■前回のあらすじ娘の友紀が小学生になり、また働きに出る話をしてくる明彦。美紅は「小1の壁」「学童」問題を働かない理由としてあげるが、明彦に「働けない言い訳ばかり探してる」と言われてしまう。 >>1話目を見る 以前は平日も仕事から帰って家事をしてくれていた明彦ですが、私の「家事より稼ぐ担当になって」の言葉以降帰る時間が遅くなり…、現在は土日のみの家事担当となっていました。ところがそれも働きに出ることを阻止するための「家事を完璧にやる」宣言により放棄されてしまうことに…。これでは1週間何も休みがない状態になってしまうと、イライラしていたところ、ママ友に聞いた「家事をお金に換算する話」。休みなく頑張っているのにいたわってもらえず、しかも無給で家事をしていたことにショックを受けてしまったのです。次回に続く(全13話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ まりお
2023年03月17日英国客船タイタニック号の沈没事故を描いたミュージカル『タイタニック』。ピーター・ストーン原作、『NINE』『グランド・ホテル』などで知られるモーリー・イェストンの音楽・作詞で1997年にニューヨーク・ブロードウェイで初演され、同年のトニー賞では最優秀ミュージカル作品賞など5部門で受賞したこの舞台、2013年にはロンドン・ウエストエンドでトム・サザーランドの新演出版が誕生。この新演出版が日本初上陸し、現在東京・Bunkamuraシアターコクーンで上演中だ。開幕後3日目にあたる3月16日(月)の舞台を観た。新演出版ミュージカル『タイタニック』チケット情報そもそものブロードウェイ版ではタイタニック号の船体そのものを主役とするような大掛かりな舞台装置を駆使したスペクタクル・ミュージカルとして話題になっていたが、今回日本で上演されているウエストエンド版ではタイタニックに乗り合わせた人間たちに焦点が当てられた濃厚な人間ドラマになっているのが特徴。舞台装置は極めてシンプルで、ステージには船の甲板とバルコニー、そして可動式のタラップがあるのみ。このタラップや時々登場する机や椅子などの小道具などは、すべてキャストたちが自ら動かしていることも印象的だ。また、客席通路を俳優たちが行き来するため、まるで劇場全体が巨大な客船の甲板、または船室の一部のようにも思え、自分も乗客のひとりのような気持ちで物語に入りこむことができた。登場人物は全62役なのだがキャストは総勢22名で、各自が早替わりで何役も演じ分けることになっている。そのキャスト陣には日本ミュージカル界が誇る実力派が勢ぞろい。タイタニックの設計士・アンドリュース役に加藤和樹が扮するほか、鈴木綜馬、藤岡正明、戸井勝海、津田英佑、栗原英雄、シルビア・グラブ、未来優希、安寿ミラ、佐山陽規、光枝明彦、さらには古川雄大、入野自由ら若手有望株も多数参加。トム・サザーランド本人がオーディションで選んだ面々ということもあって、歌の実力は折り紙付きだ。全員で歌うナンバーの重厚さ、表現力には何度も胸を熱くさせられた。乗客や船員たちの人間関係が丁寧に描かれる第一幕、そして船が氷山に衝突してからの人々の姿を追う第二幕。そのストーリー、彼らの運命はおそらく誰もが知っている展開になるわけだが、俳優たちの説得力ある歌声と演技、シンプルだが人間の本質を徹底して突いた演出力に、ひたすら圧倒されっぱなしの約2時間半だった。ミュージカル『タイタニック』はこのあと3月29日(日)まで東京・Bunkamuraシアターコクーンで、続いて4月1日(水)から5日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで上演。チケットは発売中。取材・文:田中里津子
2015年03月17日トニー賞5部門受賞の名作ミュージカルを全く新しい視点から再構築したトム・サザーランドの新演出版ミュージカル『タイタニック』。豪華客船が辿る歴史的な悲劇に人々の愛や希望を見出し、ドラマティックな群像劇に仕立てた。2013年のロンドンで最もチケットが入手困難と称された話題作が2015年3月、早くも日本初上陸を果たす。新演出版 ミュージカル「タイタニック」チケット情報事故の混乱の最中、冷静沈着に乗客を誘導する二等航海士ライトーラー役には注目の若手、小野田龍之介。プロダンサーを母に持ち、子役として数々の舞台経験を積んできた。2011年には「シルヴェスター・リーヴァイ国際ミュージカル歌唱コンクール&コンサート」で特別賞に輝くなど、その実力は折り紙付きだ。「群像的として描かれる新演出版では、恋人や家族への愛、夢を追う気持ちなど、登場人物一人ひとりの輪郭が見えるので、きっと心に響く役があると思う。モーリー・イェストン(『NINE』『ファントム』の音楽家)による音楽も素晴らしい。ライトーラーは史実に基づき、悲劇を生き抜く人物として描かれる。10代にして一等航海士の経験もある実力者です。仕事にプライドを持ち、乗客の安全を第一に考えている。光枝明彦さん演じる船長とのお芝居もあるようなので楽しみですね」本番を前に、2014年は環境を一新したリセットの年と振り返る。「もう一度純粋に“エンタメ愛”を見つめ直す時期に来ていた。そんな中、小さい頃から大好きなディズニーの『アリス・イン・ワンダーランド』で一年を締めくくれたことは象徴的でした。『アリス~』ではエル・ガトという明るい役でしたが『タイタニック』ではまたガラリと雰囲気が変わる。小野田龍之介の多彩な表情を楽しんでもらえると思う。いつどんな要求にも応えられる俳優をめざし、2015年も自分を磨いていきたいですね」公演は、3月14日(土)から29日(日)まで東京・シアターコクーン、4月1日(水)から5日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演。チケットは1月17日(土)より一般発売開始。なお、チケットぴあでは1月12日(月・祝)18:00まで先行先着「プリセール」実施中。取材・文:石橋法子
2015年01月08日来年3月に上演されるミュージカル『タイタニック』の全キャストが発表になり、主役の設計士アンドリュース役に加藤和樹の出演が決まった。同作は、『NINE』『グランド・ホテル』『ファントム』などで知られるモーリー・イェストンの音楽・作詞によって1997年に米ブロードウェイで初演。その年のトニー賞で作品賞など5冠に輝いたヒット作だ。日本では2007年、2009年に松岡充主演で上演されたが、今回は昨年英ロンドンで好評を博したトム・サザーランドの新演出で上演する。サザーランドは東京で行われたオーディションのために来日。加藤の抜擢について「彼のカリスマ性に非常に感銘を受けました。その人間性が葛藤や苦悩など人間という存在に対しての深い洞察力を持つアンドリュースに相応しいと思います」と話している。一方、加藤は「ウエストエンドのミュージカルは心に響くものがあり、とても難しい演目だと思いますが、精一杯設計士・アンドリュースとして生きぬきたいと思います」とコメント。出演は他に、日本ミュージカル界の実力派 鈴木綜馬、藤岡正明、戸井勝海、津田英佑、栗原英雄、シルビア・グラブ、未来優希、安寿ミラ、佐山陽規、光枝明彦。さらに、ミュージカル界の次代を担う若手、古川雄大、入野自由、矢崎広、上口耕平、小野田龍之介、則松亜海、菊地美香、関谷春子らの顔ぶれが揃う。公演は2015年3月14日(土)から29日(日)まで東京・Bunkamuraシアターコクーン、4月1日(水)から5日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて。チケットは2015年1月17日(土)より一般発売を予定。
2014年10月27日