山下智久(38)が「アリーナツアー2023-Sweet Vision-」のラストとなる横浜・ぴあアリーナMM公演を開催。5年ぶりとなるライブでファンサMAXの山P、終始汗だくのセクシーステージにファンも熱狂!そんなライブの模様をリポート♪「5年ぶりですね、心の底から楽しみにしていたし、すごく会いたかったぜ!」オープニングからハイテンションな山Pに、ファンも「会いたかった~」と大絶叫。『抱いてセニョリータ』から最新シングル『Beautiful World』などを熱唱した。合間のMCでは「マジで熱いね。みんなの熱気がこうさせたんだからね」と汗だくの顔を見せたり、「ちょっと脱いじゃおうかな」とジャケットを脱いで大歓声を受けたり。「待たせた分、100倍返しするよ」の言葉どおり、ファンへ指さしや「いちばん後ろでペンライト振ってくれてるのも感じてるよ」と、隅々までの気配りも。自身が出演したドラマ『今際の国のアリス』の話を切り出すと会場はザワザワ。「なんでざわめく!?」と笑い、「裸一貫、ゼロからやるぞ、という気持ちで挑みました」と振り返った。「次はこんなに待たせないからね。I LOVE YOU」と投げキッスでライブを終えたが、「COOLな彼もいいけど、明るくなってますます素敵」とファンたちも興奮冷めやらぬ様子だった。
2023年09月21日2023年の岸谷香のライブ活動は実に多彩で濃密だ。2月には荻野目洋子と藤巻亮太をゲストに招いて『岸谷香感謝祭』を開催し、6月にはスガシカオ、馬場俊英、miwaとの弾き語り形式のツーマンツアー『2人ぼっちの大パーティー』を開催。それぞれ、ここでしか観られない素晴らしいコラボレーションが実現した。この他にも『The Unforgettable Day 3.11-2023-』『LuckyFes’23』『TOKYO GUITAR JAMBOREE 2023』など、さまざまなフェスやイベントにも参加している。さらに9月9日からは弾き語りツアー『KAORI PARADISE 2023』がスタート。そしてそのツアー終了後の11月24日からはUnlock the girlsでのバンドツアー『Kaori Kishitani Live Tour 2023 “56th SHOUT!”』も控えている。デビューから40年近くたった今もなお、新たな挑戦を続けている彼女の音楽への情熱はどこから来るのだろうか?主催イベントやライブについての思い、バンドツアーに向けての抱負、今後の展望などについて、話を聞いた。――2023年はライブ三昧の年になっています。しかも『岸谷香感謝際』や『2人ぼっちの大パーティー』など、岸谷さん主催のコンサートも数多く行っています。ライブの主催には、かなりの労力、エネルギーが必要だったのではないですか?『2人ぼっちの大パーティー』は準備があまりにも大変すぎたので、最終日本番前には「当分はいいかな」と考えていました。でもすべてのステージが終わった瞬間に、“なんて楽しかったんだろう!”と思いました。なので、毎年というわけにはいきませんが、3年に2回くらいのペースでやれたらいいなって考えています。ツーマンって、ワンマンとは違うおもしろさがありますね。――というと?対バン相手のステージを観に来たお客さんもいるわけじゃないですか。そういう方々にも、いいステージをお見せしたいという気持ちが強くなるせいか、ツーマンでは不思議なパワーが出るんですよ。スガさん、馬場さん、miwaちゃんのステージも素晴らしかったですし、貴重な経験になりました。スガさんとのツーマンでは、あだ名まで付けられました。――どんなあだ名ですか?“ブルドーザー”ってあだ名を付けられて、スタッフにも大ウケでした(笑)。――岸谷さんが情熱を持ってツーマンに臨んでいたから、そんなあだ名が付いたのではないですか?どうなんでしょう。いろいろな意味があるような気がしますが、命名者に聞いてみないとわかりませんね(笑)。――あだ名を付けられるって、同級生同士の共演ならではですよね。そういうところも楽しかったですね。馬場さんとは「人生という名の列車」を一緒に歌うこともできましたし、miwaちゃんとは世代が違うからこその楽しさを感じました。――さまざまな形態でのライブを精力的に行ってきています。これは意図しての展開なのですか?今年に関しては、“私のできることを全部並べました”という感じでやっています。まだ発表されてないスケジュールも含めて、本当にいろいろな形でライブをやっている実感があります。――ライブへのモチベーションが高いのは、どうしてなのでしょうか?コロナでライブを出来ない時期があったことが大きかったんだと思います。ライブを行うために必要なものを貯金する期間になりました。ピアノを練習する時間もありましたし、ライブアレンジ、曲の構成、演出など、ライブに必要なことについて、突き詰める時間になりました。ライブができない状況があったので、ピアノの弾き語りをYouTubeで定期的に配信した時期もあって。「あの曲をやって」「この曲をやって」って、私の想像が付かないような曲を視聴者がどんどんリクエストしてきたんですよ。――かなりたくさんの曲を生演奏されたんですよね。そこで再発見したこともたくさんありました。「えっ、この曲、やったことないよ」と言いながら、弾き語りでやってみたら、意外とおもしろい曲もあったんですね。そこからさらにアレンジを突き詰めて、弾き語りツアーのセットリストに入れた曲もいくつかあります。YouTubeでリクエストされなかったら、おそらく弾き語りでやることはなかったので、“無駄なことってないんだな”って思いました。あとは、ライブの構成や流れについて考えるようになって、よりライブが楽しくなったところもありました。実際のライブで活用できるくらい、ライブをやるために必要な能力の貯金が貯まったタイミングだったんじゃないかと思います。ついにその貯金を使うぞー!って(笑)。――ライブに必要な能力って、ステージで歌って演奏するだけでなく、ライブをトータルで表現していく能力ということでしょうか?そうですね。ここに来て、その楽しさを知ったという感じですね。大きかったのは弾き語りツアーなんじゃないかな。弾き語りって、ひとりで演奏して歌うことだけではなくて、アレンジを新たにゼロから作りあげる作業もあるし、流れを考える作業もあります。これがなかなか難しいという。――どういうところが難しいのですか?自分では、“こんな風に聴こえてほしい”と思って演奏したとしても、他人にそう聴こえるかどうかは別問題であるところですね。自分のイメージを主観的に追求することと観客の視点で客観的に判断することを両立させなきゃいけないので、その判断力を養う必要があります。――デビューから40年近くたった今も、さらなる成長を目指しているところが素晴らしいです。この1年で“自分がどんなミュージシャンなのか”を思い知ったことも、大きかったと思います。例えば、miwaちゃんとのツーマンで、何が一番のプライオリティーかということでは、miwaちゃんは「歌」と言ってましたが、私は歌ではないんですよ。馬場さんは「歌詞をしっかり表現したい」って言っていたけれど、私は歌詞へのこだわりはそこまでではないし。スガさんはスガさんで、私がどうやっても思いつかないようなコード進行を作る才能を持っていらっしゃるし。他のミュージシャンと共演することで、自分に足りない部分を思い知らされました。――岸谷さんは作曲・アレンジ・プロデュースへのこだわりを強く持っている印象を受けます。曲作りもアレンジも好きですし、プロデュースも好きですね。一時期、“私はプロデュースにあんまり向いてないな。自分のことしか考えられないタイプだな”って思っていたんですよ。でも最近になってイベントを主催する機会も増えてきて、やっぱりプロデュースするのが好きだなって再認識しました。――Unlock the girlsを組んでからは、バンドのプロデューサーという役割も担っていますよね。自分とは全然違う音楽を聴いてきた子たちと一緒に音楽を作るのは、とても楽しいです。みんなと一緒に曲を作る時に思っているのは、それぞれが持っているものをそのまま出してほしいということ。それぞれのメンバーから出てくるものをまとめる作業は大変かなと想像していたんですが、やってみたら、意外とできるものだなと思いました。今年からコンサート制作の経験豊富なプロデューサーが新たにチームに参加してくれたこともプラスになっていると感じています。――ブラスになっているのは、どんなことですか?そのプロデューサー、私の曲を全然知らないんですよ(笑)。せいぜい代表曲を何曲か知ってるくらい。でもそこもいいというか。私の曲を知らない人がどう感じるかは重要なことですし、客観的かつ的確に指摘してくれるので、とても参考になっています。弾き語りツアーなどで地方に行くと、「Diamonds<ダイアモンド>」と「世界でいちばん熱い夏」と「M」くらいしか知らないお客さんがたくさんいるんですが、そのプロデューサーが「いい」と言ってくれたら、そういう人たちにもちゃんと届くんだろうなって思えるようになりました。――来た人全員に届けるためには、構成や流れも重要な要素になるんですね。ある意味、「M」や「Diamonds<ダイアモンド>」の扱いって、とても難しいんですよ。これらの曲を何十年もやってきている側からしてみると、「『M』が良かったです」って言われることも、もちろんうれしいんですが、それだけじゃ困るというか。「今の岸谷香の音楽もいいね」「初めて聴いたあの曲、いいね。CD探してみようかな」って、他の曲にも興味を持ってもらいたいじゃないですか。――ミュージシャンとしては当然の思いですよね。私は“懐メロおばさん”みたいになるのはイヤだから、いかに昔の曲がコンサートの目玉にならないようにするか、いつも考えているんですね。そこでプロデューサーの指摘がとても参考になっています。なので、プロデューサーをリハーサルスタジオにお呼びして、通して聴いてもらって、「私はこういう意識でやっているけれど、そう聴こえますか?」と確認するようにしています。「だったら、この曲は入れ替えたほうがいいね」「ここはこういう照明の演出をすれば大丈夫」といった感じで、プロデューサーの意見を参考にしながらコンサートを組み立てています。――実際のコンサートで、そうしたやり方の成果を感じていますか?明らかな違いがありますね。その日のライブの舵を自分が取っているという実感があるんですよ。弾き語りは要素が少ないので、出発地点はいつもほぼ一緒なんですが、これまでは“その日の潮の流れによって行き先も変わるし、どこに到着するかわからない”という意識でやっていました。でも客観的な視点を意識するようになってからは、潮や風の流れによって迂回することもあるけれど、到着地点は常に一緒というライブができるようになってきました。その日のステージの出来が良くて、たまたま感動してくれたのではなくて、“感動してもらえるように組み立てているのだから、感動は必然”という風に意識も変わってきました。――客席の反応をコントロールすることも重要なんですね。以前はいかに大きな声援と拍手をもらうかということばかりを考えていましたが、客席に求める反応って、それだけじゃないなと気がつきました。例えば、ここはじっくり聴き入ってもらいたいから、拍手はいらないという場面でパラパラと拍手が来たら、舵を取れていないんですよ。そういう場面では拍手をさせないやり方が必要になります。これまでは行き当たりばったりでやっていたことでも、今は自分がイメージしたとおりのステージをできるようになってきました。――近年の岸谷さんの弾き語りのステージを観ていて感じるのは、1曲1曲の歌が深く染みてくるということです。流れ以外のことで、ステージにのぞむ意識で変わってきたことはありますか?弾き語りって、ひとりでやっているわけだから、個人的なメッセージを伝える意味あいもあると思うんですね。そうした時に、これまでの人生で感じたことを包み隠さず音楽で表現できたらいいなって思うようになってきました。例えば、大切な友達が亡くなってしまって感じたこと、命の尊さやその人が生きていた証しのかけがえのなさなど、素直に歌に込めて届けたいなって。もちろんライブってエンターテインメントだから、暗くなりすぎるのは違いますが、弾き語りだったら、そうしたテーマでも自然にさらっと歌うこともできるし、しっとりと届けることもできるし、ニュアンス豊かに表現できるところが魅力だと感じています。――弾き語りって、奥が深いですね。弾き語りのライブを観に来る人って、ハッピーになりたい人ばかりじゃないと思うんですよ。泣きに来る人もいるかもしれないですし、いろいろな瞬間があっていいのかなと考えています。幸いなことに私の曲って、基本的に明るいものが多いので、弾き語りで賑やかな気分になったり、しんみりしたり、いろいろな場面を作れるんじゃないかなと思っています。“新譜が出たから、新譜を中心にやります”ということではなくて、最近はコンサートの核になるものはなんなのかを意識するようになりました。――コンサートの核になるものって、どのようなものですか?その時々に歌いたいこと、届けたいことのファーストイメージ、テーマみたいなものを探し出して、そのイメージに沿って構成するようになってきました。今年、バート・バカラックが亡くなったじゃないですか。“今の私があるのは、バート・バカラックを始めとするさまざまな音楽家から影響を受けたからだ”という発想からストーリーを作って選曲したりもしています。バート・バカラックのことを思って書いた曲は、セットリストからはずれたんですけど、自分のスタート地点を意識するところはありますね。今年のライブの選曲で、スタッフから言われるまで気がつかなくて、びっくりしたことがありました。――それはどんなことですか?「今年はPRINCESS PRINCESSのオンパレードみたいだね」って言われたんですが、確かに多いんですよ。それもみんなが大好きなPRINCESS PRINCESSの曲ではなくて、ソロになって初めてやるPRINCESS PRINCESSの曲もいくつかあって。おそらく私が今年作りたかったシーンとPRINCESS PRINCESSの曲がたまたま合ったんだと思います。それらの曲をやるのがとても新鮮で楽しかったです。――例えば、どんな曲ですか?PRINCESS PRINCESSの再結成の時に初めて5人でやった「I LOVE YOU」とか、解散前に1回もステージでやっていない曲とか。選曲する時点でPRINCESS PRINCESSの曲かどうかを意識する必要はないな、その時々にやりたい曲をやるのがいいなって思うようになりました。――11月24日からバンド編成でのツアー『Kaori Kishitani Live Tour 2023 “56th SHOUT!”』が始まります。数字と“SHOUT!”という言葉が付いたツアーが最初にスタートしたのが2014年で、“47th SHOUT!”からでした。そもそもこういうタイトルにしたのはどうしてなんですか?新譜のないツアーだったので、“ツアータイトルを考えるのもめんどうだな。きっとこの先もずっと歌っていくだろうから、年齢でいいんじゃないかな?”っていうノリで、“47th SHOUT!”と付けて始めたら、いつのまにか50も越えて、56になっていました(笑)。――コロナ禍での中断はありましたが、ほぼ毎年の恒例のツアーとなっています。弾き語りとバンド編成というふたつの異なるツアーがあることで、観客もさまざまな楽しみ方ができますよね。基本的には弾き語りツアーは“KAORI PARADISE”、バンド編成でのツアーは“SHOUT!”で統一しています。ゆっくり座ってじっくり聴きたい、泣きたいという時には“KAORI PARADISE”、スカッとしたい時には“SHOUT!”に来てもらったら、観る目的が達成されるのではないでしょうか(笑)。ツアーが2種類あるおかげで、すべてを網羅する必要がなくなったので、構成を考えやすくなりました。“KAORI PARADISE”ではPRINCESS PRINCESS時代の曲が多めになることもあると思いますが、“SHOUT!”は、今の私の音楽、56歳のシャウトを楽しんでもらいたいですね。――ツアータイトルに年齢の数字が入っているのは、その時々のリアルタイムの音楽をやっていることの証しでもあるわけですね。そう考えています。56歳のシャウトが47歳のシャウトと同じになっちゃったら違うだろうし、今年は今年のシャウトになると思います。CDでリリースしていない新曲もやる予定です。――ツアータイトルの中に年齢という数字が入ることで、リスナーの人と一緒に年を重ねて併走しているというニュアンスも出てきそうですね。一生のファンみたいな人もいるでしょうしね。年齢をカウントすることで、この年はこうだった、あの年はこうだったって、自分の歴史と重ねやすいところはあると思います。――バンド編成のライブの魅力って、どんなところにあると考えていますか?エレキギターの楽しさに尽きますね。リハーサルで、エフェクターを踏んで、エレキギターのあの音色が響くだけで、テンションが上がりますから(笑)。自由度の高さもバンドの楽しさの1つですね。例えば、途中まで私がピアノを弾いて、間奏を入れて途中でギターに持ち替えて、私とYukoのツインギターで演奏するのもありですし。その場で出てきたアイディアを実行するのが楽しいです。――Unlock the girlsを結成して約6年とのことですが、変わってきたことは?どんどんバンドになってきていますよね。スタート時点では、Yuko・HALNA・Yuumiの3人と私とでは、年齢もキャリアも聴いてきた音楽もまったく違ったので、対等の関係になれるかどうか、それぞれ不安もあったと思うんですよ。でも今はみんな、機嫌が悪かったら、遠慮せずにそのまま機嫌の悪さを出すようになってきました。そうそう、バンドってこういうことだよねって(笑)。音楽的にもこの4人で演奏したら、こうなるなってイメージできるようになってきました。――バンドのオリジナリティーが確立されてきたということなのでしょうね。バンドになったとしか言いようがないですね。誰かが誰かに合わせるのではなくて、それぞれが自分のやりたいように演奏した結果、バンドの音になっているのが理想なんですよ。その境地に近づいている実感がありますね。一緒に曲を作ったり、ライブをやったり、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのライブを観に行ったり、みんなで集まってYouTubeのライブ映像を観たり。楽しいことも共有できているのが大きいですね。3人ともいろいろなところに出て行って演奏する機会があるんですが、“ホームは楽だな”って感じてくれたらと思っています。――バンドになったなと実感したのはどんな瞬間ですか?あるライブのリハの時にHALNAが「アンコールの曲の後奏、レッチリのあれにしちゃおうよ」と提案してきて、「いいね」「やろうやろう」とすぐに決まり、HALNAが本番でフリーの振りまで真似して、大ウケした瞬間ですね。観ている人たちはポカンとしたかもしれませんが、バンドって、たまには内輪ウケがあってもいいんじゃないかなと思います。――バンドの楽しさって、そういうところにもありますよね。ツアーでは新曲を披露する予定とのことですが、新曲の曲作りはどんな感じで進んだのですか?みんなで飲んでいる時に、「シャッフルの曲がないから、あるといいよね」「マイナーの曲もないから、やろうよ」って話していたんですよ。最初は「私はマイナーの曲は書かないんだよね」って言っていたのですが、他のメンバーがこれまでマイナーの曲を多くやってきたこともあり、「じゃあ作るか」ということになりました。その後、私が大本の音源を作り、その音源をもとにして、メンバーがちょっと変えてデモテープを作り、そこからさらにみんなで話しながら作っていったら、どんどん曲が良くなりました。――そうした作り方はバンドならではなんでしょうね。バンドっておもしろいなと思いました。今はすっかりライブモードになっているので、レコーディングもリリースの時期も決まっていませんが、ライブが一段落したら、作品作りをしたいですね。――バンドツアーは“56th SHOUT!”となるわけですが、今の時期について、どう感じていますか?いい時期だなと感じています。今が収穫期ですね。今まで一生懸命種をまいて育ててきて、音楽の果実を収穫している感覚があります。私はPRINCESS PRINCESSを解散して奥居香になって、その後、岸谷香になり、しばらく子育てでお休みして、名前がコロコロ変わったので、若い音楽ファンからすると、「あんた誰?」の極地だと思うんですね。Unlock the girlsでのバンド活動も始めて、ここ数年でやっと岸谷香としての音楽活動が落ち着いてきたかな、この時期を楽しみたいなという心境になっています。――収穫期とのことですが、収穫すると同時にまた種をまいているのではないですか?植物も花が咲いて、実がなって、その実が地面に落ちて、また種になったりするじゃないですか。音楽もそういう、いいサイクルでやっていけたらと思っています。――2024年にはデビュー40周年を迎えます。実感はありますか?40周年と言っても、私はほとんど10年は休んでいるようなものだから、中身は30年くらいの感覚ですね。だから今の私のミュージシャン年齢は46歳(笑)。周年にはまったく興味がないんですが、スタッフは周年が好きなので、今後、いろいろな展開があるかもしれません。私としては今年、自分ができることを全部並べたという意識があって、その流れが2024年頭まで続くイメージですね。2022年の年末に『KAORI PARADISE 2022 年末スペシャル』ということで、ビッグバンドと共演するステージを3本やったんですね。そのステージがとても楽しかったので、2024年の初めに再びビッグバンドと一緒にやる予定です。これまでにフルオーケストラとの共演はあるんですが、ビッグバンドとは、PRINCESS PRINCESS時代に、六本木PIT INNというライブハウスで遊びで1回やっただけだったんですよ。――これまで共演してことなかったのはどうしてなのですか?私は弦楽器には馴染みがあるんですが、管楽器ってほとんど馴染みがなかったんですよ。管楽器って、ジャズやブルースやR&Bを通っていないと、わからないところがあると思っていたから。私はブラックミュージックをほとんど通らないまま、ここまで来ちゃったので、“管楽器は得意じゃないな”という意識がありました。でも私の曲って基本は明るいし、ロックンロールもあるし、実は結構管楽器が入っているんですよ。友達のミュージシャンから「ビッグバンドとやってみない」と声をかけられて、やってみたらとても楽しかったんですね。なのでもう1回やりたいと思い、おそるおそる「また一緒にやってもらえますか?」と聞いたら、みなさん、快くOKしてくださって、再び共演できることになりました。最近の若いミュージシャンのやっているビッグバンドって、女の子たちもたくさんいて、次にやる時にも女の子が二人入る予定なので、今から楽しみです。ここに来て、また新たな音楽の楽しさと出会えました。――年々、音楽表現の幅が広がっているということですね。2024年も感謝祭をやる予定ですし、バンドでのツアーもやりたいし、弾き語りの一人旅もやりたいと思っています。何人か分のミュージシャン人生を一人で体験しているようで、とても欲張りに生きている気がします。“全力で仕事して全力で遊ぶ”というのが、2023年の私のモットーなのですが、実際に今年はおおいに働き、おおいに遊んでいます。――これだけ多種多様なライブ活動をやりながら、遊びも充実させるところが素晴らしいですね。大きな仕事が終わった翌日には「さらば!」って、さっさと日本を出国したこともありますね(笑)。子どもたちも大きくなったし、そういう過ごし方が私にとっては、いちばんハッピーなんですよ。ライブで放電した後には、いろいろな刺激を受けて充電することも必要だと思っています。海外にライブを観に行くことは私にとって最高の充電の1つですね。――岸谷さんの音楽活動、さらに自由自在になっているという印象を受けます。若い頃って、“自分はこういうミュージシャンだから、こういうことをしたらおかしいだろう”と、自分で自分を枠にはめてしまうところもありました。でも今は“何をやってもいいかな”と思うようになりました。死ぬまでに世界各国のいろいろな料理を食べておきたい、みたいなノリに近いのかな。やったことのないことをやっておきたいんですよ。やってないことって、まだまだたくさんあるので、楽しみは尽きないだろうなと思っています。Text:長谷川誠Photo:吉田圭子<公演情報>Kaori Kishitani Live Tour 2023 ”56th SHOUT!”11月24日(金) 名古屋BOTTM LINE開場18:15 / 開演19:0011月25日(土) 大阪BIGCAT開場16:15 / 開演17:0012月3日(日) 東京日本橋三井ホール開場16:15 / 開演17:0012月9日(土) 福岡トヨタホールスカラエスパシオ開場16:15 / 開演17:00チケット料金:全席指定8,500円(入場時ドリンク代が必要)()岸谷香 公式サイト:
2023年09月19日Huluオリジナル『神の雫/Drops of God』(9月15日配信スタート 毎週金曜配信 全8話)配信を記念し、原作の作画担当であるオキモト・シュウ氏が山下智久とフルール・ジェフリエを描いたオリジナルイラストが15日、公開された。○■山下智久の海外ドラマ初主演作原作・亜樹直氏、作画・オキモト・シュウ氏による漫画『神の雫』(講談社)を実写化した同作。ドラマ版は原作と異なり、山下演じるワイン評論家・遠峰一青を主人公にストーリーが展開する。遠峰の師であり、ワイン学の権威でもあるアレクサンドル・レジェの残した膨大なワインコレクションを巡って、アレクサンドルの一人娘・カミーユ(フルール・ジェフリエ)と宿命の対決を繰り広げる。なお同作は、山下の海外ドラマ初主演作となる。○■オキモト・ シュウ氏描き下ろしオリジナルイラスト公開また、本日は『神の雫/Drops of God』の配信開始を記念して、原作漫画『神の雫』の作画を担当するオキモト・ シュウ氏が描き下ろしたオリジナルイラストも公開。オキモト氏が丹念に描いたのは主演・山下と、カミーユ役のフルール・ジェフリエの2ショット。オキモト氏は「イラスト制作のお話をいただいたとき、かなりの圧を感じました。山下さんを描くのって本当に難しい……。だからこそ、イラストでは到底表現できなかったお二人の素晴らしい演技をぜひ! ドラマで堪能していただきたいです。よろしくお願いいたします」とコメントを寄せている。○■山下智久、日本人キャストの通訳もさらに、17日(16:25〜)には、特別番組『海外ドラマ初主演 密着2年 俳優・山下智久の挑戦』(日本テレビ)が放送される。この番組では『神の雫/Drops of God』で海外ドラマ初主演を果たした山下に⻑期密着。さかのぼること2年前、フランスで始まったドラマ撮影での真剣な様子はもちろん、ヨーロ ッパ最大規模のドラマイベント「Series Mania」にも堂々参加し、会場に押し寄せた海外のファンと気さくに交流する山下も、つぶさに追っていく。撮影現場ではほかの日本人キャストの通訳も担いながら、真摯に撮影に挑んだ山下。特別番組では一切妥協することなく、常に高みを目指す山下の姿を捉えながら、その胸の内にも迫っていくことに。国際派俳優として躍進する山下にとって海外挑戦の原点となった“幼少期の体験”、そして「壁はある方が面白い」と決して満足しない山下が抱く“未来への思い”も明らかに。
2023年09月15日俳優で歌手の山下智久が3日、神奈川・ぴあアリーナMMにて『TOMOHISA YAMASHITA ARENA TOUR 2023-Sweet Vision-』の横浜公演を行い、全22曲を熱唱。5年ぶりとなるライブツアーに熱い思いを語った。8月11日の愛知県からスタートした今回のライブツアー。名古屋、神戸、横浜の3都市で全7公演を行い、この日が千秋楽となった。黒のハットを被ってステージに登場した山下。「Anima」、「A Million Suns」、そして山下が主演したドラマ『クロサギ』の主題歌である「抱いてセニョリータ」を立て続けに歌うと「5年ぶりとなるツアー。心から楽しみにしていました。今日は一生忘れられない思い出を作るぞ!」と挨拶。続いて、懐かしい曲から最新の曲までバラエティーに富んだ楽曲を披露する山下。「YourStep」ではキッズダンサーを従えて楽しいダンスを披露すると、「Party don’t Stop」では、ダンサーたちと華麗なステップで会場を盛り上げ、エンターテイナーぶりを発揮する。中盤のMCでは、会場の至るところから「山P~」という歓声に応えると、それぞれ反応し「今日はたくさんファンサしていきます」と宣言し「5年ぶりのツアーになりますが、待っていてくれてありがとう」と感謝を述べる。続けて山下は「早くツアーをやりたかったのですが、コロナ禍や海外に行くことが重なって時間が経ってしまいました」と説明すると「待たせたぶん、100倍返しするぞ!」と意気込んだ。さらに山下は「最近いろいろな友人に会っているんですよ」と切り出すと「この前、(NEWSの)加藤シゲアキと飯を食って久々にいろいろ話したんです。時間が経ってしまっていましたが、青春時代を一緒に過ごした仲間だったので、あっという間に当時に戻れるんです」とうれしそうに語り、「NEWSは(結成)20年ですよ。すごくないですか? アルバムも出ているので、僕ともども、引き続きよろしくお願いします」とファンに呼びかけていた。また、同じくNEWSの小山慶一郎にも連絡を取ったことを明かすと「この間、久々にLINEをしました。コンサートを観に来てくれるって言ってくれて。僕も(NEWSのコンサートを)観に行こうと思います」と発言。その後客席に向かって「小山、ありがとうね」と手を振り、この日小山が訪れていることをさりげなく伝えると、ファンからは悲鳴に近い歓声が上がっていた。「本当に最近よく会うんだよね」と山下は繰り返すと「まっすー(増田貴久)や亀(亀梨和也)とか、(菊池)風磨とか」と述べると、会場からは名前が挙がるたびに驚きの声が。山下は「友達だから。驚くことじゃないよね」と笑うと「風磨は全裸だから、親近感が沸くんだよね」と、山下がNetflixシリーズ『今際の国のアリス』で全裸シーンが話題になったことに触れて、会場の笑いを誘っていた。9月1日で、芸能生活27年となった山下。「本当にいろいろなことを経験させていただきました。すべての出会いに感謝です」としみじみ語ると、続いては山下が主演を務めたドラマ『プロポーズ大作戦』の主題歌「明日晴れるかな」と、『コードブルー』の主題歌「HANABI」をカバーするなど、バラエティーに富んだセットリストでファンを魅了していた。山下は「27年という時間が過ぎましたが、1日も当たり前だと思ったことはありません。常に与えてもらったと思って、チャンスを生かせるように進んでいきたいです」と今後のさらなる飛躍を誓うと、ステージの隅から隅まで足を運び、ファンに感謝を述べる。最後に山下は「次はこんなに待たせません。すぐ会いましょう!」と宣言していた。
2023年09月04日日本香堂のお香ブランド「セントスケープ(Scentscape)」から、2023年の新作として「りんご&金木犀」や「抹茶ラテ」などが登場。日本香堂の「セントスケープ」から秋冬の新作お香「セントスケープ」は、「移りゆく季節とともにカラフルに広がる“香り(scent)と景色(scape)”」をテーマにしたお香ブランド。2種類の香りを独自に掛け合わせた「今、聞きたい」(=その香りをゆっくりと味わうこと)香りを展開している。新作では、秋冬に旬を迎える果実に相性の良い⾹りを掛け合わせた「りんご&金木犀」「ペア―&ホワイトムスク」「柚子&ベルガモット」の3種類、落ち着きのあるウッディ調をベースにした「ゼラニウム&ヒノキ」「ウード&バニラ」、温かい飲み物に⽢いミルクを掛け合わせた「カフェモカ」「ミルクティー」「抹茶ラテ」の8種類を展開。各香りの心象風景をイメージしたグラデーションカラーに彩られたパッケージは、お香入れとしても使える設計だ。インテリアに取り入れやすいのが嬉しい。<香りのラインナップ>りんご&金木犀:甘酸っぱいりんごとすっきりとした金木犀のフルーティーフローラルの香りペア―&ホワイトムスク:ホワイトムスクとみずみずしく甘いペアーが織りなすフルーティームスクの香り柚子&ベルガモット:柚子とベルガモットが爽やかに煌めくグリーンシトラスの香りゼラニウム&ヒノキ:華やかなゼラニウムと清涼感のあるヒノキのフローラルウッディの香りウード&バニラ:香り深いウードに温もりあるバニラが心地よく包むウッディアンバーの香りカフェモカ:ミルクたっぷりのエスプレッソにカカオを添えたカフェモカの⾹りミルクティー:濃いめの紅茶にスチームミルクをふんわりのせたミルクティーの⾹り抹茶ラテ:上品な抹茶に⽢いミルクが溶けこむ濃厚な深みのある抹茶ラテの⾹り【詳細】セントスケープ 秋冬新商品発売日:2023年8月1日(火)希望⼩売価格:1,650円(全種共通)お香サイズ:約140mm、1本あたりの燃焼時間:約25分、内容量:約32g■取扱い店舗香十 盛岡店、香ぎゃらりぃ(大丸東京店、小田原店、名古屋三越栄店、松坂屋静岡店、芦屋モンテメール店、ラシック福岡天神店、博多阪急店)、フレグラボ 星ヶ丘三越店、全国の雑貨店、お香ショップ、銀座蔦屋書店
2023年09月02日モデルで女優の岡本あずさが、俳優の山下智久が主演を務めるHuluオリジナル『神の雫/Drops of God』(9月15日よりHuluで独占配信 全8話)に出演することが30日、明らかになった。○■岡本あずさ&山下智久の対談動画も原作・亜樹直氏、作画・オキモト・シュウ氏による漫画『神の雫』(講談社)を実写化した同作。ドラマ版は原作と異なり、山下演じるワイン評論家・遠峰一青を主人公にストーリーが展開する。遠峰の師であり、ワイン学の権威でもあるアレクサンドル・レジェの残した膨大なワインコレクションを巡って、アレクサンドルの一人娘・カミーユ(フルール・ジェフリエ)と宿命の対決を繰り広げる。山下の海外ドラマ初主演作としても話題の同作だが、この度新たな日本人キャスト情報が解禁。岡本あずさの出演が発表された。岡本が演じるのは、一青に自らの内面と向き合うきっかけを与える敏腕ジャーナリスト・片瀬百合香。原作には登場しない新キャラクターで、『神の雫/Drops of God』のストーリー展開において、重要なカギを握る人物でもある。また、本日30日より、Huluの『神の雫/Drops of God』ページ内で、山下と岡本の対談インタビュー映像も公開されている。○■岡本あずさ コメント私が演じる百合香は一見、頭も良くて、クールで気が強い面もあるのですが、一青と距離が縮まってからはちょっとユーモアもあって、なかなか面白い子だなと思います。お芝居でもいろんな顔を見せていきたいと思いながら、演じました。山下さんは本当に頼れるお兄さんという感じ。私は英語が全くできないので、現場で通訳さんが間に合わない時など、監督の指示を全部通訳してくださって……本当にずっと頼りっぱなしです。ありがとうございます! 今回、山下さんは役のために体を絞っていらっしゃったのですが、そんな山下さんのストイックさが、命を顧みずワインを追求し続ける原作の一青と本当に重なるところがあるなと思いながら、いつも見ていました。劇中では回を重ねるごとに、一青と百合香の関係性もどんどん変わっていくので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。
2023年08月30日2023年8月16日、漫画家の佐野菜見さんが、ガンのため同月5日に亡くなったことが分かりました。36歳でした。佐野さんは、2010年に漫画『ノンシュガーコーヒー』でデビュー。以降、アニメ化となった『坂本ですが?』や『ミギとダリ』などの作品で人気を博しています。2023年7月には『ミギとダリ』のアニメ化も発表されていました。株式会社KADOKAWAが発行している漫画誌『ハルタ』のSNSアカウントでは、佐野さんのご家族と編集部からの言葉が公開されています。【読者の皆様へ】漫画家の佐野菜見さんが8月5日に逝去されました。『坂本ですが?』『ミギとダリ』など素晴らしい漫画を描いてくれたことに感謝すると共に、心よりご冥福をお祈り申し上げます。読者の皆様へ、佐野さんのご家族と編集部からの言葉をお伝えします。ご一読いただければ幸いです。 pic.twitter.com/5qqXUfqKp5 — ハルタ (@hartamanga) August 16, 2023 編集部からの文書によると、佐野さんは『ミギとダリ』の連載を終えてから、アニメの監修をこなしながら、新作の打ち合わせをしていたとのこと。佐野さんのことを「とにかく漫画に真っ直ぐ」で「面白い漫画を描くため、漫画家として成長するための努力をできる人」だとつづっています。佐野さんの作品『坂本ですが?』『ミギとダリ』は多くの人を笑顔にしてきました。この先も多くの人に笑っていただけると幸いです。10月からは『ミギとダリ』のアニメの放送も始まります。佐野さんはアニメの出来の良さにとても喜んでいました。こちらも楽しんで頂けると嬉しいです。@hartamangaーより引用また、ご家族からのメッセージには、佐野さんの遺書に書かれていた言葉も添えられていました。ファンの皆様へ娘の菜見は進行の早い癌により闘病1か月と言う早さで8月5日に旅立ちました。ご愛読いただきましてありがとうございました。「この人生は楽しい人生だったわさ私はこれから多分もっと自由な世界にいってきます…アバヨ」(遺書より抜粋)@hartamangaーより引用佐野さんの作品に親しんできたファンからは、訃報に際し、さまざまなメッセージが寄せられています。・佐野さんの漫画が最高に大好きです。ご冥福をお祈りします。・『坂本ですが?』に、たくさん笑わせていただきました。ありがとうございます。・佐野さんの漫画を友人に「読んでくれ!」と勧めてまわった覚えがあります。・面白くて素敵な漫画をありがとうございました。多くの人を楽しませてきた佐野さんの作品は、これからもたくさんの人を笑顔にし、愛され続けることでしょう。佐野さんのご冥福を心よりお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年08月16日俳優で歌手の山下智久に迫ったドキュメンタリー番組『挑戦者・山下智久』(全10話)が31日より、Huluで独占配信される。○■山下智久、韓国へ番組では「韓国」「音楽」「日本」と3つのテーマで山下をひもとく。第1話では、本人の希望により、韓国でのロケを敢行。韓国料理が大好きな山下が「行ってみたかった」という店で韓国料理からエネルギーをチャージするなど楽しむ一方で、なぜ、「韓国」にやってきたのか。そして、彼が「今」思うことなど、今後のビジョンを本音で語る。○■山下智久コメント『挑戦者・山下智久』というタイトルを聞いた時、正直そんなにハードル上げて大丈夫? と思いました (笑)。いざタイトルとして掲げられると少し弱気になってしまいますが、挑戦する気持ちは忘れないように常に心掛けています。韓国には友人もたくさんいますし、韓国料理も大好きなので、訪問先として韓国を選びました。先日、映画のプロモーションで韓国に来たのですが、もうちょっと⻑くいたかったな……という気持ちもあって。韓国に着いたばかりでまだどこにも行ってないので、今回はおいしいお店に行きたいし、色々な場所を回りたいと思います。色々な分野で頑張っている人が世界中にいると思うので、番組を通じてたくさんの方にお会いして、色々なお話を聞いてみたいです。視聴者の皆さんにはハードルを上げずにゆるく観てほしいです。僕自身も初めての経験なのでわからないことだらけですが、皆さんに楽しんでいただければと思います。きっと新しい景色が見られると思うので、是非ご覧ください!
2023年08月11日MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社の取扱いブランドである、シャンパン メゾン モエ・エ・シャンドンは、フレンズ オブ ザ ハウスに俳優・歌手である山下智久が就任することを発表しました。Courtesy of MHD世界中で愛され続けるシャンパン メゾン モエ・エ・シャンドンは、1743 年の創業以来、セレブレーションや人生の忘れられない瞬間に寄り添い、人々を魅了してきました。モエ・エ・シャンドンがセレブレーションの国際的シンボルとなる道筋をつくったジャン・レミー・モエは「シャンパンの魔法を世界中に」届けたいという夢を次世代へと語り継ぎ、今日まで受け継いできました。最も象徴的なモエ・エ・シャンドンのフラグシップ・シャンパン「モエ アンペリアル」は、誕生以来、世界的なセレブレーションのシンボルとしての地位を確立してきました。Courtesy of MHDテニスやゴルフ、F1などのスポーツの表彰式でのシャンパンファイト、国際映画祭のレッドカーペット、シャンパンタワーなど、日常の友人たちとの楽しいひとときから一生に一度の行事まで、人生における大切な瞬間にモエ・エ・シャンドンが華を添えてきました。今後、フレンズ オブ ザ ハウスの山下智久さんとともに、セレブレーションの国際的シンボルであるモエ・エ・シャンドンの世界観を届けます。Courtesy of MHD山下智久さんコメント「この度、モエ・エ・シャンドンのフレンズ オブ ザ ハウスに就任することができ、大変光栄に思っております。今回は、フランスのシャンパーニュ地方にある創業280年という由緒あるメゾンにもお伺いし、モエ・エ・シャンドンの格式や伝統に触れることが出来ました。またその地位を確立されてからも妥協せず、常に改革しつつ、品質へのこだわりを追求し続けてきていることに、深く感銘を受けました。このような役目にお声をかけていただいたこと、大変感謝すると同時に、伝統を守りながらも多くの人々に愛され続けてきた魅力を、フレンズの1人として、これからの時代に繋げていくことが出来たら幸いです。」3世紀継承されるサヴォア・フェール(職人の匠)モエ・エ・シャンドンのワイン造りは何世紀もの間受け継がれ、代々の醸造家が自らの知恵と感性の両方を活かし完成させてきたサヴォア・フェール(職人の匠)の集大成です。最新テクノロジーと昔ながらの伝統を受け継ぎ、一定のスタイルによって愛され続ける味わいを備えた、唯一無二のシャンパンです。モエ・エ・シャンドンの醸造家たちは、シャンパーニュのテロワールが生み出す類いまれなブドウに対して常に敬意を払っています。Courtesy of MHDシャンパーニュ地方最大の敷地面積を誇る広大なブドウ畑1,150ヘクタール(東京ドーム245個分)もの白亜質の豊かな土壌、その50%はグラン・クリュ(特級畑)、そして25%はプルミエ・クリュ(1級畑)と格付けされています。また、気候変動に立ち向かうための生物多様性プログラム「Natura Nostra(ナチュラ・ノストラ)」を通して、シャンパーニュ地方のリーダーとして、自然に寄り添い、地域社会とともに土壌の再生や現地の動植物の育成に取り組んでいます。山下さんはその偉大なテロワールに触れ、モエ・エ・シャンドンが最も大切にしている“自然との絆を”体感しました。Courtesy of MHDシャンパーニュ地方最大級となる28kmに渡る地下セラーまるで迷路のように入り組んだ28kmに渡るモエ・エ・シャンドンのセラーは、石灰質の土壌の地下10~30mに位置し、温度は年間を通して10~12℃に保たれ、理想的な環境です。山下さんは、歴代のセラーマスターたちが長年受け継いできたシャンパン造りの神秘に触れ、通常は公開していない特別なセラーも視察しました。Courtesy of MHDシャンパーニュ地方エペルネの中心地に位置するモエ・エ・シャンドンのメゾン今では多くのシャンパーニュメゾンが建ち並ぶ、エペルネの町の中心からのびる目抜き通り、アヴェニュー・ド・シャンパーニュに最初に建てられたのは、モエ・エ・シャンドン メゾンでした。この日山下さんが最初に訪れたのは、レジダンス・デュ・トリアノン。エペルネの市長も務めた3代目当主、ジャン・レミー・モエが建てた邸宅には、広い庭園とオランジェリー(迎賓館)があります。山下さんは広い庭園とブドウ畑に囲まれた丘の上のシャトーにも訪れ、シャトー・ド・サランと言われるメゾンのホスピタリティを象徴するゲストハウス(迎賓館)に滞在しました。Courtesy of MHDプロフィール山下 智久 Tomohisa Yamashita1985年4月9日、千葉県出身。1996年より芸能活動をスタート。近年では日本国内にとどまらず、海外の作品にも積極的に参加し、グローバルに活動の場を広げている。2023年4月~「神の雫(Drops of God)」Apple TVで配信スタート、9月~Huluにて配信スタート。2023年6月~「SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる」がPrime Video で独占配信中。また、その主題歌「I See You」を収録したニューアルバムを7月19日にリリース。夏にはライブツアーも開催する。 MOET & CHANDON モエ・エ・シャンドンについてCourtesy of MHD世界中で愛され続けるシャンパン メゾン モエ・エ・シャンドンは、1743年の創業以来、セレブレーションや人生の忘れられない瞬間に寄り添い、人々を魅了してきました。モエ・エ・シャンドンは、国王ルイ15世当時のフランス宮廷の御用達ワインとして親しまれ、かのポンパドゥール夫人は、”飲んだあと女性をより美しくしてくれるのはシャンパンだけ”と断言しました。またロシア皇帝アレキサンドル1世、フランス国王シャルル10世などもメゾンを寵愛し、特にナポレオン1世と当時の当主ジャン・レミーとの間には深い友情があり、メゾンのフラッグシップ・シャンパン「モエ アンペリアル」は、ナポレオン1世への敬意を表し『アンペリアル(皇帝)』と名付けられました。モエ・エ・シャンドンは、シャンパーニュ地方最大の作付面積を有し、上質なブドウ、長年培ってきたシャンパン造りのノウハウ、そして近代的な設備を活かし、1743年の創業以来約3世紀もの間、代々の醸造家が完成させてきたサヴォア・フェール(職人の匠)を受け継いでいます。また、サステナブルプログラム「ナチュラ・ノストラ」 を通じてシャンパーニュ地方の生物多様性の保護に努めており、2009年からは慈善活動プログラム「Toast for a Cause」も行っています。代表的なモエ アンペリアルから希少なグラン ヴィンテージ コレクション、また爽やかなアイス アンペリアルや優しい味わいのネクター アンペリアルとそれぞれの個性はどれも親しみやすく、幅広い味わいはあらゆるシーンでお楽しみいただけるシャンパンとして世界中の人々を魅了し続けています。モエ・エ・シャンドン公式サイト公式LINEアカウント:: : モエ ヘネシー ディアジオ Sustainability/CSRに関してはこちら:
2023年08月03日山下智久の海外ドラマ初主演作「神の雫/Drops of God」より、ティザービジュアルが到着した。世界的ワインの権威アレクサンドル・レジェが亡くなった。パリで暮らす彼の娘カミーユと、彼に師事していた遠峰一青は弁護士に呼び出され、彼の遺言を聞く。それは、ワインに関する3つのテストの勝者どちらかに、総額1670億円にも及ぶ世界最大のワインコレクションを含む莫大な遺産を譲るという驚くべきものだった――。本作は、ワインブームに火を付けた伝説的大人気漫画「神の雫」(作・亜樹直画・オキモト・シュウ/講談社)のドラマ化。世界随一のグローバルテレビジョンスタジオ「レジェンダリー・テレビジョン」(アメリカ)と、高品質なテレビ番組を世界中の視聴者に届ける独立系製作配給会社「ダイナミック・テレビジョン」(アメリカ)、フランス国営放送局グループの「フランス・テレヴィジオン」、そして「Hulu Japan」の4社が共同製作を行った日仏米共同製作の国際連続ドラマだ。原作漫画で物語の中心となっている“神咲雫”という男性キャラクターは、今作ではフランス人女性・カミーユに置き換えられ、主人公は山下さんが演じる聡明なワイン評論家・遠峰一青として大胆アレンジした。フランスと日本を舞台にした本作は、フランス・イタリア・日本など、世界各国で約10か月の長期間に及び撮影。日仏英の多言語で展開される。今回完成したティザービジュアルは、アレクサンドル・レジェ(スタンレー・ヴェベール)の一人娘で、彼が遺した遺産をかけて一青と闘うことになるカミーユ(フルール・ジェフリエ)が、一青とフランスの雄大なブドウ畑に佇んでいる姿が写し出されている。家業を継ぐことに抵抗を覚え、自らワインの道を選んだ“ワインに人生をかけた男”一青と、過去のトラウマから一切ワインを受け付けない体質だが、父親譲りの人並外れた味覚や嗅覚を持つ“ワインに運命を狂わされた女”カミーユ。総額1670億円にも及ぶ、世界最大のワインコレクションをかけた2人の対決に注目だ。Huluオリジナル「神の雫/Drops of God」は9月15日(金)よりHuluにて独占配信開始(全8話)。(シネマカフェ編集部)
2023年07月03日山下智久が主演を務める映画『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』がPrime Videoにて独占配信中。映画『私の頭の中の消しゴム』で広く名前を知られるイ・ジェハン監督が演出を手掛け、山下が約6年ぶりに本格的なラブストーリーの主人公を演じることでも注目を集めている本作。山下が扮する泉本真治は漫画家という職業で、ようやく自分の作品が世に認めれる兆しが見えた矢先に聴覚障害を発症してしまう。人生に絶望し、自らその命を絶つことも考えるが、そんな彼を支えるのが生まれつき耳の聞こえない新木優子が演じる相田響。視覚と聴覚に障害がありながらも心を通わせていく二人の姿が、イ・ジェハン監督の緻密で繊細な演出の下で描かれる。視覚障害という身体的ハンディキャップに加え、さまざまな局面で難しい心理表現が求められる真治というキャラクター。山下はどのように役と向き合ったのか、また本作の主題歌「I See You」を歌う彼が、音楽活動に対する想いも語ってくれた。「想像しきれないぐらいのショックはあるんじゃないか」──本作に対してはどのようなアプローチから入りましたか。シンプルに目隠しをして生活してみるとか、アクティングコーチに相談して技術的なアプローチ法を試してみるとか、視覚障害の方の役が出てくる作品を観るとかもしましたけど、一番はやはり監督と話し合うことだったと思います。今回、衣装合わせを3回くらいしたんですけど、今までで一番じゃないかと思うくらいいろんなパターンを試して。そのくらい、監督はディテールまでこだわる方で、監督の視点からは明確なものが見えているんだろうなと感じました。監督のスポットに入るまで、衣装に限らず何に対してもそういうプロセスを繰り返していたような気がします。それから、実際に視覚障害がある方とお会いする機会も設けていただきました。生まれつき見えない方もいれば、真治のように途中から見えなくなってしまった方もいて、お話をさせていただいても、まるで見えているように感じる方もいれば、そうでもない方もいて、人によってさまざまな状況があることを改めて感じました。──真治の心情を理解する上でヒントとなったことは?やはり視覚障害がある方から実際に聞いたお話はキャラクターを作っていく上ですごくヒントになりました。その方も視覚を失ったときは自分から命を絶ってしまおうかと思うぐらいの絶望を味わったそうです。ただそれでももう一度立ち上がろうと思えたのは、家族の支えだったと聞いて。「やっぱり人なんだな」ということをすごく感じました。『SEE HEAR LOVE』 (C)2023「SHL」partners──もし自分が視覚を失ったとしたら……。怖いですね。自分の家の中でさえ目隠しをしたら何がどこにあるか全くわからなかったので、想像しきれないぐらいのショックはあるんじゃないかと思います。それだけ視覚に頼って生きているってことで……。この作品では視覚を失ったことで気付けることや、感じるものがあるということを一つのテーマとしているのですが、やっぱり想像するとすごく怖いです。──視覚を失ってしまう真治という役を通して、ご自身の中で感じたことはありますか。周りにいてくれる人の大切さをより実感しました。目隠しをして外を歩くこともやってみたんですけど、ホントに周りの人がかけてくれる声だけが頼りというか、こんなにも聞くことに集中したことはないと感じました。そういう意味で、視覚があるときとは全く違う神経を使うんだろうなって。見えない方は相手の声のトーンで嘘をついているとかの感情がわかるらしいんですけど、その感覚も少しわかりました。監督業に興味?「修行を積んだらやってみたい」──イ・ジェハン監督との作品作りではどんなことを感じましたか。監督の作品のファンでもありましたし、一言では言い表せないんですけど、ご一緒させてもらって僕が気づいたのは、小さいものが小さくないんだなと。例えば、小物一つ撮るときも明確に撮りたいものがあって、テイクを何度も重ねるんです。僕はテレビドラマの現場で育ってきたので、小物は本当に小物扱いというか(笑)。けど監督の場合は小さいものをすごく大きく捉えていて、小物が主役のこともある。そのぐらいディテールが持つ影響力を知っている方なんだと思います。それは小物に限らず、僕らの表情を撮るときも、カメラアングルや光、使うレンズ、そういうすべてのところに反映されています。(イ・ジェハン監督の代表作の一つ)『私の頭の中の消しゴム』(2004年公開)は、僕が高校生のときの映画なんですけど、今回、改めて観直してみると、当時は気づけなかったことに気づけることもあって。レイヤーって言うんですかね、一つのシーンの中に何層ものレイヤーが重なっていて、それが見えてくるんです。今回撮影をしている時も、レイヤーをすごく意識されているんだと感じました。キャラクターの感情とか、そのときの状況とか、それこそカメラアングルとか、レンズとか、そういうこだわりが何層もあるから、時が経っても色あせないものになるんじゃないかと思いました。あとはトラブルがあったときの対処法が素晴らしかったです。トラブル自体を活かすこともあれば、発想を全く変えることもあるのですが、マイナスをプラスに持っていける人。もちろん悩まれるし、時間もかけられますけど、そこはすごい特技なんじゃないかと思いました。──演出で印象に残っていることはありますか。たくさんあります。毎日が楽しかったです。自分が思っていたことと真逆のことを言われてハッとすることもあったんですけど、正反対のようで実は近いというか。長所と短所が同じところにあるような、うまく言葉で説明できないんですけど、そういう気づきが随所で味わえました。──具体的な動きとかではなく、心情的なところを演出されるんですね。もしかしたら人によって違うのかもしれないですけど、僕にはそういう演出方法でした。監督からは「最低でも5テイクはやりたい」と言われていて、良くても悪くても5テイクは撮るんです。だからその中から1つを選んで繋げていくことを考えると、壮大なパズルというか、工程が何百、何千ってあるので、監督っていう仕事のすごさをのぞかせてもらった気がします。役者のコンディションとか、声のトーンとか、表情も数えきれないほどあるので、それが上手くバチっとハマるって奇跡的なことだと思うんです。さらにそこに前後のシーンとのバランスとかもあるし、ちょっと今の自分にはできないと思いました。──“今”とおっしゃいましたが、監督業にも興味が?修行を積んだらやってみたいです。5年後とかなら(笑)。主題歌には「意識的にも無意識的にも役としての魂のようなものが注げた」──これまでもラブストーリーの主人公をいくつも演じられてきましたが、30代になって変化を感じる部分はありますか。20代の頃と比べるとちょっと(キャラクターが)現実的になったのかもしれないです。若いときは先が見えていなくて、「その瞬間を全力で」という感じだったんですけど、今は、現在だけじゃなくて5年後、10年後まで視野に入れながら相手を見ている気がします。──響役の新木優子さんとの共演はいかがでしたか。新木さんとは以前、共演(『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズ)したこともあってよく知っていたし、たくさんサポートをしていただきました。すごく集中して撮影をしていたので、現場がピリッとすることもあったんですけど、そういうときに場を和ませてくれたり。新木さんじゃなきゃ成り立たないところも多かったので、とても感謝しています。『SEE HEAR LOVE』 (C)2023「SHL」partners──山下さんが歌う主題歌「I See You」についても教えてください。映画の世界観ととてもマッチした楽曲ですね。歌詞を何度も変更して、レコーディングも何度もやって、すごく時間をかけました。歌詞に映画の中に出てくる詩のエッセンスを入れているんですけど、その詩はもともとドイツ語で書かれたものだったんですね。そしたら映画のスタッフさんにドイツ育ちで、ドイツ語がネイティブな日本人の方がいたんです。監督はもともとドイツ語を英語に訳したものから理解していたらしいんですけど、ドイツ語のニュアンスをそのまま伝えることができる方がいたことで、歌詞もそのニュアンスに合わせて微妙にマイナーチェンジをしました。ドイツ語がネイティブの方って珍しいので、そこでもすごく恵まれているなと思いました。それから、ミュージック・ビデオは映画と同じカメラマンさんに撮っていただいたので、本当に映画の遺伝子を持った曲になったと思います。作曲は韓国のプロデューサーさんなんですけど、作詞にも別の韓国の方が参加していたり、いろんなエッセンスが詰まっています。映画の撮影後に楽曲制作を行ったので、意識的にも無意識的にも役としての魂のようなものが注げたのではないかと思います。──改めて、完成作を観たときの感想を聞かせてください。自分が出ている作品を観ることって結構しんどいんです(苦笑)。自分のことが気になって客観的に観られないなんですけど、今回に関してはなぜかお客さんとして観ることができました。なんで今回は感情移入ができたのか自分でもよくはわからないんですけど、この作品の世界観のおかげなのかなと。先ほどお話したさまざまなレイヤーが没入させてくれたのかなと思います。それから、先ほど話したように何百、何千というパターンがあるものを、決まった時間の中に収めなくてはいけないので、監督はすごく大変だったんだろうなと感じました。現場でも全然寝ていなかったんですけど、編集も寝ずにしてくださったんだと思います。「このシーンを切って、ここを使うことにしたんだ」というところもあって、撮影時とは少し違う部分もあるんですけど、バランスを考えた上で一番きれいにまとまっていて、これでより良くなったんだと思えました。(本作は)映画館での公開も決まったので、大きなスクリーンで観ていただけるとまた一味違うとも思うんです。映画館バージョンは時間も少し長くなっているので、ぜひ映画館でも観ていただきたいです。5年後に聴いても色あせないものを作りたい──真治は自分の漫画なのに周囲の思惑から自分の思うような作品を書くことができないジレンマに苦しみます。どんな仕事でもあるとは思いますが、特にエンターテインメントのお仕事は自分の理想通りにすべてが進むことはほぼないですよね。理想と納得の狭間で、どこかにラインを引くことになると思うのですが、山下さんの中にその基準のようなものはありますか。難しいですね。全部に当てはまるものでもなかったりするのですごく難しいな。それに納得すらできていないこともありますから(苦笑)。例えば、この作品に関しても自分ができる枠の中では100%というか、100%を超えるものはやったけれど、それでももっと時間があったらなとか、もっと製作費があったらなとか、望めば望むだけキリがない。もう仕方のないことなんですよね。だからそのときの、その状況で自分が100%以上のものを出せたということで、どこかで納得しているのだと思います。ただいつも満足はできていないです。満足ができないから次にまたやりたいというところにつながっているのかもしれないし。もし満足をしてしまったら止めてしまうのかもしれない。満足したことがないからちょっとわからないけど(笑)。──そのような中でも、音楽活動の方がご自身の意志も反映しやすく、理想に近づけることも多いのかな?とも思うのですが。そうですね。けどそれもまた難しいですね(苦笑)。自分の理想からはまだまだ遠いところもあるし、「もっと時間があったら」とか、欲が捨てきれない。欲を捨てたら終わりなのかもしれないけど。──一つ作品を作ると、さらにまたその上の段階が見えてくるような?一つ何かが出来上がった瞬間に、僕自身はもう次に向かっているんです。だから今の段階で聴くと「これで大丈夫だろう」と思う曲も、半年後に聴いたら「こうすれば良かった」ってなる可能性が高い。だからそんな中でも、10曲のうち1曲とかでもいいから、5年後に聴いても色あせないものを作りたいという想いはあります。そういう欲求で作り続けているというのもあるかもしれないです。今回のアルバム(『Sweet Vision』7月19日発売)に関して言うと、コロナ禍もあってずっとライブができていなかったのが、久々にツアー(『TOMOHISA YAMASHITA ARENA TOUR 2023 -Sweet Vision-』8月より3カ所6公演開催)ができることになったので、そこにめがけて作れたのは良かったなと思っています。ただそれも、アルバムが出来たからツアーをやる方が理想の流れではあって(苦笑)。次はそうできたらいいなって思っています。──理想は尽きないですね。そうですね(笑)。けど今回のようにツアーのために急いでつくらないといけないという想いがあったから、全力を注げた可能性もあるので、ホント、正解はわからないんですけどね。それぞれの収録曲に関しては、ライブに向けて作ったものもありますし、以前から作っていたものもあります。──特に締切がないときに作る曲は、どんなふうに生まれるのですか。仕事に余裕があるときにプロデューサーさんの家に行って一緒に制作をしておいたものを使ったり、自分からプロデューサーさんに「こんな曲がやりたい」というのを言葉で想いを伝えて、それを形にしてもらったり、あとはデモを聴いて「これがいい!」っていうケースもあるし、いろいろありますね。──「こんな曲がやりたい」とか、「これがいい!」というのはご自身のモードですか? それとも流行りやシーンの流れなども汲むのでしょうか。今の自分のモードです。どんなものが流行っているかとかはわかっていますけど、変わるのも早いし、そういうことを気にしていたら自分に迷いが生じてしまうので。それに人それぞれ好きな音楽は違いますから、僕は自分にハマるもの、自分のフィルターを通して生み出すことが合っているのかなと思っています。写真撮影中、ご自身でセレクトした音楽をかけていた山下さん。洋楽だったので普段から洋楽を聴くことが多いのかとお尋ねすると、「洋楽も邦楽も聴きますよ」とのお返事で、サブスクのプレイリストなどを利用してジャンルにとらわれずに音楽に触れているそうです。映画はもちろんですが、ラストに流れる山下さんの歌声がとても心に響きます。エンドロールが終わるまでじっくり楽しめる作品です。文=瀧本幸恵撮影=コザイリサヘア&メイク=北一騎(Permanent)スタイリスト=百瀬豪<作品情報>『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』Prime Videoにて独占配信中ディレクターズカット版:7月7日(金) より劇場公開オフィシャルサイト:『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』予告映像
2023年07月01日山下智久主演、Prime Videoにて独占配信中の『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』のアジア地域を巡るプロモーションツアーがスタート。6月22日には、山下さん、新木優子がイ・ジェハン監督、原作者のNASTY CATとともに韓国・ソウル市内の映画館MEGABOX COEXで行われた舞台挨拶に登壇。また、本作のディレクターズカット版が7月7日(金)より日本で劇場公開されることも決定した。上映後の舞台挨拶となり、映画の感動に浸る観客の熱気に満ちていた会場には、「Only For You」とつづった手作りのステッカーを持参して応援するファンも多く見受けられ、山下さんと新木さんが姿を現すと大歓声が沸き起こった。2人が指ハートをファンに送り、会場は終始、興奮しきり。山下さんは韓国語で「皆さんにお会いできてうれしいです」と挨拶し、「今日はお忙しい中、来てくださって本当にありがとうございます」と感謝を伝えた。新木さんも「皆さんにとてもお会いしたかったです」と韓国語と挨拶、「監督と一緒に韓国の舞台挨拶に来られてうれしいです。今日は少しの時間ですが、皆さんとこの映画のことをたくさん共有できたらいいなと思っています」と笑顔を見せた。「皆さんの感想がとても気になります」と会場を見渡したイ・ジェハン監督は、「本作は日本と韓国合作のグローバルな映画です。言語が異なっても、一緒にこうやって立っていることが感動的です」と日本から駆けつけた山下さんと新木さんとの登壇に感激しきり。原作者のNASTY CATも、「本日お越しいただいた皆さん、そして日本からはるばるお越しいただいた皆さん、本当にありがとうございます」と感謝を述べた。イ・ジェハン監督「目まぐるしい世の中で、この美しい作品を作ることができてよかった」本作で山下さんが演じたのは、視覚を失ってしまう漫画家・真治。一方の新木さんは生まれつき耳が聞こえない響を演じている。役作りについて話が及ぶと、山下さんは「実際に目の不自由な方にお会いして、いろいろとインタビューをさせていただきました。また自宅では、目隠しをして時間を過ごしてみました。家の中だけとはいえ、すごく恐怖を感じました」と回想。「そういった準備を積み重ねつつ、監督からアドバイスをいただきながら、少しずつこの役を探求していきました」と明かす。新木さんは「どうすればいいんだろうなと考えたときに、水の中に潜るということが、音を遮断できる唯一の方法だと考えて。お風呂の中に潜って、何も聞こえないという時間を体験する練習をしました」と試行錯誤を重ねたとい、「この役を通して学ぶことがたくさんありました」と特別な経験をしたと語った。また「2人の愛の表現のシーンに感動した」という司会者は、イ・ジェハン監督と原作の出会いについて質問。イ・ジェハン監督は「“原作が私を見つけてくれた”と感じています。この原作を読んでいると、私の感情的な部分と重なる部分が多く、『私の頭の中の消しゴム』とも重なる部分がありました。原作の先生も『私の頭の中の消しゴム』が好きだと伺いました」と運命的な出会いだったとコメント。「原作を読んで、良いシーンをスクリーンショットしましたが、同時に原作の有名なシーンをただ映像にするだけが映画ではないと感じています。どうやったら魂を注ぎ込めるのか、どうしたら観客に届けることができるのか、俳優や日本のスタッフ、韓国のスタッフと共有しながら撮影をしたいと思っていました。コロナ禍という大変な時期に撮影をしましたが、多くの困難なことがある、目まぐるしい世の中で、この美しい作品を作ることができてよかったと思っています」と充実感をにじませた。そして原作者のNASTY CATは「すべてのシーンが原作より美しく描かれていて感心しました。特に、響が真治の家に行って、掃除をしながら足の甲を指先で触れるシーンは、初めて2人の距離が縮まる場面で、その関係性が始まったことがよくわかるシーンになっていました」とお気に入りのシーンをあげながら、「監督が苦心して作り上げてくれたことがわかりとてもうれしかったです」とイ・ジェハン監督に敬意を表した。山下智久「監督の情熱をわけていただいた。毎日現場に行くのがすごく楽しみでした」そんなイ・ジェハン監督のもと撮影に臨んだ山下さんと新木さんは、本作の撮影を通して「たくさんのことを学んだ」と口を揃えた。山下さんが「現場でもそうですが、現場に入る前にも、いろいろなことを学びました。今までいろいろな作品に携わってきましたが、今回が一番、衣装合わせを多くした作品です」と話すと、イ・ジェハン監督も思わず大笑い。山下さんは「1日では足りずに、何日かにわけて衣装合わせをしました。そういったことからも、監督のこの作品に対するこだわり、監督の情熱をわけていただいた。毎日現場に行くのがすごく楽しみでした」とふり返り、「真治が前に向かって歩き出そうとする情熱や監督の情熱、現場の情熱が、僕らにも伝わっていた。この作品には僕らの魂がこもっている。ぜひ皆さんに受け取ってもらいたいと思います」と力を込める。そして「たくさんのレイヤーがある作品なので、今日観た気持ちと、次に観た気持ち、10年後に観た気持ち、それぞれ変わって、皆さんに何度も届くような作品になっていると思います。また観ていただけたらうれしいです」と熱っぽくアピールした。新木優子が好きな「真治と響を象徴している」シーンとは新木さんは「目が見えない、耳が聞こえない2人が、どのようにコミュニケーションを取るのかを、3人ですごく話し合いました」と現場でのディスカッションを述懐。「原作の中ではあまり描かれていない、2人の過ごし方や、2人だけの合図みたいなものを、いろいろと考える時間がすごく楽しくて。特に印象に残っているのが、家の前で(真治と響が)お別れをするシーンです。目の前で手を振っても真治は目が見えないので、手を握ってバイバイをする。あのジェスチャーは(真治と響の)2人を象徴しているなと思いますし、あのシーンを一緒に作り上げている時間がとても思い出に残っています」と懐かしむように語る。さらに「現場では、スタッフの皆さんが話す韓国語が飛び交っていて。その中でいっぱい勉強をしました。一番よく聞いて、思い出に残っている韓国語は『最後にもう一回だけ(撮りましょう)』『お腹空きすぎて死にそう』です」と粘りながら撮影した日々を楽しそうに明かし、会場の笑いを誘っていた。最後の挨拶では、NASTY CATが「この場を借りて、この作品を手伝ってくれたお母さん、響のモデルとなった私の奥さん、そしてはるばる日本からきていただだいた皆さんにお礼を伝えたいです。ありがとうございました」とコメント。イ・ジェハン監督が「この映画は、6月9日にPrime Videoで配信されて、いまだにPrime Videoの映画ランキングで1位になっています。俳優、スタッフ含めて、劇場公開まで良い結果になるように頑張りたいです。そして、言語が異なる韓国での上映も調整中だと聞いています。またぜひ劇場でご覧いただけたらうれしいです」とメッセージを送った。山下さんは「今の世の中、デジタルで何でもできてしまって、誰かの声が聞こえて、抱きしめられるということを、当たり前にできなくなっている時代になってきているのかなと思います」と思いを巡らせながら、「僕はこの作品を通して、自分が直接会える人がいることに感謝を忘れずに、一度の人生、この映画のように情熱的に生きてみたいなと思いました。僕らの熱を受け取っていただけたらうれしいと思います」と語っていた。ディレクターズカット版が7月7日(金)より劇場公開&入場者特典解禁この度、配信とは異なるディレクターズカット版が劇場公開されることが決定。劇場でしか観ることができない特別映像が本編の最後に用意されている。入場者特典は全9種類のポストカード3枚セット(※ランダム配布・数量限定)。さらに、6月23日からはティザービジュアルとキービジュアル禁、2種の特別前売り券が明らかに。そして、公開初日の7月7日には、キャスト・監督による舞台挨拶と、ライブビューイングも決定している。『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』はPrime Videoにて配信中。ディレクターズカット版は7月7日(金)より劇場公開。(シネマカフェ編集部)
2023年06月23日山下智久初の海外ドラマ作品となった、全世界90か国が震撼した極限の心理サバイバル・スリラー「THE HEAD」Season1の地上波初放送が決定した。2020年6月から世界公開された本作は、辺境の地にある南極の科学研究基地で起こった惨殺事件の真相に迫る、震撼の極限心理サバイバル・スリラー。また来週には、メインキャストの一人として福士蒼汰が出演するSeason2の配信が控えている。先日発表された、6月10日(土)の特番「福士蒼汰と楽しもう!シーズン2配信記念海外ドラマ『THE HEAD』の魅力」放送終了後、同日深夜より、Season1全6話を計6日間にわたり放送。最終話は、Season2の配信がスタートとなる6月17日(土)に放送されるため、Season1の衝撃の結末を楽しんだあと、その続きである“真犯人の因縁の物語”をそのまま配信で楽しめる。主要キャストの一人として出演した山下さんは、今回の放送に関して「『THE HEAD』は海外ドラマへの初チャレンジ作品だったので、自分にとっても色々良い経験をさせてもらいましたし、すごく心に残っている大切な作品です。それがこうして地上波でも沢山の人に届けられることはとても嬉しいです」と喜びのコメント。そして、改めて撮影当時をふり返り「大変なことももちろん沢山ありましたが、それと同じぐらい、ためになることや勉強になることもありましたし、楽しい時間でした」と語る。最後に「『THE HEAD』を観て良い意味でひんやりとして、梅雨のジメジメを吹き飛ばしてもらえたらなと思います。ぜひスリル満点のこの作品を楽しんでもらえたら嬉しいです」と視聴者に向けてメッセージを寄せている。「THE HEAD」Season1は6月10日(土)26時25分~日本テレビにて放送開始。Huluオリジナル「THE HEAD」Season2は6月17日(土)より独占配信。(cinemacafe.net)
2023年06月07日『私の頭の中の消しゴム』『サヨナライツカ』のイ・ジェハン監督が主演に山下智久、ヒロインに新木優子を迎えた映画『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』がPrime Videoにて6月9日(金)より独占配信。その配信直前イベントが6月5日(月)、新宿のルミネゼロで行われた。映画の世界観を再現した会場にはレッドカーペットが敷き詰められ、イ・ジェハン監督、山下さん、新木さん、山本舞香、山口紗弥加が熱気の中、次々とレッドカーペットを歩き、会場を華やかに彩った。ステージに立った山下さんは「キャスト、監督、スタッフと力を合わせて、心をこめてつくった作品を観ていただけること、うれしく思っております」とあいさつ。そして新木さんも「こういった配信の作品をスクリーンで観ていただく機会は少ないと思うんですが、観ていただく前に少しでもこの作品の雰囲気を味わっていただければ」と続けた。本作で視覚を失ってしまう漫画家・真治を演じる山下さんは「監督からその都度、ご指導をいただいたので、それで本当に化学反応が起きたのではないか」と自負。真治の役づくりについて「視覚障がいの方にインタビューをさせていただいたり、自分の家で目隠しをしてみて過ごしてみたり。そういう物理的なことで役づくりさせていただきました」と言う。さらにイ・ジェハン監督とのタッグについて、「監督の情熱を分けていただいた感じがありましたし、現場にも熱があった。そんな現場に関われたことは、僕のひとつの大きな経験になりましたし、関わってくれたすべての皆さんに感謝したいと思います」とふり返った。一方、生まれつき耳が聞こえない響を演じた新木さんは、「ろう者の役ということで、わたしにとってはすべて初めての経験でした」と話し、「手話の先生と研究しました。すごく大変でしたが、やりがいがあって、達成感もあって。貴重な経験を過ごさせていただきました」と述懐。さらに劇中ではピアノを披露していることについて「わたしは小学生の時にちょっと弾いていたくらいの経験しかなかったので。今回、一曲弾いてほしいと言われたときには本当にビックリして。本当にやらなきゃと思って。家にピアノを借りて、半年近く。毎日2時間以上欠かさず練習をして。なんとか披露できるくらいにはなったので。そこもぜひ注目していただければ」と笑顔。「俳優を続けていく上で大切にしたいものをたくさんいただきました」と感じたという。2人の共演は、2018年の『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命』以来、5年ぶり。「前回、共演させていただいた時は、役としては距離があったので、見えてなかった部分があったんですけど、今回は手話だったりピアノだったり。本当にそこに時間を費やしてまっすぐ役を作ってくださった。そういう努力家な部分がより強く見えてきましたね」と切り出した山下さん。「撮影は大変だったので、ピリッとする瞬間もありましたが、そこに新木さんがくると場が和んで華やかになる。そんな瞬間を見せていただいて、僕も助けられたなと思います」とコメント。それを受けた新木さんも「そう言っていただいて光栄ですし、最初に共演した時はまだまだ新人という気持ちだったので。まさかこうやって同じ視点に立ってお芝居をする日が来るなんて。本当に光栄でした」と晴れやかな表情。さらに「山下さんが本当に変わらずそこにいてくださったというか。5年前に共演した時から人に対して緊張感を与えないというか。スタッフさんにも、共演者の皆さんにも分け隔てなく気を遣って。そこにいてくださる姿にみんな助けられたし、わたしも助けられました。本当にありがとうございます」と、再共演となった山下さんへの感謝を語った。撮影現場で印象に残ったこととして「1月2月に撮影をしたので、現場が寒かったのでご飯の時間になると笑顔になったなという印象があります」とふり返った新木さん。その言葉に「現場では“おなかがすいた”という言葉を一番言っていたかもね」とイ・ジェハン監督は語り、「あったかいご飯で言うと、山下さんがラーメンや、いろんなもののケータリングで差し入れしてくれたんです。すごくおいしかったです。ありがとうございます」と明かす山本さん。「韓国チームの皆さんがラーメンを食べたいと言っていたといううわさを聞いたので」と返した山下さんも、「韓国チームと日本チームで、言葉の壁はありましたけど、でも言葉の壁を越えていいものをつくりたいという結束力がすごく生まれていた現場だったので。いい経験をさせていただきましたし、日々学びが多かったです」と改めてコメント。そんな日本の俳優陣と組み、「運がいいことに今回組んだ俳優さんは本当にすばらしい人ばかりだった」とイ・ジェハン監督は満足げな表情を見せる。「皆さん、自分の役柄についてちゃんと準備をする姿勢がある」と話し、「一緒に同じ芸術作品をつくっているなと感じさせてくれました。そして何より演じるにあたってちゃんと基本ができているなと思いました」と日本の俳優陣を称賛していた。『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』は6月9日(金)よりPrime Videoにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2023年06月06日俳優の山下智久が5日、都内で行われた映画『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』(Prime Videoにて6月9日より独占配信)の配信直前イベントに、新木優子、山本舞香、山口紗弥加、イ・ジェハン監督とともに登壇した。本作は、次第に目が見えなくなる病を患った漫画家・真治(山下智久)と、彼を支える生まれつき聴覚障害を持つ女性・響(新木優子)の切なくも温かいラブストーリー。『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督が手掛けた。山下は「真治は目が見えるところから見えなくなってしまうという絶望を表現することも大事だと思いましたし、技術的に目が見えない風に、どうしたらそこに説得力が生まれるのか考えました」と述べ、「実際に耳に障害がある方にインタビューさせてもらったり、自分の家で目隠しして数時間過ごしてみたり、そういう物理的なことも役作りとしてやらせていただきました」と明かした。主題歌「I See You」も担当した山下。「非常に光栄なことだなと思っています。すごくプレッシャーもあったんですけど、『SEE HEAR LOVE』の遺伝子をそのまま受け継いだような楽曲になっているので、そこに自分が携われたこと、うれしく思っています」と語った。さらに、本作について「魂という言葉が出てきます。僕たちの中の中にある魂みたいなもの……ここで誰かを愛すという、本当に熱くて深くて情熱的な作品に仕上がっていると思います。昨今、デジタルでいろんなことができてしまう時代になっていますが、自分の中にもともと備わっていた情熱みたいなものを呼び起こしてくれた作品になっていると思います」と紹介。「見終わったあとに皆さんの大切な人に連絡したくなるような作品になっていると思いますので、僕らの思い、魂を受けとっていただけたらうれしいです」とメッセージを送った。
2023年06月05日『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督が主演に山下智久を迎え、Prime Videoにて独占配信する映画『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』。この度新たに場面写真が解禁、さらにPrime Videoにてアジア各国での配信・公開が決定したことに伴い、6月下旬より山下さんと共演の新木優子がアジア地域を巡るプロモーションツアーを行うことも発表された。本作は、次第に目が見えなくなる病を患った漫画家・真治(山下智久)と、それを支える生まれつき聴覚障がいを持つ女性・響(新木優子)の切なくも温かい愛に溢れた物語。俳優・アーティストとして国内外での活躍が目覚ましい山下さんが、王道ラブストーリー作品を演じるのは実に6年ぶり。また、映画やドラマなど多数出演、現在は「ディオール(Dior)」のジャパンアンバサダーとしても活躍する新木さんの人気はアジアを中心とした国々でも高まっている。今回解禁されたのは、山下さん演じる漫画家・真治と、新木さん演じる響の温かい愛の溢れた1枚。1人になり孤独と恐怖に襲われた真治を優しく支える響。2人の不思議な共同生活と、織りなす切なく温かいラブストーリーに期待が高まる。さらに、そんな山下さんと新木さんがアジア地域をプロモーションで巡るツアーが決定。ツアーは韓国、香港、台湾、タイ。期間は6月22日から6月28日。全世界配信される本作を山下さんと新木さんがそれぞれの国を訪れ、舞台挨拶を行い直接観客に届ける。また、韓国ではイ・ジェハン監督も登壇予定となっている。『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』は6月9日(金)よりPrime Videoにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2023年05月31日「練馬区立 四季の香(かおり)ローズガーデン」の紫陽花やハーブガーデンが、2023年5月末頃より見ごろを迎える。「練馬区立 四季の香ローズガーデン」1,300株以上の紫陽花が開花それぞれテーマの異なる2つのローズガーデンとハーブガーデンを中心に、季節の移ろいに合わせて咲く花々を展示している「練馬区立 四季の香(かおり)ローズガーデン」。初夏の園内には、山紫陽花を中心に1,300株以上の紫陽花が開花。様々な色彩や花形の紫陽花が、この季節ならではの風情ある一景を見せてくれる。また、その甘く華やかな香りで人気のユリも各所に開花。白やピンクなど様々な色で咲くユリは、品種により開花時期が異なるため、様々な色彩や香りを長い期間に渡って楽しめるという。ハーブガーデンも見頃に紫陽花の開花と合わせて、180品種以上のハーブが楽しめるハーブガーデンも最盛期となる。様々な料理を引き立てるハーブが咲く「キッチンガーデン」、ハーブティーに最適なハーブに焦点を当てた「ティーガーデン」、ポプリなリース、ハーブ染めなどに用いられるハーブを集めた「ポプリガーデン」の3つのガーデンに、個性豊かなハーブが咲く。開催概要「練馬区立 四季の香(かおり)ローズガーデン」紫陽花・ハーブシーズン見頃:2023年5月末頃場所:練馬区立 四季の香(かおり)ローズガーデン(東京都練馬区光が丘 5-2-6)開園時間:9:00〜17:00休園日:毎週火曜日(火曜日が祝休日にあたる場合、その直後の祝休日でない日)および年末年始(12月29日~1月3日)入園料:無料
2023年05月26日アロマには免疫活性やセルフメンテナンスの役割も!英国IFA認定アロマセラピスト 濱美奈子氏による『アロマ調香講座』が池袋コミュニティ・カレッジで開催されます。同講座は全3回で、開催日は5月26日(金)、6月30日(金)、7月28日(金)です。第1回は、調香の基本や精油を使った調香方法について学んだ後、アロマミストを製作します。第2回はロールオンアロマ製作、第3回はアロマフレグランス製作を予定しています。1回毎の申し込みも可能です。1回当たりの受講料は会員が5,610円、一般が6,160円、3回分の受講料は会員が16,830円、一般が18,480円となっています。1回毎の申し込みは電話(03-5494-5488)で、3回分の申し込みは池袋コミュニティ・カレッジのホームページで受け付けています。占星術アロマテラピー(R)などを考案濱美奈子氏は、航空会社在職中からアロマテラピーに関する勉強をはじめ、1996年から講師、セラピストとしての活動を開始しました。その後、1人1人の内面に寄り添う占星術アロマテラピー(R)と占星術アロマテラピー(R)精油を考案。2007年から、占星術アロマテラピー養成コースを行っています。2018年には、女優の羽田美智子氏とともにアロマテラピーブランド「M’s aroma」を立ち上げました。現在は、アロマセラピストや講師、コンテンツの制作、執筆など、多方面で活躍しています。(画像は濱美奈子オフィシャルサイトより)【参考】※池袋コミュニティ・カレッジ※濱美奈子オフィシャルサイト
2023年05月09日主演の山下智久が主題歌「I See You」も担当する話題のラブストーリー『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』。この度、山下さんと新木優子が紡ぐ愛が温かなシーンの場面写真が解禁となった。『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督の最新作となる本作。今回解禁された5点の場面写真は、主演の山下さん演じる次第に目が見えなくなる病を患った漫画家・真治と、真治を支える生まれつき聴覚障がいを持つ女性・響(新木優子)の姿を捉えたもの。そしてタクシーの運転手で、真治の描く漫画のファンである菅原哲也(深水元基)、破天荒でありながら孫に深い愛を注ぐ祖母・多恵(夏木マリ)の面々も写し出されている。どのシーンも視力を失った真治をサポートする様子がうかがえる温かいシーンで、どこか心が和むような場面写真となっている。そんな真治と響たちの関係に、響に片想いする社長・植村大輔(高杉真宙)や真治のアシスタントである中村沙織(山本舞香)、社長の秘書である遠山恵(山口紗弥加)らはどのように関わっていくのか。そして、ずっと続くと信じていた2人の関係はどうなっていくのか。人間関係の深みを見せる重層的な物語が期待されている。『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』は6月9日(金)よりPrime Videoにて配信。(text:cinemacafe.net)
2023年05月09日山下智久主演のラブストーリー映画『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』が、6月9日(金)よりPrime Videoにて独占配信。この度、ティザービジュアルと特報映像も公開された。『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督が手掛ける本作は、次第に目が見えなくなる病を患った漫画家・真治(山下さん)と、それを支える生まれつき聴覚障がいを持つ女性・響(新木優子)の切なくも温かい愛に溢れた物語。この度解禁となった特報では、ベンチに座る真治の側で、屈託のない笑顔を見せる響と、そんな彼女を感じて静かに笑みをうかべる真治の姿が映し出される。たった30秒ではあるが、美しくも儚い世界観にぐっと引き込まれる映像となっている。またティザービジュアルでは、響が優しく真治の頬に手を当てるシーンが切り取られ、運命的に出会った2人の幸せな時間を感じさせる。『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』は6月9日(金)よりPrime Videoにて独占配信。(cinemacafe.net)
2023年04月27日『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督が山下智久を主演に迎え描くラブストーリー『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』が6月9日(金)よりPrime Videoにて独占配信スタートすることが決定し、ティザービジュアルと特報が解禁された。本作は、次第に目が見えなくなる病を患った漫画家・真治と、それを支える生まれつき聴覚障がいを持つ女性・響の切なくも温かい愛に溢れた物語。視覚障がいのある漫画家・真治に王道ラブストーリー作品を演じるのは実に6年ぶりとなる山下智久が扮し、真治を支える生まれつき耳が聞こえない女性、相田響を新木優子が演じる。そのほか共演に高杉真宙、山本舞香、深水元基、山口紗弥加、夏木マリと多彩な顔ぶれが揃う。この度初めての映像解禁となる30秒特報に登場するのは、ベンチに座る真治のそばで屈託のない笑顔を見せる響と、そんな彼女を感じて静かに笑みをうかべる真治。たった30秒ではあるが、恋愛映画の名手、イ・ジェハン監督が手掛けるふたりの美しくも儚い世界観にぐっと引き込まれる映像に仕上がっている。また、ティザービジュアルには新木優子演じる響が優しく真治の頬に手を当てるシーンが。運命的に出会ったふたりの幸せな時間を感じさせるビジュアルが印象的だ。『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』特報映像『SEE HEAR LOVE見えなくても聞こえなくても愛してる』()6月9日(金)Prime Videoで独占配信(C)2023「SHL」partners
2023年04月27日株式会社 松栄堂(代表取締役社長:畑 正高)は、日本のお香文化を紐解く書籍『香が語る日本文化史 香千秋』を2023年2月25日に出版しました。『香が語る日本文化史 香千秋』は、2001年に刊行した『香千載』(光村推古書院)を大幅に増補改訂したもので、多くの資料を通じて、日本のお香文化へ多角的にアプローチします。URL: 『香が語る日本文化史 香千秋』表紙お香の歴史はいつから?平安貴族が作った香りとは?戦国大名とお香の関わりって?源氏香ってどんなもの?江戸時代から十二代続く京都の香老舗に生まれた著者が、100年ごとに時代を追って、香を軸に日本文化を見つめます。典雅な香道具や歴史的資料など、豊富なカラー図版も見どころ。巻末に「源氏香図・系図香図・三種香図」一覧つき。日英文併記。■3つの特長・「香」を軸に日本の文化史を通覧する、ユニークな構成。・これまでの関連書籍にはなかった「日英文併記」により、日本の香りに関心の高い国内外の読者へ訴求します。・豊富なカラー図版により、視覚的にも理解を促進します。■著者紹介畑 正高昭和29年京都生まれ。同志社大学卒業。1年渡英の後、香老舗 松栄堂に入社。平成10年、同社代表取締役社長に就任。香文化普及発展のため国内外での講演・文化活動にも意欲的に取り組む。著書に「香清話」(淡交社)、「香三才」(東京書籍)などがある。■翻訳者紹介マイケル ジャメンツ昭和23年アメリカ生まれ、ハーバード大学博士課程修了後、平成7年から京都に住み、京都大学などで非常勤講師をつとめながら、中世文学研究と英語翻訳に携わる。■ふたつの連動企画で、もっとお香に詳しくなる!〈新書籍発刊記念展「香千秋」〉会期:3月28日(火)~4月18日(火)場所:松栄堂 薫習館(京都市中京区烏丸通二条上ル東側)概要:松栄堂本店に隣接する小さな香りの博物館「薫習館(くんじゅうかん)」で開催します(入場無料)。本書に登場する香道具の展示をはじめ、手に取って本書をご覧いただけます。薫習館では他にも、貴重な天然香料の香りを体験できるスポットや、お線香作りのジオラマ展示など、日本のお香にまつわるさまざまな企画を展開中です。〈匂い香づくりワークショップ〉会期 : 4月17日(月)・18日(火)場所 : 大垣書店(京都市) 京都本店イベントスペース「催」参加費 : 1,980円(税込)概要 : タブレット状の原料を自由に組み合わせて、オリジナルの香りを作ることができます。仕上がった香りはカラフルな巾着袋に入れて、匂い袋としてお持ち帰りいただけます。詳細・お申し込み: 松栄堂ウェブサイトでご確認ください。 ■商品情報書名 :香が語る日本文化史 香千秋発売日 :2023年2月25日著者 :畑 正高訳者 :マイケル ジャメンツ定価 :1,980円(税込)版型 :B5判 並製ページ数 :116ページISBNコード:978-4-9912784-0-2 C0076 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月30日山下智久が、海外ドラマ初主演作「神の雫/Drops of God」を引っ提げ、ヨーロッパを代表するドラマシリーズイベント「Series Mania 2023」に参加した。日本のワインブームに火を付けた漫画「神の雫」の実写ドラマ化「神の雫/Drops of God」。フランス・イタリア・日本など世界各国で約10か月の長期間に及び撮影され、仏英日の多言語で展開する国際ドラマ。原作で物語の中心となっている神咲雫という男性キャラクターが、フランス人女性・カミーユになり、主人公は山下さん演じる聡明なワイン評論家・遠峰一青となる。物語は、世界的に有名なレジェ・ワインガイドの創設者・著者であり、ワイン学の権威でもあるアレクサンドル・レジェが、東京の自宅で息を引き取るところからスタート。両親が離婚して以来、アレクサンドルに会っていなかった一人娘のカミーユ(フルール・ジェフリエ)は、彼が遺した膨大なワインコレクションを相続するためには、アレクサンドルの弟子・一青との対決に勝つことが条件だと知る――というあらすじ。今回本作が、「Series Mania 2023」のInternational Competition部門にノミネート。「Series Mania」のInternational Competition部門に、日本が制作に関わるドラマ作品がノミネートされるのは、初の快挙だ。2010年にフランスで始まった「Series Mania」は、ヨーロッパを代表する大規模イベント。全世界の監督、作家、そしてドラマが好きな各国の視聴者が集まり、最高のシリーズを選定する。現地時間3月19日14時半からは、山下さんによる講演イベント「マスタークラス」が開催され、20時からは山下さんほかキャストやスタッフがレッドカーペット、舞台挨拶、上映会後のQ&Aセッションに参加。「マスタークラス」では、現地フランスのファンが開場前から長蛇の列をなし、満席の大盛況。黄色い歓声が飛び交い、中には山下さんの名前入りうちわを持参するファンや涙ぐむファンも見られた。レッドカーペットで山下さんは、長期の撮影を共にし、未だに2日に1回程度はメッセージでやり取りをしているという共演者や制作陣と共ににこやかに歩き、快くサインに応じる姿も。その後、第1&2話の上映会後に開催されたQ&Aセッションでは、山下さんが「原作では男性のキャラクターを女性に置き換えた点がとても斬新だし、ワインを通して人間を学んでいくというストーリーに僕自身とても惹かれました」「ワインは知れば知るほど分からなくなる、奥が深い点が魅力だと思います。フランスで撮影中にワインと恋に落ちて、日本に帰ってすぐにワインセラーを買いました」と告白。一青と莫大な遺産をかけて対決に挑むカミーユ役のフルールは、「母国語ではない言語で演じることは、一見制約が増えるように思えて、実はその分可能性が広がると考えています。多言語で演じることで、声もリズムもイントネーションも変わるし、演技の幅が広がって新しい自分の可能性が見えたように感じました」と語ると、山下さんも「本当に世界を広げてくれた作品だと思います。そして何より、言語もカルチャーも違う出演者やスタッフが一つの目的に向かっていく過程が本当に楽しかったですし、一生忘れられない、僕の人生にとって大切な時間になりました」と話し、会場からは拍手の渦が巻き起こった。Huluオリジナル「神の雫/Drops of God」は9月、Huluにて独占配信予定(全8話)。(cinemacafe.net)
2023年03月28日俳優の山下智久が主演を務める、映画『SEE HEAR LOVE〜見えなくても聞こえなくても愛してる〜』(Prime Video にて2023年に独占配信予定)の新キャストが7日、発表された。『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン氏が監督を務め、次第に目が見えなくなる病を患った漫画家を山下、彼を支える生まれつき聴覚障害を持つヒロインを新木優子が演じる同作。今回新たに、高杉真宙、山本舞香、深水元基、山口紗弥加、夏木マリらの出演が明らかになった。高杉が演じるのは、ヒロイン・響に片想いする社長・ 植村大輔。そして山下演じる漫画家のアシスタントで、彼に思いを寄せる中村沙織に山本。医療サポートタクシーの強面運転手で、実は真治の漫画「ONLY FOR YOU」のファンである菅原哲也役に深水。響と親しくなるジャズカフェのオーナーで、実は高杉演じる社長の秘書である遠山恵役に山口。そして真治の唯一の家族で、破天荒でありながら孫に深い愛を注ぐ祖母・泉本多恵役を夏木マリが演じる。
2023年03月07日俳優の山下智久が6日、都内で行われた「BVLGARI AVRORA AWARDS 2023」国際女性デー 発表記者会見に出席した。ブルガリ ジャパンは、今もっとも輝く女性たちとその取り組みを讃え支援する「BVLGARI AVRORA AWARDS2023」の受賞者発表に先駆け、3月8日の国際女性デーを記念し会見を実施。同アワードの2022年度受賞者である小谷真生子氏と、同じく2022年度受賞者でブルガリアンバサダーの森星、ブルガリアンバサダーの山下智久が出席した。イタリアでは、3月8日の「FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ=女性の日)」に、男性が日頃の感謝を込めて、母親やパートナー、会社の同僚の女性たちにミモザを贈るという。山下の誕生日である4月9日の誕生花もミモザで、山下は「昨日知りました」と話した。ミモザの花言葉は「友情」と「秘密の恋」。司会者から「秘密の恋はされていますか?」と聞かれると、山下は「秘密の恋というか……」と少し微笑み、「今、映画の撮影をしていまして、そちらでは恋をさせていただいています」とかわした。その映画とは、2023年にPrime Videoで独占配信される主演映画『SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~』。「ずっと撮影させていただいていて、ちょうど終わったばっかりです」と明かした。そして、「僕は盲目の漫画家の役なんですけど、僕が恋をするヒロインの方が耳が不自由で、目が見えなくても耳が聞こえなくても、その2人がどう愛を育んでいくのかというお話です」と紹介し、「目が見えないということを毎日毎日想像して、その中で愛を描いていく作業がとても勉強になりましたし、充実した時間を過ごさせていただいたので、出来上がりが楽しみです」と語った。
2023年03月06日毎年2月に開催される岸谷香のスペシャル企画ライブを、今年も『岸谷香 感謝祭2023』として開催。相変わらずパワフルな歌とギター、ゲストとの趣向を凝らしたセッションで観客の興奮をあおり続けるライブは、選曲も歌も演奏もEX THEATER ROPPONGIという会場にふさわしく、高級感がありながら遊び心満載な“大人の祭り”となった。4回目となるこの感謝祭は、新作を引っさげたツアーや外部のイベント出演とは違い、岸谷の楽曲アレンジと構成で作られる内容となるため、場内には最初からどこかそわそわウキウキした空気が漂っている。自身のバンド・Unlock the girlsのメンバーとともに登場し、一曲目の「49thバイブル」から岸谷本人もいきなりトップギアに入ったのがわかった。というか、肩だしシャツ+穴あきジーンズ+チェーンベルトというファッションで、いきなりハイトーンボイスを披露されたら、観客だってトップに入れざるを得ない。「久しぶりだね、この感じ。今日は健康と、ライブができる音楽に感謝、来てくれたゲストに感謝、そしてみんなにも感謝!いろんな感謝を込めて。最後まで楽しんでください」歯切れのいい挨拶のあと、肩からエレキギターを下げて「MELODY MELODY」へ。年齢を重ねるにつれ声が甘くなり、むしろ少女のような可愛さが出てきているのはなぜなのだろうか。プリンセスプリンセス時代のハスキーなのに高音域に艶のある歌声も良かったが、現在の張りがありながらも滑らかな歌声も、岸谷香ならではの抑揚豊かなメロディをとても鮮やかになぞっていく。岸谷は今でもなおエレキをガンガン弾きまくるのだが、その歌声は激しい伴奏や緻密なソロといったロックサウンドと好相性だった。スペシャル企画ライブということで、この日はふたりのゲストを招き、それぞれとのコラボコーナーで盛り上がる。まず一人目は、10年ほど前のイベント出演を機に知り合い、これまで何度かステージで共演してきたという後輩世代の藤巻亮太。柔らかく、少し鼻にかかった藤巻の歌声は濃厚な甘さと渋さを持っていて、そのデュエットはなんだか豪華なスイーツのよう。岸谷香いわく「初めて聞いたとき、私マネしてないよ!って思わず言っちゃったくらい、私の世界観と似てる曲だなと思ったの」という藤巻の楽曲「南風」はもちろん、岸谷がKeyとコーラスを担当する「3月9日」も、どちらの楽曲であってもおかしくないくらいマッチしていて、ふたりが音楽人として惹かれあう理由を物語っていた。特に、岸谷のKeyによるイントロから始まった「粉雪」は鳥肌モノ。藤巻の歌声をサビから一斉に女性コーラスが包み込むアレンジは、これまでの同曲とまったく違う景色を見せた。藤巻が舞台袖に引いたあとすぐ、歌いだしが〈雪が降ってた〉から始まる「また恋ができる」に続いたのも、「粉雪」の風景を引き継ぎたい岸谷の計らいだったのだろう。「久しぶりに声出しOKだし、みんな“ああ”とか言っちゃったりして」と可愛らしくコールを促して、「Diamond<ダイアモンド>」をサービス。それこそ何十年も前に聞きまくった曲だから尚更思うのだが、昔の曲をなぜこうも懐メロ感なく聞かせることができるのか。もちろん楽曲そのものに対する懐かしさは、誰しもの中に回顧的なものとしてある。でもそれ以上に、今の自分の表現のひとつとしてこの曲と向かい合っている岸谷の姿勢が、きちんと楽曲に新鮮さを与えていたのだと思う。原曲へのリスペクトと音楽への探求心がバランスよく保たれた同曲は、これまでさんざん聴きまくってきた人の耳にも快適だった。そして後半には、二人目のゲストである荻野目洋子を招き入れ、ビート強めな曲を続けて盛り上がる。この土地で聞くことに感動すら覚える「六本木純情派」と、スパンコール攻めのスカート&ピンヒールブーティという荻野目ちゃんを目の前に、テンション上がらないわけがない。1992年に岸谷が楽曲提供したというキュートなポップス「ラストダンスは私に」、荻野目のウクレレ演奏にあわせ、岸谷とバンドメンバー全員がコーラスに徹した「虫のつぶやき」など、一曲ごと様々なアプローチで楽しんでいく。聞けばふたりの出会いは岸谷が赤坂小町の頃で、歌番組での共演やラジオ出演、楽曲提供やスーパーでの遭遇など、ゆっくりながら大切に距離を縮めてきた間柄なんだそう。アーティストとして尊敬しあいながら、お互い女性として憧れを抱いている関係性が、見ていて微笑ましかった。何より岸谷と荻野目、キャラは違えど情熱の持ち方が似ているのだ。おそらくプリプリ時代以上にギターやピアノに対する熱意やこだわりが増している岸谷と、ここ数年になってギターをはじめ、全曲自作のアルバムをアナログ盤でリリースするに至ったという荻野目。いくつであろうが自分の興味関心にまっすぐ突っ込んでいくふたりのパフォーマンスからは、とてつもないエネルギーが伝わってきた。「それでは、全力でダンシングしてください!」という掛け声を合図に、本家はもちろん岸谷もダンスを披露する「ダンシングヒーロー」、荻野目がエレキギターをかき鳴らす「OH YEAH!」と続け、客席はこの日一番の歓声とジャンプを見せた。コラボ後は、再び岸谷とバンドメンバーだけで「Unlocked」「バタフライ」などロックチューンを続けてラストを目指す。疾走感ある曲でギターテクを見せつけたと思ったら、「Dump it!」ではハンドマイクで客に詰め寄り、豪快なシャウトを決める。これ、もはやあっけに取られるレベル。これだけの長い年月、ロックアーティストであり続け、演奏テクを磨き続け、声を張り上げられる自分をキープできている人はそうそういないのだ。ラストの「Signs」で見せた速弾きソロは鳥肌立つほどカッコよく、そのハードロック魂に心の底からしびれた。アンコールでは、再び藤巻と荻野目を呼び込み、今もなおあちこちで歌い継がれる名曲バラード「M」を全員で披露。やはり前述した「Diamond<ダイアモンド>」同様、この曲もじつに新鮮な響きを持っていいて、曲の素晴らしさにあらためて気づかされる。この『岸谷香 感謝祭』は、本人もMCで言っていたように、岸谷本人にとっての音楽やファンへの感謝を示すことを目的に開催された。しかし、岸谷香がこれまで築いてきた自分と音楽の絆の強さと、新たに描こうとしている世界観を感じられるライブから得られたものは、見る側にとってあまりにも大きい。情熱を注ぎ続けることの尊さを実感させてくれたことへ、こちらこそ感謝したくなるライブだった。Text:川上きくえ<公演情報>岸谷香 感謝祭20232月23日(木・祝) 東京・EX THEATER ROPPONGIセットリスト1. 49th バイブル2. MELODY MELODY3. STAY BLUE<w/藤巻亮太>4. 雨上がり5. 南風~ミラーボール6. 3月9日7. この道どんな道8. 粉雪9. また恋ができる10. Diamonds<ダイアモンド><w/荻野目洋子>11. 六本木純情派12. ラストダンスは私に13. 虫のつぶやき14. ダンシングヒーロー15. OH YEAH!16. Unlocked17. バタフライ18. Dump it!19. Signs<アンコール>1. M2. ハッピーマン<ライブ情報>岸谷香 プレミアムアコースティック 2マンライヴ6月9日(金) 愛知・名古屋ダイアモンドホール6月11日(日) 大阪・BIGCAT6月18日(日) 東京・日本橋三井ホール※各地対バン相手は後日発表一般発売日:4月15日(土) 予定藤巻亮太 Live Tour 2023『Sunshine』※終了分は割愛3月3日(金) 宮城・仙台Rensa3月5日(日) 福岡・DRUM LOGOS3月10日(金) 愛知・新栄シャングリラ3月11日(土) 広島・CLUB QUATTRO3月19日(日) 大阪・umeda TRAD3月21日(火・祝) 山梨・甲府CONVICTION3月22日(水) 山梨・甲府CONVICTION藤巻亮太『THANK YOU LIVE 2023』3月9日(木) 東京・I’M A SHOW関連リンク岸谷香 HP:荻野目洋子 HP:藤巻亮太 HP:
2023年03月02日山下智久主演のドラマ「正直不動産スペシャル」の放送が決定した。連載中の漫画を原作とした、不動産取引の裏側を描くドラマの特別編を制作。山下さん演じるやり手の不動産営業マン・永瀬財地は、ある日、祠と石碑を壊した祟りによって嘘がつけなくなり、正直さだけを武器に公私ともに悪戦苦闘の日々を送っていた。かつて、自分の家庭崩壊を登坂社長(草刈正雄)に救われ、この仕事を志した永瀬財地。悪徳な不動産屋によって家族が崩壊した過去を持つが、“カスタマーファースト”で頑張ってきた月下咲良(福原遥)。今回は、永瀬が「競売・家の差し押さえ」の危機に瀕した親友一家を、月下は「原野商法」の魔の手が迫る大切な祖父を、救い出すべく家族の絆を守るために奮闘する。「皆さんのもとにまた永瀬としてお会いできるのを嬉しく思います」と喜んだ山下さんは、「皆様の期待に応えられるよう、そしていい作品をお届けできるよう最高のスタッフと力を合わせて全力で挑んで参ります。どうか楽しみに待っていてください」とメッセージを寄せている。また、月下咲良役の福原さんは「あの真っ直ぐで天真爛漫な月下として、永瀬先輩との楽しい掛け合いがまたできるんだなぁ!と思うと今からドキドキワクワクが止まりません!」と語り、「正直不動産スペシャルを、皆様に楽しんで頂けるよう全力で頑張りたいと思います!」と意気込んでいる。「正直不動産スペシャル」は2023年度冬、NHK総合テレビ(90分)・BS4K(100分特別編集編)にて放送予定。(cinemacafe.net)
2023年02月28日2月23日(木・祝) に東京・EX THEATER ROPPONGIで開催された『岸谷香 感謝祭2023』のオフィシャルレポートが到着した。岸谷香が「元気に楽しく音楽をやれている事に感謝し、お客様に喜んで頂ける様に、毎回ゲストを迎え特別なセッションをする」、毎年2月に開催している年1回恒例のコラボイベント『岸谷香 感謝祭』。2月23日(木・祝) ソールドアウトの東京・EX THEATER ROPPONGIにて、自身のガールズバンド“Unlock the girls”とともに、荻野目洋子と藤巻亮太を迎え、全21曲を披露し、満員の観客を魅了した。プリンセス プリンセス時代の曲から現在のソロ曲など新旧織り交ぜ、今の岸谷香を真っ直ぐ表現するセットリスト。挨拶代わりに3曲披露し、「雨上がり」のギターの前奏に乗せて藤巻亮太を呼び込む。岸谷は、「ふたりの初めての出会い」や、「藤巻君の曲は大好きな曲が多い」というエピソードも披露。お互いの曲を組み合わせた「南風~ミラーボール」のメドレー、岸谷のピアノと藤巻のエレキギターというふたりだけで、しっとりと聞かせた名曲「3月9日」、新曲の「この道どんな道」、そして最後は今の季節にぴったりの「粉雪」と、誰もが納得の圧巻なステージを披露した。岸谷香×藤巻亮太藤巻を送り出した後、「また恋ができる」をしっとり聴かせ、「Diamonds<ダイアモンド>」で客席は一気に盛り上がる。続いて迎えたゲストは荻野目洋子。ご存知「六本木純情派」のイントロで呼び込まれた荻野目は、圧倒的なステージを披露し、観客も釘付け。岸谷が荻野目に提供した「ラストダンスは私に」、荻野目のウクレレ伴奏とヴォーカルをメンバー全員でコーラスで支えアコースティックに聞かせた「虫のつぶやき」、そしてお待ちかねの「ダンシングヒーロー」では、荻野目の切れのあるダンスに合わせて、ギターを降ろし自身も全力で踊る岸谷香。笑顔のふたりに満員の観客が大いに沸いた。ラストは「OH YEAH!」。荻野目はヴォーカルとともにエレキギターで、全員でセッション。息の合った、特別なコラボレーションとなった。岸谷香×荻野目洋子そこからは「Unlocked」「バタフライ」「Dump it!」と、自身のバンド「Unlock the girls」とともに、今の岸谷香の楽曲たちを披露。ラストの「Signs」では、圧巻のギターソロを魅せ、本編を終えた。Unlock the girlsアンコールはゲストも併せて、全員でステージに。岸谷のピアノの前奏が始まると、どよめきと大きな拍手が起こった「M」。荻野目、藤巻、岸谷の3人で歌い分け、ギターソロは藤巻と岸谷のツインを披露。ゲストを送り出し、岸谷のソロ曲「ハッピーマン」で終演。贅沢な一夜限りのステージとなった。予期せぬダブルアンコールを受け、ひとりでステージに出てきた岸谷から、「今年6月に自身の企画でアコースティックのツーマンライヴを東京、名古屋、大阪で開催します!対バン相手は全部違います!」と発表。満員の観客からどよめきと惜しみない拍手が送られ、イベントは幕を閉じた。<公演情報>岸谷香 感謝祭20232月23日(木・祝) 東京・EX THEATER ROPPONGIセットリスト1. 49th バイブル2. MELODY MELODY3. STAY BLUE<w/藤巻亮太>4. 雨上がり5. 南風~ミラーボール6. 3月9日7. この道どんな道8. 粉雪9. また恋ができる10. Diamonds<ダイアモンド><w/荻野目洋子>11. 六本木純情派12. ラストダンスは私に13. 虫のつぶやき14. ダンシングヒーロー15. OH YEAH!16. Unlocked17. バタフライ18. Dump it!19. Signs<アンコール>1. M2. ハッピーマン<ライヴ情報>岸谷香 プレミアムアコースティック 2マンライヴ6月9日(金) 愛知・名古屋ダイアモンドホール6月11日(日) 大阪・BIGCAT6月18日(日) 東京・日本橋三井ホール※各地対バン相手は後日発表一般発売日:4月15日(土) 予定関連リンク岸谷香 HP:荻野目洋子 HP:藤巻亮太 HP:
2023年02月24日お香をたく時間を豊かに演出し、そのまま置いておくだけでインテリアの一部になる、個性派のインセンスホルダーをセレクト。美しいデザインを揺らめく煙とともに眺め、視覚でもお香を楽しんで。真鍮の輝きと、優美なラインが魅力的。ロンドンのデザインスタジオによる手作りのインセンスホルダーは、小ぶりながらも存在感のある真鍮製。経年変化して、使うほどにアンティークのような趣に。写真のようにいくつか並べて飾るのもおすすめ。各¥7,700(Subtle Bodies/JAU)シンプルで力強い形が、空間のアクセントに。ミニマルな形が目を引くインセンスバーナー。マットに仕上げたアルミニウム素材も、モダンなムードを演出するポイント。オーストラリア・メルボルンを拠点とするデザインスタジオから。¥5,500(Lightly/JAU)情緒深い月夜の景色をミニマルに表現。京都で安土桃山時代から続くお香の老舗による、香皿と香立てのセット。月が水面に映る様子から着想を得た、静寂を感じさせるデザインが美しい。香立ての位置は自由に配置できるので、自分好みに楽しみたい。¥4,620(薫玉堂 TEL:075・371・0162)独創的な世界観で魅了するドイツ発の陶芸ブランドから。デザイナー、ベルンハルト・クーンが生み出す作品は、ポエティックでどこかファニー。水鳥の形をしたインセンスホルダーは、愛らしい表情に注目を。他にゾウやライオンも。¥5,390(クーン ケラミック/エイチ・ピー・デコ TEL:03・3460・0313)ぴたりと合わせれば、キューブ形のお香立てに。淡路島在住の現代美術作家・南野佳英が作るインセンスホルダーは、台風で倒れた椨(たぶ)の木で作られたもの。お香の主原料としても使われる椨は、深みのある色合いが特徴。CUBE5955点セット¥13,750(√595)※『anan』2023年2月8日号より。写真・多田 寛スタイリスト・池田沙織文・間宮寧子(by anan編集部)
2023年02月02日「Prime Video」にて配信予定の山下智久主演ラブストーリー映画『SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~』。この度、本作のヒロイン役を新木優子が務めることが分かった。本作は、山下さん演じる次第に目が見えなくなる病を患った漫画家・泉本真治と、それを支える生まれつき聴覚障がいを持つ相田響の切なくも温かい愛に溢れたラブストーリー。劇場版『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』以来、5年ぶりの共演となる山下さんと新木さん。「直感的にこの作品に参加したいと感じました」とオファー時をふり返る新木さんは、「クランクインをした日から、韓国のスタッフさんや日本のスタッフさん入り混じっての撮影の雰囲気も良く、監督や山下さんともカットごとにたくさんのディスカッションをして、撮影が進むにつれて少しずつ響という役を掴めているような色んな手応えを感じる部分もあり、早く繋がった映像を見たい気持ちでいっぱいです」と撮影の様子を明かす。そして、「目が見えなくなってしまった真治と、元から耳が聞こえない聾者である響。それぞれが人生に新しい希望を見つける瞬間に私はすごく心を動かされました。そんなところが見てくださる方にも伝わって新たな希望が生まれる、そんな作品になるように監督と山下さんをはじめとするキャスト、全てのスタッフの皆さんと全身全霊で素敵な作品を作り上げていけたらと思います!」とコメントしている。また今回、柔らかいパーマがかった髪の毛が印象的で、目を丸くしている表情や、楽しげに公園を歩く天真爛漫な性格が伝わってくる場面写真も公開。さらに、落ち葉に囲まれた公園で、目の見えない真治の頭の上に落ちた葉に響が手を伸ばす2ショットも到着。そして本日より、公式サイトもオープンした。『SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~』は2023年、Prime Videoにて配信予定。(cinemacafe.net)
2023年02月01日