき合うときにちゃんと将来を考えて責任を持つべき。だから、越智さんがおすすめなんです(笑)」。古川さんが「絶対、越智さん」というように、観客はいちこを通して、自由な年下アーティストの早乙女か、それとも頼れる年上の編集者の越智さんか、2人の男を天秤にかける。そんないちこの恋愛模様が描かれるのが現実パート、いちこの頭の中を描くのが脳内パート。面白いのは、原作から引き継いで描く脳内会議──理性、ポジティブ、ネガティブ、記憶、衝動、5つの思考=キャラクターたちがいちこの頭のなかに存在し会議をする。とても斬新な設定がみどころだ。「僕は現実パートだったので、脳内パートの撮影風景は見ていなかったんですが、完成した映画を観てものすごく面白いなぁと驚きました。あと、女性って…と思ったのは、思ったことを相手に言わずに脳内会議してしまう心理ですね。女性のみなさんは「察してほしい」と言うけれど、男はバカだから察することはできない。僕は無理ですね(苦笑)。早乙女のセリフにもありましたけど、言ってくれないと分からないんです…」。男は女の生態を、女は男の生態を垣間見るという意味でも、この映画は実に面白い。それが色濃く表れているとてもユニークなシーンがある。30歳になったいちこに向かって早乙女が、「ないわ~」と言うシーン。早乙女的には「30歳にはぜんぜん見えないね」という、いい意味の「ないわ~」であるのに、いちこは勝手にネガティブな意味として捉え、あれこれ妄想してショックを受ける。コメディ要素の強いシーンでもある。古川さんに課せられたのは「ないわ~」のセリフをアドリブで演じること。「あのシーンはアドリブも含め20テイク以上撮りました。実際の早乙女じゃない、いちこさんの妄想のなかでの早乙女を演じるので、不思議な感覚でしたね。そのシーンは僕ひとりでの撮影。真木さんはその日の撮影を終えていたので、てっきり帰られたと思っていたら、実はモニター脇でずっと見ていたらしくて…。“古川くん、あんな(にヒドイ)こと思っていたんだね…”って。もう、なにも言い返せなかったです(苦笑)」。そんな見たことのない古川さんの演技を引き出したのは、佐藤祐市監督。「いつか仕事をしてみたかった」と喜ぶ反面「今までやったことのない挑戦もあった」と苦労を語る。「今回は演技プランを考えずに現場に入ったんです。それは初めてのこと。いつもは、こうきたらこう、この動きならこう、このセリフなら…とあれこれ考えてプランを練っていくんですが、僕が演じるのは現実パート、自然体で演じなくてはならない。加えて、監督からの指示がものすごく多くて、かつ細かかったんです。目線、手の動き、身体の角度、仕草…監督の細かい演出にひとつひとつ応えていくことで早乙女になっていきました。正直、決して楽しいとは言えなかったけれど、完成した映画を観ると、ちゃんとスクリーンの中に早乙女がいる。新しい演じ方を経験させてもらいました」。演技の幅を広げた古川さんは現在、中国、アメリカ、イギリスなど海外にも活躍の場を広げている。彼がこの先に目指すものは何なのか──。「引き出しの多い俳優になりたいというのがひとつ。あと、帰国子女なので英語を活かした仕事もどんどんやっていきたいんです。海外に住んでいるときに思ったのは、洋画に登場する日本人役をなぜ中国系の役者さんがカタコトの日本語で演じているんだろう?どうして日本人の俳優が演じないんだろう?という疑問。なので、そういう場でも活躍していきたいです」。(text:Rie Shintani/photo:Nahoko Suzuki)
2015年05月07日『GOEMON』『CASSHERN』で映画監督を務め、数々のミュージックビデオの制作や、写真 、CM 、広告・雑誌のアートディレクションなどを手がける紀里谷和明が主導する社会派映像制作プロジェクトの第2弾が始動、クラウドファンディングにて支援者を集っている。紀里谷監督の熱い思いのもとに、数々のクリエーターが集結してスタートされた本プロジェクト。世界中の様々な社会問題に光を当て、人々の価値観を揺さぶる映像制作を行っていく。第一弾では「毛皮」をテーマに、毛皮製品生産の実態を映像化。衝撃的な内容が話題を呼び、クラウドファンディングにて目標資金調達額をはるかに超える1,825,020円を集めた。第二弾となる今回は、「子供」をテーマに、いじめ・虐待などの問題に向き合う作品を制作する。クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」にて、「社会問題に鋭く切り込む映像プロジェクト第ニ弾!子供を取り巻く闇をあなたは知っていますか?」と題されたプロジェクトがスタート、支援者を募集している。昨年のこどもの自殺数は538人、うち学校問題と原因を明らかにしているものが167人、家庭問題としているものが82人だという。「数字だけでみても、こどもたちの悲鳴が聞こえる気がします。大人が回す社会から、閉ざされている子どもの孤独に、耳を傾けるところから、はじめませんか。」という問いかけともにスタートした本プロジェクト。紀里谷監督がどのような視点で映像を届けてくれるのかに注目したい。(text:cinemacafe.net)
2015年04月24日フジテレビ系人気バラエティ「テラスハウス」出演者でアーティストの今井洋介が、クリスマス・イヴの12月24日(水)、東京都内で著書「100kgだったボクがポジティブになれたやせごはん」の出版記念イベントを開催。自ら選んだサンタ・コスプレで登場し、現在のスタイルからは想像がつかない肥満体型時代をふり返った。今井さん自らが考案し、体重100キロから半年で35キロの減量に成功した際に実践していたダイエット・レシピを収録した同書。発売に今井さんは「出版おめでとうございます、マイセルフ」と自分を自分で祝福し、「脇も股も擦れて、口癖は『ふ~っ』だった。擦れる場所に絆創膏を貼って、中腰で歩かないといけない。なぜなら真っ直ぐ歩くと擦れて痛いから。森で散歩したら捻挫するし最悪だった。医者にも『デブ』って言われて」と肥満体型時代の思い出を赤裸々に明かした。肥満体型時代は外食がメインだったそうだが「食事はすべて自炊に変えて、自分の体を実験台にしてヘルシーな料理を作りました。カロリー・コントロールをやり始めたら簡単に絞れることが分かった」とそのダイエット方法を紹介。体重100キロ時代の写真が映し出されると「100キロって大変なんですよ。これ“今井さん”ですよ。この時に『テラスハウス』に応募しなくてよかった」と自虐的に笑いを誘っていた。今井洋介・著「100kgだったボクがポジティブになれたやせごはん」は全国の書店にて発売中。(text:cinemacafe.net)
2014年12月24日KADOKAWA メディアファクトリー ブランドカンパニーは12月19日、『100kgだったボクがポジティブになれたやせごはん』(今井洋介著/税込1,296円)を発売する。著者は、10月に終了したフジテレビ系『テラスハウス』の元レギュラーメンバーの今井洋介さん。最近では、過去に体重が100kgもあったことを告白し話題となった。同書では、半年で35kgのダイエットに成功した際の"奇跡のダイエットレシピ"を紹介する。今井さんは調理師免許も持っており、本格レシピがそろっているという。出版記念イベントも開催し、今井さんも自身のブログで「一人でも多くの人にあいたいのでみんな会いに来てね☆☆☆」と参加を呼びかけた。日程および詳細は今井洋介オフィシャルサイトにて確認できる。
2014年12月18日好きな男子がいるけれど、私は女友達としてしか見られていない。友達としての期間が長くっていまさら告白するのは怖い・・・そう思うなら彼の「雄スイッチ」をなんとかオンにする必要があります。友達ではなく女として意識してもらい、最終的に彼からの告白をゲットするのです。今回は男子が「ただの女友達を女として意識した瞬間」を調査しました。彼を他の女子に取られてから後悔しないようにしましょうね。■1.ブラ紐を直す「なんとも思っていなかった子と待ち合わせしてたとき。時間に遅れて走ってくる女友達が肩からずれたブラ紐を直してるのを見て女を意識したことがあります。ワキチラとかそういうわざとらしくないのがいいんじゃないでしょうか」(26歳/商社)ケンドーコバヤシさんがバラエティ番組で同じことを言っていた気がします。ふと紐を直した女性と目が合ったあとすごく恥ずかしそうにうつむく姿がよかった、と。あからさまに見せつけるのではなく「あっ、やだ・・・」というかんじでしょうか。■2.似顔絵を描く「休み時間に『絵描くの得意だから似顔絵かいてあげる~』と女友達が言い出したんです。チラチラと僕の顔を見つめながら一生懸命絵を描く姿を『イイ!』と思いました。ふだん笑った顔しか見たことなかったので」(23歳/SE)たしかに真顔を見せる機会というのはなかなかないかも。ギャップに女を感じたパターンですね。実際画力がなくとんでもない似顔絵になったとしてもそれはそれで話のネタになるはずなのでまずはチャレンジすべし。■3.お風呂上がりに会う「夜レジュメの受け渡しのために女友達の最寄り駅で会ったとき、お風呂上がりだったみたいで超いい匂いがしました。本当に15年来の友達だったんですけど、『コイツも女だったんだなあ』とドキドキしました」(21歳/学生)お風呂上がり(+すっぴん・薄化粧)、という特別な存在にしか見せない姿と匂いは男子をグッとさせるようですよ。レジュメ・本・CDなどちょっとした物の貸し借りにかこつけてお風呂上がりに彼と会ってみてはどうでしょう。■4.空元気にふるまう「いつも元気でムードメーカーな同僚が明らかに沈んだ雰囲気で。心配になって声かけても『大丈夫、何でもないよ』って明らかに空元気で、力になりたいって自然に思ったよ」(25歳/金融)男子の「助けたい・守ってあげたい」欲を刺激するのも効果的なよう。ありもしない心配事をねつ造するのはちょっと違う気がしますが、何か辛いことがあったときは我慢せずしおらしく表に出してみるのがいいみたいです。■おわりにいかがでしょうか。現状が完全な友達関係だとしても彼が男性である以上、そしてあなたが女性である以上、付き合える可能性は十分にあります。そ知らぬ顔で彼の「雄スイッチ」を隙あらば狙い続けていけば、いつかかならず「カチッ」と音のする日が来るでしょう。(倉持あお/ハウコレ)
2014年08月01日フジテレビ系リアリティ番組『テラスハウス』を卒業し、その後も“ギャル”注目のファッションブランドのプロデューサーなどを務める、モデルの今井華が19日、都内で自身初のパーソナルブック『it GAL』の発売記念イベントを行った。【写真】筧美和子、三角ビキニで“限界セクシー”挑戦自身もモデルとして活躍していた雑誌『egg』をはじめ、『小悪魔ageha』などが相次いで休刊し“ギャル文化”の衰退がささやかれている昨今。渋谷を拠点に活動している今井は、同話題について、「なんとも思ってませんし、ギャルはいなくなってない!」とキッパリ。「正統派、お姉さん系、強めのギャルとか細分化されことによって皆さんがいなくなったと思っただけで、渋谷に行けばまだ全然いる」と現状を明かした。それでもギャル雑誌の休刊については「正直ショックですし、あそこ(『egg』『小悪魔ageha』など)はギャルの登竜門だった…」とがっくり。「SNSが発達してしまい雑誌を見なくてもギャルと交流できるようになった」ことが原因だと持論を語り、「雑誌の復活」を切に願っていた。私服スナップやメイク術などモデルとしての一面から自宅公開などプライベートな部分まで収録した同ブック。今井はお気に入りのページで“セミヌード”カットを紹介すると、「ギャルでエロい。略して“ギャロい”です!」と満面の笑みでアピールしていた。
2014年07月19日※画像は、OFFICIALBLOGERIKOIMAIよりGU、沖縄に初上陸元SPEEDの今井絵理子さんが、オフィシャルブログに「GUスタイル」と題して2回にわたってエントリーを行っている。2013年9月20日に沖縄初となるGUがオープンし、そのオープニングセレモニーに出席をした際の投稿だ。今井さんは、13歳でSPEEDとしてデビューをし、2000年にSPEEDが解散をした以降も、ソロとして活動を行っている。現在は、SPEEDが再結成されており、ソロ活動を合わせての活動となっている。今井さんの長男が感音性難聴であることを告白して以降、ろう学校での活動をしたり、手話での仕事をしたりと、活動の幅を広げてた。キュートな今井さんの安カワファッションGUは、ユニクロなどを運営する株式会社ファーストリテイリングの完全子会社である、株式会社ジーユーのブランド。ユニクロよりさらに低価格でカジュアルな衣料品の販売を行っている。2010年以降は、東京・大阪に旗艦店をオープンさせ、以後次々と新店をオープンさせている。ブログでは、30歳で9歳の子供がいるようには見えない、キュートなカジュアルスタイルを公開している。2013年9月20日のオープニングセレモニーでは、GUファッションを着てのライブやトークショー、サイン会などが行われた。独特の文化のある沖縄でも、GU旋風が駆け巡る。【参考】▼OFFICIALBLOGERIKOIMAI▼GU(ジーユー)くっさ~い●●に、彼は萎えてる!まだまだ蒸すこの季節にケアが必須な部位とは?(9月23日)9月中なら「月額2,980円」であなたも今日からスベスベ芸能人ボディになれます!(9月16日)30代女性に向けたブログメディア、「ANGIE」が登場。仕事や恋愛で悩みが多いこの世代に、楽しく生きるためのヒントを提案。(7月29日)元の記事を読む
2013年09月25日中村勘九郎と今井翼が初共演する舞台、新橋演舞場11月公演『さらば八月の大地』の製作発表が9月23日、都内で行われ、中村、今井をはじめ、檀れい、木場勝己ら出演者と、演出の山田洋次、脚本の鄭義信が会見に顔を揃えた。舞台『さらば八月の大地』チケット情報1944年の満州映画協会撮影所を舞台に、映画作りに情熱を燃やす日中のふたりの若者、助監督の張凌風(中村勘九郎)と撮影助手の池田五郎の厚い友情を描く作品。中国人女優・陳美雨に檀れい、満映理事長に木場勝己が出演する。会見では、勘九郎が今井との初共演にふれ「家族全員共演しているんです。弟(中村七之助)も妻(前田愛)も父(故勘三郎)も共演していて、僕が一番最後。今回、ガッツリ組まさせてもらいます」と意気込みを。今井は勘九郎について「お父様の雰囲気をすごく感じます」と話しながら、10代の頃に大河ドラマ『元禄繚乱』で勘三郎(当時は勘九郎)と共演したことを振り返り、「勘三郎さんから励みになる言葉をいただいて、得たものもたくさんある。息子さんである勘九郎くんと共演できるのは、とてもありがたいこと」とコメントした。満映のあった長春で少年時代を過ごしたという山田は「やがて松竹の撮影所に入ることになり、そこには満映帰りのスタッフもまだたくさんいた。たぶんあの時代と満映の撮影所の雰囲気は非常に似ているんじゃないかと思う。あの頃の僕の青春時代を想起しつつ、日本の戦争と敗戦という重い歴史を底に沈めるようにして作品を作り上げていきたい」、脚本の鄭は「人種とか民族とか、そういう壁を映画は軽々と乗り越えることができるのではないいかと僕は信じている。そういう意味で山田監督と今回ご一緒できて本当によかったと思う」と、それぞれ舞台への意気込みと期待を話した。公演は11月1日(金)から25日(月)まで。チケットの一般発売は9月25日(水)午前10時より。
2013年09月24日テレビ番組出演の人気モデルが異例の発表フジテレビ系で現在放送中のテレビ番組「テラスハウス」に出演している、人気ファッションモデルの今井華が、同番組で雑誌「egg」(大洋図書)から卒業し、「JELLY」(ぶんか社)へと移籍することを明らかにした。番組内で発表されることは極めて異例で、話題を呼んでいる。今井は「egg」専属モデルとして、ティーンとは思えないセクシーな魅力、クールビューティーなルックスで人気を博した。また、男女の共同生活を追う新感覚番組として放送されている、この「テラスハウス」内では、意外にも料理上手な一面をみせ、そのギャップに驚かされたという視聴者も多い。今後は“ジェリガ”として活躍へ今井によれば、すでに発売されている「egg」4月号で同誌を卒業したのだという。そして、3月16日発売の「JELLY」で、新ジェリガとして、同誌専属モデルデビューを果たしているそうだ。今回の移籍は、デビュー掲載となる雑誌の発売前に、テレビを通じて発表されたことから、ファンらの間でも、とくに大きな驚きをもって受け止められているようだ。この番組等で、さらに注目度をアップさせてきている彼女でもあり、今後ジェリガとしてさらなる活躍をみせてくれることを期待したい。元の記事を読む
2013年03月12日クライヴ・オーウェンが、宇多田ヒカルの元夫である紀里谷和明監督の最新作『The Last Knights』(原題)でモーガン・フリーマンと共演することが決まった。『キング・アーサー』、『エリザベス:ゴールデン・エイジ』などでも騎士役を演じてきたクライヴだが、マイケル・コニーヴェスが脚本を執筆する本作でもナイトの役柄を演じることになるという。『GOEMON』などの日本映画界で映像美を追求してきた紀里谷監督がメガホンを取る本作は、腐敗した皇帝とその一味を捕らえて殺された師の敵討ちをする騎士団の物語で、製作が難航しているキアヌ・リーブス主演のハリウッド版忠臣蔵『47RONIN』と同様のストーリーラインになると見られている。ルカ・プロダクション・インターナショナル社が製作を担当する同作は、今月からチェコ共和国でクランクイン予定。クライヴは今後も『Blood Ties』(原題)などの新作が控えており、一方のモーガンは現在、マイケル・ダグラス、ケビン・クライン、ロバート・デ・ニーロらと共演するコメディー作品『Last Vegas』(原題)を撮影中だ。■関連作品:GOEMON 2009年5月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009「GOEMON」パートナーズ
2012年11月05日温泉、海、山、川。自然に癒される土地ながら、週末を使って1泊で行けちゃう人気観光地、伊豆。そんな伊豆で78年間の歴史を築く老舗旅館「今井壮」の宿泊プランを、ウーマンエキサイトがプレゼントする。温泉街ならではのゆったり感をいっそう満喫できるよう、朝はチェックアウトまでゆっくり過ごせるようになっている。その名も「朝寝坊プラン」。朝食は好きな時間に、今井浜海岸を一望する眺めの良いラウンジでゆっくりいただける。メニューは「おにぎり朝食」「コンチネンタル ブレックファスト」から自由に選べる。お部屋は、オーシャンビューのゆったりと広い和室でリラックスに恰好の空間。日の出・日の入り刻の海が見せる表情も絶景だ。2日間、温泉と老舗旅館のおもてなしを自由に楽しもう。 応募はこちら お問い合わせ:今井荘 tel.0558-34-1155 公式サイト
2012年09月18日9月3日「ドラえもん」の誕生日にオープンした『川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム』。ここは、『ドラえもん』や『パーマン』でおなじみの藤子・F・不二雄さんの「SF-すこしふしぎ-」な世界が楽しめる、ママにイチオシのおでかけスポット。前回の 「見る」 に続いて、今回は「遊ぶ」!をテーマに、親子で楽しく遊べるポイントを編集部がご紹介します!■いろんな「すこし不思議」を体感できる 「みんなの広場」2階のメインスペース、みんなの広場には、「SF-すこしふしぎ-」を実際に体験できるアイテムが揃っている。広場の中央に置かれた『ひみつ道具アーカイブス』は、パネルをタッチすると「ひみつ道具」がランダムで飛び出してくる、未来っぽいスペース。飛び出してきたひみつ道具の使い方は、アニメーションを交えてキャラクターたちが教えてくれる。パネルをタッチするだけなので、子どもでもカンタンに操作できるのが魅力。ちなみに、ひみつ道具は「タイムふろしき」など全部で約30種類を揃えている。続いて『映画ドラえもん のび太の宇宙開拓史』の世界が楽しめるトンネルも見どころのひとつ。天井にのび太の部屋の畳がある不思議な空間で、劇中の星開拓民の少年ロップルの宇宙船とのび太の部屋がつながるワンシーンを再現。トンネルは子どもが入りやすい小さなスペース。壁にはキャラクターが描かれているので、どんな絵が描かれていたか探してきてもらうのも楽しい遊び方だ。■小さなお子さんが思う存分遊べる 「キッズスペース」みんなの広場のそばには、未就学児が利用できる遊びスペースもある。雲の上の世界をイメージしたかわいい空間で、木のおもちゃなどの遊具を自由に使って遊べるのがポイントだ。中央にいるドラえもんやソファにはクッション素材を使っているので、幼稚園前の小さな子どもも安心して遊ぶことができる。キッズスペースの正面には、まんがが読める『まんがコーナー』もある。目印はカラフルなソファと、ドラ焼きを食べながらまんがを読むドラえもん!ここに来ると、子どもはもちろん、ママも幼少時代に戻って、『ドラえもん』を読み込んで時間が経つのを忘れてしまいそう。■のび太やジャイアンたちが遊んでいた「はらっぱ」はらっぱは、3階の屋外にある庭園。いろいろなキャラクターに出会える広々とした空間だ。藤子作品でたびたび登場する広場の土管や、映画に登場した恐竜のピー助、そして目玉は誰もが一度は欲しいと思ったはずの「どこでもドア」が!!ほかにも、はらっぱにはあちこちに「アッ!」と驚く仕掛けがあるので、じっくり探索してみるのもオススメ。ミュージアムカフェを併設しているので、天気のいい日は、はらっぱでテイクアウトしたメニューを味わうのも楽しい。Mama’s Point!! ママに優しいポイントキッズスペースの入口には授乳室を設置。白を基調にした、落ち着く空間だ。ソファやベッド、水道などを完備しているので、授乳やお着替えにも活用できるママにうれしい。次回は「食べる&買う」をテーマにオススメポイントを案内!前回の 「見る」レポートはこちら! ≫ (c)Fujiko-Pro※「オバケのQ太郎」は、藤子・F・不二雄、藤子不二雄(A)の共同著作物です。『川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム』所在地 :神奈川県川崎市多摩区長尾2-8-1開館時間:10:00~18:00休館日 :毎週火曜日、年末年始(12月30日~1月3日)入館料:大人・大学生1000円 高校・中学生700円 子ども(4歳以上)500円※3歳以下は無料チケットは日時予約制。入館時間は10:00 /12:00 /14:00 / 16:00 の1日4回。チケット購入方法全国のローソン各店で購入可能。お問い合わせ:川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム お問い合わせダイヤルTel. 0570-055-245 (9:30~18:00)取材/齋木 香奈美
2011年09月07日