小宮有紗と加藤玲奈(AKB48)がW主演を務める密室サスペンス・コメディ『体育教師たちの憂鬱』が4月に東京・シアタートラムにて上演される。小宮と加藤に話を聞いた。【チケット情報はこちら】「ラブライブ!サンシャイン!!」出演のスクールアイドルユニット・Aqoursメンバーとして活躍しながら、女優としても活動する小宮。舞台に立つのは約5年半ぶりとなるが「舞台はデビュー当時に何作か立たせていただいたのですが、実はなかなか自信が持てずにいて。でも今、このお話をいただいたときに、新しい自分にチャレンジするチャンスかなと思い『やりたいです』と言いました」と明かす。出演を決めた理由は「Aqoursでライブなどをするようになって、ステージに対する気持ちが変わったからです。生でお客様の反応をいただくことが楽しいなと思うようになってきたので、今ならと思えました」。加藤は、AKB48のメンバーで、「劇団れなっち」の主宰もしているが、自身の舞台出演は2作目。「まだ舞台に慣れていないので、素直にドキドキだなという気持ちはあります。でも普段、舞台を観に行くことは多いですし、演技をしたいという気持ちはあるので、今回を楽しみにしていました」と語る。本作は、作・演出の金沢知樹が主宰する「劇団K助」が2019年に初演した作品で、舞台はスポーツ名門校の女子校。体育倉庫で教師と生徒の恋のやり取りが記された交換日記が見つかり犯人探しが始まるが、その中でさまざまな事件や過去が明らかになっていく――という内容だが、小宮は「みんながイメージする“学校もの”を裏切る展開になると思います」、加藤も「舞台だからこそ面白い話です。これがリアルだと怖すぎる(笑)」と話すストーリー。その中でふたりが演じるのは全国大会に出場を果たすような強豪スポーツ部のキャプテン役。「舞台が女子校なのですが、女の子だけの中で生まれる絆って強い。私も玲奈ちゃんも女性グループで活動しているので、その設定にはスッと入っていけるかなと思っています」(小宮)。役柄も書き換えられるといい、「先日、私たちと金沢さんでお話しする時間があり、どんなことを話すのかなと思っていたら、世間話でした(笑)。脚本のために人となりを見られていたんだと思います」(加藤)と、当て書き要素もありそう。最後にファンに向けて、小宮は「私が生でお芝居をしているところを見たことがない方も多いと思うので、いいところを見せられたら」、加藤は「前回の舞台を観に来てくださった方が“またやってほしい”と言ってくれたりしていたので、その期待にも応えられるようにがんばりたいです」とコメント。開幕をお楽しみに!公演は4月3日(金)から19日(日)まで東京・シアタートラムにて。チケット発売中。取材・文:中川實穗
2020年02月17日タレントの加藤紗里(29)が1月21日、自身のInstagramを更新。マタニティ用の下着姿を公開し、つわりと胸の張りに悩んでいると吐露した。加藤は、今月19日にYouTubeで妊娠を発表。出産予定は6月~7月で、動画ではシングルマザーとして子どもを育てていく決意を語っていた。この日は「一気に下着もマタニティ用に!!」と白い下着姿を公開。「弱音は吐きたくない紗里だけど正直つわりの中仕事辛い、、、つわりは前からあったんだけど体調崩してるのかと思ってたの。。。あと胸が張って痛い」と体調の変化に悩まされていることを明かした。つづけて「ママさんたちはみんなこんな経験をしてるんだなー、、ママ紗里を生んでくれてありがとう」と母親への感謝をつづり、ハッシュタグにも「#マタニティ#妊婦#シングルマザー」の文字が並んだ。妊娠発表の動画で、父親について「わからない」と答え、炎上した加藤。フォロワーからは《シングルマザーになるのにそんな弱音吐いてたらやっていけないよ》と厳しい意見があるいっぽうで、《冷やかし半分でフォローしてましたが、今は純粋に応援してます!》《なんとなく顔が優しくなりましたね》《元気な赤ちゃん産んで下さいね》と応援するコメントが数多く寄せられている。
2020年01月22日タレントの加藤紗里が19日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、妊娠を報告した。昨年9月に不動産会社経営の男性と結婚し、今月10日に離婚していたことを発表した加藤。この日は「加藤紗里 ママになる!?」と題した動画で、病院に行った様子を紹介し、「妊娠してました」と報告した。そして、「離婚報道出たばっかりですけど、シングルマザーとして産むという決意で病院で手続きはしてきました。産みます」と決意を述べ、「シングルマザーとして頑張っていくしかないんで」と話した。出産予定時期は「初夏予定と言われたので、6月か7月ですね」とのこと。「やっぱり紗里も29なので決めました。シングルマザーとして頑張ります。仕事も頑張ります。Youtuberも頑張ります」と気を引き締めた。「誰の子ですか?」と聞かれると、「それはわからないです。離婚してたんで『誰の子や?』というコメントは殺到すると思う。(元)旦那の子ですよね? ですよね。元旦那の子ですね」と考えながら回答。「強い加藤紗里でいたいんで、Youtuberとしても仕事も子供のために頑張っていこうと思います」と話し、「加藤紗里ママになります」と宣言した。その後、インスタグラムでも妊娠を報告。「みんなーーーYouTubeアップしたけど妊娠が発覚しました!夢だったママになります!!厳しいお言葉あると思います。シングルマザーがどれほど大変か、、、未熟すぎる紗里です。でも子供のために今までやってこなかった自立。遅すぎるかもですがこれからは真面目に仕事と向き合っていこうと思っています」とつづった。
2020年01月19日東野圭吾の初期の傑作ミステリ「仮面山荘殺人事件」が成井豊の演出、平野綾、木戸邑弥、元乃木坂46の伊藤万理華、辰巳琢郎らをキャストに迎えて舞台化。9月28日に東京・サンシャイン劇場で開幕した。【チケット情報はこちら】成井にとっては「容疑者Xの献身」、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」に続き、3作目の東野作品の舞台化となる本作。舞台は製薬会社社長の森崎伸彦(辰巳)が所有する山荘。数か月前に事故で亡くなった娘・朋美(平野)を偲ぶため、朋美の婚約者だった高之(木戸)や従妹の雪絵(伊藤)、親友だった作家の桂子(星乃あんり)ら、朋美を知る8名が山荘に集まるが、そこに逃亡中の銀行強盗犯2人組が侵入する。やがて一人が死体で発見されるが、状況から見て犯人は強盗犯ではないことが判明し…。時折、高之と朋美の出会いや婚約に至る経緯、そして突然の悲報といった過去の回想が差し込まれる以外は、ほとんどの場面が山荘の広間で展開するため一見すると演劇向きにも思える。演出はシンプルで、前半はゆったりとしたテンポで進むが、殺人事件が起きてからは一気にギアチェンジ!山荘での殺人に加え、朋美の死の真相をめぐる謎とき、犯人の判明、そこからの驚きの行動、そしてまさかの大どんでん返しとジェットコースターのような驚くべきアップダウンが繰り広げられる。東野作品がこれほど絶大な人気を得ている要素のひとつが、ミステリ、推理小説としてのクオリティの高さ、謎解きの面白さだけにとどまらない、人間ドラマのパートがもたらす感動だが、本作でもそれはいかんなく発揮されている。本作でこの部分を大きく担っているのが、平野が演じるいまは亡きヒロイン・朋美の存在である。事故で夢を絶たれた絶望、高之との出会いをきっかけに明るさを取り戻していくさまが、決して多いとは言えない出演シーンの中で感情豊かに表現されているのに加え、そんな彼女を心から大切に思っている周囲の人々(とそう思わない人間)によって、彼女の人間性、そしてこの事件の真相が浮かび上がってくる。山荘での殺人事件は誰が何のために起こしたのか? 朋美の死は本当に事故なのか? それとも他殺なのか? 登場人物のひとりが途中でこう漏らす。「死体よりも生きている人間の方が怖い」――。登場人物たちの仮面が1枚ずつはがされ、その素顔が露わになっていくが、全てが明らかになったとき、観客は東野が紡ぎ出し、成井が組み立てたこの芝居の構造そのものにあっと驚かされる。「仮面山荘殺人事件」は、10月6日(日)までサンシャイン劇場、10月11日(金)から13日(日)まで大阪・サンケイホールブリーゼ、10月19日(土)に新潟市民芸術文化会館・劇場にて上演。取材・文:黒豆直樹
2019年09月30日そのトリックの斬新さと予想を裏切る展開で、東野圭吾作品“初期の名作”と名高い小説『仮面山荘殺人事件』。本作の初舞台化作品が本日9月28日、東京・サンシャイン劇場で幕を開ける。東野圭吾作品といえば、映画やドラマ、舞台化などのメディアミックス作品も数多いのは御存知の通り。しかしこの『仮面山荘殺人事件』は、これまで映像化も舞台化もされてこなかった。1990年刊行の作品ということもあり、ミステリ好きの間では知られているものの、一般の東野作品ファンでも「読んだことがなかった」という人が多いのではないだろうか?そんな今作の演出を手がけるのは、演劇集団キャラメルボックスの成井豊。東野作品では『容疑者Xの献身』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の舞台化を手がけ、高い評価を得ているだけに、今作にかける意気込みは大きい。そもそも、今回の舞台化は成井自身の「この作品を舞台化したい」という強い要望から実現したものなのだ。物語の舞台となるのは、製薬会社社長が所有する山荘。交通事故で亡くなった社長の娘を偲ぶため、娘の婚約者や従姉妹など、8人の男女が集まってくる。ところがその山荘へ逃亡中の銀行強盗が侵入、何度も脱出を試みる8人だが、そこで殺人事件が発生し……というストーリー。この緊張感溢れる密室劇を具現化するため、キャストも実力派が顔を揃えた。主演は声優としてのキャリアはもちろん、近年はミュージカル界で活躍がめざましい平野綾と、2.5次元作品から本格ミュージカルまで幅広い活躍を見せる木戸邑弥。山荘の所有者である製薬会社社長役に辰巳琢郎、従姉妹役には乃木坂46卒業後初の舞台出演となる伊藤万理華らが名前を連ねる。また、5月に活動休止を発表したキャラメルボックスから畑中智行、坂口理恵、筒井俊作、原田樹里らも出演。成井作品の世界観を体現する存在として、しっかりとしたチームワークを見せてくれることだろう。トリックに騙される快楽はもちろん、事件の根底にある人と人との「思い」が判明したときのカタルシス、これこそが東野作品の真骨頂。舞台ならではの熱量で、ぜひその感動を味わおう。舞台『仮面山荘殺人事件』は、10月6日(日)までサンシャイン劇場で公演の後、10月11日(金)から13日(日)までサンケイホールブリーゼ、10月19日(土)には新潟市民芸術文化会館 劇場に上演される。文:川口有紀
2019年09月28日異形の人物表現を特徴とする加藤泉の個展『加藤泉-LIKE A ROLLING SNOWBALL展』が、東京・品川にある原美術館と、群馬・渋川にある別館ハラ ミュージアム アークにて開催されている。加藤泉は、1969年に島根で生まれ、現在は東京と香港を拠点に活動するアーティストだ。武蔵野美術大学を卒業後、1990年代半ばから絵画作品を発表し、2000年以降は木彫も制作。2007年に行われたヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展への参加を機に国際的にも注目を集めている。加藤作品の主なモチーフは、奇妙な姿をした人物像。原始美術を思わせる力強さとミアステリアスさを併せ持ち、ひとり静かに佇んでいたり、集団で同じようなポーズをとっていたり。そんな異形の「人」たちの存在感が不思議な魅力を放つ。近年はソフトビニール、石、ファブリックなど、多様な素材を用いたダイナミックなインスタレーションを展開する一方で、新たに版画制作にも取り組むなど、意欲的な創作活動を行っている。原美術館での展覧会では、加藤の新しい試みの一つである、大型ファブリックを用いたインスタレーションがお目見えするほか、絵画や彫刻などの最新作約70点を展示。また、群馬・渋川にある別館のハラ ミュージアム アークでは、初期の絵画作品から近作まで、未発表作品も含む約145点を紹介する。どちらも会期は2020年1月13日(月・祝)まで。加藤泉の約25年におよぶ表現の全貌を展観することができる、またとない機会になっている。【関連リンク】原美術館ハラ ミュージアム アーク( )【画像】「無題」カンヴァスに油彩 103.5 x 73 cm 2019年 Photo: Kei Okano (c)2019 Izumi Kato (原美術館に展示)「無題」皮、布、パステル、アクリル絵具、刺繍、石、リトグラフ、チェーン サイズ可変 510 x 120 cm (布部分) 2018年 Photo: Yusuke Sato (c)2018 Izumi Kato (ハラ ミュージアム アークに展示)「無題」木、油彩、アクリル絵具、石 185 x 167 x 110 cm 2008年 原美術館蔵 Photo: Ikuhiro Watanabe (c)2008 Izumi Kato (ハラ ミュージアム アークに展示)「無題」木、アクリル絵具、木炭 205 x 56 x 52 cm 2004年 高橋龍太郎コレクション蔵 Photo: Tsuyoshi Saito (c)2004 Izumi Kato (ハラ ミュージアム アークに展示)
2019年08月11日所属する吉本興業上層部に退陣を求め、自らの退社を示唆していた極楽とんぼの加藤浩次(50)。そんな“加藤の乱”の行方が注目されていたが、吉本への残留を表明。騒動が収束した。そんな加藤に賛同の意志を表明していたロンドンブーツ1号2号の田村淳(45)が10日、文化放送「ロンドンブーツ1号2号田村淳のNewsCLUB」に生出演。その発言が注目された。淳は「めまぐるしいボクの中の2カ月ぐらいがようやく騒動が終わりに近づいてきてますけど」とコメント。加藤の騒動が勃発後、同番組から支払われるギャラについて会社との取り分の割合を公表すると宣言していた。しかし、この日の番組内では「秘密保持みたいなのが条文に組み込まれちゃうんですよね。だから口外できないんですよ」と事情を説明。「意味深な帽子をかぶりますからそれで察してほしいんです」と急にトーンダウンしてしまった。「加藤の騒動が収束したのに、ここであおったら吉本の上層部からいたずらに睨まれるだけ。淳さんの判断は賢明だったといえそうです。ほかの加藤派芸人も含め、加藤から余計なことをしないようクギを刺されているのかもしれません」(テレビ局関係者)ほかには加藤と同じ北海道出身の平成ノブシコブシ・吉村崇(39)、タカアンドトシのタカ(43)らが賛同する意志を表明していた。
2019年08月10日70年ものキャリアを誇る俳優・加藤茂雄さん(94)。しかし、その名を聞いても、多くの読者はピンとこないことだろう。それもそのはずで、加藤さんは決してスターではない。いわゆる「大部屋俳優」の1人だ。戦後、日本映画が隆盛を極めた時代。加藤さんは東宝の専属として数多の名作に出演してきた。専属を解かれて以降は、テレビドラマにも活躍の場を広げた。これまでに演じた役は、優に千を超す。とはいえ、そのほとんどはセリフが一言でもあれば御の字という端役。エンドロールに名前が載らないなんてことも、少なくなかった。そんな加藤さんが、93歳にして映画の初主演を果たした。ギネスブックには未申請ながら、世界最高齢の初主演俳優と、各方面から注目を集めている。その映画というのが、8月2日まで東京・新宿ケイズシネマで上演中の『浜の記憶』。妻に先立たれた老漁師と、写真家志望の若い女性が、70歳という年の差を超えて心を通わせていくストーリーだ。加藤さんは1925(大正14)年、とび職の父と、豆店を営む母のもと、鎌倉に生まれた。’46年、作曲家のいずみたくや、映画監督・鈴木清順らを輩出した私立学校「鎌倉アカデミア」が開校。加藤さんは鎌倉アカデミア演劇科の1期生になった。2年生で、舞台に立つ機会が巡ってくる、演劇科の学生たちによる、日劇小劇場での公演『春の目ざめ』に校長役で出演を果たしたのだ。以降、加藤さんは演劇の魅力にとりつかれていった。「天下の日劇で初舞台だよ。しかも、お客さんもぎっちり入ってた。その満杯のお客さんの前でセリフをしゃべり、万雷の拍手をもらって。気持ちよかったねえ。人に感動を与える演劇って、素晴らしいなと思った」’49年、鎌倉アカデミアを卒業。加藤さんは一時、地元で漁師をしていたが、映画の助監督の職に就いていた同期生の勧めで’50年、東宝と準専属契約(’54年から専属契約)を結ぶ。こうして加藤さんの、長く続く俳優人生が幕を開けた。「同じ大部屋俳優でも、背が高くて二枚目なやつは主役を食いかねないから、使いにくい。その点、僕は小柄で、顔もこんなもんだからね。それで、つぶしが利いたんだな。いろんな監督さんから、たくさんお声がかかったよ」『宮本武蔵』(’54年)では稲垣浩監督と、『ゴジラ』(’54年)では本多猪四郎監督と、『独立愚連隊』(’59年)では岡本喜八監督と、きら星のごとき名監督たちのもとで芝居を続けた。なかでも、加藤さんが「この人は別格」と話すのが、あの黒澤明監督だ。「僕は最初、黒澤監督の『生きる』でセリフをもらったんだ。市役所の下っ端職員の役だった」出演者全員で台本を読み合わせる「本読み」。初のセリフがある役に、加藤さんは少々気負っていた。「ほんの短いセリフのチョイ役だというのに、挙手して演技プランをぶち上げてね。黒澤監督や主演の志村喬さんも笑ってたと思うな。あれは、いま思い出しても恥ずかしくて汗が出てくるよ(苦笑)」青くさい大部屋俳優を、巨匠は気に入ったのかもしれない。’52年の『生きる』以降、立て続けに加藤さんを自作の現場に呼んだ。「’54年の『七人の侍』では農民役で、有名な雨の中の死闘の場面に使ってもらった。でも翌年の『生きものの記録』では大失敗しちゃって。俺の俳優人生もここまでか、という思いが頭をよぎったよ」主役の三船敏郎にバイクで速達を届ける郵便配達員という役どころ。ところが、加藤さんは無免許、バイクの運転も初めてだった。むかえた本番直前のテスト。緊張のあまり加藤さんは、停車するべき場所を誤ってアクセルを強くひねってしまう。無人のバイクが、うなりを上げて飛んでいった。青ざめた三船の顔が目に飛び込んできた。「焦ったよ。並みの監督なら、そんなヘマした大部屋俳優なんて二度と使いたがらない。『はい、ご苦労さん』の一言でお払い箱にされても仕方ない。でも黒澤さんは違った。僕に駆け寄ってきて『大丈夫か?どうしたんだ?』と。事情を話すと、納得した様子で『よし、じゃ本番いこう!』って」お払い箱どころか、黒澤監督は以降の作品でも、加藤さんを起用し続ける。’60年代後半。各家庭にテレビが普及し始めると、日本の映画産業は急速に縮小。各映画会社は専属契約で加藤さんのような俳優を抱えておくことができなくなる。「当時はボウリングがどんどん盛んになってきたころで。東宝もボウリング場やテニスコートを運営する子会社を持っていた。そこで、会社は僕ら大部屋俳優に『役者やめてボウリング場で働けば、給料もボーナスも出す』と、子会社への異動を迫ってきたんだ」それは俳優引退を意味していた。映画が好きで、演技力にたけた仲間が1人、また1人と引退していった。ゴジラのスーツアクターで名をはせた中島春雄さんも、ボウリング場に移った1人だ。「いちばん多いときで150人、最後のころも70人はいた東宝の大部屋俳優は、みんな会社の方針に従って辞めちゃった。でも、僕は役者って仕事がますます好きになって、たった一言、セリフ言うだけでも楽しくて。時代の流れだからって、好きな仕事を手放すなんて、できなかったよ。僕ひとりだけプロダクションに移って、俳優を続けていく道を選んだんだ」専属契約が解かれ、加藤さんはテレビドラマにも出演した。46歳の挑戦だった。「結婚が39歳と遅く、まだ子どもが小さかったから、仕事を選んでる余裕もなかった。だから、子ども向け番組だろうが、なんだろうが、最初の1年はちょい役ばかり100本ぐらいテレビに出たよ。でも、当時はテレビのギャラは安くて。100本出ても、年収は100万円に届かなかった」食べていくため、加藤さんは撮影がない日は漁に出た。船に乗り、地引網も引いた。さらに、タイル張りや警備員などのアルバイトも。ときおり大部屋時代の仲間に会うと、皆が同じことを聞いてきた。「加藤、役者で食えるか?」俳優を辞めた彼らは、加藤さんの何倍もの安定した収入があった。それでも皆、芝居への未練があったのだろうと思う。そして、加藤さんは決まって、笑顔を浮かべてこう答えた。「食えるとか、食えないの問題じゃない。それに、やってるうち、どうにかなるよ」実際、テレビのギャラも少しずつ上向き始めた。『太陽にほえろ!』『赤い衝撃』など、誰もが知るドラマにも顔を出すようになった。一方、勝手知ったる映画の仕事も途切れることなく続いた。そして、あの巨匠も大部屋時代と変わらず彼を自作に呼び続けていた。とくに思い出深いのは、黒澤監督が最晩年に撮った2つの作品だ。加藤さんは遠くを見つめながら、こうつぶやいた。「黒澤さん、とてもいい場面を用意して、使ってくれたんだよね」’91年の『八月の狂詩曲』で加藤さんが絡んだのは、ハリウッド・スターのリチャード・ギアだ。「僕が般若心経を上げていると、リチャード・ギアとパッと目が合うんだ。それで、僕は一瞬お経を止めて、2人は互いに挨拶を交わす、そういうカットだった」同じ『八月の狂詩曲』でのこと。出番を待っていた加藤さんに若い助監督がまったく別のシーンで声をかけた。「加藤さん、ここで背を向けてカメラ前に座っててください」。セリフがないどころか、顔も映らない。すると、それを聞きつけた黒澤監督が声を荒らげた。「おい、うちの人をそんなところで使っちゃダメだよ!」加藤さんのことを「エキストラの1人」ぐらいの認識でしかなかった若い助監督は、まさかの叱責に、目を丸くするばかりだ。それまで飄々と俳優人生を振り返っていた加藤さんの目に、光るものが浮かんで見える。「うれしかった。黒澤さんは『うちの人』と、身内のように僕のことを呼んでくれたんだよ。ちょい役ばっかりだった僕を、この人はそんなふうに見てくれていたのかと思うと、本当にうれしかった」遺作となった『まあだだよ』(’93年)にも、黒澤監督は「うちの人」をためらうことなく使った。「主役の松村達雄さんの回想シーン。夜の駅で僕は駅長役だった。スタジオの隅で撮影開始を待っていると、黒澤さんが僕のところまで来て。『私ももう84歳になるが、もう1本ぐらい撮れそうなんだ』と、話しかけてくれた。スタジオのスタッフは皆、びっくりさ。まさか、あの黒澤監督が自ら歩み寄って、大部屋俳優に身の上話をするなんて、と。若いスタッフがすっ飛んできて、立って待っていた僕に椅子をすすめてくれたよ(笑)」しみじみと思う。あの日、安定した生活を求めて俳優を辞めずによかったと。一方で、加藤さんにはこんな矜持もある。「まあ『生きる』のころから生き残ったのは僕だけだから。いちばんの底辺だけど、僕はずーっと生き残ってきたんだ」
2019年08月05日日本テレビ系情報番組「スッキリ」の視聴率が急上昇している。きっかけは、MCをつとめる極楽とんぼ・加藤浩次(50)の発言だ。かねてより加藤は複数の芸人の闇営業問題で揺れる所属先の吉本興業を真っ向から批判。そして22日の放送では現体制を批判したうえで、「これからもそれが続くと思ったら、僕はこの会社にいれない。僕は辞めます。この体制が今の社長、会長の体制が続くんだったら、僕は吉本興業を辞める!」と退社の覚悟を口にした。さらに23日の放送では夕方から大崎洋会長(65)と話し合うことを明かし、「僕は会社を辞めると昨日言ったんで、その旨を伝えようと思ってます。そこで僕が芸能界でどうなるのかは、それからかなと思っています」と改めて退社の覚悟を表明した。前週19日の放送は1部(午前8時から同9時半)が6.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、2部(同9時半から同10時25分)が5.3%と低調な数字だった。ところが22日の放送は1部が10.4%、2部が7.5%で大幅にアップ。23日は第1部が12.0%、第2部が7.5%となっている。「“加藤の乱”とも言える新たな騒動ですが、当事者が出演している『スッキリ』の注目度は他局と段違いです。このところ同じ時間帯では『とくダネ!』と2位争いを繰り広げていますが、視聴率アップのためにリニューアルの話も浮上していたそうです。しかし今回の視聴率急増により、現体制での存続は濃厚になったといえるでしょう。とはいえそれも、加藤さんが吉本を辞めてもMCのままでいられればの話ですが…」(日テレ関係者)
2019年07月24日東野圭吾の小説『仮面山荘殺人事件』がこの秋、初めて舞台化される。とある山荘を舞台に繰り広げられる密室劇。1990年に発表され、その予想を裏切る展開から“初期の名作”と名高い作品だ。【チケット情報はこちら】平野綾、木戸邑弥、辰巳琢郎と注目のキャストが揃う中、脚本・演出を担当するのはこれまでも『容疑者Xの献身』『ナミヤ雑貨店の奇蹟』と東野作品の舞台化を手がけてきたキャラメルボックスの成井豊。ほとんどの東野作品を読んではいたものの、今作は「タイトルが恐そうだったから」という理由でつい後回しにしていたのだとか。そして初めて読んだのが2年ほど前。「もう、大感動して。“これを舞台でやりたい!”と思ってしまったんですよ。山荘に閉じ込められた人々の間で起こる殺人事件なので、舞台にもしやすい。これは面白いのではないか、と。ただ問題は、私の場合はそういう“舞台にしやすい”ものをむしろやらない人間だということ(笑)」この作品を自ら舞台化しても、自分らしさは出ない。それでもやりたい!と思ったのは、この作品の中からとある“思い”を感じたから。「これはネタバレになっちゃうんで詳しくは言えないんですけど、最後真相がわかった時のヒロインの思い、ですよね。そもそもトリックの凄さだけでは終わらない、人間ドラマの深さが東野作品の魅力。今作もそこに感動したんです」山荘に集まる人物のひとり、雪絵を演じるのは元乃木坂46の伊藤万理華。グループ卒業後、初の舞台出演となる。「ソロになってからも舞台はやりたいし、いつかやるんだろうなというのはずっと思ってました。でも乃木坂時代に出ていた舞台は、周りに頼れる人……メンバーという仲間がいた中でやってきたもの。今度はひとりで戦うというのが、今すごく恐怖で。でもこの作品に呼ばれたということは、何か意味があるんだろうなと思ってるんです」そんな不安をポツリと吐露した伊藤に、成井が優しく語りかける。「大丈夫、“ひとりで戦わなくちゃ”って思うのは初日だけ。稽古場に行ったら色んな人が寄ってきて仲良くなれるし、そもそも今回は出演者みんなが舞台上にいる時間が多いから、ひとりで戦ってる場合じゃない(笑)。チームとして強くならないと、演劇は面白くないから!」。その言葉を聞いて、ホッとしたように笑う伊藤。「舞台の稽古をしている間は、いつもの自分よりテンションもモチベーションも一段上がっている気がする。その状態が好き」と舞台愛を語る伊藤に、成井も笑顔を見せる。出演者たちがチーム一丸となり、客席が“騙される”快楽。ぜひ劇場で体感して欲しい。舞台『仮面山荘殺人事件』は9月28日(土)から10月6日(日)まで東京・サンシャイン劇場、10月11日(金)から13日(日)まで大阪・サンケイホールブリーゼ、10月19日(土)に新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)で上演。
2019年07月11日映画『パラレルワールド・ラブストーリー』が今週末に公開されるのを記念して、5月27日(月)深夜の日本テレビ「映画天国」枠では、同じ東野圭吾原作の小説を映画化した『手紙』をオンエアする。本作の同名原作は毎日新聞で連載され単行本化、その後劇場映画版である本作のほか、舞台化やTVドラマ化もされており、犯罪加害者の家族の苦悩を描いた作品。2006年に公開された本作は、主演にドラマ「WATER BOYS」でブレイク、本作の前年に公開された『電車男』も大きな話題を呼び、最近では「dele」や『50回目のファーストキス』などに主演したほか、プロデューサー業や音楽活動も活動的に行なっている山田孝之。共演には、山田さん演じる直貴の兄・剛志役で『逆境ナイン』『NANA』などで当時注目され、その後も『亜人』や大河ドラマ「西郷どん」で活躍する玉山鉄二。「1リットルの涙」「タイヨウのうた」『パッチギ!』などの作品が高い評価を受け、先日放送された「白い巨塔」などでは円熟味を増した演技で見るものを魅了する沢尻エリカ。そのほか、公開当時は大河ドラマ「新選組!」や『着信アリ』などで若手女優として活躍。その後も『ゲゲゲの女房』『永遠の0』などで女優として活躍し続ける吹石一恵らを迎える。物語は川崎のリサイクル工場で働く青年、武島直貴(山田さん)は、兄・剛志(玉山さん)が、弟を大学に行かせるための学費欲しさに盗みに入った邸宅で、誤って人を殺してしまったという経験から、数度にわたる引越や転職、お笑い芸人になる夢やはじめて愛した女性との痛切な別離などを経験。自暴自棄になっていたとき、そんな直貴を由美子(沢尻エリカ)が救うのだが、彼女とのささやかな幸せが再び脅かされるようになっていた。そして、彼は決意する。―塀の中から届き続ける、兄からの忌まわしい「手紙」という鎖を断ち切ってしまおうと…という物語。本作と同じく東野さんの原作を映像化した『パラレルワールド・ラブストーリー』は5月31日(金)全国公開。主人公の崇史は愛する恋人の麻由子と幸せな生活を送っていたが、ある日、目を覚ました世界では麻由子は親友・智彦の恋人として存在。目を覚ますたびに入れ替わる世界を体験するという、パラレルワールド=2つの異なる世界に迷い込んでしまった男が真実を追い求める謎解きミステリーになっており、「Kis-My-Ft2」玉森裕太が主演、吉岡里帆、染谷将太らも出演する。映画天国『手紙』は5月27日(月)25時59分~日本テレビでオンエア。(笠緒)■関連作品:手紙 (2006) 2006年11月3日より渋谷東急ほか全国松竹・東急系にて公開©2006『手紙』製作委員会
2019年05月27日歌手のファンキー加藤(40)が5月13日放送の日本テレビ系トークバラエティー番組「しゃべくり007」に出演した。加藤といえば、16年6月に「アンタッチャブル」柴田英嗣(43)の元妻とのW不倫騒動が報じられ謝罪。その後、柴田の元妻が加藤との間に子ども出産した。「当時、加藤の初主演映画『サブイボマスク』が公開。騒動は宣伝になるどころか逆効果で、上映館では閑古鳥が鳴き主題歌も売れませんでいた。それでも加藤さんは、地道に音楽活動を続けていました」(レコード会社関係者)同番組ではさっそく不倫騒動を蒸し返されたが、加藤は騒動後に「ラブソングは一切なくなりました」とポツリ。「何度か挑戦したんですけど……『どの口が言ってんだよ!』って」と理由を明かした。さらに騒動中は愛車のベンツを売ったり、10キロほど痩せたことも告白。13年に解散したFUNKY MONKEY BABYSのメンバーたちからは激励を受けたという。「加藤は今年ソロデビュー5周年。今月3日に都内5周年記念ライブを行いましたが、それほど大きな会場ではありませんでした。かつてファンモン時代には09年から4年連続で紅白の大舞台に立っていただけに、番組内では『大きなステージに戻りたい』との本音もポロリ。露出を増やすため、不倫騒動ネタも解禁する覚悟を固めたのでしょうが……」(芸能記者)だがすでに騒動から3年が経過したものの、加藤の発言を受けてネット上では《成長していない》、《自業自得》などの声が浴びせられていた。さらなる大舞台に立つには、まだまだ乗り越えなくてはならないハードルがありそうだ。
2019年05月14日2019年5月31日(金)全国ロードショーとなる、映画『パラレルワールド・ラブストーリー』をご紹介。“世界”が変わりまくる、驚愕の108分、2つの世界に迷い込む、東野圭吾さん原作の頭フル回転ミステリーを、ぜひチェックしてみてくださいね。東野圭吾原作『パラレルワールド・ラブストーリー』を映像化!累計発行部数140万を超える大ヒットベストセラー小説『パラレルワールド・ラブストーリー』。映像化不可能と言われてきた、東野圭吾さんの傑作ミステリーが、この春ついに待望の映画化!2019年5月31日(金)に全国映画館にて公開されます。豪華メインキャストに注目主人公・崇史を演じるのは、Kis-My-Ft2の玉森裕太さん。そして、物語の鍵となる謎のヒロイン・麻由子を吉岡里帆さんが、崇史の親友・智彦を、実力派俳優の染谷将太さんが演じます。映像化困難といわれた原作に森義隆監督が挑戦!『ひゃくはち』や『宇宙兄弟』、『聖の青春』を手がけ、発表ごとに評価を高める森義隆さんが監督を務めます。原作の出版から20年。常に誰かが映像化したいと思いながらも実現しなかった困難な作品に「この小説は絶対におもしろい映画になる」という確信のもとに挑戦。“見終わったあとに誰かと語り合いたくなり、もう一回見たくなるような作品”を目指したという通り、誰もが楽しめるエンターテインメント作品に仕上がっています。主題歌は宇多田ヒカル「嫉妬されるべき人生」愛の真実が明かされるエンディングを飾る主題歌は、宇多田ヒカルさんが2018年にリリースしたアルバム「初恋」に収録された楽曲「嫉妬されるべき人生」に決定。曲を聞いた森義隆監督が「サウンドの切れ味や得難く奥深い歌詞の世界観が、自分がラストシーンに込めた思いと驚くほど共鳴し鳥肌がたった。“これだ!これしかない!”」と熱望してオファー。奇跡のコラボが実現しました。映画『パラレルワールド・ラブストーリー』あらすじ“ある日突然、崇史(玉森裕太)が迷い込んでしまった2つの世界。1つの世界は、愛する麻由子(吉岡里帆)と自分が恋人同士。しかし、もう1つの世界では麻由子が親友の智彦(染谷将太)の恋人に・・・。混乱する崇史の前に現れる、2つの世界をつなぐ【謎】の暗号。目が覚めるたびに変わる世界で、真実にたどり着けるのか?”出典:映画『パラレルワールド・ラブストーリー』の一部シーンキャラクター&出演者をご紹介敦賀 崇史本作の主人公。大学院を首席で卒業するほど頭が良くスポーツ万能。学年一の人気者だった中学時代に、智彦と知り合い親友となる。大学院を卒業後、最先端研究を行うバイテック社に入社。付属研究所(カレッジ)にて智彦と研究に取り組む。学生時代、電車越しに出会った麻由子に密かに思いを寄せていたが…。■演:玉森裕太2011年、Kis-My-Ft2としてCDデビュー。歌・ドラマ・映画・バラエティ・舞台などで幅広く活躍している。主な出演映画に『ごくせん THE MOVIE』、『劇場版 私立バカレア高校』、映画初主演作『レインツリーの国』などがある。津野 麻由子1つの世界では崇史の恋人として、もう1つの世界では智彦の恋人として存在するミステリアスな女性。崇史と智彦の後輩としてカレッジに入り、智彦と同じ班に所属している。■演:吉岡里帆2013年より女優活動をスタート。2015年~2016年に放送されたNHK連続テレビ小説『あさが来た』で一躍人気女優となった。ドラマ・映画・CMのほか、ラジオ番組のナビゲーターなど、多方面に活躍中。主な出演映画『幕が上がる』、『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』など。三輪 智彦崇史の中学時代からの親友。足が悪く、子供の頃は友人がいなかった。麻由子は初めてできた恋人。カレッジでは崇史とともに二大天才と呼ばれている。■演:染谷将太子役として活動を始め、2009年『パンドラの匣』で長編映画初主演を務める。『ヒミズ』で第68回ヴェネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞。『永遠の0』、『寄生獣』、『3月のライオン』など多数映画に出演する実力派俳優。小山内 護カレッジでの崇史の教官。■演:筒井道隆1990年『バタアシの金魚』で俳優デビューし、第14回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。主な映画出演作に『魔女の宅急便』や『ママレード・ボーイ』、『洗骨』などがある。桐山 景子カレッジで崇史と同じ班に所属している先輩研究員。■演:美村里江2003年、ヒロイン公募オーディションにて1万人以上の応募者の中から選ばれ、同年『ビギナー』で女優デビュー。2005年『着信アリ2』で映画初主演を果たす。主な出演作品は、映画『後妻業の女』やNHK大河ドラマ『西郷どん』など。2018年、芸名をミムラから改名している。篠崎 伍郎カレッジで智彦と同じ班に所属しており、智彦に心酔している。■演:清水尋也2014年、映画『渇き。』に出演に注目を集める。主な出演映画は『ソロモンの偽証 前編・事件/後編・裁判』や『ちはやふる(上の区・下の句・結び)』、『3D彼女 リアルガール』など。柳瀬 礼央カレッジで崇史と同じ班に所属。篠崎と仲が良い。■演:水間ロン中国出身の大阪育ち。主な出演映画作品に、ショートフィルム『恋恋九州』、『ビジランテ』、『美しい星』などがある。テレビドラマでは『孤独のグルメ Season5 台湾編』や『闇金ウシジマくん Season3』に出演。岡田 夏江崇史の遊び仲間。智彦が崇史に麻由子を紹介する際に同席している。■演:石田ニコル2010年「神コレモデルオーディション2010」でグランプリを受賞、モデルデビューを果たす。女優として『パラダイス・キス』や、映画『シャンティ デイズ 365、幸せな呼吸』、『CUTIE HONEY-TEARS-』などの映画に出演。須藤 隆明カレッジでの智彦の教官。■演:田口トモロヲ1989年、主演を務めた映画『鉄男』で注目を浴びる。近年の出演映画は『PとJK』や『孤狼の血』、『終わった人』など多数。映画監督も務めており、2009年『色即ぜねれいしょん』で新藤兼人賞銀賞を受賞している。原作者:東野圭吾さんのコメント“本作について、「アイデアが生まれたのは20代。小説にしたのは30代。そして今ではもう書けない」とコメントした時、私は40代だったと思います。それからさらに十数年が経ち、もはや別人の作品のようです。ぶっ飛んだアイデアで、よく書いたものだと感心しますが、映像化となればさらにハードルが上がるはずで、一体どんなものができるのだろうと楽しみにしておりました。完成した映画を観てうなりました。複雑な構造を持ったストーリーから逃げることなく、見事に真っ向勝負した作品でした。監督をはじめとするスタッフの皆さんたちの度胸と自信が伝わってきました。主要人物たちの内面がいずれも極めて複雑にもかかわらず、時に繊細に、時に堂々と演じておられる若い役者さんたちの演技力にも圧倒されました。きっと多くの人が、この映画に翻弄されることでしょう。”出典:映画『パラレルワールド・ラブストーリー』詳細公開日2019年5月31日(金)全国ロードショー原作東野圭吾「パラレルワールド・ラブストーリー」(講談社文庫)出演者玉森裕太/吉岡里帆/染谷将太/筒井道隆/美村里江/清水尋也/水間ロン/石田ニコル/田口トモロヲスタッフ監督:森義隆脚本:一雫ライオン音楽:安川午朗主題歌「嫉妬されるべき人生」宇多田ヒカル(Epic Records Japan)配給松竹©2019「パラレルワールド・ラブストーリー」製作委員会©東野圭吾/講談社
2019年05月10日加藤ミリヤ(30)が4月4日、自身の公式サイトで一般男性との結婚を発表。さらに現在妊娠中であり、今夏に出産するとも明かした。「この度私、加藤ミリヤは一般の方と結婚しましたことをご報告させていただきます。また、新しい命を授かり夏には母になります」と報告した加藤。「音楽の世界でも家庭でも愛に溢れた人生を築けるよう一生懸命頑張りますので、これからも温かく見守っていただければ幸いです」と呼びかけた。04年に16歳でデビューした加藤は、等身大の歌詞で“女子高生のカリスマ”として注目されてきた。以降は音楽活動のみならず、ファッションデザイナーや小説家としても活躍。同年代の女性たちから熱烈な支持を集めている。Twitterでは《ちっちゃい頃からミリヤが大好きで今もずっと夜聞いてる ミリヤ結婚&妊娠おめでとぅ》《大好きなミリヤちゃん おめでとうっ》と祝福する声が。また同じく平成を代表する歌姫である西野カナ(30)が3月に結婚を発表していたこともあり、《西野カナに続いて加藤ミリヤも結婚となー!同い年だからおめでたい話がめちゃめちゃ嬉しい!!!》《平成後期の歌姫、西野カナも加藤ミリヤも平成最後に結婚できたのすごいいい話》といった声も上がっている。もともとは「結婚しないとダメ」という風潮に納得できず、あえて結婚に対しては消極的なスタンスだったという加藤。そんな彼女を変えたのは、他ならぬ実母だった。「加藤さんは3歳のときにお父さんを亡くしています。以来、お母さんはシングルマザーとして彼女と弟を育ててきました。だから加藤さんはお母さんを尊敬していて、上京の際にかけてくれた『愛されたいなら、あなたが先に愛しなさい』という言葉を大事にしていました。そして30歳という節目の年が近づいてきた際、『私の両親は、どんな結婚式をしたんだろう?』と考えるようになったといいます。昨年のツアーではご両親の結婚式をテーマとしたパフォーマンスも披露。そのころから結婚について考えるようにもなったようで、『お母さんみたいなママになりたい』とも言っていました」(音楽関係者)加藤のつかんだ幸せを、母もさぞ喜んでいるだろう――。
2019年04月05日圧倒的知名度と人気を誇る、日本を代表するベストセラー作家・東野圭吾。その代名詞といえば、ヒューマンドラマやラブストーリーが鮮やかなまでに盛り込まれたミステリー。作中に仕込まれた巧妙なトリックはもちろん、情景描写や登場人物の心情描写にも定評があるため、ミステリーでありながら人間ドラマとしても楽しむことができることで幅広い年代から支持を得ている。映像化された作品は数知れず。そのエンターテインメント性から幅広い層に受け入れられ、多くの大ヒットを飛ばしてきた。そこで今回は、劇場で観れる作品から過去の作品まで、東野圭吾原作のミステリー映画からオススメをピックアップ。『パラレルワールド・ラブストーリー』この愛の謎が解けるか…?(5月31日全国公開)東野氏自身が「ぶっ飛んだアイデアで、よく書いたものだと感心します」と語り、映像化は不可能といわれていた同名原作が20年の時を経て実写映画化。主人公・敦賀崇史を演じるのは「Kis-My-Ft2」のメンバーとして活躍する玉森裕太。本作では爽やかなルックスを生かしつつ、その内面に秘められた感情を滲ませるような演技を披露している。崇史は恋人である麻由子(吉岡里帆)と幸せな同棲生活を送っているが、目を覚ますと麻由子は親友の智彦(染谷将太)の恋人である、もう1つの世界に迷い込んでしまう。目を覚ますたびに変わる世界に混乱する崇史は“謎”を解き、真実にたどり着けるのか?本作のポイントはなんといっても「目を覚ますと別のパラレルワールドにいる」という不思議な感覚を、主人公の崇史と同じように体験できることだ。2つの世界をつなぐ“謎”の暗号、ひとつひとつのシーンがパズルのピースのようになっている構成に登場人物の感情が絡んでいくことによって、さらなるスリルを生み出す。頭をフル回転にして、本作の謎に挑んで欲しい。『マスカレード・ホテル』木村拓哉×長澤まさみのバディムービーとしての魅力も(公開中)2019年最初の東野圭吾実写化作品は、大人気「マスカレード」シリーズの第1作目を映画化した『マスカレード・ホテル』。誰もが“お客”という仮面をかぶってやってくる、ホテルという非日常空間を舞台に、連続殺人事件を解明するため潜入捜査をする刑事・新田浩介を木村拓哉、一流ホテルマンである山岸尚美を長澤まさみが演じる。刑事として次々にやってくる宿泊客を疑う新田と、ホテルマンとしてお客様を最後まで信じる山岸。立場も性格も正反対の2人が難事件に挑む本作はミステリーとしてだけでなく、バディムービーとしても多くの観客を熱狂させた。宿泊客としてやってくる豪華すぎるキャストたちにも注目!『ラプラスの魔女』新境地の小説を三池崇史監督×旬なキャストで映画化(2018)「これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった」と東野氏が野心的に語る同名原作を三池崇史監督がメガホンを取り、櫻井翔、広瀬すず、福士蒼汰をキャストに迎えて映画化。“ラプラスの魔女”とはかつてフランスの天才数学者ピエール=シモン・ラプラスが提唱した、全てを知り、未来を予見する者の存在のこと。全く離れた場所で硫化水素中毒死の死亡事件が連続して発生、さらに死亡した2人は知り合いであること、しかも同じ自然現象の下で事件が起きたことがわかり、警察は地球化学の研究者である大学教授の青江修介(櫻井翔)に協力を依頼する。もしこれが事件であるなら、“ラプラスの魔女”にしかなし得ない犯行だと行き詰まる青江の前に、謎の女・羽原円華(広瀬すず)が現れるーー。『祈りの幕が下りる時』“泣けるミステリー”「新参者」シリーズ完結!(2018)東野作品の中でも屈指の人気を誇る主人公・加賀恭一郎を阿部寛が2010年の連続ドラマから演じてきた、「新参者」シリーズ完結編。謎に包まれた殺人事件の捜査線上にある女性演出家(松嶋菜々子)が浮上したことで、加賀の母が失踪した理由や父との不和、加賀自身の過去が明かされる。事件に隠されたトリックを謎解いていく過程が楽しめるのはもちろん、東野作品の中でも、犯罪に隠された人々の想いを描写することで“泣けるミステリー”として評判のシリーズなので、これまで「新参者」に触れたことがない人でも楽しめる作品となっている。『真夏の方程式』(2013)誰もが知る天才物理学者・湯川学が活躍する劇場版第2作目福山雅治が頭脳明晰、スポーツ万能、容姿端麗の天才物理学でありながら、理屈屋で「変人ガリレオ」とあだ名される湯川学を演じ、大ヒットしたドラマ「ガリレオ」シリーズの劇場版第2作目。主人公の湯川は「マスカレード」シリーズの新田、「新参者」(加賀恭一郎)シリーズの加賀と並ぶ東野作品の人気主人公であり、クセ者だ。しかし、本作では子どもは大の苦手としている湯川が10歳の少年・恭平(山崎光)と海辺の町で夏を過ごすことになり、彼のために事件を解決していく、というかつてない姿と切なすぎる結末が話題に。1作でさまざまな感情が入り乱れる傑作ミステリー。ぜひスクリーンでも楽しんでみて。『パラレルワールド・ラブストーリー』は5月31日(金)は全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マスカレード・ホテル 2019年1月18日より全国東宝系にて公開Ⓒ 2019 映画「マスカレード・ホテル」製作委員会 Ⓒ 東野圭吾/集英社パラレルワールド・ラブストーリー 2019年5月31日より全国にて公開©2019「パラレルワールド・ラブストーリー」製作委員会©東野圭吾/講談社
2019年03月31日加藤和樹と凰稀かなめがW主演を務める『暗くなるまで待って』が現在上演中。その開幕に先駆けゲネプロと囲み取材が行われ、出演者の加藤、凰稀、高橋光臣、猪塚健太、松田悟志と、演出の深作健太が登壇した。【チケット情報はこちら】日本では約10年ぶりの上演となる本作は、1966年にフレデリック・ノットが書き下ろし、ブロードウェイで初演されたサスペンス。舞台となるのは、盲目の若妻・スージー(凰稀)と夫・サム(松田)が暮らすロンドンのアパートの一室だ。サムは空港で預けられたという、実は麻薬入りの人形を持ち帰る。その人形の行方を探すロート(加藤)に命じられたマイク(高橋)とクローカー(猪塚)は、スージーを騙し人形のありかを聞き出そうとするが、彼らの言動に不審を抱いたスージーは少女グローリア(黒澤美澪奈)の協力を得て、男たちに立ち向かう――。囲み取材で加藤は「果たしてこの舞台がどう見えるのか。プレッシャーもあって、いい緊張感です。タイトルになっている暗闇のシーンはもちろん、それぞれの人間性、生きてきた過程のようなものも見どころになっています」、凰稀は「人と人との関わりあいも見どころです。序盤でサムがスージーに“そういうときは「いい子ね、ありがとう」って言うんだ”と話すのですが、その言葉から伝染していくものがある。その流れも見ていただけると面白いと思います」とコメント。深作は「この作品は一昨年亡くなられた演出家の青井陽治先生や、美術の朝倉摂さんをはじめとする多くの先輩たちがつくってきた作品で。それを今自分がこうして演出させていただくことは喜びと同時にプレッシャーを感じています。ですが信頼すべきは素晴らしい役者さん達。みなさんで一緒につくってきました」と振り返った。約2時間5分、ノンストップで繰り広げられる心理戦そして頭脳戦。深作が「ラスト20分の暗闇でのクライマックスは素敵な仕上がりになろうとしています」と話したように、最後の攻防戦は本作の大きな見どころ。しかしそこに辿り着くまでの、彼女の盲目を利用したたくらみをスージーが次々と見破る爽快感や、追い詰められ理性を失っていくロートの姿、スージーとの関わりから生まれるマイクの揺れ、スージーとグローリアの想いの変化なども丁寧に描かれている。ぜひこの生々しいサスペンスを劇場で体感してほしい。公演は2月3日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて上演後、2月8日(金)から10日(日)まで兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール、2月16日(土)17日(日)に愛知・愛知県産業労働センター ウインクあいち、2月23日(土)に福岡・福岡市民会館 大ホールを巡演。取材・文・撮影:中川實穗
2019年01月28日歌手の加藤ミリヤが22日、都内で行われた「WEIBO Account Festival in Japan 2018」に登場した。日本初開催となる同アワードは、中国最大のソーシャルメディアである微博(WEIBO/ウェイボー)で活躍し、中国で大きな影響力を持つ著名人や企業などを表彰するもの。WEIBOでのフォロワー数や投稿、フォロワーからの反応などから評価する。「ファッションアーティスト賞」を受賞した加藤ミリヤは、胸の谷間がセクシーなオーバーオール姿でランウェイに登場。同賞にふさわしく、ファッションでも存在感を放った。その後、ステージで表彰され、「これからも音楽とファッションでみなさんに楽しんでいただけるよう一生懸命頑張っていきます。私がデザインしているファッションブランドも、これから中国のみなさんにたくさん着ていただけるように頑張ります」とあいさつ。さらにライブも披露し、「Aitai」を思いを込めて歌い上げた。そのほか、「年間人気アイドル賞」を受賞した乃木坂46(秋元真夏・齋藤飛鳥・松村沙友理)や、「最も影響力あるアーティスト賞」の赤西仁、「年間人気アーティスト賞」の片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、「お笑い芸人才能賞」の渡辺直美、「アクティビティアーティスト賞」のGACKT、「ロック歌手賞」のMay’nらが登場した。
2018年12月22日数々の人気作で知られる作家・東野圭吾の同名原作を、「KAT-TUN」亀梨和也を主演に迎え、広瀬アリス、中村倫也、眞島秀和、小日向文世らの共演でおくるドラマスペシャル「東野圭吾 手紙」が12月19日(水)今夜、テレビ東京系でオンエアされる。映画化された『天空の蜂』や『『容疑者Xの献身』シリーズ、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』をはじめ、ドラマが大きな話題をよんだ「流星の絆」などで知られる東野さんが、2003年に発表した「手紙」は現在までに240万部を超えるベストセラーとなり、これまでに映画、舞台、ミュージカル化もされてきた。今回のスペシャルドラマ版では亀梨さんが主人公・武島直貴役を演じる。直貴は兄の犯罪によって「強盗殺人犯の弟」のレッテルを貼られ、人生を狂わされてしまう。そんな直貴の恋人・中条朝美を演じるのは連続テレビ小説「わろてんか」や『食べる女』などに出演。「探偵が早すぎる」でみせたコメディの才能も注目される広瀬アリス。朝美の従兄で許嫁・嘉島孝文役には朝ドラ「半分、青い。」で人気爆発、この秋は「ドロ刑 -警視庁捜査三課-」「今日から俺は!!」と2本のドラマに出演といま最も注目される俳優の中村倫也。直貴の職場の先輩・寺尾祐輔役には大河ドラマ「西郷どん」の高橋努。直貴の就職先「真芝電機」人事部の町谷健二役には話題作「おっさんずラブ」の眞島秀和。また朝美の母・中条京子役で西田尚美、直貴のバイト先の居酒屋店長役で渡辺いっけい、強盗殺人被害者遺族の息子・緒方忠夫役で田中哲司、朝美の父親・中条浩臣役で榎木孝明、直貴の就職先の社長・平野宗一郎役で小日向文世といったキャストが揃った。武島直貴(亀梨さん)の兄・剛志は4年前、直貴を大学に入れてやりたいという一心から、盗みに入った家で思いもかけず人を殺めてしまい強盗殺人で逮捕。懲役20年の判決が下された。獄中から月に一度直貴に手紙を送り続ける剛志に、働きながら定時制高校へ通う直貴は「順調だから心配いらない」と返信するが、実際にはアルバイトを次々と変え、住む場所も転々とせざるを得なかった。SNS社会の現代、進学、恋愛、就職…掴もうとした人生の幸福全てが「強盗殺人犯の弟」というレッテルによってその手をすり抜けていく。次第に剛志からの手紙を無視するようになっていく直貴は、やがて兄弟にとって大きな選択をすることに。犯罪加害者の弟という運命を背負いながら、周囲の人々と関わり合い懸命に生きていく直貴が見つけた絆とは一体…SNS時代の現代を舞台にした2018年版の「手紙」をお見逃しなく。ドラマスペシャル「東野圭吾 手紙」は12月19日(水)21時~テレビ東京ほかにて放送。(笠緒)
2018年12月19日発行部数100万部を突破した東野圭吾原作「ダイイング・アイ」が、WOWOWにて連続ドラマ化されることが決定した。併せて、主演の三浦春馬からのコメントも到着している。■ストーリー西麻布のバー・茗荷のバーテンダー、雨村慎介(三浦春馬)はある夜、見知らぬ男に襲われ、自分に関する一部の記憶を失ったが、やがて、自分が1年半前に交通事故を起こし、岸中美菜絵という女性を死なせてしまっていたこと、そして自分を襲って来たのちに自殺した男は、美菜絵の夫・玲二だったことを知る。そして、店に復帰した雨の夜。喪服の女性・瑠璃子が店に現れた時から、慎介は深淵な迷宮に迷い込む。行方が分からなくなってしまう慎介の恋人、時折フラッシュバックする事故や金の記憶。誰がうそをつき、誰が誰を陥れようとしているのか。そして、慎介を大胆に誘惑し翻弄していく瑠璃子が現れた本当の理由とは?■東野圭吾原作のハードサスペンスを三浦春馬主演で映像化本作は、数々の作品が映像化されヒットを記録している日本を代表するベストセラー作家・東野圭吾の「ダイイング・アイ」が原作だ。WOWOWではこれまでも「幻夜」「分身」「変身」「カッコウの卵は誰のもの」「片想い」など、数々の名作をドラマ化し、大きな話題となった。今回は交通事故が生む無責任の拡大という、スポンサーのいない有料放送でなくては扱いにくい題材をベースに、人の心の弱さや脆さを鋭く問いかける異色のハードサスペンスを映像化している。主人公・雨村慎介役を演じるのは、WOWOW連続ドラマW初主演となる三浦春馬だ。本作で演じるバーテンダー役は、初挑戦という三浦さん。演じている雨村は、かつて交通事故を起こしたがいまはある事件によって詳細な記憶を失っているという役どころ。そこへ突如現れたこわく的な謎の女、“瑠璃子”によって狂気と苦悩の世界に迷い込んでいくことになる。女は実在するのか、それとも、人々の後ろめたさが作り上げた幻想なのか。本作は人間そのものの在り方までも問い詰める、危険なサスペンスとなっている。そして、その瞳に一度魅入られた者は決して逃れられないという女、瑠璃子を果たして誰が演じるのか、今後の情報解禁にも注目が集まる。■主演の三浦春馬からのコメントも到着!本作の脚本を読んだ三浦さんは「息もつかせぬ展開に原作同様、早く次の回が見たいと思えました」と語る。さらに初挑戦となったバーテンダー役に対しては、バーを経営する友人にお願いして、実際のバーカウンターで毎晩のようにカクテルを作る練習をしたという。「今では、カクテルを作ることがとても楽しく、個人的に作り続けたいと思うほどにまでなりました(笑)」と明るく話す様子が伺えた。また「この作品は、罪の意識が極限まで増幅した時、魔が心に棲みついた時を妖艶、且つ、スリリングに描いています。保身と、贖罪で揺れ動く登場人物達のサイコミステリー。是非ご期待ください」と視聴者にメッセージを送っている。連続ドラマW東野圭吾「ダイイング・アイ」は2019年3月より毎週土曜22時~WOWOWにて放送(全6話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2018年11月10日日本を代表するミステリー作家であり、ヒットメーカーである東野圭吾。2018年上半期には、阿部寛が主演を務める人気シリーズ「新参者」の完結作『祈りの幕が下りる時』、櫻井翔が主演を努めた『ラプラスの魔女』が公開された。今後も累計100万部を突破した禁断のヒューマンミステリー『人魚の眠る家』(11月16日公開)、『マスカレード・ホテル』(2019年1月18日公開)、『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日公開)と、実写映画の公開を予定している。なぜここまで多くの東野圭吾作品が実写化されるのか、『人魚の眠る家』、『パラレルワールド・ラブストーリー』の両プロデューサーに話を聞いた。○ポイントは、描写の"イメージしやすさ"『人魚の眠る家』は、東野圭吾の作家デビュー30周年小説を堤幸彦監督が映画化。「娘の小学校受験が終わったら離婚する」と約束した仮面夫婦(篠原涼子、西島秀俊)の元に、ある日突然、「娘がプールで溺れた」という悲報が届く。意識不明の娘を前に、奇跡を信じる夫婦はある決断を下すが、そのことが次第に運命の歯車を狂わせていく。同作の新垣弘隆プロデューサーは、東野作品が多くの人の心を掴む理由として「観客や読者を惹きつける魅力的な主人公や登場人物、誰もが共感しやすい普遍的なテーマ設定、新鮮かつ斬新なオリジナリティ、先の読めない展開の連続、想像を超える結末……」と魅力を羅列。「どの作品においても120分の映画が必要な要素を全て兼ね備えているだけでなく、情景描写や心情描写が非常にリアルかつ繊細なので、読みながら映像として読者がイメージしやすく映像化を期待したくなる、さらなる知的好奇心を刺激する表現方法が、小説でも映像でも愛され続ける理由の一つではないかと考えます」と答える。一方、『パラレルワールド・ラブストーリー』は、敦賀崇史(玉森裕太)を主人公に、憧れの女性・津野麻由子(吉岡里帆)が幼なじみの三輪智彦(染谷将太)と付き合う世界と、麻由子と恋人同士の世界、2つの世界が並行して物語が進む。崇史はどちらの世界が真実なのか翻弄されていく……という、ファンタジックな設定だ。同作の石田聡子プロデューサーは「誰もが惹きつけられるような魅力的なキャラクターに、思いがけない展開、右脳と左脳が同時に刺激されるような圧倒的なエンターテイメント性」と、新垣プロデューサーと同様に東野作品の魅力を挙げる。「中でも作り手を引きつける大きな理由の一つとして、作品を読んでいるうちに自然とその世界に入り込み、その光景・情景を思い浮かべることができるリアルさ、という点があげられるのではないかと感じる」と、やはり描写のイメージしやすさがポイントとなっているようだ。しかし、石田プロデューサーは「だからこそ、読者が小説を読んだ際に思い描く【リアリティ】に負けないように、そこに更なる【映像ならでは】の新しい提案ができるかどうか、というところが、映像化する上での大きな挑戦であり、作り手側の楽しみと勝負のしどころではないかと思う」と、難しさとやりがいについても語った。『人魚の眠る家』新垣プロデューサーはまた、「原作は本当に緻密に計算された上で、物語やキャラクターが構成されているので、原作が持つ大切なテーマやエッセンスをしっかりと包含しながら、小説だからできること(活きること)を映像的な表現方法に効果的に落とし込んで、魅力を足していくことを心がけました」と、映像化ならではの見どころを語る。さらに「実は、映画『人魚の眠る家』には、東野先生と相談する中で、アイディアをもらい創作した原作にはないシーンがあります。映画ならではの映像美を活かしたオリジナルシーンが撮影できました」と、自信を見せた。
2018年11月09日人気作家・東野圭吾の代表作を、「KAT-TUN」亀梨和也主演でドラマ化するドラマスペシャル「東野圭吾 手紙」の放送日が、このほど12月19日(水)に決定。広瀬アリス、中村倫也、眞島秀和、小日向文世ら共演者も発表された。■ストーリー「本当に俺はバカな兄貴だよ」。武島直貴(亀梨和也)の兄・剛志は4年前、直貴を大学に入れてやりたいという一心から、盗みに入った家で思いもかけず人を殺めてしまい、強盗殺人の罪で逮捕。懲役20年の判決が下された。それ以来、獄中から月に一度、弟の直貴のもとへ手紙を送り続けている。働きながら定時制高校へ通う直貴は「順調だから心配いらない」と兄へ手紙で報告するが、現実はアルバイトを次々と変え、住む場所も転々とせざるを得なかった。SNS社会の現代。進学、恋愛、就職…掴もうとした人生の幸福すべてが「強盗殺人犯の弟」というレッテルによって、その手をすり抜けていく。次第に直貴は剛志からの手紙を無視するようになり、やがて兄弟にとって大きな選択をすることになる――。■広瀬アリスが主人公の恋人役! ほか共演者発表犯罪加害者の弟となってしまった主人公が、周囲の差別や偏見に苦しみながらも、やがて自分の家族を持つまでの軌跡を、劇中で交わされる兄弟の手紙を通して丁寧に描いていく本作。主人公・武島直貴役を亀梨さんが演じることが発表されていた本作だが、今回新たに共演者が発表された。直貴の恋人・中条朝美役を、連続テレビ小説「わろてんか」『L -エル-』『食べる女』の広瀬アリス。朝美の従兄で許嫁・嘉島孝文役を、連続テレビ小説「半分、青い。」でさらに人気上昇した中村倫也。直貴の職場の先輩・寺尾祐輔役を個性的なキャラクターで印象を残し、舞台の作・演出も務める高橋努。ほかにも、直貴が就職する「真芝電機」人事部の社員・町谷健二役を眞島秀和、朝美の母・中条京子役を西田尚美、直貴のバイト先の居酒屋店長役を渡辺いっけい、強盗殺人被害者遺族の息子・緒方忠夫役を田中哲司、朝美の父親・中条浩臣役を榎木孝明、直貴の就職先の社長・平野宗一郎役を小日向文世が演じる。■キャストコメント到着(一部抜粋)亀梨和也/武島直貴役直貴という役は、これまでの亀梨和也としての経験を生かし、引き出しを開けながら演じられる役ではなく、寧ろ、引き出しに鍵をかけながら演じなければならなかったというところが、自分自身、とても良い挑戦だったと思います。(中略)共演者の皆さんはとても印象的で、例えるなら旅をしているみたいでした。「直貴の途中下車の旅」みたいな感じで、皆さんといろんな出会いをして、いろんな発見がありました。出来るだけ多くの方たちに、この「手紙」を受け取って頂けたら、と思います。そしてこの「手紙」を受け取った皆さんが、どういう風に感じてくれるのかという事、それがお返しの「手紙」として自分に届いたら、幸せだなと思います。広瀬アリス/中条朝美役今回「手紙」がドラマ化になり、しかもこの作品に参加出来る事はとても光栄です。元々映画の『手紙』を勧められて観ていたのですが、とても良くて何度も見返していた作品です。いろいろ考えさせられるお話ですし、とても繊細な作品でもあるので、私も一つ一つのシーンを大事に演じました。人間の良いところばかりを描いていない、妙にリアリティーのあるとこに恐怖を感じます。それでも懸命に生きている一人の人間の姿がとても心に残ります。映画版を観た方も観てない方もきっと何かを感じて頂ける作品になっていると思います。是非、ご覧ください。中村倫也/嘉島孝文役直貴とは住む世界の違う、少し嫌な奴?でも憎めない男??なんだか抗えない、やるせない気持ちになってもらえるように、自分なりに繊細に演じました。作品の中で良いスパイスになっていれば幸いです。ご期待ください。高橋努/寺尾祐輔役もともと原作を読んでいて、更に深川組という事で、現場が始まるのを楽しみにしていました。亀梨くんと絡むのは初めてでしたが、亀梨くんは初日から主人公の不幸性を背負っていて、とても芝居が良く、そこに僕は乗るだけでよかった。深川組全員がこの作品に対して追求はもちろん、遊びも出来たと思う。深川さん流石です。みどころは亀梨くんの芝居!歌!渡辺いっけい/店長役亀梨君演じる主人公・直貴は何も悪い事をしていないのにどんどん世間から弾かれていく。非常に胸の痛くなるドラマです。でもどうか見届けてほしい。彼がそれをどう受け止め、どう乗り越えようとするのかを。榎木孝明/中条浩臣役娘の恋人が犯罪者の身内だと知ったら、親はどんな行動をとるのか。あくまでも芝居であるはずなのに、今回は私も娘を持つ父親として本気で悩みました。世間体は気にしない広い心と、娘の行く末を心配する親心が葛藤しました。作家は見てきたような話を書き、役者は体験したような人生を演じますが、人間の深層心理をえぐり出すこの物語は、生半可な想像力では賄い切れない厳しさを持ちます。重厚な人間ドラマをどうぞお楽しみください。小日向文世/平野宗一郎役東野圭吾さんの作品に参加するのは、この「手紙」が3作目です。今回も深い人間ドラマに圧倒されました。主人公、武島直貴役の亀梨くんとは初めての共演でした。静かな中に緊張感のある現場で、充実した時間を亀梨くんと共有出来たと思っています。ドラマスペシャル「東野圭吾 手紙」は12月19日(水)21時~テレビ東京ほかにて放送。(cinemacafe.net)
2018年10月20日東野圭吾による小説『人魚の眠る家』が実写映画化。キャストに篠原涼子と西島秀俊、監督に堤幸彦を迎え、2018年11月16日(金)に全国の劇場で公開される。東野圭吾のベストセラーミステリーを実写化東野圭吾の作家デビュー30周年を記念して書かれた原作『人魚の眠る家』は、発売から1か月で発行部数27万部を記録したベストセラー小説。愛する子供に訪れた“脳死”という悲劇に直面し、究極の選択を迫られた夫婦を主人公に、過酷な運命を背負うことになった二人の先に待つ衝撃と感涙の結末を描くヒューマンミステリーだ。篠原涼子と西島秀俊が夫婦役で共演過酷な運命に翻弄されながら、狂気ともいえる行動でわが子を守り抜こうとする母親、播磨薫子を演じるのは、篠原涼子。そして、子を思う親として妻・薫子の常軌を逸した姿に深く苦悩していく夫・和昌役を、西島秀俊が務める。主演の篠原涼子は、「初めて原作を読んだときから、同世代の子どもを持つ親として自分だったらどう向き合うのか?薫子の様に強くなれるだろうか?なかなか答えの出ないテーマの作品だと、ずっと心の中に残っていました。そんな作品に堤監督、旦那さん役の西島秀俊さんを始めとするスタッフ、キャストの方々と共に向き合えるのは運命かもしれません。映画の中で答えを見つけたいと思います」と、子供を持つ親として、本作にかける思いを語っている。また西島秀俊も、「愛する子供の命の選択を迫られるという東野圭吾さんの意欲的な作品に、主演の篠原涼子さんと、夫役として本作でご一緒できることが今から楽しみです。初参加となる堤組で、この深い人間ドラマに真正面からぶつかっていきたいと思います。」とコメントを残している。映画『人魚の眠る家』に彩りを添えるのは、豪華俳優陣たち。西島秀俊演じる播磨が経営する会社で研究員として働くのは、坂口健太郎演じる星野祐也。『今夜、ロマンス劇場で』『ナラタージュ』など出演作が続く人気俳優が、娘の命を救うための治療について相談をうける難しい役どころにチャレンジする。また、星野の恋人役川嶋真緒には川栄李奈。AKB48卒業後、高い演技力で女優へと転身。映画『嘘を愛する女』『デスノート Light up the NEW world』とヒット作に度々参加する川栄は、恋人を心配する心優しい女性を演じきる。播磨和昌の父親役は田中泯、篠原涼子演じる播磨薫子の母親役は松坂慶子が担当。薫子の妹・美晴役は山口紗弥加、薫子の娘に向き合う医師・進藤は田中哲司が演じる。『トリック』『SPEC』の堤幸彦が監督メガホンを取るのは、『トリック』シリーズや『SPEC』シリーズなどで知られる日本映画界の鬼才・堤幸彦。時代の空気を掴むエンターテイメント作を放つ一方、本作同様に東野圭吾の小説を原作とする『天空の蜂』などで骨太な人間ドラマも手掛ける堤監督は、「考えれば考えるほど“他人事”ではない。心して取りかかります」と、本作に対する意気込みをコメント。残酷な状況下で迫られる究極の選択、根底から揺るがされる善悪の価値観など、“東野ミステリー”の真骨頂とも言える要素の詰まった作品の実写化に挑む。ジョルジオ アルマーニが西島秀俊の衣装を全面協力本作では、2017年から現在までジョルジオ アルマーニの最高峰ライン「メイドトゥメジャー」の広告モデルを務めている西島秀俊のため、ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)が衣装協力をしている。西島秀俊は、本作では多くの苦悩を抱えるIT機器メーカー社長・播磨和昌を演じている。会社や自宅でのシーンをはじめスーツを着用するシーンが多く、それらはすべてジョルジオ アルマーニによるもの。2ボタンのダークネイビーノッチドラペル3Pスーツ、ブラックのチェスターコート、タイ、シャツなどのバリエーションが選ばれた。ストーリー2人の子を持つ播磨薫子(はりま・かおるこ:篠原涼子)とIT機器メーカーを経営する夫・和昌(かずまさ:西島秀俊)。娘の小学校受験が終わったら、離婚すると約束した夫婦のもとに、突然の悲報が届く。娘の瑞穂(みずほ)がプールで溺れ、意識不明になったというのだ。回復の見込みがないわが子を生かし続けるか、死を受け入れるか。究極の選択を迫られた夫婦は、和昌の会社の最先端技術を駆使して前例のない延命治療を開始する。治療の結果、娘はただ眠っているかのように美しい姿を取り戻していくが、その姿は薫子の狂気を呼び覚まし、次第に薫子の行動はエスカレートしていく。それは果たして愛なのか、それともただの欲望なのか。過酷な運命を背負うことになった彼らの先には、衝撃の結末が待ち受けていた。作品情報映画『人魚の眠る家』公開時期:2018年11月16日(金)監督:堤幸彦脚本:篠﨑絵里子原作:東野圭吾「人魚の眠る家」(幻冬舎文庫)出演:篠原涼子、西島秀俊、坂口健太郎、川栄李奈、山口紗弥加、田中哲司、田中泯、松坂慶子
2018年10月18日フリーアナウンサーの加藤綾子が、ラジオドラマ『NISSAN あ、安部礼司~BEYOND THE AVERAGE~』(TOKYO FM 毎週日曜17:00~17:55)の10月21日の放送回に出演することが16日、わかった。加藤がラジオドラマに出演するのは今回が初めて。「これまであまりラジオドラマに触れる機会がなかったのですが、演技している姿を見なくても、声だけで伝わるんですね。とてもいいお話で最後の方は泣きそうでした」と感想を語った。ごく平均的なサラリーマン・安部礼司が、社会の荒波に揉まれながら成長していく様子を描いた同ドラマ。加藤が演じるのは、安部家から少し離れたところにあるお花屋さん。安部礼司の息子・安部永太が花屋の前を通りかかり、母・安部優を笑顔にしたいと打ち明ける。そこで、加藤演じるお花屋さんはある提案を…。番組のエンディングでは、今年の「日本 メガネ ベストドレッサー賞」を受賞した加藤がメガネ選びのコツを語る。
2018年10月16日加藤ローサ(33)が7月31日にコミックシーモア新CM「We Loveコミック」発表会へ出席したと、各スポーツ紙が報じた。加藤が公の場に登場するのは約4年ぶり。「こどもも割と手から離れて来た。自分の時間もできてきた」との発言からも、ママライフの充実ぶりがうかがえる。加藤は11年6月にサッカー元日本代表の松井大輔(37)選手と電撃婚を発表。その直後、松井選手がフランス1部リーグ「ディジョン」に所属していたためにフランスへ。出産も現地で行っている。「加藤さんはフランス語がまったくできなかったそうで、出産は常に不安がつきまとっていたそうです。さらに初産は難産で、出産以降も松井選手の都合でいくつもの国を転々。慣れない環境での育児は、想像以上に堪えたようです。ただそうした波乱続きの生活だったからこそ、今では『怖いものなし!』のママになったそうです」(スポーツ紙記者)加藤は現在二児の母で、本格的な芸能活動はしていない。しかしInstagramのフォロワー数は55,000人以上。飾ることのないママライフを投稿し、共感を呼んでいる。「その愛らしさからほんわかとしたママぶりを想像しますが、加藤さんのお子さんは2人とも男の子。家庭では兄弟ケンカが絶えないようで、喉が枯れるまで叱りつけることもあるそうです。2人とも元気すぎるくらいで、加藤さんもノーメイクでいっしょに外を駆け回ることも。自分自身も『肝っ玉母ちゃん』と豪語しています」(前出・スポーツ紙記者)その経験を活かし、ママタレとしての活躍にも期待したい!
2018年08月01日「NEWS」加藤シゲアキが主演する、7月スタートの新日曜ドラマ「ゼロ 一獲千金ゲーム」が先日クランクインを迎え、加藤さんが初日の感想を語った。本作は、「カイジ」「アカギ」などで知られる福本伸行の人気コミック「賭博覇王伝零」が原作。建設中のアミューズメントパーク「ドリームキングダム」を舞台に、そこで挑戦者たちによる「命」をかけた壮絶なサバイバルゲームが繰り広げられる。加藤さんが演じるのは、そのサバイバルゲームに参加する宇海零。町の進学塾の非正規教員だが、その正体は現代社会の中で苦しむ弱者たちを救う「義賊」という裏社会のヒーロー。うだつのあがらない風貌に身を隠しながらも、自分が勝つことより他人が負けないことを選ぶ、ひとりの天才勝負師という役どころだ。今回迎えたクランクインでは、宇海零が勤務する進学塾のシーンから撮影がスタート。特進クラスという未来のエリートであるスーパー小学生相手に、数式の教鞭を取った加藤さん。「時をかける少女」など、先生役はこれまでもあったが、小学生の先生役は初めてとのこと。「命」をかけたサバイバルゲームがメインとなる今作だが、初日の撮影現場は終始和やかなムードに包まれていた。緊張感はあったものの、主演を務めた24時間テレビのドラマ「盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~」と同じスタッフが多かったため、「すごくリラックスして臨めた」と感想を語った加藤さん。また、これまでの先生役の経験から、「教壇からの“あの景色”もだんだん見慣れてきました(笑)」と言い、「小学生を教えたのは初めてだったと思いますが、みんなかわいらしく、初々しかったです。僕もこれくらいのときに、こういう生徒役をやっていたなと思い出して、懐かしく思うところもたくさんありました」とコメント。さらに、出演決定時は「自分にしかできないゼロを作り上げたい」と意気込んでいた加藤さん。「今日は、温和な表情の『表の顔』の撮影でしたが、今後、監督やスタッフの方々と話し合いながら、これから続く『裏の顔』も演じ分けていけたらと思っています。ここから、宇海零というキャラクターをどう魅力的にしていけるか、考えていければと思っています」と話している。「ゼロ 一獲千金ゲーム」は7月より毎週日曜日、日本テレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年05月31日今年1月、再始動が発表され大きな話題となった「KAT-TUN」の亀梨和也が、テレビ東京で放送されるドラマスペシャル「東野圭吾 手紙」(放送時期未定)で同局のドラマ初出演にして初主演を務めることが決定。亀梨さんは、犯罪加害者の兄を持つ弟という、いままで演じたことのない役柄に挑戦する。■原作は人気作家・東野圭吾の「手紙」「本当に俺はバカな兄貴だよ」武島直貴(亀梨和也)の兄・剛志は4年前、直貴を大学に入れてやりたいという一心から、盗みに入った家で思いもかけず人を殺めてしまい、強盗殺人の罪で逮捕。懲役20年の判決が下された。それ以来、獄中から月に一度、弟の直貴のもとへ手紙を送り続けている。働きながら定時制高校へ通う直貴は「順調だから心配いらない」と兄へ手紙で報告するが、現実はアルバイトを次々と変え、住む場所も転々とせざるを得なかった。SNS社会の現代。進学、恋愛、就職…掴もうとした人生の幸福すべてが「強盗殺人犯の弟」というレッテルによって、その手をすり抜けていく。次第に直貴は剛志からの手紙を無視するようになり、やがて兄弟にとって大きな選択をすることになる。差別はあって当然――犯罪加害者の弟という運命を背負いながら、周囲の人々と関わり合い懸命に生きていく直貴が見つけた絆とは一体…?直木三十五賞、江戸川乱歩賞、吉川英治文学賞など数々の賞を受賞し、ドラマ・映画化も多くされる人気作家・東野圭吾。本作は発行部数240万部を超え、山田孝之や玉山鉄二出演で映画、さらに舞台化もされている東野氏の代表作「手紙」のドラマ化。原作刊行当時(2003年)より、情報の拡散力が上がったデジタル社会の現代。今回のドラマ化では、獄中の兄から届く手書きの手紙とSNSで簡単につながってしまう社会との対比を、現代版の「手紙」として描くという。■亀梨和也、東野作品に初挑戦! 「本当にワクワク」今回主演の亀梨さんが演じるのは、強盗殺人犯の兄を持つ武島直貴。今回初めて尽くしとなる亀梨さんは、「テレビ東京のドラマ、東野圭吾さんの作品、どちらの出演も僕にとっては初めてなので、本当にワクワクしています。初めての角度でお仕事ができることに、いろいろな期待を持ちました」と心境を明かす。「役作りに関しては、あまり用意しすぎないほうがいいかなと思っています」と今回はあえてあまり役作りをせず臨むという亀梨さんは、「まずは監督の指揮にしっかり反応できるようにいられたら。その中で、目の前で起きていること、感情、そういうものに敏感でいたいなと思います。そしてそれを自分がどう捉え、表現できるかということを大事にしたいと思います」とコメント。また、「誰もが直貴の兄・剛志のような加害者になり、そして被害者になりうる要素を持っている。それも、無意識のうちに…。この作品の出来事以外にも、どんな些細なシチュエーションでもそうなりうる時代だからこそ、このドラマを通して、視聴者の皆さんに何かを感じてもらえれば」と視聴者へメッセージを寄せている。■原作者・東野圭吾よりコメント到着さらに、原作者の東野氏は、「私自身が答えを探しながら書き継いでいった作品です」と「手紙」を執筆した当時をふり返り、「亀梨さんも、演技を通じて何らかの答えを発見されるのでは、と思います」とコメントしている。なお、監督は『神様のカルテ』『洋菓子店コアンドル』の深川栄洋、「砂の塔~知りすぎた隣人」「アルジャーノンに花束を」の池田奈津子が脚本を担当する。ドラマスペシャル「東野圭吾 手紙」はテレビ東京ほかにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年05月02日お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が9日、都内で行われたGYAO!オリジナル番組『ニュースな女子大生と加藤浩次』(3月27日より毎週火曜更新で配信)の合同取材会に、大学ミスコン出場者で構成されるユニット・キャンパスクイーンとともに出席した。同番組は、キャンパスクイーンが世の中の気になる情報をリサーチし、スタジオで加藤が評価を下だしていく情報バラエティー番組。この日、21名もの美女に囲まれて収録を行った感想を聞かれた加藤は「今度、娘が17(歳)になるから、娘と喋っているみたいですよね」と笑顔を見せ、「ビックリしたのが、みんなちゃんとしているなって思いました。僕らの時代はもっとダメなやつが多かったですよ(笑)。優秀な世代だと思います」と感心していた。しかし、物足りなかった部分もあったようで「もうちょっとバカなやつがいてほしかった(笑)」とコメントして笑いを誘い、「ここからは、本心はどう思っているのかというのを、僕が聞いていければなと思いますね。この番組を見たら『へー!』って、この世代の子ってそんなこと考えているんだって勉強できるような形にしていきたいですね。だから本音は必要だなと思います」と番組の未来を展望した。そんな加藤と共演した感想を聞かれると、慶応義塾大学4年の結城モエは「加藤さんは多岐に渡ってお仕事をされている方なので、博学というかいろんなことを深く知っていらっしゃって、私たち一人ひとりのプレゼンが中途半端だったり、生半可な感じで立ち向かっちゃうと、完全にやられるなと思いました」と語り、「もっと準備して、ディープなところの話を膨らませていって、そこを見て楽しんでもらえたらいいのかなって思いました」と目を輝かせた。さらに、今後どんな番組にしていきたいか聞かれると、慶応義塾大学4年の篠原かをりは「女子がいっぱい集まると、腹の探り合いから始まるなって思いました。みんな『友だちが…』ってしか言わないんですよ」と苦言を呈し、「その『私は違うけど友だちが…』っていう逃げをなくした、本気の殴り合いをしたいです。最終的にみんなが"ここでは話していいんだ"という空気を率先して作っていけたらいいかなって思います」と意気込むと、加藤から「わかってるねえ!」と絶賛された。また、番組のPRコメントを求められた加藤は「僕らの世代は『オールナイトフジ』などで女子大生ブームを経ていて、そのイメージが女子大生と思っていたんだけど、また違った女子大生に完全になっているなって思いました」と吐露し、「新たな時代の女子大生ブームがここから始まる可能性があるので、皆さんぜひご覧ください」とアピールした。
2018年03月23日東野圭吾のベストセラー小説『パラレルワールド・ラブストーリー』が、Kis-My-Ft2の玉森裕太主演で映画化。2019年5月31日(金)に全国ロードショー。東野圭吾の本格恋愛小説を映画化累計発行部数が150万部を超えるヒット小説『パラレルワールド・ラブストーリー』は、2つの異なる世界<パラレルワールド>を行き交う男女3人の愛を描いた、東野作品としては異色の本格恋愛小説だ。2つの世界それぞれを生き、愛する女性への想いと親友との友情の間に揺れながら翻弄されていく青年・敦賀崇史が主人公。1つの世界では崇史の恋人、もう1つの世界では崇史の親友の恋人として存在する、謎に満ちた女性・津野麻由子と、崇史の親友であり恋敵でもある三輪智彦との「三角関係」を、謎が謎を呼ぶ、ミステリアスな展開とともに描いていく。玉森裕太×吉岡里帆×染谷将太の三角関係主人公・敦賀崇史役を演じるのは、Kis-My-Ft2の玉森裕太。映画『レインツリーの国』や、ドラマ『リバース』『重要参考人探偵』などに出演している。ヒロイン・津野麻由子役は、吉岡里帆が演じる。映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』の主演を務め、ドキュメンタリー作品『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き』ではナレーションを担当するなど、幅広い活躍を見せる。崇史の親友である三輪智彦役を演じるのは、『空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎』『3月のライオン』、配信ドラマ『聖☆おにいさん』など国内外問わず数多くの話題作に出演する染谷将太。また、監督は、映画『聖の青春』や『宇宙兄弟』『ひゃくはち』を手掛けた森義隆が務める。主題歌は宇多田ヒカル「嫉妬されるべき人生」主題歌は、宇多田ヒカルのアルバム『初恋』に収録された「嫉妬されるべき人生」。宇多田ヒカルならではのサウンドの切れ味や奥深い歌詞の世界観が、監督・森義隆がラストシーンに込めた思いと共鳴したことから、オファーが成立したという。詳細ある日突然、崇史(玉森裕太)が迷い込んでしまった2つの世界。1つの世界は、愛する麻由子(吉岡里帆)と自分が恋人同士。しかし、もう1つの世界では麻由子が親友の智彦(染谷将太)の恋人に・・・。混乱する崇史の前に現れる、2つの世界をつなぐ【謎】の暗号。目が覚めるたびに変わる世界で、真実にたどり着けるのか?詳細『パラレルワールド・ラブストーリー』映画化公開日:2019年5月31日(金) 全国公開出演:玉森裕太(Kis-My-Ft2)、吉岡里帆、染谷将太、筒井道隆、美村里江、清水尋也、水間ロン、石田ニコル / 田口トモロヲ原作:東野圭吾『パラレルワールド・ラブストーリー』(講談社文庫)監督:森義隆主題歌:「嫉妬されるべき人生」宇多田ヒカル(Epic Records Japan)脚本:一雫ライオン製作:「パラレルワールド・ラブストーリー」製作委員会配給:松竹
2018年03月15日東野圭吾作家デビュー30周年を記念して書かれた「人魚の眠る家」が、篠原涼子主演で映画化されることが決定。本作を手掛けるのは、日本映画界の鬼才・堤幸彦監督。また共演には、篠原さんとは今回が映画初共演となる西島秀俊を迎え、2018年11月に公開されることが分かった。ストーリー2人の子どもを持つ播磨薫子(篠原涼子)と会社を経営する夫・和昌(西島秀俊)。すでに別居状態の夫婦は、娘の小学校受験が終わったら、離婚することになっていた。そんなある日、2人の元に悲報が届く。娘の瑞穂がプールで溺れ、意識不明になったというのだ。医師からは「脳死」という宣告が下され、回復の見込みはないという。脳死を受け入れ臓器提供を希望するか、心臓死をただ待つのか…究極の選択を迫られた2人は、話し合いの末に臓器提供を決断する。ところが別れの瞬間、娘の手が一瞬動いたのを見た薫子は、娘が死んでいるという現実を受け入れられず、一転して臓器提供を拒否する。そんな娘と妻のためにと和昌は、自らが経営する会社の最先端技術を使い、前例のない延命治療を決意。その甲斐あってか、娘はただ眠っているかのように美しく、肌つやも良くなり、体も徐々に成長してゆく。しかしその決断は、やがて薫子の狂気を呼び覚ましてゆく。そんな妻の姿を目の当たりにした和昌は、果たして自分の選択が正しかったのか、本当に娘は生きているのか深く苦悩していく。それは果たして愛なのか、それともただの欲望なのか。過酷な運命を背負うことになった2人の先には、衝撃の結末が待ち受けていた――。原作は、瞬く間にベストセラーとなった東野圭吾作品! 監督は鬼才・堤幸彦本作の原作は、これまで数々の小説が映像化されてきた東野氏の、作家デビュー30周年を記念して書かれた同名小説。発売時に反響が反響を呼び、発売から1か月で瞬く間に27万部を超えるベストセラーとなった。今回そんな話題作を、「トリック」「SPEC」シリーズなど時代の空気を掴むエンターテインメント作を放つ一方、『明日の記憶』『天空の蜂』など硬派で骨太な人間ドラマも手掛ける堤監督が映画化する。主演は篠原涼子! 共演・西島秀俊と夫婦に現在放送中の月9ドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」でも主演を務めた篠原さんと、先日最終回を迎えた綾瀬はるか主演「奥様は、取り扱い注意」への出演が話題となった西島さん演じるのは、離婚寸前の仮面夫婦。すでに別居状態の夫婦だったが、ある日突然、娘がプールで溺れたという悲報が届くところから物語が展開していく。医師から脳死を宣告され、究極の選択を迫られる2人。過酷な運命に翻弄されながら、狂気ともいえる行動でわが子を守り抜こうとする母親・播磨薫子を篠原さんが、そして子を想う親として、妻の常軌を逸した姿に深く苦悩していく父親・和昌を西島さんが演じる。篠原「自分だったらどう向き合うのか?」、西島「真正面からぶつかっていきたい」原作を読み、「同世代の子を持つ親として自分だったらどう向き合うのか?薫子のように強くなれるだろうか?なかなか答えの出ないテーマの作品」と感じたと言う篠原さん。そんな本作に監督、西島秀俊さんらと共に向き合えるのは「運命かもしれません」と語り、「映画の中で答えを見つけたい」と話している。また、篠原さん主演作「アンフェア」シリーズのドラマ版などで共演しているのものの、映画での共演は今回初めてとなる2人。西島さんは、「愛する子どもの命の選択を迫られるという東野圭吾さんの意欲的な作品に、主演の篠原涼子さんと、夫役として本作でご一緒できることがいまから楽しみです」と明かし、これからの撮影に向けて「初参加となる堤組で、この深い人間ドラマに真正面からぶつかっていきたいと思います」と意気込んでいる。一方、堤監督は「原作に描かれていることはたいへん難易度の高い内容ですが、それはどの夫婦にも親子にも突きつけられる究極の問題であり、だからこそ挑戦すべき作品だと確信しています。考えれば考えるほど“他人事”ではない。心して取りかかります」とコメントしている。『人魚の眠る家』は2018年11月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年12月18日香取慎吾と山崎弘也がMCを務める人気番組「おじゃMAP!!」。11月29日(水)放送の本番組は、ゲストに加藤浩次を迎え、「加藤浩次が香取慎吾とやりたいこと」を山崎さんがディレクターとなり、色々なことを仕込み、仕切ってロケしていく模様を放送する。香取さんと“ゆっくり飲みながら話がしたい”というリクエストに、加藤さん行きつけのスナックで“本音トーク”を展開。加藤さんは「あのときは本当にうれしかった」としみじみふり返る、香取さんにずっと伝えたかった“ある思い”を語り始める…。また今回、スペシャルゲストとして2002年放送のドラマ「人にやさしく」で共演した松岡充と須賀健太がサプライズ登場!当時の映像を見ながら、いまだから話せる思い出話が続出!4人同時の久々の再会に、ドラマの裏話やマル秘恋話が飛び出したり、ドラマ主題歌を全員で熱唱したりと、大盛り上がり。さらに加藤さんから、「あるモヤモヤしたことをスッキリさせたい」と発言が。それは、2014年の「27時間テレビ」で行った水上大相撲。そこで加藤さんと香取さんが対戦し、その結果、微妙なジャッジで加藤さんが勝利したため、モヤモヤした気持ちが3年間おさまらいのだとか。そこで今回、セットを再現して「水上大相撲」を開催。果たして結果は…?加藤浩次がゲストの「おじゃMAP!!」は11月29日(水)19時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年11月27日