今季絶好調、首位を突っ走るFC東京のミッドフィールダー・大森晃太郎選手にお話をうかがいました。ちょいワルなルックスとは裏腹に中身は……!? ギャップありまくり&萌えまくりなエピソードが噴出した大森選手の素顔を大解剖しちゃいます!写真・角戸菜摘 文・伊藤順子サッカーを始めたきっかけは、好きな子に振り向いてほしくて…先月4月28日に27歳のお誕生日を迎えた大森晃太郎選手。クラブのSNSには仲間からのサプライズに茶目っ気たっぷりに応える動画が投稿され、寡黙なイメージとはかけ離れた姿が話題となりました。大森選手 人見知りなので最初はあまり話せないんです。だから、たいてい無口で悪そうに見えるんですよ。でも、話し出すとアホが出るから「かわいいね」とよく言われます(笑)。サッカーは、幼稚園のときに好きな子が「サッカーをやっている人が好き」と言っているのを聞いたので始めました。でも、それは僕の勘違いで、彼女の好きな子がサッカーをやっていた、っていうオチやったんですよ。ーー既に好きな男の子がいたんですね。でも、その子がきっかけで、いまの大森選手があるということですよね?大森選手 そうとも言えますが、やり始めたら、その子そっちのけでサッカーが大好きになりましたね。ーーサッカーのどんなところが魅力なのでしょうか。大森選手 野球などいろいろなスポーツもやってみたのですが、ずっと動いているのが好きだからサッカーがいいのかなと思います。僕の持ち味はドリブル。昔はなるべくドリブルで相手を抜きたいと思っていましたが、最近はパスをすれば楽やということを覚えました(笑)。あと気持ちあふれるプレーがウリです。あいつ頑張っているな、と思わせるのがうまいのかもしれません。もちろん、いつでも本気で一生懸命ですけれどね。ジャックナイフみたいに尖ってたから、母親は怒りたくても怒れなかったーーこちらの問いかけに、軽快なテンポで言葉を返してくれる大森選手。確かに、親しみやすい方なのかも……。大森選手 いまはかなり優しくなりましたが、昔、特に中高6年間はジャックナイフといわれるくらい荒れていたんです。あの頃があって、いまの僕がいるので、当時を否定はしませんが、とにかく頑固でしたね。周囲の声に耳を貸さず、自分の意見を絶対に曲げませんでした。人に謝ることなんかあり得なかったです。ーー先生や、お母さんに怒られても?大森選手 母親は、この子を怒ったら、何をするかわからない、と思っていたのかもしれません。それくらい僕は尖っていたので、怒るに怒れんかったと思いますよ。休みの日も「どこで何するかわからない」から、サッカーの練習に行っていると母親は安心していましたね。恋愛において、僕はチョロいですーーオラオラ気質だったんですねぇ。好きな女性のタイプもひょっとして……。大森選手 あ~、ギャルが好きなんやろなって感じします? はい、ギャルはほんま憧れですね。僕が小1のとき、小6が最後のルーズソックス世代だったんですよ。羨望の眼差しで眺めていました。いまで言うたら、菜々緒さんをもっと悪っぽくした感じが僕のギャルの理想。とはいえ、こう語っていますが、僕、根は真面目だから、実はギャルは怖いんですよ(笑)。だから、見ているだけで大満足です。ーーギャルは観賞用ですか(笑)。では、リアルな好みのタイプを教えてください。大森選手 年上が好きですね。いくつ上とか年齢は関係ないです。壇れいさんや井川遥さんといった、かわいいというよりはきれいな人が好みですね。ーーきれいのレベルが高いですね~!大森選手 でも、僕、実際はチョロいんですよ。例えば会話をしていて、「ちょっとぉ~」とか言いながら触れられるだけで、好きになりそうですもん。ただ、デートでいきなり手をつないでくるとかはナシです。押しが強すぎると警戒心が働いてしまうので、「ちょっと待って」や「なんか寒い…」という言葉とともに、腕を組まれると、もう降参です(笑)。こういうさりげないテクニックは大人の女性がうまいんでしょうね。ーー昔の話かもしれませんが、サッカー選手は遊んでいるイメージを持つ人もいるようです。大森選手 みんなまじめですよ。僕が独身だったら、新宿か渋谷、六本木あたりに住んで遊びまくりますけどね(笑)。結婚前は、大阪にいたのですが、街のど真ん中にマンションを借りて、ホームパーティをよく開いていました。でも、いまは練習後は帰宅して寝たり、子どもと過ごしています、ほんまに。サッカー選手は遊んでいると思わないでくださいね。みんな真剣にサッカーと向き合っていますよ。小野伸二選手のカッコ良さは反則級ーー昔と比べて、Jリーグの現状をどう思われますか?大森選手 海外のスター選手が来て、非常に盛り上がっていると思います。僕自身としては、試合に勝つことはもちろん、初めて観戦する人でもエキサイトできるようなプレーを心がけています。先ほども言ったような、アグレッシブな動きを見せたり、点が入ったら歓喜を身体全体で表現したり。そういったことで、サッカーへの関心を高めてもらえたら嬉しいです。応援は自由なスタイルで。おすすめはお酒を飲みながらの観戦ですね。ゴール裏のサポーターの応援も迫力があり、見応えがあると思います。ーーズバリ、ライバルの選手を教えてください。大森選手 ドイツにいる宇佐美貴史選手ですね。僕も宇佐美選手もガンバ大阪のジュニアユースにいて、中学の頃から一緒でした。彼に負けたくない一心でサッカーを続けていました。それがプロになれたいまにつながっていると思います。ーーでは、惚れてしまうような尊敬する選手はいますか?大森選手 北海道コンサドーレ札幌の小野伸二選手です。あの風貌であのカッコ良さは反則ですね。それに、人としても、とても素晴らしい方です。昔、成人式のタイミングで、当時オーストラリアでプレーしていた小野選手のもとに会いに行ったことがあったんですね。そしたら、練習があるにも関わらず、連日夜まで付き合ってくれてすべてごちそうしてくれたんです。「まだ若いし、もっとチャレンジしていけよ。お前のプレーは嫌いじゃないぞ」という言葉をいただけて、サッカーをやっていて本当によかったなと思いました。最後に、日本代表について「試合に出続けて、結果を出して目指したい」と力強く宣言してくれた大森選手。ピッチ上では、かつてのジャックナイフのような鋭いプレーでスタジアムを沸かせてくれるはず! そして、まだまだ華麗なドリブルも披露して、私たちを興奮させてくださいね。InformationFC東京LINE公式アカウントLINE ID:@fctokyoアカウント表示名:FC東京・友だち登録方法スマートフォンにて無料通話・無料メールスマートフォンアプリ「LINE(ライン)」をダウンロード後、下記の方法にて友だち登録を行ってください。【検索して友だちに追加!】1. LINEを起動し、[友だち]をタップ2.「FC東京」または「@fctokyo」と検索してください。
2019年05月11日お笑い芸人の土田晃之が、10日に放送されたラジオ番組『日曜のへそ』(ニッポン放送/毎週日曜12:00~13:40)で、アイドルグループ・日向坂46のデビューカウントダウンライブを鑑賞して涙したことを明かした。テレビ東京のバラエティ番組『欅って、書けない?』で、欅坂46の妹分的グループ・けやき坂46として活動していた頃の日向坂46と共演していた土田。デビューカウントダウンライブに参戦し「ちょっと自分でもびっくりしたんですけど、冒頭で泣きましたね」と打ち明けた。普段はあまり感情が表に出てこないという土田は「何なんだこの感情は?」と考え、その結果「娘が嫁ぐ時の感じでしょうね」と結論付けていた。土田によると、2015年の発足当初から知るけやき坂46は「子供みたいなもの」らしい。それが先日、デビューに際して日向坂46に改名したため「名前変わるって、結婚と一緒じゃない? だから親としては寂しいのよ」と複雑な心境になったという。しかし、日向坂46としてパフォーマンスを繰り広げるメンバーを目の当たりにして「そのときの笑顔が良くてね」と一言。続けて「これだけ新婚生活に向けてウキウキとした楽しい笑顔を見せてくれるなら、こっちも安心だ」という理由で、想いがこみ上げてきたことを告白した。
2019年03月11日吉永小百合と天海祐希が出演する映画『最高の人生の見つけ方』に、前川清と満島ひかりの出演が決定。キャラクター写真も到着した。ジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマンが主演、余命6か月の2人の男が、棺おけに入る前にやっておきたいことを記した棺おけリストを携えて、生涯最後の冒険旅行に出るハートフル・ストーリー『最高の人生の見つけ方』を原案に、設定を女性2人として新たに生まれ変わらせる本作。人生のほとんどを“家庭”に捧げてきた大真面目な主婦と、人生のほとんどを“仕事”に捧げてきた大金持ちの女社長。出会うはずのない2人が病院で出会い、余命宣告を受けた2人がたまたま手にした同じ病院に入院する12歳の少女の【死ぬまでにやりたいことリスト】を実行するというありえない決断をする――。今年歌手活動50周年を迎えた前川さんが演じるのは、主人公の主婦・北原幸枝(吉永さん)の夫・孝道。妻の幸枝が癌になったことも知らず、家事も任せっぱなし、家ではいつもゴロゴロしていてだらしない生活を送る人物。そして幸枝の娘・美春を、『悪人』『一命』『海辺の生と死』などに出演する実力派女優の満島さんが演じることが決定。美春は、女性誌で働くキャリアウーマンでしっかり者。幸枝から家のことをお願いされるものの、孝道たち家族の面倒は見られないと憤るという役どころだ。吉永さんとは映画では本作が初共演となった前川さんは「まさか映画で吉永さんの夫を演じる日がくるとは、夢にも思いませんでした」と驚き、また今回吉永さんからのご指名だったそうで、「本当に光栄なことです」と喜んだ。一方、吉永さんとは『北のカナリアたち』以来7年ぶり2回目の共演となる満島さんは、「ますます吉永小百合さんを好きになり、ますます前川清さんのファンになりました。おふたりの娘でいられた私は、幸せ者です」と撮影をふり返り、「上手に言えませんが、とても大切な日々でした。今までにない気持ちを、撮影現場でたくさん見つけた感じがしています」充実した撮影であったと話している。『最高の人生の見つけ方』は秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:最高の人生の見つけ方(2019) 2019年秋、全国にて公開予定©2019「最高の人生の見つけ方」製作委員会
2019年03月07日3月3日(日)より大阪上本町の新歌舞伎座で幕を開ける新歌舞伎座開場60周年記念特別企画「前川清 神野美伽 スペシャルゲスト松居直美」。文字通り、ふたりのビッグスターによる夢の共演だ。2018年8月に古希を迎えた前川清。歌手生活も50年という節目の年での二枚看板による座長公演。開幕を前に、意気込みを聞いた。「前川清 神野美伽」チケット情報第一部は司馬遼太郎・原作の短編を舞台化した『大坂侍~恋も忠義も金次第~』を上演する。江戸末期、一家そろって大坂への左遷という憂き目に遭った川同心(下級役人)の鳥居又七(前川清)。武芸の達人だが、その強さは酒に酔ったときのみ発揮される。ある日、材木商の娘・お勢(神野美伽)がゴロツキに絡まれているところに出くわした又七。ふたりはたちまち恋に落ちるのだが…。今は『大坂侍』のことばかり考えていると前川。「台本には難しい言葉もあって、僕が読んでもわからない(笑)。ということは、見ているお客様もわからないと思うんです。お客様には笑いの部分も期待してくださる方もいるので、いかに崩してやるか。まじめな芝居なので笑いどころを増やしたい」と話す。かつては萩本欽一やドリフターズのステージにも出演した。ファンが笑いを期待するのも至極当然だ。第二部は『前川清・神野美伽オンステージ~夢舞台 昭和、平成…そして未来~』をおくる。1969年に内山田洋とクール・ファイブのボーカルとして『長崎は今日も雨だった』でデビューし、その年の日本レコード大賞新人賞を受賞。『NHK紅白歌合戦』にも出場した。1987年にはソロ活動を開始し、歌手生活50年においてヒット曲は枚挙にいとまがない。それでも「自分には歌しかないと思ったのはこの5、6年前から」で、還暦を過ぎてもなお「違う仕事があれば職を変えようと思っていた」と明かした。「ヒット曲があっても歌には自信がありません。そもそも、食うための仕事として選んだのが、どういうわけか歌だったので…」と赤裸々に語るが、70歳になっての心境を尋ねると「歌が売れる売れないに関わらず、好きなことをさせてもらっている。今が一番楽しい」と顔をほころばせる。そして、「70だからこそ歌えて、かっこいいと思われる歌ができたら」と意欲を見せる。夢はサザンオールスターズの桑田佳祐にかっこいいと思われる歌を歌うこと。「桑田佳祐さんはクール・ファイブがお好きだそうですが、あの頃の『そして、神戸』をかっこいいと思われたのだと思います。僕は今の桑田佳祐さんの歌がかっこいいと思う。僕も、今、桑田佳祐さんにかっこいいと思える歌を歌えたら」。平成最後の新歌舞伎座で、芝居に歌に奮闘する。公演は3月24日(日)まで。チケット発売中。取材・文:岩本和子
2019年02月27日お笑い芸人の土田晃之が、17日に放送されたラジオ番組『日曜のへそ』(ニッポン放送/毎週日曜12:00~13:40)で、アイドルグループ・けやき坂46が日向坂46に改名したことについて語った。テレビ東京のバラエティ番組『欅って、書けない?』のMCも務める土田。欅坂46の妹分的グループであるけやき坂46の改名に、「ビックリしましたけど。ぶっちゃけて言うと、うれしくもあり、悲しくもありという感じですかね。デビューした頃とかずっと一緒にやっていたので。名前変わっちゃうのは残念だなって思うけど」と寂しい気持ちがあることを告白した。しかし一方で「1期生なんて実は3年以上やっているんですよ」と前置きしつつ、「その彼女たちがようやくシングルデビューが決まったっていうのは、本当に良かったなぁと、うれしく思っています」と、感慨深げに語った。また、日向坂46への改名発表直後、バナナマンと仕事で一緒だったという土田。日村勇紀に対して「乃木坂ってシングルをリリースする時に選抜メンバーを選出して、そうじゃない子はアンダーメンバーになるわけじゃない? そのアンダーの子たちが急に名前変わってデビューするみたいなもの」などと、バナナマンと親交の深いアイドルグループ・乃木坂46を例に説明したことも明かしていた。
2019年02月18日KAAT芸術監督・白井晃が演出を手掛ける近現代戯曲シリーズ『春のめざめ』『恐るべき子供たち』が4、5月に連続上演される。その製作発表会が行われ『春のめざめ』に出演する伊藤健太郎、岡本夏美、栗原類、『恐るべき子供たち』に出演する南沢奈央、柾木玲弥、松岡広大、そして白井が登壇した。【チケット情報はこちら】白井は、今年この2作を続けて上演することについて「“生”と“性”シリーズといいますか、思春期の大人社会との対峙の中で子供たちがいかに戦っていくのか、どうやって自分の道を見つけていくのか。そういう若き日の葛藤を描く作品を、連続で上演する試みに挑戦します」とコメント。今回が2度目の上演となる『春のめざめ』は「昨今はミュージカルで有名になっていた作品ですが、もともとはストレートプレイだぞということをしっかり見せたいと思い、2年前に上演しました。そのときに好評をいただき、この作品をKAATで継続的に上演できたら、そして若き俳優の皆さんとこの作業を共有していくことができたらと、今回の再演に至りました」と話す。白井が初めて手掛ける『恐るべき子供たち』は「ジャン・コクトーの小説は若き頃から愛読しておりましたので、この作品を演劇にできないかと上演台本をノゾエ征爾さんに書いていただいています。これからいろんなアイデアを掘りながら、キャストの皆さんと一緒につくっていきたいです」と語った。『春のめざめ』の主演・伊藤は「僕は舞台が2度目なのでまだまだ素人のようなもの。白井さんやキャストの皆さんの胸を借りてしっかり演じていきたいです」と意気込み、岡本は「初演を客席で観劇したのですが、その日の日記には“ヴェントラ役をやりたかった”と書いていました」と明かす。初演に続き出演する栗原は「どんなに時代が進んでも、思春期に起こる身体の異変や、身体と脳の違いで、誰もが苦痛や葛藤を経験するのだと思いました。たとえ本が同じでもキャストが変われば完全に新作だと思うので、また一から皆さんとつくっていきたい」と話した。『恐るべき子供たち』の主演・南沢は「白井さんとはずっとご一緒したいと思っていたので、このお話をいただいたとき本当に嬉しかったです。白井さんから“大変だと思うけれど、覚悟して”と言われたので、心して挑みたいです」、映像を中心に活躍する柾木は「僕は最後の舞台出演が3年前。経験も浅いですが、一生懸命演じて素敵な作品にできたら」、松岡も「戯曲は初挑戦で緊張していますが、本番までしっかりがんばっていきたいです」とそれぞれ語った。『春のめざめ』は4月13日(土)、『恐るべき子供たち』は5月18日(土)に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで開幕。取材・文:中川實穗
2019年02月08日KAAT神奈川芸術劇場<中スタジオ>にて、白井晃演出の「出口なし」が1月25日(金)に幕を開けた。【チケット情報はこちら】哲学者としても有名なフランスの劇作家ジャン=ポール・サルトルの代表作である「出口なし」は、1944年の初演以来様々な形で上演されてきた。本公演では、KAAT神奈川芸術劇場芸術監督の白井晃が演出し、世界的なダンサーで近年は俳優活動にも力を入れている首藤康之、ダンサー兼振付家としても活躍する中村恩恵、そして映像・舞台と幅広く活躍する女優・秋山菜津子が出演し、“演劇”と“舞踊”の境界を越える作品として創作されている。舞台は、そのタイトルどおり窓や鏡のない密室。主な登場人物はその密室に閉じ込められた素性の知らない男女3人のみ。スリリングな会話劇が有名なこの戯曲を、ダンサーと俳優の混合キャストで上演することで、“言葉”だけでは読み取れないもの、“身体”だけでは伝えきれないものが融合され、哲学者サルトルが戯曲にこめたメッセージが新たに立ち上がってくるのではないだろうか。ぜひその目で確かめてほしい。公演は、KAAT神奈川芸術劇場<中スタジオ>にて2月3日(日)まで上演。チケットぴあにて現在チケット発売中。
2019年01月29日インテリアスタイリストの窪川勝哉です。実は私、昭和32年築・前川國男設計のテラスハウスを入手してしまいました!フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエとともに近代建築の3大巨匠と言われる、ル・コルビュジエ。そのル・コルビュジエに師事し、日本のモダニズム建築の旗手と言われた、前川國男。その前川國男が昭和30年代に設計した、三角屋根が特徴のテラスハウスシリーズをご存じでしょうか?■ 昭和32年に建てられた前川國男設計のテラスハウス2軒が一続きになったテラスハウス形式当時は郊外といわれた東京西部の阿佐ヶ谷と烏山と鷺宮に建てられ、なかでも通称「阿佐ヶ谷住宅」は、広大な敷地とコモンと呼ばれた緑地を持ち、著書も出版されるなど、コアなファンに大人気の物件でした。惜しまれつつ2013年に解体された阿佐ヶ谷住宅についての本も出版されています。前川國男の評伝も、読みごたえがあります現在では阿佐ヶ谷と烏山は残念ながらすでに取り壊されてしまい、唯一現存するのはこの3兄弟のなかで最初(昭和32年)に建てられた鷺宮の物件だけに。ゆったりとした敷地はやはり魅力的!■ 物件情報を古い順にソートし、どれだけ古い物件が現存しているかを楽しんでいたら…ところが先日この物件がなんと売りに出ていたのです!!普通の人がインターネット等で物件を探すときは予算やエリアのほか、築年数が新しい順にソートしたりするのが一般的かと思います。ですが、私はいつも古い順に並べ、どれだけ古い物件が現存しているかを楽しむほうでして(笑)。階段まわりは竣工時のまま先日いつものそれを楽しんでいたら、以前から存在を気にしていたこの物件に出会ってしまいました!現状の水回りはこんな感じ最新のスタイルでなく、当時のレトロさを残したスタイルにリノベーションを、と考えていたところ、友人から連絡があり、解体予定の家からレトロで状態の良いキッチンを外したものをプレゼントしてくれました。サンウエーブの琺瑯(ほうろう)製のキッチン。偶然にも今の私の家のキッチンとまったく同じキッチンです!まだまだすべてがまったくノータッチの状態で、室内も要リノベーションなのですが、少しずつ手を加えて完成させていくつもりです。リノベーションの進捗などは、またぜひ報告させていただけたらと思います。窪川勝哉さんインテリアスタイリストとして雑誌、広告、テレビなどで幅広く活躍中。2011年に渡英、2013年から再び拠点を東京に移し活動中。
2018年12月29日キングコング西野亮廣さんが19日、新刊となるビジネス書『新世界』(KADOKAWA)を『新R25』で全ページ無料公開し、話題を集めています。「11月発売&絶賛ヒット中のビジネス書『新世界』を全ページ無料公開します(西野亮廣)」と題した記事冒頭で、西野さんはこう綴っています。ビジネス書の全ページをネットで無料公開しても、「紙の本が欲しい」という人が一定数存在すると思っています。批評家ならここで話が終わるのですが、僕は実践家なので、実際にやってみることにします。出典:西野さんが自身の著作を全ページ無料公開するのは、大ヒットした絵本『えんとつ町のプペル』以来。この動きを受けて、「#全ページ無料公開」がツイッタートレンドに。「常識に囚われない発想」「カスタマーインサイトの隙間を狙うのが上手い」など、評価する声が多く寄せられています。さらに、全ページ無料で読めても、「いいモノは手元に置きたい。多分みんな買います」と、西野さんの読み通り、書籍の購入に進む人も少なくないよう。他にも、「もっと知りたくなって(西野さん主宰の)オンラインサロンに入会。これが全文公開の威力」のように、全ページ無料公開という手法が、プラスの影響をもたらしていることがわかります。売り上げが止まったら、僕がKADOKAWAさんに土下座します。出典:こう書いている西野さんですが、果たしてこの取り組みがどんな結果を出すのでしょうか。12月12日には版元のKADOKAWAが、「発売4日で3刷、累計13万5000部と版を重ねています」と発表しています。既に話題作としてヒットしている本書。これからの売れ行きや口コミをウォッチしていきたいところです。■『新世界』とは常に挑戦を続け、常に注目を浴び続け、本を出版すれば全作ベストセラー。同世代を中心に圧倒的な支持を集め、自身が運営するオンラインサロンは国内最大。時代を牽引する革命家・西野亮廣が語る「一歩踏み出す為に必要な情報」とは?そして、西野亮廣が見た『新世界』とは?今、世の中で何が起きていて、2年後に何が起きるのか?西野亮廣がキミに語りかける、“学校では教えてくれない”これからの時代の生き方。「大丈夫。まだ間に合う」
2018年12月19日お笑い芸人の土田晃之が、9日に放送されたラジオ番組『日曜のへそ』(ニッポン放送/毎週日曜12:00~)で、お笑いコンビ・とろサーモンの久保田かずのぶとスーパーマラドーナの武智が2日放送の『M-1グランプリ2018』(ABCテレビ・テレビ朝日系)の審査員・上沼恵美子に暴言を放った騒動について言及した。「すごいことになってるっぽいですけどね。なんかネットニュースとかでも、すごいいっぱいあがってるけど、あんま興味ないなって思ってたんですけど」と切り出した土田。「僕個人としては、大先輩に対して意見を言うことは別にいいと思ってるんで。大御所さんでもね」としつつも、「ただ、その言い方、状況がやっぱりよくないっていうか。お酒飲んで、その勢いみたいな感じに見えちゃってるのは、大学生レベルですよね。しかもネットにあげてるんでしょ」と感想を述べた。その上で、「番組とかで言って、正面切ってけば、喧嘩売るじゃないけど、『僕はこう思います』みたいな。ガンガンになるんだったら、俺は全然いいと思うんですけど」と言い、「1人で意見を言ってるなら百歩譲っていいけど、数人でテンション上がって、みたいになってると、これは中学生レベルですよね。それはとにかくダッセェなと思って」と批判した。また、上沼も審査員就任をお願いされている立場であることを指摘し、「事務所を辞めるぐらいの覚悟で言うんだったら、俺は全然いいんだけど。あげてすぐ消去するとかって、ダッセェなって思ってて。だったら、最初からやんなきゃいいのに」と漏らしていた。
2018年12月10日お笑い芸人の土田晃之が、11月25日に放送されたラジオ番組『日曜のへそ』(ニッポン放送/毎週日曜12:00~13:40)で、坂道3グループのメンバーが共演した舞台『ザンビ』を観劇したことを明かした。乃木坂46、欅坂46、けやき坂46のメンバーが出演するとして話題になり、11月25日に千秋楽を迎えた舞台『ザンビ』。欅坂46の冠番組でMCを務める土田は、番組スタッフから舞台の存在を知らされ、スケジュールを確認したらたまたま空いていたため、共演者のよしみで観に行くことになったという。その後、自宅で『ザンビ』を観劇しに行くことを子供に伝えると「マジで!?」と驚かれたという土田。なんでも、チケットの抽選に申し込んだものの外れていたらしく、改めて、坂道グループの人気に驚かされたと語った。そして、実際に舞台を観に行った土田は「ずっと俺『ザンギ』だと思ってて。北海道のから揚げのちょっとアットホームなお話なのかなと思ってた。全然違った。全然から揚げ出てこなかった」と笑いながら勘違いしていたエピソードを披露した。肝心の舞台の内容については、「一生懸命、稽古をしたんだろうなと感じた」と評価。上演直後にはメンバーとも会い、「どうでしたか?」と問われると、「練習をすごい忙しい最中に、やったんだろうなっていうのが伝わってきた」と激励したらしい。
2018年12月01日現在、人気ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』に主演している中川晃教。9月から続くこの公演がまもなく大千秋楽を迎えるが、その直後の11月16日(金)には、コンサート『I Sing ~Wonderful Wonder~』を開催する。コンサートへの意気込みから、現在の心境や見つめる未来について、中川に訊いた。チケット情報はこちら『I Sing』は2013年より中川が続けているコンサートシリーズ。今回は『Wonderful Wonder』とサブタイトルを冠しているが、その理由を中川は「『ジャージー・ボーイズ』が2年ぶりに再演になっていることもそうですが、BSの番組で司会をさせていただいたり、韓国のミュージカルフェスに初めて呼んでいただいたり、最近の僕は今までとはまた少し違うところに行くことができているなって思うんです。それを包括すると何だろうと考え、浮かんだのが“Wonder”という言葉。自分でも「素晴らしいじゃん!」って思うことばかり経験させてもらっているんです」と語る。中でも10月に韓国・仁川で開催された『2018スターライト・ミュージカル・フェスティバル』への出演は、大きな“Wonder”になったようだ。「一番に感じたことはフェスを楽しんでいるお客さんの熱狂です。ミュージカルで高揚する人たちが1万人規模で集まるフェスって、きっと世界でも珍しい。そこで歌うことで、「ここで俺、生まれ変わるのか?」ってくらい、気持ちが開放されたんです。そして韓国にいるのに、もっとその先――グローバルな“世界”も感じました。今までも世界は意識してきたのですが、確実に今、具体的に踏み込んだ思いになってきています」。コンサートでは新曲も披露予定。「今の僕のテーマが“ファミリー”、“愛”なんです。たとえば人のことを恋しいと思ったりする。それは本当は特別なことじゃないんだけど、時としてすごく特別なことになります。その感覚は言葉では説明しづらいのですが、ピアノや歌を通してだとあふれ出る。そして「恋しい」と思えた自分の気持ちが、なんて素晴らしいんだろうって思った。自分の気持ちがそういう素晴らしいものに向かっているということを、新曲を含め、コンサートで皆さんにお届けしたいです」。さらに、韓国で歌い「その時の歓声が凄かったので、この曲をまた日本でも歌いたいと思った」という『偉大な生命創造の歴史が始まる』(フランケンシュタイン)をはじめ、『My Eyes Adored You』(ジャージー・ボーイズ)などミュージカルソングも盛り込む。「世界を目指そうと思えたのは『ジャージー・ボーイズ』がひとつのきっかけでもある。その勢いは(初演の)2年前からまだ止まっていないし、進化しているんだっていうのはお伝えしたい! 世界を目指したいと思っていることも、プライベートが豊かに思えていることも、すべて繋がって今の自分になっています。ぜひ聴きにきてください!」『I Sing ~Wonderful Wonder~』は11月16日(金)に東京・オーチャードホールで開催。チケットは発売中。
2018年11月08日お笑い芸人の土田晃之が、28日に放送されたラジオ番組『日曜のへそ』(ニッポン放送/毎週日曜12:00~13:40)で、「お笑い界にもドラフト制があったら面白いのでは?」という提言をした。先日開催されたプロ野球のドラフト会議を受けて、「野球だけじゃないですか? こんな騒がれるのは」とその特異性を指摘した土田。「芸人とかあります?『あいつが今年ナベプロに入った』みたいな」と例え、さらには「ドラフトやればいいのにね! 芸人も」と語った。続けて土田は、芸能プロダクションが運営する芸人養成学校は数多くあるものの、そこにいる生徒は「プロ」ではないため、各プロダクション合同でドラフトが出来るのではないかと主張。「そんなのやってくれたらちょっと面白いですけどね。第1巡選択希望選手○○(ツッコミ)みたいな(笑)」と言い、「M‐1やR-1、キングオブコントみたいに、吉本さんあたりがこういうのやってくれたら」と、希望を述べた。また、土田がドラフトを指名する立場だったら誰を取るかという話になると「さんまさん取りたいです」と言い、「でも、さんまさんとかダウンタウンさんとかになっちゃうと、FA扱いというか…FA権も芸能界、欲しいよね!」と新たな提案をしていた。その上で「もしFA権があったら、ウチの事務所(太田プロダクション)なんか有吉とか必死で引き止めにいくでしょうね。『よそ行かないでくれ!』みたいな(笑)」と冗談交じりに話し「そんなのやってくれたら、芸能界もちょっと面白かったりするんじゃないかと思いますよね」と持論を展開した。
2018年11月01日東京・丸の内のライブレストラン、コットンクラブのステージに立つ歌手・前川清(70)。この日は「My Favorite Song Live 2018~Oldies~」と銘打ったコンサート。なじみのスーツを脱ぎ捨て、虎の刺しゅうが施されたサテンのシャツにサングラスというロックないでたちで、青春を彩ったエルビス・プレスリーやクリフ・リチャードの名曲を軽快に歌い上げた。前川は、’69年に「内山田洋とクール・ファイブ」のボーカリストとしてデビュー。以来、半世紀もの長きにわたって芸能界の第一線を走り続けてきた。デビュー曲の『長崎は今日も雨だった』以降、『そして、神戸』『東京砂漠』『雪列車』……数多のヒット曲を持つ。「いや~、それにしても藤圭子さん、素敵な女性でした」古いファンなら誰もが知る芸能史の1ページ。デビューして間もない’71年に結婚、翌年すぐに離婚した元妻の名を唐突に挙げたかと思ったら、前川は続けて、マイクに向かって、こうつぶやいた。「娘がねぇ、もし宇多田(ヒカル)さんだったら……いまごろ僕、もう、働かなくていいんですよねぇ」ゴシップを逆手に取った鉄板ネタに、客席がドッと沸いた。涙を流し大笑いするファンを見て、前川も「フフッ」と満足そうに笑みを漏らす。そして……。「これから本物の娘、呼ぼうと思いますけどね、デビューしたころの僕と同じ、バンドのボーカルやってるんですけど、0.1トンもあるんですよ、体重が(苦笑)」ここで一息つくと、前川は神妙な表情になって、客席に向かってこう問いかけた。「しかし、こうして親子で出るってどうなのかなと、僕なんか思っちゃうんですけどね。『仲よくていいね』というお客さんもいらっしゃると思いますけど、なかには『なんだ、乳離れもできてないのか!』と思う方もいると思うんですよ。どうですか?」客席から温かな、万雷の拍手。「ありがとうございます。おい、侑那、ほら、お客さまからお許しいただいたから、出ておいで」父に呼ばれて、丸々とした体を弾ませるように次女・前川侑那(27)がステージに駆け上がった。「どうも~、はじめまして~」。黒い衣装に包んだ大きな体が舞台に映え、堂々として見える。その横で少々照れくさそうな父は、娘のためにモゴモゴと曲紹介。「ビートルズの曲、一応、私も覚えてるんですけど……いや、本当は歌詞見ないと歌えないんですけどね(笑)。それを、侑那も歌ったことあるっていうんで、ちょっと歌わせてみようかと思います」ここで侑那は改めて客席に向かってペコリと頭を下げる。そして前川は、すっかり大きくなった愛娘の背中を、少し後ろから優しく見守っていた。歌謡界の大御所の娘が、父とはまるでジャンル違いのロックバンドでメジャーデビューを目指していると、一部メディアで話題に上がっていた。しかも、体重が100キロ超の“大型”新人と聞きつけ、本誌は早速会いに来たのだ。終演後、本誌はバックステージで父娘のツーショットを撮影。「お疲れさまでした!」。興奮冷めやらぬキラキラした目で、撮影に応じた侑那。その瞳からは、これから芸能界という荒波に身を投じる緊張感も伝わってくる。いまやたくさんの2世が活躍する時代。娘の将来に決して小さくない期待を抱いているはず、と撮影の合間、「娘さん、将来が楽しみですね?」と前川に声をかけた。すると、先ほどの優しいまなざしとは打って変わって、意外なほど、そっけない答えが返ってきた。「まあ、無理でしょ。まず無理だと思います」もちろん、親として娘の夢を応援してやりたい気持ちはある。だからこそ、自らのコンサートで共演するなど機会を与えてもきた。「2世というのは、得な部分と損な部分、両方あるんでしょうね。一般の方よりも最初にもらえるチャンスは多いんでしょう。侑那が今回、記事にしてもらえるのも、やっぱり2世だからでしょ。その代わり、何をやっても親と比べられたり、ちょっとつまずいたら『やっぱり2世はダメだ!』となるでしょ。とはいえ、やっぱりうちの子どもたちは、彼らがどう感じていようと恵まれてると思いますよ。僕とでは、時代が、環境が決定的に違う。子どもたちはシビアさ、ハングリーさをね、もうひとつ持ててない」そして、前川はこう続けた。「侑那は不思議な子でね。歌も悪くはないけど、何より驚くのはステージに上げても緊張しないんですよ。それで堂々と『歌手になる!』でしょ。だからね、そのへんのシビアさが、僕とは決定的に違う。もちろん応援したいですよ。だけど、もう僕も70歳。いつ、かじれるスネがなくなっちゃうかもわからないんだから。本音を言えば、歌に固執せず、食える仕事を見つけてほしいと思ってるんです。それこそ、侑那なんて力仕事でもいいんじゃない(笑)」
2018年09月29日お笑い芸人・土田晃之が、23日放送のニッポン放送『土田晃之 日曜のへそ』(毎週日曜12:00~)にて、『キングオブコント2018』で11代目王者に輝いたお笑いトリオ・ハナコについて語った。土田は「ハナコは本当に売れる要素があるかなって思っていて」と切り出し、『にちようチャップリン』(テレビ東京系)に出演した際のネタについても、「まだ若いんですけど、やっぱり上手っすわ。普通に」と評価した。さらに土田は「やっぱり芸人さんってさ、センスがあるネタやフレーズがあったりとか。『こういうシチュエーションを選ぶんだ』とか、『こういう設定すごいな』とか、そっち側を芸人さんって評価しがち」であるが、「一般の人って、単純に面白さの中にあるポップさね。明るい感じだったりとか」を求めると分析した。そして、ラフレクランやネルソンズを引き合いに「ネタも面白いの。ただ、すごいセンスがあるって感じではないんだけど、でも単純に面白くて。あと、ポップさもあるんだよね。キャラも立ってるっていうか」と評し、「やっぱ、こういう人たちって、お客さんからも面白いって票も入るし、きっと売れるってこういう感じなのかなって思っていて。ハナコもまさにそんな感じで見ていた」と語った。
2018年09月25日9月21日、お笑いコンビキングコング西野亮廣(38)が自身のブログで最新刊の原稿の一部を公開した。11月に新刊『新世界』を発売予定の西野はブログで「今日は、せっかくなので、書きたてホヤホヤの原稿を無料公開します」と報告。「紙の本として仕上げる時にブラッシュアップしますので、完成品は、もう少し読みやすくなっていると思います」としながらも、第2章『オンラインサロン』の一部を公開した。5日前の16日にも第1章である『無知が掴む未来』の原稿も公開している。前作の絵本『えんとつ町のプペル』を無料公開した際には、「そんなことをしたらクリエイターが食べていけない」などの批判が相次ぎ炎上騒ぎに発展。その際、西野は「公開した方が売上が伸びる」と反論。絵本としては異例の36万部を達成している。炎上芸人、好感度低い芸人などと呼ばれていた西野だが、現在運営中の「オンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所」は会員数1万人を突破。国内最大のオンラインサロンとなっており、支持するファンも多い。今回の新刊の公開も宣伝の一つと見られるが、「まだ全然読み始めやけど、キングコング西野氏の本がめっちゃ面白い!」「朝からまた胸が熱くなる。 『新世界』 発売が楽しみ過ぎる!!」など称賛の声がみられた。
2018年09月21日ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』の初日前取材が5日、東京・シアタークリエで行われ、中川晃教、中河内雅貴、伊礼彼方、海宝直人、矢崎広、福井晶一、spi、演出の藤田俊太郎が登場した。同作はフランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズの名曲と物語で、トニー賞最優秀ミュージカル賞やグラミー賞などを受賞し、2014年にはクリント・イーストウッド監督による映画化も好評を博した。2016年に初演を迎え、数々の賞を受賞した日本版が、初演と同じメンバーのチームWHITE(中川、中河内、海宝、福井)、新キャストを加えたチームBLUE(中川、伊礼、矢崎、spi)の2チームで凱旋&全国ツアーを行う。中川は「初演の経験がすごく力になっている」と実感。チームWHITEについては安定感もあり、「初演より良いものにしようという向上心を感じるので、和気藹々としながらも良い意味でピリッとした緊張感がある」と表した。中河内は「研ぎ澄まされた白米のようになっています。白チームだけに」と周囲を笑わせる。伊礼から「何の白米?」とつっこまれると、「『新之助』です。新潟の新しいお米」と、米へのこだわりもある様子。さらに海宝は「初演はとにかく必死に食らいついていたけど、今回は新しい発見がたくさんあった」、福井は「あたたかい、ホームに帰ってきたような気持ち」と、それぞれ自信を見せた。一方、チームBLUEの魅力について話が及ぶと、伊礼が「言ってやれ、言ってやれ」とけしかけ、中川は「一筋縄ではいかない感じがあるんですけど」と苦笑する。中川は「物語の中でこの4人がどういう風に思っていたのかが語られているところと、4人が体当たりで役にぶつかっていくところがリンクした時に、感動につながっていくことを、稽古場で実感しています」と稽古を振り返った。初演から続いて出演する矢崎は、「(再演で)気張りすぎた時もあって、その時に助けてくれたのが伊礼さんとspiさん」と新キャストに感謝する。新たに加わった伊礼は「まさに僕らが今がむしゃらで彼ら(チームWHITE)は高みから見ている。いつかあそこにたどり着いてやろうなんて言ってます。BLUEのカラーもあって、クールでスタイリッシュに仕上がっていると思います」と闘志を燃やし、spiも「とても愛情の溢れる作品で、必死に作品に食らいつく気持ちで稽古させてもらっています」と意気込んだ。演出の藤田は初演時の好評を振り返り「受賞はとても嬉しいことですけど、甘えは全くありません」ときっぱり。「もう一度台本を読み直す、もう一度ハーモニーを追求する、この作品の意義や形作っているものを、チームそれぞれに追求しました」という。チームWHITEについては「まとまりのホワイトは、いつの間にかまとまりを飛び越えて、それぞれが荒くれ者になりました。それぞれの個性が、白米のように粒立って輝いています」と表した。またチームBLUEについて、藤田が「見ていただいてわかる通り、空気感がもう日本人ではないです」と紹介すると、伊礼が「日本もグローバルになってるんだよ!」とツッコミ。藤田は伊礼の勢いにたじたじになりつつ「アッキーさんは、アッキーさんという国から生まれた方だと思います。それくらいアーティストとして突出しています。ここに誇り高き東北出身の矢崎君、この4人が集まった時新たなハーモニーが生まれました」とメンバーを表現し、両チームともに「控えめに見て、世界中の劇場、どこに持って行っても恥ずかしくない作品を作りました」と語った。最後に中川は「ミュージカルは今本当に熱くなってきています。伊礼彼方さんも中河内さんもそうですし、本当に幅広いフィールドからこの作品に集まっています。ミュージカルがなぜ熱いのか、それは劇場に足を運んで体感していただけたらわかっていただけると思います。音楽、芝居、そして何よりもライブ感が熱くさせているのだと思います」と魅力をアピールした。東京公演はシアタークリエにて9月7日〜10月3日。さらに10月8日〜11月11日にかけて、秋田、岩手、愛知、大阪、福岡と全国ツアーを実施、最後に神奈川にて凱旋公演を行う。
2018年09月05日キングコングの西野亮廣(37)が6月4日、都内で行われた仮想ライブ空間「SHOWROOM」の新番組「猫舌SHOWROOM」発表会にニューヨークから中継で参加。さらに同番組で挑戦するという、驚くべき企画を発表した。 同番組は、各曜日に「オーナー」を配置。「自由に遊び尽くす」というテーマのもと、それぞれのオーナーは手腕を発揮して番組をプロデュースする。月曜を担当する西野の他に、吉田豪(47)や乃木坂46メンバー、指原莉乃(25)堀江貴文(45)といった錚々たるメンツが登場する。 西野は同番組で挑戦する企画について、こう発表した。 「借金3億円を返済するという企画です」 その意図について、「ちょっと美術館を作ろうと思って。その美術館の建設費用3億円を借金しちゃって、それをSHOWROOMの生配信中に返済しようという企画です」と説明した。 すでに借金できるメドもついているという西野だが「返すあてが全然ない。配信中になんとか返そうと。生配信中に応援してもらっている方と、どうやって返すか考えたい。期待してください」と意気込んだ。 ネットでは西野の新しい試みに、期待が高まっている。 《むちゃオモロイな!何もかも過程を見せる!!!スゲェー!!!》《地上波より断然面白そうな番組がSHOWROOMでスタート》《3億の借金のメドがついてるってのがすごいけどな。いまどき貸してくれるとこはなかなかないぞ》 いっぽうで、《しばらくしたらクラウドファンディングとか言い出しそう》《宣言する前に借金して美術館建ててから言った方が何倍もカッコいいと思うけど》といった厳しい意見も。 「SHOWROOM」の代表取締役社長・前田裕二(30)は「(3億円という額は)すごく大きなこと」とし、西野にこう期待した。 「(西野は)みんなで一緒に作るのが得意。『1人で作って30万人に届けるんじゃなくて、30万人で作ったら30万人に売れるでしょ』っていつも言ってる。そういう観客巻き込み型でお金を集めて来るんじゃないかな」
2018年06月04日お笑い芸人・土田晃之が、16日に亡くなった歌手・西城秀樹さんについて、20日放送のニッポン放送『土田晃之 日曜のへそ』(毎週日曜12:00~14:00)で語っていた。西城秀樹さん子供の頃、西城さんと榊原郁恵が好きだったという土田は、西城さんについて「テレビで見てね、憧れ、アイドルな存在だった」と明かし、「そういう感じの人がやっぱり亡くなるって、ちょっと感慨深い」と、自らの心境を吐露。さらに土田は、「特に秀樹さんに関しては、まだお子さんがね、3人とも小さいから。やっぱ、子供の成長が一番見たかったんじゃないかなと思って」と語っていた。
2018年05月23日お笑い芸人・土田晃之が、20日放送のニッポン放送『土田晃之 日曜のへそ』(毎週日曜 12:00~14:00)で、サッカー日本代表・本田圭佑選手の発言について言及した。14日放送のNHKドキュメンタリー番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』にて、本田は同番組で「あなたにとってプロフェッショナルとは」との質問に、「ケイスケホンダ」と回答し、ネット上でも話題になった。その答えについて、土田は「すごいことだと思わない? 他の日本代表の選手が何を語っても、誰もネットニュースにしてくれないけど、さすが本田だなと思うよね」と影響力を実感している様子で、「『うわ、マジかよ』みたいな人いるかもしれないけど、本田圭佑、まったくブレてませんからね」「"リトルホンダ"とかもあったし。うん、全然」と、発言に驚くべき点はないと主張。さらには、20代前半で北京オリンピックの代表に選ばれていた際にも、チームメイトたちが漫画雑誌を読んでいる中、本田は経営者向けのビジネス総合誌『プレジデント』を読んでいたエピソードを紹介し、本田は昔から変わってはいないと話していた。
2018年05月22日女優・石原さとみとライブ配信サービス・SHOWROOMの前田裕二社長の交際報道を受け、お笑い芸人・土田晃之が、13日に放送されたニッポン放送『土田晃之 日曜のへそ』(毎週日曜12:00~14:00)で、女優や女性タレントに「絶対金持ちを掴まえるべき」と勧める理由を語った。土田晃之土田は「絶対金持ちを掴まえるべき」と断言しながら、地元の一般人と結婚することが「純愛」ともてはやされることに対して「結婚したら本当にお金必要ですからね」と、4児の父親らしい現実的な意見を述べた。さらには、「これで離婚なんてことになっても、持ってけるんですから、半分」と、離婚した場合のことまで見据えている様子。また石原の交際については、「石原さとみちゃんも31なんだもんね。だからもう、全然結婚してもおかしくないし。いいんじゃないですかね、相手の方も1歳違い(30歳)だったらね」と、肯定的に語っていた。
2018年05月15日お笑い芸人・土田晃之が、6日放送のニッポン放送『土田晃之 日曜のへそ』(毎週日曜12:00~14:00)で、学業のため活動休止することを発表したアイドルグループ・欅坂46の原田葵から事前に報告を受けていたことを明かした。土田晃之土田は原田について、「もうこの子は本当、勉強できる子で」と語り、そのこともあって、両親から大学への進学を勧められていたのではないかと推測。原田はテレビ東京の番組『欅って、書けない?』(毎週日曜 24:35~25:05)の収録に来れないことも多かったようだが、土田は「収録には来れなかったんだけど、もう収録終わって帰る寸前に、原田が学校から来てくれて」と明かした。そこで原田は、共演する土田とお笑いコンビ・ハライチの澤部佑、そして番組スタッフの前で「学業専念するので、活動をお休みさせてもらうんです」と、発表の1カ月前に打ち明けたという。土田は、学業のため活動休止する原田のことを思い、ファンたちに対して「ファンの方もね、受験終わるまでそっとしておいてもらいたいと思ってて」と呼び掛けていた。
2018年05月10日お笑い芸人・土田晃之が、6日放送のニッポン放送『土田晃之 日曜のへそ』(毎週日曜12:00~14:00)にて、体調不良を理由に活動休止するアイドルグループ・欅坂46の志田愛佳に、エールを送った。志田愛佳土田は、志田の状態について、「前から運営が発表すれば良かったんですよ。ずーと体調悪くて、精神的にも肉体的にもね」と、以前から精神的・肉体的に疲弊していたことを明かした。さらにその理由として、「勘違いされがちなキャラでもあったりするんだけど。凄く大事な存在で、メンバーのこと凄く考えるし、運営の人たちにも、ちょっとパイプになったりとか」と、メンバーと運営側との調整役としての一面を明かす。また、性格については「ロックっぽいようなお姉ちゃんなんだけど、精神的にはそんな強いタイプではない」と語っていた。先月25日発売の週刊誌『週刊文春』で"お泊りデート"が報じられた志田だが、これについて土田は「地元帰って仲のいい奴と会って、リフレッシュするのが凄く大事な時期だからと思って」「もう別に彼氏であろうが友達だろうか知らんけどね。別にそんなのどうでもよくて。志田がさ、普通の生活にもう一回戻って、リフレッシュしてもう一回戻ってきてくれるのが、僕的には凄くいいことだと思う」と話した。さらに土田は、「休んで、『よっしゃ、いけるぜ』ってなったら、もう1回戻ってきてくれたらね、凄く嬉しいなと思います」と、志田が活動再開することを望んでいた。
2018年05月09日お笑い芸人・土田晃之が、6日放送のニッポン放送『土田晃之 日曜のへそ』(毎週日曜12:00~14:00)にて、アイドルグループ・乃木坂46を卒業した生駒里奈のファン思いの一言を明かした。生駒里奈土田は、乃木坂46の大ファンという娘と親戚の女の子を連れて、4月22日に日本武道館で行われた生駒の卒業コンサートを見に行き、コンサート後には楽屋挨拶もしたという。楽屋で生駒を囲んで写真を撮ったところ、その直後に親戚の女の子は泣き出してしまった。驚いた土田が「どうしたの?」と理由を聞くと、生駒が写真を撮る際に、その子に対して「乃木坂、辞めちゃってごめんね」と声をかけてくれたという。このエピソードに土田は、「ファンにしたら、たまらないんだろうなって思って」などと語っていた。
2018年05月08日草なぎ剛が主演を務める舞台『バリーターク』の幕が上がる。KAAT神奈川芸術劇場と世田谷パブリックシアターの共同制作作品でもある同作は、映画『ONCE ダブリンの街角で』などで知られるアイルランド出身の劇作家・脚本家エンダ・ウォルシュによるストレートプレイ。ある部屋で日常生活を繰り返し送り、バリータークという村の話を語り続けるふたりの男と、その奇妙なふたりの生活に介在していく第3の男たちのドラマを、草なぎ、松尾諭、小林勝也の3人で描く。日本で初演となる同作を演出する白井晃は、「希望のキャストが実現した」と作品へ強い期待を示す。謎だらけの作品について、「実際、面白いコンビになりました」と賛辞を贈る主演の草なぎ、松尾について名演出家が語った。○難解な物語をめぐるキャストとの旅――舞台『バリーターク』は日本で初演だそうで、先日の記者発表会でも草なぎさんをはじめ、みなさん難解だと口にしていた作品ですね。僕自身最初、これは何だろう? という感想でした。読み進めてはみるけれど、意味がわからない。でも、意味がわからないことに意味があるというとおかしいですが、そういうことなんだろうと思います。ここがどこであるかとか、このふたりが誰であるかとか、どういう関係であるかとか、外から聞こえる声は何? バリータークって何? 何? 何? ばかり(笑)。その疑問がこの作品の本質的な意味であるとわかった時に、こういう戯曲を僕自身があまり触ったことがないと思って、すごく惹かれました。――お二人とは、どのように作品を作っているのでしょうか?世界観を一緒に作り上げていっているので、僕自身も発見があります。まるでみんなで稽古場で、この作品をめぐる旅をしている感じでしょうか。僕は、僕の信じる方向に陸地があると思って旅をしているけれど、もしかしたらそれは違っていて、宝島じゃないかもしれないんです。でもとりあえず今は、僕はこう読みました、という方向に全員で進んでいて、みなさんには間違っていたら僕と一緒に沈没してね、という感じですね(笑)。○草なぎ剛&松尾諭の起用理由――男1、男2役に、それぞれ草なぎさん、松尾さんを起用した理由は?演出家は本を手にした時に、ドリームキャスティングをするものなのですが、まさしくドリームキャストです。もともと草なぎさんは不思議な存在感があって、どこかここにいてここにいないような感じ、どこか遠いところを見ている感じが男1にいいなあと思っていました。もう一人の男2はずっと食べものに執着していて、冒頭でもうポテトチップスを食べているほどですが、松尾さんにぴったりだなと。松尾さんは柔らかい雰囲気を持っていることも知っていて、彼は高橋一生さんが出演した僕の舞台も観てくれていて。それならぜひ、とお願いをしました。――草なぎさんは、3年ぶりの舞台だそうですが、どういうお話をしながら進めているのですか?まず本をお渡しして、最初にお会いした時に感想を聞くと、「いままで知らなかったような、まったく触れたことがない世界」だなと思ったそうです。その時はまだ「よくわからない、つかみどころがないけれども、いままでにやったことがないということだけははっきりしている。だからこそやってみたい」とおっしゃっていました。まさに新しい地図じゃないけれど、違うところに踏み出したいというお気持ちと一致したのかもしれないですね。あと、稲垣吾郎さんと僕が舞台をやった時に草なぎさんが観に来てくださっていて、会見でもおっしゃっていましたが、吾郎さんも言っていただいたみたいで、やってみようと思ってくれたんだと思います。吾郎さんに「あの人はねえ」みたいなことを言われていなくてよかったと思っています(笑)。○稽古で感じた2人の凄み――稽古が始まって、それまで抱いていたイメージと違うようなことはありましたか?役者が最初にアプローチするところって言葉しかないので、それこそ作品や役柄との格闘になるわけですよね。言葉からアプローチして、自分の体の中をどう回って、どう動こうかということを考えてスタートするもの。それを僕が思う方向にディレクションしていくことによって、だんだんと方向性が定まりつつある。実際、面白いコンビになっていると思います。――草なぎさんと松尾さんの役者としての凄みを感じる部分は?タイプは異なるのですが、草なぎさんは早くセリフを落とし込みたいタイプだそうです。早くラクをしたいから(笑)。僕がお願いしたことを、すごく勘よく自在に軌道修正していく。その速度も速くて驚きますよね。松尾さんはとにかく格闘しながらも、やってやって叩き込んで、次の日に同じシーンをやっても変わっている。体に落とし込みするタイプのような感じがする。こういう作業を一緒にすることは、素敵なことだと思いますね。○役柄を交換した"天地劇"も!?――松尾さんいわく、「再演があるなら、今度は男1を演じてみたい」とおっしゃっていましたが、逆転することで見えてくることもありそうですか?僕も初めは本当に、どっちもありだとは思いました。でも、ポテトチップスを食べているところは、松尾さんかなあと(笑)。草なぎさんよりも松尾さんが食べているほうが似合うかなと思いました。それに松尾さんがけいれんを起こして倒れたら、支えるのも大変だなあと(笑)。――総合的な判断なんですね(笑)。男1の最初のイメージで言うと、本当に格闘している男の像があります。ここはどこだ?自分は誰だ? 当たり前のようにして育ってきたけれど、ふと立ち止まって、そもそも僕らって誰? などと気づいていく。この100分くらいの上演時間の中で、自分の中の大きな疑問と戦っている姿は、一度草なぎさんにはやってもらいたかったですし、自分より熱量高く戦っているので彼を守らざるを得なくなっていく男2の姿を松尾さんでみてみたいとも思いました。――本公演を観ていないですが、画が浮かびますね。ただ、おっしゃるように逆でも面白そうなので、どっかのタイミグでやってもいいなと思いました。一度逆をやってみると、相手の感じがわかって面白いはずなので、今から天地劇作りましょうかね(笑)。――今日はありがとうございました。『バリーターク』を楽しみにしている方々へメッセージをお願いいたします。観てくださる方は、なんなの? って、思いながら観るでしょう。第三の男が介入してきても、この人誰なの? て、解決しない。バリータークってどこなの? と、ずっと疑問を抱きながら観ることになると思います。ドラマチックな部分もない、そういう疑問を抱えながら観ることが最大のストーリーなのだと思います。疑問が積み重なって、なんとなくこの世界観がわかってきて、彼らの世界と僕らの世界が相似形をなしていると思えれば、一番素敵だなって思っております。舞台『バリーターク』は、4月14日から5月6日まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場、5月12日から6月3日まで東京・シアタートラム、6月16・17日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールにて上演。■プロフィール白井晃1957年生まれ、京都府出身。早稲田大学卒業後、会社勤務を経て1983年~2002年、劇団「遊◎機械/全自動シアター」を主宰。劇団活動中、演出、役者としての活動が高く評価され、外部の演出も数多く手掛ける。現在は、演出家として作品を発表する一方、俳優としても舞台、映像ともに活躍中。2016年、KAAT神奈川芸術劇場の芸術監督に就任。2001年には、舞台演出活動において第9回、また2002年「ピッチフォーク・ディズニー」「クラブ・オブ・アリス」において第10回、読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞。2005年、「偶然の音楽」にて平成17年度湯浅芳子賞(脚本部門)を受賞。■著者プロフィール鴇田崇映画&ディズニー・パークスを追うフリーライター。年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートをひたすら取材しまくる。ジョン・ラセター、アラン・メンケン、キャスリーン・ケネディ、バイロン・ハワード、ティム・バートンなど、ディズニー映画関連人物のインタビュー経験も豊富。世界のディズニー・パークスでは東京だけでなく、アナハイムも偏愛している。instagram→@takashi.tokita_tokyo※草なぎのなぎは弓ヘンに前の旧字の下に刀
2018年04月13日俳優として、シンガーソングライターとして目覚しい活動を続ける中川晃教が、音屋室内管弦楽団の演奏とともに歌うコンサート「中川晃教Symphonic Concert 2018『Spring has come』」が桜も満開の4月1日大阪、ザ・シンフォニーホールからスタートした。中川晃教 チケット情報コンサートは、中川自身歌うのは初めてというミュージカルの金字塔『オペラ座の怪人』のタイトルナンバー『The Phantom Of The Opera(オペラ座の怪人)』からスタート。パイプオルガンの音色が鳴り響き、クラシックのコンサートホールならではの贅沢な音空間が広がる。もともとはファントム(男声)とクリスティーヌ(女声)のデュエットナンバーを、中川はファントムのパートのみならず、一部クリスティーヌのソプラノパートも歌うサプライズ! 女性シンガーでも難しいクライマックスの超高音域を歌い上げてしまう中川の歌唱力に改めて驚かされる。その後は「今回のツアーは春バージョンで」と語り、自身の楽曲『春』など、この季節を彷彿とさせるオリジナル曲を立て続けに歌う。曲の合間にはトークもたっぷり入り「コンサートも桜の花のように、美しく咲き、美しく散る。限られた時間ですが、その時間を本当に大切にしたい」と穏やかに話す中川を中心に、アットホームな空気が広がっていく。休憩を挟み、2部では「僕のもうひとつの柱である“ミュージカル”の世界から」と話し、『僕こそ音楽』(モーツァルト!)、『Can’t Take My Eyes off You(君の瞳に恋してる)』(ジャージー・ボーイズ)、『偉大なる生命創造の歴史が始まる』(フランケンシュタイン)と、中川が演じてきたミュージカル作品の代表的なナンバーを、オーケストラの迫力の演奏に負けない熱唱で響かせる。さらには今年6月に上演が控える舞台『銀河鉄道999~GALAXY OPERA~』から中川自身が作曲するテーマ曲も披露。オリジナル曲にミュージカルソング、定番曲から初挑戦のナンバーまで幅広い歌を聴かせ、さらにアンコールではマイクを置き、オーケストラをバックに生声で『若者たち』を歌うという圧巻のパフォーマンスも。シンガーとしてその類まれな才気を見せ付けた贅沢なコンサートだったが、全編をとおして流れていたのは、まるで中川の部屋に遊びに行ったかのような楽しい空気。オーケストラをバックにしながらも、気取らずフランクな姿勢で音楽を楽しんでいる中川の姿からは、優しく、キラキラした、春の風のような温もりが伝わってきた。コンサートはこのあと4月15日(日)サントリーホール 大ホール(東京)のほか、新潟、板橋(東京)、市川(千葉)、鈴鹿(三重)で開催される。チケットはいずれも発売中。会場によってセットリストも異なるとのことなのでお楽しみに。
2018年04月04日KAAT神奈川芸術劇場と世田谷パブリックシアターが共同制作する舞台『バリーターク』の制作発表が2月7日に行なわれ、出演の草なぎ剛、松尾諭、小林勝也と演出の白井晃が会見に登場した。舞台『バリーターク』チケット情報本作は、アイルランド出身の劇作家エンダ・ウォルシュによるストレートプレイで、2014年7月に初演され、日本での上演は今回が初めて。物語は、“バリーターク”という村の話を語り続けるふたりの男と、彼らの奇妙な生活に第3人の男が関与して……というストーリーで、人生とは何かを考えさせられる大人のファンタジーだ。戯曲を読んだ草なぎは「とても難しかったですけれど、普遍的な“生”や“死”が描かれているんだなと、感覚的に感じました。今まで自分がやったことのない舞台ですが、未知なる自分を追い求めて舞台に立ちたいと思います」と意欲をみせた。その難解さに松尾も「一読目はちんぷんかんぷんで、2回目に読んだらもっと分からなくなって、3回目はまだ読んでないです」と笑わせつつ「個人的には難解な作風は好きなので、観る側と演じる側とで余白を埋めていけるんじゃないかと、そこが楽しみです」と語った。文学座の小林は「長い俳優人生の中で、いろいろと難解で変わっている作品に出会いましたが、その中でも最高位です」とベテラン俳優でさえも作品の手強さを感じているようだ。演出を手掛ける白井は「作者のエンダ・ウォルシュは、同じアイルランド出身のベケットやマクドナーの系譜を踏んでいます。アイルランドという土壌が作る不思議な感覚がこの作品の中にありまして、“なぜ我々は生きているのか”とか、生まれた“生”は一体どこへ行くのか、ということを感じさせてくれる、滑稽でもあり詩情あふれる作品だと思っています」と本作の魅力を語る。また、出演する3人については、企画の段階で最初に思い浮かべた「理想のイメージキャスト」であると明かした。3年ぶりの舞台となる草なぎは、白井の演出を経験したことのある稲垣吾郎からアドバイスがあったかと問われると、「吾郎さんはこの舞台をやること自体知らないので、みなさんのニュースや僕もツイートするので、それで知ると思います」と笑わせた。KAAT神奈川芸術劇場の芸術監督でもある白井は、「公共劇場同士が最初の段階から組んで制作することは、今までなかったケース。世田谷パブリックシアターで様々な作品を上演してきた経験もありましたので、私が橋渡し役となり、共同制作することでより多くの観客との出会いを広げていきたい」と新しい取組みへの意義を語った。公演は4月14日(土)から5月6日(日)まで神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオ、5月12日(土)から6月3日(日)まで東京・シアタートラムにて上演後、兵庫を巡演。神奈川・東京公演のチケットは3月4日(日)より発売開始。
2018年02月08日俳優の前川泰之(44)が20日、オフィシャルブログで「今日、実は人に助けていただきました」と明かし、その人物に向けての感謝の言葉を記した。前川泰之タイトルは「感謝。」。「割と家の近くだったんですが、交差点付近で僕の運転する車がエンストしてしまいまして、1車線の先頭にいたので後続の車を止めてしまうことに」と経緯を説明し、「後ろの車に謝ったりあたふたしてると、『押しましょうか?』と通りすがりの男性に声をかけていただき、無事、そして速やかに道の端へ車を移動する事が出来ました」と報告。降車して礼を伝えたところ、「その方は笑顔で手を振って去って行かれました」。「有り難い気持ちと共に、助けていただいたこちらが言うのも何ですが本当に清々しい気持ちになりました」と胸の内を明かし、「自分も困っている人を見かけたら躊躇なく自ら出ていって手を差し伸べられるだろうか。絶対にそういう人でありたいなぁと心に留める機会をいただきました」と前向きな心情をつづった。「手を貸して下さった方、本当にありがとうございました」と"笑顔の男性"に感謝する前川。「こういう素敵な輪が広がって行くように僕自身も日々努力してまいりたいと思います」と決意を新たにし、この日のブログを結んでいる。
2017年12月21日人気作家・有川浩の小説を原作に、北大路欣也、泉谷しげる、志賀廣太郎出演でテレビ東京にて3シリーズにわたって放送されたドラマ「三匹のおっさん」が、2018年1月2日(火)、新春ドラマ特別企画「三匹のおっさんスペシャル」として放送されることが決定。今回三匹のおっさんが立ち向かうのは、史上“最凶”の敵!シリーズ初の地方ロケ・日光の観光名所で“三匹”が大活躍、華麗なアクションも披露されるという。■あらすじ重雄(泉谷しげる)は、商店街の福引で「日光の旅」を当て、清一(北大路欣也)と則夫(志賀廣太郎)も家族を伴って同行する。日光江戸村を訪れた3人は、スター女優の花沢ゆかりが出演する映画ロケを見学中、ゆかりのバッグを盗もうとする男を発見。犯人を追いつめて、警備員に知らせる。お手柄の3人はゆかりに感謝され、旅館で酒肴の接待を受ける。何でもバッグの中には思い出の品が入っていたという。地元に帰った3人は、少年時代に通った町はずれの映画館を訪れる。そこに何とゆかりが現れて…。映画館の存続を巡る騒動に巻き込まれた「三匹のおっさん」が思い出の映画館を悪の手から守る――!「図書館戦争」「空飛ぶ広報室」などがドラマ化・映画化された有川氏の小説を原作に描く本シリーズ。タイトル通り、主人公はおっさん3人。定年退職後、近所のゲームセンターに再就職した腕に覚えありの剣道の達人“キヨ”こと清田清一。同じく武闘派の柔道家で居酒屋「酔いどれ鯨」の元亭主“シゲ”こと立花重雄。機械をいじらせたら無敵の頭脳派、愛娘にはめっぽう弱い機械工場経営“ノリ”こと有村則夫。かつての悪ガキ3人が私設自警団「三匹のおっさん」を結成し、詐欺や窃盗から社会問題までご町内の悪を成敗するというストーリーだ。ドラマでは、北大路さんが“キヨ”、泉谷さんが“シゲ”、志賀さんが“ノリ”を演じ、2014年1月、2015年4月、そして今年1月と、3シーズンにわたって放送された。■キャストのコメント到着今作について北大路さん、泉谷さん、志賀さんの3人は、「さわやかで、明るくて、リズムがあってね、平和で楽しくて、愛らしいドラマだと僕は思う」(北大路さん)、「お屠蘇飲みながら、あるいはおミカン食べながら、楽しんでもらえれば」(志賀さん)、「家族が一緒に見られるドラマってなかなかないからな~。子どもと一緒に見られる番組が少ないから何とかしてくれと言われるんだよ、俺に言われても困っちゃうんだよな。でもよくぞ、これができてよかったと思いますよ、ほんとに」(泉谷さん)とコメント。また、キヨの孫・祐希(大野拓朗)やノリの娘・早苗(三根梓)が就職し巣立とうとするなど、家族の絆もテーマの一つとなっているという今回。泉谷さんは「やっぱり、家族が見て思い当たるところを見つけてくれるとありがたいかな!そういえばお父さんお母さんに優しくしていないな、とか。大人も子どものことほったらかしだな、とか。そういう風に思ってくれればいいね」と話し、志賀さんも賛同。北大路さんは、ある小学生の女の子からラブレター(?)をもらったそうで、「『三匹のおっさん見ています。頑張って!格好いい!次はいつやるの?』ってね。で、『応援ありがとう。君も頑張ってね。おじさんも頑張るからね』って返事を書いてね。そういうお子さんたちも見てくれるんじゃないかな」と微笑ましいエピソードも披露した。“三匹のおっさん”のほかにも、大野拓朗、三根梓、西田尚美、甲本雅裕、藤田弓子、中田喜子ほかお馴染みのキャストたちが登場する。新春ドラマ特別企画「三匹のおっさんスペシャル」は2018年1月2日(火)21時~テレビ東京にて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月16日中川晃教のコンサート「I Sing~time to come~」が開催される。中川が歌に真正面から向き合うべく13年からシリーズ化している「I Sing」だが、今回は中川の誕生日イブと誕生日当日である11月4日(土)・5日(日)に行う特別なものとなる。【チケット情報はこちら】「『I Sing』シリーズを始めたのは、様々な活動をする中、今の自分の歌というものを実感し、より多くの人達に届けたいと考えたから。歌うことは僕にとって生きることに繋がるので、このシリーズでは、炎のように燃え上がったり収束したり、あるいは呼吸したりといった、瞬間瞬間を生きる感覚を、ステージ上からお客様に届けてきました。勿論、それはどのコンサートも当てはまることですが、『I Sing』を始めたことでシンガーとしての自分を今一度自覚することができたので、いわば僕の原点なんです」今回の“time to come”という副題には、シンガーソングライターとして16年、俳優として15年という歳月を経てたどり着いた中川の“今”が表されている。「僕は01年にシンガーソングライターとしてデビューし、02年にミュージカルデビューしました。当初、ミュージカルはエンタテインメントの中では万人に受ける世界ではないということで、音楽業界の人に反対もされたんです。でも僕は初めてミュージカルを観た時、音楽でここまで物語や感情を表現できるんだ、と感動したし、実際にやっていくうち、そこには色々な方法論や背景や物語があることを知りました。ミュージカルは僕が好きなブラックミュージックやポップスと無関係ではなく、例えばマイケル・ジャクソンだってフレッド・アステアから影響を受けているし、近年ではミュージカルにもフランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズを描いた『ジャージー・ボーイズ』やキャロル・キングの半生を扱った『ビューティフル』など、ポップスが主役の作品も増えてきている。だから、かつては自分の中に二つの道があるように感じて悩んでいた音楽とミュージカルも、今では切っても切り離せないものになっています。そうした中で培ってきた声を、音楽を、センスを、表現したいですね」セットリストは、これまでのコンサートで発表してきた楽曲をまとめて昨年リリースした『decade』と新曲とで構成。中川のこれまでと今、そして未来を味わえるプログラムになりそうだ。そして、このコンサート中に、中川は35歳を迎える。「誕生日とその前日にコンサートを行うのは初めてなんです。母によれば、4日に陣痛が始まり、5日の2時頃に病院へ行き、その数時間後に僕が生まれました。だからどちらの日も、僕にとっては生まれるまでの時間。この2日間に『decade』と新曲とを、新たなミュージシャンと編成による今の音で、皆様に届けていく。僕自身もやっていて特別な感情が湧き起こるでしょうし、この日、この瞬間でなければ味わえないコンサートになると思います」公演は東京・新国立劇場中劇場にて。チケット発売中。取材・文:高橋彩子
2017年11月02日