ジャストシステムは25日、iOS端末向けの日本語入力アプリ「ATOK for iOS」を40%オフの価格で提供する。これにより通常価格は1,600円だが、960円で購入できる。なお、同日から30日までの期間限定となる。同セールは、「ATOK for iOS」の発売1周年を記念したもの。現在公開している最新バージョンでは、25日に発売された「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」や、最新OS「iOS 9」にも対応する。また、キーボードの新しいテーマカラーとして、「ブルー」と「ピンク」が追加している。購入はApp Storeの「ユーティリティ」カテゴリより可能。
2015年09月25日マネーツリーは、資産管理アプリ「Moneytree 一生通帳、家計簿より楽チン」において、iOS 9の完全対応と新しい中小企業向けサービス「Moneytree PRO」の提供を行うと発表した。iOS 9への対応に伴い、口座設定画面「金庫」をより詳細に管理できるように改変し、標準の取引明細の自動アップデートに加え、1日3回まで任意に更新が行えるようになった。また、アカウントごとの自動更新の一時停止が可能となり、過去の取引データを保存した状態で、アカウント情報の無効化ができるようになった。金融機関の登録フローがより簡便にもなっている。さらに、これまで有料プランで提供していた、取引明細を個人か経費として選択する機能を、無料で提供する運びとなった。昨年末より中小企業向けにサービスを提供していた経費精算機能「Moneytree PLUS」(旧称Moneytreeプレミアム)を強化し、以前より要望の高かったという法人口座への対応を実施している。法人口座管理のモバイル対応は業界内では初となるとのことだ。法人口座の複雑な管理や重要な取引も、アプリ内通知、プッシュ通知、メール通知で把握でき、アプリを開けない繁忙期でも取引内容を最新の状態にアップデートしてくれる。更新頻度は毎日、あるいは毎週で、アカウント別に設定される。また、従来の「Moneytree PLUS」の機能もすべて利用可能となっている。
2015年09月19日Dropboxは9月17日、iOS用アプリをアップデートしたと発表した。今回のアップデートは、iPhone/iPad向けの新OSであるiOS 9の公開に合わせたもの。ユーザーはアプリを最新版にすることで、iOSををアップグレードした後も引き続きサービスを利用できる。iOS 9に特化した新機能を搭載。iPhone 6Sなどの新機種に搭載された「3D Touch 」に対応し、ホーム画面にあるアプリのアイコンを深く押しこむように指を押すことで、よく使う機能を素早く呼び出せる。また、「スポットライト」検索からファイルを探すことが可能となった。また、アクションメニューは、どのファイルやフォルダーからも操作可能になる新機能を搭載した。従来からある「お気に入り」は「オフラインファイル」と改名されたほか、「オフライン」を選択されたアイテムはインターネット接続のない環境下でも閲覧が可能となった。Dropboxプロとビジネス向けDropboxの機能も刷新し、ファイルリクエストに締切日を追加する機能を追加した。ファイルリクエストは、ファイルの容量やプラットフォーム、デバイスの種類にかかわらず、簡単な操作で複数のファイルを集められる機能。締切日の機能では、日時を設定し、締め切り時間までのみファイルの提出を受け付けることが可能となった。
2015年09月18日ドワンゴおよびニワンゴは17日、ヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」向けアプリ「niconicoVR」を今秋よりリリースすると発表した。同アプリを利用することで、ニコニコ動画やニコニコ生放送をバーチャルリアリティの世界で楽しむことができる。niconicoVRは、ニコニコ動画とニコニコ生放送をバーチャルリアリティ空間で楽しめるGear VR向けアプリ。同アプリ向けの専用コンテンツのほか、従来のニコニコ動画やニコニコ生放送も視聴できる。そのほか、Gear VRを装着したままコメントを投稿できる「かんたんコメント投稿機能」や、寝ながら動画が視聴できる「視聴姿勢追随機能」、Gear VRを装着していても手元が見える「手元カメラ機能」などを搭載している。リリースは今秋を予定しているが、17日から20日まで千葉県幕張メッセで開催している東京ゲームショウで先行体験できる。Gear VRは、サムスンとFacebook傘下のOculus VR社との共同開発により誕生したヘッドマウントディスプレイ。臨場感のあふれた映像空間を体験できるのが特徴で、「Galaxy S6」「Galaxy S6 edge」で撮影した動画や写真を映画館のスクリーンにいるような感覚で視聴できるほか、360度VRゲーム、全方位ライブ映像などを楽しむことができる。
2015年09月17日日本航空(JAL)は、国内線で提供している機内インターネット接続サービス「JAL SKY Wi-Fi」の専用アプリ「JAL SKY Wi-Fi 国内線」を公開した。同アプリを利用することで、より素早く簡単にインターネットに接続できる。「JAL SKY Wi-Fi 国内線」は、同社が2014年7月より提供している国内線向けの機内インターネット接続サービス「JAL SKY Wi-Fi」専用アプリ。機内でインターネットを利用する際に必要な「Gogoアカウント」をアプリで事前登録すると、ユーザーIDやパスワードを毎回入力することなく、接続可能となる。そのほか、事前に購入したWi-Fiパス、およびJMBダイヤモンド・JGCプレミア・JMBサファイア会員、各種キャンペーンで登録したWi-Fiパスをアプリ上で利用できる。Google Playよりダウンロードでき、価格は無料。対応OSはAndroid 2.3以降。
2015年09月14日大日本印刷(以下、DNP)は9月11日、銀行口座開設とカードローン申込をスマートフォンで簡単に行える「DNPスマートフォン向け銀行口座開設用アプリ」の提供を開始した。同アプリは、運転免許証等の本人確認用の画像データと、氏名や住所などの申込データをスマートフォンから送信するだけで銀行口座開設の申込が可能となるもの。東芝の提供する「クラウド版免許証OCR (Optical Character Reader : 光学文字認識)」機能を採用し、運転免許証の画像データから氏名や生年月日、住所を自動的に文字データ化することで、入力の手間や記入ミスを軽減したほか、同データはSSL通信にて暗号化して送信されるため、安全性も高い。また、基本機能を共通化することで、個別に同様のアプリを開発する場合と比較し、低コスト・短期間での導入が可能。スマートフォンのOSのバージョンアップ時に必要なアプリの動作検証などのコストも低減させることができる。加えて、銀行のコーポレートカラーに合わせた画面色の変更や、会社やサービスのロゴ、同意事項、注意書き、支店検索メニューなども仕様に応じて設定することが可能だ。DNPは2014年2月より、運転免許証等の本人確認用の画像データと申込データをスマートフォンから送信するだけで銀行口座開設の申込ができるアプリを提供し、2015年3月には、銀行口座開設に必要な基本機能を共通化することで短期間・低コストでの導入を実現したDNPスマートフォン向け銀行口座開設用アプリの提供を開始。今回提供を開始するアプリは、このアプリにカードローン申込機能を追加したものとなる。
2015年09月14日リコーイメージングは9月10日、コンパクトデジタルカメラ「GR II」専用Webアプリ「GR Remote」の最新版となるバージョン1.1.0と、カメラ内画像のブラウジング向けWebアプリ「GR Remote Custom」を公開した。「GR Remote」は、GR IIとWi-Fi接続したスマートフォンやタブレットから、撮影や画像閲覧、各種設定などを行えるWebアプリ。対応ブラウザはSafari、Chrome。このたび公開した最新版では、Chromeのダイレクトダウンロードに対応していないAndroid端末でも画像を保存できる機能を追加した。なお、同機能は試験配信のため、すべてのAndroid端末での動作を保証するものではないとしている。また、GR IIのファームウェアのバージョンが1.10以降であれば、最新版GR RemoteでWi-Fiチャンネルの設定もできる。「GR Remote Custom」は、カメラ内画像のブラウジングをしやすいよう、「GR Remote」の機能をカスタマイズしたWebアプリ。スマートフォンなどの端末に画像を保存した後、ブラウザのタブを画像保存ページからGR Remoteに切り替えられるため、連続して画像を選択、保存できるという。GR IIは、GRシリーズで初めてワイヤレス通信機能を内蔵した単焦点コンパクトデジタルカメラ。オートホワイトバランスのアルゴリズムや高感度撮影時の画像処理を改善しており、外部フラッシュと連携するワイヤレス発光機能などを備える。
2015年09月10日●「Moments」で写真を共有する先日、Facebookの写真共有アプリ「Moments」が日本でも使用できるようになった。SNSにひもづいた写真アプリというとLINEの「LINE Toss」やGoogle+(Google)の「Googleフォト」がすでにリリースされている。ただし、「Moments」はFacebookと併せて使うことが前提の作りになっており、ポジションとしては写真管理に強い「Googleフォト」より、LINEの「LINE Toss」に近いだろう。では、どんな内容なのか、使うメリットがあるのかを紹介していきたい。○モバイルデバイス内の写真を検索し友達とのシェアを提案「Moments」の主要機能はなんと言っても、友達との写真の共有だ。共有するには、次のような手順を踏む。まず、「Moments」をインストールして初回に起動するとアルバムアプリの検索を行ない、写っている友達や撮影日別に自動的に写真のグループ化して「モーメント」と呼ばれるアルバムを作成する。次に、モーメントの写真と「この写真を同期しますか?」といった表示が現われ、「同期する相手」ボタンをタップするとFacebook友達の一覧画面へ移行。そこから写真を同期したい友達を選択すれば共有可能だ。友達が「Moments」をインストールしている場合、写真は「Moments」に表示され、まだインストールしていない場合はFacebookの「Messenger」でプレビューが送られる。「Moments」では、モバイルデバイスで写真を撮るたびに写真をチェックし自動でグループ化を行なうが、アプリが認識しなかった写真でも手動でアルバムアプリ内の写真を選択して友達と関連づけし、手動でも「モーメント」作成は可能だ。また、同期したモーメントはスライドショー機能があり、写真の内容によっては「ハッピー」「冒険」といったイメージに沿ったBGMが選択できる。●顔認識機能で友達を判別○顔認識機能では自動的に友達を判別可能だが……「Moments」の大きなポイントとして顔認識機能がある。人物写真を撮影した場合、「Moments」側で写真に写っている顔を自動的に認識し、写っている人物に同期するかどうか表示を出すというものだ。ただし、この顔認識の精度は少し微妙だ。「Moments」ではFacebook友達以外の人が写っている写真の場合でも、アプリ側で友達の中から候補を出して同期するかどうか聞いてくることがある。筆者の場合、たまたまテレビの画面を撮影したら、出演していた芸能人に似ている友達が指定され、「○と同期しますか?」という表示が出るということがあった。こういった誤認識の場合でも、同期ボタンをタップしない限り友達の「Moments」と同期はされないが、「Moments」側ですでに相手を指定してきた場合は写っている相手が友達本人かどうか確認する必要がありそうだ。○Facebook友達との写真シェアに特化したツール顔認識や自動的にモーメントを作る機能はあるが、「Moments」は写真を整理・加工するアプリではなく、基本的にFacebookの友達と写真をシェアすることに主眼が置かれたアプリだ。ただし、ここで重要なのが、「Moments」はFacebookに写真を掲載することなく、Facebook友達と写真がシェアできるアプリということ。Facebookは同窓生や現実の友人・知人のつながりを重視したSNSだ。それだけに飲み会や同窓会の写真といったプライベートの写真を撮ってやりとりする機会が多くなる。Facebookに写真をアップして多くの友達やユーザーに見てもらい、「いいね!」やコメントをつけてもらうのは楽しい。しかし、パーティーや会合などで自分が写っている写真を勝手にFacebookにアップされるのは憂鬱、ましてやタグづけされるのは嫌という方も多いだろう。そのためFacebookで久しぶりにつながりができた友達と会を開くことになったとしても、その時の写真をFacebookにアップすべきかどうか迷うところだし、Facebookに掲載しても公開範囲を設定するのは面倒。そんな場合に写真のやりとり用として便利に使えるのが「Moments」である。●「Moments」は使えるアプリか○問題は写真交換する機会があるかどうかFacebookで人が写った写真をどう交換するのか、という意外に困る問題を解決できる「Moments」。しかし、問題は「Moments」のお世話になる機会がどれだけあるのか、ということだ。毎週、誰かしらと集まる、または田舎の両親に孫の写真を送りたいといった限られたシチュエーションでない限り使いどころが難しい。また、写真を共有できても写真に対してコメントなどレスポンスをつけられるわけではないので、同窓会の写真を見ながら思い出を語るような使い方も無理。「Googleフォト」のようにWebやGoogleドライブなどを使ってパソコン上から閲覧・整理できるわけでもない。あくまでもFacebook本体のサポートとして入れておくと、写真のやりとりで便利なこともあるかもしれない、というポジションだ。今すぐインストールして活用したいアプリというよりは、Facebookを利用していて「写真を送る手段に悩む」というイザという時に使えそうなツール、ととらえておくのが良いだろう。
2015年09月08日セイコーウオッチの女性向け腕時計「セイコー ルキア」から、世界25タイムゾーンのワールドタイム機能を備えたソーラー電波ウオッチ「LUCKY PASSPORT(ラッキーパスポート)」の秋冬モデルが登場する。全6機種を用意し、10月9日の発売予定、税別価格は55,000円~71,000円(以下すべて税別)だ。今回のLUCKY PASSPORTは、上質な艶めきと輝きをまとった大人顔の秋冬新作モデル。肌に優しいチタンモデルを3機種、ステンレススチールモデルを3機種、ラインナップする。ワールドタイムの都市表記をベゼル上とすることで、視認性を確保。4時位置のボタンを長押しして、秒針をベゼル上の都市表記に合わせることで、世界各地の現地時刻へと変更できる。りゅうずを引き出さない操作なので、女性のネイルを痛めない。また、世界4エリア5局(日本2局・中国・アメリカ・ドイツの標準電波)に対応しているため、標準電波を受信できる地域なら正確な時刻合わせが可能。ソーラー充電機能によって、電池交換の手間もない。共通の仕様として、風防がスーパークリアコーティングのサファイアガラス、防水性能が10気圧、耐磁性能がJIS耐磁時計1種。チタンモデルのラインナップは、表面加工技術のダイヤシールドをケースとバンドに施したホワイトダイヤル「SSQV013」(68,000円)、ダイヤシールドケース/バンドと一部ピンクゴールド色めっきのヌーディーピンクダイヤル「SSQV014」(71,000円)、ピンクゴールド色めっきのピンクダイヤル「SSQV016」(71,000円)。各モデルとも、ケースサイズが外径28.3×厚さ8.8mm、重さが34.0g。ステンレススチールモデルは、ダイヤシールドケース/バンドのホワイトダイヤル「SSVV011」(55,000円)、ダイヤシールドケース/バンド+一部ピンクゴールド色めっきのローズピンクダイヤル「SSVV012」(58,000円)。もう1つ、ダイヤシールドステンレススチールケースにクロコダイル(赤)バンドのホワイトダイヤル「SSVV013」(56,000円)がある。各モデルともケースサイズは外径28.3×厚さ8.8mmで、重さはSSVV011とSSVV012が54.0g、SSVV013 30.0g。
2015年09月08日IK Multimediaは、ピアノ音源アプリ「iGrand Piano for Android」、エレピ & クラビ音源アプリ「iLectric Piano for Android」の配信を開始した。いずれも発売記念特価1,200円(フリー版あり)にて販売中。「iGrand Piano」は、グランド・ピアノ、アップライト・ピアノからベイビー・グランド・ピアノまで、ステレオで収録されたピアノ8種類の音色が収録され、アプリ内課金のPiano Expansion Packを加えると合計39音色まで拡張することができる。また、「iLectric Piano」は、エレクトリック・ピアノ、エレクトリック・グランド、クラビネットなど20種類の音色が収録され、アプリ内課金のElectric Piano Expansionにて44種類を追加することできる。両アプリともに、低レイテンシー・ドライバを実装したAndorid 5、Samsungプロフェッショナルオーディオ対応機種であれば、遅延を気にせずに最高のピアノ、エレピ、クラビ音源をスマートフォン、タブレットで演奏できるという。さらに、Samsung純正のDAWアプリ、Soundcampにプラグインして、演奏、レコーディングも可能。同社MIDIキーボードやMIDIインタフェースを利用したMIDIキーボードからの演奏にも対応する。
2015年09月04日ミロク情報サービスは9月3日、会計事務所向けシステム「ACELINK NX-Pro(エースリンクエヌエックスプロ)」のクラウド対応の一環として、「ACELINK NX-Pro 業務日報」の追加機能、スマートフォンアプリ「業務日報NX」を9月下旬より提供開始すると発表した。同社は、全国の会計事務所に業務システムや経営情報サービスを提供しており、その基盤となる「ACELINK NX-Pro」は、会計事務所向けの基幹業務システムとして会計事務所における経営全般を支援するサービスとなっている。今回発売するスマートフォンアプリ「業務日報NX」は、「ACELINK NX-Pro 業務日報」のスマホ入力オプションとして提供される。「業務日報NX」は、スマートフォンから業務日報を入力することができるアプリで、会計事務所の職員が外出している場合や在宅勤務を行っている場合でも、そのワークスタイルに合わせた活用ができるとしている。本アプリは、会計事務所向けシステム「ACELINK NX-Pro 業務日報」とシームレスに連携し、顧問先情報や作業項目、開始・終了時間などの業務日報を作成できるという。アプリから送信された業務日報データは、「ACELINK NX-Pro業務日報」へ取り込むことにより、所長が職員の業務進捗や顧問先情報などをリアルタイムに把握すると同時に、顧問先別、担当者別、作業項目別に時間やコスト分析を行い、会計事務所の業務改善や収益確保を可能にするとしている。「ACELINK NX-Pro 業務日報」のスマホ入力オプションの価格は、買い取りプランの場合は5ライセンスで5万円(税抜)、使用料プランの場合は5ライセンスで月額1,000円(税抜)での提供となる。アプリは無料で、Android版はGoogle Playから、iOS版はApp Storeからダウンロードできる。
2015年09月04日Googleは4日、Android、iOS向けアプリ「Google ストリートビュー」を公開した。世界各地のパノラマ写真が閲覧できるほか、自身で撮影した写真の投稿も可能。Google Play、App Storeよりダウンロードでき価格は無料。「Google ストリートビュー」は、同社提供のアプリ「Photo Sphere Camera」の名称が変更されたもの。世界各地の自然風景や、街角の様子を360度のパノラマ写真で閲覧できるほか、アプリからパノラマ写真を撮影し、Googleマップ上に「ストリートビュー」として公開することができる。Googleは、同アプリリリースにより、ストリートビューが今後、Googleが撮影し公開するものと、一般のユーザーや代理店などが撮影し公開するタイプの2つに分かれると説明。Googleが撮影する写真については、公開前に人物の顔や車のナンバープレートをぼかすといった対応を継続するという。ユーザーが撮影し投稿した画像については、Googleが定めるポリシーに従ってマップ上に公開するとしている。
2015年09月04日ffab0は9月2日、初心者のためのプログラミング学習アプリ「Pocket Programming」のAndroid版を、Google Play上で配信開始したことを発表した。同アプリは、一問一答形式の問題を解くことで基礎知識が身につく、1日10問・全4週間の学習プログラムとなっており、チュートリアルなどで「プログラミングとは何なのか」を学び、その知識を実践で使える力にするための学習ツールという位置付けとなる。動画を見る、チュートリアルを真似するといった受動的な学習スタイルとは異なった能動的な学習スタイルを提供することに加え、独自のアルゴリズムで学習者の苦手分野を分析し、その改善方法の提案までをサポートするという。プログラミングを学習する際にはパソコン必須のケースが多いが、同アプリを使うことで、スマホだけでプログラミングを勉強できる。推奨端末はAndroid4.0以降(一部非推奨端末あり)、価格は300円/ダウンロードとなる。同社は、10月にグローバル版Pocket Programmingをリリースする準備を進めているとしている。
2015年09月03日MMD研究所は9月1日、コロプラが提供するスマートフォン向けインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」と共同で実施した「企業の公式アプリ・LINE公式アカウントに関する調査」の結果を発表した。同調査は、スマートフォンを所有する15歳以上の男女1580人を対象に行ったもの。企業、ブランド、ショップなどの公式アカウントをフォローしているSNSについて聞いたところ、Twitterは31.7%、Facebookは18.9%、Instagramは8.9%がフォローしていることがわかった。LINEの公式アカウントについて聞いたところ、回答の内訳は「追加したことがある」が61.6%、「追加したことはない」が26.8%、「LINEを利用していない」が11.6%となった。追加したことがあるアカウントのカテゴリで最も多かったのは「ファッション」(42.2%)だった。LINE公式アカウント利用者973人に割引クーポンの利用について聞いたところ、「利用したことがある」と回答した人は38.2%だった。また、48.2%の人がクーポン目的で公式アカウントを追加したことがあると回答した。LINEのスタンプ目的で公式アカウントを入手したことがあると回答した人(N=576)を対象に、スタンプの入手によりその企業の好感度が上がったことはあるかと聞いたところ、49.1%が「上がった」と回答した。「好感度が上がった」と回答した人(N=283)にスタンプ入手後にとった行動を聞いたところ、「その企業の店舗に行ったり、商品を購入したりする頻度が増えた」が26.5%と最も多く、次いで「その企業やブランドの情報を積極的に仕入れるようになった」(20.8%)となった。企業の公式アプリをダウンロードしたことがある人(N=1,203)にダウンロードした公式アプリを聞いたところ、「マクドナルド」が75.1%と最も多く、これに「ユニクロ」(35.3%)、「G.U.」(27.4%)となった。
2015年09月02日LINEは、スマートフォンのホーム画面を自分好みのデザインに着せかえできるアプリ「LINEランチャー」をAndroid向けに公開した。着せかえ以外にも、メモリを開放するブースト機能などを備えている。Google Playよりダウンロードでき、価格は無料。「LINEランチャー」は、Android向けのホーム画面着せかえアプリ。LINEキャラクターをモチーフにしたものなど、3,000種類以上のホームテーマが用意されている。また、「スタンプ」と呼ばれるイラストをホーム画面の好きな位置に配置し、アプリやブックマークを起動させるアイコンとして利用できる。アイコンやスタンプには、端末内に保存された写真や画像を使うことも可能となっている。そのほか、ホーム画面上でメモリの使用状況を確認できる「バッテリーウィジェット」や、ワンタップでメモリを開放する「ブースト」、Web/アプリ/連絡先を横断的に検索できる「一括検索」、Flash/Wi-Fi/位置情報の設定有無などをホーム画面から呼び出せる「クイックスイッチウィジェット」などの機能を標準搭載している。
2015年09月01日NTTコミュニケーションズは31日、MVNOやケーブルテレビ事業者向けに、同社のIP電話基盤を利用した「050IP電話アプリ」の卸提供を開始した。これにより、MVNO事業者などは、安価なIP電話サービスを、自社サービスのユーザーに提供できる。「050IP電話アプリ」は、スマートフォン向けのIP電話アプリ。050から始まる電話番号を使うことで、固定電話、携帯電話、PHS、IP電話、国際電話などと割安に通話できる。同社が提供している「050 plus」や「050 plus for Biz」と同等のサービスとなる。通話料金は「050IP電話アプリ」同士、「050 plus」であれば無料。そのほか、固定電話や携帯電話などへの通話料金は、卸先の事業者が設定する。同社は、MVNO事業者が同アプリを導入するメリットとして、通話料金を抑えたモバイル通信サービスを提供できること、データ通信専用SIMにも通話機能を持たせられること、事業者が提供するSNSアプリとの組み合わせでユーザー間の無料通話機能を提供できることを挙げている。機能面では、20件まで10日間保存できる留守番電話や、意図しない高額通話を防ぐ国際電話発信規制などの機能を搭載する。対応OSは、Android 4.4以降、iOS 7.0以降。
2015年09月01日スズキは31日、二輪車ユーザー向けiPhone用無料アプリ「ツーリングメッセンジャー」のサービスを開始した。「ツーリングメッセンジャー」は、ライダー同士のコミュニケーションを楽しく手軽にサポートすることで、二輪車の楽しさを広げていくことを目的に開発されたアプリ。同アプリは、3月に開催された『第42回東京モーターサイクルショー』に参考出品し、来場者から寄せられた意見をもとに、視認性が高く、大きなデザインのボタンに変更するなど操作性を改善したもの。ツーリング参加者の「位置と状態」の表示や、他のライダーにも勧めたいツーリングスポット等の情報発信機能を搭載している。具体的には、地図画面上でツーリングルートを設定して事前登録した仲間をツーリングイベントに招待すると、参加者はツーリング中にお互いの現在地を地図上で確認でき、「休憩中」や「道に迷った」などの自分の状態を示すアイコンメッセージ「つぶやき」を発信できる。また、ツーリング中に発見した絶景ポイントなど、他のライダーに勧めたい場所にアイコンメッセージ「足あと」を残すことで、全国のユーザーとの情報共有が可能となっている。画面デザインは、ツーリングに特化したシンプルで分かりやすいものとなっており、ボタンを大きく表示してグローブをしたままでも簡単な操作で「つぶやき」や「足あと」を発信可能な設計としている。対応はiOS 8.0以降となり、ダウンロードは無料、携帯電話の通信料金は利用者の負担となる。また、通常のグローブではタッチパネルが反応しない可能性があるため、スマートフォン操作対応グローブを推奨している。
2015年08月31日GMO TECHは8月26日、アプリ開発者向けに提供している新作アプリ事前予約プロモーションサービス「激レアゲッター byGMO」において、サービス無料化をはじめとする大幅なリニューアルを行い、提供を開始したと発表した。同サービスは、2014年4月にサービスを開始した、スマートフォンユーザー向けに新作アプリ情報や、アプリ内特典がもらえる事前登録キャンペーンの情報を提供しているサービス。アプリ開発者向けには、リリース前のアプリの事前登録キャンペーンの情報を掲載し、ユーザーの獲得とインストール数の拡大を支援する、アプリの事前予約プロモーションサービスとして提供している。今回同社は、これまでクローズドで提供してきた同サービスをすべてのアプリ開発者がいつでも情報を掲載できるようオープン化するとともに、新作アプリ情報およびキャンペーン情報の掲載などの有料機能を無料化するなど、大幅なリニューアルを行った。ユーザーが同サービス経由でアプリの事前予約を行ったうえで、同サービスのサイト上で対象のガチャを回すと、当該アプリ内で利用できるアイテムが付与される「ガチャ機能」も無料で利用可能となった。同社によると、ガチャ機能の無料提供は、スマートフォンアプリの事前予約サービスとしては初だという。
2015年08月27日ラディウスは8月25日、iOSおよびAndroid OS端末向けの音楽再生アプリ「NePLAYER」がハイレゾロゴを取得したと発表した。ハイレゾロゴの取得は、アプリケーション分野では初。同社はハイレゾロゴを組み込んだアップデートを近日中に公開する予定だ。NePLAYERはハイレゾ音源に対応した音楽再生アプリ。iOS7.0以上とAndroid OS4.1以上で動作する。iOS環境ではDSD 11.2MHzや384kHz/32bitのALAC/FLAC/WAVファイル、Android OS環境では192kHz/24bitのFLAC/WAVを再生できる。再生時に楽曲のサンプリングレートとDACに出力されるサンプリングレートの両方をビジュアル表示する「ハイレゾビジュアライザー」を装備。音楽ファイルをサンプリングレートやフォーマットによってソートできる管理機能も用意している。iOS環境では、DLNA対応機器内のハイレゾ音源をダウンコンバートなしに再生することも可能だ。
2015年08月26日セイコーネクステージは25日、ファッションブランド「JILLSTUART」(ジル スチュアート)の女性向けウオッチとして、ブランド誕生10周年を迎えたコスメブランド「JILL STUART Beauty」とのコラボレーションモデル「JILL STUART Beauty 10th Anniversary Collaborated model」を発表した。9月10日から発売し、税別価格は33,000円。今回のコラボモデルでは、ほんのりとした桜色の白蝶貝ダイヤルに、ブランドの代表的なモチーフであるJILL STUART Beautyオリジナルのアラベスク柄をあしらった。カットガラスの中央にはダイヤモンドを埋め込み、淡いピンクのレザーバンドやりゅうずはJILLSTUARTブランドの世界観を演出している。時計はスペシャルパッケージに収められ、オリジナルミニリップグロスが付属する。そのほか、ケース素材はステンレススチール(ピンクゴールド色めっき)、ケースサイズは外形21×厚さ8.6mm、バンド素材はカーフ、風防はスワロフスキー・クリスタル入りミネラルガラス、防水性能は日常生活用防水。
2015年08月26日NTTドコモは、手元を見ずに操作できるiPhone向けの文字入力アプリ「Move&Flick」を26日より提供する。App Storeよりダウンロードでき価格は無料。ドコモユーザーでなくても利用できる。「Move&Flick」は、手元を見ずに文字入力操作が可能となるアプリ。これまで、スマートフォンなどで文字入力する際には、あらかじめ画面に配置された「文字入力キー」の位置を正確に把握し、タッチする必要があった。「Move&Flick」では、画面の下段中央部分に「文字入力エリア」が大きく表示される。エリア内をタッチすると、文字入力キーが表示され、続けて指を8方向のいずれかに2回スライドさせることでひらがなが入力できる。同アプリを利用することで、手元を見ずに文字入力ができるため、ドコモは視覚障がいのあるユーザーでも使いやすいとしている。また、文字入力エリアの両サイドには、入力した文字を漢字変換する機能や、文章読み上げ機能が配置されている。対応OSはiOS 8.1以降。対応機種は、iPhone 5c/5s/6/6 Plus。なおiPadなどでもダウンロードは可能だが、動作保証はしていない。
2015年08月25日米Microsoftは24日(現地時間)、パーソナルデジタルアシスタント機能「Cortana」のAndroid向けアプリを、ベータ版として公開した。Android向けのCortanaアプリは、リマインダー設定やWeb検索、アラーム設定、音声テキストメッセージなど、端末の利用をアシストする機能を備える。ネイティブのWindows環境とAndroid向けのCortanaアプリでは、設定の切り替えやアプリの開始などに若干の違いがあり、たとえば、Windowsでは"Hey Cortana"の呼びかけで起動できるが、Cortanaアプリではボタンのスワイプ操作で起動する。Cortanaアプリは、公開済みのクローズドベータを踏まえ、ホームボタンのプッシュでCortanaを設定する機能など、複数の改良を行っている。Cortanaアプリは、同社のベータプログラムページでテスター登録すると、Google Playからダウンロードできる。ただし、リリース時点では米国のみの提供で、国内でダウンロードしようとした場合「このアイテムはお使いの端末が登録されている国ではインストールできません」というエラーが表示される。同社は今後、対象国を広げる予定だ。
2015年08月25日スマートフォン向けアプリ(以下、スマホアプリ)の開発に携わる人ならば、「App Annie」というサービスをご存知であろう。彼らにとって、もはや欠かせないものだと言っても過言ではない。アプリのダウンロード数や収益等の市場データや利用状況データ、分析ツールを提供する同サービスは主に、アプリ開発者やデベロッパー、アプリを使ったサービスを提供する企業を中心に世界規模で約40万のユーザーを抱え、トップ100パブリッシャーのうち94%が利用するという。利用者は、どんなアプリに人気があり、受け入れられているのかといったデータを同サービスから取得する。「スマホの利活用が進み、オープンなプラットフォームでのアプリマーケットが展開される中、同市場へ参入を考える人にとって必要な情報が足りていないと感じて立ち上げたサービスがApp Annieです」と語るのは、提供元となる米App Annie の日本法人にてカントリーディレクターを務める滝澤琢人氏だ。スマホアプリ市場は変化のスピードが早く、日本法人が設立された当時(2014年)と現在を比較しても大きな違いがある。日本市場の傾向としては、辞書などのシンプルな実用アプリ(コンテンツ)がゲーム等のエンタメ系へと取って代わり、課金形態も買い切り型から無料アプリ内で独自通貨を購入させて消費を促すアイテム課金型が主流になった。「以前、スマホはコンテンツを出す先の1つでしたが、現在はゲーム端末として認識されるようになりました。ゲーム会社がスマホアプリの将来性にいち早く気付いたのでしょう。アイテム課金型への大きな転換は、LINEが登場し、ユーザーがスタンプを購入するようになったあたりからだと感じています」(滝澤氏)○ゲームパッケージを購入することに慣れ親しんできた国「日本」日本市場に関する2015年上期のデータによると、月ごとのアプリダウンロード数自体は横ばい状態。しかし、収益規模は前年同月比(2014年6月と2015年6月を比較)で139%伸びているという。その理由を滝澤氏は、「コンテンツもリッチになったほか、課金するユーザーの増加や、課金していたユーザーがより高額の課金を行なうようになったからでは」と説明する。また、アプリのダウンロード数やアクティブユーザー数ランキングでは、世界各国と同様に、ゲームを中心としたエンタメ系アプリが上位となっているが、ゲームの内容自体には各国の国民性やデバイスの使われ方によって違いがうまれる。日本は、コンシューマー向けゲーム機を通じたゲーム文化が40年ほどあり、過去にさまざまなゲームを体験してきたユーザーが上手くスマホにシフトしたほか、"パッケージを購入してゲームを楽しむ"ということに親しんできた国民性もある。「アジアは中国と韓国、台湾の市場が大きく東南アジアも伸びてきています。しかし、いずれもゲーム機とパッケージを購入して遊ぶという市場があまりなく、ゲームといえばPCのFree to Play文化だったため、その影響は強いようです。一方、北米では、スマホをコンテンツ消費ではなく隙間時間の遊びに利用する傾向がある。そのため、本格的なゲームは少なく、日本では伸びないカジノゲームが中心です」(滝澤氏)○アプリ開発のヒントは、生活者視点にあるしかし、新たに市場参入を試みる企業や、スマホアプリでのビジネスを強化しようという企業は、エンタメ系アプリが上位を占めることに目を奪われる必要はない。「ランキングの上位やライバルコンテンツに注目するのではなく、海外のランキングを見ることも重要です。海外で人気があるのに日本で成功していないアプリ、中位程度にあって伸びつつあるアプリなどに注目すると、いろいろなものが見えてくるはず」と滝澤氏は言う。どのようなサービスが考えられるだろう。そのヒントは、ユーザーが実際にスマホをどう使っているか、スマホで何をしているのかを知り、"生活者の視点"でユーザーがどういうものを求めているのかを考えることにあるという。「スマホはゲーム機ではありません。高度にパーソナライズされ、カスタマイズされた小型PCです。これだけ体に近く、生活に密着した身近なツールは今までありませんでした。それがどういう使われ方をしているのか、どういったサービスを提供すれば便利に使ってもらえるのか。電車の中でどんな人がどういう使い方をしているのかを観察するだけでも違います。アプリがどう使われているのかを実際に見るのが重要なスタートラインです。そこから得られる発見や気づきを検証する際に、App Annieが活かされる。個人的な体験をデータという共通言語で確認するわけです」(滝澤氏)具体的なアプリの一例としては、アメリカの国民食ともいわれる宅配ピザの注文方法が、電話からスマホアプリへとシフトしていることが挙げられた。「ピザはたいてい、嫌いなものを抜いたり好きなものを追加したりというカスタマイズをして注文されます。それを1つ1つ注文するのは面倒ですが、アプリを使えば簡単に確認できますし、過去の履歴から手軽に注文することも可能です。注文のプロセスを劇的に変化させられることで、これまでは面倒だから使わなかった人が使うようになったりもします。また、店側はユーザーがどこにいるのか、どういうシーンで注文しているのか、その人が何を好きなのかなどを知ることもできるわけです」(滝澤氏)この事例から私たちが学ぶことは、単に「宅配ピザのアプリが良いらしい」ということではなく、「1つ1つ指示しながらやっていくような、"面倒くささのある生活上の課題"は何かというような視点が必要」ということだろう。「食べ物である必要はなく、教育、健康、フィットネスといったいろいろなジャンルで考えられるものだと思います。どの分野でもモノのサービス化が進んでいて、物質よりも経験やサービスが求められている。モノを買った時も、所有することではなくそれをどう使うか、誰と使うか、それによって何を経験できるかということに価値を感じる世代です。その流れが一番速く進んだのがゲームですが、これは飲食などさまざまな分野に波及して行くはずです。生活者の視点から見てどんなことを解決してほしいかを考えることで、日本市場や日本の生活者に合った新しいサービスが生み出せると思います」と滝澤氏は語った。
2015年08月24日定額制ストリーミングサービス「Netflix」を手がけるNetflixは、9月2日に開始する国内サービスに先駆け、iOS/Android向けの視聴アプリを配信した。App StoreもしくはGoogle Playから、無料でダウンロードできる。「Netflix」は、テレビやPC、タブレット、スマートフォン、ゲーム機、ブルーレイプレーヤー、セットボックスなど、多くのインターネット接続デバイスに対応した世界最大級の定額制動画ストリーミングサービス。日本では2015年9月2日のサービス開始がアナウンスされている。iOS版、Android版ともに米国向けの視聴アプリは公開されていたが、いずれも8月21日までにアップデートされ、日本語に対応したという。なお、実際にアプリが利用できるのは、国内でNetflixが開始する9月2日以降となる。(C) Netflix. All Rights Reserved.
2015年08月21日米IBMは8月13日(現地時間)、同社の開発者用Platform as a Service(PaaS)である「Bluemix」向けの新しい一連のサービスを発表した。これらのサービスにより、開発者はクラウド・ベースのアプリケーションに、新しいアナリティクス機能を素早く採用できるようになる。現在オープン・ベータ版で提供している「IBM Streaming Analyticsサービス」は、クラウド上で、データを即座に分析する機能を提供し、何千ものソースを分析し、効率的かつ容易にデータを可視化。完全にスケーラブルで、必要に応じてインフラストラクチャーを動的に拡大できる。また、スケーラブルなクラウド・データ・ウェアハウス・サービスである「IBM dashDB」は、MPP(超並列処理)機能の追加により高速な照会処理が可能となったことに加え、OracleやNetezzaとの互換性により既存のデータベース資産との接続が容易となった。また、組み込みのNetezza Analyticsのライブラリーや、Watson Analytics、R、Cognos、サード・パーティー製BIツールセット(Looker、Aginity Workbench、Tableauなど)と統合され、より難しい問題をすばやく解決できるようになったという。また、Twitterデータやオープン・データとも統合できるようになった。
2015年08月20日楽天は19日、Androidデバイス向けのアプリストア「楽天アプリ市場」をオープンした。サービス開始時点では約180社が提供する約390タイトルが利用できる。楽天アプリ市場は、楽天会員向けのAndroidアプリストア。ストア内、課金型アプリでの支払いに楽天スーパーポイントを利用できるほか、支払額に応じてポイントも付与される。ストア内のアプリはすべてトレンドマイクロにおるセキュリティー評価を実施しているという。アプリストアでは特集が組まれ、様々な切り口からアプリ紹介が行われているほか、楽天アプリ市場限定アイテムが特典として付与されるアプリもそろえている。また、ユーザーは毎月1回、無料でAndroidデバイスにインストールされた全アプリをスキャンする「不正アプリ対策」機能も利用できる。1回100円(税込み)でスキャンの追加も可能。なお、同アプリストアを利用するには、専用アプリ「楽天アプリ市場」のダウンロードが必要。ウェブサイト「楽天アプリ市場Androidアプリストア」でアプリのダウンロード方法が紹介されている。
2015年08月19日ソニー・ミュージックエンターテイメント、ソニー・ミュージックコミュニケーションズは11日、360度のパノラマ動画が視聴可能なスマートフォン向けアプリ「panovi」を公開した。Google Play、App Storeよりダウンロードでき、価格は無料。「panovi」は、360度映像のストリーミングビューアーアプリ。全方位カメラで360度撮影されたパノラマ動画を、同アプリで試聴すると、スマートフォンに搭載されたジャイロセンサー機能により、自分がその場にいるような全方向の映像を観ることができるという。同社は、より臨場感、没入感を味わうための方法として、スマートフォン向けヘッドマウントディスプレイなどの利用を勧めている。体験可能な動画コンテンツには、コニカミノルタプラネタリウムの全天周動画や、セント・フォース所属の女子アナによる3Dプリントフィギュアのメイキング映像、アスリートの視界を体験できる映像、アーティストのライブ映像などがラインナップされている。アプリの推奨OSは、iOS 6.0以降、Android 4.0.3以降。ダウンロードは無料だが、一部の映像コンテンツはアプリ内課金での配信を予定する。
2015年08月12日J.P.モルガン・アセット・マネジメントは6日、Android搭載タブレット端末ユーザー向け「J.P.モルガンInsightsアプリ」の日本での提供を正式に開始した。○最新の経済・金融情報をだれでも無料でダウンロードできるJ.P.モルガン・アセット・マネジメントの「J.P.モルガンInsightsアプリ」を利用することで、最新の経済・金融情報をだれでも無料でダウンロードできる。同社グループでは、「J.P.モルガンInsightsアプリ」を、(1)投資信託の販売会社における販売担当者の教育ツールとして、さらには、(2)個人投資家や学生等の広範なユーザーが金融知識を深めるために利用する便利なツールとして、幅広いユーザー層に有効活用してもらうことを目指しているという。「J.P.モルガンInsightsアプリ」は、2013年5月に米国でiPad端末向けに提供が開始され、日本では2014年5月より提供が開始された。2015年7月末にはアジア7カ国における累計ダウンロード数が1万件を突破し、その約7割を日本のユーザーが占めているという。アジア地域ではAndroid搭載タブレット端末の普及率が高いため、このたび日本とオーストラリアが先行してAndroid端末向けに提供を開始したという。同社グループでは、同アプリの対応端末の拡大により、同アプリを活かした金融リテラシー向上支援の取組みをより一層強化し、投資信託市場全体の発展、投資家の裾野拡大に寄与することを目指していくとしている。「J.P.モルガンInsightsアプリ」は、J.P.モルガン・アセット・マネジメントが世界各国で展開する金融教育プログラム「Market Insights」の一環として開発さた。「Market Insights」は経済や市場の情報を包括的に提供するプログラムであり、日本では2013年1月に導入後、主に販売会社向け研修を展開しているという。2014年、iPad端末向けに提供を開始した同アプリは、「Market Insights」販売会社向け研修でも活用されており、複数の金融機関の自社研修ツールとしても採用されているという。このたび、同アプリの対応端末の拡大により、Android端末を利用している複数の金融機関でも自社研修ツールとしての導入が検討されているとしている。○「J.P.モルガンInsightsアプリ」のコンテンツと特徴多岐にわたる豊富なコンテンツ主要な市場の動向や経済トレンドを捉えたデータ集(四半期毎に更新)を主軸に、市場・経済動向の最新レポートや注目の資産クラスの解説などが日々更新されている。同アプリ限定公開のストラテジストによるビデオ解説や音声ガイドが人気を博しているデジタルコンテンツならではの優れた閲覧性「Market Insights」プログラムの膨大なコンテンツがテーマごとに整理され、一覧で確認できる。また、気になるキーワードを検索して関連レポートやビデオをタイムリーに閲覧できる。「J.P.モルガンInsightsアプリ」は、App Store、Google Play Storeから入手できる(「JPモルガン」のキーワードで検索)。
2015年08月10日デジオンは、Web上の記事と自宅の録画番組をまとめて再生できるiOS/Android向けアプリ「DiXiMチャンネル」を公開した。アプリのダウンロードは無料で、録画番組を再生するにはアプリ内課金「TVお楽しみプラン」への申し込みが必要となる。「DiXiMチャンネル」は、Web上の記事や動画と、ホームネットワークに接続されたビデオレコーダーなどで録画したテレビ番組の両方のコンテンツ情報を収集し、テーマやジャンルごとに分けられた「チャンネル」上で表示・再生ができるアプリ。ユーザーは好みの「チャンネル」を選択するだけで、ネット記事や録画番組にアクセスできる。「チャンネル」には、テレビ番組関連、音楽、スポーツ、趣味、ライフスタイルなど60個以上のテーマが用意されている。また、テレビドラマやアニメでは、番組単位での「ふかぼりチャンネル」を100個以上そろえるほか、今後の各クールの新番組にも対応していくという。そのほか、同社のDLNA/DTCP-IP対応プレイヤー機能も内蔵しており、「TVお楽しみプラン」に加入することで、レコーダーやNASの録画番組の再生が可能となる。料金は、「30日コース」が120円、「180日コース」が600円、「365日コース」が960円。また、東芝製レコーダー「DBR-M590」などの6機種であれば、宅外から自宅のレコーダーの録画番組を視聴できるリモート視聴にも対応する。なお、リモート視聴は、公開時点でiOS版のみの対応で、Android版は8月中旬に対応する予定。
2015年08月06日米Microsoftは8月5日(現地時間)、Officeファミリーの新アプリ「Sway」の正式版の提供を開始した。Webアプリ版、iOS版に加えて、日本を含む214市場においてWindows 10アプリ版「Sway for Windows 10」(PC/タブレット用)をリリースした。Swayを使って、ユーザーはメディアリッチでインタラクティブなWebベースのプレゼンテーションをデザイン・作成・共有できる。モバイル機器やネットとの親和性が高く、PCやモバイル機器内のコンテンツのほか、オンラインストレージOneDrive内のコンテンツ、さらにFacebook、Twitter、YouTube、Flickrなどからもタップやクリック、ドラッグ&ドロップなどの簡単な操作でコンテンツを追加できる。それらを内蔵のデザインエンジンが分析し、自動的に見栄えの良いレイアウトに整える。MicrosoftはSwayをプレゼンテーションアプリではなく、デジタルストーリーテリング・アプリと表現している。Windows 10アプリ版のSwayは、iOSアプリ版と同様にデバイス内蔵のカメラを使ってキャプチャした画像を直接Swayで利用できる。インターネットにアクセスできない場合でも、アプリでロードしたSwayはオフラインで表示可能。また複数のアカウントのログインをサポートするので、1つのデバイス上で仕事用とプライベート用のアカウントを使ったり、家族や友達とコラボレーションできる。
2015年08月06日