山田洋次監督にとって『男はつらいよ』以来、約20年ぶりの本格的喜劇映画となる『家族はつらいよ』(2016年3月12日公開)で、制作サイドが「挑戦のシーン」と語る場面の写真が6日、公開された。本作では、『東京家族』(2013年)で一家を演じた橋爪功、妻夫木聡、蒼井優ら8人のキャスト出演。「また次は、この家族で喜劇がやれたらいいですね」と山田監督と俳優陣の間で交わされた言葉をきっかけに再結集し、全く別の家族の今を生きる姿が描かれる。今回公開された場面写真は「家族会議」のシーンで、橋爪功と吉行和子の熟年夫婦と長男の妻(夏川結衣)、長女の夫(林家正蔵)、妻夫木聡と蒼井優の次男カップルが一堂に会している。この約20分にも及んだ長尺のシーンについて、制作サイドは「喜怒哀楽すべてが詰め込まれた挑戦のシーン」と説明。山田監督の「鋭い演出」により、5日間をかけて撮影されたという。結婚50年を迎えようとする夫婦を突如襲った離婚の危機。まさかの"熟年離婚"騒動に、子どもたちは大慌て。さらに、この騒動をきっかけに開かれた家族会議では全員の不満があちらこちらから噴出。果たしてこの家族はどうなってしまうのか。(C)2016「家族はつらいよ」製作委員会
2015年03月06日日本を代表する監督・山田洋次が、1995年の『男はつらいよ』シリーズ終了後20年ぶりに、本格的な喜劇映画を製作した『家族はつらいよ』。この度、本作の公開が2016年3月12日(土)に決定。併せて橋爪功、吉行和子、妻夫木聡、蒼井優らの“家族写真”が公開となった。結婚50年を迎えようとする夫婦。たまには妻に誕生日のプレゼントでも買ってやろうかと夫が欲しいものを聞いてみると、妻の答えはなんと“離婚届”。一家に突然降りかかる、まさかの“熟年離婚”騒動に、子どもたちは大慌て。さらに、この離婚騒動をきっかけに、開かれた家族会議では全員の不満があちらこちらから噴出してしまい…。本作は、50年以上にわたり“家族”を撮り続けてきた山田監督の最新作。『東京家族』で“家族”を演じた8人の実力派豪華俳優陣が再集結している。典型的な頑固親父で元モーレツサラリーマンだった平田周造役に橋爪功、積年の不満が限界を越え離婚を決意する優しい母・富子には吉行和子。父に似て頑固で理屈っぽい長男・幸之助に西村雅彦、その妻であり一家の頼もしい世話役の史枝に夏川結衣。夫婦喧嘩の絶えない長女・成子に中嶋朋子、少し頼りない夫・泰蔵役に林家正蔵。そして次男カップルにいまだに実家暮らしを続ける庄太役に妻夫木聡、その彼女役に蒼井優らが顔を揃える。今回公開された“家族写真”は笑顔で集合した写真と家族会議のシーン。約20分にも及ぶ長尺で、喜怒哀楽すべてが詰め込まれた挑戦のシーンということもあり、山田監督の鋭い演出により5日間をかけて撮影されたそう。今年度は、2本の新作が控える山田監督。「嵐」の二宮和也&吉永小百合が親子役で出演することで話題の“泣けるファンタジー”『母と暮せば』と、本作『家族はつらいよ』だ。タイプの全く異なる両作品が、今冬から来春にかけて封切られることになる。『家族はつらいよ』は2016年3月12日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月06日「男なんだから泣くな」「男なんだからおごってよ」なんて言われた経験のある男性も、少なくないのでは? 男性ならではのつらさには、どんなものがあるのだろうか。今回のアンケートでは、マイナビニュース会員の男性100人に「男はつらい」と思うことについて聞いてみた。Q.「男はつらい」と思うことはありますか?はい 40%いいえ 60%Q.それはどうしてですか?○弱音を吐けない・「人前で泣いてはいけないから」(50歳以上男性/福島県/金融・証券/専門職)・「人前でつらいと言えない」(50歳以上男性/広島県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「強がらないといけない」(25歳男性/奈良県/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「仕事でつらいことがあっても、家に持ち帰って愚痴がいえない」(50歳以上男性/神奈川県/電機/技術職)・「顔で笑って心で泣く場面があるから」(50歳以上男性/広島県/その他/事務系専門職)・「仕事のストレスを耐えて、家に帰っても彼女から愚痴、彼女はすっきりしたが、自分のストレスはどこに発散すればいいでしょうか」(33歳男性/東京都/ソフトウェア/技術職)○仕事がきつい・「キツい仕事を押し付けられる」(22歳男性/大阪府/食品・飲料/販売職・サービス系)・「仕事で結果を出さなきゃいけないとき」(31歳男性/東京都/運輸・倉庫/技術職)・「とにかく、力仕事になると借り出させるので肉体的につらい年齢になってきているので本当に大雪とかはつらいです」(44歳男性/東京都/情報・IT/技術職)・「力仕事が多い。気楽がない。せわしい」(43歳男性/宮城県/建設・土木/営業職)・「出世争いなど会社を気にして生活しなければならない」(28歳男性/埼玉県/建設・土木/技術職)・「転勤命令にNOといえない」(32歳男性/神奈川県/機械・精密機器/事務系専門職)・「会社からの要求やプレッシャーが厳しい時」(32歳男性/静岡県/小売店/事務系専門職)・「営業職に回されやすい」(35歳男性/大阪府/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「トラブル発生した際にはやはりその長たる男が前面で対処しなくてはならない」(50歳以上男性/埼玉県/小売店/その他)・「力仕事や夜通し残業しなければならないとき、当然のごとく男社員にその役割がまわってくる」(36歳男性/東京都/機械・精密機器/営業職)○仕事を辞められない・「働き続けないといけないから」(32歳男性/東京都/電機/技術職)・「定年まで働くというテンプレがあるので」(31歳男性/神奈川県/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)・「どんなに辞めたいと思っても仕事を辞められないので」(32歳男性/愛知県/機械・精密機器/技術職)○養わなければならない・「稼がなければ」(38歳男性/神奈川県/不動産/営業職)・「家族が有れば養わなくてはならない」(48歳男性/埼玉県/通信/技術職)・「家族を守らなければならないから」(33歳男性/富山県/食品・飲料/販売職・サービス系)○女性はいいな・「女性の方が優遇されることが多いから」(33歳男性/埼玉県/学校・教育関連/専門職)・「レディースデーと遭遇したとき」(35歳男性/北海道/小売店/販売職・サービス系)・「女性なら言われないが、厳しく言われるから」(50歳以上男性/広島県/その他/クリエイティブ職)・「仕事での怒られ方が女性に比べ直接的だから」(30歳男性/東京都/情報・IT/技術職)・「仕事の責任が女よりも重い」(50歳以上男性/山形県/団体・公益法人・官公庁/技術職)○その他・「我慢が多い」(28歳男性/千葉県/医療・福祉/事務系専門職)・「プレゼントとかしないといけないから」(28歳男性/愛知県/自動車関連/事務系専門職)・「何でもかんでも男が多く払うという風潮」(28歳男性/千葉県/自動車関連/技術職)・「髪型のおしゃれが限られる」(24歳男性/京都府/学校・教育関連/専門職)アンケートでは40%の男性が「『男はつらい』と思うことがある」と回答した。特に目立ったのは、仕事にまつわるつらさ。「キツい仕事を押し付けられる」「仕事で結果を出さなきゃいけない」「力仕事が多い」など、いくつもの悲鳴が聞こえてきた。また"一家の大黒柱にならなければならない"という意識からか、「働き続けないといけない」「養わなければならない」という声も。「泣いてはいけない」「つらいと言えない」と精神面のつらさを挙げる人もいた。調査時期: 2015年2月27日~28日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性100人調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年03月03日インド宇宙研究機関(ISRO)は2014年12月18日、新型ロケット「GSLV Mk-III」の試験打ち上げを実施した。人工衛星を軌道に乗せない打ち上げではあったが、ロケットは順調に飛行し、ミッションは成功した。またロケットの先端には、インドが開発中の有人宇宙船の試作機「CARE」も搭載されており、再突入とパラシュート展開などの試験も行われ、こちらも成功した。今回は、このインドの最新鋭ロケットGSLV Mk-IIIと、有人宇宙船の開発計画について、2回に分けて解説したい。○GSLV Mk-IIIへ至る苦難の道GSLV Mk-IIIは、インド宇宙研究機関(ISRO)が中心となって開発した大型ロケットだ。GSLVという名前はGeosynchronous Satellite Launch Vehicleの頭文字から取られている。少し意訳すると「静止衛星の打ち上げに特化したロケット」という意味になる。名前にMk-IIIと入っているということからも分かるように、以前にISROは、初代のGSLVと、その改良型であるGSLV Mk-IIの2種類のロケットを開発したことがある。両者は打ち上げ能力こそ他のロケットと比べると低いものの、中型の静止衛星の打ち上げであれば十分な性能を持っており、インドにとっては、自力で静止衛星を打ち上げられる能力を持つ意義は大きかった。GSLV1号機の打ち上げは2001年4月20日に行われたが、失敗に終わる。ロケットの第3段が予定より早く停止してしまい、計画より低い軌道に衛星を投入してしまったのだ。衛星側のスラスターで挽回することも検討されたが、結局は実現しなかった。2003年5月に行われた2号機、そして2004年9月の3号機の打ち上げには成功したが、2006年7月10日に打ち上げられた4号機では、4基あるブースターのうち1基が離昇直後に故障し、ロケットは飛行経路を外れて爆発した。2007年9月の5号機の打ち上げでは、ふたたび計画より低い軌道に衛星を投入してしまうが、今度は衛星側でリカヴァリーが可能だったため、ISROでは成功と位置づけている。ここでGSLVには、大きな改良が加えられた。第3段に、インドが自力で開発したCSと呼ばれるロケットエンジンが装備されたのだ。それまでのGSLVではロシア製のKVD-1Mと呼ばれるエンジンが使われていたが、CSによってロシアへの依存から抜け出し、完全にインドの力だけでGSLVを飛ばすことを目指した。CSはKVD-1Mと同じ液体酸素と液体水素を推進剤として使用しており、また性能も瓜二つだ。CSエンジンを積んだGSLV Mk-IIと名付けられた。GSLV Mk-IIの1号機、GSLV全体では6号機にあたるロケットは2010年4月15日に打ち上げられたが、まさにMk-IIの肝である第3段エンジンが点火2.2秒後に故障、打ち上げは失敗した。ISROはMk-IIの開発を続けつつ、在庫として残っていた従来型のGSLVを打ち上げることにした。しかし同じ年の12月25日に、GSLVの7号機として打ち上げられた従来型GSLVは、離昇直後にブースターが故障したため指令破壊され、失敗に終わった。そして4年近い運用停止と改良期間を経た後、2014年1月5日にGSLV Mk-IIはふたたび打ち上げられ、今度は成功を収めた。今後も打ち上げは続けられる予定だが、安定して成功し続けられるかはまだ未知数だ。一方で、昨今の静止衛星が大型化する流れの中で、GSLV Mk-IIの打ち上げ能力では力不足であることは、ISRO自身が何よりも認識していた。しかしGSLV Mk-IIをさらに改良したところで、大きく能力を向上させることは難しい。そこで2002年に、まったく新しい大型ロケットを開発することが決定された。それがGSLV Mk-IIIだった。○世界第一級の性能を持つGSLV Mk-IIIそのような背景から、GSLV Mk-IIIは名前こそ受け継いでいるものの、初代GSLVやMk-IIとはまったく異なる姿かたちをしている。全長は43.43m、中心部分の直径は4m、打ち上げ時の質量は640tで、日本のH-IIAロケットと見比べると、全長は短く、一方で横幅は長いため、恰幅の良い格好をしているように見える。打ち上げ能力は地球低軌道に8,000kg、静止トランスファー軌道に4,000kgで、これはH-IIAの標準型や、米国のデルタIVロケットの最小構成の機体、米スペースX社のファルコン9ロケットとほぼ同等だ。打ち上げ能力だけでいえば、世界第一級の性能を持っているといっても良い。ロケットはまず両脇に大型の固体燃料ロケット「S200」を持ち、それらに挟まれる形で液体燃料を使うコア・ステイジの「L110」を持つ。その上に上段「C25」が載っており、さらにその上に衛星が搭載される。見た目はH-IIAや欧州のアリアン5ロケットといった機体と似てはいるが、実は両脇の固体ロケットのS200こそが、他のロケットでいうところの第1段に相当し、まずこの2基のS200だけに点火されて離昇し、中心のL110は空中で点火されるという、少し変わった飛行プロファイルを持つ。S200は燃料に末端水酸基ポリブタジエン(HTPB)を用いるコンポジット推進薬を使っている。S200は1基あたりが全長が25.75m、直径が3.2mとかなり大型で、これほどの固体燃料ロケットを造ることができるというのは、インドがこの分野において高い技術力を持っていることを示している。L110はヴィカス(Vikas)と呼ばれるロケットエンジンが2基並べて(クラスタ化されて)装着されている。燃料にはUH 25と呼ばれる、非対称ジメチル・ヒドラジン(UDMH)を75%、ヒドラジンを25%の比率で混ぜたロケット用燃料が使われており、酸化剤の四酸化二窒素との組み合わせで燃焼する。ヴィカス・エンジン自体はPSLVの第2段や、従来のGSLVのブースターや第2段として使われた実績があるが、燃料にはUDMHが使われており、UH 25が使用されるのはこのMk-IIIが初めてとなる。C25はCE-20と呼ばれるロケットエンジンを1基装備している。燃料には液体水素、酸化剤には液体水素が用いられており、この組み合わせは性能が高いという特長を持つが、一方で開発や運用は難しく、前述のようにGSLV Mk-IIの1号機が失敗する原因ともなった。C25は現時点でまだ開発中で、今回の試験打ち上げでも実機は搭載されなかった。GSLV MK-IIIは2002年5月にインド政府によって計画が承認され、開発が始まった。当初は2009年の完成を目指していたとされるが、まずロケットの構成を固めるのに4年かかったとされ、その後も新しく開発する必要のある技術が多いことから、開発はかなり難航したようだ。例えばS200は直径3.2m、全長25mもあり、スペースシャトルの固体ロケットブースター(SRB)に匹敵するほどの巨大なもので、そう簡単に造れるものではない。またL110におけるロケットエンジンのクラスタ化も、インドにとっては初めての試みであった。遅れはしたものの開発は進められ、ようやく今回の初打ち上げにこぎつけた。参考・・・・・
2014年12月24日薔薇が香る贅沢なトリートメントホテル日航東京は、SPA然TOKYO にて、2015 年1 月 1 日(木)から 3月 31 日(火)まで、オーガニックローズにこだわったフェイシャルとデコルテトリートメント「薔薇繚乱フェイシャル」を期間限定で販売する。2015年1月7日(水)から開催されるシーズナルフェア「江戸繚乱(えどりょうらん)2015」の一貫として行われるものだ。「江戸繚乱2015」とは、東京のルーツである江戸の魅力を伝えるフェア。江戸時代に人気のあった薔薇を取り入れたトリートメント野薔薇を蒸留させた化粧水が人気を集めていたという江戸時代。「薔薇繚乱フェイシャル」では、江戸の趣向を取り入れ、ローズローション、ローズオイルなど薔薇づくしとなっている。注目すべきは、ローズローションのフェイスパックの際に、高濃度炭酸泉が、今年使用されていること。高濃度炭酸泉には、血行促進や細胞活性化、美白美容成分があり、さらなる浸透が期待できる。トリートメントの後には、リラクセーションラウンジで、東京湾を眺めつつ、軽食の美肌プレートを味わえる。美肌プレートは、ヒアルロン酸ジュレを始め、美容に良い成分が多く含まれ、ローズのハーブティーも一緒に楽しめる。(画像はプレスリリースより)【参考】・ホテル日航東京・薔薇繚乱フェイシャルについて(ホテル日航東京)
2014年12月18日絶海の孤島という超・巨大な“密室”を舞台に、水谷豊&成宮寛貴の3代目“相棒”コンビが重大な謎に挑む、『相棒-劇場版III- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ』の本ポスターが遂に完成した。初登場から14年、連続ドラマのスタートから12年。これまで4本の劇場版が製作され、今秋から放送中の「season12」も高視聴率をキープしている「相棒」シリーズ。警察庁長官官房付の神戸尊(及川光博)は、ある死亡事故の調査のため、特命係の杉下右京(水谷豊)と甲斐享(成宮寛貴)に、太平洋に浮かぶ孤島について“妙な噂”の極秘調査を依頼する。そこは、ある実業家が個人所有している “鳳凰島”。なぜか元自衛隊員たちが、訓練のために共同生活を送っていた。この島で現場を見た右京は、それが事故ではなく、殺人事件であるという確信を持つ。やがて、外界から完全に閉ざされた孤島で捜査を進める2人に、得体の知れない巨大な力が襲いかかる…。特命係の“相棒”コンビ二人がメインキャラクターとして活躍する作品としては、前作『相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』以来、実に約3年半ぶりとなる本作。今回、特命係の二人は、絶海に浮かぶ孤島の未開の地のようなジャングルや岩礁、断崖といった過酷な自然の中で捜査に奔走することになる。本ポスターでは、主演の水谷さんと、3代目相棒として劇場版には初登場となる成宮さんの2人が、孤島の密林へと突入する場面を表現。後方の海岸からは水しぶきをあげながら迫り来る謎の隊員たちの姿もあり、緊迫感とともに疾走感にあふれ、これまでの『相棒』とは、一線を画した雰囲気が漂っている。さらに、伊原剛志、釈由美子、宅麻伸のゲスト陣に加え、石坂浩二、2代目相棒の神戸こと及川さんの姿もあり、それぞれが神妙な面持ち。絶海の孤島に潜む「謎」の巨大さを物語っているかのようだ。『相棒-劇場版-III-巨大密室!特命係 絶海の孤島へ』は4月26日(土)より全国にて公開。(上原礼子(cinema名義))■関連作品:相棒-劇場版Ⅲ- 2014年、全国にて公開(C) 2014「相棒 -劇場版Ⅲ-」パートナーズ
2014年02月15日古田新太が天下の大泥棒・石川五右衛門に扮する劇団☆新感線の人気シリーズ最新作『SHINKANSEN☆RX「ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII」』が、12月19日に東京・東急シアターオーブにて開幕した。出演はほかに三浦春馬、蒼井優ら。劇団☆新感線 SHINKANSEN☆RX『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ』チケット情報もともとは「古田新太には石川五右衛門のヅラがよく似合う」という思い付きから始まったという今シリーズ。2008年、2010年公演に続いての第3弾だ。1作目では南の島、前作ではヨーロッパの小国を舞台に大冒険活劇を繰り広げた五右衛門だが、今回の舞台は初の日本。空海が開いた寺にある黄金目玉像という仏像を盗むも、それは金メッキのガラクタ。だが実はそれにこそ空海が残した莫大な埋蔵金の隠し場所が暗号として刻まれていた。そのお宝をめぐり女盗賊、盗賊目付、堺の悪徳商人、さらに天下人秀吉や、前作から五右衛門との因縁を引きずった南蛮人までも登場、怪しげな人々が入り乱れ、陰謀や復讐や恋が繰り広げられていく。とにかくこれぞ劇団☆新感線、と手を叩きたくなる、派手で粋で、血湧き肉躍る舞台。轟音で鳴るロック、フライングなど派手な演出、さらにおバカ要素もてんこもりで、思いっきり笑って楽しめる。ちゃらんぽらんのようで決めるところはバシっと決める古田の五右衛門はもはや鉄板。ユニークな“五右衛門ヅラ”すら次第にカッコ良く見えてくるから不思議だ。また探偵的ポジションである盗賊目付、明智心九郎役の三浦春馬が、新感線初参戦とは思えぬハマりっぷり。ルックス良し歌良しダンス良しで、さらにコメディセンスも抜群。“ウザ爽やか”とでも呼ぼうか、彼ならではのキャラクター造形で百戦錬磨の新感線メンバーと渡り合っても一歩も引かないインパクトで、舞台人としてのセンスの高さを見せ付けた。蒼井優も映像で見せる印象とは180度違う、おきゃんな娘を好演。女盗賊・猫の目お銀をぴょんぴょん元気に飛び跳ねながらキュートに演じる。また三浦演じる心九郎と双璧をなすうっとおしさをかもすシャルル王太子を、ミュージカル界のプリンス・浦井健治が前作に続きハジけた演技で楽しげに演じれば、悪役ポジションで村井國夫&麿赤兒のベテランコンビがビシっと舞台を締める……と、キャスト陣の豪華さも他に類をみないほど。まさにお祭りのような舞台になっている。新感線ではめずらしい、謎解き要素も加わった今回の作品。五右衛門らが挑む暗号解読に加え、男女の心の謎解きも物語の軸のひとつ。この部分を三浦と蒼井がしっかりと演じ、観劇後、熱狂の中にもほのかに爽やかな余韻を残させる。年末年始の忙しい間を縫っても観に行きたい、ジャパニーズ・エンターテインメントだ。公演は1月27日(日)まで同劇場にて。その後2月6日(水)から28日(木)まで大阪・オリックス劇場(旧大阪厚生年金会館)でも上演される。チケットは発売中。
2012年12月25日『男はつらいよ』や『学校』シリーズの山田洋次監督の最新作『東京家族』の完成披露試写会が12月12日(水)に、東京・有楽町の丸の内ピカデリーにて都内で行われた。この日のイベントには、先日、文化勲章を受章した山田監督を始め、主演を務めた橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優たち本作で共に暮らした“家族”が勢揃いした。『東京家族』は2013年1月19日(土)より全国にて公開。■関連作品:東京家族 2013年1月19日より全国にて公開© 2013「東京家族」製作委員会
2012年12月12日『家族』、『幸福の黄色いハンカチ』、『息子』、『学校』シリーズ、『おとうと』、そして『男はつらいよ』シリーズと、その時代、時代の家族を見つめ続け、先日にはその功績が称えられ、2012年度文化勲章を受章した山田洋二監督による最新作『東京家族』。小津安二郎監督の不朽の名作『東京物語』をモチーフに、山田監督が2012年の東京を舞台に“今の家族”の物語を描いた本作の待望の予告編が遂に解禁となった。2012年5月、瀬戸内海の小島で暮らす平山周吉(橋爪功)ととみこ(吉行和子)夫婦が上京。東京の郊外で個人病院を営む長男の幸一(西村雅彦)、美容院経営者の長女の滋子(中嶋朋子)、舞台美術の仕事をしている次男・昌次(妻夫木聡)たちは、東京滞在中は両親に楽しく過ごしてもらいたいと世話を焼くが、のんびりとした暮らしをしてきた2人とは、あまりにも生活のリズムが違い、家族の間には少しずつ隙間ができ始める…。山田監督にとって81作目となる最新作で描かれるのは、2012年現在を生きる家族の物語。今回公開となった予告編では、橋爪さん演じる周吉が妻夫木さん演じる昌次に「のう、昌次。母さん、死んだぞ」と言葉をかけ、泣くのをぐっとこらえていた妻夫木さんが思わず涙してしまうシーンからスタートする。上京してきた周吉、とみこに対する反応は同じ家族でも様々。そして平山夫妻を取り巻く家族の風景が、久石譲の音楽と共に丁寧に映し出され、予告編ラストには「親をもつ、子をもつ、すべての人へ―」というメッセージが流れる。小津安二郎監督が家族の絆と喪失を描いた『東京物語』から60年――。これはスクリーンの中の家族の物語ではなく、私たち一人一人の物語でもあるのだ。巨匠・山田洋二が紡ぎ出す、現代の“家族”の姿にあなたは何を思うだろうか?『東京家族』は2013年1月19日(土)より全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:東京家族 2013年1月19日より全国にて公開© 2013「東京家族」製作委員会
2012年11月02日トヨタ自動車は1日、ミニバン「ヴォクシー」の特別仕様車「ZS”煌(きらめき) III”」を発売した。価格は、定員8名のFF車が262万円、4WD車が280万9,000円、定員7名のFF車が265万円、4WD車が283万9,000円。今回発売された特別仕様車は、ヴォクシー「ZS」をベースとして外板色に特別設定色「アイスチタニウムマイカメタリック」を含む全4色を設定。外装には、めっき処理を施したヘッドランプガーニッシュやプロジェクター式ディスチャージヘッドランプ、高輝度シルバーメタリック塗装を施したフロントグリルなどを特別装備する。内装では、合成皮革とジャージ(ラグジュアリー)を組み合わせたシート表皮、シルバーステッチを施した本革巻きパドルシフト付3本スポークステアリングホイール、ダークメタル調塗装を施したセンタークラスターを採用。そのほか、スーパーUVカットガラス(グリーン・フロントドア)、デュアルパワースライドドア(両側イージークローザー / 挟み込み防止機能付)、プラズマクラスターなどを特別装備。エンジンは2.0Lの3ZR-FAE、トランスミッションはSuper CVT-i(7速スポーツシーケンシャルシフトマチック付き)となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月01日「天然成分の産地」と「農法(オーガニック)」への想いとともにこの春誕生したALLノンシリコン・オーガニックヘアケアブランド「Bouquest(ブーケスト)」から、香りに欧州産アルバローズ(白薔薇)を配合した新ライン「ブーケスト ホワイトローズ」が新発売される。「ブーケスト ホワイトローズ」は、LIB JAPAN社が30年間サロンメーカーとして蓄積した技術と信念をもとに、シャンプーだけでなく、トリートメント、スタイリング剤まで<全アイテムノンシリコン>、<オーガニック処方>、<欧州産の天然成分>、<華やかな花々の香り>の4つの特長にこだわって開発した「ブーケスト」の新ライン。ユーザーへの事前調査で苦手意識の強かった界面活性剤、ラウレス硫酸Naを無配合にする一方で、全アイテムにエーデルワイス、ラベンダー、トウキセンカといった花由来のオーガニック保湿ケア成分を配合。同時に、ホワイトローズ(欧州産アルバローズ)、ダマスクローズ、センチフォリアローズ、フレンチローズ、イタリアンワイルドローズ、ローズハチミツの7種のローズエキスやオーガニック保湿ケア成分などを贅沢に配合し、毛先まで“深い潤い”を届けながら美髪へと導き、髪本来のみずみずしいツヤを引き出してくれる。ALLノンシリコンでありながらキシみや絡みを軽減する独自処方による、納得の使用感も特徴的だ。実際の使用感で特に印象的なのは、まずシャンプーのクリーミーな泡立ち。きめ細かいもちもちのローズ泡が髪と頭皮を包み込み、毛根から毛先までをやさしくすっきりとした洗い上がりが実感できる。そして、なめらかなクリームで髪に潤いを与えるトリートメントや、濃厚クリームで髪のダメージをしっかり補修するダメージケアマスク、セラムやオイルの洗い流さないトリートメントなど、髪の状態に合わせて選べるアイテムすべてに共通する贅沢なホワイトローズの香り。薔薇の香りのアロマに浸りながら髪の根本から癒してくれる「ブーケスト ホワイトローズ」は、9月9日(金)より全国のドラッグストアで発売予定。お問い合わせ先:LIB JAPAN株式会社 お客様相談室TEL:03-3208-6501 www.bouquest.info 取材/松浦明
2011年09月06日