女優の松本穂香、西野七瀬、俳優の神木隆之介、中川大志が出演する、KDDI「au」の新CM「ダンスバトル」編が2日より放送される。auのCMとしてお馴染みの「意識高すぎ! 高杉くん」シリーズ。今作は、松本さん(松本穂香)と貯杉先生(西野七瀬)が繰り広げる白熱したダンスバトルを高杉くん(神木隆之介)と細杉くん(中川大志)がiPhone 13で撮影するというストーリーだ。貯杉先生が廊下を華麗にダンスしながら進み、頭上から色テープや紙吹雪が降り注ぐなか、背後の教室から松本さんが登場。大きな声でカットをかける高杉くんと細杉くんに対して、何も知らず突然の状況におろおろと戸惑う。「本番ですよ、松本さん」「iPhone 13で映画を撮ってるんだ」と伝える細杉くんと高杉くんに続き、「踊れるヒロインです!」とステップを踏みながら松本さんの前に立つ貯杉先生。そんな貯杉先生にいら立った様子の松本さんはかばんを捨て「一応ダンス部です!」とダンスをしながら貯杉先生に迫り、決めポーズをして張り合う。そんな中、高杉くんは「シネマティックモード、セット!」と言いながら、iPhone 13を構え二人のダンスバトルの撮影を開始。舞台は階段に移り、「通行の邪魔です。貯杉先生!」と歌いながらキレのあるダンスを踊る松本さんに対し、貯杉先生は「撮影許可は取ってますぅ〜」と関西弁交じりの歌とともに華麗なダンスを披露する。高杉くんが座る椅子の高さを調整する細杉くんは「名作の予感」とポツリ。最後は高杉くんと松本さんと貯杉先生で仲良くプレイバックを見る三人。高杉くんは振り返って「みんなに送るよ!」と他の生徒たちに声をかけるのだった。
2022年05月02日世界的歌姫と平凡な教師の恋を、ポップな音楽とダンスで彩る王道ロマンティックラブストーリー『マリー・ミー』が現在公開中。この度、劇中曲「After Love」のリリックビデオが到着した。「After Love」は、キャット(ジェニファー・ロペス)とチャーリー(オーウェン・ウィルソン)が、初デートのダンスパーティーに参加するシーンにて披露される。歌姫のときの豪華絢爛な衣装とは異なり、ベビーピンクで柔らかな素材のドレスを身に纏ったキャットが、婚約破棄の心の傷を乗り越え、新たな恋と幸せを噛み締めながら歌う、前向きでパワフルな楽曲だ。『オールド』や「ボクらを見る目」などを手掛けた衣装デザインのキャロライン・ダンカンは、本シーンについて「これは二人の最初のデート。二人が恋に落ち始めた夜で、彼女の世界に少しずつ入り込んでいるように感じさせる。彼女も彼の世界に少しずつ入ってきていて、お互いのために服を着ているようなスウィートさがある」と語っている。公開直後からSNS上では「“こんなロマコメが観たかった”を具現化した映画」、「駆け引きとかいらないストレートなラブコメディ。お互いに足りないものを補える関係は美しい。大好きな人と大好きな場所で大好きなことをする。こんな素晴らしいことはない。」、「歌唱シーンは鳥肌もの。“Marry Me”が頭から離れないし、早くも2回目が観たい!」、「優しさと幸せが詰まっていて、めちゃくちゃに泣いた!最高の映画じゃん!」、「ロマコメの新たな金字塔になり得る良作!」と絶賛されている本作。王道ロマコメだからこその安心感と底抜けにハッピーな物語、そして世界的トップアーティストによる歌声と煌びやかな衣装で魅せるパフォーマンスで、いまを生きる観客の心を虜にしている。『マリー・ミー』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:マリー・ミー 2022年4月22日より全国にて公開© 2021 Universal Pictures
2022年05月01日♬本能寺の変、本能寺の変、本能寺の変、本っ、能ー寺ーの変っ!でご存じの方も多いと思いますが、この度、エンタメダンスユニットのエグスプロージョンのお2人と、お笑いコンビ ブロードキャスト!! 房野史典さん、NHK『歴史探偵』でもおなじみ河合敦先生がコラボし、書籍『超現代語訳×最新歴史研究で学びなおす 面白すぎる! 日本史の授業』(あさ出版)の内容が歌になりました。タイトルは『鎖国』。その歌のコラボ動画が、4月24日にYouTube チャンネル「エグスプロージョン チャンネル」にて公開されました。『鎖国』踊る授業シリーズエグスプロージョン feat.Atsushi & Bonoエグスプロージョン チャンネルより歴史ダンス作戦会議の様子この歌は、エグスプロージョンさんと房野さん、河合先生のトークの中から生まれたものです!その経緯はこちらの動画でご覧いただけます。「踊る授業シリーズ」の次回作、○○について、楽しくお勉強!大人も子どもの楽しめる『超現代語訳×最新歴史研究で学びなおす 面白すぎる! 日本史の授業』動画も併せてお楽しみくださいー!書籍情報タイトル:超現代語訳×最新歴史研究で学びなおす面白すぎる! 日本史の授業著者:河合 敦 /房野 史典ページ数:287ページ価格:1650円(10%税込)発行日:2022年2月24日ISBN:978-4-86667-366-0あさ出版サイトURL Amazon: 楽天: 目次PART 1 飛鳥時代~室町時代PART2 戦国時代 安土桃山時代PART3 江戸時代/幕末著者プロフィール河合敦 (かわい あつし)1965年、東京都町田市に生まれる。青山学院大学文学部史学科卒業。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学(日本史専攻)。都立紅葉川高校、都立白鷗高校、文教大学付属高等学校などをへて現在、多摩大学客員教授。早稲田大学で非常勤講師もつとめる。著書多数。「歴史探偵」(NHK)、「世界一受けたい授業」(日本テレビ)、「日本史の新常識」(BSフジ)、「にっぽん! 歴史鑑定」(BS―TBS)、NHKラジオ「ごごカフェ」などテレビやラジオにも多数出演。「ぬけまいる」「大富豪同心」などNHK時代劇の時代考証も多く手がける。房野史典(ぼうの ふみのり)1980年岡山県生まれ。名古屋学院大学卒業。お笑いコンビ「ブロードキャスト!!」のツッコミ担当。無類の戦国好きで、歴史好き芸人ユニット「ロクモンジャー」を結成するなど、意欲的に歴史普及活動を行っている。子どもたちに歴史の面白さを教える授業(YouTube 『STUDYFREAK』など)も好評で、歴史専門家からの信頼も厚い。著書多数。↓↓↓エグスプロージョンさんのYouTubeチャンネルはコチラ↓↓↓エグスプロージョン チャンネル : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月25日2022年4月27日から5月1日まで、朗読劇『リスナーたちの星空』が紀伊國屋サザンシアターで上演される。これはニッポン放送の企画で、ラジオを愛する劇作家の土田英生が脚本・演出を手掛け、脚本協力として現役のラジオ構成作家・宮澤一彰も参加。ラジオ番組を舞台にしたロマンティックな物語が繰り広げられる。出演者は男女ペア5組で計10人。魅力的で個性的な声を持った男女が、ラジオリスナーとして出会ったふたりとの恋の行方を紡いでゆく。4月27日に公演を行う永田崇人と石井杏奈に話を訊いた。ラジオを聴いていると、秘密の空間にいるような気がします(永田)――今回、朗読劇ということで声質が重要になってきますよね。それぞれの声の個性はどんなところでしょう?永田石井さん、特徴ある声だって言われません?石井よく言われます。永田僕も、よく言われるんですよ。変な声だねって(笑)。石井私は、少しウィスパー気味で、ハスキーな声だねともよく言われます。なので、キャピキャピした役や明るい役がくると苦労するんですよ。今回は、女性ラジオリスナーの10年後を描くということなので、大人の声を表現できたらなと思っています。――永田さんは脚本・演出の土田英生さんとお仕事をされたことがありますが、その時の印象は?永田土田さんの脚本には泣かされることが多いですね。刺さります。あと、土田さんは笑いに厳しいんですよ。面白さのツボを本当にちゃんと分かっている人で、演出の通りに演技したら確かにうまくいく。例えば、「ツッコミってセリフが句読点で区切られていても、ひと息で言わないとウケないんだよ」って教えてくださって。本当にひと息で言うとウケるんですよね。びっくりしました。――今回の土田さんのプロットは、ラジオが大きなカギを握っていますね。永田実は僕、最近ラジオにハマったんですよ。それも今回のお話を頂くちょっと前ぐらいから。好きな番組は『BITS & BOBS TOKYO』という、ショートストーリーとトークから成る30分番組です。他局で申し訳ないんですけど(笑)。さっき石井さんにもおすすめしたところで。石井まず、radikoというアプリを入れて、というところから教わりました(笑)。ですが、例えば楽屋でメイクさんがラジオを流しているのを聴いていると、敏感に反応するようになりました。ふとした瞬間にラジオが流れると「あ、ラジオだ!聴こう!」みたいに。永田radikoを使うと、1週間前まで聴き逃した番組を聴けるんですよね。好きなタイミングで聴けるのがかなり大きくて。昔は好きな番組が放送される時間に間に合うように用事を終わらせていましたけど、radiko ができてからはそういう心配もない。あと、ラジオを聴いていると、秘密の空間にいるような気がします。テレビって見入るものですけど、ラジオって聴き入るというよりは、なんとなく耳に入ってくる感じがするんですよね。自分がラジオという空間の中心にいて、周りで人が喋っている感じというか。ラジオという共通の趣味を持つふたりの話という点がとてもぐっときました(石井)――現時点でのプロットを読んでの印象は?石井10年ごしの想いが重要なお話で、「僕はまだあなたを想っています」という純粋な恋心を描いている。 ロマンティックだなあと思いました。 また、ラジオという共通の趣味を持つふたりの話という点がとてもぐっときましたね。私も趣味がかなり多い方なので、ふたりの気持ちが分かるなと。永田どんな趣味があるんですか?石井映画鑑賞とドラマ鑑賞、裁縫や料理なども好きで、一時期ギターにもハマっていましたし、スノボもやります。基本、休日は外に出ていますね。あと、犬を飼っていて、犬の服を作ることが好きで。服に関しては仕事とまではいかなくても、犬の服を作ることが娯楽になっていますね。――プロットを拝読したんですが、時代設定が2022年という感じがしませんでした。主役のふたりがメールやLINEやFacebookやツイッターでやりとりしたり、近況を知ることもない。アナログですよね。永田僕もアナログなところにロマンを感じます。というのも今って、社会がデジタル化されすぎていると思うんです。だから、なるべくアナログなことが自分の身の回りで起こっていた方が嬉しいなって。石井さんはSNSはやりますか?石井それが、上手に使いこなせていなくて。以前共演した方のマネージャーさんから「なぜSNSに写真とかあげないの?」と言われて。その上げ方がわからないんですよ。自分をどこまで出していいのか、なにをアップすればいいのか、宣伝をどこまでしていいのかなど、分からなくて。気付いたら半年ぐらい更新してないという(笑)。永田SNS、僕もちょっと難しいなって思います。どれが正解というのがないですからね。周囲の方から「なんで自分の画像をアップしないの?」って言われますけど、そこはあまり積極的になれなくて。あくまで個人的な感覚ですけど、SNS にはもう、以前ほどロマンを感じなくなっているかもしれないですね。だからこそ、今回のような朗読劇がリアリティを持つんじゃないかって。観るものそれぞれの想像で楽しめる不思議な魅力――朗読劇の魅力ってどんなところでしょう?永田舞台だと先にストーリーを全部覚えちゃっているから、冷静に脚本を俯瞰しているんです。朗読劇は、お客さんと同じタイミングで役を演じているつもりでも、それぞれまったく違うイメージを持っている。それがいいなって思います。最近、ラジオドラマをよく聴くんですけど、目の前で人が読んでいるようなリアルさがあって。収録で録られたものであっても、同じタイミングで聴くわけじゃない場合も多い。そこが不思議で面白いって思いますね。石井テレビやネットや動画配信など、様々なエンタテインメントがある中で、ラジオと朗読は相性がいいのだろうなと。アナログ感を持つコンテンツを融合させて、物語になっていることがすごいと思います。親しみやすいし奥が深い。私も読んでいて物語を想像しやすかったです。――ちなみに、この人の声や喋り方が好き、という方はいます?石井私、寺尾聰さんの声が好きで。以前、私も出演した学園もののドラマで先生の役を演じてくださったのですが(編注・2016年TBS系日曜劇場『仰げば尊し』で共演)、その時に「素敵な声だな」と。歌も歌っていらっしゃるので本当に声が魅力的なんです。ドラマの撮影が終わってからも、1年に1回電話をくださるのですが、その声でとても元気になれるんですよ。「いつまでも俺は君の先生だからな」と言ってくださり、様々なアドバイスをいただいたりします。その時の言葉と声がずっと聞いていたいほど素敵なんです。永田そのやりとりだけで朗読劇ができそうだね。10年ぶんの電話の内容だけ、ずっと喋っていくみたいな。僕も地元の洋服屋で一緒に働いていた先輩が時々電話をくれて。1時間くらい2人で話しています。普通、メールとかLINEが来るんでしょうけど、電話っていうのもアナログでいいなって。――稽古は2,3回しかされないそうですね。新鮮なのでは?石井新鮮すぎるほど新鮮だと思います。さらに上演日は1日だけで公演も2回しかないので、その2回ですべてを出し切れるようにしたいと思います。永田デビューして最初の時にお世話になった土田さんとのご縁がこうしてまた巡ってきて、もう一度初心に返れるタイミングかなと思いますので、早くお稽古をして早く本番に臨みたいです。取材・文:土佐有明撮影:川野結李歌【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!
2022年04月20日4月8日に東京・サンシャイン劇場で幕を開けたダンス・エンタテインメント集団・梅棒の最新作、14th WONDER『おどんろ』。続く三重公演を経て、4月22日(金)より大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールに登場する。梅棒 14th WONDER 『おどんろ』 チケット情報『おどんろ』は昨年の7、8月に上演を予定していたものの、新型コロナウイルスの影響を受け、全公演が中止に。だが、1年を待たずして“リベンジ”を実現、ゲストの小越勇輝はそのままに、今回は大西桃香(AKB48)もヒロインで参加することとなった。物語の舞台は架空の都市「トーキョー都タイトー区」。そこでは「ネオ妖怪」と呼ばれる現代の妖怪たちが市民を困らせていた。そんななか、ほんの偶然から妖怪たちと関わるようになったうだつの上がらないサラリーマンの萬代。彼の生活はそれを機に少しずつ変わり始める。そこに妖怪を捕まえようとする警察の不思議犯罪課や妖怪たちを悪用しようともくろむブラック企業の人間たちも絡み合い…。不可思議な、だが心温まるハートウォーミングなドタバタ劇を、セリフを用いず、アクションや表情などで紡いでいく。萬代を演じるのは梅棒のメンバー、梅澤裕介。激しいアクトで表現することが多い梅棒の作品だが、さえない男という萬代は圧倒的にエネルギー消費量が少ない役柄だと話す。それだけに「そこが梅棒の新しい一面」と自信をのぞかせる。ヒロインの新米警察官・那夢子を演じる大西は「那夢子は、不器用なりに一生懸命頑張っているけど、頑張りすぎて空回りしちゃうところもあって。でも素直な女の子。那夢子と妖怪たちの関係性や、ストーリーもですが…私的には最後の“アレ”です!」と、見どころを語った。「最後の“アレ“」とは何か?ぜひ劇場で確かめてほしい。ネオ妖怪のリーダー格・妖太郎役を演じる小越は、「妖太郎は、妖怪ですけど心の襞みたいなものを持っていて。ただ、それを素直に出さない感じ、ちょっとひねくれてる感じもあります」と、その役柄を語った。三重、大阪以外にも高知、愛知へと巡回する本作。「私は梅棒さんの舞台に参加させていただくのは初めてで、地方公演もすごく楽しみにしています」と大西。続けて「地方の方にも梅棒さんの作品を見てもらいたいと思います。きっと皆様の心に残る作品になると思うので、期待値を高めで楽しみにしてくださったら」と笑顔を見せた。梅棒の作品に関わることができ、夢のようだと目を輝かせながら話す小越も、「梅澤さんもおっしゃったのですが、梅棒の舞台はDVDなど形に残らないので、ぜひ観に来ていただいて、皆様の記憶の中に残していただけたら嬉しいです!」と意気込む。そして梅澤も「『おどんろ』はドタバタで、面白いところありつつ、それでも少し大人っぽい、情緒的な雰囲気にも溢れている素敵な舞台になっています。新しい一面を楽しみに見ていただければ」といざなった。取材・文:岩本
2022年04月19日韓国のダンス&ボーカルグループ「SUPER JUNIOR」がさいたまスーパーアリーナで『SUPER JUNIOR Japan Special Event 2022~Return of the KING~』を開催した。日本での約2年ぶりの対面公演は4月2~4日の計3日行われ、4万5千人を動員。コロナ禍のため観客はマスク着用、大声での会話や声援はなし。そのかわりに拍手で感動や気持ちを伝える、コロナ禍でのライブのスタンダードとなりそうな景色が展開された。オープニングはバーンババンバンバンバンのイントロでおなじみの『SUPERMAN』。KINGらしい威風堂々とした姿でメンバーが登場すると、歓声のかわりに、E.L.F(※エルプ→ファンの名称)が手にしているサファイアブルーのペンライトが上下に揺れ、場内はいっきに一帯感と躍動感にあふれた。続けて3曲のあと、MCではメンバーのほとんどが日本語で挨拶。2年ぶりの公演を本当に楽しみにしていたことをそれぞれが口にし、その都度、会場から拍手があがった。ボーカルライン3人(キュヒョン、リョウク、イェソン)で構成されたK.R.Y.の曲を含めた5曲が続いたあとのMCには、3日間の公演でそれぞれテーマがあったようで、この日は「メンバーの今年の運勢」をランキングで発表。「占いの結果はあまり気にしない」というメンバーから、「すごく気にしてしまう」メンバーまで、反応はさまざま。デビューから18年目ということもあり、それぞれの個性を知ったうえで展開されるトークもSUPER JUNIORの魅力(『つまらない』『話が長い』など、遠慮のないツッコミも入る)。さらに3曲を披露し、ステージ上を駆けていく姿は、この瞬間を待ちわびていたのが伝わってくるはつらつとしたものだった。歓声を存分にあげられない状況下でも、一緒に時を過ごせることを待ち焦がれてきたメンバーとファンの熱気に満ちた2時間30分。ファンのマナーの良さも印象に残る。第一線で活躍を続けるメンバーがステージ上でキラキラと輝いている姿を見て、ファンはあらためてときめきを覚えたことと思う。『SUPER JUNIOR Japan Special Event 2022~Return of the KING~』4月3日セットリスト-OPENING-01. SUPERMAN02. Black Suit03. House Party04. Devil05. Raining spell for love06. One More Chance07. 月蝕-LUNAR ECLIPSE-08. Callin’09. When We Were Us(SUPER JUNIOR -K.R.Y.)10. You&I11. WOW! WOW! WOW!!12. ★BANBINA★■囲み会見ではイトゥクが日本で「何を食べるか?」リストを発表この日、開演前に囲み会見にも応じたSUPER JUNIOR。終盤に近づくにつれ緊張がほぐれたのか、自由なトークをそれぞれが始め、報道陣を和ませた。その様子の一部をお届けしたいと思う。まずはメンバー全員が日本語で自己紹介。リョウク「こんにちは。リョウクです」ドンヘ「こんにちは。僕はSUPER JUNIORのメンバー、ドンヘです。おひさしぶりです」イェソン「こんにちは。イェソンです」イトゥク「こんにちは。僕はSUPER JUNIORのリーダーイトゥクです」ヒチョル「おひさしぶりです。SUPER JUNIORのヒチョルでござる」ウニョク「こんにちは。僕はウニョクです。ここにきてくれて本当にありがとうございます。よろしくお願いします」シウォン「こんにちは。僕はチェ・シウォンと申します」キュヒョン「僕はキュヒョンです。写真、可愛く撮ってください」ここから各社の質疑応答。――来日されてから滞在中の様子の写真を(SNS等に)あげていましたが、どのように過ごされていますか。イトゥク「久しぶりの入国で日本語をかなり忘れていたんですね。イミグレショーンのところで係員が聞きました。ボクハニホンゴジョウズジャナイデス(メンバーがまたその話という雰囲気を出す)、でも、その言葉を聞いて、日本語が上手だと思われたみたいなんです」シウォン「(日本語で)キノウトウキョウノヨルヲタノシミマシタ。トテモステキデシタ」イトゥク「僕たちは日本の食べ物が本当に恋しくて、着いてすぐに何を食べるか計画を立てました。フードのリストを書きまして、アブラソバ、ツケメン、ラーメン、ウドン、ヒツマブシ、モツナベ、テッパンヤキ……ひとつひとつをそのリストどおりに食べています」キュヒョン「カクリ〈隔離〉シテイマシタヨネ。オイシイミセノタベモノヲタベマシタ。ハイタツガスゴカッタデス。オイシイオミセダッタカラヨカッタデス」――昨日(4月2日)、日本で久しぶりのライブがありましたが、いかがでしたか?感想をお聞かせください。イトゥク「ちょっと涙を流してしまったウニョクさんからお願いします」ウニョク「昨日はメンバー全員、リハーサルのときから胸がどきどきワクワクしていました。そしてスタート前にメンバー同士で『日本に初めて来たときのようにときめくね』と話していました。ステージで歌っているときに前にいる日本のエルプの方を見たら、その方が涙を流していたんですね。その涙を見て、僕もずっと涙を我慢していたんですけれども涙が流れてしまいました。僕たちはステージに上がる前に、歌詞や振り付けを間違えたら罰金を払うということを決めてステージにあがったのですが、僕は泣いてしまったので、歌詞を間違えてしまいました。ですから今日は5万ウォン払わなければなりません」(報道陣から笑い)――歓声が上げられない中で、エルプの皆さんは拍手で気持ちを伝えようとしていた姿が印象的でした。その姿を見て、皆さんの思いや感想をお聞かせいただきたいです。イトゥク「僕たちはこれまで歓声の大きさでどれぐらい感動しているのかその都度感じていたんですけど、昨日はそれを拍手で感じました。拍手を1回ずつ聞くたびに、感動と涙とうれしさとときめきを感じることができました。愛し合っている者同士では会話をしなくても、目を合わせればわかりあえるという言葉があるように、拍手ひとつだけで僕たちはすべてを感じることができました」■ウニョクにとってのSUPER JUNIORは「シルバータウン」??――いま個人活動を活発にされていますけど、皆さんにとってグループとはどんな存在なのか、ひとことずつ皆さんからいただけますでしょうか。リョウク「僕はもしSUPER JUNIORじゃなかったら、こんなふうに活発にミュージカルに出たり、ソロアルバムを定期的に出したりできただろうかと思います。SUPER JUNIORは僕にとって本当にありがたい存在です」ドンヘ「僕もメンバーみんなに大きな感謝の気持ちを持っています。人生でこのSUPER JUNIORのメンバーに会えたのは、一番大きな幸せだと思っています」イェソン「僕はいつも歌を歌うことを夢見てきた人間なのですが、メンバーの皆はともに夢を成し遂げて、ともに一緒に歩んでいく同伴者のような関係だと思っています」イトゥク「僕にとってSUPER JUNIORは表現するのは難しいんですが……(間)」(シウォンがここでイトゥクを見て『ナカナイ(泣かない)』と一言)イトゥク「ファンの皆さんに会わせてくれるとても大切な架け橋の役割をしてくれていると思います(メンバー数人から『橋ってそれだけ?』と不満のような声があがる)。僕はこう思います。父と母が出会わなければ僕も生まれなかったと思うんですけど、それと同じようにSUPER JUNIORもそんな存在だと思います。時間が経ってもずっとその場所にいてほしいというのが僕のささやかな願いです」ヒチョル「ムズカシイ。僕は職場の同僚と答えようと思っていたんですけど、イトゥクがあまりにも感動的なコメントをしたので。最初はSMの社内の契約上で結ばれた関係でした。イマゼンブホントウニトモダチ。トモダチだよね?(近くにいたイトゥクに最初に聞いたあたり、ファンには胸熱のシーンでは……)」ウニョク「トモダチー」ヒチョル「ウマトモダチー」ウニョク「ボクノカンガエハショウジキスーパージュニアハシルバータウン(メンバーからブーイング)。SUPER JUNIORは歳をとってもずっと一緒にいられるシルバータウンのような存在です」イトゥク「(次)ウマサン」ウニョク「キタイシテクダサイウマサンデス」シウォン「ショウジキホントウニショウジキこんな言葉があります。SUPER JUNIORにはクレイジーになりきれていない人はいなくても、クレイジーでない人はいない。だから僕にとってのSUPER JUNIORは精神治療院」(メンバーからブーイングに近い声が出る。ヒチョル「スイマセンオワリ」、ウニョク「アリガトウゴザイマシタ」)イトゥク「(次)キュヒョン」キュヒョン「スーパージュニアハイイニーサンタチデス」イトゥク「もっともっと記者の方から質問をたくさんいただきたいんですけど、時間の関係上で受けられなくて残念です。もうひとつだけ受けつけます」メンバー「ダメダメ」イトゥク「じゃ、メンバーは退場して。こちらにいる皆さんとお話したいことがあるので。コーヒーを皆さん一緒に飲みましょうか」ヒチョル「正直、インタビューは本当にひさしぶりなので、すっごく楽しいですね。本当に僕は心から恥ずかしいです。君(シウォン)の髪型が一番恥ずかしいよ」キュヒョン「イイニーサンタチジャナイデスカ。ゴメンナサイオワリデス」ウニョク「ハイ、シルバータウンデス」イトゥク「今日はお忙しい中、そして雨の中、僕たちが来日したということでたくさんのメディアの方に来ていただいて大変ありがとうございます。今年もアルバムを出したりコンサートをしたりしたいと思っているので、たくさんの関心と愛をお願いします」
2022年04月14日渋谷で30年以上社交ダンススクールを経営しているクワバラダンススクールがオンラインレッスンプラットフォームを新たに開設します。社交ダンス、競技ダンスが上手くなる為のレッスンが集結。ボールルームダンスやラテンアメリカンダンスはもちろんの事、HIPHOPやバレエ、ピラティスやボディチューニングなど20以上の様々なジャンルの講座が勢揃いしました。世界トップクラスのレッスンが自宅にいながらご自身のスマートフォンやパソコンを通じて気軽に受講する事が出来ます。オンラインレッスン申込みURL: タイトル■「無料トライアルのお知らせ」についてオンラインプラットフォーム開設を記念して、2週間の無料トライアル期間を設けます。社交ダンスだけに留まらず、バレエやHIPHOP、ピラティス、呼吸法、ボディチューニングなど様々な20以上の講座が全て無料でお試し出来ます。予約は簡単で、送られてくるZoomリンクにアクセスするだけで、全ての講座にご参加いただけます。■無料トライアル概要期間:4月17日(日)~4月30日(土)講座一覧:別紙添付講座一覧(1)講座一覧(2)クワバラダンスとは:元全日本チャンピオン、桑原明男、佐代子、金光進陪が経営主宰する社交ダンス業界最大手のダンススクール。30年以上に渡って歴代チャンピオンやファイナリストを輩出しており、現在も全日本トップクラスの選手が多数在籍。コロナ禍においていち早くオンラインレッスンをスタートさせ、業界のリーディングスクールとして、内外に有名です。クワバラダンススクールHP: これまで参加された方の口コミ: 社交ダンス×オンラインレッスン:社交ダンスの持つ魅力をもっと沢山の人に身近に感じてもらいたい。そんな思いから、ペアで手を繋いで踊るというハードルがある中、2020年4月よりオンラインレッスンに取り組んできました。平均月間500件の予約数を超える実績を活かし、より簡単に身近にオンラインでレッスンを受講してもらえる工夫をしております。オンラインレッスンの可能性:(1)非接触型のビジネスモデル(2)人数制限の無い可能性(3)実際のリアルレッスンへの入り口としての可能性(4)いつでもどこでもスキマ時間を活用(5)初期費用の無いリーズナブルな価格受講方法:(1)オンラインレッスン予約サイトより予約(2)予約の際にご入力頂きましたメールアドレスにZoomのリンクが送られてきます。(3)レッスンの日時になりましたらリンクからご入室下さい。(5分前から入室可能です。)オンラインレッスン申込みURL: ■会社概要社名 : 株式会社サム企画スクール名: クワバラダンススクール代表者 : 代表取締役 桑原明男所在地 : 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町28-3 A2ビル7階電話 : 03-3477-2340FAX : 03-2340-1530E-mail : kuwabaradanceschool@gmal.com URL : 担当 : 金光進陪 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月12日福山雅治が声優を務める『映画おしりたんてい シリアーティ』のヒットを記念して、プロデュース・アレンジを手がけた「ププッとフムッとかいけつダンス 〜シリアーティ・ロック バージョン〜」のダンスビデオが公開された。「ププッとフムッとかいけつダンス 〜シリアーティ・ロック バージョン〜」は、同映画のエンディング主題歌「ププッとフムッとかいけつダンス」の歌を担当する伊勢大貴のレコーディング参考用に存在した、福山本人が歌ったエンディング主題歌のデモ音源のロックアレンジバージョン。デモ音源を聴いたプロデューサーが、「福山演じるシリアーティが歌う「ププッとフムッとかいけつダンス」を、是非おしりたんていファンの子供たちにお披露目してあげられないか?」と熱烈オファーしたことがきっかけとなり制作され、ギター、ベース、リズムの打ち込みなどのサウンドレコーディングは、福山本人が自身のプライベートスタジオで行った。作中史上最強の敵「シリアーティ」のキャラクターイメージを彷彿とさせる、エレキギターが印象的なロックアレンジで、ダークサイドな雰囲気が“すこぶるにおってくる”ような楽曲となっている。ダンスビデオの制作は、実際に福山が本作を映画館で鑑賞した際に、エンディング主題歌を聞いてノリノリになっている子供たちの様子を見て、シリアーティ・ロック バーションのダンスビデオも作ってみよう、というアイデアを基に急ピッチで進められたとのこと。オリジナルの「ププッとフムッとかいけつダンス」の振り付けを担当したYU-KA(元TEMPURA KIDZ)が、新たにシリアーティバージョンの振り付けにアレンジし、シリアーティと共にダンスビデオにも参加している。「ププッとフムッとかいけつダンス 〜シリアーティ・ロック バーション〜」(Produced by 福山雅治)ダンスビデオ歌:シリアーティ作詞:藤本記子作曲:小杉保夫プロデュース・編曲:福山雅治Choreography arrange:YU-KA<作品情報>映画おしりたんてい シリアーティ公開中『映画おしりたんてい シリアーティ』キービジュアル (C)トロル・ポプラ社/2022「映画おしりたんてい」製作委員会声の出演:三瓶由布子 / 齋藤彩夏 / 杉村憲司 / 池田鉄洋 / 小西克幸 / 中村まこと / 渡辺いっけい / 福山雅治(ゲスト)作品公式サイト:<リリース情報>「ププッとフムッとかいけつダンス」(Produced by 福山雅治)Now On Sale※『映画おしりたんてい シリアーティ』エンディング主題歌「ププッとフムッとかいけつダンス」ジャケット (C)トロル・ポプラ社/2022「映画おしりたんてい」製作委員会歌:伊勢大貴作詞:藤本記子作曲:小杉保夫プロデュース・編曲:福山雅治配信リンク:福山雅治 オフィシャルサイト:
2022年04月11日“ダンス×演劇×J-POP”を掛け合わせ、セリフを使わず身体表現をメインに物語を立ち上げるダンスエンタテインメント集団・梅棒。彼らの最新作、14th WONDER『おどんろ』が東京・サンシャイン劇場にて現在上演中だ。新型コロナウイルス感染症の影響を受け、全公演中止となった昨夏のリベンジとなる本作。劇中では、NEO妖怪のイタズラで生活が一変するブラック企業の会社員を中心とした“トンデモ絵巻”が綴られ、梅澤裕介(梅棒)がサラリーマン・萬代を、ゲストの小越勇輝がNEO妖怪のリーダー格・妖太郎を、同じくゲストの大西桃香(AKB48)が 不可解な事件の原因究明に奔走する新米刑事・那夢子を演じる。人々の暮らしがNEO妖怪に脅かされつつあるトーキョー都タイトー区の製薬会社で働く萬代。演じる梅沢は、事前の取材会で「激しいアクトで表現することが多い梅棒の中で最もエネルギー消費量が少ない」と笑っていた通り、うだつの上がらないポンコツ社員を巧みな表情と着古したスーツ姿で体現する。一方でオープニングと終盤ではキレのあるダンスを披露し、通常運転ぶりを覗かせるひと幕も。小越が扮する NEO妖怪は、ルーズソックス・たまごっち・フィンガースピナーなど流行アイテムをまとったポップな出立ち。大きく華々しいアクションで劇世界に貢献するシーンは昨夏行っていた稽古の賜物なのか、「再集結し、より良い作品になるよう妥協なしで作っては壊す再構築もしていき何倍にもパワーアップした」とコメントした通りの出来栄えだった。今回のリベンジ公演からキャスティングされた大西は、NEO妖怪の逮捕に燃える刑事役。凛としたたたずまいと俊敏なダンスで、ひたむきな那夢子像を立ち上げる。開幕に際して「座組の皆様に沢山助けていただいて全てのお稽古を終えることが出来ました」と報告。「お稽古を重ね、毎日がとっても楽しくて、那夢子として走り回っている瞬間がとても幸せです」と述べている。作・総合演出を務める伊藤今人いわく、本作は梅棒 10th Anniversary『OFF THE WALL』 (2020年)以来の完全新作。昨夏の中止分と合わせて「2作品分の稽古期間を経てついに完成しました。我々がかける想いも倍、完成度も倍、感動も倍。お待たせした分、期待値も倍だとしても十分にお応えできる自信作になりました」と開幕に際して胸を張った。キャストは他に、梅棒メンバーの鶴野輝一、遠山晶司、塩野拓矢、櫻井竜彦、天野一輝、野田裕貴、多和田任益に加えて、Q-TARO、YOU、パイレーツオブマチョビアン、NANOI、Kurumi Shiina、RiNnAが名を連ねている。東京公演は4月17日(日)まで。その後、5月にかけて三重・大阪・高知・愛知と巡演する。チケット販売中。取材・文:岡山朋代
2022年04月11日歌手のYUKIが5月11日にEP『Free & Fancy』をリリースすることが決定し、そのビジュアルと収録内容が8日に公開された。2月6日、ソロデビュー20周年を迎えたYUKI。記念すべき20周年イヤー第1弾の新曲「鳴り響く限り」は、本日8日深夜より放送開始となるMBS/TBS系アニメ『ダンス・ダンス・ダンスール』オープニングテーマに決定し、13日から配信がスタートする。そして同楽曲を含む3曲の新曲を収録したEP『Free & Fancy』を5月11日にリリースする事が決定。本日、そのビジュアルと収録内容が公開された。同時にオフィシャルサイトでは、ソロデビュー20周年を記念する全国ツアー『YUKI concert tour “SOUNDS OF TWENTY” 2022』のチケットHP先行受付がスタートしている。■EP『Free & Fancy』01.鳴り響く限り02.パレードが続くなら03.ハンサムなピルエット
2022年04月08日株式会社TATE(本社:東京都中野区、事業内容:殺陣・ダンスの振付会社)は、2022年4月5日に、当社の人気コンテンツの“殺陣”と“殺陣ダンス” の新プロモーション映像を公開いたしました。本場関西の“殺陣”と刀を使った踊り“殺陣ダンス”は当社の2大人気コンテンツです。その振付はどちらもCM、ドラマ、映画、舞台などからの依頼が多く、たくさんの人を魅了しています。撮影風景■新映像のポイント【殺陣】 振付・演出:今西洋貴殺陣ダイナミックでケレン味のある立ち回りを目指し制作。歌舞伎などでも用いられる古典技法を現代的にアレンジして振付を行った。刀を使った戦いだけでなく、無手(素手でのアクション)やアクロバットも盛り込むことでエンターテインメント性を重視した。中盤の8人斬りとラストの一騎討ちは必見。ストーリー性を持たすことで物語りとしても楽しめる映像である。一人の侍が悪の巣窟に乗り込み、敵をバッタバッタと斬るシーンでは爽快感を味わってもらいたい。【殺陣ダンス】 振付・演出:アイコ殺陣ダンスダンサーを2名起用し、和と洋が限りなく融合している振付をはっきりみせる仕上がりにこだわった。着物をイメージしたドレス風の衣装に刀というフェミニンと力強さのギャップも殺陣ダンスの魅力であり、それが十分に活かされた映像となっている。自分との戦いをテーマにした本作品は、最初は刀を抜かずに踊り、途中で刀を抜く振付演出となっており、弱き者から強き者へと成長する様を描いている。■これまでの実績【こんな振付&指導をしています!】・時代劇での「殺陣シーンの演出・振付」・ミュージカルでの「ダンスシーンの演出・振付」・映画・舞台・CMでの「アクション監督&ダンス監修」・アイドルやミュージシャンのPV・MVの「振付&指導」・雑誌やイベントでの「刀を使ったポーズ指導」など。「アイデアをイメージに、イメージをかたちに、かたちを作品に」の企業ポリシーで、シーンや出演者に合わせた振付や演出が可能!!■会社概要商号 : 株式会社TATE所在地 : 〒165-0027 東京都中野区野方6-49-9設立 : 2017年事業内容: 殺陣・ダンス・時代劇の演出および振付を行う会社。劇団(東京侍踊社)運営、スタジオ(studio-TATE・studio-殺陣ダンス)運営HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月05日デジタルコミュニケーションサービス「CL」において、LDH所属のパフォーマーがダンスカバーコラボレーションを行う企画『THE FLOOR 〜Special Cover Performance〜』の第2弾が3月31日(木)から配信される。今回は、黒木啓司とFANTASTICSがコラボレーションする。「CL」は、LDHのエンタテインメントコンテンツと、サイバーエージェントが「ABEMA」などで培ってきた映像配信技術を融合することで生まれたFantech(ファンテック)サービス。オンラインでもLDHのコンテンツが楽しめる新しいデジタルコミュニケーションサービスとして2020年8月にオープンした。『THE FLOOR 〜Special Cover Performance〜』はLDHのパフォーマーがグループの垣根を越えて、ダンスカバーコラボレーションをするというもの。出演するパフォーマーの想い入れが強い楽曲をダンスカバーし、本気のパフォーマンスを通じて新たな感動が生まれる瞬間を届ける。初回はEXILE橘ケンチとTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEのコラボが配信されたが、今回配信される第2弾では、EXILE 黒木啓司とFANTASTICS from EXILE TRIBEの澤本夏輝、瀬口黎弥、堀夏喜、木村慧人による「Each Other’s Way 〜旅の途中〜」のコラボレーションダンスカバーが披露される。「CL」では、引き続きEXILE とJr.EXILEのコラボレーションを順次配信予定。この機会に「CL」をチェックしたい。<メンバーコメント>■EXILE 黒木啓司EXILEは今年20周年を迎えたこともあり、今までの曲も含めて世の中に知ってもらわなくてはいけないと思っている中で、今回の企画のようにまた違う角度から見せることによって下の世代へと届いていくことが嬉しいです。今回、世界が作ってくれた振り付けでFANTASTICSのオリジナル感もありつつ、僕としても踊りやすかったです。FANTASTICSのみんなもEXILEのグルーヴ感を出しながら踊ってくれました。この曲をカバーしてくれたおかげでEXILEの幅がすごく広がったなと思いますし、ありがたいことでした。■FANTASTICS 澤本夏輝FANTASTICSで「Each Other’s Way 〜旅の途中〜」をカバーすると聞いた時に、当時からずっと聴いていた曲をFANTASTICSとしてカバーをする日が来るんだ……と信じられませんでした。MV撮影のときに「FANTASTICSとしてほんとにカバーするんだな」と実感が湧き、責任を持ってパフォーマンスしようと思いました。振付けもオリジナルと違う部分があるので、今回、啓司さんと一緒に踊るとどう仕上がるのかすごく楽しみです。■FANTASTICS 瀬口黎弥ダンスを始めた当時の自分が知ったら腰を抜かすくらい驚く企画です。EXILEの皆さんは憧れ続けている存在で、一緒に踊ることができた時間は一生忘れることがないと思いますし、大切な機会でした。啓司さんは同じ九州出身なのですが、すごくリスペクトしています。普段からグループへのアドバイスをくれたり、僕の将来についても話を聞いてくれていて、とても頼っている先輩です。■FANTASTICS 堀夏喜「Each Other’s Way 〜旅の途中〜」は、僕が中学生の頃EXILEのツアーでサポートダンサーをしていたときに、パフォーマンスを舞台裏から見ていた曲でした。ライブでのキラキラした光景が、今でも脳裏に焼き付いています。まさか約10年経って自分がFANTASTICSとしてカバーし、パフォーマンスさせていただくことになるのはとても嬉しかったです。憧れていた景色を覚えている分、重みも感じました。■FANTASTICS 木村慧人「Each Other’s Way 〜旅の途中〜」は、KIDSダンサーとして初めてMV撮影に参加させていただいた曲です。10年越しにこうしてカバーさせていただき、FANTASTICSとしてMVを撮るということに鳥肌が立ちました。今回、啓司さんとご一緒させていただけると知ったときは、早くやりたいという気持ちで、EXILEとFANTASTICSでつくる新しい「Each Other’s Way 〜旅の途中〜」をより良いものにしたいと思いました。【映像配信情報】『THE FLOOR~Special Cover Performance~』第2弾黒木啓司×FANTASTICS 「Each Other’s Way 〜旅の途中〜」配信スケジュール3月31日(木)18:00~配信配信URL※放送日時、放送内容は変更になる場合がございます。出演者EXILE / 黒木啓司FANTASTICS from EXILE TRIBE / 澤本夏輝、瀬⼝黎弥、堀夏喜、木村慧人第1弾橘ケンチ×THE RAMPAGE 「No Limit」配信中配信URL※放送日時、放送内容は変更になる場合がございます。出演者EXILE / 橘ケンチTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE / 山本彰吾、浦川翔平、⿓、後藤拓磨【CL概要】CLトップページ: 月額料金1,100円(税込)※一部、無料コンテンツあり(無料オンデマンド視聴・ライブキャスト配信視聴など)
2022年03月31日バブリーダンスで社会現象を巻き起こした、振付師akaneが仕掛けるダンスエンターテインメント『ベストヒット舞踊祭』が6月に大阪で開催される。公演は6月4日(土)・5日(日)の2日間、COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて。『ベストヒット舞踊祭』チケット情報アカネキカクのダンサーたちが、バブリーダンスから新作までダンスの魅力が凝縮されたステージを展開。akaneが生み出したダンスワールドはもちろん、豪華ゲスト陣との夢のコラボも見どころだ。ゲストは4月中旬に発表予定。解禁までお楽しみに!一般チケットに加え、Tシャツ&ジュリ扇&記念写真付きのバブリーチケットも発売。4月11日(月)11:00までファミリーマート先行(抽選)受付を実施中。
2022年03月30日徳島県で菌床椎茸の生産販売を行う神山椎茸生産販売協同組合(所在地:徳島県名西郡神山町、理事長:神原紀仁)は、徳島県神山町と「神山しいたけ」の魅力を発信するダンスミュージックビデオ「おいしいたけ劇場」を制作し、動画サイトYouTubeにて2022年3月24日に公開いたします。神山の「おいしいたけ劇場」日本語ver.■しいたけソング制作の背景*椎茸嫌いの子どもに「神山のおいしいたけ」を届けたい椎茸は、大人はもちろんのこと、子どもの成長にも必要不可欠な栄養素(ビタミンDなど)が豊富に含まれています。しかしながら、子どもが嫌いな3大野菜(なす・ピーマン・しいたけ)でもあります。新鮮で本当に美味しい椎茸を食べることで、椎茸嫌いを克服してほしいとダンスミュージックビデオ「おいしいたけ劇場」が企画されました。椎茸のおいしい秘密がわかる歌詞にも注目!分厚くて軸までおいしく食べられる神山椎茸を食べると、きっと椎茸が好きになるはずです。【動画】肉厚でジューシーな神山椎茸について: 【動画】神山の「おいしいたけ劇場」店頭ショートバージョン: ■「神山のおいしいたけ劇場」注目のポイント!*米国国際映画祭2冠ノミネートの「盆栽たいそう」スタッフ集結!海外にも通用するダンスミュージックビデオを完成させるため、動画制作チームには、米国国際映画祭2冠にノミネートされたダンスミュージックビデオ「盆栽たいそう」のスタッフ陣(監督・撮影・振り付け・音楽)が再びタッグを組んで制作されました。椎茸のかわいい妖精が椎茸嫌いの子どもにアピールする「ドラマ編」と、子供たちがのびのびダンスをする「ダンス編」があります。*クレヨン画作で魅せるあたたかいアニメーションカラフルなクレヨン画を使って椎茸の妖精たちの背景をアニメーションにしました。クレヨン画アーティストのうにのれおな氏が手がける、あたたかみのあるアートな世界観をお楽しみください。*子どもたちによる3ヶ国語の歌とキュートな「おいしいたけダンス」日本の椎茸を世界中で食べてほしいと、日本語・英語・中国語でそれぞれレコーディングしました。日本語と英語ソングを歌うのは、日本郵政「とどけ、きもち」を歌っている福島渚ちゃん、英語ソングは岡田モニカちゃん(新人)、中国語ソングは、「盆栽たいそう」の大里菜桜ちゃんと小泉天善くん(新人)です。キュートなダンスは、サンリオピューロランドやアイドルなどの振付師としても有名な富田彩氏が担当しました。小さなお子さまから大人まで歌って踊れるダンスミュージックビデオの完成です。■ダンスミュージックビデオ「おいしいたけ劇場」の概要配信日:2022年3月24日公開日本語(M V編) (ダンス編) 英語 (M V編) (ダンス編) 中国語(M V編) (ダンス編) <出演>児玉すみれ、柳谷優翔、小林慧流、川北晃大朗<「おいしいたけ劇場」>作詞・作曲 :チャンベビユウコ/編曲:鈴木めぐみ訳詞協力 :日下部亮(IF YOU WANT)/岡田マリア(英語詞)、Kosame(中国語詞)音楽制作協力:Ongakushitsu.Inc歌 :福島渚(日本語・英語)、大里菜桜(中国語)、キイ(日本語)、岡田モニカ(英語)、小泉天善(中国語)<スタッフ>脚本・監督 :香西志帆(「盆栽たいそう」、「盆栽deボンジュール」、映画『恋とオンチの方程式』ほか)音楽 :鈴木めぐみ振付 :富田彩(東宝芸能)撮影 :宮永智基、松浦聖アートディレクター :中村トモアキ(trio)クレヨン画アーティスト:うにのれおなアニメーション :佐々木竜也しいたけ衣装デザイン :小川百統子しいたけ衣装制作 :吉田愛服飾専門学校企画 :Shikokuブランド株式会社制作 :神山椎茸生産販売協同組合■組合概要名称 : 神山椎茸生産販売協同組合代表者 : 理事長 神原紀仁所在地 : 〒771-3203 徳島県名西郡神山町鬼籠野字小原102番地設立 : 昭和62年8月事業内容: 菌床生椎茸・乾椎茸スライスURL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】神山椎茸生産販売協同組合TEL : 088-676-1105FAX : 088-676-1190お問い合わせ: sunmush@k-shiitake.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月24日わざわざ私の顔面まで来て、不気味なダンスを見せつけるインコ。そうコメントをつけて1本の動画を投稿した、おかかちゃん(@okakaricho)さん。動画の終盤、ラスト1秒で見せたインコの独特なダンスに「笑った」「求愛されてますね」と多くの人が魅了されています。わざわざ私の顔面まで来て不気味なダンスを見せつけるインコ pic.twitter.com/gI0ESYp8Yc — おかかちゃん@ばんのけ (@okakaricho) March 22, 2022 1秒というわずかな時間で見せた、不気味…というより『笑撃』のダンスを確認できたでしょうか。首をうねうねと動かす様は、飼い主さんがいうように『不気味』という言葉も合いますが、それ以上に笑いがこみあげてきます!【ネットの声】・和みますね。ちょっと笑ってしまいました!・不気味じゃなくて、かわいい!・求愛ダンスだ!飼い主さんのことが大好きだから、顔の目の前でやるのですね。わざわざ飼い主さんに近付いて、このダンスを見せるというのは、何か意味があるのかもしれません。コメントにもあるように、飼い主さんに大好きな思いを伝えたいのか、それともかまってほしいのか…ダンスの意味は、インコのみぞ知る…。しかし、どんな行動であっても、飼い主さんにとってはかわいく思えて仕方がないでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年03月23日LDHがデジタルコミュニケーションサービス「CL」において、LDH所属のパフォーマーがダンスカバーコラボレーションを行う新企画『THE FLOOR 〜Special Cover Performance〜』を配信することが発表された。「CL」は、LDHのエンタテインメントコンテンツと、サイバーエージェントが「ABEMA」などで培ってきた映像配信技術を融合することで生まれたFantech(ファンテック)サービス。オンラインでもLDHのコンテンツが楽しめる新しいデジタルコミュニケーションサービスとして2020年8月にオープンし、LDH所属アーティストが出演するオリジナル番組の生放送のほか、放送済みの番組アーカイブ、アーティストによるライブキャストなどを視聴することができる。今回発表された新企画『THE FLOOR 〜Special Cover Performance〜』はLDHのパフォーマーがグループの垣根を越えて、ダンスカバーコラボレーションをするというもの。出演するパフォーマーの想い入れが強い楽曲をダンスカバーし、本気のパフォーマンスを通じて新たな感動が生まれる瞬間を届ける。3月15日(火)に配信される記念すべき初回では、番組冒頭EXILE AKIRAより本企画への想いや趣旨が語られた後、EXILE橘ケンチとTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEの山本彰吾、浦川翔平、⿓、後藤拓磨による「No Limit」が披露される。2021年にデビュー20周年を迎えたEXILEへのリスペクトを込め、GENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZらJr.EXILE4組によって始動したプロジェクト「EXILE TRIBUTE」。「EXILE TRIBUTE」内でカバーしたそれぞれの楽曲を、オリジナルの振り付けやJr.EXILEが新たに創り出した振り付けを織り交ぜて、EXILEメンバーとコラボレーションしているところが今回の見どころ。さらに、番組内ではJr.EXILEによるEXILEへの想いもドキュメンタリーとして語られている。「CL」ではこの「No Limit」に加えて、引き続きJr.EXILEとのコラボレーションを順次配信予定。■EXILE AKIRAコメント新企画「THE FLOOR 〜Special Cover Performance〜」では、「CL」でもLDHの様々なパフォーマーを紹介できたらと思い、第一弾はEXILE×Jr.EXILEでコラボレーションして、それぞれ思い入れのある楽曲やルーツのある楽曲を踊りました。昨年、EXILEが20周年を迎えて、Jr.EXILEによる「EXILE TRIBUTE」のリリースがありました。実はJr.EXILEメンバーそれぞれ、EXILEとのつながりやルーツがあり、EXPG STUDIO生時代にEXILE楽曲のパフォーマンスを習っていたり、EXILEのライブでもサポートダンサーとして一緒に踊っていたこともあります。それぞれの楽曲にEXILEとJr.EXILEのつながりがあり、踊り繋いでいってくれることで世代の継承も生まれてくるのではないかと思っています。■EXILE橘ケンチコメントすごくいいですね、この企画。以前EXILE THE SECONDのライブの時にTHE RAMPAGEがずっと帯同してくれていたんです。当時の彼らから、野心や反骨精神、「やってやります!」という燃えている感じを肌で感じていたんですが、それから3年くらい経って、アリーナツアーをグループ単体で行うようになり、グループとしてとても輝いています。以前、僕が一緒に踊っていた時代もありながら、今のTHE RAMPAGEと一緒に踊ったら何を感じるかな、というそういう楽しみもありました。想像以上に僕は純粋に楽しかったです。彼らとは世代やスタイルは全然違うんですが、彼らはEXILE魂をすごく持っているなと思いますし、パフォーマンスを通して同じ魂で踊るとやっぱりすごいなと思いました。■THE RAMPAGE 山本彰吾コメント「No Limit」をどんな見せ方をしたほうがいいかと考えて、本家の振り付けを見てTHE RAMPAGEに変換して落とし込みました。今回のコラボレーションでは互いのカルチャーと歴史がぶつかった、ここでしか見られない化学反応を見てほしいです。ケンチさんはEXILE THE SECONDのライブの時に僕らを可愛がってくれて、血は繋がっていないけれど、魂で繋がっている兄弟になりました。そういったものをまとめてぶつけるステージになっていて、とても光栄な機会でした。■THE RAMPAGE 浦川翔平コメントEXILEの背中を追いかけていた当時の自分からすると考えられないことで、今回カバーすることになって感慨深いです。「No Limit」はライブのサポートでも気合を入れて踊っていましたが、ダンスカバーするということは、継承するということであって、令和の現代に、これまでの曲を知ってもらう機会にするという気持ちで頑張りました。先輩の背中を追いかけつつ、映像の中から新世代の勢いを感じてもらえたら嬉しいです。■THE RAMPAGE ⿓コメント今回、こういった形で一緒に踊るのは初めてでしたが、元々ツアーも一緒に帯同させてもらっていて、ずっとEXILE THE SECONDの背中を見てきました。そのパフォーマンスについても、後輩としての想いがあったので、今回、昔から聞いていた「No Limit」で一緒にパフォーマンスさせていただくことになり、かなり気合が入りました。■THE RAMPAGE 後藤拓磨コメント今回は新しい試みとしてコラボレーション作品を形に残すことになり、こういった機会はなかなかないので、刺激的でした。子どものころから聞いていた「No Limit」という曲をカバーさせていただいて、オリジナルメンバーのケンチさんと踊るのは光栄で、嬉しい気持ちになりました。【映像配信情報】CL新企画『THE FLOOR~Special Cover Performance~』初回配信スケジュール3月15日(火)12:00~配信詳細はこちら:※放送日時、放送内容は変更になる場合がございます。【CL概要】詳細はこちら:【CL概要】CLトップページ: Store: Play ストア: アプリストア: 月額料金1,100円(税込)※一部、無料コンテンツあり(無料オンデマンド視聴・ライブキャスト配信視聴など)
2022年03月15日70年代、80年代に一世を風靡した名作『サタデー・ナイト・フィーバー』(ディレクターズカット 4Kデジタルリマスター版)と『フラッシュダンス』(4Kデジタルリマスター版)が4月に公開。この度、日本版予告映像が解禁となった。両作は、公開当時それぞれ≪社会現象≫とも言うべきブームを巻き起こし爆発的ヒットを記録した未だ色褪せない輝きを放つ青春映画の金字塔。主題曲は今日でもラジオやテレビ、ドラマ・映画などで取り上げられ根強い人気を誇っている。『サタデー・ナイト・フィーバー』本作で一躍トップスターとなったジョン・トラボルタ主演の『サタデー・ナイト・フィーバー』は、ダンスが得意な貧しいイタリア系青年トニーがディスコダンスのコンテストで優勝を目指すサクセスストーリー。公開されるや興行成績のトップを独占し、日本でも爆発的大ヒットとなる。「マサチューセッツ」や「メロディ・フェア」などで知られるビー・ジーズの「ステイン・アライブ」「恋のナイト・フィーバー」などディスコ・ミュージックの楽曲がふんだんに流れ、一大センセーションを巻き起こした。日本公開日の7月22日はディスコの日とされている。『フラッシュダンス』『フラッシュダンス』は4千人以上のオーディションを勝ち抜き、本作がデビュー作となったジェニファー・ビールスが主演し、18歳の溶接工アレックスを演じた。プロのダンサーになることを夢みるアレックスが、様々な困難を乗り越えオーディションに臨む姿を描く。主題歌の「フラッシュダンス~ホワット・ア・フィーリング」(アイリーン・キャラ)は大ヒット、その年の音楽賞を独占した。この度解禁された日本語版予告では、その名曲とともに70年代・80年代の青春がよみがえる映像となっている。予告の最初では、応援アンバサダーである映画コメンテーターのLiLiCoがコメントを寄せている。“音楽を愛し、音楽に愛された”エンターテインメントの神髄にして、その原点に触れる絶好の機会となりそうだ。待望の劇場公開に注目したい。『サタデー・ナイト・フィーバー』(ディレクターズカット 4Kデジタルリマスター版)は4月8日(金)より、『フラッシュダンス』(4Kデジタルリマスター版)は4月15日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2022年03月10日「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて連載中の男子バレエ漫画をアニメ化した「ダンス・ダンス・ダンスール」。4月からMBS/TBS系全国28局ネットでの放送が発表されていたが、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」の新ブランド「スター」にて4月より見放題独占配信されることが決定した。原作は、コミックスの累計発行部数220万部を突破し、現在「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中の男子バレエ漫画。昨年末にアニメのTV放送が発表された際には、キャラクターたちの抑えきれないバレエへの情熱、「東京バレエ団」ダンサーによるモーションアクターを起用したバレエシーンがどう映像化されるのか、ファンの間で大きな話題となった。原作を手掛けるのは、数々の人気作品を生み出してきた漫画家・ジョージ朝倉。制作は国内外で数々の賞に輝き、世界中にファンのいる「MAPPA」が手掛ける。ストーリー中学二年の村尾潤平は、幼い頃バレエに魅了されるも父の死をきっかけに「男らしくならねば」とその道を諦めていた。だがある日、彼の前に転校生・五代都が現れる。都にバレエへのあこがれを見抜かれ、誘われた潤平は、都の従兄弟である森流鶯と共に、本格的なバレエダンサーへの道を歩みだし、世界最高峰のダンスール・ノーブルを目指す。全てを犠牲にしたものだけが、立つことを許される、美しくも厳しいクラシックバレエの世界。完全な初心者である潤平の運命は!?なお、ディズニープラスでは、今後も日本の視聴者が楽しめる国内アニメーションの配信に力を入れていくという。「ダンス・ダンス・ダンスール」は4月よりディズニープラス「スター」にて見放題独占配信。MBS/TBS系全国28局ネット「スーパーアニメイズム」枠にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年03月09日ウジョー(UJOH)とダンスキン(DANSKIN)のコラボレーションによるカプセルコレクションから2022年春夏の新作ウェアが登場。2022年3月16日(水)よりダンスキン限定店舗他にて順次販売する。ウジョー×ダンスキンの22年春夏新作2022年春夏シーズンは、アクティブなライフスタイルを送る人々に向けて、より自由で豊かな日常に導くコレクションを提案。スポーツ、ビジネス、旅行などあらゆるシーンで着用できるアイテムを、ピーチやパープルのフェミニンな色味やベーシックカラーで展開する。“半袖&長袖”で楽しめる2WAYシャツ「ウエストドローコードシャツ」は、ウジョーの代表的なディテールを採用したアイテム。袖のボタンを外すことで半袖になり、後ろで外した袖同士を引っ掛けることができる。また、前身頃のドローコードを引っ張ったり緩めたりすることでシルエットを変化させることも可能だ。“シワになりにくい”アシンメトリーギャザースカート中央から裾にかけてドローコードがセットされた「アシンメトリーギャザースカート」は、フレアの分量を計算して仕立てた立体的なシルエットが特徴。撥水機能付きのシワになりにくい素材が採用されているのも嬉しいポイントだ。同素材で仕上げたオーバーサイズデザインのベストも展開される。背面ファスナー付きフーディフーディは、サイドのスリットや背面ファスナーが施された遊び心溢れるデザインが魅力。袖には腕を出せるホールが設けられており、気分やコーディネートに合わせて様々なバリエーションを楽しめる。【詳細】ウジョー×ダンスキン 2022年春夏新作発売日:2022年3月16日(水)~順次発売取扱店舗:ザ・ノース・フェイス/ダンスキン ビューティフル シングス 渋谷ヒカリエ ShinQs、ザ・ノース・フェイス/ダンスキン 玉川高島屋SC、ダンスキン ビューティフル シングス(インターパークスタジアム、グランフロント大阪)、ザ・ノース・フェイス+ 札幌ステラプレイス、ダンスキン 伊勢丹新宿店、ニュートラルワークス(東京、日比谷、日本橋)、ダンスキンオフィシャルWEBサイト、ウジョーオフィシャルWEBサイトアイテム例:・ウエストドローコードシャツ 35,200円・バックオープンフーディ 33,000円・スリットロングトップ 30,800円・オーバーサイズフレンチベスト 30,800円・アシンメトリーギャザースカート 38,500円<先行販売>■エストネーション六本木販売期間:2022年3月1日(火)~14日(月)■エストネーション大阪販売期間:2022年3月3日(木)~17日(木)<先行予約>■ザ・ノース・フェイス/ダンスキン ビューティフル シングス 渋谷ヒカリエ ShinQs、ダンスキン ビューティフル シングス グランフロント大阪期間:2022年3月4日(金)~14日(月)■ダンスキンオフィシャルWEBサイト期間:2022年3月1日(火)12:00~14日(月)12:00
2022年03月05日関西ジャニーズJr./AmBitiousの河下楽、山本一慶、北翔海莉による音楽劇『星の王子さま』が、4月・5月に兵庫、東京、愛知で上演されることが発表された。世界中で広く愛されているサン=テグジュペリの不朽の名作『星の王子さま』。鍵盤男子のコンサートや自作のオペラなどで活躍中の音楽家・中村匡宏氏による演出と音楽で2019年に上演された作品をブラッシュアップする。「王子さま」役にはコンサートや大阪松竹座での公演で成長を続ける河下が決定。「飛行士」役は、舞台出演のほか、昨年は演出家としてシェイクスピア作品に挑んだ俳優・山本が務める。さらに元宝塚歌劇団星組トップスターの北翔が、美しいけれどちょっと身勝手な「薔薇」、謎の「ヘビ」、本作のメッセージが込められた重要な役どころの「キツネ」の3役を演じる。砂漠に不時着した飛行士が、遠い小さな星から来た少年に出会う不思議なストーリーで、人間の絆や愛の意味を問う哲学的な童話として世界中の人々を魅了し続けている同作。歌と芝居、時にはダンスも織り交ぜ、生演奏で届ける。4月28日・29日に兵庫・あましんアルカイックホール・オクト、5月5日~7日に東京・あうるすぽっと、5月13日~15日に愛知・デザインホールで上演され、チケットはS席9,500円、A席8,500円(全席指定)、一般発売は4月1日10時に開始される。■河下楽(AmBitious/関西ジャニーズJr)王子さま役を務めさせていただきます河下楽です。初主演という大役を担えることを本当に嬉しく思います。凄く幻想的なお話なのですが、星の王子さまは様々な角度から物事を見ていて、現実にこんな子がいたらきっと面白いし会いたいなと純粋に感じました。そして今の世の中にはこんな素敵な考えを持った子が必要なんだとも思いました。かねてから音楽劇に出演したいと思っていたので歌と踊りで表現することが大好きな僕にとって早々に機会をいただいたからには、山本一慶さん、北翔海莉さんという素晴らしい先輩方に胸をお借りして全力で表現し、最後まで責任と自覚と自信を持って星の王子さまを演じ切ります。劇場に足を運んできてくださることを心待ちにしています。
2022年02月22日『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』のブラッド・バードが、次の映画をスカイダンス・アニメーションで製作することがわかった。タイトルは『Ray Gunn』。ストーリーを考案したのはバードで、脚本はバードとマシュー・ロビンスが共同執筆した。新興のスカイダンス・アニメーションのプレジデントは、「#MeToo」でディズニー/ピクサーを追放されたジョン・ラセター。また、バードが監督した『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』はスカイダンス・メディアが製作しており、プロデューサーのデビッド・エリソンともすでに知り合いだ。ラセターを早々と受け入れたことに対して社内外から批判を受けたこの会社に、ピクサーですばらしい実績を持つバードが新作を持ち込んだことは、大いに注目される。文=猿渡由紀
2022年02月18日太めパフォーマンス新作ダンス公演2022『揺れる肉』が2022年3月18日(金)~3月19日(土)に枝光本町商店街アイアンシアター(福岡県北九州市)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて1月28日(金)より発売開始です。カンフェティで1月28日(金)0:00よりチケット発売開始 公式ホームページ 2011年から国内外で精力的に活動(海外実績6ヶ国12都市37公演) し、数々のフェスティバルにも招聘された実績を持つコンテンポラリーダンスカンパニー「太めパフォーマンス」。2019年には横浜ダンスコレクションにて『The Ignited Body』を上演し、奨励賞受賞。近年では更なる作品創作の可能性を求め、演出家との作品創作にも力を入れており、2020年には白神ももこ氏演出「SENTO」を上演。2022年3月、日本のコンテンポラリーダンスを代表する井手茂太氏(イデビアン・クルー)を迎え、新作「揺れる肉」を上演いたします。分けたり分けられたりすることを考えてみました。私たち太めパフォーマンスはふくよかなのかでぶなのか貧困なのか日本人なのかダンサーなのか肉はたて揺れの予定です。公演概要太めパフォーマンス新作ダンス公演2022『揺れる肉』公演期間:3月18日(金)~3月19日(土)会場:枝光本町商店街アイアンシアター(福岡県北九州市)■出演者太めパフォーマンス: 乗松薫、鉄田えみ■スタッフ振付/演出: 乗松薫、井手茂太■タイムテーブル3月18日(金) 18:303月19日(土) 14:00 / 18:30※開場は開演の30分前です。■チケット料金一般:3,500円U25:2,000円(要予約)(整理番号付き自由席・税込)※当日は500円増し団体概要太めパフォーマンス (乗松薫・鉄田えみ)岡山大学モダンダンス部での出会いをきっかけに、卒業後の2009年に「太めパフォーマンス」を名古屋にて結成。以降、殆どの作品を乗松が振付・演出している。親しみやすさと力強さを武器に、地域の小さなイベントから劇場の舞台まで、さまざまな場で作品を発表。踊るモットー【楽しく】を軸に、ダンスを通じて表現の可能性を模索している。2012年より拠点を福岡に移す。福岡で作品を制作しながら、海外・国外のダンスフェスティバルから居酒屋までお呼びがかかれば何処でも赴き、作品を発表している。2017年5月には第2回単独公演『浮き上がらないあぶく』(演出:白神ももこ 振付:乗松薫)を拠点の福岡で開催。福岡ダンスフリンジフェスティバルvol.11観客賞受賞。SAIダンスフェスティバル2018最優秀作品賞受賞。横浜ダンスコレクション2019奨励賞受賞。主宰の乗松は、2012年にAmerican Dance Festival 2012(アメリカ)、2013年にVertigo International Dance Program(イスラエル)に参加。2013年にはダンスプロジェクト「オトリヨセ企画」を立ち上げる。メンバー3名との共同主宰で毎年公演を続けている。2018年10月には愛知県芸術劇場企画のダンスセレクションにて『愛と疎遠』を発表した。トヨタコレオグラフィーアワード2014ファイナリスト。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年02月10日女優の福本莉子とTravis Japan/ジャニーズJr.の松田元太がW主演を務める、映画『君が落とした青空』(2月18日公開)のダンス動画が4日、公開された。同作は櫻いいよによる同名小説の実写化作。高校生の実結(福本)の目の前で、恋人の修弥(松田)修弥が交通事故に遭ってしまう。実結は突然の事故にパニックになるが、目が覚めると事故当日の朝に戻っていた。“修弥を助け出す”と心に決めた実結だったが、何度も「同じ日」を繰り返す中で、彼が隠していた事実を知る。今回公開されたのは、まふまふが歌う主題歌「栞」に合わせ、福本莉子・松田元太・板垣瑞生・横田真悠・莉子のメインキャスト5人がオリジナルダンスを踊る動画。松田はジャニーズグループの中でもダンス専門のYoutubeチャンネルを開設し、ジャンル問わずレベルの高いパフォーマンスで人気を集めるTravis Japanの最年少メンバーで、映画オリジナルのダンスを考案した。“実結目線”で進む映画のストーリーや、楽曲の歌詞を丁寧に表現することを意識しつつ、中には手話も取り入れられているという。松田はポイントについて「(振り付けを)分かりやすくするのは簡単なのですが、せっかく僕が担当させていただくので、こだわりも詰めました」「映画はもちろん、主題歌やこのダンスを楽しんで、沢山の方に踊って貰えたら嬉しいです!」と語る。ダンス動画とともに、松田がキャスト陣に振り付けを教える様子を捉えたレクチャー編も合わせて公開され、5人が和気あいあいと過ごす姿も収められた。
2022年02月04日サンダンス映画祭の受賞結果が発表された。昨年は『コーダ あいのうた』が審査員賞、観客賞、監督賞、アンサンブルキャスト賞の4部門を受賞する圧勝ぶりを見せたが、今年は分散した結果になっている。USドラマティック部門では、『Nanny』が審査員賞、『Cha Cha Real Smooth』が観客賞を受賞。『Nanny』は、女性監督ニキャツ・ジュスによるスリラー。主人公はセネガルからの移民女性。母国からひとり息子を呼び寄せることを夢見つつ、ニューヨークで金持ちの白人家族のベビーシッターとして働くが、彼女は時に奇妙な幻想を見る。『Cha Cha Real Smooth』はダコタ・ジョンソンが出演。彼女はプロデューサーも兼任する。大学を出たばかりでアルバイト生活をしている主人公の男性(クーパー・レイフ。彼は監督、脚本も務める)が、ふとしたことで知り合いになった年上のシングルマザー(ジョンソン)に惹かれていくという恋愛映画、成長物語だ。監督賞は『Palm Trees and Power Lines』のジェイミー・ダック、脚本賞は『Emergency』のK.D.・ダヴィラ、アンサンブルキャスト賞はジョン・ボイエガが主演する『892』のキャストが受賞した。USドキュメンタリー部門の審査員賞に輝いたのは、ベン・クラインとヴァイオレット・コロンバスが監督する『The Exiles』。観客賞は、サプライズ作品として映画祭開催後に新たに加わったダニエル・ロアー監督の『Navalny』が受賞した。『Navalny』は「映画祭お気に入り賞」も受賞している。ワールドシネマ・ドラマティック部門の審査員賞は、ボリビア、ウルグアイ、フランス製作の『Utama』、観客賞はフィンランドの『Girl Picture』。ワールドシネマ・ドキュメンタリー部門の審査員賞は、インドとイギリス製作の『All That Breathes』、観客賞はブラジル、デンマーク、アメリカ製作の『The Territory』だった。ほかに、日本で撮影され、ミュージシャンの植野隆司、イッセー尾形が出演するブライアン・ラスト・グレイ監督の『blood』が、「妥協しない芸術的ビジョン賞」を受賞している。文=猿渡由紀
2022年01月31日30名を超える大人数で繰り出す、軽音楽・吹奏楽・ダンスが融合した華やかで迫力満点のパフォーマンスが注目を集めているO-VILS.。『Our name is…』と題された2021年4月3日のライブでチーム名が発表され、本格的に活動がスタート。その後、コロナ禍での二度の公演延期を乗り越え、2021年12月4日、5日と二日間に渡って京都テルサホールで開催されたO-VILS.として初の有観客ライブ『We Are O-VILS.Vol.1』は大盛況に終えた。その最終日の興奮冷めやらぬ会場でメンバーをキャッチ!グループの総監督を務めるゆいな(三田結菜)さんにO-VILS.の活動と今後の展開について訊いた。軽音楽と吹奏楽とダンスが融合した新しいエンターテイメントにチャレンジしている――ゆいなさんはO-VILS.の総監督として、具体的にどんなことをされているのですか?私は基本的に音楽面を担当していて、オリジナル曲を作ったり、楽器編成の偏るこのチームで音楽を成立させ、独自の魅力を引き出せるような楽曲のアレンジをしたりしています。「Isn’t she lovely」のようにサックスのメンバー全員が吹いているソロを作ったりもしています。――音楽活動においても制限されることが続いているコロナ禍の中で、新しいことを始めるのは本当に勇気がいることだと思います。ゆいなさんの原動力となっているのはなんですか?コロナ禍になって、私自身の音楽活動もこれからどうやっていこうかな…という気持ちになっていました。一方でO-VILS.は、高校を卒業してからずっとやりたかったことで、その一歩をどこで出そうかと考えている自分も常にいました。このまま自分一人で音楽を創り続けるか、自分にとって莫大な資金と時間をかけて何かに挑戦してみるかの二択で、選んだのが後者でした。音楽活動が自粛される中で、“音楽が無くなって心が潤わなくなった”、“ライブに行けなくなってつまらなくなった”という声を聞きました。やはり音楽は人にとって必要なものなんだなと思いました。O-VILS.の動画を初めて出した時に、“作ってくれてありがとう!”という言葉をいただいたり、“コロナ禍で外に行けないけど、動画を楽しめています”というファンメッセージを送っていただきました。なかなか外に出て行きづらい環境が続いているコロナ禍でも、私たちの音楽が届けられていて、それを原動力に頑張っている人がいることを実感したので、結果このコロナ禍でも走り出して良かったなって思っています。なので、聴いてくれている人の原動力になっていることが、自分にとっての原動力になっていると思います!――O-VILS.は楽器奏者やカラーガードなど、かなり大人数で活動されていますが、現在のメンバー数は?現在34名ですが、これからもっと増やしていきたいなと思っています。学生が多いので、まずは学業を優先してもらっています。吹奏楽の編成としてはもっと音圧があってもいいなと思っているので、トランペットやトロンボーンとかの金管楽器のメンバーを増やしていきたいですね。――そんなO-VILS.の醍醐味とは?O-VILS.の醍醐味は、踊りは勿論そうですが、やっぱり音楽の新しさだと思います。吹奏楽でもなければ、ビックバンドでもないし、ダンスチームでもない。少子化が進み小編成の吹奏楽チームも増えてくる中で、吹奏楽と軽音楽を融合させた音楽を確立させたら新しい希望になるんじゃないかなと思っています。――なるほど。異ジャンルを自然に融合させる柔軟性も備わっているように思います。この20年ぐらいで日本にもダンスカルチャーがしっかり根付いてきましたよね。そういう時代に生まれてきた最初の世代となるのがO-VILS.のメンバーなのでは?そうですね。私たちの世代から、こういう軽音楽と吹奏楽とダンスの融合というものを流行らせたいですね。それこそ、“O-VILS.に入ればそれができるよ!”って、みんなに思ってもらえるように、新しい世代のチャレンジとしてやっていきたいですね。――そんなO-VILS.の初の有観客ライブが、新型コロナの影響で二度の延期を経て、ようやく開催されました。ゆいな前回の2021年4月3日の有観客ライブ『Our name is…』が開催されるまでO-VILS.という名前は公表してなくて、そのステージで初めてこのチームの名前を発表したんです。その時のメンバーは今の半分ぐらいで、ステージに出ている人数も今より少なかったんですよ。踊って演奏するというコンセプトを決めたのは2020年の8月ですが、メンバーと練習を始めたのはその年の12月からなので。4月3日の『Our name is…』の時はとにかくがむしゃらに臨みました。そこから8カ月たって今回の公演を迎えるまでの間に、メンバーとこれからやりたいことを話したり、目指してるものに近い映像を共有したり、お互いの意思疎通がよりできるようになって、こういうものが見たいんだ!というものが、やっとみんなで描けるようになってきたと感じました。O-VILS.『We Are O-VILS.Vol.1』ダイジェスト映像――有観客ライブで久々にお客さまの前でライブを行ってどんなことを感じましたか。客席から大きな拍手を送っていただいて、たくさんのファンの方に暖かい気持ちで観ていただけているんだなと実感しました。演奏しながら客席の方を見ていると、お客様がすごくキョロキョロしているんですよ(笑)。(O-VILS.のパフォーマンスの)あっちもこっちも観たい!という気持ちで観てくれているんだなと思って。本当に心から楽しんでくれているのを感じることができて、感慨深かったですね。――特に手応えを感じている曲は?「Livin’la Vida Loca」は考えていた吹奏楽と軽音楽の融合というものが形になったような一曲になったなと思っています。この曲は、元々吹奏楽の譜面はあったのですが、軽音楽の3ピース、(ギター、ベース、ドラム)でリズムの種類を変えることによって、良い意味でより攻撃力が高くなって、聞かせどころが多いアレンジになりました。――今回の公演は「ミッション・インポッシブル」のオープニングからとてもスリリングな展開で、O-VILS.が繰り出す迫力あるパフォーマンスにイッキに引き込まれました!こういったショーの構成などはどのように考えていますか。ショーの構成は主に横山先生が考えてくださっています。私は高校生の頃(京都橘高校吹奏楽部)から、横山先生のご指導の下で、エンターテインメントをやってきました。卒業後も自分で音楽をやっていましたが、横山先生が作ってこられたエンターテイメントというのがずっと心に残ってました。私が音楽をやる時の芯の部分だと思っています。だから、O-VILS.を作る時に絶対に横山先生の考えられた演出で作っていきたい!と思って、立ち上げる時にまず横山先生に相談したんです。今回のプログラムも曲順を見ただけで、ああ、やっぱり横山先生はすごいな!と思いましたし、実際パフォーマンスして改めてすごいなと実感しました。O-VILS.の活動をもっと発信し続けて京都から他の地域にも広げていきたい――最後に2022年の抱負を聞かせてください。今は中身を固めることで精一杯で、Vol.1を終えてやっとスタートラインに立つことができたと思っています。これからもっと私たちの活動を発信し続けて、1年間、もっともっと私たちのことを知ってくれる人を増やしていきたいと思っています!――ライブの方はどのようなペースでやっていきたいと思っていますか。ライブはできる限りやっていきたいなと思っています。3~4カ月に一回定期公演ができればいいですね。1時間ちょっとの公演が定期的にできるようなチームとしての中身もしっかり作りたいし、動員数もさらに増やして、公演日数も長くなるようにしたいです。定期公演は京都でやる予定ですが、他の地域にも広げていけたらいいなと思っています。あと、地元関西のお祭りにも出たいなと。そういうものにも対応できるようなエンターテイメントを作って行けたらいいなと思っています。※以下、12月5日(土) 京都テルサホール公演直後のメンバーとスタッフのコメント!ふうり、りのりの(Alto Saxophone)舞台に立った瞬間、目の前にお客さんがいっぱいいて、すごいエネルギーをもらいましたし、とにかく、“楽しい!”っていうことを一番に感じました。みんなマスクしていても目元で表情がわかるし、座っていても体でのってくれているので、楽しんでもらっているのだなというのが伝わってきます。公演を重ねるごとに成長できているのを私たち自身もすごく実感しているので、次もさらにレベルアップしたパフォーマンスをお届けできるように頑張っていきたいなと思います!ふうり(Soprano & Saxophone)私はO-VILS.の4月の公演を配信で観た時に刺激を受けたことがきっかけでメンバーになりました。コロナ禍で久しぶりに純粋に感動することができたので、私もぜひこのチームでやりたいなと思ったのです。O-VILS.の活動は、選曲もパフォーマンスのスタイル含めてすごく自由で幅が広いですし、みんながやりたいと思う曲をやっているので、自分たちが楽しいと感じるものを届けることができます。毎回、本番でも新鮮な楽しさがあるので、次回も今回とはまた違った、さらに進化を遂げていく姿をお見せしたいですね!限界を感じさせないように、ダンスも演奏も毎回進化するポイントが変わっていくような面白いバンドにしていきたいと思います。ちっぴちっぴ(ショルダーキーボード)今回、やっと有観客ライブを開催することができて、ファンの方々に対して、“応援ありがとうございます!”という感謝の気持ちでいっぱいです!私はO-VILS.に入ってからショルダーキーボードを持たせてもらって、有観客でやるのは初めてだったのですごく緊張しましたが、とにかく“楽しい!”の一言でした(笑)。ショルダーキーボードを持って踊るようなパフォーマンスは他にないと思うので、それは自慢できるところかなと思っています(笑)。ライブの中で特に印象に残っているのは、“O-VILS.ラジオ”ですね。メンバーが演奏している姿とのギャップを見てもらえるようにと思って新しく設けたコーナーです。皆さんが一息つけるような感じにできたらいいなと思って、今回は笑いをちょっと多めに入れてみました(笑)。これからもみんなで頑張って、世界に通じるエンターテイメントに進化させていきたいです!みつきみつき(Color Guard)O-VILS.として初めての有観客ライブだったので本当に嬉しくて。「Fire Ball」で旗を振る時に台の上から客席の景色を見て泣きそうになりました!手拍子もいっぱいしてくれたし、お客さんが目の前にいてくれることが、私たちの力にすごくなるなと思いました。今回「ミッション・インポッシブル」で、(振り付け担当の)みほさんにとてもカッコいい旗の振り付けを考えていただきました。そういうのをもっといろんな曲でやっていきたいし、ただ旗を振るだけじゃなくて、ダンスを取り入れたスタイルでColor Gurdのメンバー全員の動きをしっかり揃えていきたいですね。次は今よりももっと完成度が高いものにしたいと思っています!MieMie(Color Guard)今日は本当にたくさんの方に集まっていただいて、お客さんと一体になって一緒に楽しむことが実感できました。オープニングの「ミッション・インポッシブル」から始まって、2曲目の「Fire Ball」で私たちColor Guardが台に上がった時に照明も明るくなって、お客さん一人一人の顔も見えました。その初っ端がすごく感動したシーンの一つですね。手拍子や拍手をしてくれている光景を見た瞬間に、本当に涙が出そうになりました。ダンスに関しては私も含めてメンバーは初心者の段階からスタートしているので、みほ先生に教えてもらいつつ、メンバー同士で一緒に考えながら進化させていけるように心がけています。新メンバーもどんどん増えてきているし、これから与えられた期間の中で最大限の練習をして、さらにさらに上を目指していきたいです!みほ先生みほ先生(振り付け担当)ちょうど一年前から振り付けを担当していますが、今回のライブで確実に前進しているなというのを感じました。ダンスのポイントとしては、O-VILS.のメンバーは楽器や旗を持っていて手が使えないので、足下での表現が大事になってきます。細かい足の揚げ方や筋肉の使い方、足を出す時の角度も意識してシンクロするように。全体で醸し出す雰囲気とか、質感もみんなの中で一つのイメージを持ってやっていくように意識しています。女性らしさや可愛らしさの中に元気の良さや弾けているところを表現したいので、「Livin’la Vida Loca」のように元気よく力強さを出している曲もあります。曲によってフォーメーションが頻繁に変わるんですけど、観ていて綺麗だなと思うフォーメーションが取れるようにしっかり取り組みました。普段からメンバーともよく話しているので、これからもっと一人一人の魅力を引き出せるような作品、ダンス、パフォーマンスを目指していきたいですね。横山先生横山先生(演出担当)観てくれたお客さんが“明日も頑張ろう!”“自分もあんな頃があったなあ”と思ってくれるショーになったらいいなと思って構成を考えています。ギター、エレキベース、ドラムセットとブラスバンドが融合した音は今までどこにも存在しないので、それが上手くバランスよく聞こえるようにすることを目標にしてやっています。O-VILS.で今やっているのは、クラシック、ジャズ、映画音楽、ポップス、ヘヴィメタル、ロックと全てのジャンル。これからさらに新しいジャンルもやってみたいし、もう少し激しい動きがついたものにもチャレンジしてみたいとも思っています。「Sing Sing Sing」はすごくスピード感があるんですが、あれ以上にスピード感があるものをやってみたいと思っています。O-VILS.は、今までなかったものを一緒に苦労して作りたい、未知のものを作りたいという思いで始めました。お客さんの前で演奏することでお客さんが育ててくれているんです。だからまだまだポテンシャルはあると思います。マニアの世界で終わらないショー作りにチャレンジしていきたいので、マーチングの関係者や経験者だけじゃない人たちが喜んで見てもらえるようになればいいなと思っています。敷居の高い音楽会ではないし、アイドルのコンサートでもない。お客さんが身近に感じられて、気軽に見に来れるショーができればいいなと。誰にでもわかりやすいというのが一番いいですね。Text:エイミー野中<ライブ情報>O-VILS.『We Are O-VILS. Vol.2』3月19日(土) 京都テルサ テルサホール開場17:30 / 開演18:303月20日(日)京都テルサ テルサホール1部 開場12:00 / 開演13:002部 開場16:30 / 開演17:30【チケット情報】■全席指定5,000円(税込)先行受付:1月26日(水) 11:00まで一般発売日:1月29日(土) 10:00~■視聴チケット:3,000円(税込)※1月29日(土) 10:00~発売チケット購入リンク:プロフィールO-VILS.軽音楽・吹奏楽・ダンス が融合する良さを追求し音楽界に新しいエンターテイメントを確立させるために生まれたチーム。アメリカのローズパレードを経験した総監督三田結菜により当時のメンバーを中心に2021年4月3日に発足。同年、10月16日に『We Are O-VILS.Vol.0』を無観客で生配信する。11月5日に初の配信リリース曲「Trigger」を配信。12月4日・5日に京都テルサホールで開催された初の有観客ワンマンライブを大成功させた。関連リンク公式サイト::::
2022年01月28日今年のサンダンス映画祭で、“ジェーン”たちが突然注目を浴びている。これまであまり知られていなかった彼女らについての映画が、偶然にも2本、上映されたのだ。ひとつはエリザベス・バンクス主演の『Call Jane』、もうひとつはドキュメンタリー『The Janes』。“ジェーン”とは、特定の女性の名前ではなく、60年代後半から70年代初めのシカゴで中絶を提供した女性たちのこと。当時、中絶は違法で、たとえ母体に危険が及ぶ場合でも、医師のほとんどは拒否した。それらの医師はもちろん男性である。自分の体のことを自分で決めさせてもらえず、女性が肉体的にも精神的にも苦しむ中、“ジェーン”を名乗るこれら数人の女性たちは、大きなリスクを冒してまで、密かにこれらの女性たちを助けた。アメリカでは今、テキサス州をはじめとする保守的な一部の州で、またもや中絶が事実上不可能になりつつある。それだけに、彼女らの物語は、とてもパワフルで意義深い。『Call Jane』の監督は、『キャロル』の脚本家フィリス・ナジー。彼女も、多くの観客同様、ジェーンらについてほとんど知らなかったそうだ。「脚本を読んで、彼女らがとても重要なことを、緊急性を持ち、しかもユーモアと明るさをもって行っていたことに感動した。今、これはとても重要なトピックなので、同じテーマの映画はほかにもあるけれども、私たちは世代を超えてこのことについて話し合っていかなければならない。女性の『選ぶ権利』が消えてしまわないように」と、彼女は上映後のヴァーチャル会見で述べている。この映画を作るにあたり、ナジーも、出演者も、実在の“ジェーン”たちには会う機会はなかったとも明かした。一方、『The Janes』には実在のジェーンたちが複数出演する。監督コンビのひとりエマ・ピルデスは、「私はシカゴで育ったため、家族のつながりがあり、実在の彼女らと話すことができた。彼女らは、今の世の中が悪いほうに向かっていることをわかっているから、話をしてくれたのだと思う。映画監督として、私たちは、こんな形でこの問題に貢献したいと思っている」と述べた。『Call Jane』は、バンクス演じる女性が“ジェーン”らによって中絶を受け、自分もまた“ジェーン”のひとりになっていく過程を描く。片や、ドキュメンタリーの『The Janes』では、このグループが生まれる前から、彼女らがついに逮捕されるところまでの全体像を語る。どちらも重要で、優れた映画。合わせて見ると、より心を動かされ、深く考えさせられる。文=猿渡由紀
2022年01月28日サンダンス映画祭で、日本に関係した作品が2本上映された。ひとつは、オリヴァー・ハーマナス監督の『Living』。黒澤明監督の『生きる』を、1950年代初期のイギリスに設定を置き換えて語るものだ。主演はビル・ナイ、脚本を手がけたのは、ノーベル文学賞受賞者で『日の名残り』『わたしを離さないで』の原作者カズオ・イシグロ。主人公ミスター・ウィリアムズは、毎日淡々と仕事をこなす、お役所勤務の男性。そんなある日、医者から余命半年だと伝えられた。ショックのあまり、最初はどうしていいかわからないウィリアムズ。しかし、そのうち、残された時間を有効に使おうと、仕事への態度を変えていく。ナイは上映後のヴァーチャル会見で、いかにもイギリス人らしい、おとなしく謙虚なウィリアムズのキャラクター像に惹かれたと、今作の魅力について語った。「品があって、真面目。私自身の父もそんな感じだった。そんな人が、とても極端な状況に置かれるんだ」。出演オファーを受けるまで「生きる」を見たことがなく、志村喬の演技にも影響は受けていないとも述べている。それでも「日本とイギリスの文化には似ているところがあるとよく言われるし、私もそうだと思う」「今作にかかわったみんなもそうだが、私も黒澤と彼(志村喬)には敬意を表したかった」と語った。ソニー・ピクチャーズ・クラシックスが、アメリカ、カナダを含む数カ国の配給権を獲得している。もう1本は、ブラッドリー・ラスト・グレイ監督の『blood』。夫を失った白人女性が友人のいる日本を訪れ、心を癒していくという物語だ。主人公の女性クロエを演じるのは、スイス人女優カーラ・ユーリ。日本人の友人トシには、ミュージシャンの植野隆司が大抜擢された。グレイ監督によれば、「有名な俳優も何人か検討したがしっくりこなかったところへ、誰かがYouTubeの動画を送ってくれて植野を知った」とのことだ。トシ家として登場するのは、植野が実際に住む家で、「僕らは彼の家を乗っ取った感じ(笑)。そして彼をひたすら追いかけて撮影しただけだ」とも、グレイ監督。その自然な撮影のしかたについては、ユーリも「カメラがあることも感じなかった。お互いと一緒にそこにいるだけだったわ」と述べている。そんな植野は、ヴァーチャル会見で「また演技をしたいですか?」と聞かれると、「どうなんだろうね?」と日本語で言って笑った。だが、「でも、very enjoy!」と、この体験がとても楽しかったことを明かしている。文=猿渡由紀
2022年01月27日今年のサンダンス映画祭では、ダコタ・ジョンソンが主演とプロデューサーを兼任する映画が2本上映された。タイトルは『Cha Cha Real Smooth』と『Am I OK?』。ジョンソンは、最近、友人ロー・ドネリーと、プロダクション・カンパニー「ティータイム・ピクチャーズ」を立ち上げたところ。この2本は、最初の長編作品となる。『Cha Cha Real Smooth』でジョンソンが演じるのは、若くして出産したシングルマザー、ドミノ。彼女は弁護士と婚約しているのだが、大学を出たばかりでバイト生活をしている心優しい青年アンドリュー(クーパー・レイフ)とも仲良くなっていく。監督、脚本を務めるのはレイフ。ドネリーとレイフが初めてミーティングを持った時は、まだ基本的なコンセプトしかなかったものの、ドネリーとジョンソンは気に入り、そこからプロジェクトを育てていくことになった。ジョンソンがドミノを演じることは最初から決定していたが、誰がアンドリューを演じるのかについては、途中違ったアイデアも出たという。しかし、このキャラクターはとてもレイフ自身を反映しているため、彼がやるということでみんなが合意したとのことだ。一方、『Am I OK?』で演じるルーシーは、人生で彼氏がいたことのない女性。好意を寄せてくれる男性がいるのに、自分のせいでそれ以上に進めない彼女は、大親友ジェーン(ソノヤ・ミズノ)が昇進して海外に転勤するとわかった時、レズビアンであることを初めて自覚する。監督は、同性婚カップルであるステファニー・アリンとティグ・ノタロ。上映後のヴァーチャル会見で、「どのように役作りをしたのか」と聞かれたジョンソンは、「練習のために、コロナ中にもかかわらずいろんな女性といちゃいちゃしてみたわ」と冗談を言って笑わせた。だが、その後はシリアスになり、「女性が30歳になっても本当の自分がわかっていないという人はたくさんいる。私は、人は一生成長し、変化していくものだと考えたい。でも、そういう映画はあまり見ない」と、この映画を製作した理由を語っている。ジョンソンとドネリーの最初の作品がどのように受け入れられるのか、また今後彼女らがどんな作品を手がけていくのかに注目したい。文=猿渡由紀
2022年01月26日同じテーマについての映画を別のフィルムメーカーが同時に作っていたと言うのは、よくあること。今年のサンダンス映画祭にも、その例は見られる。このアワードシーズン、『Spencer』でクリステン・スチュワートと『愛すべき夫妻の秘密』のニコール・キッドマンは主演女優部門で大健闘しているが、サンダンスではダイアナ妃についての『The Princess』と、ルシル・ボールとデシ・アーナズ夫妻についての『Lucy and Desi』というふたつのドキュメンタリーが上映されたのだ。『Spencer』と『愛すべき〜』は、人生全体を追うものではなく、ごく限られた時間に焦点を当てるものだった。『Spencer』は、ある年のクリスマス、『愛すべき〜』は、ある1週間だ。しかしドキュメンタリーのほうは、どちらももっと長い期間を見つめる。ダイアナ妃の婚約から突然の死までを描く『The Princess』を監督したエド・パーキンスは、「ダイアナ妃についてのドキュメンタリーはこれまでにもあった。だが、その多くは、彼女が内面でどのように苦しんでいたのかにスポットライトを当てるものだったと思う。僕は、僕ら一般人がこの悲劇においてどのような役割を担ったのかを考えてみたかった。彼女から見た僕らはどうだったのかということだ」と、上映後のヴァーチャル会見で述べた。事実、パーキンスは、ダイアナ妃の婚約、結婚を一般人のファンがいかに喜んで大騒ぎをしたのか、彼女の死がどれほど多くの悲しみをもたらしたのか、またパパラッチがどこまで執拗だったのかをたっぷりと見せている。『Lucy and Desi』を監督するのは、コメディエンヌのエイミー・ポーラー。ルシル・ボールとデシ・アーナズの娘ルーシー・アーナズは、協力を持ちかけられた時、すでに『愛すべき〜』のほうに関わっていた。だが『愛すべき〜』を製作配給するアマゾン・スタジオに相談すると、「ひとつの映画ですべてを語れるわけではないし、そちらも存在していいのではないか」と言われたという。それでも、彼女自身もだいぶ前に両親についてのドキュメンタリー番組を製作していることもあり、「もう言うべきことは何も残っていないのではないか」と思ったのだが、監督がポーラーと聞いてがぜん興味をもったのだと、彼女は上映後で語った。『愛すべき〜』も夫妻を知る実在の人が登場するなど、ドキュメンタリーの要素を入れていたが、『Lucy and Desi』は、本人たちの肉声をできるだけ出してきたところが違っている。それらの古い記録素材には、ルーシー・アーナズも存在を知らなかったものが混じっているそうだ。それらの声を通して、この夫妻の人間としての側面、複雑さを観る人に伝えたかったのだとポーラーは語っている。『Lucy and Desi』も、『愛すべき〜』同様、アマゾンによる配信が決まっている。文=猿渡由紀
2022年01月25日ジェシー・アイゼンバーグが映画監督デビューを果たした。サンダンス映画祭で世界プレミアをしたその映画のタイトルは『When You Finish Saving the World』。主人公は、DV被害者の女性をかくまうシェルターを経営するイヴリン(ジュリアン・ムーア)と、彼女のひとり息子ジギー(フィン・ウォルフヘッド)。家族仲は悪いわけではないが、イヴリンは息子がどうもよくわからないでいる。そんな時、ジギーと同年齢の息子カイルを連れて、新たな被害者女性がシェルターにやって来た。カイルがとても母親思いなのを見て感心したイヴリンは、自分の息子以上にカイルをかわいがるようになる。もともとは、アイゼンバーグがオーディオブック「オーディブル」のオリジナル作品として書いた話。アイゼンバーグは義母が経営するシェルターで時々ボランティアをしており、エンタメ界と社会奉仕活動に身を置く自分の状況を、ネットの世界で有名になりたがっているジギーとイヴリンに反映してみることを思いついたのだと、上映後のヴァーチャル会見で述べた。舞台劇を書いた経験を持つ彼は、当初、舞台も考えたが、派手なネットの世界と堅実な社会活動をビジュアルで見せるためには映画がふさわしいと思ったのだという。プロデューサーを務めるのは、エマ・ストーンと彼女の夫デイヴ・マッカリー。アイゼンバーグと長年の友人であるストーンは、夫妻の新しいプロダクション会社で今作を手がけると決めたことについて、「脚本がすばらしかったから。イヴリンとジギー、イヴリンとカイル。こんな人間関係は見たことがない。しかも、その段階でもうジュリアン・ムーアが出ると決まっていたのよ。ジュリアンとも、ジェシーに会ったのと同じ年からの知り合い」と語る。イヴリンというキャラクターについて、ムーアは「良い親であろうとするのにうまくいかない、というのはよくある。つい、間違ったことを言ってしまい、後悔することも。ここでは自分の子供とより、他人の子供とのほうがうまくコミュニケーションを取れるという様子が描かれる。この映画は、そんなとても人間らしいことを語るものだと思うわ」と述べた。アメリカではA24が配給する。文=猿渡由紀
2022年01月25日