女優の北川景子が7月2日(木)、都内で行われたフジテレビ系連続ドラマ「探偵の探偵」の完成試写会に共演の川口春奈、三浦貴大、DEAN FUJIOKA、ユースケ・サンタマリア、井浦新と出席した。同系連続ドラマ初主演の北川さんは「撮影の1か月半前から専門の先生に付いてもらって、ボクシングの練習をしたりして、殴り合いのシーンも本気でやっています」と笑顔封印のハードボイルド作に意気込みながら「2か月くらい撮影をしているけれど、あっという間。大変なアクションシーンも多いけれど、やり終わった後に達成感と充実感が残る。練習の成果も出ているし、今は手応えしかない」と自賛した。アクションシーンは「激しめで、完全に死んでいる」という程のハードさがあるようだが、北川さんは「普段は女優なので髪の毛を乱れないように綺麗にしなければいけないけれど、撮影中は自分で乱したり、泥や血のりを付けたりして、いかに自然に汚れられるかをテーマにやってます。汚しのメイクは楽しいし、早く血だらけを見てほしい」と楽しんでいる様子だった。また北川さんは、同じ“戦う女性”として、決勝戦が控える女子サッカー“なでしこジャパン”へのエールを求められると「演じる中で戦う強い女性がいたっていいと思える部分があって、なでしこジャパンもカッコいいと思う。決勝も最後までこの勢いで勝っていただきたい。日本全国の女性が憧れているはず」と激励した。同作は、作家・松岡圭祐による同名小説の連続ドラマ化で、悪徳探偵業者を調査・追及する孤独な女探偵・紗崎玲奈(北川さん)と、その相棒・峰森琴葉(川口さん)の活躍をアクション満載で描く。フジテレビ系連続ドラマ「探偵の探偵」は、7月9日午後10時スタート。(text:cinemacafe.net)
2015年07月02日北川景子が主演を務め、身体を張った本格アクションを披露することでも話題の、7月9日(木)よりフジテレビにてスタートする連続ドラマ・木曜劇場「探偵の探偵」のポスタービジュアルが、このほど解禁となった。「万能鑑定士Q」シリーズや「千里眼」シリーズで累計1,000万部以上の売上を誇る松岡圭祐の原作小説シリーズを映像化する本作。このほど完成したポスタービジュアルでは、北川さん演じる亡き妹のため命がけで探偵を追う探偵・紗崎玲奈の四つの感情やシチュエーションを表現している。「傷」「涙」「怒」「濡」を表す四つのビジュアルには、それぞれ「私は、死ねない」「もう誰も、失わない。」「ないわ。許す理由なんて。」「絶望に、打たれても。」という印象的なキャッチが添えられている。それぞれのビジュアルにおいて、切なさや悲しみ、復讐に燃える意志を感じさせる北川さんの凛々しい表情が、強烈な印象を残す仕上がりになっている。「傷」では、過酷な状況に傷を負いながらも、凛々しくどこか切なく笑みをたたえる姿を表現。「涙」では妹を失った悲しみ、「怒」では妹の死の原因を作った悪徳探偵を許さないという思い、そして最後の「濡」では雨に打たれるシーンが多いドラマの世界観と、絶望の中で生き続ける切なさを表現しているという。今回のポスタービジュアルについて、プロデューサーの渡辺恒也氏は「悪徳探偵を追い続ける中でさまざまな危機にさらされる主人公、玲奈の過酷な運命を四つの異なるシチュエーションで表現することによって、作品の中心にいる紗崎玲奈のヒロイズムを立体的に表すポスターになったと思います。ポスター全体のトーンは本格サスペンスというドラマの世界観を表現しつつも、四変化に共通する北川さんの美しさを感じられる仕上がりになりました」と語っている。また、北川さんも「ドラマの世界観に合った、かっこいい仕上がりにとても満足しています。役の心情になって撮影するのはとても新鮮でした。たくさんの方に見ていただきたいです」とコメントしている。北川さんの“四変化”が披露された本ポスタービジュアルは、6月下旬以降都内各所に掲示予定。放送開始に向けて、大きな話題を呼びそうだ。「探偵の探偵」は、7月9日(木)より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月17日ポケモン映画最新作『ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪(リング)の超魔神 フーパ』の公開アフレコが6月8日に、都内で行われ、ゲスト声優の藤原竜也(バルザ役)をはじめ、山寺宏一(ときはなたれしフーパ役)、中川翔子(メアリ役)、篠原信一(ヒポポタス役)、山本美月(同時上映『ピカチュウとポケモンおんがくたい』のナレーション)が出席した。その他の写真サトシやピカチュウたちが“あらゆるものを取り出すことができるリング”を持つポケモンのフーパと出会い、砂漠の街デセルシティを守るための冒険と戦いを繰り広げるシリーズ18作目。藤原がアニメ声優を務めるのは、『借りぐらしのアリエッティ』以来5年ぶり。フーパと密接な関係にある兄妹の兄バルザを演じ、「光栄ですが、自分でいいのかなと最初は戸惑いもありました」と心境を語った。アフレコが始まると、砂漠で出会うポケモンのヒポポタスを演じる篠原が、藤原の台詞を横取りし、“主役”バルザになりきる一幕もあり、「バルザ役の篠原です」(篠原)、「ちょっと待ってくださいよ~」(藤原)と火花を散らした。山寺はポケモン映画に18年連続の出演を果たし、「毎回、違う役どころなので、常に新しい作品に出演させてもらっている感覚」。一方、9年連続の出演となった中川は「ポケモンは世界中に、笑顔と夢と勇気を発信し続ける素晴らしい文化!」と猛スピードでポケモン愛を熱弁した。また、短編のナレーターを務めた山本は、「お子さんとポケモンの世界をつなぐ架け橋になれれば。画面の向こう側にいる子どもたちを想像しながら、アフレコに臨んだ」と話した。『ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪(リング)の超魔神 フーパ』同時上映『ピカチュウとポケモンおんがくたい』7月18日(土)日本全国おでましロードショー!取材・文・写真:内田 涼
2015年06月08日俳優の藤原竜也が主演する映画『探検隊の栄光』(2015年秋公開)の主題歌に、ウルフルズの「ボンツビワイワイ」が選ばれたことが25日、わかった。同曲は、9月9日に発売されるウルフルズのニューアルバム『ボンツビワイワイ』に収録。4年半の活動休止を経て昨年より再始動した同グループにとって、待望の一枚となる。曲中では、トータス松本のパワフルなボーカルが発揮されており、制作サイドは「劇中の熱い探検家たちと、ウルフルズの"ソウルフル"な競演にぜひご期待ください」とコメントを寄せている。映画は、『ちょんまげぷりん』などで知られる作家・荒木源による同名小説が原作。落ち目の俳優・杉崎(藤原)が、俳優人生を賭けて、伝説の未確認生物(UMA)「ヤーガ」を求め秘境の地を探検するテレビ番組の隊長に挑戦。行き当たりばったりの撮影に振り回される杉崎だが、いつしか隊長の自覚も芽生え、"真剣"に番組作りに向き合うようになる。共演には、番組がオモシロければ何でもありのプロデューサーをユースケ・サンタマリア、大ざっぱなディレクター役を小澤征悦、職人かたぎのカメラマンを田中要次が演じる。ほかにも、川村陽介や佐野ひなこら若手が参加。『グッモーエビアン!』(2012年)や『猫なんかよんでもこない。』(2016年公開予定)の山本透監督がメガホンをとる。(C)2015「探検隊の栄光」製作委員会
2015年05月25日藤原竜也、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦らを迎え、伝説の未確認生物を求める探検隊の姿を描く『探検隊の栄光』。このほど、本作の主題歌を「ガッツだぜ!!」、「バンザイ ~好きでよかった~」など、魂を揺さぶる歌で日本中に元気を与えてきた「ウルフルズ」が担当することが分かった。落ち目の俳優となった杉崎(藤原竜也)が俳優人生を賭けて新境地を開くべく、伝説の未確認生物(UMA)「ヤーガ」を求め秘境の地を探検するテレビ番組の隊長に挑戦し、様々な問題にぶつかりながらも隊長そして俳優としても成長していく姿を描く。原作は、ベストセラー「ちょんまげぷりん」の著者・荒木源による同名タイトル「探検隊の栄光」(小学館刊)。麻生久美子&大泉洋W主演の『グッモーエビアン!』を手掛け、2016年に風間俊介&松岡茉優出演の『猫なんかよんでもこない。』の公開を控えた山本透が監督を務める。杉崎と共に秘境に挑む番組スタッフには、番組がオモシロければ何でもありのプロデューサー役ユースケ・サンタマリア、行き当たりばったりで大雑把なディレクター役小澤征悦ほか、田中要次、川村陽介、佐野ひなこ、岡安章介(ななめ45°)ら個性派キャストが集結している。今回主題歌に決定したのは4年半の活動休止を経て昨年より再始動した「ウルフルズ」の新曲「ボンツビワイワイ」。“ボンツビワイワイ”は造語で“Born To Be ワイワイ”の略。生まれながらのパーティ野郎のイメージでつけられたという。探検の中で起きるアクシデントや、出会った人たちと関わるうちに隊長としての自覚も芽生え“真剣”に番組作りに取り組む姿と、トータス松本のパワフルで魂のこもったボーカルが重なり、作品をより一層盛り上げる。『探検隊の栄光』は2015年秋全国公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年05月25日女優・北川景子が本格アクションに初挑戦することでも話題のドラマ「探偵の探偵」(フジテレビ)。先日、北川さんのバディ役に川口春奈が抜擢されたことが明らかになったが、この度、井浦新、ユースケ・サンタマリア、三浦貴大ら演技派俳優の出演が決定した。「万能鑑定士Q」シリーズや「千里眼」シリーズで累計1,000万部以上の売上を誇る松岡圭祐の「探偵の探偵」(講談社)を基に描く本作。「探偵を追う探偵」という異色の設定ながら、職業としての「探偵業」を徹底的な取材に基づくリアリティーで描写し、圧倒的なスピード感とスケール感で読む者の心を虜にする、傑作サスペンスとして人気を博している。今回出演が決定した井浦さんが演じるのは、北川さん演じる主人公・紗崎玲奈が入所した探偵事務所スマ・リサーチ社社長・須磨康臣。探偵の行動は全て自己責任によるもの、という考えを持ち、玲奈が窮地に陥ろうとも介入しない。人生が闇に覆われるほどのつらい思いをした過去があるようだ…。探偵役を待ち望んでいた井浦さんは「探偵作品に魅了されてきた私としては、役者を生業とするようになり、いつの日にか! と思いを募らせてきました」と喜びのコメント。またユースケさんは阿比留総合探偵社の社長・阿比留佳則を好演。「台本に書かれていない阿比留のキャラクターに命を吹き込みたい」と語るように、“葉巻とサングラス”を愛するキャラクターを作り上げるべく、劇中に登場する葉巻はユースケさんが私生活で吸っているもので、サングラスも私物を使用しているという。そして、フジテレビドラマ初出演となる三浦さんが演じのは、警視庁捜査一課勤務のノンキャリア出身の刑事・窪塚悠馬。訳あって8歳になる一人娘・柚希を母親の実家に預けながら仕事をしている。玲奈の過去を知って同情にも似た共感を覚えるようになっていく人物だ。三浦さんは、今回の出演について「玲奈との今後の関わりも楽しみにしていただければ」と北川さん扮する玲奈との恋愛についても期待させた。そのほか、玲奈の殺された妹・咲良のDNA鑑定を担当した大学病院の医師・矢吹洋子役に高岡早紀、川口さん演じる峰森琴葉の姉・織田彩音役に中村ゆり、坂東志郎役に相島一之らの出演も決定している。「探偵の探偵」は、7月より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年05月19日『日本のいちばん長い日』で昭和天皇を演じる俳優の本木雅弘、連続ドラマ「探偵の探偵」での主演が決定した北川景子が出演するトヨタ「アルファード」の新CMがこのたび解禁となり、二人が同CM内で情熱的なタンゴを踊ることが明らかとなった。このたび、5月15日(金)からの全国オンエアが決定したのは新型アルファードの新CM「ブエノスアイレス 港」篇、「ブエノスアイレス タンゴ」篇、「ブエノスアイレス 書店」篇、「ブエノスアイレス」篇の4篇。「アルファード」に乗って世界中を旅する、本木さんと北川さん。前作の舞台・ドバイに続いて、二人が訪れたのは、欲望と情熱の街・アルゼンチンはブエノスアイレスだ。今回の「ブエノスアイレス」篇では、南米のパリとも呼ばれる「街並みの美しさ」を背景に、「心の豊かさ・大人の余裕」を象徴的に描写した内容となっている。「ブエノスアイレス」篇では、情熱的な音楽をバックに、世界一おいしいステーキ、アルゼンチンタンゴ、歴史あるオペラ座を改築した美しい書店など、ブエノスアイレスならではのモチーフ・ストーリーが展開。「僕たちも踊りませんか?」と本木さんが北川さんを誘い、タンゴを踊る二人の情熱的な表情にもぜひ注目をしてほしい。美しいブエノスアイレスの風景を楽しみながら、会話を交わす二人。引き続き、二人の関係は謎を秘めたままだが、ドバイ、アルゼンチンの次はどの国を旅するのか?まずはこちらの映像から、美しく情熱に満ちたアルゼンチンの街並みを堪能あれ。新型アルファードTV-CM「ブエノスアイレス 港」篇、「ブエノスアイレス タンゴ」篇、「ブエノスアイレス 書店」篇、「ブエノスアイレス」篇は5月15日(金)より全国にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年05月15日フジテレビ系7月期スタートの木曜夜10時枠の連続ドラマ「探偵の探偵」の主演を北川景子が務めることがこのほど決定した。北川はフジテレビ連続ドラマの初主演、今作品で初の探偵役、初の本格アクションに挑戦する。原作は、「万能鑑定士Q」シリーズや「千里眼」シリーズで累計1,000万部以上の売上を誇る松岡圭祐の、シリーズ累計40万部を突破した「探偵の探偵」(講談社)。「探偵を追う探偵」という異色の設定ながら、職業としての「探偵業」を徹底的な取材に基づくリアリティーで描写し、圧倒的なスピード感とスケール感で読む者の心を虜にする、傑作サスペンスとして人気を博している。北川が演じるのは、亡き妹のため命がけで探偵を追う探偵・紗崎玲奈(ささき・れな)。容姿端麗、頭脳明晰で、記憶力が異常に良く、物事を総合的に判断して最適な行動を選択することができる能力の持ち主。残忍なストーカーによって実の妹を殺されてしまったことをきっかけに、中堅調査会社スマ・リサーチ社に新設された悪徳探偵業者を調査・追及する「対探偵課」にて、たったひとりの調査員として切り盛りする孤独な女探偵だ。今回の役どころに対して北川は、「もともとは普通の女の子だった玲奈が妹を失うことによって、変貌していくそのさまに、衝撃を受けました。」と語る。クールな探偵を演じることについては、「まだ台本は4話までしかいただいていないので、この先、玲奈が笑う日が来るのかは分からないですけど、いまのところは、笑顔はないです(笑)。」とコメント。まったく笑わないという役での連ドラ出演は初めてなのだという。さらに、本格アクションシーンに初挑戦する本作の撮影に当たって、かなりハードなトレーニングを積んだという。「原作を読んでハードな印象を受けたので、アクションをカッコ良くできないことには、原作の世界観を映像として具現化することはできない、と思いました。幸い私は特撮出身で、アクションに対する恐怖心が全くなく、基礎的なことも特撮時代に培っていたので、その経験を生かせる役でうれしかったです。」「(トレーニングは)結構ハードなんですけど。“あしたのジョー”みたいな感じでやっています(笑)。」と、かなりの意気込みで撮影に挑んでいるようだ。オリコン調査の「女性の選ぶなりたい顔ランキング」で、2010年、2013年、2014年と3度も1位に輝いている北川さんは、原作2巻表紙のイラストをイメージして赤いトレンチコートを着て撮影した写真を観た原作者・松岡に「まるで表紙から抜け出してきたよう」「生き写し」と言わしめるほど、主人公・紗崎玲奈のイメージそのもの。さらに、映像化作品に対して「原作の世界観が魅力的に視覚化されていると思います。毎週1時間、楽しい時間が過ごせると確信しております」と絶賛のコメントを寄せている。幾重にも張り巡らされた伏線と先の読めない展開の連続で、ページをめくる手が止まらなくなる原作の魅力を、迫力あるアクションや斬新な映像表現を用い、余すところなく映像化する本作。同じく北川さんが出演し多くの視聴者を引きつけた「HERO」(2014年7月期ドラマ)のプロデューサーである渡辺恒也が本作においてもプロデュースを手がけ、「いままでにない新しい作品を作りたい」と意気込みを語っている。演出は、「私が恋愛できない理由」や「BOSS」の石井祐介。「探偵を探偵する」という異色の本格アクションサスペンスドラマとして、この夏話題を呼びそうな作品だ。木曜劇場「探偵の探偵」は、7月よりフジテレビ系にて毎週木曜日、午後10時放送予定。(text:cinemacafe.net)
2015年04月30日「KAT-TUN」の上田竜也や、「テラスハウス」で話題となった“てっちゃん”こと菅谷哲也らが、4月7日(火)放送のTBS「全世界極限」の記者会見に登場。100時間サバイバルに挑戦した上田さんは「負けるわけにはいかない」と語った。本作は、無人島や砂漠、ジャングル、極寒地といった過酷地帯で水分確保、食糧調達、危険生物の回避、シェルターの建設などサバイバル・テクニックを駆使し100時間を生き延びることに挑戦するドキュメントバラエティ。今回、ボクシングで鍛えた肉体を武器に、氷河、吹雪が一面を覆うマイナス50度のカナダ・ポンドインレットに向かった上田さんは、「ビックリはしましたけど、寒さとの1対1の戦いだと聞いて負けるわけにはいかないと闘争心がメラメラと燃えてきました。絶対にクリアしてやろうという気持ちになりましたね」とオファーを受けたときの心境を語った。一方、俳優として活躍する菅谷さんは、オマーンの灼熱砂漠へ。「水を求めて高さ200m級、傾斜40度以上もある砂丘をたくさん歩き回ったんですけど、50度もあって灼熱でした。砂丘を乗り越えなくてはいけないので、自分との戦いでした」と苦労を明かした。また今回は、前回ジャングルでのチャレンジに見事クリアした百獣の王・武井壮と「ペナルティ」のワッキーが参戦。ミクロネシアの無人島や危険生物密集地帯・ベネズエラのジャングル・ロスジャノスにそれぞれ挑んだ。そして最後に菅谷さんがロケ中に食したというサソリが会場に運ばれ、胴体を食べたワッキーさんは会場を一時退出する事態が…。上田さん、武井さんはハサミの部分を食べ「美味しい!」と絶賛していた。「全世界極限」は4月7日(火)19時~TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年04月06日今をときめく北川景子さんと綾野剛さんのおふたりが出演する「MINTIA」のCM。「リフレッシュするたび、人生は、前を向く」と、仕事でツライことがあってもポジティブに変換する姿を、北川さんは空間デザイナー、綾野さんは商社マンとして熱演しています。そのおふたりの貴重なオフショットが、WEB限定のスペシャルムービーで公開中です。テレビや映画で活躍する姿とはまたひと味違った、等身大の姿をとらえています。仕事に対する想いや真剣な表情、オフショットでもキラキラと輝くおふたりの素の笑顔は必見です。北川さんのスペシャルムービーでは、「迷わず自分を信じてカメラの前に立たなければいけないプレッシャー」など、普段メディアではあまり見せることのない“仕事への不安”について語っています。そして、「普段の生活から自分を高めていけるように努力をしている」と、プロフェッショナルとして女優の仕事に取り組む北川さんの真剣な表情が見られます。ムービーの最後にある、北川さんから同世代の仲間へ贈るメッセージは、仕事に頑張っている女子としてはとても共感ができ、励まされる内容なので、お見逃しのないように。綾野さんのスペシャルムービーでは、「自分がやりたいことに愛がなかったら続かない」と言い切る綾野さんの表情から、演じることへの強い愛が伝わってきます。ムービーの最後では、北川さんと同じく真剣なまなざしで、「同世代の仲間へ」と熱いエールを贈っています。少し変わっているけれどカッコイイ綾野流のミンティアの取り出し方にも注目してください。この2本のスペシャルムービーの中に隠れているヒントを参考に、クイズに答えて正解した人の中から抽選で500名に、「ミンティア ワイルド&クール」10個と「オリジナルクリアファイル」2枚をセットをプレゼントする 「MINTIA LOVES LIFE. スペシャルムービーキャンペーン」 が実施されています。(4月30日まで)現在放送中のCM、綾野さん出演の「MINTIAワイルド&クール僕とミンティアと」篇と、北川さん出演の「MINTIAワイルド&クール私とミンティアと」篇もチェックするのをお忘れなく。落ち込んだとき、失敗してしまったときなど、前を向きたいときには気持ちのリフレッシュが必要。そんな時に「ミンティア」をポケットに忍ばせておけば、頼もしいパートナーになってくれそうです。3月14日からは、綾野さん出演の「MINTIAカテキンミントマネすんなよ」篇の放送もスタート。スペシャルムービーで、演じることへのふたりの熱い想いを知ったうえでCMを見ると、さらに楽しめそうです。・MINTIA 公式サイト キャンペーンサイトは こちら から
2015年03月13日数々のシェイクスピア作品を手掛けてきた蜷川幸雄。彼が2015年、80歳を迎える歳に、実に8度目となる『ハムレット』に挑戦する。主演は藤原竜也。2003年、日本演劇史上最年少である21歳でタイトルロール(主人公の名がタイトルになっている作品での主役)を演じて以来、実に12年ぶりに同じ役に挑むこととなる藤原に思いを聞いた。「ハムレット」チケット情報「『ハムレット』を演じたいというのは、実は僕から直接蜷川さんにお願いしたんです」という藤原。そのきっかけはさいたまネクスト・シアターの「2012年・蒼白の少年少女たちによる『ハムレット』」を観劇したことだった。蜷川自ら率いる、若手演劇集団の公演だ。決して有名な役者たちが出ているわけではない。しかしその舞台に彼は感銘を受けた。「観ている間、自分の思いが瞬間的にその場から離れて浮かぶような、時空を超えたような感覚になったんです。キャストの若く疾走感あふれる演技もよかったし、唯一の年輩者であるこまどり姉妹さんも素敵でしたし、何よりも演出がすばらしかった」。その勢いのまま、蜷川に「『ハムレット』をやりたい」と願い出たという。「今思えば、なんて大変なことを言ってしまったんだろうという後悔にも近い思いはあります(笑)。けれど、蜷川さんが命を削るようにして作る舞台に自分もあげてもらいたいと思った」藤原といえば、デビュー作である舞台『身毒丸』で蜷川演出を受けて以来、コンスタントに蜷川作品への出演を続けてきた。観客からすれば、蜷川と藤原はすでにツーカーの仲に思えるかもしれない。しかし今年参加した、やはりシェイクスピアの『ジュリアス・シーザー』で、これまでにないほど絞られたのだという。「蜷川さんに、『生まれ変わった藤原竜也を見せてくれ』と言われたんです。僕はこれまで、自分の感情が動くままに感覚的に演じてきた。それだけでは済まない場所に差し掛かったんだとわかりました」。動きや表情はもちろん、セリフひとつひとつのイントネーション、強弱に至るまで、毎日のように飛ぶ指摘。共演の吉田鋼太郎にお願いをして、自主稽古もつけてもらったという。「デビューしてから、こんなに大変だったことはない。けれどこの経験が、次に『ハムレット』を演じる時に生きてくると思う」と笑う。「感性豊かな満島ひかりさんと共演できるのも大きな楽しみ。キャストもスタッフも場所も整った。あとはもう、全力でやるだけです」公演は、1月22日(木)から2月15日(日)まで埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大ホール、2月20日(金)から3月1日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演。大阪は2月25日(水)18:00に追加公演が決定しており、チケットぴあでは、プレイガイド独占先行受付を実施。プレリザーブ(先行抽選)が12月15日(月)11:00より受付開始される。一般発売は12月20日(土)より開始。取材・文:釣木文恵
2014年12月15日女優の北川景子(28)が13日、東京・スパイラルガーデンで行われた『“LIGHT is TIME”ミラノサローネ2014凱旋展』オープニングイベントの点灯式に出席。北川がスイッチを押すとまばゆい光の空間が誕生し、「神秘的でとても美しいですね」と感動の声を上げた。【写真】シルバーのドレス姿が美しい北川景子「地板(ぢいた)」という腕時計の部品を約6万5000個も使用して作られた輝かしい展示を前に、北川は「普段身につけている腕時計の基板部品で作ったとは思えない幻想的な美しさ」と息をのみ、「クリスマスが近づいているので、家族、友人、そして恋人とぜひ実際に見に来てほしい」と呼びかけた。毎年4月に伊ミラノで開催される世界最大級の家具見本市「ミラノサローネ」に今年出品され、現地コンペティションで史上初の2冠に輝いた建築家・田根剛氏のインスタレーションを再構成した本展示は、14日から24日まで同所で開催される。
2014年11月13日故森田芳光監督のデビュー作『の・ようなもの』の数十年後を舞台にした映画『の・ようなもののようなもの(仮題)』で北川景子がヒロインを務めることが発表された。松山ケンイチが主演する本作は、“落語”をテーマにした“おかしくてちょっと切ない”青春コメディーだ。本作は、東京・下町を舞台に落語家のようなもの、二ツ目(真打になる前のタマゴ)の青春を描いた『の・ようなもの』のその後を、松山演じる出船亭志ん田(でふねてい・しんでん)を主人公に描く人間ドラマ。『の・ようなもの』から森田作品の助監督・監督補を務めた杉山泰一監督がメガホンを執り、『の・ようなもの』に出演した伊藤克信、尾藤イサオ、でんでんが同じ役柄で登場する。尾藤演じる志ん米師匠のひとり娘・夕美を演じる北川は、「『間宮兄弟』という映画でスクリーンデビューさせて頂いていて、その時からほとんどのスタッフの皆さんが変わっていなくて、杉山組だけど、森田組そのものというか、“また戻ってきた”という感じがしました」と撮影を振り返り、「映画のデビューの時に、森田監督の現場を体感できたことは、すごく大きかったと思います。『間宮兄弟』のクランクアップの時に、森田さんが『女優をやめないでくださいね』って言ってくださったことがあって、これまでやめようかなと思った時もあったんですけど、その一言が最後の勇気になって、辞めずに続けられているので、その言葉がすごく胸に残っています。映像にこだわってやってこれたのは森田さんのおかげだと思っています」とコメントを寄せている。杉山監督は「『の・ようなもの』を下敷きにした今回の企画がスタートした時、主人公には『僕達急行』で松山ケンイチさんが演じた、小町のキャラクターがまず浮かびました、几帳面な鉄道好きの落語家というのはどうかと。またその相手役のヒロイン、下町育ちで言いたい事をズバッと言う師匠の娘には、『間宮兄弟』の夕美がピッタリだと北川景子さんをイメージして脚本作りをお願いしました」と明かし、「撮影を終えて今、改めてこの作品は森田監督の残してくれた遺産で出来上がっていると感じています。脚本作りから始まり、森田組ゆかりの出演者はもちろん、衣裳や小道具、アイディアなど様々な所に森田監督の遺産が盛り込まれていて、楽しめるものになっていると思います」と手ごたえを語っている。本作は、栃木県日光市、東京都内、小田原、伊豆での撮影を経て、9月30日にクランクアップを迎え、現在はポストプロダクション作業中。年内の完成を目指す。映画『の・ようなもののようなもの』(仮題)2015年全国ロードショー
2014年10月17日女優の北川景子が、松山ケンイチ主演の映画『の・ようなもののようなもの』(仮題)でヒロインを務めることが17日、明らかになった。同映画は、森田芳光監督のデビュー作『の・ようなもの』(1981年)の続編で、2011年12月に急逝した森田監督を慕う旧知のスタッフとキャストが結集して練り上げた企画。東京の下町を舞台に落語家のようなもの、二つ目(真打になる前のタマゴ)の青春を綴った『の・ようなもの』のその後を描いている。まだ二つ目にもなれていない落語家"の・ようなもの"である出船亭志ん田(松山ケンイチ)は、師匠・出船亭志ん米(尾藤イサオ)の自宅に寄宿して、日々修行に精進。ある日志ん田は、師匠の志ん米に頼まれ、以前この一門に在籍したいた志ん魚(伊藤克信)を探し出す羽目になる。『の・ようなもの』で助監督、『僕達急行A列車で行こう』などで監督補を務めた杉山泰一氏がメガホンを取り、森田監督の遺作となった『僕達急行A列車で行こう』(2012年)でも主役を演じた松山ケンイチが主演を務める。一方の北川が演じるのは、志ん米の一人娘・夕美。北川は『間宮兄妹』(2006年)でスクリーンデビューを飾って以降、森田作品への参加を熱望し続けてきた。松山と共に『サウスバウンド』(2007年)に出演。"チョイ役"でも出たいと『わたし出すわ』(2009年)に特別出演するなど、本作には渾身の思いで挑んだ。映画はすでにクランクアップし、年内の完成を予定。撮影を終え、北川は「杉山組だけど、森田組そのものというか、"また戻ってきた"という感じがしました」と振り返り、「映画のデビューの時に、森田監督の現場を体感できたことは、すごく大きかったと思います」と語る。「『間宮兄弟』のクランクアップの時に、森田さんが『女優をやめないでくださいね』って言ってくださったことがあって、これまでやめようかなと思った時もあったんですけど、その一言が最後の勇気になって、辞めずに続けられているので、その言葉がすごく胸に残っています。映像にこだわってやってこれたのは森田さんのおかげだと思っています」と恩師にメッセージ。「亡くなった時は、前触れもなかったですし、ショックというか、ビックリしました、嘘かなと最初思いました」と当時の心境を明かした。そして、「このチームと出会えたのは(「間宮兄弟」の時の)夕美という役がきっかけだったので、みんなが、『あ、夕美が帰ってきたな』って楽しくなれるような、面影を沢山残した役にしたいなと思っていました」と役柄への思いを語り、「森田さんはいつも、口を片方だけあげて笑ってくれていたんですが、だからそうやって笑ってもらえるようにしたいなというのが、一番強い思いかもしれません。(森田監督が)亡くなった時は心が折れそうになったんですけど、悲しんでいるだけではよくないですから、なるべく森田さんのやってた事を継承できるように、松山さんも含めてですけど、我々で頑張っていきたいと思っています」と意気込みを見せた。杉山監督は企画がスタートした時を振り返り、「相手役のヒロインには、下町育ちで言いたいことをズバッと言う師匠の娘には、『間宮兄弟』の夕美がピッタリだと北川景子さんをイメージして脚本作りをお願いしました」とコメント。「初日からまさしく、ちょっと大人になった、あの時のやんちゃな夕美を全力でかましてくれました。普段の彼女は一見クールでおとなしい印象ですが、一旦芝居に入ると、わき目も振らず猪突猛進でぶつかってくる情熱家で、むしろ現場では抑える芝居をお願いしていた事が多かった気がします」と撮影の様子を語った。
2014年10月17日今多くの男性たちがメロメロになっている女性のヘアスタイルといえば、イイ女オーラ全開の「北川景子風」ロングヘア。今回は、男女共に憧れる「北川景子風」ロングヘアをご紹介。■ 北川景子風ヘア1 外国人風の透明感のあるアッシュグレージュカラーのロングヘア。アイロンまたは、パーマでカールをつくり、トリートメントクリームでまとまりある髪に。■ 北川景子風ヘア2 前髪はふわっとたちあげて、ゆるくウェーブを。半乾きで、ムース又はワックスを。簡単スタイリングです。■ 北川景子風ヘア3 今年流行のライムアッシュグレージュカラー。アイロンまたはパーマで大きめのカールをつくります。■ 北川景子風ヘア4 前髪をかきあげ、コテでランダムにまいた外国人風のグランジロングスタイル!くせ毛風の無造作感が、オトナっぽさと透明感を引き出します。■ 北川景子風ヘア5 誰にでも似合う鉄板セミロングSTYLE。朝のセットに時間をかけれない。スタイリングが苦手。アイロンが苦手。ペタンとなる。広がってまとまらない。そんな方にピッタリ乾かしただけでキマる外国人風時短ヘアースタイル。■ 北川景子風ヘア6 夏とストリートな感じをにおわせる、いい意味で力が抜けたラフなスタイル。ちょっとやんちゃで、だけど大人っぽくもみえる雰囲気。カラーもこの夏大人気のサンシャイングレージュで透明感のある光に溶け込むカラー。■ 北川景子風ヘア7 ルーズなほつれ感が大人のヌーディーセミロングスタイル。カラーリングは3Dカラーで透明感と柔らかさをプラス。直毛の方は毛先にパーマをかければスタイリングも簡単にできます。■ 北川景子風ヘア8 力の抜けた、海辺でくつろぐイメージのリラックスロング。飾らない、柔らかなスタイルを好む方や、スタイリングを簡単にしたい方にオススメです!エアウェーブでつくる絶妙なカール感とハイライト&ローライトで重ねたカラーがポイント。■ 北川景子風ヘア9 外国人風 ほつれウェーブ 、ナチュラルな かきあげバング 、透明感のあるミントアッシュ がポイントです。片サイドを 耳かけ してもかわいいです!!トリートメントムースで 無造作 にスタイリングするだけです! ■ 北川景子風ヘア10 ふんわり柔らかくパーマをかけ、ミルク系のスタイリング剤を少量使用。お顔周りをリバースに巻くことによって大人っぽさをプラス。黒髪でもオススメ!提供:ビューティーナビ編集部 ・美容室検索サイトビューティーナビ
2014年09月05日木村カエラ(29)、北川景子(27)、水原希子(23)、橋本愛(18)ら数々の女優・歌手を輩出したティーン向け雑誌『Seventeen』(集英社)の専属モデルオーディション『ミスセブンティーン2014』のグランプリが21日、パシフィコ横浜国立大ホールで開催された読者招待イベント『Seventeen夏の学園祭2014』で初お披露目された。【写真】3名のプロフィール付きソロショット愛媛県出身・樫本琳花さん(かしもと・りんか/14、中2、O型、蟹座)、東京都出身・川津明日香(かわづ・あすか/14、中3、A型、水瓶座/アービング所属)、東京都出身・横田真悠(よこた・まゆう/15、中3、O型、蟹座/ABP所属)の3人が応募総数6147人、読者投票約2万票から選出。緊張の面持ちでステージをウォーキングすると、観客からは「かわいい!」の声が飛んだ。同誌10月号(9月1日発売)から誌面を飾る樫本さんは「皆さんに憧れてもらえるモデルさんになりたいです」と目を輝かせ、横田は「皆さんに認めてもらえるように頑張ります、応援よろしくお願いします」と気合十分。川津も「自分らしくそして『Seventeen』らしく頑張りたいです」と初々しく意気込みを語ると、同誌モデルの広瀬アリスと広瀬すず姉妹も「めちゃくちゃかわいい、キラキラしてる」と絶賛した。イベントでは人気ゆるキャラのふなっしーがMCを務め、人気モデルをはじめ山本裕典や溝端淳平、三浦翔平ら人気俳優が多数出演した。
2014年08月21日(画像はニュースリリースより)「砂漠」篇の新CMに起用された、北川景子さんサントリー酒類株式会社は、イメージキャラクターとして女優の北川景子さんを起用した。今週発売になる「金麦クリアラベル」のために作られた、新しいテレビCM「登場」篇のほか、「砂漠」篇が全国で、5月19日から放送開始になる。「砂漠」篇について、仕事がおわり会議室から退出後、街の中を急ぎ足で帰宅している北川景子さんと、砂漠の中をグラスを持ちながらさまよう、空想の世界の北川景子さんが互いに映し出される。そしてやっと自宅の冷蔵庫にある、おいしい「金麦クリアラベル」を手にすることができるまでのストーリー内容となっている。北川景子さんの、気持ちの良い飲みっぷりとともに、グラスを置いた北川景子さんが「これだ!」と、さわやかでスッキリとした、のどごしの良さを感じているシーンや、「喉派の金麦。金麦クリアラベル、新登場!」のナレーションなど、視聴者がCMを見終わって、飲みたいと思わせるような印象に残るCMに仕上げられている。北川景子さんについて1986年兵庫県生まれ。趣味は読書で、特技は水泳。「金麦クリアラベル」CMのほか、ドラマや映画の分野でも活躍している。気になる方はCMを鑑賞してみては。【参考リンク】・サントリー酒類株式会社 ニュースリリース
2014年05月15日北川景子×深田恭子共演の『ルームメイト』が11月9日(土)に公開を迎え、北川さん、深田さんに共演の高良健吾、古澤健監督による舞台挨拶が都内劇場で行われた。偶然の出会いから意気投合し、ルームシェアをすることになった女性2人。だが、共に暮らす内に恐るべき内面が露わになり…。2人が辿る奇妙な運命を描いたミステリー・ホラー。2人揃って黒いワンピースで登場した北川さんと深田さんは、映画を観終わったばかりの満員の客席からの拍手にホッとした様子。北川さんが劇中、返り血を浴びる凄まじいシーンもあるが、本人は「楽しかったです!」と笑顔で述懐。「今回は暴れてやろうって思ったので。普段は崩さないようにする部分を気にせず、体当たりで服が破れても泥んこになってもいいという気持ちで新鮮で楽しかった。『血糊、もっとかけちゃって!』という感じでした(笑)」と明かす。深田さんは“女のバトル”について「そういう言われ方するんですが、実際には私ばかり、景子ちゃんに平手打ちをしたり蹴ったり、杖で突いたりで、カットがかかるたびに心配だったんですが、景子ちゃんは『全然大丈夫!思い切りやって』と言ってくれて助けられました」と申し訳なさそうにふり返る。そんな2人の様子について高良さんは「撮影の合間に仲良く喋っていたかと思ったら、急にバチバチとなって、撮影が終わったらまた『大丈夫?』という感じで怖いな…と思いました(笑)」と意外なポイントで女の怖さを思い知らされたよう?最後は“恐怖”をイメージして作られたというオリジナルのカクテル「ルームメイト」で、高良さんの音頭により「北川さんと深田さんの美しさに!そして映画の初日を祝って、一人でも多くの人に映画を観ていただけるように祈って」と乾杯が行われ、温かい祝福ムードの中で舞台挨拶は幕を閉じた。『ルームメイト』は全国にて公開中。(黒豆直樹(cinema名義))■関連作品:ルームメイト 2013年11月9日より全国にて公開(C) 2013「ルームメイト」製作委員会
2013年11月09日女優の北川景子がデビュー10周年にして初のカレンダーを発売することが8日、わかった。北川が「これまで共に時を過ごしてきた皆様と、これからも共に歩みたいという思いをこめました」と語るカレンダーは、カフェでのティータイムや寝顔カットなど、北川の日常を切り取ったさまざまな表情が魅力的な内容となっている。北川景子、デビュー10周年を記念し初のオリジナル写真集を発売同カレンダーは、10周年という節目を迎え「これまで支えてくれたファンへの感謝の気持ちを形にしたい」という北川の想いから8月に発売された、1st写真集『27』(SDP)の未公開カットで構成。写真集には収まりきらなかったキュートな姿が詰め込まれている。人生初のカレンダー発売に北川は「お家に、オフィスに、身近なところに飾っていただき、一緒に時を刻んでいけたら嬉しいです。皆様と素敵な2014年を迎えられますように」と想いを寄せた。きょう8日よりオンラインショップ『ローソン・HMV』、『スターダストショッパーズ』で予約受付がスタートしており、12月上旬から順次発送予定。
2013年11月08日友人だと思っていた同居人の中に凶悪な人格が存在し、自分を罠に陥れようとしていたら? そんな絶対的恐怖を北川景子&深田恭子の初共演で描いた映画『ルームメイト』。10月30日には完成披露試写会が東京都内で行われ、北川と深田が体のラインを強調したドレス姿で登場した。同作は推理作家、今邑彩が1997年に発表した30万部突破のサスペンス小説を原案に、同居相手の看護師・西村麗子(深田)の中に凶悪な人格、マリが存在していることを知ったヒロイン、萩尾春海(北川)の恐怖を描く。何と劇中には、北川と深田のキスシーンもあるとか。北川は「あの深田恭子ちゃんと今からキスができる、と胸が高まりました。終わった後は恥ずかしかったけれど、凄く柔らかかったと思います」と恥ずかしそう。一方の深田も「柔らかかったですね」と微笑んでいた。また作品の内容にちなんで「お互いの素顔で恐ろしかったことは?」と聞かれた北川は「こんなに綺麗で容姿も完璧で中身も完璧。逆にそれが恐ろしい。最初に会った時は、あまりの綺麗さに人間ではないと思ったくらい。いつでも笑顔で現場にいるし、皆さんが知っている恭子ちゃんそのもの」と深田の美貌と人柄を絶賛。深田は「サバサバしているイメージだけれど、メールが凄く可愛い」と北川の意外な素顔を明かし「景子ちゃんが現場で女子の結束力を高めてくれて、女子だけで固まって楽しんでしまいました。実際にルームシェアしてもいいと思った」と初共演を楽しんでいた。また「心を許した人が、実は裏の顔を持っていたら?」との質問に「スーってフェイドアウト。『あ、すいませんでした』という感じで」と北川が答えると、深田も「それもその人の一面だと思って大切にするけれど、私も遠くで見守ると思う」と同意していた。映画『ルームメイト』は11月9日より全国公開。 公式サイト
2013年11月06日時代の先端を走り続ける脚本家・北川悦吏子が大人の恋愛を描いたスペシャルドラマ『月に祈るピエロ』の放送が10月5日に決定。主演には、北川さんの大ヒット作「愛していると言ってくれ」(’95年)、「Beautiful Life ~ふたりでいた日々~」(’00年)などでコンビを組んだ演技派女優・常盤貴子が決まった。これまでのヒット作で、若い視聴者を中心に絶大な支持を受けてきた北川さんが、今回選んだテーマは“大人の恋愛”。遠く離れて住む男女が、ある小さなできごとをきっかけに、一度も逢うことなく、心を徐々に通わせていくストーリーは、北川さん自身の出身地でもある、清流・長良川が流れる岐阜の美しい風景を舞台に書き上げられた。主人公の女性が閉塞した日常生活の中で、何気ない言葉のやり取りから小さな優しさ・幸せをみつけ、新たな一歩を踏み出す物語となっている。北川作品はじめ、これまで多くの話題作に出演し、ドラマ以外にも舞台、映画で注目を集め続ける、常磐さんが演じるのは、故郷で祖母、母と暮らす41歳独身の玉井静流(たまい・しずる)。静流が、一度も逢わずして心を通わせる相手となる戸伏航(とぶせ・わたる)役には、幅広い役柄をこなし、心地よく響く美声も魅力の谷原章介。また、静流が同居する祖母・さくらを八千草薫、母・時枝を根岸季衣が演じる。出演に際して北川さんから手紙を受け取ったという常磐さんは、「静流という役は、岐阜で平凡な毎日を送っている女性で、私が今までやってきた役の中には、あまりないものでした。どうしたらそんな女性を演じられるのかということを考える作業が楽しくて。いただいたお手紙でも『そういう役、常盤さんできる?』みたいな感じだったので(笑)、これは素敵な挑戦状だと思い、自分なりに色々と考えて役作りしました」とコメント。実際の撮影では、「日常を日々積み重ねてくださる撮り方だったので、静流がこの町で淡々と暮らしている感じが出たのではないかと思います。郡上八幡の景色もすごく綺麗に映っていると思うので、静流とともにこの町で生きている気分になれるのではないかなと思います」と、故郷に暮らす、ごく普通の1人の女性を演じたことに手応えを感じた様子だ。また、相手役を務めた谷原さんは、「(40代というのは)ターニングポイントなのかな。僕が演じた航も、あるきっかけで自分の人生を見つめ直すことになり、小さな出会いに心惹かれ、ささやかなことに幸せを見つけていくようになります。ドラマでは、ずっと逢わずに会話を交わす2人ですが、最後には出逢えたらいいな、と思いますね。楽しみにしていて下さい」と期待を込めて語った。大人の男女の心の機微を、リアリティに満ちた台詞でやさしく紡いでいくストーリーは、まさに北川さんらしいドラマ。なお、放送に先立ち、メールで始まり次第に高まっていく心を描いた本作の世界観を知ってもらうため、「北川悦吏子監修『心をつなぐメールコンテスト』」と題して、思い出の「心をつなぐメール」を募集する。スペシャルドラマ『月に祈るピエロ』は10月5日(土)午後2時~3時24分、TBS系全国28局ネットにて放送。(上原礼子(cinema名義))
2013年08月29日『映画 謎解きはディナーのあとで』、『ルームメイト』、『悪夢ちゃん The 夢ovie』と続々と話題作に出演している女優・北川景子。彼女が、世界の“美”を巡って地中海を横断する壮大な旅を記録した番組、「北川景子×地中海 女神たちをさがして」がNHK BSプレミアムにて放送されることが決定した。北川さんは昨年、ルーブルで「ミロのビーナス」に出会い、引きつけられたそう。少女のようでいて、母のようでもあるその不思議な魅力に迫りたい…そんな思いから女神たちを追って東へ東へ――。アフロディテ神殿とアルテミス神殿の跡が残る、イタリアのシチリア島。「ミロのビーナス」が発見された、ギリシャのミロス島。そしてアフロディテが生まれた、中東を望むキプロス島。女神たちが呼吸した空気に触れ、島々に生きる陽気な“現代の女神”たちと出会うことで、北川さんは何を感じるのだろうか?そしてキプロス島で、北川さんはついに女神の秘密を知ることに…。この夏に東京にやってくる「ギャビーのディアナ」も然り、真っ青な海と純白の家々が立ち並ぶ、女神たちが君臨した地中海の美しい風景を楽しんでみて。現在、番組特設サイトにてこの旅の収録裏話を綴った「北川景子地中海日記」も公開中だ。「北川景子×地中海 女神たちをさがして」は8月31日(土)9:00~NHK BSプレミアムにて放送(※全6回)。(text:cinemacafe.net)
2013年08月05日正統派クールビューティーとして男性からの支持を集めている北川景子さん。他の女優さんにはない知的なイメージが人気の理由でしょう。今回は、北川景子さんをお手本に、知的アピールでモテるコツをご紹介したいと思います。■1.本をカバンに入れておく男性は教養がない女性と付き合いたくありません。友達に紹介して、「バカなオンナを彼女にするんだな~」と思われたくないからです。最低限の常識やマナーを身につけていることをアピールできれば、恋愛対象に入る確率は格段にあがります。効果的なアピールは、本を読むということです。北川景子さんも、とても読書家なのだそう。カバンの中に、本が入っていると「この人は文化的に向上心のある女性なんだ」と周りの目も変わります。■2.キレイな言葉でブログを書く北川景子さんのブログは、基本的に長文が多く、キレイな言葉遣いをされています。ちょっとしたレポート並の分量の文章を、確かな文章力で読みやすく書いており、ブログを読んでファンになってしまう人もいるんだとか。男性も気になる女性のブログはチェックしているもの。「この子頭悪い文章を書くんだな」と思われてしまっては損です!「メシウマwww」「ワロタwww」などといったネットスラングを使うのは避けましょう。■3.大人の女性の装いもできる普段は勿論カジュアルな服装でいいですが、パーティーやイベントごとのときに、ビシっとした大人の女性の装いができるとプラスのギャップが働きます。エレガントな格好ができると賢そうに見えます。アイテムとして、キリッとしたメガネをひとつ持っておくと良いでしょう。北川景子さんも、テレビ出演時にメガネをかけていることがあります。メガネがあるだけで、普通のスーツ姿でも知的さが一気に倍増するのでオススメです。■4.趣味は映画鑑賞趣味を聞かれて困ったら、映画鑑賞と答えてください。「この子と付き合って一緒に映画を見たいな」と、デートのイメージがわきやすいのがポイントです。そして好きな作品は、ハリウッド系などの超大作ではない、隠れた名作映画を挙げましょう。それだけで「本当に映画が好きそうだな」と男性は思ってくれます。ただし、奇をてらって気取ったフランス映画などを挙げると、男性は少々引いてしまうので気をつけましょう。■5.話題の美術展に興味を示すミケランジェロやラファエロが日本に来るという噂を聞いたら、とりあえず興味を示しましょう。ファッション感覚でも、美術というものに興味があることを伝えれば、知性アピールになります。その画家のことを1mmも知らなくても大丈夫です。どうせ男性のほうも知りません。「この美術展行ってみたいな」「(お、この子知的で良いな)じゃあ一緒に行く?」というようにデートのきっかけにもなるので一石二鳥です。■おわりにいかがでしたでしょうか?知的アピールを始めて行くといいことだらけです。ただ、口先だけのオンナだと思われると敬遠されるので、読書や映画・絵画鑑賞は、自発的に取り組んでおきましょう。北川景子さんのように名実ともに知的な女性になるべく努力しましょう。(白武ときお/ハウコレ)
2013年06月13日8日、正式オープンファッションモデルからデビューし、女優として活躍を重ねている北川景子が8日、自身の公式サイトをオープンさせた。ティーンファッション誌の「Seventeen」でデビューしてから、現在、芸能生活も10年目に入ったといい、そうした節目にサイトを設けることができたことに喜びをつづっている。オープンした公式サイトの「DIARY」には、さっそく年始の挨拶と現在の心境、そして旅先で撮影したという3枚のオフショットが掲載されている。新しい一面をみせてくれそう旅先でのショットは、ブルーのざっくりとしたトップスにスキニーパンツ、スニーカーといったアクティブなスタイルで、森のなか写真撮影に没頭する彼女の様子や、街中でカメラを向ける姿、動物を見つけて撮影しているところなど、いずれもカメラに夢中になる北川のナチュラルな姿がうかがえるものとなっている。サイトでは、今後日記も含め読みやすい発信元となるよう工夫していきたいそうだ。今年、2013年は、これまで以上に新たなことにも挑戦していきたいとも述べている。ますます美しさにも磨きをかけている彼女。これからはこのサイトを活用し、最新情報を発信したり、ファンとの交流をはかったりしていくものとみられる。今回のように、普段とは違った彼女の魅力が感じられるオフショットが公開される期待値も高い。今年の彼女のさらなる活躍に期待し、サイトもチェックしてみたい。元の記事を読む
2013年01月10日沖縄を舞台に人生の歯車が狂い始めた男たちの運命を描く、豊田利晃監督の最新作『アイム・フラッシュ!』。本作で初共演を果たした藤原竜也と松田龍平が、豊田組の現場と作品を回想するとともに、本作を観ることで豊田監督が込めたメッセージと挑戦の真意をすくい取ってほしいと口を揃えて語った。その他の写真藤原と松田が演じたキャラクターは、新興宗教のカリスマ教祖ルイと、彼を護るボディガードの新野。ルイはある晩出会った謎の美女、流美(水原希子)が事故で瀕死の重傷を負ったことを契機に教団を辞める決意をするが、それを認めない教団は新野に新たな指令を下す。生と死の狭間で奔走するルイを演じた藤原は、「ルイは孤独を抱え、ひとりで戦っている男。大変な人生を味わいますが、それに立ち向かう姿勢が好きでした」と魅力を説明。ルイと対峙する新野役の松田は「新野は感情を出す男ではないので、脚本の段階ではよく分からなかった」と戸惑ったものの、「現場に入って藤原君と一緒に演じて、新野とルイとの関係性がよく分かった。上手く出来ましたね」と現場でのシナジーに救われたことを明かした。また、数々の名匠と仕事を重ねた藤原だが、豊田組は初参戦。その体験を以前「憎悪と尊敬」と表現したが、「役者を追い込み、余計なモノをそぎ落とす斬新な演出をする監督は多くないので、貴重な出会いでした。自分の中で新しい発見もありましたね」と今では感謝の想いが勝っているという。一方、豊田監督とは旧知の仲である松田は久々の豊田組は「エンターテインメントを作ろうという豊田監督の挑戦を感じた」と言い、「視界を広げていいものを作りたいという想いを感じたから、自分でも意識しました。新野役を演じることでお手伝いになれば、いろいろな人が観て楽しめる作品になると思いました」と豊田監督の想いを感じ取ったことを告白。「映画を観れば分かると思います(笑)」と藤原も同調した。藤原と松田の会話を聞けば、国内外の映画ファンだけでなく「センスがよくて、鋭く物事を考えている人」(藤原)と映画人たちも強烈にリスペクトする豊田監督に対して、猛烈に興味が沸く。最後に人となりについて尋ねてみると「言葉にすることがちょっと難しくて」(松田)と返ってきた。「たとえば不器用な人って言ってしまうと、そういうイメージになってしまいますよね。本人としては違うかも知れないのに。自分を知ってもらうために映画を作っていることもあると思うから、そのためにも今回の映画を観てほしいですね(笑)」。『アイム・フラッシュ!』9月1日(土)より、テアトル新宿ほか全国ロードショー取材・文・写真:鴇田 崇
2012年08月30日互いの関係性について「言うほど仲良くはないですよ」と藤原竜也がさらりと言えば「表面的な付き合いですよね(笑)」と松田龍平がポツリと返す。演技や作品について語るのと全く変わらない口調に、冗談と知りつつ妙なリアリティとおかしみを感じてしまう。タイプは違えど同世代の俳優たちのトップを走る2人が念願の初共演を果たした『I’M FLASH!』がまもなく公開となる。世間からの逃避を余儀なくされた新興宗教のカリスマ教祖と金で雇われたそのボディガード。孤島で対峙し奇妙な関係性を紡いでいく男たちを演じながら、藤原さんと松田さんは何を感じ、何を築き上げたのか――?豊田利晃監督の魅力「とにかく俳優を揺さぶる」藤原さんは、以前より豊田利晃監督作品への出演を熱望していた。きっかけは松田さんも出演した『ナイン・ソウルズ』(’03)。これまでに何度かチャンスはあったものの最終的に実現に至らず、ようやく本作で10年近くの歳月を経て悲願を実現させた。藤原さんが感じていた豊田作品の魅力とは?「予想外というか、飽きさせないんですよね。人間の心の動き、揺れのようなものを表現するのが非常にうまい。僕は決して映画や監督という仕事の技術的な詳しいことが分かるわけじゃないけど、どこかすごく斬新で見入ってしまうんですよ。ひと目見たときに『カッコいいな。この人、才能あるな!』って思って、一緒にやってみたいぞと思ったんです」。だが実際に体験した豊田監督の現場は、これまで映画や舞台で数々の演出家のもとで作品作りを経験してきた藤原さんをして「毎日が地獄だった」と言わしめるほど過酷だった。映画が完成したとき、藤原さんは「憎悪と尊敬」という言葉で豊田監督への思いを表現している。「とにかく俳優を揺さぶるんですよ。僕は40~50回もテイクを重ねるのに、龍平がパッと芝居したら『はい、OK。いいね』って。そうやって揺さぶって俳優をイラつかせて、ひとりにして追い詰めていくというのが監督の手法なんだと思う。そうやって新しいものを引き出そうとする手法はアリだと思うし、揺さぶりはありがたいんだけど、こっちもそういう手法だろうって考えちゃうからね。『俺はまんまとそんな手に引っかからねぇぞ』とか考えてイライラしたり(笑)。それを踏まえて“尊敬と憎悪”ですね。でも感謝してますよ。ものづくりの原点のようなものを感じながら仕事させてもらいました」。一方の松田さんにとっては『青い春』、『ナイン・ソウルズ』に続く3度目の豊田作品。常連とはいえ9年という長い時間を空けての再会だったが、松田さんは「豊田さんは変わってなかった」とふり返る。「『豊田さんはこういう人です』と言えるキーワードが少ないんですよね。あえて言うなら不器用な人。というか、俺の中で『こういう人』と決めつけたところでやっているわけではなくて、作品を通して豊田さんという人を見せてもらい、認識していますね」。では、特に本作の中で松田さんが感じた豊田監督らしさとは?「台本に書いてある『こうなるだろうな』というシーンを現場で180度変えることができるんですよね。例えば砂浜でルイ(藤原さん)と新野(松田さん)が対峙して砂をかけるシーンがあるんですけど、最初は全然違ったし、そこでシーンのニュアンスごと変えてしまうんです。それは自分で脚本を書いているからというのもあるけど、何より現場第一で臨機応変に撮影できる方だから。俺は感覚でやって、あまり決めごとを作らずにやることが多いので、現場で柔軟にやってもらえると楽しいですね」。共演しての感想、特に現場で対峙してみての印象を聞いてみると、藤原さんは称賛を込めて現場で感じたこんな思いを明かしてくれた。「やっぱり龍平が抱えているものはすごく大きいと思います。そこには葛藤を含めいろんなものがあるんだろうし、それを表に出さずにやっていくって大変でしょう。そういう面を含めて、きちんと自分のスタイルを保っているなと感じましたね」。松田さんは「そんなことはないですよ(笑)」とかぶりを振る。一方で、新野という役を演じる上での藤原さんの存在の大きさについて語ってくれた。「『青い春』で演じた九條もそうだったけど、引いたところで見ている役なんですよね。周りに答えを求め、問い続けている役。新野は自分なりの決め事を作って生きている人物だけど、どこかでそれを壊してくれる人物を求めているんですよね。そういう意味で、最初に台本を読んだとき、ルイという男をすごく得体の知れない人物のように感じていたんです。でも、現場で藤原くんが演じたルイは、すごく人間臭くて感情的で自暴自棄にもなる気分屋の男だった。そこで新野が何を思ってルイと生活を共にしていたのか、というのが自分の中ですごくつじつまが合って理解できたんです。そういう意味で、藤原くんとやれたことにすごく意義があったと感じています」。過去はふり返らず、毎日の小さな変化を重ねていく“カリスマ”と崇められることに疲れを感じながら、ルイは「ふり返ってみて初めて気づくきっかけを見過ごしてきた」と漏らす。おそらくそれは彼だけでなく多くの人に当てはまる言葉だろう。藤原さんも松田さんも常に求められ、次から次へと新たな作品へと出演しているが、ふと立ち止まったときにルイのような感慨に襲われるようなことはないのだろうか?そんな問いに藤原さんは「僕はふり返らないですね。まだそこまで生きてないかな。まだふり返るほどのものはないですよ」と白い歯をのぞかせる。一方、松田さんは「オレも『あのときはこうだった』なんてふり返ることはないですね」とうなづきつつ、こんな思いを口にした。「実際には分かりやすいきっかけがあるものではないと思いますね。日々の中で小さすぎて自分では気づかないけど、そういう些細なことを繰り返して積み上げている感じはあります。この仕事をしていると、どうしても一つの作品の始まりと終わりという区切りがあって、周りは作品ごとの区切りに対してどう思うかって考えるかもしれないけど、実はそれはあまり関係ないし、それだけじゃない。仕事以前に自分が生きているってことも全部含めてなので。その中でいろんな人に出会って、酒飲んで、話して…そういう全てをひっくるめたところで少しずつ自分でも気づかない小さな変化を重ねていくんだろうと思います」。本作は新興宗教のカリスマ教祖を軸にした内容となったが、藤原さんは以前から「究極のエンターテインメントを書いてみたら?」と豊田監督に語っていたとか。「監督も『それもいいね』って言ってたんですよ。みんなでワイワイって感じのね(笑)。きっと豊田さんの中にはまだまだ引き出しがあると思う。それをどんどん開けさせるのも俳優の仕事だよね」。松田さんは藤原さんとの再共演について「今回も実は藤原くんとはそれほど一緒のシーンは多くなかったので、もっとしっかりやりたいよね」とラブコール。今回とはまた違った関係性で躍動する2人の姿をぜひ見てみたい。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:I’M FLASH! 2012年9月1日よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開© 2012「I’M FLASH」製作委員会
2012年08月29日互いの関係性について「言うほど仲良くはないですよ」と藤原竜也がさらりと言えば「まあ表面的な付き合いですね」と松田龍平がポツリと返す。演技や作品について語るのと全く変わらない口調に、冗談と知りつつ妙なリアリティとおかしみを感じてしまう。タイプは違えど同世代の俳優たちのトップを走る2人が念願の初共演を果たした『I’M FLASH!』がまもなく公開となる。世間からの逃避を余儀なくされた新興宗教のカリスマ教祖と金で雇われたそのボディガード。孤島で対峙し奇妙な関係性を紡いでいく男たちを演じながら、藤原さんと松田さんは何を感じ、何を築き上げたのか――?豊田利晃の魅力「とにかく俳優を揺さぶる」藤原さんは、以前より豊田利晃監督作品への出演を熱望していた。きっかけは松田さんも出演した『ナイン・ソウルズ』(’03)。これまでに何度かチャンスはあったものの最終的に実現に至らず、ようやく本作で10年近くの歳月を経て悲願を実現させた。藤原さんが感じていた豊田作品の魅力とは?「予想外というか、飽きさせないんですよね。人間の心の動き、揺れのようなものを表現するのが非常にうまい。僕は決して映画や監督という仕事の技術的な詳しいことが分かるわけじゃないけど、どこかすごく斬新で見入ってしまうんですよ。ひと目見たときに『カッコいいな。この人、才能あるな!』って思って、一緒にやってみたいぞと思ったんです」。だが実際に体験した豊田監督の現場は、これまで映画や舞台で数々の演出家のもとで作品作りを経験してきた藤原さんをして「毎日が地獄だった」と言わしめるほど過酷だった。映画が完成したとき、藤原さんは「憎悪と尊敬」という言葉で豊田監督への思いを表現している。「とにかく俳優を揺さぶるんですよ。僕は40~50回もテイクを重ねるのに、龍平がパッと芝居したら『はい、OK。いいね』って。そうやって揺さぶって俳優をイラつかせて、ひとりにして追い詰めていくというのが監督の手法なんだと思う。そうやって新しいものを引き出そうとする手法はアリだと思うし、揺さぶりはありがたいんだけど、こっちもそういう手法だろうって考えちゃうからね。『俺はまんまとそんな手に引っかからねぇぞ』とか考えてイライラしたり(笑)。それを踏まえて“尊敬と憎悪”ですね。でも感謝してますよ。ものづくりの原点のようなものを感じながら仕事させてもらいました」。一方の松田さんにとっては『青い春』、『ナイン・ソウルズ』に続く3度目の豊田作品。常連とはいえ9年という長い時間を空けての再会だったが、松田さんは「豊田さんは変わってなかった」とふり返る。「『豊田さんはこういう人です』と言えるキーワードが少ないんですよね。あえて言うなら不器用な人。というか、俺の中で『こういう人』と決めつけたところでやっているわけではなくて、作品という形で豊田さんという人を見せてもらい、認識してます」。では、特に本作の中で松田さんが感じた豊田監督らしさとは?「台本に書いてある『こうなるだろうな』というシーンを現場で180度変えることができるんですよね。例えば砂浜でルイ(藤原さん)と新野(松田さん)が対峙して砂をかけるシーンがあるけど、最初は全然違ったし、そこでシーンのニュアンスごと変えてしまうんです。それは自分で脚本を書いているからというのもあるけど、何より現場第一で臨機応変に撮影できる人だから。俺は感覚でやって、あまり決めごとを作らずにやることの方が多いので、現場で柔軟にやってもらえると楽しいですね」。共演しての感想、特に現場で対峙してみての印象を聞いてみると、藤原さんは称賛を込めて現場で感じたこんな思いを明かしてくれた。「やっぱり龍平が抱えているものはすごく大きいと思います。そこには葛藤を含めいろんなものがあるんだろうし、それを表に出さずにやっていくって大変でしょう。そういう面を含めて、きちんと自分のスタイルを保っているなと感じましたね」。松田さんは「そんなものはないですよ」とかぶりを振る。一方で、新野という役を演じる上での藤原さんの存在の大きさについて語ってくれた。「『青い春』で演じた九條もそうだったけど、引いたところで見ている役なんですよね。周りに答えを求め、問い続けている役。新野は自分なりの決め事を作って生きている人物だけど、どこかでそれを壊してくれる人物を求めてるんですよね。そういう意味で、最初に台本を読んだとき、ルイという男をすごく得体の知れない人物のように感じてたんです。藤原くんのこともほとんど知らなかったので。ところが藤原くんが演じたルイは、すごく人間臭くて感情的で自暴自棄にもなる気分屋の男だった。そこで新野が何を思ってルイと生活を共にしていたのか?というのが自分の中ですごくつじつまが合って理解できたんです。そういう意味で、藤原くんとやれたことにすごく意義があったと感じてます」。過去はふり返らず、毎日の小さな変化を重ねていく“カリスマ”と崇められることに疲れを感じながら、ルイは「ふり返ってみて初めて気づくきっかけを見過ごしてきた」と漏らす。おそらくそれは彼だけでなく多くの人に当てはまる言葉だろう。藤原さんも松田さんも常に求められ、次から次へと新たな作品へと出演しているが、ふと立ち止まったときにルイのような感慨に襲われるようなことはないのだろうか?そんな問いに藤原さんは「僕はふり返らないですね。まだそこまで生きてないかな。まだふり返るほどのものはないですよ」と白い歯をのぞかせる。一方、松田さんは「俺も『あのときはこうだった』なんてふり返ることはないけど」とうなづきつつ、こんな思いを口にした。「実際には分かりやすいきっかけがあるものではないんだろうなと思います。日々の中で小さすぎて自分では気づかないけど、そういう些細なことを繰り返して積み上げている感じはあります。この仕事をしていると、どうしても一つの作品の始まりと終わりという区切りがあって、周りは作品ごとの区切りに対してどう思うかって考えるかもしれないけど、実はそれはあまり関係ないし、それだけじゃない。仕事以前に自分が生きてるってことも全部含めてだから。その中でいろんな人に出会って、酒飲んで、話して…そういう全てをひっくるめたところで少しずつ自分でも気づかない小さな変化を重ねていくんだろうと思います」。本作は新興宗教のカリスマ教祖を軸にした内容となったが、藤原さんは以前から「究極のエンターテインメントを書いてみたら?」と豊田監督に語っていたとか。「監督も『それもいいね』って言ってたんですよ。みんなでワイワイって感じのね(笑)。きっと豊田さんの中にはまだまだ引き出しがあると思う。それをどんどん開けさせるのも俳優の仕事だよね」。松田さんは藤原さんとの再共演について「今回も実は藤原くんとはそんなに一緒のシーンは多くないし、もっとガッツリやりたいね。藤原くんは舞台の方が多いから舞台やろうか?」とラブコール。今回とはまた違った関係性で舞台上を躍動する2人の姿をぜひ見てみたい。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:I’M FLASH! 2012年9月1日よりテアトル新宿、ユーロスペースほか全国にて公開© 2012「I’M FLASH」製作委員会
2012年08月29日『空中庭園』、『モンスターズクラブ』の豊田利晃監督が、藤原竜也を主演に迎えて贈る最新作『I’M FLASH!』。本作のキーマンとも言えるミステリアスな美女を、ファッションリーダーとして女性から圧倒的な人気を集めるモデルで女優の水原希子が演じることがこのほど明らかとなった。圧倒的なカリスマ性で連日マスコミに取り上げられる、新興宗教団体「ライフイズビューティフル」の若き3代目教祖・ルイ(藤原竜也)。そんな毎日に辟易した彼はミステリアスな美女・流美と出会い、ドライブに出かけるのだが、バイク事故を起こしてしまい、容疑者として追われる羽目に…。独特の世界観と演出力で絶大な人気を誇り、“映画界の異端児”と称される豊田監督。キャスティングにも相当のこだわりを持つ監督が今回ヒロインに抜擢したのが、水原希子。『ノルウェイの森』(’10)での瑞々しい演技が記憶に新しいが、7月公開予定の蜷川実花監督作『ヘルタースケルター』に続く大抜擢となった。水原さんが本作で演じるのは、藤原さん扮するルイに近づく謎の美女・流美。彼女の魅力に取りつかれたルイは予想だにしない運命に翻弄されていく。ミステリアスな魅力が必要とされる難役だが、豊田監督は水原さんのキャスティングについて「彼女はエレガントな野生の馬のような人なので、それを追いかけるような撮影方法を取りました。彼女の素晴らしさを捕まえることができたことに満足しています」と喜びのコメント。一方、水原さんは本作の出演に運命を感じたといい、というのも「このお話をいただく1週間くらい前に、たまたま『青い春』を観ていいな!と思っていました。豊田監督のほかの作品も観てみようと思っていた矢先に、出演のお話をいただき運命を感じました!」とのこと。また、初共演となる藤原さんについては「ジェントルマンで、リードしていただいたので、安心して身を置いて演じられました。ただそれだけでなく、緊張感もあってパートナーとしてとても良かったです」と、先輩俳優にすっかり身を委ねた様子。果たして、謎の美女・流美がストーリーにどんな影響をもたらすのか?女優・水原希子の今後の活躍にも注目したい。『I’M FLASH!』は9月、全国にて公開。■関連作品:モンスターズクラブ 2012年4月21日よりユーロスペースほか全国にて公開© GEEK PICTURESヘルタースケルター 2012年7月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 映画『ヘルタースケルター』製作委員会■関連記事:竹中直人&蜷川実花、フランス観光親善大使就任で熱い“フランス愛”を激白下着姿で佇むエリカ様、掟破りの過激さ!『ヘルタースケルター』特報映像が解禁瑛太「辛いことあったけどずっと一緒にいてくれた」と窪塚洋介への感謝の思い明かす蜷川実花撮り下ろし!肩出しエリカ様が挑戦的に見つめる『ヘルタースケルター』ポスター完成瑛太×窪塚洋介の競演!『モンスターズクラブ』完成披露試写会に10組20名様ご招待
2012年03月27日俳優の藤原竜也が3月10日(土)、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われた主演作『おかえり、はやぶさ』の初日舞台挨拶に共演する杏、前田旺志郎(まえだまえだ)、三浦友和、本木克英監督と共に登壇。2014年に打ち上げが予定されている小惑星探査機はやぶさの後継機「はやぶさ2」について「ぜひ応援したい」とエールを送った。宇宙空間を孤独に航行し、ラッコ型の小惑星・イトカワのサンプル採取に成長したはやぶさの7年にわたる軌跡を、オリジナルストーリーで描く。翌3月11日は、小惑星の名前の由来にもなっている日本ロケット開発の父・糸川英夫博士が1955年、人類初のペンシルロケットの水平発射実験を行った、日本宇宙開発の第一歩となった歴史的な日だ。舞台挨拶には、そのペンシルロケットの手持ち模型が登場し、元々宇宙マニアだった藤原さんや、本作出演をきっかけに宇宙好きになったという旺志郎くんは興味津々。さらに現在、打ち上げ能力が最も高いとされる最新技術を搭載する最新ロケット「H-IIB」の25分の1のモデルのお披露目、同ロケット発射時の音を再現する音響実験など、映画の余韻をさらに深める“宇宙”イベントが行われた。藤原さんは、はやぶさのイオンエンジンを担当するJAXAのエンジニア助手を演じており「日本(の宇宙開発の予算)はNASAの10分の1の予算と聞いています。もっともっと国を挙げて日本の力を世界に見せつければ、盛り上がるはず」と熱弁。新米理学博士を演じた杏さんは「大人の方が観れば、童心に帰って夢や希望を感じられるし、子どもには夢を持ってもらえる作品になっています」とアピールしていた。『おかえり、はやぶさ』は全国にて公開中。■関連作品:おかえり、はやぶさ 2012年3月10日より全国にて公開© 2012「おかえり、はやぶさ」製作委員会■関連記事:『おかえり、はやぶさ』藤原竜也インタビュー立ち止まることのない、“勝負”のとき本木克英監督、3本の『はやぶさ』映画の中で「一番いいと自負」と対抗心あらわ藤原竜也、卒業を控えた中学生に「たくさん恋愛して!」とエール全編3D映像で贈る冒険の物語!『おかえり、はやぶさ』試写会に10組20名様ご招待「まえだまえだ」の旺志郎、杏の第一印象は「足長っ!」
2012年03月11日日本中を感動させた小惑星探査機“はやぶさ”の奇跡的な帰還を、オリジナルドラマで描く『おかえり、はやぶさ』に主演する藤原竜也が取材に応じ、作品への想いや撮影の裏話を語った。その他の写真藤原が演じるのは、はやぶさのイオンエンジンを担当するJAXA(宇宙航空研究開発機構)のエンジニア助手・大橋健人。役作りのため、実際のプロジェクトに関わったJAXA職員と対面し、「狭い部屋で日々、緻密で天才的な作業をこなしているのに、みなさん謙虚で(映画製作にも)協力的。そしてとても普通の方たちなんです」。一方で「実験や試運転ができない状況で“のるかそるか”の一発勝負にかける勢いも持っている」という。その両面が役作りに大いに反映された。もともと宇宙に対する関心は人一倍。「はやぶさの動向もリアルタイムで追ってましたからね。僕自身、この作品に参加できてとても光栄なんです」と胸を張る。はやぶさの旅路を軸に、さまざまな人間ドラマが繰り広げられる本作。なかでも藤原演じる主人公と、父親で失敗に終わった火星探査機“のぞみ”のプロジェクトマネージャー・伊佐夫(三浦友和)との確執と和解は、物語をけん引するエンジンとなった。「三浦さんは『かっこいい』のひと言。俳優として近づきたいけど、近づけない……。その距離感は劇中の父と息子に通じるので、僕自身、自然と役柄にリンクできましたね。現場ではどっしり構えて自然体。いつもまわりに気を配ってらっしゃった」と敬意を示した。数えきれない試行錯誤を経て、はやぶさを帰還に導いたJAXA職員の奮闘に、俳優として生きる自分自身の姿も重ね合わせたという。「他人の評価は気にしないと言いながら、実際には失敗や挫折と向き合うのはとても難しいこと。さっき言った“のるかそるか”じゃないですけど、この仕事は自分でコントロールできない面も大きいですし。大橋健人を演じられる俳優は、ごまんといる。そのなかで、オファーをいただいた奇跡的なチャンスや“出会い”と正面から向き合うしかないんですよね」。それでも、試練を乗り越えたはやぶさの奇跡を目の当たりにし「人間、思い続ければ、きっといろんなことを変えられる生き物だと思うんです」と力説。「どんな世代の方が観ても、きっと夢や未来に光を当ててくれる作品。たとえ挫折や失敗を味わっても、その先には“再生”があるというメッセージが込められているんじゃないかなと思います」と誇らしげに語った。『おかえり、はやぶさ』3月10日(土)全国公開<3D・2D同時公開>(C)2012「おかえり、はやぶさ」製作委員会
2012年03月08日