2020年4月3日に、『アパホテル』を展開しているアパグループが新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の軽症患者らを全面的に受け入れる方針を打ち出しました。日本全国にある『アパホテル』が英断!感染症の軽症患者らに救いの手「さすが」「アパホテルの決断を全面的に支持したい」と称賛の声が寄せられる中、同月6日には、情報番組『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)に、アパホテルの元谷芙美子取締役社長が出演。今回の方針に対する思いや従業員たちの反応を明かし、さらに応援の声が高まっています。元谷芙美子社長「私の誇り」アパホテルが受け入れ方針を発表した後、一部から寄せられていたのが風評被害を心配する声でした。コロナウイルスの問題が収束し、通常営業に戻った際、たとえ消毒済みであっても感染を恐れ、客足が遠のくなどの影響が考えられます。しかし、元谷社長は経営者として、受け入れ方針への思いを力強く語りました。私も勢いにあまって、どうしても国難に際しお力にならなければということが先立ちまして。その後、従業員にお話しすることになったんですけども、私の誇りといたしますのは、誰1人として判断に反対する者がなくて、この国難にあたり、社長と思いを一緒にして一致団結して乗り切りたいと。今は大変ですけど、この先、収まった先には10年後きっと「アパホテルがいい役割をしてくださった」と、「業界の雄として立つべき立場で頑張ってくださった」と、いい評価をいただけると思って頑張ります。直撃LIVE グッディ!ーより引用危機的状況にある日本社会を前にすぐに支援の意向を打ち出す元谷社長や、それに対する従業員の前向きな反応は視聴者の心を強く打ち、放送終了後には称賛と応援の声が相次いで寄せられています。・日本人全員が社長に感謝いたします。ありがとうございます。・いつか絶対、泊まりに行きます!・こんなに客室を抱えてるホテルがやってくれることが、どれだけ心強いか。これからホテルを選ぶ際に、アパホテル以外はない。なお、元谷社長が番組に出演した時点で、政府からは受け入れの打診のみで、正式な要請はまだとのこと。受け入れまで至らず、問題が収束することが一番望ましいことではあるものの、元谷社長の強い意志は多くの人に届いていることでしょう。いつか自由に外出できる日が来たら、「アパホテルがいい役割をしてくださった」と誰もが思うはずです。[文・構成/grape編集部]
2020年04月07日タレントのデヴィ夫人が、19日に生配信されたAbemaTVのニュース番組『AbemaPrime』(毎週月~金曜21:00~)に出演。「南京大虐殺」を否定する書籍が客室に置かれていることで批判されているアパホテルに対し、「大変立派」と評価した。この書籍の著者は、アパグループ代表の元谷外志雄氏で、デヴィ夫人は元谷氏と親交が深いというが、問題化してからも撤去しないとしているアパホテル側の主張を「大変立派で、撤回しないことも高く評価している」と理解。「ホテルにはいろんな本が置かれ、飛行機にもいろんな新聞が置かれている。言論の自由があるので、アパホテルの代表が自分の書籍をホテルに置いたことは何の問題もない」「日本は黙ってばかりで外国に言われっぱなしで不甲斐ない。もっと主張するべきところを主張するべき」と、持論を展開した。一方、中国出身ジャーナリストの徐静波氏は「言論の自由はあるが、人間としての良識、ラインがある」と反論。「歴史の中で起きたことを否定することで、中国だけでなく(ホテルに宿泊する)世界の人はどう思うか、経営者として考え直すべきでは」と問題提起し、議論が白熱した。(C)AbemaTV
2017年01月20日