世界最大級の国際芸術祭「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」の舞台となる新潟県十日町市・津南町「大地の芸術祭の里」で、2016年10月22日(土)、アウトドア・フットウェア・ブランドのKEENとタッグを組んだウォーキング企画「KEENと歩くマタギの里・秋山郷」が開催されます。秋山郷の紅葉に囲まれて、秋の味覚をビュッフェランチで堪能。アウトドア初心者にもぴったりの五感で楽しめるツアーです。自然とアートに触れられる「大地の芸術祭の里」過疎高齢化の進む日本有数の豪雪地・越後妻有を舞台に、2000年にスタートし、3年に1度開催されている世界最大級の国際芸術祭「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」。この舞台となる地域一帯は、「大地の芸術祭の里」と呼ばれています。「人間は自然に内包される」をテーマに、1年を通して、豊かな自然の中でアートと触れ合える様々なイベントやプロジェクトを開催しています。この過疎地となった地域に再び活気を取り戻そうとする試みは、「妻有方式」として海外メディアでも多数紹介され、国内でも全国の様々な地域づくりに影響を与えるなど、美術の枠を越えた評価を得ています。アウトドア初心者も楽しめる「KEEN」とのコラボイベント「KEENと歩くマタギの里・秋山郷」は、アウトドア・フットウェア・ブランドのKEENと「大地の芸術祭の里」がコラボレーションして開催されるイベント。KEENのトレッキングシューズを履いて、マタギの里・秋山郷自然を歩く日帰りウォーキングツアーです。紅葉で彩られた秋山郷ウォーキングや、Bubb & GravityfreeとKEENが共に手掛けた、空家をリメイクしたアート作品「出逢いDEAI」の鑑賞、紅葉を眺めながら秋の味覚をビュッフェランチで楽しめたりと、本格的なトレッキング経験がない方でも気軽に参加できるプログラムです。都会の慌ただしい日常をしばしの間忘れて、秋山郷の圧倒的な自然に癒されてみてはいかがでしょうか。ツアーのポイントをご紹介!●KEENのシューズを無料レンタルアウトドア・フットウェア・ブランドKEENの機能性とデザイン性を兼ね備えたトレッキングシューズが無料でレンタル可能です。また、ウォ―キングの後は、気に入った商品を購入できます。●KEENとはKEENは、2003年にアメリカ・カリフォルニア州で生まれたフアウトドア・フットウェア・ブランド。現在は、アメリカ・オレゴン州、ポートランドに本拠を置いており、機能性とデザイン性を兼ね備えた商品の数々は、全世界で注目を集めています。「大地の芸術祭」には、2012年から参加。KEENアンバサダーであるBubb、Gravityfreeと共に空家をリメイクした「出逢い DEAI」を展開しています。●秋山郷の自然を体感マタギの里・秘境秋山郷の圧倒的な自然をほこる苗場山麓ジオパークや秋山郷周辺を地元ガイドさんが丁寧に案内します。●普段は宿泊しないと食べられない!「かたくりの宿」特製ビュッフェを堪能昼食は秋の恵みがつまった「かたくりの宿」特製のビュッフェです。かたくりの宿は、越後妻有の秘境・秋山郷で地元の子どもを見守り続けた、かつての小学校を改築した宿泊施設です。地元の食材を使った料理は非常に評判が高く人気ですが、普段は宿泊しないと食べることができません。このイベントに参加すれば、気軽にかたくりの宿の味を堪能できます。イベント詳細名称:KEENと歩くマタギの里・秋山郷開催日:2016年10月22日(土)集合場所:見玉不動尊前駐車場受付時間:10:15~10:50住所:新潟県中魚沼郡津南町秋成9687行程:11:00開会式→11:15午前の部→12:30ランチ→13:30午後の部→15:00閉会式→15:15解散参加費用:大人2,500円、小中学生以下1,500円(お昼ご飯・ガイド料・DEAI鑑賞券付き・保険料)※当日、現金にて支払い送迎車申し込みの方:9:45に十日町駅西口集合(9:50出発)※料金2,000円(往復)※雨天決行※天候などの状況等により行程変更等がある場合あります。※台風などの理由でやむをえず中止をしなければならない場合は当日6:30に決定し、電話にて連絡します。持ち物:ウォーキングに適した服装、帽子、レインウェア、折りたたみ傘、飲料水、保険証問い合わせ先:025-761-7767(「大地の芸術祭の里」総合案内所)※水曜以外9:00~18:00申し込み方法:公式サイト(から申し込み。締め切り:10月12日(水)※靴のレンタルを希望しない場合は10月19日(水)まで申込可能イベント詳細URL:
2016年09月22日国際舞台芸術祭「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2016 AUTUMN」が、2016年10月22日(土)から11月13日(日)まで開催される。7回目となる今回は、国内外6カ国から12組による世界初公開の新作を含む12作品を紹介予定。京都をはじめとした国内アーティストに加え、海外(フランス・オーストリア・タイ)を拠点に活動する日本人、またマレーシア・アルゼンチン・イギリス・インドなどのアーティストがラインナップ。ダンスやパフォーマンスはもちろん、秋は演劇やテキストをベースとした表現のプログラムを中心に構成されている。世界中のアーティストたちの作品に触れ、芸術の秋を楽しめそうだ。【開催概要】KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2016 AUTUMN開催期間:2016年10月22日(土)〜11月13日(日)会場:ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、京都府立府民ホール“アルティ”ほか公式プログラム参加アーティスト:マーク・テ、ルイス・ガレー、フェデリコ・レオン、マーティン・クリード、松根充和、篠田千明、木ノ下歌舞伎、池田亮司、庭劇団ペニノ、シャンカル・ヴェンカテーシュワラン、researchlight
2016年06月26日「~小粋な街あそび~ 梅田ゆかた祭2018」が、2018年7月28日(土)と29日(日)の2日間開催される。「梅田ゆかた祭」は、“ゆかた”をコンセプトに、地域一体となった様々な企画が登場するイベント。目玉となるのは、グランフロント大阪会場うめきた広場を舞台にした「ゆかたde盆踊り」だ。盆踊りの定番曲から最新ヒットチャートの楽曲まで幅広い音楽を選曲し、世代を問わず楽しめるようにアレンジしている。また、阪神梅田本店の東側や大阪ステーションシティなどでは「梅田打ち水大作戦」を実施。JR大阪駅ホーム上のドーム屋根に降った雨などを再生利用し、夏の涼を提案する。さらに、インターコンチネンタルホテル大阪も「梅田ゆかた祭」に参加。グランフロント大阪南館西側せせらぎテラスにて、水辺に足を浸しながらフードやドリンクを楽しめる「adeeリバーサイドラウンジ」を出店する。ホテル特製フードや生ビール、スパークリングワインなどを開放感あふれる空間の中で楽しめる。その他、阪急茶屋町会場やダイヤモンド地区会場など、各特設会場では、音楽ライブやトークショー、ワークショップなども開催される。【イベント詳細】~小粋な街あそび~ 梅田ゆかた祭2018開催期間:2018年7月28日(土)、29日(日)■ゆかたde盆踊り時間:18:00~20:00(予定)会場:グランフロント大阪会場 うめきた広場■梅田打ち水大作戦時間:16:00~16:30会場:NU茶屋町 東側、グランフロント大阪 うめきた広場、大阪ステーションシティ カリヨン広場下1F、阪神梅田本店 東側(御堂筋側)■ゆかたdeおもてなし※41施設・約170店舗が参加。実施期間は各施設・店舗により異なる。■adeeリバーサイドラウンジ期間:7月27日(金) 17:00~22:30、28日(土)・29日(日) 15:00~22:30※各日ラストオーダー 22:00場所:グランフロント大阪南館西側せせらぎテラスメニュー例:クリスピーケイジャンフライドチキンレッグ 600円(税込)、フライドチーズポテト500円(税込)、生ビール 500円(税込)、スパークリングワイン タルターニ 1,000円(税込)、赤/白ワイン 500円(税込)問い合わせ先TEL:06-6374-5700(ホテル代表)
2016年05月29日角川映画誕生40年記念企画「角川映画祭」が、新宿ほか全国にて順次開催。期間は2016年7月30日(土)から9月2日(金)まで。角川映画祭は、「角川シネマコレクション」を劇場上映する特別企画。大映・角川映画・日本ヘラルド映画の豊富な“昭和の名作”を取り揃えている。ラインナップは、巨匠・市川崑監督の『犬神家の一族』に始まり、1983年の実写映画『時をかける少女』、宮沢りえの映画デビュー作『ぼくらの七日間戦争』まで、パワー溢れる48作品。昭和を生きた世代は当時を懐かしみ、今の若い世代は当時の息吹を感じながら、大スクリーンで名作を堪能してみて。【概要】角川映画誕生40年記念企画「角川映画祭」期間:2016年7月30日(土)~9月2日(金)場所:角川シネマ新宿ほか全国・5回券前売りチケット復刻版のチラシセット・5枚≪『犬神家の一族』『セーラー服と機関銃』『時をかける少女』『人間の証明』『蘇える金狼』≫が特典としてついてくる。【ラインナップ】1,犬神家の一族2,人間の証明3,野性の証明4,金田一耕助の冒険5,蘇える金狼6,戦国自衛隊7,復活の日8,野獣死すべし9,刑事珍道中10,スローなブギにしてくれ11,ねらわれた学園12,悪霊島13,蔵の中14,セーラー服と機関銃15,化石の荒野16,汚れた英雄17,伊賀忍法帖18,幻魔大戦19,探偵物語20,時をかける少女21,里見八犬伝22,少年ケニヤ23,晴れ、ときどき殺人24,湯殿山麓呪い村25,メイン・テーマ26,愛情物語27,麻雀放浪記28,いつか誰かが殺される29,Wの悲劇30,天国にいちばん近い島31,カムイの剣32,友よ、静かに瞑れ33,結婚案内ミステリー34,早春物語35,二代目はクリスチャン36,キャバレー37,彼のオートバイ、彼女の島38,オイディプスの刃39,時空の旅人40,火の鳥 鳳凰編41,黒いドレスの女42,恋人たちの時刻43,迷宮物語44,花のあすか組!45,ぼくらの七日間戦争他社46,悪魔が来りて笛を吹く47,魔界転生48,蒲田行進曲©KADOKAWA
2016年05月20日「日本ワインMATSURI祭」が、東京・お台場で2017年4月15日(土)と16日(日)の2日間で開催される。「日本ワインMATSURI祭」には、北海道から大分県まで17都道府県の46ワイナリーが出展。日本各地の銘柄を1杯300円から味わうことができる。入場は無料。会場でオリジナルグラス(200円)を購入したら、後は各ブースでワインを堪能するだけ。飲み終わった後は、洗浄スペースでグラスを洗って次の一杯へ……。貴重なプレミアムワインの飲み比べや、産地・品種毎の飲み比べなども楽しめる。また、フードを販売するキッチンカーも多数出店するので、ワインに合う料理も合わせて楽しみたいところ。ほかにも、音楽ステージ、日本全国にある日本ワインを紹介する展示コーナーなど様々な企画が用意されている。【開催概要】日本ワインMATSURI祭開催日時:2017年4月15日(土)、16日(日) 11:00~19:00※15日は10:30分よりオープニングセレモニー開催。会場:お台場シンボルプロムナード公園※商業施設ヴィーナスフォートの間に位置する公園住所:東京都江東区青海1・2丁目【出展ワイナリー】<北海道>十勝ワイン、北海道ワイン株式会社<秋田県>ワイナリーこのはな<岩手県>株式会社エーデルワイン、亀ヶ森醸造所、くずまきワイン<山形県>サントネージュワイン株式会社、高畠ワイナリー、月山トラヤワイナリー<新潟県>岩の原葡萄園/岩の原ワイン、越後ワイナリー、カンティーナ・ジーオセット、カーブドッチワイナリー、フェルミエ、ルサンクワイナリー株式会社<茨城県>Domaine MITO(ドメーヌ・水戸)<栃木県>ココ・ファーム・ワイナリー、Cfa バックヤードワイナリー<埼玉県>有限会社秩父ワイン<東京都>深川ワイナリー<山梨県>アルプスワイン株式会社、株式会社サドヤ、サントリーワインインターナショナル株式会社(登美の丘ワイナリー)、シャトー勝沼、シャトー酒折ワイナリー、シャトー・メルシャン、蒼龍葡萄酒株式会社、ドメーヌヒデ、本坊酒造株式会社(マルス山梨ワイナリー)、マンズワイン株式会社(勝沼ワイナリー)、盛田甲州ワイナリー、モンデ酒造株式会社、大和葡萄酒株式会社、株式会社ルミエール、ロリアンワイン、白百合醸造<長野県>安曇野ワイナリー株式会社、株式会社アルプス、株式会社井筒ワイン、サントリーワインインターナショナル株式会社(塩尻ワイナリー)、シャトー・メルシャン、ノーザンアルプスヴィンヤード、はすみふぁーむ&ワイナリー、マンズワイン株式会社(小諸ワイナリー)<京都府>丹波ワイン株式会社<岡山県>サッポロワイン株式会社(岡山ワイナリー)<島根県>株式会社島根ワイナリー<広島県>株式会社広島三次ワイナリー<香川県>さぬきワイナリー<大分県>三和酒類株式会社(安心院葡萄酒工房)
2016年04月11日「第2回広島国際映画祭」が11月20日(土)から23日(月・祝)までの4日間、広島県広島市内4会場で開催される。広島国際映画祭 チケット情報若手からベテランまで世界各国から集められた作品を上映する本映画祭。特別招待作品として、カンヌ映画祭で話題となったポルトガルのミゲル・ゴメス監督による新作『アラビアン・ナイト』、フランスの新鋭映画監督ダミアン・マニヴェル監督の『若き詩人』、そして地元・広島出身のPerfumeのドキュメンタリー映画『WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT-』の上映も追加決定している。さらに、30代女性の結婚や恋愛模様を描いた濱口竜介監督の『ハッピーアワー』を12月の全国公開に先駆けて上映。ワークショップで選出した一般女性4人を主役に抜擢し、ロカルノ国際映画祭最優秀女優賞を獲得した本作品のジャパンプレミアにも注目が集まる。コンペティション部門では、ロカルノ国際映画祭2014にて映画『若き詩人』で特別大賞を受賞したダミアン・マニヴェルが審査員として参加。出品作には、俳優としても活躍する染谷将太の最新監督作『清澄』も名を連ねる。舞台挨拶やトークショーも充実。ゲストとして『あん』の俳優・永瀬正敏、先述の染谷将太やミゲル・ゴメス監督が登壇予定。前売チケット発売中。■広島国際映画祭11月20日(金)~23日(月・祝) NTTクレドホール(広島県)ほか※11月20日(金)は前夜祭。3日通し券もしくは1日券をお持ちの方は入場無料前売チケット:3日通し券 3000円 / 1日券 1500円
2015年11月17日開催まで残すところ1か月余りとなった第28回東京国際映画祭。このほど、今年の特別招待作品のラインナップが発表され、19日(土)より劇場で上映される本映画祭の予告編が解禁となった。10月22日(木)~10月31日(土)に開催される第28回東京国際映画祭。今回、9月29日(火)のラインナップ発表会に先立って発表された特別招待作品は、オープニングおよびクロージング作品を中心に、日本公開を控える話題作が勢ぞろいしている。先日すでに発表となっていたオープニングには、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズや『フライト』のロバート・ゼメキス監督最新作『ザ・ウォーク』を上映。NYツインタワーをワイヤーロープでつなぎ、命綱なしで渡ったフィリップ・プティの実話を、ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演で描く。他には、過酷なエベレスト登頂を描くジェイク・ギレンホール主演の『エベレスト3D』、グスタフ・クリムトの絵画をめぐる実話をヘレン・ミレン主演で映画化した『黄金のアデーレ名画の帰還』、デイン・デハーンがジェームズ・ディーンに扮する『ディーン、君がいた瞬間』、『オーシャンズ』のジャック・ぺラン&ジャック・クルーゾのドキュメンタリー『シーズンズ2万年の地球旅行』、難病ALSの女性を『ミリオンダラー・ベイビー』のヒラリー・スワンクが演じる『サヨナラの代わりに』、西島秀俊主演の人気ドラマの映画化『劇場版MOZU』、そしてすでに発表となっていたクロージング作品として、佐藤浩市&本田翼主演の直木賞作家による原作小説の映画化『起終点駅 ターミナル』が上映される。さらに、オフィシャルサイトにて、19日(土)より劇場で上映される本映画祭の予告編が公開。発表となった特別招待作品の本編映像に加え、先日邦画3作品の出品が発表され話題をよんだコンペティション部門や歌舞伎座スペシャルナイトのほか、アニメやJホラー、クラシックなどの特集上映、東京映画食堂によるフード出展や音楽ライブなど、東京国際映画祭の魅力を十分に伝える映像に仕上がっている。今後来日ゲスト情報などが順次解禁となり、今年も大きな盛り上がりを見せるであろう東京国際映画祭。続報を楽しみに待ちたい。第28回東京国際映画祭は10月22日(木)~10月31日(土)開催。(text:cinemacafe.net)
2015年09月20日今年も“SKIPシティ国際Dシネマ映画祭”が7月18日(土)から26日(日)まで開催されることが決定し、3日(水)に都内で記者発表が行われた。この映画祭は埼玉県川口市を中心に2004年から毎年開催され、第12回目を迎える。若手映像クリエイターの登竜門として注目され始め、今年も世界74の国と地域から約700本もの作品が集結する。その他の写真映画『最強のふたり』のプロデューサー陣が手がけた新作や、今年のアカデミー賞外国語映画賞を受賞した、キューバ・レバノン・セルビアの代表作品など日本未公開の注目作品も一挙公開される。この日、主催者であり埼玉県知事の上田清司氏は「デジタルシネマが主流でない頃から始まったこの映画祭を誇りに思います。『世界の今』を映画というツールを通じて見ることができる貴重な機会だと思います」と挨拶した。また、総合プロデューサーの八木信忠氏は「世界で行われている大きな映画祭を目指すのではなく、年齢関係なく若手の人たちを応援しよう!という映画祭です」と本イベントを紹介。今年も長編部門、短編部門、アニメーション部門のコンペティション3部門、そのほか特別上映・関連企画など多彩なプログラムが開催される。本年は初の試みとして、川口を飛び出し、埼玉県内2カ所でのサテライト上映の他、オープニング上映ではオリジナル映画として、過去本映画祭ノミネート経験もある福山功起監督が地元川口を舞台に撮影した映画『鉄の子』の制作を行った。親の再婚でキョウダイになった小学生ふたりによる離婚大作戦を描いたという『鉄の子』。主演の田畑智子は、ビデオメッセージで「『舞子はレディ』の際にオープンセットがSKIPシティに造られていたのですが、撮影の際に通っていた場所で、またこうして作品に関われるのはとても嬉しいです。心温まる家族の話なので、是非楽しみにしていてください」とコメントした。“SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2015”会期:7月18日(土)から26日(日)まで会場:SKIPシティ 映像ホールほか(埼玉県川口市)取材・文・写真:小杉由布子
2015年06月03日学生団体「CleliB!!(くるりぶ)」は5月17日、東京大学学園祭「五月祭」メインステージにて、同学園祭88回の歴史上初となる学生同士の本物の結婚式を開催する。○"空を飛ぶより、カッコいい"結婚式同イベントは、「空を飛ぶより、カッコいい」をスローガンに、首都圏の20大学・専門学校が共同で立ち上げたプロジェクト。ドレス製作から舞台演出までのすべてを学生自らの手で行う。16万人が来場する東京大学「五月祭」のメインステージで祝福を受けるのは、慶應義塾大学3年に在籍中の2人で、ステージ上で祝福に参加するのは早稲田大学や明治大学のパフォーマンスサークル。「学校単位の『壁』を突き破った『超・学際イベント』となる」と同団体。参加・観覧無料。これから始まる2人の未来と伝説の始まりを一緒に祝う機会となるという。同団体の代表・石川勇征さん(法政大学3年)と内村慶士さん(東京大学3年)は、「少子化・晩婚化が進む中で、学生目線で本当にカッコいい結婚式を提案することで、学生の結婚への憧れを抱かせたい」と決意を語る。今年11月には同イベントを早稲田大学、慶應義塾大学でも展開し、「学園祭で結婚式」という新たな試みを全国に拡大させていくとしている。開催時間は、10時10分~11時。会場は、東京大学 第88回「五月祭」 本郷キャンパス・安田講堂前 グランドフェスティバルステージ(東京都文京区)。
2015年05月12日3月25日~29日に開催される「第7回沖縄国際映画祭」が、「島ぜんぶでおーきな祭(さい) 第7回沖縄国際映画祭」に名称を変更し、メインポスターの制作に漫画化・鳥山明氏が参加することがこのほど、明らかになった。名称は、より多くの人たちに積極的に楽しんでもらいたいという願いを込めて変更。沖縄の全地域の人たちにとって、より身近で、何でもありで、今まで以上にワクワクするような祭りへとスケールアップを目指す。また、メインポスターのシンボルデザインは、「お!chan」に決定。「お!」とは沖縄の「お」、おーきなの「お」、驚きの「お!」を意味し、それに一人一人が思い思いに描いた「目」を付けて、「お!chan」が完成する。ポスターの制作には、『ドラゴンボール』、『Dr.スランプ』などで知られる漫画化・鳥山明氏が参加。鳥山氏は、真ん中にある一番大きな「お!chan」の目を描き、その周りを沖縄県内の人たちが描いた「目」を持つ69個の「お!chan」が囲んでいる。なお、同映画祭を支える県内各地の「応援団」は、14団体になり、さらに広がっていく見通し。そして、よしもとクリエイティブ・エージェンシーは、「よしもと沖縄41市町村全力応援芸人」を県内全41市町村に配置し、文字通り「全力で」サポートしていく。
2015年01月29日『映画ドラえもん』が来年35周年を迎えるのを記念して、全35作品を上映する『ドラえもん映画祭2015』が1月31日(土)より35日間に渡って神保町シアターで開催される。その他の写真1980年に公開された『ドラえもん のび太の恐竜』から始まり、来年3月7日(土)に公開される『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記〈スペースヒーローズ〉』で35周年を迎える『映画ドラえもん』。映画祭では、1月31日(土)から3月6日(金)まで、35日間に渡って、全35作品を上映。一部の作品は、公開当時と同じように、併映作も同時上映される。同劇場では、30周年を祝う“ドラえもん映画祭”を2010年に開催しており、初日は長蛇の列ができたほか全10作品が満席となり、再追加上映が決定する盛況ぶりだった。このほど開催される『ドラえもん映画祭2015』も大勢の観客が来場することが予想される。映画祭の前売りチケットは、プレリザーブ(先行抽選)が、1月7日(水)より受付開始。一般発売は、1月18日(日)午前10時より開始される。『ドラえもん映画祭2015』1月31日(土)から3月6日(金)まで会場:神保町シアター料金:一般 1200円、子ども(小学生以下)600円プレリザーブ:1月7日(水)11:00AMより~14日(水)11:00AMまでチケット発売:1月18日(日)10:00AMより
2014年12月22日ドワンゴ及びニワンゴは、両社が運営する動画サービス「niconico」の「ニコニコ生放送」で、11月1日から、全国の大学学園祭の模様を生中継する学園祭企画を開始する。同企画で学園祭を生放送する大学は、早稲田大学、立命館大学、東京大学、防衛大学、京都大学(開催日時順)の5大学。早稲田大学の学園祭「早稲田祭」には、約16万人が訪れるという。生放送では1日目の模様を中継し、数々のイベントでバンザイをするユニークな団体、「バンザイ同盟」の活動風景や、ゼミナールの研究報告会の様子を伝える。放送日時は、11月1日の14:30~。立命館大学では、毎年、滋賀県のびわこ・くさつキャンパス(BKC)で「BKC祭典」、京都府の衣笠キャンパスで「衣笠祭典」を開催する。計4日間にわたる学園祭の様子を、立命館大学放送局(RBC)が立命館大学放送局チャンネルで中継。放送日時は、11月1日、2日の12:00~(BKC祭典)、11月8日、9日の12:00~(衣笠祭典)。防衛大学では、「第62回開校記念祭」を開催する。伝統競技の「棒倒し」やパラシュート部による記念降下を中継。さらに11月8日に行う10式戦車が現れる「訓練展示」の収録映像も放送する。放送日時は、11月9日の10:30~。京都大学は、11月21日~24日まで「11月祭」を開催。その2日目を中継し、同大学の卒業生であるドワンゴ会長・川上量生(かわかみ のぶお)氏による講演「変わりゆくネット社会を見つめて」をメインに、学園祭の模様を伝える。放送日時は11月22日の13:00~。東京大学では、11月22日~24日まで「第65回駒場祭」を開催する。3日目のミス&ミスター東大コンテストをメインに、学園祭の模様を中継する。放送日時は、11月24日の13:00~。
2014年10月31日10月10日(金)・11日(土)・12日(日)に大阪・大阪城ホールで行われるライブイベント「uP!!!presents MBS音祭2014」に槇原敬之の出演が決定した。槇原が出演するのは10月10日(金)に行われる「Opening Party」。槇原はMBSガン検診啓発キャンペーンの新テーマソングを歌う事が決まっており、同曲をこのイベントで初披露する。チケットは発売中。■「uP!!!presents MBS音祭2014」会場:大阪城ホール(大阪府)■10月10日(金)「Opening Party」開場17:30 / 開演18:30出演:[Alexandros] / THE TURTLES JAPAN【亀田誠治(Ba.), <flumpool>山村隆太(Vo. & Gt.) & 阪井一生(Gt.), <WEAVER>杉本雄治(Pf. & Vo.), 玉田豊夢(Dr.)】/ AAA / 秦 基博 / FUZZY CONTROL / 槇原敬之(スペシャルゲスト)チケット代:指定席7000円(税別)■10月11日(土)「MBS ANIME FES.2014」※SOLD OUT!開場 15:30 / 開演 16:30▼機動戦士ガンダムSEED(2002年)CAST:保志総一朗(キラ・ヤマト役) / 石田彰(アスラン・ザラ役)▼マクロスF(2008年)CAST:中村悠一(早乙女アルト役) / 中島愛(ランカ・リー役) / 遠藤綾(シェリル・ノーム役)▼TIGER & BUNNY(2011年)CAST:平田広明(鏑木・T・虎徹役) / 森田成一(バーナビー・ブルックスJr.役)▼進撃の巨人(2013年)CAST:梶裕貴(エレン・イェーガー役) / 石川由依(ミカサ・アッカーマン役)▼ハイキュー!!(2014年)CAST:村瀬歩(日向翔陽役) / 石川界人(影山飛雄役)▼アーティストT.M.Revolution / May’n / …and more!チケット代:指定席 8500円(税別)立見 6,800円(税別)注釈付指定席 5,500円(税別)■10月12日(日)「Final Party」開場 16:00 / 開演 17:00出演:SCANDAL / DREAMS COME TRUE / BEGIN / モーニング娘。’14チケット代:指定席8000円(税別)立見7,000円(税別)注釈付指定席7,500円(税別)
2014年10月03日渋谷・鹿児島おはら祭実行委員会は5月19日に、南九州最大の祭である「おはら祭」を東京・渋谷で再現する「第16回 渋谷・鹿児島おはら祭」を開催する。同イベントは、鹿児島市と渋谷区が歴史的に深い縁があることから、1998年より開催。「おはら祭」はもともと鹿児島県で行われている祭りで、その由来は鹿児島の代表的な民謡「おはら節」からきているという。今回は58組の踊り連、総勢約2,000人の踊り手が、「おはら節」、「ハンヤ節」、「渋谷音頭」の3曲に合わせ、渋谷の道玄坂と文化村通りで「踊りパレード」を実施する。パレードは小雨決行。第一部パレードは13時20分から、第二部パレードは14時50分から実施する。また、5月18日、19日の2日間、鹿児島名産の食品や焼酎などを販売する「さつまの食品展」を開催。東急百貨店本店正面口前、渋谷マークシティ(1F イベント広場とウェーブ広場)、ユニクロ渋谷道玄坂店前 、ソフトバンク渋谷店前、渋東シネタワー前(5月19日のみ実施)で実施する。更に渋谷ハチ公前広場では5月18日・19日に、渋谷と鹿児島の魅力を紹介する「渋谷・鹿児島観光案内」を実施。5月16日~22日までは、「東急フードショー 鹿児島の味覚特集」を渋谷駅・東急東横店地下1階東急フードショーで開催する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月03日2013年3月23日(土)~30(土)にかけて開催される第5回沖縄国際映画祭の「JIMOT CM COMPETITION」のエントリーが先日よりスタートした。沖縄県宜野湾市をメイン会場に、沖縄の各所で開催される本映画祭。今回、エントリー受付がスタートした「JIMOT CM COMPETITION」とは地元民であるあなただけが知っている“地元”の魅力を、“47都道府県住みます芸人”と共にCMを制作して、グランプリを目指そう!という趣旨のもの。“地元愛”さえあれば誰でも参加できる部門となっており、47都道府県から応募されたうち、グリンプリには賞金47万円が、沖縄41市町村から応募された中のグランプリには賞金41万円と、地上波テレビでの放送がそれぞれに授与される。第3回より始まったこの「JIMOT CM COMPETITON」だが、本年度は日本全国47都道府県とアジアの都市に加え沖縄県41市町村を新たな舞台にし、より深い沖縄の魅力を一緒に掘り起こしていくことを目的としている。本コンペティションの締め切りは12月14日(金)。応募方法は、あなたの「地元愛」をアイディアで表現してホームページから応募するという簡単なもの。12月下旬にノミネート・アイディアがホームページにて発表され、1月上旬よりCM撮影が開始、ノミネート作品が2月下旬に決定し、沖縄国際映画祭にてグランプリが選出される。この機会に、あなたの「地元愛」を形にしては?JIMOT CM COMPETITION〆切り:12月14日(金)沖縄国際映画祭公式サイト:■関連作品:第5回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2013年3月23日より30日まで沖縄にて開催
2012年12月03日2012年7月14日(土)から新潟県新潟市内で開催中の「開港都市にいがた水と土の芸術祭2012」。当芸術祭の「アートプロジェクト」は閉幕日の12月24日(月・休)までメイン会場「万代島旧水揚場」の入場料が半額になる。「アートプロジェクト」は芸術専門家などから高い評価を得ている。この来場者数が10月末時点で前回の約40万人を超えたことから、閉幕日の12月24日(月・休)まで「水と土の芸術祭感謝月間」とすることになった。これにより、当日入場料通常一般1,000円が500円、学生・65歳以上800円を400円、高校生300円を100円に割引する。中学生以下は無料。ただし、チケットはメイン会場の窓口のみでの販売となる。同会場は、2年前まで魚のせりや水揚げが行われていた施設。漁業や港町の記憶の残る4つの施設全体に、全66作品のうち、20作品を展示している。約5カ月半にわたり開催されている同芸術祭は、2009年に続き2回目の開催。今回は「転換点」をテーマに、メイン会場をはじめ市内48カ所にアート作品を制作・展示する「アートプロジェクト」と、市民の企画実施による「市民プロジェクト」、自然との共生を考える「シンポジウム」を3本柱に、ライブ・パフォーマンス、食のイベントなども数多く開催している。メイン会場での今後のイベントとしては、12月2日(日)に当芸術祭ディレクターでありダンサーの堀川久子によるパフォーマンスや、12月13日(木)には映画『阿賀に生きる』の上映なども控えている。最終日の12月24日(月・休日)には、「大友良英オーケストラNIIGATA」が同市内にあるNEXT21市民プラザホールで開催される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月03日今年で記念すべき25回目を迎える、アジア最大の国際映画祭「東京国際映画祭」(以下、TIFF)が10月20日(土)より開幕する。例年以上に盛り上がりが期待される今年も、海外から多くの俳優や監督が来日の予定だが、このアニバーサリー・イヤーとなる今年、これまでに来日したゲストたちの貴重な写真を発見!レオナルド・ディカプリオやブラッド・ピット、まで豪華ゲストたちをふり返り。まずは、いまから27年前の1985年に開催された記念すべき第1回目のTIFFに参加した、ハリソン・フォード。何とも年代を感じさせるモノクロ写真だが、この時代のハリソンと言えば、『スター・ウォーズ』や『インディー・ジョーンズ』の人気シリーズでの成功、さらに『ブレード・ランナー』(’82)とまさにハリウッドのトップに上り詰めた頃の彼なのだ。この年の日本では、渋谷に16もの映画館がオープンし、世界有数の“映画の街”として大きなブームを巻き起こしていた年でもある。次にふり返るのは、第9回目(’96)に参加したウィル・スミ。代表作となった『インデペンデンス・デイ』(’96)を引っ提げての来日となったが、この当時のウィルはまだ20代後半!ファッションももちろん“B-BOY”スタイルでキメ、まだまだヤンチャ盛りといった様子の彼の若さがうかがえる写真だ。続くは、“絶世の美男子”と謳われ、世界中の女子の心を鷲掴みにしたレオナルド・ディカプリオ。1997年に行われた第10回目のTIFFに、ジェームズ・キャメロン監督と共に『『タイタニック』のワールド・プレミアのために来日したレオ。いまでこそ髭を生やし、骨太なイメージの役者となった彼だが、23歳当時の彼はまさに“美麗”の一言に尽きる。誰もが見惚れ、会場は女子たちの歓喜する声で騒然となっていたとのこと。さらに、もう一人、翌年に開催された第11回TIFFの特別招待作品となった『ジョー・ブラックによろしく』のPRのために来日していたブラッド・ピットだ。写真を見る限りでは、短髪にスーツと、いまと雰囲気は変わらないものの、『セブン』での好演に続き、『12モンキーズ』ではアカデミー賞助演男優賞にノミネートされるなど、俳優として人気・実力ともに急成長を遂げ始めた頃の彼の貴重な一枚なのだ。さらに、この年は『アルマゲドン』を引っ提げて来日したブルース・ウィリスやベン・アフレック、マイケル・ベイ監督などハリウッドが誇るスターたちの参加が数多く見られた年でもある。また、世界に誇る日本の巨匠・黒澤清監督がこの世を去った年でもある。2000年代に入っても来日ゲストたちの豪華さは衰えず、第13回(’00)にはアーノルド・シュワルツェネッガーにエドワード・ノートン、第15回(’02)にはトム・クルーズ&スティーヴン・スピルバーグ監督を始めナオミ・ワッツにエイドリアン・ブロディと挙げていけば切りがないほど。果たして、25回目を迎えた今年はどんなゲストが観客を沸かせるのだろうか。開幕はもう目前!ぜひ、あなたも一度会場に足を運んでみて。「第25回東京国際映画祭」開催期間:10月20日(土)~28日(日)会場:TOHOシネマズ六本木ヒルズ・シネマート六本木・TOHOシネマズシャンテほか公式サイト:特集「東京国際映画祭のススメ2012」■関連作品:第25回東京国際映画祭 [映画祭] 2012年10月20日から10月28日まで東京にて開催
2012年10月12日今年で18回目を迎える「KAWASAKI しんゆり映画祭 2012」が、10月6日(土)から14日(日)まで川崎市の新百合ヶ丘で開催される。ワーナー・マイカル・シネマズ新百合ヶ丘でオープニング作品4作品が上映され、その後、川崎市アートセンターをメイン会場にして“映画よ どこへ”をテーマに、映画誕生から現代までのそれぞれの時代を彩る名作や、日本映画界の未来を担う新進監督作品、アジアの秀作など28作品が上映される。その他の写真「KAWASAKIしんゆり映画祭2012」は、1995 年に川崎市の“芸術のまち構想”の一環としてスタート。“市民(みんな)がつくる映画のお祭り”として、地域住民や地元企業の協力を得ながら、ボランティア・スタッフが中心となって企画・運営を実施。行政がバックアップする新しいスタイルの市民映画祭として定着・発展している。今年は「特集 役者一代・役所広司」と名打った特集も開催され、本映画祭にゆかりの深い役所の主演作『キツツキと雨』『Shall we ダンス?』『東京原発』『わが母の記』を上映。『キツツキと雨』の上映後には役所によるトークイベントも予定されている。また、映画祭では副音声ガイド・日本語字幕付きのバリアフリー上映も行なわれる。【第18回 KAWASAKI しんゆり映画祭 2012】開催概要期間:10月6日(土) ~ 14日(日)会場:10月6日(土)ワーナー・マイカル・シネマズ新百合ヶ丘、10月7日(日)~ 川崎市アートセンター アルテリオ映像館 、アルテリオ小劇場上映作品:28作品(プログラムは公式サイトを参照)料金:800円/当日1000円一部プログラム無料、特別料金
2012年09月27日第2回目の「EARTHARTFESTA土祭(ヒジサイ)2012」が、陶芸益子焼で知られる栃木県益子町で9月16日(日)の新月から30日(日)の満月にかけての15日間にわたり行われている。どこか懐かしく、そして新しい、「土」をテーマにしたアートイベントの「祭」だ。「土祭」は、2009年秋に益子町の主要産業である窯業や農業に共通する「土」をテーマにスタートした益子町のアートフェスティバル。3年ぶり2回目の開催となる。会場は益子町中心部から東部の大羽地区にまたがる3つのエリア。陶芸店や空き店舗を利用してアート、音楽、映画上映などの展示・イベントが繰り広げられる。町内の陶芸家や彫刻家に加え、国内外で活躍するアーティストも参加。セミナー、ワークショップも多数行われる。「土と風のエリア(益子本通り)」、「土と月のエリア(城内坂・藍の道)」、「土と水のエリア(道祖土・大羽)」に、作品展示、イベント、住民プロジェクト、50あまりのプログラムが展開される。例えば「土と水のエリア」では、サウンドインスタレーションが展開される。1194年建立の国の重要文化財指定「綱神社」とその周辺ではサウンドデザイナーの川崎義博氏が、人間国宝・濱田庄司がのこした益子参考館では、国内外で活躍の作曲家である畑中正人氏が、それぞれ”歴史ある空間でのサウンドインスタレーション”を行っている。名左官・榎本新吉さんが考案した手法による、益子の土を用いた「光る泥団子」作りのワークショップも29日(土)、30日(日)に開催予定だ。今回の「土祭」のメイン会場と言える「土と月のエリア」では、挾土秀平氏の指導で2009年に完成した「土舞台」で音楽祭を開催。千秋楽の9月30日には、奄美島唄の朝崎郁恵さんのライブが予定されている。また、この「土舞台」のエリアでは、期間中の土日祝日に地酒や地元の食材での手料理を提供する「夕焼けバー」がオープンする。なお、「土祭2012」の各展示やイベント会場への入場には、パスポート(会期中何回でも入場可)が必要。料金は大人700円、小中高生300円。購入は会場内の総合案内所およびパスポート販売所。パスポートは、公式ガイドブック付きで、抽選で「益子焼」や「土祭オリジナルてぬぐい」などが当たるスタンプラリーの台紙も兼ねている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月25日水や土に支えられ、育まれてきた新潟の文化を、アートの力で国内外に発信することを目的に、2012年7月14日(土)~12月24日(月)まで新潟市で開催されている「水と土の芸術祭」。親子で楽しめる見どころも多く、なかでも子どものアート活動の拠点となるのが「みずっちみなとスタジオ」。芸術祭メイン会場である万代島旧水揚場の無料スペースに設置された同スタジオには子どもたちの作品「つながりの円柱画」が飾られ、さまざまなワークショップやイベントが開催されている。(C) 内藤雅子秋からは「ハートがうごくプログラム」と題した4ジャンルのワークショップを展開。第1弾は「どきどき ~つながる よろこび~」と題し、デザインやコミュニケーションをテーマにしたワークショップを実施している。今後の予定は以下のとおり。いずれも申し込み不要で当日直接会場へ行けばOK。すべて無料で楽しめるのも嬉しい。(C) 内藤雅子(1) ”わたしの新潟”を表現しよう、交換しよう♪日時:9月22日(土)、23日(日)10:00~13:00内容:新潟との思い出や出来事、想いや願いなどを大募集!色紙をつかって、”わたしの新潟”を表現したら、”みんなの新潟”と交換できる ※こども・親子での参加やおとなも歓迎(2) ウォーターパズル パート2日時:9月22日(土)13:00~完成次第終了内容:カラフル色水で巨大モザイク絵をつくる(3) 星空マグネット日時:9月23日(日)14:00~16:30内容:粘土できれいな星を作って星座にする(4) 海の仲間たちをつくろう!日時:9月29日(土)10:00~12:00/14:00~16:00内容:さまざまな材料で海の仲間をつくり、海に見立てたビニールテープにはりつけて大きな作品を完成させる次いで10月4日(木)~10月23日(火)の第2弾「わくわく ~つくる おもしろさ~」では、絵・クラフト・建築などのワークショップを実施。さらに、10月25日(木)~11月20日(火)には第3弾「ほっこり ~たべる うれしさ~」として食のワークショップ、11月22日(木)~12月11日(火)には「きょろきょろ ~みつける たのしさ~」と題して鑑賞・実験・写真などのワークショップを集中的におこなう。各ジャンルともに全6回程度開催予定とのこと。 ※詳細は公式サイト( )などでご確認ください。上越新幹線を使えば、東京から新潟まで約2時間と意外に近く、週末旅行にもぴったり。芸術の秋、自然豊かな新潟の地で、親子でアートに触れてみては。(C) 内藤雅子開港都市にいがた 水と土の芸術祭2012会期:2012年7月14日(土)~12月24日(月・祝)会場:万代島旧水揚場、新潟市内各地パスポート:一般2,000円、学生・65歳以上1,500円、高校生600円、中学生以下は鑑賞無料HP: 取材/古屋江美子
2012年09月18日8月25日(土)の公開以来、82万人を超える動員数を記録している、高倉健6年ぶりの主演作『あなたへ』が現在開催中の第36回モントリオール世界映画祭のワールドコンペティション部門に正式出品され、高倉さんが18年ぶりに海外での映画祭で現地に赴いた。1994年の『四十七人の刺客』でヴェネチア映画祭に参加して以来の海外の映画祭への参加となる高倉さん。モントリオール映画祭では、盟友・降旗康男監督とタッグを組んだ傑作『鉄道員』で日本人俳優としては初の最優秀賞男優賞を受賞したが、実際に映画祭に参加するのは今回が初めてとなった。31日(現地時間)に現地入りした高倉さんは、「良い街ですね。一番良い季節に来ることができたので、とてもきれいで気持ちが良いですね。モントリオールに部屋を借りようという話もしていました」とリラックスした様子で、街を散策するなど、初めてのモントリオールを満喫してしていた。翌々日の2日に行われた公式会見には海外メディアなど約100人もの人々が集まり、「こんなに大勢の方がいらっしゃるとは思いませんでした。大変嬉しいです」と驚きを隠せない様子の高倉さん。前作『単騎、千里を走る』からなぜ6年も俳優業を休んでいたのか?という質問があがると、「Very difficult question.(難しい質問です)。いまはまだ分かりません。6年前に中国映画に出てから、自分の仕事の仕方を考え直していました。まだ結論は出ていません」と明かすや、今回の映画祭への出席の理由を「13年前に『鉄道員』で最優秀男優賞をいただいたので、どこかで御礼がしたかったことと、降旗監督が来れなくなったのでしぶしぶ来ました」と冗談を飛ばし、会場を沸かせた。また、同日に行われた公式上映では、エンドロール開始直後から拍手が沸き起こり、スタンディングオベーションが続いた。この光景を目にして涙を浮かべた高倉さんは、手を上げて観客に応え、自らも観客に声をかける姿に、さらに観客から盛大な拍手が送られた。会場を後にした高倉さんは、「泣いちゃったね。ふっと出てしまったよ。映画祭は良いものだね。何十年も役者をやってきても、こんな経験をするんですね。心に衝撃を受けました。映画にはそういう力があります」と感激しきりといった様子だった。海外プレスや一般観客からは「日本的な内面の感情表現がとても美しい」、「高倉健が81歳だなんて信じられません。これからも何本も作品に出てほしい」など作品や高倉さんの演技に対して高い評価を集めていた本作。受賞にも期待がかかる。『あなたへ』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:あなたへ 2012年8月25日より全国東宝系にて公開© 2012「あなたへ」製作委員会
2012年09月04日水と土の芸術祭実行委員会は7月14日~12月24日、「転換点~地域と生命の再生に向けて~」をテーマとした「水と土の芸術祭2012」を開催する。万代島旧水揚場をメインに、旧齋藤家別邸、信濃川やすらぎ堤ほか、新潟市内各地が会場となる。同芸術祭は、水や土に支えられてできた新潟の文化を、アートの力で国内外に発信することを目的に開催され、2009年に続き2回目となる。会期中は、開催プロジェクトを「アートプロジェクト」、「市民プロジェクト」、「シンポジウム」の3つのポイントにわけ、芸術祭だけではなく、新潟市民が主体となった地域の魅力を発信するイベントなどを実施。各所でプロジェクトやアート作品の展示が展開される。また、ロゴのデザインはアートディレクター・コミュニケーションディレクターの森本千絵が担当。新潟のクリエイティブチームが、芸術祭を通し、モノやコトをクリエイトし発信するなど、デザインの視点からも楽しむことができる。アートプロジェクトには、石川直樹(作品名「異人 the stranger」)、大友良英×飴屋法水たち(作品名「Smile」)、王文志(ワン・ウェンヂー)(作品名「浴火鳳凰(よっかほうおう)」)など、多数の作家が参加している。同芸術祭の全作品を鑑賞できるパスポートは、前売り(7月13日まで):一般1,500円、学生・65歳以上1,200円、高校生400円、当日:一般2,000円、学生・65歳以上1,500円、高校生600円。中学生以下無料。なお、会期中はパスポートがあれば、新潟市内の文化施設の入館料が割引され、市内の飲食店や温泉でもお得なサービスを受けることができるという。詳しくは、同芸術祭WEBサイトのパスポートのページで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月22日カンヌ映画祭、ベルリン映画祭、ヴェネツィア映画祭と、世界最高峰の映画祭から選りすぐった作品を上映する“三大映画祭週間”が昨年に続き、今夏にヒューマントラストシネマ渋谷で開催されることが決定した。その他の写真今年、本映画祭で上映されるのは全8作品。愛する家族と幸せに暮らしていた男がある日妻を事故で失い、子供たちを守り抜こうと奮闘する姿を描いた『我らの生活』(カンヌ映画祭/2010年男優賞受賞)や、少年院の刑期をあと5日に控えた少年の、母親に対する葛藤を描写した『俺の笛を聞け』(ベルリン映画祭/2010年銀熊賞受賞ほか)、サーカス団を舞台に、ふたりのピエロが美女を奪い合う『気狂いピエロの決闘』(ヴェネツィア映画祭/2010年銀獅子賞受賞ほか)など、高い評価を受けながら日本では未公開だった作品も含め、一挙に上映される。さらに、『8人の女たち』(2002年)などで知られる巨匠、フランソワ・オゾン監督作『ムースの陰遁』は、ドラッグによって生活が一変したカップルを題材にした作品で、2009年のサン・セバスチャン映画祭審査員賞を受賞。こちらも日本初登場なので見逃せない。映画ファンの熱い要望により、今年も開催が決定した本映画祭週間。日本未公開の作品が楽しめるのはもちろん、世界の隠れた名作を鑑賞できるこの機会に足を運んでみてはいかがだろうか。三大映画祭週間20128月4日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次開催〈カンヌ映画祭〉『ミヒャエル』(2011年コンペティション選出)『我らの生活』(2010年男優賞)『フィッシュ・タンク』(2009年審査員賞)『イル・ディーヴォ‐魔王と呼ばれた男‐』(2008年審査員賞)〈ベルリン映画祭〉『俺の笛を聞け』(2010年銀熊賞/アルフレッド・バウアー賞)〈ヴェネツィア映画祭〉『気狂いピエロの決闘』(2010年銀獅子賞/オゼッラ脚本賞)『時の重なる女』(2009年女優賞)〈特別上映〉『ムースの隠遁』(2009年サン・セバスチャン映画祭審査員特別賞)※全作品デジタル上映※当日券:一般1800/大・高・専1500/中学以下・シニア1000(税込)
2012年04月27日敷居の高いと思われがちなクラシック音楽を親子で気軽に楽しめる音楽祭、“ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭”が今年も開催決定。4月27日(金)~5月5日(土)のあいだ、東京国際フォーラムおよび東京・丸の内エリアはお祭りムード一色になる。(C) TOKYO INTERNATIONAL FORUM CO., LTD.同イベントはフランス北西部の港町ナントで、1995年に誕生したクラシック音楽祭。今年はテーマにロシア音楽を掲げ、「サクル・リュス(ロシアの祭典)」と題して、チャイコフスキーやストラヴィンスキーなどの名作曲家をとりあげながら19世紀から現代までのロシア音楽の歴史をたどる。公演予定数は約350以上(うち有料公演は約150)。1公演約45分と短く、チケット代もリーズナブルなので、いくつものプログラムを気軽にハシゴできるのも嬉しい。ほとんどの公演が3歳以上入場可(18:30に開演する公演は6歳以上)。2歳以下の子どもでも入場できる「0歳からのコンサート」もある。 (C)三浦興一 3歳~小学生までの児童には「こども割引」が設定され、全公演一律300円引き。有料公演のチケットまたは半券で楽しめるサービスプログラムのなかには、子ども向けのコンサートやワークショップもいろいろ。有料公演を鑑賞するあいだ、子どもを扱ってもらえる託児サービスもある。 (C)三浦興一世界中から集まった一流アーティストの演奏を親子で楽しむ貴重なチャンス。チケットは3月31日(土)から一般発売される。・0歳からのコンサート日時:5月3日(木)10:00~10:45、5月5日(土)9:45~10:30の2公演会場:東京国際フォーラムホールAチケット:指定席1,500円(18歳以上の保護者1名につき、お子様1名までひざ上無料)、中高生席500円※プログラムはやむを得ぬ事情により変更になる場合があります※終演時間はおおよその目安です。ご了承ください※公演チケットを購入される際には、最新の公演プログラム情報を音楽祭公式HPにて必ずご確認ください・託児サービス有料公演を鑑賞される間、お子様をお預かりする託児サービスを実施します。対象時間:9:00~21:30問い合わせ:イベント託児・マザーズ 0120-788-222(平日10:00~12:00、13:00~17:00)※4月2日(日)より受付開始(有料・要予約、有料公演チケットを購入された方が対象となります)■ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2012日程:2012年4月27日(金)~5月5日(土・祝) ※コア期間は5月3日(木・祝)~5月5日(土・祝)会場:東京国際フォーラム全館および東京・丸の内エリアチケット:一般発売3月31日(土)10:00~、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケットなどにて販売取材/古屋 江美子
2012年02月22日今年で24回目を迎えるアジア最大の国際映画祭「東京国際映画祭」(TIFF)が10月22日(土)より9日間の日程で開催される。錚々たるゲストの面々が来場し、多くの作品が上映されるが、何と言っても注目は、ハイクオリティーの15作品によって争われるコンペティション部門。果たして「東京 サクラ グランプリ」のゆくえは?今年のコンペ部門を楽しむうえでのキーワードは、ずばり「笑い」。全編が笑いにあふれたコメディから、ヒューマンドラマの中に随所に笑いを挟み込むことで現実の世界で起きている問題を描いたものまで、ユーモアによって時代を切り取った作品が目立つ。「年に一度の映画祭を楽しみたいけど作品がいっぱいあり過ぎて…」という方に、“笑い”という側面からコンペ作品の一部をご紹介!まずは邦画から。コンペ唯一の日本映画として、『雪に願うこと』(第18回/2005年)以来となる邦画の「東京 サクラ グランプリ」受賞の期待を背負うのが役所広司と小栗旬の共演作『キツツキと雨』(上写真)。小さな山村で暮らす武骨なきこりの男と、そこにゾンビ映画の撮影にやってきた撮影隊をまとめる気弱な若手映画監督の2人の交流が描かれる。監督は『南極料理人』で観る者を温かい笑いに包んだ沖田修一。出会うはずのなかった2人が、思いもよらない奇妙なコラボレーションを生み出していく。高良健吾、臼田あさ美、山崎努に伊武雅刀、平田満など脇を固める俳優陣にも豪華な顔ぶれが並んでいる。『別世界からの民族たち』(右上写真)は不法移民の流入に揺れる現代のイタリア、ひいてはヨーロッパ全体の共通の課題と言える「移民問題」を捉えた作品。合法的な移民が多数暮らしているイタリア北東部の美しい街。そこでお気楽な資本家たちは「移民はとっとと自分の国に帰れ!」などというメッセージをこめた、極度に人種差別的な内容を含んだショーを毎日楽しんでいたが、ある日、ショーの世界が現実のものとなり、移民たちがショーと同じように振る舞おうと決めたら…?大胆な発想でシニカルな笑いを散りばめたファンタジーとなっている。メキシコ映画『羅針盤は死者の手に』は異色のロードムービー。違法に国境を越えて兄のいるシカゴを目指すメキシコの13歳の少年の姿を描く。ある老いたラバが引く荷馬車に乗せてもらったかと思えば老人がまもなく息を引き取るなど、牧歌的な描写の中で不条理なユーモアが重なっていく。『『キツツキと雨』同様、めぐりあうはずのない2人の姿を笑いと涙を交えて描いたフランス映画『最強のふたり』は、実話に基づいた作品。事故で首から下が麻痺してしまった白人の大富豪が介護役に抜擢したのは、刑務所から出たばかりの若い黒人の青年。好みから話し方、ファッションまで2人の世界はことごとく衝突するが、やがて互いを受け入れたときにバカバカしくも最強の友情が生まれる。噛み合わない2人が繰り出す笑いにご注目!『ガザを飛ぶブタ』(左上写真)は宗教的な対立を背景に、1匹のブタと彼(?)に振り回される男の姿から平和への祈りを描いたコメディ。パレスチナの貧しい漁師がなぜか、ベトナムのブタを釣り上げてしまったところからすったもんだの騒動が始まる。パレスチナではブタは不浄な生き物とされるため、見つかる前に処分しなくてはならないのだが、一方で上手くこの豚を使えば金儲けするチャンスも。イスラエル占領下におけるガザで、葛藤しつつもたくましく生きる人々の姿を笑いと共に描き出す。ブタであることを隠すために羊のフリをさせたり、不浄な生き物に地面を踏ませないためにブタに靴下を履かせるなどユーモアたっぷり。パレスチナ人の漁師を演じるサッソン・ガーベイは、かつてTIFFでグランプリを獲った『迷子の警察音楽隊』にも出演しているが、彼自身はイスラエル人。逆にユダヤ人役の女性を演じるミリアム・テカイア自身はイスラムと、互いに逆の宗教の人物を演じているのも興味深いところ。映画祭期間中、シルヴァン・エスティバル監督とミリアム・テカイアがゲストとして来日する予定。最後に“笑い”とは別枠でお勧めしたい注目作が文豪ガブリエル・ガルシア=マルケスの息子でコロンビア生まれ、メキシコ育ちのロドリゴ・ガルシア監督の手によるアイルランド映画『アルバート・ノッブス』(写真:右)。19世紀のダブリンを舞台に、貧しい生活から逃れるために性別を偽り男性の執事・アルバートとして生きる女性の姿を描く。アルバートを演じているのは、5度のアカデミー賞ノミネートを誇る名女優グレン・クローズ。今回のTIFFでの上映が“アジアン・プレミア”となるが、世界各国ですでに絶賛の声が上がっており、彼女を本年度のアカデミー賞主演女優賞の本命に推す声も。さて栄冠はどの作品に?鑑賞券は1作品1,000円(当日学生割引:500円)。来日ゲストによる舞台挨拶やティーチインあり、観客の投票で決まる「観客賞」ありと楽しみ方もいろいろ。この機会に世界中から厳選されたハイクオリティーの作品が映し出す“時代”を感じてみては?東京国際映画祭は10月22日(土)より10月30日(日)まで六本木ヒルズをメイン会場に、都内各地で開催。特集「東京国際映画祭のススメ2011」「第24回東京国際映画祭」公式サイト■関連作品:第24回東京国際映画祭 [映画祭] 2011年10月22日から10月30日まで六本木ヒルズをメイン会場に都内各所にて開催© 2011 Tokyo International Film Festival All Rights Reserved.キツツキと雨 2012年2月11日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011「キツツキと雨」製作委員会■関連記事:第24回TIFF観客賞授賞式&受賞作上映回に15組30名様をご招待北川&芦田が声優で競演『マジック・ツリーハウス』鑑賞券を10組20名様プレゼントミラ・ジョヴォヴィッチ×檀れい胸開きドレスと着物でレッドカーペットで競演!いまなお色褪せない伊丹十三監督作『スーパーの女』上映会に10組20名様ご招待東京国際映画祭を若者にアピール!イケメン3人衆「TIFF BOYS」結成
2011年10月20日アジア初のドキュメンタリー映画祭として隔年開催されている山形国際ドキュメンタリー映画祭2011(以下YIDFF)が開幕を迎える。国際的に高い評価を受ける同映画祭は、世界の映画人が集い、参加を最大目標に掲げる海外の映像作家も多い。「東北から世界に向け文化と情報を発信する場」でもあり、今年は震災・復興をテーマにした上映やシンポジウムの開催も予定され、大きな注目を集めそうだ。その他の写真東日本大震災の後、東北全体は厳しい状況下にある。その中で迎えた今年のYIDFFは、特別な意義を持つ開催となりそうだ。開催概要を見ても、例年にも増して充実した多彩なプログラムが組まれていることが伺える。メインとなるインターナショナル・コンペティションは、101カ国、1078本の応募作の中から15作品が選出。『ぼくの好きな先生』など、日本でもよく知られたフランスの名手、ニコラ・フィリベール監督の新作となる、パリ植物園で飼われている人気者のオランウータンを記録した『ネネット』や、現在公開中で大きな話題を呼ぶ平野勝之監督の『監督失格』などがノミネートされている。なお最高賞となるロバート&フランシス・フラハティ賞など各賞を決定する審査員は、『クロエ』が日本公開されたばかりのカナダの鬼才、アトム・エゴヤン監督、『永遠のハバナ』などで世界的に知られるキューバのフェルナンド・ペレス監督らが当たる。一方、“YIDFFの最大の醍醐味”と言うファンも多い特集上映も凝ったラインナップがスタンバイ。中でも、キューバとキューバ映画にスポットを当てた『シマ/島いま―キューバから・が・に・を見る』、日本のテレビドキュメンタリーを大特集する『公開講座:わたしのテレビジョン青春編』で上映される作品は、もう2度と観られないといっても過言ではないものばかりで、貴重な機会となることだろう。さらに『東日本大震災復興支援上映プロジェクト「ともにあるCinema With US」』は3.11と向き合う企画。震災関連の上映はもとより、被災地の活動家らによるシンポジウムや現地活動報告なども行う。また、新たな試みとして、今回は、OurPlanet-TV(アワープラネット・ティービー)とのコラボレーションにより、映画祭の現場からの動画をネット上で配信することが決定。動画配信用のポータルサイトでは、10月6日-13日の8日間、開会式・表彰式を含む注目の会場からライブ配信されるので、現地に駆けつけられない人はこちらをチェックしたい。『ブンミおじさんの森』のアピチャッポン・ウィーラセタクンや、年末『無言歌』が公開されるワン・ビンら現在の世界の最前線をいく映画作家の才能をいち早く紹介したのはYIDFF。今回もドキュメンタリー映画の最先端と歴史を回顧する刺激的な8日間になることは間違いない。山形国際ドキュメンタリー映画祭201110月6日(木)~13日(木)取材・文:水上賢治(C)「監督失格」製作委員会
2011年10月06日浦安を舞台に家族の再生を描いた映画『カルテット!』が、10月22日(土)より開催される第24回東京国際映画祭の特別招待作品に出品されることが決定した。映画『カルテット!』は、『海峡を渡るバイオリン』や『Little DJ~小さな恋の物語』などで知られる浦安市在住の小説家・鬼塚忠が浦安市を舞台に、父親のリストラを機に壊れた家族関係が、クラシックのカルテットを結成することで再生していく姿を描いた物語。長男を高杉真宙、長女を剛力彩芽、母親を鶴田真由、父親を細川茂樹が演じるほか、教師役に田中美里、父親のライバルとして東幹久が出演する。浦安での撮影準備を進めていた本作は、東日本大震災で市域の86%が液状化被害を受け、一時は制作中止の危機にあったが、「こんな時だからこそ、みなで力を合わせよう」と、クランクインを延期して3月29日に制作を開始。被災した市民を含め700名以上がエキストラとして参加するなど、被災地の爪痕が残る中、市民の情熱で完成を迎えた。本作はすでに海外からも注目を集めており、先ごろロシアで開かれた芸術の祭典“ウラジオストク・ビエンナーレ”の映画部門に開幕作品として招待され、出演者の鶴田、細川のほか、三村順一監督らがオープニングセレモニーに参加。東京国際映画祭では“ウラジオストク…”に出席したメンバーに加え、高杉、剛力らを加えた主要キャストの参加を予定しているという。「第24回東京国際映画祭」10月22日(土)から30日(日)まで開催『カルテット!』2012年1月7日(土)より全国ロードショー12月17日より浦安シネマイクスピアリにて先行公開
2011年09月16日東北地方太平洋沖地震の被災地へのチャリティーを目的に開催されている第3回沖縄国際映画祭に、3月26日(土)、映画祭のチャリティーの趣旨に賛同した人気アイドルグループのAKB48の応援参加が決定し、開催中のコンベンションセンターには多くのファンが詰めかけた。トークショーに登場したのは、前田敦子、篠田麻里子、峯岸みなみ、指原莉乃、河西智美、北原里英の6人。前田が代表し、「映画祭のチャリティー趣旨に賛同し、参加しました。何か少しでも力になれれば…」とメッセージを伝えた。司会のピースの進行で、メンバーたちは沖縄の印象を話したり、「お休みが取れたらまた沖縄に来たい」などと楽しいトークを続けた。その後行われたスペシャルライヴのステージでは、小嶋陽菜、宮澤佐江、高橋みなみ、大島優子、秋元才加、横山由依も加わり、メンバーたちは会場に詰めかけたファンたちと一緒になり、被災地に届けと元気いっぱい歌と踊りを披露した。披露した楽曲は「ヘビーローテーション」、「誰かのために」、「桜の木になろう」の3曲。ステージの後、「これから私たちも募金活動を行います」とメンバー全員で頭をさげた。今後もAKB 48は、“誰からためにプロジェクト”と名づけて募金活動を続けることを発表した。第3回沖縄国際映画祭は3月27日(日)まで開催中。特集「よしもと芸人が贈る!沖縄国際映画祭2011」■関連作品:第3回沖縄国際映画祭 [映画祭] 2011年3月18日よりカウントダウンイベント開始、22日から27日まで映画祭開催■関連記事:【沖縄国際映画祭】間寛平が語るアースマラソンのエピソードは笑いがいっぱい!【沖縄国際映画祭】木村監督が涙を流し完成させた作品で、日本中に笑いとエールを贈る【沖縄国際映画祭】中谷美紀、涙をこらえ沖縄から被災地へエール!【沖縄国際映画祭】相武紗季、初の子持ち役で新たな境地が開けた!【沖縄国際映画祭】黒沢、鬼奴の彼氏いない歴に「映画の中だけでも恋愛しないと」
2011年03月26日女優のともさかりえ、歌手のスネオヘアーが9月25日(土)、福島県国見町観月台文化センターで開催された「福島こどものみらい映画祭2010」で、共演映画『アブラクサスの祭』(加藤直輝監督)の舞台挨拶に揃って出席した。2人は8月に、「同作での夫婦役をきっかけに熱愛中」などと一部スポーツ紙などで報じられて以来、ツーショットでは初の公の場。子役の山口拓を間に挟んで挨拶に立ち、ともさかさんは「父親が郡山出身でしたので、福島には学生時代はよく来ていました。地元の皆さんには撮影中は炊き出しですとか、温かい応援をしていただいた」と感謝の弁を述べつつ、「気に入っているシーンは、スネオさんとの夫婦でのちょっとしたやりとりのシーンと、ラストのライブシーンは個人的にも思い入れもあるのでぜひ見て頂きたいです」と意味深コメントも。今作で映画初主演したスネオヘア―さんは「監督が音楽にこだわってくれて、最初で最後の主役をやらせていただきました。なんとか演じきりました」と謙遜。ロック音楽に没入する僧侶という役どころについて「お坊さんという役作りで、思い切って頭を剃髪しました。やっぱりミュージシャンなので髪の毛ってとても大事なんですよね。だから非常に残念な姿になりましたね(笑)。お寺で剃髪式をやりましたが、意味があるんですよね、坊主にするということには。俗念を断つというか、恰好のいい風に自分を見せるという気持ちを一切断つということと、教えて頂きました」と感想を述べた。本作は、福島県三春町在住の現役僧侶で芥川賞作家・玄侑宗久氏の同名小説の映画化。加藤監督は「お坊さんがロックをするというところに惹かれてこの作品を映画化したいと思いました。ライブシーンをしっかりと描きたかったので、主演の浄念役にはミュージシャンのスネオヘアーさんにお願いして、ラストのライブシーンは素晴らしいシーンになりました」と仕上がりに自信をのぞかせていた。『アブラクサスの祭』は10月9日(土)より福島県にて先行公開、12月25日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開。(text:Yoko Saito)■関連作品:アブラクサスの祭 2010年10月9日より福島県にて先行公開、12月25日よりテアトル新宿ほか全国にて順次公開© 「アブラクサスの祭」パートナーズ
2010年09月28日これはやはり、映画祭関連イベントならではの顔ぶれ。会場に足を踏み入れて、そう思ったのがフランス映画祭期間中の3月20日(土)に、原宿の「Audi Forum Tokyo」で開催されたパーティです。足を踏み入れると、パッと目をひいたのは立ち姿の素敵な男性。暗がりの中で目を凝らすと、その正体は大森南朋氏。なるほど、シルエットだけでもカッコいいはずですね。先日、ベルリン国際映画祭で主演女優賞に輝いた寺島しのぶ女史の姿も見えるし、『007/慰めの報酬』、『潜水服は蝶の夢を見る』で強い印象を残したマチュー・アマルリック、新作『エンター・ザ・ボイド』がまたしても映画界を震撼させたギャスパー・ノエ監督、『オーケストラ!』がフランス国内外で高い評価を得ているラデュ・ミヘイレアニュ監督らの姿も。インタビューで覗かせる仕事モードの表情とはちょっと違った、カジュアルなムードでひとときを楽しんでいました。パーティの冒頭には、フランス映画祭団長を務めたジェーン・バーキンの姿も。いつも肩の力が抜けている彼女は、ナチュラルなメイクと、なかなか出来そうで出来ない無造作ヘア、華やかなシルバースパンコールのトップス×ブラックのパンツで登場。一緒に乾杯の音頭をとった寺島女史の白いジャケットも、ダークな服が目立つパーティ会場でひときわ輝いていました。それにしても、400人が集ったというこのパーティ、決して内輪の会ではないのだけれど、映画人のみなさんの表情がなぜか柔らかい。その理由を考えてみると、どうやら客層に関係がありそう。この日集まったのは、映画関係者よりもファッション関係の方がちょっと多めの様子。映画周辺のプレス関係者があまりいなかったせいで、日本の映画関係者も仕事を忘れ、普段着の表情でいられたのかもしれません。日仏の映画人がシャンパン片手に交流したことで、また素晴らしい作品が生まれることになれば映画ファンとしても嬉しいですね。今年のフランス映画祭の主要テーマである「パッション」と、アウディのコーポレートカラーである「赤」をかけて、「Red Passion」をテーマに据えたこの催し、その名も「Audi Red Passion Party」。会場となったフォーラムの2Fは、赤が基調でとってもパッショネイト。会場に展示された真っ赤なスーパーカー「R8」も、車好きにはたまらない演出だったことでしょう。映画の話はもちろん、車の話にも花が咲き、いつまでも賑わっていた夜でした。(text:June Makiguchi)■関連作品:オーケストラ! 2010年4月17日よりBunkamuraル・シネマ、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開© 2009 Focus Features LLC. All Rights Reservedエンター・ザ・ボイド 2010年5月15日よりシネマスクエアとうきゅうほかにて公開■関連記事:クラシックが奇跡を起こす!『オーケストラ!』五線譜ノートを5名様プレゼントジェーン・バーキン仏語は「セルジュの腕の中で学んだ」フランス映画祭開幕さあ、人生を奏でよう!『オーケストラ!』試写会に10組20名様ご招待ギャスパー・ノエのTOKYOを舞台にした衝撃作『エンター・ザ・ボイド』予告編初公開
2010年04月07日