2月8日に千葉県・幕張メッセで開催された世界最大級のガレージキットイベント「ワンダーフェスティバル2015[冬]」のコトブキヤブースにて、同社の新商品が続々と公開された。コトブキヤブースでは、デフォルメキャラクターによるポケットサイズの可動フィギュアシリーズ「キューポッシュ」に非常に力を入れており、恒例となった体験試遊スペース「キューポッシュとらいみー誌遊会」のほか、「うちのこいちばん-くらふと☆ぱーてぃ-」を開催。自分の「キューポッシュ」の衣装、化粧、デコレーション、フルスクラッチなど自由なアレンジを加えるコンテストで、一部作品を展示し、コンテストというよりも、それぞれのキャラクター愛や「キューポッシュ」の遊び方の多彩さが見える展示だった。「キューポッシュ」は物販でも大人気で、会場限定で販売された『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』でのライブ衣装に身を包んだ天海春香「スターピースメモリーズ」バージョンには長蛇の列ができていた。そのほかフィギュアでは、コトブキヤオリジナルロボットコンテンツ「フレームアームズ」からスピンオフした美少女フィギュア「フレームアームズ・ガール(FA:G)」の新作原型が展示され、島田フミカネ氏デザインの愛らしさと、「フレームアームズ」シリーズの武装や外装を美少女に取り付けられるコンセプト性が注目を集めていた。謎めいた展示をしていたのが『メタルギアソリッドV ファントムペイン』で、"「新型二足歩行兵器(仮)」商品化決定!"を告知。円筒状の磨りガラスの奥に展示された原型のシルエットが興味をかきたてていた。さらに、会場では『ZOIDS』シリーズの新たなアクションフィギュア第1弾として『1/100ムラサメライガー』の原型が展示され、大きな注目を集めていた。同商品は特設ページにて、原型の360度回転画像が公開されている。(3月8日まで)それでは、コトブキヤブースの新作フィギュアを紹介していこう。
2015年02月10日2015年2月8日に千葉県・幕張メッセで開催される「ワンダーフェスティバル2015[冬]」に出展するコトブキヤが、会場販売品として『キューポッシュ 天海春香(スターピースメモリーズ)』や『アイドルマスターミリオンライブ!クリアファイル』などが発売される。『キューポッシュ 天海春香(スターピースメモリーズ)』は、コトブキヤが展開する2、3頭身のデフォルメキャラクターによるポケットサイズの新しい可動フィギュアシリーズの第一弾として発売された『キューポッシュ 天海春香』が、アニメーション映画『THEIDOLM@STER MO VIE輝きの向こう側へ!』のライブの衣装「スターピースメモリーズ」姿で新たに立体化。付属品はライブシーンで春香が見せた「キメ顏」や「ピースサイン」と「マイク」、台座も作品をイメージしたプリント入りの特別仕様となる。価格は3,200円(税別)。そのほか会場では、コトブキヤ直営店で発売された限定品『アイドルマスターミリオンライブ!バースデークリアファイル』全種を特別に会場販売。さらに「ワンダーフェスティバル2015[冬]」当日には、9月~11月に募集した「うちのこいちばん!-くらふと☆ぱーてぃ-」より、ファンがアレンジした「Myキューポッシュ」の一部を展示予定。詳細や追加情報は、コトブキヤ公式サイトの「WF2015冬特設ページ」で随時公開される。(C)BNGI/PROJECT iM@S
2014年12月23日『アイドルマスター ミリオンライブ!』のCD「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER HARMONY 05&06」発売記念イベントが2014年12月13日、都内で行われ、ユニット「リコッタ」から村川梨衣 (松田亜利沙役)、渡部恵子 (周防桃子役)、渡部優衣 (横山奈緒役)、「灼熱少女」から上田麗奈 (高坂海美役)、桐谷蝶々 (宮尾美也役)、藤井ゆきよ (所恵美役)が登場した。「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER HARMONY」は、GREEで展開中の『アイドルマスター ミリオンライブ!』2つ目のCDシリーズ。ゲームで2カ月1シーズンで開催されている大型イベント「プラチナスターライブ」内で結成される2つのユニットのメンバーが、現実でもアルバムをリリースする試みだ。前シリーズ「LIVE THE@TER PERFORMANCE」発売イベントでは765プロ組の先輩たちや、『ミリオンラジオ』のパーソナリティである「ぴょんころもち(山崎、田所、麻倉)」トリオといった面々がステージを引っ張っていたこともあり、今回は「ぴょんころもちがいない!」と出演者たちも緊張しがち。そんな空気をオーバーアクションと超音波ボイスが印象的な村川のいい意味での空気の読まなさが和らげていた。他のメンバーに長身のメンバーが多かったこともあり、みんなで村川をもみくちゃにしながら身長比べをしていたのが微笑ましかった。トークコーナーのメインは「リコッタ」チームと「灼熱少女」チームの3人ずつに分かれて、お題に対する答を合わせる「ハーモニーシアター」ゲーム。"今日いないメンバーも含めて、相手のユニットの中の人(キャスト)で一番教えるのがうまそうな人は?"というお題では、リコッタチームは「種ちゃん(田中琴葉役の種田梨沙)」、灼熱少女チームは「えりこさん(天海春香役の中村繪里子)」で全会一致で正解! 続く"自分たちのユニットが成長するために必要なものは?"というお題ではリコッタチームがそれぞれ我が道を行く中、灼熱少女の上田と藤井が「頭脳」「頭の良さ」でぴったり一致。見事灼熱少女チームが勝利してご褒美スイーツをゲットしたが、今のリコッタが好きだから変化があまりイメージできない、と話した渡部恵子や、ゲーム中判断が別れる解答が出ると走りよって「審議! ……合格!!」と勝手に判定する村川の自由さなど、リコッタチームのらしさも感じられるコーナーだった。ライブコーナーではそれぞれが「LTH」シリーズのソロ新曲を初披露。村川が「Up!10sion♪Pleeeeeeeeease!」でさらに突き抜けたテンションと浮遊感を見せると、客席も「A! R! I・S・A!」(ありさ)と初めてとは思えないほど息のあったコールで応えていく。上田の「恋愛ロードランナー」は海美らしい、恋愛にも全力でぶつかっていくロックナンバー。歌い終えた上田も考えていたコメントの内容が全て飛んでしまうほど高揚していた。渡部恵子の「MY STYLE! OUR STYLE!!!!」はリハーサルでは一度もうまく行かなかったそう。それを本番で最高のテンションで歌い切るのだからたいしたもの。「最後まで歌えたのはみんながオレンジをふってくれたから!」の言葉はまさに本心だろう。桐谷は「初恋バタフライ」で恋を歌う美也の大人の一面を披露。歌い終えた桐谷は緊張と歌い終えた安心感からか「ちょっとドキドキしていて……」と涙ぐむ場面もあった。渡部優衣が歌う「Super Lover」は、クールな所作と彼女ならではのキュートな歌声のアンバランスさが楽しい。渡部によればこの曲は「狼男をイメージした曲」とのことなので、そう思って聴くと感じ方も変わりそうだ。トリの藤井ゆきよは、所恵美が乗り移ったようなテンションで「フローズン・ワード」の冷たさと熱さを表現しきった。歌い終えた藤井は「気持ちを入れると泣きそうになってしまうので……」と語り、ステージで張り詰めていた心境を吐露していた。ラストを締めたのは、『ミリオンライブ!』の新たなテーマ曲である「Welcome!!」。最後に歌っているメンバーがソロで呼びかけを歌い継ぐのがこの曲の見どころだが、個性派揃いの今日のメンバーにはまさに見せどころ。中でも初っ端の村川の「ここまでこれたよ!」の一言はテンションといい響きといい飛び道具としか言いようのないカオス感だった。数多くのイベントを重ねてきた『ミリオンライブ!』だが、今回はミリオンのイベント慣れしたメンバーが少なかったこともあり、最初にイベントが始まった頃を思い出すような初々しい空気。毎回イベントの中心になっていた山崎らの存在の大きさを感じると同時に、今日いるメンバーでやりきろう、キャラクターを表現しようとする姿勢からは、彼女たちがこうした経験を通して成長すれば『ミリオンライブ!』はもっと魅力的なコンテンツになるような気がした。舞台の震えが伝わってくるような瑞々しい空気も悪くないと感じたイベントだった。
2014年12月14日「ニュータイプアニメアワード2014 凱旋上映会」が11月2日、東京・TOHOシネマズ日本橋で行われ、劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』に出演する天海春香役の中村繪里子と萩原雪歩役の浅倉杏美が登壇した。「ニュータイプアニメアワード」は、今年で4回目を迎えるアニメアワード。前年10月~開催年の9月までに放送されたTVアニメ・上映された劇場アニメ作品と、出演者、スタッフなどを対象にファン投票で選出され、結果は毎年10月に徳島県で開催されるアニメイベント「マチ★アソビ」内の授賞式で発表されている。今回の凱旋上映会では、「ニュータイプアニメアワード2014」でテレビ作品賞を含む四部門を受賞した『キルラキル』、そして劇場作品賞を含む五部門を受賞した『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』の特別上映と、出演キャストによるトークが行われた。今回は2日に行われた『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』凱旋上映会をレポートする。トークの冒頭では、アワードの黄金のトロフィーの授与が改めて行われた。個人としても女性声優賞と女性キャラクター賞(天海春香役)を受賞した中村は、作品と春香の存在があってこその受賞であることを強調。「2012年に最初にニュータイプアニメアワードを受賞させて頂いたあと、映画の中で春香がアイドルアワードを受賞するシーンが描かれていて、まるで春香が体現してくれたような気がしたんです。それが今度はその映画でまた授賞式に参加させて頂くなんて、全部つながってるんだなと感じます」と真摯に語った中村だったが、アワードとトロフィーの重さについては、とても重いので文鎮に使えるといった冗談で表現。その時授賞式で舞台裏にいた浅倉たちは、中村が重いトロフィーをふたつ渡され、マイクが持てず悪戦苦闘している姿に爆笑していたとのことだった。先月の「マチ★アソビ」では765プロを代表して中村、浅倉、そして双海亜美・真美役の下田麻美が徳島を訪れた。トークでは中村自身が撮影した写真をスライドで見せながら、徳島での珍道中についても語られた。徳島の食について、浅倉と下田が事前から熱望していたのが徳島ラーメンで、イベント終了後に食べられる店を探し求めたとのこと。タクシーの車中で浅倉が寝ている間、中村と下田がずっと二人でコントをして遊んでいたエピソードが語られると「そんな面白そうなもの、なんで起こしてくれないんですか!」と真顔になる浅倉だった。徳島の食については阿波尾鶏がおいしい、魚がおいしい、すだちワインがおいしい、なかなか料理が来ないから大皿が来るたびにみんな山賊のようになっていた……とさらにトークに花が咲いていた。阿波踊りの銅像の前でおどける中村や、前説のピアノ演奏会でガチガチに緊張するアニプレックスの高橋ゆまプロデューサーらの写真を見せながらのトークはあっという間に終わりの時間に。最後は「あちこちで気持ちをお話しさせて頂いてもまだ話したい、皆さんに見て頂きたいと思う作品になりました。最後まで楽しんでいって頂けたらと思います」(浅倉)、「BDやDVDでご自宅で楽しめる環境があるのに、こうして上映があると駆けつけてくださることを本当に嬉しく思います。これからもみんなで作っていく『アイドルマスター』でありますように、よろしくお願いします」(中村)と締めくくり、公の場ではおそらく最後の『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』上映が行われたのだった。
2014年11月05日コトブキヤが展開する人気可動フィギュアシリーズ「キューポッシュ」を使用して、衣装やお化粧、デコレーション、フルスクラッチなどの「くらふと」な楽しみ方と、世界に一つだけのアレンジを紹介するイベント「キューポッシュ うちのこ いちばん!-くらふと☆ぱーてぃ-」が9月1日より募集がスタートしている。「キューポッシュ」は、2、3頭身のデフォルメキャラクターによるポケットサイズの新しい可動フィギュア。小さな体に首、肩、肘、手首、腰、股、膝、足首の豊富な可動域と、足裏のマグネットによって専用ベース上での自由なポージングが可能。充実の付属パーツでさまざまな表情や印象的なシーンを再現することができる。2013年4月の第1弾『キューポッシュ 天海春香(アイドルマスター)』『鹿目まどか(劇場版まどか☆マギカ)』からスタートし、2015年2月発売予定の『キューポッシュ 我那覇響』(『アイドルマスター』)まで計18体がラインナップされ、コトブキヤを代表するフィギュアシリーズに成長した。現在開催されている「キューポッシュ うちのこ いちばん!-くらふと☆ぱーてぃ-」は、「キューポッシュ」シリーズに改造、加工などを施したアレンジ作品を一般ユーザーから募集。応募対象となるキューポッシュは全12キャラクターで、以下のとおり。『キューポッシュ 天海春香』/『キューポッシュ 星井美希』/『キューポッシュ 萩原雪歩』/『キューポッシュ 鹿目まどか』/『キューポッシュ 巴マミ』/『キューポッシュ 美樹さやか』/『キューポッシュ 暁美ほむら』/『キューポッシュ 高坂桐乃』/『キューポッシュ 黒猫』/『キューポッシュ セイバー』/『キューポッシュ 筒隠月子』/『キューポッシュ 御坂美琴』応募方法の詳細は、「キューポッシュ うちのこ いちばん!-くらふと☆ぱーてぃ-」特設サイトまで。締切は11月7日。応募作品の一部は、2015年2月8日に東京・幕張メッセで開催される「ワンダーフェスティバル2015[冬]」のコトブキヤブースにて展示。展示に協力した作品には、「発売中のキューポッシュ1点(応募した商品以外)」「CPえくすとら半袖体操服ボディ」「特製パーツ(数種類の貼り替えシール付き看板)」など、豪華プレゼントが用意されている。なお、該当作品の発表は『ワンダーフェスティバル2015[冬]』にて行われる。以下、現在寄せられた応募作例の一部をご紹介。(C)BNGI/PROJECT iM@S(C)Magica Quartet/Aniplex・Madoka Movie Project(C)BANDAI NAMCO Games Inc.(C)高橋留美子/小学館(C)2014 Project NIPAKO All Rights Reserved.(C)伏見つかさ/アスキー・メディアワークス/OIP2
2014年10月21日2014年5月15日にバンダイナムコゲームスより発売されたプレイステーション 3向けアイドルプロデュース『アイドルマスター ワンフォーオール』だが、2014年10月28日にはカタログ第6号の配信が開始する。○カタログ第6号は10月28日より配信開始■追加ソロシナリオ エピソード2(第5~8話)を配信2014年10月28日より配信開始となるカタログ第6号では「追加ソロシナリオ エピソード2(第5~8話)」が配信される。【エピソード2 "最高の輝き" のあらすじ】「エピソード1」で、自分だけの曲を手に入れた765プロのアイドル達。曲の魅力を最大限に引き出すために、悩み傷つきながらも、それぞれの答えを見つけようとする。果たして彼女たちは「最高の輝き」を手に入れることができるのだろうか?「エピソード2」では、物語を進めていくことで、各アイドル専用のソロ衣装と究極のアピール「アルティメットアピール」を入手することができる(※アルティメットアピールは専用楽曲と専用衣装を使用している時のみ発動ができる)。■「アルティメットアピール」とは?アイドルの専用楽曲と専用衣装を使用している時のみに行える特別なアピール。「アルティメットアピール」を発動するとスコアが大きく上昇する。追加ソロシナリオは、アイドルエクストリーム(IE)を制覇したアイドル達のその後の成長を描く、全12話構成のストーリー。全3回に分けて配信されるが、「エピソード1(1~4話)」はカタログ第4号で配信されており、今回のカタログ第6号では「エピソード2(5~8話)」が配信される。なお、「エピソード3(9~12話)」は12月に配信予定となっている。●追加ソロシナリオのプレイ条件※アイドル追加シナリオをプレイするには、プレイするアイドルのIEを制覇している必要がある。※「エピソード2」をプレイするには、プレイするアイドルの「エピソード1」をクリアしている必要がある。■追加ソロシナリオの概要「エピソード2 "最高の輝き"」は3つのパックで配信され、専用のソロ衣装と究極のアピールを取得できる。◎EXエピソード2「最高の輝き」set A『EXエピソード2「最高の輝き」set A』には、天海春香、秋月律子、双海亜美、双海真美、四条貴音が登場する。●天海春香 - 専用衣装「トラスティフォーチュン」ファンから受け取った一通の手紙をキッカケに、全国の地域を回るイベントを始める春香。様々なファンの想いに直接触れ、自身の曲『ステキハピネス』の新たな届け方に気づく。●秋月律子 - 専用衣装「グラスハイドハート」新曲「私だって女の子」について、今一歩踏み込めずにいる律子。その原因が、歌詞と自分との間にあるギャップだと気づいた律子は、恋に積極的になるべく、普段やっていないことを挑戦していくが……。●双海亜美 - 専用衣装「ドリーム2スターズ」「トリプルAngel」の完成度を更に高めるため、曲のテーマ『未来はセクシー、今は楽しく!』を実践し、遊びまくる亜美。そして、結果は学校の成績が下がるという形でついてくる。母親からも心配され、とうとう"遊び"禁止令が発動することになるが……!?●双海真美 - 専用衣装「ジャンプ2スターズ」トップアイドルとして活躍中の真美だが、自身のオーラの無さに不満を覚えていた。オーラを身につけようと、伝説のアノ人のマネをしたり、歌い方を変えてみたりと案の定迷走を始めてしまう真美だが、当の玲音にも呆れられ、八方塞がりになってしまう……。●四条貴音 - 専用衣装「アロセレーネ」新曲が完成した後も、更なる高みを目指し、研鑽に励む貴音。その裏には、玲音に指摘された弱点が気になっているからでもあった。そんな折、貴音が幼い頃から、四条家に勤めているじいやが、病の床についたと連絡があり……。◎EXエピソード2「最高の輝き」set B『EXエピソード2「最高の輝き」set A』には、如月千早、高槻やよい、水瀬伊織、我那覇響が登場する。●如月千早 - 専用衣装「イストーリヤスヴェート」「細氷」を本気で歌うことができなくなってしまった千早。その原因が過去の家族との過ごした時間にあると感じた千早は、プロデューサーを自宅に呼び、心の壁を無くそうと努力するが、結果は思う方向へ行かず……。●高槻やよい - 専用衣装「ソニックシトラッシュ」新曲は完成したものの、歌詞にある気持ちがわからず、目下勉強中のやよい。雪歩や真を講師に迎え、恋のレッスンを学ぶも、うまくいくはずもなく、悩んでしまう。状況を打破するために、やよいが選んだ手段は、プロデューサーとデートすることだった!?●水瀬伊織 - 専用衣装「エンプレスチャーム」新曲「全力アイドル」を完璧に歌いこなそうとする伊織。歌詞の世界と同じ状況のドラマのオーディションに参加するも、役柄と自身の性格の違いに戸惑ってしまう。最終審査に残るも、それは自身が人気アイドルだからという理由だと気づき、プライドを傷つけられる伊織だったが……。●我那覇響 - 専用衣装「ファンタジアソール」「Pon De Beach」を歌えばライブは盛り上がるが、一方で、その後寂しい余韻が生まれてしまうことに問題を感じた響。楽曲をマスターし、聴いた人がずっと楽しい気持ちが続くように、響はプロデューサーやファンを巻き込み、様々なことにチャレンジしていく。◎EXエピソード2「最高の輝き」set C『EXエピソード2「最高の輝き」set C』には、萩原雪歩、三浦あずさ、菊地真、星井美希が登場する。●萩原雪歩 - 専用衣装「ティアリフルジェンス」フェスの後、ファンから届いた手紙の内容にショックを受け、IE制覇以降、少しずつ付いてきた自信を失ってしまう雪歩。自虐的になっていく雪歩は、再び自分と自分の想いがつまった「あの日のナミダ」と向き合い、トップアイドルの自信を取り戻すことはできるのだろうか……?●三浦あずさ - 専用衣装「ジニアルシンサリティ」自分の正直な気持ちを歌にして作り上げた「コイ・ココロ」のように、甘く、愛があふれる生活を送っているあずさ。それに比例するように、上昇を続ける人気に対し、プロデューサーは更に上を目指そうと世界での活動を提案するが……?●菊地真 - 専用衣装「エムートアンビシオン」玲音とのフェスを通じて、自分の歌に足りないものは何なのか悩む真だったが、玲音本人から「恋をしろ」と衝撃のアドバイスをもらう。うろたえるプロデューサーに反して、真本人はまっすぐな闘志を燃やすのであった……。●星井美希 - 専用衣装「アンライバルドピアッサー」「Nostalgia」に秘められたテーマがわからず、自分のものにできずにいる美希。この曲が美希のためだけに作られた事実を知ったプロデューサーは、2人で歌詞を読み解き、美希との出会いから今に至るまでを振り返ることに……。なお、専用衣装はオプションの個別衣装設定を「する」、且つ「SOLO」ユニットで使用できる。○カタログ第6号のアイテムを紹介カタログ第6号では、スペシャルゲスト、新曲、新衣装など続々配信。秋を満喫できる、楽曲、衣装に要注目だ。■スペシャルゲストは春日未来S4U!モードで、春日未来の「素敵なキセキ」を鑑賞できる。また、「お仕事」に専用のフェスのお仕事が追加され、春日未来に挑戦することも可能だ。■追加新曲は「Fate of the World」追加新曲は完全新曲の「Fate of the World」。そのほか、「またね」「キミはメロディ」「魔法をかけて!」などが配信される。■新衣装「ステラガードBDU」アイドルの平和と規律は私が守る! その迫力に思わずライバルもひるむ衣装。デザインはカタログ2号・3号でも担当した島崎麻里氏。●島崎麻里氏のコメントアイドルマスターではミリタリー系って少ないのでは、と思いつつ描きました。かっこよく網タイツとショートパンツを履いてほしかったのでロングコート系に。特に美希が似合いそうだなと、随所に「星」をちりばめていたりします。そのほか、衣装では「ワンダーマリンヴォヤージ」「ウィンドミルランタナ」「スクールガールウェア」「ハロウィントリッカー」「マイベイビーズブレス」「レイクサイドパンジー」「モノクロームカウガール」「トゥインクルスパンコール」などが配信される。○配信済みのカタログをまとめたパックも配信中これまでのカタログを一括でダウンロードできるパックが10月8日より配信されている。こちらは、創刊号から第5号までのカタログデータを、まとめてダウンロードすることが可能。初めてプレイされる人は、まずはこちらをダウンロードしてみよう。※追加アイテムを使用したPVの視聴や、購入後のゲームでの利用には、このカタログのインストールが必要。カタログの内容は個別に配信されているものと同様となっている。○カタログ第6号を動画でチェック(C)窪岡俊之(C)BANDAI NAMCO Games Inc.※画面写真やイラストは、全て開発中のもの。
2014年10月21日10月11日~12日の2日間にわたって徳島県で開催されたアニメイベント「マチ★アソビvol.13」にて、「ニュータイプアニメアワード」が開催され、劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』が五冠(スタジオ賞を含む)、TVアニメ『キルラキル』が四冠を受賞した。「ニュータイプアニメアワード」は今年で4回目を迎えるアニメアワードで、毎年10月に「マチ★アソビ」で授賞式を開催。2013年10月~2014年9月までに放送、または上映されたアニメ作品が対象で、テレビ作品賞、劇場作品賞、男性キャラクター賞、女性キャラクター賞、マスコットキャラクター賞、男性声優賞、女性声優賞、サウンド(劇伴)賞、主題歌賞、監督賞、脚本賞、キャラクターデザイン賞、メカデザイン賞、スタジオ賞の14部門がファン投票により選出された。発表された各賞は以下のとおり。テレビ作品賞:『キルラキル』劇場作品賞:『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』男性キャラクター賞:『ソードアート・オンラインII』キリト女性キャラクター賞:『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』天海春香マスコットキャラクター賞:『蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-』ヨタロウ男性声優賞:梶裕貴女性声優賞:中村繪里子サウンド(劇伴)賞:『キルラキル』主題歌賞:『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』「M@STERPIECE」監督賞:『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』錦織敦史脚本賞:『キルラキル』中島かずきキャラクターデザイン賞:『キルラキル』すしおメカデザイン賞:『蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-』スタジオ賞:A-1 Pictures序盤の発表では『キルラキル』が脚本、キャラクターデザイン、サウンド各賞を立て続けに受賞し、『アイマス』は2位、3位に入る展開が続く。その後『アイマス』は主題歌賞、劇場作品賞、監督賞を立て続けに受賞、最終的には『キルラキル』が四冠、『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』が五冠を達成し、TVアニメ作品と劇場アニメ作品で多くの賞を分け合う形となった。『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』ヒロインの中村繪里子は女性キャラクター賞と女性声優賞のダブル受賞を果たし、「(声優とアイマスを)ずっと続けていたいです。約束します!」と宣言していた。各賞発表には『キルラキル』脚本の中島かずき氏、『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』の坂上総合プロデューサー、鳥羽プロデューサー、『蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-』脚本の上江洲誠氏らが登壇して感謝を伝えた。また、男性キャラクター賞を受賞した『ソードアート・オンラインII』からは、制作会社のA-1 Picturesの植田益朗社長がキリトのコスチュームで登場し大歓声を浴びていた。「M@STERPIECE」で主題歌賞を受賞した『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』からは中村繪里子、浅倉杏美、下田麻美がゲストとして登壇。中村は"夢を初めて願って今日までどの位経っただろう"という歌詞を引用しながら、ファンへの感謝と次の夢に進む意志を話した。劇場作品賞では、クライマックスのライブシーンをほぼ丸ごと上映。キャラクターたちのダンスに合わせてキャスト陣が一緒に踊り、客席ではサイリウムが振られ、さながらライブ会場のようだった。さらにキャスト陣は「M@STERPIECE」をライブで披露。超満員の観衆が揃ってピースを突き上げてアイマスの受賞を祝っていた。マスコットキャラクター賞発表には『スペースダンディ』のミャウと『うーさーのその日暮らし』のうーさーがスペシャルゲストとして登場。ところが、2人ともベスト10にはランクインせず、『蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-』ヨタロウ(キリシマ)が受賞するオチがついた。授賞式のラストには飯泉嘉門県知事がプレゼンターとして登場し、徳島アニメ大使に就任したばかりの中村繪里子との貴重なツーショットも実現。さらにラストには、2年前の「ニュータイプアニメアワード」で男性声優賞を受賞した大塚明夫がサプライズで登場。眉山から下山するルートは混雑するため、早めに帰り支度をする人も多い時間帯だったが、大塚が一声発した瞬間、帰宅しかけた来場者がフィルムの逆回しのようにステージ前に走って戻ってきたのには一流の役者の引力を感じた。
2014年10月13日『アイドルマスター』の9周年ライブツアー"THE IDOLM@STER 9th ANNIVERSARY WE ARE M@STERPIECE!!"の東京公演が10月4日~5日、東京体育館で行なわれ、中村繪里子(天海春香役)、今井麻美(如月千早役)、釘宮理恵(水瀬伊織役)、平田宏美(菊地真役)、下田麻美(双海亜美・真美役)、沼倉愛美(我那覇響役)、原由実(四条貴音役)、浅倉杏美(萩原雪歩役)が出演。さらに千秋楽のサプライズゲストとして、『アイドルマスター ワンフォーオール』玲音役の茅原実里が登場した。茅原が登場したのはツアー最終日、ソロコーナーとカバーコーナーを折り返したライブ半ばでのこと。ゲームでおなじみの高木社長の呼び込みから、スタイリッシュなアイドル衣装に身を包んだ茅原実里の登場に、会場はどよめきと歓声が入り混じった地鳴りのような唸りに包まれ、ウルトラオレンジ一色に染め上げられた。ゲーム最新作PS3『ワンフォーオール』に登場する最強アイドル・玲音として「アクセルレーション」を熱唱している時は"玲音の魂と一緒に"と言うほど入り込んだ歌唱を見せた茅原だったが、MCでは「みんなが受け入れてくれるか不安だったけど、こんなに暖かく迎え入れてくれるなんて……」と大感激。如月千早役の今井に「『ワンフォーオール』で気になったキャラクターはいる?」と聞かれた茅原は「うーん、悩むけどプロデューサーさん(プレイヤーキャラ)!」と答えて大歓声を浴びていた。MCでは中村が、大胆にお腹を出した茅原の衣装に驚いたり、釘宮が茅原の汗をタオルで甲斐甲斐しく拭いたりと、すっかりアイマスの一員になった様子。アイマス初期からCDドラマに登場するなど関わりはありながらも、直接の共演は叶わなかった茅原が、9年目にしてアイマスライブに初登場した瞬間だった。茅原はメンバー紹介コーナーや、「待ち受けプリンス」の序盤にも参加し、ノリノリでステージを楽しんでいた。さらに茅原はアンコール、「虹色ミラクル」の直後に再び登場。「今回参加して、みんなやスタッフさんのアイマスへの愛を感じて、本当に素敵なチームだと思いました」と挨拶。またアイマスに来てくれる? と聞かれると「来ます!」と即答し、出演メンバー全員と一緒に「THE IDOLM@STER」を楽しそうに熱唱していた。ライブラストには、アニメ『アイドルマスター』のプロデューサーがシルエットと音声で登場。来年2月15日に開催される「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ! 打ち上げパーティー」の出演者が765プロより中村繪里子、浅倉杏美、沼倉愛美、原由実、釘宮理恵、平田宏美、滝田樹里の7人、『アイドルマスター ミリオンライブ!』より木戸衣吹、伊藤美来、雨宮天、麻倉もも、夏川椎菜、渡部優衣、大関英里の7人、そしてアニメ『アイドルマスター』プロデューサー役の赤羽根健治となることが発表された。同イベントには10月8日に発売される『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』完全生産限定版の劇場版Blu-ray&DVD購入者が申し込むことができる。
2014年10月05日4月26日、27日に千葉県・幕張メッセで開催されるニコニコ動画の超巨大イベント「ニコニコ超会議3」。さまざまなブースが立ち並ぶ超会議だが、4月10日のニコニコ生放送番組で「超アニメエリア」の詳細が発表された。人気作品のブースが多数設けられるということで、気になっている人も多いだろう。番組のレポートと共に発表内容を紹介していこう。番組の司会はアメリカザリガニの柳原哲也と平井善之。アシスタントはグラビアアイドルの菜乃花が務めた。「超アニメエリア」は複数の作品ブースからなる巨大エリアだ。出展されるのは『進撃の巨人』『THE IDOLM@STER』『To LOVEる-とらぶる-ダークネス』『艦隊これくしょん -艦これ-』の4作品。タイトルと企画概要はすでに明らかになっていたが、詳細は未発表となっていた。○『進撃の巨人』ブースで立体機動装置体験まずは『進撃の巨人』。おそらく2013年にもっとも話題になったアニメであり、単行本の売上が3,000万部を突破したモンスターコンテンツである。ニコニコ動画でもアニメをもとにしたさまざまなファン動画が作成され、カテゴリを超えた一台ムーブメントを巻き起こしていた。そんな『進撃の巨人』の作中では、訓練兵団に入団した主人公たちが「立体機動装置」のバランス訓練を行う場面が登場する。ニコニコ超会議ではこれをブース内で完全再現。腰を固定して吊るされた状態でのバランステストに6人同時で挑戦し、最後まで残った参加者は訓練装置を使っての立体機動装置の動き、簡単に言うと"逆バンジー"を体験することができる。番組では、訓練兵団のコスプレをした菜乃花が実際に立体機動装置を使っての逆バンジーに挑戦するVTRが放送され、開脚や後ろ回り、前回りといった技を果敢に繰り出していた。このとき菜乃花が飛んだ立体機動装置は4メートルの高さだが、超会議本番で用意されるものは10メートルの高さまで上がるものになるという。また、参加者全員に「進撃の巨人」オリジナルシールがプレゼントされるとのことで、ファンなら見逃せないブースだ。○『THE IDOLM@STER』『THE IDOLM@STER』はニコニコ動画の「御三家」の一つに数えられる人気コンテンツだ。過去2回の超会議でもさまざまな企画を実施してきたが、今回はさらにパワーアップ。「生っすか!? レボリューション」と題して、各キャラクターを演じる声優たちがゲームや英会話、イラストコンテストといった企画に挑戦する。今回の番組では、2日間で行われる企画のタイムスケジュールと出演者が発表となった。4月26日11:00~12:00ぷちます! チャレンジ~ぷっちぷちにしてみた~13:00~14:00イラストコンテストチャレンジ~選んで、描いてみた~15:00~16:00英会話チャレンジ~演奏されてみた~16:30~17:30ゲームチャレンジ~ONE FOR ALLしてみた~4月27日11:00~12:00アイマスマニアチャレンジ~選曲してみた~13:00~14:00デレラジ&ミリラ~紹介してみた~15:00~16:30シークレットチャレンジ~隠してみた~出演者中村繪里子(天海春香役)/沼倉愛美(我那覇響役)/浅倉杏美(萩原雪歩役)/福原綾香(渋谷凛役)/原紗友里(本田未央役)/佳村はるか(城ヶ崎美嘉役)/内田真礼(神崎蘭子役)/山崎はるか(春日未来役)/田所あずさ(最上静香役)/麻倉もも(箱崎星梨花役)●「ラッキースケベ体験」にはOculus Riftというバーチャルリアリティ技術を採用また、番組には中村繪里子と佳村はるかが出演。4月18日まで開催中の「アイドルマスター超イラストコンテスト」にちなんでイラスト対決が行われた。これは、中村、佳村、さらにアメリカザリガニ・柳原の3人が、お題である「ダビデ像」を描き、ニコ生アンケートの投票でもっとも人気のある絵を選ぶという企画。2人の声優が負ければ、アイドルマスターブースの詳細発表はなし(!)というルールが設けられた。イラストに自信のなさげな中村は、棒人間とお腹にくっついたメロンパンのような腹筋でダビデ像を表現するという斬新なイラストを披露し、アメリカザリガニとニコ生視聴者から総ツッコミが入っていた。一方、マンガ家を目指していたこともあったという佳村は、パンチパーマにしか見えないダビデ像を描き、さらに股間を描きたくないという理由で、下半身がそのままボードの外へフェードアウトするという不思議な体勢のダビデ像に。股間をモザイクで隠すというボケで勝負(?)したアメリカザリガニ・柳原だったが、声優二人のイラストのパンチ力には及ばず、アンケートの結果は中村が見事1位を獲得して上記の内容が発表される運びとなった。○『To LOVEる-とらぶる-ダークネス』ジャンプSQで連載中の『To LOVEる-とらぶる-ダークネス』ブースでは、ニコニコ運営・伴氏のアイデアにより、主人公のリトが作中で遭遇する「ラッキースケベ体験」が行われることがかねてより告知されていた。「ラッキースケベ体験」のために使用されるのが、最近何かと話題のOculus Rift(オキュラスリフト)と呼ばれるバーチャルリアリティ技術である。ゴーグルをつけると仮想現実が体験できる技術で、視野角がかなり広いため、まるで本当に架空の世界に入ったかのような体験ができるのだ。さらに、『To LOVEる-とらぶる-ダークネス』ブースでは登場キャラクターのヤミを3Dで仮想世界に再現。最大8名でオキュラスリフトのゴーグルをつけ、ヤミの同じところを見続けると服が透けていくという仕掛けを施している。つまり、8名の参加者全員がヤミの胸を見つめれば、その部分の服がどんどんなくなっていくわけだ。ただし、一人ひとりが透かせる量には限界があるため、皆がバラバラのところを見つめてしまうと、各箇所が中途半端に透けるだけという結果になってしまう。制限時間内に心を一つにできるかどうかがこの企画のポイントなのだ。○『艦隊これくしょん -艦これ-』最後にニコニコ動画でも大人気のゲーム「艦これ」ブースの詳細が告知された。以前からゲームのホーム画面でおなじみ「提督の部屋」がニコニコ超会議で再現されること、艦娘のコスプレイヤーがブースに立つことは告知されていたが、番組では続報として、コスプレされる艦娘が島風、金剛になることが発表になった。また、艤装も再現するということで、実際の制作の様子が写真で紹介された。完成形は当日のお楽しみだが、制作現場を見る限りはかなり本格的なものになりそうだ。
2014年04月16日劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』最後の舞台挨拶が4月11日、東京・新宿バルト9で開催され、天海春香役の中村繪里子、如月千早役の今井麻美、我那覇響役の沼倉愛美、四条貴音役の原由実が登壇した。劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』は、2011年に放送されたTVアニメ『アイドルマスター』から直接つながる"その先"を描いた劇場アニメ作品。本作にはソーシャルゲームとして展開中の姉妹作品『アイドルマスター ミリオンライブ』から7人のアイドル候補生たちが765プロメンバーの後輩としてゲスト参加。先輩という新たな立場で一緒に悩みながら進み、答を出す天海春香たちの物語は大きな感動を呼び、のべ45万人以上が劇場を訪れる大ヒットとなった。1月25日に公開された同作だが、公開初日にプレミア舞台挨拶が行われた新宿バルト9は劇場版アイマスの聖地と言える会場。そのバルト9での上映が最終日を迎えることを受け、最後の舞台挨拶が行われた。会場には100回以上映画を見たという人もおり、出演陣を驚かせた。中村の「後ろのほうまでちゃんと見えてるからね! この言葉を舞台挨拶で言うのが最後だと思うと、感慨深い気持ちでいっぱいです」の言葉で舞台挨拶はスタートした。今回出演した4人は全員バルト9にてお忍びで劇場版を見ており、それぞれにチケットを買って入場したとのこと。「予約の仕方ががよくわからなかったから、窓口でくださいって買って入りました」(中村)、「(今井)麻美さんと朝一番で待ち合わせて、一番後ろの席に入りました。階段のパネルの前で一緒に写真も撮りました」(原)、「下の機械でふふ、って笑いながら指定席を買いました。まずはポップコーンだって思って買いに行きました」(今井)。「公開直後ぐらいに一度偵察に来て、皆さんの様子をにやにやしながら見ていました。それから一週間後、私はインターネットで予約したんですけど、入口側のつもりが一番奥を取っちゃいました」(沼倉)と、それぞれに劇場での鑑賞を楽しんだことを語った。バルト9といえば、公開初日の1月25日にプレミア舞台挨拶が行われた会場。今井は当日を振り返り、「感無量という言葉が体の底からふつふつと沸き上がってくるような気持ちでした。『アイドルマスター』という作品に関わって、約10年強になります。最初は映画になるなんて思ってもいなかったので、それがこれだけ多くの方に見届けてもらえるなんて……」と、感動がよみがえっている様子。そして公開初日、実は体調不良をこらえながら舞台挨拶に参加していたのが中村だ。中村は「感極まったのももちろんなんですが、実は私、翌日の舞台挨拶で梅田と京都の方に体調不良でお会いできなくて、その体調不良は初日にもう起こっていたんです。でもメンバーと並んで、皆さんの前に立っている時は不思議とそんなにつらくなかったです。スタッフさんにはつらかったら戻ってもいいよって言われてたんですけど、その時私が戻る場所は舞台袖じゃないなって思いました。映画はステージをみんなで作っていく作品で、それが舞台挨拶の時もみんなでって力につながっていたんだと思います。今年は健康第一でいきます!」と語っていた。東京以外にも、舞台挨拶で全国を飛び回っていたのが原と沼倉だ。原は名古屋での舞台挨拶を振り返り、「アッキー(長谷川明子)と愛美と私と3人で一緒に行動するのって、アイマスでデビューした頃みたいで、すごく懐かしい気持ちでした。久しぶりの名古屋で美味しいものをたくさん食べさせて頂いて、すごく楽しくって幸せでした!」とにっこり笑って、参加していなかった今井を悔しがらせていた。一番遠隔地での舞台挨拶に参加したのが、沖縄での舞台挨拶に参加した沼倉だ。沖縄出身の我那覇響を演じる沼倉は「本当に沖縄に、響の故郷にアイマスで行くのがずっと夢だったんです。行きたいよ、行けませんか、なんで行けないの? ってずっと話していたんです(笑)。響がデビューして6年弱、やっと故郷に連れて行ってあげることができました。それだけで胸いっぱいで、しゃべれなくなっちゃいました。でも駆けつけてくれたプロデューサーさんがすごくあったかかったので、なんとか想いを伝えることができました。でもまた行きたい!」と熱望。すると兼役で響の相棒・ハム蔵役を演じる中村も「ハムも行きたい!」と同調していた。この3カ月の盛り上がりや熱についてのトークでは、中村は「スクリーンの中で輝いているキャラクターたちに、演じている私たちも尊敬の気持ちがあるんです。彼女たちは二次元の存在だけど、現実でたくさんの人たちの心を動かす力を持っていることを色々なところで感じました。私たちが現場で込めた想いやエネルギーを、映画を見てくださった人たちから感じたのは不思議でした。お手紙や、Twitterや、たくさんの場所で、みなさんが二次元と三次元をつないでくださってありがとうございます」という心境を語ると、劇中でもっとも印象的な春香の名台詞を、魂を込めて熱演。まるでそこに天海春香がいるような、不思議な感覚だった。劇場版で『ミリオンライブ』のメンバーたちと協力し、2月のさいたまスーパーアリーナライブでは『シンデレラガールズ』を含めた多くの後輩たちと一緒にライブを作った経験については、今井が「アニメを通じて輪が広がっていくのを感じている中で、昨年からアイマスに大きな大きな変化が起こっていることを私は体感しています。劇場版の準備をする中で、新しい後輩ができて、私たちが伝えようとしてきたことが、一緒にステージを作ったり、作品をつくったりしているみんなと、アイマスってこういうものだって想いを共有できていたと思います。それを(ファンの)皆さんにも広げていきたいと思って活動してきました。変わっていくことは、怖いです。映画だって、どういう風に受け止めてもらえるんだろうって怖さがありました。でも、アイドルマスターはそれをみんなで乗り越えていける作品なんだって思いました。さいたまスーパーアリーナで一緒にライブをやって、後輩たちが本当に頑張ってくれているのを見て、私の役目をきちんと果たせたのかなって、今は思っています。アイドルマスターはこういう作品なんだと、後輩たちに伝えることができたと思います」と、つながっていく『アイドルマスター』という作品への深い愛情を語っていた。舞台挨拶の締めには、全42回の舞台挨拶を陰日向で支えてきたアニプレックス・高橋祐馬氏の発案で、記念撮影を実施。高橋氏からは劇場版で使われた「ラムネ色青春」収録CDが6月18日、「虹色ミラクル」と「Fate of the World」収録CDが7月16日に発売されることが告知されていた。最後は原が「3カ月も長い間上映して頂けたのも、プロデューサーさんの力のおかげだなって思います。こうやって皆さんにお会いできて、すごくすごく嬉しいです。これから先も素敵なことが起こればいいなと思います」と挨拶。沼倉は「アイマスに関わって色々なことをさせて頂いて、劇場版を見て、いつも最後はアイマスっていいなって思えるのは本当に幸せだと思います。これからも幸せを噛み締められる日々が続いて、プロデューサーさんたちと分かち合っていければと思います。今日まで見てくださった方、本当にありがとうございました。これからもたくさんたくさんお会いできるように頑張ります!」。今井は「私が初めて千早さんに出会ったのは2002年の12月でした。そこからいろんな経験を経て、アイマスは世界中の人に愛されるようなコンテンツになりました。これからもいろんな形でアイマスをお届けできると思います。それがどんな形であっても、アイマスが好きでよかったと思ってもらえるように、私たちはこれからも頑張っていきたい、関わっていきたいと心から思っています。本当に、今日までありがとうございます。これからも、アイドルマスターをよろしくお願いします!」と語っていた。そして劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』最後の舞台挨拶は、中村の「プロデューサーさん、輝きの向こう側へ、これからも私たちを連れて行ってください!」の言葉で幕となった。(C)NBGI/PROJECT iM@S
2014年04月12日劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『蒼の乱』の製作発表が1月30日、都内で行われ、天海祐希、松山ケンイチ、早乙女太一、高田聖子、平幹二朗らキャスト陣と、演出のいのうえひでのり、脚本の中島かずきが顔を揃えた。劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『蒼の乱』チケット情報作品は平将門伝説をモチーフにした中島かずきの書下ろし。日本の平安時代をイメージした架空の国を舞台に、渡来衆を束ねる女の長・蒼真(そうま)と坂東の若武者・将門小次郎が運命的な出会いを果たし、新たな国作りへと踏み出していく姿を描く。演出のいのうえは「ここ数年のいのうえ歌舞伎はヘビーな内容のものが多かったが、今回は原点に帰って、さわやかで少し軽めの舞台になると思う。主演に天海さんを迎えられたことも大きい。天海さんは現実離れした役が光る(笑)、スケール感のある女優。国盗りをテーマにスケールの大きな舞台になれば」と話す。天海は女長・蒼真を演じる。劇団☆新感線の舞台は4年ぶり3度目。「また新感線に出させていただけるということで本当にうれしく思っています。“人間離れ”した部分があるとするならば、思う存分舞台で発揮したい。今回は恋もあるというので楽しみ」と笑顔。その相手役が松山で、夫となる若武者・将門小次郎を演じる。新感線の舞台は今回が初参加。「先日本読みをしまして、初めて本読みで大笑いしました。そのぐらい楽しい舞台。早くみなさんにお届けしたい」。天海との共演については「“人間離れ”した(笑)天海さんの夫になるには、僕も“人間離れ”しなければいけない。バランスを意識していかなければ。今はまだまだですが、どう天海さんと夫婦になれるか稽古でつめていきたい」と意気込んだ。早乙女は謎の大盗賊・帳の夜叉丸を演じる。新感線へは3度目の出演だが、今回は実弟早乙女友貴が初参加。兄弟で華麗な殺陣シーンも披露する。「僕が新感線へ初参加したのも同じ17歳だった。並ばれてしまったのは悔しくもありうれしくもあります」と話していた。公演は3月27日(木)から4月26日(土)まで東京・東急シアターオーブ、5月8日(木)から27日(火)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。東京公演のチケット一般発売は明日、2月1日(土)午前10時より。
2014年01月31日東芝「ママゴコロ家電」の新製品発表会が9月29日、都内にて行われ、CMキャラクターの天海祐希が登場した。天海祐希のほかの写真東芝生活家電のCMキャラクターを務めて5年目となる天海は、「(5年は)とても早かったような気がします。5年目となると撮影の現場も凄くわきあいあい」とにっこり。新CMについては「いち早く新製品を触ることができるので、『こんなことになってるんだ!』『こんな風になったんだ!』と、発見がもの凄くいっぱいで、楽しいです」と語った。撮影で一番印象に残ったことを聞かれると、「それはやっぱり、声で操作できるエアコン。子どもの頃に『こんな風になったらいいな』って思っていた夢の生活のような感じ。びっくりしました」と新製品について語った。“ママ+マゴコロ”を形にしたママゴコロ家電は、省エネ設計でしっかりエコ、使い勝手がよくて凄くラク、先進機能でとってもかしこい、「エコ・らく・かしこい!」をテーマに新機能を搭載した冷蔵庫、洗濯機などを展開。新CMは10月以降よりオンエアされる。
2011年09月30日スティーブン・スピルバーグとロバート・ゼメキスが製作総指揮を務めた映画『リアル・スティール』の日本語吹き替え版で、女優の天海祐希が声優として参加したことがわかった。その他の写真『リアル・スティール』は、ロボット格闘技が主流の時代を舞台にした人間ドラマ。ボクサーとしての人生をあきらめていた男が、突如現われた息子との関係修復や自身の再起をかけ、旧式ロボットと格闘技に挑戦する姿を描いた作品だ。ヒュー・ジャックマンが主演を務め、『ナイト・ミュージアム』シリーズのショーン・レヴィ監督がメガホンを執っている。本作で天海が演じたのは、主人公を支える強くも優しいヒロイン役で「凛とした強さと信念を持った女性で、同性からも高い支持を得ている」ことから起用が決定した。天海はアニメ『崖の上のポニョ』で声優経験はあるものの、ハリウッド実写映画の吹き替えは初めてであり、「女優さんの素晴らしい演技を壊さないよう、心情に寄り添うように演じることが難しかった」という。また、天海は本作が“ロボット格闘技”を題材としているため、当初は「自分に合ってるかな?」と思っていたそうだが、鑑賞後は親子が絆を取り戻していく姿や、彼らと一緒に闘うロボットの奮闘する姿に胸を打たれたようで、「観た後で色々語り合いたい作品なので、恋人や家族、お父さんが息子を連れて行ってほしい。思わず泣いてしまう映画です!」と絶賛のコメントを寄せている。『リアル・スティール』12月9日(金)全国ロードショー(C)DreamWorks II Distribution Co.LLC All Rights Reserved.
2011年09月22日天海祐希が化粧品「アスタマックス」新CM発表会に出席12日、宝塚歌劇出身、女優の天海祐希(44)が、コーセーの化粧品ブランド「グランデーヌ ルクサージュ」の新エイジングケアシリーズの「アスタマックス」のイメージキャラクターとして、都内で行われた新CM発表会に出席した。新CMは竹内まりやのオリジナル曲「輝く女性よ!」が流れる中、明るく、行動的で若々しい輝きを放ち、多くの女性たちから支持され続けている、天海の若々しい顔が大きく映し出され、新製品をアピールしている。新製品「アスタマックス」は9月16日より発売開始されている。天海祐希が、外からも中からも放つ輝きの秘密は?エルザによると、新CM発表会に出席した天海は「予めいただいた製品をずっと使って撮影に臨みました。」「目のしわが浅くなって、肌もカサカサしなくなったと思います。鏡を見ると『いいんじゃない?』と感じられてとても満足しています」と話したという。天海が日頃より実践していることとして「よく食べ、よく寝て、よく笑うこと」「過去には戻れませんから、今の自分が一番若いんです。40代になってからは、色んなものなるべくキープする努力をするようになりました。努力した結果に得たものには充実感や達成感があって、自分に自信がつきますから」と天海らしい人生観も語った。元の記事を読む
2011年09月21日「劇団☆新感線」の人気公演をスクリーンで甦らせたゲキ×シネ『薔薇とサムライ』が6月25日(土)に公開を迎え、古田新太と天海祐希の主演コンビが東京・新宿の新宿バルト9で行われた舞台挨拶に登壇した。海を渡り、イスパニアで海賊の用心棒となった石川五右衛門とその“盟友”の女海賊で王家の血を引くアンヌの活躍を描く。舞台公演をふり返り古田さんは「楽しかったですよ、僕は天海さんのファンなんで、近くで見られて嬉しかったです」とニンマリしつつ「あとは浦井(健治)さえいなければ…」となぜか浦井さんをライバル視?新感線の公演への出演は2度目となる天海さんは「素晴らしかったです。受け入れ態勢も万全で、私は自分のことだけしっかりやれば良いようにしてくださって」と感謝の弁。ゲキ×シネに関しても天海さんが「大騒ぎしながらみんなで見てました」と言えば、古田さんも「普段、自分の出ているシーンを前から見ることはできないので、自分に歓声を上げてました!」とご満悦だった。この日のイベントの様子は全国の劇場に生中継されており、2人が全国のファンから寄せられた質問に回答。「注目の役者は?」という質問に、古田さんは迷うことなく「浦井健治」とここでも“浦井プッシュ”。「かなりテンション高くて、奴は舞台上で自分が何してるのか分からなくなってましたから」と答え、天海さんも「みんなで『落ちつけ!』って言ってましたからね」とうなづいた。また、女海賊、そして女王として強いリーダーシップを発揮している天海さんに対して「理想のリーダー像は?」という質問も。天海さんが言葉を選びつつ「愛情を持って統率できる人ですね」と答えると、すかさず古田さんが「“あの人”には愛情が感じられないということで…」と、日本の政界をチクリと風刺するかのような横槍。天海さんが慌てて「私は何も言ってないですよ!」とストップをかけ、報道陣に対し「ペンを走らせてる場合じゃないですから!」と制止する一幕も。劇中さながらの2人のコミカルなやり取りに会場は笑いに包まれた。作品に関しては「絶対に楽しんでいただけると確信してます。熱さも疲れも日々の不満も吹っ飛ばして楽しんでいただければ」とアピール。さらに「新感線」に対しても「体力がなくならないうちに早いうちにまた呼んでほしい」とラブコールを送っていた。『薔薇とサムライ』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。■関連作品:薔薇とサムライ 2011年6月25日より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開© 2011, VILLAGE INC.■関連記事:古田新太×天海祐希インタビューコスプレ御免!“両想い”の2人が踊り狂う古田新太、天海祐希の絶賛に下ネタ&パパラッチネタで応戦!頼りになる“アネゴ女優”ランキングアンジーをおさえての1位は“BOSS”天海祐希!古田新太らキャスト登壇予定『薔薇とサムライ』完成披露試写会に10組20名様ご招待シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第14回)頼りになる“アネゴ”女優は?
2011年06月27日同じ舞台に立つのは、野田秀樹演出の「パンドラの鐘」以来11年ぶり2度目のこと。タイプもこれまで歩んできた道も異なるが、古田新太と天海祐希が揃って舞台の中央で肩を並べる姿は妙にしっくりし、“必然”という言葉が浮かんでくる。しかも今回は古田さんのホームであり、彼が“番頭”を自認する「劇団☆新感線」の公演。古田さんにとっては「五右衛門ロック」に続いてのハマり役である盗賊・石川五右衛門役で、天海さんは、煌びやかな衣裳をまとい、宝塚時代を彷彿とさせる凛々しさと美しさを兼ね備えた女海賊・旋風のアンヌとして、文字通り舞台を所狭しと暴れ回り、歌い、踊り狂う。昨年、大反響を呼んだ舞台がゲキ×シネ『薔薇とサムライ』としてスクリーンに復活!改めて2人に話を聞いた。10年の時を経ての再共演で改めて感じる“凄み”共演を果たす前から互いに“両想い”だったという2人。古田さんは、天海さんが宝塚にいたころからのファンであり、天海さんは舞台で見た古田さんに「一発でハートを奪われた」という。「(初共演前に)ある映画の違う現場で、古田さんが座っているのが見えて、走って行きましたからね(笑)。『古田さーん!』って」とまさに“ファン”そのものである。その年の数々の演劇賞と話題をさらった「パンドラの鐘」での初共演に、それから10年以上の時を経ての再共演。天海さんは改めて、古田さんの“凄み”についてこう語る。「古田さんは(外から)見ていて、存在が大きいんですよ。でも、一緒にお芝居させていただいて『何だろうこの人は?天才って本当にいるんだ』と感じました。ポンッと立つ位置が絶妙なんですよ。すごく自由でした。自由なのに決め事をしっかり守っていて、ひゃーって思いましたよ。ほとんど宝塚でのお芝居しか知らなかった私にノウハウを教えてくださいましたね。今回、こうやってまたご一緒させていただいて、やっぱり安心できる方なんですね。だからいろんな演出家の方が呼びたがるんだな、というのが分かりました」。映画の現場で「古田さーん」と走り寄ってくる天海さんを「あ、天海祐希がいる。ん?どんどん大きくなっていく(笑)」と見つめていたという古田さん。懐かしそうに笑みを浮かべ、当時をふり返る。「野田さんの芝居で共演したとき、うちの劇団の子が舞台上のゆりちゃん(※天海さん)を初めて見て、おれの控室に来て『あの人なんなんですか?あのオーラは!』って。おれはゆりちゃんのマネージャーみたいに『なっ?』って言ってました(笑)。今回の芝居でも、女海賊たちにゆりちゃんが『大丈夫だ、元気出せ』って言うと、もうメロメロになっちゃうんですよ。『てめぇ知ってんな、自分の威力を…』って思ってました(笑)」。ズバリその“威力”は、古田さん曰く「古い例えで言うとサミー・ソーサみたいな女優さんです(笑)。打ち取れる気がしねぇ」。すかさず天海さんが「いまの若い子たちは分かんないから!」と突っ込む。互いへの尊敬と称賛の思いをなんのてらいもなく口にしつつ、普段の2人のやり取りはどこか夫婦漫才のようだ。この日のインタビューは映画館内のカフェで行われたが、落ち着きのない子供のようにキョロキョロと客席を眺める古田さんに天海さんが「はい、ビールはまだですよ」。舞台上の五右衛門とアンヌの掛け合いそのまま。実際、壇上での2人の会話のシーンに関しても、「作りこむ」といった作業はほとんどなかったという。天海さんとのシーンについて、古田さんが明かす。「やり取りの中でストレスがないんですよ。テンポが良くて楽しい。五右衛門とアンヌもポンポンと掛け合いでやるツーカーな関係なのでちょうどよかった。相談するでもなく、2人で“作った”という感じでもなく。いのうえ(ひでのり/演出)さんの言う通り…まあ言うなれば“テキトーに”作った感じですね(笑)」。やりつくしたはずのキャラクターから見える新たな魅力自身が主人公を演じた作品で、“再演”ではなく新たに“続編”が作られるというのは大変なことであり、当然、役者として幸せなこと。釜茹の刑を生き延び、南の海で大暴れした五右衛門が本作ではイスパニアの海に渡り、海賊たちの用心棒を務めている。五右衛門というキャラクターへの思い、前作との違いを古田さんはユーモアたっぷりにこう説明する。「新感線としては、やり尽くしたキャラクターですよね。ちゃらんぽらんで女に弱くて、腕が立って頭がいいけどドジ。25年間ずっとやり続けてきたことで、僕としては飽き飽きしてるとこもあって『五右衛門ロック』のときは『もうお客さんも飽き飽きしてるだろう』って思ってたら、そんなことはなくてみんな喜んでくれた。そしたらおれも『あぁ、気が付けば10年ぐらい敬遠してこういう役やってなかったなぁ』って(笑)。だから『五右衛門ロック』のときは『またこれかよ』ってかなりイジけてるんです。今回は完全に吹っ切れて楽しんでますよ」。“キャラクター”という意味では、宝塚時代の役柄や、TVドラマなどでの強烈な印象もあって、少なからぬ人が天海さんに対し「男勝りの凛々しく、強い女性」というイメージを抱いている。本作のアンヌも女海賊であり、強い女王。一歩間違えば全てが“天海祐希”となってしまうタイプの似た役柄を、作品ごとに演じ分け、観る者を納得させるところに彼女の凄さがあるといえよう。だが似たタイプの役柄がオファーされることに女優として思い悩むところはないのだろうか?だが、彼女自身はこうした周囲のイメージを楽しんでさえいるようだ。「そこはもちろん良い点と悪い点どちらもあると思いますよ、ひとつのイメージで決めつけられるというのは。でも、望まれているうちはそれをちゃんと全うしようと思いますし、それがあってこういう役(=アンヌ)をいただけるのはすごくありがたいと思ってます。素の自分とのギャップ?それはもちろんどの役でもありますよ、みなさんが持たれるイメージとの差は。でもそこは、騙されてくれてありがとうって思いながらやってます(笑)」。ちなみにそのギャップとは?人々が持つ“美しく凛々しい天海祐希”の意外な素の部分は…。「いやいやいやいや!そんなことは企業秘密ですよ(笑)」宝塚卒業から十数年「いまだからできた役柄」今回は特に、海賊スタイルからドレス、軍服まで、天海さん自身「コスプレ系」と言うほど多彩かつ豪華絢爛な衣裳をまとっている。役柄も含め、宝塚時代からの彼女のファンにとっては、かつての月組の男役トップスターを彷彿とさせる姿と言えるが、宝塚への敬意と、そこで学んだ者としての誇りを込めて、彼女は胸中のこんな思いを口にする。「私の全ての基本になっているのは、宝塚で教わり、学んできたこと。そういう意味で、今回の舞台で特別に宝塚の経験が活きたとは思っていません。ただ、これだけの時間が経っていなかれば、また新感線じゃなかったらやろうと思わなかっただろうな、とも思います。決して私自身、宝塚のことを触れられるのが嫌なのではありませんが、きっちりと区別をつけなくてはいけないと思ってます。自分で区切りをつけて、『もう戻れない』という気持ちで外に出たわけで、それから男役を演じるというのは、宝塚に対して失礼なことだと思っていますから。そこ(=宝塚)は自分が大切にし、頑張ってきたところであって、自分の中の宝塚を傷つけてしまうような気がします。でも、今回のアンヌは女性役であり、新感線ということで、いのうえさんの味付けと中島さんの脚本、劇団のメンバーと一緒に『こういうやり方で、こんなことができるんだ』と思えた。確実に必要な時間だったと思いますが、この年数が自分を柔軟にしてくれたというか、『いまだからできた』という思いは強く感じています」。自分自身に対してではなく、大切にしているものへの“誇り”――これこそが天海祐希を美しくする。そして、やたらと“こだわり”が叫ばれる世の中で、「おれにはやりたい役はない。誰かが思いついたひどい役を嬉々としてやりたい」と言いきるこの“しなやかさ”こそが古田新太を自由人たらしめる。舞台上であいまみえる2人の表情、その輝きを堪能してほしい。(photo:Toru Hiraiwa/text:Naoki Kurozu)■関連作品:薔薇とサムライ 2011年6月25日より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開© 2011, VILLAGE INC.■関連記事:古田新太、天海祐希の絶賛に下ネタ&パパラッチネタで応戦!頼りになる“アネゴ女優”ランキングアンジーをおさえての1位は“BOSS”天海祐希!古田新太らキャスト登壇予定『薔薇とサムライ』完成披露試写会に10組20名様ご招待シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第14回)頼りになる“アネゴ”女優は?
2011年06月22日人気漫画を原作にした『カイジ 〜人生逆転ゲーム〜』の完成披露が15日(火)に行われ、上映前の舞台挨拶に主演の藤原竜也を始め、天海祐希、香川照之、光石研、佐藤東弥監督、そして原作者の福本伸行が上映前の舞台挨拶に登壇。タイトルに因んで“人生逆転”や“ゲーム”についてトークを繰り広げた。開口一番、「よろしくお願いします!」と絶叫した藤原さん。すばり、藤原さんにとって、人生逆転の転機となった出来事は?と尋ねると「僕は15歳で演劇の道に引っ張られたんですが、そうじゃなきゃ秩父の山奥で畑仕事してたと思います(笑)。それがいま、こうしてみなさんとご一緒してる。そう考えると、15のときが人生の転機だったのかな、と思います」との答えが返ってきた。香川さんは、自身のことはそっちのけで、高校時代はサエなかったパソコン好きの同級生が、自慢のパソコン技術で同級生たちの間でいまや“神”のように崇められている現実を語り「人生ってわかんないな、と思ってます」とコメント。「ちなみに僕は、その同級生たちの間でも細々と生きてます…」とポツリ、会場の笑いを誘った。光石さんは、小さい頃の「こどもの日」の思い出を披露。「抽選で当たるとお餅がもらえるんですが、僕は外れてあめ玉をもらって帰りました。次の日に学校行くと、お餅をもらった人があたって休んでまして…。小さな逆転劇を味わいました(笑)。全く“大逆転”とは言えないんですが…」と少し恥ずかしそうにふり返った。人生の大逆転(小逆転?)を告白する男性陣をよそに、天海さんは「私には、逆転しなきゃいけないことなど何ひとつございません!いまの状態で本当に幸せです」と力強く宣言。続けて「まだまだ、コン…いつかまた大逆転狙いたいかなと…。ううん、しなくても全然OK!」とやや不自然な笑みを浮かべながら答え、恐らく会場にいた多くの人の頭をよぎったであろう「結婚は?」という無言の問いかけを封じた。続いて映画に関連して、得意なゲームは?という質問が出ると、天海さんは「香川さんは、きれいなお姉さんたちとやる王様ゲームがお得意だそうです」と香川さんに代わって回答。監督は「ドラクエです」とかなり具体的な答えで会場の笑いを誘った。最後にマイクを握った藤原さんは観客に向けて「やれるかどうかじゃない、やらなきゃいけないんだ!」と絶叫して映画をアピール。会場は歓声に包まれた。『カイジ 〜人生逆転ゲーム〜』は10月10日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:カイジ 〜人生逆転ゲーム〜 2009年10月10日より全国東宝系にて公開© 福本伸行・講談社/2009「カイジ」製作委員会
2009年09月16日