四季の変化を通じて日々の果子を提案する、東京・銀座の和菓子店「ヒガシヤ(HIGASHIYA)」の社長でクリエイティブディレクター・緒方慎一郎の初となるコンセプトブック『HIGASHIYA』が本日(6月20日)に刊行。同日、これを記念した企画展「HIGASHIYA」が、東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスでスタートする。書籍には、数百年続く日本の伝統“和菓子”の精神を通じて、「菓子(つくる)」「包(そえる)」「茶(ふるまう)」「店(むかえる)」「室礼(くつろぐ)」「同期(つどう)」など様々な角度から表現し、挑戦を続ける緒方慎一郎の軌跡と、そこに漂う哲学や美意識が写真と言葉で綴られている。今回の企画展では、書籍で語られる彼の哲学の一部を抜粋し、言葉と、その思いを形造っているものの数々を展示。自身の哲学を含んだ菓子やパッケージ、器、茶道具などが整然と並ぶ空間からは、2003年の創業以来、「HIGASHIYA」が日本のアイデンティティを再認識させる役割として、今そこにある意味を紐解くことができるはずだ。企画展の開催前日に会場を訪れた緒方氏は、「自分の背景にあるものの考え方や哲学、感性を少人数でいいので共感してもらいたいと思い『HIGASHIYA』をスタートさせた。私はその方々を“同朋”と呼んでいるが、書籍や企画展を通じて1人でも多くの同朋が増えればいいなと思っています。『HIGASHIYA』は、その同朋が集う場、空間、コミュニティーであり、これからもずっと繋がっていきたい」と話していた。【イベント情報】企画展「HIGASHIYA」会場:ポーラ ミュージアム アネックス住所: 東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階会期:6月20日~28日時間:11:00~20:00(入場は19:30まで)入場無料
2015年06月20日ミニストップは、"6月16日の和菓子の日"に合わせ、チルド和菓子4品と和菓子6品の「割引きセール」をミニストップ店舗で実施する。○和菓子6品&チルド和菓子4品の割引きセール実施「和菓子の日」は、6月16日に厄除けや招福を願ってお菓子を供えた昔の風習が起源といわれている。今年は、「和菓子の日」に合わせてチルドスイーツの和菓子4品は20円引き、和菓子6品については15円引きセールを実施する。チルド和菓子4品20円引きセールは、16日まで実施。対象商品は、「白いたい焼き~カスタードクリーム~」(通常価格130円→セール価格110円)、「白いたい焼き~つぶあん~」(129円→109円)、「杵つき仕立て北海道塩豆大福」(130円→110円)、「とろけるわらび餅黒みつ入り」(180円→160円)。和菓子6品15円引きセールは、21日まで実施。対象商品は、「あんたっぷりどらやき」(通常価格133円→セール価格118円)、「あんたっぷり栗どらやき」(133円→118円)、「小豆最中」(64円→49円)、「こしあん大福」(118円→103円)、「豆大福」(138円→123円)、「しっとりかすてら」(108円→93円)となる。※価格はすべて税込
2015年06月14日ファミリーマートはこのほど、"俺の"シリーズの新商品として、チルドタイプの和菓子「俺の みたらし&草団子(つぶあん)」と、国産のメロン果汁を使用したチルド飲料「俺の メロンオレ」を、ファミリーマート店舗で発売した。○2つの味が楽しめる和菓子と、国産メロン果汁使用のオレが新登場今回発売となるのは、"俺の"シリーズのコンセプトの1つである、ボリュームにこだわった2種類。「俺の みたらし&草団子(つぶあん)」は、食べ応えのあるみたらしと草団子を1個ずつ串に刺した和菓子。国産のうるち米の上新粉を使用した弾力のある白団子と草団子に、香ばしい醤油タレと北海道産小豆のつぶあんをトッピングした。価格は、168円(税込)。販売は、北海道、宮崎県、鹿児島県、沖縄県を除く全国のファミリーマート店舗。「俺の メロンオレ」は、国産メロン果汁を使用したメロンオレに、ブラックタピオカを入れた飲み応えのある飲料。容量は一般的なチルドカップ飲料の約1.5倍の、370gとなる。国産メロン果汁を使用したオレに、もちもちとした食感のブラックタピオカを合わせたことで、さらなる飲みごたえを追求したという。価格は198円(税込)。
2015年05月31日バンダイ キャンディ事業部は4月29日、「妖怪ウォッチ」のキャラクターをモチーフにした和菓子『食べマス 妖怪ウォッチ』を、全国のイオン(沖縄を除く)の和菓子売り場にて先行発売する。○ジバニャン、コマさん、ウィスパーが和菓子に同商品は、「食べられるマスコット」をコンセプトとしたキャラクター和菓子の新シリーズ「食べマス」の第一弾。あん、砂糖、餅粉などを練った生地で形作る和菓子の"練り切り"で、キャラクターの特徴を表現した。美味しさはもちろん、細工の美しさやキャラクターの愛らしさも楽しめる新感覚の和菓子シリーズとなっている。「食べマス 妖怪ウォッチ」では、ゲームやアニメで人気の「妖怪ウォッチ」に登場する「ジバニャン」(カスタードクリームあん入り)、「コマさん」(ミルクあん入り)、「ウィスパー」(チョコあん入り)の全3種を販売する。ジバニャンの腹巻、コマさんの風呂敷など、それぞれのキャラクターの特徴を手の込んだ細工で忠実に再現した。中のあんの味もキャラクターごとに異なり、和菓子ならではの繊細な味わいとしっとりとした口当たりの良さが特長だという。価格はオープン。全国のイオン(沖縄を除く)の和菓子売り場にて、4月29日~5月5日に先行発売する。以後、順次店舗を拡大予定。以後も季節の催事に合わせてシリーズを展開していく。(C)L5/YWP・TX
2015年04月26日「東海地方は全国屈指の和菓子どころである」。そう聞いてもピンとこない人も多いだろうが、歴史をたどると「あっなるほどね! 」と思うはず。そんな東海の和菓子文化をひもとき、現代に受け継がれている名店と銘菓を厳選して紹介する書籍『東海の和菓子名店』が、4月16日に登場する。現在の東海はというと、徳川家康の九男・徳川義直を家祖と尾張徳川家の時代、江戸で緊縮財政が続く中でも娯楽遊興・文化芸術を奨励し、「茶の湯文化」が花開いた地である。茶の湯と深い関わりを持つ「和菓子文化」も発展し、その伝統は今も東海に受け継がれているのだ。著者は、東海の食文化に精通した大竹敏之氏と、文化的側面から和菓子の研究を続ける森崎美穂子さん。粋人が認める一流店の茶席菓子や長く愛され続ける信頼の名店、大切な人に贈りたい伝統の銘菓のほか、伊勢路の餅街道や東海の定番土産菓子なども紹介する。発売日は4月16日で、本体価格は税別1,300円。A5判・無線とじで128ページ構成となっている。発行元はぴあ。掲載店両口屋是清/美濃忠/御菓子所芳光/松華堂菓子舗/花乃舎/尾張菓子きた川/京菓子司川村屋賀峯総本店/虎屋本店/御菓子処和/松花堂/川口屋/丸井屋老舗/川村屋/ふくや/川上屋/万年堂/むらさきや/おきなや総本舗/不老園/不老園正光/御菓子処吾妻軒本店/松月堂/兎月堂老舗/御菓子所まつ月/分隣堂/御菓子つちや/柳屋奉善/金蝶園総本家/深川屋/紅梅屋/松浦軒本店/奈良屋本店/玉井屋本舗/大口屋布袋本店/武藤杏花園
2015年03月27日長崎県長崎市の和菓子店「千寿庵 長崎屋」が販売する和菓子、「長崎オマガリにゃまがし」が話題となっている。○長崎独特の"尾曲り猫"がモチーフの、創作"猫キャラ"和菓子同商品は、長崎独特の"尾曲り猫"をモチーフにした創作和菓子。"尾曲がり猫"は、いわゆる「かぎしっぽ」を持つ猫のことで、しっぽが幸せをひっかけてくるといわれる"幸運を呼ぶ猫"。長崎にはこの"尾曲がり猫"が多く、その数は全体の8割近くにも上るという。同商品はその"尾曲がり猫"をイメージし、長崎産のイチジク、イチゴ、ミカンのフルーツペーストを白餡(あん)で包み、さらに練り切りで包んだ。イチジクの「丸しっぽ」、ミカンの「かぎしっぽ」、イチゴの「ごぼ天しっぽ」の3匹が並ぶ姿はとても愛らしく、人気となっている。昨年末には、「長崎をイメージした新しい菓子。条件は長崎県産品を使うこと」を募集テーマに開催された、「2014シュガーロード長崎スイーツコンテスト」にて、グランプリに相当する「長崎市長賞」を受賞している。同店の所在地は、長崎県長崎市新大工町4-10。なお同商品は非常にデリケートで、ひげが折れる可能性があるため、通販は行わない。3個入りで、価格は1,000円(税別)。
2015年02月06日フィンランドのデザインハウス「マリメッコ」と、伝統的な日本美を進化させ提案する和菓子店「HIGASHIYA」が、マリメッコのアイコンでもあるウニッコ柄の誕生50周年を記念してコラボレーションを展開。東京・銀座中央通りの「HIGASHIYA GINZA」にて10月25日(土)~11月3日(月・祝)の期間限定でUNIKKO CAFÉをオープンする。大胆な色柄で時代を超えて、今や世界中で愛されているウニッコ(ケシの花)柄。その誕生には、自由な創造力で時代を切り開いてきたブランド精神を象徴するような秘話があったという。ウニッコ柄が誕生したのは、マリメッコの創設者であるアルミ・ラティアが、マリメッコは今後花柄をプリントしないと公表した直後の1964年のことだった。ラティアは花は生地になるよりも、ありのままの方が美しいと思うと同時に、当時すでにテキスタイル業界の中心であった花柄の代わりに、何か新しいものを作りたいと考えていたという。 ところが、デザイナーのマイヤ・イソラはこれに対して抗議の意味を込めて赤いウニッコを描いた。それは新しく、生き生きとし、とても特徴的に見えたため、ラティアは一度見るなりすぐにコレクションに入れ、それ以降ウニッコは何百もの配色で洋服やバッグ、食器やステーショナリーに至るまで、様々な商品に使われている。今回、HIGASHIYA GINZAにて期間限定オープンするUNIKKO CAFÉでは、ウニッコスペシャルプレートが展開され(数量限定)、併設の売場とHIGASHIYA man(青山店)では、お持ち帰り用のウニッコの和菓子も販売される。ウニッコ菓子は、昔ながらの木型を使用して成形され、天然の材料により梔子や紅毬、竹炭、抹茶などで色付けされている。中には、こし餡、ピンク餡、白餡が入っており、ウニッコならではの愛らしいよそおいながら、日本の和菓子らしい素材感や季節感の感じられる仕上がりになった。お持ち帰り用和菓子セットは、ウニッコ柄の風呂敷に包まれたお菓子4個入りと9個入りを用意。風呂敷の色は、詰め合わせの菓子の色に合わせ赤と黒の2色がある。(数量限定)さらにウニッコカフェの開催を記念し、全国のマリメッコショップでアニバーサリースペシャルカラーのファブリックバッグを限定数販売するほか、お買い上げ金額に応じてウニッコの落雁をプレゼント! こちらも併せてチェックしたい。(text:Miwa Ogata)
2014年10月10日シャトレーゼは9月26日より、家族で楽しめるハロウィーンの洋菓子・和菓子を期間限定で販売する。同店では、ハロウィーンをモチーフにかたどったデコレーションケーキを中心に、家族でハロウィーンを楽しめる商品を多数用意した。「ハロウィンフルーツトレインデコレーション」(4,000円)は、バニラスポンジで生クリームとイチゴ生クリームをサンドし、生クリームとフルーツ、お化けやかぼちゃの砂糖菓子、チョコプレート、お化けのケーキで飾った。販売は10月1日~。「ハロウィンのデコレーション」(2,570円)は、バニラスポンジとシリアル入りチョコレートと生クリームをサンドし、バニラスポンジ・かぼちゃ甘露煮・カスタード生クリームを重ね、パンプキンクリームで包んだ。販売は10月1日~。「ハロウィン黒猫」は、スイートチョコムースに、目・耳・しっぽのチョコレートをつけ、黒猫のケーキに仕上げた。「ハロウィンおばケーキ」は、ダックワーズの上にラズベリージャムをのせ、チーズクリームをしぼった。価格は各298円。「ハロウィン濃厚ベイクドチーズケーキデコレーション」(1,620円)は、フランスブルターニュ産クリームチーズとマスカルポーネチーズを使用して焼き上げたベイクドチーズケーキに、ココアパウダーでハロウィーンの絵を描いた。販売は10月1日~。「ハロウィンプリンアラモード」(399円)は、焼きプリンとかぼちゃに見立てたパンプキンクリームを飾ったプリンアラモード。「ハロウィンロール」(129円)は、チョコスポンジにチョコ生クリームをしぼり、その上にかぼちゃカスタード生クリームをしぼった。目と口はベルギー産クーベルチュールチョコレート、かぼちゃの種を使用している。また、創作和菓子には、オレンジ色のねりきり餡(あん)で北海道美瑛産のかぼちゃを使用したかぼちゃ餡を包んだ「ハロウィンかぼちゃ」、おばけの形をあしらった「ハロウィンおばけ」、竹炭で黒く色付けをしたねりきり餡で自家炊き白餡を包んだ「ハロウィン黒猫」が登場する。価格は各129円。※価格は全て税込
2014年09月18日虎屋は、同社が所有する和菓子の「見本帳」の絵図をモチーフにした「とらやカレンダー2015」を発売する。発売時期は10月初旬頃を予定。販売店舗はとらや直営店、一部百貨店など。価格は1,500円(税抜)。今回発表されたカレンダーは、「とらや」が所有する見本帳の絵図をモチーフに作られており、2006年版より販売している物の最新版。監修は「とらや」のクリエイティブディレクターをつとめるサン・アドの葛西薫氏が、デザインは、デザイン倶楽部の木下勝弘氏が手がけた。日付に使用されるフォントから印刷のインキなど、細やかなこだわりが忍ばされている。2015年版のモチーフは、文政7年(1824年)の見本帳「御菓子繪圖(おかしえず)」。使用した紙は、「とらやカレンダー」のために作られた、やわらかな色味のオリジナル用紙「和花紙(わかし)」。見本帳に描かれた菓子を生かすシンプルなデザインで、紙からスタンドまで全て和菓子と同様に植物性の自然素材のみを使用した。ちなみに、見本帳とは、菓子の絵図と菓銘(菓子の名前)などを記した帳面のこと。当時はカタログのような役割を果たしており、現代に菓子のデザインを現在に伝える貴重な資料となっている。「とらや」では、見本帳に載っている菓子の一部を、現在でも販売しているとのことだ。
2014年08月26日手みやげに和菓子を…となった時、意外とセレクトに迷いませんか? 老舗の定番・テッパンもいいけれど、今回はちょっと斬新な和菓子をご紹介します!「一瞬一粒(ひとつひとつ)に想いを込めてつくる。」を理念に活動する、二人の職人による創作和菓子ユニットwagashi asobi。国内だけでなくNYの展覧会参加やParisでの茶会開催など、海外にも活動の「和」を広げ注目されています。wagashi asobiの商品は「ドライフルーツの羊羹」と「ハーブのらくがん」の2種類だけ。「ドライフルーツの羊羹(2,100円/1棹/税5%込みの価格)」は、甘さ控えめの餡に、苺といちじくのドライフルーツ、胡桃が入った羊羹。ラム酒のパンチがきいていて、いちじくのつぶつぶと胡桃のゴロゴロした食感がやみつきになります。切った時にあらわれる断面は絵画のように美しく、お皿に盛った時の見た目も素敵。羊羹といえば地味すぎて絵にならないイメージですが、これはとても華やか! 食べてみるとラム酒の風味に驚かされる、洋菓子のような第一印象です。バゲットにチーズとこの羊羹をのせれば、ワインにも絶妙マッチ! おもてなしのオードブルにも使える斬新さです。ひと棹の大きさはこのぐらい。ホームパーティなど、お酒好き・ワイン好きの方が集まる際の手みやげにすると喜ばれますよ!もうひとつの商品「ハーブのらくがん(350円/1種類 4粒入/税5%込みの価格)」も、既存のイメージを覆してくれます。干菓子と呼ばれる「らくがん」は色や香りが人工的で、正直個人的には苦手なジャンルの和菓子…。でもこれは甘さが絶妙でいやなパサつきがなく、ラムネのようにホロホロした食感。 写真はいちご味ですが、他にもハーブや抹茶、果物などがあります。どれも素材そのものの風味や旨みが伝わるので、数種類を食べ比べるのも楽しいですよ。街の小さな和菓子屋を目指し、東京都大田区のアトリエを拠点につくられた商品たち…大量生産では味わえない素材のよさと、作り手の心とあたたかさが伝わります。面白くて新しい和菓子の可能性を探り、世界へ発信するお二人。和菓子職人という域を超え、オペラの演目にちなんだ創作和菓子を手がけるなど、新進気鋭のアーティストとしても要注目です。丁寧なものづくりの姿勢と活動のビジョンが心を揺さぶるwagashi asobiの和菓子は、ビジネスシーンでも、話題が広がる手みやげになりそうですね。商品はwagashi asobiアトリエ(東京都大田区)のほか、オンラインショップや西武百貨店 渋谷店、DEAN& DELUCA 各店、 江戸川橋 酢飯屋で購入できます。また、商品コンセプトや活動の詳細は公式HPでも詳しく紹介されています。ぜひご覧ください!●お問い合わせwagashi asobi 公式HP(オンラインショップあり) tel.03-3748-3539
2014年03月23日全国約451店舗を展開するシャトレーゼは、同店の原点である和菓子屋「甘太郎」創業者の、菓子作りに対する想いを継承した和菓子「菓心源助最中(かしんげんすけもなか)」を、9月7日より販売する。「菓心源助最中」は、上質な香り高い最中皮にじっくり3日間かけて炊きあげ、粒がしっかり残った丹波大納言の味わいが感じられる、ぜいたくな味わいの最中。京菓子の原材料として栄えた京都の周辺地域では、良質の小豆を栽培しようと各地の小豆を持ち運び、より優れた小豆の選抜を繰り返した。丹波大納言が生まれたのは江戸時代の1705年(宝永2年)で、当時は京都御所も多くの特徴を持った小豆を賞味し、「大納言は殿中で、抜刀しても切腹しないですむ」ところから、煮ても腹割れのないこの小豆を「大納言小豆」と名づけたといわれる。丹波大納言は京都、兵庫の限られた地域でしか収穫できず、年間収穫量は500トン以下と北海道の大納言小豆(約6万トン)に比べ1%にも満たない稀少品。北海道の大納言小豆は量産型で、寒さの中で育つようにと豆の皮が厚いのに対し、丹波大納言小豆は小収穫型で、豆の皮も薄く、大粒であることが特徴だ。今回発売される菓心源助最中は、白州名水で高級素材の丹波大納言をじっくり炊き上げ、うすい糖蜜で3日間ゆっくりと蜜をふくませ、やわらかく、ふっくらしたかのこ豆を、厳選された糸寒天と砂糖でじっくり練り上げたこだわりの最中餡(あん)。通常は炊き上げた小豆をすぐに練り上げるが、3日間じっくり糖蜜をふくませることで、やわらかく、粒がしっかり残り、つややかでふっくらとした上品な甘さの餡に仕上がるという。その最中餡の粒をつぶさず、最中種に餡をはさむことで、餡の粒が残り、大粒の丹波大納言小豆と香ばしい最中種の味わいが奏でる逸品に仕上がった。「菓心源助最中丹波大納言」が126円。カットした栗が入った「菓心源助最中栗」も同じく126円。シャトレーゼの創業者は、1955年、今川焼き風のお菓子「甘太郎」の店を山梨県甲府市に出店・創業。1964年にアイスクリーム業界に参入し「大和アイス株式会社」を設立し、1967年「株式会社シャトレーゼ」に社名変更した。お菓子を販売する「シャトレーゼ」ほか、ワイナリー、大型リゾート施設、ゴルフカントリークラブなどを展開している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月13日和菓子も化粧品も同じ。千葉県木更津周辺に6店舗もある和菓子屋「山忠」が、作り出したのは、「Give&Give」という名のコスメだった。和菓子作りから化粧品作りへと飛び込んで行った加藤昌孝社長は、化粧品について、こう語っている。「化粧品も和菓子も同じ。いい水と厳選した素材を使い、丁寧に仕上げることが大切」「Give&Give」のアクアラビューは洗う、潤す、補うを一本でこなすシンプルケアのコスメ。古い角質や毛穴をきれいにしてくれる純度の高い水にこだわり、ヒアルロン酸、コラーゲン海藻エキス・アスタキサンチン・ECF・甘草エキスなども配合されている。試供品から口コミでじわじわと和菓子を買いに来たお客さんに試供品を渡していくという地味なスタートを始めた「Give&Give」だったが、通信販売や口コミで広がり、今年は大手ドラッグストアでの販売も開始した。Give&Giveの美容液と日焼け止めは、2009年のベルギーの国際品評機関モンドセレクションで、初めて参加したにもかかわらず、ともに最高金賞。その後、2010年、2011年と世界初の3年連続で受賞している。元の記事を読む
2011年10月12日