いきなりですが、Googleの検索窓に「姑」と入れると、「姑 嫌い」というワードが出てきます。Googleの検索窓にことばを入れると出てくるワードは、いま世の中でもっとも検索されているものです。この結果から予想すると、「嫁姑戦争が勃発している家庭が多い」ということに…。なんということでしょう!?愛する夫を産んだ人とはいえ、姑は赤の他人。夫とは分かり合えても、その親となると難しい。いえ、親だからこそ難しいのかもしれません。では、どうすれば姑と良好な関係を築けるのでしょうか? ご家庭によって事情は異なると思いますが、比較的どの嫁姑にもあてはまるであろう「聖域」という観点でまとめてみました。主婦にとって台所は「聖域」である。例えば夫に「まな板を使ったら立てかけておいてね」とお願いしていたとします。夫がまな板を立てかけず、食器乾燥トレーに置いていたらどうでしょう?「どうして言ったとおりの場所に収納してくれないのよ」と腹が立ちませんか?主婦は家のなかのルールを握っています。「何をどこに収納するか」「どのように家事を進めるか」というルールが明確にあることがほとんどです。とくに、主婦にとって台所は特別な場所ではないでしょうか。家のなかのどこよりも「ルール」を重んじたい、デリケートな「聖域」だと言っても過言ではないでしょう。それは姑にとっても同じこと。むしろ、主婦生活の長い姑のほうが「聖域レベル」が高いかもしれないのです。姑にとっての「聖域レベル」を探る。夫の実家に遊びに行ったら、ぜひ「台所の姑的聖域レベル」を見定めてください。姑さんはどのぐらい凝った料理をしますか? どのぐらい家事にこだわりがありますか?息子である夫は、どのぐらい姑さんの家事を手伝っていますか?もしあなたの姑さんが専業主婦で、そのうえ家事にこだわりのあるお人柄なのであれば、「台所の姑的聖域レベル」は高めかもしれません。「台所の姑的聖域レベル」を知るため、ためしに残りもののお片づけをお手伝いしてみましょう。ラップをかけて冷蔵庫に収納するだけでも、姑さんが「ゴールが同じなら経緯は気にしないタイプ」なのか、「手順や結果のカタチにこだわりがあるタイプ」なのかが分かります。「ラップのかけかた」「冷蔵庫のどの段に入れるか」に指示はありましたか?もし細かい指示があったのであれば、台所の「聖域レベル」は最高域である可能性が高いです。誰だって「自分の聖域」を荒らされたら気分がよくないですよね。姑さんの「聖域レベル」が高ければ高いほど、嫁であるあなたは姑さんを立て、姑さんのルールに従ったほうが争いを起こさずに済みます。姑さんが「手伝わなくっていいのよ」と言ってくれるのであれば、勇気を出してお手伝いを放棄することも視野に入れてください。もちろん、感謝の気持ちはしっかり伝えてくださいね。自分にとっての「聖域」を自覚し、伝える。では、自分にとっての「聖域」はどこでしょうか?家のなかのどこを勝手に触られたらイヤな気分になるのか、じっくり思い返してみてください。多くの主婦のかたにとっては台所かもしれませんが、そうじゃない人もいると思います。どこが自分にとっての「聖域」かハッキリしたら、そこが「聖域」であることを姑さんにしっかり伝えましょう。これで自分が嫌な思いをしたり、イライラする状態を防ぐことができます。もし「聖域」だと感じる場所が複数あるときは、優先順位をつけましょう。いきなりすべての聖域をアピールするとイヤな印象になりますから、「もっとも聖域レベルが高い」と思う箇所に絞って伝えるといいと思います。筆者の場合は台所よりも仕事部屋です。お義母さんを含め、誰が台所を好き勝手に使ってもイヤな気持ちにはなりません。ですがたとえ愛する夫であっても、仕事部屋に入られると落ち着かない気分になります。とはいえ、いきなり「ここはわたしの聖域なので立ち入らないでくださいね」というのはよくありません。伝えかたは姑さんのキャラクターに合わせて工夫してください。わたしは「仕事部屋はすごく散らかっていて恥ずかしいので、ドアを開けないでください」と伝えるようにしています。「張り合い」ほど無駄なものはない。もし、姑と自分の「聖域」がおなじで、そのうえ「聖域レベル」も同程度だったら…?賛否両論分かれるところですが、姑さんに譲ったほうがいいと思います。たしかに、自分の聖域が台所だった場合、自分の家の台所を姑ルールで好き勝手にされたら気分が悪いものです。ですが多くの場合、姑の主婦歴は自分よりずっと長いのです。長い時間守り抜いてきた「聖域」なのであれば、尊重してあげたほうが、良い関係は作りやすいでしょう。別居されているのであれば、姑さんが遊びにきている時間だけの辛抱です。もし同居されているのであれば、辛いですが被りやすい台所や水まわりを「聖域」にすることは諦めましょう。そのかわり、夫に頼んで「聖域」になる場所を用意してもらいましょう。例えば自分の鏡台や机があればいいかもしれません。今回は姑との良好な関係を築く方法を、「聖域」という観点にしぼって考えてみました。とはいえ、それぞれの性格や習慣で事情は大きく異なると思います。どの家庭にもあてはまる方法ではないかもしれませんが、これから結婚されるかた、新婚のかたに少しでも参考になればいいなと思います。うちは、わたしの一方通行な想いでなければ、嫁姑関係が非常に良好だと思います。どのぐらい良好かといいますと、お義母さんとサシで2時間以上語り合えるほどです。お義母さんが帰ったあとに、さみしくて涙が出るほどです。「お義母さんのごはんが食べたいよう」と泣いてしまうほどです。決して「お母さんのごはん」が恋しいわけではありませんのであしからず♪ライター:金延さえ
2016年04月23日嫁姑問題は永遠のテーマ。仲良く暮らしている人もいるけれど、何かと問題を抱えている義親子は多いようです。そこで、リアル姑にどうして嫁を嫌ってしまうのか、その理由を直撃! 姑たちの意見から、問題解決の糸口が見つかるかもしれません。■自分も姑にいじめられたから50代のAさんは、姑からひどい仕打ちを受けていたそうです。義実家へ行くと手伝いばかりさせられるのに、自分の食事はない。顔を合わせるたびに嫌みをいわれる。典型的な嫁いびりをされたので、嫁をすんなり家庭に受けいれることができないといいます。「さすがに私は姑のようにいじめることはありません。でも、私はあんなに苦労したのに、嫁だけがいい思いをするのはおもしろくないですよね。こうした経験があるから、仲良くしたいと思えないんですよ」直接嫌みをいうことはないAさんですが、息子の家族が遊びにきても、嫁とは必要以上に話をしないそうです。■「家族」とは思えない「息子とは家族かもしれないけれど、私と嫁は赤の他人。それなのに『おかあさん』といわれるのが嫌ですね」と語るのは、60代のCさん。「嫁はよそもの」という意識があり、家族として認められないそうです。しかし、それをいうなら、Cさんも嫁いだときには「よそもの」だったのでは…。「それはそうなんですけど、理屈じゃないんですよ。本能的というか、どうしても好きになれません」とのこと。こう思われてしまったら、距離を置いて付きあうほうがいいかもしれません。■私のかわいい息子に手を出すなんて!50代のTさんは、嫁の態度が気に入らないとご立腹。どうやら、結婚前から遊びにきては、家でいちゃいちゃしているのが許せなかったようです。「いくつになっても、私にとってはかわいい息子。子どものころと変わらないと思っているのに、『女』の顔で息子に甘えるんですよ。私は嫌な姑にはなりたくないと思っていましたが、これだけは許せません」夫婦の仲が良いのはすばらしいことだけど、義両親の前ではほどほどにしておきましょう。■接し方がわからないだけ最後に紹介する50代のEさんは、嫁のことが嫌いではありません。それでもそっけなくしてしまうのは、どう接していいかわからないから。「うちには息子しかいないので、娘と接する感覚がわかりません。一緒に買い物もしたいけれど、嫌われてしまうのはこわいし…」といいます。嫁いびりをされないけれど、そっけない態度をとる姑には、自分から話しかけてみるといいかもしれません。自分が姑に嫌われていると思ったら、その原因を探ってみるのも一案。姑によってその理由はさまざまですが、原因がわかれば対処しやすくなりそうです。
2016年04月15日実家では人の目を気にせず授乳していても、義実家では子どもと2人きりの空間が良いですよね。それなのに、なぜか授乳を見たがる義実家の両親は多いようです。その体験談や乗り切り方を紹介します。親戚一同にお披露目したがる義両親授乳は決していやらしいことではありませんが、女性にとっては誰にでも見せられることではありませんよね。その気持ちを分かってくれればいいのですが、姑世代は「家族なんだからいいじゃない」と思うことがあるようです。Uさんの義実家は、飛行機を利用するほど離れたところにあるため、あまり顔を合わせることありません。しかし、法事で義実家に行った際に困ったことがあったのだとか。「義実家には夫の親戚がたくさん集まっていました。結婚式以来会っていない人ばかりで、私にとっては見知らぬ人と同然です。そんな中、夫の両親に授乳するように促されました。『うちの孫がおっぱいを飲むところを見てくれ』とうれしそうにいうのも違和感を覚えましたが、親戚たちもそれを見るのが当たり前のような態度でこわかったです」。親戚中の視線が集まるなかで、どうすればいいのか焦ったUさんですが、「夫が風呂に入るようにすすめてくれて助かった」とのこと。もし、夫が近くにいなかったら、いやいや授乳しなければいけなかったかもしれないと話してくれました。授乳服や授乳ケープをフル活用する「夫の両親は、孫の成長を見守る気持ちで授乳シーンを見たがるんですよ。自分の娘のときも見ているからか、同じ感覚で言っているようですが、悪気はないものの嫌なものは嫌ですよね」。そう語るのは、夫の両親と同居するIさん。「私が嫌がっても分かってくれなかったので、授乳服や授乳ケープををフル活用しています。授乳している様子が見れて満足したようで、あえて見たいといわなくなりました」。授乳服や授乳ケープはおっぱいがあらわにならないので、寒い時期にも重宝したそう。どうしても見たがる義両親対策に役立ちそうです。ママが子どもにおっぱいを飲ませている姿は神聖なもので、ほほえましいですよね。だからこそ、義両親も見たがるのかもしれませんが、誰かれ見せるのは恥ずかしい。そんなときは事前に夫に協力してらうよう頼んでおいたり、授乳服や授乳ケープを活用したり、事前準備をして乗り切りましょう丸部りぃ(OFFICE-SANGA)
2016年04月14日姑とは仲良くしたい。せめて嫌われたくはない。それが「嫁」としての本音ではないでしょうか。しかし、なかなかうまくいかないのが嫁姑関係のむずかしいところ。結婚前の「彼ママ」時代は仲が良かったのに、「姑」になった途端にぎくしゃくしてしまうケースも見られます。そこで、「いい嫁とイヤな嫁のちがい」について、現役姑たちに話を聞きました。■キッチンは私の城!Aさん(50代・専業主婦)は、長男一家と同居中です。嫁が家事を手伝ってくれるのはうれしいけれど、「私の仕事がなくなってしまうと存在価値を見いだせなくなってしまうので複雑。専業主婦だからそう感じるのかもしれません」といいます。とくに自分が元気なうちは、キッチンに入られることに抵抗があるのだとか。「私の旅行中に調味料の位置がかわっていたことがあって…。自分が使いやすいように配置しているのに、『このキッチンは使いにくい』と嫁からいわれたような気分になりました」「キッチンは女の城」ともいいます。とくに料理上手な姑の場合は、掃除や洗濯など、料理以外の家事をフォローするようにしたほうがいいかもしれませんね。■近くの嫁より遠くの嫁!?2人の息子夫婦とは別居しているBさん(60代・退職後無職)。長男夫婦は近くに住んでいるけれど、「遠くに住む次男の嫁のほうがかわいい」といいます。それは「距離感」の問題なのだとか。「長男の嫁は自分が遊びに行きたいときだけ孫の世話をおしつけにきます。私たちが遊びに行くといやがるのに、こんなときだけ利用するなんてずうずうしい!一方、遠くに住む次男の嫁は、孫の成長やちょっとしたことでもメールで報告してくれるんです。次男がまったく連絡をよこさないから助かるし、遊びに来ないかと誘ってくれたりと、いい距離感で付きあっています」近くに住んでいても甘えすぎず、離れて暮らしているときにはこまめな連絡を忘れない。これが姑との程よい距離感を保つコツといえそうです。■「息子の彼女」時代はよかったけれど…Cさん(40代・会社員)は、長男がこの夏に結婚を予定しているプレ姑。嫁は彼女時代から家に遊びに来ることが多く、一緒に買い物をしたりと自分の娘のようにかわいがっていました。いままで仲良くしてきたけれど、いざ「嫁」になると思うと、細かい言動が気になるようになったそう。「まだ20代とはいえ、結婚したら、若者言葉やミニスカートなどの派手な格好は控えてほしいです。我が家の一員になるわけですから」まったくの他人である「息子の彼女」と、家族になった「うちの嫁」。立場が変わると付きあい方も変わる可能性があることは忘れないようにしたいですね。今回紹介したケースにあてはまらない姑もいることでしょう。そんなときは、姑の性格を見極めると同時に、相手が「してほしい」ことと「してほしくない」ことを意識する。そうすれば、少なくとも「イヤな嫁」とはいわれなくて済むのかもしれませんね。(藤井蒼 OFFICE-SANGA)
2016年03月04日赤ちゃんが誕生すると、ほぼすべての女性がぶち当たるのが、おっぱい問題ではないでしょうか。母乳が出る・出ないに始まり、食べ物はアレが良くてコレは良くない、●歳でやめろ、いや●歳まで飲ませろと、ひとこと言いたい人が多すぎて、ママにとっては何を信じていいのか、わからなくなることもあるのでは。自分なりに考えていろいろと工夫して対応しているのに、姑や実母から「これはダメ」「こうしないといけない」などと言われてしまうと、余計にストレスを感じたり、何が正しいのかがわからなくなったりしてしまうでしょう。そこで今回は、母乳に関する常識が異なることで起こりがちな論争を中心に、嫁VS姑のおっぱい問題を少しでもストレスなく解決するためのポイントをまとめました。嫁VS姑のおっぱい問題(1)「母乳が出ないとダメ」問題姑世代には、「おっぱい(母乳)が出ないとだめ」という考えが定着している傾向があります。そのため、おっぱいの出を良くするために食へのこだわりが強く、「お汁をたくさん飲まないと!」「ご飯をたくさん食べるのは赤ちゃんに栄養を与えるためなんだから」と、無理矢理に食べさせようとすることも。しかし、今は母乳がうまく出なくても、ミルクがあるから大丈夫。今のミルクは、母乳に限りなく近く作られていて、赤ちゃんがしっかりと成長できる栄養素が含まれています。母乳の出る・出ないには体質が大きく関わってくるので、出なくても「母乳が出なければミルクがある」と考えて、ストレスを溜め込まないようにしましょう。嫁VS姑のおっぱい問題(2)「おっぱいをやめる年齢」問題「おっぱいを何歳まで飲ませるか」について、姑が口を挟んでくることもあります。「1歳まででやめさせないとね」「この年齢でやめないと、甘えん坊になるわよ」などと言われた経験のある人もいるでしょう。卒乳の年齢については、専門家でも意見が分かれるところ。最終的にはママと赤ちゃんとのコミュニケーションの問題になってくるので、周囲がとやかく言っても、ママ自身で判断して決めることが大切です。赤ちゃんの成長・発達に問題ないならそれを伝えて母乳がどうであっても、赤ちゃんの体重、身長が増えているのなら、何も心配はいりません。「お医者さんが『大丈夫』と言っていたので、問題ないんです」と伝えましょう。「ミルクはダメ! おっぱいじゃないと赤ちゃんが育たない」ということはないのです。姑からおっぱいのことを言われても、「そういう考え方もあるのね」程度に受け流しておくのがおすすめ。考え過ぎてママが強いストレスを感じると、赤ちゃんにも母乳の出にも影響が出てしまいます。賛同できる意見は取り入れて、あとは自分の育児に自信を持つということが、嫁VS姑のおっぱい戦争に終止符を打つカギとなるでしょう。
2015年06月25日嫁姑問題は、いつの時代にもあるもの。姑とのトラブルの原因は、さまざまなことが考えられますが、大部分を占めているのは、実は育児に関することではないでしょうか?姑には、「私は息子を立派に育てた」という自信があり、その時の育児を今に結び付けている傾向があります。「私はこうして育ててきた」という、自分自身の育児が基本となってしまい、時代に合わせた考え方をするのが難しくなっているのでしょう。嫁と姑との間にある「時代の壁」を乗り越えないと、ママのイライラはどんどん蓄積されてしまいます。今回は、姑とのトラブルでありがちなことを挙げながら、トラブル回避策をご紹介いきましょう。■ありがちな嫁姑トラブル(1)抱き癖やおっぱいのことを口出ししてくる姑の育児に関する口出しは途切れることがありません。「抱き癖がつくんだから、そんなに抱っこしちゃだめじゃない」「おっぱい、ちゃんと出てるの?」「もっといいものを食べさせなきゃ」「寒いんだからもっと服着せないと!」など、何かにつけて文句を言ったり口を挟んできたりしますよね。最近では、子どもはできるだけ抱っこしてあげたほうがよいこと、母乳の出方には個人差があること、赤ちゃんは大人よりも1枚薄着で過ごさせることがわかっています。しかし、そのことを知らないで口を挟まれるため、ママたちは嫌な思いをすることが多いのです。■ありがちな嫁姑トラブル(2)子どもに勝手にあれこれする「姑が、子どもに勝手にお菓子やジュースを与えてしまった」という経験をした人は、少なくないのでは? よかれと思ってしたことですが、食べ物はアレルギーが怖いので、ママとしては、ひと言ことわってからあげてほしいと思うでしょう。おやつ以外の例としては、「姑に娘を預けていたら、勝手に髪を切られていた」というケースもあるようです。「こんなに髪が長いと邪魔だと思って」と、せっかく伸ばしていた髪をばっさりカットされた姿を見た時には、さすがに言葉が出なかったそう。姑にとってはかわいい孫かもしれませんが、その孫の親は、ほかでもない嫁なわけで、親の許可なく孫にあれこれするのは、やめてほしいものですよね。■子どもにまつわる嫁姑トラブルを防ぐには「事前に約束事を決めておく」こと不要な嫁姑トラブルを避けるためにも、事前に約束事を決めておいたり、今の育児はこういうものなんだということを伝えたりして、姑の間違った言動を回避する対策をとっておきたいです。直接伝えにくいなら、「最近私、育児について勉強し始めたんです。お義母さんも育児書を読みませんか?」と、育児書を置いて帰って、今の育児の在り方を知ってもらうという手段をとってみては? パパが協力的なら「うちの子の育児は夫婦でするから口は出さないでくれ」と、少し強く伝えてもらうと効果的でしょう。姑はただ孫のことを考え、悪気がないつもりでいたのかもしれないので、はっきり伝えたほうが解決しやすいはずです。姑とのトラブルを少しでも抑えるためにも、育児に関する問題を勃発させないように事前に対策をとっておきましょう。
2015年06月21日嫁姑問題が起きたとき、間に立って難しい判断を迫られる夫たち。ときには妻の味方か、母の味方か、選択を迫られることも。マイナビニュース会員の既婚者200名に実施した家庭の嫁姑問題に関するアンケートには、「夫たち」からの意見も多く寄せられた。Q.嫁姑(舅)問題について聞かせてください。印象深いエピソードと、その際ご自身がどう感じたかを教えてください。○板ばさみにあって困った「肉じゃがの煮方が違う、と殴り合いになりそうだったが、なんとか自分が解決した(笑)」(36歳男性/東京都/その他)「新婚当初私の両親と同居していたが、ちょっとした姑の言葉で嫁が頭にくるようで、よく母親と自分(嫁)のどっちを取るのかと言われた。新婚なので嫁の意見を尊重し近所のアパートを借り別居する事に……」(50歳以上・男性/岡山県/販売職・サービス系)「なにかといちゃもんをつける姑。そのストレスを自分に発散する嫁。その間にたつ自分という構図になってしまい、困った」(33歳男性/東京都/クリエイティブ職)「姑の、嫁に対する言動に不快感を抱きつつも嫁の味方になってあげられないもどかしさを感じることが時々ある」(50歳以上・男性/東京都/事務系専門職)「嫁とは離婚しました。相性が悪いのでしょうね。聞こえるところで、自分の母親の悪口を吐き捨てるように荒立てて言っていました。さすがに自分の身内をののしられると耐えられない」(50歳以上・男性/兵庫県/事務系専門職)○子どもの件で問題が勃発「一度死産したのに、次の子を期待する発言を露骨に言われた」(29歳男性/徳島県/技術職)「以前一番困ったのは、どちらの舅姑も妻に対して古い子育て知識を押し付けてくること。特に、奥さんは母乳が出にくい体質だったが、そのことで人格否定みたいなことまで言うので困ってしまった。しかも、今の常識は違うことをネット記事などを印刷して見せても、舅姑は不機嫌になるだけで改めようとしなかった」(50歳以上・男性/神奈川県/技術職)「孫の甘やかし度合いが半端ない程度。特に小遣いがおそらく世間一般的なものとかけ離れてる。ま、ありがちなことだろうけど、嫁は嫌がってる感が若干ある。自分はそれほど大きな問題とはとらえてないが、そう思ってるのは本人だけだったりしてなw」(45歳男性/兵庫県/販売職・サービス系)○嫁の実家の行動にもやっと「結婚式の次の日に、新婦の両親が新婚旅行についてきた。しかも夫婦を挟んで4人で布団を並べて寝た」(36歳男性/兵庫県/情報・IT)「妻のお母さんから『妻の言う事はどんなことがあっても全部聞きなさい』と言われた時は、夫婦関係に口出ししてくるなと思った」(33歳男性/京都府/技術職)「お歳暮にハムを送ったら、またこれ? と嫌みを言われた」(26歳男性/新潟県/技術職)○間に立って問題を解決できればいいが……もどかしさを感じる夫たち自分の母親と妻の間で起こる嫁姑問題に対して、夫の立場からの意見には、「揉めてもどちらの側にもつかず中立を守る」「合わないと分かっているので接触回数を減らしている」と、自分なりの解決方法を持っている人も多かった。また、「妻の母親から日ごろの態度について文句を言われる」「勝手に家に出入りされて困る」など、妻の実家と自分の間に起こる摩擦に関しては、「相手の性格は変えられないとあきらめている」「我慢が大事」「流す技術!! 」など、できるだけ関係を穏便に保つために我慢する夫たちの姿がうかがえた。とはいえ、「問題は起これどうちはまだ良好な方じゃないかな」「目立った争いは起きてない」など、良好な関係を築けていると感じている夫も多いようだった。希望の持てる回答なのか、それとも気づいていないだけか……。問題は起きないに越したことはない。結婚すれば何十年も続く関係だけに、良好な関係を保ちたいものだ。調査時期: 2015年2月4日~3月14日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性200人調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年03月30日「そろそろ同居を考えているんだけど」と姑から言われたら、あなたならどうしますか?たとえ「同居なんて嫌」と思っていたとしても、絶対に口には出せないもの。だからと言って、「そうですね。そろそろ…」と言ってしまうと、あなたの意に反して同居までのカウントダウンがスタートしてしまうかもしれません。今回は、姑との同居を望んでいない時に、うまく回避するための有効なフレーズを紹介しましょう。■1.「適度な距離感があるからこそ、良好な仲を築けるらしいですよ」同居することでお互いの悪い部分も見えてしまって、関係が悪化することを嫌がっているという素振りを見せ、この関係を崩したくないと伝えましょう。「この前テレビで、嫁姑が仲良くする秘訣は適度な距離感だと言ってましたよ」「お義母さんとは、今のような関係でいたいんです」と加えれば、より効果的です。■2.「近々子どもが近所の習い事を始めるので」姑の家での同居になる場合は、このフレーズが有効です。「子どもの友達も何人も通っている教室で、お友達と一緒に行けることをすごく楽しみにしているんです」と、子どもの習い事をダシにすれば、「そう、それなら仕方ないわね」と引き下がってくれるはず。ただ、「じゃあ、私がそっちに移るわ」と提案されることもあるでしょう。その場合、次のようなフレーズはいかがでしょうか? ■3.「生活リズムが違いすぎて、ご迷惑をかけますよ」生活リズムが異なる環境で一緒に暮らすとなると、どちらかが我慢を強いられることになります。仕事から帰ってくるのが遅く、夜ご飯を食べる時間が食い違うこと、起床時間が早く、睡眠を邪魔してしまうことなどを伝えて、「もっとじっくりと考えてみませんか?」という言葉も付け加えておきましょう。■4.「私の一存では決められないので、もう少し時間をください」義母が同居の相談をしてきても、その可否は自分ひとりだけの判断で決められるわけではありません。「今は夫がいないから、じっくりと2人で話し合ってから答えを出しますね」と、やんわりと伝えて、その場は逃げたほうが無難です。夫に相談をする際には、同居したらこんなところに問題が生じるということを具体的に、そして多少大袈裟に伝えて、同居をしない方向に持っていくことも忘れないでくださいね。姑との関係は、これからも続いていきます。険悪な仲にならないよう、言い方には十分注意が必要です。今回紹介したように、なるべくオブラートに包んだ言い方、間接的に否定する言い方で丁重にお断りしましょう。
2014年12月14日今も昔も変わらず存在する嫁姑問題。嫁姑の間に溝が生じるきっかけは様々だが、ママたちに聞くと、「子供がうまれてから深刻化した」という声が少なくない。Aさん(38歳・3歳女児)は逆子で帝王切開となった。産後の回復も遅く、自宅で横になる日々が続いていたという。そんなAさんに義母は、「『経膣分娩でこそお産の大変さがわかる。帝王切開だったアナタにいつまでもゴロゴロ横になっている資格はない』と言いました。その後も体調の悪い私に長々と説教を続けてましたね。聞き流してましたけど。悔しいとかそういう感情はなく、この人とはこの先うまくやっていけないだろうなと思いました。それまで、関係は良好だったんですけどね」。現在はというと、「盆正月も夫の実家には帰っていませんね。会いたくないから、そういう時期にはいつも家族旅行の予定を入れています」。Bさん(37歳・2歳女児)も子供がうまれるまでは義父母との仲は良かったという。しかし、「無痛分娩をすると夫がメールで伝えると、すぐに電話が。『赤ちゃんに悪影響があるかもしれないのに! 自分がラクするために赤ちゃんを危険にさらすなんて』と義母だけではなく義父にも怒鳴り散らされました」。Bさんの場合、さすがに出産時は義父母を病院に呼んだそうだが、その後は1年ほど会う機会を設けなかったという。「会うと絶対色々ケチをつけられると思うし。これからも極力会わないようにします」。○母乳育児派の義母&義祖母Cさん(29歳・3歳男児)は、母乳が出ず、悩んだ末に完全ミルクでの育児を選んだ。義父母、義祖母とは結婚と同時に同居だったのだが、粉ミルクを子どもにあげている様子を見ると義母と義祖母が大騒ぎ。「粉ミルクだから寝つきが悪い! 」「粉ミルクだから下痢ばかりしている」「母乳が出ないのはお前の不摂生のせいだ」と2人からまくし立てられた。現在、Cさんの子は標準より少しほっそりとした体型なのだが、「『粉ミルクだったから痩せているんだ』といまだに言われますよ」。出産前は3人で買い物に行くほど仲が良かったというが、「もう人間不信レベルですよ。粉ミルク育児にしただけでこんなにも言われるだなんて。夫も間に入るのに疲れて、最近は、別居をして3人で暮らそうという話が出ています」と関係修復が困難な状態だ。これまで嫁姑の関係が良好でも、育児という互いに譲れない事柄に向き合うことで、考え方や価値観の違いが表面化してくるようだ。姑にとっては育児の先輩としての誇りがあり、嫁にとっては「自分の子なんだから口出しされたくない」という思いが強いのだろう。また、育児法も時代の移り変わりと共に変化していくもので、そういった点でも衝突することが少なくない様子。互いに適度な距離を保ったり、夫や義父に間に入ってもらうなどして、絶縁状態になることだけは避けたいものだ。※画像と本文は関係ありません。
2014年12月10日「夫のことは大好きだけど、姑とどうしてもウマが合わない」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか? 昔から嫁と姑の関係は難しいといわれていますが、そうは言っても、なるべく波風を立てずに生活をしたいというのが嫁の本心ですよね。今回は、同居しているケースを想定して、姑と上手に付き合うためにできることをピックアップしてみました!■1.適度な距離を保つ同居していると、どうしても姑と関わる時間が長くなり、干渉されることも多くなってきます。同居生活をうまく続けていく秘訣は、できるだけ距離を保つことです。「完璧な嫁」を演じようとすると、負担になったり過度なストレスを感じたりする原因になります。時にははっきりと自分の考えを言って、姑との距離を置くことも大切です。また、いつも一緒にいるのではなく、何か理由を付けて外出する、可能なら部屋の配置をなるべく遠くするなども考慮してみましょう。■2.姑と思わないことで付き合いやすくなるかも相手を「姑」と思ってしまうと、変に肩に力が入ってしまったり、イライラが募ってしまったりすることになりがちです。そこは発想を転換して、姑ではなく「ご近所さん」などの他人と付き合っているんだ、とイメージすることで、感情を左右されにくくなり、うまく付き合えるようになることもあるでしょう。■3.聞き流す術を習得する姑に良い顔をしようとして、つい「そうですね」「勉強になります」などと同調しがちですが、姑のタイプによってはこれがNGフレーズになることも。姑が調子に乗るきっかけになったり、見くびられてしまったりすることにもなります。かと言って、我の強い姑に強気な態度で接してしまうと、余計に関係が悪化してしまうことにもなりかねません。相手が聞く耳を持たない場合は、何も言わずにただ時が過ぎるのを待つことも大切。「ふんふん」と、うなずきはするものの、言われたことは右から左に受け流す。そんな状態を維持することができれば、ストレスを溜め込むことも少なくなるはずです。■4.相談したり褒めたりして、違う一面を見てみるいつも自分から嫁に話しかけている、という姑は、自分を頼りにしてもらいたいという気持ちを少なからず持っています。その心理を利用して、姑に何か相談を持ちかけてみるのもよいでしょう。また、何かひとつでよいので、姑の良いところを見つけ、「すごいですね」と褒めてみてもよいかもしれません。きっと姑は、頼られたこと、褒められたことで良い気分になり、嫁に対する気持ちを少しは変えてくれると思います。たとえ嫌味を言われたとしても、物は試し。一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか? 姑との関係をうまく築けるように、そして、お互いにとって居心地が良いと感じられる距離を作れるようにするためにも、ぜひ参考にしてみてください。
2014年09月28日ドラマや映画などでよく繰り広げられる「嫁VS姑」のどろどろとした関係。それを見て「結婚って、こんな面倒なこともついてくるの?」と、嫁姑関係が恐ろしいもののように感じたことはありませんか? 筆者もまさにそのパターンで、「そんなに大変なら、結婚しないで独身でいた方がいいかも」なんて、結婚についてネガティブなイメージを持っていたことがあります。実際のところはどうなのでしょうか? 日本最大級の女性サイト「ウィメンズパーク」が会員の主婦12,356名に調査したところ、意外にも約8割が「良好」だと判明したのです。( アンケート調査の詳細はこちらから )■「義理の母」との関係、8割は「良好」「義母との関係はよいですか?」という質問をしたところ、1位「まあまあよいと思う(52.8%)」、2位「よいと思う(23.0%)」、3位「あまりよいと思わない(11.0%)」、4位「その他(7.3%)」、5位「よくない(5.9%)」という結果に。「まあまあよいと思う」と「よいと思う」をたすと約8割が義母との関係は「よい」ということになり、ドラマや映画などでみる「嫁・姑問題」のようなことはあまりなさそうだといえます。■「嫁・姑問題」で悩むこと、半数は「ない」「義母との考え方の違いで最も悩んでいることはなんですか?」という質問については、半数近くは「悩んでいることはない」という結果になりました。このことからも「嫁・姑問題」と言われれるような関係性は実はあまりなく、「良い関係」が多いということになります。さらに、「義実家との価値観の違いを感じたエピソード」として、「1~2年に1度しか会えないからか、孫に対して甘いし、小遣いやお祝金の額が多すぎる」(12歳の子ども、40代ママ)、「孫に高価なおもちゃを買い与える」(2歳の子ども、20代ママ)、「義実家のまわりは親戚だらけで、親戚との付き合いがすごく濃いのがびっくりした。行くたびに宴会がある」(0歳の子ども、40代ママ)といった、戸惑いに近い回答が挙げられました。■「おふくろの味」は継承されないと判明! 「義母から学ぶおふくろの味」たったの2割「料理」について「義母から料理を教わったことありますか?」という質問に対しては、約7割が「いいえ」という回答をしたことから、「おふくろの味」というものはほとんど継承されないということが判明しました。「はい」と回答した中には、「魚のさばきかた」(12歳の子ども、40代ママ)、「煮物の味付けや、お菓子の作り方」(5歳の子ども、30代ママ)などの料理の仕方や、「おせち料理」(4歳の子ども、30代ママ)や「夫の好物」(5歳の子ども、40代ママ)などというコメントが寄せられました。できることならうまく行かせたい「義理の家族との関係性」。昨今の主婦たちは深刻に悩んでいることはそんなにはないものの、ちょっとした違いにも気を配りつつ、お互いにとって心地よい関係性を探るべく、ウィメンズパークで似たような主婦仲間たちと情報交換をしているのかもしれません。義実家との付き合いは難しい面もあるかと思いますが、教わることもたくさんあるはず。良好な関係を築いてさまざまなことを受け継いでいきたいものですよね。■「ウィメンズパーク」とは?株式会社ベネッセコーポレーションが運営する日本最大級の女性サイト「ウィメンズパーク」には、400万人の会員が集まり、出産や子育ての話題、日々のくらしや家族に関する話題など「主婦の日常」に関するやりとりが活発に投稿されています。人間関係や生活のコツなど、ちょっとした疑問があれば、主婦のリアルなアドバイスや知恵が大集結したこのサイトをのぞいてみては? ・PCサイトはこちら ・スマートフォンはこちら ・フィーチャーフォンはこちら
2013年03月07日