Analog Devices(ADI)の日本法人であるアナログ・デバイセズは7月10日、4.5Vから36Vまで動作する高精度コンバータとアンプ、その他の部品向けに、±55Vの過電圧保護(OVP)機能を提供する、4チャンネル・プロテクタ「ADG5462F」と、8:1マルチプレクサ(MUX)「ADG5248F」および差動4:1マルチプレクサ「ADG5249F」を発表した。3製品ともにパワーオンおよびパワーオフ状態で±55VのOVP機能を提供するほか、ホットスワップおよびオペレータの誤使用時に高精度な保護を提供し、下流側のアナログ部品を保護する。また、オンチップ故障診断機能が、欠陥のあるチャンネルを検出して回避するため、欠陥検出アルゴリズムの簡素化が可能となり、システムのアップタイム(使用可能時間)を改善することができるようになる。さらに、ユーザーが一次電源とは独立して故障トリガーレベルを定義することができるため、設計のフレキシビリティを最大化でき、基板面積の縮小と設計プロセスの簡素化が可能となるほか、故障リーク電流70nA、20nAのオンリーク電流を提供しており、熱電対や抵抗式温度検出器(RTD)のような小信号測定のスループットを最大化するとしている。
2015年07月10日動物の殺処分0(ゼロ)を目指して活動する団体「ちばわん」は、保護犬と保護猫の譲渡会を、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県で開催する。「ちばわん」は250名を越えるボランティアからなる団体。殺処分0を目指して、無責任な繁殖に反対し、不妊・去勢手術の推進、行き場を失った犬や猫を保護し、家族として迎える「いぬ親」「ねこ親」を捜す活動を行っている。関東各地では、保護犬・保護猫たちの譲渡会を開催している。6月28日には、千葉県船橋市にて「船橋いぬ親会」を開催する。場所は、Pooch(プーチ)ドッグカフェ・トリミングで、時間は11:00~15:00。同じく6月28日には、埼玉県上尾市で「啓蒙活動&いぬ親会」を開催。会場は一清堂上尾店で、動物愛護の啓もう活動や、ちばわんグッズの販売も行う。時間は12:00~15:00。7月5日には3会場で開催。東京都江戸川区の「篠崎臨時いぬ親会」は、江戸川河川敷 篠崎緑地10号そばで行う。時間は12:00~15:00。神奈川県横須賀市では、「さくらの里山科いぬ親会」、「さくらの里山科ねこ親会」を開催。会場は特別養護老人ホーム さくらの里山科。時間は11:00~14:30。7月12日には、千葉県船橋市で「船橋いぬ親会」「船橋ねこ親会」を開催する。会場はPooch(プーチ)ドッグカフェ・トリミング。時間は11:00~15:00。7月19日は、東京都江戸川区で「篠崎定例いぬ親会」を行う。7月の定例いぬ親会で、会場は江戸川河川敷 篠崎緑地10号そば。時間は12:00~15:00。7月26日は、東京都品川区で「品川いぬ親会」「品川ねこ親会」を開催する。会場は、いずれもウエルカムセンター原・交流施設。時間は12:00~15:00。譲渡会には、預かりボランティアも付き添っているため、普段の様子を聞くこともできるとのこと。
2015年06月25日EMCジャパンは6月18日、企業のデータ保護戦略を推進するためとして、「EMC Data Domain DD9500」を始めとするデータ保護製品群の提供開始を発表した。2015年6月から提供開始予定。価格は、「Data Domain DD2200」の4TBモデルが112万5,000円(税別)から。新製品のうちData Domain DD9500は、58.7TB/時のパフォーマンスを持ち、1.7PBの容量を提供する。価格は個別見積。Data Domain DD2200は、小規模オフィス向けの2Uで最大4TBの実効容量を保護するとのこと。EMC Data Protection Suite 2015は柔軟なライセンス・モデルを採用し、さまざまデータ保護要件に合わせた最適な組み合わせで個々の製品を利用できるとのこと。「CloudBoost Connector」「Data Protection Search」「Data Protection Advisor 6.2 SP1」 の各製品を含む。CloudBoost Connectorは、ユーザーの既存のEMCデータ保護ソリューションとクラウド環境をシームレスに統合し、バックアップの長期保管を実現するという。プライベートおよびパブリック・クラウドへの長期保管を実現し、月単位/年単位のコピー・バックアップ・データのクラウド転送が可能。Data Protection Searchは、オープンソースのElasticSearchテクノロジーを利用して、企業規模のバックアップを「EMC Avamar」と「EMC NetWorker」の双方から検索可能にする。「Data Protection Suite」ユーザーのための検索機能を備え、メタデータまたは全文検索により結果の抽出が可能。Data Protection Advisor 6.2 SP1では、サポートアプリケーションの拡充、「Data Domain」解析の機能拡張、「ProtectPoint」環境の解析およびレポート、オブジェクト・サーチ機能といった強化を実施した。Data Protection Suite 2015の価格は個別見積であり、CloudBoost ConnectorおよびData Protection Searchは、Data Protection Suite 2015ライセンスに含まれる。EMC ProtectPointは、プライマリ・ストレージからData Domainへの直接バックアップを可能にし、従来必要であったバックアップ・インフラを不要にすることで、コスト削減を実現するというソフトウェア。従来と比較して20倍高速なパフォーマンスを持つといい、Oracle/SAP/IBM DB2との統合やアプリケーション・オーナーによるバックアップ/リストアのコントロールが可能とのこと。価格は個別見積。
2015年06月19日Analog Devices(ADI)は6月17日、同社のプロセッサ「SHARCシリーズ」として、ARM Cortex-A5を搭載し、オーディオ信号処理ならびに産業機器/自動車分野におけるさまざまな要求に1チップで対応可能としたDSP SoCプロセッサ「ADSP-SC58xファミリ」を発表した。同ファミリはCortex-A5コア(450MHz/300MHz)のほか、浮動小数点DSPコアであるSHARC+を2コア(1コアあたり最大450MHz)に加え、FFT/FIR/IIRといったデジタル信号処理アクセラレータを搭載しており、最大で24GFlops超の演算性能を提供する。内蔵メモリはSHARC+コアあたりL1 SRAM/キャッシュが640KB搭載されているほか、256KBの共有L2 SRAM/キャッシュおよびエンハンスドDMAにも対応。外部メモリとしては高帯域デュアルDDR3インタフェースを搭載しているほか、イーサネットといったネットワークペリフェラルやPCI Expressなどのインタフェースも搭載している。低消費電力CMOSプロセスの採用によるシステム電力の従来製品比50%削減を実現したほか、各種のDSPならびにアクセラレータの活用により、従来製品比で電力効率が2~5倍向上しており、24GFlopsを2W未満の消費電力で実現するという。加えて、システム全体としてみた場合、DSPとマイコンを組み合わせる必要があったが、Cortex-A5コアを搭載したことで1チップでそれらの役割を実現することが可能となるため、従来ソリューション比で33%のBOMコスト削減と最大60%の基板面積の削減を実現できるとしている。なお、同社は併せてCortex-A5コア非搭載の「ADSP-2158xファミリ」も発表しており、2ファミリ合計で8製品が提供されることとなる。また、日本では従来のオーディオ関連以外に産業機器、コンシューマ、車載関連でも活用が可能であることから、そうした分野への拡販を仕掛けていきたいとしている。8製品ともにすでにサンプル出荷を開始しており、単価は米国における参考価格ながら、1万個受注時で17ドルから、評価ボードは495ドルから、としている。
2015年06月18日○世界中で医療・人道援助活動を展開する国際NGO1971年にフランスで設立された、非営利で国際的な民間の医療・人道援助団体、国境なき医師団。同団体はこれまで、ボスニア、ソマリアなどの紛争地や、エボラなどの感染症がまん延する地域、ハイチ大地震、東日本大震災などの自然災害の被災地において、緊急医療援助活動を行ってきた。また、医療・人道援助団体であるとともに、援助活動の現場で目にした、人権侵害や紛争・災害の状況などを国際社会に伝える「証言活動」も主な使命としている。そうした活動資金のほとんどは、民間からの寄付でまかなうなど、独立・中立・公平の原則に基づく人道援助活動が高く評価され、1999年にはノーベル平和賞を受賞。現在、世界約70の国と地域で、日本人医師や看護師をはじめとする3万6000人のスタッフが援助活動を行っている。この国境なき医師団の日本での事務局となるのが、特定非営利活動法人 国境なき医師団日本である。昨年、日本からは87人のスタッフが23カ国へ派遣されて援助活動を実施。最近では、今年4月に発生したネパール大地震の被災地に6人の日本人スタッフを派遣している。派遣スタッフの職種は、医師、看護師のみならず、物資輸送の専門職や建築士、マネジメント専門家など多様だ。一方、事務局のスタッフは約50人となっており、主に現地活動のコーディネイトや寄付金等の資金調達、広報活動などを行っている。昨年、日本での寄付金の総額は約70億円に達しており、その9割以上は民間からのものである。しかも、個人からの寄付が最も多い。このように、人々の善意の寄付行為によって活動が成り立っている同団体にとって、活動の意義などを広く知ってもらう広報活動や寄付金の募集活動は極めて重要である。最近ではオンラインによる寄付の伸びが目立つという。そんな団体における広報と資金調達の中核を担う公式Webサイトとオンライン寄付受付システムのインフラには、テコラスのフルマネージドホスティングサービスが使われている。テコラスでは2014年よりプロボノ(各分野の専門家が、職業上持っている知識・スキルや経験を生かして社会貢献するボランティア活動)としてインフラ環境を国境なき医師団日本へと寄付するとともに、IT運用管理のスペシャリストとしてのスキルも提供しているのである(回線料は除く)。財務/IT IT担当マネジャーの近藤昇久氏は、テコラスのサービス導入についてこう話す。「皆さまからの寄付金ですべての活動費をまかなっていますので、内部のコストをなるべく抑えながら、現地の活動資金にどれだけ回すことができるかがとても重要です。システム投資も最小のコストで最大の成果を上げなければなりませんので、高い技術力に基づいたサービスを無償で利用できるのは非常に助かっています」○知識・経験豊富なプロの支援でトラブルゼロを実現国境なき医師団日本はこれまでも、Webサイトでの広報活動やオンラインでの寄付金受付は行っていたが、システム障害やメンテナンス時のサービス停止に悩まされていた。「知名度の上昇とともに寄付金の額も大きくなり、しかもオンラインによる寄付が増加していることから、Webサイトの安定性をいかに確保するかというのは喫緊の課題でした」と振り返るのは、財務/IT ビジネス・アプリケーション・エンジニアの建部真奈氏だ。2013年の春、問題の解決策を模索しつつ、Webサイトのリニューアルプロジェクトも計画していたこの時期、テコラスからプロボノによるインフラ提供の話が持ちかけられた。「最初から具体的な所まで踏み込んだ話をいただきました。テコラスには大規模Webサイトの豊富な運用実績もあるので、技術的に問題ないことは想像していましたが、実際に話を進めるなかでその豊富な経験やノウハウを実感できました」(建部氏)こうして両者でサービス内容などを細部まで詰め、移行プロジェクトがスタートしたのが2014年4月。その後、5月にシステム設計を行い、6月から8月にかけてサーバの構築テストを実施。そして同年9月、移行が完了し、新たにWebサイトのオープンを果たしたのである。建部氏は言う。「以前はマネージドサービスではなく、インフラだけを提供するサービスを利用していたので、『ワン・オブ・カスタマー』という扱いであり、当方の固有の問題はどこに原因があるかわからずじまいでした。それがテコラスさんに相談すると、"このような構成の場合はこのような問題が考えられるので、こうした構成にしたほうが良いのでは"といったように、問題の原因のみならず改善策まで提案してもらえました」近藤氏もこう続ける。「システム設計時も積極的にアイデアを提供してくれるなど、高い技術力のあるスタッフがそろっていることを感じました。プロジェクトの進行に多少の遅れが生じた際も、こちらの依頼を受けて社内体制を整えるなど、きちんとキャッチアップしてもらえました。サーバ・ホスティングのサービスとはいえ、サーバの設計やシステム連携の検証などが大事なので、知識と経験のあるプロの力を借りることができるのはとても大きいです」テコラスが提供するインフラ環境への移行後、Webサイト、オンライン寄付金受付システムのいずれも、これまで特にトラブルは発生していないという。「稼働しているシステムは以前と同じですが、明らかに安定度が向上しました」(建部氏)「昨年のエボラ出血熱など、世界的に関心を集める出来事があると、Webサイトへのアクセスが一気に増えますので、そうしたなかで安定して運用できるというのは安心につながっています。これからはWebサイトでの迅速な情報発信がより問われるようになりますので、将来を見据えた環境が構築できたと思っています」(近藤氏)今後、国境なき医師団日本では、テコラス提供によるインフラの拡大や新たなシステム基盤への適用も視野に入れている。社会への貢献度の高い非営利団体が少ないITコストをどう補えばいいのか──今回のプロボノの事例は効果的な問題解決策を示すとともに、IT企業の新たなCSRのあり方を示すものと言えるだろう。
2015年06月17日デジタルハリウッドは6月15日、ブラウザアプリ上でスマホアプリを開発できる「JointApps」を使ったワークショップを実施したい団体や学校・企業向けにレクチャーキットを無償配布することになり、同日より受付開始したと発表した。JointAppsは、スマートフォンのアプリ作りを体験できるアプリ。アプリの開発は公式サイトに組み込まれたブラウザアプリ「ブロックエディタ」で行い、作成したアプリはプレーヤーアプリ「JointApps」をスマートフォンにインストールすることで利用できるため、パソコンでアプリを作って専用アプリで再生するだけでなく、スマホやタブレットだけで、アプリを作って再生することが可能となっている。同アプリでは、アプリの企画を頭で理解し、要件定義をしてその要素を論理的に理解して作る必要があるため、プログラミングの工程に近く、同社は、プログラミング学習の前の導入教育に有効であるとしている。また、レクチャーキットには、講師向けワークショップレクチャービデオ、JointAppsワークショップ運営マニュアル、ワークショップテキスト、夏休み自由研究シート(アプリ作り)が含まれており、プログラミング未経験者でもワークショップを開催できるようになるという。
2015年06月15日NTTドコモは5月26日、生体認証を使ったオンライン認証の標準化団体「FIDO Alliance」のボードメンバーとして加入したと発表した。対応端末として、「Galaxy S6/S6 edge」などを4機種を用意しており、今後FIDOの普及促進や発展、対応端末・サービスの拡充などを図っていく計画だ。FIDO(Fast IDentity Online)は、指紋認証などの生体認証と公開鍵暗号を組み合わせ、オンラインサービスの認証を安全に行うためのプロトコル仕様。2014年12月にFIDO 1.0仕様が策定された。生体認証の情報を端末内のセキュアな領域(Trusted Execution Environment)に格納し、この領域内で認証情報を秘密鍵で暗号化する。このセキュア領域はOSから隔離されており、TPM(Trusted Platform Modules)やセキュアエレメントと同様の仕組みで安全性を確保する。暗号化された認証情報はトークンとしてインターネット経由でオンラインサービスに送信され、FIDOに対応したサービスは、トークンを公開鍵で復号化し、認証を行う。ユーザーはIDやパスワードを入力する必要がなく、端末の生体認証でサービスの認証も行えるため利便性が向上するとともに、フィッシングサイトなどにアクセスしてパスワードを盗まれる、といった心配もなくなる。端末、サービス側ともにFIDOの仕様に準拠する必要があり、ボードメンバーとしてはGoogle、Microsoft、Samsung、Qualcomm、PayPal、VISA、MasterCard、Alibabaなどが参加。スポンサーメンバーも200社に及び、国内からはヤフージャパンも参加している。FIDOはオープンな仕様であり、FIDO Allianceでは認証プログラムによって相互運用性を確保していく。今回、ドコモは「Galaxy S6 edge SC-04G」「Galaxy S6 SC-05G」「ARROWS NX F-04G」「AQUOS ZETA SH-03G」の4製品でFIDOに対応。ドコモサービスとしてdゲーム、dミュージック、dアニメストアなどdocomo IDでログインできる複数のサービスでFIDOに対応しており、27日からサービスを開始する。また、携帯料金とまとめて支払いができるケータイ払いにも対応しており、dゲームやdミュージックなどでは、支払時に暗証番号の代わりに生体認証で支払いを行える。ドコモのプロダクト部長の丸山 誠治氏は、サイトにアクセスしたユーザーの動向を分析すると、パスワード入力の画面でつまっている人が多く、そうしたユーザーでも簡単にアクセスできるため、ユーザーにとってもサービス事業者にとってもメリットがあると指摘する。ドコモでは、今後対応端末を順次拡大し、ドコモサービスでの対応をさらに進めていく。ドコモ自身は約100サービスを提供しているが、現在はブラウザベースの利用のみに対応しているため、アプリベースのサービスでもログインなどに利用できるように対応を拡大。docomo IDとspモードパスワードに加え、ネットワーク暗証番号でも利用できるように拡張していく。また、ドコモはspモード向けサービスを提供する多くのベンダーと付き合いがあり、こうしたサードパーティでのFIDO対応も推進していきたい考えだ。FIDO AllianceのVice PresidentであるRamesh Kesanupalli氏は、FIDOの開発にあたって使いやすく、異なる複数の環境にも対応できるような認証システムを目指したとしており、生体認証情報を端末内に保持して送信しないためプライバシーも保護でき、フィッシングサイトなどでのパスワード盗難、パスワード使い回しによる不正ログインといった問題にも対処できるセキュアな方式だとアピールする。Kesanupalli氏は、ドコモのボードメンバー加入は「マイルストーン」と強調。世界で初めての携帯事業者の参加であり、指紋認証と虹彩認証という複数の生体認証方式に対応し、複数の端末をそろえたことも初めてということで、今後、こうした経験を元に対応製品・サービスの拡大に繋げていきたい考え。ボードメンバーとして参加するMicrosoftは、次期OSのWindows 10でFIDOをサポート。Googleは2要素認証の方式としてFIDOをサポートすることを発表しており、Qualcommも自社チップセットの指紋認証でFIDOに対応するなど、今後さらなる拡大が期待できる。FIDO AllianceのExcective DirectorであるBrett McDowell氏は、ここにドコモが参加することで、世界の携帯事業者へ波及することも期待する。ドコモは、5月7日の決算説明会で新たなブランドスローガンとして「いつか、あたりまえになることを。」を掲げており、加藤薫社長は新しい技術や仕組みをユーザーが意識しなくても簡単に使えるようになることを目指すとしていた。今回のFIDOに対する取り組みはその一環で、丸山氏は「パスワードのいらない世界」を目指し、今後も取り組みを継続していく考えだ。
2015年05月26日こんにちは。森もり子です。最近よく一人で動物園に行くのですが、たくさんのカップルを見かけます。楽しそうでいいですね。しかし、気をつけてください!動物園デートには意外な落とし穴がたくさんあるのです!今日は動物園デートでやってしまいがちな失敗をお教えします。■1.場違いなオシャレをしてきてしまう彼とのデートなので気合を入れて服を選ぶことでしょう。しかし、あなたが選んだ服装は、果たして動物園デートに適した恰好でしょうか。動物園デートでは、園内を歩きまわらなければなりませんし、服が汚れることもありえます。ヒールなんて絶対にNGです。足が痛くなって「もういいよ、疲れた~。あと見ていないのはライオンくらいでしょ?もういいから、帰ろう。」などと言ってしまいます。そうすると、彼は「ハァ?動物園来たのにライオン見ないの?」と怒り出しケンカになる・・・・・・そんなカップルもたくさんいます。猛獣の如く怒る彼を見たくなければ、カジュアルな動きやすい格好を心がけましょう。■2.写真を撮るのに夢中になってしまう普段見られない動物が沢山いるからといって、写真を撮ってばかりいないでしょうか。被写体が動物であるということもあり、シャッターチャンスを狙い、カメラを構えて待っている時間が長くなりがちです。その間、彼はつまらなそうにあなたの後ろ姿を眺めているのです。正直、動物園で撮った写真なんて半年後に見つけて「ああ、行ったっけ・・・・・・」と思い出すくらいのものです。今を楽しみましょう。生の動物の動きを見て、彼と語り合いましょう。■3.「臭い!」を連呼してしまう動物園に来ると開放的な気分になり、思ったことを正直に口にしてしまうことがあります。その時に言いがちなのが「臭い!」です。動物は臭いです。みんな臭いです。しかし、それを言わないのがマナーです。「臭い!」と連呼しているあなたを見て、彼はちょっと引いてしまいます。折角のデートで、彼の気持ちを冷めさせるようなことを言ってはいけません。「可愛いね!」とか「大きいね!」くらいの感想に留めておきましょう。絶対に「臭っ!」とか「何この匂い?」とか「あ、私のお父さんもたまにこんな匂いのする日がある!」とか言ってはいけません。■4.爬虫類館でイチャイチャしようとしてしまう園内の目立たないところに、ひっそりと佇む爬虫類館。たくさんの家族連れがいた明るい屋外から、人気のない薄暗い屋内に入ると興奮してしまい、思わず彼にくっついてしまうことがあります。しかし、爬虫類館は爬虫類の生態を学べる重要な施設。そんなところでイチャイチャしようと思ってはいけません。動物園は動物を見て楽しむところです。あなた自身の動物的な本能は隠しておくべきです。彼に「節操のない不純な女」だと思われますよ。■まとめ動物園でデートするなら、それなりの覚悟を持って挑んで欲しいものです。私は一人で行きます。(森もり子/ハウコレ)
2015年05月02日東京都・府中市美術館では、江戸時代の動物絵画を紹介する「動物絵画の250年」展を開催している。開催期間は5月6日まで(5月4日を除く月曜は休館)、開場時間は10:00~17:00(入場は16:30まで)。入場料は一般700円、高校生・大学生350円、小学生・中学生150円。同展では、歌川国芳や円山応挙、伊藤若冲ら、江戸時代の画家たちが動物たちを描いた多彩な「動物絵画」を紹介。現在は会期後半となり、中世からの伝統を受け継ぐ作品や、個性的な画家による想像の世界を描いた作品など、83点が展示されている。また、5月2日は「江戸の動物絵画その多彩さを生んだもの」、5月4日は「動物絵画外国と日本」というテーマで、それぞれ同美術館の学芸員による講座も開催される。なお、本展は2007年に同美術館にて開催した「動物絵画の100年 1751-1850」の続編となっている。
2015年04月30日ゾウ、キリン、ウマ、ネコ、イヌ、そして人――私たちも動物界の「1つの種」に他なりません。そこで今回は、他の動物と比較することで、人間に必要な睡眠時間、というものを考えてみたいと思います。健康に生きるために必要な睡眠時間は?私たち人間が日々、健康的に生活するために必要な睡眠時間はどのくらいなのか。非常に気になるところですが、この問題を考えるときは少し視野を広げて「動物全体」で捉えてみると適正な睡眠時間というものが見えてくるかもしれません。たとえば、同じ哺乳類のネコとゾウ。両者を比較すると、体の小さなネコと大きなゾウですが、どちらのほうが睡眠時間を多く必要とすると思いますか?ゆっくり動くイメージのあるゾウはなんだか眠っている時間がとても多そう……と思った方、それは残念ながら不正解です。ネコとゾウではどちらが眠る?正解はネコで、ネコは1日で必要とするノンレム睡眠の時間は約10時間、ゾウは約2時間と言われています。あくまで目安ですが、ノンレム睡眠は全体の睡眠時間の7~8割を占めています。ちなみに、人間が1日で必要とするノンレム睡眠の時間は約5時間だそうです。これには一体どのような関係があるのでしょうか。とても気になりますよね。じつは、カギとなるのが「酸素消費量(エネルギー消費量)」で、一般的にはこれが多ければ多いほど、睡眠時間も多くなるのだそうです(モグラやアルマジロなど、例外もあります)。最低でも6.5時間は必要つまり、ネコ、ゾウ、人の酸素消費量を比較すると、少ないほうからゾウ<人<ネコとなり、睡眠時間も同様にゾウ、人、ネコの順番に長くなるというわけです。面白いですよね。一般的には、酸素=エネルギーを消費しやすい動物ほど、エネルギーをなるべく消費しないように睡眠をとる、ということだそうです。疲れて動けなくなる前にしっかり睡眠をとって回復する、というわけですね。さて、私たち人間が健康に生活するための睡眠時間ですが、この関係性から考えると、上記のように最低でもノンレム睡眠約5時間(全体で6.5時間程度)は必要ということでしょうか。ただ、もちろん個人差はあるので、日中に眠気が残らないようにしっかり睡眠時間を確保するようにしましょうね!Photo by splityarn
2015年04月29日猫の保護・譲渡活動を行う東京キャットガーディアンは、保護猫たちの世話に使うための支援物資を受け付けている。○保護猫たちのお世話に使える!!必要とされている支援物資は、キャットフードなどの猫用品や、使わなくなった生活用品全般。主な募集品目は下記の通りだ。■猫用品・猫用トイレ砂・ウェットフード(子猫用・成猫用)・ドライフード(子猫用・成猫用)・猫用おもちゃ■生活用品・使い捨て手袋・紙皿・紙コップ・使い捨てカイロ・ゴミ袋・デジタルキッチンスケール・紙製のガムテープ・タオル類・食器洗剤・ハンドソープ支援物資一覧は公式サイトにて確認できる。○送り先支援物資を送る場合は、連絡フォームにて詳細を入力し、「東京キャットガーディアン宛」に送付する。なお、送料は送り主負担とのこと。また、東京キャットガーディアンが運営する保護猫カフェ「大塚シェルター」や「西国分寺シェルター」に直接持ち込むことも可能。詳細は公式サイトにて確認できる。
2015年04月16日ポーランドのブィドゴシュチュ市にある動物医療保護施設には、進んで看護師となった黒猫がいる。現在1歳になるラドミンス(オス)である。ラドミンスは生後2カ月の時、ひん死の状態でこの施設に運ばれた。上気道の炎症がひどく、生死が危ぶまれていたのだが、奇跡的に回復。その後、元気になったラドミンスは驚きの行動を見せたのだ。病気になったりケガをした動物を見かけると、ラドミンスはすっとそばに寄り添い、傷ついた体をなめたり、時に抱きしめ、温めるような行動をするようになった。それはどんな動物にも分け隔てなく行われる。ラドミンスは「大丈夫、一緒にいてあげるからね。痛くないからね」と、まるで動物たちを励ましているようにも見える。その思いやりにあふれる行動を見て、「ラドミンスの存在は傷ついた動物たちの癒やしとなるだろう」と、獣医師のルーシーは、この診察室を含め、自由に施設を行き来できるようなペットとして、ラドミンスをここで飼うことにしたという。無償の愛情で動物たちの心と体の傷を癒やすラドミンス。一度は消えかけた命だが、命を取り戻したラドミンスは、その命を他の動物たちのために使おうと決めたのかもしれない。自分が助けられたように。カラパイアブログ「カラパイア」では、地球上に存在するもの、地球外に存在するかもしれないものの生態を、「みんなみんな生きているんだともだちなんだ」目線で観察している。この世の森羅万象、全てがネイチャーのなすがままに、運命で定められた自然淘汰のその日まで、毎日どこかで繰り広げられている、人間を含めたいろんな生物の所業、地球上に起きていること、宇宙で起きていることなどを、動画や画像、ニュースやネタを通して紹介している。
2015年04月15日Alteraは4月13日(米国時間)、Internet of Things(IoT)のグローバル・エコシステム構築を促進する共同業界団体「Industrial Internet Consortium(IIC)」に加盟したことを発表した。IICは、インテリジェントな分析機能を搭載し、従業員と相互接続されたマシンやデバイスの構築、導入、普及を目指すオープンな会員制組織として2014年3月に設立され、現在の会員は150社以上となっている。Alteraは、今回の加盟により、ほかの会員企業と協力して、異なる接続プロトコルを介してデータのやり取りを可能とする「インダストリアル・インターネット」の構築に向けた技術ロードマップの策定に取り組むこととなる。なお、IICのExecutive DirectorであるRichard Soley博士は、Alteraの加盟を受けて「IICは、産業用IoTのイノベーションとテクノロジーの開発をリードしております。今回のAlteraの加盟により、FPGAおよびSoCベース・ソリューションにおける経験を、より柔軟でセキュアなIoTシステムの開発に活かすことができるようになることを喜ばしく思います」とコメントをしている。
2015年04月14日Analog Devices(ADI)は、複素IFトランスミッタ向けに100MHzから300MHzの帯域で業界最高クラスのダイナミックレンジ性能を提供するクワッドチャンネル2.4GSPS 16ビットD/Aコンバータ(DAC)「AD9154」を製品化したと発表した。同製品は、同一カテゴリ製品内において、オンチップPLLと8レーンのJESD204Bインタフェースを搭載した唯一のデバイスだと同社では説明しており、これにより設計者はワイヤレス・マクロセル基地局、ポイント・ツー・ポイント・マイクロ波無線、軍用無線や無線の試験装置などのアプリケーションで必要なマルチキャリアGSMやLTEトランスミッタ(送信回路)を単一のデバイスで実現することができるようになるという。また、複素デジタル変調器、入力信号のパワー検出、ゲイン、位相、オフセット補償といった、複素IF(中間周波数)送信アプリケーション向けに構成されたさまざまな機能も内蔵しているという。I/Qデジタル信号ペアをアップコンバートする設計となっており、生成された複素IF信号は、オンチップのD/Aコンバータコアに入力されるほか、複数のインターポーレーションフィルタのモードを持っており、デジタル信号のサンプリングレートをNyquist周波数まで上げることで、D/Aコンバータ出力後段のフィルタをよりシンプルに、かつ低コストにすることができるとする。また、直交変調器アップコンバータに対するデジタル信号補正機能も内蔵し、RF(無線周波数)のローカル発振器フィードスルーや不要なサイドバンドを相殺することも可能だという。なお、同製品はすでに提供を開始しており、1000個受注時の単価は80.00ドル(米国における販売価格)となっている。
2015年03月26日第1回では、国際宇宙ステーションの成り立ちと、ロシアが2024年に国際宇宙ステーションの運用から抜けること、そしてその後、3基のロシア側モジュールを引き連れて、ロシア独自の宇宙ステーションを建造することといった内容の方針を発表したことを紹介した。今回は、その3基のロシア側モジュールを基に建造される「ロシアの宇宙ステーション」が、いったいどのようなものなのかについて紹介したい。○ISSから分離される3基のモジュールロシア連邦宇宙庁が2015年2月24日に発表した文書の中で、国際宇宙ステーションから分離すると記されているのは、「多目的実験モジュール」(MLM、愛称「ナウーカ」)、「ウズラヴォーイ・モジュール」(UM)、そして「科学・電力モジュール」(NEM)の3基だ。ナウーカ・モジュールは、軌道上で科学実験を行うことを目的としたモジュールとして開発されている。ナウーカとは「科学」という意味だ。これまでに打ち上げられたロシア側モジュールのザリャー、ズヴィズダーは、宇宙飛行士の居住区や倉庫などの用途で使われているため、ナウーカは初の科学実験を目的としたロシア側モジュールとなる。打ち上げにプロトーンMロケットが使われる。ウズラヴォーイ・モジュールは、球体に6か所のドッキング・ポートを持った形をしている。少し詳しい人なら、昔「ミール」宇宙ステーションの中心にあった、ドッキング部分を思い出すかもしれない。ウズラヴォーイ・モジュールもまさにミールと同じように、この6か所のドッキング・ポートにモジュールを結合させ、巨大なステーションを建造することが考えられている。もちろんソユース宇宙船やプログレス補給船のドッキングも可能だ。ウズラヴォーイとは「結節点」や「中心点」といった意味で、まさに各モジュールをつなぐ節として機能する。打ち上げの際は、プログレス補給船の先端にある軌道モジュール部と取り替えるような形で搭載され、ソユース2ロケットで打ち上げられる。科学・電力モジュールは、実験区画と巨大な太陽電池を持つモジュールで、ロシア側モジュールに対して電力を供給し、また独立後も発電所として機能する。以前は「科学・電力プラットフォーム」と呼ばれており、規模も今よりもう少し大きなものであったが、計画は中止され、部品の一部はラスヴェート・モジュールへ流用されている。その後計画が見直され、規模を縮小した科学・電力モジュールの開発が始まった。打ち上げにはプロトーンMか、アンガラー・ロケットが用いられる予定だ。この3基のモジュールはまだ打ち上げられておらず、地上で開発中、もしくは保管中の状態にある。計画では、まずナウーカを打ち上げ、ズヴィズダー・モジュールの地球側のドッキング・ポートに結合する。そして後ろからウズラヴォーイを結合し、それを介する形で科学・電力モジュールを結合する。ウズラヴォーイはすでに完成しているとされるが、こうした組み立て方であることから、まずナウーカが先に打ち上げられないことには何もできない状況にある。しかしナウーカは製造が遅れており、打ち上げは早くても2017年以降になるといわれている。したがってウズラヴォーイや科学・電力モジュールはさらにその後ということになる。ただ、ロシアにとって都合の良いことに、もし予定通りに2017年に打ち上げられたとしても、2024年時点で7年しか宇宙で使われていないことになり、また打ち上げが遅れれば遅れるほど、その時間はより短くなる。ナウーカの設計寿命は15年ほどとされているため、ロシアにとっては寿命が十分に残った状態のモジュールを、自身の宇宙ステーションに使えることになる。○国際"じゃない"宇宙ステーションナウーカ、ウズラヴォーイ、科学・電力モジュールを引き連れて独立したロシアの宇宙ステーションは、それだけは少し貧相だが、徐々に新しいモジュールが結合され、かつてのミールに匹敵するほどの宇宙ステーションが造られる予定だ。まだその具体的な姿かたちは明らかにされていないが、ソヴィエト・ロシアの宇宙開発に詳しいWebサイト「RussianSpaceWeb」によれば、「オーカT-2」、「トランスフォーマブル・モジュール」、「モジュール・シップヤード」という3基が結合される可能性があるという。オーカT-2は、ソユース2.1bロケットで打ち上げられる比較的小型のモジュールで、主に実験場として使用されるという。かつてはオーカ2-MKSと呼ばれており、国際宇宙ステーションへ結合するために造られていたが、計画変更により中止されている。トランスフォーマブル・モジュールは空気で膨らむモジュールで、主に居住区として使用されるようだ。モジュール・シップヤードは、宇宙飛行士が船外活動する際の出入り口(エアロック)が装備されている他、宇宙飛行士を乗せた宇宙船や補給物資を積んだ補給船のドッキング・ポートとしての機能も持つという。実際にどうなるかはまだ不明だが、ウズラヴォーイのドッキング・ポートは6か所あるから、もう1つモジュールが増えることもあるだろう。ロシアはこの新しいステーションを使い、有人月探査を始めとする将来の有人深宇宙探査に向けた足がかりとして、宇宙飛行士の長期滞在実験や、深宇宙探査から帰ってきた宇宙飛行士のリハビリ施設として使うことを目指しているという。○高緯度宇宙ステーションとヴァストーチュヌィ宇宙基地このロシアの宇宙ステーションは、国際宇宙ステーションよりも軌道傾斜角(赤道上からの傾き度合い)が大きくなるといわれている。国際宇宙ステーションの軌道傾斜角は51.6度だが、このロシアのステーションのそれは64.85度になり、また高度も高くなるという。その理由について、ロスコスモスのオレーク・オスターペンコ前長官は「ロシアの上空を通過する頻度が増え、地表が観測しやすくなる」と語ったりしていたが、それは事実ではあっても、おそらく最大の理由ではないだろう。ロシア上空を通過する頻度が増えることで交信可能な時間も増え、また軌道傾斜角が大きいことで宇宙船や補給船の打ち上げがしやすくなるという、どちらかといえばロシアが単独で宇宙ステーションを運用する際の、運用上の必然からもたらされたものであると考えられる。軌道傾斜角が大きいことで宇宙船や補給船の打ち上げがしやすくなる、という点については少し説明が必要かもしれない。現在ロシアは、国際宇宙ステーションへのモジュールや宇宙飛行士、補給物資の打ち上げ場所として、バイコヌール宇宙基地を使っている。バイコヌールはカザフスタン共和国内にあるため、ロシア政府は料金を払って使用している状態にある。ちなみにロシアは、ロシア北東部にプレセーツク宇宙基地を持っているが、ここは地球を南北に回る極軌道への打ち上げに特化した基地であり、国際宇宙ステーションへの打ち上げには使われていない。一方で、ロシアは極東部に「ヴァストーチュヌィ」という新しい宇宙基地を建設している。ヴァストーチュヌィはバイコヌールに取って代わる宇宙基地に位置づけられており、ここが完成すれば、カザフスタンに気兼ねなく、新しいモジュールや宇宙船、補給船を打ち上げられるようになる。しかし、このヴァストーチュヌィ宇宙基地は立地上、国際宇宙ステーションの軌道傾斜角である51.6度の軌道への、有人宇宙船の打ち上げには適していない。というのも、東側には太平洋が広がっているため、万が一ロケットが飛行中に問題を起こして宇宙船を緊急脱出させた場合、宇宙船は太平洋上に着水する羽目になるからだ。ソユース宇宙船は基本的に着水するようには造られておらず(まったくできないというわけではない)、救助用の船なども新たに用意しなければならない。一方、軌道傾斜角64.85度へ向けた打ち上げであれば、ロケットはシベリア北部のツンドラ地帯を突っ切ることになり、ロケットから脱出した宇宙船は陸上に降りられることになるため、捜索や回収が比較的簡単になる。(次回は3月17日に掲載予定です)
2015年03月13日動物の殺処分0(ゼロ)を目指して活動する団体「ちばわん」は、公式サイトにて、保護犬たちの「いぬ親」を募集をしている。○公式サイトで「いぬ親」募集中「ちばわん」は250名を越えるボランティアからなる団体。殺処分0を目指して、無責任な繁殖に反対し、不妊・去勢手術の推進、行き場を失った犬や猫を保護し、家族として迎える「いぬ親」「ねこ親」を捜す活動を行っている。同団体では、公式サイトで「いぬ親」の募集を行っている。成犬の「マカロン」(メス)は、人に撫(な)でられることが大好きな、少しコーギーっぽいかわいい女の子。「そてつ」(オス)も穏やかな性格で、室内フリーのときには、人のそばで寝ていたりすることもあるという。「ぽんず」(メス)は、甘えながらじゃれてくる無邪気な様子がかわいい女の子。「ランディ」(オス)は、人が大好きで、いつも側にいたい甘えん坊。「シバオ」(オス)は、小さな柴犬の男の子。「いく」(メス)は、とても怖がりな女の子なため、焦らずのんびりと構えられる家族を求めているという。「イーヨー」(オス)は、ラブラドールのような容姿の子犬。「プリシラ」(メス)もまだ5カ月の子犬だが、新しい環境に慣れるのは早いとのこと。○譲渡までの流れサイト上で気に入った保護犬を見つけた場合、サイトに設けられている申込みアンケートに必要事項を記入して送信する。数日中に、預かりボランティアから連絡が入り、ボランティア先や譲渡会などで実際に犬と対面する「お見合い」を実施する。「お見合い」後、保護犬は自宅まで届けられ、1カ月のお試し生活に入る。問題がなければ、正式な譲渡へと進む。○「いぬ親会」も開催犬の譲渡会「いぬ親会」も各地で開催中。譲渡会には、預かりボランティアも付き添っているため、犬たちの普段の様子を聞くこともできる。3月~5月の保護犬の譲渡会スケジュール(予定)は下記のとおり。3月15日/篠崎定例いぬ親会(江戸川区)、22日/品川いぬ親会(西大井)、4月5日/篠崎臨時いぬ親会(江戸川区)、12日/湘南いぬ親会、19日/篠崎定例いぬ親会(江戸川区)、5月10日/八王子いぬ親会、17日/篠崎定例いぬ親会 (江戸川区)、24日/品川ねこ・いぬ親会(西大井)。イベントの詳細や、これまでの譲渡会のレポートなどは、公式サイトで案内している。○申込みにあたってなお、保護犬はそれぞれの犬の性格にあった家、環境への譲渡を目指しているので、先着順では受け付けていない。場合によっては、他の犬をすすめる場合もあるという。また、同団体では飼育環境確認のため、犬は自宅まで車で送り届けている。車で犬を届けられる範囲として、申込みは関東近県の人からのみ受け付ける。ワクチン・不妊手術代など保護犬にかかった費用は、家族になるいぬ親にも負担をお願いしているとのこと。
2015年03月11日上野動物園は3月28日から4月5日に、春の特別イベントを毎日開催する。○動物たちといっしょに春を楽しもう「日本の動物に桜をプレゼント」では、エゾシカ、ツキノワグマ、ニホンザルに食用の桜を与える。飼育係による動物解説も併せて実施。いずれも東園で、エゾシカは3月28日、ツキノワグマは4月2日、サル山のニホンザルは4月4日。時間は14時から15分間となる。「動物たちのカーニバル~動物学的大幻想曲~」は、「東京・春・音楽祭 桜の街の音楽会」との連携イベント。若手演奏家による演奏会で、演目はサン=サーンス作曲による「動物たちのカーニバル」。3月28日と29日の各日13時30分から14時まで。西園・動物園ステージで開催。雨天の場合は中止となる。「おもしろ発見!クイズラリー~春の動物たち」では、動物解説員がクイズラリーを通じて参加者に"発見"を与える。3月30日、31日、4月1日の各日10時30分から。集合場所は、東園・ジャイアントパンダ出口。各日定員300名で、雨天の場合は中止となる。「桜ツアー」では、「上野動物園 桜マップ」に基づき、園内の主な桜の見どころと、品種の特徴について案内する。4月3日と5日の各日10時30分から20分間。集合場所は、東園・ジャイアントパンダ出口。雨天の場合は中止となる。また、「桜マップ」は参加者以外にも配布する。「春のムービーシアター」では、「動物達の運動場から見た景色」、「春のフレッシュ動物~この1年間に生まれた仲間たち」、「上野動物園の歴代ゴリラ」など、この期間だけのムービーを上映する。3月28日から4月5日まで。開園時間中繰り返し上映。場所は、東園・総合案内所オーロラビジョンとなる。同園の所在地は、東京都台東区上野公園9-83。画像提供:公益財団法人動物園協会
2015年03月07日多摩動物公園は2月5日~6月9日の期間、「ネコ展──TAMA ZOOのネコたち」を開催している。場所は、多摩動物公園 ウォッチングセンター 展示ホール(東京都日野市程久保7-1-1)。○多摩動物公園に到着!!同展は、同園内で飼育しているネコ科の動物たちにスポットを当てた企画展。解説パネルや標本展示などを用いて、ネコ科動物の体のつくりや行動、動物園での飼育について紹介するものとなる。ネコ科動物に対して、より知識と関心を深めることができるという。ということで今回、実際に多摩動物公園に足を運んでみた。駅から徒歩1分もしない場所にあり、なおかつ入り口には大きな象があったのですぐにわかった。○トラ発見!多摩動物公園に到着して地図を見た瞬間、最初に思ったのは「広すぎる」ということだった。非常に広大な同園。こんなに大きな動物園を訪れたのは初めての経験だった。先にネコ科動物を見てから、その後にほかの動物達を見て回ろうと思っていたが、これは素直に順路に従ったほうが良さそうだ。最初に出あったネコ科動物は、トラだ。木でできた台のにおいを嗅いだ後、口を半開きにしていた。まるでフレーメン反応のようである。こちらが我が家の猫のフレーメン反応の瞬間を撮影した写真だ。恥ずかしいので、何のにおいを嗅いだのかはふせておくが、非常に似た表情をしている。ガラス越しに、かなり近くまで接近してきたこちらのトラさん。もちろん猫に似ている部分もたくさんあるのだが、とにもかくにもまぁ大きいのだ。猛獣ならではの威厳を漂わせていた。○ユキヒョウもいるさて、お次はユキヒョウだ。この日はたまたま檻の端でこの子がくつろいでいたので、かなり近くで見ることができた。筆者が訪れた際、この子が一声鳴いたのだが、古い扉を無理やり開けたときに出る音にそっくりで驚いた。その後、小さく口を開け、ムッと閉じていた。そんなしぐさも猫にそっくりだ。こちらがうちの猫の様子。下のキバをちらりと見せた後、ムッと同じく口を閉じる。模様も体格もかなり異なっているが、やはり、同じネコ科。たくさん共通点がある。近くまでユキヒョウが立ち上がり近寄ってきた。この角度から見るとかなり目つきも鋭く、見ほれるほど美しい。が、角度が変わり横顔を見てみると途端に幼い印象を覚える。これは猫の特徴でもあるかもしれない。我が家の猫の横顔もご覧の通りだ。正面から見ると成猫のガッシリした顔つきだが、横顔は少しだけ幼く見える。この日はご機嫌だったのか、ユキヒョウはゴロゴロと地面の上で寝転がっていた。とても気持ち良さそうに目をつむっている。我が家の猫もこれと同じ仕草をすることがある。うれしいことがあった時などに、床にゴロゴロと転がるのだ。こちらの写真は、買ってもらったばかりのオモチャが嬉しすぎて恍惚の表情でスリスリしているシーンだ。ユキヒョウのお尻を撮影することにも成功した。模様こそ、文字通りヒョウ柄なのだが、お尻の構造は素人目に見てもかなり猫と近いものがある。こちらがうちの猫のお尻だ。モフモフで非常に愛らしい。○迫力満点のライオン!!そしていよいよ、百獣の王ライオンに会いに行くことにする。同園では、ライオンだけはこのように、バスの中から見ることができるのだ。まるでサファリパークのように、かなり接近してライオンたちを眺めることができる。バスの窓の箇所にはお肉が固定されているので、それを目当てにライオンたちがバスに近づいてくるのだ。じっとバスが来るのを見つめるメスライオン。その後ろ姿は猫にそっくりだ。こちらが猫の後ろ姿。人形用のベッドを自分のベッドとして買ってもらったうちの猫。これは何だろうとしげしげとチェックしていた。さて、筆者も早速バスに乗ってみることにする。平日の昼間に取材をしたので、バスの中は比較的空いていた。バスがやってきたのを確認したメスライオン。お肉目当てに窓ガラスに近寄り……。キバと舌を上手に使い、固定されたお肉をもぎとっていく。ライオンの舌は、意外にもかなり美しいピンク色をしている。もう少し……何というか……血のように赤い色をしているかと思っていた。ちなみに猫の舌はこのような色をしている。肉をそぎとるため、犬よりもずっと舌の表面がザラザラしている。色はライオンに比べると少し彩度が高いかもしれない。ウシの骨が鎖で固定されていた。もうこちらの骨はライオンたちにかみ砕かれて、一部しか残っていなかった。一生懸命肉を食べるメスライオン。この時チラリと見えた肉球があまりに大きくて萌えポイントだった。色は味わい深いダークブラウン。猫の肉球はこんな感じ。猫の毛色によって肉球の色は変動するが、うちのサバトラ白の猫はピンクと黒のアポロチョコ型だ。「もっと肉はないのか」としばらく窓をスンスンと嗅いでいたこちらのライオン。もう肉がないとわかると悲しそうな顔をしていた。そんなところも猫にそっくり。我が家の猫も、ご飯を食べ終わった後は「フッスー」と鼻息をもらし、このような表情をするのだった。また、こちらのライオンの横顔を撮影することに成功。先ほどのユキヒョウよりは、少し面長であることがわかる。顔の大きさの割りに耳が小さく可愛らしいのも特徴だ。猫の横顔はこんな感じ。顔の大きさに対して耳がわりと大きいのがお分かりだろうか。顔もまん丸で実に愛らしい。○チーターも!!そしてお次は地上最速の動物、チーターだ。これまでトラやライオンなどを見てきたので、いきなりチーターを見てしまうとそのあまりの体の細さに少々驚く。お座りしたシーンを真正面から見るとこのような感じだ。あまりに細い。トッポ3本分くらいしかないのではと疑ってしまうくらい細かった。猛獣であることは重々承知であるが、美しい毛皮を持つ大きめの猫では……と一瞬錯覚してしまう筆者であった。チーターがこちらをフイと向く。驚くべきことに、顔の横幅と肩幅がそう変わらないのだ。しなやかで細く美しいチーターの体のラインを堪能することができた。ちなみに猫が同じポーズをするとこんな感じ。……わかっているので頼むから「太いですね」とは言わないでほしい。これでも適正体重を維持している立派なダイエット成功坊やなのだ。骨が太いのでむっちりして見えるだけなのだ。○サーバルさて、最後に会いに行ったネコ科動物は、こちら。サーバルだ。これまで会ってきたネコ科に比べると、グッと小柄で可愛らしい印象を受ける。近くに寄って見てみても、メインクーンやノルウェージャンフォーレストキャットなどの大型猫でもこれくらいの大きさの猫はいるのでは、と思うほど、小さな体をしていた。後頭部の撮影にも無事成功。耳が少し大きめなのが特徴だ。耳の先には、色をつけ忘れたのだろうか、黒の色が乗っていない部分があり、これがまた可愛らしさを沿えている。猫の後頭部はこちら。サーバルに比べると、横幅があるのが違う点だろう。サーバルはどうなのか知らないが、猫の後頭部は非常に良いにおいがする。「猫の後頭部の匂い」という香水があれば絶対に売れると確信している。そして、可愛らしいご尊顔も拝見。少し目じりが下がっているせいか、「ショボン」とした表情のように見える。猫のショボン顔がこちら。いつも弟猫にオヤツを奪われてしまう兄猫。この日は、オヤツを取られないよう、階段をダッシュで上り、むしゃむしゃと食べ……ようとしたその瞬間、口を開いた拍子にオヤツを落としてしまったのだった。落ちたオヤツは弟猫に奪われ……。その様子を上から見ているシーンがこちらだ。○ネコ展のパネルさてさて実際の生きたネコ科動物達との出会いを楽しんだ後は、パネル展に足を運ぶ。こちらはそれぞれのネコ科動物の肉球スタンプだ。同じネコ科なのに、大分形が違うのが興味深い。こちらはネコ科動物の模型である。先ほどのサーバルも真ん中に設置されている。比べて見るとかなり体格に差があることがわかる。こちらは手の模型だ。中に筆者の手を入れてみると、レバーがあり、そのレバーを引くとにゅう……と爪が出てくる。ネコ科動物たちがどのようにして爪を出し入れしているのか、実際に体験しながら学ぶことができる。こちらはてっきりネコ科動物の赤ちゃんの人形かと思ったが……。近寄って見てみると、残念ながら生後まもなく亡くなってしまった実際の赤ちゃんたちの剥製なのだった。自然界では赤ちゃん達が無事に大人になれる確率は非常に低く、パネル展ではそれぞれのネコ科動物の死亡率についての説明があった。こちらもトラの赤ちゃんの剥製だ。まだこの程度の大きさだと、実際の猫と同じくらいで留まっている。パネル展の奥には、ネコ科動物の人気投票が実施されていた(2月11日から22日まで)。筆者が訪れたこの日は、ユキヒョウに多くの票が集まっていた。2月25日に出された同園の発表によると投票総数は2,402票で、トップはユキヒョウ(702票)。続いてライオン(511票)、サーバル(440票)、チーター(408票)、トラ(341票)の順だったとのこと。なお、ネコ科人気投票の結果は公式ホームページにて閲覧できる。いかがだっただろうか。迫力満点のネコ科動物に会える多摩動物公園のネコ展。是非一度、訪れてみてはいかがだろうか。<作者プロフィール<うだま猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
2015年03月02日Analog Devices(ADI)は2月25日、12ビット8チャネルA/Dコンバータ(ADC)/D/Aコンバータ(DAC)/GPIOコンビネーションチップ「AD5592R」を発表した。同製品は、400kSPSのADC、セトリングタイム6μsのDAC、デジタル入出力、およびリファレンス回路を1チップに搭載しており、8デバイスまで任意の組み合わせに構成することができる。そのため、多数の監視および制御機能を実現することができる。このオンチップ機能の組み合わせにより、部材費を節減しながら、デザインの移植性を増やすことができ、わずかなソフトウェアの変更で再利用が可能となる。また、小型パッケージを使用しており、個別素子による構成と比べて、実装面積を最大85%節減する。そのため、有線および無線通信、ビル制御のような高密度でスペース制約のあるアプリケーションの他、サイズとデザインフレキシビリティが要求されるあらゆる監視および制御アプリケーション向けに最適となっている。そして、単にシステムアーキテクチャを簡素化するだけでなく、監視および制御機能を単一の部品内に付け加えることもでき、システムの機能拡張が可能となっている。なお、パッケージは、2mm角の16ピンWLCSP、3mm角の16ピンLFCSP、16ピンTSSOP。価格は1000個受注時で3.25ドル。すでに量産出荷を開始している。
2015年02月25日猫の保護と譲渡を目的とした保護猫カフェを運営する東京キャットガーディアンは、現在スタッフを募集している。勤務地は、豊島区の保護猫カフェである「大塚シェルター」、及び西国分寺にある保護猫カフェ「西国分寺シェルター」だ。○業務内容大塚シェルターでは、「飼育スタッフ」を募集している。業務は里親募集前の猫の飼育、清掃、医療補助、事務作業など。西国分寺シェルターで募集しているのは「常勤スタッフ」。猫の飼育・施設管理及び里親応募の対応などの業務に携わる。雇用保険や労災保険も用意する。詳細は公式HPにて確認を。○スタッフの一日東京キャットガーディアンは、スタッフの日常を公式サイトで公開している。○13:00~17:00……里親面談、譲渡業務など○17:00~21:00……夜のケア、事務作業などスタッフの一日の詳細は公式サイトにて閲覧できる。
2015年02月12日王子ネピアは現在、「第2回 nepia 鼻セレブ 動物総選挙」を開催している。○動物たちの"選挙ポスター"にも注目同社のティシュ「鼻セレブ」の通常パッケージには、スーパーミニウサギやタテゴトアザラシ、ミニブタといった動物たちがデザインされている。同イベントは、これまでにパッケージに採用された動物、今後採用される可能性のある動物21種類の中から、投票により人気 No.1の動物を決定するというもの。動物総選挙の特設サイトでは、可愛らしいキャッチフレーズやコメントが付いた各動物の"選挙ポスター"を公示している。投票は特設サイトで3月15日まで受け付け中。投票した人の中から抽選で3名に「大人の鼻セレブティシュ」1年分、50名に「nepia 大人の鼻セレブティシュ2コパック」をプレゼントする。
2015年02月10日動物の殺処分0(ゼロ)を目指して活動する団体「ちばわん」は2月1日、東京都江戸川区の篠崎緑地10号にて、「ちばわん 第231回臨時ちばわんいぬ親会」を開催する。○たくさんの犬たちが参加同会には、保護を求める犬たちが多く参加する。屋外で開催するため、いぬ親募集中の犬たちに会いたい場合は、誰でも自由に参加いすることができる。入場無料・予約も不要。参加予定の犬たちは、ウェブサイトで公開している。「ぼん天」(オス 推定4~7歳14.5キロ)は、硬派な和犬。1歳の「くるるん」は元気いっぱいのメス(1歳16キロ)。遊ぶのが大好きな「アポロ」(メス 推定3~4カ月4キロ)は、お見合い予定あり。「マーブル」(メス 推定3~4カ月4.3キロ)は、ちょっぴり引っ込み思案の小さな犬。「もんじゃ」(オス4~6歳12キロ)は早退の可能性もあり。大きな体の「よつば」(オス1歳18キロ)は、かまってもらうのが大好きとのこと。白い犬の「ほののん」(メス 推定2歳9.2キロ)、「とむやむ」(オス4~5歳10.5キロ)も参加する。「美央里(みおり)」(メス 推定3歳9.7キロ)と「てん」(メス2歳9.8キロ)は人が大好きな犬。その他にも、ウェブサイトにて参加する犬を紹介している(1月28日まで最新情報を掲載)。なお、ネットによる募集も並行して行っているため、 当日までに決定・不参加となる場合もある。○譲渡までの流れ当日は、受付でいぬ親会案内カードを受け取ると、会場に入ることができる。いぬ親募集中の犬のそばには預かりボランティアが控えているため、質問も可能。気に入った犬がいたら、申込みアンケートに記入。そのアンケート内容を見てから、原則として一両日中に譲渡についての連絡がされるという。譲渡成立となった場合は、約1カ月のお試し生活を行う。ワクチン・不妊手術代など保護犬にかかった費用は、家族になるいぬ親にも負担をお願いしている。開催時間は、12:00~15:00。天気によっては早めに終了する場合もあり。強い雨の場合は中止。中止の場合は、朝8時までにウェブサイトで案内を行う。
2015年01月29日多摩動物公園は2月10日、「動物脱出対策訓練」を実施する。○ユキヒョウの脱出事故を想定し、脱出動物の捕獲訓練など実施災害などの緊急事態に備えた「動物脱出対策訓練」は年に1度、同園と上野動物園で交互に行なっている重要な訓練。2015年は、多摩動物公園での開催となる。今回は、ユキヒョウの脱出事故を想定し、来園者の避難誘導および脱出動物の捕獲訓練などを、警察署や消防署の協力のもとで行う。なお、訓練時間中は来園者の訓練エリアへの立ち入りを制限する。訓練予定は、「地震により倒木があり、ユキヒョウ舎の運動場ネットが破れ、1頭が脱出」→「園長が非常配備態勢発令、対策本部設置。避難誘導、警察署・消防署へ連絡。場内の安全確認と応急処置」→「脱出したユキヒョウはレッサーパンダ舎付近へ逃走」→「さらにコアラ売店前付近へ逃走し、捕獲作業中の捕獲隊員1名がユキヒョウと接触。救護を要請」→「その後インドサイ舎方面へ逃走。さらに正門方面へ」→「昆虫坂下でユキヒョウは捕獣網に阻まれ、捕獣網内をうろつく」→「動物病院車が到着。麻酔銃(実物ではない)を発射。麻酔効果を確認し、捕獲!」という流れとなる。実施日時は、2月10日 14時~14時45分(小雨決行)。天候や動物などの状況により、変更や中止になる場合がある。場所は、多摩動物公園 アジア園ユキヒョウ舎から正門付近一帯(東京都日野市程久保7-1-1)。
2015年01月26日ユダヤ人団体ザ・ジェネシス・プライズ・ファンデーションが、ユダヤ文化に貢献したとして、オスカー俳優マイケル・ダグラスに賞を与えると発表した。ユダヤ系ロシア人のビリオネアらが創設した団体で、年に一度与えられるこの賞は、団体内の委員会が話し合いで選出する。賞金は1億ドル。授賞式は6月にエルサレムで行われる予定。ダグラスが選ばれたことには、保守的なユダヤ人の間から不満の声も聞かれそうだ。父カーク・ダグラスはユダヤ系移民の息子だが、母ダイアナ・ディルはユダヤ人ではなく、ダグラスはユダヤ教徒として育てられていない。妻キャサリン・ゼタ=ジョーンズもユダヤ人ではないが、最近になって、自分の中に流れるユダヤの血を意識するようになり、ゼタ=ジョーンズとの間に生まれた長男ディランのバル・ミツワー(ユダヤ教徒の成人式)を祝うため、一緒にエルサレムを訪れている。ダグラスの次回作は、マーベルのスーパーヒーロー映画『Ant-Man』。文:猿渡由紀
2015年01月16日東京都はこのほど、女性活躍推進の気運の醸成を図るために創設した「女性活躍推進大賞」の受賞団体について発表した。同賞は、全ての女性が意欲と能力に応じて、多様な生き方が選択できる社会の実現に向けて創設したもの。大賞として、産業、医療、教育、地域等の4分野から各々1団体、計4団体を受賞団体として決定した。大賞は4団体。社長のリーダーシップのもと、従業員の声に耳を傾け、柔軟な対応で働きやすい環境を提供したとして、産業分野から「理研計器」が受賞した。医療分野からは、就業継続支援とキャリアアップ支援の両輪で、いきいきと働ける職場づくりを推進したという理由で「医療法人社団 KNI」が受賞した。教育分野では、「国立大学法人東京学芸大学」が受賞。理由としては「男女共同参画推進本部を設置の上、勤務環境の改善や白書刊行を中心に、女性研究者の裾野を拡大したこと」が挙げられた。地域分野では、現場の施設長が面接を行い、個々の職員から課題を聴取、個別の対応で就業継続を促進したとして「社会福祉法人新生寿会」が受賞した。奨励賞は7団体。産業分野では「東京中小企業家同友会女性部倶楽部 WAT21」「東京商工会議所女性会」「日本政策金融公庫板橋支店」の3団体が受賞。医療分野は、育児に関する技術・知識付与、仲間づくりを含む育児環境の改善を推進したとして、「東京都看護協会」が受賞した。地域分野からは、「三宅村商工会女性部」「ハッピーロード大山商店街振興組合」「葛飾区婦人団体連合会」が選ばれた。※画像は本文と関係ありません
2015年01月13日クレヴィスは、動物写真家・岩合光昭の写真展「『どうぶつ家族』 ~野生動物の営みから、人の暮らしとともにあるいぬ、ねこまで~」を開催している。会期は2015年1月14日まで(1月1日は休業)。開場時間は10:00~20:00(12月31日は18:00閉場、1月2日は20:00閉場、最終入場は閉場30分前まで)。会場は渋谷ヒカリエ9階 ヒカリエホールA。入場料は一般800円、学生700円、中・高生/65歳以上600円、小学生以下無料。同展では、野生動物を撮り続ける写真家・岩合光昭が、ライオン・シロクマ・パンダといった世界中で生きるさまざまな動物の家族をはじめ、ねこ、いぬといった身近な動物たちの姿など、「生命の循環・つながり」をテーマにした約250点の作品を展示する。また、12月26日と1月10日(それぞれ11:00~、14:00~の2回)の両日は、岩合氏の「ギャラリートーク&サイン会」が実施されるほか、会期中に自慢のペットや旅先で撮った野生動物の写真を渋谷ヒカリエ9階のどうぶつ家族チケット販売カウンターまで持参すると、それを同展に展示してくれる企画「自慢のどうぶつ家族(ペット)写真大募集!」も実施しているということだ。なお、岩合光昭は、1950年東京生まれの動物写真家。19歳のとき訪れたガラパゴス諸島の自然の驚異に圧倒されて動物写真家としての道を歩み始めて以来、世界各地で大自然と野生動物を撮り続けている。その一方で、イヌやネコなどの身近な動物の写真も撮影し、多くの人々を魅了している。1979年、「海からの手紙」で第5回木村伊兵衛写真賞を受賞。
2014年12月26日Analog Devices(ADI)は12月11日、小型で軽量、かつ低消費電力(SWaP)構築が求められるレーダシステム向けに、ダイレクトコンバージョンレシーバ開発プラットフォーム「AD-FMCOMMS6-EBZ」を発表した。同製品は、LおよびSバンド周波数のレーダ帯域に対応する400MHz~4.4GHzのレシーバ(フィルタ組み込みにより1350MHz~1650MHz)である。プラットフォームはVITA 57準拠のフォームファクタで、FMC(FPGAメザニンカード)プラットフォームへのシームレスな接続を保証している。また、小型フットプリントで、高度な集積化と優れた性能が求められる防衛や通信、さらには早期警報検出、気象監視、航空管制システムなどの計測機器用レーダシステムに適している。そして、「AD-FMCOMMS6-EBZ」は、デュアル16ビットA/Dコンバータ(ADC)「AD9652」、高ダイナミックレンジRF/IFデュアル差動アンプ「ADL5566」、および直交復調器「ADL5380」を組み込んでいる。さらに、包括的な設計サポートパッケージが用意されており、回路図、レイアウトファイル、ノイズ解析ワークシート、FPGA HDL(ハードウェア記述言語)コード、およびソフトウェアドライバが含まれている。一方、通常のスーパーヘテロダインレシーバの場合、設計者は複数回の周波数変換を行う必要がある。これに対し、「AD-FMCOMMS6-EBZ」は、周波数変換がわずか1回で済むように1つのI/Q復調器でダイレクトコンバージョンを行う、ゼロIFアーキテクチャを構築している。これにより、レシーバの複雑さやコンバージョンステージの必要数を節減し、性能の一層の改善と消費電力の低減を実現する。同アーキテクチャは、イメージ除去の問題や、A/Dコンバータ(ADC)への入力をフルスケールに保つためのアンプ段の追加による不要なミキシングを削減できるのに加え、I/Q変調方式がイメージ除去機能を備えているため、高価なアンチエイリアスフィルタが不要になる。さらに、オンボードローカルオシレータやコンバータのクロックは、同じリファレンス信号を共用し、スミア(白飛び)現象を防ぐ。そして、同プラットフォームには、フルのダイレクトレシーブシグナルチェーンパスが組み込まれており、帯域幅は220MHz、パスバンド平坦性は±1.0dBとなっている。また、復調器「ADL5380」のRF入力範囲は400MHz~6GHzで、5V単一電源で動作する。4.5GHzデュアル差動アンプ「ADL5566」はIFやDCアプリケーション向けに最適化されており、16dBのゲインを提供する。デュアル16ビット310MSPS ADC「AD9652」は業界最高のスピードで最低レベルのノイズを達成し、これまでより遠方にあるターゲットの特定が可能となる。この他、145MHzのIFにおいて測定したSNRやSFDRは、それぞれ、64dBおよび78dBc。さらに、オンボード機能として、パワーマネジメントやファンアウト付きクロック分配機能を備える。なお、価格は650ドル。すでに販売を開始している。
2014年12月12日飼い主のいない猫の保護や飼育希望者への譲渡などの活動を行う、東京キャットガーディアンでは、現在、子猫の受け入れを行っている。東京キャットガーディアンでは、行政に持ち込まれる子猫が少なくなるこの時期に限り、一般からの子猫の受け入れを行っている。2015年の3月末までの予定。対象となる子猫の年齢は、収容スペースおよび譲渡のスピードの問題から、離乳後から2ヶ月齢程度に限定している。受け入れは「里親探しが困難」、「保護自体が不可能」、「飼うスペースが無い」など、保護・飼育・譲渡を自分で行えないケースのみが対象だ。シェルターの収容数の限界を超えてしまったり行政からの子猫を優先せざるを得なくなった場合は、受け入れストップとなる。また、引受先の里親については、子猫の数に対して、面談を済ませた里親希望者がウエイティング状態となる。問い合わせおよび詳細は、「子猫の受け入れ」案内ページにて。
2014年12月10日Analog Devices(ADI)は12月3日、LTEやマルチキャリアGSM基地局の設計、防衛用電子機器システム、RFテスト装置、その他の最新のワイドバンドRF GSPSデータアクイジションシグナルチェーン向けのクロック要件に対応するJESD204BクロックIC「AD9528」およびSYSREFジェネレータを発表した。現在、高速コンバータとデジタルプロセッサとのインタフェースに対するデータレートが数Gb/s領域におよぶにつれ、JESD204B規格はこれまで以上に多くの最先端のアプリケーションで採用されるようになっている。高速化することにより、システムにおけるマルチチャネル同期やデータレイテンシ管理も求められるようになっている。JESD204Bインタフェースは、ハイデータレートシステムの設計ニーズに対応するために特別に開発された規格であり、「AD9528」は同規格を強力にサポートするという。具体的には、オンチップ2段PLLとVCOを内蔵し、低ジッタ性能かつ低消費電力のマルチ出力クロック配分機能を提供する。このオンチップVCOは、シングルエンドや差動動作が受け入れられるREF入力と発振器入力により、3.6GHz~4.0GHzの範囲でのチューニングが可能になる。また、JESD204B互換のサブクラス1 SYSREF信号とデターミニスティックレイテンシ(Deterministic Latency)のクロッキング信号を提供し、さまざまなSYSREF信号生成オプションをサポートする。このオプションには、シンプルなバッファ機能が含まれている。同機能により、ユーザーが提供するSYSREF信号をSYSREF出力ピンへ広げることができる。さらに、外部SYSREFソースがある場合でも、そのSYSREF出力と、内部で生成されるクロック出力との同期ができる。これは正確なデターミニスティックレイテンシを達成する上で不可欠な機能であるという。そして、内部SYSREFソース生成や連続信号のSYSREF生成、さらにnショットパルス生成もサポートしている。nショット生成は、連続信号がクロッキング中のデータコンバータの出力スペクトル中に、不要のスプールが発生する可能性のあるシステムにとって不可欠なものであるという。この他、クリーンにされたシステムリファレンスクロックとVCXOを使用することで、1MHz~400MHzの範囲の12個の低ノイズ出力と、最高1.25GHzまでの2つの高速出力を生成する。出力クロックの周波数や位相は、分周器の位相選択機能を用いて、クロック出力間で変えることができる。同機能は、VCO出力による信号周期の半分ほどのインクリメントで、ジッタフリーのコース(Coarse)・タイミング調整としての機能を果たす。加えて、SYSREF信号には、それぞれ位相オフセット機能も組み込まれているので、容易に各ターゲット機器に最適な到達時間でのダイアルインが可能となっている。なお、パッケージは72ピンLFCSP。価格は1000個受注時で8.25ドル。すでに、サンプルおよび量産出荷を開始している。また、評価ボード「AD9528/PCBZ」の価格は190.00ドルである。
2014年12月05日ハンドメイド作品の通販・販売サイトminne(ミンネ)より、「動物のTシャツブローチ」が販売されている。同作品の素材はプラバン。モチーフに使われている動物はカメレオン、ゾウ、ペンギン、シカ、ワシの5種類。○モノクロ劇画タッチで動物が描かれた、クールなブローチ同作品はプラバンに、ひとつずつ手書きで動物が描かれたTシャツ形のブローチ。販売されているのはカメレオン、ゾウ、ペンギン、シカ、ワシの5種類のブローチだが、別途追加代金を払えば自分の好きな動物や、自分のペットの作品をオーダーし作ってもらうこともできる。同作品を制作するのはギャラリー「maminca(マミンカ)」。同ギャラリーの作品は「かっこいい」と「かわいい」が入り交じったユニセックスな作品が特徴。動物をかたどったブローチには、その他「動物の切手ブローチ」や「ふくろうのTシャツブローチ」などがある。「動物のTシャツブローチ」のサイズは縦2.5cm×横2cm。ブローチ裏面にはフェルトが貼りつけられている。価格は350円(税込み)。詳細は公式サイトを参照のこと。
2014年11月29日