文部科学省によれば、平成25年度の小中学生の不登校は約12万人であり、前年度に比べると7,000人程度増加しています。さらに詳しく見ていくと、小学生の不登校は24,175人で、前年度比較で2,932人増加。中学生の場合は95,181人で、前年度比較で3,932人増加という結果になっています。このように不登校になってしまう子どもは増えてきていますが、自分の子どもが不登校に陥ってしまわないようにするためにはどんな点に注意すればいいのか、一緒に考えていきましょう。子どもの世界は狭い子どもが不登校になってしまうのは、大人に比べると子どもの生きている世界が「狭い」ことに起因すると考えられています。大人の場合、家庭以外にも幅広い人間関係を持っているものです。たとえば会社のほかにも、趣味に関する仲間、昔の友人関係、学校関係の知人、近所の人間関係、行きつけのお店など、その人間関係の種類は多岐にわたります。このため、TPOに応じて自分のキャラクターを変える機会も多いものです。会社では部下をよくまとめる上司、近所づきあいでは面倒見のいいお母さん、学校行事では子どもたちと一緒に楽しんで活動するお父さん、などといった具合です。これに対し、子どもの人間関係はぐっと幅が狭まります。家庭の人間関係のほかには、まずなんといっても学校、そしてそこにせいぜい塾などの習い事が含まれる程度でしょう。少し前であればここに近所の遊び相手としての子どもたち、というのが入ったものですが、近頃は少子化の進展によって子どもの数が減っているため、近所で学校における人間関係とまったく違った人間関係を構築することが、あまりできなくなってきています。就学前の子どもの世界のほとんどは家庭で成り立っています。子どもが大きくなって学校に行きだすと、学校における人間関係が重要性を増し始め、しばらくすると人間関係の中心が、家庭→学校での人間関係に取って代わるようになります。子どもたちにとって学校は、毎日相当の時間を過ごしている場所ですから、そこでの人間関係は必然的に濃密なものになり、ほかの世界をあまり知らない子どもにとっては、それがすべてといったことになりがちです。ですが、学校での人間関係というのは得てして不安定なもので、ほんのささいな出来事や行動によって、ある日突然まったく別の様相を見せ始めることがあります。皆さんもその昔、学校に通っていた頃の経験を思い出してみれば、うなずけるところがあるのではないでしょうか。そんな不安定な学校での人間関係をうまく乗り切るためには、どのようにするのがよいのでしょうか? 次回、その方法を紹介します。(子育ての達人)
2015年12月23日ESETは5月21日(現地時間)、「DDoS attacks have doubled in a year, says Akamai」において、分散型サービス拒否攻撃(DDoS; Distributed Denial of Service attack)が増加傾向にあることを伝えた。Akamaiの発表を引き合いに出し、報告されるDDoS攻撃がこの1年で前年の2倍を超えていると説明している。攻撃方法も変化しており、より長期にわたってDDoS攻撃を実施できるようになってきているほか、これまでよりも大きなダメージを与えられるようになってきていると指摘。先年は短期間で大量のバンド幅を消費するようなDDoS攻撃がメインだったものが、2015年は小さいバンド幅でより長期にわたって攻撃を継続する傾向を示しているという。増加傾向を見せているDDoS攻撃は3つの国からの攻撃開始が全体の過半数を占めているという説明もある。中国が23%で最も多く、これにドイツの17%、米国の12%が続いている。DDoS攻撃の52%が中国、ドイツ、米国から始まっていることになる。
2015年05月23日日本電気(NEC)は10月14日、米Clouderaとビッグデータ活用における大規模分散処理基盤ソフトウェアの分野で協業に合意したと発表した。Clouderaは、大規模データを効率的に分散処理・管理するためのオープンソース・ミドルウェア「Apache Hadoop」のディストリビュータ。「Apache Hadoop」の効率的な導入と安定稼動を実現するため、Hadoopディストリビューション「Cloudera Enterprise」を提供する。同ディストリビューションは、「Apache Hadoop」の導入や運用を容易にするセットモデルで、必要な修正パッチの適用やソフトウェア間の相性について動作検証した「CDH(Cloudera’s Distribution including Apache Hadoop)」や、管理ソフト「Cloudera Manager」などのツール群、サポートサービスで構成される。このたびの協業でNECは、サーバやソフトウェア、クラウドサービス、システムインテグレーション、トレーニングについて、Clouderaの提供する製品・サポート・プロフェッショナルサービスとの連携を実現し、ビッグデータ処理に最適な製品やサービスを開発・販売する予定だ。これによりユーザーは、NECによるビッグデータを活用するシステム全体の設計・構築・運用・トレーニングや、Clouderaの専門技術者による「Apache Hadoop」に関する設計時のプロフェッショナルサポートや開発運用時の保守サポートまで、全てのフェーズで支援を受けることが可能になる。
2014年10月14日シー・エス・イーは、社内で長期の保管が必要な大容量の情報資産を、簡単な操作で安全に管理することができる「自律分散型ストレージソリューション」を10月1日より提供開始した。今回提供を開始する「自律分散型ストレージソリューション」では、データは保存した時点で自動的に複製し、複数のサーバに保存。サーバの故障や、ファイル破損・改ざんが発生した際は、自動修復機能により、データの保全性を保つ。容量は必要になった時に必要な容量分だけ無停止で増やすことができ、容量は1,000TB以上増設することが可能。Windowsエクスプローラに組み込まれた仮想ドライブを操作するため、普段と同様にフォルダを作成し、データを整理・保存することが可能。また、ネットワークやサーバの監視画面は画像やアニメーションで表示するため、状況が把握しやすく、ネットワークの切断、サーバの残容量が少ない等の問題が発生した際には、監視画面に表示することはもちろん、管理者のパソコンやモバイルに通知・アラートで知らせる。
2014年10月01日