「奇界遺産2019展 WUNDER in NAMBA」が、2019年8月2日(金)から8月18日(日)まで大阪・なんばスカイオ 7階 コンベンションホールにて開催される。写真集『奇界遺産』『奇界遺産2』でベストセラーを獲得した、フォトグラファー佐藤健寿による展覧会が大阪で開催決定。佐藤健寿は、世界中で見つけた“奇妙なもの”を博物館歴・美学的観点から追求し、その本質に迫りつづけるフォトグラファーだ。独特の視点で切り取られた、それらの“奇妙なもの”は、驚異や脅威、畏れ…と本質的な心の揺さぶりを観るものに与えると、写真集『奇界遺産』『奇界遺産2』の発売から話題を読んだ。「奇界遺産2019展 WUNDER in NAMBA」では、佐藤が世界中から見つけた“奇妙なもの”を展示作品を通じて紹介。中には、未発表作品・関西初展示作品も数多く登場予定だ。また写真展示だけでなく、巨大画面に投影した映像と佐藤制作の“音”によって構成される空間作品も。好奇心と想像力を搔き立てられる“佐藤健寿ワールド”をぜひ足を運んで体感してみて。【詳細】奇界遺産2019展 WUNDER in NAMBA 期間:2019年8月2日(金)~8月18日(日)会場:なんばスカイオ 7階 コンベンションホール住所:大阪府大阪市中央区難波5丁目1-60)入場時間:11:00~19:00(最終入場18:30)※金曜日は11:00~21:00(最終入場20:30)入場料:一般 800円、学生(小・中・高・大) 700円、未就学児 無料■トークLIVE『佐藤健寿「奇界遺産」を語る』開催日時:2019年8月4日(日)13:00~、17:00~参加費:1,200円定員/各回限定100名チケット発売日:2019年7月19日10:00~から以下のサイトでチケット発売開始予定※トークLIVEの参加費には「奇界遺産2019展 WUNDER in NAMBA」の入場料は含まれていない。別途「奇界遺産2019展 WUNDER in NAMBA」の入場料が必要。
2019年07月20日原作は手塚治虫、上演台本・演出を中屋敷法仁、主演を五関晃一(A.B.C-Z)が務める舞台『奇子(あやこ)』が7月に上演される。手塚治虫の“黒い”作品群の代表作を初めて舞台化する本作について、中屋敷に話を聞いた。【チケット情報はこちら】中屋敷がかねてから舞台化したかったという本作。初めて読んだのは小学生のときで「父がファンで、家には手塚治虫の作品がたくさんあったのですが、そのなかでも子供心に『これは読んではいけない作品だ』と理解していました」と振り返る。それもそのはず。そこに描かれているのは、東北の大地主一族の不貞によって産まれた“奇子”の物語。一族の体面のために地下室に幽閉され育った美しい奇子が、ある日世に放たれる――という、少女監禁や近親相姦などセンセーショナルな描写が多い作品で、大人が読んでも衝撃は大きい。手塚治虫にはさまざまな名作があるが、なぜこの『奇子』なのかを尋ねると、中屋敷は「演劇のよろこびは、生身の俳優と生身の人間を観て、普段僕らが出会えない人間の本性と向き合えることだと思う」と語り、そのうえで「僕にはこの『奇子』が手塚治虫作品の最高傑作…最高怪作」だと明かす。それを“今”やるのは、昭和が終わり平成を経て令和へと移りゆく時代の空気が作品とマッチしているから。「時代に取り残されていく人々がいたり、時代の流れが人の悲しみや怒りのようなものをないがしろにしたり、そういう“時の流れの残酷性”をまざまざと感じられるのが今なんじゃないかと思いました」「“観たくないけど、観なきゃいけない”というような…目を背けられない、目を背くことを許さない作品にするのがテーマです」という本作で、五関をはじめ出演者に求めるのは、本性。「俳優の皆さんの本性に触れなければ進めないんじゃないかというシーンがいくつかありますし、自分の過去の体験や、自分が持っているある意味みにくい本性みたいなものを手掛かりにしていかないと、役を手繰れないんじゃないかと感じています。稽古中、すごく恥ずかしくなるんじゃないかな」「今ってさまざまな技術やメディアがあって、“人間のふりをしてる人間”をたくさん見ると思うのですが、“本当に生身の人間を見るってこういうことだ”“これこそ生身の人間なんだ”というものを、手塚治虫と、この俳優たちと、『奇子』という世界で表現したいです。人間を見るのにうんざりしている人にこそ観てほしい。人間ってこんなに醜くて美しくて愛おしいものなんだということを感じてほしい」と中屋敷が語る、手塚治虫生誕90周年記念事業PARCOプロデュース2019『奇子』は、7月19日(金)から28日(日)まで東京・紀伊國屋ホールにて上演。その後、水戸、大阪を巡演。取材・文:中川實穗
2019年05月17日展覧会「アリス幻想奇譚2019―アリスとファンタジーの普遍的概念」が、2019年2月15日(金)から27日(水)まで、東京・渋谷のBunkamura Galleryにて開催される。言わずと知れた世界的名作『不思議の国のアリス』は、原作の著者であるルイス・キャロルが、当時10歳の知人の子アリスのために即興で作ったおとぎ話を元に誕生した物語。夢やユーモアに溢れると同時に、様々な謎や不条理が同時に入り乱れる物語は、自由な発想から生まれたただのファンタジーではなく、理路整然と秩序が貫かれた“論理学の書”と評する人さえいる、様々な解釈が生まれている作品だ。本展では、アリス自身の持つ永遠の少女性ー「アリス」と言う名称から想像・連想し得る観念的なアイコンーと、少女とファンタジーという要素から成り立つ普遍的な共有概念を視野に入れた世界観をテーマに、平面から立体作品まで、30余名の作家がそれぞれ独自の解釈・技法で『不思議の国のアリス』を表現した作品の数々が展示される。【開催概要】展覧会「アリス幻想奇譚2019―アリスとファンタジーの普遍的概念」開催期間:2019年2月15日(金)〜2月27日(水)開催時間:10:00~19:30会場:Bunkamura Gallery(東京都渋谷区道玄坂2丁目24)<参加予定作家>■平面作品味戸ケイコ、東逸子、イヂチアキコ、小川香織、金子國義、北見隆、黒木こずゑ、寒河江智果、新宅和音、高田美苗、たま、友沢ミミヨ、トレヴァー・ブラウン、中村キク、七菜乃、西塚em、丹羽起史、長谷川友美、深瀬優子、森ヒロコ、山本タカト■立体作品オカムラノリコ、清水真理、垂狐、高齊りゅう、衣、陽月、ホシノリコ、三浦悦子、村上仁美、森馨、吉田良、Chong Yang-Hee、Kim Yoon-Ok、Sera、Shin Jung-Mi、 Sooya、 Ji Hye-Jung【問い合わせ先】Bunkamura GalleryTEL:03-3477-9174
2019年01月31日『幻想奇譚 白蛇伝(げんそうきたんはくじゃでん)』が5月25日(木)に開幕。前日に公開ゲネプロと囲み取材が行われ、取材には山下聖菜、伊勢大貴、椎名鯛造、兼崎健太郎、秋 夢乃、Kimeru、伊阪達也、反橋宗一郎、横井寛典、鷲尾修斗、秋沢健太朗、齋藤健心が登壇した。【チケット情報はこちら】「白蛇伝」は、中国で「西遊記」「水滸伝」「三国志」に並ぶ四大民話のひとつで、妖(あやかし)と人間の許されない恋が描かれている。脚本・演出は菅野臣太朗。ゲネプロ前の囲み取材では、自身の役どころについて白蛇の化身・白娘(パイニャン)を演じる山下は「妖なんですけど、他の妖とは違って人間に愛がある。それをまっすぐ貫いていく強さが魅力的な役です。唯一、二面性があるキャラクターなのでその部分にも注目してもらえたら」とコメント。心やさしい薬売りの青年・許仙(キョセン)役の伊勢は「(亡き)両親から聞いていた歌が大好きな青年です。歌を通してやさしさを表現していけたらと思っています。いろんな人と関わる中で見せる表情にも注目してほしいです」、青魚の化身・少青(シャオチン)役の椎名は「少青は白娘のことがすごく好きだけど面と向かって言ったことはない、幼馴染みたいなイメージの役です。突然ライバルが出現して色々複雑だけど、こういう愛もいいなと思っていただければ」とそれぞれ話す。作品については、僧侶・法海(ほうかい)役の兼崎が「『白蛇伝』は中国の作品で、立ち回りも中国ならではの動きがあります。僕自身も中国武術が大好きなので楽しみながらやっています」、女狐の化身・胡媚娘(フーメーニャン)役の秋が「終盤、胡媚娘が白娘と対決するシーンでは、人間と妖、どっちが正義だかわからなくなる。そこも(『白蛇伝』に込められた)メッセージなのでぜひ観ていただきたいです」と紹介した。殺陣や歌など見どころの多い本作。特に中国武術を取り入れたアクションは迫力満点で、中国武術世界一の実力を持つ横井らが繰り出す殺陣にぜひ注目して。また、身軽なキャストが揃っているため、さり気ない場面でも身体能力が生かされた動きが散りばめられているのも楽しい。ほかにも、白娘が白蛇に変身する際の演出や、山下と伊勢が恋する気持ちを乗せたかわいらしい歌唱シーンも印象的だった。舞台セットの美しさや、細部まで手の込んだ衣裳にも目を奪われる作品。ぜひ劇場で確認して!公演は5月30日(火)まで東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて。当日引換券は公演前日まで発売。取材・文:中川實穗
2017年05月25日台湾の女優ヤオ・アイニンが日本映画初主演を務める『恋愛奇譚集』。この度、本作の予告編が到着した。台湾からの留学生・ユーウェン(ヤオ・アイニン)は、「感情は一瞬で変わるから、恋愛することは馬鹿馬鹿しい」と思っていた。思うように言葉が通じないもどかしさを抱えながら、ホームステイ先の古川酒造の3代目涼太(和田聰宏)や同じクラスの気になる男子・光孝(柳俊太郎)とその彼女・香織(遠藤新菜)たちと日々過ごしているユーウェン。ある日、彼女にしか見えていない赤いコートを着た謎の少女・ユリ(福田麻由子)と出会うことで、心の内を話せる友達ができ、笑顔を取り戻していく。「私たち2人は同じ国の人なのかも…」しかし、楽しい時間を共有していくと同時に、ユリと涼太そして東京から出戻ったワケあり娘・彩子(内田慈)との関係、そこに悲しい過去があることを知る。ユリが幽霊だとわかった異邦人のユーウェンは、ユリの心残りに唯一気づき、不思議な絆で繋がっている2人は、大切な日に秘密の作戦を決行する。果たして、ユリとユーウェン2人の想いは届くのだろうか?そして、彼女たちは誰かにとって忘れられない存在になれるのだろうか――。本作は、台湾からの留学生を主人公に、美しい自然や田園風景などが広がる福島県天栄村を舞台に繰り広げられる切ない恋愛映画。キャストには主演のヤオのほか、和田聰宏、内田慈、福田麻由子、柳俊太郎、遠藤新菜、前野朋哉、中島歩、山本浩司、水橋研二、康すおんらが脇を固める。このほど到着したのは、モデルとして雑誌「装苑」「Soup.」などにも登場し、台湾だけでなくアジアそして世界でも活躍が期待されているヤオが留学生ユーウェンを演じている予告編。映像では、言葉の壁に悩まされながら、好きな人に想いを伝えきれずにいる愛らしいユーウェンの姿や、彼女を主軸に関わりがある人々との心の交流や葛藤など心情の変化が描かれている。また、福島県の美しい景観や、映像中盤から流れる11月デビューしたばかりの「あいみょん」が歌う主題歌「漂白」が、物語をより一層彩る。『恋愛奇譚集』は2017年2月4日(土)より新宿シネマカリテ、フォーラム福島ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2016年12月18日モデルとして雑誌「装苑」「Soup.」などにも登場する台湾の新星ヤオ・アイニンが、『恋愛奇譚集』で日本映画初主演を果たすことが分かった。また今回併せて、天栄村の景色と美しい少女が印象的な映画のメインビジュアルも公開された。台湾からの留学生・ユーウェン(ヤオ・アイニン)は、「感情は一瞬で変わるから、恋愛することは馬鹿馬鹿しい」と思っていた。思うように言葉が通じないもどかしさを抱えながら、ホームステイ先の古川酒造の3代目涼太(和田聰宏)や同じクラスの気になる男子・光孝(柳俊太郎)とその彼女・香織(遠藤新菜)たちと日々過ごしているユーウェン。ある日、彼女にしか見えていない赤いコートを着た謎の少女・ユリ(福田麻由子)と出会うことで、心の内を話せる友達ができ、笑顔を取り戻していく。「私たち2人は同じ国の人なのかも…」しかし、楽しい時間を共有していくと同時に、ユリと涼太そして東京から出戻ったワケあり娘・彩子(内田慈)との関係、そこに悲しい過去があることを知る。ユリが幽霊だとわかった異邦人のユーウェンは、ユリの心残りに唯一気づき、不思議な絆で繋がっている2人は、大切な日に秘密の作戦を決行する。果たして、ユリとユーウェン2人の想いは届くのだろうか?そして、彼女たちは誰かにとって忘れられない存在になれるのだろうか――。本作は、台湾からの留学生を主人公にし、田園風景を持つ米どころの福島県天栄村を舞台にした切ない恋愛映画。本作にて映画初主演を果たすヤオがユーウェンを演じるほか、ロケ地である福島県天栄村出身の俳優・和田聰宏、内田慈、福田麻由子、フレッシュな若手俳優の柳俊太郎や遠藤新菜、さらに前野朋哉、中島歩、山本浩司、水橋研二、康すおんら映画ファン必見の俳優陣が集結している。監督は、宝塚造形芸術大学在学中に、崔洋一監督、成田裕介監督、福岡芳穂監督から映画制作を学び、思春期の少女や若い女性を主人公に描く作品を得意とする倉本雷大。脚本は、『ストロベリーショートケイクス』(矢崎仁司監督作)、『七夜侍』(河瀬直美監督作)、『百瀬、こっちを向いて。』(耶雲哉治監督作)など多数の映画脚本を送り出してきた狗飼恭子が担当する。ヤオは「私にとって本作はとても美しい映画です。その美しさは人と人のつながりにあります。いま、ここで誰かといることを大事にして、心で感じたいのです」と本作について話し、「撮影のとき、私自身はユーウェン役そのままでした。一人で日本に来て、皆さんと仕事をして、最初はなじめなかったのに後半はすごく仲良くなりました。まさに映画の中にある台詞の通り『みんなすぐに忘れちゃうと思う。でも、それでもいい。ときどき思い出してくれさえすれば』。私たちは一緒に映画を作ってた、そう思い出してくれればいいのです」とコメント。さらにまた「きっと恋によってだけ、人は誰かの物語の登場人物になることができるんだ」という台詞を用いて、「人が他人の人生に関わることは、ちゃんと理由があると思います。皆さんもこの映画を観て、いまを大事に、一緒にいる人を大事に思っていただければと思います」と語っている。『恋愛奇譚集』は2017年2月4日(土)より新宿シネマカリテ、フォーラム福島ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2016年12月05日写真提供:タイ国政府観光庁毎年太陰暦9月に、プーケットを中心にタイ全土で行われる奇祭「プーケット・ベジタリアン・フェスティバル」。菜食と禁欲を経た主に中華系の信者が、目を覆いたくなるほどの痛々しい苦行に励む姿から、世界の「奇祭中の奇祭」としても知られる。2016年は10月1日~9日まで開催。 190年以上続く伝統ある祭り写真提供:タイ国政府観光庁ベジタリアン・フェスティバルは、菜食によって身を清め、神への忠誠を示すことで、幸運がもたらされる儀式として、約190年間続く伝統的なお祭り。その起源は1985年に遡る。当時多かったタイ、プーケットへの出稼ぎ中国人労働者。彼らの慰安のために訪れた中国の京劇団は、突如謎の病に襲われる。そのとき一行は、菜食の儀式を通じてKiew Ong Tai TheとYok Ong Sone Theという2つの神を称えると、たちまち病が消えていった、という言い伝えがこの祭りの始まり。現在でも祭典前日には各寺院に「Go Teng pole」と呼ばれる巨大なポールを立て、2つの神を迎え入れる。2016年10月3日~9日にかけては、それぞれの寺院で順番にパレードも開催予定。・詳しいスケジュールはこちら>写真提供:タイ国政府観光庁期間中、屋台やレストランはもちろん、スーパーやコンビニまでも、この時期ならではのベジタリアン・メニューを提供。店頭に掲げられる、菜食を示す黄色い旗「ジェー」を目印に、季節の味を活かした美味しいベジタリアン・メニューを堪能したい。この祭りは、プーケットの他、中国寺院を有するバンコクやムットサーコーン、チョンブリーなどの都市でも開催される。バンコクのチャイナタウンの様子 ©TRIPPING! 期間中に定められた10のルール祭典の期間中、儀式参加者には10の規則が設けられている。内容は以下の通り。1.体を清潔にすること。2.キッチン用品を清潔に保ち、菜食の儀式に参加していない人とは分けて使うこと。3.白い衣装を身に付けること。4.心身ともに正しい行いをすること。5.肉を食べないこと。6.禁欲すること。7.禁酒すること。8.喪中の人は祭りに参加しないこと。9.妊婦は儀式を見ないこと。10.生理中の女性は儀式に参加しないこと。禁欲を強いる厳格なルールの中にも、女性への配慮が感じ取れる内容。一方で心身への影響が懸念されるほどの儀式の過激さも、暗に示しているようだ。 閲覧注意!見るに堪えない過激な儀式も写真提供:タイ国政府観光庁ベジタリアン・フェスティバルが奇祭と呼ばれる所以が、期間後半に向けてエスカレートしていく過激な儀式。白装束に身を包んだ「Ma Song(マーソン)」と呼ばれる信者は、火の点いた炭の上を裸足で歩いたり、頬に鉄の棒を貫通させた状態でパレードをしたり、刃の立ったはしごを裸足で登ったりなどという、見る者が目を覆いたくなるほどの苦行を難なくこなしていく。より過激な苦行を行うことにより、神への厚い信仰心を示し、人々に幸運をもたらすと考えられているこの祭典。前々から厳格に行って準備してきた禁欲と菜食の儀式は、マーソンたちに一種のトランス状態をもたらし、痛みを感じさせない役割を果たしているそう。花火や太鼓などのけたたましい音とともに繰り広げられるこの奇祭には、煩悩を消し邪気を追い払うという意味が込められ、幸運をもたらす行事として人々に大切に守られ続けているのだ。あまりの過激さに失神してしまう者も出るほどの奇祭「プーケット・ベジタリアン・フェスティバル」。この時期ならではの菜食メニューも味わいながら、信者の熱い信仰心を全身に感じるスピリチュアルな祭典は、2016年10月9日まで続く。
2016年10月03日『太陽』の映画化も記憶に新しい、劇団イキウメ主宰で劇作家・演出家の前川知大。彼がこの秋、5年ぶりに挑むのが古典を現代の感覚で読み解く「奇ッ怪」シリーズだ。2009年、小泉八雲を題材に生まれた一作目、2011年には「現代能楽集」シリーズとして能・狂言をモチーフに『奇ッ怪 其ノ弐』が上演された。10月より上演される最新作『遠野物語・奇ッ怪 其ノ参』を前に、前川と、このシリーズに欠かせない仲村トオルのふたりに話を聞いた。【チケット情報はこちら】3作目となる今回、テーマに据えたのは柳田国男が著した『遠野物語』。「このシリーズは日本の古典作品のなかから“聞くこと”と“語ること”をテーマにして現代の物語をつくってきました。『遠野物語』はまさに柳田国男が佐々木喜善という青年から聞いた話を集めたもの。そしてその佐々木は自分のおばあちゃんから話を聞いている。“聞く”と“語る”が繰り返されているんですよね」と前川は語る。オリジナル作品を生み出し続ける前川にとって、「奇ッ怪」は「資料を読み込むうちに、これまで自分がつくってきた作品のテーマについて改めて認識したり、それまでの自分を総括するような発見があったりする特別なシリーズ」だという。このシリーズに毎回名を連ねる仲村は、「自分にとっては何よりも前川くんの新作に出られるという喜びが大きい」といい、「SF要素があったりして一見遠くの話に見えても、実は誰にとっても近くにある物語が描かれている」と前川作品の魅力を挙げる。「仲村さんには一作目で死者を、二作目では神様をやってもらった。この作品において、そんなとんでもない役柄でも、仲村さんはすべて受け入れて、そのまま伝えてくれる。神様役と言われても変に演じようとしない。でもなぜか神々しく見えてくる、不思議な存在感があるんです」と前川が話せば、仲村は「神様といっても、全国にかなり数のあるチェーン店の店長くらいの神様とわかったので、気負うことはありませんでした」と笑う。『遠野物語・奇ッ怪 其ノ参』について前川は「『遠野物語』は怪談を集めたものという印象があるかもしれないけど、実は違うんですよね。原作も『すべて事実である』というところからはじまるし、怖いというよりも、身の回りの“へんな話”だと思って、構えずに観に来ていただけたら」と作品のイメージを説明。そんな「奇ッ怪」シリーズに参加するたび、偶然の出会いや不思議な体験が重なるという仲村。今回もすでに思いがけない出来事があったという。「稽古が始まる前、『遠野物語か…遠くの物語だな…』と思っていた頃に、10年以上のお付き合いになるご近所さんが『チケット買います』と言ってくれました。初めてのことで(笑)。聞けば遠野にとてもゆかりがある方で、こんな身近に遠野物語を熱く語る方が! と驚きました」公演は10月31日(月)から11月20日(日)まで東京・世田谷パブリックシアターにて上演。取材・文:釣木文恵
2016年09月15日俳優の野村周平が、フジテレビ系スペシャルドラマ『モンタージュ 三億円事件奇譚(きたん)』(前編25日21:00~23:10/後編26日21:00~23:09)に出演することが8日、明らかになった。主演を務める福士蒼汰の父親役を演じる。同作は、2010年から2015年まで、「週刊ヤングマガジン」で連載されていた『モンタージュ 三億円事件奇譚 SINCE 1968.12.10』が原作で、約50年前に発生した、20世紀最大の未解決事件「三億円事件」をの真相に迫っていくというストーリー。事件が発生した当時の1968年と、現代を舞台に繰り広げられる。野村は1968年の物語に登場し、後に主人公・大和(福士)の父となる軍艦島出身の川崎雄大を演じる。雄大は、17歳で三億円事件が起こった府中に上京し、交際する井上和子(門脇麦)、望月竜(渋谷謙人)、響子ギブソン(ホラン千秋)、横溝保(瀬戸利樹)と知り合うが、ある事件をきっかけに、三億円事件に深く関わっていくことになる。野村は自身の役柄について「すごく明るくて陽気で、いい意味で子供らしい反面、頭の回転の良い人ですが、とある事件を機に、芯は変わらないものの、全く別のキャラクターに豹変(ひょうへん)してしまいます」と紹介。共演シーンはないものの、昨年7月期の月9ドラマ『恋仲』で、恋敵の間柄を演じた福士の父親役となるが、「現場で『僕のことを、お父さんってと呼んでよ』と言ったんですが、『やだ』と言われてしまいました(笑)」とエピソードを明かした。一方の福士は、野村について「共演させていただいた方と、こういう形ですぐにまたご一緒できるのはうれしいことです」と喜びながら、「今回は(野村が)お父さんになってしまいました(笑)。野村君とは同級生なので、本当に不思議な感覚です(笑)」と話している。1968年の舞台では他にも、雄大の幼なじみで、後に大物政治家となる府中南署の刑事・沢田慎之介役で、三浦貴大が出演。現代で大和に「お前の父親は三億円事件の犯人だ」と告げて息絶えた老人・東海林明役を演じる香川照之は、1968年では府中南署の刑事として登場する。
2016年06月08日神木隆之介&門脇麦で実写映画化される『太陽』の原作舞台を生み出した、劇団イキウメの主宰・前川知大が、柳田国男の傑作逸話集「遠野物語」を劇化する舞台「遠野物語・奇ッ怪 其ノ参」の上演が決定。出演に仲村トオル、瀬戸康史ら豪華俳優陣が顔を揃えることが分かった。緻密な構成と筆致で、身近な生活と隣り合わせに現れる異界を描きだし、多くの演劇ファンを唸らせてきた前川氏。これまでに、鶴屋南北戯曲賞、読売演劇大賞の大賞、優秀作品賞、最優秀演出家賞など名だたる演劇賞を獲得。2016年は、自身が主宰する劇団イキウメの代表作であり、蜷川幸雄による演出も話題となった「太陽」の舞台版と、神木さんと門脇さんを迎えて実写化される映画版の同時期公開を控えるなど、より一層の注目を集めている。そんな前川氏脚本・演出による「奇ッ怪」シリーズを、世田谷パブリックシアターでは2009年より継続して上演。第3弾となる今回の「奇ッ怪」では、民俗学者・柳田国男が遠野盆地から遠野街道にまつわる民話を集録した「遠野物語」が原作。河童や天狗といった妖怪たちから、死者、神に至るまで様々な異界のものたちと生きてきた人々の共生を綴った物語を、前川氏の解釈で舞台に表現する。出演は、「チーム・バチスタ」シリーズや「あぶない刑事」シリーズをはじめ数多くのドラマや映画・舞台で幅広く活躍する俳優・仲村さん。シリーズ前2作にも出演した仲村さんは「奇ッ怪」の世界観に欠かすことのできない存在だ。「前川君の作品にかかわっているときは“これは偶然というには確率が随分と低い”と思う出来事がよくあります」「おそらく前川君のもっている此の世とあの世の中間辺りでとんでいる波のようなものをつかまえるアンテナに、僕の中にある、ふだんは只の鉄の棒のようなものが共鳴して何かを受信しやすい状態になるのだと思います」と、その独特の世界観を表現。また、「昔の遠野のことを話しながら、たったいまの真ん中のことを語ってしまう。そんな奇跡をまたやらかす!その力のひとつになり、その場に立ち会いたい」と、意気込みを力強く語った。そして、世田谷パブリックシアター主催「マーキュリー・ファー」で脆さと内に秘めた強さを持ち合わせる難役を繊細な表現力で演じ切った瀬戸さんが、前川作品に初参戦!実はイキウメ作品はほぼ欠かさず観劇するほど、前川作品ファンだという瀬戸さんは「毎日刺激的で精一杯生きているつもりなのに、なんとなく1日が終わっていっている気がする。前川さんの作品はそんな僕の日常に問いかけてくる。『これでいいのか』『自分に見えているものだけが真実なのか』と僕に、そして世の中に対し揺さぶりをかける」と、前川作品の魅力を語り、「今作で初めてお芝居でご一緒でき、喜びはもちろん、妖怪や神が住む森に迷い込んだ遠野の村人のように凄いところに足を踏み入れたようなワクワク感、そして少しの不安や恐怖…いまはそんな心境です」と明かした。また共演者には山内圭哉、池谷のぶえ、銀粉蝶といった日本の演劇界を支える実力派キャストが集結。瀬戸さんは「仲村トオルさんをはじめ素晴らしい演者の皆さんの中でお芝居できることを幸せに思いますし、何が何でも食らいついていきます」と熱いコメントを寄せた。舞台「遠野物語・奇ッ怪 其ノ参」は10月31日(月)~11月20日(日)まで、世田谷パブリックシアターにて上演。(text:cinemacafe.net)
2016年03月23日名古屋パルコ内「パルコギャラリー」(愛知県名古屋市)では3月18日~4月3日の期間限定で、奇譚クラブの設立10週年を記念した展覧会「奇譚クラブ10周年展」が開催されている。「奇譚クラブ10周年展」は、「コップのフチ子」など多数のカプセルトイを展開する奇譚クラブの設立10週年を記念して行われる展覧会。「奇譚クラブ10周年のフチ子」の等身大フォトスポットや、計120台以上の奇譚クラブのガチャガチャが登場。そのほか、これまで発売された約2,500アイテムを超えるガチャガチャの展示や、「コップのフチ子」「NATURE TECHNI COLOUR」のジオラマ展示を行う。会場では、同展だけの限定ガチャガチャ「奇譚クラブ10周年のフチ子」(全3種/各500円・税込)や、全身ゴールド衣装で全長約15cmの置き型フチ子「コップのフチ子+奇譚クラブ10周年ver.」(2,800円・税別)などを販売。同商品は今回が初の販売となる。また、10周年記念商品として、NATURE TECHNI COLOUR「海洋 I 黄金版」(全8種・うちシークレット1種/各400円・税込)および同「サバンナ黄金版」(全8種・うちシークレット1種/各400円・税込)なども展開する。同展の入場料は、一般500円・学生400円・小学生以下無料(いずれも税込)。なお、3月19日 15時~には、「コップのフチ子」原案者であるタナカカツキ氏のトークショーも開催される。当日は有料入場者に先着で整理券を配布。立ち見での観覧も可能とのこと。(c)タナカカツキ/ KITAN CLUB
2016年03月18日ガチャガチャメーカーの奇譚クラブより、人気カプセルトイ「コップのフチ子」シリーズ最新作「コップのフチ子5(ファイブ)」が4月下旬より全国のガチャガチャにて発売される。全7種(うちシークレット1種)で、価格は1回200円。「コップのフチ子」は、2012年7月に奇譚クラブとマンガ家のタナカカツキ氏が共同開発したカプセルトイ。「OL風の女性"フチ子"をコップのフチに腰掛けさせて遊ぶ」というコンセプトと、その光景を撮影した写真がSNSで話題となり、現在までシリーズ累計1,000万個を超えるヒットを記録している。ナンバリングシリーズとなる今作は、「かわいさ・おもしろさ・アクロバット性・意外性」というこれまでの全シリーズを踏襲したラインナップに。コップのフチで仕事に励む「その件はのちほどのフチ子」、コップをがっちりつかんだ「顔ペターンのフチ子」、水を入れたコップと相性抜群の「洗顔のフチ子」、仰天のグリップ力を見せる「フチのぼりのフチ子」、上下2WAYで楽しめる「立ち木のフチ子」、驚愕のシーンを切りとった「一回落ちたフチ子」、さらに定番のシークレットを加えた全7種となっている。これまでガチャガチャ、ゲームセンター、BOX商品、キャラクターコラボ、企業キャンペーン、ご当地など、コップのフチのみならずさまざまなフチに登場して人気を博してきた同シリーズ。1年に1回発表されるナンバリングシリーズも毎回注目を集めているが、今回「コップのフチ子」原案者のタナカカツキ氏が驚きのコメントを寄せている。○タナカカツキ氏 コメント「コップのフチ子5について」フチ子シリーズってたくさん出てるように思いますが、実のところ、本シリーズは1年に一度くらいのペースでしか出してないんですよね。亜流品が多い中、真のオリジナルはこのシリーズだけです!200円ではもう作れませんので、たぶんこれが最終回。どうぞ、みなさま、よろしくお願いいたします。そして、これまでありがとうございました。さようなら。御礼。(C)タナカカツキ / KITAN CLUB
2016年03月11日日韓両国で爆発的なヒットを記録した『猟奇的な彼女』のクァク・ジェヨン監督最新作『更年奇的な彼女』が4月に日本でも公開することが決定。そして今回、本作の主題歌に華原朋美の新曲「君がそばで」が起用されることが明らかになった。大好きな人との結婚を夢見る女の子、チー・ジア。大学の卒業式にウエディングドレスで出席し、同棲中の恋人にサプライズでプロポーズを計画。しかし彼からの返事は「結婚は考えられない!」。公衆の面前で放たれた一言に、彼女の自信とプライドは見事に崩れ去る。トラウマを引きずりながら26歳になった彼女は、医者から若年性の更年期だと診断されてしまう。「なんで私が更年期なのよ!」まさかの恋の病が本当の病気になってしまうなんて。そんなある日、ホームレスに絡まれているところを大学の中で“最も冴えない男”だった、ユアンに助けられる。「帰る場所がない…」というユアン。親友の毒舌女、リン・シューアルの猛反対を押し切り、冴えない彼との奇妙な同居生活がスタートする。チー・ジアにとって本当の幸せとは…。すでに公開された中国では、32億円を超える大ヒットを記録。アジア全域を超え、世界中の女性を感動させたラブストーリーとして注目を集めている。本作は、『猟奇的な彼女』 『僕の彼女はサイボーグ』を手掛けたアジア映画の巨匠・クァク監督の最新作。“アジアの彼女三部作”の完結編として放った。キャストにはアジアが誇るスターが共演。ヒロインのチー・ジア役には、『小さな中国のお針子』などに出演し実力派として注目されるジョウ・シュン。トム・ハンクス主演の『クラウド アトラス』でハリウッド進出を果たすなど、中国四大女優のひとりとして絶大な人気を誇っている。そして過去の失恋のトラウマに悩むヒロインを傍らで献身的に支える ユアン役には、中国の元国民的アイドルとして人気を誇り、『レッドクリフ』シリーズに出演するトン・ダーウェイが、ユーモア溢れる演技でヒロインの魅力を引き出し、日本女子の心を胸キュンさせる。そして本作をさらに盛り上げる日本語版の主題歌には、昨年デビュー20周年を迎えた華原さんの21年目、1枚目のニューシングル「君がそばで」。20年という活動を経て、いまだからこそ歌う事ができるどこまでも真っ直ぐで純真な愛情表現が込められた珠玉のラブバラードを歌い上げる華原さんは「この曲は最初にデモを聞かせていただいたとき、“今すぐに歌いたい”と思ってしまうほどに歌詞やメロディーに共感を覚えて気持ちが高ぶりました。私のこれまでの半生で経験した様々な事に想いを馳せながら、その中でこれからの人生で大切なことをこの曲に教えてもらえたような気がします」と話し、また「レコーディング中、感情とシンクロして何度も涙をこらえながら言葉を噛みしめて歌いました…。この楽曲を聞いていただくリスナー皆さん一人一人が、近くにいる大事な人の大切さを改めて感じるきっかけになってもらえたら、と思います」と歌に込めた想いも語っている。これまで『クレヨンしんちゃん』など国内アニメ映画の主題歌や、日本映画のイメージソングを担当してきた華原さん。今回初の海外作品主題歌となったが、実はそれだけではなく、クァク監督が華原さんの声を聴き惚れ込み、来年日本で公開予定の自身の次回作『風の色』にも華原さんを主題歌に指名。この主題歌映画は、監督の愛娘・ヨンジンが作曲家として参加した想い入れのある曲で、映画タイトルと同様の「風の色」というタイトルで、今回の主題歌と共に収録されているという。『更年奇的な彼女』は4月8日(金)よりTOHOシネマズ日本橋・新宿ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2016年03月10日ガチャガチャメーカーの奇譚クラブは、同社初の試みとなる球体マグネット「球体マグネット 宇宙」を、3月15日より全国のガチャガチャにて発売することを発表した。価格は1回300円。同商品は、惑星・衛星それぞれを、マグネットに360度全面プリント。球体内部のマグネットは自由に動くため、どの面でも貼り付けることが可能。そのため、ドアや冷蔵庫、ホワイトボードなどの平面だけでなく、スタンドなど棒状の金属部分にくっつけて立体的に楽しむこともできるという。ラインナップは「水星」「金星」「地球」「火星」「木星」「土星」「月」の全7種で展開する。(C)KITAN CLUB
2016年03月09日ガチャガチャメーカーの奇譚クラブは、「国芳国貞マグネット」(1回200円/税込、全12種)と「歌川国芳根付」(1回400円/税込、全3種)を、3月19日よりBunkamura ザ・ミュージアムにて開催される「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞」にて限定ガチャガチャとして発売する。「コップのフチ子」をはじめ、「土下座ストラップ」や「くいとめるニャー」、最近では「ねこのかぶりもの」、「スマホのおふとん」など、ユニークな商品を展開している奇譚クラブ。今回は、200年以上の時を経た、歴史もののガチャガチャが新登場する。1つ目は「国芳国貞マグネット(1回200円・全12種)」で、国芳の豪快な武者絵や大胆な構図の作品、さらに国貞の粋な美人画などから12種類をセレクト。商品はマグネット仕様になっており、表面をエポキシ樹脂でコーティングし、高級感ある作りとなっている。2つ目は国芳の代表的な作品から、公式グッズとしては初のガチャガチャとなる「歌川国芳根付(1回400円・全3種)」。ラインナップでは、「国芳もやう正札附現金男 野晒悟助」より、国芳の真骨頂とも呼ばれるドクロ模様を大胆に立体化している。野晒悟助の着物にデザインされている、猫で描かれたドクロ模様の「猫骸骨」や「骸骨下駄」。もう1種は「見立東海道五拾三次岡部 猫石の由来」より、ほかの国芳作品にもたびたび登場する化猫の猫又より「踊る猫又」の全3種がそろう。浮世絵では決して見ることができない部分も、200年の時を越えて夢の立体化を果たしている。(C)2016 Museum of Fine Arts,Boston
2016年02月28日フィギュアメーカーの奇譚クラブより、「ねこのかぶりもの」シリーズ第3弾「かわいい かわいい かぶりものなっしー!!! ~ふなっしーバージョン~」が全国のガチャガチャにて発売されている。全5種で、価格は1回400円。「ねこのかぶりもの」シリーズは、2015年9月に発売された奇譚クラブ初となる猫向けカプセルトイ。猫以外にもぬいぐるみなどにかぶせるユーザーも続出し、ヒット商品となっている。シリーズ初のキャラクターコラボアイテムとなる「かわいい かわいい かぶりものなっしー!!! ~ふなっしーバージョン~」では、千葉県・船橋市のご当地キャラクター「ふなっしー」とのコラボが実現。「ふなっしー」グッズとしても、初の猫コスチューム商品になるという。ラインナップは、チャームポイントの葉っぱも再現した「ふなっしー」、ふなっしーグッズでは人気カラーの「パステルふなっしー」、触覚が特徴の「ふなごろー」、ネコ耳付きの「ふにゃっしー」、「ベビーふなっしー」の全5種となる。(C)ふなっしー
2016年01月14日インディアンドラムの音に合わせて、体中に鉄の棒を突き刺したヒンズー教徒が街を練り歩く…。シンガポールでも奇祭中の奇祭として知られる「タイプーサム」は、2016年1月24日、ヒンズー寺院やセラグーン・ロードを中心に開催。祭典は前日の23日から始まる。神への誓いを胸に行脚する信者©Singapore Tourism Boardタミル歴の第10月(新暦の1月~2月)の満月の日に開催されるヒンズー教のお祭り「Thaipusam(タイプーサム)」。悪に打ち勝つLord Subrahmanya(スブラマニヤ神、別称ムルガン神)を称えるこの祭典は、ヒンズー教徒にとって美徳・若さ・力を示す最も神聖な儀式の一つ。タイプ―サム前日は、スブラマニヤ神の銅像を宝石などの装飾品で飾りつけ体を清めた信者が、神聖な「ミルクポット」を頭上に乗せて行脚を開始。©Singapore Tourism Board当日の儀式は夜明け前から夕方6時頃まで続く。Sri Srinivasa Perumal Temple(スリ・スリニバサ・ペルマル寺院)から、Sri Thendayuthapani Temple(スリ・タンダユタパニ寺院)までのおよそ4.5キロの道のりを練り歩き、忠誠を誓う信者たち。スブラマニヤ神に供えるためのミルクポットを携えた第一陣の次に、「カバディ」と呼ばれる、半球型の鉄製の儀式道具を担いだ信者が続く。何千人もの信者が列をなすため、付近の交通機関に影響も出るほど。見物者が目を覆いたくなるほどの苦行©Singapore Tourism Boardこの祭りが「奇祭」と言われる所以は、その信者たちのスタイルにある。行脚する信者たちは、裸で鉄製のカバディを肩に乗せ、針を身体に挿して固定。舌や口に鉄棒を貫通させたり、剣山のように針が敷き詰められたサンダルを履いたりして、目的のスリ・タンダユタパニ寺院までの道のりを練り歩く。この祭りに参加する信者は、約1か月前から食事を菜食にし、禁酒、禁欲の生活を続けた者たち。物理的、肉体的欲求から魂が開放された信者こそ、痛みを感じなくなるのだという。その姿は、あまりの痛々しさに目を覆いたくなるほどだが、その苦行をむしろ誇らしげにこなす信者は、もはや神々しくもある。この奇祭が見られるのは、セラングーン・ ロード近辺。一般道を、けたたましいインディアンドラムと詠歌で練り歩くため、付近を訪れればすぐに行列に出会えるだろう。マレーシアでも見られるタイプ―サム写真提供:マレーシア政府観光局タイプーサムは、お隣の国マレーシアでも開催。首都クアラルンプールを出発し、セランゴール州バツーケイブへ、同じく針や鉄の棒を体中に刺した信者たちが練り歩く。多民族国家だからこそ目撃できるヒンドゥー教の苦行。この刺激的な奇祭「タイプ―サム」は、覚悟を持って見学しよう。
2016年01月13日フィギュアメーカーの奇譚クラブより、人気カプセルトイ「コップのフチ子」シリーズ最新作「コップのフチ子 ハートチョコ」が1月13日より全国のガチャガチャにて発売される。全6種で、価格は1回300円。「コップのフチ子」は、2012年7月に奇譚クラブとマンガ家のタナカカツキ氏が共同開発したカプセルトイ。「OL風の女性"フチ子"をコップのフチに腰掛けさせて遊ぶ」というコンセプトと、その光景を撮影した写真がSNSで話題となり、現在までシリーズ累計1,000万個を超えるヒットを記録している。今回発売となる「コップのフチ子 ハートチョコ」は、バレンタインシーズンを意識した「恋のキューピッド」をモチーフにしたデザインに。ワンピースにブーツと手袋で「キューピッド感」を演出している。さらに、フチ子さんの身に付ける「ネクタイ」と「おさげ」がハート型になるなどディテールにもこだわりの詰まったアイテムとなっている。(C)タナカカツキ / KITAN CLUB
2016年01月13日名古屋パルコ(愛知県名古屋市)では2016年3月18日~4月3日、奇譚クラブの設立10周年を記念した展覧会「奇譚クラブ10周年展」が開催される。同展では、これまで10年間に発売された同社による全てのガチャガチャ商品を展示。生物フィギュアの「ネイチャーテクニカラー」や、「江頭2:50ストラップ」「土下座ストラップ」「くいとめるニャー」など、総数は2,500アイテムに及ぶ。また、フォトスポットには展覧会限定商品「奇譚クラブ10周年のフチ子」が等身大になって登場。ガチャガチャも多数展開するほか、展覧会限定商品も販売するとのこと。開催時間は10:00~21:00(最終日は18:00閉場・入場は閉場の30分前まで)で、入場料は一般500円・学生400円・小学生以下無料(いずれも税込)となる。なお、渋谷パルコ(東京都渋谷区)では12月27日まで「奇譚クラブ10周年展」が開催されている。(C)KITAN CLUB
2015年12月14日奇譚クラブは11日より、設立10周年を記念した「奇譚クラブ10周年展」を開催する。開催期間は12月11日~12月27日(日)まで、開催時間は10:00~21:00(最終日は18:00閉場、入場は閉場の30分前まで)。会場は渋谷パルコPART1・3F「PARCO MUSEUM」。入場料は一般500円、学生400円(小学生以下無料)。同展は、「愛のあるモノづくり」という信念のもと、「コップのフチ子」や「ネイチャーテクニカラー」といった個性的な商品を展開しているガチャガチャメーカー・奇譚クラブ(きたんくらぶ)初の展覧会。今回は会場だけの限定商品として、イベントのメインビジュアルと同じく月桂樹の冠をかぶり、ゴールドのワンピース姿に身を包んだ「奇譚クラブ10周年のフチ子」を発売する。フチ子が持っているミニカプセルの中には「ミニフチ子」が入っているなど、細部までこだわった仕様になっている。価格はガチャガチャ1回500円で全3種類。また、ネイチャーテクニカラーより限定商品として、ゴールド仕様の復刻版「海洋Ⅰ黄金版」と「サバンナ黄金版」を先行発売する(※同展覧会以外のイベント限定商品としても発売予定)。どちらとも価格はガチャガチャ1回400円で全8種類(うちシークレット1種)。そのほか、これまで発売した約2,500アイテムを超える商品を網羅した公式カタログブック「奇譚クラブ本~コップのフチ子と愉快な仲間たち~」も先行発売する。なお、書籍特典として「奇譚クラブ10周年のフチ子」のレッドバージョンが封入されるそうだ。価格はフィギュア付版2,000円(税別)、通常版1,700円(税別)。
2015年12月11日奇譚クラブは11月21日、津田沼パルコ(千葉県船橋市)にて「コップのフチ子展」を開催する。「コップのフチ子」は、奇譚クラブと漫画家のタナカカツキ氏が共同開発したカプセルトイ。「コップのフチ子展」は同商品の販売開始からの約3年間をまとめた展覧会で、これまで名古屋、渋谷、浦和、札幌、静岡と各地で開催を重ねてきた。今回、千葉県に初上陸となる。原案者・タナカカツキ氏による「原画のフチ子」のほか、これまで登場した800体以上のフチ子が集結する「歴代のフチ子」、フチ子と一緒に写真が撮れる「フォトスポットのフチ子」などを展示。なお、「歴代のフチ子」の展示数は過去最多となる。また「ショップのフチ子」では、約100種のフチ子関連グッズのほか、会場限定の「クリアファイル」(486円)や、THERMO MUGとのコラボレーションアイテム「アンブレラボトルのフチ子」(4,860円)、「ドルマンTシャツ」(4,104円)、「ドルマンTシャツワンピース」(5,184円)、「豆皿」(全3種・各1,404円)を販売。会場内のガチャガチャでは、奇譚クラブオフィシャルショップの限定商品「コップのフチ子3 グレープ」、「コップのフチ子 ナース」に加え、「フチ子展」限定ガチャガチャ「コップのフチ子 レインボー」も販売する。なお、同イベントの開催時間は10:00~21:00。入場料金は無料となる。(C)タナカカツキ / KITAN CLUB※価格は全て税込
2015年11月19日奇譚クラブは9月29日より、コップのフチ子シリーズ最新作「コップのフチの大阪のおばちゃん」(各400円/税込、全6種)を全国のガチャガチャにて発売している。同シリーズは2012年に7月に奇譚クラブとマンガ家・タナカカツキ氏が共同開発したカプセルトイ。「OL風の女性"フチ子"をコップのフチに腰掛けさせたりぶら下げたりして遊ぶ」というコンセプトと、その光景を写真に撮ってSNSに投稿する遊びで話題となり、現在までシリーズ累計900万個を超えている。今回発売された「コップのフチの大阪のおばちゃん」は今までの愛らしいフチ子とは一線を画し、「おばちゃんだってフチりたい! 」という想いを抱いたであろうおばちゃんたちが、ポージング・表情・服装など持てる力を全力で発揮したデザインとなっている。それぞれのデザインは、まさにこれぞ"ドン"の「大阪の雌豹」、いまだにバブルの香りをまとった「大阪の元ヤンママ」、ポージングがベストマッチの「大阪モンスターペアレント」、こんな人いるいる風の「紫外線を避ける女」、フチから襲い掛かってくる姿が勇ましい「夜中に物音の女」、ド派手の決定版とも言えそうな超豪華仕様の「大阪のトップレディー」という全6種類となっている。それぞれに付属しているミニパンフレットには、原案者タカナ氏による書き下ろしイラストも収録している。このデザインに関してタカナ氏は、「日本国の大阪府に生息する面白珍獣『大阪のおばちゃん』のフィギュア化に成功いたしました。わずか数センチ、まるで生きているかのようなリアルさを追求する難題に、日本の技術者が挑みました。長い時間がかかりましたが、これ以上にないクールジャパンな仕上がりになったと自負しております」とコメントしている。
2015年09月30日新宿のライブハウス・ANTI KNOCK(アンチノック)の30周年を記念して、milktubがライブイベント『アンチノック30周年企画 抱枕奇祭2015』を、2015年12月6日(日)に開催する。ヲタ系ライブにおけるサイリウムは危険じゃないか……さまざまな議論を経て、"大きくて柔らかい物を振り回す"という、まさかの発想転換から生まれた「抱枕奇祭」。「抱き枕が大量に発生するとライブハウスの音を吸音する」「ニコ生で配信したら抱き枕が大量に動いてる動画しか配信できていない」など、数々の問題はあるものの、「これは奇祭であり、主役は抱き枕を振り回すオーディエンスであり、バンドはそのオーディエンスのエクスタシーを絶頂に導く為の道具である」という結論に達したmilktubにより、第一回の開催場所である新宿アンチノックの30周年記念企画として、「ニューロティカ」を生贄(ゲスト)に開催される。○アンチノック30周年企画『抱枕奇祭2015』 - 開催概要【開催日】2015年12月6日(日)【時間】開場16:00 / 開演17:30【会場】東京・新宿 ANTI KNOCK【出演】milktub【生贄(ゲスト)】ニューロティカ【チケット】・嫁or婿付き参加チケット …… 11,000円(税込・ドリンク代別)・奇祭参加チケット …… 4,500円(税込・ドリンク代別)・当日券 …… 5,000円(税込・ドリンク代別)チケットの購入ほか、イベントに関する詳細はこちらをチェックしてほしい。
2015年09月26日奇譚クラブは、設立10周年を記念した展覧会「奇譚クラブ10周年展」を開催すると発表した。開催日程は12月11日~。会場は渋谷パルコPART1・3F「PARCOMUSEUM」。同展は、さまざまなカプセルトイを展開しているメーカー「奇譚クラブ」が設立から10年を迎えたことを受けて開催されるもの。10年間で登場した全商品を一堂に展示する予定で、展覧会のメインビジュアルは、同社のヒット商品「コップのフチ子」を同社と共同開発したクリエイター・タナカカツキ氏による描き下ろしとなっている。展覧会の詳細は今後発表される予定で、会場限定商品やイベントなども予定しているということだ。なお、同社が手がけた主なカプセルトイとしては、累計1,000万個を突破した先述の「コップのフチ子」のほか、生物フィギュアレーベル「ネイチャーテクニカラー」(現在は「株式会社いきもん」に分社化)、「江頭2:50ストラップ」、「土下座ストラップ」、「くいとめるニャー」などがある。
2015年09月25日カプセルトイ『コップのフチ子』で知られる奇譚クラブが、初の展覧会となる「奇譚クラブ10周年展」を、東京・渋谷パルコにて12月11日から開催することが明らかになった。本イベントは、奇譚クラブが9月25日で設立10周年を迎えることから企画された同社初の展覧会。会場では、この10年間で登場した全商品の展示が予定されている。また、イベントのメインビジュアルには、漫画家・タナカカツキ氏による完全描き下ろしの「コップのフチ子」を採用。ゴールドのワンピース姿に身を包み、月桂樹の冠をかぶったいつもよりゴージャスな「フチ子さん」に仕上がっている。会場限定商品、特別イベントなどは追って発表される。奇譚クラブは、累計1,000万個を突破した生物フィギュアレーベル「ネイチャーテクニカラー」(現在は株式会社いきもんに分社化)をはじめ、『江頭2:50ストラップ』(累計100万個)や『土下座ストラップ』(累計300万個)、『くいとめるニャー』(累計300万個)などのカプセルトイを展開。中でもタナカカツキ氏と共同開発した『コップのフチ子』シリーズは累計販売1,000万個超えの大ヒットとなり、同社を代表する商品となっている。(C)KITAN CLUB
2015年09月25日奇譚(きたん)クラブは10月1日、「コップのフチ子」とイオンリテールがコラボレーションした「フチ子のおせち」(税込1万6,200円)の予約を開始する。コップのフチ子は、奇譚クラブと漫画家タナカカツキ氏が共同開発したカプセルトイで、「OL風の女性"フチ子"をコップの縁に腰掛けさせたり、ぶら下げたりして遊ぶ」というのがコンセプト。フチ子のおせちには、おせちの縁に座っている「おせちのフチ子」と、縁で羽根つきを楽しんでいる「羽子板のフチ子」が登場する。おせちには、「スモークシュリンプ」「ブロッコリーとお豆のサラダ」など洋風の総菜に、「ロールケーキ」などのスイーツを合わせて33品目を詰めた。色とりどりで、かわいらしい見た目のおせちに仕上がっているとのこと。予約は、イオン店舗のサービスカウンターや特設承りカウンター、イオンのオンラインショップ「イオンショップ」で受け付けている。予約期間は、12月26日まで(早期予約特典は12月6日までの予定)。引き渡しは、申し込んだ店舗の特設カウンターなどで行われる。
2015年09月17日現在、フジテレビ"ノイタミナ"ほかにて放送中のTVアニメ『乱歩奇譚 Game of Laplace』。物語もクライマックスに入り、ますます目が離せない本作品だが、2015年9月30日にBlu-ray/DVD第1巻が発売されるのを記念して、アニメイト新宿店にてトークイベントが開催される。イベント当日は、コバヤシ役の高橋李依とハシバ役の山下大輝が登壇。作品についての思いが語られるほか、グッズの当たる抽選会などが行われる予定で、来場者にはオリジナル特典のお土産があるという、盛り沢山のイベントとなっている。イベントの開催は、2015年12月5日。アニメイト新宿店、アニメイト池袋本店、アニメイト町田店、アニメイト横浜店にて、『乱歩奇譚』のBlu-ray/DVD第1巻 完全生産限定版を予約(全額内金)、あるいは購入者を対象に、先着でイベント参加券が配布される。そのほか詳細は、店頭あるいは『乱歩奇譚 Game of Laplace』公式サイト」などをチェックしてほしい。■『乱歩奇譚 Game of Laplace』Blu-ray&DVD発売記念「少年探偵団の集い@animate hall SHINJUKU」開催概要【開催場所】アニメイト新宿 B2F【開催日】2015年12月5日(土)【開催時間】入場順抽選予定時間14:30 / 開場時間15:00【出演者】高橋李依(コバヤシ役)、山下大輝(ハシバ役)【内容】トークショー&プレゼント抽選会(来場者全員特典付)(C) 乱歩奇譚倶楽部
2015年09月05日奇譚クラブと井上商事は8月31日までの期間限定で、「コップのフチ子×SweetsParadise」を「スイーツパラダイス」吉祥寺店(東京都武蔵野市)、みなとみらい店(神奈川県横浜市)、三宮店(兵庫県神戸市)にて展開する。「コップのフチ子」は、「OL風の女性"フチ子"をコップのフチに腰掛けさせたりぶら下げたりして遊ぶ」というコンセプトのカプセルトイ。同コラボレーション企画では、対象の「スイーツパラダイス」店舗にて「コップのフチ子」とのコラボレーションメニューを提供。また、撮影スポットとして"顔出しパネル"を設置するほか、グッズの販売も行う。コラボレーションメニューとしては、「トライフルフチ子ロールケーキ 生クリームのフチ子付」「いいふちみっけフルーツパンチ 生クリームのフチ子付」「ナンでバターチキン オン フチ子 イチゴのフチ子付」「なぜかコップでオムライス イチゴのフチ子付」「ギリギリサンドイッチ デコレートのフチ子付」「このフチ独り占めパンケーキ デコレートのフチ子付」の6品を用意している。コラボレーションメニューを注文した人には、限定「スイパラのフチ子part2」(全3種)のほか、限定「ソコ子コースター」もプレゼントする。また、同企画は期間終了後もスイーツパラダイスの他店舗での展開を予定している。コラボレーションメニューは、基本メニュー料金+680円で1品注文が可能。追加オーダーは2品までとなる。基本メニュー料金は、70分制の食べ・飲み放題で大人1,530円・小学6年生以下860円・3歳以下無料(いずれも税込)。営業時間は店舗により異なる。
2015年07月29日「コップのフチ子」シリーズを手がける奇譚(きたん)クラブおよび井上商事はこのほど、「コップのフチ子×SweetsParadise」をスイーツパラダイス吉祥寺店(東京都)、同みなとみらい店(神奈川県)、同クレフィ三宮店(兵庫県)にて開始した。8月31日までの期間限定。「コップのフチ子」とは、2012年7月に奇譚クラブとマンガ家・タナカカツキが共同開発したカプセルトイ。「OL風の女性"フチ子"をコップのフチに腰掛けさせたりぶら下げたりして遊ぶ」というコンセプトで、関連グッズやタイアップ商品を数多く展開している。今回は、井上商事が展開するスイーツパラダイスとコラボレーション。コラボメニューを提供するほか、顔出しパネルを設置した撮影スポットやグッズも用意する。コラボメニューは、「トライフルフチ子ロールケーキ 生クリームのフチ子付」「いいふちみっけフルーツパンチ 生クリームのフチ子付」「ナンでバターチキン オン フチ子 イチゴのフチ子付」「なぜかコップでオムライス イチゴのフチ子付」「ギリギリサンドイッチ デコレートのフチ子付」「このフチ独り占めパンケーキ デコレートのフチ子付」。コラボメニューは、基本メニュー料金+680円でオーダーできる。追加オーダーは2品まで可能。コラボメニューの注文で、カフェ限定の「スイパラのフチ子 part2」(全3種)のほか、限定「ソコ子コースター」がもらえる。そのほかにも、持ち帰り用のメニューとして「フチ子のちょっと贅沢(ぜいたく) ティータイムマカロンセット 3個入り」(1,080円)や「フチ子のちょっと贅沢 おみやげロールケーキ」(1,620円)、「フチ子のちょっと贅沢 パーティーミルクレープ」(2,500円)も販売する。基本メニュー料金は、70分制(食べ放題・飲み放題)で、大人1,530円、子供860円(小学6年生以下)、3歳以下無料。※価格は税込(C)タナカカツキ2013/KITAN CLUB
2015年07月28日奇譚クラブは6月27日、「コップのフチ子」ライセンス商品として「コップのフチ子(野球)」(発売元:グレイ・パーカー・サービス)の「読売ジャイアンツ」を、全国のキャラクター雑貨店にて展開する。「コップのフチ子」は、2012年7月に同社とマンガ家タナカカツキ氏が共同開発した、コップのフチに腰掛けさせて遊ぶカプセルトイ。ガチャガチャやゲームセンター、BOX商品、キャラクターコラボ、企業キャンペーンなども展開し、これまで約600種類もの商品を販売してきた。今回発売するのは、日本のプロ野球チーム「読売ジャイアンツ」のユニフォームを着用したフチ子。オレンジと黒の歴史あるユニフォームに袖を通したフチ子が、グローブやバットを持っている。すでに他11球団のユニフォームを着た「フチ子」は展開しており、これでセ・パ両リーグ全12球団がそろったことになる。ラインアップは、フェンスを乗り越えているかのようなポージングの「ボールのフチ子」と、ワキと足の2WAYでフチにかけることができる「バットのフチ子」の全2種。価格は各702円(税込)。(C)YOMIURIGIANTS (C)タナカカツキ/KITAN CLUB
2015年06月25日