2022年4月20日 07:00
永田崇人と石井杏奈に聞く、朗読劇×ラジオの魅力 朗読劇『リスナーたちの星空』
撮影:川野結李歌
2022年4月27日から5月1日まで、朗読劇『リスナーたちの星空』が紀伊國屋サザンシアターで上演される。これはニッポン放送の企画で、ラジオを愛する劇作家の土田英生が脚本・演出を手掛け、脚本協力として現役のラジオ構成作家・宮澤一彰も参加。ラジオ番組を舞台にしたロマンティックな物語が繰り広げられる。出演者は男女ペア5組で計10人。魅力的で個性的な声を持った男女が、ラジオリスナーとして出会ったふたりとの恋の行方を紡いでゆく。4月27日に公演を行う永田崇人と石井杏奈に話を訊いた。
ラジオを聴いていると、秘密の空間にいるような気がします(永田)
――今回、朗読劇ということで声質が重要になってきますよね。それぞれの声の個性はどんなところでしょう?
永田石井さん、特徴ある声だって言われません?
石井よく言われます。
永田僕も、よく言われるんですよ。変な声だねって(笑)。
石井私は、少しウィスパー気味で、ハスキーな声だねともよく言われます。なので、キャピキャピした役や明るい役がくると苦労するんですよ。今回は、女性ラジオリスナーの10年後を描くということなので、大人の声を表現できたらなと思っています。