長男が小学3年生に進級、次男が年少クラスに入園する直前の3月末に、夫の転勤が決まりました。当初は単身赴任をしてもらう方針で、次男は願書を出している幼稚園に予定通り入園するつもりでした。しかし、末っ子の長女はまだ2歳になる前。「父親と一緒に暮らしたほうが良いのでは」と考え、方針転換。夫に同行することを決心し、引っ越した地域でまた最初から幼稚園選びをすることになりましたが……。 私が希望する幼稚園の要件とは? 願書を出していた幼稚園には、長男も通っていました。文字活動や英語、体操、音楽などさまざまな活動ができる園です。また、給食が出るのでお弁当は月1回のみ。幼稚園バスは家の前まで来てくれました。 転居先でもそのような幼稚園を希望していたので、同行を決意してから転居先の幼稚園のリサーチを徐々に開始しました。しかし、引っ越し準備で忙しかったこともあり、じっくり調べることはできず……。4月の入園はあきらめることにしました。 転居先で幼稚園探しをおこなった結果は?引っ越し後、本格的に幼稚園の情報収集を開始。しかし、家の前まで来てくれる幼稚園バスはなく、週4日はお弁当が必要など、希望する条件とマッチする園は見つかりませんでした。英語や体操の活動をおこなう幼稚園はありましたが、どこも願書受付当日に定員となる人気の幼稚園。空きはありませんでした。 空きがある幼稚園の中で「ここなら何とか妥協できる」と思える園もありましたが、家からかなり遠く利用しづらい状況。年中からの入園も視野に入れ、決断できずにズルズル過ごしました。 幼稚園、保育園の他に知った第三の選択肢ある日、あるこども園が未就園児親子を対象に、週1回開催している育児支援の活動に参加しました。現地で仲良くなった、次男より1つ年下の子どもを持つママから「来年はここの園に通う予定だ」と聞きました。1歳くらいの小さな子が登園している園だったので、私はその園をてっきり保育園だと思っていました。 しかし、話を伺うと、こども園なので保育要件を満たさなくても通える枠があるとのこと。英語や体操、音楽活動などわが家が希望する活動があり、さらに給食は毎日提供されることがわかりました。願ってもない好条件の園だったので、空きを確認の上、入園を決断しました。 以前住んでいた地域の幼稚園は家の前までバスが来る園がほとんどで、給食も当たり前。一方、転居先の地域はその逆でした。私は幼稚園選びを通じて、地域によって傾向があるのだと思いました。もともと入園予定だった幼稚園は入園直前でも空きがあったので、引っ越し前は園選びでこんなに苦労するとは思ってもいませんでした。こども園という選択肢があることを知り、条件に近い園に入園することができたことはラッキーだったと考えています。著者:福田ひろみ2男1女の母。3人の子どもはそれぞれ12歳、8歳、6歳で、性格は三者三様。頑固でワガママな真ん中っ子の対応に苦戦しつつ、夫は単身赴任中につき、ワンオペで子育てしている。
2022年12月12日突然、夫の転勤が知らされたのは、2人目がもうすぐ1歳を迎えようとしていた冬でした。当時の私は育児休業中。1カ月後には2人目もこども園に入れて、職場復帰予定でしたが……。コロナ禍とも重なり、新しい土地での保活は難航。知り合いゼロの土地で、2歳と0歳の子ども2人と私で日中を過ごすことになったのです。ワンオペでも快適に過ごすために、私がおこなったことや、活用したサブスクを紹介します。ワンオペ状態で幼児と引きこもり生活はじめのころは支援センターに行って、地元のママや保育士さんに地域のことを教えてもらっていました。休日に過ごすのにおすすめの公園、ショッピングモール、ゴミ捨て場についてなどなど……。ですが、そのうちコロナ禍で外出自粛生活が始まり、支援センターはお休み。子どもの遊び場も公園も閉鎖状態になってしまいました。 家の中でちょっとしたお菓子作りをしてみたり、届いたチラシを丸めたり破ったりして遊んでみたり。夏にはベランダでちょっとした水遊びをしたこともあります。ずーっと家にいるのも息が詰まるので、人の少ない時間を選んで閉鎖していない小さな公園に行ったり、近所を散歩したりもしました。 サブスクリプションサービスなどを駆使家の中で幼児2人と過ごす毎日で、私も息が詰まることがありました。そこで、頼れるものはフル活用しなくては!とさまざまなサブスクリプションサービスを利用し、ストレスを軽減。コロナ禍をきっかけに、私が利用したサブスクやその他サービスを挙げていきます。【食材宅配サービス+ネットスーパー】コロナ禍でなくても、2歳と0歳の子ども2人を連れて買い物をするのは重労働でした。それならばと、家に居ながら買い物ができるサービスをフル活用! 週に1回ほど定期的に食材やミールキットを宅配してもらえるサービス(Oisixやコープ)を利用。また、サブスクではありませんが、その日や翌日に注文した食材を届けてもらえるネットスーパー(イオンネットスーパー)を利用したりしていました。 【おもちゃレンタルサービス】子どもにはさまざまなおもちゃで遊んでほしかったので、私は2カ月ごとに好きなおもちゃをレンタルできるサービス(ベビーファン)を利用していました。価格の高いおもちゃも、レンタルで体験できるのはよかったです。また、同じおもちゃに飽きてしまったり、子どもが気に入らなかったとしても、レンタルなのでノーダメージでした。気に入ったものは購入できたので、子どもたちに合うおもちゃを知るきっかけにもなりました。 【動画配信サービス】動画を見せすぎることに抵抗がありましたが、ずーっと家に居て家事もこなさなければいけないので、割り切って頼ることに。わが家では家事をしている間は見せる、とルールを決めて活用していました。 【Amazon】生活必需品は、Amazonを始めとするネット通販を利用。子どもを連れて重い荷物を運ぶのは大変だったので、とても助かりました。当時はアパートの3階に住んでいたので、配送業者のお兄さんには感謝しかありません。 頼れるものに頼る!ママの元気がいちばん!知り合いがいない土地で、私が頼れるのは夫だけ。だからこそ、あまり期待はしすぎず、必要なことを具体的に伝えて頼るようにしました。例えばゴミ出しも、はじめのころは私がおむつ含め家中のゴミ集めをして、あとはゴミ出しをするだけにしてスタンバイ。夫はゴミ捨て場へ持って行くだけでしたが、ゴミを集める必要があること、それが地味に大変なことを伝えたところ、徐々にやってくれるように! やってもらえたときは大袈裟に褒めるようにしました。 また、毎日家にこもってごはんを作っていると、ずーっと台所に立っている日も……。そこで、お惣菜でもベビーフードでもいいので、無理せずに出来合いのものを購入。今でもごはんを作る気力が湧かないかも……という日は、テイクアウトや外食を利用しています。その分気持ちに余裕も生まれて、子どもとも楽しく過ごすことができています。それから、時短家電(食洗機・ロボット掃除機)をフル活用しました。初期費用はかかりますが、子育てに追われる中で、それに見合った便利さはあったと思います。ちなみに、わが家は購入しましたが、家電もレンタルサブスクリプションサービスがあるようです。 私はママがご機嫌で過ごせることが、家族にとっても良いことだと思っています。そのために、いろいろなものを活用したり試したりしながら過ごしていましたが、わが家にはその方法が合っていました。コロナ禍真っ只中で、正直つらいと感じることも多くありましたが、子どもとの楽しい時間を増やすことに繋げられたのでよかったです。著者:三崎 まよ5歳3歳の男の子ママ。男3人に囲まれて生活しています。元フルタイム勤務、現在はアラサーです。転勤族。
2022年11月25日息子が1歳になったばかりのころ、夫が海外に転勤となりました。私と子どもも数カ月遅れで夫が待つA国へ出発。夫は激務で頼ることができず、海外で孤独な日々が続きました。精神的に追い込まれこのままではまずいと思い立ち、絶対にいらないと思っていたママ友付き合いを始めたことで生活が一変したのです。現在妊娠・出産・子育てをする多くのママたちが直面している「孤育て(孤独な子育て)」。ベビーカレンダーでは、新型コロナウイルス流行により人と関わることができず、各家庭だけで子どもと向き合う子育てを強いられ、閉塞感や孤独感を抱えながら子育てをしている、今の子育ての実態を特集でご紹介します。 激務な夫とすれ違い、孤独な子育て言葉もわからず知り合いもいないA国で、私が頼れるのは夫だけでした。しかし、日本で働いていた比ではないぐらい仕事が忙しく、プレッシャーもあり、夫はいつもピリピリして常に何かに追われているような状態でした。 1歳の息子は慣れない環境で激しい夜泣きが続き、よく眠れなかったせいで日中もグズグズ。後追いも拍車がかかり、いつも家中に息子の泣き声が響きわたるように。誰にも頼ることができず言葉も通じない海外で、夫婦関係も子育てもうまくいかず、本当にどうしたらいいのかわからなくなっていました。 それでもママ友は作りたくない理由精神的に追い詰められ夫に相談したところ、「本当に申し訳ないと思っているけど、どうしても仕事が忙しくて何もしてあげられない。ごめん……。ママ友とか外で友だちを作ってみたらいいんじゃない」と提案されました。私は人付き合いが苦手で、特にママ友は面倒くさいという偏見がありました。どんなに孤独でもママ友は作りたくないと思っていたのです。 しかし、ある日公園で遊んでいると、同じマンションの日本人の方が急に私たち親子に話しかけてきてくれたのです。話しかけてきてくれた方も子どもがいて、「長くA国に住んでいるから、困ったことがあれば何でも聞いてね」といろいろと気にかけてくれました。 初めて話したにもかかわらず、あまりにもやさしく親身になってくれる姿勢に、最初は裏があるのではないかと疑ってしまいました。しかし、話しているうちに本心であるということがわかり、そのうちママ友と呼べるくらいの仲になっていったのです。 意を決して子育てサークルにも参加!ママ友から他のママ友を紹介してもらい、そのママ友から子育てサークルを紹介され、ママ友の和はどんどん広がっていきました。現在は、日本人ママとその子どもが集まる子育てサークルで役員をするまで交流が増えたのです。 夫の愚痴や深刻な悩みを打ち明けるほどの仲ではありませんが、ネットで調べても絶対にわからない現地の情報をサークルの先輩ママ友から教えてもらったり、たまにあるランチ会で気分転換できたり、習い事や趣味を見つけて楽しんでいるママ友を見て励まされたりしています。毛嫌いしてきたママ友付き合いですが、今ではママ友のおかげで、“孤育て”が少しラクになったのです。 当初は参加したくなかった子育てサークルでしたが、今はあのとき話かけてきてくれたママ友に感謝し、あのとき意を決して他人と関わろうとしてよかったと思っています。正直、現在も海外での子育ては孤独を感じることがあります。しかし、せっかく貴重な経験ができている今を楽しもうと、ママ友のおかげで前向きになることができました。 著者:米久 熊代1歳児男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。
2022年10月08日夫の仕事の関係で、私たち家族はいわゆる転勤族。3年に1度、引っ越しをしなければなりません。そんな転勤族の私たちが、たまに言われる「転勤族なの? 子どもがかわいそう!」というひと言……。引っ越しや転園、転校、単身赴任があるからでしょうか。気にしないようにしていても、なんだかモヤっとするそんなひと言を流せるようになった私の気持ちの変化をご紹介したいと思います。 「転勤族なの? 子どもがかわいそう!」私たち家族は転勤族。夫の仕事の関係で3年に1度、全国を範囲に引っ越しをしています。そのため、子どもの幼稚園の転園や小学校の転校などは、避けられません。そんな私たち家族の事情を知って、たまに「子どもがかわいそうね」と言ってくる人がいます。 心から同情しているように言われるのですが、私は毎回傷ついていました。「気にしても仕方がない」と流しても、しばらくするとモヤモヤと悲しく悔しい気持ちを思い出してしまうのです。 どうしてモヤモヤするのだろう?普段、私は人から傷つくようなことを言われても、流すことができます。しかし、このひと言は私の心に引っかかり、どうしても流せませんでした。夫に相談すると、「実は誰よりもあなたが気にしていることだったんじゃないの? 」と言われ、私はハッとしました。 「引っ越しや転園することは、子どもにとってかわいそうなことなのではないか」……。思い返せば、誰よりも私自身が心の中で考えていたことだったのです。 転勤族の暮らしを私たち家族らしく楽しもう!転勤族の暮らしに慣れてきたころ、私は少しずつ「転勤族って、移り住む土地の文化や人を堪能できる魅力があるのでは?」と考えるようになりました。そして次第に、「転勤族の暮らしを、私たち家族らしく楽しもう!」と考えが変わり、実際、その土地の食文化や方言、地域のお祭りなどを楽しんで暮らすようになりました。 私たち家族らしく、転勤族の生活を楽しめるようになったとき、「子どもがかわいそう」と言われたモヤモヤがすっかり晴れ、気にならなくなったのです。 私の場合、「転勤族? 子どもがかわいそう! 」と言われ悩んでいたのは、実は誰よりも私自身が心の中で「引っ越しや転園することは、子どもにとってかわいそうなことなのではないか」と思っていたからでした。今後、子どもの性格や私たちの環境によって考え方も変わっていくでしょうが、家族で話し合いながら前向きに過ごしていきたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師REIKOイラストレーター/まっふ著者:藤野 まい2歳男児の母で、ただいま第二子(男児)を妊娠中。インテリア業界出身で、結婚を機に退職。現在は、転勤族の暮らし・子育てをより楽しむためのインテリアの工夫や、転勤族ならではの生活の楽しみ方や、悩みについて記事を執筆している。
2022年08月12日転勤族のわが家は、夫の転勤に伴い日本各地を引っ越しながら生活していました。まだ新型コロナが流行していなかった約2年半前、そんなわが家にまた転勤のお知らせが。なんと今回は海外への転勤! 私が2人の子どもを育てる母として選んだのは、「孤育て」の道でした。夫と離れて暮らすこと、子どもたちの気持ち、私自身の気持ちを考えて夫婦でどのように決断するに至ったかお話しします。現在妊娠・出産・子育てをする多くのママたちが直面している「孤育て(孤独な子育て)」。ベビーカレンダーでは、新型コロナウイルス流行により人と関わることができず、各家庭だけで子どもと向き合う子育てを強いられ、閉塞感や孤独感を抱えながら子育てをしている、今の子育ての実態を特集でご紹介します。 激務の夫の海外転勤に私は…!?サラリーマンの夫は転勤が多く、わが家は転勤族。夫の転勤はいつも突然決まり、結婚してから2年おきに違う都道府県へ引っ越しています。子どもが0歳・2歳のころ、また転勤の知らせがきました。 行先はなんと海外! いつもは文句を言わずに転勤先へついて行っていた私でしたが、今回は今までと事情が違います。保育園にもまだ通っていない子どもたちを連れて海外暮らしを始めるというのは、私には想像がつきませんでした。 夫と真剣に話し合い夫は今回も当然、家族で転勤先に引っ越すと決めていたよう。私はそんな夫に、どのようにして自分の不安な気持ちを理解してもらおうか悩みました。まずは私が海外転勤について行くことに悩む気持ちがあることを伝え、夫はどうしたいのかを聞きました。 真剣にお互いの気持ちを伝え合い、2人で妥協点をさぐる日々。夫から「子どもにパパのいない生活させるのはかわいそう」と言われたことで、家族一緒にいることが一番かもしれない、そのために私が無理をする必要があるのかも……と悩みました。 “孤育て”の道を選んでみると…夫との話し合いの結果、日中子どもの世話をしている私の意見を尊重してくれることに。子どもを保育園に入れることもできない海外は、子育ての負担が大きすぎるから、保育園に入れられる日本で子育てしたいと望みました。 夫について行かず、子どもたちを日本で育てる“孤育て”を選んだのです。実際に孤育ての生活が始まると、苦労が多かったです。しかし、「言葉も通じない知らない土地で、1日中自宅保育するよりはましだ」と自分に言い聞かせていました。 家族一緒に生活するのが当たり前だと思っている夫に、ついて行かない選択肢があることを伝えるのはかわいそうだと思って一度はためらいました。しかし、私も自分の不安や子育ての負担ばかり増えるのは嫌だったのです。この選択が私たち家族にとってよかったのかはまだわかりません。今回の経験を通して、夫と2人で家族のあり方の理想を語り合えたことはいい経験になりました。 著者:三宅ちよこフリーランスとして働きながら一男一女を子育て中の母。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、株や不動産投資を副業としている。ライターとして主婦のためのお得な情報や子育てに関する体験談を執筆している。
2022年08月03日息子が1歳のとき、夫の海外転勤に同行することになりました。知り合いもおらず、言語もまったくわからない状態で頼れるのは夫だけでしたが、肝心の夫は現地でできた友人と連日飲み会へ。夫に飲み会の回数を減らしてほしいと伝えると、大激怒されてしまったのです……。 夫の海外転勤で“孤育て”に息子は赤ちゃんのころから夜泣きをするほうで、1歳になってからも相変わらず夜泣きは続いていました。環境の変化の影響か、海外に到着してから夜泣きは特にひどくなりました。私が抱っこをしようとしても何かにおびえるように後ずさりしたり、手足をバタつかせたりして甲高い声で泣き叫ぶ日が続いたのです。 毎日の寝不足に加え、初めての海外生活に私はとてつもない孤独を感じていました。周りに知り合いは居ないため頼れるのは夫だけでしたが、激務のため夫も自分のことで精一杯という感じ。「仕事だから仕方ない。私たち家族のために夫は頑張ってくれている」と自分に言い聞かせて、ワンオペ育児を頑張りました。しかし、だんだんと夫の行動に疑問を持つようになったのです。 自分の時間を確保できている夫海外生活がスタートしたころは、仕事が忙しくても夫は時間をつくってくれ、家族みんなで近所のスーパーに行ったり公園で息子と遊んだりしてくれました。しかし、海外に来てから1カ月が過ぎたあたりから、夫は仕事帰りに趣味のジムに行くか、現地の友人たちと深夜遅くまで飲みに行くように。夫はよく「仕事がプレッシャーだ」と私に言っていたので、私も夫にリフレッシュしてほしいと思っていました。 しかし、飲み会で日付が変わってから帰宅する夫と顔を合わせるのは朝ごはんの時間だけ、という日が多くなったのです。夫は泥酔した状態で帰宅したのか、スーツなどがリビングに散乱、お風呂にも入らず、トイレも流さず寝てしまっている状態。私はひとりで夜泣き対応をして早朝覚醒の息子を見ながら、夫が散らかした物を片付ける日々に毎朝うんざりしていました。 連日の飲み会を指摘すると夫が激怒同じ親なのに意識や行動がこうも違うのかと、夫に対してだんだんと怒りと悲しみが込み上げました。意を決して夫に、飲み会に行き過ぎていると思うこと、行くなら自分のことはしっかりやってほしいこと、私も慣れない海外生活と子育てで大変で頼れるのはあなただけだと伝えました。 すると夫は「俺も仕事が大変なんだよ! 何回も言ってるだろ! 理解してくれよ!」となぜかものすごいけんまくで激怒されたのです。私は今まで我慢していたものがプツンと切れてしまい、「もう無理!」と言って家の外に飛び出しました。時刻は金曜日の22時、息子を寝かしつけたあとでした。 夫から鳴り止まない電話とLINE私は夫に対する怒りで感情的になりながらも、「息子は寝かしつけたばかりだからしばらく起きないし、夫は次の日休みだから、少しの間私が外出しても仕事に響かないだろうし大丈夫」と考えていました。でも、万が一何かあってもすぐ対処できるよう、自宅マンションのロビーのソファに座って何をするわけでもなく、ただボーッとひとりの時間を過ごしました。 5分も経たないうちに夫からの電話とLINEが鳴り止まず、家を出てから15分で帰宅。最初こそ言い合いになりましたが、夫はその日を境に飲み会の回数を少し減らしてくれ、息子と私との時間を大切にしてくれるように。自分の身の回りのこともやってくれるようになりました。 今思うとお互いに自分ばかりが大変だと思って、相手を変えようと必死でした。未だに夫と喧嘩をすることはありますが、仕事や育児にかかわらず、経験したことがないことこそ軽く考えずに、相手を思いやる気持ちを大切にしなければと感じた出来事でした。 作画/キヨ著者:米久 熊代1歳児男児の母。人材会社や人事の仕事を経験し、夫の転勤を機に退職。現在はフリーランスとして前職関係の仕事とライターをしながら、プレママ・新米ママ向けブログを運営中。
2022年07月26日娘が幼稚園に入園する予定の春、夫の転勤が重なってしまいました。見学へ行って決めていた幼稚園へは入園できなくなり、また選び直すことに。転勤先での幼稚園探し、家探し。いろいろ重なり、幼稚園はあわただしく決めることになりました。その結果……。住んでいた街での幼稚園選び娘が3歳の春、年少クラスから幼稚園に入園する予定でした。入園前の春から夏にかけてインターネットで調べたり、ママ友に話を聞いたりして、いくつかの幼稚園に絞り資料をもらっていました。そして秋ごろには、見学に行って娘が一番楽しそうにしていた幼稚園に決定。 夫からそろそろ転勤かもしれないという話を聞いていたので、幼稚園に事情を説明し、転勤がないとわかってから申し込む、ということにしてもらいました。そして年が明けて2月ごろ、やはり4月に転勤との辞令が……。決めていた幼稚園へは通うことができなくなってしまいました。 またゼロから幼稚園の探し直し転勤先は、そのとき住んでいた場所からは飛行機でなければ行けない距離で、入園前に見学をするのは無理だろうなとあきらめていました。その街には住んだことがなく知り合いもいなかったので、まずはインターネットでリサーチ。そのなかから気になる幼稚園に問い合わせをし、募集人数に空きがあるかを確認。 残念ながら第一希望の幼稚園は募集を終了していましたが、まだ園児募集中だった幼稚園2カ所から資料を郵送してもらいました。そして、その資料を娘と見ながら、こっちにしよう! と入園する幼稚園を決定。電話で問い合わせた際に話した先生や事務員の雰囲気、また資料のわかりやすさも幼稚園を選ぶポイントになりました。 引っ越し、そして入園わが家の場合は幼稚園を先に決めてから、そこから近く幼稚園バスが通る範囲内で住む部屋を探しました。引っ越し日の関係で入園式には出られませんでしたが、引っ越し後すぐに入園手続きをすませ、次の週から通うことに。 他の子はもうすでに慣らし保育が終わっていて、娘だけあとから入ることにとても不安でしたが、先生たちのおかげで初日から泣くことなく楽しい時間を過ごせたようでした。 4月に転勤と入園が重なり、あわただしく決めた幼稚園でしたが、結果的に娘が楽しく通える幼稚園に巡りあえてよかったです。ただ今思えば、すぐに入園しなくてはと考えずに、引っ越してからいろいろ見学して、それからゆっくり決めても大丈夫だったのかなと思います。ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:斉藤 ひかり7歳女児、4歳男児の母。転勤族。結婚前に音楽業界で働いていた経験を生かし、主に音楽・エンタメ・子育て関連の記事を執筆中。
2022年07月24日現在5歳になる第1子を妊娠しているとき、夫の転勤で遠方に引っ越しをしました。初めての出産、育児で不安だらけ。土地勘もなく知り合いもいない場所で、頼れるのは夫だけ。その夫も海外出張などでいないことが多く、孤独を感じていました。妊娠中の引っ越しで苦労したこと、どのように乗り越えていったかをお伝えします。現在妊娠・出産・子育てをする多くのママたちが直面している「孤育て(孤独な子育て)」。ベビーカレンダーでは、新型コロナウイルス流行により人と関わることができず、各家庭だけで子どもと向き合う子育てを強いられ、閉塞感や孤独感を抱えながら子育てをしている、今の子育ての実態を特集でご紹介します。 妊娠中の引っ越しで経験した孤独感わが家は夫の転勤のため、第1子妊娠8カ月のときに遠方へ引っ越しました。そのころはおなかもかなり大きく、体を動かすのが精一杯。新しい土地のこともよくわからないため、きちんと子育てできるのか不安でした。そこで私は引っ越し先で知り合いを作るべく、マタニティヨガに申し込みました。 しかし、引っ越しのストレスなども重なって体調が優れなかったため、医師から許可がおりず、家の中で悶々と過ごしていました。引っ越し前に教わったヨガを思い出しながらやってみましたが、ふと孤独感に襲われていました。 そんななかでも、同じ時期に出産予定の旧友とSNSで情報交換することで、少しだけ不安や孤独を紛らわせることができました。 外へ出て、リフレッシュを試みると……長女を出産し、生後3カ月を過ぎたころから、お散歩をするようになって少しずつ外に出かけるようになりました。買い物など、少しでも外に出ることで親子ともにリフレッシュになっていたと思います。 長女が生後5カ月を過ぎたころから友だちが欲しくて近所の児童館にも行ってみました。しかし、周りは1歳くらいの子どもが多く、生後5カ月の長女を何で遊ばせたらよいものか悩んでしまいました。 私はもともと人見知りであるため、自分から声をかけることができませんでした。スタッフの方が親切に声をかけてくださいましたが、長女が泣いてしまい、あまり話せずに帰宅しました。子育てサロンなどでも、すでにママ友同士の輪ができていて、輪に入っていけない自分に嫌気がさしてしまい、リフレッシュにはなりませんでした。 頼りの夫が海外へ出張長女が生まれてから、夫は早く帰宅し、夕飯の支度をしてくれたり、お風呂に入れるのを手伝ってくれたり、何かと協力してくれました。話も聞いてくれて、長女の夜泣きがひどくて私がイライラしてしまっているときは、私の代わりに朝までずっと抱っこひもで長女を抱っこしてくれて、とても頼りにしていました。 しかし、月に1度、1週間から2週間ほど海外出張があり、その期間は孤独な子育てでした。ファミリーサポートの方が来てくださいましたが、朝から晩まで長女と2人きりの状態になると、不安と孤独感でいっぱいでした。 家族でのおでかけと、周囲の方の声かけが救いベビーマッサージや子育てサロンなどに参加しても周りのママたちと打ち解けられなかったため、足が遠のいたままになっていました。週末に夫がショッピングモールや動物園に連れて行ってくれることが、私の唯一の楽しみでした。 また、予防接種のときに病院のスタッフさんたちがでやさしくしてくださったり、散歩中に年配の方が声をかけてくださったりするのが救いでした。結局友だちはできずに、長女が生後7カ月になったころ。再び夫の転勤が決まり、遠方に引っ越しました。 初めての出産は期待と不安でいっぱいで、さらに引っ越しが加わってしまい、私は精神的に追い詰められていました。SNSで旧友などと情報共有することで、なんとか孤独な日々を乗り越えることができました。また、産後の健診や予防接種などで人と話すことで孤独が少しまぎれたように思います。近所を散歩していたときに声をかけてくださった方々には、感謝の気持ちでいっぱいです。 監修/助産師REIKO著者:大葉香苗5歳と2歳の2児の母。転妻歴10年。慣れ親しんだ土地から離れ、アウェイ育児の真っ最中。趣味は折り紙と工作。
2022年07月11日都会での子育てを前提に、産後の楽しいことばかりを考えて過ごしていた妊婦時代。出産予定日まで残り2カ月を切ったとき、転勤族の夫に出た辞令はまさかの「地方転勤」でした。知り合いなし! ママ友なし! ペーパードライバー! 里帰り出産を終えて地方入りした私を待っていたのは、孤独な毎日でした。 地方転勤なんて聞いていないよ!私は出産するまで都市にしか住んだことがなく、妊娠中も都市での子育てを前提に近くの支援センターを見学したり、先輩ママとの交流を深めたりしていました。夫は転勤族でしたが当面は転勤の予定もなく、仮に転勤があったとしても主要都市だと言う夫の言葉を信じて疑いませんでした。 しかし出産予定日まで残り2カ月となったとき、夫から1本の電話が。「ごめん。転勤になった! しかも地方だった」という夫の言葉を聞いて、私は目の前が真っ暗になりました。 夫の転勤予定の地は夫の会社内でも「陸の孤島」と噂されていて、都会からのアクセスが非常に悪く、車がないと身動きの取れないような場所。ペーパードライバーの私にとって、交通手段を断たれたようなものでした。 想像していた以上に孤独な地方での子育て幸いにも里帰り出産することが決まっていたので、里帰り先での生活は不自由なく過ごすことができました。地方に行くことが恐怖にしか思えず、ずっと実家にとどまっていたいとさえ思うことも……。子どもが生後3カ月になり、私たち親子も夫の待つ地方に向かう時が来ました。 地方での生活は想像していた以上に孤独で、車社会であったことから町を散歩していても人が歩いている姿はほとんどありませんでした。私は長年のペーパードライバーなので、泣き続ける子どもを乗せて運転の練習をする勇気もなく、孤独な生活に耐える毎日。誰もいない道をベビーカーに子どもを乗せて散歩していると、寂しさから不意に涙が流れることもありました。 運命を変えた! 同じ境遇のママとの出会い子どもが生後5カ月のころ、私は孤独な毎日を変えたいと思い、支援センターやママの集まりなどを必死で探しましたが、どこも遠くて車で通うことが前提の場所ばかり。唯一、近所の公民館で「0歳児親子向けのリトミック教室」が新規開催されることを知り、即座に参加希望の連絡をしました。 ドキドキしながら教室に参加すると、そこにいたのは私と同じ転勤族のママたち。境遇が似ていることもあり、すぐにみんなと打ち解け、たくさんのママ友ができました。毎週リトミック教室に通う時間がとても楽しみで、レッスンを受けているときは孤独を忘れることができました。 地方育児もなかなか楽しいママと育児の悩みを共感しあったり、気分転換に一緒にランチをしたりできるまでになり、孤独だった育児が楽しい毎日へと変わっていきました。そして、今まで知らなかった地方のグルメやおすすめスポットを、ママ友たちと一緒に開拓するようになりました。 地方育児の良いところは、なんといっても自然がいっぱいでのんびりと子育てができるところ。毎日泥んこで元気に遊んで、家の玄関にカブトムシが止まっていたことも! もっと地方育児を楽しみたいという思いから、勇気を出して運転の練習もして行動範囲が広がり、ますます地方育児が楽しくなりました。 地方で育児を始めた当初は、地方の悪い面ばかりに目が行き、地方育児をまったく楽しめませんでした。当時、孤独な生活から私たち親子を救ってくれたママ友たちには感謝してもしきれないほどです。自然たっぷりの地方環境でママ友たちと協力し合いながら子育てできたことは、自分にも子どもにとっても良い経験となりました。 イラストレーター/ちひろ著者:斉藤菜々子4歳と2歳の男の子のママ。夫は転勤族で3回の引っ越し経験有り。「子育て」「ファッション」ジャンルを中心にライターとして活動中。ワンオペでの子育てに悩み、解決の糸口になればと保育士資格を取得。 監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
2022年07月07日このお話は作者ツムママさんに寄せられたエピソードを漫画化しています。■前回のあらすじ「財布を忘れた」というママ友のお茶代を立て替えたことが、あんなに大きなトラブルになるなんて…。この時はまだわかっていなかったのでした。■夫の転勤で引っ越しが決まり…■知り合いが誰もいない街での生活に不安を抱える突然知り合いが誰もいない土地へ引越しすることに。泣きじゃくる息子をなだめる一方で、自分自身もまた、不安な気持ちになるのでした。次回に続く「ママ友の財布」(全56話)は17時更新!
2022年06月25日現在1歳10カ月、8カ月の姉妹を育てるしまちゃんさん(仮名)の“孤育て”体験談をマンガ化。長女0歳、妊娠7ヵ月の頃に夫の転勤が決まり、引っ越し作業をサポートするため義母が手伝いに来てくれることに。しかし、負担が減ることはなく……。 サポートに来たはずの義母が…長女10カ月、次女妊娠7カ月の時に静岡県から兵庫県への転勤が決まりました。新居となる宿舎には、夫の出勤日の10日後まで待たないと入居できないため、それまではホテル住まいになるとのこと。つかまり立ち盛りの娘とホテルで10日間も過ごすのは難しいと判断し、夫だけが先に兵庫県へ向かうことになりました。 残された私のところへは、義母が手伝いにきてくれることになりました。しかし、お腹が張る中でも長女をおんぶして引っ越し準備、家事、義母の買い出しまでこなさなければならず、むしろ大変さは増す一方でした。 引っ越し当日も、業者対応から清掃、移動の手配まですべて自分でおこない、本当に疲れました。 義母が放ったまさかの言葉に愕然無事に夫と合流できたものの、疲労が溜まり、お腹の張りが激しくなってしまいました。さらに長女の世話もしなければならず、本当にいっぱいいっぱいでした。 新居にはエレベーターが無く3階の部屋だったため、段ボールの後片付けなどは主人に頼んで、張っているお腹を気遣って1人で休んでいました。 すると、それを見た義母が「旦那がこき使われて可哀想すぎる。1人だけ休んでいるなんて常識がない」と言うのです。 ものすごくショックでしたが、夫も新しい職場で忙しいのか毎日帰宅が遅く、なかなか話を聞いてもらえず悲しくなりました。 心身ともに疲れ切った私は…当然周りに知り合いはおらず、近所の奥様たちの井戸端会議に参加する余力もない。さらには義母への対応に追われ……心身ともに疲れ切ってしまった私は、引っ越し後1カ月で実家に戻ることを決意しました。 今は両親と同居家族に手伝ってもらいながら、毎日を平穏に過ごしています。長女は実家近くの保育園に通い、単身赴任の夫もたまに遊びにきてくれます。 もし、あのままの生活を続けていたら、本当に気が滅入ってしまっていたと思います。辛くなったら、逃げ道あるなら逃げてもいいのかな、と。夫と離れて暮らすのは寂しいですが、心と身体にゆとりを持ちながら子育てすることができています。 体験談/しまちゃん作画/Michika 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 加藤みちか
2022年06月07日現在1歳10カ月、8カ月の姉妹を育てるしまちゃんさん(仮名)の“孤育て”体験談をマンガ化。長女0歳、妊娠7ヵ月の頃に夫の転勤が決まり、引っ越し作業をサポートするため義母が手伝いに来てくれることに。しかし、負担が減ることはなく……。 サポートに来たはずの義母が…長女10カ月、次女妊娠7カ月の時に静岡県から兵庫県への転勤が決まりました。新居となる宿舎には、夫の出勤日の10日後まで待たないと入居できないため、それまではホテル住まいになるとのこと。つかまり立ち盛りの娘とホテルで10日間も過ごすのは難しいと判断し、夫だけが先に兵庫県へ向かうことになりました。 残された私のところへは、義母が手伝いにきてくれることになりました。しかし、お腹が張る中でも長女をおんぶして引っ越し準備、家事、義母の買い出しまでこなさなければならず、むしろ大変さは増す一方でした。 引っ越し当日も、業者対応から清掃、移動の手配まですべて自分でおこない、本当に疲れました。 義母が放ったまさかの言葉に愕然無事に夫と合流できたものの、疲労が溜まり、お腹の張りが激しくなってしまいました。さらに長女の世話もしなければならず、本当にいっぱいいっぱいでした。 新居にはエレベーターが無く3階の部屋だったため、段ボールの後片付けなどは主人に頼んで、張っているお腹を気遣って1人で休んでいました。 すると、それを見た義母が「旦那がこき使われて可哀想すぎる。1人だけ休んでいるなんて常識がない」と言うのです。 ものすごくショックでしたが、夫も新しい職場で忙しいのか毎日帰宅が遅く、なかなか話を聞いてもらえず悲しくなりました。 心身ともに疲れ切った私は…当然周りに知り合いはおらず、近所の奥様たちの井戸端会議に参加する余力もない。さらには義母への対応に追われ……心身ともに疲れ切ってしまった私は、引っ越し後1カ月で実家に戻ることを決意しました。 今は両親と同居家族に手伝ってもらいながら、毎日を平穏に過ごしています。長女は実家近くの保育園に通い、単身赴任の夫もたまに遊びにきてくれます。 もし、あのままの生活を続けていたら、本当に気が滅入ってしまっていたと思います。辛くなったら、逃げ道あるなら逃げてもいいのかな、と。夫と離れて暮らすのは寂しいですが、心と身体にゆとりを持ちながら子育てすることができています。 体験談/しまちゃん作画/Michika 著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 加藤みちか
2022年06月07日転勤が少ない部署だと聞いていた夫からまさかの転勤の話。子どもはまだ生後半年で私は育休中の身……。長年勤めた仕事を辞めてついていくべき? 見知らぬ土地で新しい仕事は見つけられる? そもそも、子育てしながら仕事は続けるべき?家族にとって正解はどれなのかと、私は悩んでしまいました……。 現在妊娠・出産・子育てをする多くのママたちが直面している「孤育て(孤独な子育て)」。ベビーカレンダーでは、新型コロナウイルス流行により人と関わることができず、各家庭だけで子どもと向き合う子育てを強いられ、閉塞感や孤独感を抱えながら子育てをしている、今の子育ての実態を特集でご紹介します。 突然の辞令で転勤に夫の会社は全国転勤が多い会社だったのですが、夫の部署でこれまで転勤している人はおらず、ずっと転勤はないだろうと結婚前から夫と話していました。それが、子どもが生まれて生後半年になったころ、転勤に。背景にはほかの方の人事問題があったようですが、まさかの、育児が大変な時期の転勤辞令。そして私は育児休業中というタイミングの悪さでとても悩みました。 1番気がかりなことは夫の転勤について行く場合に、一番気がかりなのは自分の仕事のことでした。長く勤めていた会社だったので、職場復帰後は時短勤務にして子どもは保育園に預け、送り迎えは私がする予定でした。しかし、新しく仕事をするとなると、いきなり時短勤務で採用してもらえるだろうか、パートで仕事を探すことになるのだろうか、周りにサポートをしてくれる人もいない土地で仕事を見つけられるのだろうか……と、不安に襲われてしまいました。 「子どもが体調を崩したときは…?」子育てママの転職事情を調べてみました。やはり子どもが小さいと体調を崩すことも多いので、子どもを誰がみるのか面接で聞かれたという話が多くありました。夫の勤務先についていくと、私が子どもをみるしかないので、採用面接で落とされるのでは? という不安がまたまたのしかかってきました。こうやって考えると育児は夫婦だけでは本当に手が足りないように感じます。調べれば調べるほど、今の仕事を辞めてついていくのが不安という気持ちに陥りました。結局、育休が終わるまでは夫には単身赴任をしてもらい、育休中にゆっくり考えることに。 子どもが生まれてから、働き方でこんなに悩むとは思いませんでした。転勤辞令がきっかけではありますが、「育児プラス仕事」の生活がそもそも自分に可能なのかも考えるように。自分に余裕がなくなると、子どもにあたってしまいます。子どもの成長とともに大変さも変わってくるのかもしれませんが、今のところ育児の大変さは子どもがいなかった会社員時代に私が想像していた以上です。子どもが手がかからくなるまで仕事をセーブすること、仕事復帰してみて様子を見ることなど、どれが正解かはわかりませんが、じっくり考えて夫婦で話し合い、自分たちが選んだ道を正解にしていけたらいいなと思います。著者:横山 洋子2歳児のアクティブな男の子ママ。ライター、動画編集者として活動中。
2022年05月26日転勤にともない、実家のそばに引っ越すと、夫が実家に入り浸るように。妻は疎外感を募らせていきますが、夫の出身地で初めての子育てをする妻の不安な気持ちに夫はまったく気付きません。実家が近いのは良いことなのか、はたまた…? 読者の意見と共にご紹介します。■見知らぬ土地で初めて育児する不安出産後、夫・祐次の転職にともない、夫の出身地に引っ越した若菜。休日、家族3人で出かけようとするも…自分も子どもを連れて祐次の実家に行けばよかったのだろうかと思いつつ、若菜が足が遠のくのには理由がありました。■妻の気持ちをわからない夫娘といても、孤独を感じる若菜。娘にもつい、きつくあたってしまうのでした……。次の日。若菜は義実家から帰ってきた祐次と話し合いを持ち、娘の面倒をみてほしいと伝えました。自分の気持ちを理解してくれていなかった祐次に怒りを感じる若菜。一方、祐次はなぜ若菜が家を出て行ってしまったのかまったくわかっていないのでした……。こちらは投稿されたエピソードを元に5月1日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■いつまで「息子」のままでいるつもり!?家族3人の居場所を作りたかった若菜の気持ちに気付かなかった祐次。うちの夫もそう! 似たような経験のある読者の感想からご紹介します。・うちも全く一緒です。夫の両親(離婚しているのでお義父さんと後妻さん)の近くに越したのは私がダウンした時とか見てもらえるからと言った時にはドン引きしました。自分が見なくていいようにだったようです。子どもが小さい頃はけっこうな頻度で夫の実家にご飯をご馳走になりに行っていました。行けば楽しくできますが、もっと家族だけの時間が必要だったと思います。あとはお義母さんのところにもよく行きました。お世話になってたくさん感謝していますが、行くところが3か所になるので、私の実家に行くのはすごく少なくならざるを得ませんでした。・自分の経験を思い出して、うたた寝中の夫を踏んづけたくなりました。最後まで気付かなかった夫。当時こんなサイトがあれば突きつけていたことでしょう。私の息抜きのため夫に1日預けた日にゃ夫の実家に子連れで行かれ「今のママはいいわね~」という嫌味ももれなくついてくるのはわかりきったこと。なので、意地でも頼まず、自分の実家に1週間単位で帰省して息抜きしてました。で、徐々に夫の実家には習い事やなんや理由を付けて行かなくなりました。たぶん、地元で子育てしている人には本当には理解してもらえないかな、と思います。アウェイで、言葉も気候も違う、知り合いもいないところで、結婚のため仕事も辞め(通える距離じゃないので、辞めないと夫と同居できない)ワンオペ状態のしんどさは。・男の人って、1人で子どもを見れない人が多いですね。うちの旦那も義実家が近かった頃は、毎週のように泊まっていた時期があった。義両親はとてもいい人達なので、私も一緒に泊まったりしてたけど、さすがにキツくなって回数は減らした。そして、育休が明けて旦那が1人で子どもを見る日はだいたい義実家に行ってた。最初は、かなりイライラしたし何で1人で見れないのよって思った。でも、よその旦那さんの話を聞いてもそんな感じだから、きっと男女の違いなんだと諦めた。義実家が遠くなった今、2人の子どもを見なきゃいけなくなった旦那はストレスも溜まるし、あからさまにイライラしたり、疲れきった顔をされる。これも毎回やられるとこっちもストレス。だから、どっちがいいとは言えないな。・気づいてくれてホッとしました^ ^ 私の元旦那は気付いてくれなくて離婚まで行っちゃったので。家族の時間の必要性を理解していなかった祐次に、辛らつな意見も届きました。・イラっとした、このアホなダンナに。この親にしてこの子あり。母親も、嫁が気にいらないのはわかるけど、あんな口のきき方したら、馴染めないって。ダンナも母親に何も言わないって…。こんな調子で、変われるのかなぁって、思った。・この夫はつくづく妻を見ていないんだな~と思いました。義母のあの態度を見て庇わなかった時点でOUT。普通はあんな辛らつな言葉を浴びせた母親を叱りませんか?・実家ばかり頼る旦那、自分が良かれと思う勘違い優しさの押し付けほんとイヤになりますよね。子育てはまずは夫婦でしょ。旦那はどんなことがあっても自分のお嫁さんを思った行動をとらないとだし、子どもも一緒に育てないとと、思い出しましたね。・夫婦で子育てを、そして義両親と仲良くなりたい。って内心思っている奥さんの気持ち、わかります。でも、旦那があまりにも情けない、または頼りなさ過ぎです。なんで、義両親の家に行った時ぐらい、奥さんの味方にならないんでしょうか? 旦那が「マザコン」を卒業していないのか、義母が「子離れ」していないのか、これは本当に奥さんはストレスになりますね。・友達に言われるまで自分の非に気付けない時点でダメなんじゃないかな。自分の地元で奥さんワンオペにしといて、実家や友達のとこに遊びに行って、奥さんを自分の友達にも紹介しないんだ…よく奥さん戻ったな。鈍感過ぎてまた似たようなことやりそう。同居とか介護問題とかでも。若菜は時おりSOSを出していたはず。「夫はつくづく妻を見ていない」たしかにそうですよね。最後は、義母、義実家についての意見をご紹介します。・今回は夫側のお話でしたが、このケースは妻側にもあり得ることだと思います。実家に帰れば家事や育児の面はたしかに楽ですが、独立して新たに家庭を築いているという点は忘れてはいけないことだと思いました。・義母の態度も悪いよね、差し入れの料理にケチつけたり息子が痩せたとか嫌味言っていながら、どんどん料理運べとか、受け入れようとしてるとか言いながら、疎外感感じさせてさ、それを旦那がちゃんと見ていないのも問題。今後実家とは距離を置くならいいけど、ほとぼり冷めたらまた行くよねw・どちらかの実家のそばに住めば、自然と両親を頂点とした3世代家族になるよ。それが嫌なら近くに住まない、もしくは3世代家族ではなく自分達を頂点にした2世代家族なんだと夫婦ですり合わせしとかないと。これ、夫側でも妻側でも起こりうるよ。このケースでは義実家の問題ではなく、旦那がいつまでも親の世帯の一員で息子の立場だと思ってるのが問題。妻は開き直って、義両親を頂点とする3世代だと思って合わせるのも手だと思う。「自分の家庭を持つということ」の意味をわかっていなかった投稿者さんの夫。同じことで悩ままれている方からも多くいらっしゃるようなので「家庭を大切にする」というのが、どういうことなのか気づいてくれるといいのですが…。▼漫画「何かと実家に入り浸る夫」
2022年05月20日夫は日本全国に転勤がある会社に勤めており、転勤族のわが家。第1子がまだ1歳で第2子の妊娠が判明したときは、夫の転勤により初めて住む県に引っ越したばかりでした。自宅で1歳児を育児しながら、妊娠中の私は積極的に外に出ることができず、新しい土地でも人脈を作ることもできず、まさに「孤育て」をしていたときの体験談です。 現在妊娠・出産・子育てをする多くのママたちが直面している「孤育て(孤独な子育て)」。ベビーカレンダーでは、新型コロナウイルス流行により人と関わることができず、各家庭だけで子どもと向き合う子育てを強いられ、閉塞感や孤独感を抱えながら子育てをしている、今の子育ての実態を特集でご紹介します。 「孤育て」がつらかった妊娠期私の夫は転勤が多い職種です。第2子を妊娠中に転勤になり、1歳児の子育てを新天地で始めました。それは、近くに友だちもいない、親族も遠い県外に住んでいて頼ることができない、という状況でした。 妊娠中の私は、目が離せない1歳児を連れて買い物に出るのさえおっくうで、家に引きこもるような生活。外に出るのが怖いのに、家の中で子どもと過ごすのもつらい。社会と繋がっていないということで焦りも感じていました。 孤育てを解消したい! 私がおこなったことこの状況を改善しようと考えた私は、自治体が開設している子育て支援センターに行ってみることに。そこであれば目が離せない子どもを安全に遊ばせることができるのではないかと思ったからです。 子育て支援センターには支援員さんが常駐しており、初めて施設に行った私に「困っていることはない?」と、親切に子どもが近所で遊べる場所の情報などを教えてくれました。情報を手に入れたことよりも、支援員さんと話してなんだか気分が晴れた私。夫以外の大人と会話したのが久しぶりだったのです。 私は孤育てが苦手! 人と繋がりたい!ワンオペで子育てと家事をすることはとてもつらいけれど、その大変さを共有したり助けを求めることができない状況。そこで、私にとって特に何がつらいのか、自分なりに分析してみることに。 すると子育て中に社会との繋がりがなくなることがつらかったと気づいたのです。SNSでは友人や家族と繋がっていますが、それでは私の心の隙間は埋められないのだと感じました。実際に会って話す人の言葉とあたたかさは、私に社会と繋がっているという自信と生きる活力を与えてくれたようです。 これからも転勤が多いだろうと予想されるので、今後、孤育てにならないように気を付けていることがあります。それは引っ越した先で自治体のサポートをすぐに調べること。子育て中のママが集まる場所を事前に調査して、積極的に顔を出すことです。私自身が人と繋がっていたいという思いがあるので、新しい土地の情報は出会った人に頼り、教えてもらうことにしています。 監修/助産師REIKO著者:三宅ちよこフリーランスとして働きながら一男一女を子育て中の母。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、株や不動産投資を副業としている。ライターとして主婦のためのお得な情報や子育てに関する体験談を執筆している。
2022年04月01日このお話は作者ぱるるさんのご友人に寄せられたエピソードを漫画化しています。■旦那の転勤先で出会った2人のママ友■可愛らしい女の子というイメージの怖美どんどん距離を縮めていくK代と怖美。それを見て青ざめるM子…。果たして今後どのような展開を見せるのでしょうか?次回に続く「ママ友との間で起きたありえない話」(全54話)は21時更新!
2022年03月07日もし、大好きな彼が転勤族だったとしたら、どうしますか? 付き合い続けて結婚するとなると、夫婦で一緒に暮らすには、大好きな家族や友人とも離れ、仕事を辞めることにもなるかもしれません。私が転勤族の彼と結婚するという選択をした理由をお話しします。 彼は転勤の多い部署私は生まれてからずっと実家暮らしで、彼と出会うまで地元を離れたことがありませんでした。20代後半になり、そろそろ結婚を考え始めたころ、同じ職場の同期社員だった彼と出会いました。彼と一緒にいると、昔から知っているかのような居心地の良さがありました。週末は2人で食事をしたり、旅行に出かけるような友人関係が続きました。 そろそろ付き合いたいなと思っていましたが、私たちの職場には暗黙のルールがありました。それは、付き合うときは結婚前提で付き合うというものです。破局するとその後の仕事がやりにくくなることから、社内では当然のルールとされていました。おまけに、彼は3年ごとに必ず転勤がある部署に所属しており、彼と結婚を視野に入れて付き合うことになれば、私も転勤族になることを覚悟しなければいけませんでした。遠距離をきっかけに結婚を決断半年ほど友人関係を続けて、クリスマスの日に彼から「結婚を視野に入れて付き合ってください」と言われました。彼は別居婚には反対で、結婚相手とずっと一緒に暮らしたいという考えを持っていました。 告白された私のなかでは、慣れ親しんだ地元を離れたくない。仕事も辞めたくないとさまざまな思いが駆け巡りました。それでも、大好きな彼とずっと一緒にいたいという気持ちが勝ったのです。 今まで出会った人の中で、感じたことのない居心地の良さ。こんな人に出会うことはもうないかもしれないと、喜んで告白を受け入れました。それから数年お付き合いをして、彼の転勤が決まり遠距離恋愛になったことをきっかけに、私は職場を退職して結婚することになりました。 転勤族って意外と楽しい!仕事を退職し、見知らぬ地での新婚生活が始まりました。彼は激務で、平日はほとんど顔を合わせることもなく、土日も疲れて1日中寝てしまうほどでした。私は、見知らぬ地で友人もいないので寂しい思いが募り、地元に帰りたいと思うときさえありました。 彼をサポートするだけの生活は私の性分には合わないと思い、仕事をしようと就職活動をおこないました。無事、新しい職場が見つかり、不安はありましたが、仕事にやりがいを見つけることができました。仕事仲間にも恵まれ、休日も一緒に出かけることがあるほど。自分の仕事が充実することで、彼にもやさしく接することができるようになり、夫婦関係も良好になりました。 転勤族の彼と結婚することがなかったら、私はこの先もずっと同じ生活圏内で一生を終えていたと思います。今まで絶対に出会うことができなかった仲間と出会うことができて、転勤族って悪くないかもと思うように。また、その土地のグルメを食べ歩いたり、観光スポットを巡ることもができることも、楽しみのひとつです。 環境が変わることで不安を覚えることも多いですが、勇気を出して一歩踏み出してみると、まったく違う世界が広がっているということもあります。仮に、新たな環境での仕事や友人関係がうまくいかなかったとしても、あと数年で転勤だからと割り切って付き合っていくこともできます。 転勤族との結婚は、私の世界や人間関係を広げてくれる良いきっかけとなりました。転勤族との結婚も意外と良いものかもしれません。 原案・文/川崎今日子作画/霜月いく ★♡★♡ベビカレ秋のマンガ祭り★♡★♡マンガ200連載突破を記念して『べビカレ秋のマンガ祭り』開催中!話題のマンガを毎日増量配信♪ぜひチェックしてくださいね!ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! イラスト制作者:イラストレーター 霜月いくマンガとイラストを描いてます。
2021年11月23日転勤族で引っ越しが多いため、何年もアパート暮らしのわが家。引っ越しのたびに困るのが、「引っ越しのあいさつの品をどうするか」です。以前の引っ越しの際に、引っ越しの品をどうしようか考えている間にタイミングを逃し、あいさつができずじまいになってしまいました。 引っ越しのたびに困るのは数年ごとに転勤する転勤族のわが家。引っ越しは幾度となく繰り返しています。そんな転勤族の妻の私が毎回頭を悩ますのは、引っ越しのあいさつの品を何にするかです。 実際に引っ越して暮らしてみるまでどのような人が住んでいるかわからないので、何が喜ばれるかがわかりません。そんな私は、あいさつの品を悩み過ぎてあいさつのタイミングを逃してしまうという失敗をしてしまったのです! そのときのご近所さんとは仲良くなるきっかけを掴みづらく感じた経験が……。 あいさつのタイミングを逃してしまった!そのときは0歳児の育児中ということもあり、私には引っ越しのあいさつの品まで考える余裕がなく、夫に任せていました。夫はあいさつの品なんてなくてもよいという考え方があるようで、一向にギフトを用意してくれません。引っ越し後もあいさつの品を手配してくれず困っていました。 しかし毎日生活していると、アパートの部屋の出入りで近隣住人とは顔を合わせます。会うたびにその場であいさつをしていましたが、きちんとあいさつができなかったという不安があり、仲良くなるきっかけを失ってしまったのです! 近所付き合いははじめが肝心それから数カ月、近所に新しい住人が引っ越してきました。その家族は引っ越しの品を持ってあいさつにきてくれました。たまたま夫が玄関で対応して、「新しい住人さん、とても感じよいご夫婦だったよ」と話してくれ、その夫婦とは外で会うたびに立ち話をするように! 近所付き合いに関心がなかった夫の変わりようにびっくり! 近所付き合いがスムーズになるにははじめが肝心と確信した私。以後の引っ越しの際には必ず事前にあいさつの品を用意して、すぐに近所にあいさつに行くようにしています。 引っ越しの際に用意するギフトは、誰でも不要にならない洗剤を用意しておくことにしています。今回の経験を通して、近所に新しい住人が引っ越してきたとき、どのような人か気になるし不安だと思うので、あいさつの品の内容よりも、引っ越し後すぐにあいさつに行くことのほうが大切だと気づいたからです。今後も近所の方への配慮を忘れずにご近所付き合いを続けたいと思います。 監修/助産師 REIKO著者:三宅ちよこフリーランスとして働きながら一男一女を子育て中の母。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、株や不動産投資を副業としている。ライターとして主婦のためのお得な情報や子育てに関する体験談を執筆している。
2021年10月11日夫の転勤で、地元から周りには頼れる人もいない右も左も分からない土地へ引っ越すことになったカモ田さん。不安がる息子に「大丈夫」と言い聞かせながらも、カモ田さん自身も不安でいっぱいになっていました。そして引っ越し後、やはり周りになかなか溶け込めないと感じていて……。 新しい環境に孤独を感じ… 引っ越し前に不安を口にしていた息子は、すぐさま新しい環境に慣れ、新しい幼稚園で友達もすぐできたようでした。しかし、カモ田さんはなかなか周囲のママたちと話をすることができず……。 これまで地元で友人に囲まれながら子育てをしていたカモ田さん。すでにできあがっているママ友グループに入るのは難しいことでした。 「仲良くしてくれそうな人、いないかな……」 孤独を感じていたカモ田さんに声をかけたのが、クレ子さんだったのです。 新しい環境で不安ななか、声をかけてもらえるだけでも気持ちは軽くなりますね。 著者:マンガ家・イラストレーター ツムママ
2021年08月20日ワンオペ育児は大変で、人手が増えればラクになる。そんな定説に一石を投じたのが、コミック『転勤から帰った夫との夫婦仲』です。単身赴任中の夫と離れ、ひとりで仕事と育児、家事をこなす日々を送る主人公は、夫と同居すれば毎日がラクになると思っていました。でも、実際は…。物語が進むにつれ、夫婦の間で広がっていく“理想”と“現実”のズレ。読者からは「まさにそれ!」と、共感の声が多く寄せられました。■「育児は思い通りにいかない!」が理解できない夫にイライラ主人公は、銀行員として働く藍子。夫と娘の3人家族ですが、夫は4年前から単身赴任をしていました。ワンオペ育児と仕事の両立にようやく慣れた頃、夫が戻ってくることに。藍子は、夫と一緒に子育てできるとホッとしたのですが…。今まで子どもと一緒に生活してこなかった夫は、育児に対して小言ばかり。藍子には、ストレスが溜まっていきます。そして…!別居していた時より手は足りているし、夫も家事をやってくれている。それなのに、「家事をすれば好きなことをしてもいい」と考えている夫に、モヤッとしてしまうのでした。■「やるべきことはやったのに!」いつも不満げな妻にイライラ<妻目線>で描かれていたコミックは、ここから<夫目線>に切り替わります。相手の立場になることで、見えてくる新たな真実。夫には、妻の言動がどう見えているのでしょうか?子どもとの生活は、予定通りにいかないことばかり。そんな中、休日に気分転換でもしようと、夫はジムに出かけることにします。そのために、妻が寝ている間に料理、掃除をするのですが…。やるべき家事をきちんと済ませたにもかかわらず、ジムに行くことに対して怪訝な面持ちの妻にうんざり。せっかく家族みんなで暮らせるようになったのに、夫婦揃って互いの行動に違和感を抱いていたのです。■母親には休みがないのに! マイペースな夫への不満が爆発コミックの読者からは様々な意見が寄せられましたが、なかでも多かったのは“母親には休みがないこと”について、夫に理解を求める声でした。・子どもの親に終わりなんかないのに「まだやらないといけない?」って言い方にめちゃくちゃ腹が立ちます。あなたは父親じゃなく、ボランティアスタッフなんですか?・子どもを相手にしていると、予定通りに進まない事ばかり。世のお父さん方、「1日家に居るのに」と言う考え方はもういい加減やめてほしいです。主婦の仕事はやってもやっても終わりはないです。子どもや夫、加えて家の細々とした仕事を優先して、自分の事などやる時間は皆無です。一方で、家事を済ませてから出掛ける夫に不満を抱く妻に対しては、賛否両論ありました。・これは奥さんが自分勝手では?朝から朝ごはん作り、掃除、その後にジムに行って何が悪いんだろう。「好きなことしたい」って言うなら、早起きして旦那が家事している間にやればいいのでは。・家事、育児やったから、ジム行ける?じゃあ妻が、家事、育児やった後には何をやらせてくれるの?どうしてもジム行きたいなら、丸一日、妻を自由にさせてやった翌日に行ってほしい。■夫の単身赴任経験者からは、赤裸々な本音も!またコミックと同じ、夫の単身赴任経験者の方からは、リアルな本音が届きました。・夫は家事を全くやらず(専業主婦だったので特に不満でもなかった)、子育てにもさほど関心がない。別居くらいの距離感でちょうど良かったので、帰って来られるのが憂鬱。いつまでも独身と同じ生活をしていて羨ましい。・現在、単身赴任中で休日に自宅に戻るのですが、単身赴任する前は当たり前に育児家事やってくれたのに、単身赴任をきっかけに宿泊施設のお客様のような振る舞いです。単身赴任生活をしながら重圧のある仕事をする大変さもわかりますが、だからといって家族を蔑ろにするのはいかがなものかと思います。・単身赴任から5年半経って夫が帰任。そこにコロナ禍の在宅勤務が重なって、いろいろモヤモヤしました。家事もやってくれたので感謝するようにしていましたが、遠方への転勤が決まり、今はまた単身赴任になって、毎日とってもスッキリしてます。コミックに登場する夫婦は、この後どんな結末を迎えるのでしょうか。ふたりが下した決断は、ウーマンエキサイトに掲載されています。
2021年08月08日夫の仕事の関係で、私たち家族はいわゆる転勤族。3年に1度、引っ越しをしなければなりません。そんな転勤族の私たちが、たまに言われる「転勤族なの? 子どもがかわいそう!」というひと言……。引っ越しや転園、転校、単身赴任があるからでしょうか。気にしないようにしていても、なんだかモヤっとするそんなひと言を流せるようになった私の気持ちの変化をご紹介したいと思います。 「転勤族なの? 子どもがかわいそう!」私たち家族は転勤族。夫の仕事の関係で3年に1度、全国を範囲に引っ越しをしています。そのため、子どもの幼稚園の転園や小学校の転校などは、避けられません。そんな私たち家族の事情を知って、たまに「子どもがかわいそうね」と言ってくる人がいます。 心から同情しているように言われるのですが、私は毎回傷ついていました。「気にしても仕方がない」と流しても、しばらくするとモヤモヤと悲しく悔しい気持ちを思い出してしまうのです。 どうしてモヤモヤするのだろう?普段、私は人から傷つくようなことを言われても、流すことができます。しかし、このひと言は私の心に引っかかり、どうしても流せませんでした。夫に相談すると、「実は誰よりもあなたが気にしていることだったんじゃないの? 」と言われ、私はハッとしました。 「引っ越しや転園することは、子どもにとってかわいそうなことなのではないか」……。思い返せば、誰よりも私自身が心の中で考えていたことだったのです。 転勤族の暮らしを私たち家族らしく楽しもう!転勤族の暮らしに慣れてきたころ、私は少しずつ「転勤族って、移り住む土地の文化や人を堪能できる魅力があるのでは?」と考えるようになりました。そして次第に、「転勤族の暮らしを、私たち家族らしく楽しもう!」と考えが変わり、実際、その土地の食文化や方言、地域のお祭りなどを楽しんで暮らすようになりました。 私たち家族らしく、転勤族の生活を楽しめるようになったとき、「子どもがかわいそう」と言われたモヤモヤがすっかり晴れ、気にならなくなったのです。 私の場合、「転勤族? 子どもがかわいそう! 」と言われ悩んでいたのは、実は誰よりも私自身が心の中で「引っ越しや転園することは、子どもにとってかわいそうなことなのではないか」と思っていたからでした。今後、子どもの性格や私たちの環境によって考え方も変わっていくでしょうが、家族で話し合いながら前向きに過ごしていきたいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師REIKOイラストレーター/まっふ著者:藤野 まい2歳男児の母で、ただいま第二子(男児)を妊娠中。インテリア業界出身で、結婚を機に退職。現在は、転勤族の暮らし・子育てをより楽しむためのインテリアの工夫や、転勤族ならではの生活の楽しみ方や、悩みについて記事を執筆している。
2021年07月01日■前回のあらすじ夫・幸樹が単身赴任から帰ってきたが、幸樹と妻・愛子ともに共同生活にストレスが溜まっていく。ある日また喧嘩になると、鈴が「パパが遠くの家にいた時の方がよかった」と言い…。 >>1話目を見る <妻 SIDE STORY>鈴に核心をつかれ「このままではいけない」と思った私たちは、その夜話し合うことに…。<夫 SIDE STORY>僕から見て、藍子のストレスも限界に近づいていたと思う。でも、一緒に暮らす努力をしてみることに価値を見出してくれたことが、僕はとても嬉しかった。僕も藍子と鈴のために変わらなければならない…。 そして次の日、藍子は鈴の育児で必要なことをすべて書き出してくれて、僕たちはお互いにストレスのたまらない方法を模索しはじめることにした。次回に続く(全8話)毎日19時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ 鈴木し乃
2021年06月23日■前回のあらすじ転勤から帰って来て、初めて家族3人暮らしをし始めた幸樹は、言うこと聞かない娘にイライラし、妻の藍子のせいで娘がワガママに育ったと暴言をはいてしまった…。 >>1話目を見る <夫 SIDE STORY>単身赴任から4年が過ぎ、やっと自宅に戻って家族と暮らすことができるようになった僕。しかし、家事のこと、娘の行動など思い通りに行かないことが多く、イライラしていた。そんなある日…。それだけでなく、鈴の育児に関しても気になることが出てきて…。藍子の機嫌は良くないし、僕自身も家ではイライラしてばかりの日々を過ごしていた。そこで休日、何か気分転換でもしようと思って思い出したのがジム! 転勤先で日課になっていたジム通いを再開しようと、僕は休日に朝から料理、掃除をしていた。そして、朝起きてきた鈴と朝食を済まし、藍子が起きたのと同時にジムに行ける!と意気込んでいました。しかし、準備万端でジムに行こうとすると…。夕食の準備は朝カレーを作って冷蔵庫に入れてあるし、掃除だってもうした。朝ゆっくり寝ている藍子を起こさないであげたのに、なぜ自分の唯一の楽しみであるジムも制限されなければならないのか? 転勤先では好きな時に好きな場所に行けたのに…。僕は家族で暮らすことに大きなストレスを感じ始めていた。次回に続く(全8話)毎日19時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ 鈴木し乃
2021年06月21日■前回のあらすじ転勤から帰ってきた幸樹は、休日の夕食を作り終え1人でジムに行こうとする。しかし、ワンオペで仕事と育児を頑張ってきた妻の藍子には納得のいかない表情をされてしまい…。 >>1話目を見る <夫 SIDE STORY>僕は幸樹。メーカー勤務の営業マンをしている。妻の藍子が出産を控えていた4年前、僕は家族が増えることを心から楽しみにしていた。しかし、ある日会社の上司に呼ばれ「関西の営業担当が突然辞めることになってしまって、同じ業務を遂行できる人が君くらいしかいないんだよ…」と転勤を告げられてしまった。いずれ転勤になることはわかっていたけれど、初めての子が生まれる直前に決まるなんてショックだった。そして、藍子も一緒に来てくれると思っていたけれど…。藍子はもともと仕事をすることが好きで、育休後も今の会社で復帰したい気持ちが強いこと、そしてゆかりのない土地で初めての子育てをするのは不安なので、実家に頼りながらも住み慣れた今の場所に残りたいと…。僕としては赤ちゃんの成長を毎日見られないことが寂しかったけど、頼れる人のいない土地で藍子が心細い思いをしながら子育てするのは確かにつらいだろうし、週末は会社の経費を使って帰れるので、単身赴任することで折り合いがついた。そして無事娘の鈴も生まれ、TV電話をしたり週末に帰ってくることで、なかなか会えないながらも家庭は円満だった。藍子の1年半の育休が終わり、働き始めて3年。別々の生活が4年以上経ち、娘の鈴は4歳になった。そして遂に僕の単身赴任も終了することに。本社に戻れることになった僕は「やっと家族で暮らせる! 鈴とも新幹線の時間を気にせず過ごせる!」と喜んでいた。しかし、いざ帰ってくると…。同じ家で毎日暮らしてみて、僕は驚いた。週末に帰るときにはいつだって家は片付いていたのに、平日は散らかっている。僕が片付けても、鈴がすぐにまた散らかす。鈴のワガママもひどい。やりたい放題で、僕が頼んでも言うことを聞いてくれない。そのことを藍子に話しても取り合ってくれない。 それに加えて藍子は「幸樹も食事を作ってよ!」と言う始末。「わかったよ、週末の食事作りと掃除はオレがやるよ」と答えたが、いつも時間ができれば手伝っているのに、どれだけ僕が家事をすれば藍子は満足するのだろう…?次回に続く(全8話)毎日19時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ 鈴木し乃
2021年06月20日この漫画は書籍『夫がいても誰かを好きになってもいいですか?』(ただっち著)の内容から一部を掲載しています(全44話)。■前回のあらすじ後藤さんも参加する予定の飲み会。せっかくならオシャレしたいと考えたハルは…ついつい夫の存在を隠してしまったハル。そして後藤さんの本心は…!?次回に続く「夫がいても誰かを好きになってもいいですか?」(全44話) 連載は7時更新! 『夫がいても誰かを好きになってもいいですか?』 ただっち著(KADOKAWA) ¥1,210(税込) \ この後どうなる!? /書籍「夫がいても誰かを好きになっていいですか?」はこちら 結婚3年目、専業主婦のハルは多忙な夫とすれ違う日々…アルバイト先の同僚の大学院生と、既婚者であることを隠し徐々に親しくなっていく。「ただの主婦が東大目指してみた」でおなじみのただっちによる既婚妻の恋愛ストーリー。人気の漫画を無料で試し読み!
2021年06月06日この漫画は書籍『夫がいても誰かを好きになってもいいですか?』(ただっち著)の内容から一部を掲載しています(全44話)。考えるだけで頭がポーッとして、触れられるたび胸がきゅっとなる…心の底から好きな人と結婚してたらどうなっていたんだろう?結婚3年目、夫の転勤について大阪に引っ越してきた、専業主婦のハル。家族も友人もいない街で、多忙な夫とはすれ違う日々。居場所を求めて始めた本屋のアルバイトをきっかけに、同僚である大学院生と徐々に親しくなっていきます。夫に隠れてメッセージをやりとりし、既婚者であることを隠して食事にでかけるようになりますが…。次回に続く 「夫がいても誰かを好きになってもいいですか?」(全44話) 連載は7時更新! 『夫がいても誰かを好きになってもいいですか?』 ただっち著(KADOKAWA) ¥1,210(税込) \ この後どうなる!? /書籍「夫がいても誰かを好きになっていいですか?」はこちら 結婚3年目、専業主婦のハルは多忙な夫とすれ違う日々…アルバイト先の同僚の大学院生と、既婚者であることを隠し徐々に親しくなっていく。「ただの主婦が東大目指してみた」でおなじみのただっちによる既婚妻の恋愛ストーリー。人気の漫画を無料で試し読み!
2021年05月22日夫婦共働きで女性もバリバリ仕事をしているというスタイルは、令和のご時世、珍しいものではなくなってきました。夫婦が"運命共同体"であるのは、いつの時代も変わりないことですが、そのバランスを上手く保っていくには、お互いの努力が必要です。今回は結婚後、自分の価値観を押し付けて家庭を壊してしまったバリキャリ系モンスターワイフのエピソードです。こんにちは、「恋人・夫婦仲相談所」の三松真由美です。今回、ご紹介するのは、大手商社の最前線で、男性と対等に肩を並べ、結果を出してきた茉莉さんのケースです。茉莉さんの怒りに亮平さんは…これまで茉莉さんの仕事を応援し続け、サポートもしてきた亮平さん。さらに茉莉さんから「亮平も海外希望出したら」と言われたこともあり、茉莉さんも海外転勤の辞令を喜んでくれると思っていたのですが…ところが…そのとき茉莉さんが感じていたのは「先を越された…」という敗北感だったのです。次回に続く!※この漫画は、男女にまつわる数々のお悩みを受ける「恋人・夫婦仲相談所」所長・三松真由美が、妻の中に見出した“モンスター”の実際の事例を分類し、リアル・エピソードをべースにしたフィクションです。脚本・ 山崎伸子 /イラスト・ ふくみみ ■三松真由美さんの新著 『「君とはもうできない」と言われまして』 (モチ(漫画), 三松 真由美(監修)/KADOKAWA)
2020年12月26日すっかり前回の更新から日が開いてしまいました。というのも、一大決心をし、東京から長野へ引っ越しをしたことで、てんやわんやしておりました。夫の単身赴任は2020年の初めに決まり、当初は毎週末東京に帰ってくるという予定だったのですが、コロナの影響でいつ帰ってこれるのかも分からない状況になってしまったので、私の仕事を調整し、一家で長野に行くことを決心しました。保育園の手続きや、慣れない土地での新生活で、私は落ち込んだりもしてましたが、その一方で双子は驚異のスピードで環境に適応!! 今回はそんな新生活のお話をさせていただきます。■夫不在、引っ越しの荷造りは双子が寝た後のみ…まずは、東京から長野へ引っ越す際の準備について振り返り。夫は1ヶ月以上帰ってこれない状況が続く中、実家にお世話になりながら私は引っ越しのための荷造りに取り掛かりました。その頃はまだ保育園も再開しておらず、作業ができるのは双子が寝た後のみ(涙)仕事柄、レコードと本が大量にあり、かつ夫が服好きのため、相当な物量で、夜な夜な泣きながら荷造り作業をしておりました。荷造りを終え、引っ越し屋さんに荷物を運んでもらった時は、孤独で長い闘いが終わったようで、とてもほっとしました。長野へ引っ越し、家が決まるまでは夫の元実家を間借りして生活していました。家具がまだ揃っていなかったり、車社会の長野で、自転車もまだ東京から持ってこれていない時期は、あまりにも生活が不便で、ストレスでご飯もろくに食べれない状況に…。それも車を買ったり、家具を揃えたりすることで改善していきました。以前、双子はハイチェアに座って食事をしていたのですが、保育園での環境に合わせて長く使えるローテーブルとチェアのセットを購入。少しずつ生活リズムも整っていきました。■引っ越し後はウイルスの洗礼も!去年の夏もRSウイルスなどに繰り返しかかり、病院に何度もお世話になり、仕事もままならないこともありました。今年の夏は大丈夫かな? と思っていた矢先にまずキリちゃんが高熱に!! かなりの高熱で、なかなか下がらないので不安に襲われましたが、熱が下がってから発疹が出たので突発性発疹だということが発覚。今までかかってなかったことにも驚きですが、ダンくんもすこし遅れて同じ症状となり、入ったばかりの保育園をお休みすることに。熱が下がった後、発疹が出た後には不機嫌になる情報は得ていたのですが、あまりの性格の変貌ぶりに(特に普段穏やかなキリちゃんは怒り狂い別人の様に!!!!)両親共にしばらく振り回されました(苦笑)バタバタしている間に夏からすっかり寒い季節に…!朝はダウンコートを着て保育園に出発するのですが、コートを着せるタイミングになると、キリちゃんは必ずお気に入りのヌイグルミを連れて来ます。もちろん、保育園には持ち込めないので、タイミングを見てヌイグルミを隠さなければならず、毎朝試行錯誤するのですが、「ベア♡」と大切そうに抱き締める姿をみてしまうとついつい許してしまうダメな母親です(笑)最低でも週に1回は東京に行かなければならず、新幹線や車で長野⇄東京を往復するようになり、以前よりもワーキングスタイルがハードさを増していますが、双子の著しい成長を糧に長野での新生活を楽しんでいこうと思います!
2020年11月20日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今週は、キュートに乗り切るフランス転勤奮闘記『エミリー、パリに行く』を紹介。■Netflixオリジナルシリーズ『エミリー、パリに行く』独占配信中パリは、誰もが一度は憧れ、行ってみたいと思う街。でも、実際に住んでみたら、憧れを打ち砕かれるほどハードと聞きます。ましてやそれが仕事だったら……。フランス語は必須だし、フランス人はプライドが高い人が多いし、記者も、出張で行って悪戦苦闘した思い出があります。そんな街で明るく働くアメリカ女子のドラマ『エミリー、パリに行く』。パリのマーケティング会社で1年働くことになったエミリー。上司や同僚は、フランス語を話せない彼女に友好的ではありません。ところが、彼女のSNSが仏大統領夫人のリツイートによってにわかに注目を集めます。エミリーの機転の利いた企画や提案はクライアントに認められ、日に日にフォロワー数が増えていきますが……。注目は、エミリーのファッション。ピンクなどを基調としたコーデは毎回カラフルでかわいくて、パリの街を闊歩する彼女の姿をみるだけで元気をもらえます。そして、エミリーの行動力。キーパーソンを見つけて積極的に話しかけ、仕事に結びつけていきます。クライアントの男性から言い寄られても、愛嬌ある笑顔と嫌みのない会話で切り返し、好きな男性には素直に愛を表現。有名なカフェでお茶をしたり、石畳の道を散歩したりするエミリーと一緒に、パリ気分を存分に味わってください。(文:西元まり)「女性自身」2020年11月3日号 掲載
2020年10月26日■前回のあらすじ新居に引っ越して楽しく過ごしていたのですが、夫の転勤が決まってしまいました…買ったばかりの家を貸すのに抵抗ないの? って友だちに言われたんですが、元々中古だし、半年しか住んでいないので、もう借りてくださるならどうぞどうぞどうぞ! って感じです。プライベートなこともあり、あまり詳しいことは書けないのですが、一家族の経験談として読んでもらえると嬉しいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました!\ライターあいの初のエッセイ本/『いけいけどんどん! ワーママ奮闘記 ~母ちゃんだって自分らしく働きたい! ~』2020年10月23日に発売予定! 詳細は こちら から 【同じテーマの連載はこちら】 子育て世帯にピッタリな住宅の選び方 この連載の全話を見る >>
2020年09月13日