7月1日(金)に公開される映画『バズ・ライトイヤー』の吹替声優として、かまいたちの山内健司が出演することが決定した。本作は、『トイ・ストーリー』のバズ・ライトイヤーのオリジンストーリーで、世界で最も有名なスペース・レンジャーの誕生の秘密を描く物語。1995年の映画『トイ・ストーリー』で、アンディが夢中になった流行のテレビアニメ『バズ・ライトイヤー』の主人公をモチーフにしたおもちゃとして登場したバズ。バズ自身も当初自分はおもちゃではなく、本物のスペース・レンジャーと信じこんでいたが……。“もしもアンディが夢中になったバズ・ライトイヤーの物語の世界が実在したら?”という世界観を舞台に繰り広げられる。山内が演じるのは、バズの相棒で、キュートで万能な猫型の友だちロボット・ソックス。有能なスペース・レンジャーのバズは自分の力を過信したために、1200人もの乗組員と共に危険な惑星に不時着してしまう。みんなではるか遠い地球に帰還するため、バズはたったひとりで困難なハイパー航行を繰り返すが、何度も失敗。ハイパー航行中の時間経過は、数分で通常の数年分にあたるため、バズは62年以上もの時間を失い、その間に大切な親友もこの世を去る。希望を失いかけたバズに手を差し伸べたのは、猫型の友だちロボットのソックスだった。山内は、バズ・ライトイヤー役の鈴木亮平、イジー役の今田美桜と同様にUSオーディションを経てソックス役を射止めた。家族と共に大の『トイ・ストーリー』好きだという山内は、自身で猫専用のYouTubeアカウントを運営するほど猫好きでも知られる。そんな猫好きの山内に“猫”型の友達ロボットのソックス役に決まった時の心境を聞くと、「最初は本当ドッキリかなって……。猫のYouTubeもそこまで反響なかったんで……ここに来てすごい大反響が来たなっていう。めちゃめちゃ嬉しかったです」と喜びを明かした。知らせを聞いた際には相方の濱家も同席していたようで、「マネージャーから話を聞いた時、濱家も聞いていたんですけど、めちゃめちゃ悔しがっていました。“俺は!?”って。めちゃめちゃ出演したかったんだろうなっていうぐらい、大絶叫してましたね。“すげぇっ!”って」と振り返り、今回の山内の声優起用の一報に、悔しさも滲ませながらも喜ぶ相方の濱家の様子も教えてくれた。本作で描かれる“スペース・レンジャー”のバズの相棒・ソックスについては、「猫型のロボットと言っているけれど、パッと見はほんまの猫ちゃんと変らなくて、リアルな猫ちゃんの動きをする。でも人の言葉を喋ったり、バズに寄り添って気持ちが通じ合ってたりとか、ロボットっぽくない一面もあるんです。そこがすごく魅力です。ソックスはバズにとって本当にかけがえのない親友というか、運命共同体のような存在なんです」と明かした。また、アフレコについて聞かれると、「台本を見たら、“ニャーニャー”だけじゃないぞ、めちゃめちゃセリフがあると驚きました。ロボットなので感情がこもっていてもロボットじゃなくなる、かといって淡々と言うと“ソックスにはもうちょっと感情があるので……”と吹替演出の方に言われ、“どないしたらええねん!”と大パニックになりました。自分のコントではわかりやすいキャラクターしかやったことがなかったので、ソックスの絶妙な感情表現をするのが初めての体験でしたし、難しかったです」と、猫型ロボットというキャラクターならではの苦労を明かした。劇中でソックスは唯一バズと時間を超えた冒険をする相棒として描かれているが、自身にとってソックスのような相棒はいるかと聞くと、「いません!」と即座に回答すると、続けて「濱家はソックスには全然及びません。靴下ですね。足袋かなぁ……。股引にしておいてください」と笑いを交えながらコメント。最後に、「自分の家族、嫁に観てほしいのと、相方の濱家に観てもらって、思う存分に歯ぎしりをしてほしい。“キィーッ”って悔しがってほしいです。『トイ・ストーリー』のファンな方はもちろん、かまいたちのお笑いが好きな方に是非、“僕が声優しているから観ました!”という声をSNSであげていただくと非常に助かります(笑)」と、ファンに向けてメッセージを送った。『バズ・ライトイヤー』7月1日(金)全国ロードショー(c)2022 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2022年06月07日天海祐希演じる三つ星レストランの天才シェフが給食作りに挑むドラマ「Chef~三ツ星の給食~」の最終回が、12月15日(木)今夜放送となる。本作はフレンチレストラン「La Cuisine de La reine(ラ・キュイジーヌ・ドゥ・ラ・レーヌ)」をクビになった天海さん演じる天才シェフ・星野光子が、テレビ番組の企画で“学校給食”を作ることになり、栄養・経費・味覚の違いなど多くの壁にぶつかりながらも持ち前の料理の腕前と独創性で乗り越え、さらには自ら角材を打ちつけて屋台を開くなど、自らの新たな道を切り開いていく…という物語。「偽装の夫婦」など数々のドラマで主演、来年1月には映画最新作『恋妻家宮本』の公開も控える天海さんをはじめ、「ラ・キュイジーヌ・ドゥ・ラ・レーヌ」のオーナー・篠田章吾役に小泉孝太郎。光子に“学校給食”を作らせるTVプロデューサー・矢口早紀役に友近。光子が給食を作っている三つ葉小学校の栄養士・荒木平介役に遠藤憲一。同じく三つ葉小学校で調理師補助を担当する高山晴子役に川口春奈。「ラ・キュイジーヌ・ドゥ・ラ・レーヌ」の副料理長・奥寺健司役に豊原功補。そのほか三つ葉小学校の給食スタッフとして荒川良々、池田成志、市川しんぺー、伊藤修子らが出演する。前回の放送で奥寺に未発表レシピ「三種の神器のトゥルト」の調理のポイントを教え、「三種の神器を超える」料理をいくらでも生み出せると答えた光子。一方で三つ葉小学校の給食が民間委託になることが告げられ、調理師補助のメンバーたちは意気消沈する。そんななか給食の地産地消イベントの開催が迫っていた。そして最終回、光子は篠田から「ラ・キュイジーヌ・ドゥ・ラ・レーヌ」に戻ってほしいと頼まれることに。もちろん追い出しておいていまさら身勝手だと反発する光子だが、篠田の意外な告白に光子の内心は揺れる。荒木は自校給食を残したい一心で市長に「うちの給食は世界一」と言ってしまうが、「給食地産地消イベント」開催が近づくもしいたけを使ったメインのメニューが決まらない。奥寺も光子のアドバイスをもとに「三種の神器のトゥルト」の改良に取り組む。そしてイベント開催が迫るなか光子はラ・レーヌのオーナー室で篠田と向かい合う…というのが今夜のストーリー。三つ葉小学校の給食はどうなるのか?「ラ・キュイジーヌ・ドゥ・ラ・レーヌ」は再び三つ星を獲得できるのか?そして光子が下す決断は?ついにファイナルを迎える「Chef~三ツ星の給食~」最終回は12月15日(木)22時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年12月15日天海祐希が主演を務め、天才シェフが失った星を取り戻すため給食作りに挑む、フジテレビ10月期ドラマ「Chef~三ツ星の給食~」。この度、新たなキャストに小泉孝太郎、川口春奈、友近、遠藤憲一ら豪華俳優陣の出演が明らかになった。世界中から注目される三つ星レストランの天才女性シェフ・星野光子。彼女は、男性社会ともいわれる料理の世界で、厳しい修業時代を強靱な体力とタフなメンタルで乗り切り、パリの名だたるフレンチレストランで修行をし、数々の有名コンクールで優勝。帰国後は、銀座の有名フレンチレストラン「La Cuisine de La reine(ラ・キュイジーヌ・ドゥ・ラ・レーヌ)」の総料理長を務めることに。彼女は繊細な味覚と他の追随を許さない創造性で次々と新たなレシピを生み出し、世界有数のトップシェフまで上り詰め、レストランは三ツ星を獲得した。メディアにも度々取り上げられ、テレビ番組でコメンテーターも務めるスター的存在になった。光子の料理を求めて世界中のグルメが店に訪れ、予約は3年待ち。自分の料理に絶対の自信を持つ光子は“自分の料理を残す客など世界に存在しない”とすら思っているのだ。しかし、ある日レストランのオーナーとトラブルを起こしクビになってしまう。新しい店が見つからない中、テレビ番組の企画で“学校給食”を作ることに。彼女にとっては簡単なことに思えたが、栄養・経費・味覚の違いなど、多くの壁に衝突。その様子が放送され世間の目に晒されてしまう。しかし、光子は挫折せず、失った星を取り戻すため、天才シェフによる“給食”作りが始まるのだった。この度、天海さん扮する光子がクビになるフレンチレストラン「La Cuisine de La reine(ラ・キュイジーヌ・ドゥ・ラ・レーヌ)」オーナー・篠田章吾役に、4年半ぶりにフジテレビ連続ドラマに出演する小泉さんが決定。爽やかな好青年役の印象が強い小泉さんだが、今作では、MBAを取得し優れた経営手腕を持ち、“利益”を第一に考える合理主義の経営者を演じる。コストを無視して料理を作り続ける光子と対立する、一見“クール”で“ヒール”な役どころで「エネルギッシュな演技に負けずにバチバチとやり合いたい」と初の敵対する役に意欲を見せた。そんな篠田の妨害と高すぎるプライドが災いしてなかなか新しい仕事が見つからない光子に“学校給食”を作るテレビの企画を持ちかける、人気バラエティー番組の敏腕プロデューサー・矢口早紀役には、連続テレビ小説「あさが来た」など女優としても活躍する友近さん。「“怖い”女性ではなく、どこか親近感が持てるようなキャラクターにしていきたい」と役作りを明かす。給食の現場で、規則に従い給食の献立を考える三つ葉小学校の栄養士・荒木平介には、いまや映画やドラマに欠かすことのできない名優・遠藤さん。「俳優生活35年。初めて給食のおじさんを演じます。日本の給食はすごいんです。天海さん演じるカリスマシェフに、学校給食のすごさをみっちり教えようと思います(笑)」とやる気満々。さらに、三つ葉小学校の給食調理師補助、現場ではアイドル的存在だが、光子には敵対心をむき出しにする高山晴子に、14歳でドラマ初出演作となった月9「東京DOGS」でデビューして以来様々な役に挑戦する川口さん。実力派俳優たちとの共演に「ご一緒できる喜びと緊張でいまはいっぱいですが、楽しみたいと思います」と前向きに語り、「現代の給食がどんなもので子供たちや保護者の方にどんな影響を与えているのか? 個人的にも気になるところでもあり、楽しみにしている部分でもあるので是非ご覧下さい!」とアピールした。さらに、三つ葉小学校の給食室の調理師補助の小松稔に、「大人計画」でとりわけ異彩を放ち、朝の連続テレビ小説「あまちゃん」などでも、その個性的な存在感で注目を集めた荒川良々。光子の料理を忠実に再現できる高度な技術を持つ職人肌の副料理長・奥寺健司に豊原功補。三つ葉小学校の給食室の調理師補助メンバーには、池田成志、市川しんぺー、伊藤修子。三つ葉小学校の校長に春風ひとみ。教諭に堀口ひかると演技力に定評があり、個性豊かなキャスト陣がズラリと揃った。「Chef~三ツ星の給食~」は、10月から毎週木曜22時~フジテレビ系で放送。(text:cinemacafe.net)
2016年09月12日