NHKのラジオ番組『らじらー!』(ラジオ第1、毎週土 午後8:05~11:00、日 午後8:05~11:00)で土曜8時台のMCを担当する、Hey! Say! JUMPの伊野尾慧さんの発言がネットで話題になっています。12日の放送中、「10代のうちにやっておいたほうがいいこと」とのトークテーマに対し、同じくMCを担当する八乙女光さんは「恋」と発言。「恋!あのねぇ、告白をね男らしくしたことが10代の時なかったのね。だから成功しても失敗してもズバッとやっておけばよかったかなぁ……」出典:一方で、伊野尾さんは「勉強」とコメント。さらに、「大人になってからあんとき勉強しておけばよかったなあって思うことたくさんある」と続けました。これに対しツイッターでは、・めちゃくちゃわかる。今からでも学べるけど、若いうちにもっとやっておけばって思う。・伊野尾くんは自分の意志をしっかり持ってるし周りに囚われないし自分がどうするべきなのかちゃんと考えてるし周りとのバランスがとれるし人が傷つくようなこと言わないし間違いを正すことができる。地頭がいいってこういう人を言うんだなって思う・大学4年間アイドル生活を切り捨て気味で勉強してた伊野尾くんがまだまだ勉強したかったと思い返すと言う言葉は重みがある。・伊野尾くんはすでにたくさん勉強したと思うけどさらにもっと勉強しておけばよかったと思うとはなんて向上心が高いんだろう…伊野尾くんには本当に尊敬と敬服です。など、伊野尾さんの言葉に説得力を感じる人が続出。2001年、11歳の年にジャニーズ事務所に入所し、2007年にはHey! Say! JUMPのメンバーに抜擢され、同年11月にCDデビューを果たした伊野尾さん。人気者として多忙な日々を送りながらも、2013年春、明治大学理工学部建築学科を卒業した高学歴アイドルでもあります。「10代の子たちも聴いているからね」とフォローを入れながら、発言する伊野尾さんに感動するファンも多数いたようです。同時に伊野尾さんと同じ世代やそれより上の大人ファンも、「自分もがんばろう!」とやる気になった様子。今後もいろいろな番組で、視聴者に気づきと刺激を与えてくれる伊野尾さんの活躍から目が離せません。画像/Shutterstock
2019年01月12日Hey! Say! JUMPの伊野尾慧(28)が9月13日、レギュラーを務めるフジテレビ系情報番組『めざましテレビ』に生出演。芸能活動を引退することを発表した所属事務所の先輩・滝沢秀明(36)について言及した。13日未明、滝沢と今井翼(36)からなる男性デュオ・タッキー&翼が、今月10日に解散したことを事務所が発表した。滝沢は年内で芸能活動を引退し、舞台やコンサートのプロデュースに専念することを報告。今井は所属事務所を退所し、患っているメニエール病の治療に専念するという。電撃発表から一夜明け、伊野尾は「これは正直驚きました」と滝沢の引退について番組内で言及。「本当にたくさんタッキー&翼さんのバックダンサーにつかせていただいたので、正直、本当に寂しい気持ちもあります。一番近くで見ていた先輩でした」と心境を明かした。今後、主にジャニーズJr.の育成に力を入れていく滝沢については「これまでもプロデュースだったり、出演されている舞台を演出されてきた。そこに専念するという、本当に覚悟をもって挑むんだなと後輩ながらに感じました」と伊野尾。つづけて「僕らもジャニーさんの後継者だと思ってもっともっと頑張らないといけないと思いました」と気を引き締めた。「(滝沢が)どういった世界、どういった舞台を作り上げていくのかた楽しみです」と期待しつつも「まだまだ正直、テレビだったり、コンサートだったり、舞台に出演する姿を見たかったという思いもあります」と引退を惜しんだ。深夜に報道されて以降、ツイッターでは“タッキー”がトレンド入り。ファンからは「時代が終わっていくんだなあ」「タッキー&翼おつかれさまでした」という反応や「受け入れられない」「やっぱり悲しい」と電撃発表に困惑する声もあがっている。
2018年09月13日どんなに仲のいい夫婦でも、喧嘩をしない夫婦はまずいないと思います。「喧嘩するほど仲がいい」という言葉があるぐらいですし、喧嘩をすること自体が問題、というわけではありません。しかし、些細なことが原因で毎日喧嘩ばかりしていたり、喧嘩をしたことで尾を引いて冷戦状態に⋯⋯となると、考えもの。今回は、些細なことが原因で夫婦喧嘩をしたとき、尾を引かない対処法をご紹介します。些細なことが原因で喧嘩をした場合は「喧嘩をし続けない」ことが大切夫婦喧嘩の原因は冷静になってみると些細なことであっても、喧嘩をしている最中は重大で深刻な問題に感じられるものです。些細なことで喧嘩をしたはずが、いつの間にか離婚問題にまで発展していた。そんな事態に陥らないためにも、「喧嘩をし続けない」ことが重要になってきます。喧嘩を続けてしまうと、言ってはいけないことまで言ってしまう喧嘩を続けていくうちに、感情に任せて、相手にひどいことを言ってしまったりしますよね。それがあとから笑い話になるようなものならいいのですが、取り返しのつかないような暴言が口から出てきてしまう場合もあるのではないでしょうか。「あなたは昔からダメだった」、「あなたなんかと結婚しなければよかった」、「もう私たちの関係は終わりだね」⋯このようなことを言ってしまうと、夫婦仲に亀裂が走りかねません。だからこそ、些細なことが原因だったとしても、いつまでも喧嘩を続けてはいけないのです。喧嘩を続けないために、少しの間だけ距離を置くことが効果的喧嘩を続けないようにするとはいっても「じゃあ、もう喧嘩はやめよう」と言ってやめられるほど簡単に解決することではないですよね。夫婦二人ともがまだ興奮している状態なら、どちらかが家を出るなど、距離を置くことが効果的です。家を出るといっても、別居前提の家出、のような、大がかりなことではありません。近くを散歩したり、喫茶店に行ったり、気分転換をするといった“少しの間だけ”距離を置くために数時間程度、家を出るのです。深夜に喧嘩をして どこにも行くところがない⋯というような場合にも、ちょっとトイレに行くなどして短時間でも喧嘩をしている状況から離れてみましょう。少しの間だけ距離を置くということは、とにかく喧嘩をし続けないための有効な手段になります。喧嘩で尾を引かないためには「頭を冷やす」こと一人になることができたら、まずは喧嘩の原因を考えてみましょう。冷静になると「なんであんなくだらないことで喧嘩になってしまったのだろう⋯」と感じることもあるはずです。そう感じられたのであれば、もうその喧嘩はほとんど解決しています。あとは、仲直りをするだけです。とはいえ、仲直りをするにも、どうしても相手に対しての怒りがおさまらないというときもありますよね。次に、そんな時の「喧嘩の怒りをおさめるための対処法」を二つ紹介します。喧嘩の怒りをおさめるにはどうすればいい?(1) 親しい友人などに話を聞いてもらう親しい友人などに話を聞いてもらうと言うというのも、一つの対処法です。ただし、友人の都合を考えず、しょっちゅう愚痴ばかり言っているような、迷惑なやり方は考えもの。友人から敬遠される元になりますので気をつけましょう。また、未婚の友人からしてみれば、既婚者ならではの愚痴をこぼされても、対応に困ることがあります。望ましいのは、些細な結婚生活の不満を言い合えるような、既婚者同士の友人に話を聞いてもらうことです。友人に自分の気持ちが理解してもらえれば、少しずつ気持ちもおさまってきますし、時には第三者である友人からのアドバイスであなた自身の反省点も見つかるかもしれません。(2) 夫との幸せな思い出を思い出すこれは話を聞いてもらえる相手がいないときなどに、自分だけでできる対処法です。最初から全く愛がない結婚をしたというわけでもない限り、幸せな思い出というものは、夫婦には必ずあるはずです。喧嘩になってしまったときこそ、幸せな思い出をあえて思い出すことも、怒りをおさめるための対処法になります。「あのときはあんなに幸せだったのだから、また幸せに暮らしたい⋯⋯」そう考えて、怒りをおさめましょう。最後に些細な喧嘩というのは、そもそもどちらが悪いということがない場合も多々ありますよね。どちらかが謝ればいい、という問題ではないときに、直接「ごめんなさい」とは言いにくいということもあるでしょう。そんなときには、LINEなどを利用して「私も言いすぎた。ごめんなさい」といった文章を送るというのも、一つの方法です。直接だと言い合いになってしまうときでも、文章ならばワンクッションを置くこともできます。文章ならば、素直になって謝罪の気持ちを伝えることもできるでしょう。喧嘩をしてしまうこと自体は仕方のないことですが、いつまでも引きずるよりも、仲良く暮らすことが夫婦にとっては一番。些細な原因で喧嘩をしてしまったときの対処法を、自分の中で見つけておけるといいですよね。written by 大久保 舞
2018年08月25日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの伊野尾慧が、20日に放送されるTBSラジオ『伊集院光とらじおと』(毎週月曜~木曜 8:30~)にゲスト出演することが決定した。伊野尾は10時からのゲストコーナー「伊集院光とらじおとゲストと」に登場し、パーソナリティの伊集院光とトークを繰り広げる。デビュー当時から現在までの活動の振り返って思うことや、新たな時代を迎えるにあたっての今後の目標はもちろん、グループのメンバーについての話なども明かされる予定だ。また、Hey! Say! JUMPは22日にニューアルバム『SENSE or LOVE』をリリースする。
2018年08月16日ドラマ『トーキョーエイリアンブラザーズ』(日本テレビ・毎週月曜24時59分〜、Huluでも配信)で、Hey! Say! JUMPの伊野尾慧(28)とA.B.C-Zの戸塚祥太(31)が演じるちょっとおかしな宇宙人が話題に。そこで、宇宙人の兄弟を演じる2人が語り合ってくれました!戸塚「伊野尾ちゃんと意外と相性いいって、わかった♪」伊野尾「ね♪兄弟役をやってみて、いいね〜って。理想のお兄ちゃんは、とっつーだな!」戸塚「2人の間には特別な絆が生まれたと思ってるよ。でも、俺だったら、理想のお兄ちゃんは岡田准一くんかな〜。強いし、いろんなことに対して知識も深いから教えてもらえそう!」伊野尾「強そうなの、わかる!」物語は、宇宙人の兄弟が地球移住計画に向けた現地調査を開始。冬ノ介(伊野尾)には、兄・夏太郎(戸塚)に仕事と恋人をゲットさせる、というミッションが課せられるのだが……。戸塚「今回の役は兄なのにダメダメ。冬ノ介に慕われるというより、リードされ、教えてもらう感じ。だけど後半は弟を心配する兄貴っぽい面もあったりする。そんな兄弟なのが面白かった!冬ノ介は伊野尾ちゃんと同じく愛されキャラだよね」伊野尾「俺の愛されポイントはやっぱり顔かな〜。顔が整っていて、キレイなので!(笑)」戸塚「そういう発言をしちゃうところも愛されポイント(笑)。もう夏だし、川下りとかしたいね!」伊野尾「俺はキャンプもやりたいなー。自分たちでテント張ってさ、昼間はバーベキューして、夜は火を囲んで、あのー、なんだっけ?手をつなぐ……あれ?」戸塚「キャンプ……キャンプ?」伊野尾「フォークダンスだ!マイム・マイムがしたいな」ちょっとおかしな宇宙人の兄弟に今後も注目です!
2018年07月29日遺影専門の写真館がある町で起きた、悲喜こもごもの心震えるミステリー、道尾秀介さんが書いた小説『風神の手』。舞台は、西取川(にしとりがわ)をはさむ2つの町、上上町(かみあげちょう)と下上町(しもあげちょう)。その地にある遺影専門の写真館「鏡影館(きょうえいかん)」に飾られている写真が呼び水となり、数十年にわたる“縁”の物語が語られていく。道尾秀介さんは、朝日新聞で連載していた「口笛鳥」を『風神の手』の第二章に据え、その前後に加筆して、連作長編として完成させた。第一章の「心中花」は、若き漁師と女子高生という立場の違う男女の切ない恋物語が、続く第二章は、まめとでっかちという小学5年生の2人が決意を秘めて立ち向かう事件が描かれる。第三章の「無常風」で、死期間近の老婦人の告白によって、仰天の過去が掘り起こされ、エピローグの「待宵月」へなだれ込む。「真相へと迫っていく中で、犯罪が悪意で行われるとは限らないし、善行が善意で行われるとは限らないという、人間の複雑さ、面白さを書けたらいいなと思っていました」悪意のない嘘。言えなかった真実。過去の出来事の意味が裏返り、欠けていたピースが鮮やかにはまる快感。さらに、物語の鍵として、自然の神秘を感じるモチーフがちりばめられているのも、道尾ワールド。標題紙をめくると現れる、コナン・ドイルの小説から引用したエピグラフ(序文)が意味深だ。「5~6年前に読んだ小説のこの部分に強く惹きつけられたのは、めぐり合わせの不思議さを、僕もよく思うからです。いろんな偶然が影響し合って、日々、思いがけないことが起きる。たった一粒の砂がめぐりめぐって人を殺してしまうというような因果律の世界を、前々から書きたいと思っていました。人間は文明や街を作り、自然を支配してるかのようですが、どこかで風が吹くだけでいろんなことがこんなにも変わってしまう。僕自身も予想していなかったくらい、エピソードやモチーフ、人物同士が有機的につながったので、書いていて本当に楽しかった」本書に関しても奇縁があったそう。「砂がひとつの鍵になっている小説なので、カバーに使う装画を、僕が好きでライブパフォーマンスに通っていた、サンドアーティストの伊藤花りんさんにお願いしたんですね。うれしいことに、彼女は学生時代から僕の本を読んでくれていたそうなんです。世界は、人生は、不思議なもんだなぁといつも思っています」みちお・しゅうすけ作家。2004年に『背の眼』でデビュー。’10年に『光媒の花』で山本周五郎賞、’11年に『月と蟹』で直木賞など受賞歴多数。道尾さんは、作中に出てくるウミホタルを取材がてら実際に捕獲に行ったそう。「思っていたよりずっと蒼くて明るい。神秘的でした」朝日新聞出版1700円※『anan』2018年2月14日号より。写真・水野昭子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2018年02月12日「社会がこれだけ多様性に富んだものになっている今、ひとつの型に子どもたちを押し込めるのは子どもの『生きる力』を削ぐだけでしょう」と教育評論家の尾木ママこと尾木直樹さん。「一人ひとりが自分の個性に気づくようにと向けていくのが本来の教育です」と言うのは脳科学者の茂木健一郎さん。日本の教育が世界から大きく取り残されていく中、「教育とは何か?」というテーマでお二人が対談。2020年のセンター試験廃止までに「親たちが知っておくべきこと」に迫ります。 『教育とは何?-日本のエリートはニセモノか』 (尾木直樹(著)、茂木健一郎(著)/中央公論新社)※本書に収録されている対談は、2017年に法政大学女子高等学校で行われた公開対談「これからの学び・これからの学校」と、単行本『おぎ・もぎ対談「個」育て論』(2013年9月青灯社刊)に掲載された対談です。■偏差値が「学びのアレルギー」を引き起こす茂木:僕がTwitterでこんなふうに怒ったことがあったんです。「予備校の偏差値表、『この偏差値だと、この大学』とか書いてある、あんな表を学校に貼るな! 子どもの心の傷害罪で訴えてやる!」と。そうしたら、みんなが喜んでいます。喜ぶということは、内心みんな思っているということでしょう?尾木:ひどいです! 大学名と学部名を聞いて、「ああ、偏差値あのくらいだから、俺より低い、高い」なんて瞬時に判断を下すようになっているのですから。茂木:子どもたちは、まずいご飯をたくさん食べさせられて、「もう食べたくない」という状況なんじゃないかと思います。おなかが空いたら食べますよね?子どもたちの脳が、どうでもいい情報をたくさん入れられて、もういっぱい、いっぱいになっちゃっている。アレルギーを起こしているのかな? 「学びのアレルギー」。尾木:ああっ。「学びのアレルギー」ね。それはすごく的確な表現だなぁ。■この子にとって「何」が一番大事なのか?尾木:僕が現場の教師だった頃は、「今、この子にとって何が大事か? どうするのがいいのか?」と考えて、真正面からぶつかっていきました。それが僕の教育実践スタイルだったの。茂木:尾木先生みたいな先生がもっとたくさんいたら、日本の子どもは救われるのにね。尾木:おもしろいとは思いますよ~。茂木:おもしろいし、子どもたちも、親御さんも、救われるんじゃないかなぁ。尾木:僕は、今のこの日本の現状を、どう突破するかということが一番気になりますね。茂木:教育について「理想の教育システムとは何か?」といった「議論」はよく聞きます。でも、僕が思うのは、「じゃあ、その理想の教育システムって、いつできるんですか? 10年後、20年後ですか?」ということです。いまの子どもたちは、「理想の教育システム」ではない教育を受けているという現実があります。この瞬間に、目の前にいる子どもを救えなかったら、意味がないと思ってしまうんです。教育って常に、「管理」とか「標準化」との闘いなのかもしれませんね。そういうシステムからはみ出したところを教員や親をはじめ、大人がもう少しフォローしてあげる。やろうと思えばできるはずですからね。尾木:ええ、本当に。茂木:たとえば、尾木先生がある生徒に岩波新書を毎週読めと指示した、というのは良い例だと思うんです。いまの管理主義的な教育が続いたとしても、その中でも工夫はできる。周囲の大人が、その子の個性をしっかり認めているよということを伝えればいいんです。たとえば、先生が通知表を渡す際などに、「これは、本当は違うんだよ」と言えばよい。「いまの入試制度が変わらない限り、『あなたの偏差値はここかな』という話はしなければいけないけれども、どこの学校に行ったって、一生懸命やれば大丈夫なんだよ、偏差値で人の価値が変わるわけじゃないんだよ」ということを、本人の長所とともに伝える。そういうことを言ってあげれば、それで救われることがきっとあるはずです尾木:簡単にできますよ。そこは、個人の裁量、工夫の範囲ですから。そういう大人の姿勢が大切だと思います。●尾木先生の教員時代のエピソード教員時代に、一人やたら優れた子がいたのです。「この子はすごいわ、能力を伸ばさなきゃ」と思って、1週間に一冊、岩波新書を読みなさいって言ったのです。それで、何を読んだかを全部報告させたのです(中略)やっぱり、高いレベルの学びや世界に挑戦していく、視野を広げていくというリードをこの子にはしてやらないと、変な天狗、井の中の蛙で終わっちゃうと思いました。彼にはもっと高い峰に立ってほしかった。出典: 『教育とは何?-日本のエリートはニセモノか』 (尾木直樹 茂木健一郎/中公新書ラクレ)より抜粋 ■お父さんの教育観、お母さんの教育観茂木:昔はお父さんお母さんに、学校が偏差値とか言っていたって、そんなのうちは関係ない! っていう強さがあった。尾木:それぞれの家庭が生活に根ざした独自の伝統的な価値観を持っていたんですよね。いまは、まるで逆です。学校の価値観の中に同心円状に各家庭がストンとはまってしまっている。むしろ、家庭の方が求めている。茂木:昔の人の伝記を読んでいると、お父さんの教育観、お母さんの教育観とかがすごく感じられますよね。本当はそこがすごく大事なのかもしれない。教育再生には。■ブレない親の「個」教育が個性を伸ばす尾木:内心ではみなさんそれぞれに結構思っていることがあっても、なかなか言い出せないだけなのかもしれないですね。茂木:それを、どんどん、言っていけばいいんじゃないのかな。僕が見ていると、意外と、強い親に育てられた子どもって大丈夫な子どもが多い気がします。尾木:たしかにその通りだと思います。子どもの個性―すぐれた面も気になるところも、かくれた才能も含めて―を一番的確につかんでいるのは、何といっても親御さんなんですから。すべての子どもたちが、本当に伸び伸びと自分の持ち味を生かしながらどこまでも成長していくためには、「個別」教育が最適ですよね。個性を伸ばそう、寄り添って成長をサポートしよう、そういう発想と姿勢を意識的に強く持たないと、一斉主義や集団的指導・教育の甘言にまどわされ、巻き込まれてしまうように感じています。■「挑戦する脳」を作るためにママができること尾木:2020年には、大学入試改革を中心に据えた抜本的な教育改革が行われます。戦後7度目の改革ながら、ここまで大がかりな改革は初めて。でも、そこまでしなければならないほど、日本の教育はどうにもならない状況に来ているのです。茂木:まずは、ママたちが『当たり前』や『常識』をうのみにせず、自分のフィルターを一度通して考えてみることです。それは自分自身の思考や感覚に対する肯定でもあります。いかがでしたか? 「挑戦する脳」を作るために、いま、ママができること。それは、まずママ自身が、あふれる情報や「常識」を妄信せず、自分の頭で考えてみることのように私は感じました。■今回取材にご協力頂いた“尾木ママ”こと尾木直樹さんと、脳科学者の茂木健一郎さんの共著 『教育とは何?-日本のエリートはニセモノか』 (中公新書ラクレ)尾木直樹 著 茂木健一郎 /中央公論新社 ¥780(税別)尾木直樹さん プロフィール“尾木ママ”の愛称で親しまれる教育評論家、法政大学特任教授。「子育てと教育は“愛とロマン”」をモットーに、22年間中学・高校でユニークで創造的な教育実践を展開。その後大学教員に転身して22年、合計44年間教壇に立つ。現在は講演会活動、メディア出演、執筆活動など幅広く活躍中尾木ママ オフィシャルブログ: 茂木健一郎さん プロフィール脳科学者、作家、ブロードキャスター。東京大学理学部、法学部卒業後、ケンブリッジ大学を経てソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。「一リットルの脳の中に、現実も、夢も、宇宙も、すべてある」と。茂木健一郎 オフィシャルブログ:
2017年12月14日「子どものやる気、主体性を尊重したほうが、教育は良い結果が出ることが多いのです」と言うのは、教育評論家の尾木ママこと尾木直樹さん。一方で、「子ども達の学ぶことに対する感動や好奇心が、どうしてここまで下がってしまっているのか」と、危惧する脳科学者の茂木健一郎さん。 『教育とは何?-日本のエリートはニセモノか』 (尾木直樹(著)、茂木健一郎(著)/中央公論新社)※本書に収録されている対談は、2017年に法政大学女子高等学校で行われた公開対談「これからの学び・これからの学校」と、単行本『おぎ・もぎ対談「個」育て論』(2013年9月青灯社刊)に掲載された対談です。そんなお二人が出版した本『教育とは何?』の中では、子どもの「生きる力」についてもお話されています。子どもの「やる気」や「主体性」。ママにとって、関心の高いキーワードなのではないでしょうか?■なぜ子どもたちは「学ぶ意欲」を失ったのか茂木:大学で教えていて、「どうしてこんなにやる気を失っている子が多いのか」と、強い危機感を感じています。僕は、それを「学力低下」だとか、「偏差値が●●の学校の生徒だからそうなのだ」みたいないい方で説明するのは、根本的に間違っていると思うのです。尾木:僕も大学で教えていて、学ぶ意欲を失った大学生が増えていることが、とても気になっていました。おそらく、中高時代に知的な学びにおけるドキドキ感をあんまり味わったことがないのではないかと思うのです。学ぶことによって、世界がパッと広がるような感じ、あの感覚、知的興奮を知らないのでしょうね。茂木:本来、すべての子どもには、知的好奇心があって、目を輝かせていたはずなんです。けれども、日本の教育を受けているどこかで、そういう心を殺されてしまった…。だから、彼らはある意味、「被害者」なんだと僕は思っています。■子どもの“好き”を応援してでは、子どものやる気にスイッチを入れるために、ママたちはどうすれば良いのでしょう?尾木:まずは、わが子のことをよく観察して、その子の興味・関心があるものを見つけ出してあげることが大切です。以前、体操の内村航平選手のお母様に直接話を伺ったことがあるのですが、もともとご両親はサッカーか野球をやらせたかったそうです。でも、彼はそちら方面にあまり関心を示さなかった。トランポリンが好きで、跳ねたり回ったりするのに夢中になっていたから、誕生日にトランポリンを買ってあげた。そういうところから、どんどん体操にはまっていたそうです。お母様の話を聞いて、他人との比較ではなく、その子の自己決定を尊重し、大人が“個”に寄り沿うことで、子どもの力は無限に伸びていくのだと実感しました。■松岡修造さんは「がんばれ」という言葉が嫌い?尾木:また、元テニスプレーヤーでスポーツキャスターの松岡修造さんと対談させていただいたときのこと。修造さんが、「僕、『がんばれ』という言葉が一番嫌いなんですよ」と切りだされたので驚きました。「でも、いつも『がんばれ』と声をかけているじゃないですか」と言うと、「僕は自分からがんばれと言ったことは一度もないのです。本人が自分で『がんばる』と言ったときだけ、『だったらがんばれ』と言っているんです」とおっしゃった。これは、ものすごく本質をついた言葉です。錦織圭くんや萩野公介くんといった、若くして世界レベルで活躍しているトップアスリートたちの話を聞いても、自分が興味を持ったことを、自分でしっかり考えてやっていく中で、確実に成果を出しているのです。■子どもの「生きる力」を育てるために茂木:脳科学者として言いたいのは、一人ひとりの子どもの中に、必ず「個性」はあるということです。その個性を、それぞれに見いだすようにしていかなければならない。いまの教育ではそれを見いだす機会を与えられていません。一人ひとりが自分の個性に気づくようにと向けていくのが本来の教育です。尾木:日本では「一斉指導」ばかりを重視して、ちょっとでも基準からはみ出す子は白い目で見たり、排除したりしがちです。でも、大人が一方的に枠を与えそのなかで競わせていては、子どもたちの可能性を狭めることにしかなりません。これだけ多様性に富んだ社会になっている今、一つの型に子どもたちを押し込めるなんてナンセンス。そんなの、子どもの「生きる力」を削ぐだけでしょう。そうではなく一人一人の多様な個性を尊重すれば、子どもたちは大人の想像を超えてどんどん成長していくはずです。次回は、「2020年の大学入試改革までに、親が知っておくべきこと」です。■今回取材にご協力いただいた“尾木ママ”こと尾木直樹さんと、脳科学者の茂木健一郎さんの共著 『教育とは何?-日本のエリートはニセモノか』 (中公新書ラクレ)尾木直樹 著 茂木健一郎 /中央公論新社 ¥780(税別)尾木直樹さん プロフィール“尾木ママ”の愛称で親しまれる教育評論家、法政大学特任教授。「子育てと教育は“愛とロマン”」をモットーに、22年間中学・高校でユニークで創造的な教育実践を展開。その後大学教員に転身して22年、合計44年間教壇に立つ。現在は講演会活動、メディア出演、執筆活動など幅広く活躍中尾木ママ オフィシャルブログ: 茂木健一郎さん プロフィール脳科学者、作家、ブロードキャスター。東京大学理学部、法学部卒業後、ケンブリッジ大学を経てソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。「一リットルの脳の中に、現実も、夢も、宇宙も、すべてある」と。茂木健一郎 オフィシャルブログ:
2017年12月13日「海老蔵さんは東大には入れませんが、ハーバード大なら合格できるかもしれません」と言うのは、脳科学者の茂木健一郎さん。偏差値に重きを置く日本の教育に強い危機感をお持ちです。一方で、教育評論家の尾木ママこと尾木直樹さんは「茂木先生が感じていらっしゃる日本の教育の『おかしさ』とその分析の的確さに驚嘆しました」と、おっしゃいます。 『教育とは何?-日本のエリートはニセモノか』 (尾木直樹(著)、茂木健一郎(著)/中央公論新社)※本書に収録されている対談は、2017年に法政大学女子高等学校で行われた公開対談「これからの学び・これからの学校」と、単行本『おぎ・もぎ対談「個」育て論』(2013年9月青灯社刊)に掲載された対談です。そんなお二人が、日本の偏差値教育、日本の教育の未来について語った対談をまとめた『教育とは何?-日本のエリートはニセモノか』を出版されました。お二人の教育論、偏差値システムの問題点、そして親が家庭で何をすべきかについて、本の内容をご紹介します。■「挑戦する脳」は、本来だれにでもある「挑戦する脳」。このキーワード、ちょっと、気になりませんか? もし、物事に意欲的に取り組める脳、いわば挑戦する脳があるのなら、その育て方を知りたいものです。茂木さん(以下、茂木):人間は生まれると、やがてハイハイしたり、立ったりする。あれは、全部、挑戦です。人間は、子どものときからずっと挑戦をしています。挑戦する能力、すなわち「挑戦する脳」は、本来だれにでもあるものです。それを「挑戦しない脳」にしてしまうものは何か? それをしっかり考えてみる必要があります。僕は、その理由のひとつに偏差値に重きを置く「日本の教育システム」があると考えています。尾木さん(以下、尾木):日本の教育の癌(がん)とも言える偏差値主義について、日本人はもっと現実を直視しなければなりませんね。茂木:たとえばアメリカの入試には、偏差値の概念はありません。歌舞伎役者の市川海老蔵さんは、僕に「日本の教科書は、読んだことがない」と豪語されていました(笑)。彼は日本の最難関、東京大学には入れないでしょう。けれども、ハーバード大学なら、彼を合格させると思いますよ。彼は歌舞伎役者としては超一流ですからね。この違いが日本の教育が抱えている問題点を浮き彫りにしていると思います。■マジメに終わっている日本の教育偏差値って、そんなに悪いもの!? ママ世代にとっては、「偏差値をあげるために勉強をする」というのは、ごくあたり前の感覚。すぐにはピン!ときませんが…。尾木:僕は、何年も前から著書などで、日本の学校や教育現場は『博物館』『化石』だと言ってきました。日本の教育が世界の流れから取り残されて、20年近く経つのではないでしょうか? マジメな話として、今の日本の教育は終わっています。茂木:そもそも、人間の能力はいろんなとがり方があります。たとえば役者としてとがっている人と、学者としてとがっている人は、とがっている部分がまったく違います。こんなふうに、本来、いろいろな方向に向いている人の能力は、比べられるものではないんです。つまり「偏差値」というモノサシだけでは、人間を評価する方法としてはまったく足りないのです。■「探究科」を新設して進学校になった堀川の奇跡「人間の能力は、偏差値というモノサシでははかれない」と言われても、現実問題として、わが子は偏差値で評価されています。そうではない学校なんて、あるのでしょうか?尾木:実際に「結果を出した」という意味では、京都の市立高校である堀川高校のお話は、説得力があるかもしれませんね。堀川高校で「探究科」を新設したところ、1期生が卒業した2001年には、国公立大学の現役合格者数が106人になりました。その前年は6人だったので、「堀川の奇跡」とも言われました。その後、京都大学にも毎年30人台の合格者が出るようになり、堀川高校は京都の公立高校ではトップと言えるような進学校になっていきました。「探究」というのは、社会や身近な生活の中から生徒自ら課題を見つけ出し、実験や調査などをもとに論文をまとめ発表するという授業活動です。たとえば、琵琶湖の水を浄化するにはどうすればいいかといった調査研究を3年間続けてそれを卒論にまとめます。生徒が100人いれば100通りの探究がなされ、それを先生がサポートする。先生だけでは指導しきれないので、京都大学の大学院生などがアシスタントに入ります。■「受験勉強」をするために必要なもの偏差値主義ではない学校で、しかも受験に直接、役に立たなさそうなことをして、なぜ難関の京都大学に合格できるのでしょうか?尾木:受験勉強の土台に、「この学校で、これを学びたい!」という強い想いがあるんです。自分なりの探求を続けているうちに、「京大の○○先生の研究室に行きたい」「東大の○○先生のゼミに入りたい」というような目標を持つことになり、生徒はその目標達成のためにがんばります。偏差値の高さや有名大学かどうかではなく、自分の内側から沸いてくる強いモチベーションがあれば、何とかなるものなんです。この例からもわかるように、子どものやる気、主体性を尊重したほうが、教育というのは良い結果が出ることが多いものです。次回は、子どもの「やる気」や「主体性」について考えます。■今回取材にご協力いただいた“尾木ママ”こと尾木直樹さんと、脳科学者の茂木健一郎さんの共著 『教育とは何?-日本のエリートはニセモノか』 (中公新書ラクレ)尾木直樹 著 茂木健一郎 /中央公論新社 ¥780(税別)尾木直樹さん プロフィール“尾木ママ”の愛称で親しまれる教育評論家、法政大学特任教授。「子育てと教育は“愛とロマン”」をモットーに、22年間中学・高校でユニークで創造的な教育実践を展開。その後大学教員に転身して22年、合計44年間教壇に立つ。現在は講演会活動、メディア出演、執筆活動など幅広く活躍中尾木ママ オフィシャルブログ: 茂木健一郎さん プロフィール脳科学者、作家、ブロードキャスター。東京大学理学部、法学部卒業後、ケンブリッジ大学を経てソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。「一リットルの脳の中に、現実も、夢も、宇宙も、すべてある」と。茂木健一郎 オフィシャルブログ:
2017年12月12日ウーマンエキサイトのスペシャルサポーター「ママリーダーズ」のメンバー、インテリア通のエキサイト公認ブロガー、政尾恵三子さんを紹介します。■政尾恵三子さん政尾恵三子 Emiko Masao プロフィール2010年、注文住宅でマイホームを建てる。それをきっかけに、時間が経てこそ価値も深みもでるアンティークに夢中になり、家づくりやインテリアのリメイク、手作り雑貨を紹介するブログを始める。誰にでも簡単にできるDIYを中心に、100円ショップのプチリメイクなど、子どもたちも一緒に参加しながら暮らしを楽しむ様子を日々、ブログ「HOME+aholic」で発信中。生年月日 : 1980年12月10日子ども : 長男(2008.7)、次男(2010.7)、三男(2017.12)居住地 : 愛知県Blog: HOME+aholic Instagram: @home_aholic_emi 座右の銘 : Life isn’t long enough to complain it.【参加企画】
2017年09月08日女優の山本美月と、アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの伊野尾慧が30日、映画『ピーチガール』(5月20日公開)大ヒット記念舞台挨拶に登場した。原作は累計発行部数1,300万部を超える同名の少女漫画で、人気漫画家・上田美和の代表作。日焼けした肌と赤い髪のせいで周囲から「遊んでいる」と誤解されてしまうが、誰よりも純粋な女子高生・安達ももを山本、ももに興味を持つ学校一のモテ男・岡安浬(カイリ)を伊野尾が演じる。舞台挨拶には4人の現役女子高生が現れ「最新高校生常識クイズ」が行われた。25歳の山本だが、女子高生たちの出す問題を次々と正解。しかし、最後の「制服のかわいい靴下の履き方は」という質問に苦戦することとなった。「靴下を丸めてくるっくるにしてしてかわいく履く」「あえて、履かない。裸足」とボケ回答を繰り出す伊野尾と違い、「ルーズソックス?」と当てに行くものの、不正解に。伊野尾は「今の感じ、ガチでジェネレーションギャップ感じちゃったんじゃないですか」と嬉しそうにつっこんだ。さらに山本が「紺ソ(紺ソックス)を”ソックタッチ”をつけて履く」と答えるも、こちらも不正解に。伊野尾が「懐かしい!なんであれ、高校生の女子ってスティックのりを足に塗ってるんだろって思ってたんだけど。今でもやるの?」と女子高生に聞くと、「今、塗ってたという事実を初めて知りました」と言われ、ギャップに驚いていた。最終的に女子高生が「紺ソックスとか、ハイソックスを短くしてクシュッとさせるのが流行ってます」と正解を出すと、2人は「全然知らない」驚いた様子に。山本が劇中で同様の着こなしをしていたことを指摘されると「あれか! あれくらいでいいんですか。なんでやるんだろうと思ってたんです」と悔しがった。しかし、女子高生から見ても山本の着こなしは「かわいい」と高評価。「スカートはもうちょっと短くしたほうが、かわいいですね」とアドバイスをもらっていた。
2017年05月30日恋の事件が巻き起こるノンストップ・ラブストーリー『ピーチガール』の大ヒット御礼舞台挨拶が5月30日(火)、新宿ピカデリーにて行われ、W主演を務めた山本美月、伊野尾慧(Hey!Say!JUMP)が顔を揃えた。現役女子高生が出題する「イマドキ女子高生事情クイズ」に、早押しで答えたふたり。悪戦苦闘する伊野尾さんに対し、山本さんは涼しい顔で4問連続正解という快挙を成し遂げた。「かわいい」という言葉を示す「○○かわ」の「○○」部分を答えるという問いで「ゲロかわ」が最上級だと知った伊野尾さん。驚いた表情の伊野尾さんは、「ゲロかわって若干ディスッてない?『ピーチガール』はピチかわ!?」と無邪気に提案すると、女子高生たちに「ありだと思います!」と受け入れられ、山本さんにも「伊野尾くんはゲロかわだもんね」と慰められていた。『ピーチガール』は、累計発行部数1,300万部を超える、上田美和による同名大ヒットコミックの映画化。日焼けした黒い肌に赤い髪という見た目から「遊んでいそう」と思われているが、実はとてもピュアな女子高生・安達もも(山本さん)を取り巻く、学校一のモテ王子のカイリ(伊野尾さん)と、ももが中学時代より片思いしているとーじ(新田真剣祐)との三角関係を描く。劇場公開から1週間経ったいま、周りの反応について聞かれると、山本さんは「親は2回くらい観てくれていて『美月ちゃん上手だったね』って言われました(笑)」と照れ笑い。伊野尾さんは、「普通に観に行きました」と劇場に訪れたことをカミングアウトし、「違った意味の緊張感がありました。全員、もしかしたら僕のことを知っているかも!って」と楽しそうな表情を浮かべ、初主演映画の手ごたえを実感していた様子だった。なお、この日はサプライズで神徳幸治監督も登場し、プロモーションに奮闘するふたりに、労いの言葉をかける場面もあった。『ピーチガール』は全国にて公開中。(cinamacafe.net)
2017年05月30日女優の山本美月と、アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの伊野尾慧が30日、映画『ピーチガール』(5月20日公開)大ヒット記念舞台挨拶に登場した原作は累計発行部数1,300万部を超える同名の少女漫画で、人気漫画家・上田美和の代表作。日焼けした肌と赤い髪のせいで周囲から「遊んでいる」と誤解されてしまうが、誰よりも純粋な女子高生・安達ももを山本、ももに興味を持つ学校一のモテ男・岡安浬(カイリ)を伊野尾が演じる。この日は客席で声出しOKの”声援上映”が行われ、主演の2人もこっそり一緒に鑑賞していたという。伊野尾は「キスシーンとか、(観客が)『キャッ! ざわざわ』って感じで恥ずかしかったです」と照れつつ、「みなさんと一緒にキャーキャー言えて楽しかったです」と喜んだ。また舞台挨拶には4人の現役女子高生が現れ「最新高校生常識クイズ」が行われた。「おけまる」という言葉の意味をクイズとして出題された伊野尾は「お風呂の丸い桶!」とボケ回答で会場を笑わせる。「銭湯とか行って、丸い桶があったら『あっおけまる~!』みたいな感じで」と自分の中の使用イメージを語ると、女子高生も「テンション高~!」と驚いていた。「オッケー、まる」と回答し正解を出した山本が「オッケーだったら古いんですか?」と尋ねると、女子高生たちは「足りない!」と一斉に否定。伊野尾が「『了解まる~』じゃダメなの?」とたたみかけると、「長い長い」とツッコミが入った。「おけまる」を気に入った伊野尾はその後も会話の随所に盛り込み、会場のファンも「げろかわ~」と女子高生用語で応えるという流れが完成。しかしだんだん反応が薄くなり、伊野尾は「『おけまる』尋常じゃないくらい滑るね」と苦笑していた。
2017年05月30日大ヒット公開中の主演映画『ピーチガール』で世の女性をドキッとさせている、Hey!Say!JUMP・伊野尾慧(26)に恋の10問10答。取材中もコロコロ変わる表情から“かわいい”や“かっこいい”があふれ出て、キュンキュンが止まりません! 【Q1】女のコに手料理を作ってもらうとしたら? 「カレー。やっぱり、その家庭の味が出るからね」 【Q2】キュンとする女のコのしぐさは? 「後ろから抱きつかれる!『ピーチガール』のなかでは、自分がやってるんだけど、逆にやられたらキュンとするだろうな、って」 【Q3】年上の女性は恋愛対象? 「もちろん、年上の女性大好きです。50、80、喜んで!知らないことを教えてくれそうだし、全力で甘えたいですね」 【Q4】『ピーチガール』で自身が演じたカイリと、恋敵のとーじ。伊野尾クンはどちらに近い? 「どちらにも近くないと思います。とーじはまっすぐでちょっと真面目すぎるところもある人で、カイリはチャラチャラしてそうだけど実はすごく優しい人。でもね、カイリととーじみたいな、好きな人の恋愛を後押ししてあげられるような優しい人になれたらいいと思いますね。今はまだ、そんなに優しくはなれないかな。2人はかなり大人だなって思います。高校生とは思えない」 【Q5】モテモテ男子を演じた気分は? 「もう最高でした!!女のコも死ぬほど『キャー、キャー』言ってくれたし。ふだんコンサートで言われているのとは、ちょっと違う感じがありました。ただ、本番中は楽しかったけど、待ち時間は照れくさかった(笑)。女のコに囲まれてる状態で撮影を待っていたりするので、落ち着かなかったです」 【Q6】初映画で、“胸キュン”モノに挑戦。聞いたときの気持ちと実際演じてみての感想は? 「プレッシャーもありましたけど、楽しみのほうが強かったですね。いつかはできなくなってしまう制服を着る役が、いまやれることがうれしかったです。将来、子どもが生まれて高校生くらいになったらDVDとかで見てもらいたいな(笑)。『お父さんもキラキラしてたんだよ』って」 【Q7】恋愛ものの作品で好きなのは? 「『ローマの休日』。オードリー・ヘプバーンが本当にキレイで、天真らんまんなところも魅力で、最後の2人が見つめ合うシーンは切なさがあって。素敵な恋愛映画だな、って思います」 【Q8】Hey!Say!JUMPのメンバーで、三角関係のライバルになりたくないのは? 「全員なりたくない!考えることすら嫌だ。そういう状況に陥りたくない(笑)」 【Q9】告白はする派?される派? 「されたい気持ちもあるけど、告白を自分からしたくなるくらい夢中になれる女性と出会えたら素敵だなと思います」 【Q10】理想の女性は? 「料理が上手な人。あとは会ってみないとわからない!」
2017年05月25日「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人がMCを務める日本テレビ系バラエティ「しゃべくり007」の5月22日(月)今夜放送回のゲストに「Hey! Say! JUMP」伊野尾慧が登場。話題の映画の“秘密”も暴露するという。2001年にジャニーズ入り、その後いくつかのユニットでの活動を経て2007年に「Hey! Say! JUMP」を結成、同年11月にCDデビューを果たした伊野尾さん。その顔立ちと髪型が「カワイイ」と評判を呼び、明治大学建築学科出身という異色の“インテリジャニーズ”としての顔も相まって数々のバラエティ番組や情報番組に起用。そのブレイクぶりは「伊野尾革命」と呼ばれ話題となったのは記憶に新しい。俳優としても2014年放送のドラマ「ダークシステム」、翌年放送の「戦う!書店ガール」などに出演。昨年放送された「そして、誰もいなくなった」では、主人公の人生を狂わせた黒幕的存在のバーテンダーを演じその演技力も高く評価された。そんな伊野尾さんが今夜の「しゃべくり007」では上品にエロ話を語る衝撃キャラに大変身。主演最新作となる映画『ピーチガール』では“学校イチのモテ王子”を演じており、山本美月演じるヒロインに一方的にキスをする場面も話題だが、このキスシーンの裏側を今回“大暴露”してくれるとのこと。映画をすでに鑑賞した人もこれからという人も必見の放送になりそう。また今夜の放送では伊野尾さんのほか、イモトアヤコもゲスト出演。意外な私生活や交遊についてトークを展開するという。伊野尾さんが山本さんとW主演した映画『ピーチガール』は現在大ヒット公開中。山本さんが外見のせいで周囲から「遊んでる」と誤解されているが中身は超ピュアな女子高生の安達ももを、彼女の内面を好きになる学校一のモテ王子・カイリを伊野尾さんが演じている。また、ももが中学から片思いしているとーじには真剣佑。ももの欲しがるものを手に入れないと気が済まない最強最悪の小悪魔クラスメイトの沙絵には永野芽郁といったフレッシュなキャストが集結。5分に1度、恋の事件が巻き起こる急展開のノンストップ・ラブストーリーが展開する。伊野尾さんの新たな一面が見られそうな「しゃべくり007」は5月22日(月)22時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年05月22日5月20日(土)今夜放送となる日本テレビ系動物バラエティ「天才!志村どうぶつ園」に、映画『ピーチガール』から山本美月がゲスト出演。映画で共演している「Hey! Say! JUMP」伊野尾慧や、モデルの滝沢カレンらも登場し様々な動物たちの魅力を楽しむ。同番組は志村けんが園長に扮し、山瀬まみや「嵐」の相葉雅紀、タカアンドトシ、ハリセンボン、DAIGOらも出演、出演者たちが様々な動物の飼育に挑戦するコーナーが人気となっている。相葉さんが“犬派”、伊野尾さんが“猫派”に分かれてゲストにそれぞれのかわいさをプレゼンする「今回はこっちのほうがカワイイワン!ニャン!」では、女優の北川景子が2人のプレゼンを受けることに。北川さんは犬、猫のどちらを選んだのか?またモデルで女優の菜々緒が全国の身寄りのないネコをゼロにするべく活動中の「保護ネコゼロ部」では、行き場をなくしたネコたちの避難所である「シェルター」を訪問。様々な過去を背負ったネコたちと触れあう。そして志村園長の新しい“相棒”となった「ぽち」は今回静岡県伊豆の国市で初めてのお散歩に挑戦。見るもの触れるもの全てが初めての体験となるぽちがみせる表情や反応にも注目だ。今回のゲストである山本さんと伊野尾さんがW主演した映画『ピーチガール』は5月20日(土)本日より全国公開。2人のほか真剣佑、永野芽郁も共演。いま最も旬なキャストたちによる、急展開で予測不可能なラブストーリーが繰り広げられる。元水泳部で日焼けした肌に塩素で色が抜けた髪という、ギャル風の派手な見た目だが中身は超ピュアな女子高生・もも(山本さん)には中学のころから片想いをしている真面目で硬派なさわやか男子・とーじ(真剣佑さん)がいたが、とある勘違いがきっかけで学校イチのモテ王子・カイリ(伊野尾さん)からキスされ、学校中のうわさに。そこに色白で男ウケ抜群だが、ももの欲しがるものを何でも手に入れなくては気が済まない最強最悪の小悪魔であるもものクラスメイトの沙絵(永野さん)がとーじを横取りすべく巧みな作戦を仕掛けてきて…という物語が展開する。また今夜番組に出演した北川さんは5月26日(金)に放送される金曜ロードSHOW!「帰ってきた家売るオンナ」に出演。菜々緒さんは5月20日(土)今夜22時~放送の「ボク、運命の人です。」にも出演しているので、こちらもチェック。「天才!志村どうぶつ園」は5月20日(土)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年05月20日上田美和による人気コミックを映画化した『ピーチガール』の初日舞台挨拶が5月20日(土)、都内で行われ、主演の山本美月と「Hey! Say! JUMP」伊野尾慧、共演する真剣佑、永野芽郁、神徳幸治監督が出席した。派手なギャル風の外見が災いし、周囲からと誤解されてしまう超ピュアな女子高生・安達もも(山本さん)が、チャラいお調子者のカイリ(伊野尾さん)、ももの片想い相手である硬派なとーじ(真剣佑さん)の間で揺れ動くという胸キュン青春映画。これまで、公開を前にしたプロモーションの場で“とーじ派”を宣言していた山本さん。ついに公開初日を迎えたこの日も、「やっぱり、とーじかな。結婚まで考えると、カイリは不安(笑)」とその気持ちに変わりはない様子だった。そんな山本さんを振り向かせようと、劇中でパティシエを目指す役どころだった伊野尾さんは、プロの手による美しい飴細工を用意。伊野尾さん本人も、飾り付けを手伝ったという“起死回生”のサプライズに対し、山本さんは「すごーい!」と瞳を輝かせた。しかし、司会者から「気持ちは変わりましたか?」と問われると、山本さんは「うーん、やっぱり、とーじかな」と思いを貫く結果に。伊野尾さんは「おれは悔しい…」としょんぼりしていた。ところが、今度は山本さんが持ち前の画力を発揮した、女装したカイリのイラストを伊野尾さんに逆プレゼント!完成までに2~3時間かかったという力作で、伊野尾さんは「家の一番高い場所に飾ります」と悔しさを忘れて(?)感激しきりだった。舞台挨拶では、山本さんが中学時代の回想シーンを「カットされた」と残念がる場面も。神徳監督によると、ももがとーじを好きになるきっかけとなるシーンだったそうで、「そりゃ(中学生は)無理あるかなと…」(山本さん)、「でも、とってもいいシーンだった」(真剣佑さん)。神徳監督も「松竹の皆さんに言っておきます」と何かしらの形で、カットしたシーンのお披露目を示唆した。『ピーチガール』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年05月20日女優の山本美月とアイドルグループ・Hey! Say! JUMPの伊野尾慧が20日、都内で行われた映画『ピーチガール』(5月20日公開)公開初日舞台あいさつに、真剣佑、永野芽郁、神徳幸治監督とともに登場した。原作は累計発行部数1,300万部を超える同名の少女漫画で、人気漫画家・上田美和の代表作。日焼けした肌と赤い髪のせいで周囲から「遊んでいる」と誤解されてしまうが、誰よりも純粋な女子高生・安達ももを山本、ももに興味を持つ学校一のモテ男・岡安浬(カイリ)を伊野尾が演じる。伊野尾演じるモテ男・カイリ派か、真剣佑演じる爽やか優等生・とーじ派か聞かれた山本は、一貫して「とーじ派」を主張する。今回は山本を振り向かせるために、伊野尾が作中に登場する飴細工のケーキをサプライズで用意し、山本にプレゼントした。飴細工を作成し、プレートの文字を書く伊野尾の証拠写真が映し出されると、山本は「これ劇中じゃないの!?」と驚きの様子。伊野尾が「皆さんより、入り時間めちゃくちゃ早く入ってますから!!」と主張すると、山本も「確かに、ドライヤーの音がきこえてたから、今日はもういるんだって思った」と納得していた。「大ヒットの願いと感謝の気持ち」を込めて手伝ったというケーキに、山本も感動したものの「とーじ派」は変わらず、伊野尾は肩を落とす結果となった。一方、山本も伊野尾にサプライズプレゼントを用意。イラストが得意という山本は、伊野尾が演じるカイリの女装姿を描いていた。「自分がサプライズする側だと思ってた」という伊野尾は「うわ、すごい!! かわいい!! これは嬉しい」と大喜び。2~3時間かけて描いたという山本は「ちゃんとね、すね毛剃った後もあるの」とこだわりを語り、伊野尾は「家の一番高いところに飾ります」と宣言していた。フォトセッションでは、イラストに書いてある「きゅるるん☆」という擬態語を声に出し、同じポーズをとっていた伊野尾。気づいた永野と山本も同様に"きゅるるんポーズ"をとって撮影に臨んだ。一方、真剣佑は3人が同じポーズをとっていることに気づかず、最後に驚いた表情を見せ、観客を笑わせていた。
2017年05月20日「嵐」とゲストチームが対戦する「VS嵐」の5月18日(木)放送回に、映画『ピーチガール』からW出演を務める山本美月と「Hey! Say! JUMP」伊野尾慧をはじめメインキャスト陣が登場。“伊野尾vs嵐”のジャニーズ対決の行方は!?スタジオ内に設置されたアトラクションで熱い闘いを繰り広げる。今回映画『ピーチガール』チームとして参戦するのは山本さん、伊野尾さんのほか、真剣佑、永野芽郁、水上剣星、升毅。また嵐チームのプラスワンゲストには「中川家」礼二、友近が参加する。『ピーチガール』ではギャル系の外見から「遊んでる」と誤解されているが実は超ピュアな女子高生の主人公・ももを演じている山本さん。映画ではももが伊野尾さん演じる学校一のモテ王子・カイリに一方的にキスをされ学校中のうわさになってしまうのだが、今夜の放送ではこのキスシーンにまつわる“秘話”が明かされる一方、ある疑惑も…話題のキスシーンにまつわるトークは必見。また早口言葉が得意だという永野さんと「嵐」の大野智が大爆笑した早口言葉対決や、イケメン俳優・真剣さんのプライベートが大暴露されるなど見どころたくさんの今夜の放送をお楽しみに。映画『ピーチガール』は1,300万部を超える上田美和の大ヒットコミックを映画化した作品。元水泳部で日焼けした肌に塩素で色が抜けた髪という、ギャル風の派手な見た目だが中身は超ピュアな女子高生・もも(山本さん)。ももには中学のころから片想いをしている真面目で硬派なさわやか男子・とーじ(真剣さん)がいたが、とある勘違いがきっかけでももの内面を好きになった学校イチのモテ王子・カイリ(伊野尾さん)からキスをされ学校中のうわさになってしまう。一方、もものクラスメイトの沙絵(永野さん)は、色白で男ウケ抜群。でもその本性は、ももの欲しがるものを何でも手に入れなくては気が済まない最強最悪の小悪魔で、ももがとーじを好きと知るや、横取りすべく巧みな作戦で次々とももを罠にかける。そんなももの絶体絶命のピンチを救ってくれたカイリ。全くタイプの違うとーじとカイリの間で、ももの気持ちは激しく揺れ動く。果たしてももが最後に選ぶのは――というストーリー。『ピーチガール』は5月20日(土)より全国にて公開。「VS嵐」は5月18日(木)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2017年05月18日「嵐」の櫻井翔と有吉弘行がMCを務めるバラエティ番組「櫻井・有吉THE夜会」。5月11日(木)今夜の放送回はゲストに映画『ピーチガール』から主演の山本美月と「Hey! Say! JUMP」伊野尾慧を迎えてお届けする。今夜はリアルなデータからゲストのタレントとしてのイメージを明らかにする企画「リアルなタレントイメージデータ」をオンエア。女性誌「CanCam」の専属モデルから『桐島、部活やめるってよ』などの作品で女優としても活動を開始、ドラマ「アオイホノオ」や福田雄一監督作『女子ーズ』などで注目されると、『東京PRウーマン』や『貞子vs伽椰子』では主演を務めるように、ドラマ「HOPE~期待ゼロの新入社員~」のヒロイン・香月あかね役など女優としての着実に成長を遂げてきた山本さんだが、世間からはどんなイメージを持たれているのだろうか?意外な調査結果が明らかになるとともに、山本さんのアニメ、コスプレ、生物などに関する趣味など、プライベートの様々な面も明かされていく。また伊野尾さんは「トーク番組でトークが使われない」「高校生の流行が全く分からなくなった」などの悩みを番組に相談する。今回のゲストの山本さんと伊野尾さんがW主演する映画『ピーチガール』は5月20日(土)より全国公開。山本さん、伊野尾さんのほか、ももが片思いしているとーじ役に真剣佑、もものクラスメイトの沙絵に永野芽郁、そのほか本仮屋ユイカ、水上剣星、升毅、菊池桃子らが出演する本作。元水泳部の安達もも(山本さん)は、日焼けした色黒の肌や、塩素で色が抜けた赤い髪というギャル風な外見のせいで、周囲から「遊んでる」と誤解されてしまうが、中身は超ピュアな女子高生。ももには、とーじという中学時代からずっと片思いをしている相手がいた。ところが入学早々、学校一のモテ王子・カイリ(伊野尾さん)にとある勘違いから一方的にキスをされ学校中のうわさになってしまう。一方、もものクラスメイトの沙絵は、色白で男ウケ抜群。でもその本性は、ももの欲しがるものを何でも手に入れなくては気が済まない最強最悪の小悪魔!ももがとーじを好きと知るや、横取りすべく巧みな作戦で次々とももを罠にかける。そんなももの絶体絶命のピンチを救ってくれたのは、もものピュアな内面を好きになったカイリだった。全くタイプの違う、とーじとカイリの間で、ももの気持ちは激しく揺れ動く。果たして、ももが最後に選ぶのは――という物語が展開する。山本さん、伊野尾さんをゲストに迎える「櫻井・有吉THE夜会」は5月11日(木)21:57~TBS系でオンエア。(笠緒)
2017年05月11日上田美和による人気コミックを映画化した『ピーチガール』公開直前イベントが5月8日(月)、都内で行われ、主演の山本美月と「Hey! Say! JUMP」伊野尾慧、共演する真剣佑、永野芽郁が出席した。元水泳部の安達もも(山本さん)は、派手なギャル風の外見が災いし、周囲から「遊んでる」と誤解されてしまうが、中身は超ピュアな女子高生。とーじ(真剣佑さん)という中学時代から片想いをしている相手がいたが、高校入学早々、学校一のモテ王子・カイリ(伊野尾さん)にとある勘違いから一方的にキスをされ、学校中のうわさになってしまうこの日、キャスト陣は劇中の制服に身を包んで登場し、山本さんは「スカートがすーすーする(笑)」と照れ笑い。「ももは色黒を気にしているので、白シャツではなく、水色のシャツなんです」とキャラクターに合わせた衣装のこだわりを披露。現在26歳の伊野尾さんは、「20代で制服ですか?恥ずかしいですよ。制服を着るのも、今日が最後かもしれない」と学生服からの“卒業宣言”!?ファンから「まだ大丈夫」の声が飛ぶと、笑顔を見せていた。そんな伊野尾さんは「こういう胸キュン映画に出られるということで、僕も壁ドンできるとワクワクしていたら…、この3人に壁ドンされる役どころでした!」と少々不満そう。「結果、一番ドキドキしたのは真剣ですね。パワフルで力強い。恋してしまった」と明かすと、真剣佑さんはクールに「やったー」とはにかんだ。また、永野さんが「伊野尾さんの投げキッスを、山本さんがパクっと食べるシーンが好きです。私も食べたいし、食べられたい」と話すと、伊野尾さんは客席に向かって投げキッスのサービス!駆けつけた約200人の女子たちは、一斉に黄色い悲鳴をあげていた。この日のイベントでは、「ピーチガールコンテスト(PGC)」も行われ、現役(?)ギャルに交じって参加した6歳の女の子が見事、栄冠に輝いていた。『ピーチガール』は5月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月08日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの伊野尾慧が8日、都内で行われた映画『ピーチガール』(5月20日公開)公開直前イベントに、共演の山本美月、真剣佑、永野芽郁とともに登場した。原作は累計発行部数1,300万部を超える同名の少女漫画で、人気漫画家・上田美和の代表作。日焼けした肌と赤い髪のせいで周囲から「遊んでいる」と誤解されてしまうが、誰よりも純粋な女子高生・安達ももを山本、ももに興味を持つ学校一のモテ男・岡安浬(カイリ)を伊野尾が演じる。映画出演が決まった時には「壁ドンができる」とワクワクしていた伊野尾だが、「蓋を開けてみたら、3人(山本、真剣佑、永野)から壁ドンされるという」と驚いた様子。誰が一番ドキドキしたか振り返り「結果、マッケンが一番ドキドキした」と明かした。伊野尾は「同性の子から壁ドンされる機会なんて、絶対ないじゃないですか。そしてマッケンはやっぱりパワフルですから、力強くこられると僕もドキドキしてしまいました」と理由を語り、「ちょっと恋してしまいました」と答えた。真剣佑が「やった~と思ってます」と返すと、伊野尾は「可能性ありますねこれは」と手応えを感じていた。イベントの場で壁ドンされるシーンを再現することになった伊野尾は、両手で口を抑えてびっくりしたリアクションに。さらに、出てきた壁に「もっと綺麗な壁なかったの!?」と抗議した。まず山本に壁ドンされ「バカ!」と言われると、伊野尾は「胸キュン! 山本さんやっぱりかっこよさがありますよ」と興奮し、山本は「なんか、女の子にしているみたいだった」と感想を述べた。次に真剣佑が壁ドンし「二度とあいつに近づくな」と言うと、伊野尾は「パワー強すぎて、耳取れるかと思った!」と慌てた様子に。真剣佑が再度近づいてきて優しくハグすると、伊野尾は「なにその惑わせる感じ! 壁ドンくるのか、何くるのかわからないから、本気でドキドキした!」と驚き、「やばいちょっと好きかも」と好意を抱いていた。最後に挑戦した永野は、伊野尾の顔を見て笑ってしまい失敗。伊野尾から「人の顔見て笑うんじゃないよ!」と抗議され「こらえてるかのような顔をしてたので、こっちが笑っちゃいました」と反省の上、再度挑戦した。永野が改めて「吐き気がする! 3回死ね! 虫歯になれ!」とセリフを言いながら壁ドンすると、受け止めた伊野尾は「本当にかわいくて笑っちゃいましたよ」と笑顔で語っていた。
2017年05月08日人気コミックを映画化した『ピーチガール』完成披露試写会が4月20日(木)、都内で行われ、主演の山本美月と「Hey! Say! JUMP」伊野尾慧、共演する真剣佑、永野芽郁、本仮屋ユイカ、水上剣星、升毅、菊池桃子、神徳幸治監督が出席した。元水泳部の安達もも(山本さん)は、派手なギャル風の外見が災いし、周囲から「遊んでる」と誤解されてしまうが、中身は超ピュアな女子高生。とーじ(真剣佑さん)という中学時代から片想いをしている相手がいたが、高校入学早々、学校一のモテ王子・カイリ(伊野尾さん)にとある勘違いから一方的にキスをされ、学校中のうわさになってしまう。恋愛映画に初めて主演した山本さんは、キュンキュンした場面を質問されると「たくさんあるんですけど…」と悩みながら、「とーじと下校する私に、カイリがちょっかいを出すんですけど、そこでとーじが『おれのだから』って言ってくれて。本当にキュンキュンしました」と瞳キラキラ。伊野尾さんは「僕としては、切ないですけどね」と表情を曇らせた。そんな伊野尾さんは、「ももちゃんはキレイだし、素敵な女性だから、デートシーンはずっとキュンキュンしていました」とアイドルらしい返答だったが、その後「スカートがめくれ上がるシーンが、めっちゃキュンキュンしました」と思わず本音(?)も。現場で同じシーンに居合わせた真剣佑さんは「目の前で見ていましたから…」と照れくさそうに、はにかんでいた。また、小悪魔的な役柄に挑んだ永野さんは、「カイリに暴言を吐くんですけど、めっちゃ楽しかったです!伊野尾さんは不愉快だろうなと思いつつ…」とまさに小悪魔的な素顔をのぞかせた。この日はギャップがキーワードになっている本作にちなみ、登壇者の内面に秘められたギャップを検証する心理テストを実施!専門家によると伊野尾さんは「安心、安全、安定が基本。フラットで自己防衛心が強いタイプ。母性が強い分、孤独を感じていて、意識的にキラキラしたアイドル像を作っている」のだとか。この診断結果に、伊野尾さんは「営業妨害ですよ!」と大慌てだった。『ピーチガール』は5月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月20日俳優の升毅が20日、都内で行われた映画『ピーチガール』完成披露試写会に、山本美月、伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)、真剣佑、永野芽郁、本仮屋ユイカ、水上剣星、菊池桃子、神読幸治監督とともに登場した。同作で伊野尾と親子役を演じた升は、「伊野尾ちゃんと、実は2回目の親子役をさせていただきまして」と明かした。2015年の舞台『カラフト伯父さん』に続き伊野尾の父親役となった升だが、『ピーチガール』で印象深いシーンとして終盤の親子バトルに触れ、「そこで(伊野尾が)見せる涙にキュンとしました」と告白した。伊野尾は「舞台でも親子役、初めての映画でも親子役、第二のお父さんみたいな気持ちなので、僕の気持ちとしてもドキドキしましたね」としみじみ。すると升は「いつか第一のお父さんになってやる!」と宣言し、周囲を笑わせていた。『ピーチガール』原作は累計発行部数1,300万部を超える同名の少女漫画で、人気漫画家・上田美和の代表作。日焼けした肌と赤い髪のせいで周囲から「遊んでいる」と誤解されてしまうが、誰よりも純粋な女子高生・安達ももを山本、ももに興味を持つ学校一のモテ男・岡安浬(カイリ)を伊野尾が演じる。
2017年04月20日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの伊野尾慧が20日、都内で行われた映画『ピーチガール』完成披露試写会に、山本美月、真剣佑、永野芽郁、本仮屋ユイカ、水上剣星、升毅、菊池桃子、神徳幸治監督とともに登場した。原作は累計発行部数1,300万部を超える同名の少女漫画で、人気漫画家・上田美和の代表作。日焼けした肌と赤い髪のせいで周囲から「遊んでいる」と誤解されてしまうが、誰よりも純粋な女子高生・安達ももを山本、ももに興味を持つ学校一のモテ男・岡安浬(カイリ)を伊野尾が演じる。キャスト全員+監督で挑んだ心理テストで同回答だった伊野尾・永野・水上・神徳監督は「安心・安全・安定が基本」と診断され、伊野尾は「ほんとにつまらない人間ですね……」とがっかりした様子に。さらに心理カウンセラーから「フラットに見えて自己防衛心が非常に強い」「母性が強いタイプの人が多い、男性でも」と言われると、永野は笑いが止まらなくなった。伊野尾が「俺が母性あるっていうのに、めちゃくちゃ笑わないでもらっていいですか」とつっこむと、永野は「伊野尾さん、母性あるんだなと思って」と笑いながら答えた。心理カウンセラーから続けて「マイクが近い」と指摘され「唇の周りにものがあることによって安心感を覚える、甘えん坊なんですね」と言われると、伊野尾は「赤ちゃんと同じですよ!」と苦笑。「キャラを作っているようで、実はあまり無茶が出来ないタイプ」「キラキラしたアイドルを意識的にやっている」と立て続けに指摘された伊野尾は、「ごめんなさい、営業妨害ですよ」「これからもコンサートとかやってくんですよ僕!」と抗議していた。
2017年04月20日山本美月×伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)のW主演に加え、真剣佑、永野芽郁という、いま最も旬で勢いのあるキャストで映画化する『ピーチガール』。このたび、原作者・上田美和の描き下ろしイラストを使用した新たなビジュアルが解禁となった。元水泳部の安達もも(山本美月)は、日焼けした色黒の肌や、塩素で色が抜けた赤い髪というギャル風な外見のせいで、周囲から「遊んでる」と誤解されてしまうが、中身は超ピュアな女子高生。とーじ(真剣佑)に中学時代からずっと片思いをしていた。ところが、入学早々、学校一のモテ王子・カイリ(伊野尾慧)にとある勘違いから一方的にキスをされ学校中のうわさに。一方、もものクラスメイトの沙絵(永野芽郁)は、見た目は天使でも、ももとはあらゆる面で正反対。その本性は、ももの欲しがるものを何でも手に入れなくては気が済まない最強最悪の小悪魔!ももがとーじを好きと知るや、巧みな作戦で次々とももを罠にかける。そんなももの絶体絶命のピンチを救ってくれたのは、もものピュアな内面を好きになったカイリだった。全くタイプの違う2人の間で気持ちが激しく揺れ動くもも。果たして、ももが最後に選ぶのは――?今回完成したイラストバージョンビジュアルは、もも、カイリ、とーじ、沙絵の4人が “ピーチ”を持った映画のポスタービジュアルを、原作のキャラクターたちで再現したもの。劇中の4人と同じ制服を身にまとったイラストを、原作者・上田先生が特別に描き下ろした。山本さん、伊野尾さん、真剣さん、永野さんの実写版と同様、外見と中身でギャップを持つ、それぞれのキャラクターの特徴を表したキャッチコピーもそのまま。本作の世界観を表したポップで可愛いビジュアルとなっている。ひと足先に本作を鑑賞した上田先生は、「これはおもしろい、スクリーンから伝わってくる熱量がハンパじゃない」と大絶賛で「よくあれだけの分量の原作をコンパクトにテンポよく楽しめるエンターテインメントに仕上げたなぁと。そして原作にはないエピソードや設定がピーチガールの世界を壊すことなく逆に盛り上げているのは、製作に関わって下さった方々の作品へのリスペクトと向上心の賜物だと思います」とコメント。「何より素晴らしいのはキャストの皆さんが見事に役にハマっていること。皆さんそれぞれに新境地を開いたんじゃないかと思えるぐらい見応えある演技でした」と、山本さん、伊野尾さん、真剣さん、永野さんらキャスト陣にも太鼓判を押し、「原作ファンの方にも、未読の方にもぜひ観ていただいきたい」と語った。『ピーチガール』は5月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月28日尾木ママが語る「子どもを学校に行かせたらいけないとき」 尾木ママが語る「親が受けてきた教育とはガラリと変わる!」 尾木ママが語る「親は『アクティブ・ラーニング』を勘違いしている」 の続きですいま、教育現場で最も注目されている言葉「アクティブ・ラーニング」とは、先生の授業を聞くだけの受け身の学びではなく、子どもが能動的に考える学習のあり方のことだと、テレビでおなじみの“尾木ママ”こと、尾木直樹さんは言います。尾木ママの新著 『取り残される日本の教育 わが子のために親が知っておくべきこと』 の本の中で紹介されている「アクティブ・ラーニング」。では、アクティブ・ラーニングができる子を育てるために、いま、ママができることとは何でしょうか? ■杉山愛さんのお母さんの口癖―― 前回、授業の方法が「アクティブ・ラーニング」を重視したものに変化していくというお話を伺いました。それに対応できる子どもを育てるために、ママが気をつけるべきことは何ですか?ポイントはいくつかありますけれども、やはり1番大切なのは自己決定ができる子を育てることです。そのためには、まず、日常生活のいろんな場面で子ども自身に決定させることが重要です。ご飯を食べるにしても、保育園に行くにしても、子ども自身が考え、決められるよう働きかけていく。どの靴を履いていくかとか、今日曇っているけど傘を持って行くか、といったことを自分で決めさせるの。「テレビの天気予報では、雨の確率は80%と言っていたよ」とか、考えるヒントになる情報は親が与えてあげて。―― 「こうしなさい」ではなく?一方的に親の意見を押し付けるんじゃなくて、「あなたは、どうしたいの?」といった問いかけで、自己決定を促す。じつはこれ、元プロテニスプレーヤーの杉山愛さんのお母さまの口癖なんだそうです。お母さまは、「あなたはどうしたいの?」と、必ず杉山愛さんに聞いていらっしゃったとか。愛さんは、「それは、それでしんどかった。」とおっしゃっていたけれど(笑)。すごく大事なことですね。■羽生結弦選手のすごいところ―― 「自己決定」は、「能動的」な姿勢そのものですよね。2つめのポイントは、自分の意見が言えること。そのために、主語をきちんと言えるようになること。「僕は、これがほしい」「私は、これがしたい」。こんなふうに、主語と述語がきちっと言えるということもすごく大事です。―― 日本語は主語を使わなくても通じやすい言語なので、これは意識する必要がありますね。3つめのポイントは、他人と比較しないということです。これは、フィギュアスケートの羽生結弦選手が良い例。彼のすごいところは、他人との比較ではなく自分の目標に挑んでいるところ、そしてメダルを目的としないところです。羽生選手は、よく「敵は自分自身」ということを口にしています。その例として、2014年、ソチオリンピックで金メダルを獲ったときのコメントが印象的でした。当時、取材に「結果としてすごいうれしいなと思う半面、自分の中では悔しいと思うところがあるので、金メダルを獲って言うのもなんですけれど、やっぱり悔しいです」と答えています。これはつまり、自分の演技を「相対評価」するのではなく、「絶対評価」しているんですね。■内村航平選手のお母さんの視点―― そういった子は、どうしたら育つのでしょうか?これは体操の内村航平選手のお母さまと対談して、ご本人の口からはっきり聞いた話なんですが…。内村選手のお母さまに、「大量のメダルや賞状は、どこに保管しているのですか?」と質問したとき、「そんなの見たことないし、どこかポケットにでも入っているんじゃないですか?」と、おっしゃるんです。「え? じゃあ、1枚も飾ってないんですか?」と聞いたら、「そういえば1枚だけリビングに飾っています」と。それは小学校のときに出場した大会の参加賞だというんですよ。―― 参加賞、ですか?そう、参加賞です。思わず、「そこで優勝したんですか?」と聞いたら、「成績はビリでした。でも体操が本当に好きで、泣かないで最後までやりきったことが、すごい立派だった」と。これは、「親が、子どもの何を見ているか?」という話です。普通だったら、メダルの数といった成績で評価しがちですよね。でも、そうではなくて、子どもが自分と向き合ったことについて親がしっかり認めてあげている。子どもが「最後まで、きちんとやりきった」ことをお母さんが本気で評価している。そして、それが子どもに伝わっているんです。これが世界の内村選手の原点にある話だと思うんです。■親の教育に対する考え方が問われる時代4回に渡ってお送りした「わが子のために親が知っておくべきこと 2017」連載も、これで終わり。トップアスリート本人や、トップアスリートを育てたママたちの言動に共通していたことは、アクティブ・ラーニングができる子を育てるポイントそのものだったと思います。尾木ママは言います。「わが子の教育について真剣に考えていて、確固たる教育観を持った家庭で育つ子どもは、アイデンティティもしっかり確立され、自分の意見を述べたり、主張したりできます。やはり、『家庭の教育力』が子どもに与える影響は大きいのです」。「教育」という分野にも、「時代」の波は押し寄せてきています。未来を生きるわが子に本当に必要なことは何なのか? ママとしてのアンテナを磨いて、時代の波をきちんとキャッチしていきたいですね。この記事は2017年2月の取材に基づいて書いています。■今回取材にご協力頂いた“尾木ママ”こと尾木直樹さんの著書 『取り残される日本の教育 わが子のために親が知っておくべきこと』 尾木直樹 著/講談社 ¥840(税別)尾木直樹さん プロフィール“尾木ママ”の愛称で親しまれる教育評論家、前法政大学教授。「子育てと教育は“愛とロマン”」をモットーに、ユニークで創造的な教育実践を展開。講演会活動、メディア出演、執筆活動など幅広く活躍中。尾木ママ オフィシャルブログ:
2017年03月28日尾木ママが語る「子どもを学校に行かせたらいけないとき」 の続きです“尾木ママ”の愛称で知られる、尾木直樹さんが、 『取り残される日本の教育 わが子のために親が知っておくべきこと』 という本を出版しました。尾木ママは、この本の中で、「親御さんご自身が、『いま、世界の教育はどうなっているのだろうか?』という視点を持ってほしい」と力説します。■高校入試をしているのは、日本だけ―― 「世界の教育状況の把握」と言われても、日々の生活に追われて、ピンときませんが…。毎日の生活をまわしていかなければいけないママたちの、そういう感覚も、もちろんわかります。でも、だからこそ、今回出版させていただいた本を読んで、「そういうことを考えてみる時間」を、少しでも持ってほしいと思います。先進国の中で、一斉指導(※1)をメインに実施しているのは、日本くらいです。いま、世界の多くの国が、一人ひとりの子どもに合った、「個別教育」をする時代に入っています。「日本の教育体制の遅れ」が如実に出ているのが、「アジア大学ランキング 2016」(※2)。東京大学は首位陥落という事態に陥っています。東京大学は、アジアでは調査開始以来3年連続首位をキープしていたけど、2016年度には7位。これは、ものすごい衝撃的な話。世界的にみて「日本の教育への評価」は、急降下しているんです。※1 日本の小学校、中学校では最もポピュラーな授業の形態。 教師が一人で、大勢の児童・生徒に対して授業をするというもの。※2 アジア大学ランキング(英タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)発表)―― 御著書では、「親が意識を変えていかなければ!」と、強くおっしゃっています。高校入試をやっているのは、世界的にみてもじつはめずらしいのです。大学入試すらない国も多くあります 。高校入試の何が問題かというと、高校入試をすると、高校をランキングしてしまうことになります。ランキングが30段階あれば、1位の学校がある一方で、30位の学校もできてしまう。学校が序列化されることで格差が生まれてくるんです。 本にも書きましたが、オランダでは、高校卒業資格を取得していれば、どの大学にも入れる仕組みになっています。たとえば医学部の入学試験も抽選だそう。それでも医療の質は高いといわれています。■日本の小中学校に「留年」がない理由―― どうしてほかの国では入試がなくても問題ないのでしょうか?他国では、「高校の卒業証書がある」ということは、「高校卒業程度の学力をしっかり保証しますよ」という意味なんです。義務教育で留年をさせたら、国家としてお金がかかります。けれどもほかの国では、「留年させてでも、これだけの力はつけさせますよ」と、国が責任を持って教育を保障しようというのが常識なんです。―― 日本では“わが子が落ちこぼれないように”と親が必死になりますが、ほかの国では異なるんですね。日本の小中学校は学年制で事実上留年がなく、学力や生活能力が基準に満たなかったとしても、とりあえず進級や卒業を許可してしまいます。でも、理解できない子にはわかるまで教えるのが本来の教育であり、国の役割です。さらに、今の日本の状況では、「留年すること」=「落ちこぼれ」のレッテルを貼ることにもつながりかねず、このことがいじめや不登校の原因になってしまうおそれもあります。こういう、教育の責任は家庭や子どもにあるという考え方自体、本当は間違っているんです。親御さんには、このことをきちんと認識していただき、もっと国が教育に力を入れていくべきということにも声を上げてほしいと思います。■「教育」の定義がガラリと変わる!―― そんな状況の中、子育て最前線にいる日本のママたちはどうしたら良いんでしょうか?まずは、いま、世界的にみると「教育」に対しての定義が変わってきているという状況を知ることですね。その国の教育水準を測る目安になる国際的な学力調査(※3)があるのですが、2018年から新たな内容が加わります。知識・情報を活用する力や、広い視野で物事を分析する力、多様性を認めて他人と協力し合う力、柔軟な対応能力などが重視されていく予定です。日本の場合、「学力が高い」というと、「どれだけ知識をインプットして、それをどれだけ正しくアウトプットできるか?」というイメージが強い。もちろん、それも大事な力です。でも、国際的な視点で考えてみると、今後子どもたちが社会を生き抜く中で求められるのはまったく違う力になってきているんです。ママたちは、そういう状況を知ることから始めましょう。日本の教育も変わろうとしています。わかりやすい例でいえば、2020年の大学入試の「センター試験廃止」。県立の高校入試問題でも、すでに問題の傾向が昨年から変わってきています。※3 経済協力開発機構(OECD)が実施した学習到達度調査(PISA=ピザ)―― 今後は、入試問題でどういったことを問われるようになっているのですか?たとえば、ある課題を出されます。そして、「この課題を、友だち3人で解決するためにどうすればいいのでしょうか?」という問題が出るわけです。■「キー・コンピテンシー」というキーワード―― 「私自身が受けてきた教育」とは違いすぎて、理解が難しいです…。たしかに、ママ世代が受けてきた教育とはまったく別物なので、伝わりづらい感覚だと思います。人は、どうしても「自分が経験したこと」をベースに物事を考えてしまいますからね。ですから、今日は、これからの教育を理解するためのキーワードを、ひとつお伝えしましょう。それは、「キー・コンピテンシー」です。―― 「キー・コンピテンシー」って、何ですか?言葉にして説明するなら、「状況を分析し、他人に論理的に説明し、情報を批判的に捉える能力、さまざまな分野の知識をつなぎ合わせて、問題解決に導いていく能力」です。いままでの、「テストで簡単に測れる能力」は、どんどん必要なくなっていくんです。もっと詳しい説明は、ぜひ、僕の本を読んでくださいね(笑)!つまり、わが子を「指示待ち人間でない大人」にするために、何が必要か? という話です。答えがひとつではないことにどう対応していけるか、どう状況を切り開いていくか、どう問題解決していけるか? そこが問われていくことになるんです。わが子を「指示待ち人間でない大人」にするために、何が必要なのか? そのためには、これからの入試で問われることを知ることから始める必要があるようです。次回は、尾木ママが語る「親は『アクティブ・ラーニング』を勘違いしている」です。この記事は2017年2月の取材に基づいて書いています。■今回取材にご協力頂いた“尾木ママ”こと尾木直樹さんの著書 『取り残される日本の教育 わが子のために親が知っておくべきこと』 尾木直樹 著/講談社 ¥840(税別)尾木直樹さん プロフィール“尾木ママ”の愛称で親しまれる教育評論家、前法政大学教授。「子育てと教育は“愛とロマン”」をモットーに、ユニークで創造的な教育実践を展開。講演会活動、メディア出演、執筆活動など幅広く活躍中。尾木ママ オフィシャルブログ:
2017年03月24日テレビでおなじみの“尾木ママ”こと尾木直樹さんが、新著を出版。タイトルは、 『取り残される日本の教育 わが子のために親が知っておくべきこと』 。この本は、尾木ママ44年間の教員生活の「集大成」だといいます。尾木ママが、ママたちに本気で伝えたいメッセージをうかがいました。■もし学校が「危険地帯」になってしまったら―― 「取り残される日本の教育」というタイトルが、とてもセンセーショナルでした。いま、学校教育の現場は、どうなっているのでしょうか?いじめ、自殺問題がとても深刻になってきています。2015年度だけでも、いじめの「重大事態」のうち50件で第三者委員会が立ち上げられました。第三者委員会が設置されていないケースもたくさんあるということを考えると、どれだけひどい現状であるかがわかります。―― 調査が必要な重大事案だけで50件! かなり深刻ですね。2月には、愛知県一宮市在住の中学3年生の男子が自殺するという事件が起こりました。この事件は、現在、第三者委員会が調査している最中です(2017年2月取材時現在)。 事件が起こる前に、親御さんは「担任を変えてください」とお願いしていたそうですが、校長先生は受け入れなかったようです。そして事件後の保護者会では、「担任によるいじめと認識している」と、校長がはっきりとそういう言葉を使ったにも関わらず、翌日には一転「いじめにあたるかはわからない」と説明を覆しました。―― いまの学校現場は、「学校は聖域。先生は人格者」というわけでもないのでしょうか?もし一宮の事件が、本当に「担任によるいじめ」だったとしたら、そんな状態の学校にわが子を行かせてはいけませんね。また、いじめではなかったとしても、生徒が学校でケガしたときにすぐに対応しなかったり、プリントを毎回配布させられたりというのは、すでに尋常な教師の対応とは言い難いわけです。亡くなった男の子は、大変苦しんでいたようですね。まだ詳細な経緯はわかりませんが、親御さんが一生懸命訴えていたのに対応を怠っていたのだとしたら学校の責任は大変重いでしょう。―― 不登校が増えていると聞きます。子どもが「学校に行きたくない」と言うのであれば、まず、きちんと理由を聞くことが必要ということでしょうか?正直に言えば、いじめが起こるような学校には、不登校の理由を聞くとか、そういう次元の話ではなくて、登校させちゃいけないと思います。そんな危険からはためらわずに逃げてほしい。そういう意識を親が持たなければ、いま、子どもの命は守れないんです。 ■親がもつべき意識は、「子どもの命を守る」―― あまりに衝撃的な話で、びっくりしています。昨年の12月に、「教育機会確保法」が、参院本会議で可決し成立しました。教育機会確保法とは、「学校に行くことが100%正解なわけじゃなく、休んでもいいし、学校以外の場で学ぶことを応援しますよ」というものです。こういったことが国会で議論されて、立法化した。時代は、そこまできているんです。でも、そのことを親がわかっていないと、いざという時に子どもを守れない。それが危険なんです。―― 時代の変化に、“親の意識”が追いついていないかもしれません。“危ない学校” には、行かせてはダメ。だって、そんな学校には行けば行くほど、子どもは、教師に傷つけられたり、友だちからいじめられてしまう。そんなときは、緊急避難をしなくちゃ!崖に向かって、わざわざ歩いていかないでしょ? それと同じことです。■ほかの国でいじめが起こったとき、親がすること―― 「学校に行く」ということが、「崖に向かって歩く」というレベルの話なんですか?いじめに「これをしたらいじめ」という"形式"はないんです。「ちょっと悪口を言われたり、無視されたりしているぐらいなら大丈夫」とか、「ケガさせられていないから、大丈夫」とか、そういう話ではない。自分があいさつをしているのに、みんなが返してくれなかったときのつらさって、すごいのよ。心が深く傷つくというのは、ときには殴られるよりもずっと痛いしつらいんです。こういった状況が、子どもにとっては、「本当に、本当に大変な事態である」ということを、親がきちんと理解してあげないと。―― 親としては、「それぐらい、気にしないでがんばれ!」と言ってしまいそうです。もしそういった事態がほかの国で起こったら、親は学校に要求を突きつけるところです。たとえばクラスメイトからいじめを受けて、子どもが学校を休みたいと言っているのであれば、まずは学校を休ませます。さらに、その間の学習の補償は学校がしてくださいという要求を当然の権利として親が出します。日本の親御さんには、もう少し、世界の状況を把握してほしいと思っています。親御さんご自身が、「いま、世界の教育はどうなっているのだろうか? それに比べて日本の教育はどうなのか?」という視点を持ってほしいですね。「いま、世界の教育はどうなっているのか?」を知らなければ、親はこれからの教育の変化についていけないのかも!? 次回は、尾木ママが語る「親が受けてきた教育とはガラリと変わる!」です。この記事は2017年2月の取材に基づいて書いています。■今回取材にご協力頂いた“尾木ママ”こと尾木直樹さんの著書 『取り残される日本の教育 わが子のために親が知っておくべきこと』 尾木直樹 著/講談社 ¥840(税別)尾木直樹さん プロフィール“尾木ママ”の愛称で親しまれる教育評論家、前法政大学教授。「子育てと教育は“愛とロマン”」をモットーに、ユニークで創造的な教育実践を展開。講演会活動、メディア出演、執筆活動など幅広く活躍中。尾木ママ オフィシャルブログ:
2017年03月23日演劇ユニット・TEAM NACSのメンバーで俳優の音尾琢真(41)が、木村拓哉主演の映画『無限の住人』(4月29日公開)に出演していることが21日、明らかになった。41歳を迎えたこの日、出演情報と共に劇中の場面写真が公開された。本作は同名人気漫画を原作に、三池崇史監督がメガホンを取る作品。興行収入41億円を記録した『武士の一分』(06年)以来の時代劇主演となる木村は、百人斬りの異名を持つ不老不死侍・万次(まんじ)を演じる。音尾は、福士蒼汰が演じる天津影久の祖父・天津三郎役。三郎が江戸最強の「無天一流」を破門されたことがきっかけとなり、影久はあらゆる武器や剣技を用いて江戸中の道場破りで流派の統一を図る。万次と影久を引き合わせることになる重要な役。今回公開された場面写真は、三郎が破門されるシーンを捉えたものだ。三池監督とのタッグは、2013年に公開された映画『藁の楯』以来2度目。「とても幸せです」とその再会を喜び、「福士蒼汰さんの祖父の役ということで私ごときがと不安はありましたが、監督の求めるシーンに近づけるよう夢中でやりました」と撮影を振り返る。「心残りは、生きる時代が違う役柄だったため、木村拓哉さんと撮影でご一緒することが出来なかったことです」と未練はあるようだが、「とはいえ、素晴らしい作品に同じ出演者として名前を刻めて光栄です」と俳優としての喜びを噛み締めている。
2017年03月21日