身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年11月16日宇宙航空研究開発機構(JAXA)および鉄道総合技術研究所(鉄道総研)、東急テクノシステムの3者は11月11日、都内で会見を開き、小惑星探査機「はやぶさ」の技術に端を発した電力ピークカット制御技術の鉄道への応用に向けた共同研究を開始すると発表した。すでにJAXAでは、「はやぶさ」で培った電力制御技術をエネルギーマネジメントシステム(EMS)に活用する取り組みを進めてきているが、今回の共同研究もそうした取り組みの1つ。今回の研究では、宇宙機として初めて「はやぶさ」が取り入れた電力のピークカット技術を応用して、鉄道網全体で消費する電力量を抑えつつ、ダイヤの遅延をできる限り起こさない技術の実現を目指す。一般的に電気車(列車)は、速度が上がったり、加速度が上がるほど大きなエネルギーを消費する。朝の通勤時間帯、ダイヤが乱れ、遅れを取り戻すために加速をする、といったことが良くあるが、この時間帯が電力のピークであり、鉄道会社は電力事業者との契約を、このピーク時の電力で契約している。ただし、それ以外の時間帯は、そこまで電力を必要とするものでもなく、ほとんどの時間、変電設備の能力は余剰状態となっているという。今回の研究の肝は、各列車ごとに、ダイヤに対する遅れの度合いなどを判断し、ダイヤに近づくための走行を行うためには、どの程度の電力が必要かを提示。定められた上限値の中で、各列車が優先度を判断し、電力を融通することで、ピークカットを行おうという部分。従来のピークカットの考え方は、中央のサーバと、各末端のクライアントに分かれ、サーバが各クライアントと双方向でデータをやり取りし、膨大な演算を行い、それぞれに最適と思われる電力を割り振ろう、といったサーバを中心とした「専制君主型」とも言える方式であったが、「この場合、一定の範囲内での計算を行うとしても、新たに途中でその範囲に誰かが入ってきたり、誰かが出ていったりしたら、それを元に再計算を行う必要があり、莫大な計算資源が必要となる」(JAXA 宇宙科学研究所宇宙飛翔工学研究系教授、シニアフェローの川口淳一郎氏)とする。一方、サーバを用いず、参加者全員の「合議型」とも言える新方式の場合、「それぞれの列車が、自らがダイヤに対して、どの程度の優先度の存在かを考え、遅れの大きい電車に電力を割り当てる制御方式であり、言い換えれば、許される電力資源のもとで、常に最も遅れの大きい列車の遅れを最小化する方法を提供することが可能となる(mini-max)」とし、アルゴリズム次第では、ダイヤが乱れても、電力をそれほど消費しないで、もとのダイヤに戻すことが可能になるとする。すでに3者は11月2日付で共同研究に関する調印を終えており、今後、本格的に研究を進めていくこととなる。研究の役割分担としては、JAXAが「電力ピーク技術の提案」、鉄道総研が「鉄道総研はシミュレータによる電力ピークカット効果の予測」、東急テクノが「東急テクノシステムは車両の改造や設備工事の知見」としており、具体的には東急テクノから、鉄道の運行データに関する各種パラメータなどを鉄道総研に提供、鉄道総研にて、開発されたアルゴリズムを元にシミュレーションを実施し、どの程度の効果があるのか、といったことの検証を行う。「ではJAXAは何をするのか、という話が出てきそうだが、我々としては、運行に遅れがある際のシステムの安定性の検討などを行っていく」(川口氏)とのことで、3者で実用化に向けて3年を1つのめどとして行っていくとする。また、将来的には東急電鉄の車両を使って、実証実験も行いたいとしており、シミュレーションで良い結果が得られれば、実際にそれを実現するためのソフトウェアやハードウェアの開発も行っていきたいとしている。
2015年11月12日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年11月09日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年11月02日キヤノンマーケティングジャパンは10月20日、鉄道写真愛好家を対象としたイベント「鉄道フォト月間2015 スキルアップでベストショットをめざそう!」を開催すると発表した。開催期間は11月25日から12月25日まで。参加はいずれも無料だ。イベントでは、鉄道写真家によるトークショーや、映像によるワークショップのほか、鉄道写真撮影にオススメなカメラやレンズの特設展示コーナーも設置される。トークショーには、鉄道写真家の長根広和氏が登壇。「ドラマチックな鉄道風景写真を撮ろう!」をテーマに、長根氏の作品をまじえながら鉄道風景写真の魅力を語る。トークショーの開催日時は11月28日。11:00~12:30の午前の部と、14:30~16:00の午後の部の2回開催。参加は事前登録制で、11月2日10時からキヤノンのWebページ上で受付を開始する。定員は各回80人まで。ワークショップは、「EOS 7D Mark IIを体験! 鉄道写真をもっと楽しもう」をテーマにしており、一眼レフカメラ経験者で、これから本格的に鉄道写真を始めたいユーザーが対象。長根氏が監修した鉄道写真の楽しさや奥深さ、撮影のコツなどをビデオ映像にて上映する。映像の上映後は、ショールームスタッフによるデジタル一眼レフカメラ「EOS 7D Mark II」の操作方法説明と、ショールーム内に設置された鉄道模型の撮影体験会も行われる。12月に各ショールームで4回ずつ開催され、定員は各回6名。詳細な日程はキヤノンのWebページにて11月2日より公開、同日から電話にて参加受付を開始する。カメラやレンズの特設展示コーナーでは、長根氏がセレクトしたカメラとレンズを「鉄道写真撮影お薦めカメラ&レンズ」として設置。大口径の望遠レンズなども試せる。また、各レンズで撮影した長根氏の作品も展示する。トークショーは「キヤノンプラザ S(品川)」で開催。ワークショップとカメラやレンズの特設展示コーナーは、キヤノンプラザ Sだけでなく、キヤノンデジタルハウス銀座・名古屋・梅田でも開催される。
2015年10月20日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年10月19日タムロンは、「第8回タムロン鉄道風景コンテスト 私の好きな鉄道風景コンテスト」の入賞作品写真展を、そごう大宮店3階特設会場(ビックカメラ連絡通路)にて開催している。期間は10月9日から10月31日まで。入場は無料。本稿では、入賞作品授賞式と入賞作品写真展の様子をお伝えする。タムロン鉄道写真コンテストは、今年で8回目の開催となるフォトコンテスト。風景、スナップなどのスタイルを問わず、鉄道が写った写真を広く募集するもの。撮影機材や撮影場所、カラー・白黒といった制限もない。一般の部と小・中・高校生の部を設けており、小学生未満も応募可能だ。2015年5月1日から8月20日までの期間に作品募集を行い、1,753名から6,554点の応募があった。審査員は鉄道写真家の広田尚敬氏とフォトライターの矢野直美氏が務め、一般の部「大賞」には富澤涼一さんの「新種!電車桜」、小・中・高校生の部「大賞」には北村伶奈さんの「いすみ鉄道女子会」、「ユーモアフォト賞」には西河博美さんの「夏のおもてなし」を選出。それぞれ、賞金とタムロン製レンズが進呈された。入賞作品受賞式では、さいたま市長である清水勇人氏と、さいたま市商工会議所 会頭の佐伯鋼兵氏が祝辞を述べた。清水市長は、「どの写真も、努力なしでは撮影できない個性を持った写真ばかり。写真や鉄道に対するあたたかい想いが伝わってきて、微笑ましかった」とコメント。また、さいたま市商工会議所の佐伯鋼兵氏は、「一瞬のシャッターチャンス狙って、撮影している感じが伝わった。幅広い世代の作品が展示されているので、多くの人に見てもらいたい」と話した。審査員を務めた鉄道写真家の広田氏と、フォトライターの矢野氏は、「年々応募作品のレベルが上がってきている。今年の夏は暑かったが、その熱気をはらんだような作品ばかりだった。今年の傾向として個性的な作品が目立ちましたね」と述べた後、今後のアドバイスとして、「プリントをもう少し頑張れば、もっと良くなる写真が多かった。デジタル写真は簡単にプリントできる分、プリントを良くすると、もっと審査員に伝わりやすい作品になる。撮影技術だけでなく、プリント技術を磨くこともおろそかにしないでほしい」と講評を締めくくった。
2015年10月09日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年10月05日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年09月29日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年09月14日©PIXTA東南アジアの鉄道建設の需要が増大東南アジアの新興国では、鉄道建設に対する需要が高まっている。人口や車両の増大に対して交通インフラのキャパシティーが追いつかず、道路の渋滞が発生し、人やモノの輸送に支障をきたしている状況は、シンガポールをのぞくほぼすべての国に共通している。さらなる経済成長のため旅行客や外資系企業を誘致しようとする動きはどの国でも盛んで、また今後はアセアン経済共同体の発足などにより、さらに人やモノがこの地域を行き交うようになるだろう。すると、鉄道建設に対する需要はますます高まるものと思われる。©ASEAN Japan-Centre バンコク市内の渋滞つい先日も、ベトナムで南北を縦断する高速鉄道も建設を含む15年計画の鉄道開発マスタープランが、同政府によって承認された。2020年までに首都ハノイとホーチミンを結ぶ既存の鉄道網を改修。それに加え、2030年までには新たな高速鉄道の建設が始まる。陸続きの国々では国境をまたぐ大規模な計画も。同じくベトナムではあるシンクタンクの所長が、同国のバリアブンタウ省のカイメップ・チーバイ港と隣国ミャンマーのダウェイ港とを結ぶ鉄道の建設を提唱。地元メディアに取り上げられ、機運が高まっているようだ。なぜならこの鉄道が建設されれば2カ国のみならず、タイ、カンボジア、ラオスなど周辺国の物流市場も恩恵を受けることになる。そして、各国の結びつきが強くなれば、ここが東南アジアの新たな戦略拠点として機能し始める可能性を秘めているからだ。©ASEAN Japan-Centre 既存のベトナムの南北統一鉄道安倍首相のトップセールスが結実し始めた先述のとおり鉄道建設に対する需要は高い一方で、それを実現するための技術や経験は十分ではないため、先進国に頼りたいと考える国は少なくない。国内の雇用を生み出すと同時に、先進国のノウハウを体得できる機会でもあるのだ。東南アジアの鉄道建設に積極的な姿勢を示しているのが、日本だ。安倍首相は8月14日、この日独立70周年を迎えたインドネシアの地元紙に祝賀メッセージを掲載。そこで、新幹線方式の高速鉄道を含むインフラ整備推進に大統領とともに取り組むと述べた。これは、同国の首都ジャカルタとバンドン間を結ぶ高速鉄道計画への日本の新幹線方式を採用を促すためのメッセージでもある。安倍首相はそれまで過去に4度、同国を訪れている。鉄道建設を視野に入れた上での同国との関係構築をいかに重視しているかが見て取れる。マレーシアについても同様。日本政府は5月、マレーシアのナジブ首相を日本に招待。首脳会談の議題にはマレーシアとシンガポールとを結ぶ高速鉄道の計画も盛り込まれ、安倍首相は新幹線方式をトップセールス。ナジブ首相は共同声明で技術と信頼性を評価した。そしてその成果は着実に表れ始めている。7月、住友商事と日立製作所、三菱重工業の3社は連合で、タイの首都バンコクの高架鉄道新路線の建設を受注した。受注金額は320億バーツ、約1160億円。この金額は、日本勢がアジアで手がけるものとしては最大級だ。この案件と関わるところで、日立製作所は昨年シンガポールのアジア地域統括会社内に、東南アジア向けの鉄道信号事業の専門組織を新設していた。このように鉄道建設の裾野は非常に大きく、今後も成長が期待できるのだ。©TRIPPING! 既存のバンコク高架鉄道豊富な資金をバックに食い込む中国勢こうした安倍首相、日本勢の攻勢の対抗馬が中国だ。先述の安倍首相が独立記念日を祝うメッセージの中で触れた、インドネシアの首都ジャカルタとバンドン間を結ぶ高速鉄道計画も、中国と争っている最中。中国はインドネシアの独立記念日があった8月、ジャカルタで自国の高速鉄道の展示会を開催。そこで中国大使は、日本の新幹線方式を名指しこそしなかったものの、国際規格ではなく、部品代やメンテナンスが高くつくと批判した。6月には中国の鉄道車両製造会社や研究機関らは、鉄道の研究開発拠点を設立。地元にあたる中国西部の市場、そして東南アジア市場を開拓することを念頭に鉄道に関わる技術の研究や開発を行っていく。勝つのは、海外で高く評価される技術と経験を持つ日本勢か、それとも同国の豊富な資金をバックに食い込もうとする中国勢か。いま、旅行客も多く集まる東南アジアは、実は鉄道市場の主戦場でもあるのだ。(text : 岡 徳之 )ビジネスコラム「アジBiz ~1分で読める東南アジアのビジネス情報」>その他の記事はこちら
2015年09月14日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年09月07日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年08月31日元メガバンク支店長の著者が信用金庫への預金を薦めるなど意外性と説得力のある内容で40万部のベストセラーとなった書籍『お金が貯まるのは、どっち!?』(アスコム)。その第二弾でこちらもベストセラーとなっているのが、『家族のお金が増えるのは、どっち!?』だ。そこで以前掲載した第一弾の『お金が貯まるのは、どっち!?』のインタビューに続き、第二弾『家族のお金が増えるのは、どっち!?』について、著者の菅井敏之氏にインタビューした内容を紹介したい。同書は、お金に好かれる「親子」と「夫婦」の法則を解説。家族全員が安心して暮らすために知っておきたい「お金の話」を伝授する。巻末特別付録として「家族のお金が増える書き込み式ライフプラン表」が付く。主な内容は、「親は自分の『資産の内容』を子どもに教えるべきか?」「家計が苦しいとき、親は子にどんな説明をすべきか?」「自分と『同じ銀行』に、子どもに口座をつくらせなさい」など。○人生を生きる人々は皆「経営者」――前回インタビューさせていただいた『お金が貯まるのは、どっち!?』は今でも書店で平積みされてロングセラーになっていますが、その理由はどんなふうに思われますか?実はこの本は若い年代を意識して書いたのですが、実際手にとられて読まれたのは50代、60代の方も多くて、息子さんに読ませたいという形で広がっていったようなんです。――なるほど。中高年層の方々にも響いたわけですね。その方たちは、自分は70代、80代の親を抱えた子供であり、一方では夫であり、あるいは大学生の親であったりと、家族の中でいろいろな役割がある。子供としての自分、夫としての自分、親としての自分、それらをお金という面でどういう役割をもたなければいけないのか。読者がそういう事に関して関心を持っていることに気づき、第二弾として『家族のお金が増えるのは、どっち!?』を書いたわけなんです。――私もいま40代ですが、まさに高齢の親を持つ子供であり、夫であり、2人の子供の親でもあります。その中で、お金というものに関して向き合わざるを得ない局面は多々ありますね。お金といっても、投資信託の専門家、証券の専門家、不動産投資の専門家、そういった方々はたくさんいらっしゃいますよね。だけど、我々は自分が家族という会社の社長として、人生を歩んでいるわけです。経営者なわけです。そうした視点から、私が人生のコンサルタントといえば恥ずかしいですが、投資本とか、お金の教科書みたいなものではなく、人生を生きる"経営者"の方々が、自分の人生を豊かなものにするための、お金に関する全体最適を目指す本が必要だと感じたのです。僕の場合は、銀行員として、いろんな企業経営を見てきたし、人生経営を見てきたわけです。全体を俯瞰できるんですね。そこが違うんです、おそらく他の本と。○同じ信用金庫で口座を作ることで、家族3代の信用を引き継ぐ――そうかもしれないですね。菅井さんのプロフィールのところにも、お金を貸す側と借りる側の両方を経験されたのが強みと書かれていますが、私も銀行って何で特別な存在なんだろうと勉強していて、何で銀行員は特別な存在なのかということを考えたときに、今菅井さんがおっしゃったように全体を俯瞰できるという。立ち位置なんです。産業界でお金を血液としていろんな業界に供給していて、いろんな業界も見られました。個人の方を含めて。住宅ローンやアパートローンなど、どういう人がお金を貸していい人なのか、全体を俯瞰できるわけです。一様に成功している人というのは、銀行から信用されて、信頼されて、お金を上手に使って、資産を増やして、フローの収入も増えています。このロジックの中に銀行というのが組み込まれているんです。銀行員とうまく付き合う。信用されるというのが成功するための必須条件じゃないですか。であれば、そのロジックがどういうものかを言ってくれる人が今までいなかったですね。――結構赤裸々に書かれている部分もありますね。義侠心じゃないですけれど、友達、同期、先輩総スカンを覚悟で書きました。元はメガバンクにいながら、信用金庫と取引しろなんて、何言ってくれるんだという話ですよ。だけど、失ってもいいと、腹を括ったということなんです。――なるほど。『家族のお金が増えるのは、どっち!?』もそうした思いで書かれたわけですね。ただ、単身で生きることを選ぶ人も増えていると思うのですが、この本ではむしろ家族であるからこそ、お金が増えると書かれています。一人で300万円しか稼げない人が、お金を借りるのは難しいです。だけど、400万円の年収のある女性を妻にすると、世帯収入が700万円になるわけです。そうしたら住宅ローンが組めるんです。単純にいえば、そんな話です。年収300万円の人が単身で家を持つのは難しいですよね。奥さんも働いて、子供を実家に預けて教育してもらって自分も働く。昔は妻も野良仕事をしていて、祖母が子守をしていたんです。そうやって世帯収入を増やして、家計を維持していたわけです。家族が多いほどいいのです、この世の中。――やはり菅井さんのお話はいつも目から鱗(うろこ)ですね。前回の本では、元メガバンクの人が信金を薦めたというのが衝撃の一つだったと思うのですが、第二弾のこちらの本では、その信金を親子で、三世代で連結して活用するという方法が語られています。信用金庫に口座がある100坪の広い敷地を持つ高齢の方に息子さんがいる。これは息子さんにとって信用になります。ですがその息子さんがメガバンクに行って口座つくってくれといったら、ただの何とかさんです。どっちが有利でしょう、という話です。――菅井さんも山形で祖父の方が養蚕をされていたとか。そういうところからの発想ですか?いやいや、やっぱり銀行で成功している人を見ているからです。帝王学は代々つながっているものがあるんです。名家。地元の名士。商工会議所で代々会頭をやっている家とか、代々地主でその村の主みたいな人が確実にいるわけです。そうした方々は決して派手ではないですし、地味でむしろ質素です。しかしながら、心は豊かで社会貢献にも関心を持っているのです。そういう方々は、自分の築いた信用、築いた人脈をいかに自分の子供に継承させるかということに対してものすごくこだわります。それはお金、目に見える資産だけではない、自分の信用というのも自分の大事な財産だという認識があるからです。それを子供にも相続させたい、連続させたい、というのが帝王学です。それはお金持ちだけの特権ではありません。普通のサラリーマンでも、個人事業主として、自分を独立した経営者として位置づければ、自分の子供に信用を引き継いでもらったほうがいいですよね。――まじめにコツコツ生きてきた信用を、子供にも同じ信用金庫に口座を作ってもらうことで、継承させることができるわけですね。○悩みを聞いて解決する能力を親が付けてあげることが必要――ファミリーレストランで子供に「観察」させて「質問」をする話が出てきますよね。ファミリーレストランを経営する「経営者」やビルの「オーナー」の存在を感じさせるという。そうした"帝王学"もサラリーマンでもできますよね。教育というと、従業員として言うことを聞く、仕事を覚える、といったような雇われ根性みたいな教育がずっと行われてきているわけです。いっぱい知識を詰め込んで暗記した人が頭がいいというような。それは違いますね。そんなものはインターネットで検索すればすぐ出てくる話で、そうではなく、問題そのものを設定する能力だとか、あるいは問題を解決する能力だとか、答えが一つでなくてもそういう能力を子供に身に付けさせるのが"帝王学"となります。――自分はまったくやったことがないです。悩みを聞いて解決することとか、実社会においてはそちらの方が単に知識をもっていることより余程貢献度が高いわけです。不思議なんですけど、学校ではそういうことを一切教えないですよね。では学校で教えてくれないなら、誰が教えるんだと。親しかいないですよね。そういうことがわかっている人は、子供が若いうちから教えるし、"虎の穴"ではないですが、地獄の特訓で子供に筋肉をつけてあげたらいいのではないでしょうか。4万円も5万円もかけて子供に塾に通わせて、訳のわからない問題を解かせる一方で、稼ぐ力を付けてあげることなどは全く手つかずでしょう。このアンバランスさが不思議でしょうがないです。成功している人はそういうことを意識してやっているのを見てきましたので、世の中全体が豊かになるために多くの人に伝えたいのです、私からのメッセージとして。○お金についてもっと家族で話そうよ――まさにおっしゃる通りだと思います。また今回の本では、冒頭で息子がお父さんがいくらの生命保険を聞いたら怒ったという話が出てきますね。私も聞こうにも聞けないのですが、日本人はお金について話すことがいけないことというような雰囲気がありますよね。ありますね。それは絶対払拭しなければいけませんね。――なぜでしょうか。卑しいものという認識があるからでしょう。だけどお金というのは社会貢献によって得られる物というふうに教えれば、むしろお金を持っているということは、たくさん人に貢献したんだなと、子供に教えなければいけません。人に貢献した人だからこそお金を持ったんだよ、あの人はすごいねと。見習おうねと言わなければいけないのに、何悪いことしたんだろうとか。何だまくらしたんだと教えるから卑しい人、卑しいことになってしまうんです。――お金についてもっと家族で話そうよ、ということでしょうか。お金が欲しいからとお金を追いかけている人にはお金ってついてこないんだよと。人から信頼される、信用されるから、その結果としてお金を貸してもらえるし、お金を貸してもらえるから会社を興したりできるということです。元々の信用がなかったら、何でもお金ってついてこないんだよと。みんな信用、信頼にこだわっている。信用、信頼の残高が多い人のところにお金はよってくるんだよと。だから靴も磨けよ、机の上もきれいにしろよ、言葉使いもきれいにしろよ、立ち振る舞いをスマートにしろよ、よれよれの服を着てるなよ、髭を剃れよ、要するにそういうことですよね。人から信用されるためにはどういう服を選ばなければいけないのか。信用、信頼を大事に思っているからです。――お金というのは人に貢献しているから、人から信用されて、その結果もらえるものだと。そういう視点が日本にはあまりないですね。お金持ちはたくさんの人を豊かにし、悩みを解決した、その成功者です。愛をいっぱい与えたからああいうふうになったんだぞ、お前もああいうふうにならないとだめだぞと言わなければだめなんです。○妻への真の愛とは?――菅井さんが見られてきたのはお金持ちですけれど、普通の会社員も実践するべきということですね。65歳を過ぎたら、好むと好まざるとにかかわらず、いわゆる社長として放り出されるわけですから。あとは奥さんに投資をすることです。自分株式会社の"不稼働資産"なわけです。夫は65歳になったら伸びしろはないです。ガンガン働いて、50歳、60歳まで働いていたわけですから、そこから先は難しいです。だけど、奥さんは子育てを終えて、元々能力は高いですよ、この方々は。だけど、家庭で、あるいはパートで、ライターの技能でもいいし、美容師の資格でもいいし、そういった稼げる、50万円60万円じゃなくていいから、10万円、15万円稼ぐ。投資すれば世帯収入は増える。家としての世帯収入を考えたときに、不稼働資産、ものすごい言葉ですが、ポテンシャルが高い経営資源に投資し、そこでニューマネーを稼ぐという、これは価値のあることです。サラリーマンは特に、50万円の収入の人が70万円ってなかなか難しいですけれど、俺に社長になれよということかということになるわけです。残業なんてつかないし、だけど奥さんは余地があって、そういう人にちゃんと10万円働けるだけの力を身に付けてもらえれば安心ですよね。自分のことばかり考えているんじゃなく、きちんと奥さんの将来を考えてということです。60歳を過ぎても、自分がいなくなってもこれで食べていけるから、自分は安心して死ねると言えばいいのです。――本の巻末にあるこのライフプラン表ですね。どっちが先に80歳になるのですかという話です。女性の平均寿命は87歳というのはわかっている話です。ということは、自分が死んでも10年間は生きているわけです。妻の残りの人生に責任は持たないのですかということです。ライフプラン表を見ればわかるわけです。成り行きで放漫経営をしてはだめでしょうと。そうなったら、自分のためには働けないけど、妻のためだったらそれなりのことをしてあげなければと思うのが愛です。――本当の愛ですね。親や子供、妻に関する考え方、本当に勉強になりました。本日はありがとうございました。いかがだっただろうか。菅井さんの家族に対する愛、そして一家を経営する人としての覚悟がビンビン伝わってくるインタビューだった。皆さんもぜひ、書店で手にとってご一読ください。
2015年08月24日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年08月10日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年08月03日日立製作所の英国における鉄道システム事業会社である日立レールヨーロッパは7月30日、鉄道運行会社のFirstGroup plcとファーストグループ社の子会社であるFirst Great Westernが運営する英国南西部の路線に向けた、標準型都市間車両「AT-300」173両(29編成)の納入および車両の保守に関する正式契約を締結したと発表した。今回の案件は、英国都市部のロンドン・パディントンから英国南西部のプリマスおよびペンザンスを結ぶ主要路線で利用されている、40年前に製造された高速車両を置き換えるもの。納入する車両「AT-300」は、2012年に受注したDfTの都市間高速鉄道計画(以下、IEP:Intercity Express Programme)向けに設計されたClass 800シリーズをベースにしており、電化区間だけでなく、非電化区間でも走行するために、車両の床下にディーゼルエンジン付き発電機を装備している。また、デボン州やコーンウォ-ル州での急勾配に対応すべく、エンジンの出力をIEP向けの車両よりも向上しているほか、ロンドン-ニューベリー間の電化区間に加え、プリマス-ペンザンス間の長い非電化区間をディーゼルエンジン付き発電機からの電力を使用して走行するため、IEP向けの車両よりも大型の燃料タンクを備えている。
2015年07月31日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年07月27日アユタヤへの普通列車(筆者撮影)「本当にその国のことを知るなら、地元の鉄道に乗ってみるのがよい」そんな話を聞くことがある。ここでいう「鉄道」とは、都市の地下鉄や高架鉄道ではなく、もちろん中長距離の列車、日本でいえば昔の「国鉄」の列車のこと。ただ、言葉も分からない、切符の買い方も分からない、そんな状況で見知らぬ国の鉄道に乗るのは、少々億劫ではないだろうか。そんな方でも気楽にトライできるのが、微笑みの国、タイの鉄道。何か困ったことがあってもタイの人なら優しく力になってくれるはず。幸い、バンコクから日帰り観光に最適なアユタヤへは、鉄道で移動しても1~2時間程度。気楽に「アジア鉄道の旅デビュー」を果たすことができる。アユタヤへの列車は1時間に1本程度。列車の時刻は、英語画面もあるタイ国鉄のホームページから簡単に調べられる。特急、急行は座席指定制なので事前の購入が必要。手数料を払えば日本からでも手配できるほか、バンコク市内の日系旅行社の支店でも購入が可能。でも、やはり鉄道を楽しむなら普通列車がお勧め。普通列車は自由席なので、当日の切符購入で大丈夫。ファランポーン駅(筆者撮影)バンコクの始発駅はファランポーン駅。市内の宿から地下鉄で簡単にアクセスできる。地下鉄の階段を上がり、ファランポーン駅に一歩踏み入れると一気にローカル度が増す。タイ各地の人がバンコクとの往復に利用するこの駅は、昔、東北の玄関口であった上野駅のような雰囲気がある。ファランポーン駅ののどかな光景(筆者撮影)朝8時ファランポーン駅で起立する人たち(筆者撮影)出発時刻まで時間があれは、駅の2階のカフェで甘いコーヒーを飲みながら、故郷に向かう待合室の人たちの様子を眺めるのもよい。もし朝8時か夜6時に駅にいれば、国歌に合わせて全員が起立する様子も見られる。入口のところに掲げられている肖像はタイの鉄道の創始者、ラーマ5世。普通列車の車内。木製の座席もある。(筆者撮影)発車の合図は駅員が鐘をならす。(筆者撮影)さて、いよいよ列車に乗り込む。ここで普通列車の自由席に座るときのアドバイス。タイは日差しがきついので、太陽の方角に注意が必要。バンコクからアユタヤに午前中に向かうなら、進行方向左側の席が日陰となる。それでも窓側に座っていると日焼けするので対策は万全に。冷房のついていない普通列車の車内も、走りだせば心地よい風が入り涼しく感じられる。LCC用のドンムアン空港を右手に見てしばらくすると、次第に家も少なくなりのどかな風景が広がる。離宮のための王室専用の建物が残っているバンパイン駅に到着すれば、アユタヤまであと10分程度、そろそろ降りる準備となる。王室専用の建物があるバンパイン駅(筆者撮影)アユタヤ駅に到着すれば、駅前に観光用のトゥクトゥクが待機していて声をかけてくる。値段は交渉制なので、事前に相場は知っておいた方がよい。バンコクへの帰りの列車は、始発駅ではないので大幅に遅れて到着することがあり予定がたてにくい。バスで帰ってもよいが、何もない駅で、ぼっーとしながら遅れている列車を待つのも、それはそれでアジアの鉄道の楽しみ方のひとつであろう。アユタヤではゾウに乗って観光(筆者撮影)(text & photo : 井上毅)
2015年07月27日BACONは、鉄道の特大ジオラマを自由に撮影できる企画展「はじめての鉄道写真展」を7月31日から開催する。場所は東京都・浅草橋の「TODAYS GALLERY STUDIO」。期間は8月9日まで。入場料は500円だ。はじめての鉄道写真展は「撮って! 遊んで! 考える!」をテーマにした企画展で、写真展示を鑑賞するだけでなく、会場内を自由に撮影できる。かけやま、特攻野郎Bチーム、星野俊光など9組のアーティスト(敬称略)による、200点超の作品が展示される予定だ。来場者は会場内に設置された特大ジオラマなどを撮影して楽しめる。また、バンダイの鉄道模型「Bトレインショーティー」を自由に操縦できる子供向けのコーナーも設ける。自由研究スペースには色鉛筆も用意する。入場特典として先着1,000名に、「新幹線電気軌道総合試験車」(通称:ドクターイエロー)のオリジナルポストカードセットをプレゼント。小学生以下には、塗り絵バージョンのものを提供する。
2015年07月23日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年07月20日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年07月13日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年07月06日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年06月29日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年06月22日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(共にPHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年06月15日全国の鉄道事業者で活躍するトミーテックのキャラクターシリーズ『鉄道むすめ』より「久慈ありす」が、アクションフィギュアシリーズ「figma」で立体化され、2015年9月に発売されることが決定した。現在「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受付中で、価格は4,900円(税別)。久慈ありすは、三陸鉄道のキャラクターで、周りを楽しい気分にさせてくれるムードメーカー。『鉄道むすめ』の商品としては、主に2.5頭身のデフォルメフィギュア「ねんどろいど」シリーズで展開されていたが、今回は同シリーズ初の「figma」として、久慈ありすが登場する。『figma 久慈ありす』は、『鉄道むすめ』の中でも特徴的な「ロングヘアー」の再現はもちろん、整備作業中の「まとめ髪」にも変更可能。業務で使用する「運転士鞄」のほかに、イラストイメージを再現できる「ノーマル顔」「ウィンク顔」とさまざまな手首パーツが付属している。そのほか、「座りポーズ」用下半身パーツも用意されており、トミーテックから発売中の1/12スケール鉄道小物『EK-01駅ベンチ(オレンジ色)』や『EK-04 自動改札機日本信号製GX7(黒色タイプ)』、テックステーションより発売中の『鉄道むすめ 駅ホーム台座』などと組み合わせて、さまざまなシーンを楽しむことができる。なお、製品パッケージ封入の背景紙には三陸鉄道の写真が使用されているという。商品価格は4,900円(税別)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の予約締切は、2015年6月24日21:00。商品の発売および発送は、2015年9月を予定している。(C)2005TOMYTEC/三陸鉄道商品化許諾済
2015年06月01日鉄道総合技術研究所(鉄道総研)は4月15日、クボテック、古河電気工業、ミラプロおよび山梨県企業局と開発を進めてきた次世代の大容量蓄電システムとして期待される「超電導フライホイール蓄電システム」の実証機を完成させ、試運転を開始したと発表した。フライホイール蓄電システムは、装置内部の円盤(フライホイール)を回転させることで電力を運動エネルギーとして蓄え、必要に応じて回転力を再び電力に変換するシステム。今回開発された実証機は鉄道総研が考案した高温超電導コイルと高温超電導バルク体で構成される「超電導磁気軸受」を用いることで、フライホイールを非接触で浮上させることで、大型のフライホイールを用いても損失が少なく、長期間の安定した運用を可能にしたものとなっている。実証機の性能としては、出力300kW、蓄電容量100kWhで、内蔵したCFRP製フライホイール(直径2m、重量4t)を最高6000回展/分で超電導磁気軸受により回転支持する仕組みを採用している。この超電導磁気軸受は、回転軸側、軸受け側の両方に超電導材を用いており、これによりコンパクトながら大荷重を支えることを可能としたという。なお鉄道総研では、今回の開発にかかる成果の詳細について、5月27日より開催される予定の「第91回 低温工学・超電導学会研究発表会」にて発表を行う予定だとしている。
2015年04月16日資生堂はこのほど、肌や美容について資生堂研究員が解説する記事コンテンツ「ビノラボ」を公開した。同コンテンツは、美容について豊富な知識を持つ同社の研究員が解説する「美のラボ(=ビノラボ)」。基本的なスキンケア情報や紫外線の防ぎ方、気になる体のにおい対策などの美容情報をはじめ、ボディーケアやヘアケア、メーキャップについてなど幅広く紹介している。「肌トラブル」のカテゴリでは、紫外線による肌のダメージや肌を守るポイントなどを解説。「スキンケア」では、大人ニキビや毛穴ケアなどについて紹介している。そのほか、簡単に自分の肌のタイプがわかる「肌チェック」、ボディーのお手入れ方法を紹介する「ボディケア」、香水について解説する「香りと匂い」、「メーキャップ」「ヘアケア」のカテゴリーがそろっている。トップページには、「研究員のおすすめ」情報を掲載。気になる情報をすぐに手に入れられるよう、「キーワードで探す」機能もついている。
2015年04月15日タムロンは4月1日、「第8回 タムロン鉄道風景コンテスト 私の好きな鉄道風景ベストショット」および「第12回 タムロン マクロレンズフォトコンテスト」を開催すると発表した。募集期間は鉄道風景コンテストが5月1日から8月20日まで、マクロレンズフォトコンテストが5月1日から10月31日まで。○タムロン鉄道風景コンテスト鉄道風景コンテストは、風景、スナップなどのスタイルを問わず、鉄道が写った写真を広く募集するもの。撮影機材や撮影場所、カラー・白黒といった制限もない。一般の部と小・中・高校生の部を設けており、小学生未満も応募可能だ。応募するには、タムロンホームページからダウンロードした応募用紙に必要事項を記入して、応募作品を裏面に貼付し郵送する。1人10点まで応募可能だ。作品サイズはキャビネサイズ(2L)から四ツ切りワイドプリントまで(B6、A5、B5、A4、B4は範囲内)。応募作品は返却されない。なお、JPEGファイルなどデジタルデータでの応募は受け付けていない。審査員は写真家の広田尚敬氏とフォトライターの矢野直美氏が務める。一般の部の大賞には現金30万円とタムロンレンズ、小・中・高校生の部の大賞には現金10万円とタムロンレンズが贈呈される。そのほか、ユーモアフォト賞や車輌写真賞、タムロン賞なども用意。入賞作品は10月下旬にそごう大宮店にて行われる写真展で展示される。○タムロン マクロレンズフォトコンテストマクロレンズフォトコンテストは、マクロレンズで撮影した作品を募集するもの。マクロレンズであればメーカーを問わず応募可能だ。ただし、ズームレンズのマクロ機能を利用したもの、マクロレンズ以外の単焦点レンズで撮影したものは応募不可となっている。植物や虫などを被写体とする「ネイチャーの部」と、人物や料理、アクセサリーなどテーマを限定しない「ノンジャンルの部」の2つの部門を設置。データ応募とプリント応募のどちらでも受け付ける。カラー・白黒問わず、レタッチも可(レタッチ内容を応募票に明記のこと)。データ応募の場合、短辺1,500ドット以上、データ容量10MBまでの「JPEG」ファイルのみを受け付ける。データ応募では、両部門あわせて1人4点まで応募可能だ。プリント応募の場合は、作品サイズがキャビネサイズ(2L)から四ツ切りワイドプリントまで(B6、A5、B5、A4、B4は範囲内)。プリント応募の場合は応募点数の制限はない。審査員は、ネイチャー部門を写真家の石井孝親氏、ノンジャンル部門を写真家の岡本洋子氏が務める。2部門あわせた全応募作品の中からグランプリ1名を選出し、グランプリには賞金30万円を贈呈。そのほか、部門別に金賞、銀賞、銅賞、入選、タムロン賞を設ける。
2015年04月02日