ジャーナリスト・池上彰の出演する、テレビ東京系特別番組『教科書に載っていない20世紀 戦後ニッポンを創った昭和天皇とマッカーサー』(7日 19:54~)が放送されることがわかった。同番組は戦争を考えるSP番組の第8弾で、2010年からシリーズで放送している。池上は、番組内でアメリカ・バージニア州ノーフォークにあるマッカーサー記念館に赴き、あるメモに注目した。それは終戦後、日本政府内で昭和天皇の退位が取りざたされていることを示す文書について、マッカーサーが手書きで記したメモだった。池上は現在、天皇陛下の生前退位について話題になっていることに触れ「実は天皇陛下の父・昭和天皇も生前退位を考えられたことがありました」と紹介。「昭和天皇は一体どのような機会に生前退位をお考えになったのか。当時の昭和天皇とマッカーサーの2人の関係に焦点をあてると、2人が関わった戦後の6年間がいまの日本を形作ったことが見えてくるんじゃないでしょうか」と呼びかけた。また、番組の主旨について池上は「今の日本がどのように形作られたのかということを、戦争を思い出すみなさんと一緒に考えたいということです」と語った。
2016年08月05日お笑いコンビ・ホンジャマカの恵俊彰(51)が、7日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『メレンゲの気持ち』(毎週土曜12:00~13:30)にゲスト出演し、タレント・関根勤(62)の感動エピソードを語った。同番組が5月28日の放送で1000回目を迎えることを記念して、5月は「1000回記念月間」と題して、毎週豪華ゲストが登場。7日はその第1弾企画「人気MCスペシャル」で、恵のほか、ヒロミ(51)、小堺一機(60)がゲスト出演。その中でそれぞれのMC論の話題になり、恵が披露したのは関根のエピソードだった。関根の言葉で印象に残っているのが、「僕は嫌いな人を作らないようにしています」。かつて生放送で共演した際、そんな関根が珍しくほかの共演者について「本当はあの人のこと、あまり良い印象じゃない」と恵に吐露したことがあった。しかし、続けて関根が言ったのは「でもね、1カ月かけて好きになるから」。その言葉通り、共演者の好きな映画や本などを話題に積極的に関根の方から話し掛け、今では心を許し合うほどの仲になっているという。恵は、感慨深げに「すごく勉強になりました」と当時を思い返していた。5月14日は、歴代MCが大集合。芦田愛菜、若槻千夏、ももいろクローバーZ・百田夏菜子らがゲスト出演する。
2016年05月07日ジャーナリストの池上彰が9日、都内のスタジオで行われた『池上彰×テレビ東京プロジェクト』特別番組の制作発表に登場し、2カ月連続特番の放送を発表した。24日に『池上彰の今、知りたいニッポンの大問題(仮)』(19:54~21:48)、5月15日に『今、地方を知れば日本がわかる! 「池上彰のご当地裏事情」』(19:54~21:48)が放送される。池上は、「テレビ東京はいつも実験や冒険をしますから」と、同局のことを評価。また、池上とテレビ東京の選挙特番が毎回話題となっているが、今年の夏の参院選について「7月の可能性のある日曜日は全部、テレビ東京に押さえられている」と明かした。24日の特番では、他局が速報スーパーで終わらせる衆院選の補欠選挙も取り上げると明言。また、「はてな匿名ブログ」への「保育園落ちた日本死ね!」という書き込みで話題になった保育所問題等についても扱う。池上は、書き込みについて「ちょっと下品な発言だったんですけど」と前置きをしつつ、「悩んでるのは若い人ですよ。若い人が投票に行くことによって、政治が動くことを実感して欲しいなと思います」とメッセージを送った。5月の特番では、地方の問題を中心的に取り上げる。実は地方記者を目指したことが原点という池上は「地方の問題が、ひょっとすると、日本全国に共通している問題なのかもしれないし、都会に取っても深刻になるのかもしれない」と語り、「ローカルを見ることによって、日本の明日が見えてくるのではないかと思っています」と、番組の意義について説明した。選挙特番については、これまでテレビ東京が行った「候補者の脱力プロフィール」が話題となり、他局が追随するようになった事に触れ、「滑ってますけど」とバッサリ。「切磋琢磨が起きればいい事なんじゃないかな」とフォローしつつ、「テレビ東京が追われる立場になることはこれまでなかったと思うので、これから何ができるかなってところが面白いですよね」と今後の展開へ意気込みを示した。
2016年04月09日ジャーナリストの池上彰が、前ウルグアイ大統領のホセ・ムヒカ氏と対談するフジテレビの特別番組『"世界でいちばん貧しい大統領"ムヒカ来日緊急特番~日本人は本当に幸せですか?~』が、4月8日(19:00~20:54)に放送されることが27日、分かった。ムヒカ氏は、2010年から2015年までウルグアイの大統領を務め、2012年に国連の会議で「貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、欲深くいくら持っても満足しない人だ」とスピーチしたことが世界中で話題となった人物。給料の9割を慈善事業に寄付し、外遊はエコノミークラス、自家用車は中古のフォルクスワーゲン、街の食堂で庶民と一緒に昼食をとるといった姿勢で親しまれ、"世界一貧しい大統領"と呼ばれている。フジテレビでは、情報番組『Mr.サンデー』(毎週日曜22:00~23:15)で、これまで2回にわたってムヒカ氏を特集して大きな反響があったことから、同氏が4月5日に初来日することを受けて、特番の放送を決定。池上氏がムヒカ氏と対談し、思想や哲学を解説するほか、宮根誠司キャスターが、日本人にとっての本当の"幸せ"について、ゲストの伊集院光、柴田理恵、千秋、中島健人(Sexy Zone)、大沢ケイミとともに考えていく。ムヒカ氏は来日を前に「今回の日本への旅は観光旅行ではないし、すべての疑問に対する手がかりや答えを得ようとしているわけでもない。そうではなくて、技術的に非常に発展した日本との相互理解を深めるものにしたい」と意向を語っており、「私は日本人に問いたい。日本国民は幸せなのか?」とメッセージを寄せている。
2016年03月28日海洋研究開発機構(JAMSTEC)は2月24日、2013年に行われた有人潜水調査船「しんかい6500」世界周航研究航海において、大西洋の深海海底で鯨骨生物群集を発見したことを発表した。これまでに発見されている鯨骨生物群集のなかでは世界最深となる。同成果は、JAMSTEC 東日本海洋生態系変動解析プロジェクトチーム 北里洋 プロジェクト長および海洋生物多様性研究分野 藤原義弘 分野長代理、サンパウロ大学 海洋研究所、バレ・ド・イタジャイ大学、日本大学 生物資源科学部、フルミネンセ連邦大学の研究者らの研究グループによるもので、2月24日付けの英科学誌「Scientific Reports」に掲載された。海の生態系には、太陽エネルギーによる光合成を通じて生産される有機物に依存して暮らす「光合成生態系」と、硫化水素やメタン、水素など、地球内部から噴出する化学物質をエネルギー源として有機物をつくる化学合成微生物が生産者として働く「化学合成生態系」が存在する。化学合成生態系は、光の届かない深海の熱水域や湧水域に形成されており、そこに生息する多くの動物は、化学合成細菌を体の中や外に共生させ、細菌が生産した有機物を利用している。化学合成生態系と同様な生態系として、クジラ、イルカなどの大型海生哺乳類の遺骸に形成される「鯨骨生物群集」が知られている。クジラなどの海生哺乳類は、死後に深海に沈降した遺骸が分解されることで硫化水素を発生するようになるため、硫化水素を餌とする化学合成生態系を構成する生物が好んで住み付くようになるというわけだ。同研究グループは2013年4月24日、ブラジル沖サンパウロ海嶺で行われた「しんかい6500」の潜航調査において、世界最深となる水深4204mの海底から鯨骨生物群集を発見した。自然死による鯨骨生物群集としては世界で8例目となる。北里氏および藤原氏によると、今回の発見は「まったくの偶然」であるという。同生物群集を分析した結果、発見された鯨骨は死後5~10年ほど経過したクロミンククジラのものであることが確認されており、その骨からは、大型底生生物であるゴカイの仲間28種、コシオリエビ数種、ルビスピラ属など巻貝2種、ホネクイハナムシの1種など、多様な生物が少なくとも41種発見されている。形態レベルの検討ではこれらのほとんどが新種である可能性が高く、これらのうち巻貝のルビスピラ属やホネクイハナムシなどいくつかのグループについては、遺伝子レベルの検討の結果においても新種であることが判明している。一方で、これらの構成種を属レベルで見ると、北東太平洋カリフォルニア沖でこれまでに見つかっている鯨骨生物群集や熱水/湧水生物群集の構成種と類似しており、同じ系統群に所属していることがわかった。これは1989年にハワイ大学 クレイグ・スミス博士が提唱した、鯨骨生物群集が熱水噴出孔/湧水生物群集の間をつなぐ飛び石の役割を果たしているという「飛び石仮説」が全球的な広がりを持つことを支持する結果となっている。同研究グループでは今後、実験的にクジラの遺骸をさまざまな海域に設置し、クジラの遺骸が深海で分解されて化学合成生物群集の飛び石となるまでの成立過程とその過程で存在する生物の全球的な類似性の検討を行っていくとしている。
2016年02月25日6月から国際宇宙ステーション(ISS)で長期滞在を予定している大西卓哉宇宙飛行士が28日、東京・文京区の宇宙ミュージアム「TeNQ」(テンキュー)で行われたマット・デイモン主演『オデッセイ』(2月5日公開)のジャパンプレミアに、本作の宣伝大使を務める女子レスリング日本代表の吉田沙保里選手と共に登場した。大西氏は、宇宙飛行士の訓練について「冬のロシアで行うサバイバル訓練」が印象に残っていると話し、「宇宙船が不時着してことを想定し、2日間くらい寒い雪の中で宇宙船の中にあるものだけを使って生き延びなければならないという訓練」と説明。「高いG(重力)に耐えるという、グルグル回される訓練もありました」と振り返った。そして、火星に独りぼっちで取り残された宇宙飛行士のサバイバルを描いた本作について、「リアリティの高さがNASAの人たちの間でも評判になっていました」とコメント。「実際に火星で滞在する上で、こういうことをちゃんとやらないと火星で生きていけないというところを理論に裏打ちされたような装置をデザインし、宇宙船等もデザインされていた」と語った。もし火星に取り残されたら「映画を参考にし、ジャガイモを栽培して生き延びたい」と言い、火星に行きたいか聞かれると「行ってみたい」と即答。「人間という生き物は、行ったことのないところに行くということを通して文明のレベルを上げてきた生き物。これから先もそういった挑戦は続けていくべき」との考えを示し、「宇宙探査のミッションに関われたらうれしい」と意欲を見せた。さらに、宇宙の魅力について「まだまだ未開の領域。チャレンジングな世界」と伝えた。国際宇宙ステーションに滞在した経験のある宇宙飛行士の油井亀美井氏からのVTRも到着。「去年、私が設置した実験装置を使用して大西さんが実験を行って、私を超えるような成果を出していただければ」とエールを送られると、「非常にすばらしい活躍をされてこられたので、私も油井さんに負けないように頑張りたい」と意気込んだ。(c) 2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved
2016年01月28日代官山周辺で働くクリエイターたちが中心となり活動している「東京代官山ロータリークラブ(以下、RCTD)」。RCTDが主催する「大西洋さん、卓話と食卓」というトークと共に日本のソウルフードであるお米や、お米と楽しむ食を味わうイベントが、同メンバーである遠山正道さんが代表を務める株式会社スマイルズの本社オフィスで開催された。会の前半は、三越伊勢丹ホールディングス・代表取締役社長の大西洋さんのトーク、後半では、お米や和牛など、日本の食文化を味わうイベントが行われた。「こめ結びのおもてなし」という米を主役にしたイベントでは、三越伊勢丹のフードバイヤーが厳選した、“日本各地のごはんの友”を使った料理や実りの秋を象徴する“日本酒”が供された。また装飾ユニット・mimosa(ミモザ)が、 実りの秋をイメージした紅葉や稲穂を取り入れた温かみのある草花で空間を演出した。おもてなしのドリンクには、米と麹で作る優しい味わいの「甘酒」(三崎屋醸造)、名酒の誉れ高い「雪の茅舎」(秋田・齋彌酒造店)、「りんごジュース」(岩手・紫波フルーツパーク)紅芋酢のソーダ割などを用意。そして“日本各地のごはんの友”を取り入れた料理は株式会社スマイルズのフードプランナー桑折敦子さんが担当した。青森ではじめて特Aランクを取得したキレと粘りのあるお米「青天の霹靂」を使って、「梅の実ひじき」(大宰府えどや)、「じゃこ山椒」(京都・たけのうち)などをくわえた“ひと口むすび”を握り、「玉ねぎ天」(岡山・長谷井商店)と大根を出汁で煮た“おでん”、宮崎の尾崎牛を使った“牛丼”や“キーマカレー”など、ごはんが欲しくなる幅広いフードメニューを並べた。「全国各地のごはんの友で結んだおむすびをはじめ、お米のおいしさを引き立てるメニューで、実りの秋を表現しました」と桑折さん。また会場を沸かせたのは、和牛文化を世界に発信するVIVA JAPAN代表の浜田寿人さんが用意した宮崎産の尾崎牛。「30ヶ月もかけて長期飼育する尾崎牛は、幻の和牛ともいわれ、東京では年間4、5頭入るかどうか。エシレバターのようにスッととける甘味のある脂など、和牛のなかでもトップクラスのおいしさです」との浜田さんの言葉に喉がなる。イベント空間に併設されたキッチンから、低温でじっくりローストした肉のグリルやサッとあぶった和牛寿司が運ばれると、待ちきれない参加者が次々に手を伸ばす光景がみられた。「こうやって多くの人に食べてもらい国内外にすばらしい和牛をPRしていきたい」と語った。卓話で刺激をうけて、食卓でお腹をみたす、心とカラダに豊かな実りを与えた「大西洋さん、卓話と食卓」は、大盛況のうちに幕を閉じた。前編「三越伊勢丹の大西洋社長が代官山ロータリークラブで語った“伊勢丹に就職した理由”とは?【イベントレポート--前編】」に続く。
2015年12月18日難しそうな問題も、中立な立場でわかりやすく解説してくれるジャーナリストの池上彰さん。聞くに聞けないさまざまな疑問を解決してくれる、頼もしい存在です。『池上彰のニュース そうだったのか!! 1 日本人なら知っておきたい「実はみんな知らない日本」』(池上彰著、SBクリエイティブ)は、テレビ朝日の同名人気番組を書籍化したもの。なかなか人には聞けない数々の話題について、わかりやすく解説してくださっています。きょうはそのなかから数字に関連したトピックをご紹介しましょう。■3種類の文字を使う国は日本だけ日本ではひらがな、カタカナ、漢字が使われていますが、このように3種類の文字を使っている国は日本だけ。世界中のほとんどの国は1種類で、多くても2種類の文字しか使われていないのだそうです。■大和言葉を表す文字がなかったところで、日本でもともと使われていたことばを「大和言葉(やまとことば)」といいます。しかし大和言葉には、それを表す文字がなかったというのです。そこで中国から漢字を輸入し、その漢字を崩して書いているうちに、ひらがなやカタカナが生まれていったということ。では漢字に加え、ひらがな、カタカナと2種類も文字があるのはなぜなのでしょう? それは平安時代に、それぞれ違う人が文字をつくってしまったからだというのですから驚きです。■ひらがなをつくったのは女性?ひらがなは手紙を書くために誕生し、平安時代の女性貴族が恋文によって流行らせたのだそうです(ただし、諸説あり)。最初は漢字で書いていたのを、女性が崩し字で書いているうちにひらがなが生まれたというわけ。平安時代の貴族たちは、1日に何度も恋文のやり取りをしていたのだとか。■カタカナはお坊さんがつくったそしてカタカナは、中国から仏教が入ってきたとき、仏教の経典を書き写した人たち、すなわちお坊さんが生み出したもの。当時のお坊さんは、経典を読むために漢字の横にメモを書いており、これがもとでカタカナが生まれたということです。■1,500字ぐらいの漢字が日本産最後は中国に約8万5,000種あるのに対し、日本の漢和辞典に載っている漢字の数は5万字ほど。その多くは中国から来たものをそのまま使っていますが、「鰯」「峠」「畑」など日本で独自につくられたものも。これらを見ればわかるとおり、日本でできた漢字は意味がすぐわかるのが特徴で、1,500字くらいが日本でつくられたそうです。なお、同じ漢字でも音読みと訓読みがあって読み方もいろいろなのは、「いつ中国から入ってきたか」によって異なるのだといいます。*他にもためになる情報満載。字も大きく読みやすいので、お子さんと一緒に楽しむのにも最適です。(文/書評家・印南敦史)【参考】※池上彰(2015)『池上彰のニュース そうだったのか!! 1 日本人なら知っておきたい「実はみんな知らない日本」』SBクリエイティブ
2015年10月09日日本マイクロソフトは新しいWindowsをリリースする際、通例として発売イベントを開催してきた。しかし、Windows 10は「リリース」ではなく「無償アップグレード」という形態で姿を現したため、発売イベントは行われない。そこで2015年7月29日、Windows 10の提供開始を祝う「Windows 10 FAN CELEBRATION EVENT」を開催した。MicrosoftがWindows Insider Program参加者とともにWindows 10ローンチを祝うイベントの、国内版にあたる(日本を含む13カ国の都市で開催)。会場には、7月1日付けで日本マイクロソフト 代表執行役社長に就任した平野拓也氏も姿を現した。今回のWindows 10 FAN CELEBRATION EVENTは時差の関係から、東京は米シドニーに続く世界で2番目のイベント開催都市となった。ステージに登場した平野氏は、普段目にするスーツ姿ではなく、「0」と「1」を組み合わせて飾ったWindowsフラッグTシャツを着て、「顔と名前が合わない平野です」と来場者の緊張を解きつつ、「待ちに待ったWindows 10のローンチを今まで違う形で皆さまと祝いたい」と、イベントに参加したWindows Insider Program参加者たちにお礼を述べた。多くの来場者は、Windows 10へのアップグレードに能動的なユーザーのはずだが、平野氏は「Windows 10をダウンロードされていない方?」という問いかけで会場の笑いを誘う。「まさかダウンロードせずに会場でご飯を食べているとは思いませんが、帰ったらぜひダウンロードして、明日には友人・知人にすすめてください」と声高に語りかけた。そのほか、世界110の非営利団体に合計1,000万ドル(10ミリオンドル)を提供して、「世界をアップグレード」(Upgrade Your World)するキャンペーンの紹介や、7月29日から始まったテレビCMの紹介で挨拶をまとめた。イベント中の取材で平野氏に聞いたところでは、「MicrosoftはワールドワイドでWindows 10無償アップグレードの予約見込み数をカウントしているが、予想を大幅に超える予約数を数えた」という。社長就任直後の大イベントとなるWindows 10無償アップグレードを迎えて、「Windows 10は自社の旗艦ともいる存在だからこそ参加できてうれしい」とも。続くトークセッションでは、日本マイクロソフト Windows本部の溝口宗太郎氏を筆頭に、同社エバンジェリストである田中達彦氏と大西彰氏がステージへ。各自の得意分野から、Windows 10の機能をアピールした。来場者の反応がよかったのは、Microsoft Edgeのドルビーオーディオ対応。2015年5月にMicrosoftの公式ブログで明らかにされたものだが、Microsoft Edgeは、次世代サラウンド規格となるドルビーデジタルプラスをサポートする初のWebブラウザーだ。会場では実際にデモサイトにアクセスして7.1チャンネルのサウンドを披露し、来場者を沸かせていた。大西氏は「今までは頑張っても2チャンネル程度でしたが、本機能でマルチチャンネルを実現しています」と機能を紹介し、刷新したWebブラウザーの可能性をアピール。既にWindows 10にアップグレード済みのユーザーは、その威力を目と耳で確認してほしい。さらに大西氏は、Build 2015などで披露した「WITCH CHAPTER 0[cry]」のデモンストレーションを再現。目を引いたのは、NVIDIAのグラフィックスカード「GeForce GTX TITAN X」を4枚(!)装着したPCを操作して、リアルタイムレンダリングの視点を変更している点だ。筆者も何度か同じデモを目にしてきたが、手動によるリアルタイムの視点変更を見たのは初めてである。会場からは、どよめきと驚きの声が漏れていた。(C) 2015 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.一方の田中氏は、音声パーソナルアシスタントの「Cortana(コルタナ)」に関するデモンストレーションを披露。英語で「Sing a song」と声をかけると、フランスの民謡「フレール・ジャック」を歌い出した。残念ながら日本語版Cortanaは登場しなかったものの、司会者のネイティブな発音に小気味よく反応するCortanaの実演は、国内イベントでも初めてだろう。最後に平野氏が再び登場。Windows 10の提供を記念したカウントダウンならぬ「10カウントアップ」を、会場が一体となって行った。大きな声で「10」を数えると、ステージを飛び降りた平野氏は前方の来場者とハイタッチし、そのまま会場を後に。「Windows 10ファンとともに祝う」の名に恥じないイベントだった。先のWPC(Worldwide Partner Conference)2015で「選ばれ、愛されるWindowsへ」と述べたのはMicrosoft CEOのSatya Nadella氏だが、今回のイベントで平野氏をはじめとする各関係者の口々からは、エンドユーザーとの距離をさらに縮めて密接な関係を構築したいという発言を耳にしている。Windows 10とともに、Microsoftと日本マイクロソフトは本気で変わろうとしているようだ。○フォトギャラリー阿久津良和(Cactus)
2015年07月30日ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは6月17日、高校生・高専生(3年生以下)および小・中学生を対象としたゲーム開発コンテスト「Unityインターハイ2015」の作品開発のテーマと審査員を公開した。Unityインターハイは、高校生・高専生以下の学生を対象としたUnityおよびプログラミング技術習得の奨励、才能の発掘を目的として行われるゲーム開発の全国大会。本年度より作品開発のテーマが設けられることとなり、今回のテーマは「学校」に決定。同社は、高校生活、教室や文房具、授業や運動会、特別な行事など、学校やそれに関わるものを題材に作品開発を進めてほしいとしている。エントリーおよび作品開発・応募は、同じ学校に在籍している1~3名までを1チームとし、Unity 5 Personal Editionを使って今回のテーマに則ったオリジナルのゲームを開発することが条件。エントリーの締め切りは7月31日、作品提出の締め切りは8月31日となっている。ソニー・コンピュータ・エンタテインメント JAPANスタジオ エクスターナルデベロップメント部 部長の山本正美氏、日本マイクロソフト株式会社デベロッパー エバンジェリズム統括本部のエバンジェリスト 大西彰氏などが審査員を務める。
2015年06月17日米Microsoftが2015年5月に開催したBuild 2015のキーセッションをご覧になっていた方は、突然スクウェア・エニックス第2ビジネス・ディビジョン ディビジョン・エグゼクティブの田畑端氏が映像とともに現れたことに驚かれたかもしれない。スクウェア・エニックスが開発したリアルタイムCG技術デモンストレーション「WITCH CHAPTER 0[cry]」は、同社だけではなく、ソフトウェアとしてのMicrosoft、ハードウェアとしてのNVIDIAの協力があったからこそ生まれたものだと田畑氏は語った。de:code 2015の基調講演後の20分間という短い時間だが、制作に関する話を聞けたので、その情報をご報告する。○最先端の3社タッグで生まれた「WITCH CHAPTER 0[cry]」ラウンドテーブルを始める前に田畑氏は、Build 2015で用いたデモンストレーションPCとほぼ同等のモデルを会場に持ち込み、我々に披露した。下図をご覧になっても分かるとおり、NVIDIAのグラフィックカード、TITAN×4枚差しというパワフルなモデルだが、実行時はGPU周辺の温度が90度程度まで上昇するという。"ほぼ同等"と述べたのは、開催場所によって使用するPCが異なるからだ。Build 2015とde:code 2015はもちろん、de:code 2015の基調講演時と5月27日開催のブレイクアウトセッションにおいても、使用するPCが異なるそうだ。もっとも基本的なスペックは同じで、CPUはIntel Corei-7、マザーボードはASUS X99-E、ストレージはSSD、GPUはGeForce GTX TITAN X 4way SLIという構成だ。物理メモリーは、基調講演用のPCは64GBだが、ブレイクアウトセッション用は32GBとなる。こちらのPCで実行したリアルタイムCG技術デモンストレーションが、WITCH CHAPTER 0[cry]だ。Build 2015のキーノート(2日目)の動画で視聴できるため、未見の方はリンク先から1度ご覧になってほしい。WITCH CHAPTER 0[cry]に関するスペックも明らかにされたので、こちらもまとめて紹介しよう。キャラクターライティングパスは1,100万ポリゴンに至る。一般的に髪の毛の本数は約10万本と言われているが、登場する女性キャラ「アグニ」にも同等の本数を描画し、そのポリゴン数は600万本に及ぶ。女性の首回りにあるファーは200万ポリゴン、その他の体やアクセサリーといったパーツに300万ポリゴンを当てている。アグニに対するシャドーにも600万ポリゴンを使っているため、キャラクターだけでもトータル1,700万ポリゴン、背景ライティングパスにも1,100万ポリゴンを使っているそうだ。このような個人では手の届かないレベルのCGを、前述したPCでリアルタイム描画できるかチャレンジするのが、本デモンストレーションの目的という。なお、内部的(デバイスに送信するレンダリングターゲット)は4K映像で処理し、実際の出力は2K(フルHD)だ。田畑氏は、詳細を5月27日のブレイクアウトセッションで述べると前置きしながらも、スクウェア・エニックスだけで実現することは難しかったため、最先端のソフトウェア(=Microsoft)とハードウェア(=NVIDIA)が共同で取り組んだ技術的成果であると強調した。プロジェクト自体は2014年12月頃にスクウェア・エニックス社内で始まり、日本マイクロソフトやNVIDIAへほぼ同じタイミングで声をかけたという。水面下の交渉を経て、2015年1月にスタート。ここで、日本マイクロソフト デベロッパーエバンジェリズム統括本部エバンジェリストの大西彰氏が発言。「日本マイクロソフトは米国本社との窓口的な役割にあたった。当時開発中のDirectX 12にアクセスするための交渉や、2015年3月からサンフランシスコで開催したGDC(Game Developers Conference)2015にスクウェア・エニックスの関係者を招いて、DirectXチームやWindows APIチームなど開発に携わるコアメンバーを紹介した」そうだ。GDC 2015の脇でスクウェア・エニックスチームはMicrosoftとの交渉にあたったという。他方で、WITCH CHAPTER 0[cry]を実行するPCとして、GeForce用DirectX 12対応デバイスドライバーの取り組みが早々に始まることになったと語るのは、NVIDIAコンテンツ&テクノロジー事業本部コンテンツマネージメント部 コンテンツマネージャの平柳太一氏だ。DirectX 12自体はGDC 2015の時点でAPI周りが確定し、後はチューニングを残すのみとなっていたため、そこからはスクウェア・エニックス側でDirectX 12の可能性や検証データの収集といった、時間との闘いが始まったという。Build 2015において、デモンストレーション可能なレベルに達したのは4月上旬だったそうだ。WITCH CHAPTER 0[cry]の開発でもっとも苦労したのが「DirectX 12の可能性」と語るのは、スクウェア・エニックス テクノロジー推進部 リードアーティストの岩田亮氏。DirectX 11はほぼ理解していたが、(その時点では)DirectX 12に関して未確定な部分も多く、DirectXの早期ビルドに参加していた背景から、Windows 10 Insider Preview(当時はTechnical Preview)とともに頻繁なバージョンアップに悩まされたという。そのため岩田氏は、「現ビルドで動作したコードが、次のビルドでどのように変化するか。これを見定めながら開発を進めなければならないため、霧の中を歩むようだった」と語っていた。田畑氏はWITCH CHAPTER 0[cry]で、「リアルタイムレンダリングCGの可能性を突き詰めたかった」と述べている。スクウェア・エニックスは2012年6月に「AGNI’S PHILOSOPHY - FINAL FANTASY REALTIME TECH DEMO」を公開しているが、「当時は(同社のゲームエンジンであるLuminous Studioの技術デモンストレーションとして)、社内技術を試すにすぎなかったが、今回は最先端技術を持つ3社の協力体制で生まれた結果をユーザーに表現したかった」という。もちろん本デモンストレーションの成果が、普段から我々が楽しむPCゲームやコンソールゲームに反映するわけではなく、田畑氏も「短期的なビジネスは目指していない」と述べている。だが、「DirectX 12のポテンシャルを感じた」(岩田氏)という発言から、今回の成果が何らかの形で反映することに期待して良さそうだ。阿久津良和(Cactus)
2015年05月27日ドラマー、神保彰が7月11日(土)・12日(日)に東京・DUO Music Exchangeでワンマンライブ「神保彰ワンマンオーケストラ 2015~お盆~」を開催する事が決定した。ワンマンオーケストラは毎年恒例の公演。ミディードラムトリガーシステムと呼ばれる機材を使い、彼の高いドラムテクニックでドラム音だけではなく、メロディーも全てひとりで奏でるのが特徴だ。また、7月12日(日)の昼には、同会場でワークショップも行われる。神保彰は1980年にフュージョンバンド、カシオペアのドラマーとしてデビュー。ニューズウィーク誌の特集「世界が尊敬する日本人100人」に選出されるなど、国内のみならず海外でも評価が高い。今年の1月7日にはデビュー35周年を記念してオリジナルアルバム『Groove Of Life』と、自身の原点であるフュージョンレーベル「CTI」からリリースされた曲をカバーしたアルバム『JIMBO de CTI』を同時リリースしている。公演のチケット一般発売は4月4日(土)午前10時より。なお、一般発売に先がけてオフィシャルHP先行を実施中。受付は2月8日(日)午後11時59分まで。■神保彰ワンマンオーケストラ 2015~お盆~日時:7月11日(土)開場 16:00 / 開演 17:007月12日(日)開場 16:00 / 開演 17:00会場:DUO Music Exchange(東京都)料金:ステージ指定席5,700円 (ドリンク代別)アリーナ指定席5,200円 学生2,600円 (ドリンク代別)■神保彰ドラムワークショップ日時:7月12日(日)開場 12:30 / 開演 13:00会場:渋谷DUO Music Exchange(東京都)料金:前売り・全自由3,100円
2015年01月09日ジャーナリストの池上彰とKADOKAWA・DWANGO 代表取締役会長の川上量生の2人が、10月15日に東京・六本木のニコファーレにて特別対談を実施することが明らかとなった。対談の模様は、文藝春秋が開設している公式ニコニコチャンネル「週刊文春デジタル」にて生中継される。放送は10月15日13:30から。本対談は、10月1日の経営統合で誕生した「KADOKAWA・DWANGO」の会長に就任し、若き"メディア王"となった川上量生と、朝日新聞の人気コラム「新聞ななめ読み」の掲載拒否問題で、メディアの倫理観を改めて世に問うた池上彰の2人によるもの。テーマは「メディアの未来について」で、それぞれが日本のメディアの行く末について意見を交わすという。なお、放送終了後は、同チャンネルにてタイムシフト視聴が可能なほか、対談の全文書き起し記事が会員限定で配信される。詳細は「週刊文春デジタル」まで。「メディアの未来はどうなる!?」放送日:10月15日(水)放送時間:13:30~15:30予定登壇者:川上量生、池上彰生放送:ニコニコ生放送タイムシフト視聴:週刊文春デジタル
2014年10月07日(画像はテレビ東京公式サイトより)4月12日(土)、午後6時スタート4月12日、午後6時から放送のテレビ東京系特別番組「池上彰のJAPANプロジェクト」で女優の井上真央(27)がジャーナリスト池上彰氏(63)と共演する。報道番組初出演&池上氏と初共演「池上彰のJAPANプロジェクト」は、日本の近代史で重要な位置を占める「新幹線物語」「女性消費時代」「交通戦争」「公害との苦闘半世紀」がドキュメンタリードラマによって紐解かれる内容だ。井上にとって報道番組初出演&池上氏と初共演となる。井上は、4月6日の会見で、「子どもの頃からテレビで拝見している方なので、突然学校の先生と同じ教壇に立つような気分」「ご一緒する機会はなかなかないので、いっぱい学んで、純粋に楽しみたい」(映画.com より)とコメントし、池上氏との共演を心待ちにしているようだった。4月12日(土)は「池上彰のJAPANプロジェクト」をお見逃しなく!【参考リンク】▼「池上彰のJAPANプロジェクト」
2014年04月08日映画『エリジウム』の公開を前に主演のマット・デイモン…ではなく、身も心もデイモンになりきったタレントのジミー大西が“来日”を果たし、29日に都内で行われた記者会見に臨んだ。その他の写真本作は、『第9地区』でアカデミー賞作品賞、脚本賞にノミネートされたニール・ブロムカンプ監督の最新作。公害や環境破壊で荒廃が進み、一部の選ばれし富裕層は“エリジウム”と呼ばれる上空の巨大宇宙船に移り住んだ22世紀の世界を舞台に、事故で残り5日の余命となった貧困層の青年が運命を切り拓くべき闘う姿を描く。ジミーは劇中のマットに似せたパワードスーツを着つつも中は白いTシャツという微妙な衣装で登場。大物スターらしくわざわざ通訳まで連れ、開口一番「ハロー、エブリバディ。アイム・マット・デイモン。」と一語一語、確認するかのように挨拶し笑いを誘う。さらに司会者から「久々の日本ですが…」と話題を振られると「I like Sushi & Sukiyaki.」と来日外国人の定番の回答を披露した。その後も、あくまでマット・デイモンであるという体裁を保ちつつも、英語を話すのは面倒になったのか、なぜか途中で日本語に切り替えて会見を続行。パワードスーツでの撮影について「やはりトイレでチャックを下ろすのが大変でしたし、手も洗えなかった」と苦労を明かす。さらに劇中で自身が演じた主人公が貧民層出身である点に触れ「僕の生まれもロングハウス(長屋)で、いろんな体験をしました。(明石家)さんまさんを見て、富裕層も感じました」と“役作り”の過程を述懐する。さらに夢を尋ねられると「尊敬するタモリ師匠の養子になること」「65歳で年金をもらってもう働かなくていい生活を送り温泉でも行きたい」とハリウッドセレブとは思えない庶民的な様子や日本の芸能界への精通ぶりを見せ、会場は笑いに包まれた。さらにジョディ・フォスターとの共演について「ちょっとお互いに年を取ってるけど、年にしては若いし渋い演技をすると思った」と名女優をも恐れぬ爆弾発言も飛び出した。ジミー大西に戻っての質疑応答では「さんまさんに前から『お前、マット・デイモンに似てるな』って言われてた」と明かし、「やっと(その事実を)世間に分かってもらえます!」と今回のオファーを素直に喜んだ。ハリウッド進出や本物のマット・デイモンとの共演に向けた野望を尋ねられると「日本語でさえたどたどしいので芝居はできないです」と即否定。現在の仕事に関しは得意の絵画に加え「雨とお天気が多くて草が伸びたので草刈りがメインです」と明かし、タレントとしてのお笑いの世界への復帰については「新しい人が出てくるので自信ないです」とあまり乗り気ではないようだった。『エリジウム』9月20日(金)より、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2013年08月29日フリージャーナリストとして幅広く活躍する池上彰氏が4日、都内で行われた米映画『アルゴ』の特別試写会に出席した。1979年にイランで実際に起きた「アメリカ大使館人質事件」における米国人救出劇を描いたサスペンス。池上氏は「非常にリアルで、よくできている。(作戦の)壮大さと細かさがすごいし、すべて史実に基づいていると念頭に置いて楽しんでほしい」とアピールした。作品の写真1979年、革命の嵐が吹き荒れるイランで、過激派によるアメリカ大使館襲撃事件が発生。間一髪、大使館を抜け出し、カナダ大使宅に身を潜めた6人の米国人大使館員にも命の危険が迫っていた。人質奪還のプロであるCIA局員のトニー・メンデスは“ニセの映画製作”をぶち上げ、イランに潜入。6人を映画スタッフとして国外に脱出させる奇策に出る…。作戦決行から18年もの間、最高機密扱いだった実話を、俳優のベン・アフレックが3作目の監督作として映画化し、主演も務めた。池上氏は「いわゆる映画の“つかみ”が非常に不思議で、最初は『あれ?』と思うかもしれないが、最後まで観ると『なるほど』と納得できるはず」とアフレックの演出手腕をベタ褒め。俳優としてのアフレックに対しても「カッコ良かったですね。同時にこの人相ならイランに溶け込めるな、という見事な役作りをしている」と太鼓判を押した。また、イランのアハマディネジャド現大統領は、映画の冒頭でアメリカ大使館を襲撃した勢力グループに属していたといわれ、「イランが今も抱える問題は、あの襲撃事件から始まったともいえる」と解説した。最近ではリビアの米領事館が襲撃され、駐在大使ら米国人4人が殺害される事件も発生。池上氏は、「今の時代も、世界各地で大使館の襲撃が起きている」といい、「かつてペルーの日本大使館で人質事件が起きた時も、日本側になす術はなかった。またいつか同じような事態になった場合、さあ日本はどうするか」と危惧していた。『アルゴ』10月26日から全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2012年10月05日