マーティン・スコセッシ監督の最新作『ヒューゴの不思議な発明』が第69回ゴールデン・グローブ賞で、最優秀映画作品賞、最優秀監督賞、最優秀作曲賞にノミネートされたほか、アメリカ映画協会賞、ナショナル・ボード・オブレビュー、ワシントンDC映画批評家協会賞など多くの映画賞でその名が挙がっている。本作は、1930年代のパリを舞台に、父を失い、時計台に隠れ住んでいる少年ヒューゴが、父が遺した機械人形に隠された秘密と、世界の運命を変えてしまうほどの秘密のメッセージをめぐって壮大な冒険を繰り広げる様を描いた作品。米アカデミー賞はもちろん、カンヌ映画祭、ゴールデン・グローブ賞などで数々の栄冠に輝いてきたスコセッシ監督は、生存する映画作家の中でも“巨匠”と称されるにふさわしい存在のひとりで、全世界に多くのファンを持ち、その作品群の多くが高い評価を得ている。そんなスコセッシ監督が自らのキャリアに“新たな一歩”を刻んだのが本作『ヒューゴの不思議な発明』だ。スコセッシ監督は本作で長年の夢だったという3D撮影を導入。映画作家でありながら熱狂的な映画ファンで、その誕生から現在までの映画の歩みに並々ならぬ興味と情熱を傾けてきたスコセッシ監督は、3D技術を単なる“娯楽のためのツール”としてではなく、映画の新たな可能性と認識。3D映像がもたらす奥行きや立体感、スクリーンの中でセットや登場人物が本当に存在しているように感じられる質感を総動員して本作を作り上げた。例年、多くの映画賞はキャリアのある映画作家たちが自身のカラーを存分に発揮した作品や、まだ誰も知らぬ新たな才能が撮り上げた作品に賞を与えることが多いが、本作は自身の評価もカラーも定着している巨匠監督があえて新境地に挑んだ作品で、数多くの映画賞がスコセッシ監督のチャレンジ精神とその完成度の高さに高評価を与えているようだ。ちなみに本作は、少年の大冒険を描いた大作ながら、心あたたまる人間ドラマも大きな見どころになっており、本日から全国で発売される本作の前売り鑑賞券には“いつでも暖かく守ってくれる”アルミブランケットが特典としてプレゼントされる。『ヒューゴの不思議な発明』2012年3月公開
2011年12月16日安藤沙耶香、9月20日に井川祐輔と入籍していたモデルの安藤沙耶香(30)が自身のブログで今年の9月20日にJリーガー・川崎フロンターレの井川祐輔さんと入籍していたことを発表した。井川祐輔さんは、2008年5月、キリンカップサッカー2008で岡田武史監督から日本代表メンバーに初招集されたJリーガーだ。井川祐輔さんも自身のブログで結婚を明らかにし、安藤を守り、支えていき幸せな家庭を築いて行くことを記し、サッカー選手としても精進して行くと誓っている。何故、結婚発表が遅れたのか?9月20日に入籍を済ましながらも発表が2カ月以上後になった理由として二人はブログで、12月3日まではJリーグのシーズン中という大切な時期だったので、12月5日の報告になったと記している。また、所属事務所によると知人を通じて知り合った9月20日の交際記念日に入籍したという。安藤は妊娠は無く仕事も続けて行くという。元の記事を読む
2011年12月06日シンガー・ソングライターのASKAが来年1月22日(日)に日本武道館で行うコンサートの模様が、全国の映画館70館以上で生中継されることが決定した。その他の写真『ASKA CONCERT2012昭和が見ていたクリスマス!? Prelude to The Bookend』と題したこの公演はビッグバンドを従えてのプレミアムコンサートで、1月21日(土)、22日(日)に開催される。生中継されるのは2日間のうち22日(日)の模様で、全国のTOHOシネマズ、ワーナー・マイカル・シネマズなど、計77館という異例の規模での中継となる。ASKAがビッグバンドと競演するのは約2年ぶり。通常のコンサートとは異なる大編成のバンドによるこのステージでは、12月に発売される最新アルバム『BOOKEND』の楽曲も披露される予定だ。新たな表現スタイルに挑戦するASKAのステージを、大スクリーンで堪能してみてはいかがだろうか。ライブシネマ『ASKA CONCERT2012 昭和が見ていたクリスマス!? Prelude to The Bookend』のチケットは本日25日より発売中。チケットぴあでは12月12日12時より発売される。ライブシネマ『ASKA CONCERT2012 昭和が見ていたクリスマス!? Prelude to The Bookend』2012年1月22日(日)16時より全国の映画館にて全席指定:3300円(税込)
2011年11月25日ワーナー エンターテイメント ジャパンがこのほど、ワーナーの名作映画100作品のFacebookページを新たにオープンしたことを記念して、新設対象の全100作品のDVDを抽選で1名にプレゼントする「ワーナー名作映画100本 ひとりじめキャンペーン」を開始した。その他の写真今回のキャンペーンは、ワーナー映画の作品のFacebookページを一挙に100作品新設したことを記念したもの。このほど新たにオープンしたページには『風と共に去りぬ』『2001年宇宙の旅』『タワーリング・インフェルノ』などの名作映画から『ショーシャンクの空に』『ハリー・ポッターと賢者の石』『ダークナイト』『インセプション』などの人気作まで幅広い年代・ジャンルの作品が並んでいる。また、ワーナーでは今回の100タイトルだけでなく、随時、過去のワーナー作品のFacebookページを新設していく予定だ。そこで、今回対象となった100作品のDVDを“ひとりじめ”できるキャンペーンが本日より開始。応募はワーナー エンターテイメント ジャパンのFacebookページで受けつけ、応募するためにはFacebookのアカウントが必要となる。「ワーナー名作映画100本 ひとりじめキャンペーン」期間:11月18日(金) 17:00 ~ 12月5日(月) 10:00ワーナー エンターテイメント ジャパンのFacebookページで実施Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and c Warner Bros. Entertainment Inc.Harry Potter Publishing Rights c J.K.R.BATMAN and all related characters and elements are trademarks of and c DC Comics.(C)2011 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
2011年11月18日第一弾「知る&学ぶ」レポートはこちら! ≫ 第二弾「つくる」レポートはこちら! ≫ 最後に向かったのは“体感する”フロア、4階。ここには、入館前から息子が楽しみにしていた「カップヌードルパーク」がある。カップヌードルの製造工程を体感できる室内アスレチックで、3歳以上小学生以下が対象のアトラクション(身長90cm以上)。まずは専用受付に設置されたカップヌードルの身長計(実物を模したレプリカが、高さ90cmになるように積み重ねられている)で身長クリアしていることを確認し、入場。小麦粉になったつもりでネットをよじのぼって“製麺”されたら、すべり台の向こうに広がるボールプールで、おいし~く“味つけ”。そして、不思議なボックス内に入って“瞬間油熱乾燥法”を体感、「見て見て、ぼくについてくるよ~」(意味不明ですが、体験すると納得のフレーズです)と、息子は縦横無尽に走り廻り……。カップに入れられた後は、タッチパネルのゲームで具材を投入。4種類の具材が入ったところで、すべり台を滑り落ち、「カップヌードル」くん、できあがり!と、展示・アトラクションを満喫したら、おなかを満たしに「NOODLE BAZAAR・ワールド麺ロード・」へ。こちらは、イタリア、カザフスタン、中国、韓国、ベトナム、タイ。マレーシア、インドネシア各地の代表的な麺料理が味わえるフードコート。アジアのナイトマーケットをイメージしたという店内は、小道具を現地調達するなど、それらしい雰囲気。トムヤムクンヌードルやラクサといった刺激的な味のメニューもあるけれど、パスタやミーゴレン、フォーのような子どもに人気のメニューも用意されている。どれも1品300円とお手頃価格のハーフサイズなので、子どもでも食べきれる点もありがたい。初めてミーゴレンを食した息子、「甘くておいしい」と完食でした。全館廻った後は、「ミュージアムショップ」にてレアものをチェック。総合プロデュースを行った、今をときめくアートディレクター・佐藤可士和氏によるロゴを施したオリジナルのステイショナリーやTシャツに、ご当地インスタントラーメンのセット、「どん兵衛」キャラクターのメモパッドなど、おみやげに最適なものが多数。あれもこれもと、ついつい手が伸びて、帰りは大荷物に!その夜、帰宅した夫にオリジナルカップヌードルを見せながら「お父さん、ラーメンってどうやってカップに入れるか知ってる?」「安藤さんは95歳の時に宇宙で食べられるラーメン(スペース・ラム)をつくったんだって」と報告。おやおや、遊びながらしっかりとインスタントラーメンについて学んでいたみたい。大人はもちろん子どももしっかり楽しめるミュージアム、この秋のおでかけスポットに加えてみては?カップヌードルミュージアム(正式名称:安藤百福発明記念館)場所:神奈川県横浜市中区新港2-3-4 開館時間:10:00~18:00(入館は17:00まで)休館日:火曜休(祝日の場合は翌日が休館日)年末年始入館料:大人500円、高校生以下は入館無料*館内一部施設は別途利用料が必要となりますTEL:045-345-0918(案内ダイヤル)TEL:045-345-0825(チキンラーメンファクトリー予約専用ダイヤル)取材/ 村上早苗
2011年11月01日ジャッキー・チェンの出演映画100作目となる映画『1911』が5日(土)から公開になるのを記念して、公開前日の4日(金)にTOHOシネマズ六本木ヒルズにてオールナイトイベント「東京国際ジャッキー映画祭」が行なわれることが決まった。その他の写真一夜限りで行なわれる「東京国際ジャッキー映画祭」は、『1911』のほか、19日(土)に公開を控えているジャッキー特別出演作品『新少林寺/SHAOLIN』や、不朽の名作『プロジェクトA』の上映を予定。スペシャルゲストからジャッキー・チェンへ向けられた祝いの数々や、ジャッキー・チェンの声を演じてきた石丸博也も声で参加する予定。イベント当日は、参加者全員にオリジナルクリアファイルがプレゼントされるほか、ジャッキー関連のお宝グッズを持参して写真撮影が可能な人には、先着50名に『1911』、『新少林寺/SHAOLIN』の非売品プレスブックを進呈。特設ブースに設置された定点カメラに向かい、ジャッキーへのお祝い&感謝のメッセージを撮影した先着30名には、『1911』、『新少林寺/SHAOLIN』のポスターもプレゼントされる予定。そのほか、ジャッキープレミアムグッズが当たる抽選会も行なわれるなど、盛りだくさんの内容になっているようだ。『1911』は、今から100年前に起こった辛亥革命をモチーフに、新たな社会と国を生み出すべく命をかけて戦い抜いた名もなき人々の姿をドラマティックに描いた超大作。ジャッキーは革命軍を指揮する孫文の参謀を務めた黄興を演じ、ほかには中国の人気女優リー・ビンビン、ウインストン・チャオ、スン・チュン、ジャッキーの息子ジェイシー・チェンらが出演する。【祝!ジャッキー・チェン100作突破!東京国際ジャッキー映画祭概要】◆日時:11月4日(金) 23:00開演(イベント終了時間:翌日6時予定)◆場所:TOHOシネマズ六本木ヒルズスクリーン7◆上映予定:『1911』字幕版本編、『新少林寺/SHAOLIN』字幕版本編、『プロジェクトA』字幕版本編Bluray上映◆チケット販売:発売中『1911』11月5日(土) 丸の内TOEIほかにて全国ロードショー
2011年11月01日第一弾「知る&学ぶ」レポートはこちら! ≫ 「チキンラーメン」「カップヌードル」誕生の秘密をしっかり学んだ後は、人気アトラクション、「チキンラーメンファクトリー」&「マイカップヌードルファクトリー」のある3階へ。製造工程を、小麦粉をこねるところから体感できる「チキンラーメンファクトリー」は小学生以上対象とのこと。ガラス窓の向こうで、おそろいのエプロン&三角巾で作業に励むお兄さん・お姉さんを横目で見つつ、息子は「マイカップヌードルファクトリー」にて世界でたったひとつのオリジナルづくりにトライ。カップに専用のペンを使って好きなデザインを描いた後は、安藤氏の“逆転の発想”による方法(どんな方法かは直に体験を!)でカップに麺をセットしてもらい、いよいよスープ&具材選び。スープはベーシックな「カップヌードル味」をはじめ全4種類からひとつ、具材はここだけのオリジナル「ひよこちゃんなると」ほか全12種類から4つをセレクト。息子が選んだのは、「カップヌードルカレー」のスープと「エビ」、「ねぎ」、「チーズ」、「カニカマ」の4種類。途中で「タマゴ」を「チーズ」に変えるなど、彼なりに工夫を凝らした模様。この組み合わせが調和するかどうかは別にして、これこそが醍醐味のひとつ。私もかなり真剣モードに。中身が入ったら、その場でカップにフタをしてもらい、透明のフィルムを使用してのシュリンク包装もしてもらう。自分で施したパッケージデザインを除いては、どこから見ても市販の「カップヌードル」同様の体裁。「これ、ぼくだけのラーメンなんだよね!?」と、息子は大満足。で、仕上げにエアパッケージに商品を入れて、めでたく完成!次回は 「体感する」フロア をご紹介します。 第三弾「体感する」レポートはこちら! ≫ カップヌードルミュージアム(正式名称:安藤百福発明記念館)場所:神奈川県横浜市中区新港2-3-4 開館時間:10:00~18:00(入館は17:00まで)休館日:火曜休(祝日の場合は翌日が休館日)年末年始入館料:大人500円、高校生以下は入館無料*館内一部施設は別途利用料が必要となりますTEL:045-345-0918(案内ダイヤル)TEL:045-345-0825(チキンラーメンファクトリー予約専用ダイヤル)取材/ 村上早苗
2011年10月29日“子どもひとりひとりの中にある想像力や探究心の芽を吹かせ、豊かに育てるための体験型ミュージアム”として、今秋、みなとみらいにオープンした「カップヌードルミュージアム」(正式名称:安藤百福発明記念館)。果たして子どもは、大いに刺激を受け、心から楽しめるのか??? それを調査すべく、もうすぐ5歳になる息子を連れて訪問。子どもの生声を交えながら「知る・学ぶ」「つくる」「体感する」の3回に分けてレポート!1958年に誕生した世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」の生みの親であり、’71年には世界初のカップめん「カップヌードル」を発明した日清食品創業者、安藤百福(アンドウモモフク 1910~2007)。食品産業のエポックメイキング的な2つの製品について学びながら、安藤氏のクリエイティブな発想に触れられるのが、このミュージアムだ。約10,000㎡という広大な館内は、1階がエントランスホール&ミュージアムショップ、2階は「百福シアター」などの“学ぶ・知る”ためのフロア、3階は「チキンラーメンファクトリー」と「マイカップルヌードルファクトリー」という“つくる”フロア、4階は「カップヌードルパーク」と「NOODLES BAZAAR・ワールド麺ロード」の“体感する”フロアで構成されている。白をベースにアクセントに赤を取り入れた”カップヌードルカラー“でまとめられた館内は、実にスタイリッシュ。1階から2階へは幅10m、高さ35段にも及ぶ大階段でのアプローチが基本だが、エレベーターも完備しているのでベビーカーでも、もちろん安心。ちなみに1階には調乳専用の浄水給湯器や授乳スペース、おむつ替えシートを備えたベビールームも用意されている。2階にある入館ゲートをくぐると、まずお目見えするのが「インスタントラーメンヒストリーキューブ」。壁3面にインスタントラーメン約3000点は圧巻のひとこと! 「チキンラーメン」に始まり、子どもの頃に食べた“あの商品”といった懐かしいものから、世界各国の人気アイテムなどが、実にアーティスティックに並んでいる。同じ世代を生きた相手なら「これ知ってる!」「食べた、食べた」なんて、たっぷり30分は盛り上がりそうだけれど、人生4年の息子は「これなぁに?」。あっさり5分で通り過ぎてしまった……。続いて案内されるのは、安藤氏の生涯と「チキンラーメン」「カップヌードル」誕生秘話を紹介する「百福シアター」。上映時間14分、「息子はじっと座っていられるだろうか」と危惧したものの、これが意外や意外! 実に興味深そうに画面を見入っているではないか! 映画といってもお堅いルポルタージュではなく、CGアニメーション仕立て。安藤氏も“ゆるかわキャラ”に変身し、クイズや歴史ドラマ、ニュースなど2~3分番組数本上映という構成。子どもにとっても理解しやすかったようで、「あのおじさん、ラーメンをつくった後はどうするの?」と聞いてきたり、クイズでは「ぼくはこれだと思う」と回答者気分でいたり。「チキンラーメン」が誕生した研究小屋を忠実に再現した「百福の研究小屋」、安藤氏の生涯を全長約58mの大パノラマで紹介する「安藤百福ヒストリー」のスペースを抜けて、「クリエイティブシンキング ボックス」へ。その前の2カ所では、イマイチな反応だった息子、ここで、がぜん張り切りだす。壁に飾られたさまざまなアイテムから、汽車のパネルを選んでタッチ。と、真っ白な壁に映し出されるのは……湯気を吹くやかん。「お母さん、汽車はやかんからできたんだって!」(ちょっと違うけれど)と、息子。そう、ここは蒸気機関車発明のもとになったなど「アイデアのヒントは身のまわりに転がっている!」を実感できるコーナーになっているのだ。ほかにも「常識にとらわれない」「タテ・ヨコ・ナナメから見る」など、安藤氏のクリエイティブな発想のキーワードをもとにしたボックスを次々と覗いては遊び……。その熱心さに「もしかしたら将来!?」などと、こちらも“親バカな期待”にワクワクしたりして(笑)。と、しっかり用意されています。世界を代表する偉人たちと並んで撮影できるコーナーが。せめて写真の中だけでも、彼らと肩を並べさせてもらいましょう。もっとも本人は、偉人と偉人の間でかくれんぼ状態だったけれど。次回は、このミュージアム最大の人気アトラクション、 「つくる」 を紹介します。 第二弾「つくる」レポートはこちら! ≫ カップヌードルミュージアム(正式名称:安藤百福発明記念館)場所:神奈川県横浜市中区新港2-3-4 開館時間:10:00~18:00(入館は17:00まで)休館日:火曜休(祝日の場合は翌日が休館日)年末年始入館料:大人500円、高校生以下は入館無料*館内一部施設は別途利用料が必要となりますTEL:045-345-0918(案内ダイヤル)TEL:045-345-0825(チキンラーメンファクトリー予約専用ダイヤル)取材/ 村上早苗
2011年10月27日テレビドラマ『マルモのおきて』で人気を集めた鈴木福が、生命保険「メディケア生命」の新CMシリーズに起用され、8月25日、都内のスタジオでCMのテーマソング『うまれたよ!』の公開レコーディングを行った。鈴木福の公開レコーディングの写真鈴木は、やや緊張した面持ちで登場したがレコーディングでは元気な歌声を披露。上手に歌えたかどうか聞かれると「ん~、どうかなあ。でも、楽しかったです!」と、にっこり。また、大好きな曲だというテレビ朝日系にて放送中の『海賊戦隊ゴーカイジャー』のエンディング曲をアカペラで熱唱した。歌手よりも俳優志望を明かした鈴木は、「将来は仮面ライダーになりたい。アクションや変身したい!」と、変身ポーズで決めた。また、自身の母親と同級生でもある、つるの剛士との共演も熱望した。CMソングの他、同CMに登場するメインキャラクター「メディくん」の声も務める鈴木は「(メディくんは)可愛い。CMが楽しみです」と笑顔で話した。新CMは、10月1日(土)より全国主要エリアでオンエアされる。
2011年08月26日まもなく公開となる『SR2 サイタマノラッパー2〜女子ラッパー☆傷だらけのライム〜』に女子ラッパーチーム「B-hack」の一員として出演している安藤サクラから、シネマカフェに向けてメッセージが到着した。「B-hack」のプロモーションビデオと併せてお届け!低予算作品ながら第19回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のグランプリを受賞し、3度のリバイバル上映が行われるなどロングランのヒットを記録した『SR サイタマノラッパー』の続編となる本作。群馬の女子ラッパーチームのメンバーたちが、ライヴ実現に向けて奔走する姿が描かれる。安藤さんと言えば、昨年公開された園子温監督の『愛のむきだし』で鮮烈な印象を放ち、先頃公開された『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』でも体を張った演技で高い評価を得ているが、本作ではチームの一員・みっつー役で初めてのラップにも果敢に挑戦している。メッセージと共に到着した「B-hack」のPVでは、山田真歩演じるアユム、安藤さん扮するみっつーらメンバー5人がセーラー服姿で歌って踊り、メンバーひとりひとりが紹介される。安藤さんのコメントと共に、セーラー服と実家の旅館のハッピに身を包んだ“借金旅館ラッパー”ことみっつーの熱演をお楽しみあれ!『SR2 サイタマノラッパー2〜女子ラッパー☆傷だらけのライム〜』は6月26日(土)より新宿バルト9ほか全国にて順次公開。※こちらの動画メッセージおよびPV映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:SR2 サイタマノラッパー2〜女子ラッパー☆傷だらけのライム〜 2010年6月26日より新宿バルト9ほか全国順次公開© 2010「SR2」CREW■関連記事:父への思いをラップで披露安藤サクラ、父・奥田瑛二を「割としょうもないオヤジ」今度は女子ラッパー!『SR2 サイタマノラッパー2』試写会に5組10名様ご招待ラップ女子に萌え?『サイタマノラッパー2』予告編を先行配信ヒップホップ・スタイルで登場の大江裕が「“夕張”大将」&ラップを披露!
2010年06月25日友人と飲みながらいままで回った世界の映画館の話をしていたときのことである。「一番暑かった映画館は?」彼は予想外の質問をぶつけてきた。「クーラーがない小学校の体育館で観た映画かなぁ」。咄嗟にそう答えて頭をはたかれた。おそらく彼は南国の浜辺の島にスクリーンを立てた屋外上映のようなシチュエーションを答える僕を期待していたのだろう。しかし、それ以外に思い浮かばなかったのである。たいていどの国でも映画館はクーラーが効いている。西アフリカのブルキナファソで観る予定だった野外の映画館は暑そうだったのだが、僕が行った日に上映がなく、結局、街中のクーラー付きの映画館に行ってしまった。よっていまだに僕の人生の中では小学校の体育館で観た映画上映会の暑さに勝る映画館は現れていないのである。マレーシアはペナン島。高温多湿な島である。マレーシアは基本的にマレー人が7割近くを占める国だが、ペナン島には華人が多く、インド系タミル人の居住区もあると聞く。ぶっかけ飯で賑わう食堂で、香草で煮込んだ豚肉をつまみ、ビールを飲んでいた。目の前の映画館を見つめながら。林海象監督の「私立探偵濱マイクシリーズ」に登場しそうな、つまり横浜は黄金町にあった名物映画館「横浜日劇」を思い出させる味のある映画館だった。食事を終えると、そのまま映画館に向かった。インド映画を上映していた。ということはこのあたりはインド系タミル人が多く住む地域なのかもしれない。チケット売り場の男性もチケットを切ってくれた男性もインド系タミル人だった。ドアの前にかかるカーテンをくぐり、500席程度の会場へ入っていくと客の入りは10名程度。冷房が強烈に効いている。席に座るとすぐにウエストポーチから折りたたみのウインドブレーカーを取り出して羽織った。しかし、それだけでは寒さをしのげそうにない。椅子の上で体操座りをして、できるかぎり身体を小さくしてウインドブレーカーの中に足まで入れ込んだ。寒さに震えながら、インド映画は始まった。仲良し4人組の男たちが、誘拐事件に巻き込まれ、女性を助けるという分かりやすいストーリーである。言葉など分からなくても問題はない。問題は場内の寒さだけである。Tシャツ、短パン、サンダルで来るべき映画館ではなかった。30分後には身体が完全に冷え切ってしまい、足先も冷たくなってきた。映画上映中にトイレに二回も立つという人生で初めての経験をすることとなったのである。もちろんビールの影響もあるのだろうが、この場内の寒さの影響も間違いない。今度、友人に会ったら、暑い映画館はいまだに見つかっていないが、寒い映画館は見つけたことを伝えよう。しかし、寒い映画館と言っておきながら、マレーシアのペナン島と言ったら、また頭をはたかれるような気がする。(text/photo:ishiko)
2009年09月02日