BACONは、鉄道の特大ジオラマを自由に撮影できる企画展「はじめての鉄道写真展」を7月31日から開催する。場所は東京都・浅草橋の「TODAYS GALLERY STUDIO」。期間は8月9日まで。入場料は500円だ。はじめての鉄道写真展は「撮って! 遊んで! 考える!」をテーマにした企画展で、写真展示を鑑賞するだけでなく、会場内を自由に撮影できる。かけやま、特攻野郎Bチーム、星野俊光など9組のアーティスト(敬称略)による、200点超の作品が展示される予定だ。来場者は会場内に設置された特大ジオラマなどを撮影して楽しめる。また、バンダイの鉄道模型「Bトレインショーティー」を自由に操縦できる子供向けのコーナーも設ける。自由研究スペースには色鉛筆も用意する。入場特典として先着1,000名に、「新幹線電気軌道総合試験車」(通称:ドクターイエロー)のオリジナルポストカードセットをプレゼント。小学生以下には、塗り絵バージョンのものを提供する。
2015年07月23日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年07月20日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年07月13日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年07月06日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年06月29日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(PHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年06月22日西武鉄道は6月16日、2016年春に運行開始予定の「観光電車」の開発時に着手したことを発表した。観光電車の開発は2015年度までの西武鉄道100年アニバーサリーの集大成となる。観光電車は、飯能~西武秩父駅間を中心に運行中の4000系車両をベースにリメークしたもの。従来の通勤車両や特急車両とは趣きを変え、同社線の代表的な観光地「秩父」をモチーフとし、自然を貫く荒川の水の流れを車両のエクステリアに取り入れてダイナミックに表現する。車両のインテリアの一部には沿線の伝統工芸品や地産木材が用いられる予定。また、「乗って楽しい」「食べて美味しい」をテーマに全座席で食事が可能で、乗車駅から下車駅まで景色の移ろいとおいしい料理を味わうことができる。編成の定員は4両編成・52名。運行区間は池袋~西武秩父駅間、西武新宿~西武秩父駅間、西武新宿~本川越駅間などが予定されている。臨時電車として、土休日を中心に年間100日程度の運行を予定している。
2015年06月17日身近だが、カウンターの向こうには私たちの知らない世界が広がっている…。連載『銀行員は見た!』では、現役の銀行員の方々から実際にお聞きした、銀行に関する"裏話"を紹介します。(毎週月曜更新予定)<作者プロフィール>斉田 直世(さいだ なおよ)イラストレーター・作家。1983年千葉県生まれ。日本女子大学文学部卒。大学在学中から、雑誌や広告でイラストを描く一方で、キャバ嬢「ななみ」としても売れっ子に。お水経験と数多くの男女への取材をもとに恋愛アドバイザーとしても活躍中。著書に『ちょいモテ男になる技術』、『0点ママの子育て迷走日記』(共に幻冬舎刊)、『好かれる女、愛される女45のヒミツ』『イケメン≠モテメンの新常識』(共にPHP研究所刊)、他多数。ブログ『斉田直世の美人化計画』
2015年06月15日全国の鉄道事業者で活躍するトミーテックのキャラクターシリーズ『鉄道むすめ』より「久慈ありす」が、アクションフィギュアシリーズ「figma」で立体化され、2015年9月に発売されることが決定した。現在「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受付中で、価格は4,900円(税別)。久慈ありすは、三陸鉄道のキャラクターで、周りを楽しい気分にさせてくれるムードメーカー。『鉄道むすめ』の商品としては、主に2.5頭身のデフォルメフィギュア「ねんどろいど」シリーズで展開されていたが、今回は同シリーズ初の「figma」として、久慈ありすが登場する。『figma 久慈ありす』は、『鉄道むすめ』の中でも特徴的な「ロングヘアー」の再現はもちろん、整備作業中の「まとめ髪」にも変更可能。業務で使用する「運転士鞄」のほかに、イラストイメージを再現できる「ノーマル顔」「ウィンク顔」とさまざまな手首パーツが付属している。そのほか、「座りポーズ」用下半身パーツも用意されており、トミーテックから発売中の1/12スケール鉄道小物『EK-01駅ベンチ(オレンジ色)』や『EK-04 自動改札機日本信号製GX7(黒色タイプ)』、テックステーションより発売中の『鉄道むすめ 駅ホーム台座』などと組み合わせて、さまざまなシーンを楽しむことができる。なお、製品パッケージ封入の背景紙には三陸鉄道の写真が使用されているという。商品価格は4,900円(税別)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の予約締切は、2015年6月24日21:00。商品の発売および発送は、2015年9月を予定している。(C)2005TOMYTEC/三陸鉄道商品化許諾済
2015年06月01日鉄道総合技術研究所(鉄道総研)は4月15日、クボテック、古河電気工業、ミラプロおよび山梨県企業局と開発を進めてきた次世代の大容量蓄電システムとして期待される「超電導フライホイール蓄電システム」の実証機を完成させ、試運転を開始したと発表した。フライホイール蓄電システムは、装置内部の円盤(フライホイール)を回転させることで電力を運動エネルギーとして蓄え、必要に応じて回転力を再び電力に変換するシステム。今回開発された実証機は鉄道総研が考案した高温超電導コイルと高温超電導バルク体で構成される「超電導磁気軸受」を用いることで、フライホイールを非接触で浮上させることで、大型のフライホイールを用いても損失が少なく、長期間の安定した運用を可能にしたものとなっている。実証機の性能としては、出力300kW、蓄電容量100kWhで、内蔵したCFRP製フライホイール(直径2m、重量4t)を最高6000回展/分で超電導磁気軸受により回転支持する仕組みを採用している。この超電導磁気軸受は、回転軸側、軸受け側の両方に超電導材を用いており、これによりコンパクトながら大荷重を支えることを可能としたという。なお鉄道総研では、今回の開発にかかる成果の詳細について、5月27日より開催される予定の「第91回 低温工学・超電導学会研究発表会」にて発表を行う予定だとしている。
2015年04月16日資生堂はこのほど、肌や美容について資生堂研究員が解説する記事コンテンツ「ビノラボ」を公開した。同コンテンツは、美容について豊富な知識を持つ同社の研究員が解説する「美のラボ(=ビノラボ)」。基本的なスキンケア情報や紫外線の防ぎ方、気になる体のにおい対策などの美容情報をはじめ、ボディーケアやヘアケア、メーキャップについてなど幅広く紹介している。「肌トラブル」のカテゴリでは、紫外線による肌のダメージや肌を守るポイントなどを解説。「スキンケア」では、大人ニキビや毛穴ケアなどについて紹介している。そのほか、簡単に自分の肌のタイプがわかる「肌チェック」、ボディーのお手入れ方法を紹介する「ボディケア」、香水について解説する「香りと匂い」、「メーキャップ」「ヘアケア」のカテゴリーがそろっている。トップページには、「研究員のおすすめ」情報を掲載。気になる情報をすぐに手に入れられるよう、「キーワードで探す」機能もついている。
2015年04月15日タムロンは4月1日、「第8回 タムロン鉄道風景コンテスト 私の好きな鉄道風景ベストショット」および「第12回 タムロン マクロレンズフォトコンテスト」を開催すると発表した。募集期間は鉄道風景コンテストが5月1日から8月20日まで、マクロレンズフォトコンテストが5月1日から10月31日まで。○タムロン鉄道風景コンテスト鉄道風景コンテストは、風景、スナップなどのスタイルを問わず、鉄道が写った写真を広く募集するもの。撮影機材や撮影場所、カラー・白黒といった制限もない。一般の部と小・中・高校生の部を設けており、小学生未満も応募可能だ。応募するには、タムロンホームページからダウンロードした応募用紙に必要事項を記入して、応募作品を裏面に貼付し郵送する。1人10点まで応募可能だ。作品サイズはキャビネサイズ(2L)から四ツ切りワイドプリントまで(B6、A5、B5、A4、B4は範囲内)。応募作品は返却されない。なお、JPEGファイルなどデジタルデータでの応募は受け付けていない。審査員は写真家の広田尚敬氏とフォトライターの矢野直美氏が務める。一般の部の大賞には現金30万円とタムロンレンズ、小・中・高校生の部の大賞には現金10万円とタムロンレンズが贈呈される。そのほか、ユーモアフォト賞や車輌写真賞、タムロン賞なども用意。入賞作品は10月下旬にそごう大宮店にて行われる写真展で展示される。○タムロン マクロレンズフォトコンテストマクロレンズフォトコンテストは、マクロレンズで撮影した作品を募集するもの。マクロレンズであればメーカーを問わず応募可能だ。ただし、ズームレンズのマクロ機能を利用したもの、マクロレンズ以外の単焦点レンズで撮影したものは応募不可となっている。植物や虫などを被写体とする「ネイチャーの部」と、人物や料理、アクセサリーなどテーマを限定しない「ノンジャンルの部」の2つの部門を設置。データ応募とプリント応募のどちらでも受け付ける。カラー・白黒問わず、レタッチも可(レタッチ内容を応募票に明記のこと)。データ応募の場合、短辺1,500ドット以上、データ容量10MBまでの「JPEG」ファイルのみを受け付ける。データ応募では、両部門あわせて1人4点まで応募可能だ。プリント応募の場合は、作品サイズがキャビネサイズ(2L)から四ツ切りワイドプリントまで(B6、A5、B5、A4、B4は範囲内)。プリント応募の場合は応募点数の制限はない。審査員は、ネイチャー部門を写真家の石井孝親氏、ノンジャンル部門を写真家の岡本洋子氏が務める。2部門あわせた全応募作品の中からグランプリ1名を選出し、グランプリには賞金30万円を贈呈。そのほか、部門別に金賞、銀賞、銅賞、入選、タムロン賞を設ける。
2015年04月02日鉄道にまつわる趣味は奥が深く、多くのファンを魅了している。「鉄道ファン」「鉄ちゃん」「鉄」「鉄道オタク」「鉄オタ」などと呼ばれる彼・彼女たち。「恋人が鉄道ファンだ」という人も少なくないのでは?今回はマイナビニュース会員のうち「鉄道ファンと付き合ったことがある」という100人に、鉄道ファンと付き合ってよかったことを聞いてみた。Q.鉄道ファンと付き合ってよかったことを教えてください。○鉄道の移動で頼りになる・「駅の位置がわかる」(27歳女性/神奈川県/食品・飲料/技術職)・「電車で行く旅行などスムーズである」(22歳女性/京都府/情報・IT/技術職)・「時刻表をいつも見てるので、乗り換えとかに詳しい」(42歳男性/栃木県/自動車関連/技術職)・「一緒に電車の旅をするときは、完全に相手に任せっきりで楽」(30歳女性/大阪府/学校・教育関連/クリエイティブ職)・「旅行に行くとき、積極的にプランを立ててくれる(鉄道の旅限定)」(35歳女性/埼玉県/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)・「旅のプランをいっさいお任せできる」(30歳女性/神奈川県/金融・証券/事務系専門職)・「どのルートで行くのが一番早いか、景色がきれいなルートはどれかを調べてもらえるから」(28歳女性/大阪府/小売店/販売職・サービス系)○自分も鉄道に詳しくなれる・「鉄道に詳しくなった」(33歳女性/北海道/不動産/事務系専門職)・「時刻表の見方を教えてもらえた」(32歳女性/山形県/医療・福祉/専門職)・「電車情報に困らない」(26歳男性/新潟県/農林・水産/技術職)・「いろんな電車が見れた」(29歳女性/岐阜県/建設・土木/事務系専門職)・「路線に詳しくなった」(32歳男性/埼玉県/機械・精密機器/技術職)・「地理に強くなった。地名や駅名と特産物」(32歳女性/千葉県/電力・ガス・石油/技術職)・「鉄道に関するありとあらゆる情報を教えてくれる」(50歳以上男性/山形県/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「各停の景色の良さを知った」(25歳女性/大阪府/情報・IT/技術職)・「電車を乗る時のお得な知識が手に入った。株主優待や金券ショップ、また電車グッズが高く売れることを知った」(26歳女性/京都府/金融・証券/専門職)・「鉄道うんちくに詳しくなったので、営業先でオタクに出会ったときには話法として使える」(32歳女性/埼玉県/金融・証券/営業職)○いろんなところに行ける・「外出好き」(23歳男性/大分県/その他/その他)・「電車でいろいろ旅行に行った」(34歳女性/岡山県/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)・「電車で遠出することが多い」(31歳女性/東京都/食品・飲料/事務系専門職)・「電車でいろんなところに連れて行ってくれたこと」(27歳女性/大阪府/金融・証券/秘書・アシスタント職)・「いろいろな電車に乗って旅行ができた」(25歳女性/山形県/商社・卸/営業職)○楽しい!・「限定列車とかに詳しいので鉄道旅が楽しくなる」(27歳女性/埼玉県/金融・証券/事務系専門職)・「旅行好きでデートが楽しい」(25歳男性/千葉県/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「旅が楽しくなった」(31歳女性/東京都/アパレル・繊維/事務系専門職)・「一緒に大井川鉄道のSLを見に行ったけど、楽しかった」(32歳男性/静岡県/小売店/事務系専門職)・「いろいろ説明してくれて、面白い」(33歳男性/京都府/機械・精密機器/技術職)・「鉄道オタクに出かける企画をしてもらうと普段行けないところに行けて楽しい」(28歳男性/千葉県/自動車関連/技術職)・「興味なかったけど少し詳しくなって楽しかった」(21歳女性/茨城県/情報・IT/技術職)○趣味の話ができる・「私も鉄道好きなので、面白い」(36歳女性/大阪府/学校・教育関連/専門職)・「趣味の話ができてうれしいこと」(50歳以上男性/福島県/金融・証券/専門職)・「電車を使った旅行では頼りになる。私のオタク趣味に理解がある」(28歳女性/北海道/電機/技術職)○その他・「別れた後、話のネタになる」(27歳女性/神奈川県/商社・卸/営業職)・「電車での移動中に会話が弾む」(32歳男性/埼玉県/機械・精密機器/技術職)・「写真を見せてくれた」(41歳女性/東京都/マスコミ・広告/事務系専門職)鉄道ファンと付き合ってよかったこと、アンケート回答欄にはそれぞれびっしりとその魅力を書いてもらえた。ほとんどの人が挙げていたのが、なんといっても鉄道に詳しいこと。駅の位置から電車発着の時刻、乗り換え、チケットの買い方、旅行のプランまで、知識が豊富で「頼りになる」という声が寄せられた。また、鉄道を使っていろいろなところへ遊びに行けることや、自分も鉄道に詳しくなれることから「楽しい」という回答も複数見られた。そのほか、鉄道好き同士だったり分野は違えどオタク同士だったりするところから「趣味の話ができる」という人もいた。調査時期: 2015年2月10日~11日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 100人(鉄道ファンと付き合ったことがある人限定)調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年03月05日埼玉高速鉄道、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの4社は、埼玉高速鉄道線「赤羽岩淵駅~浦和美園駅」区間のトンネル内において、13日より、携帯電話サービスの提供を開始する。携帯サービスの提供により、駅構内だけではなく、各駅間のトンネル内でも携帯電話の利用が可能になる。サービス開始は13日の午前10時を予定。
2015年02月09日厳冬の寂しき終着駅。駅長は定年を迎え、職務に忠実なあまり家族を顧みなかったと嘆く。そんな男に優しい奇跡が訪れる。『鉄道員(ぽっぽや)』は浅田次郎の短編小説を原作とし、降旗康男監督、高倉健主演で映画化。2014年の訃報に際し、高倉健の近年の代表作のひとつとして紹介された。仕事に一切の妥協なく、その反面、愛情の表現には不器用だ。そんな朴訥な駅長役は、「俳優・高倉健」の印象と重なる。地道に働く男の「誇り」をにじませた高倉健に、多くの男性が共感し、多くの女性が憧れた。主題歌は本作のために作られた『鉄道員(TETSUDOIN)』。作詞は奥田民生、作曲は坂本龍一で、娘の坂本美雨が歌う。駅長の娘の役名が「雪子」で、歌手が「美雨」というところにちょっと縁を感じる。そして本作にはもうひとつのテーマ曲がある。本編で何度か流れる「テネシーワルツ」だ。アメリカの歌だが、日本では高倉健の妻だった江利チエミのヒット曲。これは高倉健の推薦だったという。○妻と娘を失い、退職を控えた駅長の孤独と奇跡北海道のローカル線、幌舞線の終着駅「幌舞」が物語の舞台。駅長の佐藤乙松(高倉健)はもうすぐ定年を迎える。退職すれば、駅舎でもある官舎には住めない。乙松は日々の職務に忠実で、今後の身の振り方を決めていないように見える。娘を亡くし、妻とも死別。孤独な乙松の支えは「仕事の誇り」だった。それも定年で失ってしまう。幌舞線の起点、美寄駅の駅長、杉浦仙次(小林稔侍)とその息子(吉岡秀隆)は、持病を持つ乙松の身を案じて再就職の手を尽くしていた。乙松と仙次は機関車運転士時代からの盟友であった。仙次は正月を祝い、乙松を説得しようと、お節の重を携えて幌舞駅を訪れる。幌舞駅には1日4本しか列車が来ない。少しくらい飲もうと誘う仙次。乙松は「まだ仕事中だ」と制した。苦笑いしつつ、終列車までは酒のない宴であった。その日、幌舞駅に小さな女の子が現れた。近所のお寺の娘が孫を連れて里帰りしたようだ。乙松は女の子に声をかけ、お寺へ送っていこうと言う。しかし目を離した隙に消えてしまった。駅には古い手作りの人形が残された。しばらくして、小学生の姉が現れた。妹の忘れ物を取りに来たという。しかし彼女もまた人形を置いて行ってしまう。乙松はその人形に見覚えがあった。仙次が始発列車で帰り、再び乙松の孤独な勤務が始まる。その夜、駅に女子高生(広末涼子)が現れる。3人姉妹の長女だと思った乙松は、ようやく真実に気づく。それは、孤独な人生の最後に神様がくれた奇跡だった。○いまも残る「幌舞駅」にファンが訪れるロケ地は根室本線の幾寅駅。中間駅を雪に埋もれさせ、終着駅に仕立て上げた。大スター高倉健が鉄道職員を演じることもあって、JR北海道の協力ぶりがすごい。幌舞線の起点、美寄駅のロケ地は函館本線滝川駅。根室本線の起点でもある。映像に入る駅名標は、ホームの柱が「びよろ」に掛け替えられ、屋根から下がる駅名標は映らない角度に。ホーム上からの撮影では、駅舎側の大きな駅名標が「JR」のロゴで隠されている。幌舞線の列車は赤いディーゼル車1両の単行だ。時代背景を考慮して、台詞では「キハ12」と呼ばれている。キハ12形は1956年に製造され、1980年代に全車引退。撮影当時は現存せず、キハ40形の前頭部をキハ12形風に改造。前面に雪を付着させて雰囲気を醸し出している。この車両は改造を残したまま、「ぽっぽや号」として運行されていたという。幌舞駅の舞台となった幾寅駅は無人駅となっていて、撮影のために古めかしさを加えられた駅舎が現存し、待合室には撮影時の写真などが飾られている。駅前食堂のロケセットも残っている。撮影で使用したキハ40形は2005年に廃車となり、運転室周りがカットされて当地に運ばれ、保存されている。現在も鉄道・映画・高倉健のファンが訪れる「聖地」となっていて、高倉健の訃報後は献花台が設置された。鉄道風景はその他、乙松と仙次の回想場面として磐越西線のD51形蒸気機関車、大井川鐵道のC11形蒸気機関車と家山駅が"出演"する。家山駅は国鉄のストの中、集団就職の列車だけは走らせようとするエピソードが描かれる。また、本作では炭鉱夫役の志村けんも話題となった。志村はスト破りをしたせいで他の鉱夫と喧嘩になり、小さな息子を心配させる。この場面は1956年のイタリア映画『鉄道員』のオマージュのような気がする。エンドロールには後援団体としてJRグループ各社が連なる。高倉健はかつて東海道新幹線を爆破しようとした犯人も演じているけれど(『新幹線大爆破』)、JR東海の名もある。あれは国鉄時代の話だからこだわらなかったようだ。※写真は本文とは関係ありません。
2015年01月12日鉄道事業者共同制作による「暴力行為防止ポスター」が8日から、各社の駅構内や列車内に掲出される。駅・列車内での利用者同士のトラブルや、駅係員・乗務員などへの暴力行為が発生しやすい年末年始の時期に合わせて行うもので、暴力被害件数の減少と安心して鉄道を利用できる環境の実現を図る。ポスターは、「暴力は犯罪」の赤い文字が目立つデザイン。利用者同士や係員への暴力は社会的に許されない行為であるとのメッセージを直接的な言葉で表現したという。吊り革を円グラフに見立て、暴力行為が多い時間帯や発生場所などを視覚的に示す工夫も。ポスター掲出に参加するのは、日本民営鉄道協会加盟会社とJR東日本・JR東海・JR西日本・JR四国・JR九州など、全国の鉄道事業者79社局。駅構内に約7,400枚、列車内に約5万5,000枚が掲出される。掲出期間は2015年2月7日まで。
2014年12月05日元「スパイス・ガールズ」の“スケアリー・スパイス”として知られ、現在はオーディション番組の審査員など幅広く活動の場を広げているメル・Bが過去に女性と交際していたことを告白した。英「Guardian」紙のインタビューによると、メルは自身の長女・フェニックスと同じ学校に通っていた生徒の母親と長い間交際していたのだという。メルは「女性と4年間付き合っていたことがあるわ」と語りながら、「でも私は7年間、ペニスと幸せな結婚生活を送っているわよ。ハハ!最高の男よ」と7年間連れ添っている映画プロデューサーの旦那スティーブン・ベラフォンテへのフォローも忘れなかった。自分の恋愛生活については、「私はシャイでも控えめでもないの」「何かを試してみたかったら、やるのよ。彼女がいたわ。だから何?」といかにもメル・Bらしい強気なコメントをした。メルは夫と固い信頼で結ばれているものの、ほかの女性の美しさにはどうしても目がいってしまうという。「私の方が先に女性を褒めるの。“まあ、あの足を見てよ”“彼女って素敵じゃない?”って夫に言うわ」「女性はゴージャス。クレイジーだけど、ゴージャスよ」。また、女性の中でも「スパイス・ガールズ」のメンバーについては特別な思い入れがあるようだ。「ようやく自分にぴったりくる人々を見つけられたと思ったわ。人を批判したり、『何でそんなことするの?』とか言わない人々よ」「私たちはお互いを褒め合っていたわ。ようやく自分の居場所を見つけられたのよ」と、「スパイス・ガールズ」との出会いを感慨深げに語っている。(text:cinemacafe.net)
2014年12月03日JR四国は、予土線の観光列車「鉄道ホビートレイン」の車内に展示している鉄道模型の入替えを実施する。展示リニューアル後の最初の運行は、12月10日の宇和島駅15時37分発窪川行になるという。「鉄道ホビートレイン」はキハ32形1両を使用し、0系新幹線をイメージした外観に改造した観光列車。予土線全線開通40周年と宇和島~近永間開通100周年を記念し、今年3月15日から宇和島~窪川間で運行されている。車内に設置されたショーケースには、歴代の新幹線車両先頭車や四国にちなんだ車両などの鉄道模型を展示している。今回の展示リニューアルでは、おもに企画展示コーナー(大型ショーケース)の展示物を一新。これまでは四国にゆかりのある車両を集めていたが、新たに「四国に向かう列車」をテーマとした展示に改める。急行「さぬき」(10系寝台客車ほか)、特急「うずしお」(485系特急形電車)、快速「マリンライナー」(5000系)、寝台特急「瀬戸」(20系寝台客車ほか)などの鉄道模型が展示される予定だ。また、歴代の新幹線先頭車を展示するショーケースからE5系を下げ、「鉄道ホビートレイン」を新たに加える変更も。窓間の小型ショーケースでのNゲージ展示はこれまで通りとなる。展示物入替えにともない、「鉄道ホビートレイン」でこれまで展示していた鉄道模型は宇和島駅構内のショーケースに移される。なお、12月6~9日に実施される四国鉄道文化館(愛媛県西条市)での「鉄道ホビートレイン」特別展示では、リニューアル後の展示物をいち早く見ることができるという。
2014年12月02日北陸新幹線長野~金沢間開業にともない、石川県内の並行在来線を引き継ぐ会社は「IRいしかわ鉄道」だ。その名前の意味については、当連載第277回で紹介した通り。日本国内で会社名に英文字を表記する鉄道会社は珍しく、他にIGRいわて銀河鉄道があるくらい。いわば英文字入り鉄道会社名の"先輩"にあたる。IGRいわて銀河鉄道は、旧東北本線の盛岡~目時(青森県との県境付近)間を運営する鉄道会社だ。この路線は2002年、東北新幹線が盛岡駅から八戸駅まで延伸したとき、JR東日本から経営分離された。目時駅から北側、青森県内を運行する路線は青い森鉄道に移管された。IRいしかわ鉄道の「IR」は「Ishikawa Railway」の略だ。ならばIGRいわて銀河鉄道の「IGR」も「Iwate Ginga Railway」の略だろう……、と思ったら大間違い。「IGR」の「G」は、ローマ字の「Ginga」の略ではなく、英語で銀河を表す「Galaxy」の略である。ローマ字の頭文字を並べたわけではなかった。もっとも、「IGR」をローマ字で表記するなら「Iwate Ginga Tetsudo」となり、略して「IGT」になってしまう。IGRは「Iwate Galaxy Railway」で納得である。○英文字表記の理由は「法人登記」にあったIGRいわて銀河鉄道は「英文字入り鉄道会社名の元祖」といえそうだが、そもそもなぜ、「IGR」という英文字を併記しているのだろうか? その理由はなんと、法人登記の都合だった。鉄道趣味誌「鉄道ジャーナル」2002年10月号によると、当初は「いわて銀河鉄道」とする予定だった。しかし、盛岡市内に同じ名前の会社がすでに法人登記されていた。同じ名前は使えないから、会社名の先頭に略称の「IGR」を付けたという。ただし、正式社名は英文字ではなく、「アイジーアールいわて銀河鉄道」である。ちなみに、法人登記ではなく商標で「いわて銀河鉄道」を検索すると、先に登記したはずの「いわて銀河鉄道」は見当たらず、「IGRいわて銀河鉄道」が2件の商標を登録していた。先に法人登記した「いわて銀河鉄道」の実態は不明となっている。今回は「IGR」のほうに注目したけれど、「銀河鉄道」のほうはもちろん、岩手県出身の童話作家・宮沢賢治の代表作『銀河鉄道の夜』が由来となっている。余談だが、「銀河鉄道株式会社」は別にあり、東京都東村山市で路線バスや貸切バスを運行する会社だ。こちらも興味深いけれど、当連載は「鉄道トリビア」だから、名前だけの紹介にとどめておきたい。※写真は本文とは関係ありません。
2014年11月29日俳優の高倉健さんの訃報を受け、高倉さんが主演を務めた映画『鉄道員』(1999年)のキャスト陣らが、東映を通じて哀悼の意を表した。高倉さんの妻役を演じた女優・大竹しのぶは、「たった一度だけの共演でしたが、十本も二十本も映画を撮ったような、豊かで素晴らしいことを沢山教えて頂きました」と当時を振り返り、「映画人『高倉健』の魅力は、そのまま、人間『高倉健さん』の魅力です。美しく、気高く、そして何よりも優しい健さんを一生忘れません」とコメント。「神様みたいな人が、本当の神様になってしまったようです。淋しいです」と別れを惜しんだ。一方、娘役の女優・広末涼子は「今もまだ信じられません」とショックを表し、「ただただ、悲しくて、淋しいです。健さんに撮影現場で聞かせてもらった音楽、入れてもらった珈琲、かけていただい優しい言葉たち、背筋の伸びた大きな体で、力強く抱きしめてもらった思い出、、、全て全部、忘れません」と悲痛な思いをつづった。また、同作のほか、高倉さんの遺作となった『あなたへ』(2012年)でもメガホンを取った降旗康男監督は「残念の一語に尽きる」。高倉さん主演の『新幹線大爆破』(1975年)などを手掛けた佐藤純彌監督も「映画がまだ元気だった頃、時代を背負ったスターと共に仕事が出来たことは幸せでした」と思いを馳せ、「時の移り変わりは当然のことですが、高倉健さんは決して死なないような気がして、訃報を聞いた時は、ひとつの時代が終わったことを実感しました」とコメントした。
2014年11月18日街コン公式サイト「街コンジャパン」を運営するリンクバルは12月23日、婚活・街コン推進議員連盟が主催する、鉄道列車を貸し切りにした街コンイベント「鉄道コン」の企画運営を行う。なお旅行企画・実施は日本旅行が担当する。○「街コン」と、鉄道旅行が融合した婚活イベント同企画は、今話題の「街コン」と、鉄道旅行が融合した婚活イベント。鉄道列車は1編成を貸し切りにし、品川駅を出発し鎌倉駅を目指す。列車内は4名のボックス席を男女各2名で座り、定期的に席替えを実施。新鮮かつ限られた空間で多くの人たちと会話を楽しむことで、参加した男女が仲良くなることが期待できるという。なお当日運行する列車は、鉄道ファンからの人気が高い「583系」車両を予定しており、同イベントのために「秋田車両センター」から回送して運用する。また参加者の満足度を高めるべく、目的地には観光名所として人気の鎌倉を設定。参加者には鉄道旅行を楽しんでもらったのち、鎌倉を舞台にした話題の「フォトロゲイニング」(地図をもとに時間内にチェックポイントを回り、得点を集めるスポーツ)をアクティビティとして用意。通常の「フォトロゲイニング」に「街コン」の要素を組み込み、参加者同士がコミュニケーションをしやすい特別な「フォトロゲイニング」を予定しているという。開催日は、12月23日。参加資格は、20歳以上の未婚の男女/2名一組。参加費(税込)は、男性9,800円/名、女性7,800円/名。募集人数は男女各140名、計280名。
2014年11月17日婚活・街コン推進議員連盟主催の街コンイベント「鉄道コン」が12月23日に開催される。街コンと鉄道旅行を融合したイベントで、20歳以上の男女各140名、計280名を参加募集する。街コンサイト「街コンジャパン」を運営するリンクバルが企画運営、日本旅行が旅行企画・実施をそれぞれ担当。当日は列車1編成を貸し切り、品川駅から鎌倉駅をめざす。車内は4名のボックス席に男女各2名で座り、定期的に席替えを実施することで、参加者同士が知り合う機会を増やす。鉄道ファンからの人気が高い583系車両を使用する予定で、このイベントのためにJR東日本秋田車両センターから回送するとのこと。鎌倉駅到着後は、地図をもとにチェックポイントを回り、その風景を撮影して得点を集めるスポーツ「フォトロゲイニング」で参加者同士の交流を図る。「鉄道コン」は同性2名1組での参加が条件で、参加費は男性9,800円、女性7,800円。日本旅行の「鉄道コン」専用ページから申し込める。※写真は本文とは関係ありません。
2014年11月14日嵯峨野観光鉄道はトロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅まで、総距離7.3kmの観光トロッコ鉄道です。線路は山陰本線の旧線をそのまんま使っています。あの一世を風靡したテレビゲーム『電車でGO!』の最初のバージョンで、キハ58系が走っていた路線というとわかりやすいでしょうか(わかりやすくないか……)。客車はJRの貨車を改造し、機関車はDE10形を塗り替えて使っています。列車は保津川沿いの渓谷を走っていて、急流下りで有名な保津峡を見下ろす景色が楽しめます。京都と亀岡の市街地に挟まれた短い路線ながら、意外と山深い山岳鉄道の趣があります。このあたり、叡山電鉄の回でも書きましたが、いわゆる「京都の中自然」といった雰囲気ですね。人を拒絶するようなグレートネイチャーな世界ではないけれど、「夜にはしっかりお化けが出ますよ」的な山深さ。よく晴れた秋日和、筆者はひとり、トロッコ列車が来るのを待ち構えていました。しかし人里離れた山峡にひとりでいると、いささか寂しい気持ちになります。お化けだって、「昼間は絶対に出ません」と約束してくれているわけではありません。不意に川のほうから歓声が上がりました。やばい、昼間から出たか!? と思って目を凝らすと、生い茂った枝越しに、瀬に揉まれるラフティングのボートが見えました。筆者のいた場所より、その下の川のほうが人通りが多いみたいです。なんとなく不思議な感覚です。さらに奥へ進むと、いままさに現役バリバリのJR山陰本線の鉄橋が現れました。緑の谷間に、特急形電車381系の国鉄色が映えます。トンネルと鉄橋で、ほぼ直線ルートで走り去る山陰本線の列車と、その下をくぐって川沿いの景色を楽しむトロッコ列車と。やはり鉄道、どちらもいいものですね。この嵯峨野観光鉄道、トロッコ嵯峨駅はJR嵯峨嵐山駅と同じ敷地にあるのですが、トロッコ亀岡駅は最寄りのJR馬堀駅からちょっと離れています。だから、トロッコ嵯峨駅から往復で乗るか、あるいは亀岡からの帰りは保津川下りに乗船するか……というのが、嵯峨野観光の楽しみ方として良いのかもしれません。駅もそういう役割を自覚しているのでしょうか。トロッコ嵯峨駅には蒸気機関車D51形が展示されていたり、巨大ジオラマ館が併設されていたりして、平日でも観光客でにぎわっていました。いよいよ京都は紅葉のシーズン到来です。観光客でごった返す嵯峨野へ、あえて突入してみるのもまた、楽しいのではないでしょうか? いや、かなりの大混雑になるので、筆者はちょっと遠慮しておきますが……。
2014年11月09日南海電気鉄道と泉北高速鉄道はこのほど、南海・泉北連絡普通旅客運賃と泉北線内通学定期旅客運賃の値下げを発表した。値下げ実施は2015年3月の予定。南海・泉北連絡普通旅客運賃は、南海・泉北連絡普通乗車券(ICカード含む)に適用している運賃。現行は普通旅客運賃より大人で20円、小児は10円安く設定しているが、これをさらに大人80円、小児40円値下げし、通常運賃より大人は100円、小児は50円の割引とする。なお、南海・泉北連絡の定期乗車券・回数乗車券・団体乗車券、または泉北線内のみ・南海線内のみの普通乗車券は値下げ対象から除く。この値下げにともない、南海・泉北連絡回数乗車券は廃止となるが、南海・泉北それぞれ単独の回数乗車券は今後も販売を継続するとのこと。泉北線内の通学定期旅客運賃は、泉北線内各駅相互間の全区間にて、現行より約25%の値下げを実施。一例として、中百舌鳥~和泉中央間は現行の7,910円から5,940円へ変更に。同様に、中百舌鳥~泉ケ丘間も現行の5,440円から4,080円へと安くなる。値下げ実施より前に購入した通学定期券については、値下げ開始日以降の日数分の差額を払いもどす。詳細は決まり次第発表となる。
2014年11月08日2015年3月14日の北陸新幹線長野~金沢間開業と同時に、並行在来線を引き継ぐ第3セクター鉄道4社も運行開始する。このうち、石川県の並行在来線の運営会社は「IRいしかわ鉄道株式会社」だ。会社名の最初の英文字「IR」は「Ishikawa Railway」の略称だけど、他にも込められた意味があるという。その意味とは何だろうか?「IR」といえば、ビジネスの分野では「インベスター・リレーションズ(Investor Relations)」の略だ。企業における経営情報や財務情報の公開である。最近では、「統合型リゾート(Integrated Resort)」の略称としても知られている。統合型リゾートは娯楽設備のひとつとして、カジノを含んだ滞在型複合観光施設をいう。ホテル・展示場・ショッピングモール・遊園地・映画館などが備わると「複合型リゾート施設」、そこにカジノが加わると「統合型リゾート施設」となるようだ。それなら、IRいしかわ鉄道は将来的にカジノを運営するのか? なんて勘違いしてはいけない。IRいしかわ鉄道の「IR」に込められた意味は、「あいあーる」転じて「愛ある」だ。「県民に愛される鉄道になりたい」との思いが込められている。それは同社の会社案内にも明記されており、ウェブサイトでも公開されている。この会社案内には、「JRからIRへ」という記述もある。JRから第3セクター鉄道に変わったことをはっきり認識してもらうために、「IR」という略称を冠した会社名になったようだ。IRいしかわ鉄道は2012年8月28日に設立された。当時の社名は「石川県並行在来線株式会社」で、事業内容がわかりやすいとはいえ、なんとも固い名前だった。同社は3カ月後の2012年11月30日から会社名を公募し、応募総数1,375点の中から現在の会社名を選出。2013年6月27日に「IRいしかわ鉄道」と決定した。2013年8月1日からロゴマークも公募し、応募総数814点の中から、現在のロゴマークを決定した。ちなみに石川県のお隣、富山県の並行在来線を運営する会社は「あいの風とやま鉄道」だ。会社名の「あいの風」は、「愛の風」ではなく日本海沿岸に沖から吹く「夏のそよ風」の名前。「あえのかぜ」「あゆのかぜ」ともいい、俳句の夏の季語となっている。もちろん会社名に選定するにあたり、「愛される鉄道になりたい」との願いも込められているという。
2014年11月01日大阪の京阪電車なにわ橋駅「アートエリアB1」は10月18日より、第4回鉄道芸術祭「音のステーション」を開催する。鉄道芸術祭とは鉄道の文化や歴史に着目する中で、芸術の新たな可能性を見出すことを目的としたイベント。第4回目となる今年は鉄道を取り巻く“音”にフォーカス。音を多角的に捉えたアート作品を展示する他、様々なアトラクションが展開される。会場には蛍光灯の放電ノイズを使用する楽器「OPTRON」、ワイパーモーターが獣の咆哮のような音を放つ「エレメンタリー・デュエット」などを展示。鈴木昭男や藤本由紀夫といったサウンドアーティストも作品を出展する他、鉄道の金属片や改造ドラムセットを使った新たな音楽作品の創造も模索される。また、館内に配置された京阪電車の警笛用ラッパは自由に鳴らすことが出来、こうした会場内の作品が放つ音や来場者の声は集音されて、“音の中継”としてネット上で公開される予定だ。また、開場期間中には様々なイベントが催される。音楽家の江南泰佐による公開ラジオが全6回に渡って収録され、老舗クラブの「METRO」ではトークプログラムやライブが開催される。作曲家の野村誠はワークショップ「京阪沿線46駅の音楽」で各駅をテーマとした音楽を創造し、それらをクロージングイベントとしてコンサート形式で演奏する予定だ。その他、有料イベントとしては11月23日に、パフォーマンスアクトとサウンドスカルプチャーを融合させた「HOUSEHOLD AFFAIRS」を公演。光と映像による芸術と、ロックンロールを融合させたパフォーマンスが展開される。一方、12月6日には走行する車内で、電車の音と車窓の光景、ゲストのパフォーマンスを融合させた「ノイズ・トレイン」を開催。12月19日には鉄道から着想を得た現代音楽コンサート「鉄道と音楽の夕べ」が催される。【イベント情報】鉄道芸術祭 vol.4「音のステーション」会場:アートエリアB1住所:大阪市北区中之島1-1-1京阪電車なにわ橋駅地下1階会期:10月18日から12月23日時間:12:00から19:00(12月14日から23日は21時まで)休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
2014年10月18日IT企業のテンダとジェイアール総研エージェントはこのほど、全国の鉄道会社の情報をまとめたスマートフォン・タブレット向けの鉄道情報ポータルサイト「くにたち鉄道情報館」を公開した。同サイトの趣旨に賛同した鉄道会社のウェブサイトにあるコンテンツをジャンルごとに整理し、シンプルに見やすく表示することを目的として開設。オープン当初は、真岡鐵道、わたらせ渓谷鐵道、小湊鐵道、長野電鉄、江ノ島電鉄、上毛電気鉄道の6社の情報を掲載し、順次賛同する鉄道会社を増やす考え。おもに観光情報、各鉄道会社主催イベントの情報、お得なきっぷの情報、グッズ紹介などを掲載するほか、各鉄道会社のおすすめ画像や動画に簡単にアクセスできるリンクも貼るとのこと。今後はさらに、会員機能、EC機能、アプリ配信などの展開も予定している。
2014年10月15日タムロンは14日、「第7回 タムロン鉄道風景コンテスト 私の好きな鉄道風景ベストショット」の大賞作品を発表した。そごう大宮店にて、同フォトコンテストの入賞作品写真展を2014年11月7日から11月20日まで開催する。「タムロン鉄道風景コンテスト 私の好きな鉄道風景ベストショット」は、鉄道のあるスナップ写真など、鉄道に関わる写真を広く募集するフォトコンテスト。第7回となる今回の大賞作品には、一般の部から「カラフルシャワー」(樋口精一氏)、小・中・高校生の部から「光と影とカメラ女子」(養田純奈氏)が選出された。また、そごう大宮店3階特設会場で開催される写真展の開場時間は午前10時から午後8時。入場料は無料だ。
2014年10月14日セイコーウオッチは11月4日より、国産鉄道時計85周年を記念する限定モデル「SVBR005」を発売する。国産初の鉄道時計へのオマージュを込め、85周年にちなんで850本の限定販売。税別価格は58,000円。国産初の鉄道時計は、1929年に誕生。当時の江木鉄道大臣によって、精工舎の19型手巻き式懐中時計が指定された。精工舎は、服部時計店(現セイコーホールディングス)の製造工場として設立し、現在は分社化してセイコープレシジョンとセイコークロックになっている。セイコーの鉄道時計は、列車の運転席の計器パネルに設けられた開口部にセットするため、提げ時計の基本的な携帯スタイルと寸法を踏襲しながら、80年以上にわたって進化を続けてきた。今回のSVBR005は、10年の電池寿命を持つ高性能クオーツムーブメント搭載のプロフェッショナル用鉄道時計をベースにしている。ダイヤル(文字盤)は、1929年製国産初の鉄道時計に用いられたアラビア書体を復刻。時針と分針には見やすく高級感のあるブルーを採用し、提げ紐も同系色の紺色でまとめた。裏ぶたにはシリアルナンバーを刻印しており、コレクションとしても楽しめる専用ボックスに収めた特別仕様となっている。ケース素材はステンレススチール(ダイヤシールド)、ガラス材質はカーブアクリルガラス、ケースサイズは外径50.4×厚さ13.4mm、提げ紐の素材はナイロン、ダイヤル色はシルバー。JIS耐磁時計2種の強化耐磁性能を持つ。
2014年10月12日当連載第272回で、北総鉄道の7260形を紹介した。京成電鉄3300形を借りて走らせているという話だ。そこで2つの謎が生まれる。なぜ、わざわざ番号を変えたのか? そもそもなぜ、北総鉄道の電車形式は開業当初から7000番以上なのか?4桁の車両番号を採用する鉄道会社のほとんどが1000番台から始まり、新形式を製造するたびに2000番台、3000番台が与えられる。しかし北総鉄道は開業当初から7000番台だ。そこには納得できる理由がある。相互直通運転にあたり、お互いの電車の車両形式番号が重複しないように、あらかじめ使える番号を取り決めたからだ。その結果、北総鉄道の電車は開業当初から7000番台の形式番号となっている。京成電鉄から電車を借りる場合も、北総鉄道の所属車になったという意味で、3000番台から7000番台へ変更されたというわけだ。○会社ごとに番号が割り当てられている北総鉄道の電車は京成電鉄に乗り入れ、押上駅から都営地下鉄浅草線に乗り入れる。さらに泉岳寺駅から京急電鉄に乗り入れて、羽田空港方面へ運行される。相互直通運転しているから、4社の車両が入れ替わり立ち替わりやってくる。各社の車両形式番号を決めておけば、ダイヤ改正で車両の運用を決めるときや、ダイヤが乱れるなどで車両を変更するときに、形式名から保有会社がわかるというわけだ。車両形式番号の割り当ては、0~2999が京急電鉄、3000~4999が京成電鉄、5000~6999が都営地下鉄浅草線、そして7000~8999が北総鉄道になっているようだ。観察してみると、京急電鉄の600形を例外として、どの鉄道会社も直通運転には千の位が奇数の車両形式を使っているようだ。北総鉄道には9000番台の形式も走っているけれど、これは正確には北総鉄道ではなく、千葉ニュータウン鉄道が保有している。千葉ニュータウン鉄道は、北総鉄道として運行している小室~印旛日本医大間の線路施設を保有する会社だ。実際の管理は北総鉄道が実施しているけれど、所属を変更したわけではないから7000番台にはなっていない。
2014年10月11日